JP4190007B2 - 地図情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地図上の位置を示す情報を取得し、その地図上の位置を含む行政区画を識別する情報を取得して、その行政区画の地域の地域情報を表示するための地図情報表示装置に関する。
市区町村や特別区などの自治体がホームページを開設している。そのホームページには、その自治体が住民などにサービスを提供するための施設、例えば、スポーツ施設、図書館、集会場など、の情報を、その所在地を示す地図とともに提供している(例えば、非特許文献1、2参照。)。
また、広告対象物の位置が含まれる地図情報を表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2756483号公報 渋谷区、"渋谷区役所 タウンガイド"、〔online〕、〔平成15年12月30日検索〕、インターネット<URL:http://www.city.shibuya.tokyo.jp/ku/town/town.html> 千代田区、"施設案内"、〔online〕、〔平成15年12月30日検索〕、インターネット<URL:http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/sisetu/sisetu.htm>
現状では、各自治体がそれぞれのフォーマットで施設などの案内を提供しており、この違いのために、利用者が目的の施設の案内を入手するまでに手間と時間が要求されるという課題がある。
また、行政区画の境界線付近に居住する者には、居住している行政区画と、隣の行政区画と、の施設が近くに存在することになる。しかし、施設の距離が近いにもかかわらず、自分の居住している行政区画の施設の案内情報を得るには、自分の居住している行政区画の自治体のホームページを見、隣の行政区画の施設の案内情報を得るには、隣の行政区画の自治体のホームページを見る必要がある。すなわち、施設の距離が近いにもかかわらず、それらの施設の案内情報を得て比較するには、多大な労力が必要となるという課題がある。
一方、広告対象物として各自治体の提供する施設を用いて、地図上に施設のマークを表示すれば、行政区画の違う施設の案内情報を容易に入手できる。しかし、地図上に複数種類の施設が表示されることにより、地図が見づらくなり、目的とする施設を探しにくくなるという課題がある。
また、行政区画に対応する自治体などによっては、ホームページなどの表示デザインを他の行政区画と異なるものを用いて、表示されるホームページなどの差別化、個性化を図りたいという要望もある。この要望に応えるために行政区画ごとにシステムを開発したのでは、開発効率が悪く、また、上で述べたように、隣の行政区画の情報が簡単に見られなくなる(すなわち、シームレスな操作ができない)という問題がでてくる。すなわち、行政区画ごとにホームページなどに個性を持たせ、かつ、操作のシームレス性を確保するという相反する要求を満たすべき課題もある。
本発明はかかる課題を解決するために考え出されたものであり、各自治体の施設などの案内情報を統一的に提供し、異なる行政区画の施設などであっても、容易に案内情報が入手でき、また、目的とする施設などを容易に探し出すことができる地図情報表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、以下に説明する地図情報表示装置を提供する。すなわち、地図上の位置を示す情報を取得し、その地図上の位置を含む行政区画を識別する情報を取得し、また、行政区画を識別する情報と、その行政区画の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持しておき、保持されている全てのカテゴリをアイコンで表示する。アイコンの表示においては、アイコンのなかで、取得された行政区画の地域情報と関連付けられているカテゴリに対応するものを、そうでないカテゴリに対応するものとを識別可能に表示する。
これにより、行政区画が異なっても統一したフォーマットで施設などの案内情報を提供することができる。例えば別の行政区画の施設などの案内情報を入手するためには、隣の行政区画に含まれる地図上の位置を入力すればよいので、シームレスに別の行政区画の施設などの案内情報が入手できる。また、地域情報が存在するアイコンとそうでないアイコンとが区別して表示されるので、検索の利便性も向上する。これにより、課題が解決される。
また、本発明に係る地図情報表示装置においては、地図上の位置は、表示された地図をマウスなどのポインティングデバイスにより指定してもよい。
これにより、位置の指定が容易に行なえるようになる。
また、本発明に係る地図情報表示装置により表示される地図に、複数の行政区画が表示されるようになっていてもよい。
これにより、異なる行政区画の施設などの案内情報が容易に入手できる。
また、本発明に係る地図情報表示装置は、地域情報を表示するためのデザインが選択できる機能を有していてもよい。
これにより、行政区画が変化したことを利用者に知らせることなどが可能となる。
また、本発明に係る地図情報表示装置は、地域情報を管理する機能を有していてもよい。
これにより、地域情報を最新の状態に保つことができる。
本発明によれば、行政区画が異なっても統一したフォーマットで地域情報を提供することができ、また、利用者は、異なる行政区画の地域情報を簡便な操作で取得することが可能となる。また、行政区画ごとに表示デザインが設定できることにより、ホームページなどの表示の差別化、個性化を図り、かつ、シームレスな操作性を実現することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて説明する。なお、本発明は、これら形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
(本発明の概要)
図1、図2、図3、図4は、本発明の概要を例示している。これらの図は、本発明に係る地図情報表示装置による画面表示の例を示している。これらの図の画面表示は、例えば、本発明に係る地図情報表示装置に、インターネットなどの通信回線を介して接続された端末装置(例えば、パーソナルコンピュータやデジタルテレビ、携帯電話など)に表示がされる。画面表示は、地図情報表示装置が出力するHTML言語などによる記述を端末装置側で解釈することにより行なわれ、端末装置の画面上の操作(マウスのクリックなど)は、CGIなどの仕組みが用いられて地図情報表示装置へ伝えられる。もちろん、一台のパーソナルコンピュータが地図情報表示装置として動作し、そのパーソナルコンピュータのディスプレイに図1から図4などの画面表示が行なわれるようになっていてもよい。
図1において、入力エリア101に地図上の位置を入力する。例えば、特定の地図帳に地図が示されている地図のページ番号とその地図の座標位置や、あるいは、住所などを入力する。入力が終わると、表示ボタン102を押下する。
表示ボタン102の押下により、画面部分111は、入力エリア101に入力された地図上の位置を含む地図を表示する。例えば、画面部分111の中心の位置が、入力エリア101に入力された地図上の位置になるように表示がされる。なお、画面部分111には、最初から何らかの地図が表示されていてもよい。例えば、利用者が居住している行政区画の地図が表示されていてもよい。
また、表示ボタン102の押下により、「カテゴリ」の表示の下に並んでいるアイコン103からアイコン110までの表示も変化する。これらのアイコンは、入力された地図上の位置を含む行政区画の地域情報を表示するためのアイコンである。これらのアイコンの種類は地図上の位置が異なっても、同一のものが表示される。ただし、地域情報が存在するアイコンと、地域情報が存在しないアイコンと、は、外見が異なるように表示される。例えば、地域情報が存在するアイコンは、図1のアイコン103からアイコン108のように実線で囲まれて表示され、他方、地域情報が存在しないアイコンは、図1のアイコン109やアイコン110のように点線で囲まれて表示される。あるいは、地域情報が存在しないアイコンは、灰色などの目立たない色で表示されるようになっていてもよい。なお、アイコンの表示順序は、画面が切り替わっても同一であるのが望ましい。これにより、統一感のある画面表示を提供することができる。
図2は、アイコン103からアイコン110までのいずれかのアイコンに対してクリックなどの操作が行なわれた場合の表示画面を例示している。図2は、「スポーツ施設」に関連する地域情報に対応するアイコン106に対して操作が行なわれた場合の画面表示である。アイコン106に対する操作に応じて、画面部分201が表示され、スポーツ施設の案内情報が表示される。画面部分201の「詳細」が表示されている部分に対して、クリックなどの操作を行なうと、スポーツ施設の詳細な案内情報が表示される。また、「地図」が表示されている部分に対してクリックなどの操作を行なうと、その施設の位置を表示する地図が画面に表示される。例えば、施設の位置が中心となる地図が、画面部分111に相当する位置に表示される。
図3は、行政区画の境界線を含む地図が画面部分301に表示されている例を示す。この場合、画面部分301に表示されている地図の例えば中心部分は、甲村であるので、「カテゴリ」の表示の下に並んでいるアイコンは、甲村の地域情報に応じて表示される。すなわち、甲村に「役場・出張所」、「保育所・幼稚園」、…、「避難所」の地域情報が存在するので、それらに対応するアイコンは実線などで囲まれて表示される。他方、「観光スポット」と「企業情報」に対応するアイコンは破線などで囲まれ、他のアイコンより目立たないように表示がされる。勿論、「役場・出張所」、「保育所・幼稚園」、…、「避難所」と表示されたアイコンに対してクリックなどの操作を行なうと、甲村の役場、出張所、保育所、幼稚園、避難所などの情報が図2のように表示される。
図4は、図3の画面部分301の地図の乙町の部分をマウスなどのポインティングデバイスにより、クリックなどの操作を行なった場合の画面表示を例示する。画面部分401では、乙町の部分が中心となる地図が表示されるとともに、「カテゴリ」の表示の下に並んでいるアイコンも変化する。すなわち、図3では、破線で囲まれて表示されていた「観光スポット」、「企業情報」が表示されているアイコンが実線で囲まれて表示される。これは、乙町に、観光スポットと企業情報に関する地域情報が存在するためである。勿論、「役場・出張所」、「保育所・幼稚園」、…、「避難所」と表示されたアイコンに対してクリックなどの操作を行なうと、乙町の役場、出張所、保育所、幼稚園、避難所などの情報が図2のように表示される。
なお、図1から図4に例示された画面は、HTML言語などのウェブページを記述する言語により記述することができる。また、行政区画ごとに、異なる画面デザインが定められていてもよい。この場合、例えば、甲村に関する図3の画面表示のデザインと乙町に関する図4の画面表示デザインとが異なっていてもよく、文字の大きさ、文字の色、文字のフォント、背景色、背景の画像、アイコンの画像が異なっていてもよい。また、画面表示には、広告などのためのバナーも表示されていてもよい。例えば、画面の上部や、地図の右側にバナーが表示されてもよい。表示されるバナーは、行政区画に関連のあるものが好適であるが、バナーの種類、数は、行政区画ごとに設定されていてもよい。また、地域情報に変化があった場合、例えば、新しい施設に関する情報が追加されたなどの場合には、新着情報として、その旨の表示がされるようになっていてもよい。
(実施形態1)
本発明の実施形態1として、地図上の位置を示す情報を取得し、その位置を含む行政区画に関連付けられている地域情報のカテゴリに対応するアイコンと、そうでないアイコンと、を識別可能に表示する地図情報表示装置について説明する。
(実施形態1:構成)
図5は、本発明の実施形態1に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置500は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、を有する。
「位置情報取得部」501は、位置情報を取得する。ここに、「位置情報」とは、地図上の位置を示す情報である。位置情報の例としては、特定の地図の座標位置を示す情報、特定の地図帳のページ番号とそのページに表示されている地図の座標位置を示す情報、経度緯度を示す情報、住所表示を示す情報、などがある。
図6は、位置情報取得部501が位置情報を取得するための画面表示の例を示す。画面表示600において、入力エリア601に位置情報を示す文字列が入力され、「submit」と書かれたボタン602を押下することにより、入力エリア601に入力された文字列が位置情報として位置情報取得部501に入力される。なお、図6に示した画面の構成要素は、図1の入力エリア101と表示ボタン102とに対応する。
図7は、地図帳などに表示された地図であって、座標が指定できる地図の一例を示す。例えば、「B−2」と指定することにより、「B」の列と「2」の行が交差する位置が指定できる。入力エリア601には、このような「B−2」が入力されるようになっていてもよい。
なお、位置情報は、文字列として入力されることに限定はされず、種々のものが考えられる。例えば、画面に地図を表示しておき、その表示された地図の位置をマウスなどのポインティングデバイスのカーソルで指示して、クリックなどの操作を行なうようにしてもよい。
「行政区画識別情報取得部」502は、行政区画識別情報を取得する。「行政区画識別情報」とは、位置情報取得部501で取得された位置情報で示される位置が含まれる行政区画を識別する情報である。そのような情報の例としては、行政区画の名前や、行政区画の郵便局に割り当てられた郵便番号などのコード情報がある。
図8は、行政区画識別情報取得部502が行政区画識別情報を取得する一つの方法を説明するための図である。すなわち、行政区画識別情報取得部502が行政区画識別情報を取得するために用いる表を例示している。図8に示された表では、位置情報取得部501が取得する位置情報は、特定の地図帳のページ番号とそのページに表示されている地図の座標位置を示す情報と、行政区画の名前である行政区画識別情報と、が関連付けられている。例えば、1ページ目のA−1(p.1 A−1)で示される位置情報には、甲村が関連付けられている。すなわち、1ページ目のA−1は、甲村に属していることが示されている。行政区画識別情報取得部502は、図8に例示された表を検索することにより、位置情報取得部501で取得された位置情報で示される位置が含まれる行政区画の行政区画識別情報を取得する。
なお、図8に例示された表では、特定の地図帳のページ番号とそのページに表示されている地図の座標位置を示す情報を用いているが、画面上に表示された地図の座標位置と行政区画識別情報を関連付けることも当業者にとって容易である。
また、「行政区画」とは、例えば、市町村・特別区に対応する区画である。あるいは、都道府県に対応する区画であってもよい。ただし、住民に密接にサービスを提供するのは、都道府県よりも市町村・特別区であるので、本発明においては、市町村・特別区に対応する区画を行政区画として用いるのが好適である。
「カテゴリ保持部」503は、行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持する。「地域情報」とは、地域の地勢やその地域にある施設の案内情報、交通情報など、その地域に関する情報である。「地域情報のカテゴリ」とは、一定あるいは複数の観点による地域情報の分類である。例えば、地域情報が施設の案内情報であれば、市町村区役所や出張所、スポーツ施設、教育施設、文化施設、避難所、などのカテゴリに分類することができる。
図9は、カテゴリ保持部503が、行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持する一態様を示す。図9は、行政区画識別情報と、地域情報と、カテゴリを関連付けた表を例示している。例えば、甲村に対しては、a010.htmで識別されるファイルの地域情報が用意されており、その地域情報は、役場・出張所というカテゴリに分類されることが表現されている。したがって、図9に例示された表の行政区画識別情報の列で検索を行ない、カテゴリの列の値を調べることにより、特定の行政区画識別情報に対して、どのカテゴリの地域情報が存在するかを知ることができる。
「カテゴリアイコン表示部」504は、カテゴリ保持部503で保持されているすべてのカテゴリをアイコンにて表示し、その表示されたすべてのアイコンの中で行政区画識別情報取得部502が取得した行政区画識別情報と関連付けられているカテゴリを表示するアイコンと、行政区画識別情報取得部502が取得した行政区画識別情報と関連付けられていないカテゴリを表示するアイコンと、を識別可能に表示する。例えば、カテゴリアイコン表示部504は、図9に例示された表のカテゴリの列に格納されているすべての値をアイコンによって表示するが、その際、行政区画識別情報と関連付けられているカテゴリを表示するアイコンと、そうでないアイコンと、を区別して表示する。なお、「表示」には、画面に表わすことにのみならず、表示を行なうためのHTML言語による記述を出力することや送信することも含まれるものとする。
図10は、ある行政区画識別情報に、「役場・出張所」、「保育所・幼稚園」、「観光スポット」という地域情報のカテゴリが関連付けられているが、「小・中学校」、「スポーツ施設」、「病院・医院」、「企業情報」という地域情報のカテゴリが関連付けられていない場合のカテゴリアイコン表示部504による表示の例を示す。図10において、アイコンは、画面1000の画面部分1001に表示されているが、「役場・出張所」、「保育所・幼稚園」、「観光スポット」に対応するアイコン1002、アイコン1003、アイコン1007は実線で囲まれているが、その他の「小・中学校」、「スポーツ施設」、「病院・医院」、「企業情報」に対応するアイコン1004、アイコン1005、アイコン1006、アイコン1008は破線で囲まれており、これら2つの群のアイコンが区別して表示されている。なお、実線で囲むことと破線で囲むことは、区別して表示することの例であり、他の実施形態として、色を変えたり、大きさを変えたりするようにしてもよい。また、図10のアイコン1002などの表示は、図1などのアイコン103などの表示に対応する。
なお、アイコンは、画像として表示されてもよいし、文字列として表示されてもよい。また、アイコンは、地域情報とリンクされていてもよい。すなわち、行政区画識別情報と地域情報のカテゴリとが関連づけられている場合に、そのカテゴリを表示するアイコンをクリックなどすることにより、その地域情報が表示されるようになっていてもよい。また、アイコンは、別の位置情報が入力されるなどにより表示画面が切り替わっても同じ順序で表示されるようになっていてもよい。
図11は、カテゴリアイコン表示部504の処理の流れ図を例示する。なお、図11に流れ図が例示された処理を行なう前に、すべてのカテゴリを表示するアイコンを、行政区画識別情報と関連付けられていない状態にしておく。ステップS1101において、行政区画識別情報取得部502が取得した行政区画識別情報により図9の表の検索を行なう。これにより検索の結果が得られ、ステップS1102において、検索の結果があるかどうかを判断する。もし、検索の結果が無ければ処理を終了し、検索の結果が有ればステップS1103へ処理を移行する。ステップS1103において、検索の結果を一つ取り出す。ステップS1104において、取り出した検索の結果のカテゴリの列の値を見て、そのカテゴリを表示するアイコンの表示を変更する。すなわち、行政区画情報識別情報と関連付けられた状態にする。そして、ステップS1102へ処理を移行する。
(実施形態1:処理の流れ)
図12は、本実施形態に係る地図情報表示装置の処理の流れ図を例示する。地図情報表示装置は、必要に応じて、図12の処理を繰り返し実行する。
ステップS1201において、位置情報取得部501により、位置情報を取得する(位置情報取得ステップ)。
ステップS1202において、行政区画識別情報取得部502により、ステップS1201で取得された位置情報で示される位置が含まれる行政区画を識別する行政区画識別情報を取得する(行政区画識別情報取得ステップ)。
ステップS1203において、カテゴリアイコン表示部504により、行政区画識別情報に関連付けられているカテゴリを表示するアイコンとそうでないアイコンとを区別して表示する(カテゴリアイコン表示ステップ)。
なお、図12の流れ図は、位置情報取得ステップと、行政区画識別情報取得ステップと、カテゴリ保持ステップと、カテゴリアイコン表示ステップと、を含む地図情報表示方法の処理の流れ図でもある。なお、「カテゴリ保持ステップ」とは、行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持するステップである。したがって、本実施形態に係る地図情報表示装置は、地図情報表示方法を用いるための装置の一つである。また、本実施形態に係る地図情報表示装置を計算機により実現するためのプログラムを提供したり、そのようなプログラムを記録した媒体を提供したりすることも容易である。この場合において、図5などの機能ブロック図は、そのようなプログラムのモジュール構成図と解釈することができ、図11や図12などのフローチャートは、プログラムの処理の流れを示すと解釈することができる。
(実施形態1:主な効果)
本実施形態により、地域情報のすべてのカテゴリを表示するアイコンが表示されるので、統一感を持った画面が提供できる。したがって、行政区画が異なっても、同じフォーマットで施設などの地域情報を提供することが可能となる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2として、表示された地図を用いて位置情報を取得する地図情報表示装置を説明する。
(実施形態2:構成)
図13は、本発明の実施形態2に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置1300は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、地図表示部1301と、を有し、位置情報取得部501は、ポインティングデバイス取得手段1302を有している。したがって、本実施形態に係る地図情報表示装置は、実施形態1に係る地図情報表示装置が地図表示部1301を有し、また、実施形態1に係る地図情報表示装置の位置情報取得部がポインティングデバイス取得手段を有する構成となっている。
なお、本明細書において、同じ定義の部や手段には、できるだけ同じ符号を割り当てている。実際に製造などを行なう場合には、同じ符号であっても作りが異なる場合がある。
「地図表示部」1301は、地図を画面上に表示する。例えば、画像ファイルとして保持されている地図情報を、液晶ディスプレイなどの画面に表示する。この表示の例としては、例えば、図1の画面部分111がある。
「ポインティングデバイス取得手段」1302は、地図表示部1301が表示した地図の任意の位置をポインティングデバイスにより指定することにより位置情報を取得する。例えば、マウスなどによりクリックの操作が行なわれたときのマウスカーソルの位置を取得し、その位置が地図表示部1301により表示された地図の内部であれば、地図の内部における相対的な座標位置を、座標変換操作などを介して取得する。
(実施形態2:処理の流れ)
図14は、本実施形態に係る地図情報表示装置の処理の流れ図を例示する。地図情報表示装置は、必要に応じて、図14に例示される流れを繰り返し実行する。
ステップS1401において、地図表示部1301により、地図を表示する(地図表示ステップ)。
ステップS1402以下は、実施形態1と同様である。ただし、ステップS1402において、位置情報を取得する際には、ポインティングデバイスにより位置情報が取得されるようになっていてもよい。
また、位置情報が取得された際には、その位置情報が中心となるように地図が表示される操作が行なわれてもよい。
(実施形態2:主な効果)
本実施形態により、表示された地図により位置を指定できるので、位置情報の入力が容易に行なえる。また、位置情報がポインティングデバイスなどにより入力された後に、入力された位置情報が地図の中心となるように地図を表示することにより、マウスなどのクリック操作により、注目する行政区画を変更することが容易に行なえる。また、行政区域が変更されても、統一感のある画面表示が可能である。
(実施形態3)
本発明の実施形態3として、複数の行政区画を含む地図を表示する地図情報表示装置について説明する。
(実施形態3:構成)
図15は、本発明の実施形態3に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置1500は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、地図表示部1301と、を有し、位置情報取得部501は、ポインティングデバイス取得手段1302を有し、地図表示部1301は、シームレス表示手段1501を有している。したがって、本実施形態に係る地図表示装置は、実施形態2に係る地図表示装置の地図表示部がシームレス表示手段を有する構成となっている。
「シームレス表示手段」1501は、行政区画を複数含んだ地図を表示する手段である。例えば、地図の縮尺を変更するためのボタンを地図とともに表示して、押下されたボタンに応じて、地図の縮尺を変更することにより、複数の行政区画を含んだ地図を表示する。あるいは、別のウィンドウに別の行政区画を含む地図を表示するようにしてもよい。
(実施形態3:主な効果)
本実施形態によれば、複数の行政区画を含む地図が表示可能であり、また、地図の位置をポインティングデバイスにより指定することが可能であるので、異なる行政区画の地域情報を取得することが容易に行なえる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4として、表示された地図をスクロールすることができる地図情報表示装置について説明する。
(実施形態4:構成)
本発明の実施形態4に係る地図情報表示装置の構成は、実施形態3に係る地図情報表示装置の構成と同じである。ただし、本実施形態に係る地図情報表示装置においては、シームレス表示手段は、任意の一の行政区画を含む地図部分から、その地図部分に含まれない他の行政区画を含む地図部分にまでスクロール表示が可能となっている。
例えば、地図表示部1301は、地図を表示するときに、地図の縦方向又は/及び横方向へスクロールを行なうためのスクロールバーを表示し、シームレス表示手段1501は、スクロールバーの操作を検出して、地図をスクロール表示する。あるいは、地図の表示を上下又は/及び上下方向へ移動するためのボタンを画面に表示し、シームレス表示手段1501は、そのボタンに対する操作を検出して、地図をスクロールする。その場合、例えば、地図上で北が上になっている場合に、上方向へ移動するためのボタンが押下された場合には、現在地図に表示されている行政区画の北隣の行政区画が表示されるように地図をスクロールするようにしてもよい。
(実施形態4:処理の流れ)
図16は、本実施形態に係る地図情報表示装置の本実施形態に特有の処理の流れ図を例示する。ステップS1601において、まず、最初の地図を表示する。例えば、日本全国の地図を表示したり、利用者が現在居住している行政区画の地図を表示したりする。ステップS1602において、スクロールするべきかどうか、すなわち、スクロール操作が行なわれたかどうかを判断する。この判断は、例えば、ウィンドウマネージャなどから送られるイベントを受信し、そのイベントの内容を解析することにより行なわれる。もし、スクロールするべきであると判断されると、ステップS1603へ処理を移行し、そうでなければステップS1604へ処理を移行する。
ステップS1603においては、スクロール操作に応じて、地図をスクロールする。その後、ステップS1602へ戻る。
ステップS1604において、位置指定が行なわれたかどうかを判断する。もし、そうならば、例えば、図12のステップS1201へ処理を移行する。そうでなければ、ステップS1601へ戻る。
(実施形態4:主な効果)
本実施形態によれば、地図をスクロールすることができるので、隣の行政区画などの他の行政区画の地域情報を容易に得ることができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5として、地域情報のデザインを選択し、選択されたデザインを利用して地域情報を表示する地図情報表示装置について説明する。
(実施形態5:構成)
図17は、本発明の実施形態5に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置1700は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、表示デザイン情報保持部1701と、表示デザイン選択部1702と、地域情報表示部1703と、を有する。また、地図情報表示装置1700は、地図表示部を有し、位置情報取得部501は、ポインティングデバイス取得手段を有していてもよい。さらに、地図表示部は、シームレス表示手段を有していてもよく、シームレス表示手段は、スクロール表示が可能であってもよい。したがって、本実施形態に係る地図情報表示装置は、実施形態1から4のいずれかの地図情報表示装置が、表示デザイン情報保持部1701と、表示デザイン選択部1702と、地域情報表示部1703と、を有する構成となっている。
「表示デザイン情報保持部」1701は、地域情報の表示デザインを定める情報を保持する。例えば、HTML言語においては、スタイルシートの指定によりHTMLファイルの表示のデザイン、例えば、文字のフォント、文字の大きさ、文字の色、背景の色、用いる画像の種類、テキストのアラインメントなど、を指定することができる。そこで、表示デザイン情報保持部1701は、スタイルシートを保持するようにしてもよい。なお、「用いる画像の種類」とは、例えば、背景に用いる画像、アイコンやボタンに用いる画像、などを表示するために用いる画像データの種類を意味する。種類は、ファイル名やファイルを示すURL(Uniform Resource Locator)により指定がされる。また、「テキストのアラインメント」は、テキストを表示する際に、左揃え、センタリング、右揃え、などのいずれかの態様で示すべきかを指定する。スタイルシートを用いることにより、簡単に画面表示のデザインの指定、変更が可能となる。
また、スタイルシートを使用しなくても、個別に、文字のフォント、文字の大きさ、文字の色、背景の色、用いる画像の種類、テキストのアラインメントを指定することができる。例えば、現在のHTML言語の仕様では、個々の文字の文字フォント、文字の大きさ、文字の色は、fontタグで指定することができる。そこで、地域情報などを表示するHTML言語などの記述の中での文字フォント、文字の大きさ、文字の色を変えたい文字部分をfontタグで囲み、そのfontタグにおける文字フォント、文字の大きさ、文字の色の記述を適宜置き換えることの指示を表示デザイン情報により定義する。同様に、背景の色、用いる画像の種類、テキストのアラインメントを指定するタグの記述(例えば、IMGタグ、Pタグなど)を適宜置き換えることの指示を表示デザイン情報により定義する。例えば、<font size=FONTSIZESPEC100>という記述をHTMLファイルに含ませておき、表示デザイン情報に、FONTSIZESPEC100を例えば、+2に置き換えるために「s/FONTSIZESPEC100/+2/」という指示を含ませておき、HTMLファイルを表示する前に、FONTSIZESPEC100を+2に置き換えることを行なう。この置き換えは、例えば、プログラミング言語処理系で使用されるマクロプリプロセッサで行なったり、ストリームエディタ(例えば、「sed」と呼ばれるものが知られている)などのエディタで行なったりしてもよい(上記の「s/FONTSIZESPEC100/+2/」は、ある種のエディタにおける置き換えのコマンドの例である)。このように個々のテキスト、画像の表示デザインを指定することにより、より細かな部分のデザインの指定、変更が可能となる。
また、用いる画像の種類とも関連するが、表示デザイン情報は、地域情報の表示とともに画面に表示するバナー広告の種類または/および数を定めてもよい。例えば、甲村の地域情報を表示するときには、甲村あるいはその周囲の行政区画内での名産品を表わすバナー広告を表示し、乙町の地域情報を表示するときには、乙町で行なわれる選挙の投票を呼びかけるバナー広告を表示する、などの指定を表示デザイン情報で行なう。バナー広告とは、広告すべき内容の要約を示す画像であり、通常は矩形の画像である。その画像にはリンクが張られており、その画像をクリックすることにより、より詳細な広告などの説明が得られるものである。本実施形態において、画面が表示される場合には、指定された種類のバナー広告からランダムあるいは一定の規則に従ってバナー広告の選択がされ、そのバナー広告を示すURL(画像ファイルのURL、リンク先のURL)などが画面に含ませられる。例えば、地域情報の表示を行なうためのHTMLの記述の中に、バナー広告の記述を配置するべき目印となる記述が存在し、適宜置き換える。また、置き換えられない目印は削除されたり、コメントとなり、画面表示に影響を与えないようにする。また、地域情報が表示される際に、画面上のどこにバナー広告が表示されるかを指定されていてもよい。例えば、画面の一番上、一番下、あるいは、右下、右上などの指定である。また、バナー広告を1つ表示する。あるいは、2つ表示するなどの個数の指定が行なわれていてもよい。バナー広告が地域情報などとともに表示されることにより、例えば、行政区画の地方自治体などからの告知などを知らせることが可能となる。また、企業などのバナー広告を表示することによる広告費収入により、地図情報表示装置の運営にかかる費用を賄うことも可能となる。
「表示デザイン選択部」1702は、行政区画識別情報取得部502が取得した行政区画識別情報に応じて表示デザイン情報保持部1701から表示デザインを選択する。例えば、特定の基準により表示デザインを選択する。例えば、地域情報を表示する時間帯や季節に応じて表示デザインを選択する。あるいは、次に説明するように、表などを用いて選択を行なってもよい。
図18は、表示デザイン選択部1702が行政区画識別情報取得部502の取得した行政区画識別情報に応じて表示デザイン情報保持部1701から表示デザインを選択するために用いる表を例示する。この表により、例えば、甲村の地域情報を表示する場合には、デザイン1024が選択されるようになる。「デザイン1024」という文字列は、具体的には例えば、スタイルシートの名前である。
「地域情報表示部」1703は、表示デザイン選択部1702が選択した表示デザインを利用して地域情報を表示する。例えば、地域情報がHTMLにより表示され、表示デザインがスタイルシートであれば、HTMLのヘッダ部分に <link rel="stylesheet" href="スタイルシートのURL" type="text/css" media="all"> を挿入して、地域情報を表示する。あるいは、マクロプロセッサやエディタなどを用いて種々のタグの記述に対して置換を行なう。
(実施形態5:処理の流れ)
図19は、本実施形態に係る地図情報表示装置の本実施形態に特有の処理の流れ図を例示する。ステップS1901において、表示デザイン選択部1702により、行政区画識別情報取得部502で取得された行政区画識別情報に応じて表示デザインを選択する。ステップS1902において、アイコンに対してクリックなどの操作が行なわれるまで待つ。ステップS1903において、選択された表示デザインを利用して地域情報を表示することを地域情報表示部1703により行なう。
(実施形態5:主な効果)
本実施形態により、行政区画ごとに異なるデザインで地域情報を表示することが可能であり、利用者に行政区画の変化を知らせることができる。また、行政区画ごとの個性を演出することも可能である。
(実施形態6)
本発明の実施形態6として、地域情報を管理する機能を有する地図情報表示装置について説明する。
(実施形態6:構成)
図20は、本発明の実施形態6に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置2000は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、地域情報保持部2001と、地域情報管理部2002と、を有している。また、地図情報表示装置2000は、地図表示部を有し、位置情報取得部501は、ポインティングデバイス取得手段を有していてもよい。さらに、地図表示部は、シームレス表示手段を有していてもよく、シームレス表示手段は、スクロール表示が可能であってもよい。また、表示デザイン情報保持部と、表示デザイン選択部と、地域情報表示部と、を有していてもよい。したがって、本実施形態に係る地図情報表示装置は、実施形態1から5のいずれかの地図情報表示装置が、地域情報保持部2001と、地域情報管理部2002と、を有した構成となっている。
「地域情報保持部」2001は、行政区画識別情報と、地域情報とを関連付けて保持する。
図21は、地域情報保持部2001が行政区画識別情報と、地域情報とを関連付けて保持するための表を例示する。例えば、甲村という行政区画識別情報には、a010.htmとa011.htmとa100.htmというファイル名の地域情報が関連付けられている。なお、図21のように行政区画識別情報と、地域情報とを関連付けて保持されているならば、図9に例示された表は、図22に例示される表で置き換えることが可能となる。図22に例示された表により、どの地域情報がどのカテゴリに分類されるかを知ることができ、また、図21に例示された表により、どの行政区画識別情報にどの地域情報が関連付けられているかを知ることができるので、結果として、どの行政区画識別情報にどの地域情報が関連付けられており、また、その地域情報のカテゴリが何であるかを知ることができる。
「地域情報管理部」2002は、地域情報保持部2001で保持されている地域情報を管理する。「管理」とは、地域情報の追加、削除、更新、行政区画識別情報との関連付けとその関連付けの解除を含む概念である。
また、地域情報管理部2002による地域情報の管理により、どのような地域情報が追加されたか、変更されたか、を保持して「新着情報」などとして表示を行なうようになっていてもよい。
また、地域情報管理部2002は、各行政区画に対応する自治体の計算機に接続され、各自治体から、その自治体に関連する地域情報が管理できるようになっていてもよい。
(実施形態6:主な効果)
本実施形態により、地域情報の管理を行なうことができ、地域情報を最新の状態に保つことができる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7として、地域情報の管理の履歴を保持し出力する地図情報表示装置について説明する。
(実施形態7:構成)
図23は、本発明の実施形態7に係る地図情報表示装置の機能ブロック図を例示する。地図情報表示装置2300は、位置情報取得部501と、行政区画識別情報取得部502と、カテゴリ保持部503と、カテゴリアイコン表示部504と、地域情報保持部2001と、地域情報管理部2002と、管理履歴情報保持部2301と、追加変更情報出力部2302と、を有する。したがって、本実施形態に係る地図情報表示装置は、実施形態6に係る地図情報表示装置が、管理履歴情報保持部2301と追加変更情報出力部2302とを有した構成となっている。
「管理履歴情報保持部」2301は、地域情報管理部2002により地域情報の管理の履歴を示す管理履歴情報を保持する。例えば、リレーショナルデータベースのテーブルに、管理履歴情報を保持することを行なう。あるいは、テキストファイルやCSV(Comma Separated Value)ファイルにログ形式で、管理履歴情報が保持されるようになっていてもよい。なお、本実施形態においては、地域情報管理部2002により地域情報の管理が行なわれると、管理履歴情報が地域情報管理部2002より出力され、管理履歴情報保持部2301により保持がされる。
図24は、管理履歴情報を保持するテーブルの一例を示す。左から、管理が行なわれた日付、どの行政区画の地域情報の管理がされたかを示す自治体名、管理が行なわれた地域情報の記述が含まれるファイル名、管理の種類を示す管理種別、管理の内容を示すコメント、という列からなっている。このようなテーブルにより、例えば、2004年1月11日に、甲村のa015.htmというファイルが置換され、その目的は、××出張所が新設されたためであることがわかる。なお、置換とは、ファイルの削除と追加を意味する。また、コメントの列に格納される文字列は、例えば、地域情報管理部2002により管理が行なわれるときに、操作者あるいは管理者により入力される文字列である。あるいは、管理の操作に基づいて、自動的あるいは半自動的に生成される文字列であってもよい。
「追加更新情報出力部」2302は、管理履歴情報保持部2301に保持された管理履歴情報に基づいて、地域情報の追加または/および変更を示す追加変更情報を示す追加変更情報を出力する。例えば、図24に例示されるテーブルを定期的あるいは不定期的にスキャンし、それを画面などに出力する。
あるいは、行政区画識別情報取得部502で取得された行政区画の地域情報に対する管理履歴が検索され、検索された管理履歴情報が地域情報とともに出力、表示されたり、実施形態2のように地図が表示される場合には、その地図とともに表示がされるようになっていてもよい。この場合、管理履歴の検索により、行政区画識別情報取得部502で取得された行政区画の最近のものが得られるようになっていてもよい。
図25は、地域情報とともに表示する管理履歴情報の一例を示す。このような表示を行なうことにより(例えば、地域情報の右側などに表示する)、地図情報表示装置2300の利用者は、2004年1月11日に、××出張所が新設されたことを容易に知ることができる。
なお、図25に例示される管理履歴情報は、地域情報の表示とともに出力、表示がされてもよいし、あるいは、カテゴリアイコン表示部により、アイコンの表示とともに出力、表示がされてもよい。
(実施形態7:主な効果)
本実施形態によれば、例えば、地域情報の更新の程度を利用者に示すことができ、利用者の便益に資することができる。
本発明に係る地図情報表示装置は、行政区画が異なっても統一したフォーマットで地域情報を提供することができ、また、利用者は、異なる行政区画の地域情報を簡便な操作で取得することが可能となり、さらに、行政区画ごとに表示デザインが設定できることにより、ホームページなどの表示の差別化、個性化を図り、かつ、シームレスな操作性を実現することが可能となるなど、地図上の位置を示す情報を取得し、その地図上の位置を含む行政区画を識別する情報を取得して、その行政区画の地域の地域情報を表示するための地図情報表示装置として有用である。
本発明の概要の一例図 本発明の概要の一例図 本発明の概要の一例図 本発明の概要の一例図 本発明の実施形態1に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 位置情報取得部501が位置情報を取得するための画面表示の一例図 座標が指定できる地図の一例図 行政区画識別情報取得部502が行政区画識別情報を取得する一つの方法を説明するための図 カテゴリ保持部503が、行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持する一例図 アイコンの表示の一例図 カテゴリアイコン表示部504の処理の流れ図 本発明の実施形態1に係る地図情報表示装置の処理の流れ図 本発明の実施形態2に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 本発明の実施形態2に係る地図情報表示装置の処理の流れ図 本発明の実施形態3に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 本発明の実施形態4に係る地図情報表示装置の処理の流れ図 本発明の実施形態5に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 表示デザインを選択するために用いる表の一例図 本発明の実施形態5に係る地図情報表示装置処理の流れ図 本発明の実施形態6に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 行政区画識別情報と地域情報とを関連付けて保持するための表の一例図 地域情報とカテゴリとを関連付けて保持するための表の一例図 本発明の実施形態7に係る地図情報表示装置の機能ブロック図 管理履歴情報保持部で保持されている管理履歴情報の一例図 追加変更情報が出力されたことの一例図
符号の説明
100 画面
101 入力エリア
102 表示ボタン
103 アイコン
104 アイコン
105 アイコン
106 アイコン
107 アイコン
108 アイコン
109 アイコン
110 アイコン
111 画面部分

Claims (10)

  1. 地図上の位置を示す情報である位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部で取得された位置情報で示される位置が含まれる行政区画を識別する行政区画識別情報を取得する行政区画識別情報取得部と、
    行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持するカテゴリ保持部と、
    前記カテゴリ保持部で保持されているすべてのカテゴリをアイコンにて表示し、その表示されたすべてのアイコンの中で前記行政区画識別情報取得部が取得した行政区画識別情報と関連付けられているカテゴリを表示するアイコンと、前記行政区画識別情報取得部が取得した行政区画識別情報と関連付けられていないカテゴリを表示するアイコンと、を識別可能に表示するカテゴリアイコン表示部と、
    を有する地図情報表示装置。
  2. 地図を画面上に表示する地図表示部を有し、
    前記位置情報取得部は、前記地図表示部が表示した地図の任意の位置をポインティングデバイスにより指定することにより位置情報を取得するポインティングデバイス取得手段を有する請求項1に記載の地図情報表示装置。
  3. 前記地図表示部は、前記行政区画を複数含んだ地図を表示するシームレス表示手段を有する請求項2に記載の地図情報表示装置。
  4. 前記シームレス表示手段は、任意の一の行政区画を含む地図部分から、前記地図部分に含まれない他の行政区画を含む地図部分にまでスクロール表示が可能である請求項3に記載の地図情報表示装置。
  5. 前記地域情報の表示デザインを定める表示デザイン情報を保持する表示デザイン情報保持部
    を有し、
    前記行政区画識別情報取得部が取得した行政区画識別情報に応じて前記表示デザイン情報保持部から表示デザイン情報を選択する表示デザイン選択部と、
    前記表示デザイン選択部が選択した表示デザイン情報を利用して前記地域情報を表示する地域情報表示部と、
    を有する請求項1から4のいずれか一に記載の地図情報表示装置。
  6. 前記表示デザイン情報は、前記地域情報表示部により前記地域情報が表示される際の文字のフォント、文字の大きさ、文字の色、背景の色、用いる画像の種類、テキストのアラインメントのいずれか一を含む表示態様を定める請求項5に記載の地図情報表示装置。
  7. 前記表示デザイン情報は、前記地域情報表示部による前記地域情報の表示とともに画面に表示するバナー広告の種類または/および数を定める請求項5に記載の地図情報表示装置。
  8. 行政区画識別情報と、地域情報とを関連付けて保持する地域情報保持部と、
    前記地域情報保持部で保持されている地域情報を管理する地域情報管理部とをさらに有する請求項1から5のいずれか一に記載の地図情報表示装置。
  9. 前記地域情報管理部による地域情報の管理の履歴を示す管理履歴情報を保持する管理履歴情報保持部と、
    前記管理履歴情報保持部に保持された管理履歴情報に基づいて、地域情報の追加または/および変更を示す追加変更情報を出力する追加変更情報出力部を有する請求項8に記載の地図情報表示装置。
  10. 行政区画識別情報とその行政区画識別情報で識別される地域の地域情報のカテゴリとを関連付けて保持している地図情報表示装置で実行される方法であって、
    地図上の位置を示す情報である位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップで取得された位置情報で示される位置が含まれる行政区画を識別する行政区画識別情報を取得する行政区画識別情報取得ステップと、
    保持されているすべてのカテゴリをアイコンにて表示し、その表示されたすべてのアイコンの中で前記行政区画識別情報取得ステップにて取得した行政区画識別情報と関連付けられているカテゴリを表示するアイコンと、前記行政区画識別情報取得ステップにて取得した行政区画識別情報と関連付けられていないカテゴリを表示するアイコンと、を識別可能に表示するカテゴリアイコン表示ステップと、
    からなる地図情報表示方法。

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