JP4189105B2 - Operation method of carbonated water dispenser - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、炭酸水ディスペンサの運転方法に関し、更に詳細には、炭酸ガスが印加されたカーボネータタンクに冷却された飲料水を供給してカーボネーションすることで炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサの運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炭酸水ディスペンサで高濃度の炭酸水を製造して注出するためには、その基となる炭酸ガスを迅速かつ効率良く飲料水に吸収させるのが不可欠であり、特にカーボネーションする際の飲料水に冷水を使用することが効果的であることが一般に知られている。従来の炭酸水ディスペンサの概略構造を、図8を参照して説明すれば、内部に冷却用水が貯溜された水槽40の内部に、該冷却用水に浸漬する状態でカーボネータタンク42が配設され、該カーボネータタンク42の上端部には、飲料水を供給する第1供給管44および炭酸ガスを供給するガス供給管46が夫々接続されている。第1供給管44は、カーボネータタンク42に至るまでの上流側の部分がコイル状に成形され、この冷却コイル部が冷却用水に浸漬されている。また、第1供給管44の冷却コイル部から更に上流側に延在する途次には給送ポンプ48が配設されており、この給送ポンプ48を駆動することで飲料水がカーボネータタンク42に供給されるようになっている。
【0003】
前記カーボネータタンク42の下端部には、該タンク内で製造された炭酸水を注出バルブ50に給送する第2供給管52が連通接続されている。この第2供給管52は、注出バルブ50に至るまでの延在途次の部分が、前記第1供給管44と同様にコイル状に成形されており、該冷却コイル部が冷却用水に浸漬されている。また前記水槽40の内部には、コイル状に成形された蒸発器54が、内側面に接するようにして所要の領域に亘って配設されている。なお、前記第2供給管52における冷却コイル部の内側に、その軸心に沿って回転軸58を整列させた状態で攪拌羽根56が配置され、該攪拌羽根56を水槽40の上方に配置された攪拌モータ60により回転駆動することで冷却用水を攪拌して、水温の均一化を図るよう構成されている。
【0004】
前記炭酸水ディスペンサでは、冷凍運転により冷媒が供給される前記蒸発器54の表面に冷却用水の一部が氷結し、この氷を介して冷却用水が冷却される。そして、この冷却用水に浸漬されている前記カーボネータタンク42が、冷却用水の冷却に伴って冷却され、所要のタイミングにおいて炭酸ガスが所定圧に至るまでタンク内に印加される。しかる後、前記給送ポンプ48が運転されて第1供給管44を介して飲料水がカーボネータタンク42の内部に噴射供給されるが、この飲料水は、前記冷却コイル部を通過する際に冷却用水によって所定温度にまで冷却される。また飲料水の噴射圧力は、カーボネータタンク42に印加された炭酸ガスの圧力より高い圧力に設定され、飲料水に炭酸ガスが混合されるカーボネーションにより炭酸水が製造される。
【0005】
前記カーボネータタンク42で製造された炭酸水は、前記注出バルブ50が開放状態になる都度に、炭酸ガスの背圧により前記第2供給管52を介して注出バルブ50に給送される。この炭酸水は、第2供給管52に成形された冷却コイル部を通過する際に、前記攪拌羽根56で攪拌されて均一温度に保持されている冷却用水によって所定温度に冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記炭酸水ディスペンサでは、前記カーボネータタンク42、第1供給管44および第2供給管52の夫々の冷却コイル部、蓄熱材としての氷を氷結させるための蒸発器24および攪拌羽根56を、前記水槽40内に配設している。すなわち、構成部品が多いために水槽40が大型化することで装置全体が大型化し、必然的に製造コストが上昇する難点がある。しかも、炭酸水の注出杯数や、注出量等によって注出温度が変動し、炭酸水のガスボリュームが安定しなくなる。また炭酸水ディスペンサでは、カーボネータタンク42に供給される飲料水を、蒸発器54で生成した氷により冷却しているため、該氷の蓄氷量によって高濃度の炭酸水を製造する能力が決定されるが、夏場のように飲料水の水源温度が比較的高くなる時期には、飲料水が充分に冷却されず、炭酸水のガスボリュームが大きく変動する問題が指摘される。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、構成部品を低減して装置の小型化を図ると共に、高濃度の炭酸水を安定して製造し得る炭酸水ディスペンサの運転方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る炭酸水ディスペンサの運転方法は、
炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにおいて、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水位センサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置から導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータタンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサが下限温度を検知した際に、飲料水を一定時間または一定量だけ供給すると共に、一定時間の経過後に、飲料水の供給により下限温度を検知しなくなった前記水温検出センサが再び下限温度を検知したことを条件として、飲料水を一定時間または一定量だけ供給する運転を、前記水位センサが満水を検知するまで継続し、
前記水位センサが満水を検知している状態では、前記冷凍装置を、前記水温検出センサの上限温度検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止するよう運転することを特徴とする。
【0010】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の別の発明に係る炭酸水ディスペンサの運転方法は、
炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにおいて、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水位センサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置から導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータタンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサが下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサが上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水位センサが満水を検知するまで継続し、
前記水位センサが満水を検知している状態では、前記冷凍装置を、前記水温検出センサの上限温度検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止するよう運転することを特徴とする。
【0011】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の別の発明に係る炭酸水ディスペンサの運転方法は、
炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにおいて、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水位センサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置から導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータタンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサが下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサが上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水位センサが満水を検知するまで継続し、
前記水位センサが満水を検知している状態では、前記カーボネータタンクの内面に氷結する氷の厚みを検知する氷厚センサにより前記冷凍装置の運転を制御することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0013】
【第1実施例】
図1に示すように、第1実施例に係る炭酸水ディスペンサ10は、1日に必要な炭酸水を貯溜し得る容量に設定されたカーボネータタンク12を備え、該タンク12は熱伝導性の高い材料で形成されている。カーボネータタンク12の上端部に、炭酸ガスの供給源に接続するガス供給管30が接続され、該供給管30を介して炭酸ガスが所定圧に至るまでタンク内に印加されるようになっている。また図示しない水源(水道)に接続する第1供給管18が、給送ポンプ20を介してカーボネータタンク12の上端部に配設した噴射ノズル22に接続されており、該給送ポンプ20を運転することで飲料水が噴射ノズル22からカーボネータタンク12の内部に噴射供給されるよう構成される。この飲料水の噴射圧力は、カーボネータタンク12に印加された炭酸ガスの圧力より高い圧力に設定されており、飲料水の噴射供給により炭酸ガスとのカーボネーションが行なわれて炭酸水が製造されるようになっている。なお、カーボネータタンク12で製造された炭酸水を注出バルブ32に供給する第2供給管34が、図に示すように、その開放端をカーボネータタンク12の内底部近傍に臨ませている。
【0014】
前記カーボネータタンク12の外周には、冷凍装置26から導出する蒸発器24が巻回状態で配設され、冷凍運転に際して該蒸発器24に冷媒が循環供給されることで、タンク12内に貯溜されている炭酸水を冷却するよう構成される。なお、蒸発器24が設置される範囲は、図に示す如く、カーボネータタンク12の底部近傍から該タンク12の高さ方向の略中央部に至る位置までに設定されている。またカーボネータタンク12の外周部には、蒸発器24を覆う所要厚みの断熱材28が設けられており、該断熱材28によってカーボネータタンク12は断熱状態で保護される。
【0015】
前記カーボネータタンク12には、第1供給管18を介して供給される飲料水の供給量を制御する水位センサ14と、炭酸水の温度を検知する制御手段としての水温検出センサ16とが配設されている。水位センサ14は、カーボネータタンク12の内部において上下方向に離間して配設した上限スイッチ14a、中間スイッチ14bおよび下限スイッチ14cを備え、各スイッチ14a,14b,14cの位置まで炭酸水が貯溜されたときに当該のスイッチ14a,14b,14cがON作動することで貯溜量(水位)を検知するよう構成される。また水位センサ14は、図示しない制御装置に電気的に接続されており、下限スイッチ14cが炭酸水を検知していない状態(OFF状態)で、前記給送ポンプ20を運転して飲料水を供給すると共に、上限スイッチ14aが炭酸水を検知(満水検知)したときに給送ポンプ20の運転を停止して飲料水の供給を停止するよう構成される。
【0016】
前記水温検出センサ16は、その検知片16aをカーボネータタンク12の内底部近傍に臨ませた状態で配設されると共に、該センサ16は前記制御装置に電気的に接続されている。そして制御装置では、水温検出センサ16が予め設定した上限温度を検知すると前記冷凍装置26を運転して炭酸水の冷却を行ない、水温検出センサ16が予め設定した下限温度を検知すると冷凍装置26の運転を停止するよう運転制御することで、カーボネータタンク12内の炭酸水を所定温度に冷却保持するよう構成される。なお冷凍装置26は、前記水位センサ14が満水(上限スイッチ14aのON状態)を検知するまでは連続運転され、満水を検知している状態では前述したように水温検出センサ16の検知温度に応じて運転制御される。
【0017】
【第1実施例の作用】
次に、第1実施例に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記カーボネータタンク12の内部は、前記下限温度より高くなっているから、前記水温検出センサ16は下限温度を検知しておらず、前記冷凍装置26の運転が開始される。また前記水位センサ14の下限スイッチ14cはOFF状態であるので、前記給送ポンプ20の運転が開始されることにより第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。なお、カーボネータタンク12内には、炭酸ガスの供給源に接続するガス供給管30を介して炭酸ガスが所定圧に至るまで印加されており、炭酸ガス圧よりも高い水圧でタンク12内に噴射される飲料水が炭酸ガスとカーボネーションされて炭酸水が製造される。
【0018】
前記飲料水の供給は、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動する満水検知まで継続され、該スイッチ14aがON作動することで前記給送ポンプ20の運転が停止して飲料水の供給が停止される。また炭酸水が満水状態に至るまでは、前記冷凍装置26が連続運転されて、カーボネータタンク12内の炭酸水を冷却しているので、飲料水と炭酸ガスとのカーボネーションが効率的になされ、高濃度の炭酸水(炭酸飽和水)が得られる。
【0019】
図2に示すように、前記冷凍装置26の連続運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16が下限温度を検知したときには、冷凍装置26の運転が停止(OFF)される。そして、冷凍装置26の運転停止によりカーボネータタンク12内の炭酸水の温度は徐々に上昇し、水温検出センサ16が上限温度を検知したときには、冷凍装置26の運転を再開(ON)する。このように、水温検出センサ16の検知温度によって冷凍装置26の運転を制御することで、炭酸水の温度を所定温度に冷却保持することができる。なお、前記制御装置では、炭酸水が所定温度に冷却保持されている間は、図示しないディスプレイやランプ等により適温表示する。また、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低下した際には、前記給送ポンプ20が運転されて第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。
【0020】
すなわち、第1実施例の炭酸水ディスペンサ10では、冷凍装置26によりカーボネータタンク12に貯溜されている炭酸水を直に冷却するよう構成したので、飲料水や炭酸水を冷却する冷却コイル部、氷を畜氷する水槽、冷却用水を攪拌する攪拌羽根や攪拌モータ等が不要となり、構成部品を低減して装置の小型化を達成し得る。しかも、カーボネータタンク12に貯溜されている炭酸水の温度を検知して冷凍装置26の運転を制御しているので、水源温度の変化や注出杯数等に影響されることなく、常に一定温度および一定濃度の炭酸水を注出することができる。
【0021】
【第2実施例】
第2実施例に係る炭酸水ディスペンサ10は、前記第1実施例と基本的に構成が共通であるので、第1実施例と相違する部分についてのみ説明する。前記カーボネータタンク12には、図3に示す如く、前記水位センサ14および水温検出センサ16の他に、制御手段としての氷厚センサ36が配設されている。この氷厚センサ36は、前記蒸発器24が配設されている部位に配設されて、上下方向に僅かの距離で離間した一対の検知片36a,36aを、タンク内面から所定長さだけ内方に延出する状態で配設されている。この氷厚センサ36では、両検知片36a,36aを覆うまで成長した氷を介して通電状態となったときにON作動すると共に、氷が両検知片36a,36aを覆わなくなって非通電状態となったときにOFF作動するよう設定される。そして、該氷厚センサ36が電気的に接続される前記制御装置は、該センサ36のON作動により前記冷凍装置26の運転を停止させると共に、OFF作動により冷凍装置26の運転を再開するよう制御する。
【0022】
なお第2実施例では、前記水温検出センサ16は、冷凍装置26の運転制御に寄与しないよう設定されており、前記氷厚センサ36により冷凍装置26を運転制御することで所定温度に冷却保持される炭酸水の適温表示のために用いられる。従って、第2実施例においては、水温検出センサ16を省略することが可能である。
【0023】
【第2実施例の作用】
次に、第2実施例に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記氷厚センサ36の両検知片36a,36aは氷で覆われていないので、該センサ36はOFF状態であり、前記冷凍装置26の運転が開始される。また前記水位センサ14の下限スイッチ14cはOFF状態であるので、前記給送ポンプ20の運転が開始されることにより第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。そして、予めカーボネータタンク12内に印加されている炭酸ガスの圧力よりも高い水圧でタンク12内に噴射される飲料水が炭酸ガスとカーボネーションされて炭酸水が製造される。
【0024】
前記飲料水の供給は、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで継続され、該スイッチ14aがON作動することで前記給送ポンプ20の運転が停止して飲料水の供給が停止される。また炭酸水が満水状態に至るまでは、前記冷凍装置26が連続運転されて、カーボネータタンク12内の炭酸水を冷却しているので、飲料水と炭酸ガスとのカーボネーションが効率的になされ、高濃度の炭酸水(炭酸飽和水)が得られる。
【0025】
前記冷凍装置26の運転により蒸発器24を介してカーボネータタンク12の内面が冷却されると、該タンク12内に貯溜されている炭酸水の一部が、蒸発器24の配設部位の内面から氷結を開始する。この氷が前記氷厚センサ36の両検知片36a,36aを覆うまで成長すると、該センサ36がON作動することで冷凍装置26の運転が停止(OFF)される。冷凍装置26の運転停止により氷が融けて両検知片36a,36aを覆わなくなると、氷厚センサ36がOFF作動することで冷凍装置26の運転を再開(ON)する。このように、氷厚センサ36の氷厚検知によって冷凍装置26の運転を制御することで、図4に示す如く、炭酸水の温度を所定温度に冷却保持することができる。
【0026】
また、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低下した際には、前記給送ポンプ20が運転されて第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。この場合に、カーボネータタンク12の内部には所要厚みで氷が生成されているから、該氷との熱交換によりタンク12内の炭酸水の温度を所定温度まで短時間で冷却することができる。
【0027】
すなわち、第2実施例の炭酸水ディスペンサ10においても、冷凍装置26によりカーボネータタンク12に貯溜されている炭酸水を直に冷却するよう構成したので、前述した第1実施例と同様に、飲料水や炭酸水を冷却する冷却コイル部、氷を畜氷する水槽、冷却用水を攪拌する攪拌羽根や攪拌モータ等が不要となり、構成部品を低減して装置の小型化を達成し得る。しかも、カーボネータタンク12内に生成した氷の厚みを検知する氷厚センサ36により冷凍装置26の運転を制御しているので、水源温度の変化や注出杯数に影響されることなく、常に一定温度および一定濃度の炭酸水を注出することができる。更に、カーボネータタンク12の内部に所要厚みで氷を生成させているから、飲料水を補給することで温度上昇した炭酸水の温度を短時間で所定温度まで冷却することができる。
【0028】
【第3実施例】
第3実施例に係る炭酸水ディスペンサ10は、第1実施例と基本的に構成が同一であるが、その運転方法が異なっている。すなわち、第3実施例では、前記水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動したときに、飲料水の供給(給水)を一旦停止すると共に、前記水温検出センサ16が下限温度を検知したときに、飲料水の供給を再開し、予め設定した一定時間(数秒)または一定量だけ供給した後に供給を停止する。また、この供給停止から予め設定した一定時間後に、水温検出センサ16が下限温度を検知したことを条件として、再び前述したと同様に飲料水の供給を行なうよう運転制御される。そして、この運転を、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで継続するよう構成されている。更に、前記冷凍装置26の運転開始は、前記中間スイッチ14bがON作動するまでカーボネータタンク12の内部に炭酸水が貯溜された以後に行なわれると共に、該冷凍装置26は前記上限スイッチ14aがON作動するまでは連続運転するよう設定される。なお、飲料水の供給時間や停止時間は、適宜のタイマを用いて設定され、飲料水を供給量で制御する場合は流量計等の手段により設定し得る。
【0029】
【第3実施例の作用】
次に、第3実施例に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記水位センサ14の下限スイッチ14cはOFF状態であるので、前記給送ポンプ20の運転が開始されることにより第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。そして、予めカーボネータタンク12内に印加されている炭酸ガスの圧力よりも高い水圧でタンク12内に噴射される飲料水が炭酸ガスとカーボネーションされて炭酸水が製造される。
【0030】
前記飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水の水位が上昇し、前記水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動すると、前記給送ポンプ20が停止して飲料水の供給が一旦停止する。このとき、炭酸水の温度は下限温度より高くなっているから、前記水温検出センサ16は下限温度を検知しておらず、前記冷凍装置26の運転が開始されて炭酸水の冷却が開始される。図5に示すように、前記冷凍装置26の連続運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16が下限温度を検知すると、前記給送ポンプ20が運転され、カーボネータタンク12に飲料水が供給される。この飲料水が一定時間または一定量だけ供給されると、前記給送ポンプ20が停止して飲料水の供給が中断される。
【0031】
前述した飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になるが、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度は一旦上昇し、前記水温検出センサ16は下限温度を検知しなくなる。しかし、前記冷凍装置26は冷凍運転を連続的に行なっているから、炭酸水の温度は経時的に低下する。そして、予め設定された一定時間の経過後に、水温検出センサ16が再び下限温度を検知すると、前記給送ポンプ20が運転されて飲料水の一定時間または一定量の供給が再び行なわれる。
【0032】
前述した飲料水の断続的な供給(給水)が繰返され、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯溜されると(満水)、飲料水の断続的な供給運転は停止される。そして、水位センサ14の上限スイッチ14aがON状態では、第1実施例の場合と同様に、前記水温検出センサ16の水温検知により冷凍装置26の運転が制御され、カーボネータタンク12内の炭酸水の温度は所定温度に冷却保持される。なお、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低下した際には、前述した飲料水を断続的に供給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで繰返される。
【0033】
すなわち、第3実施例に係る炭酸水ディスペンサ10の運転方法によれば、飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時には既にカーボネータタンク12内に貯溜されている炭酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積が大きくなるから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る。なお、その他第1実施例と同様の作用効果を奏することは勿論である。
【0034】
【第4実施例】
第4実施例に係る炭酸水ディスペンサ10は、第3実施例の変更例であって、飲料水の断続的な供給を、水温検出センサ16の水温検知により行なうよう設定されている。すなわち、カーボネータタンク12内に、水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動するまで炭酸水が貯溜された以後の運転において、水温検出センサ16が下限温度を検知したときに飲料水の供給(給水)を再開し、上限温度を検出したときに飲料水の供給を停止するよう設定される。
【0035】
【第4実施例の作用】
次に、第4実施例に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき、前述した第3実施例と異なる部分についてのみ説明する。飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水の水位が上昇し、前記水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動すると飲料水の供給(給水)が一旦停止する。このとき、炭酸水の温度は下限温度より高くなっているから、前記水温検出センサ16は下限温度を検知しておらず、前記冷凍装置26の運転が開始されて炭酸水の冷却が開始される。図6に示すように、前記冷凍装置26の連続運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16が下限温度を検知すると飲料水の供給が再開される。
【0036】
前述した飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になるが、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度は上昇する。そして、水温検出センサ16が上限温度を検知すると、飲料水の供給が中断される。前記冷凍装置26は冷凍運転を連続的に行なっているから、炭酸水の温度は経時的に低下し、水温検出センサ16が再び下限温度を検知すると、飲料水の供給が再開される。
【0037】
前述した飲料水の断続的な供給が繰返され、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯溜されると、飲料水の断続的な供給運転は停止され、以後は第3実施例と同様の運転が行なわれる。但し、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低下した際には、前述したように水温検出センサ16の検知温度に応じて飲料水を断続的に供給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで繰返される。
【0038】
すなわち、第4実施例に係る炭酸水ディスペンサ10の運転方法においても、第3実施例と同様に飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時には既にカーボネータタンク12内に貯溜されている炭酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積が大きくなるから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る。なお、その他第1実施例と同様の作用効果を奏することは勿論である。
【0039】
【第5実施例】
第5実施例に係る炭酸水ディスペンサ10は、第2実施例と基本的に構成が同一であるが、その運転方法は第2実施例と第4実施例とを組合わせた方法となっている。すなわち、カーボネータタンク12内に、水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動するまで炭酸水が貯溜された以後の運転において、水温検出センサ16が下限温度を検知したときには飲料水の供給を再開し、上限温度を検出したときに飲料水の供給を停止するよう設定される。そして、水位センサ14の上限スイッチ14aがON状態の場合には、前記氷厚センサ36の氷厚検知により冷凍装置26を運転制御して炭酸水を所定温度に冷却保持する運転が行なわれるようになっている。
【0040】
【第5実施例の作用】
次に、第5実施例に係る炭酸水ディスペンサの運転方法につき説明する。前述した第4実施例と同様に、飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水の水位が上昇し、前記水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動すると飲料水の供給(給水)が一旦停止する。このとき、炭酸水の温度は下限温度より高くなっているから、前記水温検出センサ16は下限温度を検知しておらず、前記冷凍装置26の運転が開始されて炭酸水の冷却が開始される。図7に示すように、前記冷凍装置26の連続運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16が下限温度を検知すると飲料水の供給が再開される。
【0041】
前述した飲料水の供給によりカーボネータタンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になるが、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度は上昇する。そして、水温検出センサ16が上限温度を検知すると、飲料水の供給が中断される。前記冷凍装置26は冷凍運転を連続的に行なっているから、炭酸水の温度は経時的に低下し、水温検出センサ16が再び下限温度を検知すると、飲料水の供給が再開される。
【0042】
前述した飲料水の断続的な供給が繰返され、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯溜されると、飲料水の断続的な供給運転は停止される。そして、水位センサ14の上限スイッチ14aがON状態では、第2実施例の場合と同様に、前記氷厚センサ36の氷厚検知により冷凍装置26の運転が制御され、カーボネータタンク12内の炭酸水の温度は所定温度に冷却保持される。なお、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低下した際には、前述したと同様に、飲料水を断続的に供給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ14aがON作動するまで繰返される。
【0043】
すなわち、第5実施例に係る炭酸水ディスペンサ10の運転方法においても、第4実施例と同様に飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時には既にカーボネータタンク12内に貯溜されている炭酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積が大きくなるから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る。なお、その他第2実施例と同様の作用効果を奏することは勿論である。
【0044】
なお、前述した各実施例では、カーボネータタンクに配設した水温検出センサや氷厚センサを制御装置に接続し、該装置を介して冷凍装置を運転制御するよう構成したが、各センサにより冷凍装置をシーケンス制御するよう構成してもよい。例えば水温検出センサとしてサーモスタットを用い、該サーモスタットが上限温度で接点を閉成し、下限温度で接点を開放することで冷凍装置への通電制御を行なう構成を採用し得る。
【0046】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る炭酸水ディスペンサの運転方法によれば、飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時には既にカーボネータタンク内に貯溜されている炭酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積を大きくし得るから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る炭酸水ディスペンサを示す概略構成図である。
【図2】 第1実施例の炭酸水ディスペンサを運転した際のタンク内水温を示すグラフ図である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る炭酸水ディスペンサを示す概略構成図である。
【図4】 第2実施例の炭酸水ディスペンサを運転した際のタンク内水温を示すグラフ図である。
【図5】 本発明の第3実施例の炭酸水ディスペンサを運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ図である。
【図6】 本発明の第4実施例の炭酸水ディスペンサを運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ図である。
【図7】 本発明の第5実施例の炭酸水ディスペンサを運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ図である。
【図8】 従来技術に係る炭酸水ディスペンサを示す概略構成図である。
【符号の説明】
12 カーボネータタンク,16 水温検出センサ(制御手段),24 蒸発器
26 冷凍装置,36 氷厚センサ(制御手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention relates to a carbonated water dispenser.SaMore specifically, a carbonated water dispenser that produces carbonated water by supplying cooled drinking water to a carbonator tank to which carbon dioxide gas is applied and carbonating it.SaIt relates to the driving method.
[0002]
[Prior art]
In order to produce and pour out high-concentration carbonated water with a carbonated water dispenser, it is essential to quickly and efficiently absorb the basic carbon dioxide gas in the drinking water, especially when carbonated. It is generally known that it is effective to use cold water. The schematic structure of a conventional carbonated water dispenser will be described with reference to FIG. 8. A
[0003]
A
[0004]
In the carbonated water dispenser, a part of the cooling water freezes on the surface of the
[0005]
The carbonated water produced in the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the carbonated water dispenser, the
[0007]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been proposed in view of the above-described problems inherent in the prior art described above, and has been proposed to suitably solve this problem. Carbonated water dispenser that can stably produce carbonated waterSaThe purpose is to provide a driving method.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to overcome the above problems and achieve the intended purpose,Main departureThe operation method of the carbonated water dispenser according to Ming is
In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank to which carbon dioxide gas is applied,
Until a water level sensor disposed inside the carbonator tank detects full water, a predetermined amount of drinking water is supplied to the carbonator tank wound around the outer periphery of an evaporator led out from a continuously operated refrigeration system. Stop water supply,
When the water temperature detection sensor disposed inside the carbonator tank detects the lower limit temperature, the drinking water is supplied for a fixed time or a fixed amount, and after the fixed time has elapsed, the lower limit temperature is detected by supplying the drinking water. On the condition that the water temperature detection sensor that is no longer detected again detects the lower limit temperature, the operation of supplying drinking water for a certain time or a certain amount is continued until the water level sensor detects full water,
In a state where the water level sensor detects that the water is full, the refrigeration apparatus is operated so as to start operation when the upper limit temperature of the water temperature detection sensor is detected and to stop operation when the lower limit temperature is detected.
[0010]
In order to overcome the above-mentioned problems and achieve the intended purpose, a method for operating a carbonated water dispenser according to another invention of the present application is as follows:
In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank to which carbon dioxide gas is applied,
Until a water level sensor disposed inside the carbonator tank detects full water, a predetermined amount of drinking water is supplied to the carbonator tank wound around the outer periphery of an evaporator led out from a continuously operated refrigeration system. Stop water supply,
When the water temperature detection sensor disposed inside the carbonator tank detects the lower limit temperature, the supply of drinking water is resumed, and when the water temperature detection sensor detects the upper limit temperature due to the supply of drinking water, Continue the operation to stop the supply until the water level sensor detects full water,
In a state where the water level sensor detects that the water is full, the refrigeration apparatus is operated so as to start operation when the upper limit temperature of the water temperature detection sensor is detected and to stop operation when the lower limit temperature is detected.
[0011]
In order to overcome the above-mentioned problems and achieve the intended purpose, a method for operating a carbonated water dispenser according to another invention of the present application is as follows:
In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank to which carbon dioxide gas is applied,
Until a water level sensor disposed inside the carbonator tank detects full water, a predetermined amount of drinking water is supplied to the carbonator tank wound around the outer periphery of an evaporator led out from a continuously operated refrigeration system. Stop water supply,
When the water temperature detection sensor disposed inside the carbonator tank detects the lower limit temperature, the supply of drinking water is resumed, and when the water temperature detection sensor detects the upper limit temperature due to the supply of drinking water, Continue the operation to stop the supply until the water level sensor detects full water,
When the water level sensor detects that the water is full, the operation of the refrigeration apparatus is controlled by an ice thickness sensor that detects the thickness of ice that freezes on the inner surface of the carbonator tank.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the carbonated water dispenser according to the present inventionSaThe operation method will be described below with reference to the accompanying drawings by way of a preferred embodiment.
[0013]
[First embodiment]
As shown in FIG. 1, the
[0014]
An
[0015]
The
[0016]
The water
[0017]
[Operation of the first embodiment]
Next, an operation method of the carbonated water dispenser according to the first embodiment will be described. When the power is turned on for the operation of the
[0018]
The supply of the drinking water is continued until the full water level is detected when the
[0019]
As shown in FIG. 2, when the carbonated water is cooled by the continuous operation of the
[0020]
That is, in the
[0021]
[Second embodiment]
Since the
[0022]
In the second embodiment, the water
[0023]
[Operation of the second embodiment]
Next, an operation method of the carbonated water dispenser according to the second embodiment will be described. When the power is turned on for the operation of the
[0024]
The supply of the drinking water is continued until the
[0025]
When the inner surface of the
[0026]
When the water level in the
[0027]
That is, in the
[0028]
[Third embodiment]
The
[0029]
[Operation of the third embodiment]
Next, an operation method of the carbonated water dispenser according to the third embodiment will be described. When the power is turned on for the operation of the
[0030]
When the level of carbonated water in the
[0031]
The carbonated water in the
[0032]
When the above-mentioned intermittent supply (water supply) of drinking water is repeated and carbonated water is stored in the
[0033]
That is, according to the operation method of the
[0034]
[Fourth embodiment]
The
[0035]
[Operation of the fourth embodiment]
Next, the operation method of the carbonated water dispenser according to the fourth embodiment will be described only with respect to the differences from the third embodiment. Supply of drinking water raises the level of carbonated water in the
[0036]
The carbonated water in the
[0037]
When the above-mentioned intermittent supply of drinking water is repeated and carbonated water is stored in the
[0038]
That is, in the operation method of the
[0039]
[Fifth embodiment]
The
[0040]
[Operation of the fifth embodiment]
Next, an operation method of the carbonated water dispenser according to the fifth embodiment will be described. As in the fourth embodiment described above, when the drinking water supply increases the carbonated water level in the
[0041]
The carbonated water in the
[0042]
When the above-mentioned intermittent supply of drinking water is repeated and carbonated water is stored in the
[0043]
That is, also in the operation method of the
[0044]
In each of the above-described embodiments, a water temperature detection sensor and an ice thickness sensor disposed in the carbonator tank are connected to the control device, and the operation of the refrigeration device is controlled via the device. The apparatus may be configured to perform sequence control. For example, it is possible to employ a configuration in which a thermostat is used as the water temperature detection sensor, and the energization control for the refrigeration apparatus is performed by closing the contact at the upper limit temperature and opening the contact at the lower limit temperature.
[0046]
【The invention's effect】
As explained above,According to the operation method of the carbonated water dispenser according to the present invention, since the drinking water is cooled while being intermittently supplied, at the time of supply, the carbonated water already stored in the carbonator tank is agitated to make the water temperature uniform. can do. Further, since the contact area between the carbon dioxide gas and the drinking water can be increased by the stirring of the carbonated water, the carbon dioxide gas can be easily dissolved in the drinking water, and there is an advantage that a high concentration carbonated water can be produced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a carbonated water dispenser according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a graph showing the water temperature in the tank when the carbonated water dispenser of the first embodiment is operated.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram showing a carbonated water dispenser according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a graph showing the water temperature in the tank when the carbonated water dispenser of the second embodiment is operated.
FIG. 5 is a graph showing the water level in the tank and the water temperature in the tank when the carbonated water dispenser of the third embodiment of the present invention is operated.
FIG. 6 is a graph showing the water level in the tank and the water temperature in the tank when the carbonated water dispenser of the fourth embodiment of the present invention is operated.
FIG. 7 is a graph showing the water level in the tank and the water temperature in the tank when the carbonated water dispenser of the fifth embodiment of the present invention is operated.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram showing a carbonated water dispenser according to the prior art.
[Explanation of symbols]
12 Carbonator tank, 16 Water temperature detection sensor (control means), 24 Evaporator
26 refrigeration equipment,36 Ice thickness sensor (control means)
Claims (3)
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位センサ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置(26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出センサ(16)が下限温度を検知した際に、飲料水を一定時間または一定量だけ供給すると共に、一定時間の経過後に、飲料水の供給により下限温度を検知しなくなった前記水温検出センサ(16)が再び下限温度を検知したことを条件として、飲料水を一定時間または一定量だけ供給する運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継続し、
前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前記冷凍装置(26)を、前記水温検出センサ(16)の上限温度検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止するよう運転する
ことを特徴とする炭酸水ディスペンサの運転方法。In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank (12) to which carbon dioxide gas is applied,
Until the water level sensor (14) disposed inside the carbonator tank (12) detects full water, the evaporator (24) derived from the refrigeration apparatus (26) that is continuously operated is wound around the outer periphery. Supply a predetermined amount of drinking water to the carbonator tank (12) to stop water supply,
When the water temperature detection sensor (16) disposed in the carbonator tank (12) detects the lower limit temperature, the drinking water is supplied for a certain time or a certain amount, and after a certain time has elapsed, the drinking water is supplied. Under the condition that the water temperature detection sensor (16), which has stopped detecting the lower limit temperature due to supply, has detected the lower limit temperature again, the operation of supplying the drinking water for a certain period of time or a certain amount is performed by the water level sensor (14). Until it is detected,
In a state where the water level sensor (14) detects that the water is full, the refrigeration apparatus (26) starts to operate when the upper limit temperature of the water temperature detection sensor (16) is detected and stops when the lower limit temperature is detected. A method of operating a carbonated water dispenser, characterized by operating.
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位センサ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置(26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出センサ(16)が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサ(16)が上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継続し、
前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前記冷凍装置(26)を、前記水温検出センサ(16)の上限温度検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止するよう運転する
ことを特徴とする炭酸水ディスペンサの運転方法。In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank (12) to which carbon dioxide gas is applied,
Until the water level sensor (14) disposed inside the carbonator tank (12) detects full water, the evaporator (24) derived from the refrigeration apparatus (26) that is continuously operated is wound around the outer periphery. Supply a predetermined amount of drinking water to the carbonator tank (12) to stop water supply,
When the water temperature detection sensor (16) disposed inside the carbonator tank (12) detects the lower limit temperature, the supply of drinking water is resumed, and the drinking water supply causes the water temperature detection sensor (16) to Continue the operation to stop the supply of drinking water when detecting the temperature until the water level sensor (14) detects full water,
In a state where the water level sensor (14) detects that the water is full, the refrigeration apparatus (26) starts to operate when the upper limit temperature of the water temperature detection sensor (16) is detected and stops when the lower limit temperature is detected. A method of operating a carbonated water dispenser, characterized by operating.
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位センサ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置(26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、
前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出センサ(16)が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサ(16)が上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継続し、
前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前記カーボネータタンク(12)の内面に氷結する氷の厚みを検知する氷厚センサ(36)により前記冷凍装置の運転を制御する
ことを特徴とする炭酸水ディスペンサの運転方法。In a carbonated water dispenser for producing carbonated water by supplying drinking water to a carbonator tank (12) to which carbon dioxide gas is applied,
Until the water level sensor (14) disposed inside the carbonator tank (12) detects full water, the evaporator (24) derived from the refrigeration apparatus (26) that is continuously operated is wound around the outer periphery. Supply a predetermined amount of drinking water to the carbonator tank (12) to stop water supply,
When the water temperature detection sensor (16) disposed inside the carbonator tank (12) detects the lower limit temperature, the supply of drinking water is resumed, and the drinking water supply causes the water temperature detection sensor (16) to Continue the operation to stop the supply of drinking water when detecting the temperature until the water level sensor (14) detects full water,
In a state where the water level sensor (14) detects full water, the operation of the refrigeration apparatus is controlled by an ice thickness sensor (36) that detects the thickness of ice that freezes on the inner surface of the carbonator tank (12). A method for operating a carbonated water dispenser.
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