JP4187885B2 - フローター用魚群探知機の固定装置 - Google Patents
フローター用魚群探知機の固定装置 Download PDFInfo
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Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、フローターに魚群探知機及び振動子を簡単に装着することができるフローター用魚群探知機の固定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、持ち運びが便利で、一人だけ乗って釣りを楽しむことができる用具として、図４に示すように、浮輪１の下にシート２を固定し、このシート２と浮輪１の間から足を水中に入れ、足に足ヒレを装着して、足ヒレで水をかきながら移動て釣りをするようにしたフローター３が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなフローター３で移動しながら釣りをしても、水中に魚がいるか、水底の地形が魚の生息に適した状態かどうかが分からないために、魚群探知機を使用したいという要望が出されているが、魚群探知機をフローター３の上に置くだけでは、魚群探知機が簡単に水中に落ちてしまうので、魚群探知機をフローター３に簡単に装着できる装着装置の提案が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、フローターに巻き付けて固定する固定バンドと、該固定バンドを通す係止孔を設けた架台の両端からほぼ直角に突出した２つの腕を有する係止部材と、該係止部材の２つの腕の先端部分に設けた固定孔にネジを通して回動可能に装着された魚群探知機と、該魚群探知機から引き出された振動子ケーブルに接続された振動子と、前記固定バンドを通して前記振動子を固定する振動子固定具と、前記振動子ケーブルを固定するケーブルバンドとからなり、前記魚群探知機に装着された係止部材に前記バンドを通し、前記固定バンドを前記フローターに巻き付けて固定することにより、前記魚群探知機を前記フローターの上部に固定し、前記振動子を前記フローターの下部に固定するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明では、固定バンドをフローターに固定することによって、魚群探知機をフローターの上に固定するとともに、フローターの下部に振動子を固定することができ、さらに、魚群探知機と振動子の接続コードも固定バンドによって簡単に固定することができる。
【０００６】
【実施例】
図１は本発明の１実施例のフローター用魚群探知機の固定装置の構成図、図２は魚群探知機と係止部材の拡大斜視図で、係止部材４は固定バンド５を通す係止孔４ａ、４ｂを設けた架台４ｃの両端にほぼ直角に突出した２つの腕部４ｄ、４ｅが設けられ、２つの腕にそれぞれ設けた固定孔４ｆ、４ｇにそれぞれワッシヤ７ａ、７ｂを介してネジ６ａ、６ｂが挿入され、これらのネジ６ａ、６ｂは魚群探知機８のネジ孔に挿入されて固定することにより、魚群探知機８は前後に回動することができ、又、固定バンド５の幅より係止部材４の係止孔４ａ、４ｂの幅が広いので、魚群探知機８を水平に回動することができる。
【０００７】
又、魚群探知機８にケーブル９を介して振動子１０が接続され、ケーブル９はケーブルバンド１１によって固定バンド５に固定され、さらに、振動子１０は振動子固定具１２に接続され、この振動子固定具１２の挿入孔１２ａ、１２ｂに固定バンド５が通され、振動子固定具１２を固定バンド５に沿って滑らせることにより、振動子１０をバンドの任意の位置に係止することができる。
【０００８】
このように構成された本実施例の魚群探知機の固定装置では、図１及び図３に示すように、フローター３に固定バンド５を回して、固定バンド５の一端に装着した金具５ａに固定バンド５の他端を通して固定し、振動子固定具１２を移動して、振動子１０がフローター３の下部になるように装着し、フローター３に人が乗って川又は池等の適当な場所に移動し、魚群探知機８のスイッチ８ａを作動すると、フローター３の下部に装着された振動子１０は水中に没しているので、振動子１０から川又は池等の底に向けて超音波が発生され、底の状態や魚群を魚群探知機８の画面８ｂに表示することができる。
【０００９】
本発明は、このように、固定バンド５だけで魚群探知機８、振動子１０及びケーブル９をフローター３に固定することができるので、固定操作が非常に簡単であるという利点があり、又、フローター３に固定された魚群探知機８は手で押さえる必要がないので、簡単に片手で操作することができ、魚群探知機８の画面８ｂを見ながら釣りをすることができる。
【００１０】
なお、上記実施例では、フローター３に魚群探知機８を取り付け固定する例を示したが、これに限らず、船のてすりや丸太のようなものでも、固定バンド５を回して固定できるものであれば、フローター３に限らない。
【００１１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフローター用魚群探知機の固定装置では、魚群探知機を回動可能にする係止部材に固定バンドを通し、又、固定バンドに振動子固定具及び係止固定バンドを装着してケーブル及び振動子を固定バンドに止め、固定バンドをフローターに巻き付けて固定することにより、簡単に魚群探知機を固定することができ、フローターに固定された魚群探知機を片手で操作することができ、釣り竿を持っても簡単に操作できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例のフローター用魚群探知機の固定装置の構成図である。
【図２】図１の魚群探知機と係止部材の拡大斜視図である。
【図３】図１の魚群探知機をフローターに装着した状態を示した図である。
【図４】フローターの平面図である。
【符号の説明】
３ フローター
４ 係止部材
５ 固定バンド
８ 魚群探知機
９ ケーブル
１０ 振動子
１１ ケーブルバンド
１２ 振動子固定具
【発明が属する技術分野】
本発明は、フローターに魚群探知機及び振動子を簡単に装着することができるフローター用魚群探知機の固定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、持ち運びが便利で、一人だけ乗って釣りを楽しむことができる用具として、図４に示すように、浮輪１の下にシート２を固定し、このシート２と浮輪１の間から足を水中に入れ、足に足ヒレを装着して、足ヒレで水をかきながら移動て釣りをするようにしたフローター３が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなフローター３で移動しながら釣りをしても、水中に魚がいるか、水底の地形が魚の生息に適した状態かどうかが分からないために、魚群探知機を使用したいという要望が出されているが、魚群探知機をフローター３の上に置くだけでは、魚群探知機が簡単に水中に落ちてしまうので、魚群探知機をフローター３に簡単に装着できる装着装置の提案が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、フローターに巻き付けて固定する固定バンドと、該固定バンドを通す係止孔を設けた架台の両端からほぼ直角に突出した２つの腕を有する係止部材と、該係止部材の２つの腕の先端部分に設けた固定孔にネジを通して回動可能に装着された魚群探知機と、該魚群探知機から引き出された振動子ケーブルに接続された振動子と、前記固定バンドを通して前記振動子を固定する振動子固定具と、前記振動子ケーブルを固定するケーブルバンドとからなり、前記魚群探知機に装着された係止部材に前記バンドを通し、前記固定バンドを前記フローターに巻き付けて固定することにより、前記魚群探知機を前記フローターの上部に固定し、前記振動子を前記フローターの下部に固定するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明では、固定バンドをフローターに固定することによって、魚群探知機をフローターの上に固定するとともに、フローターの下部に振動子を固定することができ、さらに、魚群探知機と振動子の接続コードも固定バンドによって簡単に固定することができる。
【０００６】
【実施例】
図１は本発明の１実施例のフローター用魚群探知機の固定装置の構成図、図２は魚群探知機と係止部材の拡大斜視図で、係止部材４は固定バンド５を通す係止孔４ａ、４ｂを設けた架台４ｃの両端にほぼ直角に突出した２つの腕部４ｄ、４ｅが設けられ、２つの腕にそれぞれ設けた固定孔４ｆ、４ｇにそれぞれワッシヤ７ａ、７ｂを介してネジ６ａ、６ｂが挿入され、これらのネジ６ａ、６ｂは魚群探知機８のネジ孔に挿入されて固定することにより、魚群探知機８は前後に回動することができ、又、固定バンド５の幅より係止部材４の係止孔４ａ、４ｂの幅が広いので、魚群探知機８を水平に回動することができる。
【０００７】
又、魚群探知機８にケーブル９を介して振動子１０が接続され、ケーブル９はケーブルバンド１１によって固定バンド５に固定され、さらに、振動子１０は振動子固定具１２に接続され、この振動子固定具１２の挿入孔１２ａ、１２ｂに固定バンド５が通され、振動子固定具１２を固定バンド５に沿って滑らせることにより、振動子１０をバンドの任意の位置に係止することができる。
【０００８】
このように構成された本実施例の魚群探知機の固定装置では、図１及び図３に示すように、フローター３に固定バンド５を回して、固定バンド５の一端に装着した金具５ａに固定バンド５の他端を通して固定し、振動子固定具１２を移動して、振動子１０がフローター３の下部になるように装着し、フローター３に人が乗って川又は池等の適当な場所に移動し、魚群探知機８のスイッチ８ａを作動すると、フローター３の下部に装着された振動子１０は水中に没しているので、振動子１０から川又は池等の底に向けて超音波が発生され、底の状態や魚群を魚群探知機８の画面８ｂに表示することができる。
【０００９】
本発明は、このように、固定バンド５だけで魚群探知機８、振動子１０及びケーブル９をフローター３に固定することができるので、固定操作が非常に簡単であるという利点があり、又、フローター３に固定された魚群探知機８は手で押さえる必要がないので、簡単に片手で操作することができ、魚群探知機８の画面８ｂを見ながら釣りをすることができる。
【００１０】
なお、上記実施例では、フローター３に魚群探知機８を取り付け固定する例を示したが、これに限らず、船のてすりや丸太のようなものでも、固定バンド５を回して固定できるものであれば、フローター３に限らない。
【００１１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフローター用魚群探知機の固定装置では、魚群探知機を回動可能にする係止部材に固定バンドを通し、又、固定バンドに振動子固定具及び係止固定バンドを装着してケーブル及び振動子を固定バンドに止め、固定バンドをフローターに巻き付けて固定することにより、簡単に魚群探知機を固定することができ、フローターに固定された魚群探知機を片手で操作することができ、釣り竿を持っても簡単に操作できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例のフローター用魚群探知機の固定装置の構成図である。
【図２】図１の魚群探知機と係止部材の拡大斜視図である。
【図３】図１の魚群探知機をフローターに装着した状態を示した図である。
【図４】フローターの平面図である。
【符号の説明】
３ フローター
４ 係止部材
５ 固定バンド
８ 魚群探知機
９ ケーブル
１０ 振動子
１１ ケーブルバンド
１２ 振動子固定具
Claims (1)
- フローターに巻き付けて固定する固定バンドと、該固定バンドを通す係止孔を設けた架台の両端からほぼ直角に突出した２つの腕を有する係止部材と、該係止部材の２つの腕の先端部分に設けた固定孔にネジを通して回動可能に装着された魚群探知機と、該魚群探知機から引き出された振動子ケーブルに接続された振動子と、前記固定バンドを通して前記振動子を固定する振動子固定具と、前記振動子ケーブルを固定するケーブルバンドとからなり、前記魚群探知機に装着された係止部材に前記バンドを通し、前記固定バンドを前記フローターに巻き付けて固定することにより、前記魚群探知機を前記フローターの上部に固定し、前記振動子を前記フローターの下部に固定することを特徴とするフローター用魚群探知機の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27811899A JP4187885B2 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | フローター用魚群探知機の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27811899A JP4187885B2 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | フローター用魚群探知機の固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001099932A JP2001099932A (ja) | 2001-04-13 |
| JP4187885B2 true JP4187885B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=17592878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27811899A Expired - Fee Related JP4187885B2 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | フローター用魚群探知機の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4187885B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005073756A1 (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Air-Ism Ltd. | 魚群探知機および魚群探知機用トランスデューサ |
| JP5336256B2 (ja) * | 2009-05-08 | 2013-11-06 | 東亜建設工業株式会社 | 捨石投入管理システム |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27811899A patent/JP4187885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001099932A (ja) | 2001-04-13 |
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