JP4187397B2 - Cutting blade - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断加工装置等に使用される平刃状の切断刃に関し、さらに詳しくはセラミックグリーンシート等の薄板状の基板を切断する切断刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
焼結前のセラミックグリーンシート等の薄板状の基板(素材板)を碁盤目状等に切断して切断チップを複数個取りするのに好適な切断加工装置がある。このものは、所定間隔(ピッチ送り)をおいて平刃状の切断刃をいわゆるギロチン式にワークに押し当てて切断するもので、用いられる切断刃は、その切断機能部全体を正面視で鋭利なV字状の刃面で形成している。
ところで、この種の切断刃は、切断加工装置(図示せず)の昇降移動可能なツールホルダに着脱可能に取付けると共にそのツールホルダの支持体に芯出し用のカメラを装着し、所定量ピッチ送りの度にワークの縁(矩形ワークであればその四縁)に等間隔をおいて付されている相対する一対の線状マークを芯出しカメラで撮像し、更に画像処理して芯出しし、その修正量でもってワークを吸着保持するインデックステーブルを補正動した後、切断刃を下降させてワークを切断する。これをワークの長さ方向所定のピッチ送りの度に繰り返し、それが終了すると、インデックステーブルでワークを90度回転させて、同様に切断していく。これによって切断チップを得るようになっている。
それ際、線状マークを付した四縁部分は、線状マークが残存することから、切断チップとしては不適である。そのため、切断対象となるワークに縁取りを枠状に残して碁盤目状に切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したような両刃の刃面で形成された切断刃でワークをギロチン式に押し当てて加工精度を維持しながら例えば縦横寸法を0.6(mm)×0.3(mm)とするような微細な切断チップの切断を行うには、刃先角をより小さくしてワーク切断面が変形するのを最小限に食止めることが必要となる。そのため、この種の切断刃は、その刃先角を10度乃至30度程度とし、シャンク部の厚みを1mm程度にしてある。
しかし、刃厚(シャンク部の厚み)を変えないで刃先角をより小さく成形すると当然のことながら左右両面の刃面(切断機能部)の面積が大きくなって、その左右両面が切断時の大きな抵抗になり、切断に際して大きな切断力を必要とし、その結果、刃先部が座屈変形を起こしてしまう問題点がある。
【0004】
本発明は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、微細な所望の刃先角においても刃先部の座屈強度が高く、切れ味も良い平刃状の切断刃を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段として、薄板状のワークを切断する平刃状の切断刃であって、先端からシャンク部に向かって形成された切断機能部を、中心線に対し左右対称の凹湾曲面で所定長さ形成された刃先部と、前記シャンク部に向かって厚くなるように前記刃先部と前記シャンク部とに亘って形成され中心線に対し左右対称な凹湾曲面で形成された連設部とで構成し、且つ該連設部において、前記刃先部に対して連設する凹湾曲面が、前記刃先部の凹湾曲面の最大厚さよりも薄厚な部分を途中に形成してから漸次厚くなる凹湾曲面であることを特徴とする。また、前記連設部が複数段の凹湾曲面で形成され、その上段の凹湾曲面各々が、当該上段の凹湾曲面に連設する下段の凹湾曲面の最大厚さよりも薄厚な部分を途中に形成してから漸次厚くなる凹湾曲面であることを特徴とする。
【0006】
この上記技術的手段によれば、刃先部とシャンク部とを連絡する連設部を、刃先部後端(上端)からシャンク部に向って漸次肉厚を厚くするように左右対称の凹湾曲面で連設させることによって、連設部が切断時にワークに与える接触抵抗を抑制した上、番角を、刃先角が一番角、上段の凹湾曲面が順次二番角、三番角…とした場合、上段の凹湾曲面各々を下段の番角よりも僅かに薄肉な部分を途中に形成してから漸次厚くした構成にすることによって、一番角である刃先部に対して二番角であるすぐ上段の左右対称の凹湾曲面のワークに対する刃当たり(ワークとの接触)がより少なくなる。これは各番角に対する上段の番角も同一条件である。よってより切断抵抗を抑制し、小さな切断力でのワークの切断を可能にして刃先部の座屈変形の防止に寄与する。
【0007】
また、前記刃先部の凹湾曲面と連設部の凹湾曲面とに、曲面方向と同一方向の縦目の微小凹凸線条を刃渡り方向全長に亘って研削形成していることを特徴とする。
【0008】
前記技術的手段によれば、請求項1に加えて縦目の微小凹凸線条で切り裂くように切断され、切れ味を良くする。
【0009】
また、前記刃先部の左右両面を凹湾曲面に代えて平面とし、その平面を鏡面仕上げし、且つ連設部の凹湾曲面に、曲面方向と同一方向の縦目の微小凹凸線条を刃渡り方向全長に亘って研削形成していることを特徴とする。
【0010】
前記技術的手段によれば、請求項1の作用に加えて切断面が美麗である。
【0011】
この上記した切断刃の素材としては、超硬合金材が好適であり、座屈強度の高い形状に形成された切断刃の耐摩耗性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明をする。図1〜図4は本実施の形態を示し、図中符号1は切断刃である。
【0013】
この切断刃1は、平板状のシャンク21部と、切断を実行し且つ座屈強度を高める切断機能部11とからなっている。
図1(a)の切断機能部11は、先端部からシャンク部21に向かって漸次厚くなるように形成されており、中心線Xに対し左右対称の凹湾曲面11a’で所定長さ形成された所望の刃先角度の刃先部(一番角)11aと、シャンク部21に向かって漸次厚くなるように刃先部11aとシャンク部21とに亘って連続形成され中心線Xに対し左右対称の凹湾曲面(二番角)11b’、11b’で形成された一段の連設部11bとから構成されている。
この切断刃1は、脆性の高い超硬合金材からなり、刃先部(一番角)11aと連設部11bとを形成する凹湾曲面(二番角)11b’、11b’が曲面方向と同一方向に、円周面に研削面を有する砥石車で研削加工されて砥石車の曲率と同一の曲率で形成され、これによって刃先部(一番角)11aと連設部11bは共にその研削加工で縦目の微小凹凸線条(図2参照)31が刃渡り方向全長に亘って形成される。
また、この切断刃1は、刃先部(一番角)11aに対して連設する凹湾曲面(二番角)11b’、11b’をその刃先部(一番角)11aよりも僅かに薄肉な部分を途中に形成してから漸次厚くなる左右対称の凹湾曲面11b’、11b’にしている。
これは、凹湾曲面(二番角)11b’、11b’のワーク切断時にワークWに接触する抵抗をより小さく抑制するためである。
また、図2に示すように刃渡り方向両端部全高を平面視V字状に形成してV字面41、41を形成している。
図4は、刃渡り方向の横断面形状が細長矩形状の従来品の切断刃が及ぼす切断時の現象を現している。
この現象は、切断チップC(切断後のチップ)の縦横寸法が0.6(mm)×0.3(mm)といった微小のものの場合に、特に悪影響を及ぼす。
それは、ワークWを線状マークM、M間で試し切断をした際の両端部の広がりSである(図4(a))。
この原因は不明だが、切断機能部の横断面形状が横長矩形状であるため、刃面と端面との直角なコーナー部2点でワークWを裂き、それに刃面(左右両面)による切断時の圧縮の弾性力が刃渡り方向に作用して、広がりSとなって現れるものと予想される。
前記広がりSのため、図4(b)に示すようにワーク(セラミックスグリーシート)Wに縁取りを枠状に残して碁盤目状に切断してチップCを得る場合に、前記広がりS両端部に相対する切断チップCは、傾斜状に向きが変えられ、それによって既に切断済の切断チップCを押動し、その反力で切断されたチップCや切断済チップCの飛びはねや転倒の原因となる。
【0014】
前記のように切断機能部11の刃渡り方向両端部を平面視V字面41、41で形成した第1の実施の形態では、切断機能部11である刃面11a’、11b’とV字面41、41各々が鈍角をもって連設されることから、両端部でのセラミックワークWを裂くという現象が抑制される。そのためであろうか、切断時の圧縮の弾性力が刃渡り方向に作用しても、広がりSとなって現れず、図4(b)に示すような切断チップの飛びはねや転倒は生じなかった。
尚、図3に示すように少なくとも切断機能部11の刃渡り方向両端部を平面視V字状に形成しても勿論、作用上変化ないものである。この図3の切断刃1におけるV字面41は、詳細には曲率が大きな凹湾曲面状になっており、曲面方向と同一方向に、円周面に研削面を有する砥石車で研削加工されて、縦目の微小凹凸線条31を形成している。
【0015】
このように形成された切断刃1では、刃先部(一番角)11aと連設部11bとが凹湾曲面11a’、11b’で形成されていることにより、凹湾曲面(二番角)11b’、11b’がワークWの上縁部から逃げて不必要な押圧を弱くする役割をも有している。すなわち、連設部11bの凹湾曲面11b’、11b’がバイト等の切削工具の逃げ面と同様な役割をもする。
そして、前記刃渡り方向全長に亘って形成してある縦目の微小凹凸線条31が切れ味を良くし、且つ切断刃1としての強度(刃先部11aと連設部11bの強度)を高める一助となる。
【0016】
尚、図1の(b)は、前記連設部11を、シャンク部に向かって厚くなるように前記刃先部11aとシャンク部21とに亘って連続形成され中心線に対し左右対称な3段の凹湾曲面11b’、11b’で形成した場合を示している。
この場合にも、各番角に対する上段の番角が僅かに薄肉な部分を途中に形成してから漸次厚くなる左右対称の凹湾曲面11b’、11b’にしている。
【0017】
前記する実施の形態における図1(a)に示す切断刃1のシャンク部21の厚みT2は、0.4mm乃至1mm、刃先角θは約15度〜20度、刃先部(一番角)11aの最大肉厚(連設部11bとの交点)T1は25μm〜50μm、またその高さH1は50μm〜100μmであり、そして刃先部11a先端から連設部11bのシャンク部21との交点までの高さH2を1mmよりも僅かに高くしており、また二番角である左右対称の凹湾曲面11b’、11b’厚みT3はその刃先部(一番角)11a寄りの中途部を前記T1よりも5μm程度薄肉な部分を中途に形成してから漸次厚くなるようにしてあり、0.1mm〜1mm程度の厚のワーク(セラミックスグリーンシート等の薄肉状の基板)Wを切断する。尚、図1(b)は詳述しないが、T3を除いて同様であり、一番角に対する二番角、二番角に対する三番角、三番角に対する四番角は、各々下段の番角厚よりも5μm程度薄肉な部分を中途に形成してから漸次厚くなるように上段の各番角(左右対称の凹湾曲面)を形成している。
【0018】
また、本実施の形態では、刃先部が傾斜平面からなる切断刃を図示していないが、前記実施の形態と同様に連設部を、一番角に対して二番角、二番角に対して三番角、三番角に対して四番角…において薄肉な部分を中途に形成してから漸次厚くなる凹湾曲面にし、更に少なくとも切断機能部の刃渡り方向両端部を平面視V字状にすること同様である。
刃先部の傾斜平面は、鏡面仕上げされ、それによって、刃先部の両刃面は整い、より細かな切断チップを得るのに好適なものとなる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のように刃先先端部からシャンク部に向って形成された切断機能部を、左右対称の凹湾曲面で必要最小限(必要最小角)に形成した刃先部と、シャンク部に向って漸次刃厚が厚くなるように前記刃先部とシャンク部とに亘って左右対称な一段または複数段の凹湾曲面を連続形成し、刃先部に対して連設する凹湾曲面及び下段の凹湾曲面に対して連設する上段の凹湾曲面各々が、下段の番角よりも僅かに薄肉な部分を形成してから漸次厚くなる左右対称なものであるから、従来のような切断機能部となる刃面全体を平面で構成した切断刃よりも切断機能部全体を厚く(刃先部を除く)且つ短く、更に切断時の、刃先部を除く各番角となる凹湾曲面のワークに接触する抵抗をより小さく抑制して、より小さな切断力での切断を可能とし、刃先部の座屈変形を招かずに微細なチップを切断するのに最適な切断刃を提供することができる。
しかも、微細な縦目の微小凹凸線条によって、切れ味が非常に良くなり、尚且つ刃先部と共に連設部の座屈強度をより信頼性のあるものにすることができる。
そして、刃先の左右両面の鏡面加工によって、切断面が美麗に仕上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る切断刃における要部である切断機能部の拡大断面図を示し、(a)は、連設部を一段の凹湾曲面で構成した場合、(b)は、連設部を、3段の凹湾曲面で構成した場合を各々示す。
【図2】 図1(a)の切断刃の斜視図。
【図3】 切断機能部の両端部のみを平面視V字状にしている切断刃の斜視図。
【図4】 横断面形状が細長矩形状の刃先部の切断状態を示す横断平面図で、(a)は、刃先両端部の広がり状態を、(b)は、チップ切断している状態を示す。
【符号の説明】
1…切断刃 21…シャンク部
11…切断機能部 11a…刃先部(一番角)
11b…連設部 X…中心線
θ…刃先角度 W…セラミックグリーンシート(ワーク)
S…広がり 31…縦目の微小凹凸線条
11a’…刃先部の凹湾曲面 41…V字面
11b’…連設部の左右対称の凹湾曲面(二番角、三番角、四番角)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a flat blade-shaped cutting blade used in a cutting apparatus or the like, and more particularly to a cutting blade for cutting a thin plate-shaped substrate such as a ceramic green sheet.
[0002]
[Prior art]
There is a cutting apparatus suitable for cutting a thin plate-like substrate (material plate) such as a ceramic green sheet before sintering into a grid pattern or the like to obtain a plurality of cutting chips. In this type, a flat blade-like cutting blade is pressed against a workpiece in a so-called guillotine type at a predetermined interval (pitch feed), and the cutting blade used is sharp when viewed from the front. A V-shaped blade surface is used.
By the way, this type of cutting blade is detachably attached to a tool holder that can be moved up and down in a cutting apparatus (not shown), and a centering camera is mounted on the support of the tool holder, and a predetermined amount of pitch is fed. Each time a pair of opposing linear marks attached at equal intervals to the edges of the workpiece (or four edges if a rectangular workpiece) are imaged with a centering camera, the image is further processed and centered, After correcting the index table for attracting and holding the workpiece with the correction amount, the cutting blade is lowered to cut the workpiece. This is repeated each time a predetermined pitch feed in the length direction of the work is completed, and when this is completed, the work is rotated 90 degrees on the index table and cut in the same manner. As a result, a cutting tip is obtained.
At this time, the four-edge portion with the linear mark is not suitable as a cutting tip because the linear mark remains. For this reason, the work to be cut is cut into a grid pattern while leaving a border in a frame shape.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, for example, the vertical and horizontal dimensions are set to 0.6 (mm) × 0.3 (mm) while maintaining the processing accuracy by pressing the work in a guillotine manner with the cutting blade formed by the blade surfaces of the two blades as described above. In order to cut such a fine cutting chip, it is necessary to minimize the edge angle and prevent the workpiece cutting surface from being deformed to the minimum. Therefore, this type of cutting blade has a cutting edge angle of about 10 to 30 degrees and a shank thickness of about 1 mm.
However, if the blade edge angle is made smaller without changing the blade thickness (thickness of the shank), the area of the left and right blade surfaces (cutting function portion) is naturally increased, and both the left and right surfaces are large when cutting. There is a problem that resistance becomes large and a large cutting force is required at the time of cutting, and as a result, the cutting edge portion undergoes buckling deformation.
[0004]
The present invention has been made in view of the conventional circumstances, and an object of the present invention is to provide a flat blade-shaped cutting blade having a high buckling strength and good sharpness at the edge portion even at a fine desired edge angle. There is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a technical means taken in order to achieve the above object, a flat blade-like cutting blade for cutting a thin plate-like workpiece, the cutting function portion formed from the tip toward the shank portion is formed with respect to the center line. a cutting edge which is formed a predetermined length at a concave curved surface symmetrical, symmetrical concave curved surface with respect to the said and the cutting edge portion to be thicker toward the shank portion is formed over the shank portion center line constituted by the in-formed connecting portions, and in該連portion, concave curved surface to be continuously provided to the cutting edge portion, the middle a thin Do portion than the maximum thickness of the concave curved surface of the cutting edge characterized in that it is a concave curved surface gradually that a thicker after forming the. Further, the continuous portion is formed of a plurality of steps of concave curved surfaces, and each of the upper concave curved surfaces has a portion that is thinner than the maximum thickness of the lower concave curved surface that is continuous with the upper concave curved surface. It is a concave curved surface that gradually increases in thickness after being formed in the middle.
[0006]
According to the above technical means, the concave and curved surface that is symmetrical to the left and right is formed so that the connecting portion connecting the blade edge portion and the shank portion gradually increases in thickness from the rear edge (upper end) of the blade edge portion toward the shank portion. In addition to suppressing the contact resistance given to the workpiece by the connected portion during cutting, the cutting angle is the first angle, the upper curved surface is the second angle, the third angle, and so on. In this case, each of the upper concave curved surfaces is formed with a portion that is slightly thinner than the lower step angle in the middle and then gradually thickened, so that the second angle with respect to the edge portion that is the first corner The contact with the blade (contact with the workpiece) with respect to the workpiece of the left and right symmetrical concave curved surface is lower. This is the same condition for the upper number for each number. Therefore, the cutting resistance is further suppressed, and the workpiece can be cut with a small cutting force, which contributes to the prevention of buckling deformation of the cutting edge portion.
[0007]
Further, the concave curved surface of the concave curved surface and connecting portions of the cutting edge, characterized in that it is ground formed over the wales of fine irregularities striatum curved in the same direction in the blade length direction entire length .
[0008]
According to the technical means, in addition to the first aspect, it is cut so as to be cut by the fine uneven lines of the vertical lines, and the sharpness is improved.
[0009]
Further, the left and right surfaces of the blade edge portion are made flat instead of the concave curved surface, the flat surface is mirror-finished, and fine concave and convex linear stripes in the same direction as the curved surface direction are formed on the concave curved surface of the connecting portion. It is characterized in that it is formed by grinding over the entire length in the direction.
[0010]
According to the technical means, in addition to the operation of the first aspect, the cut surface is beautiful.
[0011]
As the material of the cutting blade, a cemented carbide material is suitable, and the wear resistance of the cutting blade formed in a shape with high buckling strength can be improved.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 4 show the present embodiment, in which 1 is a cutting blade.
[0013]
The
The
The
Further, the
This is to further reduce the resistance of the concave curved surfaces (second angle) 11b ′ and 11b ′ that come into contact with the workpiece W when cutting the workpiece.
Further, as shown in FIG. 2, the V-
FIG. 4 shows a phenomenon at the time of cutting exerted by a conventional cutting blade having an elongated rectangular cross-sectional shape in the spanning direction.
This phenomenon has a particularly adverse effect when the cutting chip C (chip after cutting) has a very small vertical and horizontal dimension of 0.6 (mm) × 0.3 (mm).
That is the spread S at both ends when the workpiece W is cut by trial between the linear marks M and M (FIG. 4A).
The cause of this is unknown, but since the cross-sectional shape of the cutting function part is a horizontally long rectangular shape, the work W is torn at two corners perpendicular to the blade surface and the end surface, and when cutting with the blade surface (both left and right) It is expected that the elastic force of compression acts in the span direction and appears as a spread S.
Due to the spread S, as shown in FIG. 4 (b), when the chip (C) is obtained by cutting the work (ceramic grease sheet) W into a grid pattern while leaving a border in the shape of a frame, Opposing cutting chips C are changed in the direction of inclination, thereby pushing the already cut cutting chip C, and the reaction of the chip C and the cutting chip C that has been cut off or overturned. Cause.
[0014]
As described above, in the first embodiment in which both ends of the
Incidentally, as shown in FIG. 3, even if at least both ends of the
[0015]
In the
And the vertical minute
[0016]
In FIG. 1 (b), the connecting
Also in this case, symmetrically concave
[0017]
The thickness T2 of the
[0018]
In the present embodiment, a cutting blade whose blade edge portion is an inclined plane is not shown in the figure. However, as in the above-described embodiment, the continuous portion is set to a second angle or a second angle with respect to the first angle. On the other hand, at the third angle, the fourth angle with respect to the third angle, and so on, a thin curved portion is formed in the middle, and then a concave curved surface that gradually becomes thicker. It is the same as making it into a shape.
The inclined flat surface of the blade edge portion is mirror-finished, whereby both blade surfaces of the blade edge portion are smoothed, which is suitable for obtaining a finer cutting tip.
[0019]
【The invention's effect】
In the present invention, the cutting function portion formed from the tip of the blade tip toward the shank portion as described above is formed at the necessary minimum (required minimum angle) on the left and right symmetrical concave curved surfaces, and toward the shank portion. In order to gradually increase the thickness of the blade, the one-step or multiple-step concave curved surfaces are continuously formed across the blade tip portion and the shank portion, and the concave curved surface and the lower step concave portion provided continuously with the blade edge portion. Since each of the upper concave curved surfaces connected to the curved surface is symmetrical with the thickness gradually increasing after forming a slightly thinner portion than the lower step angle, the conventional cutting function portion The entire cutting function part is thicker (except the cutting edge part) and shorter than the cutting blade that is configured with a flat entire cutting edge surface, and in contact with the workpiece of the concave curved surface at each angle excluding the cutting edge part when cutting. It is possible to cut with less cutting force by suppressing the resistance to be smaller , It is possible to provide an optimum cutting blade to cut fine chips without causing buckling deformation of the cutting edge.
In addition, the fine concavo-convex filaments with fine vertical lines can improve the sharpness, and can make the buckling strength of the connecting portion together with the blade edge portion more reliable.
And the cut surface is finished beautifully by mirror finishing of the left and right sides of the blade edge.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an enlarged cross-sectional view of a cutting function part, which is a main part of a cutting blade according to the present invention. FIG. 1 (a) shows a case where the connecting part is composed of a single stepped curved surface, and FIG. The case where an installation part is comprised with three steps of concave curved surfaces is each shown.
FIG. 2 is a perspective view of the cutting blade of FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a cutting blade in which only both end portions of the cutting function portion are V-shaped in plan view.
4A and 4B are cross-sectional plan views showing a cutting state of a cutting edge portion whose cross-sectional shape is an elongated rectangular shape, where FIG. 4A shows a spread state of both end portions of the cutting edge, and FIG. 4B shows a cutting state of the chip. .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
11b ... continuous section X ... center line θ ... blade angle W ... ceramic green sheet (workpiece)
S ...
Claims (4)
先端からシャンク部に向かって形成された切断機能部を、中心線に対し左右対称の凹湾曲面で所定長さ形成された刃先部と、前記シャンク部に向かって厚くなるように前記刃先部と前記シャンク部とに亘って形成され中心線に対し左右対称な凹湾曲面で形成された連設部とで構成し、且つ該連設部において、前記刃先部に対して連設する凹湾曲面が、前記刃先部の凹湾曲面の最大厚さよりも薄厚な部分を途中に形成してから漸次厚くなる凹湾曲面であることを特徴とする切断刃。A flat blade-shaped cutting blade for cutting a thin plate-shaped workpiece,
The cutting function portion formed toward the shank from the tip, and a cutting edge which is formed a predetermined length at a concave curved surface symmetrical with respect to the center line, and the cutting edge portion to be thicker toward the shank portion constituted by said shank portion and the connecting portion formed in a symmetrical concave curved surfaces to be formed centerline over and in該連portion, concave curved surface to be continuously provided to the cutting edge but cutting blade, characterized in that the maximum thin Do portion than the thickness of the concave curved surface of the cutting edge portion after forming the middle is concave curved surface gradually that as thick.
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