JP4185109B2 - 刈払機用案内具 - Google Patents

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本発明は、雑草等を刈る刈払機に設ける案内具に関し、詳しくは、壁面等の障害物に近接した場所の草を刈る時に、刈刃が直接壁面等の障害物に接することなく、安全に刈刃を案内する刈払機用案内具に関する。
従来より、庭の雑草や田畑の雑草等を刈るために刈払機が使用されている。図6の刈払機の全体を示す斜視図のように、一般的な刈払機51は、内部に回転軸52が支持された長尺の操作杆53を有し、この操作杆53の後端に駆動エンジン54が設けられ、操作杆53の前端に刈刃55が取付けられている。刈刃55は、前記駆動エンジン54で回転駆動する前記操作杆53の内部の回転軸52によって回転させられ、通常、取付けられた状態で反時計回り(図に矢印で示す。)に回転させられて雑草等を刈るように構成されている。刈刃55は、刈る雑草の種類等に応じて交換できるように構成されている。この刈刃55は、操作杆53の前端に設けられた刈刃固定部56から下向きに取付軸57が設けられ、この取付軸57に下側からナット又はボルト58をねじ込むことで取付けられている。59は、操作杆53に設けられた操作ハンドルであり、60は、刈刃55の作業者側に設けられたガードである。
このような刈払機51で雑草を刈る場合、図7の刈払機による草刈り作業の一例を示す斜視図のように、一般的な平地では、刈刃55が地面Gと平行になるように刈払機51を吊りベルト60で作業者Wの肩に掛け、作業者Wが前記操作ハンドル59を持ち、この操作ハンドル59で操作杆53を左右に揺動させることによって刈刃55を左右に移動させながら、前方や横方向に進むことによって草Mを刈る作業が行われる。前記したように、刈刃55は、通常反時計回りに回転させられているので、通常、刈刃55を左横方向(図7の紙面右方向)に移動させる時に多くの草Mを刈るように作業が行われる。
一方、この種の刈払機51で壁面や大きな石、フェンス等の障害物(以下、「障害物等」という。)に近接した場所の草を刈る場合、回転する刈刃55が障害物等に接すると、刈刃55を損傷したり石等の場合には跳ね飛ばすことがあり、不安全な場合がある。
そこで、この種の従来技術として、刈刃の上部から前側に突出する補助具を設け、この補助具によって刈刃が障害物等と接しないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−29329号公報(第2頁、図1,2)
しかしながら、前記特許文献1に記載された補助具の場合、補助具のガイドが刈刃の前端から前側に向けて広がる扇形に形成されているので、この刈刃を左右に移動させながら草を刈ると、長い草等の場合には刈った草が刈刃とガイドとの間に絡みつくおそれがある。また、刈刃とその上部に設けた補助具との間にスペーサを設けているので、このスペーサの部分にも刈った草が絡みつくおそれがある。この補助具やスペーサの部分に草が絡みつくと作業の続行が困難になるので、絡みついた草は除去する必要があるが、草刈り作業を行っている場所で絡みついた草を除去するには工具等もないので迅速に行うのが難しく、刈取り作業の効率を悪化させてしまう。
そこで、本発明は、障害物等に近接した場所の草を刈るときに、障害物等に刈刃が接することなく、また刈った草を刈刃に絡ませることなく安全に効率良く刈ることができる刈払機用案内具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、操作杆の前部に取付ける取付部を設け、前記操作杆の前端に設けた刈刃固定部から刈刃の上側で刈刃上面とほぼ平行に前方に向けて延びる1本のフレーム部を設け、該フレーム部の前端に、前記刈刃の上側において該刈刃の前端から前方に突出する案内部を設け、該案内部の外形を、前記刈刃のほぼ中心線上で最前方に突出し、該突出位置から両側に向けて該刈刃の円弧よりも小さい円弧で刈刃の外周よりも内側まで延び、該刈刃の外周と平面視で重なる角度が鈍角となるように形成して刈った草が絡みつくことなく刈刃の障害物当接を防止するようにしている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における、「案内部の外形を、・・刈刃の外周と平面視で重なる角度が鈍角となるように形成」とは、刈刃外周の円弧と案内部外形の円弧とが交差する点における両円弧の接線が成す角度が鈍角となることをいう。また、「刈り側」とは、平面視の刈刃における左側をいう。これにより、刈刃の前端から前方に突出する案内部が障害物等に当接して刈刃が障害物等と接するのを防止することができると共に、刈刃を左右方向に移動させた時に障害物等に近接した草を案内部の円弧に沿って刈刃から離れる方向に移動させるので、刈刃で刈った草が刈刃に絡みつかないように草刈り作業を行うことができる。
また、前記フレーム部を、刈刃のほぼ中心線上に設けた棒状又は板状の部材で構成し、前記案内部を、該フレーム部の前端に設けた棒状又は板状の部材で構成してもよい。これにより、棒状又は板状の部材を加工することによってフレーム部と案内部とを簡単に形成することができる。この「棒状又は板状」は、断面の縦横比の違いによる表現の違いであり、この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「棒状又は板状」は、それらの中間の縦横比も含む。
さらに、前記フレーム部を、前記刈刃の上部位置で該刈刃の刈り側に向けて屈曲させ、前記案内部を、該屈曲させたフレーム部の前部を、刈刃の外周よりも内側から該刈刃の円弧よりも小さい円弧で反刈り側に屈曲させて一体形成し、該案内部の外形を、該刈刃のほぼ中心線上で最前方に突出し、反刈り側の端部が刈刃の外周よりも内側まで延びるように形成してもよい。これにより、フレーム部から案内部までを一体的に形成して案内具の生産性を向上させることができる。
本発明は、以上説明したような手段により、障害物等に刈刃の前部を当接させることがなく、また刈った草が刈刃に絡まらないように安定した安全な草刈り作業を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す斜視図であり、図2は図1に示す刈払機用案内具を示す平面図、図3は図1に示す第1実施の形態に係る刈払機用案内具における変形例を示す斜視図である。以下の説明では、前述した図6の刈払機51における操作杆53の前端部に設けた刈払機用案内具1を例に説明する。図6の刈払機51と同一の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図1,2に示すように、操作杆53の前端には刈刃固定部56が設けられており、この刈刃固定部56の下側に刈刃55が取付けられている。この刈刃55は、操作杆53の内部に設けられた回転軸52によって回転させられる。操作杆53の前端に設けられた刈刃固定部56には、一般的な平地でほぼ斜め45度程度で使用される操作杆53と同軸上に設けられた回転軸52の軸芯をほぼ45度で角度変更した取付軸57が設けられている。この回転軸52と取付軸57との間には、動力伝達するための歯車(図示略)が設けられている。この取付軸57に刈刃55の中心部を挿入し、ナット又はボルト58で下側から固定することによって刈刃55が刈刃固定部56に取付けられている。これにより、刈刃固定部56の下側で取付軸57に固定された刈刃55は、平地での使用時にはほぼ垂直の軸回りで回転させられる。この操作杆53の角度や刈刃55の取付軸57の角度は一例であり、この実施の形態に限定されるものではない。なお、9は、刈刃55の作業者側に設けられたガードである。
そして、この実施の形態では、刈刃固定部56から刈刃上部の前方に向けて延びるように案内具1が設けられている。この案内具1は、刈刃固定部56に取付けるための取付部2と、この取付部2から刈刃55の前側に向けて延びるフレーム部6と、このフレーム部6の前端に設けられた案内部8とを備えている。
前記取付部2は、刈刃固定部56の操作杆53との接続部61を跨ぐようなU字状に形成された棒状の取付材3と、この接続部61を跨いだ状態の取付材3を接続部61に固定するための固定板4と、この固定板4を取付材3に固定するナット5とから構成されている。
前記フレーム部6は、前記取付材3に基部7が溶接された棒状の部材で形成されている。このフレーム部6は、取付材3に溶接された位置から前方に延び、前記刈刃固定部56の前部付近で下向きに屈曲し、刈刃55の上面に近づいた位置で刈刃55の上面とほぼ平行となるように屈曲し、そのまま刈刃55の前部まで刈刃55の上面とほぼ平行に延びるように形成されている。
前記案内部8は、前記フレーム部6の前端に溶接された棒状の部材で形成されている。この案内部8は、平面視が刈刃55の外周の円弧よりも小さい円弧となるように形成されており、前記フレーム部6の前端に固定された状態で、刈刃55のほぼ中心線C上の前端が最前方に所定量突出するように形成されている。また、この案内部8の両側部は、円弧を描きながら刈刃55の外周よりも内側に入る大きさで形成されており、平面視において、案内部8の外形を刈刃55の外周と重なる角度が鈍角となるように形成している。
また、図3に示すように、前記フレーム部6は、板状の部材で形成されていてもよい。このフレーム部6も、前記図1と同様の形態に形成されている。図では、取付材3に長辺側を横向きにして溶接された位置から前方に延び、前記刈刃固定部56の前部付近で下向きに屈曲し、刈刃55の上面に近づいた位置で刈刃55の上面とほぼ平行となるように屈曲し、そのまま刈刃55の前部まで刈刃55の上面とほぼ平行に延びるように形成されている。このフレーム部6の前端に、板状の案内部8が溶接されている。この案内部8は長辺側を縦向きにして溶接されている。この案内部8も、平面視が刈刃55の外周の円弧よりも小さい円弧となるように形成されており、刈刃55のほぼ中心線C上で刈刃55から前方に突出し、刈刃55の外周と重なる角度が鈍角となるような外形に形成されている。
図2に示すように、この実施の形態では、平面視において、案内部8の外形が刈刃55の外周と重なる角度が鈍角となるように、案内部8の外形の円弧を刈刃55の外周の円弧よりも小さくし、刈刃55の円弧と案内部8の円弧との交点Pにおける両円弧の接線L1,L2が成す角度αが鈍角となるような各円弧にし、案内部8が刈刃55の前端から所定量突出するように配置している。
以上のように構成された第1実施の形態の刈払機用案内具1によれば、操作杆53を揺動させながら草を刈る時の刈刃55は、図2に示すように、刈刃55が左回転であるため、図の上側の刈り側において多く刈ることができ、障害物等S(図に二点鎖線で示す。)の近傍を刈るときには、刈刃55の前端から突出する案内具1の案内部8が障害物等Sに当接し、刈刃55が障害物等Sに当接するのを防ぐことができる。
また、この状態で案内部8を障害物等Sに沿って横方向に移動(図に矢印Vで示す方向)させることにより、刈刃55の左側で多くの草を刈ることができるとともに、この刈刃55と障害物等Sとの間では案内部8の外形が円弧を描きながら刈刃55の上面まで延び、この案内部8の外形と刈刃55の外周とが重なる点(交差する点)における平面視の角度αが鈍角で形成されているので、刈刃55の前部における障害物等Sの近傍に位置する草Mは、刈刃55で刈られるか、案内部8に沿って刈刃55から離れる方向に傾けられ、草Mが刈刃55と案内具1との間に絡まることがなく安全に草刈り作業を行うことができる。この草Mの動きは、図1にも示す。
図4は本発明の第2実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す平面図である。この第2実施の形態は、前記第1実施の形態におけるフレーム部6と案内部8の形態が異なっている。以下の説明では、前記第1実施の形態における構成と異なる構成について説明し、同一の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、この実施の形態では、棒状のフレーム部16を例に説明するが、板状に形成されていてもよい。
図示するように、この第2実施の形態の案内具11は、前記刈刃固定部56に取付けるための取付部2は前記第1実施の形態における構成と同一であるが、この取付部2から前側の形態が異なっている。前記取付部2には、刈刃55の前側に向けて延びるフレーム部16が設けられている。この第2実施の形態のフレーム部16も、前記取付部2に基部17が溶接された棒状の部材で形成されている。このフレーム部16は、取付部2に溶接された位置から前側に延び、前記刈刃固定部56の前部付近で下向きに屈曲し、刈刃55の上面に近づいた位置で刈刃55の上面とほぼ平行となるように屈曲している(図1と同様に屈曲している。)。
そして、この第2実施の形態では、フレーム部16の刈刃中央付近から、刈刃上面とほぼ平行のままで刈刃55の刈り側(図の上側)に向けて斜めに屈曲させて、刈刃55の外周近くまで刈刃55の上面とほぼ平行に延びるように形成されている。また、この屈曲させたフレーム部16に連なるように、刈刃55の外周よりも内側から刈刃55の前側に突出するように屈曲させた案内部18が形成されている。この案内部18は、刈刃55の円弧よりも小さい円弧で、刈刃55のほぼ中心線C上の前端が最前方に所定量突出するような円弧で形成されている。この実施の形態では、この案内部18を前記フレーム部16と同一の部材を曲げ加工することによって一体形成している。この案内部18の反回転方向の端部は、刈刃55の外周よりも内側まで延びている。
このように、この第2実施の形態では、案内具11のフレーム部16と案内部18とが、1つの棒状の部材を曲げ加工することによって一体形成されている。この第2実施の形態では棒状の部材を曲げてフレーム部16と案内部18とを一体形成しているが、これら全体が棒状の部材でなくてもよい。
さらに、この第2実施の形態でも、平面視において、案内部18の外形が刈刃55の外周と重なる角度が鈍角となるように、案内部18の外形の円弧を刈刃55の外周の円弧よりも小さくし、刈刃55の円弧と案内部18の円弧との交点Pにおける両円弧の接線L1,L2が成す角度αが鈍角となるような各円弧にし、案内部8が刈刃55の前端から所定量突出するように配置している。
以上のように構成された第2実施の形態の刈払機用案内具11によっても、障害物等のない場所では左回転の刈刃によって図の左側において多くの草を刈ることができ、障害物等S(図に二点鎖線で示す。)の近傍を刈るときには、刈刃55の前端から突出する案内具11の案内部18が障害物等Sに当接し、刈刃55が障害物等Sに当接するのを防ぐことができる。また、この状態で案内部18を障害物等Sに沿って横方向に移動(図に矢印Vで示す方向)させることにより、刈刃55の左側で障害物等Sの近傍の草を刈ることができ、この時の刈刃55と障害物等Sとの間の草Mは、案内部18の外形が円弧を描きながら刈刃55の上面まで延び、この案内部18の外形と刈刃55の外周とが平面視において重なる点Pにおける角度αが鈍角で形成されているので、刈刃55の前部における障害物等Sの近傍に位置する草Mは、刈刃55で刈られるか、案内部18に沿って刈刃55から離れる方向に傾けられ、草Mが刈刃55と案内具11との間に絡まることがなく安全に草刈り作業を行うことができる。
しかも、この第2実施の形態の刈払機用案内具11の場合、フレーム部16と案内部18とを曲げ加工によって一体的に形成するので、前記第1実施の形態の案内具1に比べて生産効率良く製造することができ、生産性の向上や製造コストの抑止が可能である。
図5は本発明の第3実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す図面であり、(a) は平面図、(b) は前部の側面図である。この第3実施の形態は、前記第1実施の形態における案内部8の形態が異なっている。以下の説明では、前記第1実施の形態における構成と異なる構成について説明し、同一の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図示するように、この第3実施の形態の案内具21は、前記刈刃固定部56に取付けるための取付部2は前記第1実施の形態における構成と同一であるが、この取付部2から前側の形態が異なっている。前記取付部2には、刈刃55の前側に向けて延びるフレーム部26が設けられている。この第3実施の形態のフレーム部26も、前記取付部2に基部27が溶接された棒状の部材で形成されている。
このフレーム部26は、取付部2に溶接された位置から前側に延び、前記刈刃固定部56の前部付近で下向きに屈曲し、刈刃55の上面に近づいた位置で刈刃55の上面とほぼ平行となるように屈曲し(図1参照)、そのまま刈刃55の前部まで刈刃55の上面とほぼ平行に延びるように形成されている。
そして、この第3実施の形態では、フレーム部26の前端が、ほぼ刈刃55の前端付近で下向きに屈曲させられ、この下向きに屈曲した部分に、軸受29を介して案内部たる案内ローラ28が設けられている。30は、案内ローラ28と軸受29との止め座である。この案内ローラ28は、軸心が刈刃55の外周よりも少し内側に位置し、この軸心から刈刃55のほぼ中心線C上で最前方に所定量突出するような直径で形成されている。この突出量としては、平面視において、案内ローラ28の外形と刈刃55の外周とが重なる交点Pにおける角度αが鈍角となり、刈刃55の前端が障害物等Sに当接しないような突出量に設定される。すなわち、案内ローラ28の外周の円弧を刈刃55の外周の円弧よりも小さくし、平面視において、この案内ローラ28の円弧と刈刃55の円弧との交点Pにおける両円弧の接線L1,L2が成す角度αが鈍角となるようにしている。
以上のように構成された第3実施の形態の刈払機用案内具21によっても、障害物等のない場所では左回転の刈刃によって図の左側において多くの草を刈ることができ、障害物等S(図に二点鎖線で示す。)の近傍を刈るときには、刈刃55の前端から突出する案内具21の案内ローラ28が障害物等Sに当接し、刈刃55が障害物等Sに当接するのを防ぐことができる。
また、この状態で案内ローラ28を障害物等Sに沿って横方向に移動(図に矢印Vで示す方向)させることにより、刈刃55の左側で障害物等Sの近傍の草Mを刈ることができ、この時の刈刃55と障害物等Sとの間の草Mは、案内ローラ28の外周(外形)が刈刃55の上面と重なり、この案内ローラ28の外周と刈刃55の外周とが平面視において重なる点おける平面視の角度αが鈍角で形成されているので、刈刃55の前部における障害物等Sの近傍に位置する草Mは、刈刃55で刈られるか、案内ローラ28に沿って刈刃55から離れる方向に傾けられ、草Mが刈刃55と案内具21との間に絡まることがなく安全に草刈り作業を行うことができる。
しかも、この第3実施の形態の案内具21の場合、案内ローラ28が回転するので、前記第1,第2実施の形態の案内具1,11に比べて障害物等Sとの接触抵抗を低減させることができるので、案内部たる案内ローラ28が障害物等Sに接した状態でスムーズな移動が可能となる。
なお、前述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る刈払機用案内具は、壁面等の障害物に近接した場所の草刈りを行う場合に利用できる。
本発明の第1実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す斜視図である。 図1に示す刈払機用案内具を示す平面図である。 図1に示す第1実施の形態に係る刈払機用案内具における変形例を示す斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す平面図である。 本発明の第3実施の形態に係る刈払機用案内具を備えた刈払機の前端部分を示す図面であり、(a) は平面図、(b) は前部の側面図である。 従来から利用されている刈払機の全体を示す斜視図である。 図6の刈払機による草刈り作業の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1…案内具
2…取付部
3…取付材
4…固定板
5…ナット
6…フレーム部
7…基部
8…案内部
11…刈払機用案内具
16…フレーム部
18…案内部
21…刈払機用案内具
26…フレーム部
28…案内ローラ
C…中心線
P…交点
L1,L2…接線
α…角度
S…障害物等
51…刈払機
52…回転軸
53…操作杆
55…刈刃
56…刈刃固定部
W…作業者
M…草

Claims (3)

  1. 操作杆の前部に取付ける取付部を設け、前記操作杆の前端に設けた刈刃固定部から刈刃の上側で刈刃上面とほぼ平行に前方に向けて延びる1本のフレーム部を設け、
    該フレーム部の前端に、前記刈刃の上側において該刈刃の前端から前方に突出する案内部を設け、
    該案内部の外形を、前記刈刃のほぼ中心線上で最前方に突出し、該突出位置から両側に向けて該刈刃の円弧よりも小さい円弧で刈刃の外周よりも内側まで延び、該刈刃の外周と平面視で重なる角度が鈍角となるように形成して刈った草が絡みつくことなく刈刃の障害物当接を防止する刈払機用案内具。
  2. 前記フレーム部を、刈刃のほぼ中心線上に設けた棒状又は板状の部材で構成し、前記案内部を、該フレーム部の前端に設けた棒状又は板状の部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の刈払機用案内具。
  3. 前記フレーム部を、前記刈刃の上部位置で該刈刃の刈り側に向けて屈曲させ、前記案内部を、該屈曲させたフレーム部の前部を、刈刃の外周よりも内側から該刈刃の円弧よりも小さい円弧で反刈り側に屈曲させて一体形成し、該案内部の外形を、該刈刃のほぼ中心線上で最前方に突出し、反刈り側の端部が刈刃の外周よりも内側まで延びるように形成したことを特徴とする請求項2に記載の刈払機用案内具。
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