JP4184235B2 - Diaper changing bed - Google Patents
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Description
本発明は、乳幼児のおむつを交換する際に使用するおむつ交換用ベッドに関するものである。 The present invention relates to a diaper changing bed used when changing a baby's diaper.
デパート、ショッピングセンター、その他において、洗面所、トイレ等の壁面に装着しておき、乳幼児のおむつを交換する際に使用するおむつ交換用ベッドには、ベッド部をヒンジを介してベース部に横軸廻りに折り畳み自在に枢着し、使用時にベッド部を略水平状に倒すようにしたものがある(特許文献1)。 In a department store, shopping center, etc., a diaper replacement bed that is attached to the wall of a washroom, toilet, etc., and used to change baby diapers, has a horizontal axis on the base part through the hinge to the base part. There is one in which it is pivotably attached around the bed and the bed portion is tilted substantially horizontally when used (Patent Document 1).
この種のおむつ交換用ベッドのベッド部は、従来、平面視矩形状のベッド枠と、このベッド枠の上下両側に配置された上部カバー及び下部カバーとを備えている。上部カバーはベッド枠内に上側から嵌合する凹部を有し、また上部カバー及び下部カバーは外周側でベッド枠にリベット等で固定され、その上部カバーと下部カバーとの対向端縁を覆うように周方向に帯状のガスケットが装着されている。そして、ベッド枠の後部がヒンジを介してベース部のベース枠に枢着され、またベース枠とベッド枠との間に、ベッド部を折り畳み方向に付勢するガススプリングが設けられている。
従来のおむつ交換用ベッドは、ベッド部の構造が非常に複雑であって、部品点数、組立て工数が増加し、製作コストが大幅にアップする欠点があった。即ち、従来は構造的に複雑なベッド枠を使用する上に、上部カバー、下部カバー及びガスケットを使用するため、ベッド部の構造が非常に複雑で部品点数が増加し、また組立てに際しては、上部カバー及び下部カバーをベッド枠の上下両側に個々に固定した後、その上部カバーと下部カバーとの端縁部分を周方向のガスケットで覆う必要があるため、組立てが煩雑でその組立て工数が著しく増加する欠点がある。 The conventional diaper replacement bed has a drawback that the structure of the bed portion is very complicated, the number of parts and the number of assembling steps are increased, and the production cost is greatly increased. In other words, the conventional structure uses a bed frame that is structurally complex, and uses an upper cover, a lower cover, and a gasket. Therefore, the structure of the bed is extremely complicated and the number of parts increases. After individually fixing the cover and the lower cover to the upper and lower sides of the bed frame, it is necessary to cover the edge part of the upper cover and the lower cover with a gasket in the circumferential direction, so the assembly is complicated and the assembly man-hour increases significantly. There are drawbacks.
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、部品点数、組立て工数を少なくでき、容易且つ安価に製作できるおむつ交換用ベッドを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a diaper replacement bed that can reduce the number of parts and assembly man-hours and can be manufactured easily and inexpensively.
本発明は、壁面1等の所要部位に装着されるベース部5と、該ベース部5にヒンジ6を介して左右方向の軸心廻りに折り畳み自在に枢着されたベッド部7とを備えたおむつ交換用ベッドにおいて、前記ベッド部7は、後側に開口する前後方向の挿入空間48が形成された中空状のベッド体33と、前記挿入空間48に後側の開口から挿入された左右方向に複数の支持部材38を有し且つ前記ヒンジ6により枢着されたベッド枠34とを備えたものである。
The present invention includes a
前記ベッド体33は、上下に所定の間隔を置いて配置された上底壁部40及び下底壁部41と、前記上底壁部40の周囲から起立する内周壁部42と、前記下底壁部41の周囲から起立する外周壁部43と、前記内・外周壁部42,43の上端を連結する頂壁部44と、前記上底壁部40と前記下底壁部41とを連結する左右方向に複数の補強壁45とを一体に備え、前記上底壁部40の下側で且つ隣り合う前記補強壁45間を前記挿入空間48としても良い。
The
前記ベッド枠34は、前記ヒンジ6により枢着された左右方向の後枠材37と、該後枠材37から前方に突出する前記支持部材38とを備えたものでも良い。また前記上底壁部40に挿通された固定具54により前記ベッド体33を前記支持部材38に固定しても良い。
The
また前記内周壁部42、前記外周壁部43及び前記頂壁部44により前記ベッド体33の堤部46を形成し、該堤部46の前記ベース部5側に、左右両側の段部51と該段部51間で前記内・外周壁部42,43間に形成された開口部52とを有し且つ前記ベース部5の下部が嵌合する凹部50を形成し、前記開口部52から前記ベッド体33内に前記ベッド枠34を挿入することも可能である。
Further, the inner
更に前記ヒンジ6のヒンジ軸6aを前記内周壁部42の後方近傍に配置すると共に、前記凹部50側の前記内周壁部42に、前記ヒンジ軸6aの近傍で後側に屈曲する屈曲部55を介して起立部56を設け、前記ベース部5側に、前記ベッド部7が使用姿勢Dのときに前記屈曲部55の上側で前記起立部56に前側から近接して重なる舌片部30を設けても良い。
Further, the
また前記ベース部5は、前記ヒンジ6を介して前記ベッド枠34を支持するベース枠17と、該ベース枠17を覆うベースカバー18とを備え、前記ベースカバー18は、前記ベース枠17の前側の前壁部24と、該前壁部24の左右両側から後方に屈曲し且つ前記ベース枠17を左右両側から覆う側壁部25と、前記前壁部24の下端から前斜め下方に突出する前記舌片部30とを備え、前記各段部51は前記各側壁部25の下端に対応する左右の下段部51aと、各側壁部25の左右外側に近接する上段部51bとを備えたものでも良い。
The
本発明では、ベッド部7側の部品点数、組立て工数を少なくでき、容易且つ安価に製作できる利点がある。
In the present invention, the number of parts on the
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図16は本発明の第1の実施例を例示する。図1〜図5において、1は洗面所等の壁面、2はその床面である。3はおむつ交換用ベッドであり、壁面1等の所要部位に着脱自在に固定されたスタンド部4と、スタンド部4の上部前面側に着脱自在に装着されたベース部5と、ベース部5の下端部にヒンジ6により左右方向のヒンジ軸6a廻りに折り畳み自在に枢着され且つベース部5に沿って折り畳んだ折り畳み姿勢U(図3の仮想線、図13参照)とベース部5から前方に略水平状に突出する使用姿勢D(図1、図3の実線参照)とに姿勢変更可能なベッド部7と、ベッド部7を折り畳み方向に付勢する付勢手段8とを備えている。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. 1-16 illustrate a first embodiment of the present invention. 1 to 5,
スタンド部4は、図7に示すように、偏平な縦長矩形状のスタンド枠9と、前側へと横断面半円状に突出し且つベッド部7の下側でスタンド枠9を覆うスタンドカバー10とを備えている。スタンド枠9は上部側がボルト12により壁面1側のアンカーに固定され、また下端の接地板13がボルト14により床面2側のアンカーに固定されている。なお、スタンド枠9は板金材を折り曲げて構成されており、またスタンドカバー10はそのスタンド枠9に左右両側からネジ16等で着脱自在に固定されている。
As shown in FIG. 7, the
ベース部5は、スタンド枠9の上部に着脱自在に装着されたベース枠17と、ベース枠17及び付勢手段8を前側から覆うベースカバー18とを備えている。ベース枠17は図6、図8〜図10に示すように、上側に配置された横枠材19と、横枠材19の裏側に固定され且つ下方に垂下する左右一対の縦枠材20,21と、左右一対の各縦枠材20,21の下端側の前面に固定された左右方向の受け枠22とを備えている。横枠材19、縦枠材20,21、受け枠22はアングル材により構成されている。左右の受け枠22は、付勢手段8と干渉しないようにして一体に設けても良い。ベース枠17は内側の縦枠材20間にスタンド枠9が入り、その各縦枠材20が上下2本のボルト23によりスタンド枠9に固定されている。受け枠22は前側に突出しており、下面側がベッド部7に対する受け面となっている。
The
ベースカバー18は正面視形状が略横長矩形状であって、図9、図10、図12に示すようにベース枠17、付勢手段8を前側から覆う前壁部24と、前壁部24の左右両端側から後方に屈曲し且つベース枠17を左右両側から覆う上下方向の側壁部25と、各側壁部25の上端間で前壁部24の上端側から後方に屈曲し且つベース枠17を左右両側から覆う上壁部26と、上壁部26の後端から壁面1に沿って上方に突出する受け縁部27と、前壁部24の下端部から前斜め下方に屈曲して突出する舌片部30とが一体に形成されている。各側壁部25はベース枠17の外側の縦枠材21にネジ、固定ピン等の固定具28等で着脱自在に固定されている。
The
ベースカバー18は、図13、図14に示すようにベッド部7を折り畳み姿勢Uにしたときに、このベッド部7により、前壁部24、側壁部25及び上壁部26が覆われる大きさであって、そのときのベッド部7の前縁側を受け縁部27で受けるようになっている。受け縁部27はベッド部7を折り畳み姿勢Uにしたときに、その上縁がベッド部7の前縁側と略一致する形状となっている。また受け縁部27には、ベッド部7が当接する緩衝体29が左右に設けられている。
The
ベースカバー18はブロー成形により成形された中空体であって、前壁部24、側壁部25、上壁部26及び舌片部30が中空状になっている。なお、受け縁部27は板状である。前壁部24と左右の側壁部25は全体として正面視門形状であり、その前側に前壁部24が形成され、互いに内部が連通している。
The
舌片部30は図5、図6及び図12に示すように、前壁部24の左右方向の略全長にわたる長さを有し、側壁部25の下端よりも下方に突出し且つ前壁部24の下端から前斜め下方に屈曲している。そして、舌片部30はヒンジ6に対応する部分の薄肉板状部60を除く略全体が前壁部24よりも薄い中空状であり、下端縁が円形面になっている。
As shown in FIGS. 5, 6, and 12, the
この舌片部30の前壁30aは図15に示すように薄肉板状部60を含む全体が平坦状であり、後壁30bは薄肉板状部60に対応する部分が前側に凹入する逃がし凹部61となっており、また側壁部25の下端よりも若干上側で、前壁部24の後壁24a側に段差部62を介して接続されている。なお、前壁部24の後壁24aと舌片部30の後壁30bとの間には、その段差部62を斜めに横切るように補強用膨らみ部63が左右方向に複数形成されている。
The
付勢手段8は図11に示すようにガススプリング8a等により構成され、左右方向の中央等の適当箇所に上下方向に配置されている。そして、付勢手段8は、そのシリンダ側が横枠材19の左右中央に固定されたブラケット31に、ロッド側が後述するベース枠17側のブラケット32に夫々に取り付けられている。なお、前壁部24には、後壁24aの左右方向の中央部にガススプリング8aに対応する凹部24bが形成されている。
As shown in FIG. 11, the urging means 8 is constituted by a
ベッド部7は、図8〜図11にも示すように、乳幼児等を壁面1に沿って左右方向に寝かせ得るように略横長矩形状に形成されたベッド体33と、ヒンジ6を介してベース枠17に枢着され且つベッド体33をその内部で支持するベッド枠34と、ベッド部7内に敷かれたマット35と、マット35上で乳幼児の身体を止めるための安全ベルト36とを備えている。
As shown in FIGS. 8 to 11, the
ベッド枠34は、左右方向に配置された角筒体等の後枠材37と、前後方向に配置され且つ後枠材37から前側に突出する左右方向に複数、例えば左右一対の支持部材38とを備えている。後枠材37はヒンジ6により受け枠22に連結されており、ベッド部7が使用姿勢Dになったときに、受け枠22の下側に当接する。なお、ヒンジ6は蝶番式で、ヒンジ軸6aが受け枠22の前端に位置するように、その一方の取り付け板6bが受け枠22の上面に、他方の取り付け板6cが後枠材37の前面に夫々取り付けられている。
The
ベッド体33は、上下に所定の間隔を置いて配置された上底壁部40及び下底壁部41と、上底壁部40の周囲から起立する内周壁部42と、下底壁部41の周囲から起立する外周壁部43と、内・外周壁部42,43の上端を連結する頂壁部44と、上底壁部40と下底壁部41とを連結する補強壁45とを一体に備え、その内・外周壁部42,43と頂壁部44とにより、ベッド体33の全周にわたって堤部46が形成されている。
The
補強壁45は図8に示すように、上底壁部40と下底壁部41との間に前後方向のV字状に形成され、この補強壁45の上側が上方に開放するV溝等の前後溝47となっている。上底壁部40が略水平状であるのに対して、下底壁部41は左右方向の中央部分が若干下側に膨らむように正面視において円弧状に湾曲している。そのため補強壁45、前後溝47は、上底壁部40と下底壁部41との間隔が大である中央部分が上下、左右に大きく、左右両側が小さくなるように、左右方向に所定の間隔を置いて複数形成されている。
As shown in FIG. 8, the reinforcing
上底壁部40の下側には、後側に開口する前後方向の挿入空間48が形成され、この挿入空間48に後側から支持部材38が挿入されている。挿入空間48は左右両側に配置された隣り合う一対の補強壁45間の間隔を支持部材38の幅と略同じにして、その隣り合う一対の補強壁45を挿入空間48としている。なお、上底壁部40は、中央の隣り合う一対の補強壁45間、左右の隣り合う一対の補強壁45間が他の部分に比較して若干低くなっている。
An
ベッド体33の堤部46には,図11にも示すように、その前側に緩やかな円弧状の凹入部49が形成され、また後側のベース部5側に、ベース部5の下端部側が嵌合する凹部50が形成されている。凹入部49は折り畳み姿勢Uのベッド部7を使用姿勢Dに倒すときに手を掛けるためのものである。
As shown in FIG. 11, a gentle arc-shaped recessed
凹部50は左右両側の段部51と、この段部51間で内・外周壁部42,43間に形成された開口部52とを有する。ベッド枠34はその後枠材37が開口部52の左右幅より若干短く、後方から開口部52を経てベッド体33内に挿入可能であり、その各支持部材38が後側の開口部52から挿入空間48に挿入されている。また後枠材37はベッド体33内に配置され、その後面に外周壁部43の起立縁部53が当接又は近接している。
The
ベッド体33は、一対の補強壁45間で上底壁部40に挿通されたタッピングネジ等の固定具54により支持部材38に固定されている。なお、固定具54にタッピングネジを使用すれば、支持部材38を挿入空間48に挿入した後、上底壁部40上から支持部材38へとタッピングネジを挿通することにより、ベッド体33とベッド枠34とを容易に固定可能である。
The
ヒンジ6のヒンジ軸6aは、内周壁部42の後方近傍に配置されている。凹部50側の内周壁部42には、図15に示すようにヒンジ軸6aの上側近傍で後側へと屈曲する屈曲部55と、この屈曲部55から上方に起立する起立部56とが、ヒンジ6に対応する部分を除いて開口部52の略全長にわたって形成されている。そして、ヒンジ6に対応する部分は、ベッド部7を折り畳み姿勢Uにしたときにヒンジ6の取り付け板6bと干渉しないように、内周壁部42の下部側と略同一角度で傾斜し且つ起立部56よりも前側に突出する逃がし部56aとなっている。
The
屈曲部55はヒンジ6のヒンジ軸6aに対して略同心円状に湾曲しており、ベッド部7を使用姿勢Dにしたときに、屈曲部55の上側近傍で且つ起立部56の前側近傍に舌片部30が位置し、また薄肉板状部60の裏側の逃がし凹部61に逃がし部56aが入るようになっている。従って、ベースカバー18の下端部とベッド部7の内周壁部42の上端部は、ベッド部7が使用姿勢Dのときには僅かな間隔で前後に重なり、またベッド部7が使用姿勢Dから上側の所定角度内で上下方向に回動したときにも、両者が略一定の間隙を保つことが可能である。なお、所定角度は、使用者の不注意、その他によって、乳幼児が載った状態のベッド部7が上側に回動する可能性のある角度、例えば30〜40度程度である。
The
凹部50の左右の段部51は、図11、図16に示すように各側壁部25の下端に対応する左右の下段部51aと、各側壁部25の左右外側に近接する上段部51bとを備えている。なお、上段部51bは内外面、上面及びベース部5側が閉塞し、また下段部51aは内外面及び上面が閉塞している。
As shown in FIGS. 11 and 16, the left and
安全ベルト36は接続具57で接続可能な2本のベルト58、59を備え、各ベルト58,59の基部が、中央の隣り合う一対の補強壁45間で上底壁部40上にネジ等で固定されている。なお、ベルト58,59の基部側はマット35で覆われている。
The
上記構成のおむつ交換用ベッドは、通常、ベッド部7がベース部5に沿って折り畳み姿勢Uに折り畳まれており、ガススプリング8aによってその状態に保持されている。
In the diaper replacement bed having the above-described configuration, the
乳幼児のおむつの交換に際して使用する場合には、先ずベッド部7の堤部46の前側に形成された凹入部49に手を掛けてベッド部7を手前に引き倒す。するとガススプリング8aに抗しながら、ベッド部7がヒンジ6の左右方向のヒンジ軸6a廻りに前方に緩やかに回動し、使用姿勢Dまで倒れる。
When used when changing an infant's diaper, first, a hand is placed on the recessed
この使用姿勢Dでは、べッド枠34の後枠材37がベース枠17の受け枠22に下側から当接し、ベッド部7が略水平状態になる。なお、ガススプリング8aの付勢力は、それ自体ではベッド部7を上方に回動させない程度に設定されている。
In this use posture D, the
ベッド部7が使用姿勢Dになれば、次に乳幼児をベッド部7上に載せて横向きに寝かせ、安全ベルト36で乳幼児の身体を止める。そして、その状態で乳幼児のおむつを交換する。おむつの交換が完了すれば、ベッド部7をヒンジ6のヒンジ軸6a廻りに上方に回動させ、ベッド部7をベース部5に沿って折り畳む。このときガススプリング8aの付勢力がベッド部7の折り畳み方向に働いているので、ベッド部7を軽く折り畳むことができる。
When the
この実施例によれば、次のような利点がある。即ち、スタンド部4は、壁面1等に固定されたスタンド枠9と、ベッド部7の下側でスタンド枠9を覆うスタンドカバー10とを備え、ベース部5はスタンド枠9の上部に装着されたベース枠17と、このベース枠17を覆うベースカバー18とを備え、ベッド部7は中空成形体のベッド体33と、ヒンジ6によりベース枠17に枢着され且つベッド体33を内部から支持するベッド枠34とを備えた構成であるため、各部の部品点数が少なく構造を簡単にできる利点がある。
This embodiment has the following advantages. That is, the
ベッド体33を製作する場合には、先ず開口部52のない中空体をブロー成形等により成形し、その後、堤部46の後側に形成された凹部50の左右両側の段部51間を切り取って開口部52を形成する。このため一体構造のベッド体33を容易に製作することができる。なお、後側の堤部46は、左右の下段部51a間をこの下段部51aと略同形状に成形しておき、その後に左右の下段部51a間を切り取って開口部52を形成すれば、左右の段部51間に開口部52を有する凹部50を容易に形作ることができる。
When the
またベッド体33は、上下に所定の間隔を置いて配置された上底壁部40及び下底壁部41と、上底壁部40の周囲から起立する内周壁部42と、下底壁部41の周囲から起立する外周壁部43と、内・外周壁部42,43の上端を連結する頂壁部44と、上底壁部40と下底壁部41とを連結する左右方向に複数の補強壁45とを一体に備えているので、ブロー成形等の中空成形法により一体に成形するにも拘わらず、簡単な構造でその強度を十分に確保することができる。
The
ベッド体33の製作後、そのベッド体33にベッド枠34を結合してベッド体33を組み立てる。この場合、開口部52の下側で外周壁部43に形成された起立縁部53をその弾性変形により後方側へと倒しておき、その状態で一対の支持部材38の先端を開口部52内に入れて各挿入空間48に合わせた後、挿入空間48内へと支持部材38を押し込んで行く。この場合、上底壁部40の下側で隣り合う補強壁45間を挿入空間48としているので、補強壁45により支持部材38を案内でき、支持部材38を案内するための部材を別途設ける必要がない。
After the
ベッド枠34の後枠材37が起立縁部53を通過してベッド枠34全体がベッド体33内に収まると、起立縁部53を戻して後枠材37の裏面に当接させ、ベッド体33とベッド枠34とを適正位置に調整した後、上底壁部40側から各支持部材38に前後2箇所でタッピングネジを挿通して、ベッド体33とベッド枠34とを固定する。これによってベッド部7側の組立て工数を大幅に削減でき、部品点数の削減と相まって、ベッド部7の製作コストを極力低減することができる。
When the
なお、ベッド枠34はベッド体33に組み込む前にヒンジ6を介してベース枠17側に予め枢着しておいても良いが、ヒンジ6を後枠材37に取り付けておき、ベッド体33に対する組立て後にヒンジ6とベース枠17とを結合しても良い。
The
またベッド枠34はその支持部材38をベッド体33側の挿入空間48に挿入すれば良いので、左右方向の後枠材37と、この後枠材37から前方に突出する左右一対の支持部材38とを備えた程度の簡単な構造のものを使用でき、その点でも製作コストを安価にできる。しかも、開口部52がベッド体33の後側である上に、ベッド体33の後枠材37がベッド体33内にあって、その裏面に外周壁部43の起立縁部53が当接又は近接するようになっているため、ベッド枠34を開口部52からベッド体33内に挿入して組み立てる構造であるにも拘わらず、組立て後の外観上の見栄えを損なうようなこともなく、また開口部52から指を挿入して怪我をする等の惧れもない。
Further, since the
ベッド部7を使用姿勢Dに倒したときには、堤部46の凹部50にベース部5の下部が嵌合して、ベースカバー18の舌片部30と内周壁部42の起立部56とが上下方向に所定の重なり量で前後に重なっている。従って、ベッド部7を使用姿勢Dに倒したときに、ベースカバー18の下端部と凹部50側の内周壁部42の上端部とが上下に対向するもの(特許文献1等)の場合に比較して、その隙間部分から指を挿入して怪我をする等の惧れもない。
When the
また内周壁部42の上部側に、これに近接するヒンジ軸6aの近傍から後側に屈曲する屈曲部55を介して起立部56を設け、舌片部30を偏平中空状に構成し、使用姿勢Dのときの舌片部30が屈曲部55の上側で起立部56の前側に位置するようにしているので、内周壁部42の上部側及び舌片部30の強度が増大すると共に、舌片部30と内周壁部42側との隙間のバラツキを容易に抑えることができる。
Further, an
即ち、内周壁部42に屈曲部55を介して起立部56を設けているため、内周壁部42の上部側の強度が増大し、しかも屈曲部55上で起立部56の前に、舌片部30が位置するための空間を十分に確保することができる。また舌片部30が偏平中空状であるため、舌片部30が板状のものに比較してその強度が増大し、内周壁部42側の強度の増大と相まって変形等による隙間のバラツキを容易に抑えることができる。更に舌片部30が偏平中空状であっても、内周壁部42の上部前側に舌片部30のための空間を容易に確保できるため、舌片部30がベッド部7内に大きく突出するようなこともない。なお、舌片部30はベースカバーをブロー成形等により中空状に成形することによって容易に成形することができる。
That is, since the standing
また屈曲部55はヒンジ軸6a廻りに略同心円状であるため、ベッド部7を使用姿勢Dから上側の所定範囲内で上下方向に回動させた場合にも、舌片部30と屈曲部55との間の隙間の変化を防止することができる。
Further, since the
内周壁部42の上部には、ベッド部7を折り畳み姿勢Uにしたときにヒンジ6の取り付け板6bと干渉しないように、起立部56よりも前側に突出する逃がし部56aを設けているので、起立部56の上下長さを長くして舌片部30との上下方向の重なり量を十分に確保することができる。しかも、舌片部30には、ベッド部7を使用姿勢Dにしたときに内周壁部42の逃がし部56aが入るように、その薄肉板状部60の裏側に逃がし凹部61を設けているため、舌片部30を起立部56に接近させてその隙間を小さくすることができる。
Since the upper part of the inner
更にベースカバー18は、ベース枠17を前側から覆う前壁部24と、前壁部24の左右両側から後方に屈曲し且つベース枠17を左右両側から覆う側壁部25と、前壁部24の下端から前斜め下方に突出する舌片部30とを備えているため、その構造も簡単である。またベースカバー18は前壁部24、側壁部25及び舌片部30が中空状であるが、ブロー成形等によって容易に成形することができる。
Further, the
しかも凹部50側の左右両側にある段部51は、ベースカバー18の各側壁部25の下端に対応する左右の下段部51aと、各側壁部25の左右外側に近接する上段部51bとを備えているので、使用姿勢Dのベッド部7と各側壁部25との間の隙間を迷路状にでき、その隙間から指を挿入して怪我をする等の惧れも防止できる。
In addition, the
図17〜図19は本発明の第2の実施例を例示し、ベース部5は取り付け枠70を介して壁面1等の所要部位に取り付けられている。取り付け枠70は、上下一対の帯板等の横部材71,72と、両横部材71,72を上下に連結する左右各一対の縦部材73,74とを備え、各横部材71,72を壁面1等に固定するようになっている。縦部材73,74は角筒体等により構成されている。左右の内側の縦部材73はベース枠17の左右の内側の縦枠材20に、左右の外側の縦部材74はベース枠17の左右の外側の縦枠材21に夫々対応しており、内側の縦部材73にはベース枠17を固定するためのボルト23がその前面に固定されている。このようにスタンド部4に代えて取り付け枠70を使用するようにしても良い。
17 to 19 illustrate a second embodiment of the present invention, and the
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はこの実施例に限定されるものでなく、種々の変更が可能である。例えば、実施例ではスタンド部4、取り付け枠等は他の形状、構造のものでも良い。要するにベース部5のベース枠17を所要部位に取り付け得る構造のものであれば十分である。
As mentioned above, although the Example of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to this Example, A various change is possible. For example, in the embodiment, the
ベース部5はベース枠17、ベースカバー18により構成しているが、そのベース枠17は壁面1等の所要部位に取り付けた場合に、ベッド部7側の重量を確実に支え得る強度を有し、且つヒンジ6を介してベッド枠34を枢着できる構造のものであれば十分である。ベース枠17の左右の受け枠22は、1本の部材により構成しても良い。ベースカバー18にはベース枠17、付勢手段8等と干渉しない部分を中空状に構成した中空成形体を使用しているが、中空状である必要はない。また実施例のヒンジ6は蝶番式にしているが、ベース枠17及びベッド枠34に左右方向に複数のブラケットを設け、その各ブラケットに1本のヒンジ軸6aを挿通して構成することも可能である。
The
ベッド体33は周囲に堤部46を、その堤部46の後側のベース部5に対応する部分に凹部50を夫々形成しているが、堤部46、凹部50の形状等は他のものでも良い。ベッド枠34の支持部材38は左右方向に複数であれば良く、左右方向に3本以上設けても良い。左右に隣り合う補強壁45間の空間を利用してベッド体33の内部に挿入空間48を形成しているが、挿入空間48は他の部分に形成しても良い。
The
また挿入空間48は後側が開放して、開口部52側から支持部材38を挿入できる構造であれば良い。補強壁45間の間隔、挿入空間48の左右幅を支持部材38の左右幅と略同じにすると共に、起立縁部53の他に、後枠材37の前面が当接する部分を設ける等、後枠材37を前後から挟む部分をベッド体33側に設けておけば、固定具54でベッド体33を支持部材38に固定する必要はない。
The
安全ベルト36は、マットの下側にベルト出し入れユニットを配置して、そのベルト出し入れユニットにより2本のベルト58、59を出し入れ自在にしても良い。付勢手段8は、ヒンジ6部分に組み込んでも良い。
The
1 壁面
5 ベース部
6 ヒンジ
6a ヒンジ軸
7 ベッド部
17 ベース枠
18 ベースカバー
24 前壁部
25 側壁部
30 舌片部
33 ベッド体
34 ベッド枠
37 後枠材
38 支持部材
40 上底壁部
41 下底壁部
42 内周壁部
43 外周壁部
44 頂壁部
45 補強壁
46 堤部
48 挿入空間
50 凹部
51 段部
51a 下段部
51b 上段部
52 開口部
54 固定具
55 屈曲部
56 起立部
D 使用姿勢
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