JP4183163B2 - 遊技装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転ドラムを使用した、例えばスロットマシンやパチンコ機等の遊技装置に関し、ステッピングモータの正逆転時に、回転ドラムの回転位置を正確に検出することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転ドラムを使用したスロットマシンやパチンコ機では、ステッピングモータを使用して回転ドラムを一方向に駆動していた。
例えば、図11〜13は、従来の技術を説明するためのものであり、図11に示すように、回転ドラム300の回転位置を検出するために、遮光片310を設けておき、その遮光片310をフォトセンサ320を使用して検出していた。
【0003】
上記フォトセンサ320のセンサ信号のオフからオンへの立ち上がりエッジを検出して、図12に示すように、リセット信号を発生させていた。リセット信号にもとづいて、ステッピングモータ(図示せず)のパルスカウンタをリセットしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のスロットマシン等では、ステッピングモータを仮に逆転したときに、正転駆動時と同じに、センサ信号のオフからオンへの立ち上がりエッジを検出していても、回転検出位置がズレてしまうという問題点があった。
すなわち、上記した従来のスロットマシン等では、図12に示すように、正転駆動時に、センサ信号の立ち上がりエッジを検出している場合には、具体的には、図11においてフォトセンサ320に近接した遮光片310の一縁aを検出していることになる。
【0005】
これに対し、逆転駆動時に、図13に示すように、正転駆動時と同様に、センサ信号の立ち上がりエッジを検出していても、具体的には、図11においてフォトセンサ320から離隔した遮光片310の他縁bを検出していることになる。
このため、遮光片310の幅分だけ、ステッピングモータ(図示せず)のパルスカウンタのリセットのタイミングがズレてしまう結果となる。
【0006】
その結果、回転ドラム300を正確な位置に停止できず、回転ドラム300に表示された図柄を、有効ライン上に正確に停止できないという弊害が発生するおそれがあった。
なお、リセット位置のずれをソフト的に修正することも可能である。例えば、正転駆動時を基準に、逆転駆動時のリセット位置を演算により求めたり、或いは正転駆動時のデータテーブルと逆転駆動時のデータテーブルとを2個を持ち、駆動方向により複数のデータテーブルを切り換えることも可能である。しかし、センサ信号を読み込む度に、演算によりリセット位置を求めると、CPUの負担が増加し、又、データテーブルを複数個持つと、メモリーが圧迫されてしまう。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
【0007】
すなわち、請求項1に記載の発明は、ステッピングモータの正逆転時に、読込信号の異なる状態変更にもとづいて、リセット信号を出力させることで、回転ドラムの回転位置を正確に検出することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】
すなわち、請求項2に記載の発明は、回転ドラムの正転駆動時に、読込信号のオフからオンに変化したことを条件に、リセット信号を出力し、ステッピングモータが逆転駆動される場合には、読込信号のオンからオフに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにすることで、遮光片の同一位置を検出することができるようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、遊技装置(例えばスロットマシン10)には、例えば図1〜4に示すように、次の構成を備える。
【0011】
(1)回転ドラム(30)
回転ドラム(30)は、複数種類の図柄(図示せず)が所定の間隔で周囲に表示されるものである。
(2)ステッピングモータ(40)
ステッピングモータ(40)は、回転ドラム(30)を回転するものである。
【0012】
(3)回転位置被検出部(例えば遮光片31)
回転位置被検出部(例えば遮光片31)は、回転ドラム(30)の回転軸周りの回転位置を検出するためのものである。
(4)センサ(50)
センサ(50)は、回転位置被検出部(例えば遮光片31)を検出している間、センサ信号を出力し続けるためのものである。
【0013】
(5)遊技制御手段(100)
遊技制御手段(100)は、例えば図1に示すように、ステッピングモータ(40)及びセンサ(50)にそれぞれ接続され、遊技を制御するためのものである。
第二に、遊技制御手段(100)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
【0014】
(6)回転方向選択手段(310)
回転方向選択手段(310)は、遊技の進行にもとづいて、回転ドラム(30)の正逆の回転方向を選択可能なものである。
(7)モータ駆動手段(320)
モータ駆動手段(320)は、回転方向選択手段(310)により選択された回転ドラム(30)の回転方向に対応させて、ステッピングモータ(40)を駆動するためのパルス信号を出力するものである。
【0015】
(8)パルスカウンタ手段(330)
パルスカウンタ手段(330)は、モータ駆動手段(320)のパルス信号をカウントするためのものである。
(9)センサ信号読込手段(340)
センサ信号読込手段(340)は、センサ信号を予め設定された読み込みタイミングで読み込むためのものである。
【0016】
(10)カウンタリセット手段(350)
カウンタリセット手段(350)は、センサ信号読込手段(340)により読み込んだ読込信号にもとづいて、パルスカウンタ手段(330)にリセット信号を出力するためのものである。
第三に、カウンタリセット手段(350)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
【0017】
(11)エッジ検出手段(351)
エッジ検出手段(351)は、例えば図5に示すように、回転方向選択手段(310)により選択された回転方向にもとづいて、ステッピングモータ(40)が正逆のいずれか一方の方向(例えば正転)に駆動される場合には、センサ信号の出力開始による読込信号の状態変更(例えばオフからオン)にもとづいて、リセット信号を出力するためのものである。
【0018】
これに加え、エッジ検出手段(351)は、例えば図6に示すように、ステッピングモータ(40)が正逆のいずれか他方の方向(例えば逆転)に駆動される場合には、センサ信号の出力終了による読込信号の状態変更(例えばオンからオフ)にもとづいて、リセット信号を出力するためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0019】
すなわち、エッジ検出手段(351)は、例えば図5に示すように、ステッピングモータ(40)が正転駆動される場合には、読込信号がオフからオンに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにしている。
これに加え、エッジ検出手段(351)は、例えば図6に示すように、ステッピングモータ(40)が逆転駆動される場合には、読込信号がオンからオフに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにしている。
【0020】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1〜8は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの概略ブロック図、図2はリールユニットの正面図、図3はリールユニットの側面図、図4はドラムユニットの説明図、図5は正転駆動時の波形図、図6は逆転駆動時の波形図、図7はステッピングモータの駆動プロセスを説明するためのフローチャート、図8は図7の駆動位置検出センサ処理の説明図をそれぞれ示すものである。
【0021】
図9〜10は、本発明の第2の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図9は正転駆動時の波形図、図10は逆転駆動時の波形図をそれぞれ示すものである。
図11〜13は、従来の技術をそれぞれ示すものである。
図11は、回転ドラムとセンサとの説明図、図12は正転駆動時の波形図、図13は逆転駆動時の波形図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
図中、10は、遊技装置としてのスロットマシンを示すものである。
【0022】
なお、遊技装置は、スロットマシン10に限定されず、パチンコ機等でも良い。
スロットマシン10の内部には、図2〜3に示すように、リールユニット20を備える。
(リールユニット20)
リールユニット20は、図2〜3に示すように、次の複数個、例えば3個のドラムユニット21〜23を備えている。
【0023】
なお、ドラムユニット21〜23の数は、3個に限定されず、単数でも良いし、2個、或いは4個以上でも良い。
各ドラムユニット21〜23には、図2〜3に示すように、次のパーツを備える。
(1)回転ドラム30
(2)ステッピングモータ40
(3)センサ50
なお、各ドラムユニット21〜23は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(回転ドラム30)
回転ドラム30は、図示しないが、複数種類の図柄が所定の間隔で周囲に表示されるものである。
【0024】
具体的には、回転ドラム30は、図2〜3に示すように、円筒形を成し、その軸心がステッピングモータ40の駆動軸に直結されている。
なお、回転ドラム30を、ギアボックスを介して、ステッピングモータ40の駆動軸に連結しても良い。
回転ドラム30には、次のパーツを備える。
【0025】
(1)遮光片31(回転位置被検出部)
遮光片31は、回転ドラム30の回転位置を検出するためのものであり、回転位置被検出部を構成する。
具体的には、遮光片31は、図2〜4に示すように、回転ドラム30から一体的に延びている。
【0026】
なお、遮光片31を、回転ドラム30と別体で構成し、回転ドラム30に取り付けるようにしても良い。
また、回転位置被検出部は、フォトセンサであるセンサ50を遮る遮光片31に限定されず、例えば逆にスリットから構成しても良い。また、センサ50をフォトセンサでなく、マイクロスイッチより構成した場合には、そのマイクロスイッチをオン・オフする操作片を回転位置被検出部としても良い。さらに、センサ50を磁気センサより構成した場合には、その磁気センサをオン・オフする磁性体を回転位置被検出部としても良い。
(ステッピングモータ40)
ステッピングモータ40は、回転ドラム30を回転するものである。
【0027】
具体的には、ステッピングモータ40には、2相モータを使用し、励磁モードとして1−2相励磁を採用している。また、ステッピングモータ40のステップ数を400ステップとしている。
なお、ステッピングモータ40は、2相モータに限定されず、又、励磁モードも1−2相励磁に限定されない。また、ステッピングモータ40のステップ数も、400ステップに限定されない。
(センサ50)
センサ50は、遮光片31(回転位置被検出部)を検出し、センサ信号を出力するためのものである。
【0028】
具体的には、センサ50には、フォトセンサを使用し、遮光片31により遮られることで、オフからオンとなる。
なお、センサ50は、フォトセンサに限定されず、前述したように、マイクロスイッチや磁気センサを使用しても良い。
(遊技制御手段100)
一方、スロットマシン10には、図1に示すように、遊技制御手段100を備える。
【0029】
遊技制御手段100は、遊技を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御手段100は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備える。
なお、遊技制御手段100のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
【0030】
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。
遊技制御手段100には、図1に示すように、大別すると、次の基板を備える。
(1)メイン基板200
(2)サブ基板300
なお、遊技制御手段100の基板は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン基板200)
メイン基板200は、主として遊技を制御するためのものである。
【0031】
具体的には、メイン基板200には、図示しないが、例えばメインCPU、ROM、RAM等の記録媒体、I/O等を備える。
なお、メイン基板200のメインCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。
(サブ基板300)
サブ基板300は、メイン基板200から一方向で送信されるコマンドにもとづいて、ステッピングモータ40の駆動制御を含め、遊技の演出を制御するためのものである。
【0032】
具体的には、サブ基板300には、図示しないが、例えばサブCPU、ROM、RAM等の記録媒体、I/O等を備える。
なお、サブ基板300のサブCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。
【0033】
上記サブCPUは、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
(1)回転方向選択手段310
(2)モータ駆動手段320
(3)パルスカウンタ手段330
(4)センサ信号読込手段340
(5)カウンタリセット手段350
なお、サブ基板300が備える手段は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(サブ基板300の入力段)
サブ基板300の入力段には、図1に示すように、次の手段が接続されている。
【0034】
(1)センサ50
なお、サブ基板300の入力段に接続される手段は、上記した(1)に限定されない。
(サブ基板300の出力段)
サブ基板300の出力段には、図1に示すように、次の手段が接続されている。
【0035】
(1)リールユニット20の各ステッピングモータ40
なお、サブ基板300の出力段に接続される手段は、上記した(1)に限定されない。
(回転方向選択手段310)
回転方向選択手段310は、遊技の進行にもとづいて、回転ドラム30の正逆の回転方向を選択可能なものである。
(モータ駆動手段320)
モータ駆動手段320は、回転方向選択手段310により選択された回転ドラム30の回転方向に対応させて、ステッピングモータ40を駆動するためのパルス信号を出力するものである。
(パルスカウンタ手段330)
パルスカウンタ手段330は、モータ駆動手段320のパルス信号をカウントするためのものである。
(センサ信号読込手段340)
センサ信号読込手段340は、センサ信号を予め設定された読み込みタイミング、例えば2msで読み込むためのものである。
【0036】
センサ信号の読み込みタイミングを、例えば2msと考えたとき、センサ信号の平均オン時間を、例えば6ms、ステッピングモータ40のパルス出力切換時間を、例えば2msにそれぞれ設定している。
なお、センサ信号の読み込みタイミングは、2msに限定されない。
(カウンタリセット手段350)
カウンタリセット手段350は、センサ信号読込手段340により読み込んだ読込信号にもとづいて、パルスカウンタ手段330にリセット信号を出力するためのものである。
【0037】
具体的には、カウンタリセット手段350には、図1に示すように、次の手段を備える。
(1)エッジ検出手段351
なお、カウンタリセット手段350が備える手段は、上記した(1)に限定されない。
(エッジ検出手段351)
エッジ検出手段351は、図5に示すように、回転方向選択手段310により選択された回転方向にもとづいて、ステッピングモータ40が正逆のいずれか一方の方向、例えば正転に駆動される場合には、センサ信号の出力開始による読込信号の状態変更、例えばオフからオンにもとづいて、リセット信号を出力するためのものである。
【0038】
これに加え、エッジ検出手段351は、図6に示すように、ステッピングモータ40が正逆のいずれか他方の方向、例えば逆転に駆動される場合には、センサ信号の出力終了による読込信号の状態変更、例えばオンからオフにもとづいて、リセット信号を出力するためのものである。
具体的には、エッジ検出手段351は、図5に示すように、ステッピングモータ40が正転駆動される場合には、読込信号がオフからオンに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにしている。
【0039】
これに加え、エッジ検出手段351は、図6に示すように、ステッピングモータ40が逆転駆動される場合には、読込信号がオンからオフに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにしている。
また、読込信号とセンサ信号のエッジが同期していると考えると、エッジ検出手段351は、図5に示すように、ステッピングモータ40が正転駆動される場合には、センサ信号のオフからオンへの立ち上がりエッジを認識して、リセット信号を出力するようにしている。
【0040】
これに加え、エッジ検出手段351は、図6に示すように、ステッピングモータ40が逆転駆動される場合には、センサ信号のオンからオフへの立ち下がりエッジを認識して、リセット信号を出力するようにしている。
(ステッピングモータ40の駆動プロセスの説明)
上記した構成を備えるスロットマシン10における、ステッピングモータ40の駆動プロセスについて、図7〜8を用いて、以下に説明する。
【0041】
まず、図7に示すように、プロセスP5に進み、駆動要求が有るか否かを判定する。駆動要求は、メイン基板200からサブ基板300に送信されるコマンドに含まれ、スロットマシン10の場合には、図示しないが、スタートスイッチを操作した場合が相当する。
上記駆動要求が無い場合には、図7に示す駆動プロセスを終了する。
【0042】
これに対し、駆動要求が有る場合には、図7に示すように、次のプロセスP10に進み、駆動データを取得する。駆動データは、メイン基板200からサブ基板300に送信されるコマンドに含まれ、スロットマシン10の場合には、回転ドラム30の自動停止時間が相当する。
駆動データの取得後、図7に示すように、プロセスP10から次のプロセスP11に進み、駆動方向が正転か否かが判定される。この判定は、図1の回転方向選択手段310により判定される。
【0043】
上記判定の結果、正転の場合には、図7に示すように、プロセスP11から次のプロセスP12に進み、ステッピングモータ40を1ステップ正転駆動する。ステッピングモータ40の正転駆動は、モータ駆動手段320により実行される。
上記正転駆動後、図7に示すように、プロセスP12から次のプロセスP13に進み、パルスカウンタ手段330のカウンタ値に「1」を加算する。
【0044】
上記加算後、図7に示すように、プロセスP13から、後述するが、図8に示すプロセスP14に進み、駆動位置検出センサ処理が実行される。
上記処理後、図7に示すように、プロセスP14から次のプロセスP15に進み、停止要求が有るか否かが判定される。停止要求は、メイン基板200からサブ基板300に送信されるコマンドに含まれ、スロットマシン10の場合には、図示しないが、ストップスイッチが操作された場合や、スタートスイッチの操作後、一定時間経過した場合が相当する。
【0045】
上記判定の結果、停止要求が無い場合には、図7に示すように、プロセスP15から先のプロセスP10に戻り、駆動データを再度、取得する。
これに対し、判定の結果、停止要求が有る場合には、図7に示すように、プロセスP15から次のプロセスP16に進み、駆動終了条件を満足するか否かが判定される。駆動終了条件は、メイン基板200からサブ基板300に送信されるコマンドに含まれる。すなわち、コマンドで指定された図柄の停止位置まで、ステッピングモータ40が回転したか否かを判断している。例えば、スロットマシン10においては、ストップスイッチの操作した時点で、ステッピングモータ40を停止させた場合に停止表示される図柄から所定個数(例えば最大5コマ)離れた位置の図柄迄の間の複数個の図柄を停止表示させることが許容されている。
【0046】
なお、上記所定個数は、最大5コマに限定されず、0〜4コマ、或いは6コマ以上でも良い。
例えば、コマンドで指定された図柄の停止位置に対応する、パルスカウンタ手段330のカウント値が、「200」と仮定した場合、現在のカウント値が「200」に達することを、駆動終了条件とする。
【0047】
このため、現在のカウント値が「190」の場合には、駆動終了条件を満足せず、図7に示すように、プロセスP15から先のプロセスP10に戻り、駆動データを再度、取得する。
これに対し、現在のカウント値が「200」に達した場合には、駆動終了条件を満足し、図7に示す駆動プロセスを終了する。
【0048】
一方、先のプロセスP11において、逆転の場合には、図7に示すように、次のプロセスP20に進み、ステッピングモータ40を1ステップ逆転駆動する。ステッピングモータ40の逆転駆動は、モータ駆動手段320により実行される。
上記逆転駆動後、図7に示すように、プロセスP20から次のプロセスP21に進み、パルスカウンタ手段330のカウンタ値から「1」を減算する。
【0049】
上記減算後、図7に示すように、プロセスP13から、後述するが、図8に示すプロセスP14に進み、駆動位置検出センサ処理が実行される。
なお、パチンコ機の場合には、図7のプロセスP5における駆動要求としては、駆動要求としては、例えば特定の入賞口への遊技球の入賞等の場合が相当する。
【0050】
また、パチンコ機の場合には、図7のプロセスP10における駆動データとしては、例えば特定の入賞口への遊技球の入賞時の回転ドラムの変動パターンデータの取得が相当する。
さらに、パチンコ機の場合には、図7のプロセスP15における停止要求としては、例えば特定の入賞口への遊技球の入賞後、一定時間経過した場合が相当する。
(駆動位置検出センサ処理)
つぎに、図8を用いて、駆動位置検出センサ処理について、以下に説明する。
【0051】
まず、図8に示すように、プロセスP30に進み、駆動方向が正転か否かが判定される。この判定は、図1の回転方向選択手段310により判定される。
上記判定の結果、正転の場合には、図8に示すように、プロセスP30から次のプロセスP31に進み、センサ信号の立ち上がりを検出した否かが判定される。センサ信号の立ち上がりは、図5に示すオフからオンへの立ち上がりエッジを意味する。判定は、図1に示すエッジ検出手段351により行われる。
【0052】
上記判定の結果、センサ信号の立ち上がりを検出しない場合には、図8に示すように、駆動位置検出センサ処理のプロセスを終了する。
これに対し、センサ信号の立ち上がりを検出した場合には、図8に示すように、プロセスP31から次のプロセスP32に進み、パルスカウンタ手段330のカウント値を「0」にクリアする。すなわち、センサ信号の立ち上がり時に、図5に示すように、リセット信号を出力させ、当該リセット信号にもとづいてパルスカウンタ手段330のカウント値を「0」にクリアしている。
【0053】
上記カウント値のクリア後、図8に示すように、駆動位置検出センサ処理のプロセスを終了する。
一方、先のプロセスP30において、逆転の場合には、図8に示すように、次のプロセスP40に進み、センサ信号の立ち下がりを検出したか否かが判定される。センサ信号の立ち下がりは、図6に示すオンからオフへの立ち下がりエッジを意味する。判定は、図1に示すエッジ検出手段351により行われる。
【0054】
上記判定の結果、センサ信号の立ち下がりを検出しない場合には、図8に示すように、駆動位置検出センサ処理のプロセスを終了する。
これに対し、センサ信号の立ち下がりを検出した場合には、図8に示すように、プロセスP40から次のプロセスP41に進み、パルスカウンタ手段330のカウント値を「0」にクリアする。すなわち、センサ信号の立ち下がり時に、図6に示すように、リセット信号を出力させ、当該リセット信号にもとづいてパルスカウンタ手段330のカウント値を「0」にクリアしている。
【0055】
上記カウント値のクリア後、図8に示すように、駆動位置検出センサ処理のプロセスを終了する。
(第2の実施の形態)
つぎに、本発明の第2の実施の形態について、図9〜10を用いて、以下に説明する。
【0056】
本実施の形態は、図9〜10に示すように、センサ信号と、読込信号の読み込みタイミングがズレている場合である。
この場合には、図9〜10に示すように、読込信号の状態変化にもとづいて、リセット信号を出力している。
【0057】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0058】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ステッピングモータの正逆転時に、読込信号の異なる状態変更にもとづいて、リセット信号を出力させることで、回転ドラムの回転位置を正確に検出することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0059】
すなわち、請求項2に記載の発明は、回転ドラムの正転駆動時に、読込信号のオフからオンに変化したことを条件に、リセット信号を出力し、ステッピングモータが逆転駆動される場合には、読込信号のオンからオフに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにすることで、遮光片の同一位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の一例を示し、同図はスロットマシンの概略ブロック図である。
【図2】 リールユニットの正面図である。
【図3】 リールユニットの側面図である。
【図4】 ドラムユニットの説明図である。
【図5】 正転駆動時の波形図である。
【図6】 逆転駆動時の波形図である。
【図7】 ステッピングモータの駆動プロセスを説明するためのフローチャートである。
【図8】 図7の駆動位置検出センサ処理の説明図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図は正転駆動時の波形図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図は逆転駆動時の波形図である。
【図11】 従来の技術を示し、同図は回転ドラムとセンサとの説明図である。
【図12】 従来の技術を示し、同図は正転駆動時の波形図である。
【図13】 従来の技術を示し、同図は逆転駆動時の波形図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 リールユニット
21〜23 ドラムユニット 30 回転ドラム
31 遮光片(回転位置被検出部) 40 ステッピングモータ
50 センサ 100 遊技制御手段
200 メイン基板 300 サブ基板
310 回転方向選択手段 320 モータ駆動手段
330 パルスカウンタ手段 340 センサ信号読込手段
350 カウンタリセット手段 351 エッジ検出手段
(従来の技術)
300 回転ドラム 310 遮光片
320 センサ

Claims (2)

  1. 複数種類の図柄が所定の間隔で周囲に表示される回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転するステッピングモータと、
    前記回転ドラムの回転軸周りの回転位置を検出するための回転位置被検出部と、
    前記回転位置被検出部を検出している間、センサ信号を出力し続けるためのセンサと、
    前記ステッピングモータ及び前記センサにそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御手段とを備える遊技装置において、
    前記遊技制御手段には、
    遊技の進行にもとづいて、前記回転ドラムの正逆の回転方向を選択可能な回転方向選択手段と、
    前記回転方向選択手段により選択された前記回転ドラムの回転方向に対応させて、前記ステッピングモータを駆動するためのパルス信号を出力するモータ駆動手段と、
    前記モータ駆動手段のパルス信号をカウントするためのパルスカウンタ手段と、
    前記センサ信号を予め設定された読み込みタイミングで読み込むためのセンサ信号読込手段と、
    前記センサ信号読込手段により読み込んだ読込信号にもとづいて、前記パルスカウンタ手段にリセット信号を出力するためのカウンタリセット手段とを備え、
    前記カウンタリセット手段には、
    前記回転方向選択手段により選択された回転方向にもとづいて、前記ステッピングモータが正逆のいずれか一方の方向に駆動される場合には、前記センサ信号の出力開始による前記読込信号の状態変更にもとづいて、リセット信号を出力し、
    前記ステッピングモータが正逆のいずれか他方の方向に駆動される場合には、
    前記センサ信号の出力終了による前記読込信号の状態変更にもとづいて、リセット信号を出力するためのエッジ検出手段を備えていることを特徴とする遊技装置。
  2. 請求項1に記載の遊技装置において、
    前記エッジ検出手段は、
    前記ステッピングモータが正転駆動される場合には、前記読込信号がオフからオンに変化したことを条件に、リセット信号を出力し、
    前記ステッピングモータが逆転駆動される場合には、前記読込信号がオンからオフに変化したことを条件に、リセット信号を出力するようにしていることを特徴とする遊技装置。
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