JP4183139B2 - 畜舎用清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、牛舎などの畜舎に設けられ家畜の排泄物を排出するための側溝を覆うグレーチングを清掃するための畜舎用清掃装置に関する。
一般に、中小規模の畜舎は、例えば牛舎の場合で説明すると、図18に示すように、家畜が列を成して収容可能な部屋(図示せず)とこの部屋に沿って設けられるコンクリート製の通路との間に、家畜の排泄物Wを排出するための側溝Sを設けて構築されている。この側溝Sの開口Saは、人や家畜の落下防止のために、グレーチングGで覆われている。グレーチングGとしては、種々の形態のものがあるが、例えば、軸線が側溝Sの長手方向に沿い所定間隔で列設された金属製の複数の縦棒材Gaと、軸線が側溝Sの長手方向に直交し縦棒材Gaに架設される金属製の複数の横棒材Gbとを備えて構成されている。
また、一般に、中小規模の畜舎には、バーンクリーナーと呼ばれるコンベア式移送集積装置(図示せず)が設けられている。このコンベア式移送集積装置は、側溝S内に設けたコンベアにより、グレーチングGを通して落下した家畜の排泄物Wを搬送して、排泄物回収を行なうものである。
このような畜舎の側溝Sにおいては、グレーチングGを通して落下しきれない家畜の排泄物WがグレーチングG上に堆積することから、この堆積した排泄物Wを一日に2〜3度、バーンクリーナーへ掻き落す清掃作業の必要が生じる。グレーチングGの長さは飼育頭数により違いはあるが、長い所では50m以上の長さとなり、その作業は煩雑を極める。
そのため、従来から、グレーチングG上に堆積した排泄物Wを掻き落す畜舎用清掃装置が開発されている。
従来、この種の畜舎用清掃装置としては、例えば、特許文献1(実開昭62−196664号公報)に記載されたものが知られている。
この畜舎用清掃装置は、図18に示すように、操作用ハンドル101が設けられた本体100と、本体100に設けられ側溝Sの長手方向に沿って本体100を走行させる走行車輪としての前輪102及び後輪103と、本体100に互いに逆転させられるように設けられグレーチングGを構成する棒材Ga,Gbに付着した排泄物Wを掻き落す前後一対の回転ブラシ104,105と、本体100に設けられ回転ブラシ104,105を回転駆動する駆動部106とを備えて構成されている。後輪103は車軸103aの両端に1対設けられ、後輪103の間隔は側溝Sを跨ぐ長さに設定されている。
そして、グレーチングGの清掃を行なうときは、駆動部106を作動させ、操作ハンドル101を操作して、本体100を側溝Sに沿って走行させる。これにより、回転ブラシ104,105がグレーチングG上を移動し、グレーチングGに付着した排泄物Wを掻き落していく。
実開昭62−196664号公報
ところで、上記従来の畜舎用清掃装置においては、回転ブラシ104,105による排泄物Wの掻き落しを行なっても、排泄物WがグレーチングGの棒材Ga,Gbの側部に付着して残り易く、必ずしも、掻き落しが十分に行なわれないという問題があった。
これは、本体100が前輪102と後輪103とを備えているので、回転ブラシ104,105の回転軸がグレーチングGに対して一定高さに位置することになることから、回転ブラシ104,105の毛がグレーチングGの棒材Ga,Gb間に入り込む長さが一定になっており、そのため、掻き落しが不十分になることがある等の理由による。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、グレーチングに付着した排泄物の掻き落し機能を向上させ、清掃効率の向上を図った畜舎用清掃装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため本発明の畜舎用清掃装置は、畜舎に設けられ家畜の排泄物を排出するための側溝を覆うグレーチングを清掃する畜舎用清掃装置であって、手押し用ハンドルが設けられた本体と、該本体に設けられ上記側溝の長手方向に沿って該本体を走行させる走行車輪と、該走行車輪の車軸と平行な回転軸線を中心に回転可能に設けられ上記グレーチングを構成する棒材に付着した排泄物を掻き落す多数の毛の集合体からなるブラシ体を有した回転ブラシと、上記回転ブラシを回転駆動する駆動部とを備えた畜舎用清掃装置において、
上記走行車輪を、上記本体が該走行車輪の車軸を中心軸として上記手押し用ハンドルの操作により揺動可能になるように該本体に設け、上記回転ブラシを、上記本体の上記車軸より前側に設け、上記本体の揺動により該回転ブラシのブラシ体の毛が上記グレーチングの棒材間に出入り可能にした構成としている。
これにより、グレーチングの清掃を行なうときは、手押し用ハンドルを操作して、本体を側溝に沿って走行させる。これにより、回転ブラシがグレーチング上を移動し、グレーチングに付着した排泄物を掻き落していく。この場合、手押し用ハンドルを適宜上下動させて、本体を揺動させると、本体の車軸より前側にある回転ブラシにおいては、回転ブラシのブラシ体の毛がグレーチングの棒材間に出入りするようになる。そのため、回転ブラシの毛をグレーチングの棒材の側部に良く接触させることができるようになり、それだけ、グレーチングに付着した排泄物の掻き落し機能が向上させられ、清掃効率の向上が図られる。また、本体を揺動させて回転ブラシを持ち上げることもでき、そのため、グレーチングの継ぎ目において、ブラシ体を乗り越え易くすることができ、それだけ走行を無理なく行なわせることができる。
そして、必要に応じ、上記本体を、走行方向に沿う一対の側辺部と、走行方向に直交する方向に沿う前辺部及び後辺部とからなる矩形枠状に形成し、上記走行車輪を上記一対の側辺部間に配置し、該走行車輪の車軸を該一対の側辺部間であって該一対の側辺部の走行方向の略中央に架設した構成としている。これにより、走行車輪が本体の略中央に設けられているので、本体の揺動が安定して行なわれ、そのため、回転ブラシのブラシ体の毛をグレーチングの棒材間に確実に出入りさせることができ、この点でも、グレーチングに付着した排泄物の掻き落し機能が向上させられ、清掃効率の向上が図られる。また、グレーチングの左右に走行車輪がないことから、グレーチングの左右のスペースを確保することができ、家畜の足などにぶつかる等の支障が防止される。
また、必要に応じ、上記回転ブラシにおいて、上記ブラシ体の基端と該回転ブラシの回転中心とを結ぶ直径方向中心線が、該ブラシ体の先端と該回転ブラシの回転中心とを結ぶ直径方向中心線よりも、該回転ブラシの回転方向後位に位置するように、上記ブラシ体を設けた構成としている。
これにより、回転ブラシの回転においては、ブラシ体を単に放射状に設けた場合に比較して、ブラシ体の毛の側面が排泄物に良く当たって、排泄物をグレーチングに押し付けるように力が作用し、そのため、排泄物の巻き込みや跳ね上がりが抑制され、グレーチングに付着した排泄物の掻き落し機能が向上させられ、清掃効率の向上が図られる。
更に、必要に応じ、上記ブラシ体を、上記回転ブラシの回転方向に沿う所定幅であって該回転ブラシの回転軸線方向に沿う所定長さに毛を集合させて形成し、該ブラシ体を該回転軸線を中心とした円周上に沿って所定間隔に複数設けた構成としている。ブラシ体間に間隔が生じるので、毛を密に回転体に植設したものに比較して、ブラシ体間に排泄物が詰まりにくくなり、この点でも、排泄物の掻き落し機能が向上させられ、清掃効率の向上が図られる。
更にまた、必要に応じ、上記ブラシ体を、上記回転ブラシの回転方向に沿う所定幅であって該回転ブラシの回転軸線方向に沿う所定長さに毛を集合させて形成し、該ブラシ体を上記回転ブラシの回転軸線を中心とする螺旋に沿って間隔を隔てて複数配置した構成としている。ブラシ体間に間隔が生じるので、毛を密に回転体に植設したものに比較して、ブラシ体間に排泄物が詰まりにくくなり、この点でも、排泄物の掻き落し機能が向上させられ、清掃効率の向上が図られる。
また、必要に応じ、上記回転ブラシを覆うフードを設け、該フードを該フードの前端縁が上記回転ブラシの回転軸線より上位に位置するように形成した構成としている。フードにより周囲への排泄物の飛散が防止されるとともに、回転ブラシを覆うフードの前端縁が回転ブラシの回転軸線より上位に位置するように形成されているので、ブラシ体の露出が大きくなり、そのため、排泄物を取り込み易くなる。
更に、必要に応じ、上記回転ブラシの後側に上記グレーチングの幅方向に亘って該グレーチングに接触する固定ブラシを設けた構成としている。これにより、回転ブラシが後ろ側に跳ね上げた排泄物を、この固定ブラシで、再び、グレーチング内に押し込むことができ、そのため、排泄物を確実に落とし込むことができるとともに、仕上げが綺麗に行なわれ、清掃効率の向上が図られる。
そしてまた、必要に応じ、上記回転ブラシ及び駆動部を集合させてベースに固定したブラシ部を設け、該ブラシ部を上記本体に対して着脱可能にした構成としている。これにより、ブラシ部を取り外して、別の走行体に取り付ける運用も図ることができ、畜舎の条件などに応じて選択できることから、汎用性が向上させられる。
本発明の畜舎用清掃装置によれば、回転ブラシの毛をグレーチングの棒材の側部に良く接触させることができるようになり、それだけ、グレーチングに付着した排泄物の掻き落し機能を向上させることができ、清掃効率の向上を図ることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る畜舎用清掃装置について詳細に説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tは、上述したように、家畜の排泄物Wを排出するための側溝Sを設けて構築される畜舎において、この側溝Sを覆うグレーチングGを清掃するものである。
グレーチングGとしては、種々の形態のものがあるが、例えば、軸線が側溝Sの長手方向に沿い所定間隔で列設された金属製の複数の縦棒材Gaと、軸線が側溝Sの長手方向に直交し縦棒材Gaに架設される金属製の複数の横棒材Gbとを備えて構成されている。
図1乃至図9には、本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tを示している。
この畜舎用清掃装置Tは、手押し用ハンドル2が設けられた本体1を備えている。本体1は、走行方向に沿う一対の側辺部3と、走行方向に直交する方向に沿う前辺部4及び後辺部5とからなる矩形枠状に形成されている。前辺部4及び後辺部5間には、中間辺部6が架設されている。手押し用ハンドル2は、パイプをコ字状に折曲形成したもので、両端部が本体1の両側辺部3に夫々固定されている。
本体1には、側溝Sの長手方向に沿ってこの本体1を走行させる一対の走行車輪10が設けられている。一対の走行車輪10は、グレーチングG上を走行可能に本体1の略中央に設けられている。詳しくは、一方の走行車輪10は本体1の中間辺部6と一方の側辺部3との間に介装され、他方の走行車輪10は本体1の中間辺部6と他方の側辺部3との間に介装され、1本の車軸11に回転可能に軸支されている。車軸11は中間辺部6を貫通し、両側辺部3間に架設されている。即ち、走行車輪10は、本体1が走行車輪10の車軸11を中心軸として手押し用ハンドル2の操作により揺動可能になるように本体1に設けられている。
また、本体1には、回転ブラシ20とこの回転ブラシ20を回転駆動する駆動部40とを集合させてベース21に固定したブラシ部Bが設けられている。ベース21は、図5に示すように、本体1の前辺部4に、取付金具24を介してボルト及びナットで着脱可能に固定される固定板22と、固定板22の左右端から前側に一体に突設された一対の側板23とから構成されている。即ち、ブラシ部Bは、そのベース21をボルト及びナットの着脱により、本体1に対して着脱可能になっている。
回転ブラシ20は、本体1の車軸11より前側に設けられるとともに、走行車輪10の車軸11と平行な回転軸線Pを中心に回転可能にベース21に設けられており、グレーチングGを構成する棒材Ga,Gbに付着した排泄物Wを掻き落す多数の毛の集合体からなるブラシ体25を有して構成されている。
ブラシ体25は、図6及び図7に示すように、回転ブラシ20の回転方向Rに沿う所定幅(d)であって、回転ブラシ20の回転軸線P方向に沿う所定長さ(L)に毛を集合させて形成され、回転軸線Pを中心とした円周C上に沿って、所定間隔に複数設けられている。実施の形態では、ブラシ体25の所定長さ(L)は、後述の回転体31の全長にわたる長さに設定されている。
また、ブラシ体25の毛の基端部26はホルダ27に挾持されて保持されている。ホルダ27は、図6及び図7に示すように、ベース21の側板23間に架設された軸体30に回転自在に設けられた回転体31に取り付けられている。この回転体31は、軸体30に挿通される断面矩形の筒状部32と、筒状部32の各辺に沿って突出した4つの突出板33から構成されている。回転体31の筒状部32の両端には、軸体30に軸支される回転軸受部34(図7)が設けられている。
そして、図6に示すように、ホルダ27は、突出板33の先端部に設けられているとともに、ブラシ体25の基端25aと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Xが、ブラシ体25の先端25bと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、回転ブラシ20の回転方向Rの後位に位置するように、このブラシ体25を保持している。
これにより、本体1の車軸11より前側にある回転ブラシ20においては、本体1が走行車輪10の車軸11を中心軸として手押し用ハンドル2の操作により揺動可能になるように走行車輪10が本体1に設けられているので、本体1の揺動により回転ブラシ20のブラシ体25の毛がグレーチングGの棒材Ga,Gb間に出入り可能になる。
駆動部40は、電動モータ41で構成され、ベース21の一方の側板23に固定したボックス状の取付部材42に設けられている。図5に示すように、取付部材42内には、電動モータ41の回転を回転体31に伝達するプーリ42,43及びベルト44からなるベルト伝動機構45が設けられている。また、駆動部40の電動モータ41に電源を供給するバッテリ46は、本体1の中間辺部6に搭載されている。
また、実施の形態では、回転ブラシ20を覆うフード50が設けられている。フード50は、上記のベース21と、ベース21に取り付けられた覆い板51とで構成されている。覆い板51は、その前端縁52が回転ブラシ20の回転軸線Pより上位に位置するように形成されており、後端縁53がベース21の固定板22の上縁に固定され、側端縁54が一対の側板23の上縁に固定されている。
更に、図5に示すように、回転ブラシ20の後側には、グレーチングGの幅方向に亘って該グレーチングGに接触する固定ブラシ60が設けられている。固定ブラシ60は、ベース21の固定板22の下縁に垂設されている。
図中、符合61は、電動モータ41のコントローラであり、手押し用ハンドル2に設けた取付板62に取り付けられている。コントローラ61は、過電遮断ブレーカ内蔵型のオンオフスイッチと、電動モータ41のスピードをコントロールする速度制御部とを備え、速度制御部のつまみを操作することにより速度を0〜100%の範囲で制御でき、電動モータ41をスロースタートさせる機能を備えている。符合63は、取付部材42の外側に設けられたスタンドであって、突出位置(図2)において地面に対して回転ブラシ20を浮かせてブラシ部Bを静止させ、後退位置(図1)において回転ブラシ20のグレーチングGへの接触を可能にする。また、符合64は、ベース21の固定板22の内側に設けられ、装置の休止時に、回転ブラシ20に水を噴射して回転ブラシ20の洗浄を行うための水噴射ノズル(図5)である。
従って、この実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tを用いて、グレーチングGの清掃を行なうときは、スタンド63を突出位置(図2)から後退位置(図1)にし、コントローラ61のスイッチをオンにして駆動部40を作動させる。この場合、必要に応じ、コントローラ61の速度制御部のつまみを操作することにより、電動モータ41をスロースタートし、起動時の機械的衝撃を軽減することができる。図1に示すように、手押し用ハンドル2を操作して、本体1を側溝Sに沿って走行させる。これにより、回転ブラシ20がグレーチングG上を移動し、グレーチングGに付着した排泄物Wを掻き落していく。
この場合、手押し用ハンドル2を適宜上下動させて、本体1を揺動させる。これにより、本体1の車軸11より前側にある回転ブラシ20においては、回転ブラシ20のブラシ体25の毛がグレーチングGの棒材Ga,Gb間に出入りするようになる。即ち、グレーチングGの棒材Ga,Gb間に入り込む毛の謂わば「もぐり代」を適宜調整でき、そのため、図8に示すように、回転ブラシ20の毛をグレーチングGの棒材Ga,Gbの側部に良く接触させることができるようになり、それだけ、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。
また、本体1を揺動させて回転ブラシ20を持ち上げることもでき、そのため、グレーチングGの継ぎ目(図4の符合Gc)において、ブラシ体25を乗り越え易くすることができ、それだけ走行を無理なく行なわせることができる。
また、走行車輪10は、グレーチングG上を走行可能に本体1の略中央に設けられているので、本体1の揺動が安定して行なわれ、そのため、回転ブラシ20のブラシ体25の毛をグレーチングGの棒材Ga,Gb間に確実に出入りさせることができ、この点でも、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。また、グレーチングGの左右に走行車輪10がないことから、グレーチングGの左右のスペースを確保することができ、家畜の足などにぶつかる等の支障が防止される。
更に、図5に示すように、ブラシ体25の基端25aと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Xが、ブラシ体25の先端25bと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、回転ブラシ20の回転方向Rの後位に位置するように、ブラシ体25が設けられているので、回転ブラシ20の回転においては、図9に示すように、ブラシ体25を単に放射状に設けた場合に比較して、ブラシ体25の毛の側面が排泄物Wに良く当たって(図9(c)参照)、排泄物WをグレーチングGに押し付けるように力が作用し、そのため、排泄物Wの巻き込みや跳ね上がりが抑制され、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。
更にまた、ブラシ体25を、毛を集合させて形成し、回転軸線Pを中心とした円周C上に所定間隔で複数設けたので、ブラシ体25間に間隔が生じることから、毛を密に回転体31に植設したものに比較して、ブラシ体25間に排泄物Wが詰まりにくくなり、この点でも、排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。
また、図9に示すように、フード50を設けたので、フード50により周囲への排泄物Wの飛散が防止される。また、このフード50においては、回転ブラシ20を覆うフード50の前端縁52が回転ブラシ20の回転軸線Pより上位に位置するように形成されているので、ブラシ体25の露出が大きくなり、そのため、排泄物Wが取り込み易くなっている。
更に、図9に示すように、回転ブラシ20の後側にグレーチングGの幅方向に亘ってグレーチングGに接触する固定ブラシ60が設けられているので、回転ブラシ20が後ろ側に跳ね上げた排泄物Wを、この固定ブラシ60で、再び、グレーチングG内に押し込むことができ、そのため、排泄物Wを確実に落とし込むことができるとともに、仕上げが綺麗に行なわれ、清掃効率の向上が図られる。
また、本実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tにおいては、回転ブラシ20及び駆動部40を集合させたブラシ部Bを、本体1に対して着脱可能にしたので、ブラシ部Bを取り外して、別の走行体に取り付ける運用も図ることができる。
例えば、図10に示すように、ブラシ部Bを、別の走行体70の側部に取り付ける場合、図11に示すように、ブラシ部Bをまた別の走行体71に取り付ける場合等が考えられ、畜舎の条件などに応じて選択できることから、汎用性が向上させられる。
図12乃至図16には、本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tを示している。この、第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tは、上記第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tと略同様に構成されるが、これとは回転ブラシ20の構成が異なっている。ここでは、回転ブラシ20の構成について説明し、他の構成は上記と同じ構成であるので説明を省略する。
図13及び図14に示すように、回転ブラシ20は、本体1の車軸11より前側に設けられるとともに、走行車輪10の車軸11と平行な回転軸線Pを中心に回転可能にベース21に設けられており、グレーチングGを構成する棒材Ga,Gbに付着した排泄物Wを掻き落す多数の毛の集合体からなるブラシ体25を有して構成されている。ブラシ体25は、回転ブラシ20の回転方向Rに沿う所定幅(d)であって、回転ブラシ20の回転軸線P方向に沿う所定長さ(L)に毛を集合させて形成され、側面から見た回転軸線Pを中心とした円周C上に、所定間隔に複数設けられている。所定長さ(L)は、回転体31の長さの例えば1/15程度に設定される。また、全ブラシ体25は、回転ブラシ20の回転軸線Pを中心とする螺旋に沿って位置させられ、回転時には、グレーチングGの幅方向に亘って該グレーチングGにブラシ体25が当接するように設けられている。
また、ブラシ体25の毛の基端部26はホルダ27に挾持されて保持されている。ホルダ27は、ベース21の側板23間に架設された軸体30に回転自在に設けられた回転体31に取り付けられている。この回転体31は、軸体30に挿通される断面円形の筒状部32を備え、回転体31の筒状部32の両端には、軸体30に軸支される回転軸受部34が設けられている。
そして、図13および図14に示すように、ホルダ27は、回転体31の筒状部32の外面に設けられているとともに、ブラシ体25の基端25aと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Xが、ブラシ体25の先端25bと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、回転ブラシ20の回転方向Rの後位に位置するように、このブラシ体25を保持している。
これにより、本体1の車軸11より前側にある回転ブラシ20においては、本体1が走行車輪10の車軸11を中心軸として手押し用ハンドル2の操作により揺動可能になるように走行車輪10が本体1に設けられているので、本体1の揺動により回転ブラシ20のブラシ体25の毛がグレーチングGの棒材Ga,Gb間に出入り可能になる。
従って、この実施の形態に係る畜舎用清掃装置Tを用いて、グレーチングGの清掃を行なうときは、図12に示すように、上記と同様、手押し用ハンドル2を適宜上下動させて、本体1を揺動させながら走行させる。これにより、図15に示すように、本体1の車軸11より前側にある回転ブラシ20においては、回転ブラシ20のブラシ体25の毛がグレーチングGの棒材Ga,Gb間に出入りするようになる。即ち、グレーチングGの棒材Ga,Gb間に入り込む毛の謂わば「もぐり代」を適宜調整でき、そのため、回転ブラシ20の毛をグレーチングGの棒材Ga,Gbの側部に良く接触させることができるようになり、それだけ、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。
また、本体1を揺動させて回転ブラシ20を持ち上げることもでき、そのため、グレーチングGの継ぎ目において、ブラシ体25を乗り越え易くすることができ、それだけ走行を無理なく行なわせることができる。
また、走行車輪10は、グレーチングG上を走行可能に本体1の略中央に設けられているので、本体1の揺動が安定して行なわれ、そのため、回転ブラシ20のブラシ体25の毛をグレーチングGの棒材Ga,Gb間に確実に出入りさせることができ、この点でも、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。また、グレーチングGの左右に走行車輪10がないことから、グレーチングGの左右のスペースを確保することができ、家畜の足などにぶつかる等の支障が防止される。
更に、図13に示すように、ブラシ体25の基端25aと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Xが、ブラシ体25の先端25bと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、回転ブラシ20の回転方向Rの後位に位置するように、ブラシ体25が設けられているので、回転ブラシ20の回転においては、図16に示すように、ブラシ体25を単に放射状に設けた場合に比較して、ブラシ体25の毛の側面が排泄物Wに良く当たって(特に図16(c)参照)、排泄物WをグレーチングGに押し付けるように力が作用し、そのため、排泄物Wの巻き込みや跳ね上がりが抑制され、グレーチングGに付着した排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。
更にまた、ブラシ体25を回転ブラシ20の回転軸線Pを中心とする螺旋に沿って間隔を隔てて複数配置したので、ブラシ体25間に間隔が生じることから、毛を密に回転体31に植設したものに比較して、ブラシ体25間に排泄物Wが詰まりにくくなり、この点でも、排泄物Wの掻き落し機能が向上し、清掃効率の向上が図られる。他の作用,効果は上記第一の実施の形態と同様である。
尚、上記実施の形態において、回転ブラシ20において、ブラシ体25の基端25aと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Xが、ブラシ体25の先端25bと回転ブラシ20の回転中心Qとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、回転ブラシ20の回転方向Rの後位に位置するように、ブラシ体25を設けているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図17に示すように、ブラシ体25の基端25aと先端25bとが同一の直径方向中心線Xに位置させて、ブラシ体25を設けても良く、適宜変更して差支えない。
本発明によれば、家畜排泄物清掃の作業時間の短縮、肉体労働の軽減、作業者への排泄物の付着軽減等の効果が期待され、近年、酪農従事者の高齢化がすすみ、後継者不足が深刻化している現状を改善する技術として有用である。
本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置をその使用状態で示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置をその非使用時の状態で示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置において、本体とブラシ部との関係を示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置の要部を示す側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置の回転ブラシを示す側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置の回転ブラシを示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置において回転ブラシの作用を示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置において回転ブラシの作用を示す側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置においてブラシ部を別の走行体に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る畜舎用清掃装置においてブラシ部をまた別の走行体に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置をその使用状態で示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置の回転ブラシを示す側面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置の回転ブラシを示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置において回転ブラシの作用を示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る畜舎用清掃装置において回転ブラシの作用を示す側面図である。 本発明実施の形態に係る畜舎用清掃装置において回転ブラシの別の例を示す図である。 従来の畜舎用清掃装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
T 畜舎用清掃装置
W 排泄物
S 側溝
G グレーチング
Ga 縦棒材
Gb 横棒材
Gc 継ぎ目
1 本体
2 手押し用ハンドル
3 側辺部
4 前辺部
5 後辺部
6 中間辺部
10 走行車輪
11 車軸
B ブラシ部
20 回転ブラシ
21 ベース
22 固定板
23 側板
P 回転軸線
25 ブラシ体
25a 基端
25b 先端
26 基端部
27 ホルダ
30 軸体
31 回転体
32 筒状部
33 突出板
X 直径方向中心線
Y 直径方向中心線
R 回転方向
40 駆動部
41 電動モータ
42 取付部材
45 ベルト伝動機構
46 バッテリ
50 フード
51 覆い板
52 前端縁
60 固定ブラシ
61 コントローラ
63 スタンド
64 水噴射ノズル
70,71 走行体

Claims (8)

  1. 畜舎に設けられ家畜の排泄物を排出するための側溝を覆うグレーチングを清掃する畜舎用清掃装置であって、手押し用ハンドルが設けられた本体と、該本体に設けられ上記側溝の長手方向に沿って該本体を走行させる走行車輪と、該走行車輪の車軸と平行な回転軸線を中心に回転可能に設けられ上記グレーチングを構成する棒材に付着した排泄物を掻き落す多数の毛の集合体からなるブラシ体を有した回転ブラシと、上記回転ブラシを回転駆動する駆動部とを備えた畜舎用清掃装置において、
    上記走行車輪を、上記本体が該走行車輪の車軸を中心軸として上記手押し用ハンドルの操作により揺動可能になるように該本体に設け、上記回転ブラシを、上記本体の上記車軸より前側に設け、上記本体の揺動により該回転ブラシのブラシ体の毛が上記グレーチングの棒材間に出入り可能にしたことを特徴とする畜舎用清掃装置。
  2. 上記本体を、走行方向に沿う一対の側辺部と、走行方向に直交する方向に沿う前辺部及び後辺部とからなる矩形枠状に形成し、上記走行車輪を上記一対の側辺部間に配置し、該走行車輪の車軸を該一対の側辺部間であって該一対の側辺部の走行方向の略中央に架設したことを特徴とする請求項1記載の畜舎用清掃装置。
  3. 上記回転ブラシにおいて、上記ブラシ体の基端と該回転ブラシの回転中心とを結ぶ直径方向中心線が、該ブラシ体の先端と該回転ブラシの回転中心とを結ぶ直径方向中心線よりも、該回転ブラシの回転方向後位に位置するように、上記ブラシ体を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の畜舎用清掃装置。
  4. 上記ブラシ体を、上記回転ブラシの回転方向に沿う所定幅であって該回転ブラシの回転軸線方向に沿う所定長さに毛を集合させて形成し、該ブラシ体を該回転軸線を中心とした円周上に沿って所定間隔に複数設けたことを特徴とする請求項3記載の畜舎用清掃装置。
  5. 上記ブラシ体を、上記回転ブラシの回転方向に沿う所定幅であって該回転ブラシの回転軸線方向に沿う所定長さに毛を集合させて形成し、該ブラシ体を上記回転ブラシの回転軸線を中心とする螺旋に沿って間隔を隔てて複数配置したことを特徴とする請求項3記載の畜舎用清掃装置。
  6. 上記回転ブラシを覆うフードを設け、該フードを該フードの前端縁が上記回転ブラシの回転軸線より上位に位置するように形成したことを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の畜舎用清掃装置。
  7. 上記回転ブラシの後側に上記グレーチングの幅方向に亘って該グレーチングに接触する固定ブラシを設けたことを特徴とする請求項6記載の畜舎用清掃装置。
  8. 上記回転ブラシ及び駆動部を集合させてベースに固定したブラシ部を設け、該ブラシ部を上記本体に対して着脱可能にしたことを特徴とする請求項1乃至7何れかに記載の畜舎用清掃装置。
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