JP4182933B2 - 文書画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、文書に対する改ざん検出を行う文書画像処理装置に関するものである。
近年、IT技術の進展に従い電子政府・自治体を推進するためネットワークを用いた文書処理が進められてきている。従来、官公庁や自治体が実施してきた入札や申請をインターネットなどのネットワークを経由して実現するものである。国民の間でインターネットを使える人口が急速に増加しており、さらには、インターネットを利用できる携帯電話が大幅に増加している現状では、インターネットを用いた住民サービスとしてメールによる政府や自治体からの情報提供などさまざまなサービスがネットワーク経由で行われるようになると期待されている。
しかしながら、インターネットの急速な普及の一方で、セキュリティ面での多くの課題が出てきている。例えば、コンピュータウィルス、他人への「なりすまし」などの問題があり、これらに対してネットワーク・セキュリティ対策を実施する必要があり、新たな脅威に対しては完全ではないものの対応を進めている。
一方、ネットワークとの接点ではコンピュータを用いて申込、申請、情報閲覧、許可証受取などを行わなければならず、コンピュータを扱える技能によって格差が生まれる、いわゆるデジタルデバイドが発生している。従来から政府・自治体で広く利用されているのは、紙へ印刷した印刷文書であり、電子政府・自治体から出力される情報を紙文書に印刷することで、誰もが扱うことが出来る利点がある。しかしながら、紙文書に対するセキュリティ上の問題として、改ざんの問題がある。
例えば、図2に示すように原文書の金額欄には「2000」と印刷してあったものに「8」を追加して印刷して「82000」のようにする文書改ざんが行われるという問題がある。これらは、印刷文書であるため、先に印刷してある文字のフォントや大きさなどと類似したフォントを用いてプリンタなどで追加印刷することで、容易に改ざん文書を作成することが出来る。
そのため、特殊な用紙への印刷や特殊なインクを使用するなど、安全性を高めようとすれば高いコストで印刷しなければならず、政府、自治体で簡単に安全な印刷文書を提供することが難しいという問題があった。
そこで、印刷時に文書の改ざんを検出するための地紋を同時に印刷する方法が特許文献1に示されている。この特許文献1によれば、文書を小領域に分割し、文字の追加、文字の差し替え、文字の消去など、どの文字で文書の改ざんがあったかを検出できる技術が開示されている。
特開2003−264685号公報
ところで、特許文献1の技術を用いて、改ざん検出をもれなく行うと、例えば、印刷時に付着した文書のゴミを改ざんとして検出してしまうことがある。改ざんかゴミによるものかを確認するために、オペレータが改ざん検出個所をディスプレイに表示して目視確認を行うなどの方法で改ざん検出性能を100%に限りなく近づけることができる。ここで、印刷文書は例えば郵送して封筒に入れるときや持ち運びのときなどで折れしわが出来てしまい、この折れしわ部分や先ほどの印刷時のゴミなどを改ざん個所として検出し、オペレータが改ざん個所をディスプレイで目視確認することにすると多くの個所を確認しなければならず、さらに、大量の文書の改ざん検出確認を行うためにはオペレータの目視確認の負担が大きくなってしまうという問題があった。
例えば、図3に示すように原文書では、金額欄が「2000」であるが、悪意ある改ざんによって「8」が追加され「82000」になっている。この文書は、さらに印刷時にゴミが付着しており、この文書の改ざん検出を行うと、図3の右側のように「8」とゴミの個所が矩形で囲まれ表示され改ざんと検出し、オペレータが目視で確認する手順をとる。オペレータは、「8」の個所は改ざんであり、ゴミの部分は、文書上意味のない部分であるので、オペレータが明らかにゴミであると判断できる。
悪意ある改ざんの個所とゴミの個所について同じ表示をするため、それぞれの検出個所について判断しなければならず、必要ならば表示の拡大などの操作も行って改ざん個所の判断を行っていた。そのため、文書中に多くの改ざん検出という表示があると改ざんの判定に非常に時間がかかり、効率が大幅に下がるという問題があった。
本発明の目的は、上記問題を解決するために、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんの検出結果を表示した画面をオペレータが見て確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の印刷時点でのゴミや取り扱い方による折れしわなどの悪意の無いものかという判定を容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来る文書画像処理装置を提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
文書の改ざんを検出するための情報を埋め込んだ地紋を文書に合わせて印刷した文書について、当該文書に印刷された地紋から情報を取り出す地紋読取部と取り出した情報から改ざん可能性領域を検出する検出部を有する文書画像処理装置において、改ざん可能性領域として検出された夫々の領域の大きさと形状に基づき、前記夫々の領域について、改ざんであるか、非改ざんであるかを判定する改ざん判定部を有することを特徴とする。
前記改ざん可能性領域として検出された領域を、前記改ざん判定部の結果に基づき、形式を変えて表示する出力制御部を有することを特徴とする。


本発明の文書画像処理装置によれば、
悪意のある改ざんであるか紙文書の印刷時点でのゴミや取り扱いの途中で付着したゴミなどによる悪意の無いものであるかという判定をオペレータが容易に行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
以下、いくつかの実施例を用いて本発明を説明する。
実施例1では、ゴミ判定とゴミ表示(表示色を変える)を特徴としている。
(構成の説明)
本発明の実施例1の構成のブロック図を図1に示す。
文書を画像として入力する画像入力部1、画像入力部で得られた入力画像から地紋を抽出する地紋読取部2、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん領域か非改ざん領域かを判定する改ざん判定部3、改ざん判定部3から出力された改ざん判定結果によって文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4、表示制御部4からの制御により改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5、により構成されている。
さらに、改ざん判定部3は、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について、判定条件部33に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを検証し判定する改ざん検証部32で構成されている。
(動作の説明)
文書を画像として入力する画像入力部1で地紋が印刷された文書から画像を取得し、画像入力部1で得られた文書画像から地紋読取部2で地紋を抽出する。地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん判定部3では改ざん領域か非改ざん領域かを判定し、改ざん判定結果を表示制御部4に出力する。文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4では、改ざん判定部3の判定結果に基づいて改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5の表示を制御する。
改ざん判定部3では、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について、判定条件部33に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを改ざん検証部32で検証し判定する。
図5に第1の実施例の動作フローを示す。ステップ101では改ざんの検証を行いたい印刷文書をスキャナなどで画像入力部1で画像として入力する。画像入力については、あらかじめ保存された画像ファイルの入力やスキャナ以外のデジタルカメラなどの画像入力手段で画像を入力するなど行っても良い。
ステップ102では画像入力部1で得られた文書画像から地紋を抽出する。
ステップ103では、地紋から文書情報を抽出する。この後の処理は第3図の改ざん判定部3処理にあたり、次の処理を行う。地紋から抽出した文書情報から改ざん検出のために地紋を小領域に分割しており、分割している領域ごとの領域改ざん情報に改ざんがあれば「改ざん」と設定していく。そのため、次からのステップでは、文書の全領域について改ざん検出および微小領域の判定などの改ざん検証を行う。
ステップ104では、分割している領域ごとの領域改ざん情報をクリアする。
ステップ105では、改ざん検出を行い「改ざんなし」と判定すれば、ステップ109へ進む。「改ざんあり」と判定すれば、ステップ106に進む。ステップ106では、第3図の改ざん検証部32の判定に相当し微小領域判定条件部33に格納された判定条件と当該領域の情報を比較して当該領域が「微小領域」と判定されればステップ107に進み、「微小領域」と判定されなければステップ108に進む。
ステップ107では、領域nの領域改ざん情報に「微小領域」を設定し、ステップ109に進む。
ステップ108では、領域nの領域改ざん情報に「改ざん」を設定し、ステップ109に進む。
ステップ109では、全領域の判定が終了したかを判定し、終了していなければ、ステップ110に進み、終了していれば、ステップ111に進む。
上記ステップについて図4を用いて説明する。図4の左側(文書の該当部分抜粋)の文書が印刷され、地紋により改ざん検証が行えるようになっている。図4の右側は、その文書に対して、金額欄「2000」に悪意のあるものが「8」を追加して、金額欄「82000」とした場合の例である。この場合に上記のような処理ステップでは、文字「8」を含む領域についてステップ105で改ざん検出を行い、「改ざんあり」と判定され、次にステップ106で微小領域の判定を行い、微小領域ではないため、ステップ108に進み、「改ざん」と領域改ざん情報に設定される。
次に、「・」(ゴミ)の領域についてステップ105では、「改ざん」と判定されステップ106に進み、ステップ106では、「・」の判定を行い、「微小領域」と判定しステップ107に進み、領域改ざん情報に「微小領域」という判定結果を設定する。微小領域の判定については、各種方法が考えられるが、本実施例では、対象領域の改ざん個所の大きさと黒画素数を元に判定する。
ステップ110では、領域nのカウンタをカウントアップする。ステップ111では、領域ごとの改ざん情報をもとに図4のように、「改ざんあり」と判定された領域と「微小領域」と判定された領域を異なる枠色の矩形で囲んで表示する。「改ざん」と判定された「8」は赤色の矩形で囲まれ、「微小領域」と判定された「・」は青色の矩形で囲まれて表示される。
本実施例では、印刷時に付着したような微小な「ゴミ」でも改ざんと判定して表示する従来の場合に比べ、「ゴミ」などの微小領域と改ざんを異なる方法で表示するので、改ざん検証を行うオペレータは容易に改ざん領域を見つけることが出来、効率よく、高精度に改ざん検証することが出来る。
(効果の説明)
以上説明したように、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんが検出を表示画面でオペレータが確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の印刷時点でのゴミや取り扱いの途中で付着したゴミなどの悪意の無いものかという判定を容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
実施例2では、紙文書の紙のしわ判定としわ表示(表示色を変える)を特徴としている。
実施例2の構成のブロック図を図6に示す。
文書を画像として入力する画像入力部1、画像入力部で得られた入力画像から地紋を抽出する地紋読取部2、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん領域かしわで出来た非改ざん領域かを判定する改ざん判定部3、改ざん判定部3から出力された改ざん判定結果によって文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4、表示制御部4からの制御により改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5、により構成されている。
さらに、改ざん判定部3は、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について、しわ領域判定条件部34に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域かしわで出来た非改ざん領域かを検証し判定する改ざん検証部32で構成されている。
(動作の説明)
文書を画像として入力する画像入力部1で地紋が印刷された文書から画像を取得し、画像入力部1で得られた文書画像から地紋読取部2で地紋を抽出する。地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん判定部3では改ざん領域かしわで出来た非改ざん領域かを判定し、改ざん判定結果を表示制御部4に出力する。文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4では、改ざん判定部3の判定結果に基づいて改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5の表示を制御する。
改ざん判定部3では、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について、しわ領域判定条件部34に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを改ざん検証部32で検証し判定する。
図8に実施例2の動作フローを示す。
ステップ101では改ざんの検証を行いたい印刷文書をスキャナなどで画像入力部1で画像として入力する。画像入力については、あらかじめ保存された画像ファイルの入力やスキャナ以外のデジタルカメラなどの画像入力手段で画像を入力するなど行っても良い。
ステップ102では画像入力部1で得られた文書画像から地紋を抽出する。
ステップ103では、地紋から文書情報を抽出する。この後の処理は第6図の改ざん判定部3処理にあたり、次の処理を行う。地紋から抽出した文書情報から改ざん検出のために地紋を小領域に分割しており、分割している領域ごとの領域改ざん情報に改ざんがあれば「改ざん」と設定していく。そのため、次からのステップでは、文書の全領域について改ざん検出および微小領域の判定などの改ざん検証を行う。
ステップ104では、分割している領域ごとの領域改ざん情報をクリアする。
ステップ105では、改ざん検出を行い「改ざんなし」と判定すれば、ステップ109へ進む。「改ざんあり」と判定すれば、ステップ206に進む。ステップ206では、第6図の改ざん検証部32の判定に相当し、しわ領域判定条件部34に格納された判定条件と当該領域の情報を比較して当該領域が「しわ領域」と判定されればステップ207に進み、「しわ領域」と判定されなければステップ108に進む。ステップ207では、領域nの領域改ざん情報に「しわ領域」を設定し、ステップ109に進む。
ステップ108では、領域nの領域改ざん情報に「改ざん」を設定し、ステップ109に進む。
ステップ109では、全領域の判定が終了したかを判定し、終了していなければ、ステップ110に進み、終了していれば、ステップ211に進む。
上記ステップについて図7を用いて説明する。
図7の左側(文書の該当部分抜粋)の文書が印刷され、地紋により改ざん検証が行えるようになっている。図7の右側は、その文書に対して、金額欄「2000」に悪意のあるものが「8」を追加して、金額欄「82000」とした場合の例である。この場合に上記のような処理ステップでは、文字「8」を含む領域についてステップ105で改ざん検出を行い、「改ざんあり」と判定さる。
次にステップ206でしわ領域の判定を行い、しわ領域ではないため、ステップ108に進み、「改ざん」と領域改ざん情報に設定される。次に「|」の領域についてステップ105では、「改ざん」と判定されステップ206に進み、ステップ206では、「|」の判定を行い、「しわ領域」と判定しステップ207に進み、領域改ざん情報に「しわ領域」を設定される。しわ領域の判定については、各種方法が考えられるが、本実施例では、対象領域の改ざん個所の大きさと黒画素数の連結をもとに判定する。
ステップ110では、領域nのカウンタをカウントアップする。ステップ211では、領域ごとの改ざん情報をもとに図4のように、「改ざんあり」と判定された領域と「微小領域」と判定された領域を異なる枠色の矩形で囲んで表示する。「改ざん」と判定された「8」は赤色の矩形で囲まれ、「しわ領域」と判定された「|」は青色の矩形で囲まれて表示される。そのため、本実施例では、運用時に折り曲げなどで発生した「しわ」でも改ざんと判定して表示する場合に比べ、「|」などのしわ領域と改ざんを異なる方法で表示するので、改ざん検証を行うオペレータは容易に改ざん領域を見つけることが出来、効率よく、高精度に改ざん検証することが出来る。
(効果の説明)
以上説明したように、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんが検出を表示画面でオペレータが確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の取り扱いの途中で折り曲げなどにより発生したしわなどの悪意の無いものかという判定を容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
実施例3では、ゴミしわ表示(近傍に判定結果を表示する)を特徴としている。
(構成の説明)
実施例3こ構成のブロック図を図9に示す。
文書を画像として入力する画像入力部1、画像入力部で得られた入力画像から地紋を抽出する地紋読取部2、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん領域か非改ざん領域かを判定する改ざん判定部3、改ざん判定部3から出力された改ざん判定結果によって文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4、表示制御部4からの制御により改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5、マウスおよびキーボードで構成される操作部10、により構成されている。
さらに、改ざん判定部3は、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について、しわ領域判定条件部34に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを検証し判定する改ざん検証部32で構成されている。
(動作の説明)
文書を画像として入力する画像入力部1で地紋が印刷された文書から画像を取得し、画像入力部1で得られた文書画像から地紋読取部2で地紋を抽出する。地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん判定部3では改ざん領域か非改ざん領域かを判定し、改ざん判定結果を表示制御部4に出力する。文書画像処理装置の表示を制御する表示制御部4では、改ざん判定部3の判定結果に基づいて改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5の表示を制御する。
改ざん判定部3では、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域についてしわ領域判定条件部34に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを改ざん検証部32で検証し判定する。
判定結果の表示方法について、図10および図11を用いて説明する。
図10のように、「改ざんあり」と判定された領域と「しわ領域」と判定された領域を異なる枠色の矩形で囲んで表示する。「改ざん」と判定された「8」は赤色の矩形で囲まれ、図10右図では、マウスカーソルを「8」の領域内もしくは近傍に来たときに、「改ざんあり」のメッセージを表示部で表示する。また、別の方法として、表示画面内で矩形で囲んで表示した領域については、キーボードの操作によって例えば左上の矩形から対象とする矩形を順次移動する操作の場合には、対象とする矩形となったときに、「改ざんあり」のメッセージを表示する。
次に、図11のように「しわ領域」と判定された「|」は青色の矩形で囲まれて表示される。この場合にマウスカーソルが「|」の近傍に移動したときに、「「しわ」の可能性あり」のメッセージを表示部に表示する。また、別の方法として、表示画面内で矩形で囲んで表示した領域については、キーボードの操作によって例えば左上の矩形から対象とする矩形を順次移動する操作の場合には、対象とする矩形となったときに、「「しわ」の可能性あり」のメッセージを表示する。
本実施例では、運用時に折り曲げなどで発生した「しわ」でも改ざんと判定して表示する場合に比べ、「|」などのしわ領域と改ざんの領域についてメッセージを表示するので、改ざん検証を行うオペレータは容易に改ざん領域を見つけることが出来、効率よく、高精度に改ざん検証することが出来る。
(効果の説明)
以上説明したように、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんが検出を表示画面でオペレータが確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の取り扱いの途中で折り曲げなどで発生した悪意の無いしわかという判定を容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
本実施例では、「しわ領域」の判定で説明したが、「ゴミ」の判定の場合でも同様に判定領域の矩形の近傍に操作部のマウスもしくはキーボードなどにより判定結果のメッセージを表示するようにしても良い。
また、操作部にはマウス、キーボードを例として用いたが、例えば、タブレットやタッチパネルなど矩形の領域内もしくは近傍の位置を表示制御部に指定できるものであれば良い。
実施例4では、判定結果の印刷(連続処理の結果を知るときにわかりやすい)を特徴としている。
(構成の説明)
実施例4の構成のブロック図を図12に示す。
文書を画像として入力する画像入力部1、画像入力部で得られた入力画像から地紋を抽出する地紋読取部2、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん領域か非改ざん領域かを判定する改ざん判定部3、改ざん判定部3から出力された改ざん判定結果を出力制御する出力制御部6、出力制御部6からの制御により改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域の情報をあわせて出力するファイル出力部7、出力制御部6からの出力を印刷する印刷部8、により構成されている。
さらに、改ざん判定部3は、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について判定条件部35に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを検証し判定する改ざん検証部32で構成されている。
(動作の説明)
文書を画像として入力する画像入力部1で地紋が印刷された文書から画像を取得し、画像入力部1で得られた文書画像から地紋読取部2で地紋を抽出する。地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん判定部3では改ざん領域か非改ざん領域かを判定し、改ざん判定結果を出力制御部6に出力する。文書画像処理装置の出力を制御する出力制御部6では、改ざん判定部3の判定結果に基づいて改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域についてファイル出力部7および印刷部8に出力する。
改ざん判定部3では、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について判定条件部35に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを改ざん検証部32で検証し判定する。
図14にて、本実施例の処理の流れを説明する。
本実施例では、大量の文書の改ざんを検証するときに改ざん検証結果を容易に把握し、改ざんがある場合に容易に見つけることが出来る文書画像処理装置を実現するものである。まず、複数の文書11をスキャナ12で読み込み文書画像に変換して文書11にそれぞれ対応する入力文書画像13を得る。
次に入力文書画像13に対して順次、改ざん検証処理14を行い、改ざん領域および非改ざん領域として抽出された領域の情報もあわせて、検証済み文書画像15として出力される。そして、入力された文書の一覧についての改ざん検証結果を改ざん検証結果印刷16として印刷する。
図16は、改ざん検証結果印刷16の例であり、この一覧をオペレータが見ることで、改ざんありおよび微小領域があると判定された文書を優先して処理することで、文書全体の処理を高速に行うことが出来る。
ここで、印刷する改ざん検証結果について説明する。
図15は、実施例4の動作を説明するフローであり、ステップ112では、一つの文書で改ざん検出された領域の個数とそのうち「改ざんあり」と判定された個数、「微小領域」と判定された領域の個数を文書画像の改ざん検証一覧のファイルに出力する。また、ステップ113においては、領域ごとの改ざん情報をもとに図13のように、「改ざんあり」と判定された領域と「微小領域」と判定された領域を異なる枠色の矩形で囲んで個々の検証済み文書に出力する。「改ざん」と判定された「8」は赤色の矩形で囲まれ、「微小領域」と判定された「・」は青色の矩形で囲まれて検証済み文書のファイルに出力される。このときの矩形の線種は、例えば点線であり、「改ざんあり」の場合と「微小領域」では異なる線種の矩形とする。
そのため、本実施例では、印刷時に付着したような微小な「ゴミ」でも改ざんと判定して表示する場合に比べ、「ゴミ」などの微小領域と改ざんを異なる方法で文書に上書きされるので、改ざん検証を行うオペレータは容易に改ざん領域を見つけることが出来、効率よく、高精度に改ざん検証することが出来る。
(効果の説明)
以上説明したように、複数の文書について改ざん検出を行う処理において、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんが検出を表示画面でオペレータが確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の印刷時点でのゴミや取り扱いの途中で付着したゴミなどの悪意の無いものかという判定を容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
本実施例で、個々の検証済み文書画像について改ざんありの領域などを見る場合には、専用のアプリケーションもしくは画像を扱うことの出来るアプリケーションで容易に確認することが出来る。
実施例5は、判定結果を音声で読み上げ、判定終了時の音を変えることを特徴とする。
(構成の説明)
実施例5の構成を示すブロック図を図17に示す。
文書を画像として入力する画像入力部1、画像入力部で得られた入力画像から地紋を抽出する地紋読取部2、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん領域か非改ざん領域かを判定する改ざん判定部3、改ざん判定部3から出力された改ざん判定結果によって文書画像処理装置の出力を制御する出力制御部6、出力制御部6からの制御により改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5、改ざん検証結果を音声でオペレータに報告する音声出力部9、マウスやキーボードなどを有する操作部10、により構成されている。
さらに、改ざん判定部3は、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について判定条件部33に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを検証し判定する改ざん検証部32で構成されている。
(動作の説明)
文書を画像として入力する画像入力部1で地紋が印刷された文書から画像を取得し、画像入力部1で得られた文書画像から地紋読取部2で地紋を抽出する。地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざん判定部3では改ざん領域か非改ざん領域かを判定し、改ざん判定結果を出力制御部6に出力する。文書画像処理装置の表示を制御する出力制御部6では、改ざん判定部3の判定結果に基づいて改ざん領域と判定された領域と非改ざん領域と判定された領域について表示する表示部5の表示を制御する。
改ざん判定部3では、地紋読取部2で抽出された地紋に埋め込まれた特徴から改ざんの可能性のある改ざん可能性領域を検出する改ざん検出部31と改ざん検出部31で検出された改ざん可能性領域について判定条件部33に保管された判定条件に基づいて、改ざん可能性領域が改ざん領域か非改ざん領域かを改ざん検証部32で検証し判定する。
改ざん検証結果の出力について図18を用いて説明する。図18の左側(文書の該当部分抜粋)の文書が印刷され、地紋により改ざん検証が行えるようになっている。図18の右側のその文書に対して、金額欄「2000」に悪意のあるものが「8」を追加して、金額欄「82000」とした場合の例である。この場合の「改ざん」と「微小領域」の判定については、第一の実施例で記載した判定フローをと同様の処理を行う。
操作部10のマウスを「8」の領域内もしくは近傍にマウスカーソルを近づけると音声出力部9は、「改ざんあり」と音声出力し、また、「・」の領域内もしくは近傍にマウスカーソルを近づけると音声出力部9は、「ゴミ可能性あり」と音声出力する。
このように、「改ざんあり」と判定された領域と「微小領域」と判定された領域を異なる枠色の矩形で囲んで表示する。「改ざん」と判定された「8」は赤色の矩形で囲まれ、「微小領域」と判定された「・」は青色の矩形で囲まれて表示される。そのため、本実施例では、印刷時に付着したような微小な「ゴミ」でも改ざんと判定して表示する場合に比べ、「ゴミ」などの微小領域と改ざんを異なる方法で表示するので、改ざん検証を行うオペレータは容易に改ざん領域を見つけることが出来、効率よく、高精度に改ざん検証することが出来る。
(効果の説明)
以上説明したように、紙文書に対する改ざんを検出するために地紋印刷された文書の地紋から情報を検出して、当該文書に対する改ざんが検出を表示画面でオペレータが確認する文書画像処理装置において、悪意のある改ざんであるか紙文書の印刷時点でのゴミや取り扱いの途中で付着したゴミなどの悪意の無いものかという判定を音声で出力してもらえるため、容易にオペレータが行える操作性の良い、かつ、高精度の改ざん検出性能を得ることが出来るという利点がある。
また、本実施例の説明では、改ざん検出処理を行って抽出された領域の判定結果を音声で「改ざんあり」と判定した領域は「改ざんあり」と音声出力し、「微小領域」と判定した領域は「微小領域」と音声出力しているが、「改ざんあり」と「微小領域」の場合で、例えば、男性と女性の声、高い声と低い声のように明らかに異なる音声出力方法をもちいて出力するようにしても良い。
実施例1のブロック図 原文書と改ざん例 改ざん個所を表示した表示画面例 実施例1の地紋入り文書と表示画面例 実施例1の動作を説明するフロー 実施例2のブロック図 実施例2の地紋入り文書と表示画面例(しわ表示) 実施例2の動作を説明するフロー 実施例3のブロック図 実施例3の地紋入り文書と表示画面例(「改ざん」表示) 実施例3の地紋入り文書と表示画面例(「しわ可能性」表示) 実施例4のブロック図 実施例4の地紋入り文書と検証文書印刷例 実施例4の構成と手順例 実施例4の動作を説明するフロー 実施例4の改ざん検証結果例 実施例5のブロック図 実施例5の地紋入り文書と音声読上表示画面例
符号の説明
1 画像入力部
2 地紋読取部
3 改ざん判定部
4 表示制御部
5 表示部
31 改ざん検出部
32 改ざん検証部
33 判定条件部
34 しわ領域判定条件部

Claims (2)

  1. 文書の改ざんを検出するための情報を埋め込んだ地紋を文書に合わせて印刷した文書について、当該文書に印刷された地紋から情報を取り出す地紋読取部と取り出した情報から改ざん可能性領域を検出する検出部を有する文書画像処理装置において、
    改ざん可能性領域として検出された夫々の領域の大きさと形状に基づき、前記夫々の領域について、改ざんであるか、あるいは非改ざんであり、その要因は印刷物のしわや印刷物上のゴミによるものであるかを判定する改ざん判定部を有することを特徴とする文書画像処理装置。
  2. 前記改ざん可能性領域として検出された領域を、前記改ざん判定部の結果に基づき、形式を変えて表示する出力制御部を有することを特徴とする請求項の文書画像処理装置。
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