JP4182017B2 - Overhead work vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、所定の作業対象物を跨いで走行しながら作業を行う跨走作業車に関する。 The present invention relates to a straddle work vehicle that performs work while traveling over a predetermined work object.
従来所定の作業対象物の作業方向を挟んだ両側に自走式の走行部を設け、両走行部を作業対象物を上方から跨ぐゲート状のフレームで連結した作業車が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
しかし上記作業車は作業対象物を跨ぐような高さとなるため、特に収納時に高さ方向に大きなスペースが必要となり、コンパクトな収納を行うことができないという欠点があった。 However, since the work vehicle has such a height as to straddle the work object, a large space is required in the height direction particularly during storage, and there is a disadvantage that compact storage cannot be performed.
上記課題を解決するための本発明の跨走作業車は、所定の作業対象物Hの作業方向を挟んだ両側に自走式の走行部3を設け、両走行部3を作業対象物Hを上方から跨ぐゲート状のフレーム4で連結した作業車において、該フレーム4を折畳み及び上下揺動自在とし、上記ゲート状に開いて作業対象物Hを上方から跨ぐ作業姿勢Aと、折畳まれた状態で作業方向に沿う格納姿勢Bとに姿勢切り換え自在に構成したことを第1の特徴としている。
The straddle work vehicle of the present invention for solving the above problems is provided with a self-propelled
また両走行部3に、走行部3をトレッド方向に移動させることが可能な補助走行装置18を設け、走行部3を作業方向への走行状態と補助走行装置18による走行状態とに切換可能とし、両走行部3の間の距離の変更を行い、自走によりフレーム4の折畳みを行うように構成したことを第2の特徴としている。
In addition, an
そして両走行部3に、走行部3をトレッド方向に移動させることが可能な補助走行装置18を設け、走行部3を作業方向への走行状態と補助走行装置18による走行状態とに切換可能とし、作業車全体を作業方向に対して交差する方向に移動させることを可能としたことを第3の特徴としている。
And both the traveling
以上のように構成される本発明の構造によると、フレームが作業対象物を上方から跨ぐため、本跨走作業車の作業状態での全高及び全幅は比較的大きいが、フレームが折畳み自在であるため、非作業時にはフレームを格納姿勢とすることによって、本作業車をコンパクトに収納することができるという効果がある。 According to the structure of the present invention configured as described above, since the frame straddles the work object from above, the overall height and the entire width in the working state of the overpass work vehicle are relatively large, but the frame can be folded. For this reason, the working vehicle can be stored compactly by setting the frame to the retracted posture when not working.
また補助走行装置を設け、該補助走行装置によってフレームの姿勢変更を行うように構成することにより、フレームの姿勢変更を容易に行うことができ、作業状態と格納状態の切換を簡単に行うことができるという利点がある。そして補助走行装置による走行によって作業車全体を作業方向に対して交差する方向に移動させることを可能とすることによって、横方向に簡単に移動して順次作業対象物に対して作業を行うことができるという利点がある。 Further, by providing an auxiliary traveling device and changing the posture of the frame by the auxiliary traveling device, it is possible to easily change the posture of the frame and to easily switch between the working state and the storage state. There is an advantage that you can. And by making it possible to move the entire work vehicle in a direction intersecting the work direction by traveling by the auxiliary traveling device, it is possible to easily move in the lateral direction and sequentially work on the work object. There is an advantage that you can.
図1(a),(b),(c),(d)は、跨走作業車である本シート掛け作業車の右側面図,平面図,左側面図,正面図である。本シート掛け作業車は、農業用のハウス(ビニールハウス以降ハウス)Hを作業対象物とする。本シート掛け作業車には、農業用のハウス(ビニールハウス以降ハウス)Hの上面用の1本のシートロール1と、ハウスHの側面用の2本のシートロール1が備えられている。本シート掛け作業車の運転者P1が、本シート掛け作業車を徐々に自走前進させ、シートを各ロール1,2から引き出し、シート掛け作業車に同乗する2人の作業者P2,P3が、繰り出されたシートをハウスHのフレームパイプにクリップ等で固定することによってハウスHのビニール掛け作業を行うことができる。
FIGS. 1A, 1B, 1C, and 1D are a right side view, a plan view, a left side view, and a front view of a seat-hanging work vehicle that is a straddling work vehicle. This seat hanging work vehicle uses an agricultural house (a greenhouse after the plastic house) H as a work object. The present seat hanging work vehicle is provided with one
本シート掛け作業車は、ハウスHの左右両側に位置する2つの走行部3と、ハウスHを跨ぐように両走行部3を連結する連結フレーム4とを備えている。左右両側の走行部3にシートのクリップ固定等を行う作業者P2,P3が乗ることができる。一方の走行部3にはエンジン6が搭載されている。他方の走行部3には座席7が設けられている。
The seat hanging work vehicle includes two
本シート掛け作業車は、前記エンジン6によって図示しないポンプを駆動して圧油の供給を行うことができる。エンジン6の駆動によって発生する圧油による油圧駆動によって走行を含め各部の駆動が行われる。座席7に運転者P1が座り、エンジン6を駆動し、後述するような本シート掛け作業車の走行や各部の駆動の操作を行うことができる。
The seat hanging work vehicle can supply pressure oil by driving a pump (not shown) by the
図2(a),(b)は、走行部3の平面図及び側面図である。走行部3は、クローラ走行装置14が、走行部フレーム16に取り付けられた構造となっている。クローラ走行装置14は、トラックフレーム8側に支持された前後両端のホイール9,11と、両ホイール9,11間に設けられる複数の転輪12とにクローラ13が巻き回された構造となっている。
2A and 2B are a plan view and a side view of the
クローラ走行装置14の前方側のホイール9は油圧モータからなる。該油圧モータは、油圧パイプ等を介してエンジン6の駆動により発生する圧油が供給されて回転駆動される。この油圧モータの駆動によってホイール11が回転し、クローラ13の回転駆動が行われる。クローラ走行装置14の駆動によって本シート掛け作業車の走行が行われる。
The
走行部フレーム16には、クローラ走行装置14の前後に位置するように旋回板21がベアリング22を介して旋回自在に取り付けられている。該旋回板21にはホイール17が取り付けられている。
A
ホイール17にはゴム等からなるタイヤ18が外装されている。ホイール17には油圧モータ20が内装されている。該油圧モータ20は上記エンジン6の駆動によって発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給され回転駆動される。この油圧モータ20の駆動によってタイヤ18が回転駆動される。
The
上記ホイール17は、上方に突出するロッド19をガイドに上下昇降自在に旋回板21に支持されている。そして旋回板21とホイール17との間には上下方向に油圧シリンダ25が設けられている。油圧シリンダ25は、上記エンジン6の駆動によって発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給され伸縮駆動される。油圧シリンダ25の伸縮駆動によってホイール17は昇降駆動される。
The
走行部フレーム16には油圧シリンダ23が設けられている。該油圧シリンダ23のシリンダロッド23aがアーム24を介してホイール旋回板21の上面に連結されている。油圧シリンダ23は、上記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動され、この油圧シリンダ23の駆動によってホイール17が旋回させられる。
The traveling
上記構造によって、油圧シリンダ25の伸び駆動によりホイール17を下降させてタイヤ18を接地させ、油圧モータ20を駆動することによって、ホイール17のタイヤ18により本シート掛け作業車を走行させることができる。そして油圧シリンダ23の駆動によってホイール17を旋回させ、タイヤ18の回転方向をクローラ13の回転方向に一致させることによってクローラ走行装置14による走行の補助を行うことができる。
With the structure described above, the
またクローラ13が接地面から離反するようにホイール17のタイヤ18を接地させて油圧モータ19を駆動することによってホイール17のタイヤ18のみで本シート掛け作業車を走行させることもできる。ホイール17の旋回(向き)に応じて本シート掛け作業車の走行方向を変更調節することができ、例えば本実施形態においては、タイヤ18の駆動軸心を前後方向としてタイヤ18を左右方向に駆動することにより、シート掛け作業車を左右方向に移動させることができる。
Further, by driving the
図3に示されるように、各走行部フレーム16上には縦フレーム26,27が前後に設けられている。両縦フレーム26,27は上方側において横フレーム28によって連結されている。図4(a),(b)に示されるように、前方側の左右の縦フレーム27には、上面用のシートロール1を支持する支持フレーム29が上下揺動自在に軸支されている。両支持フレーム29によって上面用のシートロール1の支持部31が構成され、両支持フレーム29の先端間に、上面用のシートロール1が後述するように支持される。
As shown in FIG. 3,
左右の走行フレーム16には油圧シリンダ32が設けられており、該油圧シリンダ32のシリンダロッド32aが支持フレーム29に連結されている。油圧シリンダ32は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動される。この油圧シリンダ32の駆動によって支持フレーム29は、上下揺動駆動され、倒伏状態Xと起立状態Yとに切り換えられる。
The left and
なお横フレーム28の先端にはロックピン33が設けられており、ロックピン33を支持フレーム29に設けられた受け34に係合させることによって、支持フレーム29は直立に起立した状態で保持される。
A
両支持フレーム29の先端にはボス36が設けられている。図5に示されるように、一方の支持フレーム29のボス36には、ボス36側に固定された取付板37を介して油圧シリンダ38が設けられている。該油圧シリンダ38は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動される。
A
取付板37には左右方向に突出するガイドロッド40が設けられている。ガイドロッド40には、スライド押圧板41がスライド自在に支持されている。油圧シリンダ38のシリンダロッドはスライド押圧板41に連結されている。スライド押圧板41には複数のロッド39が左右方向に向かって一体的に設けられている。
The mounting
ボス36内には、ロッド39の端部側に、上面用のシートロール1の一端側を保持するロール保持体42が設けられている。ロール保持体42はボス36にスライド自在に収容されるベース板43と、該ベース板43に対して回転自在に軸支された回転板44とからなる。回転板44には軸心にテーパ状の突起部46が設けられている。該突起部46をシートロール1の中空の芯1aの端部に挿入することができる。
In the
油圧シリンダ38を伸び作動させることによって、スライド押圧板41がガイドロッド40に沿ってスライドし、ロッド39がベース板43をシートロール1側に押し付ける。
By extending the
他方の支持フレーム29のボス36には、油圧モータ47が設けられている。油圧モータ47の回転駆動軸にはトルクキーパ48を介してロール保持板49が取り付けられている。油圧モータ47は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて回転駆動される。ロール保持板49には軸心にテーパ状の突起部51が設けられている。該突起部51をシートロール1の中空の芯1aの端部に挿入することができる。
A
シートロール1の支持部31は、以上のように両支持フレーム29の間に構成され、シートロール1の芯1aの両端に回転板44の突起部46及びロール保持板49の突起部51を挿入し、ロッド39によってベース板43をシートロール1側に押し付けると、支持部31にシートロール1が搭載され、回転板44とシートロール1とロール保持板49とが一体回転可能となる。ベース板43のシートロール1側への押し付けを解除するとシートロール1を支持部31から取り外すことができる。
The
これにより支持部1にシートロール1を搭載し、油圧モータ47を回転させるとシートロール1が回転する。また油圧モータ47の回転停止状態で、トルクキーパ48の設定を超えてシートロール1を引くと、シートロール1が回転しシートが自由に引き出される。シートの引き出し時にはトルクキーパ48が引き出し抵抗を与え、シートのたるみが防止される。
Accordingly, when the
なお両支持フレーム29を倒伏状態Xとすることによって、低い位置でシートロール1を支持部31に取り付け、その後両支持フレーム29を起立状態Yに切り換えることによって、シートロール1の搭載を簡単に行うことができる。
By setting both the support frames 29 to the lying down state X, the
図6に示されるように、各走行部3における後方側の縦フレーム26の後方には、側面用のシートロール2を支持するシートロールスタンド52がシートロール2の支持部50として立設されている。シートロールスタンド52の上端部分にはフレーム53を介して油圧モータ54が取り付けられている。該油圧モータ54は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて回転駆動される。
As shown in FIG. 6, a seat roll stand 52 that supports the
油圧モータ54の回転駆動軸にはトルクキーパ56を介してロール保持板57が回転自在に取り付けられている。ロール保持板57には軸心にテーパ状の突起部58が設けられている。該突起部58を上記シートロール2の中空の芯2aの端部に挿入することができる。
A
走行フレーム16の下方には、フレーム59に取付板62を介して油圧シリンダ61が取り付けられている。上記油圧シリンダ61は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動される。取付板62には複数のガイドロッド60が上下方向に向かって設けられている。ガイドロッド60にはスライド押圧板64がスライド自在に支持されている。
Below the traveling
油圧シリンダ61のシリンダロッドはスライド押圧板64に連結されている。スライド押圧板64には複数のロッド63が上下方向に向かって一体的に設けられている。
The cylinder rod of the
ロッド63の端部には、上記ロール保持板57に向かい合う位置に、側面用のシートロール2を保持するロール保持体65が設けられている。ロール保持体65は、上記ガイドロッド60やロッド63、スライド押圧板64を内収する筒部55内に、筒部55に対してスライド自在に挿入されている。
A
ロール保持体65はガイドロッド63に対してスライド可能なベース板66と、該ベース板66に対して回転自在に軸支された回転板67とからなる。回転板67には軸心にテーパ状の突起部68が設けられている。該突起部68を側面用のシートロール2の中空の芯2aの端部に挿入することができる。
The
油圧シリンダ61を伸び作動させることによって、スライド押圧板64がガイドロッド60に沿ってスライドし、ロッド63がベース板63をシートロール2側に押し付ける。
By extending the
シートロール2の支持部50は上記のように構成され、シートロール2の芯2aの両端に回転板67の突起部68又はロール保持板57の突起部58を挿入し、スライド押圧板64によってベース板66をシートロール2側に押し付けると、シートロール2が支持部50に搭載され、回転板67とシートロール2とロール保持板57とが一体回転可能となる。ベース板66のシートロール2側への押し付けを解除すると支持部50からシートロール2を取り外すことができる。
The
これにより支持部50にシートロール2を搭載し、油圧モータ54を回転させるとシートロール2が回転する。また油圧モータ54の回転停止状態で、トルクキーパ56の設定を超えてシートロール2を引くと、シートロール2が回転しシートが自由に引き出される。シートの引き出し時にはトルクキーパ56が引き出し抵抗を与え、シートのたるみが防止される。
Accordingly, when the
図6に示されるように、各走行部3における後方側の縦フレーム26の上端部にはブラケット69が設けられている。該ブラケット69には前述の連結フレーム4の取付部71が上下揺動自在に軸支されている。上記後方側の縦フレーム26には油圧シリンダ72が設けられている。
As shown in FIG. 6, a
上記油圧シリンダ72のシリンダロッド72aは上記取付部71に連結されている。油圧シリンダ72は、前記エンジン6の駆動によって発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動される。油圧シリンダ72の駆動によって取付部71が上下揺動駆動される。
A
図7に示されるように、連結フレーム4は左右2つの杆4L,4Rからなる。左側の杆4Lの端部が左側の走行部3の取付部71に旋回自在に軸支されている。右側の杆4Rの端部は右側の走行部3の取付部71に旋回自在に軸支されている。両杆4L,4Rの対向端が支点軸73を介して回動自在に連結されている。左側の杆4Lには、フック74と油圧シリンダ76が設けられている。フック74は回動自在に軸支されており、油圧シリンダ76のシリンダロッド76aはフック74に連結されている。
As shown in FIG. 7, the connecting
上記油圧シリンダ76は、前記エンジン6の駆動により発生する圧油が油圧パイプ等を介して供給されて伸縮駆動される。この油圧シリンダ76の駆動によってフック74が揺動駆動される。右側の杆4Rには上記フック74の受け77が設けられている。受け74は、両杆4L,4Rを平面視で1直線状とした状態(図7の状態)でフック74を揺動させるとフック74と係合する。
The
油圧シリンダ72を駆動して取付部71を揺動させ、両杆4L,4Rを起立状態とし、さらに両杆4L,4Rを平面視で1直線状とすると、図1(d)に示されるように、連結フレーム4はゲート状をなす作業状態Aとなる。
As shown in FIG. 1D, when the
上記作業状態Aでフック74を受け77に係合させると連結フレーム4は作業状態Aで維持される。なお各杆4L,4Rの基端部側にはアーム78が設けられており、該アーム78の先端側に設けられる受け79を取付部71に設けられるピン81に連結することによっても連結フレーム4の作業状態での維持が行われる。
When the
両走行部3をハウスの両側面側に配置すると、連結フレーム4は、ハウスHの上方側を通過してハウスHを跨ぐように両走行部3を連結する。ハウスHを跨ぐ作業状態Aの連結フレーム4は、正面視でハウスHの上面に沿うように湾曲し、正面視において縦フレーム26と連結フレーム4とによってハウスHの外側を囲むような状態となる。
When both traveling
上記のように縦フレーム26と連結フレーム4とによってハウスHの外側を囲むような状態から、走行部3のクローラ走行装置14を駆動すると、本シート掛け作業車は、ハウスHの軒方向に沿って自走する。なお左右の支持フレーム29を起立状態Yとし、シートロール1を搭載すると、シートロールは連結フレーム4より前方側で、連結フレーム4の上方に位置する。
When the
前述のように上面用のシートロール1を支持フレーム29の倒伏状態Xで支持部31に取り付け、シートロール1がハウスの上方に位置するように支持フレーム29を起立状態Yとし、予めシートロールからシートをわずかに引き出しておき、引き出されたシートの端部をハウスHの端部に固着し、運転者がシート掛け作業車をハウスHの軒方向に沿って自走させることにより、シートロール1からシートがハウスHの軒方向に自由回転によって引き出され、引き出されるシートを左右の走行部3上に同乗した作業者が、順次ハウスHのフレームにクリップ止めすることによってハウスHの上面側のシートの被覆作業を行うことができる。
As described above, the upper
上記のようにシートロール1は低位置で支持部31に取り付け、その後支持フレーム29を起立状態Yに切り換えることによって、ハウスHの上方へのシートロール1の搭載を簡単に行うことができる。なお上面側のシートロール1は連結フレーム4とハウスHとの間を通過してハウスH側に繰り出される。ただし連結フレーム4のハウスH側には、ハウスHに沿って案内ロール82が軸支されて設けられており、シートは案内ロール82にガイドされてハウスH側に引き出される。これにより連結フレーム4がシートの案内ガイドを兼用する。
As described above, the
また側面用のシートロール2を前述のように搭載し、予めシートロールからシートをわずかに引き出しておき、引き出されたシートの端部をハウスHの端部に固着し、運転者がシート掛け作業車をハウスHの軒方向に沿って自走させることにより、シートロール2からシートがハウスHの軒方向に自由回転によって引き出され、引き出されるシートを左右の走行部3上に同乗した作業者が、順次ハウスHのフレームにクリップ止めすることによってハウスHの側面側のシートの被覆作業を行うことができる。
Also, the
したがって上面用のシートロール1と側面用のシートロール2を共に搭載し、本シート掛け作業車を自走させることで、運転者と左右の作業者により、ハウスHの上面側と側面側とに同時にシートを容易に被覆することができる。
このときシートロール1,2からシートが直接供給されるため、シートを折畳んだり、折畳んだシートを繰出したり引っ張ったりする作業は不要である。また作業者や運転者が人力でシート掛け作業車を走行させる必要や、ハウスの上方位置にシートやシート張り装置等を上げる必要がなく、シートの被覆作業を簡単に行うことができる。
Therefore, by mounting both the upper
At this time, since the sheets are directly supplied from the sheet rolls 1 and 2, there is no need to fold the sheet, or to feed or pull the folded sheet. In addition, it is not necessary for the operator or driver to run the seat-hanging work vehicle manually, and it is not necessary to raise the seat, the sheet tensioning device or the like above the house, and the sheet covering operation can be easily performed.
一方左右の支持フレーム29は前述のように油圧シリンダ32の駆動によって、倒伏状態Xに切り換えることが可能となっている。このため図9に示されるように、支持フレームを倒伏状態Xとし、左右の支持フレーム29の間にシートロール1の芯1aを保持させ、予めハウスHの上面側に被覆されたシートの端部をハウスHのフレームから外し、芯1aに巻きつけた状態から、油圧モータ47を駆動することによって自動的に芯1aにシートを巻き取り、ハウスHからの上面側のシートの除去を簡単に行うことができる。
On the other hand, the left and right support frames 29 can be switched to the lying down state X by driving the
また両走行部3側にシートロール2の芯2aを保持させ、予めハウスHの上面側に被覆されたシートの端部をハウスHのフレームから外し、芯2aに巻きつけた状態から、油圧モータ54を駆動することによって自動的に芯2aにシートを巻き取り、ハウスHからの側面側のシートの除去を簡単に行うことができる。
In addition, the
そして油圧モータ47と油圧モータ54とを共に駆動することによって、ハウスから一度にシートを簡単に取り外すことができる。ただし本シート掛け作業車をハウスから軒方向に所定距離離れた位置に停車させておく必要がある。なお支持フレーム29を倒伏状態Xとすることによって、支持フレーム29間へのシートロール1及びシートロール1の芯1aの搭載や、シート巻き取り後のシートロール1aの取り外しを簡単に行うことができる。
By driving both the
また左右の走行部3をタイヤ18によって走行するようにホイール17を下降させると共に、タイヤ18の駆動軸心を前後方向とし、左右のタイヤ18を同一方向に回転駆動することによって、本シート掛け作業車が、ハウスHの軒方向に交差する方向、つまり本作業車の作業方向に交差する方向に自走する。これにより作業対象とするハウスHへの移動を簡単に行うことができる。移動時に旋回する必要がないため、旋回スペースをとる必要がなく、ハウスのサイズを長くとることができる。
Further, the
一方連結フレーム4において、油圧シリンダ76を駆動してフック74と受け77との係合を解除すると、連結フレーム4は支点軸73を中心に折畳み可能となる。このため支持フレーム29側からシートロール1あるいはシートロール1の芯1aを取り外し、連結フレーム4を折畳み可能とし、左右の走行部をタイヤ18によって走行するようにホイールを下降させると共に、タイヤ18の駆動軸心を前後方向とし、左右の走行部3が近づくようにタイヤ18を駆動することにより、左右の走行部3の間の距離(トレッド)が変更され、図10(a)に示されるように、左右の走行部3が近接して並ぶ。
On the other hand, in the
このとき各杆4L,4Rは取付部71との連結部分で回動し、且つ両杆4L,4Rが支点軸73を中心に回動するため、走行部3の自走によって連結フレーム4は逆V字状に2つ折りに屈曲されて折畳まれる。そして油圧シリンダ72を駆動して取付部71を下方に揺動させると、図10(a),(b)に示されるように、逆V字状に2つ折りに折畳まれた連結フレーム4が作業走行方向に沿って前方下方に倒れ、収納状態Bとなる。
At this time, each of the
以上のように左右の走行部3を近接させ連結フレーム4を収納状態Bとし、支持フレームを倒伏状態Xとすることにより、本シート掛け作業車は全高及び全幅が小さくなり、非作業姿勢にコンパクトに折畳まれた状態となり、使用しない場合は小さなスペースに収納することができる。なお連結フレームの折畳みは走行部3のタイヤ18による自走で容易に行われる。
As described above, the left and right traveling
なお図11に示されるように、エンジン6側の走行部3(座席7が設けられていない)の前後に、該走行部3の内側および外側に位置して、隣接するハウスとの接触を検出する接触センサ81を設け、図12に示されるように、該接触センサ81が隣接すると、接触を報知する接触警告パネル82を設けることもできる。接触警告パネル82には、接触したセンサを個別に特定できるように、各センサ用のランプ83が設けられている。
As shown in FIG. 11, contact with adjacent houses is detected before and after the traveling
これにより運転者は、自分から離れている側の走行部のハウスとの接触を確認することができ、常に走行部3とハウスとの接触を避けるように運転することができる。
Thus, the driver can confirm contact with the house of the traveling part on the side away from him, and can always drive so as to avoid contact between the traveling
3 走行部
4 連結フレーム(フレーム)
18 タイヤ(補助走行装置)
A 作業姿勢
B 格納姿勢
H ハウス(作業対象物)
3 Driving
18 tires (auxiliary travel device)
A Working posture B Storage posture H House (work object)
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