JP4181498B2 - 家具用つや出し組成物 - Google Patents

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関連出願は適用しない。
連邦政府後援による研究あるいは開発は適用しない。
本発明は、改良種の、好ましくは非ワックス性の非乳剤家具用つや出し組成物に関する。この組成物は石油留出液を含み、粘度が変更されるが、非エアゾールスプレー式ボトルあるいはポンプ装置を用いて分配するのに適切なせん断特性を備えている。この組成物は、子供が飲み込む可能性を低減するように苦味剤をさらに含んでいる。
石油留出液製品は、非常に多くの製品で使用されることが知られているが、飲み込んだり、若しくは吸引された場合に極めて危険な特性を持っていることもまた知られている。したがって、石油留出液ベースの家具用つや出し剤などの製品には制限が加えられているので、10%を超える石油留出液を含む非乳剤性石油留出液の家具用つや出し製品は本質的に、法律上、トリガー噴霧器の市場に出すことができない[16CFR1700.14(a)(2)]。消費者は、トリガー噴霧器やポンプボトルなどの非加圧式噴霧器を用いて洗浄組成物などの液体を塗布することを好むことから、彼らが、スプレー式ボトル入りの家具用つや出し剤などの石油留出液含有製品を喜んで受け入れることが予想され得る。
非ワックス性家具用つや出し組成物が従来から知られている(特許文献1を参照)。これは、非ワックス性シリコーンを含む家具用つや出し剤を教示し、低粘度シリコーン流体、シリコーンゴムとポリジオルガノシロキサンの一方又は両方、水、さらに、1つ以上の好適な界面活性剤と溶媒を含む。さらに、推進剤、芳香剤、顔料、保存料、樹脂、あるいはその他の従来型の成分などの家具用つや出し構成材料として既知の他の成分を、要求あるいは必要に応じて添加することができる。これら構成材料は、水中油型/油中水型の乳剤、及びローション構成材料を包含する。このような構成材料は、炭化水素推進剤を利用するエアゾール分配器を用いて分配することができる。
米国特許第5,681,377号(Lohr, et al.)
しかしながら、スプレー式分配に適した、石油留出液を10%より多く含有する非ワックス性家具用つや出し製品、即ち、石油留出液組成物が100°Fの温度で100SUS(セーベルト秒)よりも高い粘性を示すという、消費者製品安全委員会(以下、CPSCと称される)の必要条件を満たすものは現在市販されていない。したがって、CPSCの最小粘性必要条件を超えるが、非加圧式容器と結合されたトリガー式噴霧手段やポンプ分配手段を用いてスプレー状若しくは細かな霧状として分配され得る、家具用オイルなどの濃化石油留出液ベースの家庭用品を提供することが望ましいと考えられる。さらに、消費者や子供がこのような家庭用品を飲み込まないようにするため、吸入あるいは摂取を強く阻止するためにこれら製品に苦味剤を付与することが提案されている。さらにまた、石油留出液を含有する家具用つや出し剤が、ふたが取り外しにくい容器に包装されることや、噴霧式トリガー機構若しくはポンプ手段が、一回の動作で分配される製品量を制限するように容量が制限されることが示唆されている。
上記及びその他の利点を得るために、本発明は、表面にスプレー状に塗布するための液相石油留出液家具用つや出し剤を提供する。ここで、液体組成物の粘度は、100°Fの温度において粘度が100SUSよりも大きい。該組成物は、停止時に粘度が上昇する液体を付与するようにずれ揺変性(shear thinning)チキソトロープ増粘剤を用いているが、これは、噴霧時、即ち、せん断圧力下では霧状になるように濃度が低下する。この液体は吹き付けられた後に、方向付けられた表面と接触する前により高い粘度に濃化する。このように変形された石油留出液製品を提供することによって、本発明はまた、従来の家具用つや出し剤に固有の種々の問題を克服している。石油留出液を含む従来の家具用つや出し剤は、低粘度であることにより垂直面を流れ落ちる傾向があり、ふき取りをさらに困難にしている。さらに重要なことには、このような製品が、特に子供によって飲み込まれる危険性があった。しかしながら、本発明の変形されたつや出し剤は、垂直面をより緩やかに流れ落ち、その方向に吹き付けられた場合に人間の喉の後部に接触する前に濃化する。苦味剤を含んでいることにより、本発明のつや出し剤は、なめてみたり、あるいは意図的に吸入したりすることを強く阻止することになる。さらに、多くの低濃度ミネラルオイル系家具用つや出し剤が非加圧式容器から噴霧することが困難であるのは、分配時に霧状というよりむしろ蒸気となるが、一方、本発明の濃化つや出し剤は、トリガー噴霧器あるいはポンプ分配機構によって分配すると同時にスプレー状になり、そのスプレー液は、スプレーノズル内を通過した後に高粘度の液体に急速に復帰する。
非ワックス性家具用つや出し剤は従来から知られており、一般には、シリコーン化合物と溶媒、任意的に、推進剤、界面活性剤、着色料、及び臭気剤若しくは芳香物質、さらに、つや出し製品の調製に一般に使用されているその他の成分もまた含むことが知られている。しかしながら、本発明の家具用つや出し剤は、ミネラル・オイル、シリコーン系光沢剤、及び炭化水素系洗浄剤若しくは溶媒などの、石油留出液溶媒あるいは担体を含む、非ワックス性非乳化剤を構成する。本件出願人は、通常添加されるつや出し添加剤以外に、苦味剤あるいは忌避剤の存在が上記組成物の相対的安全性にプラス効果をもたらしたこと、さらに、チキソトロープ増粘剤を添加することにより、トリガー噴霧装置若しくはポンプ噴霧装置を用いて分配できることを見出した。
担体、あるいは本発明の主要成分として、種々の石油留出液は適している。例示される石油留出液製品は、家庭用品に一般に用いられるオイルを包含し、特に、ミネラル・オイルの粘度が100°Fで130SUS未満であることが好ましく、100°Fで100SUS未満の粘度を有するミネラル・オイルがより好ましい。最適であると考えられる例として、ミネラル・オイル、ミネラルスピリット、ナフテン系オイル、イソパラフィン系炭化水素溶媒などの一般に用いられる物質、さらにこれらの混合物が挙げられる。さらに、本発明の非水性且つ非乳剤性組成物は、つや出し剤で一般に用いられる洗浄溶媒の他に、シリコーンオイル光沢剤、及び、芳香剤、顔料、保存料、樹脂、あるいは、家具用つや出し技術において既知とされる他の従来の成分もまた含むことができる。
つや出し剤として、シリコーンオイルあるいはシリコーンゴムを10重量%以下添加することが望ましいとされ、約3乃至約7重量%の範囲であることがより好ましく、低粘度のシリコーンオイルの使用が好ましい。本発明のつや出し製品に用いられる低粘度シリコーン流体は、約5乃至約5,000センチストークの範囲内の粘度を有し、約10乃至約20センチストークであることが好ましい。シリコーンオイルの粘度が決定的でないのは、全組成物に対して小さな割合でのみ存在し、それ自体は示唆されたチキソトロープ増粘剤の存在の影響を受けないからである。好適なシリコーン類は、「ストリッピングされた」あるいは「ストリップされずに」使用でき、ストリッピングされてないシリコーン類は、第1級シロキサンに加えて、低粘度の低分子量揮発性成分を含む。ストリッピングされたシリコーンは本質的に、低粘度の揮発性成分を含まない。ストリッピングされてないシリコーン類には、ストリッピングされたシリコーン類よりも低コストであるという付加的利点があると同時に、ふき取りを容易にし、より乾燥した被膜を付与することによって家具用つや出し剤の性能をまた向上させている。
本発明において有用なシリコーンオイルは、シリコーン技術において既知のオルガノ基と置換することができ、シリコーンは毒性がないことを条件とする。有用性のほかに、経済上の考慮が調製においてある程度機能する。例えば、フェニルメチル・シリコーンは本発明に有用なシリコーン流体の範囲内にあるとはいえ、そのコストによれば、市販用の製品で使用する可能性は低い。好適なストリップされてないシリコーン流体は、ポリジメチルシロキサンを含み、例えば、ワッカー・シリコーンズ社(Wacker Silicones Corporation)から購入できる。
本発明での使用に好適なシリコーンゴムは、ポリシロキサン、及び/又は、水酸基、ジメチル、メチルビニル、若しくは、ビニル基が末端に付いたシリコーン類である。好適なゴムは、粘度が約11,000,000乃至約16,000,000センチストークである、容易に流動しない高粘度液体の形状で存在する。特に好適なシリコーンゴムは、商品名「EL POLYMER V-1200A US」でワッカー・シリコーンズ社によって販売されている。
固体状態のシリコーン材料やワックスよりも、液体状態のシリコーンゴムを使用すると、本発明での使用に多くの利点がある。例えば、約0.3mmよりも大きな粒径の固体シリコーン粒子は凝集による問題を起こし、このため、従来のスプレー式吐き出しシステムのノズルやバルブの目詰まりを生じさせる。さらに、保管時にシリコーンやワックスの粒子が沈殿することにより、貯蔵安定性を低下させるが、一方、固体材料よりも本発明の製品に使用される液体シリコーンゴムを分配するのに必要なエネルギーがより少なくてすみ、このため、製造コストを低減させることになる。
上記のシリコーン成分以外に、粗ろうなどのワックスを10重量%以下で添加することが許容されている。家具用ワックス組成物において一般に用いられるこれらワックスは、本発明に適していると考えられる。
家具用つや出し剤が上記に従って調製でき、これらがミネラル・オイル溶媒若しくは担体、シリコーンオイルつや出し剤、さらに従来の界面活性剤、着色剤、香料、及び洗浄剤を加えて成るが、本発明はこのような家具用つや出し剤を超えた改良品をさらに構成するものと考えられ、スプレー式容器に包装することができる。
上記の家具用つや出し材料以外に、本発明は、小量でも摂食することを強固に阻止するような有効量で存在する、忌避剤あるいは苦味剤をさらに含む。苦味剤あるいは忌避剤として、例えば、安息香酸デナトニウム、デナトニウム・サッカライド、塩化デナトニウム、安息香酸スクロース、キニーネ、塩酸キニーネ、硫酸キニーネ、ブルシン、硫酸ブルシン、カッシア、カッシン、ナリンギン、リモニン、フェニルチオカルバミド、ケブラコ、オクタ酢酸スクロース、ケルセチン、ベルベリン、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される材料が利用されるが、本発明での使用に最も好ましい忌避材料は、安息香酸デナトニウムであり、「Bitrex」の登録商標でスコットランドのマクファーラン・スミス社(Macfarlan Smith Limited)により市販されている。この製品は世界中で最も苦味のある組成物の1つとして周知であり、比較的低濃度が要求されることから、本発明では特に有用であることが見出されている。例えば、ミネラルオイル中のBitrexの25%溶液のわずか0.01重量%が、子供(あるいは大人でさえも)がごく小量である以外に摂取する可能性がない程度に石油留出液ベースの家庭用品を苦味付けすることにおいて有効であることが判明されている。苦味剤の有効量は、使用される特定の苦味剤あるいは忌避剤によって異なることになるが、約0.0010乃至約0.050重量%の安息香酸デナトニウムが有効であり、石油留出液組成物の全重量に対し0.0025乃至約0.010重量%であることが好ましい。安息香酸デナトニウムなどの苦味剤を可溶性にする際にある問題に遭遇するが、ミネラルオイルなどの本発明で用いられる石油留出液において、小量のエタノールが、オイル中での苦味剤の分散を得るように、可溶化剤として用いることができる。
上記の構成成分が本発明の基本的な家具用つや出し剤を構成する一方で、ずれ揺変性チキソトロープ増粘剤の添加により製品の特性をさらに変更することによって更なる製品の危険性を少なくすることができ、非加圧式噴霧機構あるいはポンプ分配器を用いてつや出し剤を更に都合良く分配できるようにしている。好ましくは、こうしたスプレー式分配器は、スプレー部分が簡単に取れないように、また、容器が簡単に開かないように容積が減少された噴霧機構と取り外し困難なネック状封止部とから成る。
ごく少数のこうした増粘剤が本発明における価値あるものとして認識されている。このようなチキソトロープ増粘剤の1つは、ペンレコ(Penreco)から入手できるバーサジェル(Versagel、商標)M1600、ミネラルオイル/Kraton(登録商標)ブロック共重合体組成物である。Kraton(登録商標)は、市販の熱可塑性ゴム状ポリマーであり、シェル・ケミカル社(Shell Chemical Company)により販売されている。米国特許第5,879,694号(参照により本明細書に組み込まれる)に記載されているように、このオイル/共重合体材料は過去においてゲル状ろうそくの製造に使用されてきたが、水がない時に石油留出液と混合される場合にチキソトロープ増粘剤としての働きをすることが認識されている。こうしたブロック共重合体は、パラフィン系オイル、ナフテン系オイル、天然ミネラルオイル、特にホワイトオイルなどの炭化水素オイルと混合し、非水性石油留出液製品で使用するための好ましいずれ揺変性チキソトロープ増粘剤を構成する。
別の好適な増粘剤は、N−ラウロイルグルタミン酸ジ−n−ブチルアミドであることが認識されている。ミネラルオイルを濃化する1つの方法において、この増粘剤を添加することにより、結果として100°Fにおいて2000SUSの粘度がもたらされるが、このオイルは噴霧することができた。
これらチキソトロープ増粘剤がかなり控えめに使用されるのは、これらをごく少量添加することにより、石油留出液の粘度を急速に増加させることになるからである。例えば、粘度が50SUSのミネラルオイルに対し9.00%のバーサジェル(Versagel、商標)M1600を添加することにより、結果として、粘度が180SUSの濃化組成物が生じられる。必要以上に増粘剤を添加すると、ずれ揺変特性を備えた組成物でも、噴霧するのに粘性が高すぎる結果になることが理解され得る。特定の石油留出液に対し適切なチキソトロープ増粘剤を慎重に選択することによって、トリガー式噴霧機構を用いて表面に塗布できるような方法で選択された石油留出液を濃化するが、一方で、CPSCから要求されている特別な包装を必要とせずに、従来の容器に包装されるように、停止時に高粘度を依然として維持している。本発明のために、濃化石油留出液製品中に、約0.1乃至約15重量%の増粘剤が存在することが示唆されている。この増粘剤は、約0.2乃至約12重量%の量で存在することが好ましく、約0.2乃至約9重量%の範囲で存在することがより好ましい。
上記の成分に加えて、炭化水素溶媒/洗浄剤の使用が提案されている。好適な溶媒/洗浄剤がつや出し技術において既知であり、ミネラルスピリット、ケロシン、d−リモネン、及び1,1,1トリクロロエタンが挙げられる。これらの中で、d−リモネンやテルペンを、約3乃至約7重量%の量で使用することが好ましい。
要約すれば、本発明による家具用つや出し剤の好ましい成分は、約75乃至約90重量%のミネラルオイル、約3乃至約7重量%のシリコーン流体、及び、約3乃至約7重量%のd−リモネン系洗浄剤から構成される。このような組成物は、表面をつや出しするために表面に塗布することに適しており、子供に安全な包装(チャイルド・レジスタント包装)で包装されている。苦味剤あるいは忌避剤を添加することにより、こうした家具用つや出し剤を家庭での使用に対する危険性を低減する一方で、上記に示したように、ずれ揺変性チキソトロピー増粘剤の添加により、霧状あるいはスプレー状に表面に塗布するための非加圧式スプレー容器でつや出し剤を包装することを可能にする。
本発明の範囲内の家具用つや出し剤の好ましい具体例を以下に示す。この組成物の粘度を測定したところ、110°Fにおける粘度が110SUSであることが判明された。この家具用つや出し組成物は、トリガー式噴霧機構及びノズルを備えた非加圧式スプレーボトルに収納され、テーブル面上に吹き付けられる。このつや出し剤は、細かな霧状となって付着され、均一な被膜を構成するように容易に散布され、乾燥されて光沢度の高い仕上がりになる。小量のつや出し剤が表面上に吹き付けられ、採取、評価が行なわれて、直ちに高粘度に戻ることが判明された。反対に、本実施例のチキソトロピー増粘剤を含まない、100°Fにおける粘度が60SUSである試験オイルが、同じトリガー式噴霧機構及びノズルを介してスプレー状に分配できなかったことが判明された。
Figure 0004181498
非加圧式スプレー容器から分配するのに好適な家具用つや出し剤は、ずれ揺変性チキソトロープ増粘剤及び忌避剤の添加により、従来の石油留出液製品、及び、家具用つや出し組成物に対し一般に用いられるシリコーンオイルつや出し材料から調製することができる。

Claims (18)

  1. 75乃至90重量%のミネラルオイル、3乃至7重量%のシリコーン流体、及び、3乃至7重量%の炭化水素洗浄剤を含む、家具用つや出し組成物。
  2. 忌避剤をさらに含む、請求項1に記載の家具用つや出し剤。
  3. ずれ揺変性チキソトロープ増粘剤をさらに含む、請求項2に記載の家具用つや出し剤。
  4. 前記忌避剤は、安息香酸デナトニウム、デナトニウム・サッカライド、塩化デナトニウム、安息香酸スクロース、キニーネ、塩酸キニーネ、硫酸キニーネ、ブルシン、硫酸ブルシン、カッシア、カッシン、ナリンギン、リモニン、フェニルチオカルバミド、ケブラコ、オクタ酢酸スクロース、ケルセチン、ベルベリン、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される組成物を含む、請求項3に記載の家具用つや出し剤。
  5. 前記増粘剤が、トリブロック共重合体と炭化水素オイルとの混合物、及びN−ラウロイル・グルタミン酸ジ−n−ブチルアミドから成る群から選択され、前記つや出し剤の0.1乃至15重量%を構成する、請求項3に記載の家具用つや出し剤。
  6. 安息香酸デナトリウム、デナトニウム・サッカライド、塩化デナトニウム、安息香酸スクロース、キニーネ、塩酸キニーネ、硫酸キニーネ、ブルシン、硫酸ブルシン、カッシア、カッシン、ナリンギン、リモニン、フェニルチオカルバミド、ケブラコ、オクタ酢酸スクロース、ケルセチン、ベルベリン、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される忌避剤を0.0010乃至0.050重量%の範囲でさらに含む、請求項5に記載の家具用つや出し剤。
  7. 前記忌避剤が安息香酸デナトニウムを含み、前記増粘剤が前記つや出し剤の0.2乃至9重量%を構成する、請求項6に記載の家具用つや出し剤。
  8. 前記増粘剤が、2乃至30重量%のトリブロック共重合体、及び70乃至98重量%の炭化水素オイルを含む、請求項7に記載の家具用つや出し剤。
  9. 前記洗浄剤がd−リモネンを含む、請求項8に記載の家具用つや出し剤。
  10. 非加圧式スプレー分配に用いられる家具用つや出し剤であって、ミネラルオイル、シリコーンつや出し、苦味剤、及びずれ揺変性チキソトロープ増粘剤を含む、家具用つや出し剤。
  11. 前記ミネラルオイルが全組成物の75乃至90重量%を構成し、前記シリコーンつや出しが全組成物の3乃至7重量%を構成する、請求項10に記載の家具用つや出し剤。
  12. 前記ずれ揺変性チキソトロープ増粘剤が前記つや出し剤の0.2乃至9重量%を構成し、トリブロック共重合体と炭化水素オイルとの混合物、及びN−ラウロイル・グルタミン酸ジ−n−ブチルアミドから成る群から選択される、請求項11に記載の家具用つや出し剤。
  13. 前記増粘剤が、2乃至30重量%のトリブロック共重合体、及び、70乃至98重量%の炭化水素オイルを含む、請求項12に記載の家具用つや出し剤。
  14. 前記苦味剤が、前記つや出し剤の0.001乃至0.050重量%の濃度で存在す
    る、安息香酸デナトニウムを含む、請求項13に記載の家具用つや出し剤。
  15. 3乃至7重量%の炭化水素洗浄剤をさらに含む、請求項13に記載の家具用つや出し剤。
  16. 前記炭化水素洗浄剤がd−リモネンを含む、請求項15に記載の家具用つや出し剤。
  17. 75乃至90重量%のミネラルオイル、3乃至7重量%のシリコーンつや出し、0.001乃至0.025重量%の苦味剤、及び、0.2乃至9重量%のずれ揺変性チキソトロープ増粘剤を含む、家具用つや出し組成物。
  18. 前記苦味剤が安息香酸デナトニウムを含み、前記増粘剤が、2乃至30重量%のトリブロック共重合体、70乃至98重量%の炭化水素オイルを含む、請求項17に記載の家具用つや出し剤。
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