JP4179816B2

JP4179816B2 - Method and apparatus for conveying air flow of waste plastic

Info

Publication number: JP4179816B2
Application number: JP2002195629A
Authority: JP
Inventors: 広行小水流; 隆文河村; 均三瓶; 靖川村; 利文元内; 克志小菅; 俊也樋口; 渡白水; 健太郎森田
Original assignee: Nippon Steel Corp; Daicel Chemical Industries Ltd; Nippon Steel Engineering Co Ltd
Current assignee: Daicel Corp; Nippon Steel Corp; Nippon Steel Engineering Co Ltd
Priority date: 2002-07-04
Filing date: 2002-07-04
Publication date: 2008-11-12
Anticipated expiration: 2022-07-04
Also published as: JP2004034534A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃プラスチックをガス化炉に気流搬送する方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
廃プラスチックを部分酸化によりガス化し燃料ガスを製造する方法としては、特開平１１−２１６４４５号公報において、廃プラスチックのガス化方法が示されている。特開２０００−２５５７８２号公報にはプラスチック粒子を気流搬送するホッパ内の下部に回転翼を設け、搬送管に付着する粒子を掻き取りながら気流搬送を行うホッパ形状が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平１１−２１６４４５号公報で提示した方法によるプラスチックのガス化では、ガス化炉に投入される廃プラスチックの搬送については特に述べられていない。廃プラスチックは、気流搬送に適した数ｍｍ程度の粒径のものを破砕や成形により作る際にフィルム状のものや繊維状のものが発生することがあり、そのような形状のものが多く含まれていると気流搬送を行うためのホッパの内部での粒子の流れを阻害し、ホッパ内の棚つりや供給配管の閉塞といったトラブルの原因となり、ガス化炉への廃プラスチックの供給が不安定になるという問題があった。また、特開２０００−２５５７８２号公報による方法では、ホッパーから粒子を排出する配管が上向きについており搬送ガス量が多くなるという問題があった。さらに、搬送ガスに窒素ガスを用いた場合には、ガス化生成ガス中の窒素ガス濃度が上昇し、生成ガスの熱量が低下するという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明の廃プラスチックの気流搬送方法およびその装置は、以下の通りである。
【０００５】
（１）少なくとも破砕、成形された廃プラスチックを、供給ホッパからガス化炉へ気流搬送する方法において、前記廃プラスチックとして、一定粒度以上の廃プラスチックと、少なくとも綿状、フラフ状のいずれか一方または双方の廃プラスチックとを分離除去処理廃プラスチックを用い、更に、前記供給ホッパには断続的に動作可能な攪拌翼を備え、当該攪拌翼は、所定位置に停止可能な機能を備え、前記攪拌翼を断続的に動作すると共に動作停止時には前記攪拌翼が前記供給ホッパの排出口を塞がない位置に停止することを特徴とする廃プラスチックの気流搬送方法。
【００１０】
（２）廃プラスチックの搬送ガスとして、廃プラスチックのガス化で得られたガスを用いることを特徴とする前記（１）に記載の廃プラスチックの気流搬送方法。
【００１１】
（３）一定粒度以上の廃プラスチックを分離除去するふるいと、少なくとも綿状、フラフ状のいずれか一方または双方の廃プラスチックを分離する風力分級器と、断続的に動作可能で且つ所定位置に停止可能な機能を有する攪拌翼を備えた供給ホッパと、供給ホッパの排出口後段のロータリーバルブとを、前記順番に備え、前記攪拌翼の所定位置に停止可能な機能を実現するための手段が、攪拌翼の回転軸に付けられたマーカ−の位置を検出する検出器と、前記攪拌翼の停止時に前記検出器で検出された位置に応じて前記回転軸を特定の位置で停止可能なモータとによることを特徴とする廃プラスチックの気流搬送装置。
【００１３】
【発明の実施の形態】
廃プラスチックのガス化とは、廃プラスチックを酸素、水蒸気、空気のいずれか一種類以上を用いて部分酸化し、主にＣＯおよび水素からなるガスに転換することを言う。このガス化反応は、通常１１００℃以上の高温で行われ、ガス化炉に投入される廃プラスチックおよび酸素等の酸化剤はガス化バーナーから供給され、炉内で混合しガス化反応を起こす。ガス化炉内での粒子のガス化反応（廃プラスチック粒子の揮発）は数秒で完了し、生成したガスのガス化炉内での滞留時間も数秒のオーダーである。
【００１４】
このような急速な反応においてガス化炉に投入される原料などの安定した供給は、安定した操業にとって不可欠なものである。酸素や水蒸気などは流体であり安定した供給が可能であるが、固体の廃プラスチックは供給が不安定になりやすい。
【００１５】
そこで、廃プラスチック粒子の気流搬送を安定して行うためには、供給する粒子を貯留するホッパ内での廃プラスチック粒子に含まれる一定粒度以上の粒子の廃プラスチックを取り除くことが必要となることを見出した。一定粒度以上の粒子の粒径（最大径）は、搬送配管との関係でほぼ決まり、搬送配管内径の１／３から１／４程度の大きさであり、それ以上に大きな粒子が含まれると配管の閉塞が発生し易くなり廃プラスチック粒子の安定供給の障害となる。従って、この供給不安定な状態を防ぐためには、廃プラスチックをガス化炉に供給するためのホッパ（供給ホッパ）に廃プラスチックを投入する前に、この原因物質である一定粒度以上の粒子を除去すればよい。一定粒度以上の粒子の除去は金網などのふるいを用いれば良く、金網を多段にすることが好ましい。
【００１６】
また、直径０．１ｍｍ程度以下の糸状のプラスチックで構成される綿状物質や、フィルムやテープなどのごく薄いフラフ状（フィルム状プラスチックを破砕機で破砕した小片のこと）のものについて、取り除くことが必要となることを見出した。これらの綿状物質やフラフ状のものは、廃プラスチック粒子のホッパ内での流れを阻害し、棚つりの原因となる。ホッパ内で廃プラスチック粒子が棚つりを起こす、あるいは棚つりに至らないまでもスムーズな流れを形成しない場合には、廃プラスチック粒子のガス化炉への供給が不安定なものとなる。従って、この供給不安定な状態を防ぐためには、廃プラスチックをガス化炉に供給するためのホッパ（供給ホッパ）に廃プラスチックを投入する前に、この原因物質である綿状物質やフラフ状のものを除去すればよい。
【００１７】
綿状物質やフラフ状のものの除去については、廃プラスチック粒子との比重差を用いた風力分級装置等を使えば分離可能である。
【００１８】
もちろん、上記の一定粒度以上の粒子の廃プラスチックと、直径０．１ｍｍ程度以下の糸状のプラスチックで構成される綿状物質や、フィルムやテープなどのごく薄いフラフ状（フィルム状プラスチックを破砕機で破砕した小片のこと）のものを、どちらも除去した廃プラスチックを用いても良いことは言うまでもない。
【００１９】
さらに、供給ホッパ内での粒子の流れの安定については、供給ホッパ内を攪拌することで改善される。この撹拌の役割は、廃プラスチック粒子がホッパからガス化炉へ供給された際に、廃プラスチック粒子層内の一部分だけが流れ出て、ホッパ内が棚つり状態になってしまう現象を防ぐためである。攪拌は通常、攪拌翼を用いる。
【００２０】
ただし、この撹拌翼を常時動作させると、撹拌翼自身が廃プラスチック粒子を壊してしまうことから、撹拌翼は連続的に動作させず、適正な間隔で断続的に動作させることで、廃プラスチック粒子の破壊を防ぐことが可能となるため好ましい。廃プラスチック粒子を壊してしまうと綿状物質やフラフ状のものが多くなり、ホッパ内での棚つりなどの原因となる。そして、撹拌翼を停止する場合には供給ホッパからの廃プラスチック粒子の排出口を防ぐ形にならないようにする必要があり、そのためには、撹拌翼を廃プラスチック粒子排出の邪魔にならない特定の位置、すなわち排出口を塞がない位置に停止させれば良い。
【００２１】
撹拌翼を特定の位置に停止させるためには、撹拌翼の軸などの部位に撹拌翼の位置を検出するセンサーを取り付け、撹拌翼を動作させるモーターなどと連動させることで可能となる。
【００２２】
さらに、供給ホッパからの廃プラスチックの供給にロータリーバルブを使用することにより高い固気比での搬送が可能になるため、好ましい。
【００２３】
また、廃プラスチックをガス化炉に気流搬送する際に、搬送ガスに窒素ガスの代わりにガス化ガスを使用すれば生成ガス中の窒素濃度を低く抑えることができ、生成ガス熱量を高くすることが可能となる。この際、ガス化炉から発生するガスに塩化水素等の塩素含有成分が含まれる場合は、塩化水素等の塩素含有成分を除去した精製ガスを用いることで設備の保護が図られるため、好ましい。
【００２４】
次に、本発明について図面を用いて詳細に説明する。図１は、発明の廃プラスチックのガス化方法のフローを、図２に供給ホッパの概略図を示す。廃プラスチック１はふるい２でふるい上粒子１０を風力分級器３で綿状物質、フラフ１１を除去された後、供給ホッパ４に貯蔵され、気流搬送によりガス化炉５に供給される。ガス化炉５には通常、酸素または空気と、水蒸気１２が投入され、廃プラスチックとガス化反応を起こし、ＣＯ、ＣＯ２、Ｈ２、Ｈ２Ｏ、ＨＣｌ等を主成分とするガスとなる。このガスは、ガス冷却装置６で冷却後、熱回収器７で顕熱回収が行われる。ガスに含まれるダスト１３は固体物除去装置８で回収される。ガスに含まれる塩化水素は塩酸回収装置９で塩酸１４として回収される。塩酸除去後のガスは製品ガス１５となり燃料や化学原料として使用可能であるが、一部をリサイクルガス１６として供給ホッパ４からガス化炉５へ気流搬送される際の搬送ガスとして窒素ガスの代わりに用いることで製品ガス１５中の窒素濃度を下げることが可能となる。
【００２５】
図２は、給ホッパの概略図である。廃プラスチック２１はふるい２２、風力分級器２３を通り供給ホッパ２４に蓄えられる。大粒径粒子、綿状物質、フラフ除去処理後、廃プラスチック２５はロータリーバルブ２８により切り出され、ガス化炉への搬送配管２９から搬送ガス３０とともにガス化炉に送られる。撹拌翼２６が供給ホッパ２４の下部、ロータリーバルブ２８の上部に設置されている。撹拌翼の回転軸２７に付けられたマーカー３１の位置を検出器３２で検出し、回転軸２７を特定の位置で停止するようにモーター３３を運転することで、すなわちロータリーバルブへの排出口に撹拌翼２６が停止しない様にすることで、廃プラスチックの流れを阻害することがなくなる。
【００２６】
本発明における廃プラスチックとは一般廃棄物、産業廃棄物として発生するプラスチックの総称である。また、工業分析による揮発分を７０質量％程度以上含んだプラスチック樹脂を指す。
【００２７】
【実施例】
つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
【００２８】
実施例１
本発明による実施例を５ｔｏｎ／ｄ廃プラスチックガス化設備を用いて実施した場合について説明する。廃プラスチックは、炭素７２質量％、水素１０質量％、酸素９．７質量％、塩素２．５質量％および質量％を含む組成のものを使用した。供給ホッパに廃プラスチックを準備する際に７．３ｍｍ間隔の金網ふるいを２段にして大粒径の粒子を除去し、風力分級器により綿状物質、フラフを除去した。ふるいおよび風力分級器を使用した場合と使用しない場合の比較を表１に示す。
【００２９】
【表１】

【００３０】
ふるいおよび風力分級器により大粒径の粒子を除去し、綿状物質、フラフを除去した場合は、廃プラスチックの供給が安定していた。ガス化炉の操業は２００ｋｇ／ｈ平均で行った。ふるいおよび風力分級器を使用することで大粒径の粒子を原料となる廃プラスチックの約２質量％、綿状物質およびフラフを原料となる廃プラスチックの約４質量％除去して操業を行った。ただし、攪拌を行っていないので、ホッパ棚つりが少し発生したものの、供給に問題となることはなかった。
【００３１】
また、ふるいおよび風力分級器による大粒径の粒子の除去や、綿状物質、フラフの除去を行わなかった場合は、瞬間的な配管閉塞に起因する供給量の変動が認められたものの、供給に問題となることはなかった。
【００３２】
さらに、ふるいおよび風力分級器による大粒径の粒子の除去や、綿状物質、フラフの除去を行い、かつ攪拌も行った場合は、配管閉塞が発生しなかっただけでなく、ホッパ棚つりも発生せず、非常に安定して供給できた。
【００３３】
また、ガス化には酸素１８０Ｎｍ³／ｈ、水蒸気６０ｋｇ／ｈを用い、搬送ガスとして１００容量％の窒素を１００Ｎｍ³／ｈ使用した場合、発生ガス組成は、ＣＯ：３０容量％、ＣＯ２：８．７容量％、水素２５容量％、水蒸気２１．５容量％、窒素１５容量％および塩化水素０．５容量％となり、発生ガス熱量は８．２５ＭＪ／Ｎｍ³−ｄｒｙであった。
【００３４】
これに対し、上記搬送ガスの６０容量％を脱塩素後の生成ガスで置き換えることにより９．３０ＭＪ／Ｎｍ³−ｄｒｙに上げることが可能となった。
【００３５】
【発明の効果】
本発明の廃プラスチックのガス化方法および装置によって、廃プラスチックのガス化炉への安定した供給が可能となり、ガス化炉の操業を安定して行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明例の廃プラスチックガス化装置フロー。
【図２】本発明例の供給ホッパ概略図。
【符号の説明】
１廃プラスチック、
２ふるい、
３風力分級器、
４供給ホッパ、
５ガス化炉、
６ガス冷却装置、
７熱回収器、
８固体物除去装置、
９塩酸回収装置、
１０ふるい上粒子、
１１綿状物質、フラフ、
１２酸素、空気、または水蒸気、
１３ダスト、
１４塩酸、
１５製品ガス、
１６リサイクルガス、
２１廃プラスチック、
２２ふるい、
２３風力分級器、
２４供給ホッパ、
２５処理後廃プラスチック、
２６撹拌翼、
２７回転軸、
２８ロータリーバルブ、
２９搬送配管、
３０搬送ガス、
３１マーカー、
３２検出器、
３３モーター。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for air-conveying waste plastic to a gasification furnace.
[0002]
[Prior art]
As a method for producing fuel gas by gasifying waste plastic by partial oxidation, JP-A-11-216445 discloses a gasification method for waste plastic. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-255782 discloses a hopper shape in which a rotating blade is provided in a lower portion of a hopper that carries plastic particles in an air flow, and the air particles are carried while scraping particles adhering to the carrying pipe.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the plastic gasification by the method presented in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-216445, there is no particular description about the conveyance of the waste plastic that is put into the gasification furnace. Waste plastics may be in the form of films or fibers when they are made by crushing or molding a particle size of about several millimeters suitable for airflow conveyance, and many of these are included. If this occurs, the flow of particles inside the hopper for airflow transfer will be obstructed, causing troubles such as shelves in the hopper and clogging of the supply piping, and the supply of waste plastic to the gasifier is unstable. There was a problem of becoming. In addition, the method disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-255782 has a problem that the piping for discharging particles from the hopper faces upward and the amount of carrier gas increases. Furthermore, when nitrogen gas is used as the carrier gas, there is a problem that the concentration of nitrogen gas in the gasification product gas increases and the amount of heat of the product gas decreases.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The method and apparatus for transporting waste plastic air flow according to the present invention that has solved the above problems are as follows.
[0005]
(1) In a method of conveying at least crushed and molded waste plastic from a supply hopper to a gasification furnace, as the waste plastic, waste plastic having a certain particle size or more and at least one of cotton or fluff Both waste plastics are separated and removed. Waste plastic is used, and the supply hopper is provided with a stirring blade that can operate intermittently, and the stirring blade has a function capable of stopping at a predetermined position. And a stirrer blade is stopped at a position where it does not block the discharge port of the supply hopper when the operation is stopped .
[0010]
( 2 ) The method for transporting waste plastic air flow according to (1) above, wherein a gas obtained by gasification of waste plastic is used as a transport gas for waste plastic.
[0011]
(3) A sieve that separates and removes waste plastic of a certain particle size or more, an air classifier that separates at least one of cotton and fluff waste plastic, and both can be operated intermittently and stopped at a predetermined position. A means for realizing a function capable of stopping at a predetermined position of the stirring blade, which is provided with the supply hopper provided with a stirring blade having a possible function, and a rotary valve at the rear stage of the discharge port of the supply hopper in the order, A detector for detecting the position of a marker attached to the rotating shaft of the stirring blade; and a motor capable of stopping the rotating shaft at a specific position according to the position detected by the detector when the stirring blade is stopped. A waste plastic air current conveying device characterized by that.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The gasification of waste plastic means that the waste plastic is partially oxidized using one or more of oxygen, water vapor, and air, and converted into a gas mainly composed of CO and hydrogen. This gasification reaction is usually carried out at a high temperature of 1100 ° C. or higher, and waste plastic and an oxidizer such as oxygen supplied to the gasification furnace are supplied from a gasification burner and mixed in the furnace to cause the gasification reaction. The gasification reaction of particles in the gasification furnace (volatilization of waste plastic particles) is completed in a few seconds, and the residence time of the generated gas in the gasification furnace is on the order of a few seconds.
[0014]
In such a rapid reaction, a stable supply of raw materials and the like to be input to the gasifier is indispensable for a stable operation. Oxygen, water vapor, and the like are fluids and can be supplied stably, but solid waste plastics tend to be unstable.
[0015]
Therefore, in order to stably carry the waste plastic particles in the air flow, it is necessary to remove waste plastic particles of a certain size or more contained in the waste plastic particles in the hopper storing the supplied particles. I found it. The particle size (maximum diameter) of particles of a certain size or more is almost determined by the relationship with the transfer pipe, and is about 1/3 to 1/4 of the internal diameter of the transfer pipe. Blocking of the piping is likely to occur, which hinders the stable supply of waste plastic particles. Therefore, in order to prevent this unstable supply state, before the waste plastic is put into the hopper (supply hopper) for supplying the waste plastic to the gasification furnace, the particles having a certain particle size or more as the causative substance are removed. do it. For removal of particles having a certain particle size or more, a screen such as a wire mesh may be used, and the wire mesh is preferably multistage.
[0016]
Also, remove cotton-like substances composed of thread-like plastics with a diameter of about 0.1 mm or less, and very thin fluffy shapes (film-like plastic pieces that have been crushed with a crusher) such as films and tapes. Found that it was necessary. These cotton-like substances and fluffy substances impede the flow of waste plastic particles in the hopper and cause shelves. If the waste plastic particles cause shelves in the hopper or do not form a smooth flow before reaching the shelves, the supply of the waste plastic particles to the gasifier becomes unstable. Therefore, in order to prevent this unstable supply state, before the waste plastic is put into the hopper (supply hopper) for supplying the waste plastic to the gasification furnace, the caustic material such as fluffy substances and fluffy substances are introduced. You just have to remove things.
[0017]
The removal of cotton-like substances and fluffy substances can be separated by using an air classifier using a specific gravity difference from the waste plastic particles.
[0018]
Of course, the above-mentioned waste plastic of a certain particle size or more and cotton-like material composed of thread-like plastic with a diameter of about 0.1 mm or less, or a very thin fluffy shape such as film or tape Needless to say, waste plastic from which both of the crushed pieces are removed may be used.
[0019]
Furthermore, the stability of the particle flow in the supply hopper can be improved by stirring the supply hopper. The role of this agitation is to prevent the phenomenon that when the waste plastic particles are supplied from the hopper to the gasification furnace, only a part of the waste plastic particle layer flows out and the inside of the hopper becomes a shelved state. . For stirring, a stirring blade is usually used.
[0020]
However, if this agitating blade is always operated, the agitating blade itself breaks the waste plastic particles. Therefore, the agitating blade is not operated continuously, but is operated intermittently at appropriate intervals. It is preferable because it is possible to prevent destruction of the film. If the waste plastic particles are broken, cotton-like substances and fluffy substances increase, causing shelves in the hopper. When the stirring blade is stopped, it is necessary not to prevent the waste plastic particles from being discharged from the supply hopper. For this purpose, the stirring blade must be in a specific position that does not interfere with the waste plastic particle discharge. That is, the discharge port may be stopped at a position where it is not blocked.
[0021]
In order to stop the stirring blade at a specific position, a sensor for detecting the position of the stirring blade is attached to a part such as a shaft of the stirring blade, and the stirring blade is interlocked with a motor for operating the stirring blade.
[0022]
Further, it is preferable to use a rotary valve for supplying waste plastic from the supply hopper, since it can be conveyed at a high solid-gas ratio.
[0023]
In addition, when conveying waste plastic to a gasification furnace by using gasification gas instead of nitrogen gas as the carrier gas, the nitrogen concentration in the product gas can be kept low, and the heat generated by the gas can be increased. Is possible. In this case, when the gas generated from the gasification furnace contains a chlorine-containing component such as hydrogen chloride, it is preferable because the equipment can be protected by using purified gas from which the chlorine-containing component such as hydrogen chloride is removed.
[0024]
Next, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a flow of a method for gasifying waste plastic according to the invention, and FIG. 2 shows a schematic diagram of a supply hopper. The waste plastic 1 is stored in the supply hopper 4 after the particles 10 and the fluff 11 are removed from the particles 10 on the sieve 2 by the air classifier 3 in the sieve 2, and then supplied to the gasifier 5 by airflow conveyance. Normally, oxygen or air and water vapor 12 are introduced into the gasification furnace 5 to cause a gasification reaction with waste plastics to become a gas mainly composed of CO, CO2, H2, H2O, HCl and the like. This gas is cooled in

gas

cooler 6, the sensible heat recovery is performed in the heat recovery unit 7. The dust 13 contained in the gas is recovered by the solid material removing device 8. Hydrogen chloride contained in the gas is recovered as hydrochloric acid 14 by the hydrochloric acid recovery device 9. The gas after removal of hydrochloric acid becomes product gas 15 and can be used as a fuel or chemical raw material, but instead of nitrogen gas as a carrier gas when a part of the gas is conveyed as a recycle gas 16 from the supply hopper 4 to the gasifier 5. When used for the above, the nitrogen concentration in the product gas 15 can be lowered.
[0025]
FIG. 2 is a schematic view of a feed hopper. Waste plastic 21 passes through sieve 22 and air classifier 23 and is stored in supply hopper 24. After the removal of the large particle size, the cotton-like substance and the fluff, the waste plastic 25 is cut out by the rotary valve 28 and sent to the gasifier together with the carrier gas 30 from the carrier pipe 29 to the gasifier. A stirring blade 26 is installed below the supply hopper 24 and above the rotary valve 28. The position of the marker 31 attached to the rotating shaft 27 of the stirring blade is detected by the detector 32, and the motor 33 is operated so as to stop the rotating shaft 27 at a specific position, that is, at the outlet to the rotary valve. By preventing the stirring blade 26 from stopping, the flow of waste plastic is not hindered.
[0026]
The waste plastic in the present invention is a general term for plastics generated as general waste and industrial waste. Moreover, the plastic resin which contains about 70 mass% or more of volatile matters by an industrial analysis is pointed out.
[0027]
【Example】
Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples.
[0028]
Example 1
The case where the Example by this invention is implemented using a 5 ton / d waste plastic gasification installation is demonstrated. Waste plastic having a composition containing 72 mass% carbon, 10 mass% hydrogen, 9.7 mass% oxygen, 2.5 mass% chlorine, and mass% was used. When preparing the waste plastic in the supply hopper, 7.3 mm-interval wire mesh sieves were used in two stages to remove large particles, and cotton-like substances and fluff were removed using an air classifier. Table 1 shows a comparison between when a sieve and an air classifier are used and when not used.
[0029]
[Table 1]

[0030]
When the large particle size was removed by the sieve and the air classifier, and the cotton-like substance and fluff were removed, the supply of waste plastic was stable. The gasifier was operated at an average of 200 kg / h. By using a sieve and an air classifier, operation was performed by removing approximately 2% by mass of waste plastic from which large particles were used as raw materials, and approximately 4% by mass of waste plastic from which cotton-like substances and fluffs were used as raw materials. . However, since no agitation was performed, hopper shelves were generated slightly, but there was no problem in supply.
[0031]
In addition, if the removal of large-diameter particles with a sieve and an air classifier, or the removal of cotton-like substances and fluff, fluctuations in the supply amount due to instantaneous pipe clogging were observed, but supply There was no problem.
[0032]
Furthermore, when removing large particles with a sieve and an air classifier, removing cotton-like substances and fluff, and stirring, not only did the pipe clogging occur, but also the hopper shelf suspension. It did not occur and could be supplied very stably.
[0033]
Further, the gasification oxygen 180 Nm ³ / h, using steam 60 kg / h, when using 100 Nm ³ / h to 100 volume% of nitrogen as the carrier gas, the generated gas composition, CO: 30 vol%, CO2: 8 It was 0.7 volume%, hydrogen 25 volume%, water vapor 21.5 volume%, nitrogen 15 volume%, and hydrogen chloride 0.5 volume%, and the generated gas calorific value was 8.25 MJ / Nm ³ -dry.
[0034]
On the other hand, it became possible to raise to 9.30 MJ / Nm ³ -dry by replacing 60% by volume of the carrier gas with the product gas after dechlorination.
[0035]
【The invention's effect】
The waste plastic gasification method and apparatus of the present invention enables stable supply of waste plastic to the gasification furnace, and enables stable operation of the gasification furnace.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flow diagram of a waste plastic gasifier according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of a supply hopper according to an example of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Waste plastic,
2 Sieve
3 Wind classifier,
4 Supply hopper,
5 Gasifier,
6 Gas cooling device,
7 heat recovery device,
8 Solid matter removal device,
9 Hydrochloric acid recovery device,
10 particles on the sieve,
11 Cotton-like substances, fluff,
12 Oxygen, air, or water vapor,
13 Dust,
14 hydrochloric acid,
15 product gas,
16 Recycled gas,
21 Waste plastic,
22 Sieve
23 Wind classifier,
24 supply hopper,
25 Waste plastic after processing,
26 stirring blades,
27 rotation axis,
28 Rotary valve,
29 Transport piping,
30 carrier gas,
31 markers,
32 detectors,
33 Motor.

Claims

In a method of air-flowing at least crushed and molded waste plastic from a supply hopper to a gasification furnace, as the waste plastic, waste plastic having a certain particle size or more and at least one of cotton and fluff waste or both Waste plastic from which plastic is separated and removed is used, and the supply hopper is provided with a stirring blade that can be intermittently operated. The stirring blade has a function capable of stopping at a predetermined position, and the stirring blade is intermittently provided. The waste plastic airflow conveying method is characterized in that when the operation is stopped, the stirring blade stops at a position where it does not block the discharge port of the supply hopper .

The method for transporting waste plastic according to claim 1, wherein a gas obtained by gasification of waste plastic is used as the transport gas for waste plastic.

A sieve that separates and removes waste plastics of a certain size or more, an air classifier that separates at least one of cotton and fluff waste plastics, and a function that can operate intermittently and stop in place And a means for realizing a function capable of stopping at a predetermined position of the stirring blade is provided with the supply hopper provided with the stirring blade having the above and a rotary valve at the rear stage of the discharge port of the supply hopper . A detector that detects the position of a marker attached to the rotating shaft, and a motor that can stop the rotating shaft at a specific position according to the position detected by the detector when the stirring blade is stopped. A waste plastic airflow transport device.