JP4178183B2 - デスクマット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、卓上において使用されるデスクマット、デスクシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では殆どの会社でコンピュータが導入され、多くの人がその操作に携わっている。それに伴い健康面、精神面で種々の問題が発生している。すなわち、長時間使用は疲れや肩こり発生の原因となり、また、それが精神的ストレスの蓄積につながっていった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような疲れや肩こりは同じ姿勢で長くコンピュータを操作することで、腕、肩、首、等の血行が妨げられることが最大の要因と認められ、したがって、職場では休憩時間を取って体を動かす等してそのような問題に対応している。
【0004】
この発明は上記の点に鑑みて行なったもので、コンピュータ操作等に伴う疲れや肩こりを容易に軽減できるようにすることを目的とする。さらには、コンピュータ操作等のデスクワークが、心地良く精神的ストレスの発生を少なくして行なえるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明では、炭素粉を含有する樹脂成形シート面に印刷化粧層が付設されてなり、印刷化粧層を形成するインクとして導電性インクを用いているデスクマットを提供する。炭素粉を含有する樹脂成形シートは黒色となるが、その面に印刷化粧層が付設されることで、見栄えの良いものとなり、さらに、キャラクター等の印刷模様が付設されることでデザイン性に富んだものとなる。また、導電性インクを用いた印刷化粧層と炭素粉を含有する樹脂成形シートとにより、人体の静電気が除去される作用がある。この発明のデスクマットはその形態は適宜であってよく、例えば、マウスパッド等としても実施できる。
【0006】
炭素粉としては、約600度C以上の温度で焼成して得られた木炭粉、さらに自然生成された黒鉛粉が使用される。とくに、800度C以上で焼成した木炭粉もしくは黒鉛粉を用いたものでその遠赤外線の放射性能が高まり、使用に際してデスクマット近傍に温度上昇が生じる。その温度上昇に伴ってコンピュータを操作する者の指や顔面、首、肩等が温められることで、その部分の毛細血管が拡張して血流が増大し、その結果、新陳代謝が促進されて疲れや肩こりの発生が軽減される。さらに、血流の増大は皮膚抵抗値の安定にもつながり、皮膚抵抗値が大きい値で安定した状態、すなわち、副交感神経が強く働いている状態が得られることで、心身がリラックスする。これによっても疲れや肩こりが軽減されるとともに、心地良くコンピュータ操作等のデスクワークが行なえる。
【0007】
また、多孔性である炭素粉を用いることで脱臭性能が発揮され、これにより、汗や埃臭さが除去されて心地良さがさらに増大される。脱臭性能も、800度C以上で焼成した木炭粉もしくは黒鉛粉を用いたことで高まる。
【0008】
また、樹脂成形シートに炭素粉とともにトルマリンを加えることで、マイナスイオンが発生するデスクマットが得られ、このマイナスイオン発生による癒し効果によりさらに心地良く精神的ストレス発生のないデスクワークが可能となる。
【0009】
また、参考として、紙面に炭素粉を含有する塗料層が塗布形成され、さらにその表面に印刷化粧層が付設されてなるデスクシートを提供する。このデスクシートはその上面に透明の樹脂マットが敷設されることで上記デスクマットと同様に使用され、その際果たされる作用効果等も上記デスクマットとほぼ同様のものが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明のデスクマットの表面図、図2は部分拡大断面図である。デスクマット1は、樹脂成形シート2の両面に印刷化粧層3、4が付設されて構成されており、その大きさは使用するデスクの大きさに対応したものとなり、その厚さは1.5mm程度である。樹脂成形シート2の樹脂材料としてはポリオレフィン、ポリプロピレンが用いられ、この樹脂成形シート2内には主として炭素粉5が含有されている。炭素粉5は樹脂の成形時に5〜20重量%の割合で混入される。表面側の印刷化粧層3は白色の下地印刷層3aとその上面に付設されるキャラクター等の上塗印刷層3bとからなり、裏面側の印刷化粧層4は白色の下地印刷層のみからなる。
【0011】
上記構成であるデスクマット(ポリオレフィン樹脂に800度Cで高温圧縮処理した木炭よりなる炭素粉を10重量%、トルマリンを5重量%混入して成形した樹脂成形シート2を用いたもの)1の使用実験をしたところ、次のような結果が確認できた。
【0012】
室温23度Cの環境において金属デスク表面に60cm×100cmの大きさのデスクマット1を敷設しその上面においてデスクワークを行なったところ、従来のデスクマットを使用した場合に比較して手や腕、さらに、顔面に若干の暖かみを感じ心地良く使用できた。これは、デスクマット1の樹脂成形シート2に含まれる炭素粉5から放射される遠赤外線による昇温効果に基づくものと推定される。また、検出器によりトルマリンによるものとみられる1平方cm当たり500個のマイナスイオンの発生が検出され、これによっても使用の際の心地良さが増大されたと推測される。
【0013】
上記実験に使用したデスクマット1を裁断して得た5gの試料片を内容積11リットルで下部に気体攪拌装置を備えるガラス容器内に納め、容器内のガス濃度が所定の濃度となるように高濃度ガスを適当量注入した。そして、攪拌後所定の時間毎に残留ガス濃度を測定した。その結果、デスクマット1が下記のような臭気成分の吸着性能を発揮することを確認した。
【0014】
ホルムアルデヒド吸着性能
初濃度10ppmが30分後8ppm、60分後6ppm、120分後5ppmに減少した。
【0015】
アセトアルデヒド吸着性能
初濃度10ppmが30分後8ppm、60分後6ppm、120分後4ppmに減少した。
【0016】
アンモニア吸着性能
初濃度100ppmが10分後70ppm、30分後50ppm、60分後40ppm、120分後20ppmに減少した。
【0017】
上記のようにデスクマット1は脱臭機能をも発揮してデスクワークの際に心地良さを創出する。
【0018】
他の実施形態として、両面の印刷化粧層3,4を形成するインクとして導電性インクを用いるものを提供する。この構成によれば人体にとって有害な静電気がこの印刷化粧層3、4に逃げることで除去されるようになる。炭素粉5を含有する樹脂成形シート2が若干の導電性を持つこともこの静電気除去作用を高める。
【0019】
図3はデスクシートの部分拡大断面図であり、デスクシート10は紙12面に炭素粉(20重量%)とトルマリン(5重量%)とを含有するウレタン樹脂塗料層13が塗布形成され、さらにその両面に印刷化粧層15、16が付設されて構成されている。表面側の印刷化粧層15は白色の下地印刷層15aとその上面に付設されるキャラクター等の上塗印刷層15bとからなり、裏面側の印刷化粧層16は白色の下地印刷層のみからなる。このデスクシート10は、通常その上面に透明の樹脂マットを敷くことで上記のデスクマット1と同様に用いられ、その際上記デスクマット1と同様の作用効果を発揮する。
【0020】
【発明の効果】
この発明のデスクマットをデスク上に敷設することで、コンピュータ等の機器使用の際の疲れや肩こりが軽減されるとともに、各種デスクワークが心地良く、精神的ストレスを少なくして行なえるようになり、これにより、作業者の健康増進が図られるとともに、仕事効率もアップされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデスクマットの表面図
【図2】この発明のデスクマットの部分拡大断面図
【図3】参考のデスクシートの部分拡大断面図

Claims (1)

  1. 炭素粉を含有する樹脂成形シート面に印刷化粧層が付設されてなり、印刷化粧層を形成するインクとして導電性インクを用いていることを特徴とするデスクマット。
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