JP4177925B2 - トーチ - Google Patents
トーチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4177925B2 JP4177925B2 JP27477898A JP27477898A JP4177925B2 JP 4177925 B2 JP4177925 B2 JP 4177925B2 JP 27477898 A JP27477898 A JP 27477898A JP 27477898 A JP27477898 A JP 27477898A JP 4177925 B2 JP4177925 B2 JP 4177925B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- liquefied
- conduit
- ejection nozzle
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B4/00—Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes
- F42B4/26—Flares; Torches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lighters Containing Fuel (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化燃料を使用するトーチに係り、詳しくは、液化燃料を気化させるとともに燃焼させた燃焼炎を、例えば、炬火リレー用等に使用することができるトーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炬火リレー用トーチは、例えば、オリンピック、国体等において聖火ランナーが手にする聖火(炬火)として知られている。また、炬火リレー用トーチは上記競技会に限らず、一般の各種運動会、遊戯あるいはイベント開催場等の昼間あるいは夜間の炬火等に使用されている。
【0003】
従来、炬火リレー用トーチとしては、燃焼体に粉状あるいは固体の炎薬を使用しているものがあった(実開平2−141901号公報)。
しかし、この炬火リレー用トーチでは、一度着火すると燃焼の中断ができないため、使用状況により燃焼炎を所定時間維持したり、途中で燃焼を中断させ、再開させたりすることができないという問題があった。
【0004】
そこで、このような燃焼体としての粉状あるいは固体の炎薬に代えて、液化ガスを容器内に収容するととともに容器を筒体に収容した燃焼装置を備えたトーチが開発され始めた。
【0005】
これらは、オイル燃焼器具あるいはオイルバーナー、ガスライター等の原理を応用したものであると想定される。
この従来のオイル燃焼器具あるいはオイルバーナーとしては、例えば、特開昭63−096409号公報、特開昭64−067514号公報に開示されるものが知られている。
【0006】
これらは、筒体に加圧器を有し、灯油、LPガス等の液体(液化)燃料をオイルタンク(容器)に収容するとともに、この容器に連絡する導管を筒体の開口近傍部にコイル状にした気化管を形成し、さらにこの導管を容器方向へUターンさせ、再びこの導管の先端部の噴射ノズルを気化管に向けるように構成し、容器内のオイル燃料が導管から気化管を通過していく間に、オイル燃料を気化させるが、さらに噴射ノズルからの気化ガスの燃焼炎が気化管を加熱し、連続的に確実にオイル燃料を気化させるものである。
【0007】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、これらは、加圧空気を使用し燃焼炎をかなりの勢いで噴射炎を噴射するため、燃焼炎をゆらゆらと揺るがせながら筒体を手で掲げて走行したり、イベント等で鑑賞的に使用する燃焼炎を得ることができなかった。
【0008】
そのため、従来のオイル燃焼器具あるいはオイルバーナーを、炬火リレー用トーチとして転用することはできなかった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、液化燃料に加圧空気を加えることなく、ガスライターと同様に燃焼させることができるトーチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のトーチは、液化燃料を充填する燃料容器と、この燃料容器と連絡する燃料開閉弁機構と、前記燃料容器と連絡し前記燃料開閉弁機構の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材とを備え、前記液化ガス案内部材は、前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置する開口部を塞ぐとともに、前記筒体の径方向に膨出する風防部を有する閉塞部材と、この閉塞部材と前記噴出ノズル部との間に位置する前記筒体の側壁に設けたガス流出口とで構成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載のトーチは、請求項1記載のトーチにおいて、前記液化ガス案内部材は、前記筒体の軸長方向における該ガス流出口間には、前記風防部より小径の風防部材が取り付けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のトーチは、液化燃料を充填する燃料容器と、この燃料容器と連絡する燃料開閉弁機構と、前記燃料容器と連絡し前記燃料開閉弁機構の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材とを備え、前記液化ガス案内部材は、前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部側に取り付けられる筒部材と、この筒部材の上部開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、前記筒部材には、前記閉塞部材と前記噴出ノズル部との間の側壁にガス流出口が設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載のトーチは、請求項3記載のトーチにおいて、前記液化ガス案内部材は、前記筒体部材の軸長方向における該ガス流出口間には、前記風防部より小径の風防部材が取り付けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載のトーチは、請求項1記載のトーチにおいて、前記導管は、内径0.5mmのステンレスパイプ製であることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載のトーチは、請求項1記載のトーチにおいて、前記噴出ノズル部は、0.4mmの径を有していることを特徴とする。
【0015】
請求項7記載のトーチは、請求項6記載のトーチにおいて、前記噴出ノズル部は、複数の噴出口を有していることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載のトーチは、液化燃料を充填する燃料容器と、この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、この筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置するガス流出部とを備え、前記燃料容器は、開口部にサイホン部を有する口金部が嵌合されるとともに、前記サイホン部が底辺部まで配置され、前記燃料開閉弁は、前記燃料容器に取り付けた前記口金部を嵌合する容器取付部と、この容器取付部に連通する燃料導入通路と、この燃料導入通路に連通するニードル弁部と、このニードル弁部に螺合されるニードルシャフトと、前記ニードル弁部に連通する燃料導出通路と、この燃料導出通路に連通し前記導管を取り付ける導管取付部とを備えることを特徴とする。
【0017】
請求項9記載のトーチは、液化燃料を充填する燃料容器と、この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材とを備え、前記液化ガス案内部材は、前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置する開口部を塞ぐとともに、前記筒体の径方向に膨出する風防部を有する閉塞部材と、この閉塞部材と前記噴出ノズル部との間に位置する前記筒体の側壁に設けたガス流出口とで構成されていることを特徴とする。
【0018】
請求項10記載のトーチは、液化燃料を充填する燃料容器と、この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材とを備え、前記液化ガス案内部材は、前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部側に取り付けられる筒部材と、この筒部材の上部開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、前記筒部材には、前記閉塞部材と前記噴出ノズル部との間の側壁にガス流出口が設けられていることを特徴とする。
【0019】
(作用)
請求項1記載のトーチにおいては、燃料容器と連絡する燃料開閉弁機構の操作で燃料容器内の液化燃料が液状で放出され筒体内の導管から噴出ノズル部へと導き出される。そして、この噴出ノズル部から噴出後、上方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部に当たり反転しガス流出口から放出される間に気化し、この気化ガスが点火具で点火され燃焼炎となる。
【0020】
このとき、各ガス流出口から放出される燃焼炎は、風防部に沿って風圧を抑えながら広がって上方へ向かって出る。
【0021】
また、噴出ノズル部から放出される液化燃料の粒子が一部気化されない状態で放出(液状飛沫)されても、加熱されてる閉塞部に当たり反転する燃焼炎の中で全て気化し燃焼炎を形成する。
【0022】
請求項2記載のトーチにおいては、請求項1記載のトーチに加えて、風防部より下方の風防部材がガス流出口から放出される燃焼炎を風圧を抑えながら上方へ広げることができる。
【0023】
請求項3記載のトーチにおいては、筒体に、液化ガス案内部材が取り付けられる。
そして、請求項1記載のトーチと同様に燃焼炎を放出することができる。
【0024】
請求項4記載のトーチにおいては、請求項3記載のトーチに加えて、請求項3記載のトーチと同様に燃焼炎を放出することができる。
請求項5記載のトーチにおいては、筒体内の導管は、堅牢性を維持し、また、燃料容器内の液化燃料の全開弁における最大燃料吐出量を制限することができる。
【0025】
請求項6記載のトーチにおいては、導管を通過してきた液化燃料は、ノズル孔から霧状(微粒子)となって噴出する。
請求項7記載のトーチにおいては、複数のノズル孔から、導管を通過してきた液化燃料が霧状(微粒子)となって広がり噴出する。
【0026】
請求項8記載のトーチにおいては、燃料容器と連絡する燃料開閉弁の操作で燃料容器内の液化燃料が液状で放出され筒体内の導管から噴出ノズル部へと導き出される。そして、この噴出ノズル部から噴出後気化し、この気化ガスが点火具で着火され燃焼炎となる。
この燃焼炎は、噴出ノズル部から上方に位置する流出部より放出される。
【0027】
また、燃料開閉弁に口金部を螺合することにより燃料容器を取り付けることができる。そして、口金部に連結するサイホン部をかいして燃料容器内の底辺部から液化燃料を導管へ放出することができる。
さらに、燃料容器が開弁状態で開閉弁に取り付けられ、ニードルシャフトによる操作で、液化燃料が噴出ノズル部へ送られる。
【0028】
請求項9記載のトーチにおいては、燃料容器と連絡する燃料開閉弁の操作で燃料容器内の液化燃料が液状で放出され筒体内の導管から噴出ノズル部へと導き出される。そして、この噴出ノズル部から噴出後、上方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部に当たり反転しガス流出口から放出される間に気化し、この気化ガスが点火具で点火され燃焼炎となる。
この燃焼炎は、噴出ノズル部から上方に位置する液化ガス案内部材により、筒体の側方から放出される。
【0029】
請求項10記載のトーチにおいては、筒体に、液化ガス案内部材が取り付けられる。
そして、請求項9記載のトーチと同様に燃焼炎を放出することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本実施形態に係るトーチ(請求項1、請求項2、請求項5ないし請求項10に対応)を表している。
【0031】
燃料容器1は、開口部2にサイホン部4を取り付けた口金部5が取り付けられている。サイホン部4は燃料容器1の底部3の近傍まで挿入されている。口金部5は、公知の燃料容器(例えば、ガスライター用ボンベ)と同様に、内部に1Kg程度の荷重で開くバネを有する開閉弁装置が設けられている。また、口金部5の外周には雄螺子6が形成されている。
【0032】
この燃料容器1は、把手部8を有する保持具7の凹部9内に収容されている。この保持具7は、本実施形態では樹脂製で一体的に成形されているが、木製でも良い。
【0033】
また、燃料容器1は、開閉弁10の容器取付部11にシール部材12を介して雄螺子6を螺合することにより開閉弁10に取り付けられる。この開閉弁10は、ステンレス製の筒体60の下端部内側に取り付けられる。筒体60は、後述するように、上部にガス流出口62を設け、下部に開閉弁10のニードルシャフト15を挿入するための貫通孔61が設けてある。
【0034】
開閉弁10は、アルミ製の円柱状体からなる開閉弁本体10aの一端に容器取付部11を設け、他端に導管取付部17を設けている。
容器取付部11と導管取付部17との間には、容器取付部11に連通する燃料導入通路13と、この燃料導入通路13に連通するニードル弁部14と、このニードル弁部14に螺合されるニードルシャフト15と、ニードル弁部14に連通する燃料導出通路16とを備えている。
【0035】
燃料導出通路16に導管取付部17が連通している。
燃料導入通路13は、容器取付部11内に螺合されるとともに開弁状態にされた口金部5から放出される液化燃料を案内する通路である。この燃料導入通路13は、略80度の交差角でニードル弁部14の通路孔18に連通している。
【0036】
ニードル弁部14は、通路孔18と、この通路孔18に拡径部20を介して連なる中径通路19と、この中径通路19に拡径部22を介して連なる大径通路21とで構成されている。大径通路21は、開閉弁10の側壁を介して筒体60の貫通孔61に開口している。
【0037】
このニードル弁部14には、ニードルシャフト15が螺合されている。
ニードルシャフト15は、通路孔18より小径の先端部23と、この先端部23に連なるコーン状の塞孔部24と、この塞孔部24に連なるとともに外周にシール部材26を配した軸部25aと、この軸部25aに連接するとともに大径通路21に設けた雌螺子部28に螺合する雄螺子部29を有する大径部27と、この大径部27の後方の軸部25bに取り付けられる頭部30とで構成されている。
【0038】
このニードルシャフト15の大径部27の後方の軸部25bは、ガス量調節および脱落防止用のストッパー金具31内を摺動するようになっている。
この脱落防止用のストッパー金具31は、外周に大径通路21に設けた雌螺子部28に螺合する雄螺子部33を有するとともに軸部25を挿通する筒体32と、この筒体32に一体的に取り付けた頭部34とで構成されている。
【0039】
燃料導出通路16は、ニードル弁部14の中径通路19に連通している。
この燃料導出通路16に連なる導管取付部17は、燃料導出通路16より遥かに大きな径を有する開口で構成されている。また、導管取付部17の壁面には雌螺子35が設けられている。
【0040】
この導管取付部17には、雌螺子35に螺合する雄螺子37を有する下部側連結具36が取り付けられている。この下部側連結具36には、導管39を挿通する貫通孔38が設けられている。この導管39は、本実施形態では孔径0.5mmのステンレスパイプを用いている。
【0041】
この導管39の他端には、上部側連結具41が取り付けられている。この上部側連結具41は、上部保持部材44の取付部45の雌螺子46に螺合する雄螺子43を有するとともに、導管39を挿通する貫通孔42が設けられている。また、導管39の先端部は、貫通孔42と面一になっている。
【0042】
上部保持部材44は、アルミ製の円柱状体からなる上部保持部材本体44aの一端に上部側連結具41の取付部45を設け、他端に噴出ノズル部52の取付部47を設けている。
【0043】
上部側連結具41の取付部45と噴出ノズル部52の取付部47とは、導管39の外径と同様の径を有する通路48により連通している。
上部側連結具41の取付部45の底部側はコーン形状をしており、通路48との間にコーン形状の空間部49が形成されている。
【0044】
噴出ノズル部52の取付部47の底部側はコーン形状をしており、通路48との間にコーン形状の空間部50が形成されている。
噴出ノズル部52は、黄銅製で、取付部47に設けた雌螺子51に螺合する雄螺子53を有するとともに、液化燃料を案内する通路54が設けられている。
【0045】
この通路54の上部には、5個の噴出口55が設けられている。この噴出口55は、液化燃料が霧状になるよう極小径の孔で形成されている。本実施形態では、0.4mmφとしている。この径の選択は、0.2mmφ〜0.5mmφで試験を行った中で、霧状を形成し目詰まりのない最良のものである。
【0046】
この噴出口55は、噴出ノズル部52の中心部に1個設けても良いし、中心の孔とその周囲に数個設けても良い。
この噴出ノズル部52は、筒体60の上端部内側に取り付けられる。
【0047】
この噴出ノズル部52の上方の筒体60には、口径5mmφの複数のガス流出口62が千鳥状に3段に亘って穿設されている。本実施形態では、最上段のガス流出口62は、縁部64の上端から中心までの距離が15mm、最上段のガス流出口62の中心から次段のガス流出口62の中心までの距離が10mm、次段のガス流出口62の中心から最下段のガス流出口62の中心までの距離が10mmとしている。
【0048】
そして、筒体60の上端部の開口63は、内側にカールされて環状の縁部64を形成している。
この開口63には、外径60mmφのステンレス製の円盤状の閉塞部材75が取り付けられている。この閉塞部材75の取付は、縁部64を当接する環状の段部71を有するとともに筒体60の内径より0.4mmほど小さい径を有する円盤状の閉塞保持部材70を内部に配し、筒体60の外径より直径で30mmほど大きく製作されているステンレス製の円盤状の閉塞部材75を外部に配し、閉塞保持部材70および閉塞部材75の中心部にそれぞれ設けた雌螺子部を介して閉塞部材75側から螺子77を螺合することにより固定されている。
【0049】
この閉塞部材75は、筒体60の外周から突出する環状部が、風防部78を形成する。
また、筒体60には、閉塞部材75側のガス流出口62と次段のガス流出口62との間に、この風防部78より小径の外径55mmφの風防部材79が取り付けられている。
【0050】
この風防部材79が、筒体60の外周に取り付けられる環状体80の周囲に設けられている。そして、環状体80はスポット溶接、アーク溶接、レーザー溶接等により筒体60に固定されている。
【0051】
さらに、この風防部材79より下方のガス流出口62と最下段のガス流出口62との間には、この風防部材部79より小径の外径50mmφの風防部材81が取り付けられている。
【0052】
この風防部材81が、筒体60の外周に取り付けられる環状体82の周囲に設けられている。そして、環状体82はスポット溶接、アーク溶接、レーザー溶接等により筒体60に固定されている。
【0053】
本実施形態では、筒体60の噴射ノズル部52から上方における部位に設けられたガス流出口62、閉塞部材75、風防部材79,81が液化ガス案内部材を構成する。
【0054】
以上のように構成された本実施形態の作用を説明する。
まず、導管39の上下に下部側連結具36および上部側連結具41を取り付ける。この際、導管39の両端部の外周に接着剤を塗布し、それぞれの貫通孔38,42に固定する。
【0055】
次に、噴出ノズル部52を取り付けた上部保持部材44に、上部側連結具41を取り付ける。
次に、ニードルシャフト15を外した開閉弁10に、下部側連結具36を取り付ける。
【0056】
次に、風防部材81、風防部材79および閉塞保持部材70、閉塞部材75を取り付けた筒体60をこれらに被せる。この際、筒体60の貫通孔61の位置をニードル弁部14と一致させる。
【0057】
次に、ニードル弁部14にストッパー用金具31を取り付ける。続いて、ニードルシャフト15をニードル弁部14に取り付ける。この際、ニードルシャフト15は最深部まで押し込まれる。すなわち、塞孔部24が通路孔18の開口端に当接し、流路を遮断している。
【0058】
次に、燃料容器1の口金部5を開閉弁10の取付部11に螺合する。なお、燃料容器1の作成段階で、通常の口金部に代えてサイホン部4を有する口金部5を用い、内部にLPG等の液化燃料を充填する。
【0059】
次に、燃料容器1を把手部8を有する保持具7の凹部9内に収容する。
以上により、図1に示すトーチを組み立てることができる。
次に、ニードルシャフト15を操作して、塞孔部24を通路孔18の開口端から引き離して開弁状態にすると、燃料容器1内の液化燃料が液状で導管39を介して噴射ノズル部52から噴出後、上方に位置する開口部63を塞ぐ閉塞部材75および閉塞保持部材70に当たり反転しガス流出口62から放出される間に気化する。
【0060】
この気化ガスに図示しないライター等の点火具で着火すると、燃焼炎となる。
このとき、各ガス流出口62から放出される燃焼炎は、風防部材79,81および風防部78に沿って風圧を抑えながら広がって上方へ向かって出る。
【0061】
また、噴出ノズル部52から放出される霧状の粒子が一部気化されない状態で放出(液状飛沫)されても、加熱されている閉塞部材75および閉塞保持部材70に当たり反転する燃焼炎の中で全て気化し燃焼炎を形成する。
【0062】
このように構成された本実施形態に係るトーチによれば、下記のような効果を奏することができる。
燃料容器1内の液化燃料を液体の状態で導管39を介し確実に気化し燃焼炎を形成することができる。
【0063】
比較的強目の風でも燃焼炎が吹き消えない。
太陽が出ている日中の様な明るいところでも、燃焼炎の視認性が良い。また、風圧により燃焼炎がたなびいても視認性が良い。
【0064】
燃焼中にトーチを逆さにしても燃焼炎が小さくなるだけで安全である。
燃料容器1から液体の状態で燃料を導管39へ出すことができるとともに、燃焼炎の調整(調節)が可能となる。また、燃焼時間に応じた燃料容量を選択できる。
【0065】
また、閉塞部材(風防部78)75および風防部材79,81が、閉塞部材75から順に小さな外径で形成しているので、外径のデザインに優れているばかりか、燃焼炎の形成が図6に示すようにY状に見える効果もある。
【0066】
これにより、さらに、燃焼炎は風等の風圧に耐え吹き消えの虞がなくなる。
また、風防部材79,81の環状体80,82も加熱されているので気化燃焼の補助的効果を奏することができる。
【0067】
燃焼炎は、本実施形態では、炎径13cm、炎長20cmで太い炎であり視認性は良い(ガス流出口から一次空気は殆ど入らないので不完全燃焼のため炎が赤い)。
【0068】
他方、従来の閉塞部材のないトーチでは、炎径5cm、炎長30cmで細長く見え、見栄えがわるく視認性にも問題がある(筒体外周壁に設けた孔から一次空気が入り完全燃焼に近づくので赤色が薄くなる)。
【0069】
なお、本実施形態では、開閉弁10を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限ることはなく、燃料容器1内の液化ガスが液状で噴出できるものであれば、如何なる開閉弁機構であっても良い。
【0070】
また、上記実施形態では、閉塞部材(風防部78)75および風防部材79,81を設けた場合について説明したが、閉塞部材(風防部78)75だけでも良い。ただし、風防部材79,81を設けると、耐風性の向上がみられた。
【0071】
また、閉塞部材(風防部78)75から順に外形上小さな径で形成しているが、閉塞部材(風防部78)75および風防部材79,81とも外形上同寸法としても良い。
【0072】
さらに、上記実施形態では、閉塞部材(風防部78)75および風防部材79,81を設けた場合について説明したが、開口部63から火炎を放出するように構成しても良い。
【0073】
また、上記実施形態では、燃料容器1を保持具7の凹部9内に収容した場合について説明したが、サイホン部を介して大型用器に連絡し、ショー、アトラクション等における固定用のトーチとして使用することも可能である。
【0074】
すなわち、手で掲げて走行する炬火リレー用トーチではなく、トーチを設置して使用するようなときで燃焼炎を長時間必要とする場合、大容量の燃料ボンベをトーチとは別に設置することも可能である。
【0075】
その際、サイホン部とともに口金部を有するボンベの口金ネジ部と、トーチの開閉弁のネジ部との間をそれぞれに嵌合する中継ホースを設ければ良い。
図7は、本発明の別の実施形態に係るトーチを示す(請求項3、4に対応)。
【0076】
本実施形態によれば、筒体60Aの上端部に、上記実施形態のようにガス流出口62およびカール部を設けず、筒体60Aの上端部に、閉塞部材(風防部78A)75A、風防部材79A,81Aおよびガス流通口62Aを一体に設けた液化ガス案内部材90を取り付け、スポット溶接、アーク溶接、レーザー溶接等により固定したものである。
【0077】
この液化ガス案内部材90は、筒体60Aの軸長方向一側に配置された噴出ノズル部52側に取り付けられる筒部材91と、この筒部材91の上部開口92を塞ぐ閉塞部材75Aとを備え、筒部材91には、閉塞部材75Aと噴出ノズル部52との間の側壁にガス流出口62Aが設けられている。
【0078】
この実施形態でも、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
この実施形態においても、風防部材79A,81Aを省略することも可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明では、燃焼炎の形成が大きくなり日中の明るいところでも視認性が良い。
【0080】
また、風等の風圧に対しては閉塞部、風防部で耐風性を向上することができる。
また、燃料容器内の液化燃料が噴出ノズルから気化されずに液状のまま出ても閉塞部、風防部材に当たり確実に気化燃焼し炎を形成する。
【0081】
また、燃料容器内の底辺近傍までサイホン部を設けているので、燃焼中にトーチを逆さにしてもガスのみが出るので燃焼炎が小さくなるが安全である。
また、燃料容器から導管へ放出中断する開閉弁機構を設けているので、使用中でも中断させることができるとともに再度燃焼炎を得ることが可能となる。
【0082】
また、開閉弁機構とサイホン部を有する口金部が専用に嵌合するようにしたので、燃料容器(ボンベ)の選択範囲が広くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトーチを示す側面図である。
【図2】図1のトーチの筒体下部側における筒体、導管、燃料容器および開閉弁との関係を示す拡大断面図である。
【図3】図1のトーチの筒体上部側における筒体、導管、ガス流出口、閉塞部材および風防部材との関係を示す拡大断面図である。
【図4】図1のトーチに用いた噴射ノズル部の平面図である。
【図5】図4の噴射ノズル部の一部切り欠き側面図である。
【図6】図1のトーチから放出される燃焼炎の状態を示す説明図である。
【図7】本発明の別の実施形態に係るトーチを示す側面図である。
【符号の説明】
1 燃料容器
4 サイホン部
5 口金部
10 開閉弁
14 ニードル弁部
15 ニードルシャフト
39 導管
41 上部側連結具
44 上部保持部材
52 噴出ノズル部
55 噴出ノズル
60 筒体
63 開口
75 閉塞部材
78 風防部
79,81 風防部材
90 液化ガス案内部材
Claims (10)
- 液化燃料を充填する燃料容器と、
この燃料容器と連絡する燃料開閉弁機構と、
前記燃料容器と連絡し前記燃料開閉弁機構の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、
この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、
前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、
この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材と
を備え、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置する開口部を塞ぐとともに、前記筒体の径方向に膨出する風防部を有する閉塞部材と、
この閉塞部材と前記噴出ノズル部との間に位置する前記筒体の側壁に設けたガス流出口と
で構成されていることを特徴とするトーチ。 - 請求項1記載のトーチにおいて、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体の軸長方向における該ガス流出口間には、前記風防部より小径の風防部材が取り付けられている
ことを特徴とするトーチ。 - 液化燃料を充填する燃料容器と、
この燃料容器と連絡する燃料開閉弁機構と、
前記燃料容器と連絡し前記燃料開閉弁機構の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、
この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、
前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、
この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材と
を備え、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部側に取り付けられる筒部材と、
この筒部材の上部開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、
前記筒部材には、前記閉塞部材と前記噴出ノズル部との間の側壁にガス流出口が設けられている
ことを特徴とするトーチ。 - 請求項3記載のトーチにおいて、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体部材の軸長方向における該ガス流出口間には、
前記風防部より小径の風防部材が取り付けられている
ことを特徴とするトーチ。 - 請求項1記載のトーチにおいて、
前記導管は、内径0.5mmのステンレスパイプ製である
ことを特徴とするトーチ。 - 請求項1記載のトーチにおいて、
前記噴出ノズル部は、0.4mmの径を有している
ことを特徴とするトーチ。 - 請求項6記載のトーチにおいて、
前記噴出ノズル部は、複数の噴出口を有している
ことを特徴とするトーチ。 - 液化燃料を充填する燃料容器と、
この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、
この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、
この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、
前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、
この筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置するガス流出部とを備え、
前記燃料容器は、開口部にサイホン部を有する口金部が嵌合されるとともに、前記サイホン部が底辺部まで配置され、
前記燃料開閉弁は、
前記燃料容器に取り付けた前記口金部を嵌合する容器取付部と、
この容器取付部に連通する燃料導入通路と、
この燃料導入通路に連通するニードル弁部と、
このニードル弁部に螺合されるニードルシャフトと、
前記ニードル弁部に連通する燃料導出通路と、
この燃料導出通路に連通し前記導管を取り付ける導管取付部とを備える
ことを特徴とするトーチ。 - 液化燃料を充填する燃料容器と、
この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、
この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、
この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、
前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、
この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材と
を備え、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部の上方に位置する開口部を塞ぐとともに、前記筒体の径方向に膨出する風防部を有する閉塞部材と、
この閉塞部材と前記噴出ノズル部との間に位置する前記筒体の側壁に設けたガス流出口と
で構成されていることを特徴とするトーチ。 - 液化燃料を充填する燃料容器と、
この燃料容器と連絡する燃料開閉弁と、
この燃料開閉弁と連絡し該燃料開閉弁の開弁時に前記液化燃料を案内する導管と、
この導管に連絡し前記液化燃料を噴出する噴出ノズル部と、
前記導管および噴出ノズル部を収容する筒体と、
この筒体の前記噴出ノズル部側に配されるとともに、該噴出ノズル部から噴出される前記液化燃料を前記筒体の側方に向かって案内する液化ガス案内部材と
を備え、
前記液化ガス案内部材は、
前記筒体の軸長方向一側に配置された前記噴出ノズル部側に取り付けられる筒部材と、
この筒部材の上部開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、
前記筒部材には、前記閉塞部材と前記噴出ノズル部との間の側壁にガス流出口が設けられている
ことを特徴とするトーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27477898A JP4177925B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27477898A JP4177925B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | トーチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000106003A JP2000106003A (ja) | 2000-04-11 |
JP4177925B2 true JP4177925B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=17546439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27477898A Expired - Fee Related JP4177925B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | トーチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4177925B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100400963C (zh) * | 2007-03-15 | 2008-07-09 | 中国航天科工集团公司第三研究院第三十一研究所 | 一种气体火焰火炬稳燃器 |
KR101141106B1 (ko) | 2010-03-24 | 2012-05-02 | 주식회사 코베아 | 가스램프용 분출관 |
JP2016161273A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 国立大学法人東北大学 | カーボンニュートラルな携帯型点火装置および点火システム |
WO2019107300A1 (ja) | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 新富士バーナー株式会社 | トーチ |
JP6580169B2 (ja) | 2017-12-01 | 2019-09-25 | 新富士バーナー株式会社 | トーチ |
JP7153608B2 (ja) * | 2019-05-24 | 2022-10-14 | 岩谷産業株式会社 | 水素トーチ |
JP7329835B2 (ja) * | 2019-11-29 | 2023-08-21 | 株式会社吉岡徳仁デザイン事務所 | 灯火用トーチ |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP27477898A patent/JP4177925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000106003A (ja) | 2000-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4177925B2 (ja) | トーチ | |
US6558156B2 (en) | Multi-flame lighter | |
KR101063103B1 (ko) | 가스연소기의 기화촉진장치 | |
KR20100049840A (ko) | 토치 램프 | |
US1757231A (en) | Pocket lighter and the like | |
KR200332296Y1 (ko) | 가스버너 | |
US6773258B1 (en) | Windproof lighter | |
US20020197579A1 (en) | Lighter of multiple torch flames | |
CN219607154U (zh) | 一种点火枪 | |
JP5768982B2 (ja) | ガスコック装置 | |
JP3196294U (ja) | 着火効率を向上したガス着火具 | |
JPH11162203A (ja) | トーチ | |
KR200423511Y1 (ko) | 가스성화봉 | |
CA2155881A1 (en) | An lpg burning appliance | |
CN219913050U (zh) | 卡式气罐喷枪 | |
KR102277194B1 (ko) | 가스안전밸브 | |
KR200259477Y1 (ko) | 안전밸브가 구비된 부탄가스용 토오치 | |
JP2802905B2 (ja) | ガスライターのバーナー装置 | |
US7033166B2 (en) | Valve having mechanism for diverting reverse gas flow | |
JP3670435B2 (ja) | 予混合燃焼点火棒 | |
JPH074658A (ja) | 点火装置 | |
KR200222619Y1 (ko) | 토오치 | |
KR200202474Y1 (ko) | 가스 토오치의 점화장치 | |
KR200347293Y1 (ko) | 가스공급량 조절기능을 갖는 가스렌지용 점화 라이타 | |
US20050019717A1 (en) | Lighter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080819 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080825 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |