JP4177794B2 - 無線タグ読取り装置 - Google Patents

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本発明は、キャリアケースに収納する物品に取付けられた無線タグからデータを読取る無線タグ読取り装置に関する。
従来、この種の無線タグ読取り装置としては、キャリアケース内を、アンテナを配置した複数の仕切り板で所定の間隔に仕切り、それぞれの仕切られた空間に郵便物を1つずつ収納し、それぞれ仕切り板に配置したアンテナを介して該当する無線タグからデータを読取るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−37425公報
しかし、このように仕切られた各空間に郵便物を1つずつ収納して無線タグからデータを読取るものでは、キャリアケース内に多数の書留郵便物を収納することができないため、無線タグの読取り効率が悪かった。
本発明は、無線タグの読取り効率を向上することができ、しかも、複数の部屋に区切られたキャリアケース内における無線タグの収納位置を正確に特定することができる無線タグ読取り装置を提供する。
本発明は、物品に取付けられた無線タグからデータを読取るために使用されるアンテナを複数、読取り面を同じ側に向けて並べて配置し、各アンテナを個々に制御して物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、この無線タグ読取り手段が読取った無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、この出力手段の出力に基づいてアンテナ毎に読取った無線タグの数を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果に基づいてアンテナ毎に、計数値が大きくなるに従って送信電力を大きくする制御を行う送信電力制御手段とを備えたことにある。
本発明によれば、無線タグの読取り効率を向上することができ、しかも、複数の部屋に区切られたキャリアケース内における無線タグの収納位置を正確に特定することができる無線タグ読取り装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1において、1は無線タグを取付けた物品、例えば無線タグ2を取付けた封筒3を収納する複数の部屋b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9,b10を2列にして形成したキャリアケースである。4はアンテナ番号a1,a2,a3,a4,a5,a6,a7,a8,a9,a10を付けた各アンテナ5を2列にして配置した読取り台である。前記キャリアケース1は、前記読取り台4の上に載置されるが、載置されたとき各アンテナ5の上に各部屋b1〜b10が位置するように設計されている。
前記各アンテナ5は同軸ケーブル6を介して無線タグ質問器7に接続されている。前記無線タグ質問器7はケーブル8を介してディスプレイ9とキーボード10を備えたパーソナルコンピュータなどの制御装置11に接続されている。
前記制御装置11は、図2に示すように、制御部本体を構成するCPU(中央処理ユニット)21、このCPU21が各部を制御するためのプログラムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)22、前記CPU21が処理中のデータを一時的に格納するメモリ等を設けたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、各種テーブルやデータを保存するハードディスクを持ったハードディスクドライブ(HDD)24、前記キーボード10を制御してキー信号の取込みを行うキーボードコントローラ25、前記ディスプレイ9を制御して表示を行うディスプレイコントローラ26、前記無線タグ質問器7とのデータのやり取りを行う質問器インターフェース27を備え、これにを互いにバスライン28によって電気的に接続している。
前記ハードディスクドライブ24には、図3に示すような前記各アンテナ5への送信電力を可変制御するための情報をアンテナ番号a1〜a10に対応して格納したテーブル241が設けられている。このテーブル241は、アンテナ番号a1〜a10毎に、各アンテナと対応したキャリアケース1の各部屋b1〜b10に収納される封筒3の数に応じて送信電力の減衰量を決めるデータが格納されている。
すなわち、各部屋b1〜b10に収納される封筒3の数が0〜10の範囲ではアンテナ番号a1〜a10への送信電力の減衰量を−3dBに設定し、封筒3の数が11〜20の範囲ではアンテナ番号a1〜a10への送信電力の減衰量を−2dBに設定し、封筒3の数が21〜30の範囲ではアンテナ番号a1〜a10への送信電力の減衰量を−1dBに設定し、封筒3の数が31〜40の範囲ではアンテナ番号a1〜a10への送信電力の減衰量を−0dBに設定している。
また、前記ハードディスクドライブ24には、図4の(a)に示すような読取った無線タグ2のデータであるIDと読取りに使用したアンテナを関連付けて記憶する第1のメモリ242、及び、図4の(b)に示すような各アンテナ5が読取った無線タグ2の数を封筒数としてアンテナ番号a1〜a10に対応させて記憶する第2のメモリ243が設けられている。
前記CPU21は、前記第2のメモリ243及びこの第2のメモリ243の封筒数をインクリメント制御し、アンテナ毎に読取った無線タグ2の数を計数する計数手段を構成している。
前記無線タグ質問器7は、図5に示すように、前記制御装置11を接続した制御装置インターフェース71、前記各アンテナ5を接続したアンテナインターフェース72、前記各アンテナ5への送信電力を制御する送信電力制御部73、リード時に前記各アンテナ5を、例えばアンテナ番号a1〜a10の順に順次切換え制御するアンテナ切換え制御部74及び前記各インターフェース71,72、各制御部73,74を制御する主制御部75とで構成されている。
前記主制御部75及びアンテナ切換え制御部74は、前記各アンテナ5を個々に制御して前記キャリアケース1の各部屋b1〜b10に収納される封筒3の無線タグ2からIDを読取る無線タグ読取り手段を構成し、前記主制御部75及び制御装置インターフェース71は、無線タグ読取り手段が読取った無線タグ2のIDを読取りに使用したアンテナと関連付けて前記制御装置11に出力する出力手段を構成している。
また、前記制御装置11のCPU21は、第2のメモリ243に記憶されているアンテナ毎の封筒数と、テーブル241に設定されている封筒数に応じた減衰量のデータとの関係から、前記無線タグ質問器7に対してアンテナ毎に、封筒数が大きくなるに従って送信電力を大きくするための制御信号を出力するようになっており、送信電力制御手段を構成している。前記無線タグ質問器7の主制御部75は制御装置11のCPU21からのこの制御信号によって送信電力制御部73を駆動制御するようになっている。
このような構成の無線タグ読取り装置においては、図6の流れ図に従って動作する。先ず、S1にて、封筒3が収納されていない空のキャリアケース1を読取り台4に載せる。そして、S2にて、第2のメモリ243におけるアンテナ番号a1〜a10の封筒数をゼロにリセットし、S3にて、アンテナ番号a1〜a10毎の送信電力を設定する。すなわち、無線タグ質問器7は、制御装置11からの指示によって送信電力制御部73を制御して各アンテナ5への電力増幅器(図示せず)の利得を制御する。送信電力の最小値は、キャリアケース1の開口部付近で無線タグ2の情報を読取れるが、それよりも遠方では読めない程度の電力を予め調べておき、このときの減衰量を図3のテーブル241に記憶してある。最初は規格で定められた送信出力に対して減衰量を−3dB(電力比1/2)として最小値に設定する。
次に、S4にて、作業者が封筒3をキャリアケース1に投入すると、S5にて、封筒3の無線タグ2をリードする。無線タグ2からIDを読取る方式としては、例えば、アンチコリジョン方式であるバイナリサーチ方式がある。これは、無線タグ2のIDを2進数(バイナリ)で表わしたとき、無線タグ質問器7はIDのビット毎に、例えば0ビットが1のIDについて問いかけ、これに該当する無線タグ2が存在した場合は、次の1ビットについてサーチする。これを繰り返すことで、複数の無線タグ2から1つの無線タグだけが選択されるので、通信が衝突することなく無線タグ2のIDを読むことができる。また、一度読んだ無線タグ2が応答しないようにスリープ状態にする方式を使用してもよい。
続いて、S6にて、IDが正しく検出されたかをチェックし、正しく検出されるたときには、S7にて、第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶する。
また、S6にて、IDが正しく検出されなかったと判断されたときには、S8にて、アンテナ5の切換えを行い、送信電力の切換えが必要な場合は、S9にて、テーブル241を参照して送信電力を設定し、S5の無線タグ2のリードに戻る。この場合の送信電力の設定は、減衰量を1段階小さくすることになる。
IDが正しく検出されて各メモリ242、243への記憶が終了すると、S10にて制御装置11のディスプレイ9による画面表示を行う。この場合の画面表示は、予めキャリアケース1の各部屋b1〜b10に対応した升目Mが表示されており、封筒3が投入された部屋が確認されると、該当する部屋の升目M5が例えば白から黒に色が変化する。或いは他のカラーの色に変化する。これにより、作業者は、どの部屋に封筒3が収納されたか確認できる。
例えば、図1のように部屋b5に封筒3が投入されると、部屋b5の直下に配置されているアンテナ番号a5のアンテナ5が選択されたときに、無線タグ質問器7はアンテナ番号a5のアンテナ5を介して無線タグ2からIDをリードする。そして、第1のメモリ242にリードしたIDとアンテナ番号a5を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a5の封筒数を1つインクリメントする。
続いて、S11にて、送信電力の切換えが必要な場合は、S9にて、テーブル241を参照して送信電力を再設定する。例えば、アンテナ番号a5の封筒数が「11」になれば、アンテナ番号a5のアンテナ5の減衰量を−3dBから−2dBに再設定する。
そして、S12にて、業務終了か否かが判断され、業務を継続する場合は、S4にて作業者による封筒3のキャリアケース1への投入が実行される。また、作業者が業務を終了する操作を行うと、業務終了が判断されて終了となる。
このように、キャリアケース1を複数の部屋b1〜b10に区切り、各部屋に対応してそれぞれアンテナ5を配置し、各アンテナ5の送信電力を、キャリアケース1の開口部付近では無線タグ2の情報を読取れるが、それよりも遠方では読めない程度の電力にするために、最初は減衰量が−3dBになるようにして設定している。従って、部屋b1〜b10のいずれかに入れられる封筒3の無線タグ2からその封筒3が入れられた部屋に対応したアンテナ5によって確実にIDを読取ることができる。すなわち、封筒3が部屋に入り込まないうちにキャリアケース1の上空で誤って無線タグ2が読取られるような事態は生じることはない。そして、部屋b1〜b10に収納される封筒3の数が増加すると読取り感度を上げるために減衰量を−3dBから−2dB、−1dB、0dBと順次小さくするので、各部屋に収納される封筒3の数が増加しても無線タグ2からIDを確実に読取ることができる。
また、無線タグ2からIDを正しく読取ったときには、制御装置11の第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶している。また、封筒3が投入された部屋が確認されると、制御装置11のディスプレイ9に升目Mが表示されている画面おいて該当する部屋の升目を白から黒に反転する。従って、キャリアケース1内における無線タグ2の収納位置を正確に特定することができる。
なお、この実施の形態では、テーブル241、第2のメモリ243、アンテナ5毎に読取った無線タグ2の数、すなわち、封筒数を計数する計数手段、及びアンテナ5毎に、計数する封筒数の値が大きくなるに従って送信電力を大きくするための制御信号を出力する送信電力制御手段を制御装置11に設けたものについて述べたがこれに限定するものではなく、無線タグ質問器7に設けてもよい。
(第2の実施の形態)
なお、前述した実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、キャリアケース1の質量を計量する計量手段である計量器を内蔵した読取り台41を備え、この読取り台41の計量器からの計量データを、ケーブル12を介して制御装置11に供給している。
すなわち、図2に点線で示すように、制御装置11は、バスライン28に、さらに計量器インターフェース29を接続し、この計量器インターフェース29に前記ケーブル12を介して計量器30を接続している。
前記制御装置11のハードディスクドライブ24には、テーブル241に代えて、図8に示すような前記計量器30が計量するキャリアケース1のみのときの質量から、封筒3を収納したことによって増加した質量に対し各アンテナ5への送信電力の減衰量を格納したテーブル244が設けられている。すなわち、前記テーブル244には、増加した質量が0〜500gの範囲では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−3dBに設定し、増加した質量が501〜1000gの範囲では各アンテナ5への送信電力の減数量を−2dBに設定し、増加した質量が1001〜1500gの範囲では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−1dBに設定し、増加した質量が1501g以上では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−0dBに設定する情報が格納されている。
前記制御装置11のCPU21は、前記計量器30からのデータによって増加した質量を求め、その増加した質量とテーブル244に設定されている、質量に対する減衰量のデータとの関係から、前記無線タグ質問器7に対してアンテナ5への送信電力を質量の増加に従って大きくするための制御信号を出力するようになっており、送信電力制御手段を構成している。
このような構成の無線タグ読取り装置においては、図9の流れ図に従って動作する。先ず、S21にて、封筒3が収納されていない空のキャリアケース1を読取り台4に載せる。そして、S22にて、制御装置11は、計量器30がキャリアケース1を計量したデータを、計量器インターフェース29を介して読み込む。すなわち、キャリアケース1の質量を得る。そして、S23にて、制御装置11は、無線タグ質問器7に対して各アンテナ5への送信電力を最小とするために、減衰量を−3dB(電力比1/2)に設定する。これにより、無線タグ質問器7は、制御装置11からの指示によって送信電力制御部73を制御して各アンテナ5への電力増幅器の利得を制御する。
次に、S24にて、作業者が封筒3をキャリアケース1に投入すると、S25にて、封筒3の無線タグ2を、例えば、バイナリサーチ方式を使用してリードする。
続いて、S26にて、IDが正しく検出されたかをチェックし、正しく検出されるたときには、S27にて、第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶する。また、S26にて、IDが正しく検出されなかったと判断されたときには、S28にて、アンテナ5の切換えを行い、S25の無線タグ2のリードに戻る。
IDが正しく検出されて各メモリ242、243への記憶が終了すると、S29にて制御装置11のディスプレイ9による画面表示を行う。すなわち、封筒3が投入された部屋が確認されると、該当する部屋の升目に色変化が生じ、これにより作業者はどの部屋に封筒3が収納されたかを確認できる。
そして、S30にて、業務終了か否かが判断され、業務を継続する場合は、S22のキャリアケース1の質量を計量して増加分を求める処理に戻って処理が繰り返される。また、作業者が業務を終了する操作を行うと、業務終了が判断されて終了となる。
このように、キャリアケース1の各部屋b1〜b10に収納される封筒3の数が増加するとキャリアケース1の質量も増加する。そして、封筒3の増加とともに送信電力の減衰量を−3dBから−2dB、−1dB、0dBと順次小さくする。従って、各部屋に収納される封筒3の数が増加しても無線タグ2からIDを確実に読取ることができる。
なお、この実施の形態においても各アンテナ5の送信電力を、最初は減衰量が−3dBになるようにして設定しているので、前述した実施の形態と同様に、部屋b1〜b10のいずれかに入れられる封筒3の無線タグ2からその封筒3が入れられた部屋に対応したアンテナ5によって確実にIDを読取ることができる。また、キャリアケース1内における無線タグ2の収納位置を正確に特定することができる。
なお、この実施の形態では、テーブル244及びアンテナ5への送信電力を質量の増加に従って大きくするための制御信号を出力する送信電力制御手段を制御装置11に設けたものについて述べたがこれに限定するものではなく、無線タグ質問器7に設けてもよい。
(第3の実施の形態)
なお、前述した実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、キャリアケース1の開口部付近に、このキャリアケース1に投入される封筒3を検知する検知手段として物品センサ13を設けている。そして、制御装置11のCPU21は、RAM23に設けたカウンタを使用して物品センサ13が検知する封筒3の数をカウントするようにしている。
制御装置11のハードディスクドライブ24には、テーブル241に代えて、図11に示すようなキャリアケース1に収納した封筒3の総数によって変化させる各アンテナ5への送信電力の減衰量を格納したテーブル245が設けられている。すなわち、前記テーブル245には、収納した封筒3の総数が0〜50の範囲では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−3dBに設定し、封筒3の総数が51〜100の範囲では各アンテナ5への送信電力の減数量を−2dBに設定し、封筒3の総数が101〜150の範囲では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−1dBに設定し、封筒3の総数が151以上では各アンテナ5への送信電力の減衰量を−0dBに設定する情報が格納されている。
前記制御装置11のCPU21は、カウンタがカウントしている封筒3の総数とテーブル245に設定されている、封筒数に対する減衰量のデータとの関係から、前記無線タグ質問器7に対してアンテナ5への送信電力を総数の増加に従って大きくするための制御信号を出力するようになっており、送信電力制御手段を構成している。
このような構成の無線タグ読取り装置においては、封筒3が収納されていない空のキャリアケース1を読取り台4に載せる。そして、作業者が封筒3をキャリアケース1に投入する作業を行う。このとき物品センサ13がキャリアケース1に投入される封筒3を検知する。CPU21は物品センサ13からの信号に基づいてキャリアケース1に投入される封筒3の数をカウントする。
キャリアケース1に投入される封筒3はいずれかの部屋に収納され、対応するアンテナ5を介してその封筒3の無線タグ2からIDが読取られる。そして、第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶する。投入作業において封筒3がどの部屋に収納されたかは制御装置11のディスプレイ9に表示されている升目Mの画面において確認できる。
そして、キャリアケース1に収納した封筒3の総数が増加すると、テーブル245に設定されているデータに従って各アンテナ5への送信電力の減衰量が−3dBから1dBずつ小さく制御される。すなわち、送信電力が増加するように制御される。
従って、キャリアケース1に収納した封筒3の総数を計数して各アンテナ5への送信電力の減衰量を制御するものにおいても、増加した質量を計量するものと同様、各部屋に収納される封筒3の数が増加しても無線タグ2からIDを確実に読取ることができる。
なお、この実施の形態においても各アンテナ5の送信電力を、最初は減衰量が−3dBになるようにして設定しているので、前述した実施の形態と同様に、部屋b1〜b10のいずれかに入れられる封筒3の無線タグ2からその封筒3が入れられた部屋に対応したアンテナ5によって確実にIDを読取ることができる。また、キャリアケース1内における無線タグ2の収納位置を正確に特定することができる。
なお、この実施の形態では、テーブル245及びアンテナ5への送信電力を投入された封筒3の総数の増加に従って大きくするための制御信号を出力する送信電力制御手段を制御装置11に設けたものについて述べたがこれに限定するものではなく、無線タグ質問器7に設けてもよい。
(第4の実施の形態)
なお、この実施の形態の全体構成は、図1と同様である。また、この実施の形態においては各アンテナ5への送信電力の減衰量制御は行わない。従って、各アンテナ5からの送信電力は、例えば、減衰量0dB程度に最初から大き目の電力に設定されている。
この実施の形態では、図12の流れ図に従って動作する。先ず、S31にて、封筒3が収納されていない空のキャリアケース1を読取り台4に載せる。そして、S32にて、作業者が封筒3をキャリアケース1に投入する動作に入り、封筒3がキャリアケース1の上方に近づいて無線タグ2が通信範囲に入ると、S33にて、封筒3の無線タグ2をリードする。無線タグ質問器7は、S33のリード、S34のIDの検出、S35のアンテナ切換えを行いながらバイナリサーチ方式によるリードを繰り返す。
S34にて、IDが正しく検出されたことが判断されると、S36にて、RAM23にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて一時記憶する。無線タグ質問器7は、S37のリード、S38のIDの検出、S39のアンテナ切換えを行いながらバイナリサーチ方式によるリードを繰り返す。
S37にて、再度無線タグ2からIDのリードが行われ、S38にて、IDが正しく検出されたことが判断されると、S40にて、RAM23にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて一時記憶する。そして、S41にて、先に読取ったIDと後に読取ったIDが同一ならば、先にIDを読取ったアンテナ5のアンテナ番号と後にIDを読取ったアンテナ5のアンテナ番号が同一であるか否かを判断し、異なる場合はS33の無線タグ2のリードに戻り、アンテナ番号が一致するまで処理を繰り返す。
S41にて、同一のアンテナ番号であることを判断すると、S42にて、無線タグ質問器7から該当する無線タグ2に対してスリープコマンドを発行し、S43にて、第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶する。
続いて、S44にて制御装置11のディスプレイ9による画面表示を行う。すなわち、封筒3が投入された部屋を、該当する部屋の升目を色変化させて知らせる。これにより作業者はどの部屋に封筒3が収納されたかを確認できる。
そして、S45にて、業務終了か否かが判断され、業務を継続する場合は、S32のキャリアケース1への封筒3の投入作業に戻る。また、作業者が業務を終了する操作を行うと、業務終了が判断されて終了となる。
このような構成においては、作業者がキャリアケース1のいずれかの部屋に封筒3を収納させるために封筒3を持ってキャリアケース1の上方へ移動させるが、そのとき無線タグ2がアンテナ5の通信範囲に入ると無線タグ2から1回目のIDの読取りが行われ、この読取ったIDと該当するアンテナのアンテナ番号がRAM23に一時的に記憶される。
作業者は引き続き持っている封筒3を移動していずれかの部屋に収納させるが、この部屋に収納させるタイミングで無線タグ2から2回目のIDの読取りが行われ、そのIDと該当するアンテナ5のアンテナ番号がRAM23に一時的に記憶される。そして、両者のIDが同一で、1回目のIDを読取ったアンテナ5と2回目のIDを読取ったアンテナ5が同一であれば、該当する無線タグ2にスリープコマンドを発行し、以降、この無線タグ2からIDが読取れないように設定する。
このように、同一のアンテナ5によって同一のIDを2回読取ったときに初めて第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナのアンテナ番号を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号に対応して封筒数を記憶する。従って、封筒3がキャリアケース1の部屋b1〜b10に収納されるタイミングで2回目の読取りが行われるので、第1のメモリ242及び第2のメモリ243によって管理されるアンテナ番号a1〜a10と無線タグ2との関係、すなわち、部屋b1〜b10と無線タグ2との関係は、実際に各部屋b1〜b10に収納されている封筒3と一致する。
このように、アンテナ5への送信電力を制御する代わりに、同一のアンテナ5によって同一のIDを2回読取ることでキャリアケース1の部屋への封筒3の収納を判断するようにしても、各部屋b1〜b10に収納されている封筒3の無線タグ2のIDを確実に管理することができる。また、読取りが完了した無線タグ2はスリープ状態になって以降はバイナリサーチに応答することは無いので、、各部屋に収納される封筒3の数が増加しても無線タグ2からIDを確実に読取ることができる。また、無線タグ2を無駄に検出することもなくなるので、処理が迅速にできるようになり、ディスプレイ9の升目表示による投入位置表示が即座にできる。
なお、この実施の形態では、同一のIDを同一のアンテナで2回読取ったときに該当する無線タグ2がキャリアケース1内に収納されたと判断したが、同一のIDを同一のアンテナで3回以上読取ったときに該当する無線タグ2がキャリアケース1内に収納されたと判断してもよく、精度を更に向上できる。
(第5の実施の形態)
なお、この実施の形態の全体構成は、図1と同様である。また、この実施の形態においては各アンテナ5への送信電力の減衰量制御は行わない。従って、各アンテナ5からの送信電力は、例えば、減衰量0dB程度の電力に設定されている。
この実施の形態では、図13の流れ図に従って動作する。先ず、S51にて、封筒3が収納されていない空のキャリアケース1を読取り台4に載せる。そして、S52にて、作業者が封筒3をキャリアケース1に投入する動作に入り、封筒3がキャリアケース1の上方に近づいて無線タグ2が通信範囲に入ると、S53にて、封筒3の無線タグ2をリードする。無線タグ質問器7は、S53のリード、S54のIDの検出、S55のアンテナ切換えを行いながらバイナリサーチ方式によるリードを繰り返す。
S54にて、IDが正しく検出されたことが判断されると、S56にて、RAM23に読取ったIDを一時記憶する。続いて、無線タグ質問器7は、S57にて、読取ったIDを指定し、S58の応答確認と、S59のアンテナ切換えを繰り返しながら、該当する無線タグ2の存在確認を行う。そして、該当する無線タグ2からの応答が有ると、続いて、S60にて、前回無線タグ2からIDを読取ったアンテナ5と同一のアンテナ5からの応答かを判断する。
もし、同一のアンテナでなければ、無線タグ質問器7は、S57の読取ったIDの指定と、S58の応答確認と、S59のアンテナ切換えを繰り返しながら、該当する無線タグ2の存在確認を再度行う。また、同一のアンテナからの応答が確認されると、S61にて、第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナ番号a1〜a10を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号a1〜a10に対応して封筒数を記憶する。
続いて、S62にて制御装置11のディスプレイ9による画面表示を行う。すなわち、封筒3が投入された部屋を、該当する部屋の升目を色変化させて知らせる。これにより作業者はどの部屋に封筒3が収納されたかを確認できる。そして、S63にて、業務終了か否かが判断され、業務を継続する場合は、S52のキャリアケース1への封筒3の投入作業に戻る。また、作業者が業務を終了する操作を行うと、業務終了が判断されて終了となる。
このような構成においては、作業者がキャリアケース1のいずれかの部屋に封筒3を収納させるために封筒3を持ってキャリアケース1へ移動し、いずれかの部屋に収納させる作業を行う。この作業において、無線タグ2がアンテナ5の通信範囲に入ると無線タグ2から1回目のIDの読取りが行われ、この読取ったIDと該当するアンテナのアンテナ番号がRAM23に一時的に記憶される。
無線タグ質問器7は、引き続きキャリアケース1に収納されている封筒3の無線タグ2からのIDの読取りを繰り返す。そして、制御装置11のCPU21は先に読取ったIDと同一のIDが再度読取られたかをチェックする。そして、先に読取ったIDと同じIDが再度読取られ、しかも、最初の読取り時と2回目の読取り時とで使用したアンテナ5が同一で有れば、無線タグ2がキャリアケース1における読取りに使用したアンテナに対応する部屋に収納されたと判断する。
このように、最初に読取ったIDがキャリアケース1内に存在するかを再度の読取りによって確認し、しかも、IDを読取ったアンテナが1回目も2回目も同一のとき初めて第1のメモリ242にIDと読取りに使用したアンテナのアンテナ番号を関連付けて記憶し、第2のメモリ243にアンテナ番号に対応して封筒数を記憶する。従って、部屋b1〜b10と無線タグ2との関係は、実際に各部屋b1〜b10に収納されている封筒3と一致する。
このように、アンテナ5への送信電力を制御する代わりに、同一のアンテナ5によって同一のIDを2回読取ることでキャリアケース1の部屋への封筒3の収納を判断するようにしても、各部屋b1〜b10に収納されている封筒3の無線タグ2のIDを確実に管理することができる。しかも、1回目に読取ったIDを持った無線タグ2がキャリアケース1に中に収納されているかをチェックする方式を使用しているので、無線タグ2を無駄に検出することもなくなるので、処理が迅速にできるようになり、ディスプレイ9の升目表示による投入位置表示が即座にできる。
なお、この実施の形態では、最初に読取ったIDと同一のIDを再度読取ったときにそれが同一のアンテナで読取ったものであれば該当する無線タグ2がキャリアケース1内に収納されたと判断したが、最初に読取ったIDと同一のIDを2回以上繰り返し読取ったときにそれが同一のアンテナで読取ったものであれば該当する無線タグ2がキャリアケース1内に収納されたと判断してもよく、精度を更に向上できる。
なお、前述した各実施の形態ではキャリアケースに収納する物品として封筒を使用したがこれに限定するものでないのは勿論である。
本発明の、第1の実施の形態に係る無線タグ読取り装置の全体構成を示す図。 同実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるアンテナへの送信電力の減衰量を設定するテーブルの構成を示す図。 同実施の形態においてIDとアンテナ番号を関連付けて記憶する第1のメモリとアンテナ番号に対応して読取った封筒数を管理する第2のメモリを示す図。 同実施の形態における無線タグ質問器の構成を示すブロック図。 同実施の形態における動作を説明するための流れ図。 本発明の、第2の実施の形態に係る無線タグ読取り装置の全体構成を示す図。 同実施の形態におけるアンテナへの送信電力の減衰量を設定するテーブルの構成を示す図。 同実施の形態における動作を説明するための流れ図。 本発明の、第3の実施の形態に係る無線タグ読取り装置の全体構成を示す図。 同実施の形態におけるアンテナへの送信電力の減衰量を設定するテーブルの構成を示す図。 本発明の、第4の実施の形態に係る無線タグ読取り装置の動作を説明するための流れ図。 本発明の、第5の実施の形態に係る無線タグ読取り装置の動作を説明するための流れ図。
符号の説明
1…キャリアケース、2…無線タグ、3…封筒、5…アンテナ、7…無線タグ質問器、11…制御装置、21…CPU(中央処理ユニット)、241…テーブル、242…第1のメモリ、243…第2のメモリ、73…送信電力制御部、74…アンテナ切換え制御部、75…主制御部。

Claims (6)

  1. 物品に取付けられた無線タグからデータを読取るために使用されるアンテナを複数、読取り面を同じ側に向けて並べて配置し、前記各アンテナを個々に制御して前記物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、
    この無線タグ読取り手段が読取った無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、
    この出力手段の出力に基づいてアンテナ毎に読取った無線タグの数を計数する計数手段と、
    この計数手段の計数結果に基づいてアンテナ毎に、計数値が大きくなるに従って送信電力を大きくする制御を行う送信電力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取り装置。
  2. 物品に取付けられた無線タグからデータを読取るために使用されるアンテナを複数、読取り面を同じ側に向けて並べて配置し、前記各アンテナを個々に制御して前記物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、
    この無線タグ読取り手段が同一のアンテナを使用して同一の無線タグのデータを少なくとも2回読取ると、その無線タグを応答しないスリープ状態に設定し、この無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取り装置。
  3. 物品に取付けられた無線タグからデータを読取るために使用されるアンテナを複数、読取り面を同じ側に向けて並べて配置し、前記各アンテナを個々に制御して前記物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、
    この無線タグ読取り手段が同一のアンテナを使用して同一の無線タグのデータを少なくとも2回読取ると、その無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取り装置。
  4. 複数の部屋に区切られたキャリアケースの各部屋に無線タグを取付けた物品を収納するようにし、
    無線タグ読取り手段は、複数のアンテナを前記キャリアケースの各部屋に対応してそのキャリアケースの外に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の無線タグ読取り装置。
  5. 無線タグを取付けた物品を収納するキャリアケースは複数の部屋に区切られ、
    前記キャリアケースの各部屋に対応して、そのキャリアケースの外に配置した複数のアンテナと、
    この各アンテナを個々に制御して前記各部屋に収納される物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、
    この無線タグ読取り手段が読取った無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、
    前記キャリアケースの質量を計量する計量手段と、
    この計量手段が計量する質量の増加に従って前記各アンテナへの送信電力を大きくする制御を行う送信電力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取り装置。
  6. 無線タグを取付けた物品を収納するキャリアケースは複数の部屋に区切られ、
    前記キャリアケースの各部屋に対応して、そのキャリアケースの外に配置した複数のアンテナと、
    この各アンテナを個々に制御して前記各部屋に収納される物品の無線タグのデータを読取る無線タグ読取り手段と、
    この無線タグ読取り手段が読取った無線タグのデータを読取りに使用したアンテナと関連付けて出力する出力手段と、
    前記キャリアケースに投入される物品を検知する検知手段と、
    この検知手段が検知する物品の数の増加に従って前記各アンテナへの送信電力を大きくする制御を行う送信電力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取り装置。
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