JP4177173B2 - Piston for internal combustion engine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、車両等に用いられる内燃機関用ピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関用ピストンは、内燃機関の運転を停止した場合に、その外周面とシリンダ孔の間の摺動隙間から潤滑液がオイルパン内に落ち、次の機関始動時に潤滑液による充分な潤滑が行えなくなることがある。
【0003】
これに対処する内燃機関用ピストンとして、以下のようなものが案出されている(特許文献1参照。)。
【0004】
このピストンは、ピストンの軸線が鉛直方向に向く内燃機関に用いられるものであるが、ピストン本体の外周面のうちのオイルリング溝の下方位置に油溜溝が設けられ、内燃機関の運転時に、この油溜溝部分に潤滑液を貯留できるようになっている。そして、内燃機関の停止後、機関を再始動させるときには、ピストン本体とシリンダ孔との隙間に油溜溝から潤滑液を供給するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
実開昭61-37448号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の内燃機関用ピストンの場合、ピストン本体の外周面に形成された油溜溝の鉛直方向下端部位が、ピストン本体とシリンダ孔の鉛直方向に沿った摺動隙間に接しているため、内燃機関の運転を長期間停止したときに、油溜溝に貯留されている潤滑液が前記摺動隙間を通してオイルパン側に少しずつ滴下してしまう。
【0007】
そこでこの出願の発明は、内燃機関を長期間停止させたときにおいても、ピストン本体とシリンダ孔の間に潤滑液を確実に留めておけるようにして、機関始動時の摺動抵抗を低減することのできる内燃機関用ピストンを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、頂部に位置する厚肉円板状のピストンヘッド部と、オイルリングを収容するオイルリング溝とを有し、ピストンの軸線が鉛直方向に対して傾斜している内燃機関に用いられるピストンであって、
シリンダ孔に摺接するピストン本体の外周面のうちの鉛直方向上側位置に、潤滑液を貯留可能な油溜部をオイルリング溝からスカート部の外周面側に連続して形成すると共に、前記オイルリングを前記オイルリング溝の軸方向両側内面に圧接させ、かつ、前記オイルリング溝内とピストンヘッド部の背面側とを導通するオイル排出孔を、前記油溜部の前記オイルリング溝円周方向の両側に離間して設けたことを特徴としている。
【0009】
この発明の場合、油溜部がピストン本体の外周面のうちの鉛直方向上側位置に設けられているため、内燃機関を長期間停止させたときにあっても、油溜部に貯留された潤滑液がシリンダ孔との隙間を通してオイルパン側に流れ落ちてしまうことがない。したがって、内燃機関の始動時には油溜部にある潤滑液によってピストン本体とシリンダ孔の間の摺動部を確実に潤滑することができる。また、ピストン本体の外周面のうちの鉛直方向下側位置には、上側位置にある油溜部の潤滑液の表面張力によって潤滑液が留められ易くなる。尚、このとき仮に鉛直方向下側位置の潤滑液が流れ落ちたとしても、機関の始動時には油溜部の潤滑液が流れ込むため、鉛直方向下側についても充分に潤滑することができる。
【0013】
また、油溜部がオイルリング溝に連続して形成されているため、内燃機関の運転中にオイルリングによって掻き落とされた潤滑液をより確実に油溜部に供給することができ、しかも、オイルリングがオイルリング溝の軸方向両側の内面にほぼ密着するため、機関の停止時に油溜部に貯留されている潤滑液がオイルリング溝を伝った下方に流れ落ちる不具合も生じない。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この出願の発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0015】
この実施形態の内燃機関は、図2に示すように、複数のシリンダ孔1(気筒)の列がクランクシャフト(図示せず。)を中心にV字状に開いて配列されたV字型の内燃機関であり、各シリンダ孔1とそのシリンダ孔1内に収容されるピストン2は鉛直方向に対して所定角度傾斜している。尚、図2中、3はコネクティングロッドを示し、4はオイルパンを示す。
【0016】
前記ピストン2は、図1及び図3,図4に示すように、ピストン本体の頂部に位置される厚肉円板状のピストンヘッド部5と、このピストンヘッド部5から軸方向に沿って延出するスカート部6と、ピストンヘッド部5の背面側で図外のピストンピンを回動自在に支持するピンボス部7と、を備えている。
【0017】
ピストンヘッド部5の外周面には、コンプレッションリング8を収容配置するための2本のリング溝9,10と、オイルリング11を収容するための1本のオイルリング溝12とが軸方向に沿って配置形成され、オイルリング溝12の底部には同溝12内とピストンヘッド部5の背面側を導通するオイル排出孔13が形成されている。また、オイルリング11は、図1中に拡大して示すように一対のサイドレール14,14が、幅方向に弾発力を持つ弾発リング15によって連結されて成り、この弾発リング15の作用によって両サイドレール14,14がオイルリング溝12の対向する側面16,16(軸方向両側内面)に圧接されるようになっている。
【0018】
また、スカート部6はピストンヘッド部5の外周面に連続する円弧面で構成されているが、ピンボス部7の在る二つの領域は所定角度範囲に亙って切り欠かれている。そして、スカート部6のうちの、切り欠かれずに軸方向に延出する2つの領域a,bは、ピストン2が傾斜姿勢でシリンダ孔1内に収容されたときに夫々上部領域と下部領域となる。
【0019】
そして、スカート部6の外周面のうちの、前記上部領域aに対応する位置、つまり、鉛直方向上側位置には油溜部としての凹部17が形成されている。この凹部17は、オイルリング溝12の縁部からスカート部6側に連続して形成されている。
【0020】
この内燃機関用ピストン2は、以上説明したようにスカート部6の外周面のうちの、鉛直方向上側位置には、ピストンリング溝12の下縁に連続して凹部17が形成されているため、内燃機関の運転時には、この凹部17に充分な量の潤滑液が流れ込む。そして、このピストン2はV型の内燃機関に凹部17が鉛直上方に位置されるように取付けられているため、この状態から内燃機関が停止すると、凹部17内に流入した潤滑液は下方に流れ落ちずにそのまま貯留される。
【0021】
尚、凹部17は、ピストンヘッド部5の外周に亙るオイルリング溝12に連通しているが、このオイルリング溝12の側面16には、オイルリング11のサイドレール14が弾発リング15によって圧接されているため、オイルリング溝12を通した潤滑液の漏出はこのサイドレール14の圧接作用によって確実に阻止される。
【0022】
また、スカート部6の外周面のうちの、鉛直方向上側位置には上述のように凹部17によって充分な量の潤滑液が貯留されるが、鉛直方向下側位置においても凹部17内の潤滑液の表面張力によって潤滑液の滞留が維持される。
【0023】
したがって、内燃機関の停止が長期間続いた場合にあっても、内燃機関の再始動時には、凹部17とその周囲に滞留した潤滑液によってフリクションの少ないピストン作動を得ることができる。スカート部6の外周の鉛直方向下側位置にあっては、内燃機関の停止期間によっては下方に流れ落ちてしまう可能性もあるが、機関の再始動時にピストン1がストロークを開始すると、凹部17内の潤滑液がスカート部6の外周の鉛直方向下側に流れ落ち、それによって、この部分を速やかに潤滑することが可能となる。
【0024】
尚、この発明の実施形態は以上で説明したものに限るものではなく、例えば、上記の実施形態においては、この発明にかかるピストンをV型の内燃機関に適用したが、図5に示すようにクランクシャフトを間に挟んで水平方向両側にピストン1を配置した水平対向型の内燃機関に適用することも可能である。
【0025】
次に、上記の実施形態から把握し得る請求項に記載以外の発明について、以下にその作用効果と共に記載する。
【0026】
(イ) 前記内燃機関はV型の内燃機関であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関用ピストン。
【0027】
(ロ) 前記内燃機関は水平対向型の内燃機関であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関用ピストン。
【0028】
これらの内燃機関はいずれもピストンの作動ストロークが短く、機関始動時にクランクシャフト側からピストンへの潤滑液供給が不充分となり易いが、このような内燃機関に用いた場合には、機関始動時における潤滑不足の問題を確実に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の第1の実施形態を示すピストンの断面図。
【図2】同実施形態を示す内燃機関の部分断面正面図。
【図3】同実施形態を示すピストンの側面図。
【図4】同実施形態を示す図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】この出願の発明の他の実施形態を示す内燃機関の部分断面正面図。
【符号の説明】
1…シリンダ孔
2…ピストン
6…スカート部
11…オイルリング
12…オイルリング溝
16…側面(軸方向両側内面)
17…凹部(油溜部)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The invention of this application relates to a piston for an internal combustion engine used in a vehicle or the like.
[0002]
[Prior art]
When the operation of the internal combustion engine is stopped, the internal combustion engine piston drops into the oil pan from the sliding gap between the outer peripheral surface and the cylinder hole, and sufficient lubrication with the lubricating liquid is performed at the next engine start. It may not be possible.
[0003]
The following has been devised as a piston for an internal combustion engine to cope with this (see Patent Document 1).
[0004]
This piston is used for an internal combustion engine in which the axis of the piston is oriented in the vertical direction, but an oil reservoir groove is provided at a position below the oil ring groove in the outer peripheral surface of the piston body, and during operation of the internal combustion engine, The lubricating liquid can be stored in the oil reservoir groove portion. When the engine is restarted after the internal combustion engine is stopped, the lubricating liquid is supplied to the gap between the piston body and the cylinder hole from the oil reservoir groove.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 61-37448 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this conventional piston for an internal combustion engine, the vertical lower end portion of the oil sump groove formed on the outer peripheral surface of the piston main body is in contact with the sliding gap along the vertical direction of the piston main body and the cylinder hole. When the operation of the internal combustion engine is stopped for a long period of time, the lubricating liquid stored in the oil reservoir groove gradually drops to the oil pan side through the sliding gap.
[0007]
Therefore, the invention of this application reduces the sliding resistance when starting the engine by ensuring that the lubricating liquid can be kept between the piston body and the cylinder hole even when the internal combustion engine is stopped for a long period of time. It is an object of the present invention to provide a piston for an internal combustion engine that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
As a means for solving the above-described problems, the invention described in
An oil reservoir that can store lubricating liquid is continuously formed from the oil ring groove to the outer peripheral surface side of the skirt portion at the upper position in the vertical direction of the outer peripheral surface of the piston body that is in sliding contact with the cylinder hole. And an oil discharge hole that connects the inside of the oil ring groove and the back side of the piston head portion in the circumferential direction of the oil ring groove. It is characterized by being spaced apart on both sides.
[0009]
In the case of this invention, since the oil reservoir is provided at the upper position in the vertical direction of the outer peripheral surface of the piston body, the lubrication stored in the oil reservoir even when the internal combustion engine is stopped for a long period of time. The liquid does not flow down to the oil pan through the gap with the cylinder hole. Therefore, when the internal combustion engine is started, the sliding portion between the piston body and the cylinder hole can be reliably lubricated by the lubricating liquid in the oil reservoir. Further, the lubricating liquid is easily retained at the lower position in the vertical direction of the outer peripheral surface of the piston body by the surface tension of the lubricating liquid in the oil reservoir at the upper position. At this time, even if the lubricating liquid at the lower position in the vertical direction flows down, the lubricating liquid in the oil reservoir flows at the start of the engine, so that the lower side in the vertical direction can be sufficiently lubricated.
[0013]
Further, since the oil reservoir is formed continuously in the oil ring groove, the lubricating liquid scraped off by the oil ring during operation of the internal combustion engine can be supplied to the oil reservoir more reliably, Since the oil ring is almost in close contact with the inner surfaces of both sides of the oil ring groove in the axial direction, there is no problem that the lubricating liquid stored in the oil reservoir flows down through the oil ring groove when the engine is stopped.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the invention of this application will be described with reference to FIGS.
[0015]
As shown in FIG. 2, the internal combustion engine of this embodiment has a V-shaped configuration in which a plurality of cylinder holes 1 (cylinders) are arranged in a V shape around a crankshaft (not shown). An internal combustion engine, each
[0016]
As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
[0017]
On the outer peripheral surface of the
[0018]
The
[0019]
And the
[0020]
As described above, the internal
[0021]
The
[0022]
Further, as described above, a sufficient amount of lubricating liquid is stored in the vertical upper position of the outer peripheral surface of the
[0023]
Therefore, even when the internal combustion engine is stopped for a long period of time, when the internal combustion engine is restarted, the piston operation with less friction can be obtained by the
[0024]
The embodiment of the present invention is not limited to that described above. For example, in the above embodiment, the piston according to the present invention is applied to a V-type internal combustion engine, but as shown in FIG. The present invention can also be applied to a horizontally opposed internal combustion engine in which
[0025]
Next, inventions other than those described in the claims that can be grasped from the above-described embodiment will be described together with the effects thereof.
[0026]
(A) The internal combustion engine is a V-type internal combustion engine, and the piston for an internal combustion engine according to any one of
[0027]
(B) The piston for an internal combustion engine according to any one of
[0028]
In any of these internal combustion engines, the piston operating stroke is short, and the supply of lubricating fluid from the crankshaft side to the piston tends to be insufficient when the engine is started. The problem of insufficient lubrication can be solved reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a piston showing a first embodiment of the invention of this application.
FIG. 2 is a partial cross-sectional front view of the internal combustion engine showing the embodiment.
FIG. 3 is a side view of a piston showing the embodiment.
4 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 3 showing the embodiment.
FIG. 5 is a partial cross-sectional front view of an internal combustion engine showing another embodiment of the invention of this application.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
17 ... concave portion (oil reservoir)
Claims (1)
シリンダ孔に摺接するピストン本体の外周面のうちの鉛直方向上側位置に、潤滑液を貯留可能な油溜部をオイルリング溝からスカート部の外周面側に連続して形成すると共に、
前記オイルリングを前記オイルリング溝の軸方向両側内面に圧接させ、
かつ、前記オイルリング溝内とピストンヘッド部の背面側とを導通するオイル排出孔を、前記油溜部の前記オイルリング溝円周方向の両側に離間して設けたことを特徴とする内燃機関用ピストン。 A piston for use in an internal combustion engine having a thick disc-shaped piston head portion located at the top and an oil ring groove for accommodating an oil ring, the axis of the piston being inclined with respect to the vertical direction. ,
An oil reservoir capable of storing lubricating liquid is formed continuously from the oil ring groove to the outer peripheral surface side of the skirt portion at the upper position in the vertical direction of the outer peripheral surface of the piston body that is in sliding contact with the cylinder hole ,
The oil ring is in pressure contact with both axial inner surfaces of the oil ring groove;
An internal combustion engine characterized in that an oil discharge hole for connecting the inside of the oil ring groove and the back side of the piston head portion is provided on both sides of the oil reservoir in the circumferential direction of the oil ring groove. Piston.
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