JP4175707B2

JP4175707B2 - Brush for washing the pipeline

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Publication number: JP4175707B2
Application number: JP26178198A
Authority: JP
Inventors: 達也石塚
Original assignee: Olympus Corp
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1998-09-16
Filing date: 1998-09-16
Publication date: 2008-11-05
Anticipated expiration: 2018-09-16
Also published as: JP2000084511A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内視鏡内に配設された各管路内に挿入されて各管路内を洗滌する管路洗滌用ブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、例えば内視鏡内に配設された各管路内に挿入されて各管路内を洗滌する管路洗滌用ブラシの従来技術には、特開平９−１７３２９０号公報がある。図１８および図１９は従来の洗滌用ブラシａを示すものである。この洗滌用ブラシａには可撓性を備えた細長い柄部ｂの先端部にブラシ部ｃが配設されている。このブラシ部ｃには洗滌用ブラシ毛ｄが植設されている。
【０００３】
そして、洗滌用ブラシａの使用時にはこの洗滌用ブラシａを柄部ｂの先端のブラシ部ｃ側から洗滌対象の管路ｅ内に挿入し、このブラシ部ｃのブラシ毛ｄを管路ｅの内壁面に擦り付けることにより、管路ｅの内壁面の汚れを落としながら洗滌するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平９−１７３２９０号公報の洗滌用ブラシａでは、この洗滌用ブラシａの柄部ｂを挿通する管路ｅの形状に応じて管路ｅの内壁面に擦り付けられるブラシ毛ｄの当たりの強さが変化するので、管路ｅの形状によってブラシ毛ｄの当たりが弱い部分が発生する問題がある。
【０００５】
例えば、洗滌対象の管路ｅとして内視鏡内の管路ｅの場合には図１７に示すように内視鏡内の処置具挿通用のチャンネルｆ１と、吸引口金側管路ｆ２と、鉗子挿入口ｆ３との間を連結するＹ字状の分岐部ｇでは一部（図１７中で参照符号Ｍの領域）の管路内径が大きくなっている。ここで、吸引口金側管路ｆ２と、鉗子挿入口ｆ３との間の連結部分では鋭角な角部を切欠させた切欠面ｆ４が形成されている。これにより、鉗子挿入口ｆ３から処置具等を挿入したのち、引き抜く際に、吸引口金側管路ｆ２と、鉗子挿入口ｆ３との間の連結部分で処置具等が引っ掛かることがないように構成されている。
【０００６】
そして、この場合には内視鏡内の管路ｅに洗滌用ブラシａを挿入する際に、次のような現象が生じる。すなわち、図１８に示すように洗滌用ブラシａを吸引口金側管路ｆ２から挿入した場合には洗滌用ブラシａはこの吸引口金側管路ｆ２の曲がった管路形状に沿って移動する。このとき、洗滌用ブラシａは吸引口金側管路ｆ２の曲がった管路壁面に沿って直進しようとするので、吸引口金側管路ｆ２の出口部分（Ｙ字状の分岐部ｇの管路内径が大きい領域Ｍの部分）では洗滌用ブラシａは図１８中のＡ部の管路壁面から離れる方向に移動する。そのため、同図のＡ部ではブラシ毛ｄが当たらなかったり、ブラシ毛ｄの当たりの度合いが弱くなる、いわゆるブラシａの擦過能力が低くなるので、この部分では管路ｅの内壁面の汚れを落とし難い問題がある。
【０００７】
また、図１９に示すように洗滌ブラシａを鉗子挿入口ｆ３側から挿入した場合には洗滌用ブラシａはこの鉗子挿入口ｆ３の管路形状に沿って移動する。このとき、洗滌用ブラシａはこの鉗子挿入口ｆ３の管路形状に沿って直進しようとするので、鉗子挿入口ｆ３の出口部分（Ｙ字状の分岐部ｇの管路内径が大きい領域Ｍの部分）では同様に洗滌用ブラシａは図１９中のＢ部の管路壁面から離れる方向に移動する。そのため、同図のＢ部ではブラシ毛ｄが当たらなかったり、ブラシ毛ｄの当たりが弱くなる、いわゆるブラシａの擦過能力が低くなるので、この部分では管路ｅの内壁面の汚れを落とし難い問題がある。
【０００８】
また、洗滌用ブラシａの柄部ｂが金属コイルでできているため、洗滌用ブラシａを内視鏡内の管路ｅに挿入する際に、洗滌用ブラシａの柄部ｂとの接触によって管路ｅの周壁面を損傷してしまうおそれがある。
【０００９】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、管路内でブラシ毛の当たりが弱い部分をなくし、ブラシ部の走行を規制してブラシ毛の当たりを強くすることができるとともに、管路内面の損傷を防止することができる管路洗滌用ブラシを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、洗滌対象の管路内に挿入される可撓性を備えた細長い柄部の先端部に、洗滌用ブラシ毛が植設されたブラシ部を有する管路洗滌用ブラシにおいて、前記ブラシ部の先端側に前記ブラシ部の管路内壁面への押し付けを補助する可撓性を備えた略軸状の先端弾性部材を配設したことを特徴とする管路洗滌用ブラシである。
そして、洗滌用ブラシを洗滌対象の管路内に挿通した際に、管路の屈曲部では先端弾性部材の先端部が管路内壁面に押し付けられ、先端弾性部材が略弓状に弾性変形される。これにより、前記ブラシ部の管路内壁面への押し付けを補助することにより、ブラシ部のブラシ毛が管路内壁面に強く押し付けられ、ブラシ部による擦過能力を向上させることができる。さらに、管路内壁面との当接により、先端弾性部材が略弓状に弾性変形することにより、管路内面を傷付け難くするようにしたものである。
請求項２の発明は、前記先端弾性部材は、最先端部に先端球状部材が配設されていることを特徴とする請求項１に記載の管路洗滌用ブラシである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１の実施の形態を図１（Ａ）〜（Ｅ）を参照して説明する。図１（Ａ）は洗滌対象の管路内、例えば内視鏡の管路ｅ（図１７参照）内を洗滌する本実施の形態の洗滌用ブラシ１の外観を示すものである。
【００１２】
図１（Ａ）に示すように、本実施の形態の洗滌用ブラシ１には内視鏡の管路ｅ内に挿入される可撓性を備えた細長い柄部２の先端部にブラシ部３が設けられている。さらに、この柄部２の基端部にはリング状の取手４が連結されている。
【００１３】
また、図１（Ｂ）はブラシ部３を拡大して示したものである。本実施の形態のブラシ部３はナイロン繊維等から成る複数の洗滌用ブラシ毛５を２本の芯金６、６間にはさみ込むことにより、ブラシ毛５が植設された状態で構成されている。
【００１４】
また、ブラシ部３の先端側には可撓性を備えた略軸状の先端弾性部材７が配設されている。ここで、柄部２および先端弾性部材７は図１（Ｃ）に示すように金属素線をコイル状に巻回して形成された金属コイルである外シース８と、同様に金属コイルである内シース９とからなる２重コイルによって構成されている。
【００１５】
さらに、洗滌用ブラシ１の柄部２には先端部（ブラシ部３）側に金属コイルが疎巻き状態で巻回された疎巻き部２ａ、基端部（取手４）側に金属コイルが密巻き状態で巻回された密巻き部２ｂがそれぞれ配設されている。ここで、疎巻き部２ａと密巻き部２ｂとは、金属コイルのピッチを変えることにより形成される。
【００１６】
また、先端弾性部材７の可撓性は、柄部２の疎巻き部２ａの可撓性とほぼ同じか、もしくはそれより軟らかい状態に設定されている。この為、先端弾性部材７は適宜、外シース８のみで構成されてもよいし、或いは内シース９のみで構成されてもよい。なお、先端弾性部材７の長さ寸法ｍはブラシ部３の長さ寸法ｎよりも大きく（ｍ＞ｎ）なるように設定されている。
【００１７】
また、先端弾性部材７の最先端部には先端球状部材１０が配設されている。この先端球状部材１０は、金属材料か、もしくはエポキシ系の接着剤により形成されている。
【００１８】
次に、上記構成の作用について説明する。図１（Ｄ）および図１（Ｅ）は、本実施の形態の洗滌用ブラシ１を図１７に示すような内視鏡内の管路ｅに挿通した状態を示すものである。ここで、図１（Ｄ）は本実施の形態の洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅの吸引口金側管路ｆ２からチャンネルｆ１へ挿通した状態、図１（Ｅ）は洗滌用ブラシ１を鉗子挿入口ｆ３からチャンネルｆ１へ挿通した状態をそれぞれ示すものである。
【００１９】
そして、本実施の形態の洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されるとこの洗滌用ブラシ１の柄部２および先端弾性部材７は内視鏡管路ｅの形状に合わせて弾性変形する。すなわち、本実施の形態の洗滌用ブラシ１が図１（Ｄ）に示すように内視鏡管路ｅの吸引口金側管路ｆ２からチャンネルｆ１側に挿通される場合には洗滌用ブラシ１の先端球状部材１０および先端弾性部材７が吸引口金側管路ｆ２からＹ字状の分岐部ｇを経てチャンネルｆ１側に挿通され、ブラシ部３がＹ字状の分岐部ｇに到達した時点で、洗滌用ブラシ１の柄部２および先端弾性部材７は図１（Ｄ）に示すように弾性変形する。
【００２０】
このとき、本実施の形態の洗滌用ブラシ１では先端弾性部材７とチャンネルｆ１の管路壁面との接触部位に図１（Ｄ）中に矢印で示す押圧力ＦＢ１、柄部２の先端部と吸引口金側管路ｆ２の管路壁面との接触部位に同図中に矢印で示す押圧力ＦＢ２がそれぞれ作用する。そのため、本実施の形態の洗滌用ブラシ１にはこの洗滌用ブラシ１が図１（Ｄ）に示すように弾性変形した際の反力としてブラシ部３とＹ字状の分岐部ｇの管路壁面との接触部位Ａに図１（Ｄ）中に矢印で示す押圧力ＦＢ３が作用するので、この部分では洗滌用ブラシ１のブラシ部３をＹ字状の分岐部ｇの管路壁面との接触部位Ａに確実に押し当てることができる。
【００２１】
なお、ここで、先端弾性部材７の可撓性が柄部２の疎巻き部２ａの可撓性より硬い場合には、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入する作業が困難になる。また、先端弾性部材７の可撓性が柄部２の疎巻き部２ａの可撓性より軟らかすぎるとブラシ部３を内視鏡管路ｅのＹ字状の分岐部ｇの管路壁面のＡ部に押し付けることができなくなる。
【００２２】
また、本実施の形態の洗滌用ブラシ１が図１（Ｅ）に示すように内視鏡管路ｅの鉗子挿入口ｆ３からチャンネルｆ１側に挿通される場合には洗滌用ブラシ１の先端球状部材１０および先端弾性部材７が鉗子挿入口ｆ３からＹ字状の分岐部ｇを経てチャンネルｆ１側に挿通され、ブラシ部３がＹ字状の分岐部ｇに到達した時点で、洗滌用ブラシ１の柄部２および先端弾性部材７は図１（Ｅ）に示すように弾性変形する。
【００２３】
このとき、本実施の形態の洗滌用ブラシ１では先端弾性部材７とチャンネルｆ１の管路壁面との接触部位に図１（Ｅ）中に矢印で示す押圧力ＦＢ４、柄部２の先端部と鉗子挿入口ｆ３の管路壁面との接触部位に同図中に矢印で示す押圧力ＦＢ５がそれぞれ作用する。そのため、本実施の形態の洗滌用ブラシ１にはその反力としてブラシ部３とＹ字状の分岐部ｇの管路壁面との接触部位Ｂに図１（Ｅ）中に矢印で示す押圧力ＦＢ６が作用するので、この部分では洗滌用ブラシ１のブラシ部３をＹ字状の分岐部ｇの管路壁面との接触部位Ｂに確実に押し当てることができる。
【００２４】
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の洗滌用ブラシ１ではブラシ部３の先端側に可撓性を備えた略軸状の先端弾性部材７を配設したので、洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができる。そのため、先端弾性部材７により内視鏡管路ｅ内でのブラシ部３の走行を規制して分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができるので、従来のように内視鏡管路ｅ内でブラシ毛５の当たりが弱く、擦過能力が低くなる部分をなくすことができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００２５】
さらに、洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７を内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形させることにより、内視鏡管路ｅの管路内面の損傷を防止することができる。
【００２６】
また、図２は本発明の第２の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００２７】
すなわち、第１の実施の形態では、先端弾性部材７を金属コイルにより形成した構成を示したが、本実施の形態では、金属コイルの代わりにテフロン等の樹脂チューブ１１を用いて先端弾性部材７を構成したものである。
【００２８】
さらに、本実施の形態では樹脂チューブ１１の先端部と先端球状部材１０との接合部、および樹脂チューブ１１の基端部とブラシ部３の先端部との接合部は、接着されている。
【００２９】
そこで、本実施の形態でも洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができるので、第１の実施の形態と同様に内視鏡管路ｅの分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００３０】
さらに、本実施の形態では先端弾性部材７を樹脂チューブ１１を用いて構成したので、内視鏡管路ｅに挿入された洗滌用ブラシ１の樹脂チューブ１１が内視鏡管路ｅの管路内面と接触した際に内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難い。そのため、洗滌用ブラシ１の樹脂チューブ１１との接触により内視鏡管路ｅの内面に傷がつかないので、汚れが付着しにくい。
【００３１】
また、図３は本発明の第３の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００３２】
すなわち、第１の実施の形態では、先端弾性部材７を金属コイルにより形成した構成を示したが、本実施の形態では、金属コイルの代わりに棒状の硬質スポンジ１２を用いて先端弾性部材７を構成したものである。
【００３３】
さらに、本実施の形態では硬質スポンジ１２の基端部とブラシ部３の先端部との接合部は、接着されている。なお、硬質スポンジ１２の先端部には先端球状部材１０は格別に配設されていない。
【００３４】
そこで、本実施の形態でも洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができるので、第１の実施の形態と同様に内視鏡管路ｅの分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００３５】
さらに、本実施の形態では先端弾性部材７を硬質スポンジ１２を用いて構成したので、内視鏡管路ｅに挿入された洗滌用ブラシ１の硬質スポンジ１２が内視鏡管路ｅの管路内面と接触した際に内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難い。そのため、洗滌用ブラシ１の硬質スポンジ１２との接触により内視鏡管路ｅの内面に傷がつかないので、汚れが付着しにくい。
【００３６】
また、本実施の形態では内視鏡管路ｅに挿入された洗滌用ブラシ１の硬質スポンジ１２自体が内視鏡管路ｅの管路壁面に触れるので、この硬質スポンジ１２自体によっても、内視鏡管路ｅの管路壁面の汚れを擦過できる。
【００３７】
また、図４は本発明の第４の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第３の実施の形態（図３参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００３８】
すなわち、第３の実施の形態では、先端弾性部材７を硬質スポンジ１２により形成した構成を示したが、本実施の形態では、硬質スポンジ１２の中に、芯材１３を配設したものである。この芯材１３は、金属コイルにより形成される。
【００３９】
そこで、上記構成の本実施の形態でも洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができるので、第１の実施の形態と同様に内視鏡管路ｅの分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００４０】
さらに、本実施の形態では先端弾性部材７を硬質スポンジ１２を用いて構成し、この硬質スポンジ１２の中に、芯材１３を配設したので、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に先端弾性部材７の硬質スポンジ１２を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい。
【００４１】
また、本実施の形態では内視鏡管路ｅに挿入された洗滌用ブラシ１の硬質スポンジ１２自体が内視鏡管路ｅの管路壁面に触れるので、この硬質スポンジ１２自体によっても、内視鏡管路ｅの管路壁面の汚れを擦過できる。
【００４２】
さらに、本実施の形態では硬質スポンジ１２の中に、芯材１３を配設したので、洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力を確実に発生させることができ、この反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができる。
【００４３】
また、図５は本発明の第５の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００４４】
すなわち、第１の実施の形態では、先端弾性部材７を金属コイルにより形成したが、本実施の形態では、金属コイルの代わりに棒状のゴム部材１４を用いて先端弾性部材７を構成したものである。ここで、ブラシ部３とゴム部材１４との接合部は、接着されている。
【００４５】
そこで、本実施の形態でも洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができるので、第１の実施の形態と同様に内視鏡管路ｅの分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００４６】
さらに、本実施の形態では先端弾性部材７をゴム部材１４を用いて構成したので、内視鏡管路ｅに挿入された洗滌用ブラシ１のゴム部材１４が内視鏡管路ｅの管路内面と接触した際に内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難い。そのため、洗滌用ブラシ１のゴム部材１４との接触により内視鏡管路ｅの内面に傷がつかないので、汚れが付着しにくい。
【００４７】
また、図６は本発明の第６の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第５の実施の形態（図５参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００４８】
すなわち、第５の実施の形態では、先端弾性部材７をゴム部材１４により形成した構成を示したが、本実施の形態では、ゴム部材１４の中に、芯材１５を配設したものである。この芯材１５は、金属コイルにより形成される。
【００４９】
そこで、上記構成の本実施の形態でも洗滌用ブラシ１が内視鏡管路ｅに挿入されたときにこの洗滌用ブラシ１の先端弾性部材７が内視鏡管路ｅの形状に沿って弾性変形する際の反力によってブラシ部３のブラシ毛５を内視鏡管路ｅの管路壁面に確実に押し付けることができるので、第１の実施の形態と同様に内視鏡管路ｅの分岐部ｇの管路壁面のＡ部や、Ｂ部へのブラシ毛５の当たりを強くして内視鏡管路ｅのＡ部や、Ｂ部への擦過能力を向上させることができ、管路ｅの内壁面の汚れを落とし易くすることができる。
【００５０】
さらに、本実施の形態では先端弾性部材７をゴム部材１４を用いて構成し、このゴム部材１４の中に、芯材１５を配設したので、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に先端弾性部材７のゴム部材１４を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい。
【００５１】
また、図７は本発明の第７の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００５２】
すなわち、本実施の形態は柄部２の外シース８の外側に樹脂コーティング１６を施したものである。なお、外シース８の外側に、樹脂コーティング１６の代わりに、ウレタンなどのエラストマーを熱溶融して被覆してもよい。
【００５３】
そこで、本実施の形態では洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に柄部２の外シース８の外側の樹脂コーティング１６を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に洗滌用ブラシ１の柄部２との接触によって内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい効果がある。
【００５４】
また、図８（Ａ），（Ｂ）は本発明の第８の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の柄部２の構成を次の通り変更したものである。
【００５５】
すなわち、本実施の形態の洗滌用ブラシ１では柄部２の外シース８の外周面側に図８（Ｂ）に示す熱収縮チューブ１７を被覆したものである。この熱収縮チューブ１７は外部から熱を加えることにより、そのチューブ径が収縮するものである。
【００５６】
なお、柄部２の外シース８と熱収縮チューブ１７との間の空間を充填剤で埋めてもよい。さらに、充填剤は、接着剤でもよいし、ウレタンなどのエラストマーを溶融させて充填してもよい。
【００５７】
そこで、本実施の形態では洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に柄部２の外シース８の外側の熱収縮チューブ１７を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に洗滌用ブラシ１の柄部２との接触によって内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい効果がある。
【００５８】
また、図９は本発明の第９の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第８の実施の形態（図８（Ａ），（Ｂ）参照）の洗滌用ブラシ１の熱収縮チューブ１７として図９に示すようにチューブ本体１８に多数の孔１９が穿設された熱収縮チューブ２０を使用したものである。そして、本実施の形態では外シース８の外周面側にこの熱収縮チューブ２０が第８の実施の形態と同様に被覆されている。
【００５９】
そこで、本実施の形態では洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に柄部２の外シース８の外側の熱収縮チューブ２０を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に洗滌用ブラシ１の柄部２との接触によって内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい効果がある。
【００６０】
さらに、本実施の形態では熱収縮チューブ２０のチューブ本体１８に多数の孔１９が穿設されているので、作業者が熱収縮チューブ２０を把持して洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿通する際に、作業者の手が熱収縮チューブ２０の表面で滑らない。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿通する作業をスムーズに行うことができる。
【００６１】
また、図１０は本発明の第１０の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第８の実施の形態（図８（Ａ），（Ｂ）参照）の洗滌用ブラシ１の熱収縮チューブ１７として図１０に示すようにチューブ本体２１に多数のしわ２２が形成された熱収縮チューブ２３を使用したものである。そして、本実施の形態では外シース８の外周面側にこの熱収縮チューブ２３が第８の実施の形態と同様に被覆されている。
【００６２】
そこで、本実施の形態では洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に柄部２の外シース８の外側の熱収縮チューブ２３を内視鏡管路ｅの管路内面と接触させることができる。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に洗滌用ブラシ１の柄部２との接触によって内視鏡管路ｅの管路内面が損傷し難いので、汚れが付着しにくい効果がある。
【００６３】
さらに、本実施の形態では熱収縮チューブ２３のチューブ本体２１に多数のしわ２２が形成されているので、作業者が熱収縮チューブ２３を把持して洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿通する際に、作業者の手が熱収縮チューブ２３の表面で滑らない。そのため、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿通する作業をスムーズに行うことができる。
【００６４】
また、熱収縮チューブ２３を洗滌用ブラシ１の柄部２に挿通した後、熱収縮チューブ２３に外部から熱を加えることにより、この熱収縮チューブ２３のチューブ径が収縮して洗滌用ブラシ１の柄部２により強固に固定される。このとき、熱収縮チューブ２３の多数のしわ２２は作業者の手が滑らない程度に、しわの凹凸を残して平滑化されるので、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に柄部２の外シース８の外側の熱収縮チューブ２３が内視鏡管路ｅの管路内面に引っ掛かるおそれはない。
【００６５】
また、図１１は本発明の第１１の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００６６】
すなわち、本実施の形態は、第１の実施の形態の先端球状部材１０と、先端弾性部材７との間に先端ブラシ部２４を介設したものである。この先端ブラシ部２４は図１（Ｂ）に示す第１の実施の形態のブラシ部３と同様に複数の洗滌用ブラシ毛５を２本の芯金６、６間にはさみ込むことにより、ブラシ毛５が植設された状態で構成されている。
【００６７】
そこで、本実施の形態では第１の実施の形態の先端球状部材１０と、先端弾性部材７との間に先端ブラシ部２４を介設したので、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に、内視鏡管路ｅの内面に当たるブラシの面積が多くなる。そのため、内視鏡管路ｅの内面の擦過能力が向上する効果がある。
【００６８】
また、図１２（Ａ）〜（Ｅ）は本発明の第１２の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１のブラシ部３の構成を次の通り変更したものである。
【００６９】
すなわち、本実施の形態のブラシ部３では、柄部２の中心線方向に沿って並設された複数のブラシ毛５の硬さをこのブラシ部３の位置に応じて変化させたものである。
【００７０】
例えば、図１２（Ａ）のブラシ部３では、このブラシ部３の先端側に軟らかい複数の軟ブラシ毛２５、このブラシ部３の取手４側には硬い複数の硬ブラシ毛２６がそれぞれ配置されている。ここで、軟ブラシ毛２５は例えば、直径０．０７ｍｍのナイロン製の細線、硬ブラシ毛２６は例えば、直径０．１８ｍｍのナイロン製の細線によって形成されている。そして、これらの軟ブラシ毛２５および硬ブラシ毛２６は第１の実施の形態と同様に２本の芯金６、６間にはさみ込んで構成されている。
【００７１】
さらに、軟ブラシ毛２５と硬ブラシ毛２６とは、材質は同じであり、毛の直径のみが異なる。なお、先端側に硬い複数の硬ブラシ毛２６を、取手４側に軟らかい複数の軟ブラシ毛２５を配置する構成としてもよい。
【００７２】
そこで、本実施の形態ではブラシ部３の先端側に軟らかい複数の軟ブラシ毛２５、このブラシ部３の取手４側には硬い複数の硬ブラシ毛２６をそれぞれ配置したので、洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入させた際に内視鏡管路ｅの全体に渡ってこの内視鏡管路ｅの管路内面を軟ブラシ毛２５および硬ブラシ毛２６でそれぞれ擦過することができる。そのため、軟ブラシ毛２５で内視鏡管路ｅの管路内の表面的な汚れを取り、硬ブラシ毛２６で管路内面にこびり付いた比較的強固な汚れを除去することができるので、内視鏡管路ｅの管路内の汚れを、その汚れの質に合わせて好適な硬さのブラシ毛で擦過することができる。その結果、内視鏡管路ｅの管路内の汚れを効果的に落とすことができるので、内視鏡管路ｅの全体に渡って擦過能力が向上する。
【００７３】
また、図１２（Ａ）に示すブラシ部３における柄部２の中心線方向（複数のブラシ毛の並設方向）の位置と、ブラシ毛の硬さとの関係は図１２（Ｂ）〜（Ｅ）に示す各特性図の通りに変更しても良い。
【００７４】
ここで、図１２（Ｂ）の特性図は、ブラシ部３の先端側から取手４側に向かうに従ってブラシ毛が硬くなる関係に設定されていることを示している。また、図１２（Ｃ）の特性図は、ブラシ部３の先端側から取手４側に向かうに従ってブラシ毛が軟らかくなる関係に設定されていることを示している。さらに、図１２（Ｄ）の特性図は、ブラシ部３の先端側と取手４側の両端位置でブラシ毛が軟らかく、ブラシ部３の中心位置（ａ／２の位置）に向かうに従ってブラシ毛が硬くなる関係に設定されていることを示している。また、図１２（Ｅ）の特性図は、ブラシ部３の先端側と取手４側の両端位置でブラシ毛が硬く、ブラシ部３の中心位置（ａ／２の位置）に向かうに従ってブラシ毛が軟らかくなる関係に設定されていることを示している。なお、ブラシ毛の硬さは、ブラシ毛の材質や、径を変えることにより調節される。
【００７５】
そして、これらの場合でもブラシ毛が軟らかい部分で内視鏡管路ｅの管路内の表面的な汚れを取り、ブラシ毛が硬い部分で管路内面にこびり付いた比較的強固な汚れを除去することができるので、内視鏡管路ｅの管路内の汚れを、その汚れの質に合わせて好適な硬さのブラシ毛で擦過することができる。その結果、内視鏡管路ｅの管路内の汚れを効果的に落とすことができるので、内視鏡管路ｅの全体に渡って擦過能力が向上する。
【００７６】
また、第１２の実施の形態（図１２（Ａ）〜（Ｅ）参照）では図１２（Ａ）のブラシ部３のように２種類以上の材質や、径のブラシ毛（ブラシ部３の先端側の軟ブラシ毛２５と、このブラシ部３の取手４側の硬ブラシ毛２６）を用いているが、そのブラシ毛の材質や、径等の種類毎に異なる色を着色する構成にしてもよい。
【００７７】
この場合にはブラシ部３を組み立てる際に、ブラシ毛の識別が容易になるので、ブラシ部３を組み立てる際に、ブラシ毛の配列が容易になり、そのブラシ部３の組み立て作業を容易に行うことができる。
【００７８】
また、図１３（Ａ）〜（Ｅ）は本発明の第１３の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１のブラシ部３の構成を次の通り変更したものである。
【００７９】
すなわち、本実施の形態のブラシ部３では、柄部２の中心線方向に沿って並設された複数のブラシ毛５の密度をこのブラシ部３の位置に応じて変化させたものである。
【００８０】
例えば、図１３（Ａ）のブラシ部３では、このブラシ部３の先端側に硬い複数の硬ブラシ毛２７を密度を低くした状態で配置した低密度部２７Ａ、取手４側には軟らかい複数の軟ブラシ毛２８を密度を高くした状態で配置した高密度部２８Ａをそれぞれ配設したものである。ここで、硬ブラシ毛２７は例えば、直径０．１８ｍｍのナイロン製の細線、軟ブラシ毛２８は例えば、直径０．０７ｍｍのナイロン製の細線によって形成されている。そして、これらの硬ブラシ毛２７および軟ブラシ毛２８は第１の実施の形態と同様に２本の芯金６、６間にはさみ込んで構成されている。
【００８１】
さらに、硬ブラシ毛２７と軟ブラシ毛２８とは、材質は同じであり、毛の直径のみが異なる。なお、先端側に高密度部２８Ａを、取手４側に高密度部２８Ａを配置する構成としてもよい。
【００８２】
そこで、本実施の形態ではブラシ部３の先端側に硬ブラシ毛２７を密度を低くした状態で配置した低密度部２７Ａ、取手４側に軟ブラシ毛２８を密度を高くした状態で配置した高密度部２８Ａをそれぞれ配設したので、ブラシ部３のブラシ毛２７の密度の低い低密度部２７Ａで汚れを落とし、ブラシ毛２８の密度の高い高密度部２８Ａの各ブラシ毛２８の間に、落とした汚れが入り込む。そのため、低密度部２７Ａで落とした汚れを高密度部２８Ａの各ブラシ毛２８の間に付着させることができるので、洗滌用ブラシ１のブラシ部３を内視鏡管路ｅの管路から外部に引き抜くことにより、内視鏡管路ｅ内の汚れを確実に内視鏡管路ｅの管路内から排除できる効果がある。
【００８３】
また、図１３（Ａ）に示すブラシ部３における柄部２の中心線方向（複数のブラシ毛の並設方向）の位置と、ブラシ毛の密度との関係は図１３（Ｂ）〜（Ｅ）に示す各特性図の通りに変更しても良い。
【００８４】
ここで、図１３（Ｂ）の特性図は、ブラシ部３の先端側から取手４側に向かうに従ってブラシ毛の密度が高くなる関係に設定されていることを示している。また、図１３（Ｃ）の特性図は、ブラシ部３の先端側から取手４側に向かうに従ってブラシ毛の密度が低くなる関係に設定されていることを示している。さらに、図１３（Ｄ）の特性図は、ブラシ部３の先端側と取手４側の両端位置でブラシ毛の密度が低く、ブラシ部３の中心位置（ａ／２の位置）に向かうに従ってブラシ毛の密度が高くなる関係に設定されていることを示している。また、図１３（Ｅ）の特性図は、ブラシ部３の先端側と取手４側の両端位置でブラシ毛の密度が高く、ブラシ部３の中心位置（ａ／２の位置）に向かうに従ってブラシ毛の密度が低くなる関係に設定されていることを示している。
【００８５】
そして、これらの場合でもブラシ部３のブラシ毛の密度の低い部分で汚れを落とし、ブラシ毛の密度の高い部分の各ブラシ毛の間に、落とした汚れを入り込ませることができるので、洗滌用ブラシ１のブラシ部３を内視鏡管路ｅの管路から外部に引き抜くことにより、内視鏡管路ｅ内の汚れを確実に内視鏡管路ｅの管路内から排除できる効果がある。
【００８６】
また、図１４（Ａ）〜（Ｄ）は本発明の第１４の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１のブラシ部３の構成を次の通り変更したものである。
【００８７】
すなわち、本実施の形態のブラシ部３には図１４（Ｂ）に示すように、第１の実施の形態のブラシ毛５と同様に柄部２の中心線方向（洗滌用ブラシ１の挿通方向）と直交する方向に植設された複数のブラシ毛３１が並設された第１のブラシ構成部３１Ａと、柄部２の中心線方向と直交する方向に対して斜め方向に植設された複数の斜めブラシ毛３２が並設された第２のブラシ構成部３２Ａとが設けられている。ここで、第１のブラシ構成部３１Ａの各ブラシ毛３１と、第２のブラシ構成部３２Ａの各斜めブラシ毛３２とは第１の実施の形態と同様に２本の芯金６、６間にはさみ込んで構成されている。さらに、第１のブラシ構成部３１Ａの各ブラシ毛３１と、第２のブラシ構成部３２Ａの各斜めブラシ毛３２とは、同じ材質・直径のブラシ毛により作られている。
【００８８】
また、第２のブラシ構成部３２Ａの複数の斜めブラシ毛３２は、洗滌用ブラシ１の挿通方向に対して斜め後方（取手４側）に向けて傾けて、例えば傾斜角θが略４５゜程度に設定されている。なお、洗滌用ブラシ１の挿通方向に対する斜めブラシ毛３２の傾斜角度θは、必ずしも略４５゜に限定されるものではなく、内視鏡管路ｅの構造に応じて適切な値を設定することが好ましい。
【００８９】
次に、上記構成の作用について説明する。図１４（Ｃ）および図１４（Ｄ）は、本実施の形態の洗滌用ブラシ１を図１７に示すような内視鏡内の管路ｅに挿通した状態を示すものである。ここで、図１４（Ｃ）は本実施の形態の洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅの吸引口金側管路ｆ２からチャンネルｆ１へ挿通した状態、図１４（Ｄ）は洗滌用ブラシ１を鉗子挿入口ｆ３からチャンネルｆ１へ挿通した状態をそれぞれ示すものである。
【００９０】
そして、本実施の形態の洗滌用ブラシ１を内視鏡管路ｅに挿入する作業時には洗滌用ブラシ１を吸引口金側管路ｆ２側からチャンネルｆ１側へ、もしくは、鉗子挿入口ｆ３側からチャンネルｆ１側へブラシ部３を一度挿入したのち、再び抜去する際に、斜めブラシ毛３２を内視鏡管路ｅのＹ字状の分岐部ｇにおける吸引口金側管路ｆ２と、鉗子挿入口ｆ３との間の角部の切欠面ｆ４に対して略垂直に当てることができる。そのため、内視鏡管路ｅのＹ字状の分岐部ｇにおける切欠面ｆ４に対して略垂直に当たるブラシ部３の斜めブラシ毛３２によってこの切欠面ｆ４の表面を効果的に擦過させることができるので、柄部２の中心線方向と直交する方向に植設された複数のブラシ毛３１が並設された第１のブラシ構成部３１Ａのみを設けている場合よりも内視鏡管路ｅのＹ字状の分岐部ｇにおける切欠面ｆ４の擦過能力が向上する効果がある。
【００９１】
また、図１５（Ａ）〜（Ｃ）は本発明の第１５の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第１の実施の形態（図１（Ａ）〜（Ｅ）参照）の洗滌用ブラシ１の構成を次の通り変更したものである。
【００９２】
すなわち、本実施の形態では図１５（Ｂ）に示す洗滌対象の管路４１の構造ならびに寸法に合わせて図１５（Ａ）に示す洗滌用ブラシ１の構造ならびに寸法を設定したものである。ここで、洗滌対象の管路４１には図１５（Ｂ）に示すように入口側管路４２と、出口側管路４３との間に拡大管路４４が介設されている。なお、拡大管路４４は内径寸法がＤ、長さがＬ１である。さらに、拡大管路４４の入口側に連結された入口側管路４２には出口側管路４３および拡大管路４４の中心線に対して屈曲された屈曲部４５が形成されている。
【００９３】
また、本実施の形態の洗滌用ブラシ１は第１の実施の形態と同一構成に形成され、洗滌対象の管路４１に対して次のように設定されている。すなわち、ブラシ部３におけるブラシ毛５が植毛されている部分の最先端位置から、先端球状部１０の先端位置までの長さをＬ２、ブラシ部３のブラシ毛５の外径寸法をｄとすると、上記の各寸法間の関係は、Ｌ２＞Ｌ１、ｄ＞Ｄに設定されている。
【００９４】
次に、上記構成の作用について説明する。図１５（Ｃ）は、本実施の形態の洗滌用ブラシ１を図１５（Ｂ）の管路４１に入口側管路４２側から挿通した状態を示すものである。このように本実施の形態の洗滌用ブラシ１を管路４１の入口側管路４２側から拡大管路４４に挿通し、さらに押し進めると、先端弾性部材７が出口側管路４３に挿通される。その際、先端弾性部材７は出口側管路４３内に挿通されて位置が規制されるので、洗滌用ブラシ１のブラシ部３は、拡大管路４４の略中心位置に導かれる。そのため、拡大管路４４の内周面全体に確実にブラシ部３のブラシ毛５を当てることができるので、拡大管路４４の擦過能力を向上させることができる。
【００９５】
また、図１６（Ａ）は上記各実施の形態とは異なる洗滌用ブラシの構成例を示すものである。図１６（Ａ）の洗滌用ブラシ５１には図１５（Ｂ）に示す内視鏡の管路４１内に挿入される可撓性を備えた細長い柄部５２の先端部にブラシ部５３が設けられている。
【００９６】
このブラシ部５３は第１の実施の形態と同様にナイロン繊維等から成る複数の洗滌用ブラシ毛５４を２本の芯金間にはさみ込むことにより、ブラシ毛５４が植設された状態で構成されている。ここで、ブラシ部５３のブラシ毛５４の植毛されている範囲の長手方向の長さはＬ３、ブラシ部５３の外径寸法はｄである。そして、図１６（Ａ）の洗滌用ブラシ５１の各寸法間の関係は、図１５（Ｂ）の管路４１に対してＬ３＞Ｌ１、ｄ＞Ｄに設定されている。
【００９７】
また、ブラシ部５３の最先端部には第１の実施の形態の先端球状部材１０と同様の構成の先端球状部材５５が配設されている。さらに、柄部５２の基端部にはリング状の取手５６が連結されている。
【００９８】
次に、上記構成の作用について説明する。図１６（Ｂ）は、図１６（Ａ）の洗滌用ブラシ５１を図１５（Ｂ）の管路４１に入口側管路４２側から挿通した状態を示すものである。ここで、図１６（Ａ）の洗滌用ブラシ５１のブラシ部５３は管路４１の入口側管路４２側から拡大管路４４に挿入されたのち、このブラシ部５３の最先端部が出口側管路４３に挿入されている。このとき、ブラシ部５３の後端側は、拡大管路４４の中心位置に導かれる。
【００９９】
そこで、上記構成のものにあっては洗滌用ブラシ５１のブラシ部５３を管路４１の入口側管路４２側から拡大管路４４に挿入させたのち、このブラシ部５３の最先端部を出口側管路４３に挿入させた状態で、ブラシ部５３の後端側は、拡大管路４４の中心位置に導かれる。このとき、図１６（Ｂ）に示すように拡大管路４４の内周面全体にブラシ部５３のブラシ毛５４を接触させることができるので、拡大管路４４の擦過能力を向上させることができる。
【０１００】
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
記
（付記項１）管路内に挿入される柄部の先端に、ブラシ部を有する洗滌ブラシにおいて、前記ブラシ部の先端に先端弾性部材を有することを特徴とする、内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０１】
（付記項２）前記先端弾性部材の可撓性は、前記柄部の可撓性とほぼ同じか、もしくはそれよりも軟らかいことを特徴とする、付記項１に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０２】
（付記項３）前記先端弾性部材は、柄部と同じ構成であることを特徴とする、付記項１および付記項２に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項４）前記先端弾性部材を、樹脂チューブにより形成したことを特徴とする、付記項１および付記項２に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０３】
（付記項５）前記先端弾性部材を、棒状の硬質スポンジにより形成したことを特徴とする、付記項１および付記項２に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項６）前記先端弾性部材を棒状のゴムにより形成したことを特徴とする、付記項１および付記項２に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０４】
（付記項７）前記先端弾性部材の一部をブラシ部としたことを特徴とする、付記項１〜６に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項８）前記柄部に、樹脂コーティングを施したことを特徴とする、付記項１〜７に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０５】
（付記項９）前記柄部に、ウレタンなどのエラストマーを熱溶融して被覆したことを特徴とする、付記項１〜７に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項１０）前記柄部を、熱収縮チューブにより被覆したことを特徴とする、付記項１〜７に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０６】
（付記項１１）柄部と熱収縮チューブの間の空間を、充填剤で埋めたことを特徴とする、付記項１０に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項１２）充填剤は接着剤であることを特徴とする、付記項１１に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０７】
（付記項１３）充填剤はエラストマーであることを特徴とする、付記項１１に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項１４）前記熱収縮チューブには、多数の孔が設けられていることを特徴とする、付記項１０に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０８】
（付記項１５）前記熱収縮チューブには、多数のしわが設けられていることを特徴とする、付記項１０に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項１６）前記ブラシ部は、２種類以上のブラシ部よりなることを特徴とする、付記項１〜１５に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１０９】
（付記項１７）前記２種類以上のブラシ部には、各々硬さが異なる２種類以上のブラシ毛が設けられていることを特徴とする、付記項１６に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１０】
（付記項１８）前記ブラシ毛には、各々の硬さごとに色が着けられていることを特徴とする、付記項１７に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項１９）前記２種類以上のブラシ部には、各々径が異なる２種類以上のブラシ毛が設けられていることを特徴とする、付記項１６に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１１】
（付記項２０）前記ブラシ毛には、各々の径ごとに色が着けられていることを特徴とする、付記項１９に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
（付記項２１）前記２種類以上のブラシ部は、各々設けられるブラシ毛の密度が異なることを特徴とする、付記項１６に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１２】
（付記項２２）前記ブラシ部において、挿通方向に対して垂直に設けられたブラシ毛の後方に、挿通方向に対して後方に傾いた斜ブラシ毛が設けられていることを特徴とする、付記項１〜２１に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１３】
（付記項２３）前記ブラシ部において、ブラシの挿通方向に対して垂直に設けられたブラシ毛よりも、斜ブラシ毛を硬くしたことを特徴とする、付記項２２に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１４】
（付記項２４）前記先端弾性部材の長さを、管路途中で管路径が一部広がっている部分の長さよりも長くしたことを特徴とする、付記項１〜２３に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１５】
（付記項２５）ブラシ部の長さを、管路途中で管路径が一部広がっている部分の長さよりも長くしたことを特徴とする、付記項１〜２３に記載の内視鏡の管路洗滌用ブラシ。
【０１１６】
（付記項１〜１５の従来技術）従来技術には、特開平９−１７３２９０号公報がある。
（付記項１〜１５が解決しようとする課題）特開平９−１７３２９０号公報の問題点は、洗滌ブラシを挿通する管路の形状により、ブラシ毛の当たりが弱い部分が発生してしまうということである。例えば図１７に示す管路に洗滌ブラシを挿入する場合を考える。吸引口金側管路ｆ２と鉗子挿入口ｆ３の分岐部はＹ字状になっており、一部管路内径が大きくなっている。同図で示すように面Ｃが形成されているのは、鉗子挿入口ｆ３から処置具等を挿入し、引き抜く際に引っ掛かりのないようにする為である。図１８は、洗滌ブラシを吸引口金側管路ｆ２から挿入した状態を示す。洗滌ブラシは吸引口金側管路ｆ２の形状に沿って移動する為に、同図のＡ部に対するブラシ毛の当たりは弱い。図１９は、洗滌ブラシを鉗子挿入口ｆ３から挿入した状態を示す。洗滌ブラシは鉗子挿入口ｆ３の形状に沿って移動する為に、同図のＢ部に対するブラシ毛の当たりは弱い。
【０１１７】
また、柄部が金属コイルでできているため、管路内面を損傷してしまう可能性がある。
（付記項１〜１５の目的）付記項１〜１５の目的は、管路内でブラシ毛の当たりが弱い部分をなくし、先端弾性部材によりブラシ部の走行を規制し、ブラシ毛の当たりを強くする管路洗滌用ブラシを提供することである。
【０１１８】
また、柄部を被覆することにより、管路内面を損傷させないような内視鏡の管路洗滌用ブラシを提供することである。
（付記項１〜１５の作用）付記項１〜１５に係る作用は、洗滌ブラシを吸引口金側管路から内視鏡管路に挿通すると、先端弾性部材がチャンネルに挿通され、ブラシ部が内視鏡管路の内面に押し付けられるので、擦過能力が向上する。また、柄部が樹脂か、もしくは熱収縮チューブにより被覆されているので、内視鏡管路の内面を傷つけることがない。
【０１１９】
（付記項１〜１５の効果）付記項１〜１５に記載の構成によると、先端弾性部材がチャンネルヘ挿通された際に、ブラシ部が管路内面に押し付けられるので、管路内の擦過能力が向上する、という効果が得られる。また、管路内面を傷付けにくい。
【０１２０】
（付記項１６〜２１の従来技術）付記項１６〜２１に対する従来技術には、特開平７−１９４６１７号公報がある。
（付記項１６〜２３が解決しようとする課題）特開平７−１９４６１７号公報の問題点は、１種類のブラシ毛によりブラシ部が構成されているため、そのブラシ毛の硬さや径が、内視鏡の管路内面に付着した汚れを擦過するのに最適な硬さや径であるとは限らない。この為、きちんと汚れを擦過することができない可能性がある。
【０１２１】
また、特開平９−１７３２９０号公報の問題点は、２つの管路が分岐する部分では、一部の管路壁面に対してブラシ毛が略垂直に当たらず寝てしまい、洗滌の効果が十分に得られないということである。例えば図１７において、吸引口金側管路ｆ２と略垂直な面ｆ４では、ブラシ毛の当りが弱かった。
【０１２２】
（付記項１６〜２３の目的）付記項１６〜２３の目的は、ブラシ毛を２種類以上にすることにより、いずれかのブラシ毛で確実に汚れを落とすことのできる内視鏡の管路洗滌用ブラシを提供することである。
【０１２３】
（付記項１６〜２１の作用）付記項１６〜２１に係る作用は、ブラシ部が２種類以上のブラシ部より成るので、最適な硬さのブラシ毛で管路内面を擦過し、汚れを落とすことができる。
【０１２４】
（付記項１６〜２１の効果）付記項１６〜２１の構成によると、管路内の汚れを擦過するのに最適な毛で必ず汚れを落とすことができる、という効果が得られる。
【０１２５】
（付記項２２、２３の従来技術）付記項２２、２３に対する従来技術には、特開平９−１７３２９０号公報がある。
（付記項２２、２３の作用）付記項２２、２３に係る作用は、ブラシの挿通方向に対して垂直に設けられたブラシ毛の後方に、ブラシの挿通方向に対して後方に傾いた斜ブラシ毛が設けられているので、垂直に設けられたブラシ毛ではブラシ毛が寝てしまうような管路内面でも、斜ブラシ毛は管路内面に寝ないで当たる。
【０１２６】
（付記項２２、２３の効果）付記項２２、２３の構成によると、ブラシの挿通方向に対して垂直に設けられているブラシ毛ではブラシ毛が寝てしまうような管路内面に対しても、斜ブラシ毛は寝ないで当たり、垂直に設けられているブラシ毛のみの時よりも擦過能力が向上する、という効果が得られる。
【０１２７】
（付記項２４、２５の従来技術）付記項２４、２５に対する従来技術には、特開平９−１７３２９０号公報がある。
（付記項２４、２５が解決しようとする課題）特開平９−１７３２９０号公報の問題点は、管路径が急激に拡大する部分の手前の管路が屈曲している場合、ブラシ部を管路径が急激に拡大する部分に挿通した際に、ブラシ毛が管路内の全周に渡って当たらないということがある。例えば図１７に示す管路では、長さＭの部分の管路径が急激に拡大する構成となっている。さらに、図１８で示すように、吸引口金側管路ｆ２は屈曲している為に、そこから挿入したブラシ部３は、ブラシ部３から先端球状部材までの長さがＭより著しく短いので、洗滌ブラシのブラシ毛は、同図に示すＡ部には当たらない。
【０１２８】
（付記項２４、２５の目的）付記項２４、２５の目的は、管路径が急激に拡大する部分の手前の管路が屈曲している場合でも、ブラシ毛が管路内の全周に渡たって当たる内視鏡の管路洗滌用ブラシを提供することである。
【０１２９】
（付記項２４、２５の作用）付記項２４、２５に係る作用は、先端弾性部材の長さを、管路径の拡大している部分の長さよりも長くしているので、管路径の拡大している部分の手前の管路が屈曲している場合でも、管路径の拡大している部分の管路内面にブラシ毛が確実に当たる。
【０１３０】
（付記項２４、２５の効果）付記項２４、２５の構成によると、管路内径が急激に拡大している部分でも、管路の中心にブラシ部が導かれるので、拡大管路内の擦過能力が向上する、という効果が得られる。
【０１３１】
【発明の効果】
本発明によれば、管路内でブラシ毛の当たりが弱い部分をなくし、先端弾性部材によりブラシ部の走行を規制してブラシ毛の当たりを強くすることができるとともに、管路内面の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態を示すもので、（Ａ）は内視鏡の管路内を洗滌する洗滌用ブラシの外観を示す平面図、（Ｂ）はブラシ部を拡大して示す平面図、（Ｃ）は先端弾性部材と軸部の縦断面図、（Ｄ）は洗滌用ブラシを内視鏡管路の吸引口金側管路からチャンネルに挿通した状態を示す縦断面図、（Ｅ）は洗滌用ブラシを鉗子挿入口からチャンネルに挿通した状態を示す縦断面図。
【図２】本発明の第２の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図３】本発明の第３の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図４】本発明の第４の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図５】本発明の第５の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図６】本発明の第６の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図７】本発明の第７の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図８】本発明の第８の実施の形態を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシの外観を示す平面図、（Ｂ）は熱収縮チューブの外観を示す斜視図。
【図９】本発明の第９の実施の形態における熱収縮チューブの外観を示す斜視図。
【図１０】本発明の第１０の実施の形態における熱収縮チューブの外観を示す斜視図。
【図１１】本発明の第１１の実施の形態の洗滌用ブラシの外観を示す平面図。
【図１２】本発明の第１２の実施の形態を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシのブラシ部を拡大して示す平面図、（Ｂ）〜（Ｅ）はそれぞれ異なるブラシ部における軸部の軸方向の位置とブラシ毛の硬さとの関係を示す特性図。
【図１３】本発明の第１３の実施の形態を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシのブラシ部を拡大して示す平面図、（Ｂ）〜（Ｅ）はそれぞれ異なるブラシ部における軸部の軸方向の位置とブラシ毛の密度との関係を示す特性図。
【図１４】本発明の第１４の実施の形態を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシの外観を示す平面図、（Ｂ）は洗滌用ブラシのブラシ部を拡大して示す平面図、（Ｃ）は洗滌用ブラシを内視鏡管路の吸引口金側管路からチャンネルに挿通した状態を示す縦断面図、（Ｄ）は洗滌用ブラシを鉗子挿入口からチャンネルに挿通した状態を示す縦断面図。
【図１５】本発明の第１５の実施の形態を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシの外観を示す平面図、（Ｂ）は内視鏡内の管路の構造を示す要部の縦断面図、（Ｃ）は洗滌用ブラシを内視鏡管路に挿通した状態を示す要部の縦断面図。
【図１６】洗滌用ブラシの他の構成例を示すもので、（Ａ）は洗滌用ブラシの外観を示す平面図、（Ｂ）は洗滌用ブラシを内視鏡管路に挿通した状態を示す要部の縦断面図。
【図１７】内視鏡内のチャンネルと吸引口金側管路と鉗子挿入口との間を連結するＹ字状の分岐部を示す縦断面図。
【図１８】従来の洗滌用ブラシを吸引口金側管路から分岐部側に挿入した状態を示す縦断面図。
【図１９】従来の洗滌用ブラシを鉗子挿入口から分岐部側に挿入した状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
ｅ内視鏡管路（洗滌対象の管路）
２柄部
３ブラシ部
７先端弾性部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a brush for cleaning a pipeline that is inserted into each pipeline disposed in an endoscope, for example, and cleans the inside of each pipeline.
[0002]
[Prior art]
Generally, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 9-173290 is a prior art of a brush for washing a pipe inserted into each pipe arranged in an endoscope and washing the inside of each pipe. 18 and 19 show a conventional cleaning brush a. This washing brush a is provided with a brush portion c at the tip of a long and slender handle b having flexibility. Cleaning brush hair d is implanted in the brush portion c.
[0003]
When the washing brush a is used, the washing brush a is inserted into the pipe e to be washed from the brush part c side at the tip of the handle b, and the brush hair d of the brush part c is inserted into the pipe e. By rubbing against the inner wall surface, the inner wall surface of the pipe e is cleaned while removing dirt.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the cleaning brush a disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-173290, the contact with the brush hair d rubbed against the inner wall surface of the conduit e in accordance with the shape of the conduit e passing through the handle b of the cleaning brush a. Therefore, there is a problem that a portion where the bristles d are weak is generated depending on the shape of the pipe line e.
[0005]
For example, in the case of the pipe line e in the endoscope as the pipe line e to be cleaned, as shown in FIG. 17, the channel f1 for inserting the treatment tool in the endoscope, the suction mouth side pipe line f2, and the forceps In the Y-shaped branch portion g connecting the insertion port f3, the inner diameter of a part of the pipe (the area indicated by reference symbol M in FIG. 17) is large. Here, a notch surface f4 is formed in which a sharp corner is notched at the connecting portion between the suction mouth side duct f2 and the forceps insertion opening f3. Thereby, after inserting a treatment tool etc. from forceps insertion opening f3, when pulling out, it is comprised so that a treatment tool etc. may not be caught by the connection part between suction mouth side pipe line f2 and forceps insertion opening f3. Has been.
[0006]
In this case, the following phenomenon occurs when the cleaning brush a is inserted into the pipe line e in the endoscope. That is, as shown in FIG. 18, when the cleaning brush a is inserted from the suction base side conduit f2, the cleaning brush a moves along the curved shape of the suction base side conduit f2. At this time, since the washing brush a tries to go straight along the curved pipe wall surface of the suction base side pipe f2, the outlet portion of the suction base side pipe f2 (the pipe inner diameter of the Y-shaped branch part g) In the region M where the is large), the cleaning brush a moves in a direction away from the pipe wall surface of the portion A in FIG. For this reason, in part A of the figure, the bristle d does not hit or the degree of hitting of the bristle d is weak, so the so-called scrubbing ability of the brush a is low. There is a problem that is difficult to drop.
[0007]
Further, as shown in FIG. 19, when the cleaning brush a is inserted from the forceps insertion port f3 side, the cleaning brush a moves along the duct shape of the forceps insertion port f3. At this time, since the cleaning brush a tries to advance straight along the pipe shape of the forceps insertion port f3, the outlet portion of the forceps insertion port f3 (in the region M where the pipe inner diameter of the Y-shaped branch portion g is large). Similarly, the cleaning brush a moves in a direction away from the wall surface of the B portion in FIG. Therefore, in part B of the figure, the brush bristle d does not hit or the contact of the bristle d weakens, so the so-called scrubbing ability of the brush a becomes low. There's a problem.
[0008]
In addition, since the handle b of the cleaning brush a is made of a metal coil, when the cleaning brush a is inserted into the conduit e in the endoscope, it comes into contact with the handle b of the cleaning brush a. There is a risk of damaging the peripheral wall surface of the pipe line e.
[0009]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and the purpose thereof is to eliminate the portion where the bristle contact is weak in the pipe line, and to restrict the running of the brush portion to strengthen the bristle strike. A further object is to provide a brush for cleaning a pipeline that can prevent damage to the inner surface of the pipeline.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
  Claim 1The invention relates to a brush for washing a pipe having a brush part in which brush hairs for washing are planted at the tip of a flexible handle inserted into a pipe to be washed. On the tip side ofAssisting the pressing of the brush part against the inner wall surface of the pipelineA brush for washing a pipe, wherein a substantially shaft-like tip elastic member having flexibility is disposed.
  Then, when the cleaning brush is inserted into the pipe line to be cleaned, the tip of the tip elastic member is pressed against the inner wall surface of the pipe at the bent part of the pipe, and the tip elastic member is elastically deformed into a substantially arcuate shape. The ThisBy assisting the pressing of the brush part to the inner wall surface of the pipeline,The bristles of the brush portion are strongly pressed against the inner wall surface of the duct, and the rubbing ability by the brush portion can be improved. Furthermore, the tip elastic member is elastically deformed in a substantially arcuate shape by contact with the inner wall surface of the pipe, thereby making it difficult to damage the inner surface of the pipe.
  The invention according to claim 2 is the pipe cleaning brush according to claim 1, wherein the tip elastic member has a tip spherical member disposed at the most distal end portion.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1A shows the appearance of the cleaning brush 1 of the present embodiment for cleaning the inside of a pipe line to be cleaned, for example, the inside of an endoscope pipe line e (see FIG. 17).
[0012]
As shown in FIG. 1 (A), the cleaning brush 1 of the present embodiment has a brush portion 3 at the distal end portion of a flexible elongated handle portion 2 that is inserted into a conduit e of an endoscope. Is provided. Further, a ring-shaped handle 4 is connected to the base end portion of the handle portion 2.
[0013]
FIG. 1B is an enlarged view of the brush portion 3. The brush portion 3 of the present embodiment is configured in such a manner that the bristles 5 are implanted by sandwiching a plurality of washing bristles 5 made of nylon fibers or the like between the two core bars 6, 6. Yes.
[0014]
A substantially shaft-like tip elastic member 7 having flexibility is disposed on the tip side of the brush portion 3. Here, as shown in FIG. 1 (C), the handle portion 2 and the tip elastic member 7 are an outer sheath 8 that is a metal coil formed by winding a metal wire in a coil shape, and similarly an inner coil that is a metal coil. It is constituted by a double coil composed of a sheath 9.
[0015]
Further, the handle portion 2 of the cleaning brush 1 has a loosely wound portion 2a in which a metal coil is wound in a loosely wound state on the distal end portion (brush portion 3) side, and a metal coil on the proximal end portion (handle 4) side. Closely wound portions 2b wound in a wound state are provided. Here, the loosely wound portion 2a and the densely wound portion 2b are formed by changing the pitch of the metal coils.
[0016]
The flexibility of the tip elastic member 7 is set to be substantially the same as or softer than the flexibility of the loosely wound portion 2a of the handle portion 2. For this reason, the distal elastic member 7 may be constituted by only the outer sheath 8 or may be constituted by only the inner sheath 9 as appropriate. Note that the length dimension m of the tip elastic member 7 is set to be larger than the length dimension n of the brush portion 3 (m> n).
[0017]
A tip spherical member 10 is disposed at the most distal end portion of the tip elastic member 7. The tip spherical member 10 is made of a metal material or an epoxy adhesive.
[0018]
Next, the operation of the above configuration will be described. 1 (D) and 1 (E) show a state where the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted through a pipe line e in an endoscope as shown in FIG. Here, FIG. 1 (D) shows a state where the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted from the suction base side pipe f2 of the endoscope pipe e into the channel f1, and FIG. 1 (E) shows the cleaning brush 1 Is shown through the forceps insertion opening f3 to the channel f1.
[0019]
  When the cleaning brush 1 according to the present embodiment is inserted into the endoscope channel e, the cleaning brush 1Handle 2 and tip elastic member 7Is elastically deformed according to the shape of the endoscope channel eDo. That is, when the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted from the suction cap side pipe f2 of the endoscope pipe e to the channel f1 side as shown in FIG. When the tip spherical member 10 and the tip elastic member 7 are inserted from the suction base side pipe f2 through the Y-shaped branch portion g to the channel f1 side and the brush portion 3 reaches the Y-shaped branch portion g, Washing brush 1The handle portion 2 and the tip elastic member 7 areElastic deformation as shown in FIG.Do.
[0020]
At this time, in the cleaning brush 1 of the present embodiment, the pressing force FB1 indicated by the arrow in FIG. 1D and the tip of the handle portion 2 at the contact portion between the tip elastic member 7 and the pipe wall surface of the channel f1 The pressing force FB2 indicated by the arrow in the drawing acts on the contact portion of the suction cap side pipe line f2 with the pipe wall surface. Therefore, the cleaning brush 1 according to the present embodiment has a conduit between the brush portion 3 and the Y-shaped branch portion g as a reaction force when the cleaning brush 1 is elastically deformed as shown in FIG. Since a pressing force FB3 indicated by an arrow in FIG. 1D acts on the contact portion A with the wall surface, the brush portion 3 of the cleaning brush 1 is connected to the pipe wall surface of the Y-shaped branch portion g in this portion. It can be surely pressed against the contact site A.
[0021]
Here, when the flexibility of the distal elastic member 7 is harder than the flexibility of the loosely wound portion 2a of the handle portion 2, it is difficult to insert the cleaning brush 1 into the endoscope channel e. Become. If the flexibility of the tip elastic member 7 is too soft than the flexibility of the loosely wound portion 2a of the handle portion 2, the brush portion 3 is placed on the wall surface of the Y-shaped branch portion g of the endoscope conduit e. It cannot be pressed against part A.
[0022]
  When the cleaning brush 1 according to the present embodiment is inserted from the forceps insertion port f3 of the endoscope duct e to the channel f1 side as shown in FIG. 1E, the tip of the cleaning brush 1 is spherical. When the member 10 and the distal elastic member 7 are inserted from the forceps insertion opening f3 into the channel f1 through the Y-shaped branch part g and the brush part 3 reaches the Y-shaped branch part g, the washing brush 1The handle portion 2 and the tip elastic member 7 areElastic deformation as shown in Fig. 1 (E)Do.
[0023]
At this time, in the cleaning brush 1 of the present embodiment, a pressing force FB4 indicated by an arrow in FIG. 1 (E) at the contact portion between the tip elastic member 7 and the pipe wall surface of the channel f1, and the tip of the handle 2 A pressing force FB5 indicated by an arrow in the drawing acts on the contact portion of the forceps insertion opening f3 with the duct wall surface. Therefore, in the cleaning brush 1 of the present embodiment, as a reaction force, a pressing force indicated by an arrow in FIG. 1E is applied to a contact portion B between the brush portion 3 and the pipe wall surface of the Y-shaped branch portion g. Since FB6 acts, in this part, the brush part 3 of the washing brush 1 can be reliably pressed against the contact part B with the pipe wall surface of the Y-shaped branch part g.
[0024]
Therefore, the above configuration has the following effects. That is, in the cleaning brush 1 of the present embodiment, the substantially shaft-shaped tip elastic member 7 having flexibility is disposed on the tip side of the brush portion 3, so that the cleaning brush 1 is used in the endoscope channel e. The brush bristles 5 of the brush portion 3 are moved by the reaction force when the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope duct e when inserted into the endoscope duct e. Can be reliably pressed against the pipe wall surface. Therefore, the tip elastic member 7 restricts the travel of the brush part 3 in the endoscope pipe line e to strengthen the contact of the brush hairs 5 with the A part or B part of the pipe wall surface of the branch part g. Since it is possible to improve the scraping ability to the A part and B part of the endoscope duct e, the hitting of the bristle 5 is weak in the endoscope duct e as in the prior art, and the scraping ability is lowered. The portion can be eliminated, and the dirt on the inner wall surface of the pipe line e can be easily removed.
[0025]
Further, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope conduit e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope conduit e, thereby the endoscope. Damage to the pipe inner surface of the pipe e can be prevented.
[0026]
FIG. 2 shows a second embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0027]
That is, in the first embodiment, the configuration in which the tip elastic member 7 is formed of a metal coil is shown. However, in this embodiment, the tip elastic member 7 is made using a resin tube 11 such as Teflon instead of the metal coil. Is configured.
[0028]
Furthermore, in the present embodiment, the joint portion between the distal end portion of the resin tube 11 and the distal spherical member 10 and the joint portion between the proximal end portion of the resin tube 11 and the distal end portion of the brush portion 3 are bonded.
[0029]
Therefore, in this embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope channel e. Because of this reaction force, the bristles 5 of the brush part 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope line e, so that the branch part g of the endoscope line e is the same as in the first embodiment. It is possible to improve the rubbing ability to the A part and the B part of the endoscope pipe line e by strengthening the hitting of the bristle 5 to the A part and the B part of the pipe line wall. The dirt on the inner wall surface can be easily removed.
[0030]
Furthermore, since the distal elastic member 7 is configured using the resin tube 11 in the present embodiment, the resin tube 11 of the cleaning brush 1 inserted into the endoscope conduit e is the conduit of the endoscope conduit e. When contacting with the inner surface, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged. For this reason, the inner surface of the endoscope channel e is not scratched by the contact of the cleaning brush 1 with the resin tube 11, so that dirt is less likely to adhere.
[0031]
FIG. 3 shows a third embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0032]
That is, in the first embodiment, the configuration in which the tip elastic member 7 is formed of a metal coil is shown. However, in this embodiment, the tip elastic member 7 is formed using a rod-like hard sponge 12 instead of the metal coil. It is composed.
[0033]
Furthermore, in the present embodiment, the joint portion between the base end portion of the hard sponge 12 and the tip end portion of the brush portion 3 is bonded. Note that the tip spherical member 10 is not particularly arranged at the tip of the hard sponge 12.
[0034]
Therefore, in this embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope channel e. Because of this reaction force, the bristles 5 of the brush part 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope line e, so that the branch part g of the endoscope line e is the same as in the first embodiment. It is possible to improve the rubbing ability to the A part and the B part of the endoscope pipe line e by strengthening the hitting of the bristle 5 to the A part and the B part of the pipe line wall. The dirt on the inner wall surface can be easily removed.
[0035]
Furthermore, since the distal elastic member 7 is configured using the hard sponge 12 in the present embodiment, the hard sponge 12 of the cleaning brush 1 inserted into the endoscope conduit e is the conduit of the endoscope conduit e. When contacting with the inner surface, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged. For this reason, the inner surface of the endoscope channel e is not damaged by the contact of the cleaning brush 1 with the hard sponge 12, so that dirt is less likely to adhere.
[0036]
In the present embodiment, the hard sponge 12 of the cleaning brush 1 inserted into the endoscope channel e itself touches the pipeline wall surface of the endoscope channel e. The dirt on the pipe wall surface of the endoscope pipe e can be scratched.
[0037]
FIG. 4 shows a fourth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the cleaning brush 1 of the third embodiment (see FIG. 3) is changed as follows.
[0038]
That is, in the third embodiment, the configuration in which the tip elastic member 7 is formed of the hard sponge 12 is shown, but in this embodiment, the core material 13 is disposed in the hard sponge 12. . The core material 13 is formed of a metal coil.
[0039]
Therefore, also in the present embodiment configured as described above, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastic along the shape of the endoscope channel e. The bristles 5 of the brush portion 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope pipe line e by the reaction force when deformed, and therefore, the endoscope pipe line e of the endoscope pipe line e as in the first embodiment. It is possible to improve the rubbing ability to the A part and the B part of the endoscope pipe line e by strengthening the hitting of the bristle 5 to the A part and the B part of the pipe wall surface of the branch part g. The dirt on the inner wall surface of the road e can be easily removed.
[0040]
Further, in the present embodiment, the distal elastic member 7 is configured using a hard sponge 12, and the core material 13 is disposed in the hard sponge 12, so that the washing brush 1 is placed in the endoscope channel e. When inserted, the hard sponge 12 of the distal elastic member 7 can be brought into contact with the inner surface of the endoscope channel e. Therefore, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is not easily damaged, so that dirt is less likely to adhere.
[0041]
In the present embodiment, the hard sponge 12 of the cleaning brush 1 inserted into the endoscope channel e itself touches the pipeline wall surface of the endoscope channel e. The dirt on the pipe wall surface of the endoscope pipe e can be scratched.
[0042]
Furthermore, since the core member 13 is disposed in the hard sponge 12 in the present embodiment, the elastic member 7 at the distal end of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope channel e. A force can be reliably generated, and the bristles 5 of the brush portion 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope pipe line e by this reaction force.
[0043]
FIG. 5 shows a fifth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0044]
That is, in the first embodiment, the tip elastic member 7 is formed of a metal coil, but in this embodiment, the tip elastic member 7 is configured using a rod-shaped rubber member 14 instead of the metal coil. is there. Here, the joint part of the brush part 3 and the rubber member 14 is adhere | attached.
[0045]
Therefore, in this embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastically deformed along the shape of the endoscope channel e. Because of this reaction force, the bristles 5 of the brush part 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope line e, so that the branch part g of the endoscope line e is the same as in the first embodiment. It is possible to improve the rubbing ability to the A part and the B part of the endoscope pipe line e by strengthening the hitting of the bristle 5 to the A part and the B part of the pipe line wall. The dirt on the inner wall surface can be easily removed.
[0046]
Further, in the present embodiment, since the distal elastic member 7 is configured using the rubber member 14, the rubber member 14 of the cleaning brush 1 inserted into the endoscope conduit e is the conduit of the endoscope conduit e. When contacting with the inner surface, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged. For this reason, the inner surface of the endoscope conduit e is not scratched by contact with the rubber member 14 of the cleaning brush 1, so that dirt is less likely to adhere.
[0047]
FIG. 6 shows a sixth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the cleaning brush 1 of the fifth embodiment (see FIG. 5) is changed as follows.
[0048]
That is, in the fifth embodiment, the configuration in which the tip elastic member 7 is formed by the rubber member 14 is shown. However, in this embodiment, the core member 15 is disposed in the rubber member 14. . The core material 15 is formed of a metal coil.
[0049]
Therefore, also in the present embodiment configured as described above, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the distal elastic member 7 of the cleaning brush 1 is elastic along the shape of the endoscope channel e. The bristles 5 of the brush portion 3 can be reliably pressed against the pipe wall surface of the endoscope pipe line e by the reaction force when deformed, and therefore, the endoscope pipe line e of the endoscope pipe line e as in the first embodiment. It is possible to improve the rubbing ability to the A part and the B part of the endoscope pipe line e by strengthening the hitting of the bristle 5 to the A part and the B part of the pipe wall surface of the branch part g. The dirt on the inner wall surface of the road e can be easily removed.
[0050]
Further, in the present embodiment, the tip elastic member 7 is configured using a rubber member 14 and the core member 15 is disposed in the rubber member 14, so that the cleaning brush 1 is placed in the endoscope channel e. When inserted, the rubber member 14 of the distal elastic member 7 can be brought into contact with the inner surface of the endoscope channel e. Therefore, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is not easily damaged, so that dirt is less likely to adhere.
[0051]
FIG. 7 shows a seventh embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0052]
That is, in this embodiment, the resin coating 16 is applied to the outside of the outer sheath 8 of the handle 2. It should be noted that an elastomer such as urethane may be coated on the outside of the outer sheath 8 by heat melting instead of the resin coating 16.
[0053]
Therefore, in the present embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the resin coating 16 on the outer side of the outer sheath 8 of the handle portion 2 comes into contact with the inner surface of the endoscope channel e. Can be made. For this reason, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged by contact with the handle 2 of the cleaning brush 1, so that dirt adheres to it. There is an effect that is difficult to do.
[0054]
FIGS. 8A and 8B show an eighth embodiment of the present invention. In this embodiment, the configuration of the handle 2 of the cleaning brush 1 according to the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0055]
That is, in the cleaning brush 1 of the present embodiment, the heat shrinkable tube 17 shown in FIG. 8B is coated on the outer peripheral surface side of the outer sheath 8 of the handle 2. The heat-shrinkable tube 17 contracts its tube diameter when heat is applied from the outside.
[0056]
Note that the space between the outer sheath 8 of the handle 2 and the heat shrinkable tube 17 may be filled with a filler. Further, the filler may be an adhesive or may be filled by melting an elastomer such as urethane.
[0057]
Therefore, in the present embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the heat shrinkable tube 17 outside the outer sheath 8 of the handle 2 is connected to the inner surface of the endoscope channel e. Can be contacted. For this reason, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged by contact with the handle 2 of the cleaning brush 1, so that dirt adheres to it. There is an effect that is difficult to do.
[0058]
FIG. 9 shows a ninth embodiment of the present invention. In the present embodiment, a large number of holes 19 are formed in the tube body 18 as shown in FIG. 9 as the heat shrinkable tube 17 of the cleaning brush 1 of the eighth embodiment (see FIGS. 8A and 8B). The installed heat shrinkable tube 20 is used. In the present embodiment, the heat shrinkable tube 20 is covered on the outer peripheral surface side of the outer sheath 8 in the same manner as in the eighth embodiment.
[0059]
Therefore, in the present embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope conduit e, the heat shrinkable tube 20 outside the outer sheath 8 of the handle 2 is connected to the inner surface of the endoscope conduit e. Can be contacted. For this reason, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged by contact with the handle 2 of the cleaning brush 1, so that dirt adheres to it. There is an effect that is difficult to do.
[0060]
Further, in the present embodiment, since a large number of holes 19 are formed in the tube main body 18 of the heat shrinkable tube 20, the operator grasps the heat shrinkable tube 20 and attaches the washing brush 1 to the endoscope line e. The operator's hand does not slip on the surface of the heat-shrinkable tube 20 when it is inserted through. Therefore, the operation of inserting the cleaning brush 1 into the endoscope channel e can be performed smoothly.
[0061]
FIG. 10 shows a tenth embodiment of the present invention. In the present embodiment, a large number of wrinkles 22 are formed in the tube body 21 as shown in FIG. 10 as the heat shrinkable tube 17 of the washing brush 1 of the eighth embodiment (see FIGS. 8A and 8B). The heat-shrinkable tube 23 is used. In the present embodiment, the heat shrinkable tube 23 is covered on the outer peripheral surface side of the outer sheath 8 in the same manner as in the eighth embodiment.
[0062]
Therefore, in the present embodiment, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the heat shrinkable tube 23 outside the outer sheath 8 of the handle 2 is connected to the inner surface of the endoscope channel e. Can be contacted. For this reason, when the cleaning brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the inner surface of the endoscope channel e is hardly damaged by contact with the handle 2 of the cleaning brush 1, so that dirt adheres to it. There is an effect that is difficult to do.
[0063]
Further, in the present embodiment, since many wrinkles 22 are formed in the tube main body 21 of the heat shrinkable tube 23, the operator grasps the heat shrinkable tube 23 and puts the cleaning brush 1 into the endoscope channel e. When inserting, the operator's hand does not slip on the surface of the heat shrinkable tube 23. Therefore, the operation of inserting the cleaning brush 1 into the endoscope channel e can be performed smoothly.
[0064]
Further, after inserting the heat shrinkable tube 23 into the handle portion 2 of the washing brush 1, the heat shrinkable tube 23 is heated from the outside, so that the tube diameter of the heat shrinkable tube 23 is shrunk and the washing brush 1 To handle 2ThanIt is firmly fixed. At this time, many wrinkles 22 of the heat shrinkable tube 23 areLeave wrinkles so that the operator's hands do not slipSince it is smoothed, when the washing brush 1 is inserted into the endoscope channel e, the heat shrinkable tube 23 outside the outer sheath 8 of the handle 2 is caught on the inner surface of the endoscope channel e. There is no fear.
[0065]
FIG. 11 shows an eleventh embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0066]
That is, in the present embodiment, the tip brush portion 24 is interposed between the tip spherical member 10 of the first embodiment and the tip elastic member 7. The tip brush portion 24 is a brush made by sandwiching a plurality of cleaning brush hairs 5 between two metal cores 6 and 6 in the same manner as the brush portion 3 of the first embodiment shown in FIG. It is comprised in the state by which the hair 5 was planted.
[0067]
Therefore, in this embodiment, since the tip brush portion 24 is interposed between the tip spherical member 10 of the first embodiment and the tip elastic member 7, the washing brush 1 is placed in the endoscope channel e. When inserted, the area of the brush that hits the inner surface of the endoscope channel e increases. Therefore, there is an effect that the rubbing ability of the inner surface of the endoscope duct e is improved.
[0068]
FIGS. 12A to 12E show a twelfth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the brush portion 3 of the cleaning brush 1 according to the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0069]
That is, in the brush portion 3 of the present embodiment, the hardness of the plurality of brush bristles 5 arranged in parallel along the center line direction of the handle portion 2 is changed according to the position of the brush portion 3. .
[0070]
For example, in the brush part 3 of FIG. 12A, a plurality of soft brush bristles 25 are arranged on the tip side of the brush part 3, and a plurality of hard bristles 26 are arranged on the handle 4 side of the brush part 3, respectively. ing. Here, the soft brush bristles 25 are formed of nylon thin wires having a diameter of 0.07 mm, for example, and the hard brush bristles 26 are formed of nylon thin wires having a diameter of 0.18 mm, for example. The soft brush bristles 25 and the hard brush bristles 26 are configured to be sandwiched between the two core bars 6 and 6 as in the first embodiment.
[0071]
Furthermore, the soft brush bristles 25 and the hard brush bristles 26 are made of the same material and differ only in the diameter of the bristles. In addition, it is good also as a structure which arrange | positions the hard hard bristle 26 to the front end side, and arranges the soft soft bristle 25 to the handle 4 side.
[0072]
Therefore, in the present embodiment, a plurality of soft soft bristles 25 are arranged on the tip side of the brush part 3 and a plurality of hard hard bristles 26 are arranged on the handle 4 side of the brush part 3, respectively. When inserted into the endoscope duct e, the inner surface of the endoscope duct e may be rubbed with the soft brush bristles 25 and the hard brush bristles 26 over the entire endoscope duct e. it can. For this reason, the soft brush bristles 25 can remove surface dirt in the pipe line of the endoscope line e, and the hard brush bristles 26 can remove relatively strong dirt stuck to the inner surface of the pipe line. The dirt in the pipe line of the endoscope pipe e can be scraped with brush hair having a hardness suitable for the quality of the dirt. As a result, the dirt in the endoscope line e can be effectively removed, so that the rubbing ability is improved over the entire endoscope line e.
[0073]
Moreover, the relationship between the position in the center line direction of the handle portion 2 in the brush portion 3 shown in FIG. 12A (the direction in which a plurality of brush hairs are juxtaposed) and the hardness of the brush hair is shown in FIGS. It may be changed as shown in each characteristic diagram shown in FIG.
[0074]
  Here, the characteristic diagram of FIG. 12B shows that the brush hairs are set to become harder from the tip side of the brush portion 3 toward the handle 4 side. Further, the characteristic diagram of FIG. 12C shows that the brush hairs are set to become softer from the tip side of the brush portion 3 toward the handle 4 side. Further, the characteristic diagram of FIG. 12 (D) shows the positions of both ends of the brush portion 3 on the tip side and the handle 4 side.brushIt shows that the bristles are soft and set so that the bristles become harder toward the center position (a / 2 position) of the brush portion 3. In addition, the characteristic diagram of FIG. 12E shows that the bristle is hard at both ends of the brush portion 3 on the front end side and the handle 4 side, and the brush bristle becomes closer to the center position (a / 2 position) of the brush portion 3. It shows that the relationship is set to be soft. The hardness of the bristle is adjusted by changing the material and diameter of the bristle.
[0075]
Even in these cases, the surface of the endoscope channel e is removed from the soft brush bristles, and the relatively strong dirt stuck to the inner surface of the pipe is removed from the hard brush bristles. Therefore, the dirt in the endoscope line e can be scraped with a brush having a hardness suitable for the quality of the dirt. As a result, the dirt in the endoscope line e can be effectively removed, so that the rubbing ability is improved over the entire endoscope line e.
[0076]
Further, in the twelfth embodiment (see FIGS. 12A to 12E), two or more kinds of materials and diameters of the bristle (the tip of the brush portion 3) are used as in the brush portion 3 of FIG. Side soft brush bristles 25 and hard brush bristles 26 on the handle 4 side of the brush portion 3), but different colors are used for each type of brush bristles, such as diameter and diameter. Good.
[0077]
  In this case, since the identification of the bristle becomes easy when assembling the brush part 3, the arrangement of the bristle becomes easy when assembling the brush part 3.ofAssembly work can be easily performed.
[0078]
FIGS. 13A to 13E show a thirteenth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the brush portion 3 of the cleaning brush 1 according to the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0079]
That is, in the brush portion 3 of the present embodiment, the density of the plurality of brush hairs 5 arranged in parallel along the center line direction of the handle portion 2 is changed according to the position of the brush portion 3.
[0080]
For example, in the brush part 3 of FIG. 13A, a plurality of hard brush hairs 27 arranged at the tip side of the brush part 3 in a state where the density is lowered, and a plurality of soft parts on the handle 4 side are soft. The high-density portions 28A in which the soft brush hairs 28 are disposed in a state where the density is increased are disposed. Here, the hard brush bristles 27 are formed of nylon thin wires having a diameter of 0.18 mm, for example, and the soft brush bristles 28 are formed of nylon thin wires having a diameter of 0.07 mm, for example. The hard brush bristles 27 and the soft brush bristles 28 are configured so as to be sandwiched between the two metal cores 6 and 6 as in the first embodiment.
[0081]
Furthermore, the hard brush bristles 27 and the soft brush bristles 28 are made of the same material and differ only in the diameter of the bristles. In addition, it is good also as a structure which arrange | positions the high density part 28A in the front end side, and the high density part 28A in the handle 4 side.
[0082]
Therefore, in the present embodiment, the low-density portion 27A in which the hard brush hairs 27 are arranged in a reduced state on the tip side of the brush portion 3, and the soft brush hair 28 in the state in which the density is increased on the handle 4 side. Since each of the density portions 28A is disposed, the dirt is removed by the low density portion 27A having the low density of the brush bristles 27 of the brush portion 3, and between each brush hair 28 of the high density portion 28A having the high density of the brush bristles 28, Dropped dirt enters. Therefore, the dirt removed by the low-density portion 27A can be adhered between the brush hairs 28 of the high-density portion 28A, so that the brush portion 3 of the washing brush 1 is externally connected from the conduit of the endoscope conduit e. By pulling out, the dirt in the endoscope channel e can be reliably removed from the inside of the endoscope channel e.
[0083]
Moreover, the relationship between the position of the center line direction of the handle part 2 in the brush part 3 shown in FIG. 13A (the direction in which the plurality of brush hairs are arranged in parallel) and the density of the brush hairs is shown in FIGS. It may be changed as shown in each characteristic diagram shown in FIG.
[0084]
Here, the characteristic diagram of FIG. 13B shows that the density of the brush hairs is set to increase from the front end side of the brush portion 3 toward the handle 4 side. Further, the characteristic diagram of FIG. 13C shows that the density of the brush hairs is set so as to decrease from the tip side of the brush portion 3 toward the handle 4 side. Further, the characteristic diagram of FIG. 13 (D) shows that the brush hair density is low at both ends of the brush portion 3 on the front end side and the handle 4 side, and the brush becomes closer to the center position (position a / 2) of the brush portion 3. This indicates that the relationship is set so that the density of the hair increases. In addition, the characteristic diagram of FIG. 13E shows that the brush hair density is high at both end positions of the brush portion 3 on the front end side and the handle 4 side, and the brush becomes closer to the center position (a / 2 position) of the brush portion 3. It shows that the relationship is set so that the density of the hair is lowered.
[0085]
And even in these cases, it is possible to remove dirt at a portion where the brush hair density of the brush portion 3 is low, and to let the removed dirt enter between each brush hair at a portion where the brush hair density is high. By pulling out the brush part 3 of the brush 1 from the pipe line of the endoscope pipe line e, the dirt in the endoscope pipe line e can be surely removed from the pipe line of the endoscope pipe line e. is there.
[0086]
FIGS. 14A to 14D show a fourteenth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the brush portion 3 of the cleaning brush 1 according to the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0087]
That is, as shown in FIG. 14 (B), the brush portion 3 of the present embodiment has a center line direction of the handle portion 2 (the insertion direction of the washing brush 1 as in the case of the brush bristles 5 of the first embodiment). The first brush constituting portion 31A in which a plurality of brush bristles 31 planted in a direction orthogonal to) and the direction orthogonal to the center line direction of the handle portion 2 are implanted obliquely. A second brush constituent part 32A in which a plurality of oblique brush bristles 32 are arranged in parallel is provided. Here, each brush bristles 31 of the first brush constituting portion 31A and each oblique bristles 32 of the second brush constituting portion 32A are between the two core bars 6 and 6, as in the first embodiment. It is configured to be sandwiched between. Furthermore, each brush bristles 31 of the first brush component 31A and each oblique bristles 32 of the second brush component 32A are made of the same material and diameter.
[0088]
Further, the plurality of oblique brush bristles 32 of the second brush constituting part 32A are inclined obliquely rearward (toward the handle 4 side) with respect to the insertion direction of the washing brush 1, for example, an inclination angle θ is about 45 °. Is set to The inclination angle θ of the oblique brush bristles 32 with respect to the insertion direction of the cleaning brush 1 is not necessarily limited to about 45 °, and an appropriate value is set according to the structure of the endoscope channel e. Is preferred.
[0089]
Next, the operation of the above configuration will be described. FIG. 14C and FIG. 14D show a state where the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted through the pipe line e in the endoscope as shown in FIG. Here, FIG. 14C shows a state in which the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted from the suction cap side pipe f2 of the endoscope pipe e into the channel f1, and FIG. 14D shows the cleaning brush 1 Is shown through the forceps insertion opening f3 to the channel f1.
[0090]
When the cleaning brush 1 according to the present embodiment is inserted into the endoscope conduit e, the cleaning brush 1 is moved from the suction cap side conduit f2 side to the channel f1 side or from the forceps insertion port f3 side to the channel. When the brush portion 3 is once inserted into the f1 side and then removed again, the oblique brush bristles 32 are connected to the suction mouth side conduit f2 and the forceps insertion port f3 at the Y-shaped branch portion g of the endoscope conduit e. Can be applied substantially perpendicular to the cut-out surface f4 at the corner between the two. Therefore, the surface of this notch surface f4 can be effectively rubbed by the slanted brush bristles 32 of the brush part 3 which hits substantially perpendicular to the notch surface f4 in the Y-shaped branch part g of the endoscope duct e. Therefore, the endoscope channel e is more than in the case of providing only the first brush component 31A in which a plurality of brush bristles 31 planted in a direction perpendicular to the center line direction of the handle 2 are provided. There is an effect of improving the rubbing ability of the notch surface f4 in the Y-shaped branch part g.
[0091]
FIGS. 15A to 15C show a fifteenth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the configuration of the washing brush 1 of the first embodiment (see FIGS. 1A to 1E) is changed as follows.
[0092]
That is, in this embodiment, the structure and dimensions of the washing brush 1 shown in FIG. 15A are set in accordance with the structure and dimensions of the pipe 41 to be washed shown in FIG. Here, as shown in FIG. 15B, the pipe 41 to be cleaned has an enlarged pipe 44 interposed between the inlet side pipe 42 and the outlet side pipe 43. The enlarged conduit 44 has an inner diameter dimension D and a length L1. Further, the inlet side pipe 42 connected to the inlet side of the enlarged pipe 44 is formed with a bent portion 45 that is bent with respect to the outlet side pipe 43 and the center line of the enlarged pipe 44.
[0093]
The washing brush 1 of the present embodiment is formed in the same configuration as that of the first embodiment, and is set as follows with respect to the pipe line 41 to be washed. That is, when the length from the most advanced position of the portion where the bristle 5 in the brush portion 3 is implanted to the tip position of the tip spherical portion 10 is L2, and the outer diameter dimension of the brush hair 5 of the brush portion 3 is d. The relationship between the above dimensions is set such that L2> L1, d> D.
[0094]
Next, the operation of the above configuration will be described. FIG. 15C shows a state in which the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted through the conduit 41 of FIG. 15B from the inlet side conduit 42 side. In this way, when the cleaning brush 1 of the present embodiment is inserted into the enlarged conduit 44 from the inlet side conduit 42 side of the conduit 41 and further pushed forward, the distal elastic member 7 is inserted into the outlet conduit 43. . At that time, since the tip elastic member 7 is inserted into the outlet side pipe line 43 and the position thereof is regulated, the brush portion 3 of the cleaning brush 1 is guided to the substantially central position of the enlarged pipe line 44. For this reason, the brush bristles 5 of the brush portion 3 can be reliably applied to the entire inner peripheral surface of the enlarged conduit 44, so that the rubbing ability of the enlarged conduit 44 can be improved.
[0095]
FIG. 16A shows an example of the structure of a cleaning brush different from the above embodiments. The cleaning brush 51 of FIG. 16A is provided with a brush portion 53 at the distal end portion of a flexible elongated handle portion 52 that is inserted into the conduit 41 of the endoscope shown in FIG. 15B. It has been.
[0096]
As in the first embodiment, the brush portion 53 is configured in such a manner that a plurality of cleaning brush hairs 54 made of nylon fiber or the like are sandwiched between two cores so that the brush hairs 54 are implanted. Has been. Here, the length in the longitudinal direction of the region where the brush hair 54 of the brush portion 53 is implanted is L3, and the outer diameter of the brush portion 53 is d. And the relationship between each dimension of the brush 51 for washing | cleaning of FIG. 16 (A) is set to L3> L1 and d> D with respect to the pipe line 41 of FIG. 15 (B).
[0097]
A tip spherical member 55 having the same configuration as the tip spherical member 10 of the first embodiment is disposed at the most distal end portion of the brush portion 53. Further, a ring-shaped handle 56 is connected to the base end portion of the handle portion 52.
[0098]
Next, the operation of the above configuration will be described. FIG. 16B shows a state in which the cleaning brush 51 of FIG. 16A is inserted into the conduit 41 of FIG. 15B from the inlet side conduit 42 side. Here, after the brush portion 53 of the cleaning brush 51 of FIG. 16A is inserted into the enlarged conduit 44 from the inlet-side conduit 42 side of the conduit 41, the most advanced portion of the brush portion 53 is the outlet side. The pipe 43 is inserted. At this time, the rear end side of the brush portion 53 is guided to the center position of the enlarged conduit 44.
[0099]
Therefore, in the case of the above configuration, after the brush portion 53 of the cleaning brush 51 is inserted into the enlarged conduit 44 from the inlet-side conduit 42 side of the conduit 41, the most advanced portion of the brush portion 53 is exited. The rear end side of the brush portion 53 is guided to the center position of the enlarged conduit 44 while being inserted into the side conduit 43. At this time, as shown in FIG. 16B, the brush bristles 54 of the brush portion 53 can be brought into contact with the entire inner peripheral surface of the enlarged conduit 44, so that the rubbing ability of the enlarged conduit 44 can be improved. .
[0100]
Furthermore, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
Next, other characteristic technical matters of the present application are appended as follows.
Record
(Additional Item 1) A cleaning brush having a brush portion at the tip of a handle portion inserted into the conduit, wherein the brush portion has a tip elastic member at the tip of the brush portion. Brush.
[0101]
(Additional Item 2) The endoscope conduit according to Additional Item 1, wherein the flexibility of the distal elastic member is substantially the same as or softer than the flexibility of the handle portion. Cleaning brush.
[0102]
(Additional Item 3) The endoscope pipe cleaning brush according to Additional Item 1 and Additional Item 2, wherein the tip elastic member has the same configuration as the handle portion.
(Additional Item 4) The endoscope line washing brush according to Additional Item 1 and Additional Item 2, wherein the distal elastic member is formed of a resin tube.
[0103]
(Additional Item 5) The endoscope pipe cleaning brush according to Additional Item 1 and Additional Item 2, wherein the tip elastic member is formed of a rod-like hard sponge.
(Additional Item 6) The endoscope line washing brush according to Additional Item 1 and Additional Item 2, wherein the tip elastic member is formed of a stick-shaped rubber.
[0104]
(Additional Item 7) A pipe cleaning brush for an endoscope according to Additional Items 1 to 6, wherein a part of the distal elastic member is a brush portion.
(Additional Item 8) The endoscope pipe washing brush according to Additional Items 1 to 7, wherein the handle is resin-coated.
[0105]
(Additional Item 9) The endoscope brush cleaning brush according to any one of Additional Items 1 to 7, wherein the handle is coated with an elastomer such as urethane by heat melting.
(Additional Item 10) The endoscope brush washing brush according to Additional Items 1 to 7, wherein the handle is covered with a heat shrinkable tube.
[0106]
(Additional Item 11) The endoscope line washing brush according to Additional Item 10, wherein a space between the handle portion and the heat shrinkable tube is filled with a filler.
(Additional Item 12) The endoscope line washing brush according to Additional Item 11, wherein the filler is an adhesive.
[0107]
(Additional Item 13) The endoscope line washing brush according to Additional Item 11, wherein the filler is an elastomer.
(Additional Item 14) A tube washing brush for an endoscope according to Additional Item 10, wherein the heat shrinkable tube is provided with a plurality of holes.
[0108]
(Additional Item 15) A tube cleaning brush for an endoscope according to Additional Item 10, wherein the heat shrinkable tube is provided with a large number of wrinkles.
(Additional Item 16) The endoscope brush cleaning brush according to Additional Items 1 to 15, wherein the brush portion includes two or more types of brush portions.
[0109]
(Additional Item 17) Two or more types of brush bristles having different hardnesses are provided on the two or more types of brush portions, respectively, and the endoscope channel washing unit according to Additional Item 16. Brush.
[0110]
(Additional Item 18) The brush for washing an endoscope of an endoscope according to Additional Item 17, wherein the brush hair is colored for each hardness.
(Additional Item 19) The two or more types of brush portions are provided with two or more types of brush bristles each having a different diameter. brush.
[0111]
(Additional Item 20) The brush for brush cleaning an endoscope according to Additional Item 19, wherein the brush hair is colored for each diameter.
(Additional Item 21) The tube cleaning brush for an endoscope according to Additional Item 16, wherein the two or more types of brush portions have different bristle densities.
[0112]
(Additional Item 22) In the brush portion, oblique brush hairs inclined backward with respect to the insertion direction are provided behind the brush hairs provided perpendicular to the insertion direction. Item 22. A brush for washing a tube of an endoscope according to Items 1 to 21.
[0113]
(Additional Item 23) The tube of the endoscope according to Additional Item 22, wherein in the brush portion, the oblique brush hair is harder than the brush hair provided perpendicular to the insertion direction of the brush. Road wash brush.
[0114]
(Additional Item 24) The endoscope according to Additional Item 1 to 23, wherein a length of the distal elastic member is longer than a length of a portion where a pipe diameter is partially expanded in the middle of the pipe. Brush for cleaning pipes.
[0115]
(Additional Item 25) The tube of the endoscope according to Additional Items 1 to 23, wherein the length of the brush portion is longer than the length of a portion where the diameter of the pipe is partially expanded in the middle of the pipe. Road wash brush.
[0116]
(Prior Art of Additional Items 1 to 15) JP-A-9-173290 is known as the prior art.
(Problems to be solved by Supplementary Items 1 to 15) The problem of Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-173290 is that a portion where the contact of the brush hair is weak occurs due to the shape of the pipe line through which the cleaning brush is inserted. It is. For example, consider a case where a cleaning brush is inserted into the conduit shown in FIG. A branch portion between the suction mouth side pipe line f2 and the forceps insertion opening f3 is Y-shaped, and a part of the inner diameter of the pipe line is increased. The reason why the surface C is formed as shown in the figure is to prevent a catch from being caught when a treatment tool or the like is inserted from the forceps insertion opening f3 and pulled out. FIG. 18 shows a state where the cleaning brush is inserted from the suction cap side pipe line f2. Since the cleaning brush moves along the shape of the suction mouth side pipe line f2, the contact of the bristle with the portion A in the figure is weak. FIG. 19 shows a state where the cleaning brush is inserted from the forceps insertion opening f3. Since the cleaning brush moves along the shape of the forceps insertion opening f3, the contact of the bristle against the portion B in the figure is weak.
[0117]
In addition, since the handle is made of a metal coil, the inner surface of the pipe may be damaged.
(Purpose of Supplementary Items 1 to 15) The purpose of Supplementary Items 1 to 15 is to eliminate the portion where the bristle contact is weak in the pipe line, restrict the travel of the brush portion by the tip elastic member, and strengthen the bristle strike. It is to provide a brush for cleaning a pipeline.
[0118]
Another object of the present invention is to provide a brush for cleaning an endoscope tube that does not damage the inner surface of the tube by covering the handle.
(Operation of Supplementary Items 1 to 15) The operation according to Supplementary Items 1 to 15 is that when the cleaning brush is inserted from the suction base side conduit into the endoscope conduit, the tip elastic member is inserted into the channel, and the brush portion is Since it is pressed against the inner surface of the endoscope duct, the rubbing ability is improved. In addition, since the handle is covered with resin or a heat-shrinkable tube, the inner surface of the endoscope duct is not damaged.
[0119]
(Effects of Supplementary Items 1 to 15) According to the configurations of Supplementary Items 1 to 15, the brush portion is pressed against the inner surface of the pipe line when the tip elastic member is inserted into the channel, so that the rubbing ability in the pipe line Is obtained. Moreover, it is hard to damage the inner surface of the pipeline.
[0120]
(Prior Art of Additional Items 16-21) Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-194617 is a prior art to Additional Items 16-21.
(Problems to be solved by Supplementary Items 16 to 23) The problem of Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-194617 is that the brush portion is composed of one type of brush bristles. The hardness and the diameter are not necessarily optimal for rubbing dirt adhering to the inner surface of the endoscope duct. For this reason, there is a possibility that the dirt cannot be properly abraded.
[0121]
Further, the problem of Japanese Patent Laid-Open No. 9-173290 is that at the part where the two pipes branch, the brush bristles do not hit the part of the wall surface of the pipes and fall asleep, and the washing effect is sufficient. It is not possible to obtain. For example, in FIG. 17, a surface substantially perpendicular to the suction cap side pipe f2f4Then, the hit of the brush hair was weak.
[0122]
(Purpose of Supplementary Items 16 to 23) The purpose of Supplementary Items 16 to 23 is to clean the endoscope with a brush hair that can be reliably removed by using two or more types of brush hairs. Is to provide a brush.
[0123]
(Operation of Supplementary Items 16 to 21) The effect of Supplementary Items 16 to 21 is that the brush portion is composed of two or more types of brush portions. be able to.
[0124]
(Effects of Supplementary Items 16 to 21) According to the configurations of Supplementary Items 16 to 21, it is possible to obtain an effect that the dirt can be surely removed with the most suitable hair for rubbing the dirt in the pipeline.
[0125]
(Prior Art of Additional Items 22 and 23) Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-173290 is a conventional technology for Additional Items 22 and 23.
(Operation of Supplementary Items 22 and 23) The operation according to Supplementary Items 22 and 23 is an oblique brush that is tilted rearward with respect to the brush insertion direction and behind the brush bristles provided perpendicular to the brush insertion direction. Since the bristles are provided, even if the brush bristles are provided vertically, the slant brush bristles do not lie down on the inner surface of the pipeline even when the bristles fall asleep.
[0126]
(Effects of Supplementary Items 22 and 23) According to the configurations of Supplementary Items 22 and 23, the brush bristles provided perpendicular to the brush insertion direction also against the inner surface of the pipe line where the bristles fall asleep. The slanting brush bristles do not lie down, and an effect that the rubbing ability is improved as compared with the case of only the bristles provided vertically is obtained.
[0127]
  (Prior Art of Additional Items 24 and 25) Japanese Patent Laid-Open No. 9-173290 is a conventional technology for Additional Items 24 and 25.
  (Problems to be solved by Supplementary Items 24 and 25) The problem of Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-173290 is that when the pipe line before the part where the pipe diameter rapidly increases is bent, the brush portion is connected to the pipe diameter. When the brush is inserted through a rapidly expanding portion, the brush bristles may not hit the entire circumference of the duct. For example, the pipe shown in FIG. 17 has a configuration in which the pipe diameter of the portion of length M increases rapidly. Further, as shown in FIG. 18, since the suction cap side pipe line f2 is bent, the brush portion inserted from there is bent.3, since the length from the brush part 3 to the tip spherical member is significantly shorter than M,The brush bristles of the cleaning brush do not hit the part A shown in FIG.
[0128]
(Purpose of Supplementary Items 24 and 25) The purpose of Supplementary Items 24 and 25 is to transfer the brush hair to the entire circumference of the pipeline even when the pipeline before the portion where the pipeline diameter increases rapidly is bent. It is an object of the present invention to provide a brush for cleaning a pipe of an endoscope that strikes.
[0129]
(Operation of Supplementary Items 24 and 25) The effect of Supplementary Items 24 and 25 is that the length of the tip elastic member is made longer than the length of the portion where the pipeline diameter is enlarged. Even when the pipe line in front of the part being bent is bent, the brush bristles reliably hit the pipe inner surface of the part where the pipe diameter is enlarged.
[0130]
(Effects of Supplementary Items 24 and 25) According to the configurations of Supplementary Items 24 and 25, the brush portion is guided to the center of the pipeline even when the inner diameter of the pipeline is rapidly expanded. The effect that ability improves is acquired.
[0131]
【The invention's effect】
  According to the present inventionTubeIt is possible to eliminate the portion where the bristle contact is weak in the road, and to restrict the running of the brush portion by the tip elastic member to increase the bristle strike, and to prevent damage to the inner surface of the pipe line.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a plan view showing the appearance of a cleaning brush for cleaning the inside of an endoscope duct, and FIG. 1B is an enlarged view of a brush portion; (C) is a longitudinal sectional view of the tip elastic member and the shaft, and (D) is a longitudinal sectional view showing a state in which the cleaning brush is inserted from the suction mouth side conduit of the endoscope conduit into the channel. FIG. 5E is a longitudinal sectional view showing a state where the cleaning brush is inserted into the channel from the forceps insertion opening.
FIG. 2 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to a seventh embodiment of the present invention.
8A and 8B show an eighth embodiment of the present invention, in which FIG. 8A is a plan view showing the appearance of a cleaning brush, and FIG. 8B is a perspective view showing the appearance of a heat-shrinkable tube.
FIG. 9 is a perspective view showing an appearance of a heat shrinkable tube according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing an appearance of a heat shrinkable tube according to a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a plan view showing the appearance of a cleaning brush according to an eleventh embodiment of the present invention.
12A and 12B show a twelfth embodiment of the present invention, in which FIG. 12A is an enlarged plan view showing a brush portion of a washing brush, and FIGS. 12B to E are shafts in different brush portions, respectively. The characteristic view which shows the relationship between the position of the axial direction of a part, and the hardness of a bristle.
13A and 13B show a thirteenth embodiment of the present invention, in which FIG. 13A is an enlarged plan view showing a brush portion of a washing brush, and FIGS. 13B to 13E are shafts in different brush portions, respectively. The characteristic view which shows the relationship between the position of the axial direction of a part, and the density of a bristle.
14A and 14B show a fourteenth embodiment of the present invention, in which FIG. 14A is a plan view showing the appearance of a cleaning brush, and FIG. 14B is an enlarged plan view showing a brush portion of the cleaning brush;(C)Is a longitudinal sectional view showing a state where the cleaning brush is inserted into the channel from the suction mouth side pipe of the endoscope conduit, and (D) is a longitudinal sectional view showing a state where the cleaning brush is inserted into the channel from the forceps insertion opening. .
15A and 15B show a fifteenth embodiment of the present invention, in which FIG. 15A is a plan view showing the appearance of a washing brush, and FIG. 15B is a main part showing the structure of a conduit in an endoscope; A longitudinal cross-sectional view, (C) is a longitudinal cross-sectional view of a main part showing a state where a cleaning brush is inserted through an endoscope duct.
FIGS. 16A and 16B show another configuration example of a cleaning brush, wherein FIG. 16A is a plan view showing the appearance of the cleaning brush, and FIG. 16B shows a state in which the cleaning brush is inserted through an endoscope duct. The longitudinal cross-sectional view of the principal part.
FIG. 17 is a longitudinal cross-sectional view showing a Y-shaped branch that connects a channel in the endoscope, a suction cap side conduit, and a forceps insertion port.
FIG. 18 is a longitudinal sectional view showing a state in which a conventional cleaning brush is inserted from the suction cap side pipe line to the branching portion side.
FIG. 19 is a longitudinal sectional view showing a state in which a conventional cleaning brush is inserted from the forceps insertion opening to the branching portion side.
[Explanation of symbols]
e Endoscope pipeline (pipe for cleaning)
2 handle
3 Brush part
7 Tip elastic member

Claims

In a brush for washing a pipeline having a brush portion in which brush hairs for washing are implanted at the tip of a flexible elongated handle portion inserted into a pipeline to be washed,
A brush for washing a pipe, characterized in that a substantially shaft-like tip elastic member having flexibility for assisting the pressing of the brush on the inner wall surface of the pipe is disposed on the tip of the brush.

The pipe cleaning brush according to claim 1, wherein the tip elastic member has a tip spherical member disposed at a most distal end portion.