JP4175317B2 - 映像投写テーブル - Google Patents

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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen

Description

本発明は、テーブルに映像を投写する映像投写テーブルに関する。
前記映像投写テーブルとしては、特許文献1に示されるように、テーブル型情報端末装置が知られており、筐体に収容した投射型表示装置と、筐体の上部に配置したテーブルを構成する透明ガラス板と、投射型表示装置による映像の座標位置を入力する座標位置入力装置とを具備して、座標位置入力装置に対応する透明ガラス板表面に投射スクリーン面を形成し、視差の影響を受けず高精度の入力を可能にしている。そして、座標位置入力装置に入力をする場合に、入力を検出する座標位置検出装置は、静電容量式や電磁誘導式の装置で構成されており、座標位置入力作業は、透明ガラス板表面に形成されたスクリーン面に投射型表示装置により表示された映像面を指の接触や、リード線付きの電磁ペンを接触させて行なう。
特開2000−284851号公報
しかしながら、特許文献1のように、表示された映像面を指の接触や、リード線付きの電磁ペンを接触させて入力する方法では、対話形式での入力には適しているが、パーソナルコンピュータ(パソコン)の表示画面を投映させて、入力操作を行う場合には、入力操作の速度や認識率など、操作性の面において適さないという課題がある。また、操作者であるユーザーの意図する内容が自由に入力できないという課題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、キーボードなどの操作部を用いて入力操作を行なう場合に、入力操作の利便性を向上させた映像投写テーブルを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、映像を投写するプロジェクタと、プロジェ
クタを収容する筐体と、プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映
像投写テーブルであって、天板は、プロジェクタを操作するための操作部と、操作部を操
作者側に位置するように天板を移動させる天板駆動部とを備え、映像投写テーブルは、天板の移動を検出する検出部と、投写する映像の方向を切替える映像切替え部とを備え、検出部が、移動を検出した場合、映像切替え部は、検出部の検出信号に基づいて、移動した移動量に対応して、プロジェクタから投写する映像の方向を切替えることにより、天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする。
このような映像投写テーブルによれば、ユーザーは、プロジェクタを操作する場合、天
板駆動部により、天板の備える操作部を、操作者であるユーザー側に位置するように移動
させることができるため、ユーザー自身が操作部の位置に移動する必要がなくなるため、
入力操作の利便性を向上することができる。
また、検出部及び映像切替え部により、天板の移動量に応じて、プロジェクタから投写する映像の方向を切替える。従って、ユーザーは、操作部でプロジェクタなどを操作する場合、ユーザーの位置に天板を移動すると、投影される映像がユーザーの視認方向に合せるように切替るため、映像の視認性が向上し、入力操作性が更に向上する。
また、上述した目的を達成するために、本発明は、映像を投写するプロジェクタと、プ
ロジェクタを収容する筐体と、プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有
する映像投写テーブルであって、天板は、プロジェクタから投写された映像が投影される
第1の天板と、プロジェクタを操作するための操作部を有する第2の天板とを有し、第2
の天板は、操作部を操作者側に位置するように第2の天板を移動させる天板駆動部を備え、映像投写テーブルは、第2の天板の移動を検出する検出部と、投写する映像の方向を切替える映像切替え部とを備え、検出部が、移動を検出した場合、映像切替え部は、検出部の検出信号に基づいて、移動した移動量に対応して、プロジェクタから投写する映像の方向を切替えることにより、第1の天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする。
このような映像投写テーブルによれば、ユーザーは、プロジェクタを操作する場合、天
板駆動部により、第2の天板の備える操作部を、操作者であるユーザー側に位置するよう
に移動させることができるため、ユーザー自身が操作部の位置に移動する必要がなくなる
ため、入力操作の利便性を向上することができる。また、映像が投影される第1の天板を
移動させる必要がないため、飲食物などが第1の天板上に置かれている場合などにおいて
も、飲食物などを移動させる必要がなくなることでの利便性の向上が図れる。第1の天板
を移動または回動させる必要がないため、移動により、第1の天板表面の汚れが、映像が
投写されている上面に位置することによる視認性の劣化を防止することができる。
また、検出部及び映像切替え部により、第2の天板の移動量に応じて、プロジェクタから投写する映像の方向を切替える。従って、ユーザーは、操作部でプロジェクタなどを操作する場合、ユーザーの位置に第2の天板を移動すると、投影される映像がユーザーの視認方向に合せるように切替るため、映像の視認性が向上し、入力操作性が更に向上する。
また、上述した目的を達成するために、本発明は映像を投写するプロジェクタと、プロジェクタを収容する筐体と、プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルであって、天板は、プロジェクタを操作するための操作部と、当該操作部を操作者側に位置するように天板を移動させる天板駆動部とを備え、映像投写テーブルは、天板の移動を検出する検出部と、プロジェクタ本体を移動させるプロジェクタ移動部とを備え、検出部が、移動を検出した場合、プロジェクタ移動部は、検出部の検出信号に基づいて、移動した移動量に対応して、プロジェクタ本体を移動させることにより、天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする。
このような映像投写テーブルによれば、ユーザーは、プロジェクタを操作する場合、天
板駆動部により、天板の備える操作部を、操作者であるユーザー側に位置するように移動
させることができるため、ユーザー自身が操作部の位置に移動する必要がなくなるため、
入力操作の利便性を向上することができる。
また、検出部及びプロジェクタ移動部により、天板の移動量に応じて、プロジェクタ本体を移動させ、映像の方向を切替える。従って、ユーザーは、操作部でプロジェクタなどを操作する場合、ユーザーの位置に天板を移動すると、投影される映像がユーザーの視認方向に合せるように切替るため、映像の視認性が向上し、入力操作性が更に向上する。
また、上述した目的を達成するために、本発明は映像を投写するプロジェクタと、プロジェクタを収容する筐体と、プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルであって、天板は、プロジェクタから投写された映像が投影される第1の天板と、プロジェクタを操作するための操作部を有する第2の天板とを有し、第2の天板は、操作部を操作者側に位置するように第2の天板を移動させる天板駆動部を備え、映像投写テーブルは、第2の天板の移動を検出する検出部と、プロジェクタ本体を移動させるプロジェクタ移動部とを備え、検出部が、移動を検出した場合、プロジェクタ移動部は、検出部の検出信号に基づいて、移動した移動量に対応して、プロジェクタ本体を移動させることにより、第1の天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする。
このような映像投写テーブルによれば、ユーザーは、プロジェクタを操作する場合、天
板駆動部により、第2の天板の備える操作部を、操作者であるユーザー側に位置するよう
に移動させることができるため、ユーザー自身が操作部の位置に移動する必要がなくなる
ため、入力操作の利便性を向上することができる。また、映像が投影される第1の天板を
移動させる必要がないため、飲食物などが第1の天板上に置かれている場合などにおいて
も、飲食物などを移動させる必要がなくなることでの利便性の向上が図れる。第1の天板
を移動または回動させる必要がないため、移動により、第1の天板表面の汚れが、映像が
投写されている上面に位置することによる視認性の劣化を防止することができる。
また、検出部及びプロジェクタ移動部により、第2の天板の移動量に応じて、プロジェクタ本体を移動させ、映像の方向を切替える。従って、ユーザーは、操作部でプロジェクタなどを操作する場合、ユーザーの位置に第2の天板を移動すると、投影される映像がユーザーの視認方向に合せるように切替るため、映像の視認性が向上し、入力操作性が更に向上する。

また、上記の本発明に係る映像投写テーブルは、移動する天板または第2の天板を固定する固定部を備えていることが望ましい。
このような映像投写テーブルによれば、天板または第2の天板を移動する場合、所望の移動量に対して、量が少な過ぎたり、多過ぎたりすることを防止でき、適正な位置で確実に固定することができ、操作性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態において、移動には、角度を伴う移動(回動)と、直線的な移動(左右方向または上下方向の移動)とを含んでおり、以降の実施形態での説明においては、使い分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る映像投写テーブルの概略斜視図である。図2は、映像投写テーブルの概略断面図である。図3は、映像投写テーブルを天板側から見た平面図である。図1〜図3を用いて映像投写テーブル100の構成及び動作を説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の映像投写テーブル100は、天板10と筐体30とプロジェクタ50を有している。
筐体30は、概略円柱状の形状を成しており、筐体30内部の中央部分には、映像を投写するプロジェクタ50を収容している。プロジェクタ50は、パソコンの機能も備えており、各種アプリケーションソフトを動作させることができると同時に、その画像の映像をプロジェクタ50が備える投写レンズ51により、プロジェクタ50の上方に位置する天板に投写させることができる。図2に示す2点鎖線で示す符号52は、投写される映像の光束の広がりのイメージを示している。また、天板10の中心位置11とプロジェクタ50の投写レンズ51の光軸53とが一致する位置関係となるようにプロジェクタ50を筐体30内部に収容している。なお、筐体30は、天板10を水平に支える働きも兼ね備えている。本実施形態では、プロジェクタ50にパソコンの機能を備えているが、プロジェクタ50とパソコンとは別体で構成して筐体に収容しても良い。
図1、図3に示すように、天板10は、テーブル面が概略円形状を成している。また、天板10の外周側には、外周方向に突出する突出部12が備えられている。この突出部12の上面には、プロジェクタ50やパソコンを操作するための操作部20としてのキーボード21が固着されている。また、突出部12の上面には、キーボード21の両横に操作部20としてのマウス22を操作するためのスペースも確保されている。
プロジェクタ50とキーボード21及びマウス22との接続は、無線通信を利用して行っており、本実施形態では、近距離無線通信規格であるブルートゥースを採用している。一方、プロジェクタ50には、キーボード21及びマウス22からの電波を受信するための受信機が備えられ、操作信号の通信を行い、プロジェクタ50及びパソコンのアプリケーションソフトの操作を行う。なお、通信方法としては、ブルートゥース以外に、赤外線を含めた各種近距離無線通信規格を採用することができる。
天板10は、天板10の円形状の領域に、プロジェクタ50から映像が投影されるスクリーン領域13(図中、斜線で示す領域)が形成されている。なお、図1に示すように、プロジェクタ50から投写される例えばデューティー比4:3の映像は、天板10のスクリーン領域13内の投影領域14にデューティー比4:3で拡大投影される。
図4は、本実施形態の天板の概略断面図を示す。図4(a)は、図3に示すA−A断面図を示す。図4(b)は、天板駆動部の回動途中の概略断面図を示す。図4(c)は、スクリーン領域の概略断面図を示す。図5は、図3に示すB−B断面図を示す。図3、図4及び図5を用いて、天板10の構成及び動作を説明する。
図4(a)に示すように、天板10は、天板上側10aと天板下側10bとで構成されており、天板下側10bは筐体30と固定されている。天板上側10aの上面には、上述したキーボード21が固着されている。
図4(c)に示すように、スクリーン領域13は、透明な強化ガラスを用いた天板上側10aの下面に透過型スクリーン15を形成することで構成される。透過型スクリーン15は、天板上側10aの下面に透過型光学シートとして拡散板16と、拡散板16の下面にフレネルレンズ17とを積層して構成されている。フレネルレンズ17は、プロジェクタ50から投写され拡散した光束を略平行光に均一化する。拡散板16は、その均一にした光束を結像する働きを行なうことにより、投写された映像を投影させている。また、天板上側10aの上面には、外光や周囲光等の反射防止のための反射防止コート等を施して投影された映像の視認性を向上させている。ユーザーは、スクリーン領域13に結像された投影映像を投写光の入射方向とは、反対方向から視認することができる。なお、天板上側10aは、透過型スクリーン15をユーザーの押圧等による撓みから保護する剛性を兼ね備えている。
天板10を回動させる天板駆動部60について、構成及び動作を説明する。
上述したように、天板10は、天板上側10aと天板下側10bとで構成され、天板下側10bは、筐体30と固定されている。そして、図4(a)、(b)に示すように、天板上側10aの天板下側10bとの対向する面側には、縦断面U字状で、側断面円弧状の凹部を形成した車輪溝62が形成されている。その車輪溝62には、車輪63が支軸ピン64により回動自在に軸支されている。このような車輪溝62は、天板10の中心位置11からの距離を同じくして、天板上側10aに90度毎に4箇所配設されており、同様に支軸ピン64により、車輪63を回動自在に軸支している。このように構成された車輪63により、天板上側10aを筐体30及び天板下側10bに対して水平に維持している。
天板下側10bには車輪63の軌道となるレール溝61が、天板下側10bの車輪63に対向する位置に形成されている。軌道となるレール溝61は、天板10の中心位置11を中心として、円形状に形成されている(図1、図3に破線で示すレール溝61)。上述した天板駆動部60により、ユーザーが天板上側10aを回動させたい方向に力を加えることにより、天板上側10aは、天板上側10aの中心位置11を中心として、レール溝61に沿って回動する。
次に、天板10の回動を固定する固定部80について構成及び動作を説明する。
固定部80は、回動可能な天板上側10aを所定の回動位置で固定するものである。そして、図3に示すように、固定部80は、本実施形態では、天板下側10bに形成したレール溝61の軌道上に、所定の回動位置として90度毎に4箇所(80a,80b,80c,80d)構成されている。
図5に示すように、固定部80は、天板下側10bに形成したレール溝61の軌道上で、レール溝底面61aに側断面円弧状の凹部を持つ固定溝81を形成して構成されている。そして、固定溝81は、固定部80に対応して、レール溝61の軌道上に90度毎に4箇所形成されている。
そして、天板上側10aの回動により、固定溝81に車輪63が落ち込むことにより、天板上側10aの固定を行なう。固定溝81に車輪63が落ち込むと、その後、天板上側10aを回動するには、この固定溝81の深さχを乗り越える力を天板上側10aに加えることが必要となることを利用して固定している。ユーザーは、固定された位置が所望の位置ではない場合、固定溝81の深さχを乗り越える力を天板上側10aに加えることにより、天板上側10aを回動でき、所望する位置に回動させ、その近辺で天板上側10aが固定されることで位置を決めることができる。
次に、天板10の回動位置(角度)を検出する検出部70について構成及び動作を説明する。
図4に示すように、検出部70は、磁気センサスイッチ71と、それを実装すると同時に磁気センサスイッチ71で検出した信号をプロジェクタ50に送信するケーブルなどが実装された回路基板72とで構成されている。また、検出部70は、固定部80を構成する天板下側10bに形成される固定溝81に併せて形成されている。従って、図3に示すように、検出部70は、90度毎に4箇所(70a,70b,70c,70d)構成されている。
回路基板72や回路基板72に実装される磁気センサスイッチ71を固定するために、天板下側10bの下面には、回路固定溝75を形成している。そして、固定溝81の側断面円弧状凹部の最下点部分に平面方型の孔74を形成している。また、磁気センサスイッチ71の上部に孔74が位置するように回路固定溝75は形成される。ここで、回路基板72の肩を回路固定溝75に形成した段部76に当接させて検出部70を固定している。
また、1つの車輪63の外周には、薄い金属片77が装着されている。この金属片77の装着された車輪63が、固定溝81(検出部70)に位置すると、検出部70の磁気センサスイッチ71が「OFF」から「ON」に変化する。この構造により、天板上側10aは、90度回動する毎に、固定部80により固定されると同時に、検出部70により、回動した位置が検出される。この検出信号をプロジェクタ50に送信し、プロジェクタ50内部に備えた映像切替え部59(図6参照)で、4箇所構成された検出部70のうち、どの磁気センサスイッチ71が「ON」したかを判断することにより、投写する画像の向きを切り替えることになる。詳細は後述する。
図6は、検出部と映像切替え部との回路構成図である。図6(a)は、検出部の信号を直接割込み検出する場合の回路構成図。図6(b)は、検出部の信号を間接的に割込み検出する場合の回路構成図である。図6を用いて検出部の信号を検出する回路構成及び動作を説明する。
図6(a)、(b)に示すように、検出部70は、プロジェクタ50内部に備える映像切替え部59に接続されている。映像切替え部59は、プロジェクタ50の全体を統括制御する制御回路部54または制御回路部55と、画像の向きを切替える処理を行う画像処理回路部57とを有して構成されている。
図6(a)においては、制御回路部54で、画像の向きを切替えるための割込み処理を行なうために、割込み検出可能なポートP0〜P3に直接、各検出部70a〜70dを接続させる回路構成になっている。この構成は、各検出部70a〜70dに対して各割込み検出可能なポートP0〜P3と接続されるため、いずれかの検出部70での磁気センサスイッチ71の信号が「OFF」から「ON」に変化したとき、制御回路部54は、その信号が変化した検出部70に接続されるポートに対応した割込み処理を直接行なうことができる。また、制御回路部54は、画像処理回路部57にポートに対応した割込み処理を行なわせ、画像の向きを切替えさせる。
これに対して、図6(b)に示すのは制御回路部55と検出部70との別の回路構成である。一般的に制御回路部は、割込み検出可能なポートを何本も備えてはいないため、4個の検出部70a〜70dの信号を統合する統合回路56を各検出部70と制御回路部55との間に挿入している。
このような構成によると、割込み検出可能なポートは、ポートP0の1本で足りる。そして、統合回路56は、いずれかの検出部70での磁気センサスイッチ71の信号が「OFF」から「ON」に変化したとき、割込み信号を出力する。制御回路部55は、その信号をポートP0で受けて、4個の磁気センサスイッチ71のうち、どの磁気センサスイッチ71の信号が「OFF」から「ON」に変化したのかを検出するために、各検出部70a〜70dが接続するポートP1〜P4をそれぞれ順次読み込む。そして、ポートP1〜P4のうち、信号が「ON」に変化したポートを検出し、そのポートに対応する割込み処理を行なうことになる。そして、制御回路部55は、画像処理回路部57にポートに対応した割込み処理を行なわせ、画像の向きを切替えさせる。図6(b)に示すポートP1,P2,P3,P4は、割込み検出が不可能な通常のポートとしている。
図7は、図6(b)に示す回路構成を用いた場合のフローチャートである。図7を用いて、検出部70で天板上側10aの回動位置が検出され、プロジェクタ50の投写映像の向きを切り替えるまでの処理方法を説明する。
図7に示すフローチャートは、図6(b)で説明した統合回路56が、いずれかの検出部70での磁気センサスイッチ71の信号が「OFF」から「ON」に変化して、制御回路部55に割込み信号を出力した場合、制御回路部55が、その割込み信号を受けた以降のフローチャートを示している。
制御回路部55は、統合回路56からの割込み信号を受けて、4個の磁気センサスイッチ71のうち、どの磁気センサスイッチ71の信号が「ON」に変化したのかを検出するために、ステップS100では、検出部70aが接続されるポートP1を読み込む。その結果、ポートP1の信号が「ON」ではないと判断した場合、次にステップS101に移行し、検出部70bが接続されるポートP2を読み込む。その結果、ポートP2の信号が「ON」ではないと判断した場合、次にステップS102に移行し、検出部70cが接続されるポートP3を読み込む。その結果、ポートP3の信号が「ON」ではないと判断した場合、次にステップS103に移行し、検出部70dが接続されるポートP4を読み込む。
ステップS100で、ポートP1の信号が「ON」であると判断した場合、ステップS104に移行する。ステップS104では、検出部70aの位置での天板上側10aの所定の回動角度である0度(回動角度の基準位置)に対応した画像処理を行わせるための信号を画像処理回路部57に出力する。また、ステップS101で、ポートP2の信号が「ON」であると判断した場合、ステップS105に移行する。ステップS105では、検出部70bの位置での所定の回動角度である90度に対応した画像処理を行わせるための信号を画像処理回路部57に出力する。ステップS102で、ポートP3の信号が「ON」であると判断した場合、ステップS106に移行する。ステップS106では、検出部70cの位置での所定の回動角度である180度に対応した画像処理を行わせるための信号を画像処理回路部57に出力する。ステップS103で、ポートP4の信号が「ON」であると判断した場合、ステップS107に移行する。ステップS107では、検出部70dの位置での所定の回動角度である270度に対応した画像処理を行わせるための信号を画像処理回路部57に出力する。
次に、画像処理回路部57は、ステップS108において、ステップS104からステップS107のいずれか1つの信号を受け、その信号に対応した画像処理を行なう。具体的には、例えば、ステップS105で、検出部70bの位置での回動角度である90度に対応した画像処理を行わせるための信号を受け取ると、画像処理回路部57は、現在の画像の向きを回動角度の基準位置に対して90度回転して表示させるための処理を行う。そして、ステップS109に移行して、画像の向きを90度回転処理した信号に基づいて、液晶パネルドライバ(図示省略)を駆動し、液晶パネル(図示省略)を駆動させる。
これにより、液晶パネルに表示された映像を投写レンズ51から天板上側10aに備えたスクリーン領域13に投写する。これにより、ユーザーは、天板上側10aを基準の位置に対して90度回動させた場合、投影される映像もその回動位置に対応して90度回動した映像で視認することができる。上記したフローチャートにより、検出部70で検出される90度毎の位置に対応させて、投写する映像を90度毎に切替えることが可能となる。
従って、ユーザーがユーザー自身の側にキーボード21を位置(90度毎の位置)させるように、天板上側10aを回動させると、固定部80により天板上側10aが固定され、検出部70でその位置が検出される。そして、上記プロジェクタ50の回路構成及びフローチャートにより、ユーザー側(90度毎の位置)からスクリーン領域13に投影される映像を視認した場合に正常な向きで映像を視認できるように映像の向きを切り替えられる。よって、ユーザーは、ユーザー自身の側(90度毎の位置)から、正常な向きの投影映像を視認して、キーボード21での入力操作を行うことができる。
上述した、第1実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態の映像投写テーブル100によれば、プロジェクタ50やパソコンの入力操作を行うキーボード21やマウス22を天板上側10aに備えて、更に天板駆動部60及び固定部80を備えている。それにより、ユーザーは、プロジェクタ50やパソコンを操作する場合、ユーザーがキーボード21の位置に移動することなく、天板駆動部60により天板上側10aを回動させることで、キーボード21やマウス22をユーザー側に位置させることができる。そして、固定部80により天板上側10aが固定させられるため、回動量の調整が容易に適正な位置で確実に固定することができ、映像投写テーブル100の操作性を向上することができる。また、キーボード21も天板上側10aに固着されているため、投写映像の視認を妨げられることなく入力操作を行うことができる。よって、映像投写テーブル100の利便性が向上する。
(2)また、本実施形態の映像投写テーブル100によれば、検出部70を天板下側10bに90度毎に備え、プロジェクタ50内部に備える映像切替え部59(制御回路部54,55や画像処理回路部57等)により、天板上側10aの90度毎の回動に対応して、投写映像の向きを90度毎に切替えることができる。よって、ユーザーは、本人の位置(90度毎の位置)にキーボード21が位置するように天板上側10aを回動すると、投写される映像もその回動に対応して切替わることで、正常な向きの投写映像を視認することができる。よって、キーボード21などでの入力操作の効率を格段に向上させることができ、映像投写テーブル100の利便性が更に向上する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、第2実施形態に係る映像投写テーブルの平面図である。図8を用いて、映像投写テーブル100の構成を説明する。
本実施形態は、第1実施形態と比較して、天板10の構成が異なっている。第1実施形態では、天板10を構成する天板上側10aは1体で構成されている。しかし、本実施形態では、図8に示すように、天板上側10aが分割され、第1の天板としての固定天板部18と第2の天板としての回動天板部19との2体で構成される。第1実施形態との異なる部分を以降に説明する。
回動天板部19は、第1実施形態と同様に、操作部20、天板駆動部60、検出部70及び固定部80が形成されている。そして、固定天板部18は、映像を投影するスクリーン領域13が形成されている。第1実施形態の天板上側10aは、天板上側10aが回動されると、キーボード21及びスクリーン領域13も回動していたが、本実施形態では、キーボード21を固着する回動天板部19が回動しても、スクリーン領域13を形成する固定天板部18は回動しない。
固定天板部18は、第1実施形態と同様に、透明な強化ガラスを用いて、その下面に透過型スクリーン15を形成しており、回動天板部19は、有色で硬質のプラスチック基材で構成されている。その他の構成や動作は、第1実施形態と同様である。
上述した、第2実施形態によれば、前記第1実施形態における効果(1)、(2)が同様に得られる他、以下の効果が得られる。
(1)天板上側10aを、固定天板部18と回動天板部19との2体に分けた構成にしたことにより、ユーザーは、プロジェクタ50やパソコンを操作する場合、スクリーン領域13を形成する固定天板部18を回動せずに、回動天板部19を回動させることにより、ユーザー側に操作部20を位置することができる。よって、映像が投影されるスクリーン領域13を形成する固定天板部18が回動しないため、スクリーン領域13が回動する場合の投影される映像の視認性に比べて視認性を保持し易くなる。
(2)天板上側10aを、固定天板部18と回動天板部19との2体に分けた構成にしたことにより、回動しない固定天板部18の投影される投影領域14以外の領域にユーザーの飲食物などを置いておくこともでき、映像投写テーブル100の利便性が格段に向上する。
(3)天板上側10aを、固定天板部18と回動天板部19との2体に分けた構成にしたことにより、それぞれを構成する部材の材質を上述したように変更できる。それにより、天板10に持たせるその他の機能に併せて、材質を選択することが可能になり、映像投写テーブル100を機能的にもデザイン的にも向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
図9は、第3実施形態に係る映像投写テーブルの天板の概略断面図である。図9(a)は、天板駆動部、固定部及び検出部の概略断面図を示す。図9(b)は、天板の回動途中の概略断面図を示す。図10は、映像投写テーブルの平面図である。図9及び図10を用いて、映像投写テーブル100の構成及び動作を説明する。
本実施形態は、第1実施形態と比較して、固定部及び検出部の構成が異なるのみであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。以下、第1実施形態との異なる部分を説明する。
本実施形態は、図9に示すように、固定部90は、天板上側10aの天板下側10bに対向する面に円柱状の保持溝92を形成して、コイルバネ93と固定用ボール94とにより構成されている。また、固定部90を構成する保持溝92、コイルバネ93及び固定用ボール94は、キーボード21の下部の天板上側10aの下面に1箇所構成される。なお、コイルバネ93と固定用ボール94とは、別部材を用いて、一体のユニットとして構成しても良い。
図9(b)に示すように、天板上側10aの回動途中においては、天板下側10bの上面に固定用ボール94が当接して押圧されることにより、コイルバネ93も圧縮されて保持溝92に案内されている。この固定用ボール94は、天板上側10aが回動すると、当接する天板下側10bの上面との摩擦力により、固定用ボール94も回動する。そして、図10に示すように、天板上側10aが中心位置11を中心に回動すると、固定用ボール94も同様に中心位置11を中心に同心円状の軌道95(図中、2点鎖線で示す)上を回動する。
図9(a)に示すように、天板下側10bの上面には、軌道95上に対向する位置で、半球面状の凹部を形成する固定溝91が形成されている。固定部90の固定溝91は、軌道95上に、90度毎に4箇所(91a,91b,91c,91d)形成されている。そして、この固定溝91に、天板上側10aの回動により、固定用ボール94が落ち込むことにより、天板上側10aの固定を行なう。
固定溝91に、固定用ボール94が落ち込むと、その後、天板上側10aを回動するには、この固定溝91の深さyを乗り越える力を天板上側10aに加えることが必要となることを利用して固定している。ユーザーは、固定された位置が所望の位置ではない場合、固定溝91の深さyを乗り越える力を天板上側10aに加えることにより、天板上側10aを回動でき、所望する位置に回動させ、その近辺で天板上側10aが固定されることで位置を決めることができる。
次に、天板10の回動位置(角度)を検出する検出部110について構成及び動作を説明する。
検出部110は、プッシュ型のマイクロスイッチ111と、それを実装すると同時にマイクロスイッチ111で検出した信号をプロジェクタ50に送信するケーブルなどが実装された回路基板112とで構成されている。
また、検出部110を固定するための回路固定溝115を、天板下側10bの下面に形成している。回路固定溝115は、固定溝91の半球面状の凹部最下点部分にマイクロスイッチ111の可動軸111bを挿入する挿入孔114が形成されている。ここで、回路基板112の肩を回路固定溝115に形成した段部116に当接させることで検出部110を固定している。また、検出部110は、固定部90を構成する天板下側10bに形成される固定溝91に併せて構成されている。従って、図10に示すように、検出部110は、90度毎に4箇所(110a,110b,110c,110d)構成されている。
上記のように回路基板112を固定することにより、マイクロスイッチ111の可動軸111bが、固定溝91の内部に所定の突出量を持って固定されることになる。この突出した可動軸111bの部分に固定用ボール94が落ち込むと、可動軸111bを押圧して、マイクロスイッチ111の本体111a側に突出量分押し込むことになる。マイクロスイッチ111が動作するストロークに合わせて可動軸111bの突出量を設定しているため、固定用ボール94が落ち込むとマイクロスイッチ111のスイッチが「ON」されて検出されることになる。
この構造により、天板上側10aは、90度回動する毎に、固定部90により固定されると同時に、検出部110により、回動した位置が検出される。検出部110で検出された信号は、プロジェクタ50に送信される。それ以降の信号の流れ、回路構成、処理方法は、第1実施形態で説明した内容と同様のため説明は省略する。
上述した、第3実施形態によれば、前記第1実施形態における効果(1)、(2)が同様に得られる他、以下の効果が得られる。
(1)第1実施形態では、固定部80は、天板下側10bに形成したレール溝61の軌道上に構成している。しかし、本実施形態では、レール溝61の軌道上ではなく、固定部90は、別の軌道95上に構成される。従って、第1実施形態では、天板上側10aを回動させると、天板上側10aが、固定溝81の深さχの量だけ浮き上がることになるが、本実施形態では、そのような浮き上がりがなく、安定した回動を行うことができ、映像投写テーブル100の利便性が更に向上する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態を図面に基づいて説明する。
図11は、第4実施形態に係る映像投写テーブルの検出部とプロジェクタ移動部との回路構成図である。図12は、映像投写テーブルの概略断面図である。図11及び図12を用いて、映像投写テーブル100の構成を説明する。
本実施形態は、スクリーン領域13に投影されるプロジェクタ50の映像を切替える方法に対しての実施例である。前記第1〜第3実施形態で説明したプロジェクタ50内部での画像処理は行わず、機械的にプロジェクタ50を回動させて実施するものである。
図11に示すように、本実施形態では、検出部70の信号を、プロジェクタ移動部120を構成するモータ制御回路部121が受信する。そして、モータ制御回路部121は、受信した検出部70の信号に基づいて、プロジェクタ移動部120を構成する駆動部122を駆動することにより、プロジェクタ50本体を回動させることになる。
また、図12に示すように、プロジェクタ移動部120は筐体30内部に設置されている。モータ制御回路部121は、モータ制御回路123で構成されている。駆動部122は、正逆回転可能なモータ124と、モータ124の回動を減速して駆動力を伝達するギヤ列125と、ギヤ列125の最終段となる回動用ギヤ126と、回動用ギヤ126に固着すると共にプロジェクタ50を載置して固定するプロジェクタ固定台127と、プロジェクタ50を回動する軸となるプロジェクタ回動軸128とで構成されている。
そして、プロジェクタ回動軸128の軸は、プロジェクタ50を構成する投写レンズ51の光軸53と一致するように配設されて、回動用ギヤ126は、このプロジェクタ回動軸128を中心に回動するように配設されている。なお、天板10は、第2実施形態での天板構成と同様に、回動天板部19と固定天板部18とに分けられた構成となっている。
本実施形態の映像投写テーブル100の具体的な動作を説明する。
ユーザーによる回動天板部19の回動により、前記第1及び第2実施形態と同様の検出部70により、回動が検出されると、その信号をモータ制御回路123に送信する。モータ制御回路123は、送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて、回動する所定の角度を特定する。そして、モータ制御回路123は、モータ124を駆動させる。モータ124の駆動は、ギヤ列125に伝達され、ギヤ列125により所定の回動速度に減速され、最終段に備えた回動用ギヤ126に伝達され、回動用ギヤ126が所定の回動速度でプロジェクタ回動軸128を中心にして回動する。その回動用ギヤ126が回動することにより、回動用ギヤ126に固着されるプロジェクタ固定台127が回動し、プロジェクタ50が回動する。また、モータ制御回路123により、プロジェクタ50が所定の回動角度に達すると、モータ124の駆動を停止させ、プロジェクタ50の回動は終了する。所定の回動角度とは、前記第1、第2実施形態と同様に、検出部70が形成されている天板10の90度毎の角度をいう。
上記の回路構成及び動作により、ユーザーによる回動天板部19の回動に追従して、プロジェクタ50本体が回動することにより、スクリーン領域13に投影するプロジェクタ50の画像を回動させることが可能となる。なお、本実施形態は、前記第3実施形態の固定部90や検出部110を用いた映像投写テーブル100にも同様に適用できる。
上述した、第4実施形態によれば、前記第1〜第3実施形態における映像切換え部59による効果を除く効果が同様に得られる他、以下の効果が得られる。
(1)筐体30内部に、プロジェクタ50本体を回動させるためのプロジェクタ移動部120を構成したことにより、ユーザーによる回動天板部19の回動に追従して、プロジェクタ50本体を機械的に回動させることができ、スクリーン領域13に投影するプロジェクタ50の映像を回動させることが可能となる。それにより、ユーザーは、本人の位置(90度毎の位置)にキーボード21が位置するように回動天板部19を回動すると、投写される映像もその回動に追従して切替わることで、正常な向きの投写映像を視認することができる。よって、キーボード21などでの入力操作の効率を格段に向上させることができ、映像投写テーブル100の利便性が更に向上する。
(2)本実施形態によれば、前記第1〜第3実施形態で記述したプロジェクタ50内部に映像切換え部59を備えて、画像の向きを切替えるための画像処理を行う必要がなくなるため、映像投写テーブル100に用いるプロジェクタ50の選定の自由度が拡大する。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態を図面に基づいて説明する。
図13は、第5実施形態に係る映像投写テーブルの概略斜視図である。図14は、検出部と映像切替え部との回路構成図である。図13及び図14を用いて、映像投写テーブル100の構成及び動作を説明する。また、本実施形態は、天板を回動させるのではなく、左右方向に移動させる場合の実施例である。
図13に示すように、映像投写テーブル100は、操作部20としてのキーボード21及びプロジェクタ50からの投写された映像を投影させるスクリーン領域135を備えた天板130と、画像の投写を左右に移動させることが可能なレンズシフト機能を搭載したプロジェクタ50を概略中央に配設させた筐体30とで構成されている。
天板130は、筐体30に固定される固定天板部131と左右方向に移動可能な移動天板部132とに分割されて構成されている。固定天板部131は前記第1〜第4実施形態と同様に透明な強化ガラスに透過型スクリーン(図示省略)を形成してスクリーン領域135を構成している。また、移動天板部132は、図示しない移動天板部上側と移動天板部下側とで構成され、移動天板部下側は筐体30と固定されている。そして前記第3実施形態と同様に、移動天板部上側の上面には、操作部20としてのキーボード21が固着され、移動天板部上側の下面及び移動天板部下側の上面には、天板駆動部60、固定部90及び検出部110が形成されている。
本実施形態での天板駆動部60は、移動天板部上側には、車輪溝62、車輪63及び支軸ピン64などが構成され、移動天板部下側には、車輪63が移動する軌道となるレール溝140が、直線的に左右方向に形成されている(図13に破線で示すレール溝140)。ユーザーが、移動天板部132を移動させたい方向に力を加えることにより、移動天板部132は、レール溝140に沿って移動する。
本実施形態での固定部90は、移動天板部上側には、保持溝92、コイルバネ93及び固定用ボール94などが構成され、移動天板部下側には、前記第3実施形態と同様に半球面状の凹部を形成する固定溝91を、移動天板部132が移動する左右方向2箇所(91e,91f)に所定の間隔を確保して形成されている。固定部90の備える固定用ボール94は、移動天板部132の左右の移動に追従して軌道150(図12に2点鎖線で示す軌道150)上を回動する。
本実施形態での検出部110は、前記第3実施形態と同様の構成で固定部90を構成する固定溝91に対応して設けられており、本実施形態では2箇所の固定溝91e,91fに対応して、2箇所の検出部110e,110fを構成している。
図14を用いて、検出部110と映像切替え部59との回路構成を説明する。
本実施形態の検出部110と映像切替え部59との回路構成は、2個の検出部110e,110fが、割込み検出可能なポートP0,P1を備える制御回路部54にそれぞれ接続され、また、制御回路部54は、レンズシフト駆動回路部58と接続される構成となっている。
このような構成によると、検出部110e,110fのいずれかのマイクロスイッチ111の信号が「OFF」から「ON」に変化したとき、制御回路部54の対応するポートP0,P1のいずれかが割込み信号を出力する。制御回路部54は、割込み信号に対応した、投写レンズ51の移動を行なわせるための信号をレンズシフト駆動回路部58に出力する。レンズシフト駆動回路部58は、その信号を受けて、プロジェクタ50に備わる投写レンズ51を移動させる。
ここで、具体的な映像投写テーブル100の操作を簡単に説明する。
ユーザーが、キーボード21を右側で使用したいために、現在左側に位置する移動天板部132を右側に移動させた場合、移動天板部132は固定溝91fにより固定され、検出部110fの信号が「ON」に変化し、制御回路部54のポートP0に送信される。制御回路部54はポートP0に割り付けられた割込み処理内容の信号をレンズシフト駆動回路部58に出力する。レンズシフト駆動回路部58は、その信号を受けて、割込み処理内容である右側に投写レンズ51を所定量移動させることを実行する。それにより、投影される投影映像136も、左側の投影映像136aが、右側に移動して、投影映像136bとして投影される。それにより、ユーザーは、映像投写テーブル100の右側で、右側に投影される投影映像136bを視認しながらキーボード21の操作を行うことができる。
上述した、第5実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態によれば、ユーザーは、移動天板部132を左右に移動して、キーボード21を操作できる。更に、移動天板部132に追従して、プロジェクタ50の投影映像136が左右に移動するため、ユーザーは、適正な映像を視認してキーボード21を操作できる。これにより、前記第1〜第4実施形態のように、天板10を回動させるだけでなく左右に移動させることも可能となり、映像投写テーブル100の利便性が更に向上する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良など加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記第1〜第5実施形態において、検出部は、磁気を利用する磁気センサスイッチや、機械的な力を利用するマイクロスイッチを用いている。しかし、これに限らず、光を利用するエンコーダや、ジャイロを利用する位置センサなど各種のセンサを用いることができるため、必要な検出レベル(検出する移動量)に応じて選択することができる。
(変形例2)前記第1〜第5実施形態において、固定部は、レール溝61に、固定溝81を形成し、固定溝81とレール溝61との段差を車輪63が乗り越えるためには力が必要となることを利用して固定している。しかしこれに限らず、ソレノイドなどを利用した電磁ロックや、ギヤ及びモータを利用して電気的に制御するなどの方法も用いることができる。
(変形例3)前記第5実施形態において、プロジェクタ50は、画像の投写を左右に移動させることが可能なレンズシフト機能を搭載している。しかし、これに限らず、プロジェクタ50を左右に移動するために、モータ及びギヤを用いて、詳細には、モータ、ラック、ギヤ及びピニオンを用いてプロジェクタ50を機械的に、左右方向又は上下方向に移動させることが可能である。このような構成を採用すると、レンズシフト機能を持たないプロジェクタも採用することができる。
(変形例4)前記第1〜第5実施形態において、操作部20として、キーボード21を用いて、天板に固着しているが、固着しなくても、取りはずし可能に載置しても良い。これにより、キーボード21が故障した場合には取り替え可能となり、メンテナンス性が向上する。
(変形例5)前記第1〜第5実施形態において、操作部20として、キーボード21を用いているが、タッチパネルなどでも良い。天板上に凹凸がなくなり、映像投写テーブル100としてのデザイン設計に自由度がでる。
(変形例6)前記実施形態におけるプロジェクタ50は、透過型液晶方式のプロジェクタである。しかし、これに限らず、DLP(登録商標)(Digital Light Processing)方式、および、反射型液晶方式であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式などを採用したプロジェクタにも本発明を実施することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る映像投写テーブルの概略斜視図である。 映像投写テーブルの概略断面図である。 映像投写テーブルの平面図である。 天板の概略断面図を示し、(a)は、図3に示すA−A断面図であり、(b)は、天板駆動部の回動途中の概略断面図であり、(c)は、スクリーン領域の概略断面図である。 図3に示すB−B断面図である。 検出部と映像切替え部との回路構成図を示し、(a)は、検出部の信号を直接割込み検出する場合の回路構成図であり、(b)は、検出部の信号を間接的に割込み検出する場合の回路構成図である。 図6(b)に示す回路構成を用いた場合のフローチャートである。 第2実施形態に係る映像投写テーブルの平面図である。 第3実施形態に係る映像投写テーブルの天板の概略断面図を示し、(a)は、天板駆動部、固定部及び検出部の概略断面図であり、(b)は、天板の回動途中の概略断面図である。 映像投写テーブルの平面図である。 第4実施形態に係る映像投写テーブルの検出部とプロジェクタ移動部との回路構成図である。 映像投写テーブルの概略断面図である。 第5実施形態に係る映像投写テーブルの概略斜視図である。 検出部と映像切替え部との回路構成図である。
符号の説明
10…天板、11…中心位置、12…突出部、13…スクリーン領域、14…投影領域、15…透過型スクリーン、16…拡散板、17…フレネルレンズ、18…固定天板部、19…回動天板部、20…操作部、21…キーボード、30…筐体、50…プロジェクタ、51…投写レンズ、53…光軸、54,55…制御回路部、56…統合回路、57…画像処理回路部、58…レンズシフト駆動回路部、59…映像切替え部、60…天板駆動部、61…レール溝、62…車輪溝、63…車輪、70…検出部、71…磁気センサスイッチ、72…回路基板、74…孔、75…回路固定溝、77…金属片、80…固定部、81…固定溝、90…固定部、91…固定溝、92…保持溝、93…コイルバネ、94…固定用ボール、95…軌道、100…映像投写テーブル、110…検出部、111…マイクロスイッチ、112…回路基板、114…挿入孔、115…回路固定溝、120…プロジェクタ移動部、121…モータ制御回路部、122…駆動部、123…モータ制御回路、124…モータ、125…ギヤ列、126…回動用ギヤ、127…プロジェクタ固定台、128…プロジェクタ回動軸、130…天板、131…固定天板部、132…移動天板部、135…スクリーン領域、136…投影映像、140…レール溝、150…軌道。

Claims (5)

  1. 映像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタを収容する筐体と、
    前記プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルで
    あって、
    前記天板は、前記プロジェクタを操作するための操作部と、当該操作部を操作者側に位
    置するように前記天板を移動させる天板駆動部とを備え
    前記映像投写テーブルは、前記天板の移動を検出する検出部と、投写する映像の方向を切替える映像切替え部とを備え、
    前記検出部が、前記移動を検出した場合、前記映像切替え部は、前記検出部の検出信号
    に基づいて、前記移動した移動量に対応して、前記プロジェクタから投写する映像の方向
    を切替えることにより、前記天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする映像投写テーブル。
  2. 映像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタを収容する筐体と、
    前記プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルで
    あって、
    前記天板は、前記プロジェクタから投写された映像が投影される第1の天板と、前記プ
    ロジェクタを操作するための操作部を有する第2の天板とを有し、
    前記第2の天板は、前記操作部を操作者側に位置するように前記第2の天板を移動させ
    る天板駆動部を備え
    前記映像投写テーブルは、前記第2の天板の移動を検出する検出部と、投写する映像の方向を切替える映像切替え部とを備え、
    前記検出部が、前記移動を検出した場合、前記映像切替え部は、前記検出部の検出信号
    に基づいて、前記移動した移動量に対応して、前記プロジェクタから投写する映像の方向
    を切替えることにより、前記第1の天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする映像投写テーブル。
  3. 映像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタを収容する筐体と、
    前記プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルで
    あって、
    前記天板は、前記プロジェクタを操作するための操作部と、当該操作部を操作者側に位
    置するように前記天板を移動させる天板駆動部とを備え、
    前記映像投写テーブルは、前記天板の移動を検出する検出部と、前記プロジェクタ本体を移動させるプロジェクタ移動部とを備え、
    前記検出部が、前記移動を検出した場合、前記プロジェクタ移動部は、前記検出部の検出信号に基づいて、前記移動した移動量に対応して、前記プロジェクタ本体を移動させる
    ことにより、前記天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする映像投写テーブル。
  4. 映像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタを収容する筐体と、
    前記プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投写テーブルで
    あって、
    前記天板は、前記プロジェクタから投写された映像が投影される第1の天板と、前記プ
    ロジェクタを操作するための操作部を有する第2の天板とを有し、
    前記第2の天板は、前記操作部を操作者側に位置するように前記第2の天板を移動させ
    る天板駆動部を備え、
    前記映像投写テーブルは、前記第2の天板の移動を検出する検出部と、
    前記プロジェクタ本体を移動させるプロジェクタ移動部とを備え、
    前記検出部が、前記移動を検出した場合、前記プロジェクタ移動部は、前記検出部の検
    出信号に基づいて、前記移動した移動量に対応して、前記プロジェクタ本体を移動させる
    ことにより、前記第1の天板に投影される映像の方向を切替えることを特徴とする映像投写テーブル。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の映像投写テーブルであって、
    前記映像投写テーブルは、移動する前記天板または前記第2の天板を固定する固定部を
    備えていることを特徴とする映像投写テーブル。
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