JP4172606B2 - Roller device and roller conveyor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャフトにベアリングを介してローラ部を回転自在に軸支するローラ装置およびこのローラ装置を用いたローラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のローラ装置は、例えば図7および図8に示すように、一対のコンベヤフレーム31間に沿って並列に配設されるもので、両端部が一対のコンベヤフレーム31にそれぞれ軸支される背ぎり加工、すなわち周面の径方向に位置する一部が円弧凹状に窪んで加工された軸支部32を有したシャフト33を備えている。このシャフト33の両端部には、軸支部32より中間部側に位置して、リング状の内リング部34および外リング部35が転動体36を介在して同心状に設けられたプレスベアリングやJISベアリングなどのベアリング37が設けられている。また、このローラ装置38には、ベアリング37,37を両端部の内周に嵌着して略円筒状のローラ部39がシャフト33に対して回転自在に設けられている。さらに、両端部の軸支部に合成樹脂製のキャップ40,40がそれぞれ嵌着されている。
【0003】
そして、軸支部32がコンベヤフレーム31にそれぞれ軸支され、一対のコンベヤフレーム31に並列に配設され、ローラ部39の外周面に電動機などの駆動手段にて回行するベルト41が当接されて、電動機の駆動によりベルト41の回行とともにローラ部39が回転して被搬送物を搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記図7および図8に示す従来のローラ装置38では、シャフト33の両端部にベアリング37,37を嵌着するために軸支部32,32を背ぎり加工して、ベアリング37,37の外径寸法がベアリング37,37の内リング部34の内径と略同寸法もしくは若干径小となるように形成されている。このため、例えばベアリング37に回転抵抗が比較的大きいJISベアリングなどを用いた場合、回行するベルト41による回転負荷が少ない状態でローラ部39が回転されると、ベアリング37,37の内リング部34,34とシャフト33との間で滑動してベアリング37,37の内リング部34,34がシャフト33に対して空回りするおそれがある。したがって、シャフト33とベアリング37,37の内リング部34,34との空回りにより、摩耗して発生する鉄粉などにて円滑な回転が得られなくなったり錆を生じ、あるいは摩耗にてがたつきが生じて円滑な回転が得られなくなったり騒音を生じるなどのおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ベアリングの内リング部とシャフトとの空回りを抑制して長期間安定したベアリング特性が得られるローラ装置およびローラコンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のローラ装置は、両端部に軸支部を有したシャフトと、外周が円筒状のローラ部と、前記シャフトに嵌挿される内リング部およびこの内リング部に対して同軸上で前記ローラ部に取り付けられ前記内リング部に対して回転自在の外リング部を備え、前記ローラ部を前記シャフトに対して回転自在に支持する一対のベアリングと、有底筒状で、開口側の端部縁に、外径方向に突出するフランジ部が設けられているとともに、前記シャフトと前記ベアリングの内リング部との間に挿入されて前記シャフトと前記内リング部との相対的な回転を規制する回転規制体が一体に突設され、前記軸支部の端部側から嵌合される弾性を有するキャップとを具備したものである。
【0007】
そして、両端部に軸支部を有したシャフトの両端部近傍に、互いに回転自在でシャフトに嵌挿される内リング部およびローラ部に嵌着される外リング部を同軸上に設けローラ部をシャフトに対して回転自在に軸支するベアリングをそれぞれ取り付けるとともに、シャフトおよびベアリングの内リング部間にこれらシャフトおよびベアリングの内リング部の相対的な回転を規制する回転規制体を配設するため、ベアリングの内リング部とシャフトとの空回りによるベアリング特性の低減を防止する。また、回転規制体をキャップに一体に設けたため、キャップの取り付けの際に回転規制体がシャフトおよびベアリングの内リング部間に設けられ、製造工程数が低減して製造性が向上する。さらに、弾性を有するキャップの回転規制体により、シャフトの外径およびベアリングの内リング部の内径にばらつきが生じていても、一様にシャフトおよびベアリングの内リング部が密着される状態が得られ、ベアリングの内リング部とシャフトとの空回りが簡単な構成で抑制できる。
【0008】
請求項2記載のローラ装置は、請求項1記載のローラ装置において、回転規制体は、シャフトとベアリングの内リング部との間の周方向の一部に挿入されて前記シャフトの中心軸と前記内リング部の中心軸とを偏芯させるものである。
【0009】
そして、回転規制体をシャフトおよびベアリングの内リング部間に周方向の一部に位置して配設し、シャフトの中心軸および内リング部の中心軸を偏芯させるため、シャフトおよびベアリングの内リング部が密着される状態となり、ベアリングの内リング部とシャフトとの空回りが簡単な構成で抑制できる。
【0010】
請求項3記載のローラ装置は、請求項1または2記載のローラ装置において、軸支部は、この軸支部の端部からベアリングの内リング部の内側位置まで回転規制体が挿入される凹部を有したものである。
【0011】
そして、軸支部の端部からベアリングの内リング部の内側位置まで回転規制体が挿入する凹部を設けたため、回転規制体をシャフトおよびベアリングの内リング部間に配設することが容易となり、製造性が向上する。
【0012】
請求項4記載のローラコンベヤは、一対のコンベヤフレームと、この一対のコンベヤフレーム間に沿って複数並設され、両端部の各軸支部が前記各コンベヤフレームに取り付けられる請求項1ないし3いずれか一記載のローラ装置とを具備したものである。
【0013】
そして、請求項1ないし3いずれか一記載のローラ装置のローラ部を一対のコンベヤフレーム間に沿って複数並設したため、例えば駆動手段からの駆動力を伝達する駆動力伝達手段による回転負荷が少ない状態でローラ部が回転されても、ローラ装置のシャフトおよびベアリングの内リング部の空回りが規制されているので、長期間安定してベアリング特性が得られ、ローラ装置のローラ部の回転による騒音の発生が抑制される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1および図2に本発明の前提となる技術を示す。図1において、1はローラ装置としてのローラ体で、このローラ体1は、略円筒状のシャフト2を有している。このシャフト2は、両端部がそれぞれ背ぎり加工、すなわち周面の径方向に位置する一部が円弧凹状に窪んだ凹部3が対向して設けられて加工され、軸支部4を形成している。
【0016】
そして、このシャフト2の両端部近傍には、それぞれベアリング5,5が両端部から所定の距離中心側に位置して取り付けられている。これらベアリング5,5は、略円筒状で外周面に周方向に沿って内側転動溝6を有した内リング部7と、この内リング部7より軸方向の寸法が短く径大の略円筒状で内周面に周方向に沿って外側転動溝8を有した外リング部9と、内リング部7および外リング部9との間に内リング部7の内側転動溝6および外リング部9の外側転動溝8に位置して複数介在する球状の転動体10,10と、転動体10,10間の間隙を保持するスペーサ11と、外リング部9を内周側に嵌着し内リング部7および外リング部9との間を覆うカバー体12とにて構成され、転動体10の転動により内リング部7および外リング部9が相対的に回転する。そして、カバー体12には一縁に外周方向にフランジ状に突出する係止部13が設けられ、この係止部13がシャフト2の端部側に位置するようにベアリング5が取り付けられている。また、カバー体12には、内リング部7に接触せず潤滑剤などを注入する窓部14を開口形成している。
【0017】
なお、ベアリング5の内リング部7の内径は、シャフト2を嵌挿させて取り付ける作業性のため、シャフト2の軸支部4の外径寸法以上、すなわち軸支部4の外径寸法と略同寸法もしくは若干径大となるように形成されている。
【0018】
一方、15はローラ部で、このローラ部15は、略円筒状に形成され、両端には端部縁が内周側に円弧状に屈曲された嵌着部16が形成されている。そして、ローラ部15は、両端部の嵌着部16,16にシャフト2に取り付けられるベアリング5,5がそれぞれ嵌着され、シャフト2に対して回転自在に軸支されている。
【0019】
また、シャフト2とベアリング5の内リング部7との間には、シャフト2の軸支部4の一方の凹部3に位置して合成樹脂や硬質ゴムなどの弾性を有した部材にて柱状に形成された回転規制体18がそれぞれ介在されている。これら回転規制体18は、図2に示すように、軸支部4の軸心がベアリング5の内リング部7の軸心から偏芯する方向に付勢するように一方の凹部3に周方向の一部に位置するように圧入され、シャフト2の軸支部4の外周面がベアリング5の内リング部7の内周面に圧接するようになっている。
【0020】
さらに、シャフト2の両端部の軸支部4,4には、合成樹脂などの弾性を有した部材にて有底円筒状に形成されたキャップ20,20がそれぞれ設けられている。これらキャップ20,20は、シャフト2の端部が嵌挿可能な内径寸法で、かつ、軸支部4に嵌着した状態で開口側の端部縁がベアリング5の内リング部7の端部縁に略当接する軸方向の寸法に形成されている。また、キャップ20の開口側の端部縁には、外径方向に突出するフランジ部21が設けられている。
【0021】
そして、ローラ体1は、キャップ20のフランジ部21が一対のコンベヤフレーム25の対向面に当接して軸方向の移動が規制されて、一対のコンベヤフレーム25に設けられた軸受凹部26にキャップ20が設けられた軸支部4がそれぞれ係合して支持され、一対のコンベヤフレーム25間に沿って並列に配設される。
【0022】
また、コンベヤフレーム25に配設されたローラ体1のローラ部15の外周面には、図示しない電動機などの駆動手段により、コンベヤフレーム25に配設された複数のプーリに掛け渡されて回行する駆動伝達手段としての無端ベルト状のベルト27が接触し、駆動手段の回転駆動力が回行するベルト27を介して伝達されてローラ部15が回転するローラコンベヤ28が構成される。
【0023】
次に、前提となる技術の作用を説明する。
【0024】
まず、ローラ体1を組み立てる際には、ローラ部15の内周側にシャフト2を嵌挿する。そして、シャフト2の両端部にベアリング5,5をそれぞれ取り付ける。すなわち、ベアリング5の内リング部7の内周側にシャフト2の軸支部4を嵌挿するとともに、ベアリング5の外リング部9をカバー体12の係止部13がローラ部15の嵌着部16の端部に当接し、内リング部7の端部がシャフト2の端部から所定の位置となるように嵌着部16に嵌挿して、ベアリング5,5をシャフト2に一体的に組み付ける。なお、軸支部4が背ぎり加工されているため、容易にベアリング5の内リング部7にシャフト2の軸支部4を嵌挿できる。
【0025】
次に、軸支部4の一方の凹部3に回転規制体18を圧入する。この回転規制体18の圧入により、軸支部4の軸心がベアリング5の内リング部7の軸心から偏芯する方向に付勢された状態となり、シャフト2の軸支部4の外周面がベアリング5の内リング部7の内周面に圧接する。
【0026】
この後、シャフト2の軸支部4に、開口側の端部縁がベアリング5の内リング部7の端部縁に略当接するまでキャップ20を嵌着してローラ体1を組立形成する。
【0027】
そして、キャップ20のフランジ部21を一対のコンベヤフレーム25の対向面に当接させつつ、一対のコンベヤフレーム25の軸受凹部26に軸支部4をそれぞれ係合して支持し、一対のコンベヤフレーム25間に沿ってローラ部15の外周面にあらかじめ掛け渡したベルト27を接触させてローラ体1を並列に配設し、ローラコンベヤ28を組立形成する。
【0028】
また、被搬送物の搬送の際には、ローラコンベヤ28の駆動手段を駆動させることによりベルト27を回行させ、このベルト27に外周面が接触するローラ体1のローラ部15がベアリング5の外リング部9とともに回転する。
【0029】
ここで、ベアリング5は、転動体10の転動により、外リング部9がシャフト2および内リング部7に対して回転し、軸支部4がコンベヤフレーム25に支持されたシャフト2およびこのシャフト2に内周面が密着して一体的な内リング部7は、コンベヤフレーム25に支持された状態で回転しない。
【0030】
ところで、例えばローラ部15を高速で回転させるなど、回転負荷が少ない状態でローラ部15が回転される場合、転動体10の転動によるベアリング5の外リング部9および内リング部7の回転抵抗がJISベアリングなどのように比較的大きいものでは、シャフト2と内リング部7とで滑動する空回りを生じるおそれがあるが、シャフト2と内リング部7とは回転規制体18が圧入されて一体的に密着した状態となっていることから、シャフト2と内リング部7との空回りを防止できる。このため、シャフト2とベアリング5の内リング部7との空回りにて摩耗によるがたつきや鉄粉の発生、錆の発生、がたつきによる騒音などを防止でき、長期間安定した回転が得られるとともにローラ体1の寿命の延長が図れ、良好なベアリング特性が長期間得られ、維持管理も安価で容易にできる。
【0031】
そして、この空回りを防止する構成として、シャフト2と内リング部7との間に周方向の一部に回転規制体18を介在させ、シャフト2の中心軸および内リング部7の中心軸を偏芯させて互いに密着させるため、簡単な構成で容易に空回りを防止できる。
【0032】
また、ベアリング5の内リング部7が位置する部分まで背ぎり加工して凹部3を形成し、この凹部3に回転規制体18を挿入するため、容易に回転規制体18をシャフト2と内リング部7との間に周方向の一部に位置して介在させることが簡単な構造で容易にでき、製造性を向上できるとともに、ベアリング5のシャフト2への取り付けも容易にでき、組立作業性も向上できる。
【0033】
そして、回転規制体18を弾性を有する合成樹脂などにて形成したため、ローラ体1毎に異なるシャフト2の外径およびベアリング5の内リング部7の内径によるシャフト2の外周面とベアリング5の内リング部7の内周面とのクリアランスにばらつきが生じていても、確実にシャフト2およびベアリング5の内リング部7の密着状態が得られ、空回りを簡単な構成で防止できる。
【0034】
また、コンベヤフレーム25に軸支される軸支部4に弾性を有したキャップ20を設けたため、軸支の際の緩衝材となって騒音の発生を防止できるとともに、シャフト2およびベアリング5の内リング部7間に介在させた回転規制体18の脱落を防止できる。
【0035】
なお、上記前提となる技術において、ローラコンベヤ28に用いられるローラ体1について説明したが、シャフト2およびローラ部15をベアリング5にて相対的に回転自在のいずれの構成でも適用できる。
【0036】
そして、シャフト2を背ぎり加工して凹部3を形成し、この凹部3に回転規制体18を圧入して説明したが、単にプレス加工により凹部3を設けたり、シャフト2とベアリング5の内リング部7との間に回転規制体18を介在させることが困難でない場合などでは凹部3を設けなくてもよい。
【0037】
また、回転規制体18を介在させた後にキャップ20を取り付けて説明したが、図3ないし図6に示す本発明の一実施の形態のように、キャップ20の内リング部7に対向する縁に略同軸状に回転規制体18を一体に突設し、キャップ20の取付の際に突設した回転規制体18を介在させるなどしてもよい。この図3ないし図6に示す構成によれば、キャップ20の取付と回転規制体18との介在を一動作ででき、製造工程数を減少でき、製造性を向上できる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載のローラ装置によれば、シャフトの両端部近傍に取り付けられローラ部を回転自在に軸支するベアリングの内リング部とシャフトとの間に、これらシャフトおよび内リング部の相対的な回転を規制する回転規制体を設けるため、ベアリングの内リング部とシャフトとの空回りによるベアリング特性の低減を防止できる。また、回転規制体をキャップに一体に設けたため、キャップの取り付けとともにシャフトとベアリングの内リング部との間に回転規制体を取り付けでき、製造工程数が低減して製造性を向上できる。さらに、弾性を有するキャップの回転規制体により、シャフトの外径およびベアリングの内 リング部の内径にばらつきが生じていても、一様にシャフトおよびベアリングの内リング部を密着でき、内リング部とシャフトとの空回りを簡単な構成で抑制できる。
【0039】
請求項2記載のローラ装置によれば、請求項1記載のローラ装置の効果に加えて、回転規制体をシャフトおよびベアリングの内リング部間に周方向の一部に挿入し、シャフトの中心軸および内リング部の中心軸を偏芯させてシャフトおよび内リング部を密着させるので、内リング部とシャフトとの空回りを簡単な構成で抑制できる。
【0040】
請求項3記載のローラ装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載のローラ装置の効果に加え、軸支部の端部からベアリングの内リング部の内側位置まで回転規制体が挿入する凹部を設けたため、回転規制体をシャフトおよびベアリングの内リング部間に容易に介在でき、製造性を向上できる。
【0041】
請求項4記載のローラコンベヤによれば、請求項1ないし3いずれか一記載のローラ装置のローラ部を一対のコンベヤフレーム間に沿って複数並設するため、例えば駆動手段の駆動力を伝達する駆動力伝達手段により、回転負荷が少ない状態でローラ部が回転されても、ローラ装置のシャフトおよびベアリングの内リング部の空回りを防止でき、長期間安定してベアリング特性が得られ、ローラ装置のローラ部の回転による騒音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前提となる技術を示すローラ装置の断面図である。
【図2】 同上シャフトとベアリングとの関係を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施の形態を示すキャップの側面図である。
【図4】 同上平面図である。
【図5】 同上背面図である。
【図6】 同上正面図である。
【図7】 従来例のローラ装置を示す断面図である。
【図8】 同上シャフトとベアリングとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ローラ装置としてのローラ体
2 シャフト
3 凹部
4 軸支部
5 ベアリング
7 内リング部
9 外リング部
15 ローラ部
18 回転規制体
20 キャップ
25 コンベヤフレーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roller device that rotatably supports a roller portion on a shaft via a bearing, and a roller conveyor using the roller device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIGS. 7 and 8, for example, this type of roller device is arranged in parallel along a pair of conveyor frames 31, and both ends thereof are pivotally supported by the pair of conveyor frames 31, respectively. The shaft 33 is provided with a
[0003]
The
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the
[0005]
This invention is made in view of such a point, and it aims at providing the roller apparatus and roller conveyor which can suppress the idle rotation of the inner ring part and shaft of a bearing, and can obtain the stable bearing characteristic for a long period of time. To do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The roller device according to claim 1 is a shaft having shaft support portions at both ends, a roller portion having a cylindrical outer periphery, an inner ring portion fitted into the shaft, and coaxially with the inner ring portion. A pair of bearings that are attached to the roller portion and are rotatable with respect to the inner ring portion, and that support the roller portion with respect to the shaft, and a bottomed cylindrical shape that is open at the end the section edges, with a flange portion protruding radially outward is provided, restricting relative rotation between the inner ring portion and the shaft is inserted between the inner ring portion of said shaft and said bearing rotation restriction member is integrally projects which is obtained by including a cap having an elastic fitted from an end portion side of the shaft support.
[0007]
In addition, an inner ring portion that is rotatable and fitted into the shaft and an outer ring portion that is fitted into the roller portion are coaxially provided in the vicinity of both end portions of the shaft having shaft support portions at both ends, and the roller portion is provided on the shaft. In order to install a rotation restricting body that restricts the relative rotation of the shaft and the inner ring portion of the bearing between the shaft and the inner ring portion of the bearing. Prevents reduction of bearing characteristics due to idle rotation of inner ring and shaft. Further, since the rotation restricting body is provided integrally with the cap, the rotation restricting body is provided between the inner ring portion of the shaft and the bearing when the cap is attached, and the number of manufacturing steps is reduced and the productivity is improved. Furthermore, even when the outer diameter of the shaft and the inner diameter of the inner ring portion of the bearing vary due to the rotation restricting body of the elastic cap, the state where the shaft and the inner ring portion of the bearing are in close contact with each other can be obtained. The idle rotation between the inner ring portion of the bearing and the shaft can be suppressed with a simple configuration.
[0008]
Said claim 2 roller device, wherein in the roller device according to claim 1, the rotation restricting member includes a central axis of the circumferential direction of the shaft is inserted into a portion between the inner ring portion of the shaft and bearing the center axis of the inner ring portion is intended to be eccentric.
[0009]
Then, the rotation restricting body is disposed between the shaft and the inner ring portion of the bearing so as to be located at a part in the circumferential direction, and the center axis of the shaft and the center axis of the inner ring portion are eccentric. The ring portion is brought into close contact, and idle rotation between the inner ring portion of the bearing and the shaft can be suppressed with a simple configuration.
[0010]
Roller device 請 Motomeko 3 in that in the roller device according to
[0011]
And since the concave part into which the rotation restricting body is inserted is provided from the end of the shaft support part to the inner position of the inner ring part of the bearing, it becomes easy to arrange the rotation restricting body between the inner ring part of the shaft and the bearing. Improves.
[0012]
Roller conveyor 請 Motomeko 4 described, a pair of conveyor frames, a plurality of juxtaposed along between the pair of conveyor frames, one to each shaft support the both ends claims 1 mounted on the
[0013]
Then, since the roller portion of the roller apparatus of claims 1 to 3 any one according to a plurality arranged along between a pair of conveyor frames, for example, the rotational load by the driving force transmission means for transmitting a driving force from the driving means is small Even if the roller part is rotated in this state, the idle rotation of the shaft of the roller device and the inner ring part of the bearing is restricted, so that the bearing characteristics can be obtained stably for a long period of time, and noise caused by the rotation of the roller part of the roller device can be obtained. Occurrence is suppressed.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 and FIG. 2 show the technology underlying the present invention. In FIG. 1, 1 is a roller body as a roller device, and this roller body 1 has a substantially
[0016]
In the vicinity of both end portions of the
[0017]
Note that the inner diameter of the inner ring portion 7 of the bearing 5 is equal to or larger than the outer diameter size of the shaft support portion 4 of the
[0018]
On the other hand, reference numeral 15 denotes a roller portion. The roller portion 15 is formed in a substantially cylindrical shape, and
[0019]
Further, between the
[0020]
Further, the shaft support portions 4 and 4 at both ends of the
[0021]
Then, the roller body 1 is configured such that the
[0022]
Further, the outer peripheral surface of the roller portion 15 of the roller body 1 disposed on the conveyor frame 25 is wound around a plurality of pulleys disposed on the conveyor frame 25 by a driving means such as an electric motor (not shown). An
[0023]
Next, the operation of the underlying technology will be described.
[0024]
First, when the roller body 1 is assembled, the
[0025]
Next, the
[0026]
Thereafter, the roller body 1 is assembled by fitting the
[0027]
Then, while the
[0028]
Further, when the object to be conveyed is conveyed, the
[0029]
Here, in the bearing 5, the outer ring portion 9 rotates with respect to the
[0030]
By the way, when the roller unit 15 is rotated with a small rotational load, for example, when the roller unit 15 is rotated at high speed, the rotational resistance of the outer ring unit 9 and the inner ring unit 7 of the bearing 5 due to the rolling of the rolling
[0031]
In order to prevent this idling, a
[0032]
Further, the
[0033]
Since the
[0034]
Further, since the
[0035]
In the above-described technology , the roller body 1 used for the roller conveyor 28 has been described. However, any configuration in which the
[0036]
Its to form a
[0037]
Also, have been described by attaching the
[0038]
【The invention's effect】
According to the roller device of the first aspect, between the shaft and the inner ring portion of the bearing that is attached in the vicinity of both end portions of the shaft and rotatably supports the roller portion, the shaft and the inner ring portion are relatively arranged. Since the rotation restricting body that restricts the rotation is provided, it is possible to prevent the bearing characteristics from being reduced due to the idle rotation of the inner ring portion of the bearing and the shaft. Further, since the rotation restricting body is provided integrally with the cap, the rotation restricting body can be attached between the shaft and the inner ring portion of the bearing together with the attachment of the cap, thereby reducing the number of manufacturing steps and improving the productivity. Furthermore, even if the outer diameter of the shaft and the inner diameter of the inner ring portion of the bearing vary due to the rotation restricting body of the elastic cap , the shaft and the inner ring portion of the bearing can be in close contact with each other. The idling with the shaft can be suppressed with a simple configuration.
[0039]
According to the roller device of the second aspect, in addition to the effect of the roller device of the first aspect, the rotation restricting body is inserted in a part in the circumferential direction between the inner ring portion of the shaft and the bearing, and the central axis of the shaft Further, since the shaft and the inner ring part are brought into close contact with each other by decentering the central axis of the inner ring part, it is possible to suppress idle rotation between the inner ring part and the shaft with a simple configuration.
[0040]
According to the roller apparatus 請
[0041]
According to the roller conveyor 請 Motomeko 4 wherein, for a plurality arranged along the roller portion of the roller apparatus of claims 1 to 3 any one described between a pair of conveyor frames, for example, the driving force of the driving means transmitting The driving force transmission means that prevents the idle rotation of the shaft of the roller device and the inner ring portion of the bearing even when the roller portion is rotated in a state where the rotational load is small. The generation of noise due to the rotation of the roller portion can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a roller device showing a technique which is a premise of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing the relationship between the shaft and the bearing.
FIG. 3 is a side view of a cap showing an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of the same.
FIG. 5 is a rear view of the same.
FIG. 6 is a front view of the same.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a conventional roller device.
FIG. 8 is an explanatory view showing the relationship between the shaft and the bearing.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Roller body as a
15 Roller section
18 Rotation regulator
20 cap
25 Conveyor frame
Claims (4)
外周が円筒状のローラ部と、
前記シャフトに嵌挿される内リング部およびこの内リング部に対して同軸上で前記ローラ部に取り付けられ前記内リング部に対して回転自在の外リング部を備え、前記ローラ部を前記シャフトに対して回転自在に支持する一対のベアリングと、
有底筒状で、開口側の端部縁に、外径方向に突出するフランジ部が設けられているとともに、前記シャフトと前記ベアリングの内リング部との間に挿入されて前記シャフトと前記内リング部との相対的な回転を規制する回転規制体が一体に突設され、前記軸支部の端部側から嵌合される弾性を有するキャップと
を具備したことを特徴とするローラ装置。A shaft having shaft supports at both ends;
A roller portion having a cylindrical outer periphery;
An inner ring portion that is inserted into the shaft, and an outer ring portion that is coaxially attached to the inner ring portion and is attached to the roller portion and is rotatable with respect to the inner ring portion, and the roller portion with respect to the shaft A pair of bearings that are rotatably supported,
A bottomed cylindrical shape, the end edges of the open side, with a flange portion protruding radially outward is provided, in the said shaft is inserted between the inner ring portion of said shaft and said bearing A roller device comprising: a rotation restricting body that restricts relative rotation with the ring portion; and a resilient cap that is fitted from an end side of the shaft support portion .
ことを特徴とする請求項1記載のローラ装置。 Rotation restriction body, claims, characterized in that for eccentric with the center axis of the circumferential direction of the inserted part and the central axis of the shaft the inner ring portion between the inner ring portion of the shaft and bearing 1 wherein a roller device.
ことを特徴とする請求項1または2記載のローラ装置。 Shaft support, the roller device according to claim 1 or 2, wherein the rotation restriction body to the inner position of the inner ring of the bearing from the end of the shaft support has a recess to be inserted.
この一対のコンベヤフレーム間に沿って複数並設され、両端部の各軸支部が前記各コンベヤフレームに取り付けられる請求項1ないし3いずれか一記載のローラ装置と
を具備したことを特徴とするローラコンベヤ。A pair of conveyor frames;
A plurality of juxtaposed along between the pair of conveyor frames, rollers, characterized in that each shaft support the both ends provided with the said roller device 3 any one according to claims 1 attached to each conveyor frame Conveyor.
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