JP4169847B2 - 開閉可能な車両ルーフのカバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉可能な車両ルーフのカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
カバープレートとしての透明なシートと、上記シートの縁範囲の下方にある面取りしたカバー内側パネルの形の固定部材とを、発泡成形または射出成形した合成樹脂フレームによって相互に結合し、同時に、上記合成樹脂フレームの周面に密封部材を保持する輪郭を構成した形式のスライドルーフのカバーは、ドイツ実用新案第29704030号から公知である。
この種の密封部材は、ドイツ特許公開第4427537号にもとづき、カバー開閉時の挟み込み状態(Einklemmfalles)を検知する感圧性のストリップ状センサ素子を組込んだ中空チャンバ形状体として構成できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術において、押出法で中空チャンバパッキンにセンサ素子を導入し、カバーにパッキンを固定する操作は、経費の掛かる製造・組立工程をなし、スライドルーフカバーの製造費を著しく高騰する。
本発明の課題は、挟み込み状態の検知手段を有し妥当なコストで製造できる開閉可能の車両ルーフのカバーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は、本発明にもとづき、請求項1の特徴によって解決される。本発明の有利な実施形態を従属請求項に開示した。
即ち、本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、カバープレート3と、このカバープレート3の外縁範囲に設けたカバー内側パネル6と、発泡または射出成形されていて前記カバープレート3及びカバー内側パネル6の周縁にそれらを結合すべく設けられた合成樹脂フレーム4とを有する、開閉可能な車両ルーフのカバーにおいて、
前記カバー内側パネル6には合成樹脂フレーム4外縁に向く剛な壁6A、6Bが形成され、この壁6A、6Bの合成樹脂フレーム4外縁側に挟み込み状態を検知するセンサ素子8が設けられていることである。
【0005】
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、カバー内側パネル6の壁6A、6Bが、外側から内側へ下方へ斜めに傾斜して延びることである。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、合成樹脂フレーム4が、センサ素子8の範囲にミゾ40、40Aを有することである。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、第3の具体的手段に加えて、ミゾ40、40Aが、下方へ開放していることである。
【0006】
本発明における課題解決のための第5の具体的手段は、第3または4の具体的手段に加えて、ミゾ底面40Bが、ほぼ、センサ素子8の中心の高さにあることである。
本発明における課題解決のための第6の具体的手段は、第3〜5の1つの具体的手段に加えて、ミゾ40、40Aが、合成樹脂フレームの横方向へ延びるリブ47によって遮断されていることである。
本発明における課題解決のための第7の具体的手段は、第1〜6の1つの具体的手段に加えて、合成樹脂フレーム4が、約90のショア硬さを有することである。
【0007】
本発明における課題解決のための第8の具体的手段は、第3〜7の1つの具体的手段に加えて、ミゾ40、40Aには、合成樹脂フレーム4の材料よりも軟質の材料7が充填されていることである。
本発明における課題解決のための第9の具体的手段は、第8の具体的手段に加えて、より軟質な材料7が、約30のショア硬さを有することである。
本発明における課題解決のための第10の具体的手段は、第1〜9の1つの具体的手段に加えて、センサ素子8が、接着によってカバー内側パネル6に結合されていることである。
【0008】
本発明における課題解決のための第11の具体的手段は、第1〜10の1つの具体的手段に加えて、センサ素子8のカバー2の外縁に向く側が、合成樹脂フレーム4の材料で覆われていることである。
本発明における課題解決のための第12の具体的手段は、第8〜11の1つの具体的手段に加えて、2成分射出法によって、より軟質な材料7をミゾ40、40Aに導入することである。
本発明の中心思想にもとづき、カバーのための発泡成形または射出成形した少なくとも部分的に変形可能な合成樹脂フレームに感圧センサ素子を直接に一体化する。何れにせよ合成樹脂フレームの製造時に成形工具内に位置決めする必要のある強化または固定部材にセンサ素子を配置することによって、センサ素子の位置決めおよびカバーとの結合操作を特に簡単化できる。センサ素子は、その背面で、剛な固定部材に支持される。かくして、前面の感圧性が向上される。センサ素子を覆う合成樹脂フレームは、例えばゴムパッキンよりも高い安定性を有するので、更に、センサ素子を安全に設置できる。更に、センサ素子と評価論理系(Auswertelogik)との間の接続が、特に簡単化される。なぜならば、ガラスシートおよび補強部材の周縁における射出または発泡成形時に合成樹脂フレームに電気接続を同時に問題なく埋込むことができるからである。
【0009】
センサ素子を設置した固定部材の壁は、外側から内側へ斜めに下方へ傾斜させるのが好ましい。かくして、特に、合成樹脂フレームのV形または台形のミゾによって、力が挟み込み対象からセンサ素子に適切に伝達される。上から下へ内側へ斜めに下降するセンサ素子のこのような配置は、閉鎖されるスライドルーフカバーの前縁の挟み込み状態の検知にもスライドチルトルーフまたはチルトルーフの昇降されるカバーの後縁の挟み込み状態の検知にも好適である。
本発明の有利な実施形態にもとづき、合成樹脂フレームの下面には、センサ素子の範囲に、ミゾを設ける。この種のミゾは、例えば、周縁の射出または発泡成形時、工具部材(スライダ;Schieber)によって形成できる。
【0010】
ミゾ底面が、ほぼ、センサ素子の中心の高さにあれば、センサ素子に特に好適に力を導入できる。この場合、挟み込み時に合成樹脂フレームの外縁が変形された場合、センサ素子への力伝達のために特に好適なてこ比が生ずる。
カバープレートの周縁の発泡または射出操作の前に、例えば、接着によって、センサ素子を強化または固定部材に固定するのが好ましく、かくして、センサ素子を上記部材とともに成形工具内に直接に位置決めできる。しかしながら、他の方策として、周縁の射出または発泡操作時に型部材によって形成されたミゾ内において、ミゾに接する固定部材の壁に、例えば、接着等の接合によって、センサ素子を設置することもできる。
【0011】
本発明の他の好ましい実施形態にもとづき、合成樹脂フレームの横方向へ延びるリブによってミゾを遮断する。上記リブは、合成樹脂フレームの外縁からセンサ素子への力の伝達に役立つ。
他の有利な実施形態にもとづき、合成樹脂フレームの材料よりも軟らかい弾性材料をミゾに充填する。好適な段階付けにもとづき、合成樹脂フレームは、ショア硬さが約90のポリウレタンから構成し、他方、より軟質の材料のショア硬さは、約30である。より軟質の材料のこのような充填は、2成分射出法によって特に簡単に実施できる。より軟質の弾性材料は、一方では、センサ素子の下面の被覆に役立ち、他方では、センサ素子に対する合成樹脂フレームの横方向リブの外縁の変形の直接作用の代わりにまたはこの作用に加えて、フレーム外縁に作用する圧力のセンサ素子への伝達に役立つ。
【0012】
カバー外縁の当接面を下方へ斜めに下降するよう傾斜させれば、圧力伝達の容易化のために有利である。このような実施形態の場合、カバーの突出する下部外縁に対する挟み込み対象の線接触によって、合成樹脂フレームの変形が容易化され、かくして、挟み込み状態の検知が容易となる。
好ましくはストリップ状に構成されたセンサ素子は、スライドルーフのカバーの場合は、少なくとも前縁の範囲に延び、車両の固定ルーフの上方へ後縁を上昇させるカバーの場合は(例えば、スライドチルトルーフまたはチルトルーフの場合は)、更に、少なくとも後縁範囲の一部の上方に延びる。しかしながら、センサ素子は、カバーの全外周面に沿って環状に配置することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、以下に、本発明を説明する。
車両の固定ルーフ面1には、概ね2で示したカバーによって閉鎖または少なくとも部分的な開放を選択的に行い得るルーフ開口部5が設けてある。この場合、カバー2は、スライドチルトルーフに配してあり、カバー側部の範囲の機構(図示してない)によって、カバー後縁を車両固定ルーフ1の上方へ上昇でき、他方、カバー後縁を車両固定ルーフ1の下方へ下降して後方へ摺動できる。
【0014】
このようなカバー2の場合、図2、3に示した如く、動力閉鎖操作時に、挟み込み対象11または挟み込み物体が、カバー2の前縁においても(図2)カバー2の後縁においても(図3)このカバーと車両固定ルーフ1との間に挟み込まれることになる。
立法者は、動力で自動的に開閉される車両部材について、挟み込み時の挟み力を100N(ニュートン)に制限するセンサ機構による監視を規定している。
カバー2は、ガラスから構成するのが好ましいが透明な合成樹脂からも構成できるカバープレート3と、外縁範囲に設けた強化または固定部材(この場合、カバープレート3に固定される又はカバープレート3を固定するカバー内側パネル6)と、型内でカバープレート3および固定部材の周縁に発泡または射出成形によって製造され双方の部材3、6を結合する合成樹脂フレーム4とから構成される。
【0015】
本発明にもとづき、カバー外縁に向く壁に設置され、カバー閉鎖時に挟み込みが生じた場合に合成樹脂フレーム4の部分的変形によって作動され、かくして、物体または対象の挟み込みを報知する少なくとも1つのストリップ状センサ素子8を上記合成樹脂フレーム4に組込む。センサ素子8として、例えば、ドイツ特許公開第4427537号に記載のFSR素子(force sensing resister)を使用できる。この種のセンサ素子は、圧力を受けた場合、その抵抗値が変化するので、挟み込み状態を示す変形を評価論理系によって容易に検知できる。
【0016】
合成樹脂フレーム4には、下方へ開放したほぼV形または台形に構成できるミゾ40を形成するのが好ましい。ミゾ40の外側の壁は、合成樹脂フレーム4の外側の環状ウェブ46に接する。合成樹脂フレームの外側当接面43は、上から下へ外方へ斜めに下降するよう傾斜している。最も突出する下部外縁41は、図2の挟み込み状態では、矢印方向Aの移動時、まず挟み込み対象11と接触する。上方へ延びる当接面43は、閉鎖状態において、車両固定ルーフ1または上記ルーフに設けたパッキン(図示してない)に当接する。
【0017】
図2〜7に示した如く、センサ素子8は、ミゾ40の外側から内側へ下方へ斜めに傾斜する壁42に設けるのが好ましく、この場合、センサ素子8の背面は、常に、上方へ斜めに折曲げられたカバー内側パネル6の外側範囲において、図2、3、7に示した如くミゾ40を直接に形成する剛な壁6A、6Bに支持される。他方、図4、6の実施形態の場合は、センサ素子8は、合成樹脂フレーム4の材料の比較的薄い層によってミゾ40、40Aの方向へ覆われている。センサ素子は、カバー内側パネル6の壁6A、6Bに接着によって固定するのが好ましい。この固定は、周縁の発泡または射出成形の前に行うことができる。しかしながら、図2、3、7の実施形態の場合、他の方策として、センサ素子をカバー内側パネル6の壁6A、6Bに後から設置し、例えば、同じく接着によってまたはミゾ40により軟質の材料7を発泡成形することによって固定することもできる。
【0018】
ミゾ40の底面の上方に延びる合成樹脂フレーム4の範囲50は、図2、3、7の実施形態の場合、比較的薄く構成され、外縁41が挟み込み対象11にぶつかった場合、弾性フィルムヒンジと同様に作用し、従って、ウェブ46は、比較的容易に内方へ湾曲される。この場合、センサ素子8は、特に、図4の上部に円45で示した範囲において変形され、かくして、既に、有意の抵抗変化が生ずる。
挟み込み対象11からセンサ素子8への圧力の移行は、更に、相互に離隔してミゾの範囲においてウェブ46を内壁42と結合する横方向リブ47(図5)によって支援される。
【0019】
図6に示した他の実施形態にもとづき、横断面が好ましくはV形のミゾ40Aの底面40Bが、ほぼ、センサ素子8の中心の高さで終われば好ましい。挟み込みにもとづく外縁41Aの変形時、ウェブ46Aが内方へ湾曲され、この場合、ミゾ底面40Bの配置によって、センサ素子8への力伝達のために好適なてこ比が得られる。この場合、ミゾの内壁42Aは、比較的層の薄い下部においてのみ、センサ素子8に重畳する。図6の実施形態は、特に妥当なコストで製造できる。なぜならば、この場合、センサ素子8は、例えば、接着によって、カバー内側パネルの壁6Aに直接に固定でき、カバー周縁における射出または発泡成形のために、上記パネルとともに、型内に位置決めされるからである。センサ素子8は、合成樹脂フレーム4の唯一つの材料によって完全に囲まれ、かくして、極めて良好に保護される。図6の実施形態の場合、補足の横方向リブ47は不要であり、従って、必要な成形工具も特に簡単に構成できる。
【0020】
有利な実施形態にもとづきー図7に示した如く−、ミゾ40A、40Bの全範囲には、合成樹脂フレーム4の材料よりも軟質でありウェブ46の変形時に圧力をセンサ素子8に伝達する弾性緩衝体として作用する材料が充填してある。
カバー2の後縁の下降時(図3の矢印B)、図2、4の前縁の挟み込みの場合と同様、挟み込み対象11が、当接面43の変形およびミゾ40、40Aに場合によっては存在する同じくより軟質の材料7の変形を介してセンサ素子8によって検知される。
【0021】
合成樹脂フレーム4の上縁44は、それ自体は公知の態様で、カバープレート3の上縁と面一に配置されている。カバー内側パネル6は、カバー2の補強および補足の側部ブラインドの取付または昇降レバーまたは連結機構によるカバー作動機構の結合に役立つ。カバー内側パネル6は、単一部材または多重部材として構成できる。
カバー2の製造は、カバープレート3および1つまたは複数のカバー内側パネル6を導入する射出型または注形型において行うのが好ましい。この場合、2分割工具が、概ね、合成樹脂フレーム4の輪郭を与える。センサ素子8は、射出、注形または発泡操作時に直接に、合成樹脂フレーム4に組込むのが好ましい。しかしながら、第2実施形態にもとづき、センサ素子は、射出、注形または発泡操作後にカバー内側パネル6の壁6A、6Bに固定でき、場合によっては更に、より軟質の材料7の射出または発泡操作時に固定できる。
【0022】
ミゾ40、40Aは、不動の型部材によって形成するか、主工具から引出す際にミゾを形成するスライダの形の可動の型部材によって形成する。
この場合、上記ミゾには、2成分射出または発泡法で、より軟質の弾性材料7を充填できる。合成樹脂フレーム4の材料としては、例えば、ショア硬さが約90のポリウレタン(PU)が適する。より軟質の弾性材料には、ショア硬さが約30のPUフォームが適する。
射出時または発泡時または注形時にセンサ素子8およびカバー内側パネル6を合成樹脂フレーム4に直接に設置する代わりに、形成されたミゾ40に、接着によって後からセンサ素子8を設置することも考えられる。ミゾ40へのより軟質の材料の設置も、同じく、別個の作業工程において行うことができる。より厚いカバープレートの場合に特に、補強または固定部材に設置する代わりに、カバープレート3の外縁に固定することも可能である。合成樹脂フレーム4の射出または発泡または注形時に型内に位置決めされるカバー2の部分の剛な壁にセンサ素子8を支持することが重要であり、かくして、センサ素子は、位置決めを発泡操作の前後に、射出操作の前後にまたは注形操作の前後に行うかに関係なく、簡単に所定の如く位置決めできる。更に、センサ素子8の安定な支持によって、合成樹脂フレームの変形時に、センサ素子が合成樹脂フレームとともに内方へ逃げることはなく、従って、挟み込み状態においてもセンサ素子の応答感度は、明らかに向上されるという利点が得られる。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、挟み込み状態を検知するセンサ素子8が、カバー2の外縁に向く固定部材(カバー内側パネル6)の壁6A、6Bに設けてあるので、妥当なコストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開閉可能な車両ルーフの概略斜視図である。
【図2】 カバーの縁、車両の隣接ルーフおよびカバー前縁の範囲の挟み込み対象の部分縦断面図である。
【図3】 カバー後縁の範囲の挟み込み対象の部分縦断面図である。
【図4】 第1実施形態の図2と同様の拡大詳細図である。
【図5】 ミゾ範囲の補足の横方向リブを示すためのカバー縁の部分下面図である。
【図6】 ミゾの形状を変更した実施形態の図3と同様の図面である。
【図7】 合成樹脂フレームのミゾにより軟質の材料を充填した実施形態の図面である。
【符号の説明】
1 車両ルーフ
2 カバー
3 カバープレート
4 合成樹脂フレーム
5 ルーフ開口部
6 カバー内側パネル
6A、B (6の折曲げた外側範囲の)壁
7 より軟質の材料
8 センサ素子
11 挟み込み対象
21 (2の)前縁
22 (2の)後縁
40、40A (4の)ミゾ
40B ミゾ底面
41、41A (4の)外縁
42、42A (4の)内縁
43 (4の)当接面
44 (4の)上縁
45 (40上方の)範囲
46、46A (4の)ウェブ
47 横方向リブ
Claims (12)
- カバープレート(3)と、このカバープレート(3)の外縁範囲に設けたカバー内側パネル(6)と、発泡または射出成形されていて前記カバープレート(3)及びカバー内側パネル(6)の周縁にそれらを結合すべく設けられた合成樹脂フレーム(4)とを有する、開閉可能な車両ルーフのカバーにおいて、
前記カバー内側パネル(6)には合成樹脂フレーム(4)外縁に向く剛な壁(6A、6B)が形成され、この壁(6A、6B)の合成樹脂フレーム(4)外縁側に挟み込み状態を検知するセンサ素子(8)が設けられていることを特徴とする開閉可能な車両ルーフのカバー。 - カバー内側パネル(6)の壁(6A、6B)が、外側から内側へ下方へ斜めに傾斜して延びることを特徴とする請求項1の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- 合成樹脂フレーム(4)が、センサ素子(8)の範囲にミゾ(40、40A)を有することを特徴とする請求項1の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- ミゾ(40、40A)が、下方へ開放していることを特徴とする請求項3の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- ミゾ底面(40B)が、ほぼ、センサ素子(8)の中心の高さにあることを特徴とする請求項3または4の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- ミゾ(40、40A)が、合成樹脂フレームの横方向へ延びるリブ(47)によって遮断されていることを特徴とする請求項3〜5の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- 合成樹脂フレーム(4)が、約90のショア硬さを有することを特徴とする請求項1〜6の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- ミゾ(40、40A)には、合成樹脂フレーム(4)の材料よりも軟質の材料(7)が充填されていることを特徴とする請求項3〜7の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- より軟質な材料(7)が、約30のショア硬さを有することを特徴とする請求項8の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- センサ素子(8)が、接着によってカバー内側パネル(6)に結合されていることを特徴とする請求項1〜9の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- センサ素子(8)のカバー(2)の外縁に向く側が、合成樹脂フレーム(4)の材料で覆われていることを特徴とする請求項1〜10の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
- 2成分射出法によって、より軟質な材料(7)をミゾ(40、40A)に導入することを特徴とする請求項8〜11の1つに記載の開閉可能な車両ルーフのカバー。
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