JP4168841B2 - Piezoelectric light emitting fan - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子および当該圧電素子から出力される電力によって発光する発光素子を有する圧電発光装置、より具体的には、圧電発光うちわに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電素子および発光素子を扇面に設けたうちわが、特許文献1に記載されている。
【0003】
また、振動板に圧電素子および重りを設けた圧電振動ユニットならびに発光素子を踵部に設けた靴が、特許文献2に記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−56728号公報(段落0011〜0019、図3)
【特許文献2】
特開2000−224871号公報(段落0028〜0040、図1、図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、コスト低減等の観点から、柄が、更に通常は扇面の骨も、プラスチック(合成樹脂)製のうちわが多く製作されている。
【0006】
このようなうちわに、特許文献1に記載の技術を適用しても、発光素子の発光量が小さいことが分かった。これは、うちわを扇いだときに扇面の圧電素子に加わる力が小さく、圧電素子の発電エネルギーが小さいからである。
【0007】
そこでこの発明は、このような点を改善して、少なくとも柄がプラスチック製のうちわであって、発光素子の発光量の大きい圧電発光うちわを提供することを一つの目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る圧電発光うちわの一つは、柄の先端部に扇面を結合して成り、少なくとも柄がプラスチック製のうちわにおいて、前記柄を、先端に開口部を有する筒状の取っ手内に揺動可能に収納して、当該柄の前記先端部とは反対側の端部付近を当該取っ手内に設けた固定部で固定し、前記柄に、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子を設け、しかも当該圧電素子の少なくとも一部分が前記柄の固定部と中央部との間に位置するように設け、かつ前記圧電素子から出力される電力によって発光する発光素子を前記扇面に設けていることを特徴としている。
この発明に係る圧電発光うちわの他のものは、柄の先端部に扇面を結合して成り、少なくとも柄がプラスチック製のうちわにおいて、前記柄を、先端に開口部を有する筒状の取っ手内に揺動可能に収納して、当該柄の前記先端部とは反対側の端部付近を当該取っ手内に設けた固定部で固定し、前記柄に、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子を設け、しかも当該圧電素子の少なくとも一部分が前記柄の固定部と中央部との間に位置するように設け、かつ前記圧電素子から出力される電力によって発光する発光素子を前記扇面に設けており、かつ前記取っ手の開口部は、前記柄の振幅を制限するストッパーとして機能することを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、少なくとも柄がプラスチック製のうちわは、扇いだときに、柄が竹製や木製の場合と違って、取っ手内において柄の固定部と中央部との間付近が大きく撓んで変形する。そこに圧電素子の少なくとも一部分が位置するように設けているので、圧電素子の発電エネルギーを大きくして発光素子の発光量を大きくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
[圧電発光うちわ]
図1は、この発明に係る圧電発光うちわの一実施形態を示す正面図である。この圧電発光うちわ2は、基本的には、柄4の先端部6に扇面8を結合して成り、少なくとも柄4がプラスチック(合成樹脂)製のうちわである。柄4がプラスチック製の場合は、扇面8を構成する複数の骨10およびそれらを一つにまとめて柄4の先端部6に結合する要領域12も、通常はプラスチック製であるが、これら10、12の材質は必ずしもプラスチックでなくても良い。プラスチックでなくても、この発明の作用効果を奏するからである。
【0022】
この圧電発光うちわ2では、柄4に、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子16を設けている。しかも、当該圧電素子16の少なくとも一部分が、柄4の先端部6と中央部との間に位置するように設けている。更に、この圧電素子16から出力される電力によって発光する発光素子18を、その光が外から見えるように扇面8に設けている。
【0023】
発光素子18は、例えば発光ダイオード(LED)であるが、それ以外のものでも良い。発光素子18の数は、1以上で任意である。後述する他の実施形態においても同様である。発光素子18を扇面8に設ける位置は、図1の例のように要領域12でも良いし、扇面8の周縁部等でも良く、任意である。
【0024】
圧電素子16は、図2または図3に示すように、圧電基板161の両主面に電極162、163を形成して成る。圧電素子16は、柄4(または後述する振動板36)の一方面のみに設けて、いわゆるユニモルフ構造にしても良いし、柄4(または後述する振動板36)の両面に設けて、いわゆるバイモルフ構造にしても良い。後述する他の実施形態においても同様である。ユニモルフ構造は、構造が単純であるという特長を有している。バイモルフ構造は、発電量をユニモルフ構造の約2倍程度に増大させることができ、ひいては発光素子18の発光量を増大させることができるという特長を有している。本願の実施形態では、図4、図10〜図13等に示すように、基本的にバイモルフ構造を採用している。なお、圧電素子16が露出しないように、圧電素子16の表面を樹脂等で覆っておいても良い。他の実施形態においても同様である。
【0025】
圧電素子16がユニモルフ構造の場合の発光素子18との配線図の例を図2に示し、バイモルフ構造の場合の例を図3に示す。これらの配線図は、発光素子18の部分以外は、後述する他の実施形態にも共通しているので、ここで一括して説明する。バイモルフ構造の場合の結線の仕方は、図3(および後述する図7〜図9等)に示すように二つの圧電素子16を並列接続する並列型でも良いし、二つの圧電素子16を直列接続する直列型でも良い。但し、圧電素子16の出力電圧は一つでも十分に高いので、並列型の方が好ましく、本願の実施形態では基本的に並列型を採用している。圧電素子16と発光素子18との具体的な配線は、例えば配線パターン、リード線、スルーホール等の公知の配線手段によって行えば良いので、図1、図4、図10〜図13等の構造図では図示を省略している。
【0026】
上記圧電発光うちわ2における作用を説明すると、上記圧電発光うちわ2は、通常のうちわと同様、通常は、柄4の中央部付近14を手で持って扇ぐことになる。そのとき、この圧電発光うちわ2は少なくとも柄4がプラスチック製であるので、扇いだときに、柄4が竹製や木製の場合と違って、柄4の先端部(即ち扇面8との結合部)6と中央部との間付近が大きく撓んで変形する。そこに圧電素子16の少なくとも一部分が位置するように設けているので、圧電素子16には従来例に比べて大きな応力が加わり、圧電素子16の発電エネルギー(換言すれば発電電力量。以下同じ)を大きくして発光素子18の発光量を大きくすることができる。また、発光素子18は、扇面8の振動に同期して点滅するので、視覚的に興味深い効果を出すことができる。
【0027】
なお、圧電素子16は、そのできるだけ多くの部分が、好ましくはそのほぼ全体が、上記柄4の先端部6と中央部との間に位置するように設けるのが好ましい。そのようにすると、圧電素子16に力をより効果的に加えて、その発電量をより大きくすることができるからである。
【0028】
次に、図4に示す圧電発光うちわ2を、図1に示した実施形態との相違点を主体に説明する。この図4に示す圧電発光うちわ2は、上記のような少なくとも柄4がプラスチック製のうちわの柄4を、先端に開口部22を有する筒状の取っ手(ケースとも言うことができる)20内に収納して、柄4の先端部6とは反対側の端部7付近を、取っ手20内に設けた固定部24で固定した構造をしている。そして、柄4に圧電素子16を設け、しかも当該圧電素子16の少なくとも一部分が、柄4の固定部(固定部24による固定部分)と中央部との間に位置するように設けている。このとき、固定部24は、図4に示す例のように圧電素子16の端部を押さえていても良いし、圧電素子16の端部から離していても良い。
【0029】
圧電発光うちわ2を扇ぐ方向Aにおける開口部22の寸法は、即ち同方向Aにおける取っ手20の先端部内壁21と柄4との間の距離は、うちわ2を扇ぐときに柄4の振幅が適切なものになるように設定すれば良い。
【0030】
発光素子18については、前記と同様であるので、ここでは重複説明を省略する。
【0031】
上記圧電発光うちわ2は、取っ手20を持って扇ぐことになる。そのとき、この圧電発光うちわ2は少なくとも柄4がプラスチック製であるので、扇いだときに、柄4が竹製や木製の場合と違って、取っ手20内において柄4の固定部と中央部との間付近が大きく撓んで変形する。そこに圧電素子16の少なくとも一部分が位置するように設けているので、圧電素子16には従来例に比べて大きな応力が加わり、圧電素子16の発電エネルギーを大きくして発光素子18の発光量を大きくすることができる。
【0032】
しかも、扇ぐときの柄4の振動の支点が固定部24によって一義的に決まり、取っ手20を持つ位置は左右されないので、うちわを扇ぐときの力を圧電素子16に効率良く伝えることができる。その結果、圧電素子16の発電エネルギーをより増大させて、発光素子18の発光量をより増大させることができる。
【0033】
また、取っ手20の開口部22は、うちわの振幅を制限するストッパーとして機能するので、人が過大な力で扇いだ場合でも、圧電素子16の破損を防止することができる。
【0034】
なお、圧電素子16は、そのできるだけ多くの部分が、好ましくはそのほぼ全体が、上記柄4の固定部と中央部との間に位置するように設けるのが好ましい。そのようにすると、圧電素子16に力をより効果的に加えて、その発電量をより大きくすることができるからである。
【0035】
図5に示す実施形態のように、上記柄4の圧電素子16を設けた部分に括れ(くびれ)26を設けても良い。そのようにすれば、圧電発光うちわ2を扇ぐ際に、圧電素子16の部分に応力が集中するので、圧電素子16の発電エネルギーをより増大させて、発光素子18の発光量をより増大させることができる。
【0036】
図6に示す実施形態のように、前記複数の骨10および要領域12を透明樹脂で一体的に形成し、かつ、前記発光素子18をこの要領域12に設けて、発光素子18から発した光を当該透明樹脂中に導入するようにしても良い。透明樹脂は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等である。発光素子18から発した光を透明樹脂中に導入する手段として、発光素子18の一部分または全体を透明樹脂中に嵌め込んでも良いし、埋め込んでも良い。そのようにすれば、発光素子18から発した光を透明樹脂中に効率良く導入することができる。
【0037】
なお、発光素子18の数は、図6に示す3個に限定されるものではない。また、柄4を要領域12等と透明樹脂で一体的に形成するか否かは任意である。
【0038】
上記図6の実施形態によれば、発光素子18から発した光は、透明樹脂中を通過して、要領域12の先端12aまたは各骨10の先端10aから外部に放出され、当該先端12a、10aが光って見えるので、視覚的な美しさの演出効果をより増大させることができる。
【0039】
また、透明樹脂で形成された骨10や要領域12の一部分または全部に亘って、その表面に凹凸(凹、凸または両者)を形成しておいても良い。この凹凸で模様や絵柄を形成しておいても良い。このような凹凸を形成しておくと、凹凸の部分で光が反射して表面に放出され凹凸の部分が光って見えるので、視覚的な美しさの演出効果をより増大させることができる。
【0040】
前記発光素子18を発光ダイオードで構成して、扇面8に2個以上の発光ダイオードを設けても良い。その場合、図7に示す例のように、2個の発光ダイオード18aと18bを互いに逆向きに並列接続しても良い。そのようにすると、圧電発光うちわ2を扇いだときに発光ダイオード18aと18bとが交互に光る。
【0041】
図8に示す例のように、2個の発光ダイオード18c、18dを互いに同方向に直列接続し、2個の発光ダイオード18e、18fを互いに同方向に直列接続し、両ダイオード列を互いに逆向きに並列接続しても良い。そのようにすると、圧電発光うちわ2を扇いだときに、発光ダイオード18c、18dと発光ダイオード18e、18fとが交互に光る。
【0042】
図9に示す例のように、3個の発光ダイオード18g、18h、18iを互いに同方向に直列接続し、3個の発光ダイオード18j、18k、18lを互いに同方向に直列接続し、両ダイオード列を互いに逆向きに並列接続しても良い。そのようにすると、圧電発光うちわ2を扇いだときに、発光ダイオード18g、18h、18iのグループと発光ダイオード18j、18k、18lのグループとが交互に光る。
【0043】
図6に示した、複数の骨10および要領域12を透明樹脂で一体的に形成した実施形態において、要領域12に、互いに異なる色の光を発する2個以上の発光素子18を設けても良い。そのようにすると、要領域12および各骨10の部分において発光色が様々な割合で混合されるので、多くの色を発光させて、美しさの演出効果を増大させることができる。この場合、各発光素子18を発光ダイオードで構成して、図7〜図9に示した接続の仕方を採用しても良い。
【0044】
同様に図6に示した実施形態において、要領域12に、赤色の光を発する発光素子18、緑色の光を発する発光素子18および青色の光を発する発光素子18を設けても良い。そのようにすると、要領域12および各骨10の部分において3色(3原色)の発光色が様々な割合で混合されるので、虹色のように多くの色を発光させて、美しさの演出効果をより増大させることができる。この場合、各発光素子18を発光ダイオードで構成して、図9に示した接続の仕方を採用しても良い。例えば、発光ダイオード18g、18jの発光色を赤、発光ダイオード18h、18kの発光色を緑、発光ダイオード18i、18lの発光色を青とすれば、圧電発光うちわ2を扇いだときに発光ダイオード18g、18h、18iの3原色グループと発光ダイオード18j、18k、18lの3原色グループとが交互に光る。
【0045】
また、図6に示した実施形態の変形例として、前記要領域12を透明樹脂で形成し、前記扇面8を紙またはプラスチックシート等の柔らかくて弾力性を有する素材を用いた1枚のシート(薄板)で骨を用いずに形成してそれを当該要領域12の先端部に取り付け(例えば挟み込んで取り付け)、かつ、前記発光素子18を当該要領域12に設けて当該発光素子18から発した光を前記透明樹脂中に導入するように構成しても良い。そのようにすれば、発光素子18から発した光は、要領域12を形成する透明樹脂中を通過して要領域12のこの例では円弧状をした先端12aから外部に放出され、当該円弧状をした先端12aが光って見えるので、視覚的な美しさをより増大させることができる。かつ、扇面8は、1枚のシートで骨を用いずに形成していて要領域12に比べて柔らかいため、うちわを扇いだ際に、柄4および要領域12部分のスイングに対して、扇面8のスイングが遅れて付いてくるので、発生する風が柔らかく、心地よい感覚を与える。
【0046】
図6の実施形態の所で述べた、要領域12を形成する樹脂の例、要領域12の表面への凹凸の形成、要領域12への発光素子18の設け方、当該発光素子18の数、構成、発光色、電気的配線の仕方等については、この変形例においても適用することができる。
【0047】
図1に示した圧電発光うちわ2に一定の振動エネルギーを与えた際の圧電素子16の発電電力量(電圧×電流×時間)を測定した。これを、圧電素子16が一つのユニモルフ構造の場合(実施例1)、圧電素子16が二つのバイモルフ構造の場合(実施例2)、更に柄4に括れ26を設けた場合(実施例3)について行った。その発電電力量の比率を表1に示す。後の実施例ほど発電電力量が大きくなることが確かめられた。
【0048】
【表1】
【0049】
[圧電発光応援グッズ]
図10〜図13は、人が振ったり叩いたりして応援に使用するものであって空洞部34、34a、34bを内部に有する本体部32、32a、32bを備える圧電発光応援グッズ30の実施形態をそれぞれ示すものである。
【0050】
図10は、バット型の圧電発光応援グッズ30を示すものであり、前記圧電素子16を振動板36の一方端側に片寄らせて取り付けて成る圧電振動ユニット35を、前記本体部32の空洞部34内に収納して、当該圧電振動ユニット35の一方端部(圧電素子16を片寄らせた側の端部)を固定部38で固定している。振動板36は、弾性を有しており、この例では短冊状をしている。この振動板36を、導電性の金属板で形成して、圧電素子16等の電気的接続に兼用しても良い。圧電発光応援グッズ30では、固定部38と圧電素子16の端部とは少し離しておくのが好ましい。圧電素子16に強い屈曲力が加わって損傷するのを防止するためである。他の実施形態においても同様である。
【0051】
また、前記圧電振動ユニット35の矢印Bに示す振動方向(即ち振動板36の板厚方向の振動方向)の両側に、当該圧電振動ユニット35の過大な振動を防止するストッパー40を当該圧電振動ユニット35から離してそれぞれ設けている。この離す距離は、圧電発光応援グッズ30を振ったり叩いたりした瞬間の後に圧電振動ユニット35が自由振動(慣性振動)する当該振動を阻害しない距離にしている。後述する他の実施形態においても同様である。各ストッパー40は、この例では空洞部34内に突出させている。
【0052】
更に、圧電素子16から出力される電力によって発光する発光素子18を、その光が外から見えるように本体部32に設けている。この発光素子18の数、構成、配線の仕方等は、前記と同様である。また、発光素子18の一部分または全部を、本体部32内に埋め込んでも良い。但し、光は外に出るようにしておく。このようにすると、発光素子18が外れたり壊れたりしにくくなる。これらの事項は、後述する他の実施形態においても同様である。
【0053】
この圧電発光応援グッズ30における作用を説明すると、スポーツの観戦等の応援時に、この圧電発光応援グッズ30を取っ手31の部分で手に持って振ったり叩いたりすると、圧電振動ユニット35が振動し、その振動による力が圧電素子16に加わって圧電素子16が発電し、その電力によって発光素子18が発光する。この発光によって、応援時の連帯感、満足感等を一層高めることができる。
【0054】
また、この圧電振動ユニット35では、圧電素子16を振動板36の一方端側(固定端側)に片寄らせて取り付けており、圧電素子16を取り付けている付近が主に屈曲して圧電素子16に振動力を効率良く加えることができるので、圧電素子16の発電エネルギーを大きくして発光素子18の発光量を大きくすることができる。
【0055】
しかも、人が応援に熱中する等して本体部32を強く振ったり強く叩いたりしても、その瞬間の圧電振動ユニット35の過大な振動がストッパー40によって阻止されるので、圧電振動ユニット35が壊れにくくなる。
【0056】
また、圧電発光応援グッズ30を振ったり叩いたりした瞬間の後は、圧電振動ユニット35は自由振動するので、振動持続時間が長く、従って視覚的に発光素子18の発光量が多く見えるという効果も得られる。
【0057】
図14に示す実施形態のように、上記振動板36の圧電素子16を設けた部分に括れ(くびれ)26を設けても良い。そのようにすれば、圧電振動ユニット35が振動する際に、圧電素子16の部分に応力が集中するので、圧電素子16の発電エネルギーをより増大させて、発光素子18の発光量をより増大させることができる。
【0058】
また、図10等に示す実施形態のように、圧電振動ユニット35を構成する振動板36の他方端である自由端付近に重り42を設けても良い。そのようにすれば、重り42の付加によって圧電振動ユニット35の振動周期が大きくなると共に振動持続時間が増大するので、発光素子18の発光時間が増大し、それによって視覚的に発光素子18の発光量が多く見えるという効果が増大する。
【0059】
図11は、メガホン型の圧電発光応援グッズ30を示すものであり、その構造および作用効果は図10の圧電発光応援グッズ30とほぼ同様であるので、重複説明を省略する。
【0060】
図12は、2分割メガホン型の圧電発光応援グッズ30を示すものであり、図10および図11の実施形態との相違点を主体に説明すると、この圧電発光応援グッズ30は、空洞部34a、34bをそれぞれ有する二つの本体部32a、32bが軸部46で矢印Cに示すように開閉可能に結合された構造をしている。この圧電発光応援グッズ30を取っ手31の部分で手に持って振ったり叩いたりして、両本体部32a、32bを矢印C方向に移動させて互いに衝突させて音を出して応援に供する。
【0061】
この実施形態の場合、一方の本体部32aの空洞部34a内に、前記圧電振動ユニット35、ストッパー40等を設けている。但し、一方の(この例では内側壁面33aに近い内側の)ストッパー40は、突出したものを設けずに、図13に示す実施形態のように、本体部32aの内側壁面33aに兼ねさせても良い。また、両本体部32a、32bが閉じたときに圧電振動ユニット35の先端部が両本体部32a、32bの内側壁面に当たるのを防止するために、この例のように、両内側壁面33a、33bに開口部44a、44bをそれぞれ設けておいても良い。また、発光素子18は両方の本体部32a、32bに設けても良いし、一方の本体部にのみ設けても良い。
【0062】
図13は、拍子体(ひょうしたい)型の圧電発光応援グッズ30を示すものであり、図12の実施形態との相違点を主体に説明すると、この圧電発光応援グッズ30は、二つの本体部32a、32bが固定部38で結合されており、本体部32a、32bの部材の弾性によって矢印Cに示すように開閉する構造をしている。両本体部32a、32bは手型をしていても良い。この圧電発光応援グッズ30を取っ手31の部分で手に持って振ったり叩いたりして、両本体部32a、32bを矢印C方向に移動させて互いに衝突させて音を出して応援に供する。その他の点は図12の実施形態と同様であるので重複説明を省略する。
【0063】
図10に示した圧電発光応援グッズ30に一定の振動エネルギーを与えた際の圧電素子16の発電電力量(電圧×電流×時間)を測定した。これを、圧電素子16が一つのユニモルフ構造の場合(実施例4)、圧電素子16が二つのバイモルフ構造の場合(実施例5)、更に振動板36に括れ26を設けた場合(実施例6)について行った。その発電電力量の比率を表2に示す。後の実施例ほど発電電力量が大きくなることが確かめられた。なお、後述する圧電発光表示グッズ50においても、表2とほぼ同様の結果が得られた。
【0064】
【表2】
【0065】
また、図10に示した圧電発光応援グッズ30に一定の衝撃力を与えた後に圧電振動ユニット35を自由振動させたときの振動持続時間を、重り42の重量を変えて測定した結果を図22に示す。重り42を重くすることによって振動持続時間が増大し、0.2秒〜0.6秒という長い振動持続時間、ひいては発光素子18の発光時間を実現することも可能であることが分かる。同様の結果が、図11〜図13に示した圧電発光応援グッズ30においても得られることは、容易に理解できよう。
【0066】
[圧電発光表示グッズ]
図15は、発光素子が虎の絵柄の目の部分を構成している圧電発光表示グッズの例を示す斜視図である。この圧電発光表示グッズ50は、表面に虎の絵柄56が表示されていて当該絵柄56を避けた所に(この例では側面に)開口部54を有する容器52を備えている。そして、圧電素子16を振動板36の一方端側に片寄らせて取り付けて成る前述したような圧電振動ユニット35をこの容器52内に収納して、容器52内に設けた固定部38で圧電振動ユニット35の一方端部(圧電素子16を片寄らせた側の端部)を固定すると共に、当該圧電振動ユニット35の振動板36の他方端部を開口部54を通して容器52外に出して手押し部58を形成している。更に、圧電素子16から出力される電力によって発光する複数の(この例では2個の)発光素子18を、絵柄56の一部を構成するように、より具体的には虎の目の部分を構成するように配置している。
【0067】
この圧電発光表示グッズ50によれば、人が手押し部58を矢印Dに示す板厚方向に押して圧電振動ユニット35に振動または衝撃を与えることによって、圧電振動ユニット35が屈曲または自由振動し、その振動等によって圧電素子16から電力が出力されて、虎の目を構成するように配置されている2個の発光素子18が発光し点滅するので、即ち虎の目が点滅するので、これが虎の絵柄56の印象を増強することになり、視覚的な美しさの演出効果を出すことができる。換言すれば、珍しい興味深い表示効果を出すことができ、使って楽しいものとなる。
【0068】
図16に、上記2個の発光素子18を発光ダイオードで構成したときの配線図の例を示す。ここでは、2個の発光ダイオード18を互いに同方向に直列接続している。このようにすると、上記虎の目が同時に点滅する。
【0069】
容器52の表面の絵柄56や発光素子18の数等は、図15の実施形態以外のものでも良い。その例を以下に説明する。
【0070】
図17の圧電発光表示グッズ50は、花火の絵柄56の一部を構成するように、複数の発光素子を、第1の(内側の)グループを構成する発光素子18mと、第2の(外側の)グループを構成する発光素子18nとに分けて配置した実施形態である。
【0071】
この圧電発光表示グッズ50も、手押し部58を上記のように操作することによって、圧電素子16から電力が出力されて複数の発光素子18m、18nが発光し点滅するので、これが花火の絵柄56の印象を増強することになり、視覚的な美しさの演出効果を出すことができる。換言すれば、珍しい興味深い表示効果を出すことができ、使って楽しいものとなる。
【0072】
図19に、上記複数の発光素子18m、18nを発光ダイオードで構成したときの配線図の例を示す。ここでは、第1のグループを構成する複数の発光ダイオード18mを互いに同方向に直列接続し、第2のグループを構成する複数の発光ダイオード18nを互いに同方向に直列接続し、かつ両発光ダイオード列を互いに逆向きに並列接続している。このような構成を図17の実施形態に採用すると、内側のグループの発光素子(発光ダイオード)18mと外側のグループの発光素子(発光ダイオード)18nとが交互に点滅するので、絵柄56の動きの表現を付加することができる。即ち、花火が次々に広がって行くような動きを表現することができる。従って、視覚的な美しさの演出効果をより増大させることができる。
【0073】
なお、一般的に圧電素子16の出力インピーダンスは高いので、例えば図19に示す例のように発光素子(発光ダイオード)18mまたは18nの直列数を増大しても、各発光素子18m、18nの発光特性を低下させないことが確かめられた。これは、複数の発光素子を並列接続するよりも直列接続する方が、負荷インピーダンスが高くなって、圧電素子16の出力インピーダンスとの整合が取りやすくなるからである。実験によれば、2直列から25直列程度まで問題なく適用できることが分かった。
【0074】
図18の圧電発光表示グッズ50は、大文字の送り火の絵柄56a、56bの一部を構成するように、複数の発光素子を、大の文字の絵柄56aの一部を構成するグループの発光素子18mと、東山の絵柄56bの一部を構成するグループの発光素子18nとに分けて配置した実施形態である。
【0075】
この圧電発光表示グッズ50も、手押し部58を上記のように操作することによって、圧電素子16から電力が出力されて発光素子18m、18nが発光し点滅するので、これが大文字の送り火の絵柄56a、56bの印象を増強することになり、視覚的な美しさの演出効果を出すことができる。換言すれば、珍しい興味深い表示効果を出すことができ、使って楽しいものとなる。
【0076】
この実施形態の場合も、上記複数の発光素子18m、18nを発光ダイオードで構成して、図19に示す接続を採用しても良い。そのようにすると、大の文字の絵柄56aのグループの発光素子(発光ダイオード)18mと、東山の絵柄56bのグループの発光素子(発光ダイオード)18nとが交互に点滅するので、絵柄に動きの表現を付加することができる。従って、視覚的な美しさの演出効果をより増大させることができる。
【0077】
上記各圧電発光表示グッズ50においても、前述したように、圧電振動ユニット35の振動板36の圧電素子16を設けた部分に括れ26(図14参照)を設けておいても良く、そのようにすれば、圧電素子16の発電エネルギーをより増大させて発光素子18の発光量をより増大させることができる。以下に述べる各圧電発光表示グッズ60においても同様である(図21参照)。
【0078】
なお、上記各圧電発光表示グッズ50における複数の発光素子18、18m、18nの一部または全部を、それが発光したときに絵柄56、56a、56bの一部を構成するように見えるように配置しておいても良い。例えば、容器52の絵柄56、56a、56bを表示している面を透明または半透明にして、当該面の裏側近傍に発光素子18、18m、18nを配置しておいても良い。
【0079】
図20は、揺動体に取り付けた圧電発光表示グッズの一実施形態を示す斜視図である。この圧電発光表示グッズ60は、図15に示したような圧電振動ユニット35を容器52内に収納固定し、その圧電振動ユニット35を構成する振動板36の一方端部(手押し部58に相当する端部)を、自然の力によって揺動する揺動体62に取り付けた構造をしている。容器52には、圧電振動ユニット35の圧電素子16(図に表れていない。図15等参照)から出力される電力によって発光する複数の発光素子18を設けている。この圧電発光表示グッズ60では、容器52の表面に絵柄を表示しておくか否か、発光素子18を当該絵柄の一部を構成するように配置するか否かは、任意である。
【0080】
揺動体62は、例えば、風の流れや水の流れ等の自然の力によって揺動するものである。より具体例を挙げれば、木の枝や吹き流し等である。
【0081】
この圧電発光表示グッズ60によれば、揺動体62が風の流れや水の流れ等の自然の力によって、矢印Eに示す振動板36の板厚方向に揺動すると、その揺動に応じて圧電振動ユニット35に振動力が加わって、その力によって圧電素子16から電力が出力されて発光素子18が発光し点滅するので、視覚的な美しさの演出効果を出すことができる。換言すれば、不思議な興味深い表示効果を出すことができる。例えば、蛍が点滅しているような効果を出すことができる。
【0082】
図21に示す圧電発光表示グッズ60のように、上記容器52を設けずに、圧電振動ユニット35を構成する振動板36の一方端部を揺動体62に取り付け、振動板36の他方端部付近に発光素子18を取り付けても良い。このようにすれば、構造を簡素化することができる。この圧電発光表示グッズ60における作用効果は、図20のものとほぼ同様であるのでここでは重複説明を省略する。
【0083】
また、上記各圧電発光表示グッズ60を構成する複数の発光素子18を発光ダイオードで構成して、それを図19に示したように二つのグループに分けて接続しても良く、そのようにすれば、揺動体62が揺動したときに二つのグループの発光素子18を交互に発光させることができるので、立体感を醸し出す等のより効果的な演出効果を出すことができる。
【0084】
【発明の効果】
この発明は、上記のとおり構成されているので、次のような効果を奏する。
【0086】
請求項1、2に記載の発明によれば、柄を筒状の取っ手内に揺動可能に収納しており、しかも少なくとも柄がプラスチック製のうちわは、扇いだときに、柄が竹製や木製の場合と違って、取っ手内において柄の固定部と中央部との間付近が大きく撓んで変形する。そこに圧電素子の少なくとも一部分が位置するように設けているので、圧電素子の発電エネルギーを大きくして発光素子の発光量を大きくすることができる。
【0087】
しかも、柄を筒状の取っ手内に揺動可能に収納していて、扇ぐときの柄の振動(揺動)の支点が固定部によって一義的に決まり、取っ手を持つ位置には左右されないので、うちわを扇ぐときの力を圧電素子に効率良く伝えることができる。その結果、圧電素子の発電エネルギーをより増大させて、発光素子の発光量をより増大させることができる。
【0088】
また、取っ手の開口部は、うちわの振幅を制限するストッパーとして機能するので、人が過大な力で扇いだ場合でも、圧電素子の破損を防止することができる。
【0089】
請求項3に記載の発明によれば、柄の圧電素子を設けた部分に括れ(くびれ)を設けたことによって、圧電発光うちわを扇ぐ際に、圧電素子の部分に応力が集中するので、圧電素子の発電エネルギーをより増大させて、発光素子の発光量をより増大させることができる、という更なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る圧電発光うちわの一実施形態を示す正面図である。
【図2】ユニモルフ構造の圧電素子と発光素子との配線図の例を示す図である。
【図3】バイモルフ構造の圧電素子と発光素子との配線図の例を示す図である。
【図4】この発明に係る圧電発光うちわの他の実施形態を部分的に示す縦断面図であり、図1のF−F断面に相当する。
【図5】うちわの柄に括れを設けた例を部分的に示す正面図である。
【図6】この発明に係る圧電発光うちわの更に他の実施形態を部分的に示す正面図である。
【図7】発光素子として2個の発光ダイオードを設ける場合の配線図の例を示す図である。
【図8】発光素子として4個の発光ダイオードを設ける場合の配線図の例を示す図である。
【図9】発光素子として6個の発光ダイオードを設ける場合の配線図の例を示す図である。
【図10】バット型の圧電発光応援グッズの一例を示す断面図である。
【図11】メガホン型の圧電発光応援グッズの一例を示す断面図である。
【図12】2分割メガホン型の圧電発光応援グッズの一例を示す断面図である。
【図13】拍子体型の圧電発光応援グッズの一例を示す断面図である。
【図14】振動板に括れを設けた例を部分的に示す平面図である。
【図15】発光素子が虎の絵柄の目の部分を構成している圧電発光表示グッズの例を示す斜視図である。
【図16】図15の実施形態において発光素子として発光ダイオードを用いる場合の配線図の例を示す図である。
【図17】発光素子が花火の絵柄の一部を構成している圧電発光表示グッズの例を示す平面図である。
【図18】発光素子が大文字の送り火の絵柄の一部を構成している圧電発光表示グッズの例を示す平面図である。
【図19】図17および図18の実施形態において発光素子として発光ダイオードを用いる場合の配線図の例を示す図である。
【図20】揺動体に取り付けた圧電発光表示グッズの一実施形態を示す斜視図である。
【図21】揺動体に取り付けた圧電発光表示グッズの他の実施形態を示す斜視図である。
【図22】図10に示す圧電発光応援グッズを構成する圧電振動ユニットを、重りの重量を変えて自由振動させた際の振動持続時間を測定した結果の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
2 圧電発光うちわ
4 柄
8 扇面
10 骨
12 要領域
16 圧電素子
18 発光素子
20 取っ手
26 括れ(くびれ)
30 圧電発光応援グッズ
32、32a、32b 本体部
35 圧電振動ユニット
36 振動板
40 ストッパー
42 重り
50 圧電発光表示グッズ
52 容器
54 開口部
56、56a、56b 絵柄
58 手押し部
60 圧電発光表示グッズ
62 揺動体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piezoelectric light emitting device having a piezoelectric element that converts mechanical energy into electric energy and a light emitting element that emits light by electric power output from the piezoelectric element, and more specifically, a piezoelectric light emitting device.AlligatorConcerning.
[0002]
[Prior art]
A round fan provided with a piezoelectric element and a light emitting element on a fan surface is described in
[0003]
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-8-56728 (paragraphs 0011 to 0019, FIG. 3)
[Patent Document 2]
JP 2000-224871 (paragraphs 0028 to 0040, FIG. 1 and FIG. 4)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In recent years, from the viewpoint of cost reduction and the like, a lot of fan made of plastic (synthetic resin) has been manufactured for the handle and usually for the bone of the fan.
[0006]
It was found that even when the technique described in
[0007]
Accordingly, an object of the present invention is to improve such a point and to provide a piezoelectric light emitting fan having at least a handle made of a plastic fan and having a large light emission amount of a light emitting element.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
Piezoelectric light emitting fan according to the present inventionone ofIs formed by joining a fan face to the tip of the handle, and at least the handle is a plastic fan, and the handle is slidably accommodated in a cylindrical handle having an opening at the tip. The vicinity of the end opposite to the tip is fixed by a fixing portion provided in the handle, and a piezoelectric element for converting mechanical energy into electric energy is provided on the handle, and at least a part of the piezoelectric element is Provided between the fixed part of the handle and the central part, andAboveA light emitting element that emits light by electric power output from the piezoelectric element is provided on the fan surface.
Another piezoelectric light emitting fan according to the present invention is formed by connecting a fan face to the tip of a handle, and at least the handle is made of plastic, the handle is placed in a cylindrical handle having an opening at the tip. A piezoelectric element that is housed in a swingable manner and is fixed by a fixing portion provided in the handle near the end opposite to the tip of the handle, and a piezoelectric element that converts mechanical energy into electric energy is provided on the handle. Provided, and at least a part of the piezoelectric element is provided between the fixed part and the central part of the handle, and a light emitting element that emits light by electric power output from the piezoelectric element is provided on the fan surface, The opening of the handle functions as a stopper that limits the amplitude of the handle.
[0014]
According to the above configuration, at least when the fan is made of plastic, when the fan is fanned, the area between the fixed part and the central part of the handle is greatly bent in the handle, unlike the case where the handle is made of bamboo or wood. Deform. Since at least a part of the piezoelectric element is positioned there, the power generation energy of the piezoelectric element can be increased to increase the light emission amount of the light emitting element.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Piezoelectric fan]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a piezoelectric light emitting fan according to the present invention. This piezoelectric
[0022]
In the piezoelectric
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 2 or 3, the
[0025]
An example of a wiring diagram with the
[0026]
The operation of the piezoelectric
[0027]
The
[0028]
Next, the piezoelectric
[0029]
The size of the
[0030]
Since the light-emitting
[0031]
The piezoelectric
[0032]
In addition, the fulcrum of vibration of the
[0033]
Moreover, since the
[0034]
In addition, it is preferable that the
[0035]
As in the embodiment shown in FIG. 5, a
[0036]
As in the embodiment shown in FIG. 6, the plurality of
[0037]
The number of
[0038]
According to the embodiment of FIG. 6, the light emitted from the
[0039]
Moreover, you may form the unevenness | corrugation (concave, convex, or both) in the surface over part or all of the bone |
[0040]
The
[0041]
As in the example shown in FIG. 8, two
[0042]
As in the example shown in FIG. 9, three
[0043]
In the embodiment in which the plurality of
[0044]
Similarly, in the embodiment shown in FIG. 6, a
[0045]
Further, as a modification of the embodiment shown in FIG. 6, the
[0046]
The example of the resin for forming the required
[0047]
The amount of generated power (voltage × current × time) of the
[0048]
[Table 1]
[0049]
[Piezoelectric emission support goods]
FIGS. 10 to 13 show the implementation of the piezoelectric light
[0050]
FIG. 10 shows a bat-type piezoelectric light
[0051]
Further,
[0052]
Further, the
[0053]
The operation of the piezoelectric light
[0054]
Further, in the
[0055]
In addition, even if a person is enthusiastic about cheering and shakes the
[0056]
In addition, after the moment when the piezoelectric light emitting
[0057]
As in the embodiment shown in FIG. 14, a
[0058]
Further, as in the embodiment shown in FIG. 10 and the like, a
[0059]
FIG. 11 shows a megaphone-type piezoelectric light
[0060]
FIG. 12 shows a two-part megaphone type piezoelectric light
[0061]
In the case of this embodiment, the
[0062]
FIG. 13 shows a timepiece-type piezoelectric light
[0063]
The amount of generated power (voltage × current × time) of the
[0064]
[Table 2]
[0065]
Further, FIG. 22 shows the result of measuring the vibration duration when the
[0066]
[Piezoelectric display goods]
FIG. 15 is a perspective view showing an example of the piezoelectric light emitting display goods in which the light emitting elements constitute the eyes of the tiger's pattern. This piezoelectric light emitting
[0067]
According to the piezoelectric light emitting
[0068]
FIG. 16 shows an example of a wiring diagram when the two
[0069]
The
[0070]
The piezoelectric light-emitting
[0071]
In the piezoelectric light emitting
[0072]
FIG. 19 shows an example of a wiring diagram when the plurality of
[0073]
Since the output impedance of the
[0074]
The piezoelectric light-emitting
[0075]
In the piezoelectric light emitting
[0076]
Also in this embodiment, the plurality of
[0077]
Also in each of the piezoelectric light emitting
[0078]
In addition, a part or all of the plurality of
[0079]
FIG. 20 is a perspective view showing an embodiment of the piezoelectric light emitting display goods attached to the rocking body. In this piezoelectric light emitting
[0080]
The rocking
[0081]
According to the piezoelectric light emitting
[0082]
Like the piezoelectric light emitting
[0083]
Further, the plurality of
[0084]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exist the following effects.
[0086]
Claim 12According to the invention described inTubularThe handle is swingably housed, and at least when the handle is made of plastic, when the fan is used, the handle is fixed to the center and The vicinity of the gap is greatly bent and deformed. Since at least a part of the piezoelectric element is positioned there, the power generation energy of the piezoelectric element can be increased to increase the light emission amount of the light emitting element.
[0087]
Moreover, the patternTubularPosition where the handle is held in a handle so that it can swing, and the fulcrum of the handle's vibration (swing) is uniquely determined by the fixing part.InSince it is not influenced, the force when fanning a fan can be efficiently transmitted to the piezoelectric element. As a result, the power generation energy of the piezoelectric element can be further increased, and the light emission amount of the light emitting element can be further increased.
[0088]
Further, since the opening of the handle functions as a stopper that limits the amplitude of the fan, damage to the piezoelectric element can be prevented even when a person flies with an excessive force.
[0089]
Claim3According to the invention described in the above, since the constriction is provided in the portion where the handle piezoelectric element is provided, stress is concentrated on the portion of the piezoelectric element when fanning the piezoelectric light emitting fan. There is a further effect that the energy can be further increased to further increase the light emission amount of the light emitting element.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a piezoelectric light emitting fan according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a wiring diagram between a piezoelectric element having a unimorph structure and a light emitting element.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a wiring diagram between a piezoelectric element having a bimorph structure and a light emitting element.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view partially showing another embodiment of the piezoelectric light emitting fan according to the present invention, and corresponds to the FF section of FIG. 1;
FIG. 5 is a front view partially showing an example in which a constriction is provided on a round fan handle.
FIG. 6 is a front view partially showing still another embodiment of a piezoelectric light emitting fan according to the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a wiring diagram in the case where two light emitting diodes are provided as light emitting elements.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a wiring diagram in the case where four light emitting diodes are provided as light emitting elements.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a wiring diagram in the case where six light emitting diodes are provided as light emitting elements.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing an example of a bat-type piezoelectric light emission support goods.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing an example of a megaphone-type piezoelectric light emission support goods.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing an example of a two-part megaphone type piezoelectric light emission support goods.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing an example of a timepiece type piezoelectric light emission support goods.
FIG. 14 is a plan view partially showing an example in which a constriction is provided on a diaphragm.
FIG. 15 is a perspective view showing an example of a piezoelectric light emitting display goods in which a light emitting element forms an eye part of a tiger pattern.
16 is a diagram showing an example of a wiring diagram when a light emitting diode is used as a light emitting element in the embodiment of FIG. 15;
FIG. 17 is a plan view showing an example of a piezoelectric light emitting display goods in which light emitting elements constitute a part of a firework pattern.
FIG. 18 is a plan view showing an example of a piezoelectric light emitting display goods in which a light emitting element constitutes a part of a picture of a capital letter fire.
19 is a diagram showing an example of a wiring diagram when a light emitting diode is used as a light emitting element in the embodiment of FIGS. 17 and 18. FIG.
FIG. 20 is a perspective view showing an embodiment of a piezoelectric light emitting display goods attached to a rocking body.
FIG. 21 is a perspective view showing another embodiment of the piezoelectric light emitting display goods attached to the rocking body.
22 is a graph showing an example of the result of measuring the vibration duration when the piezoelectric vibration unit constituting the piezoelectric light emitting support goods shown in FIG. 10 was freely vibrated by changing the weight of the weight.
[Explanation of symbols]
2 Piezoelectric light emitting fan
4 patterns
8 Fans
10 bones
12 key areas
16 Piezoelectric elements
18 Light emitting element
20 Handle
26 Constriction
30 Piezoelectric emission support goods
32, 32a, 32b Main body
35 Piezoelectric vibration unit
36 Diaphragm
40 stopper
42 weight
50 Piezoelectric light emitting display goods
52 containers
54 opening
56, 56a, 56b
58 Pusher
60 Piezoelectric light emitting display goods
62 Oscillator
Claims (3)
前記柄を、先端に開口部を有する筒状の取っ手内に揺動可能に収納して、当該柄の前記先端部とは反対側の端部付近を当該取っ手内に設けた固定部で固定し、
前記柄に、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子を設け、しかも当該圧電素子の少なくとも一部分が前記柄の固定部と中央部との間に位置するように設け、
かつ前記圧電素子から出力される電力によって発光する発光素子を前記扇面に設けていることを特徴とする圧電発光うちわ。The fan is joined to the tip of the handle, and at least the handle is a plastic fan,
The handle is slidably housed in a cylindrical handle having an opening at the tip, and the vicinity of the end opposite to the tip of the handle is fixed by a fixing portion provided in the handle. ,
The handle is provided with a piezoelectric element that converts mechanical energy into electrical energy, and at least a part of the piezoelectric element is provided between a fixed portion and a central portion of the handle,
And piezoelectric emission fan, characterized by being provided with a light emitting element that emits light by electric power output from the piezoelectric element to the fan plane.
前記柄を、先端に開口部を有する筒状の取っ手内に揺動可能に収納して、当該柄の前記先端部とは反対側の端部付近を当該取っ手内に設けた固定部で固定し、
前記柄に、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子を設け、しかも当該圧電素子の少なくとも一部分が前記柄の固定部と中央部との間に位置するように設け、
かつ前記圧電素子から出力される電力によって発光する発光素子を前記扇面に設けており、
かつ前記取っ手の開口部は、前記柄の振幅を制限するストッパーとして機能することを特徴とする圧電発光うちわ。The fan is joined to the tip of the handle, and at least the handle is a plastic fan,
The handle is slidably housed in a cylindrical handle having an opening at the tip, and the vicinity of the end opposite to the tip of the handle is fixed by a fixing portion provided in the handle. ,
The handle is provided with a piezoelectric element that converts mechanical energy into electrical energy, and at least a part of the piezoelectric element is provided between a fixed portion and a central portion of the handle,
And it has provided a light emitting element that emits light by electric power output from the piezoelectric element to the fan plane,
And opening of the handle, a piezoelectric luminous fan, characterized that you function as a stopper for limiting the amplitude of the handle.
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