JP4165428B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理を行うコンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録する記録媒体、およびプロジェクタ。 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理を行うコンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録する記録媒体、およびプロジェクタ。 Download PDF

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Description

本発明は、画像を文字や記号などを含む画像と、そうでない画像とに分別する技術に関する。
プロジェクタは、様々な種類の画像を投写表示する。このような画像をその内容に応じて2つのカテゴリに分別すると、例えば、文字や記号などを含む画像と、それ以外の画像とに分別することができる。ここでは、前者を表記画像、後者を無表記画像と呼ぶこととする。なお、無表記画像としては、例えば、種々の絵柄などを含む、風景画像や人物撮影画像などの自然画像などがある。
特開平6−78178号公報
ところで、プロジェクタは、画像に対して種々の画像処理を行う。このような画像処理として、例えば、画像を鮮明に表示するために、画像の輪郭補正処理を行う。この輪郭補正処理では、輪郭補正するためのパラメータを設定し、そのパラメータに基づいて輪郭補正を行う。このような場合において、上記表記画像は、輪郭部分において、画素値が空間的に大きく変化する特徴があり、他方、無表記画像は、輪郭部分において、画素値は比較的なだらかに変化する特徴がある。従って、それぞれの画像に適した輪郭補正パラメータを設定することが望まれる。そのためには、画像が、表記画像であるのか、無表記画像であるのかを適切に判別する必要があった。
なお、上述した問題は、輪郭補正を行う場合に限らず、他の画像処理を行う場合においても、共通する問題である。また、上述した問題は、プロジェクタに限らず、他の画像処理装置においても共通する問題である。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、表記画像と、無表記画像とを適切に判別することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像を処理する画像処理装置であって、
前記画像において、基準となる基準画素と、該基準画素と隣接する隣接画素とを複数組設定し、各組ごとに前記基準画素の画素値と前記隣接画素の画素値との差分の絶対値をそれぞれ算出し、各組ごとの各差分絶対値において、予め定められる第1の閾値より大きい前記差分絶対値の数の合計をエッジ量として算出するエッジ量算出部と、
算出した前記エッジ量が、予め定められる第2の閾値より大きい場合には、前記画像は、文字や記号などを含む表記画像であると判別し、前記エッジ量が、前記第2の閾値以下の場合には、前記画像は、前記表記画像以外の画像であると判別する画像判別部と、
判別結果に基づき、前記画像に所定の画像処理を行う画像処理部と、
を備えることを要旨とする。
本発明の画像処理装置によれば、輪郭部分の特徴を精度よく表わしたエッジ量を求めることができ、このエッジ量に基づいて、画像を判別するので、表記画像と、表記画像以外の画像とを適切に判別することができる。
上記画像処理装置において、
前記エッジ量算出部は、
所定の幅を持った複数の階級に分けられる度数分布テーブルを備え、各組ごとに算出される各差分絶対値において、各差分絶対値が属する前記度数分布テーブルの前記階級にそれぞれ度数をカウントし、前記度数分布テーブルにおいて、前記第1の閾値より大きな前記差分絶対値を表わす各記階級の前記度数を合計することで前記エッジ量を算出するようにしてもよい。
このようにすれば、度数分布テーブルを作成することにより、エッジ量を容易に求めることができ、このエッジ量に基づいて、画像を判別するので、表記画像と、表記画像以外の画像とを適切に判別することができる。
上記画像処理装置は、
前記画像判別部で前記画像が前記表記画像と判別された場合には、表記画像用の輪郭補正パラメータを設定し、前記画像が前記表記画像以外の画像と判別された場合には、前記表記画像以外の画像用の輪郭補正パラメータを設定するパラメータ設定部と、
設定された前記輪郭補正パラメータに基づき、前記画像の輪郭を補正する輪郭補正部とを備えるようにしてもよい。
このようにすれば、画像に表現される内容に応じて輪郭補正パラメータを設定するこができ、その輪郭補正パラメータに基づいて、画像を輪郭補正することができるので、適切に輪郭補正を行うことができる。
また、上記画像処理装置をプロジェクタに備えるようにしてもよい。
なお、本発明は、上記した装置発明の態様に限ることなく、方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下では、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の手順で説明する。
A.プロジェクタの構成:
B.処理の流れ:
B1.処理の概略
B2.度数分布解析処理:
B3.画像判別処理:
B4.輪郭補正パラメータ設定処理:
B5.輪郭補正処理:
C.実施例の効果:
D.変形例:
A.プロジェクタの構成:
図1は、本発明の実施例としてのプロジェクタ10の概略構成を示すブロック図である。このプロジェクタ10は、CPU100と、画像信号変換部110と、輪郭補正部120と、度数分布解析部130と、メモリ135と、画像補正部140と、液晶パネル駆動部160と、液晶パネル170と、照明光学系180と、投写光学系190とを備えている。このプロジェクタ10は、液晶パネル170から画素毎に射出された赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3つの色光を、投写光学系190を介してスクリーンSCR上に投写することにより画像を表示する。
CPU100は、バス100bを介して画像信号変換部110と、輪郭補正部120と、度数分布解析部130と、メモリ135と、画像補正部140と、液晶パネル駆動部160との動作を制御する。また、CPU100は、後述する画像判別処理、および輪郭補正パラメータ設定処理を行う。
メモリ135は、不揮発性メモリであり、後述の表記画像用輪郭補正パラメータと無表記画像用輪郭補正パラメータが格納されている。液晶パネル駆動部160は、入力される画像信号に基づいて液晶パネル170を駆動する。
画像信号変換部110、輪郭補正部120、度数分布解析部130、および、画像補正部140は、LSIなどからなる所定の回路で構成されている。
画像信号変換部110は、後述の画像信号変換処理を、度数分布解析部130は、後述の度数分布解析処理を、輪郭補正部120は、後述の輪郭補正処理を、画像補正部140は、後述の画像補正処理を、それぞれ行う。
上述した各部の動作の詳細は、以下に示す本実施例における処理の流れと共に説明する。
B.処理の流れ:
B1.処理の概略:
本実施例のプロジェクタ10は、入力される画像信号に所定の変換処理を行なった後、その変換処理後の画像信号に基づいて度数分布表を作成する。次に、プロジェクタ10は、作成した度数分布表に基づき、画像信号の表わす画像が表記画像であるのか、無表記画像であるのかを判別する。
ここで、表記画像とは、文字や記号などを含んだ画像のことをいう。ここで、文字とは、言葉や言語音を目に見える形にしたものであり、漢字、数字、ひらがな、カタカナ、およびローマ字などはもとより、ハングル文字など他の外国の言語を表記したもの、象形文字など古代の言語を表記したものをいう。記号とは、一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象をいい、なんらかのサイン、シグナル、シンボルなどを表わすものをいう。また、本実施例において、表記画像とは、表における枠線やグラフにおけるグラフ線、グラフ軸などを含んだ画像をも含む概念である。
また、無表記画像とは、表記画像以外の画像をいう。無表記画像には、例えば、種々の絵柄などを含む、風景画像や人物撮影画像などの自然画像、バーチャル画像などのCG画像などがある。
続いて、プロジェクタ10は、画像信号が表わす画像が、表記画像の時には、輪郭補正のパラメータとして、表記画像用輪郭補正パラメータを設定し、画像信号が表わす画像が、無表記画像の時には、無表記画像用輪郭補正パラメータを設定する。そして、設定した輪郭補正パラメータに基づき画像信号が表わす画像を輪郭補正する。その後、所定の画像補正を行ない、その画像をスクリーンに投写表示する。
それでは、処理の詳細を以下に説明する。
図2は、本実施例におけるプロジェクタが行なう処理の流れを表わしたフローチャートである。
まず、画像信号変換部110は、ステップS100の処理で、画像信号変換処理を行なう。すなわち、画像信号変換部110は、外部から画像信号VSが入力されると、これらの信号がアナログ信号である場合にはアナログ/デジタル変換を行い、これらの信号の信号形式に応じて、フレームレート変換やリサイズ処理を行う。画像信号変換部110は、入力された画像信号VSがコンポジット信号である場合には、そのコンポジット信号を復調するとともに、色(R,G,B)信号および同期信号に分離する処理を行う。画像信号変換部110は、これらの処理を行った後、画像信号VS1として輪郭補正部120および度数分布解析部130へ出力する。
なお、画像信号VS1が表わす画像データは、ドットマトリクス状の各画素の階調値(以下、「画素値」とも呼ぶ。)を示す階調データ(以下、「画素データ」とも呼ぶ。)で構成されている。画素データは、Y(輝度)、Cb(ブルーの色差)、Cr(レッドの色差)からなるYCbCrデータや、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)からなるRGBデータ等である。また、画素値は、8ビット、すなわち、0〜255の数値で表わされる。
B2.度数分布解析処理:
次に、度数分布解析部130は、ステップS200の処理(図2)で、入力される画像信号VS1の表わす画像に基づいて、度数分布表を作成する度数分布解析処理を行なう。この度数分布解析処理では、画像信号VS1の表わす画像の中央の1つの水平ラインを検出ラインとし、その検出ライン上にあるすべての画素を検出画素として設定する。そして、それらの検出画素と、検出画素の右方に隣接する画素との間で差分の絶対値をとり、これらを後述する度数分布表に度数としてカウントしていき、度数分布表を完成させる。この度数分布解析処理についての詳細を、図3、図4を用いて説明する。
図3は、本実施例における度数分布解析処理の流れを表わしたフローチャートである。
図4は、本実施例における度数分布解析処理を示す説明図である。(a)は、画像信号VS1が表わす画像を示している。本実施例では、この画像は、解像度が640×480の画像であるとする。図4(a)に示すように、この画像の中央の行(1≦x≦640、y=240)には、度数分布表を作成するための検出画素が設定される検出ラインが示されている。図4(b)は、度数分布表を示している。この度数分布表は、図4(b)に示すように、画素値差分範囲として0〜255の範囲内で刻み幅が15ずつの16の階級に分けられ、後述で算出する画素値差分Dfが、どの階級に属しているかをカウントしたものである。また、各階級には、1〜16までの階級番号が付与されており、階級番号が小さい階級ほど、画素値差分の値が低レベルの階級を示し、階級番号が大きい階級ほど、画素値差分の値が高レベルの階級を示すようになっている。
まず、度数分布解析部130は、ステップS205の処理で、度数分布表の初期化、すなわち、各階級の度数を0に戻す。
次に、度数分布解析部130は、ステップS210の処理で、検出画素の初期座標を(x,y)=(1,240)(図4(a))として設定する。このようにすれば、検出画素の初期座標は、画像信号VS1が表わす画像の検出ラインにおける左端の座標を示す。
続いて、度数分布解析部130は、ステップS220の処理で、xが640以上かを判断する。すなわち、検出画素が検出ラインの一番右側の座標まで来て、すべての検出画素において度数分布表に度数がカウントされたかどうかを判断する。
検出画素が初期座標の場合は、xは640より小さいので(ステップS220:NO)、続いて、度数分布解析部130は、ステップS230の処理で、検出画素(x,y)の画素値と、この検出画素の右に隣接する隣接画素(x+1,y)の画素値との差分の絶対値をとった画素値差分Df(x,y)を式(1)より算出する。なお、この場合、検出画素(x,y)の画素値をF(x,y)、隣接画素(x+1,y)の画素値をG(x+1,y)とする。
画素値差分Df(x,y)=|F(x,y)−G(x+1,y)|...(1)
続いて、度数分布解析部130は、ステップS240の処理で、算出した画素値差分Dfに該当する度数分布表(図4(b))の階級に度数として「1」をカウント(加算)する。例えば、上述の処理で、画素値差分Dfが「20」と算出されたなら、画素値差分範囲が16〜31を示す階級2に度数として1をカウント(加算)する。
度数分布表に度数をカウント後、度数分布解析部130は、ステップS250の処理で、xに1を加算し、すなわち、検出画素をx方向に1平行移動させる。
以上のようにして、度数分布解析部130は、検出画素について度数分布表に度数を1カウントし、検出画素をx方向に1平行移動させては、再び、画素値差分Dfを算出し、度数分布表に度数を1カウントする。そして、度数分布解析部130は、xが640以上になった場合、すなわち、検出画素が検出ラインの一番右側の座標(640,240)(図4(a))となり、すべての検出画素において度数分布表に度数がカウントされた場合(ステップS220:YES)には、本度数分布表再生処理を終了し、メインフロー(図2)にリターンする。
B3.画像判別処理:
度数分布解析処理が終了すると、続いて、CPU100は、ステップS300の処理(図2)で、画像判別処理を行なう。この画像判別処理では、CPU100は、画像信号VS1が表わす画像が表記画像か、もしくは、無表記画像であるかを判別する。
ところで、表記画像において、その画像中の文字や記号などの輪郭部分では、文字や記号などの部分と、背景部分とで急激に画素値が変化することが多いという特徴がある。他方で、無表記画像において、その画像に表現される絵柄などの輪郭部分では、画素値は比較的なだらかに変化することが多いという特徴がある。このように表記画像と無表記画像では、相違する特徴を有する。従って、CPU100は、本画像判別処理において、この相違する特徴をいかして、以下のごとく画像信号VS1が表わす画像が表記画像なのか無表記画像なのかを判別している。
まず、表記画像として判別する場合について説明する。
図5は、本実施例における表記画像を一例として表わした図である。この画像は、上述の画像と同様、解像度が640×480の画像である。図に示すように、この表記画像O1には、或るアプリケーションで作成された表が示されており、背景は白で、表中に数字、表外に英字が黒色で示されている。また、この表記画像O1の中央の行には検出ラインP1が示されている。この検出ラインP1において、上述した度数分布解析処理(図3)を行い、その結果、作成された度数分布表Q1を図6に示し、さらに、その度数分布表Q1に基づくヒストグラムR1を図7に示す。
図6は、本実施例の表記画像O1の検出ラインP1における度数分布表Q1を示す図である。図に示すように、この度数分布表Q1では、階級1が540度数、階級2が20度数、そして、階級16が80度数となっている。
図7は、本実施例の度数分布表Q1に基づくヒストグラムR1を示す図である。このヒストグラムR1は、度数分布表Q1における各階級に対する度数の数を示すものである。このヒストグラムR1に示すように、階級番号が小さい階級1および階級2の他、階級番号が大きい階級16においてもかなりの度数を示している。ところで、上述したように、階級番号が大きい階級ほど、画素値差分の値が高レベルの階級を表わす。すなわち、階級番号が大きい階級ほど、画素値が空間的に大きく変化することを表わす。そして、画像において、画素値が空間的に変化する主たる部分は輪郭部分である。従って、度数分布表において階級番号が大きい階級にかなりの度数があるということは、画像の輪郭部分で急激な画素値の変化が起こっている部分が多いということであり、このことは、上述のように、表記画像の特徴と一致する。以上より、度数分布表において階級番号が大きい階級にかなりの度数がある場合には、画像信号VS1が表わす画像を表記画像と判別することができる。
次に無表記画像として判別する場合について説明する。
図8は、本実施例における無表記画像を一例として表わした図である。この画像は、上述の画像と同様、解像度が640×480の画像である。図示すように、無表記画像O2は、或る風景画像である。また、この無表記画像O2の中央には検出ラインP2が示されている。この検出ラインP2において、上述した度数分布解析処理(図3)を行い、その結果、作成された度数分布表Q2を図9に示し、さらに、その度数分布表Q1に基づくヒストグラムR1を図10に示す。
図9は、本実施例の無表記画像O2の検出ラインP2における度数分布表Q2を示す図である。図に示すように、この度数分布表Q2では、階級1が480度数、階級2が90度数、階級3が40度数、階級4が20度数、そして、階級5が10度数となっている。
図10は、本実施例の度数分布表Q2に基づくヒストグラムR2を示す図である。このヒストグラムR2は、度数分布表Q2における各階級に対する度数の数を示すものである。このヒストグラムR2に示すように、階級番号が小さい階級1〜階級5にのみ度数が示され、一方で階級番号6以降の階級には、度数が示されていない。ところで、上述したように、階級番号が小さい階級ほど、画素値差分の値が低レベルの階級を表わす。すなわち、階級番号が小さい階級ほど、画素値は空間的になだらかに変化することを表わす。従って、度数分布表において階級番号が小さい階級に多くの度数があり、階級番号が大きい階級にほとんど度数がないということは、画像の輪郭部分では比較的なだらかに画素値が変化している部分が多いということであり、このことは、上述のように、無表記画像の特徴と一致する。以上より、度数分布表において階級番号が小さい階級に多くの度数があり、階級番号が大きい階級にはほとんど度数がない場合には、画像信号VS1が表わす画像を無表記画像と判別することができる。
以上より、度数分布表において階級番号が所定の階級番号より大きい階級にかなりの度数がある場合には、画像信号VS1が表わす画像を表記画像と判別することができ、他方、階級番号が所定の階級番号より大きい階級にほとんど度数がない場合には、画像信号VS1が表わす画像を無表記画像と判別することができる。
ところで、上述では、表記画像の場合には、図7に示すように、大きい階級番号を表わす階級のうち、階級番号16にのみかなりの度数が検出されている。しかし、表記画像にも種々の画像があり、例えば、画像中の文字や記号などの濃淡等により、度数は階級番号16の階級にのみ検出されるとは限らず、分散したり、もっと小さい階級番号の階級に多くの度数が検出されるようなことも考えられる。
そこで、本実施例では、度数分布表において階級番号が8以上における各階級を、上述した階級番号が大きい階級としてそれらの度数を合計する。そして、その合計が、所定の閾値より大きいならば、度数分布表において階級番号が大きい階級にかなりの度数があるものとして、画像信号VS1が表わす画像を表記画像と判別する。他方、その合計が、所定の閾値以下であるならば、度数分布表において階級番号が小さい階級に多くの度数があり、階級番号が大きい階級にはほとんど度数がないものとして、画像信号VS1が表わす画像を無表記画像と判別する。
それでは、本画像判別処理の詳細を以下に説明する。
図11は、本実施例における画像判別処理の流れを表わしたフローチャートである。
まず、CPU100は、ステップS310の処理で、求めた度数分布表において階級番号が8以上における各階級の度数を合計した度数合計Sfを算出する。なお、この度数合計Sfは、画像の輪郭部分の空間的な画素値の変化を表わす、エッジ量である。
次に、CPU100は、ステップS320の処理で、算出した度数合計Sfが予め定められる閾値Thより大きいかどうか判断する。なお、この閾値Thは、度数分布表における全度数(640度数)の約0.1%〜約10%を表わす数値、すなわち、6〜64程度に設定されることが望ましい。
CPU100は、算出した度数合計Sfが予め定められる閾値Thより大きい場合には(ステップS320:YES)、階級番号が大きい階級にかなりの度数があると判断し、画像信号VS1が表わす画像は表記画像であると判別する(ステップS330)。
一方、CPU100は、算出した度数合計Sfが予め定められる閾値Th以下の場合には(ステップS320:NO)、階級番号が小さい階級に多くの度数があり、階級番号が大きい階級にはほとんど度数がないと判断し、画像信号VS1が表わす画像は無表記画像であると判別する(ステップS340)。
B4.輪郭補正パラメータ設定処理:
画像判別処理が終了すると、続いて、CPU100は、ステップS350の処理(図2)で、輪郭補正パラメータ設定処理を行う。すなわち、CPU100は、上述の画像判別処理で、画像信号VS1が表わす画像を表記画像であると判別した場合には、メモリ135に記憶されている表記画像用輪郭補正パラメータを読み出し、輪郭補正部120に送信する。他方、CPU100は、画像信号VS1が表わす画像が無表記画像であると判別した場合にはメモリ135に記憶されている無表記画像用輪郭補正パラメータを読み出し、輪郭補正部120に送信する。このようにして、輪郭補正部120では、輪郭補正を行うためのパラメータとして表記画像用輪郭補正パラメータ、もしくは、無表記画像用輪郭補正パラメータが設定される。
B5.輪郭補正処理:
輪郭補正パラメータ設定処理が終了すると、続いて、輪郭補正部120は、ステップS400の処理(図2)で、輪郭補正処理を行う。この輪郭補正処理で用いられる輪郭補正のパラメータとして、表記画像用輪郭補正パラメータは、表記画像に含まれる文字や記号などにおいて、画素値が急激に変化する輪郭部分を補正するのに適し、無表記画像用輪郭補正パラメータは、無表記画像に表現される絵柄における画素値が比較的なだらかに変化する輪郭部分を補正するのに適する。本輪郭補正処理において、輪郭補正部120は、入力される画像信号VS1の表わす画像に対して、CPU100から供給される表記画像用輪郭補正パラメータ、もしくは無表記画像用輪郭補正パラメータに基づき輪郭補正を行なう。すなわち、輪郭補正部120に、CPU100から表記画像用輪郭補正パラメータが供給された場合には、画像信号VS1の表わす画像は表記画像であり、表記画像用輪郭補正パラメータを用いて、表記画像中に含まれる文字や記号等の輪郭部分を補正する。輪郭補正部120に、CPU100から無表記画像用輪郭補正パラメータが供給された場合には、画像信号VS1の表わす画像は無表記画像であり、無表記画像に表現される絵柄の輪郭部分を補正する。輪郭補正後、輪郭補正部120は、輪郭補正した画像を画像信号VS2として画像補正部140へ出力する。
輪郭補正処理が終了すると、続いて、画像補正部140は、ステップS500の処理(図2)で、画像補正処理を行う。画像補正部140は、ルックアップテーブルを備えており、この画像補整処理で、輪郭補正部120から出力される画像信号VS2の表す画像の補正を行い、その補正後の画像を画像信号VS3として出力する。なお、画像補正部140は、画像補正として、例えば、画像信号VS2が表わす画像に対して、液晶パネルのVT特性(電圧−透過率特性)を考慮したγ補正を施す。また、画像補正部140は、プロジェクタ10に備えられる画像調整パネル(図示せず)を介して、ユーザから画像調整要求がなされると、その要求に応じて、上記画像の彩度、コントラスト、濃淡等を調整する補正も合わせて行う。
続いて、ステップS600(図2)の処理で、液晶パネル駆動部160などにより、画像がスクリーンSCRに表示される。すなわち、まず、液晶パネル駆動部160が、画像補正部140から出力される画像信号VS3に基づいて、液晶パネル170を駆動する。そして、駆動した液晶パネル170は、照明光学系180からの照明光を、画像信号VS3に応じて変調する。液晶パネル170で変調された光は、投写光学系190によってスクリーンSCRに向かって射出され、スクリーンSCRに画像が表示される。
なお、上記のステップS100からステップS600までの一連の処理の流れは、例えば、1フレームの画像に対しての処理の流れを順序だてて述べたものであり、実際の画像装置での動作では、それぞれの処理が所定のフレームの画像に対して並列して行われることになる。
なお、図示は省略しているが、液晶パネル170は、RGBの3色に対応する3枚の液晶パネルを含んでいる。このため、画像信号変換部110ないし液晶パネル駆動部160の各回路は、RGBの3色分の画像信号を処理する機能を有している。また、照明光学系180は、光源光を3色の光に分離する色光分離光学系を有しており、また、投写光学系190は、3色の画像光を合成してカラー画像を表す画像光を生成する合成光学系と投写レンズとを有している。なお、このようなプロジェクタの光学系の構成については、種々の一般的なプロジェクタの光学系の構成が利用可能である。
C.実施例の効果:
以上のように、本実施例のプロジェクタ10は、度数分布表において、階級番号が8以上における各階級の度数を合計した度数合計Sfを算出し、この度数合計Sfと閾値Thを比較している。このようにすれば、度数合計Sfが閾値Thより大きい場合には、階級番号が大きい階級にかなりの度数があると判断することができ、このことは表記画像の特徴と一致するので、画像信号が表わす画像を表記画像として適切に判別することができる。また、度数合計Sfが閾値Th以下の場合には、階級番号が小さい階級に多くの度数があり、階級番号が大きい階級にはほとんど度数がないと判断することができ、このことは無表記画像の特徴と一致するので、画像信号が表わす画像を無表記画像として適切に判別することができる。
また、本実施例のプロジェクタ10は、入力される画像信号が表わす画像が表記画像であるか無表記画像であるかを判別し、表記画像と判別すると、表記画像用輪郭補正パラメータを設定し、上記画像が無表記画像であると判別すると、無表記画像用輪郭補正パラメータを設定する。そして、設定された輪郭補正パラメータを用いて、上記画像を輪郭補正する。このようにすれば、プロジェクタ10に入力される画像が、表記画像であっても無表記画像であっても、それぞれに応じて適切に輪郭補正を行うことができる。
D.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
D1.変形例1:
上記実施例において、検出ラインを1つとして度数分布表(図4(b))を作成しているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、画像において、複数のライン、もしくは、すべてのラインを検出ラインとして度数分布表を作成するようにしてもよい。また、1つの画面でなく複数の画面から度数分布表を作成するようにしてもよい。このようにして作成された度数分布表を用いても、上述のごとく、画像信号VS1が表わす画像が表記画像であるか、無表記画像であるかを判別することができる。
D2.変形例2:
上記実施例において、検出ラインは、中央の行(水平ライン)としているが、本発明はこれに限られるものではなく、どの行を検出ラインとしてもよく、また、垂直ラインを検出ラインとしてもよい。
D3.変形例3:
上記実施例では、画像判別処理において、CPU100は、度数分布表の階級番号8を分岐点として階級番号8以上における各階級の度数を合計することで、度数合計Sfを算出しているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、上記分岐点を階級番号4〜15のいずれかとして、上記度数合計Sfを算出するようにしてもよい。このようにして算出された度数合計Sfを用いても、閾値Thと比較することにより、表記画像もしくは無表記画像に判別することができる。
D4.変形例4:
上記実施例では、CPU100は、画像信号VS1が表わす画像が表記画像もしくは無表記画像かを判別し(図11、ステップS320)、その判別結果に基づきメモリ135から表記画像用もしくは無表記画像用輪郭補正パラメータを読み出して、輪郭補正部120へ送信することで輪郭補正パラメータを設定するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、表記画像用もしくは無表記画像用輪郭補正パラメータは、輪郭補正部120内の所定のメモリ(図示せず)に記憶されており、CPU100は、上記判別結果に基づき、輪郭補正部120内に記憶された表記画像用もしくは無表記画像用輪郭補正パラメータを指定するようにして、輪郭補正部120で輪郭補正パラメータが設定されるようにしてもよい。
D5.変形例5:
上記実施例では、プロジェクタ10が度数分布解析部130、輪郭補正部120、メモリ135、および、CPU100の各機能を有しているが、これらの各機能は、ビデオカメラ,デジタルカメラ,カメラ付き携帯電話など、種々の画像生成装置に設けられていても良く、また、プリンタ,LCDディスプレイ,DVDプレーヤ,ビデオテーププレーヤ,ハードディスクプレーヤ等の画像出力装置に設けられていても良い。
D6.変形例6:
上記実施例において、CPU100は、画像信号VS1が表わす画像を表記画像であるか、もしくは、無表記画像であるかを判別し、その判別結果に基づき、輪郭補正パラメータを設定していたが、本発明は、これに限られるものではなく、上記判別結果に基づき、種々の画像処理を行ってもよい。例えば、上記判別結果が、表記画像の場合には、CPU100は、その表記画像中の文字部分または記号部分の彩度やコントラストなどを高くして、その部分をより強調するような画像処理を行ってもよい。
D7.変形例7:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
本発明の実施例としてのプロジェクタ10の概略構成を示すブロック図である。 本実施例におけるプロジェクタが行なう処理の流れを表わしたフローチャートである。 本実施例における度数分布解析処理の流れを表わしたフローチャートである。 本実施例における度数分布解析処理を示す説明図である。 本実施例における表記画像を一例として表わした図である。 本実施例の表記画像O1の検出ラインP1における度数分布表Q1を示す図である。 本実施例の度数分布表Q1に基づくヒストグラムR1を示す図である。 本実施例における無表記画像を一例として表わした図である。 本実施例の無表記画像O2の検出ラインP2における度数分布表Q2を示す図である。 本実施例の度数分布表Q2に基づくヒストグラムR2を示す図である。 本実施例における画像判別処理の流れを表わしたフローチャートである。
符号の説明
10...プロジェクタ
110...画像信号変換部
120...輪郭補正部
130...度数分布解析部
135...メモリ
140...画像補正部
160...液晶パネル駆動部
170...液晶パネル
180...照明光学系
190...投写光学系
SCR...スクリーン

Claims (7)

  1. 画像を処理する画像処理装置であって、
    前記画像の1ラインにおいて、基準となる基準画素と、該基準画素と隣接する隣接画素とを複数組設定し、各組ごとに前記基準画素の画素値と前記隣接画素の画素値との差分の絶対値をそれぞれ算出し、各組ごとの各差分絶対値において、予め定められる第1の閾値より大きい前記差分絶対値の数の合計をエッジ量として算出するエッジ量算出部と、
    算出した前記エッジ量が、予め定められる第2の閾値より大きい場合には、前記画像は、文字や記号などを含む表記画像であると判別し、前記エッジ量が、前記第2の閾値以下の場合には、前記画像は、前記表記画像以外の画像であると判別する画像判別部と、
    判別結果に基づき、前記画像に所定の画像処理を行う画像処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記エッジ量算出部は、
    所定の幅を持った複数の階級に分けられる度数分布テーブルを備え、各組ごとに算出される各差分絶対値において、各差分絶対値が属する前記度数分布テーブルの前記階級にそれぞれ度数をカウントし、前記度数分布テーブルにおいて、前記第1の閾値より大きな前記差分絶対値を表わす各記階級の前記度数を合計することで前記エッジ量を算出することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記画像判別部で前記画像が前記表記画像と判別された場合には、表記画像用の輪郭補正パラメータを設定し、前記画像が前記表記画像以外の画像と判別された場合には、前記表記画像以外の画像用の輪郭補正パラメータを設定するパラメータ設定部と、
    設定された前記輪郭補正パラメータに基づき、前記画像の輪郭を補正する輪郭補正部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置を備えるプロジェクタ。
  5. 画像を処理する画像処理方法であって、
    (a)前記画像の1ラインにおいて、基準となる基準画素と、該基準画素と隣接する隣接画素とを複数組設定し、各組ごとに前記基準画素の画素値と前記隣接画素の画素値との差分の絶対値をそれぞれ算出し、各組ごとの各差分絶対値において、予め定められる第1の閾値より大きい前記差分絶対値の数の合計をエッジ量として算出する工程と、
    (b)算出した前記エッジ量が、予め定められる第2の閾値より大きい場合には、前記画像は、文字や記号などを含む表記画像であると判別し、前記エッジ量が、前記第2の閾値以下の場合には、前記画像は、前記表記画像以外の画像であると判別する工程と、
    (c)判別結果に基づき、前記画像に所定の画像処理を行う工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  6. 画像を処理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記画像の1ラインにおいて、基準となる基準画素と、該基準画素と隣接する隣接画素とを複数組設定し、各組ごとに前記基準画素の画素値と前記隣接画素の画素値との差分の絶対値をそれぞれ算出し、各組ごとの各差分絶対値において、予め定められる第1の閾値より大きい前記差分絶対値の数の合計をエッジ量として算出する機能と、
    算出した前記エッジ量が、予め定められる第2の閾値より大きい場合には、前記画像は、文字や記号などを含む表記画像であると判別し、前記エッジ量が、前記第2の閾値以下の場合には、前記画像は、前記表記画像以外の画像であると判別する機能と、
    判別結果に基づき、前記画像に所定の画像処理を行う機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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