JP4164803B2 - 側溝布設用矯正具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばU字溝、自由勾配側溝等の側溝を布設する際に用いられる側溝布設用矯正具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のU字側溝や自由勾配側溝等の側溝布設工事においては、根切り、転圧、均しコンクリート後に側溝を縦列状に布設し、隣り合う側溝の継目部分に相対的なずれよる目違いを防ぐため、材木や角材等を落とし込んで切り張りとし、目違いを修正しつつ布設するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの従来構造の場合、材木や角材等を落とし込んで切り張りとする構造となっているため、切り張りの長さの微調節が困難であると共に切り張りの浮きやねじれ、乾燥収縮による外れが生じ易く、目違いの発生を阻止することが困難となり、布設作業性が低下することがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような不都合を解決することを目的とし、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、隣り合う側溝の継目部分の各対向壁部内面間に同時圧接可能な圧接面をもつ左右一対の矯正部材と、中央を境にして一方端部を右ねじに形成すると共に他方端部を左ねじに形成したねじ杆体と、該ねじ杆体の両端部にそれぞれ螺着され、上記各矯正部材を首振機構により首振動作自在に取付可能な連結部材とからなり、上記左右一対の矯正部材の各圧接面を上記隣り合う側溝の継目部分の各対向壁部内面間に同時に圧接させて該隣り合う側溝の継目部分に生じている相対的なずれを強制的に該圧接力により矯正可能に設けられていることを特徴とする側溝布設用矯正具にある。
【0005】
又、請求項2記載の発明は、上記ねじ杆体にハンドル杆を設けてなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図8は本発明の実施の形態例を示し、図1乃至図6は第一形態例、図7、図8は第二形態例である。
【0007】
図1乃至図6の第一形態例において、1・1は左右一対の矯正部材、2はねじ杆体、3は連結部材であって、この矯正部材1・1は四角板材1aにゴムや合成樹脂等の緩衝材1bを取り付けてなり、この矯正部材1・1には隣り合う側溝W・Wの継目部分W1・W1の各対向壁部内面M・M・M・M間に同時圧接可能な圧接面1c・1cが形成されている。
【0008】
又、このねじ杆体2は、中央を境にして一方端部に右ねじ2aが形成され、他方端部に左ねじ2bが形成され、中央部分にハンドル杆4が挿通されている。
【0009】
又、この連結部材3・3は、円筒状形成され、一方端部にねじ杆体2の右ねじ2aが螺着されるめねじ部3aが形成され、他方端部にねじ杆体2の左ねじ2bが螺着されるめねじ部3bが形成され、各連結部材3・3にそれぞれ首振機構5・5により首振動作自在に矯正部材1・1を取り付けて構成している。
【0010】
この場合、首振機構5・5として、上記矯正部材1・1の裏面に二股状のブラケット1d・1dを固着し、ブラケット1d・1dの二股部分に連結部材3・3を嵌合して支持軸5a・5aにより連結部材3・3に矯正部材1・1を首振動作自在に取付けて構成している。
【0011】
この実施の第一形態例は上記構成であるから、図2の如く、隣り合う側溝W・Wの継目部分W1・W1の各対向壁部内面M・M・M・M間に同時圧接可能な圧接面1cをもつ左右一対の矯正部材1・1を対向配置し、連結部材3を手で握って回り止めした状態で、中央を境にして一方端部を右ねじ2aに形成すると共に他方端部を左ねじ2aに形成したねじ杆体2を一方向に回動することによりねじ杆体2の両端部にそれぞれ螺着された連結部材3を対向壁部内面M・M・M・Mに向けて突出し、左右一対の矯正部材1・1が対向壁部内面M・M・M・Mに当接すると矯正部材1・1は摩擦により回り止めされるので、連結部材3から手を離した状態でさらにねじ杆体2を一方向に回動することにより矯正部材1・1は隣り合う側溝W・Wの継目部分W1・W1の各対向壁部内面M・M・M・M間に圧接され、この圧接は各対向壁部内面M・M・M・M間に同時圧接されるため、隣り合う側溝W・Wの継目部分のずれを矯正することができ、目違いの発生を抑制することができ、側溝の布設を良好に行うことができると共に作業性を向上することができ、作業後にねじ杆体2を逆方向に回動することにより取付部材3は後退動作し、矯正部材1・1は隣り合う側溝W・Wの継目部分W1・W1の各対向壁部内面M・M・M・Mから釈放されて容易に取り外すことができる。
【0012】
又、この場合、上記ねじ杆体3にハンドル杆4を設けてなるから、ねじ杆体2の正逆回動を容易に行うことができ、又、この場合、上記連結部材3に上記矯正部材1・1を首振機構5により首振動作自在に取付けてなるから、矯正部材1・1を各対向壁部内面M・M・M・Mに良好に圧接することができる。
【0013】
図7、図8の第二形態例は別例構造を示し、この場合、連結部材3・3は、アングル状に形成され、一方端部にねじ杆体2の右ねじ2aが螺着されるナットからなるめねじ部3aが形成され、他方端部にねじ杆体2の左ねじ2bが螺着されるナットからなるめねじ部3bが形成され、各連結部材3・3にそれぞれ首振機構5・5により首振動作自在に矯正部材1・1を取り付けて構成している。
【0014】
この第二形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
【0015】
尚、本発明は上記実施の形態例に限らず、矯正部材1、ねじ杆体2及び連結部材3の形態や構造、首振機構5の形態や構造、大きさ等は適宜変更して設計される。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、隣り合う側溝の継目部分の各対向壁部内面間に同時圧接可能な圧接面をもつ左右一対の矯正部材を対向配置し、ねじ杆体を一方向に回動することによりねじ杆体の両端部にそれぞれ螺着された連結部材を介して左右一対の矯正部材を対向壁部内面同時圧接することができ、隣り合う側溝の継目部分のずれを矯正することができ、目違いの発生を抑制することができ、側溝の布設を良好に行うことができると共に作業性を向上することができ、かつ、上記連結部材に上記矯正部材を首振機構により首振動作自在に取付けてなるから、矯正部材を各対向壁部内面に良好に圧接することができる。
【0017】
又、請求項2記載の発明にあっては、上記ねじ杆体にハンドル杆を設けてなるから、ねじ杆体の正逆回動を容易に行うことができる。
【0018】
以上所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の第一形態例の全体斜視図である。
【図2】 本発明の実施の第一形態例の使用状態の斜視図である。
【図3】 本発明の実施の第一形態例の使用状態の平面図である。
【図4】 本発明の実施の第一形態例の使用状態の側面図である。
【図5】 本発明の実施の第一形態例の使用状態の拡大部分断面図である。
【図6】 本発明の実施の第一形態例の部分側面図である。
【図7】 本発明の実施の第二形態例の使用状態の側面図である。
【図8】 本発明の実施の第二形態例の部分側面図である。
【符号の説明】
W 側溝
1 継目部分
M 対向壁部内面
1 矯正部材
2 ねじ杆体
3 連結部材
5 首振機構

Claims (2)

  1. 隣り合う側溝の継目部分の各対向壁部内面間に同時圧接可能な圧接面をもつ左右一対の矯正部材と、中央を境にして一方端部を右ねじに形成すると共に他方端部を左ねじに形成したねじ杆体と、該ねじ杆体の両端部にそれぞれ螺着され、上記各矯正部材を首振機構により首振動作自在に取付可能な連結部材とからなり、上記左右一対の矯正部材の各圧接面を上記隣り合う側溝の継目部分の各対向壁部内面間に同時に圧接させて該隣り合う側溝の継目部分に生じている相対的なずれを強制的に該圧接力により矯正可能に設けられていることを特徴とする側溝布設用矯正具。
  2. 上記ねじ杆体にハンドル杆を設けてなることを特徴とする請求項1記載の側溝布設用矯正具。
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