JP4164741B2 - 電子機器操作システム及び電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子機器操作システムに関し、例えば、テレビ番組の録画/再生機能を有するパーソナルビデオレコーダ(PVR : Personal Video Recorder)を操作する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ番組の録画媒体としてビデオテープの代わりにハードディスクドライブを適用したパーソナルビデオレコーダが普及し始めている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002-64768公報(第2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のパーソナルビデオレコーダは、例えばユーザによりテレビ番組の録画予約を設定するための録画予約設定操作が行われる際、当該録画予約設定操作に対応したパーソナルビデオレコーダの画面(以下、これをパーソナルビデオレコーダ画面と呼ぶ)をパーソナルビデオレコーダに接続されたテレビジョン(以下、これをテレビと呼ぶ)に表示するようになされており、このテレビに表示したパーソナルビデオレコーダ画面を介して録画予約設定操作に関する情報をユーザに視認させつつ、リモートコントローラを介して録画予約設定操作されるようになされている。
【0005】
そしてこのパーソナルビデオレコーダは、例えばユーザによって何らかのテレビ番組がテレビを介して視聴されている状況であっても、録画予約設定操作が行われると、これに応じて上述のようなパーソナルビデオレコーダ画面をテレビに表示してしまい、これによりかかるテレビ番組の視聴に伴ってテレビに表示されていた当該テレビ番組に係る情報をユーザに視認させ難くしてしまう。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来と比して格段と良好な視認性を確保して情報を表示し得る電子機器操作システムを提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、電子機器と、当該電子機器を操作するために用いられる操作端末機器とによって構成される電子機器操作システムにおいて、電子機器は、主表示情報に関連した又は当該主表示情報から独立した副表示情報をWebページに対応するHTML(Hyper Text Markup Language)ソースコードにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダを付加して上記操作端末機器に送信し、操作端末機器は、当該操作端末機器に設けられた表示部に対して電子機器から受信したWebページに対応するHTMLソースコードに基づいて副表示情報を表示し、表示された上記副表示情報の属性項目に対して設定された属性値が設定されているとき、HTTPヘッダのみを電子機器に対して送信することにより、当該属性値に従った処理を電子機器に実行させるようにした。
【0008】
また本発明においては、受信したWebデータのHTMLソースコードに基づいて情報を表示するための表示部を有する操作端末機器によって操作される電子機器において、主表示情報に関連した又は当該主表示情報から独立した副表示情報をWebデータのHTML(Hyper Text Markup Language)ソースコードにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダを付加して操作端末機器に対して送信することにより、操作端末機器の表示部にHTMLソースコードのHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダに従って副表示情報を表示させるようにした。
【0009】
この結果、本願発明の電子機器操作システムでは、副表示情報を操作端末機器の表示部に表示する場合にHTTPヘッダを送信するだけで表示方法について位置の移動など詳細な指示ができ、主表示情報の表示を疎外することなく副表示情報をより見やすい表示を行うことができると共に操作端末機器においてHTTPヘッダを送信するだけで電子機器に対して操作を容易に指示する表示ができる。
また本発明の電子機器においては、副表示情報を操作端末機器の表示部に表示する場合にHTTPヘッダを送信するだけで表示方法について位置の移動など詳細な指示ができ、操作端末機器において主表示情報の表示を疎外することなくより視認し易い表示を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0011】
(1)パーソナルビデオレコーダ操作システムの全体構成
図1において、1は全体としてパーソナルビデオレコーダ操作システムを示し、パーソナルビデオレコーダ2及び当該パーソナルビデオレコーダ2を操作するためのリモートコントローラ3は、例えばブルートゥース(Bluetooth : 商標登録)に準拠した無線通信方式によって無線接続するようになされている。
【0012】
因みにブルートゥースとは、標準化団体であるBluetooth SIG(Special Interest Group)によって標準化された近距離無線データ通信規格であり、2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に帯域幅1[MHz]のチャンネルを79個設定し、1秒間に1600回のチャンネルを切り換える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散通信方式を用い、約10[m]〜100[m]の小エリア内でデータ伝送速度1[Mbit/s](実行723[kbit/s])のデータ伝送を行うようになされたものである。
【0013】
パーソナルビデオレコーダ2は、例えば図示しない放送衛星(BS : Broadcasting Satellite)から送出されたテレビ放送波を衛星放送受信アンテナ4を介して受信した後、これを復調することによってテレビ放送信号を得るようになされており、例えばリモートコントローラ3を介してユーザ所望のテレビ番組を録画するための操作が行われると、当該テレビ番組のテレビ放送信号を内蔵のハードディスクドライブに対して記録する。
【0014】
またパーソナルビデオレコーダ2は、例えばリモートコントローラ3を介してユーザ所望のテレビ番組を再生するための再生操作が行われると、当該テレビ番組のテレビ放送信号を内蔵のハードディスクドライブから読み出した後、これをパーソナルビデオレコーダ2に接続されたテレビ5に対して出力するようになされている。
【0015】
一方、パーソナルビデオレコーダ2は、EPG(電子番組表 : Electric Program Guide)情報を配信するための図示しない地上放送局(以下、これをEPG配信局と呼ぶ)から送出された地上放送波を地上放送受信アンテナ6を介して受信するようになされており、当該受信した地上放送波を復調することによってEPG情報を得るようになされている。
【0016】
ところで、パーソナルビデオレコーダ2はインターネット7に接続されており、当該インターネット7を介して情報提供サーバ8と種々のデータ通信を行うようになされている。
【0017】
情報提供サーバ8は、放送衛星を介してこれまで放送された及びこれから放送されるテレビ番組の内容や出演者等の詳細情報(以下、これをテレビ番組詳細情報と呼ぶ)をテレビ番組ごとに分類して保持していると共に、これから放送される特定のテレビ番組の視聴をユーザに対して勧めるための情報(以下、これをテレビ番組お勧め情報と呼ぶ)を保持しており、これらテレビ番組詳細情報及びテレビ番組お勧め情報をインターネット7を介しパーソナルビデオレコーダ2に対して適宜送信するようになされている。
【0018】
またパーソナルビデオレコーダ2は電子メール送受信機能を有しており、例えばインターネット7を介して図示しないメールサーバとPOP(Post Office Protocol)3及びSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に基づくデータ通信を行うことにより電子メールの送受を行うようになされている。
【0019】
(2)リモートコントローラの構成
次に、リモートコントローラ3の構成について説明する。
【0020】
図2に示すようにリモートコントローラ3は、例えばユーザが片手で把持可能な大きさ且つ偏平直方体形状でなる筐体10を有している。
【0021】
この筐体10においては、その表面上部から表面中央部に亘って、例えば液晶ディスプレイでなる表示部11が配設されており、表面下部には、LED(Light Emitting Diode)12、上下左右方向を指定するための十字キー13、決定キー14、初期メニュー画面(後述する)を表示部11に表示するためのメニューキー15及びリモートコントローラ3の電源を投入するための電源キー16が配設されている。
【0022】
実際上、図3に示すようにリモートコントローラ3は、当該リモートコントローラ3を統括的に制御するためのCPU(Central Processing Unit)20にバス21を介して、ROM(Read Only Memory)22、ワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)23、例えばPIO(Programmed Input Output)転送モードによって十字キー13、決定キー14、メニューキー15及び電源キー16からなる操作入力部24を制御するための操作入力制御部25、表示部11を制御するための表示制御部26、スピーカ27を制御するためのスピーカ制御部28及びパーソナルビデオレコーダ2とブルートゥースに準拠した無線通信方式で無線接続するための無線通信処理部29が接続されて構成されている。
【0023】
ROM22には、図4に示すようなソフトウェア構成で各種プログラムが格納されており、最下位の第1階層F1rには、メモリ管理や時刻管理等の中核機能を提供するためのOS(Operating System)カーネルプログラムが存在し、第2階層F2rには、表示制御部26、スピーカ制御部28及び無線通信処理部29等の各回路部によって提供される種々の機能を第3階層に対して提供するための各種ドライバプログラムが存在する。
【0024】
第3階層F3rには、第2階層F2rから提供される種々の機能をAPI(Application Program Interface)として利用可能とするための各種ミドルウェアプログラムや、WWW(World Wide Web)サーバ機能やFTP(File Transfer Protocol)サーバ機能を提供するためのサーバプログラム等が存在する。
【0025】
そして第4階層F4rには、第3階層F3rの各種ミドルウェアプログラムによって提供されたAPIを利用することにより種々の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが存在し、このようなアプリケーションプログラムとして、例えば、Webページを閲覧するためのブラウザプログラムや、後述する電子メール受信通知プログラム及び問い合わせプログラム等が存在する。
【0026】
リモートコントローラ3のCPU20は、ROM22に格納されたこれら各種プログラムを適宜読み出し、これをRAM23に展開して実行することにより、リモートコントローラ3の各回路部を制御して各種処理を実行するようになされている。
【0027】
さらにROM22には、電子メール受信通知音楽データ(後述する)等の種々の音楽データが予め格納されている。リモートコントローラ3のCPU20は、ROM22に予め格納されたこれら種々の音楽データに基づいてスピーカ制御部28を制御することにより、スピーカ27から様々な音楽を出力するようになされている。
【0028】
(3)パーソナルビデオレコーダの構成
次に、パーソナルビデオレコーダ2の構成について説明する。
【0029】
図5に示すようにパーソナルビデオレコーダ2は、当該パーソナルビデオレコーダ2を統括的に制御するためのCPU30にバス31を介して、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)でなる電気的に読書き可能なROM32、ワークエリアとしてのRAM33、ハードディスクドライブ34、地上放送受信アンテナ6を介して受信したEPG配信局からの地上放送波を復調することによりEPG情報を生成するためのEPG情報処理部35、リモートコントローラ3とブルートゥースに準拠した無線通信方式で無線接続するための無線通信処理部36、表示制御部37、チューナー部38、エンコード/デコード部39及びインターネット7と接続するためのネットワークインターフェース40が接続されて構成されている。
【0030】
ROM32には、図6に示すようなソフトウェア構成で各種プログラムが格納されており、最下位の第1階層F1hには、メモリ管理や時刻管理等の中核機能を提供するためのOSカーネルプログラムが存在し、第2階層F2hには、EPG情報処理部35、無線通信処理部36、表示制御部37等の各回路部によって提供される種々の機能を第3階層F3hに対して提供するための各種ドライバプログラムが存在する。
【0031】
第3階層F3hには、第2階層F2hから提供される種々の機能をAPIとして利用可能とするための各種ミドルウェアプログラムや、CGI(Common Gateway Interface)が利用可能なWWWサーバ機能及びFTPサーバ機能を提供するためのサーバプログラム等が存在する。
【0032】
そして第4階層F4hには、第3階層F3rの各種ミドルウェアプログラムによって提供されたAPIを利用することにより種々の機能を実現するためのアプリケーションプログラムが存在し、このようなアプリケーションプログラムとして、例えば、テレビ番組の録画/再生機能や、自動録画機能、録画予約機能、電子メール送受信機能等の基本機能を提供するための基本機能提供プログラムや、例えばPerl(Practical Extraction and Report Language)等によって記述されておりCGIを介して起動される操作画面生成プログラム等が存在する。
【0033】
パーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、ROM32に格納されたこれら各種プログラムを適宜読み出し、これをRAM33に展開して実行することにより、パーソナルビデオレコーダ2の各回路部を制御して各種処理を実行するようになされている。
【0034】
例えば、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30は基本機能提供プログラムに従ってチューナー部38及びエンコード/デコード部39を制御することにより、テレビ番組を録画する録画処理を実行する。
【0035】
このときチューナー部38はパーソナルビデオレコーダ2のCPU30の制御により、衛星放送受信アンテナ4を介して受信したテレビ放送波に対して所定の復調処理を行い、この結果得られるテレビ番組のテレビ放送信号をエンコード/デコード部39に対して送出する。
【0036】
そしてエンコード/デコード部39はパーソナルビデオレコーダ2のCPU30の制御により、かかるテレビ番組のテレビ放送信号に対して例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2に準拠した圧縮符号化処理等を行い、この結果得られたテレビ番組のテレビ番組データをハードディスクドライブ34に記録するようになされている。
【0037】
ここでこのエンコード/デコード部39は、ハードディスクドライブ34に記憶するテレビ番組データのデータ名(すなわち、ファイル名)として、当該テレビ番組データに対応するテレビ番組のタイトルを付与するようになされている。
【0038】
またパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、基本機能提供プログラムに従ってエンコード/デコード部39及び表示制御部37を制御することにより、録画済のテレビ番組を再生する再生処理を実行する。
【0039】
このときエンコード/デコード部39はパーソナルビデオレコーダ2のCPU30の制御により、ハードディスクドライブ34から再生処理の対象となるテレビ番組データを読み出した後、当該読み出したテレビ番組データに対してMPEG2に準拠した伸長復号化処理等を行い、この結果得られたテレビ番組のテレビ放送信号を表示制御部37を介してテレビ5に対し出力するようになされている。
【0040】
さらに、このパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は基本機能提供プログラムに従ってテレビ番組を自動的に録画する自動録画機能を提供しており、例えばリモートコントローラ3を介してユーザが好むテレビ番組のジャンル(例えば、歌番組やスポーツ番組等)が登録されると、この登録に応じたテレビ番組を自動的に録画するようになされている。
【0041】
一方、ハードディスクドライブ34には、テレビ番組データを記憶するための記憶領域とは別にパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域が設けられており、このパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域に対しては、種々のパーソナルビデオレコーダ画面がWebページとして予め記憶されている。
【0042】
因みにこのパーソナルビデオレコーダ画面のWebページは、HTML(Hyper Text Markup Language)ソースコード及び当該HTMLソースコードに付随する例えばGIF(Graphics Interchange Format)形式でなる種々の画像データ等により構成されている。
【0043】
ネットワークインターフェース40に対しては、パーソナルビデオレコーダ2のIP(Internet Protocol)アドレスがユーザ設定により登録されている。またパーソナルビデオレコーダ2のROM32には、パーソナルビデオレコーダ2固有のID(Identification)が設定されている。ところで、本実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2のIPアドレスがユーザ設定により登録されている場合について述べたが、図示しないDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ等により動的に当該IPアドレスを設定するようにしても良い。
【0044】
従ってパーソナルビデオレコーダ2は、このパーソナルビデオレコーダ2固有のIDとIPアドレスをインターネット7を介して決まったIPアドレスを有する情報提供サーバ8に送信することにより、情報提供サーバ8からアクセスされ得るようになされている。
【0045】
(4)情報提供サーバの構成
次に、情報提供サーバ8の構成について説明する。
【0046】
図7に示すように情報提供サーバ8は、当該情報提供サーバ8を統括的に制御するためのCPU50にバス51を介して、ROM52、ワークエリアとしてのRAM53、ハードディスクドライブ54及びインターネット7と接続するためのネットワークインターフェース55が接続されて構成されている。
【0047】
ROM52には、基本プログラム(例えば、UNIX(登録商標))や、後述する情報提供プログラム等の各種プログラムが予め格納されている。
【0048】
情報提供サーバ8のCPU50は、ROM52に格納されたこれら各種プログラムを適宜読み出し、これをRAM53に展開して実行することにより、情報提供サーバ8の各回路部を制御して各種処理を実行するようになされている。
【0049】
一方、ハードディスクドライブ54には、テレビ番組詳細情報記憶領域が設けられており、このテレビ番組詳細情報記憶領域に対しては、図示しない放送衛星を介してこれまで放送された及びこれから放送される複数種類のテレビ番組のテレビ番組詳細情報(すなわち、出演者や内容等の情報)がテレビ番組ごとに記憶されている。
【0050】
またハードディスクドライブ54には、テレビ番組お勧め情報記憶領域が設けられており、このテレビ番組お勧め情報記憶領域に対しては、これから放送される特定のテレビ番組の視聴をユーザに対して勧めるためのテレビ番組お勧め情報が記憶されている。
【0051】
さらにハードディスクドライブ54には、広告画像記憶領域が設けられており、この広告画像記憶領域に対しては、例えば特定商品の販売を促進するための種々の広告画像が広告画像データとして予め記憶されている。
【0052】
そしてこの広告画像記憶領域に対しては、例えば情報提供サーバ8の運営業者等によって随時新たな広告の広告画像データがアップデートされるようになされている。
【0053】
ところで、ネットワークインターフェース55に対しては、情報提供サーバ8固有のIPアドレスが予め登録されている。
【0054】
従って情報提供サーバ8は、かかる情報提供サーバ8固有のIPアドレスがインターネット7を介して参照されることにより、パーソナルビデオレコーダ2からアクセスされ得るようになされている。
【0055】
(5)パーソナルビデオレコーダ画面表示処理
パーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ユーザによりリモートコントローラ3を介してパーソナルビデオレコーダ2が操作される際、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行することにより、種々のパーソナルビデオレコーダ画面をリモートコントローラ3の表示部11に適宜表示するようになされている。
【0056】
(5−1)新規録画テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
例えば、パーソナルビデオレコーダ2が自動録画機能等によってこれまで録画した複数種類のテレビ番組のうち、本日新たに録画したテレビ番組(以下、これを新規録画テレビ番組と呼ぶ)のタイトルを確認するための操作(以下、これを新規録画テレビ番組確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0057】
ここでは最初に、新規録画テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図8に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0058】
ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによりメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、ブラウザプログラムに従って、初期メニュー画面(後述する)のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、次のステップSP2へ移る。
【0059】
実際上、このときリモートコントローラ3のCPU20は、図9(A)に示すように、初期メニュー画面のWebページに対応するHTMLソースコードの送信を要求する旨(図9(A)において破線で示す)、パーソナルビデオレコーダ2のIPアドレス(図9(A)において一点鎖線で示す)及びリモートコントローラ3において起動されているブラウザプログラムの識別情報(図9(A)において二重線で示す)等が記されたリクエストメッセージMSG1を生成してこれを送信することにより、パーソナルビデオレコーダ2に対して初期メニュー画面のWebページの送信を要求するようになされている。
【0060】
ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面のWebページを送信するように要求されると、サーバプログラムに従って、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域から初期メニュー画面のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP3へ移る。
【0061】
実際上、このときパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面のWebページの送信として、図9(B)に示すように、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域から読み出した初期メニュー画面のWebページに対応するHTMLソースコードSRC1に対してヘッダ情報HINFを付加することによりレスポンスメッセージMSG2を生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信し、この後、当該HTMLソースコードSRC1に付随する画像データ等も送信するようになされている。
【0062】
ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から初期メニュー画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図10に示すような初期メニュー画面70を表示部11に表示し、次のステップSP4へ移る。
【0063】
ここで初期メニュー画面70には、複数の選択項目がリスト表示されており、これら複数の選択項目のそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0064】
ステップSP4においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、初期メニュー画面70における選択項目「新規情報」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「新規情報」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP5へ移る。
【0065】
ステップSP5においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「新規情報」が選択決定されたことを認識すると、サーバプログラムに従って、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域から新規情報メニュー画面(後述する)のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP6へ移る。
【0066】
ステップSP6においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から新規情報メニュー画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図10に示すような、3つの選択項目がリスト表示されており当該3つの選択項目のそれぞれがカーソル71によって選択されるようになされた新規情報メニュー画面80を表示部11に表示し、次のステップSP7へ移る。
【0067】
ステップSP7においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、新規情報メニュー画面80における選択項目「新規録画テレビ番組」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「新規録画テレビ番組」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP8へ移る
【0068】
ステップSP8においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「新規録画テレビ番組」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従ってハードディスクドライブ34を参照することにより、例えば本日付のタイムスタンプを有する複数種類のテレビ番組のテレビ番組データを認識した後、当該認識した複数種類のテレビ番組データのそれぞれのデータ名に基づいて、本日新たに録画した複数種類のテレビ番組(すなわち、新規録画テレビ番組)のタイトルが羅列されてなる新規録画テレビ番組タイトル情報を生成する。
【0069】
そしてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は操作画面生成プログラムに従い、かかる新規録画テレビ番組タイトル情報に基づいて新規録画テレビ番組タイトル一覧画面(後述する)のWebページを生成した後、これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP9へ移る。
【0070】
ステップSP9においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から新規録画テレビ番組タイトル一覧画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図11に示すような、複数種類の新規録画テレビ番組のタイトルが羅列されてなる新規録画テレビ番組タイトル一覧画面90を表示部11に表示することにより、本日新たに録画したテレビ番組のタイトルをユーザに確認させた後、次のステップSP10に移って新規録画テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0071】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して新規録画テレビ番組確認操作が行われる際、当該新規録画テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80及び新規録画テレビ番組タイトル一覧画面90をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0072】
(5−2)新着電子メール内容確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
また、パーソナルビデオレコーダ2によって新たに受信した電子メール(以下、これを新着電子メールと呼ぶ)の内容を確認するための操作(以下、これを新着電子メール内容確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0073】
ここでは、この新着電子メール内容確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図12及び図13(図8との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0074】
ステップSP21においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、基本機能提供プログラムに従って、図示しないメールサーバからパーソナルビデオレコーダ2宛ての電子メールを受信して電子メール受信処理を終了すると、新着電子メールが存在することをリモートコントローラ3に対して伝達し、次のステップSP22へ移る。
【0075】
ステップSP22においてリモートコントローラ3のCPU20は、新着電子メールが存在することを認識すると、電子メール受信通知プログラムに従って、LED12を発光させると共に、ROM32に格納された電子メール受信通知音楽データに基づいて電子メール受信通知音楽をスピーカ27から出力し、次のステップSP23に移る。
【0076】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2が電子メールを受信して電子メール受信処理を終了した際、リモートコントローラ3のLED12を発光させると共に、電子メール受信通知音楽をスピーカ27から出力するようにしたことにより、新着電子メールが存在することをユーザに対して確実に通知し得るようになされている。
【0077】
ステップSP23においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えば新着電子メールの存在を認識したユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、ブラウザプログラムに従って初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、次のステップSP2へ移る。
【0078】
すなわち、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、ステップSP4においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって選択項目「新規情報」が選択決定されると、この旨をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP5においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、新規情報メニュー画面80のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP6においてリモートコントローラ3のCPU20は、新規情報メニュー画面80(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP24へ移る。
【0079】
ステップSP24においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、新規情報メニュー画面80における選択項目「新着電子メール」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「新着電子メール」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP25へ移る。
【0080】
ステップSP25においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「新着電子メール」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従って、パーソナルビデオレコーダ2に存在する全ての新着電子メールの件名を認識した後、操作画面生成プログラムに従い、当該認識した全ての新着電子メールの件名に基づいて新着電子メール件名一覧画面(後述する)のWebページを生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP26へ移る。
【0081】
ステップSP26においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から新着電子メール件名一覧画面のWebページを受信すると、これに基づいて図11に示すような新着電子メール件名一覧画面100を表示部11に表示し、次のステップSP27(図13)へ移る。
【0082】
ここで新着電子メールタイトル一覧画面100には、パーソナルビデオレコーダ2に存在する全ての新着電子メールの件名がリスト表示されており、これら複数の新着電子メールの件名のそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0083】
ステップSP27においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、新着電子メールタイトル一覧画面100における新着電子メールの件名「はじめまして」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、新着電子メールの件名「はじめまして」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP28へ移る。
【0084】
ステップSP28においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、新着電子メールの件名「はじめまして」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従い、電子メールの件名「はじめまして」に対応する電子メールの内容の情報(以下、これを電子メール内容情報と呼ぶ)を取得した後、操作画面生成プログラムに従い、当該電子メール内容情報に基づいて新着電子メール内容確認画面(後述する)のWebページを生成して、これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP29へ移る。
【0085】
ステップSP29においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から新着電子メール内容確認画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図11に示すような新着電子メール内容確認画面110を表示部11に表示することにより、新着電子メールの件名「はじめまして」に対応する新着電子メールの内容をユーザに対して確認させ、次のステップSP30へ移って新着電子メール内容確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0086】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して新着電子メール内容確認操作が行われる際、当該新着電子メール内容確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80、新着電子メール件名一覧画面100及び新着電子メール内容確認画面110をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0087】
(5−3)お勧め情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
さらに、テレビ番組お勧め情報の内容を確認するための操作(以下、これをお勧め情報確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0088】
このとき情報提供サーバ8は、かかるテレビ番組お勧め情報をパーソナルビデオレコーダ2に対して提供する処理を実行するようになされている。
【0089】
ここでは、この情報提供サーバ8における処理と合わせて、お勧め情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を、図14、図15及び図16(図8との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0090】
すなわち、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、ステップSP4においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって選択項目「新規情報」が選択決定されると、この旨をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP5においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、新規情報メニュー画面80のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP6においてリモートコントローラ3のCPU20は、新規情報メニュー画面80(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP31(図15)へ移る。
【0091】
ステップSP31においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、新規情報メニュー画面80における選択項目「お勧め情報」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「お勧め情報」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP32へ移る。
【0092】
ステップSP32においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「お勧め情報」が選択決定されたことを認識すると、テレビ番組お勧め情報を送信するように情報提供サーバ8に対して要求し、次のステップSP33へ移る。
【0093】
ステップSP33において情報提供サーバ8のCPU50は、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組お勧め情報を送信するように要求を受けると、情報提供プログラムに従って、ハードディスクドライブ54のテレビ番組お勧め情報記憶領域からテレビ番組お勧め情報を読み出した後これをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信し、次のステップSP34へ移る。
【0094】
ステップSP34においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、情報提供サーバ8からテレビ番組お勧め情報を受信すると、操作画面生成プログラムに従い、当該テレビ番組お勧め情報に基づいてお勧め情報画面(後述する)のWebページを生成し、これをリモートコントローラ3に対し送信して、次のステップSP35へ移る。
【0095】
ステップSP35においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からお勧め情報画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図11に示すようなお勧め情報画面120を表示部11に表示し、次のステップSP36へ移る。
【0096】
ここでお勧め情報画面120には、例えば情報提供サーバ8の運営業者等によって推薦された複数種類のテレビ番組のタイトルがリスト表示されており、これら複数種類のテレビ番組のタイトルのそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0097】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、テレビ番組お勧め情報の内容を確認するためのお勧め情報確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われる際、当該お勧め情報確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80及びお勧め情報画面120をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0098】
ステップSP36においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、お勧め情報画面120におけるテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP37(図16)へ移る。
【0099】
ところで、このお勧め情報画面120に対応するHTMLソースコードの内容は、以下のとおりである。
【0100】
<HTML><HEAD><TITLE>お勧め情報</TITLE></HEAD>
<BODY><P>お勧めするテレビ番組は
以下の通りです
<A HREF="少林バスケ-Control.html" accesskey="1" Animation-type="Move
ToTop"> 1) 少林バスケ
<A HREF="阪神の星-Control.html" accesskey="2" Animation-type="MoveT
oTop"> 2) 阪神の星
<A HREF="猫神家の一族 -Control.html" accesskey="3" Animation-type="M
oveToTop"> 3) 猫神家の一族
<A HREF="News Studio-Control.html" accesskey="4" Animation-type="Move
ToTop"> 4) News Studio
</BODY>
</HTML>
【0101】
そして、このお勧め情報画面120に対応するHTMLソースコードSRC2(図17)においては、テレビ番組のタイトル「News Studio」に対応するタグ「<A>」の内部に、アニメーション表示の形態を規定するための属性項目「Animation-type」(図17において破線で示す)が記述されており、本実施の形態の場合、この属性項目「Animation-type」に対しては、アニメーション表示対象を上側に移動させることを意味する属性値「MoveToTop」が設定されている。
【0102】
従ってリモートコントローラ3のCPU20は、上述のステップSP36においてテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことを認識した際、アニメーション表示処理として、図18(A)に示すように当該選択決定されたテレビ番組のタイトル「News Studio」を除く全てのテレビ番組のタイトルの表示を中止した後、テレビ番組のタイトル「News Studio」をお勧め情報画面120の上側方向に徐々に移動させて、図18(B)に示すようにテレビ番組のタイトル「News Studio」をお勧め情報画面120の上部に表示することにより、ユーザが選択決定したテレビ番組のタイトル(つまり、「News Studio」)を当該ユーザ自身に対して確実に確認させ得るようになされている。
【0103】
ステップSP37においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことを認識すると、操作画面生成プログラムに従って、録画予約設定画面(後述する)のWebページを生成して、これをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP38へ移る。
【0104】
ステップSP38においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から録画予約設定画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図19(A)に示すような録画予約設定画面130を表示部11に表示し、次のステップSP39へ移る。
【0105】
ここで録画予約設定画面130には、「予約する」ボタン131と「予約しない」ボタン132とが表示されており、ユーザによって十字キー13を介して選択操作が行われると、当該選択操作に応じて「予約する」ボタン131又は「予約しない」ボタン132の何れかが網掛表示されるようになされている。
【0106】
また、録画予約設定画面130に対応するHTMLソースコードの内容は、以下の通りである。
【0107】
<HTML><HEAD><TITLE>録画予約設定</TITLE></HEAD>
<BODY><P>テレビ番組「News Studio」
の録画を
<A HREF="予約する-Control.html" accesskey="1" mode="control"><img=
"Yoyakusuru.gif"></A>
<A HREF="予約しない-Control.html" accesskey="2" mode="control"><img
="Yoyakushinai. gif"></A>
</BODY>
</HTML>
【0108】
この録画予約設定画面130に対応するHTMLソースコードSRC3(図19(B))においては、「予約する」ボタン131及び「予約しない」ボタン132のそれぞれに対応するタグ「<A>」の内部に、属性項目「mode」(図19(B)において破線で示す)が記述されており、本実施の形態の場合、この属性項目「mode」に対して、属性値「control」が設定されている。
【0109】
ステップSP39においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介して「予約する」ボタン131が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、HTMLソースコードSRC3における当該「予約する」ボタン131に対応するタグ「<A>」の内部には、上述のように属性項目「mode」に対して属性値「control」が設定されていることにより、表示部11に現在表示中の録画予約設定画面130を継続して表示しつつ、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダのみを送信することによって属性項目「HREF」(図19(B)において一点鎖線で示す)に対して設定された属性値「予約する-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP40へ移る。
【0110】
このようにHTMLソースコードSRC3において、タグ「<A>」の内部に属性項目「mode」が記述され、当該属性項目「mode」に対して「control」が設定されていると、HTTPヘッダのみを送信することにより、当該タグ「<A>」の内部における属性項目「HREF」に対して設定された属性値「予約する-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達するようになされている。
【0111】
ステップSP40においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU20は、リモートコントローラ3からHTTPヘッダを受信することにより属性値「予約する-Control.html」を認識すると、これをテレビ番組「News Studio」の録画予約命令と判断し、基本機能提供プログラムに従って、テレビ番組「News Studio」を録画予約する録画予約処理を実行し、次のステップSP41に移ってお勧め情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0112】
因みに、ステップSP39においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介して「予約しない」ボタン132が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、HTMLソースコードSRC3における当該「予約しない」ボタン132に対応するタグ「<A>」の内部には、上述のように属性項目「mode」に対して属性値「control」が設定されていることにより、表示部11に現在表示中の録画予約設定画面130を継続して表示しつつ、HTTPヘッダのみを送信することによって属性項目「HREF」(図19(B)において二重線で示す)に対して設定された文字列「予約しない-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達する。
【0113】
そしてパーソナルビデオレコーダ2のCPU20は、リモートコントローラ3からHTTPヘッダを受信することにより文字列「予約しない-Control.html」を認識すると、これをテレビ番組「News Studio」の録画予約中止命令と判断し、テレビ番組「News Studio」を録画予約する録画予約処理を開始しない。
【0114】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、お勧め情報画面120を介してお勧めされたテレビ番組(この場合、テレビ番組「News Studio」)の録画予約をパーソナルビデオレコーダ2に対して設定するための録画予約設定操作が行われると、当該録画予約設定操作に応じたパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち録画予約設定画面130をリモートコントローラ3の表示部11に表示するようになされている。
【0115】
(5−4)録画予約済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
さらに、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約が既に設定されたテレビ番組のタイトルを確認するための操作(以下、これを録画予約済テレビ番組確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0116】
ここでは、この録画予約済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図20(図8との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0117】
まず、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP51へ移る。
【0118】
ステップSP51においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、初期メニュー画面70における選択項目「テレビ番組リスト」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「テレビ番組リスト」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP52へ移る。
【0119】
ステップSP52においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「テレビ番組リスト」が選択決定されたことを認識すると、サーバプログラムに従って、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域からテレビ番組リストメニュー画面(後述する)のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP53へ移る。
【0120】
ステップSP53においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組リストメニュー画面のWebページを受信すると、これに基づいて図10に示すように、2つの選択項目がリスト表示されており当該2つの選択項目のそれぞれがカーソル71によって選択されるようになされたテレビ番組リストメニュー画面140を表示部11に表示し、次のステップSP54へ移る。
【0121】
ステップSP54においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、テレビ番組リストメニュー画面140における選択項目「録画予約済テレビ番組リスト」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「録画予約済テレビ番組リスト」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP55へ移る。
【0122】
ステップSP55においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「録画予約済テレビ番組リスト」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従い、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約が設定された全てのテレビ番組のタイトルを認識した後、これに基づいて録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面(後述する)のWebページを生成し、これをリモートコントローラ3に対して送信して、ステップSP56へ移る。
【0123】
ステップSP56においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面のWebページを受信すると、これに基づいて図21に示すような録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面150を表示部11に表示し、次のステップSP57へ移って録画予約済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0124】
ここで録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面150には、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約が設定された複数種類のテレビ番組のタイトルがリスト表示されている。従ってユーザは、リモートコントローラ3の表示部11を介してこの録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面150を視認することにより、録画予約が設定済みであるテレビ番組のタイトルを確認し得る。
【0125】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約済テレビ番組確認操作が行われる際、当該録画予約済テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、テレビ番組リストメニュー画面140及び録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面150をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0126】
(5−5)録画済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
さらに、パーソナルビデオレコーダ2によってこれまで録画した録画済みのテレビ番組のタイトルを確認するための操作(以下、これを録画済テレビ番組確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0127】
ここでは、この録画済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図22及び図23(図8及び図20との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0128】
まず、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP51へ移る。
【0129】
そして、ステップSP51においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって初期メニュー画面70における選択項目「テレビ番組リスト」が選択決定されたことを認識すると、この旨をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP52においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組リストメニュー画面140のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP53においてリモートコントローラ3のCPU20は、テレビ番組リストメニュー画面140(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP61へ移る。
【0130】
ステップSP61においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、テレビ番組リストメニュー画面140における選択項目「録画済テレビ番組リスト」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「録画済テレビ番組リスト」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP62へ移る。
【0131】
ステップSP62においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「録画済テレビ番組リスト」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従ってハードディスクドライブ34を参照することにより、当該ハードディスクドライブ34に記憶された全てのテレビ番組データのデータ名を認識した後、これに基づいて録画済テレビ番組タイトル一覧画面(後述する)のWebページを生成し、これをリモートコントローラ3に対して送信して、ステップSP63へ移る。
【0132】
ステップSP63においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から録画済テレビ番組タイトル一覧画面のWebページを受信すると、これに基づいて図21に示すような録画済テレビ番組タイトル一覧画面160を表示部11に表示し、次のステップSP64へ移る。
【0133】
ここで録画済テレビ番組タイトル一覧画面160には、パーソナルビデオレコーダ2によって録画済みである複数種類のテレビ番組のタイトルがリスト表示されており、これら複数種類のテレビ番組のタイトルのそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0134】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画済テレビ番組確認操作が行われる際、当該録画済テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、テレビ番組リストメニュー画面140及び録画済テレビ番組タイトル一覧画面160をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0135】
ステップSP64においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、録画済テレビ番組タイトル一覧画面160におけるテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP65(図23)へ移る。
【0136】
ステップSP65においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことを認識すると、操作画面生成プログラムに従って、テレビ番組「News Studio」の再生を制御するための再生制御画面(後述する)のWebページを生成した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP66へ移る。
【0137】
ステップSP66においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から再生制御画面のWebページを受信すると、これに基づいて図24(A)に示すような再生制御画面170を表示部11に表示し、次のステップSP67へ移る。
【0138】
実際上、再生制御画面170に対応するHTMLソースコードの内容は、以下のとおりである。
【0139】
<HTML><HEAD><TITLE>再生制御</TITLE></HEAD>
<BODY Animation-type="MoveFromTop">
<P>[テレビ番組「News Studio」]
<A HREF="REW-Control.html" accesskey="1" mode="control"><img="REW
.gif"></A>
<A HREF="PAUSE-Control.html" accesskey="2" mode="control"><img="P
AUSE.gif"></A>
<A HREF="PLAY-Control.html" accesskey="3" mode="control"><img="PL
AY.gif"></A>
<A HREF="FF-Control.html" accesskey="4" mode="control"><img="FF.
gif"></A>
<img="PROGRESSIVEBAR.gif>
</BODY>
</HTML>
【0140】
このように再生制御画面170のHTMLソースコードSRC4(図20(B))においては、タグ「<BODY>」(図24(B)において破線で示す)の内部に対してアニメーション表示の形態を規定するための属性項目「Animation-type」が記述されており、本実施の形態の場合、この属性項目「Animation-type」に対しては、アニメーション表示対象を再生制御画面170の上部から下側方向へ移動させることを意味する「MoveFromTop」が設定されている。
【0141】
これによりリモートコントローラ3のCPU20は、上述のステップSP66において再生制御画面170を表示部11に対して表示する際、図25に示すように、HTMLソースコードSRC4におけるタグ「<BODY>」からタグ「</BODY>」の間で設定されている種々の文字及び画像を上側から下側へ徐々にスライドさせるようにしてアニメーション表示するようになされている。
【0142】
ここで再生制御画面170(図24(A))には、テレビ番組の再生、停止、巻戻し及び早送りを行うための再生ボタン171、停止ボタン172、巻戻しボタン173及び早送りボタン174が表示されていると共に、テレビ番組の再生状況をユーザに対して認識させるための再生状況プログレッシブバー175が表示されている。
【0143】
そしてこの再生制御画面170においては、ユーザによって十字キー13を介して選択操作が行われると、当該選択操作に応じて再生ボタン171、停止ボタン172、巻戻しボタン173及び早送りボタン174の何れかが網掛表示されるようになされている。
【0144】
ステップSP67においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介して選択操作が行われることにより、再生制御画面170における再生ボタン171が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、HTMLソースコードSRC4における当該再生ボタン171に対応するタグ「<A>」の内部には、属性項目「mode」(図24(B)において一点鎖線で示す)に対して属性値「control」が設定されていることにより、表示部11に現在表示中の再生制御画面170を継続して表示すると共に、HTTPヘッダのみを送信することにより属性項目「HREF」(図24(B)において二重線で示す)に設定された属性値「PLAY-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP68へ移る。
【0145】
ステップSP68においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、リモートコントローラ3からHTTPヘッダを受信することにより属性値「PLAY-Control.html」を認識すると、これをテレビ番組「News Studio」の再生命令と判断して、当該テレビ番組「News Studio」をテレビ5に対して再生する再生処理を実行し、次のステップSP69へ移る。
【0146】
ステップSP69においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、例えばテレビ番組「News Studio」を15分間再生した時点で、再生状況プログレッシブバー175の表示形態を変更した新たな再生制御画面(後述する)のWebページを生成した後、FTPのPUTコマンドを利用することによって当該新たな再生制御画面のWebページをリモートコントローラ3に対して送信すると共に、当該新たな再生制御画面の表示をリモートコントローラ3に対して命令し、次のステップSP70へ移る。
【0147】
ステップSP70においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から新たな再生制御画面のWebページを受信すると共に、当該新たな再生制御画面を表示するように命令を受けると、表示部11に現在表示中の再生制御画面170を表示中止とした後、かかる新たな再生制御画面のWebページに基づいて例えば図26に示すような新たな再生制御画面170Xを表示部11に表示し、次のステップSP71に移って録画済テレビ番組確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0148】
ここでこの新たな再生制御画面170Xには、テレビ番組「News Studio」の再生処理が15分間終了したことを示す再生状況プログレッシブバー175Xが表示されている。従ってユーザは、リモートコントローラ3の表示部11を介して新たな再生制御画面170Xを視認することにより、テレビ番組「News Studio」の再生が15分間分終了したことを容易に認識し得るようになされている。
【0149】
このようにパーソナルビデオレコーダ2は、リモートコントローラ3の表示部11に表示されていた再生制御画面170(図24)を、再生状況プログレッシブバー175の表示形態を変更した新たな再生制御画面170X(図26)へ強制的に更新して、これによりパーソナルビデオレコーダ2における再生処理の処理状況をユーザに対して能動的に通知し得るようになされている。
【0150】
(5−6)放送時間帯分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
さらに、これから放送されるテレビ番組のタイトルが放送時間帯ごとに分類されてなるEPG(以下、これを放送時間帯分類EPGと呼ぶ)を閲覧するための操作(以下、これを放送時間帯分類EPG閲覧操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0151】
ここでは、この放送時間帯分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図27及び図28(図8及び図16との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0152】
まず、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP81へ移る。
【0153】
ステップSP81においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、初期メニュー画面70における選択項目「EPG」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「EPG」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP82へ移る。
【0154】
ステップSP82においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「EPG」が選択決定されたことを認識すると、サーバプログラムに従って、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域からEPGメニュー画面(後述する)のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP83へ移る。
【0155】
ステップSP83においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からEPGメニュー画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図10に示すような、2つの選択項目がリスト表示されており当該2つの選択項目のそれぞれがカーソル71によって選択されるようになされたEPGメニュー画面180を表示部11に表示し、次のステップSP84へ移る。
【0156】
ステップSP84においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、EPGメニュー画面180における選択項目「放送時間帯分類EPG」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「放送時間帯分類EPG」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP85へ移る。
【0157】
ステップSP85においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「放送時間帯分類EPG」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従って、パーソナルビデオレコーダ2内部に設けられた図示しないRTC(Real Time Clock)回路によって計時している現在日時を認識した後、EPG情報処理部35を制御することにより、当該現在日時以降に放送される複数種類のテレビ番組のタイトルが放送時間帯ごとに分類されてなるEPG情報(以下、これを放送時間帯分類EPG情報と呼ぶ)を生成する。
【0158】
そしてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、当該生成した放送時間帯分類EPG情報に基づいて放送時間帯分類EPG画面(後述する)のWebページを生成し、これをリモートコントローラ3に対して送信して、ステップSP86へ移る。
【0159】
ステップSP86においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から送信された放送時間帯分類EPG画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図29に示すような放送時間帯分類EPG画面190を表示部11に表示し、次のステップSP87へ移る。
【0160】
ここでこの放送時間帯分類EPG画面190には、これから放送される複数種類のテレビ番組のタイトルが放送時間帯ごとにリスト表示されており、これら複数のテレビ番組のタイトルのそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0161】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、放送時間帯分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われる際、当該放送時間帯分類EPG閲覧操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、EPGメニュー画面180及び放送時間帯分類EPG画面190をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0162】
ステップSP87においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、放送時間帯分類EPG画面190におけるテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP88(図28)へ移る。
【0163】
ステップSP88においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことを認識すると、操作画面生成プログラムに従って、録画予約設定画面130のWebページを生成して、これをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP38へ移る。
【0164】
そして、ステップSP38においてリモートコントローラ3のCPU20は、録画予約設定画面130(図19(A))を表示部11に表示し、ステップSP39においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって操作入力部24を介して「予約する」ボタン131が選択決定されたことを認識すると、属性値「予約する-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP40においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU20は、テレビ番組「News Studio」を録画予約する録画予約処理を実行し、この後、ステップSP89に移って放送時間帯分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0165】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、放送時間帯分類EPG画面190においてリスト表示された複数種類のテレビ番組のタイトルのうち、例えばテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定される操作が行われると、これに応じてテレビ番組「News Studio」の録画予約を設定するためのパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち録画予約設定画面130をリモートコントローラ3の表示部11に表示するようになされている。
【0166】
(5−7)ジャンル分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
さらに、複数種類のテレビ番組のタイトルがテレビ番組のジャンル(例えば、歌番組やスポーツ番組)ごとに分類されてなるEPG(以下、これをジャンル分類EPGと呼ぶ)を閲覧するための操作(以下、これをジャンル分類EPG閲覧操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0167】
ここでは、このジャンル分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図30及び図31(図8、図16及び図27との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0168】
まず、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP81へ移る。
【0169】
そして、ステップSP81においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザにより操作入力部24を介して選択項目「EPG」が選択決定されたことを認識すると、選択項目「EPG」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP82においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、EPGメニュー画面180のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP83においてリモートコントローラ3のCPU20は、EPGメニュー画面180(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP91へ移る。
【0170】
ステップSP91においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、EPGメニュー画面180における選択項目「ジャンル分類EPG」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「ジャンル分類EPG」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP92へ移る。
【0171】
ステップSP92においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「ジャンル分類EPG」が選択決定されたことを認識すると、サーバプログラムに従って、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域からジャンル選択画面(後述する)のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP93へ移る。
【0172】
ステップSP93においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からジャンル選択画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図29に示すようなジャンル選択画面200を表示部11に表示し、次のステップSP94へ移る。
【0173】
ここでこのジャンル選択画面200には、複数のテレビ番組のジャンルがリスト表示されており、これら複数のテレビ番組のジャンルのそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0174】
ステップSP94においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、ジャンル選択画面200におけるテレビ番組のジャンル「ニュース」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、テレビ番組のジャンル「ニュース」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP95へ移る。
【0175】
ステップSP95においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組のジャンル「ニュース」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従ってEPG情報処理部35を制御することにより、当該テレビ番組のジャンル「ニュース」に属する複数種類のテレビ番組のタイトルのみからなるEPG情報を生成した後、これに基づいてジャンル分類EPG画面(後述する)のWebページを生成し、これをリモートコントローラ3に対して送信して、ステップSP96(図31)へ移る。
【0176】
ステップSP96においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から送信されたジャンル分類EPG画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図29に示すようなジャンル分類EPG画面210を表示部11に表示し、次のステップSP97へ移る。
【0177】
ここでこのジャンル分類EPG画面210には、テレビ番組のジャンル「ニュース」に属する複数種類のテレビ番組のタイトルがリスト表示されており、これら複数のテレビ番組のタイトルのそれぞれはカーソル71によって選択されるようになされている。
【0178】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ジャンル分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダに対して行われる際、当該ジャンル分類EPG閲覧操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、EPGメニュー画面180、ジャンル選択画面200及びジャンル分類EPG画面210をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0179】
ステップSP97においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、ジャンル分類EPG画面210におけるテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP98へ移る。
【0180】
ステップSP98においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、テレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定されたことを認識すると、操作画面生成プログラムに従って、録画予約設定画面130(図19)のWebページを生成して、これをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP38へ移る。
【0181】
そして、ステップSP38においてリモートコントローラ3のCPU20は、録画予約設定画面130を表示部11に表示し、ステップSP39においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって操作入力部24を介して「予約する」ボタン131が選択決定されたことを認識すると、属性項目「HREF」に対して設定された属性値「予約する-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP40においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU20は、属性値「予約する-Control.html」を認識すると、テレビ番組「News Studio」を録画予約する録画予約処理を実行し、この後、次のステップSP99へ移ってジャンル分類EPG閲覧操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0182】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ジャンル分類EPG画面210においてリスト表示された複数のテレビ番組のタイトルのうち、例えばテレビ番組のタイトル「News Studio」が選択決定される操作が行われると、これに応じてテレビ番組「News Studio」の録画予約を設定するためのパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち録画予約設定画面130をリモートコントローラ3の表示部11に表示するようになされている。
【0183】
(5−8)視聴履歴確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理さらに、パーソナルビデオレコーダ2によってこれまで録画した複数の録画済みのテレビ番組に対するユーザの視聴履歴を確認するための操作(以下、これを視聴履歴確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0184】
ここでは、この視聴履歴確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理について、図32(図8との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0185】
まず、ステップSP1においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP101へ移る。
【0186】
ステップSP101においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、初期メニュー画面70における選択項目「詳細情報」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「詳細情報」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP102へ移る。
【0187】
ステップSP102においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「詳細情報」が選択決定されたことを認識すると、ハードディスクドライブ34のパーソナルビデオレコーダ画面格納領域から詳細情報メニュー画面(後述する)のWebページを読み出した後これをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP103へ移る。
【0188】
ステップSP103においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から送信された詳細情報メニュー画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図10に示すような、2つの選択項目がリスト表示されており当該2つの選択項目のそれぞれがカーソル71によって選択されるようになされた詳細情報メニュー画面220を表示部11に表示し、次のステップSP104へ移る。
【0189】
ステップSP104においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、詳細情報メニュー画面220における選択項目「視聴履歴」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「視聴履歴」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP105へ移る。
【0190】
ステップSP105においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「視聴履歴」が選択決定されたことを認識すると、基本機能提供プログラムに従って、ハードディスクドライブ34に記憶されている再生履歴情報を参照することにより、例えば最近一週間以内にユーザによって視聴されたテレビ番組のタイトルを認識した後、これに基づいて視聴履歴画面(後述する)のWebページを生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP106へ移る。
【0191】
ここでこの再生履歴情報とは、パーソナルビデオレコーダ2によってこれまで再生したテレビ番組のタイトルが再生日時の情報と対応付けられて記されたものであり、パーソナルビデオレコーダ2のハードディスクドライブ34に記憶されている。パーソナルビデオレコーダ2は再生処理を実行する度に、当該再生処理の対象となったテレビ番組のタイトルをこの再生履歴情報に対して追記するようになされている。
【0192】
ステップSP106においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2から視聴履歴画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図33に示すような視聴履歴画面230を表示部11に表示し、次のステップSP107に移って視聴履歴確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0193】
ここでこの視聴履歴画面230には、最近一週間以内にユーザによって視聴された複数の録画済みのテレビ番組のタイトルが当該視聴された日付ごとに分類されてリスト表示されている。
【0194】
従ってパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ユーザに対してリモートコントローラ3の表示部11に表示した視聴履歴画面230を視認させることにより、ユーザの視聴履歴を確認させ得るようになされている。
【0195】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して視聴履歴確認操作が行われる際、当該視聴履歴確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、詳細情報メニュー画面220及び視聴履歴画面230をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0196】
(5−9)テレビ番組詳細情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理
例えば、パーソナルビデオレコーダ2によって録画済みのテレビ番組「News Studio」の再生処理を実行することによりテレビ番組「News Studio」をテレビ5に対して再生している状態で、当該テレビ番組「News Studio」についてのテレビ番組詳細情報(すなわち、出演者や内容等)を確認するための操作(以下、これをテレビ番組詳細情報確認操作と呼ぶ)がユーザによりリモートコントローラ3を介して行われる場合にも、パーソナルビデオレコーダ2及びリモートコントローラ3によってパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を実行するようになされている。
【0197】
このとき情報提供サーバ8は、パーソナルビデオレコーダ2によって再生しているテレビ番組「News Studio」についてのテレビ番組詳細情報を提供する処理を実行するようになされている。
【0198】
ここでは、この情報提供サーバ8における処理と合わせて、テレビ番組詳細情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を、図34、図35及び図36(図8及び図32との対応部分に同一符号を付す)に示すシーケンスチャートを用いて以下に説明する。
【0199】
ステップSP110においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばパーソナルビデオレコーダ2によって再生処理が実行されることによりテレビ番組「News Studio」がテレビ5に再生されている状態で、ユーザによってメニューキー15が押下操作されたことを認識すると、初期メニュー画面70のWebページを送信するようにパーソナルビデオレコーダ2に対して要求し、次のステップSP2へ移る。
【0200】
すなわち、ステップSP2においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、初期メニュー画面70のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP3においてリモートコントローラ3のCPU20は、初期メニュー画面70(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP101へ移る。
【0201】
つまり、ステップSP101においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザにより操作入力部24を介して選択項目「詳細情報」が選択決定されたことを認識すると、この旨をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、ステップSP102においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、詳細情報メニュー画面220のWebページをリモートコントローラ3に対して送信し、ステップSP103においてリモートコントローラ3のCPU20は、詳細情報メニュー画面220(図10)を表示部11に表示し、次のステップSP111へ移る。
【0202】
ステップSP111においてリモートコントローラ3のCPU20は、例えばユーザによって十字キー13を介してカーソル71が操作されることにより、詳細情報メニュー画面220における選択項目「テレビ番組詳細情報」が選択された後、この状態で決定キー14が押下されたことを認識すると、選択項目「テレビ番組詳細情報」が選択決定されたことをパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、次のステップSP112へ移る。
【0203】
ステップSP112においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、選択項目「テレビ番組詳細情報」が選択決定されたことを認識すると、現在再生中のテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報を送信するように情報提供サーバ8に対して要求し、次のステップSP113へ移る。
【0204】
ステップSP113において情報提供サーバ8のCPU50は、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報を送信するように要求を受けると、情報提供プログラムに従って、ハードディスクドライブ54のテレビ番組詳細情報記憶領域からテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報を読み出すと共に、ハードディスクドライブ54の広告画像記憶領域に記憶された複数の広告画像データから最新の広告画像データを読み出し、そして、当該読み出したテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報及び最新の広告画像データをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信し、次のステップSP114へ移る。
【0205】
ステップSP114においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、情報提供サーバ8からテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報及び最新の広告画像データを受信すると、これに基づいてテレビ番組詳細情報画面(後述する)のWebページを生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP115へ移る。
【0206】
ステップSP115においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組詳細情報画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図33に示すようなテレビ番組詳細情報画面240を表示部11に表示し、次のステップSP116へ移る。
【0207】
ここでこのテレビ番組詳細情報画面240には、テレビ番組詳細情報表示領域241及び広告表示領域242が設けられており、テレビ番組詳細情報表示領域241に対しては、現在再生中のテレビ番組「News Studio」に関するテレビ番組詳細情報の内容が表示されており、広告表示領域242に対しては、情報提供サーバ8が現在保持している複数の広告画像データのうち最新の広告画像データに基づく広告画像AP1が表示されている。
【0208】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対してテレビ番組詳細情報確認操作が行われる際、当該テレビ番組詳細情報確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、詳細情報メニュー画面220及びテレビ番組詳細情報画面240をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示するようになされている。
【0209】
ところでリモートコントローラ3のCPU20は、テレビ番組詳細情報画面240を表示部11に表示した状態になると、問い合わせプログラムに従って、テレビ番組詳細情報画面240における広告画像AP1よりも新しい広告画像の広告画像データが情報提供サーバ8に存在するか否かをパーソナルビデオレコーダ2に対して定期的に問い合わせる処理を実行するようになされている。
【0210】
すなわち、ステップSP116においてリモートコントローラ3のCPU30は、パーソナルビデオレコーダ2に対するこの定期的な問い合わせ処理を実行すると、次のステップSP117へ移る。
【0211】
ステップSP117においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、リモートコントローラ3から広告画像AP1よりも新しい広告画像が情報提供サーバ8に存在するか否かの問い合わせを受けると、広告画像AP1よりも新しい広告画像を保持しているか否かを確認するように情報提供サーバ8に対して要求し、次のステップSP118へ移る。
【0212】
ステップSP118において情報提供サーバ8のCPU50は、パーソナルビデオレコーダ2から広告画像AP1よりも新しい広告画像を保持しているか否かを確認するように要求されると、ハードディスクドライブ54の広告画像記憶領域を参照することにより、広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データが存在するか否かを確認する。
【0213】
ステップSP118において否定結果が得られると、このことは広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データが情報提供サーバ8に存在しないことを表しており、このとき情報提供サーバ8のCPU50は、広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データが存在しない旨をパーソナルビデオレコーダ2に対して通知する。これによりパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、如何なる処理も実行せず、リモートコントローラ3に対してステップSP116における定期的な問い合わせ処理を継続して実行させるようになされている。
【0214】
これに対してステップSP118において肯定結果が得られると、このことは広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データが情報提供サーバ8に存在することを表しており、このとき情報提供サーバ8のCPU50は、次のステップSP119へ移る。
【0215】
ステップSP119において情報提供サーバ8のCPU50は、ハードディスクドライブ54の広告画像記憶領域から広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データを読み出した後、これをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信し、次のステップSP120へ移る。
【0216】
ステップSP120においてパーソナルビデオレコーダ2のCPU30は、情報提供サーバ8から新しい広告画像データを受信すると、これに基づいてテレビ番組詳細情報画面240とは異なる新たなテレビ番組詳細情報画面のWebページを生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信し、次のステップSP121へ移る。
【0217】
ステップSP121においてリモートコントローラ3のCPU20は、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組詳細情報画面240とは異なる新たなテレビ番組詳細情報画面のWebページを受信すると、これに基づいて例えば図33に示すような新たなテレビ番組詳細情報画面240Xを表示部11に表示し、次のステップSP122へ移ってテレビ番組詳細情報確認操作時におけるパーソナルビデオレコーダ画面表示処理を終了する。
【0218】
ここでこの新たなテレビ番組詳細情報画面240Xにおける広告表示領域242には、これまでのテレビ番組詳細情報画面240における広告画像AP1とは異なる新たな広告画像AP2が表示されている。
【0219】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ユーザがパーソナルビデオレコーダ2を操作する際に必ず視認するリモートコントローラ3の表示部11に対して種々の広告画像を表示させ得るようになされている。
【0220】
(6)動作及び効果
以上の構成において、パーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して新規録画テレビ番組確認操作が行われる際、当該新規録画テレビ番組確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80及び新規録画テレビ番組タイトル一覧画面90をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0221】
従って、例えばユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる新規録画テレビ番組確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該新規録画テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、新規録画テレビ番組確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく新規録画テレビ番組確認操作を行うことができる。また、新規録画テレビ番組確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても新規録画テレビ番組確認操作を行うことができる。
【0222】
そしてパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、新着電子メールの内容を確認するための新着電子メール内容確認操作が行われる際、当該新着電子メール内容確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80、新着電子メール件名一覧画面100及び新着電子メール内容確認画面110をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0223】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる新着電子メール内容確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該新着電子メール内容確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、新着電子メール内容確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく新着電子メール内容確認操作を行うことができる。また、新着電子メール内容確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても新着電子メール内容確認操作を行うことができる。
【0224】
一方、パーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、テレビ番組お勧め情報の内容を確認するためのお勧め情報確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われる際、当該お勧め情報確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、新規情報メニュー画面80及びお勧め情報画面120をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0225】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかるお勧め情報確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該お勧め情報確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、お勧め情報確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなくお勧め情報確認操作を行うことができる。また、お勧め情報確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であってもお勧め情報確認操作を行うことができる。
【0226】
そして、このテレビ番組お勧め情報によってお勧めされたテレビ番組(例えば、テレビ番組「News Studio」)の録画予約を設定するための録画予約設定操作が行われると、当該録画予約設定操作に関する情報が記されたパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち録画予約設定画面130をリモートコントローラ3の表示部11に表示する。
【0227】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる録画予約設定操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該録画予約設定操作に応じたパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、録画予約設定操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく録画予約設定操作を行うことができる。また、録画予約設定操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても録画予約設定操作を行うことができる。
【0228】
ところでパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約済テレビ番組確認操作が行われる際、当該録画予約済テレビ番組確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、テレビ番組リストメニュー画面140及び録画予約済テレビ番組タイトル一覧画面150をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0229】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる録画予約済テレビ番組確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該録画予約済テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、録画予約済テレビ番組確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく録画予約済テレビ番組確認操作を行うことができる。また、録画予約済テレビ番組確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても録画予約済テレビ番組確認操作を行うことができる。
【0230】
またパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画済テレビ番組確認操作が行われる際、当該録画済テレビ番組確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、初期メニュー画面70、テレビ番組リストメニュー画面140及び録画済テレビ番組タイトル一覧画面160をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0231】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる録画済テレビ番組確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該録画済テレビ番組確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、録画済テレビ番組確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく録画済テレビ番組確認操作を行うことができる。また、録画済テレビ番組確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても録画済テレビ番組確認操作を行うことができる。
【0232】
さらにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、放送時間帯分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダに対して行われる際、当該放送時間帯分類EPG閲覧操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、EPGメニュー画面180及び放送時間帯分類EPG画面190をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0233】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる放送時間帯分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該放送時間帯分類EPG閲覧操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、放送時間帯分類EPG閲覧操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく放送時間帯分類EPG閲覧操作を行うことができる。また、放送時間帯分類EPG閲覧操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても放送時間帯分類EPG閲覧操作を行うことができる。
【0234】
さらにこのパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ジャンル分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダに対して行われる際、当該ジャンル分類EPG閲覧操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、EPGメニュー画面180、ジャンル選択画面200及びジャンル分類EPG画面210をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0235】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかるジャンル分類EPG閲覧操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該ジャンル分類EPG閲覧操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、ジャンル分類EPG閲覧操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなくジャンル分類EPG閲覧操作を行うことができる。また、ジャンル分類EPG閲覧操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であってもジャンル分類EPG閲覧操作を行うことができる。
【0236】
さらにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して視聴履歴確認操作が行われる際、当該視聴履歴確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、詳細情報メニュー画面220及び視聴履歴画面230をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0237】
従って、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかる視聴履歴確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該視聴履歴確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組に係る情報を視認しながら、視聴履歴確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組の視聴を中断することなく視聴履歴確認操作を行うことができる。また、視聴履歴確認操作に関する情報をリモートコントローラ3の表示部11を介して視認することができるので、テレビ5の電源が投入されていない場合であっても視聴履歴確認操作を行うことができる。
【0238】
さらにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、例えばパーソナルビデオレコーダ2によって再生処理を実行することによりテレビ番組「News Studio」をテレビ5に再生している状態で、当該テレビ番組「News Studio」のテレビ番組詳細情報を確認するためのテレビ番組詳細情報確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われると、当該テレビ番組詳細情報確認操作に関する情報が記された種々のパーソナルビデオレコーダ画面、すなわち初期メニュー画面70、詳細情報メニュー画面220及びテレビ番組詳細情報画面240をリモートコントローラ3の表示部11に順次表示する。
【0239】
従って、ユーザによるテレビ番組「News Studio」の視聴に伴い当該テレビ番組「News Studio」に係る情報がテレビ5に表示されている状況でかかるテレビ番組詳細情報確認操作がパーソナルビデオレコーダ2に対して行われた場合であっても、このテレビ番組「News Studio」に係る情報の表示を阻害することなく当該テレビ番組詳細情報確認操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。これによりユーザは、テレビ番組「News Studio」に係る情報を視認しながら、テレビ番組詳細情報確認操作に関する情報を確実に視認することができ、かくしてテレビ番組「News Studio」の視聴を中断することなくテレビ番組詳細情報確認操作を行うことができる。
【0240】
このようにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、パーソナルビデオレコーダ2が種々のパーソナルビデオレコーダ画面のWebページをリモートコントローラ3に対して適宜提供し、リモートコントローラ3はパーソナルビデオレコーダ2から提供されたパーソナルビデオレコーダ画面のWebページに基づいてパーソナルビデオレコーダ画面を表示部11に表示する。
【0241】
従ってパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、リモートコントローラ3によってかかる種々のパーソナルビデオレコーダ画面の画面定義データを全て記憶保持しておく必要がなく、これによりリモートコントローラ3に対して大容量の記憶装置(すなわち、ROM22やその他ハードディスクドライブ等)を設けなくとも、上述のように多種多様なパーソナルビデオレコーダ画面をリモートコントローラ3の表示部11に表示させることができる。
【0242】
さらにパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、例えば広告画像AP1の広告画像データよりも新しい広告画像データが情報提供サーバ8に存在するとき、当該情報提供サーバ8はこの新しい広告画像データをインターネット7を介してパーソナルビデオレコーダ2に対して送信し、パーソナルビデオレコーダ2は新たな広告画像データを受信すると、当該受信した新たな広告画像データに基づいて新たな広告画像AP2を掲載したテレビ番組詳細情報画面240Xを生成した後これをリモートコントローラ3に対して送信することにより、リモートコントローラ3の表示部11に表示中の広告画像AP1を掲載したテレビ番組詳細情報画面240を、新たな広告画像AP2を掲載したテレビ番組詳細情報画面240Xに更新することができる。
【0243】
これによりパーソナルビデオレコーダ操作システム1においては、ユーザがパーソナルビデオレコーダ2を操作する際に必ず視認するリモートコントローラ3の表示部11に種々の広告画像を適宜表示することができる。
【0244】
以上の構成によれば、ユーザによるテレビ番組の視聴に伴い当該テレビ番組に係る情報がテレビ5に表示されている状況でリモートコントローラ3を介しパーソナルビデオレコーダ2に対する各種操作が行われる場合であっても、このテレビ番組に係る情報の表示を阻害することなく当該各種操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面を表示することができる。
【0245】
また、パーソナルビデオレコーダ2を操作するユーザが手元で用いるリモートコントローラ3の表示部11に対してかかるパーソナルビデオレコーダ画面を表示するようにした。これにより、ユーザに対してパーソナルビデオレコーダ画面を容易に視認させることができる。
【0246】
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2とリモートコントローラ3との間における無線接続方式としてブルートゥースを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばIrDA(Infrared Data Association)に準拠した赤外線通信等、この他種々の無線接続方式を適用するようにしても良い。
【0247】
また上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2に対して、新規録画テレビ番組確認操作、新着電子メール内容確認操作、お勧め情報確認操作、録画予約済テレビ番組確認操作、録画済テレビ番組確認操作、放送時間帯分類EPG閲覧操作、ジャンル分類EPG閲覧操作、視聴履歴確認操作及びテレビ番組詳細情報確認操作等の各種操作が行われる際、これら各種操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面をリモートコントローラ3の表示部11に適宜表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばパーソナルビデオレコーダ2に対してテレビ番組の録画予約を取り消すための録画予約取消操作が行われる際や、この他種々の操作が行われる際に、当該操作に応じた種々のパーソナルビデオレコーダ画面をリモートコントローラ3の表示部11に表示するようにしても良い。
【0248】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2によってテレビ番組(例えば、テレビ番組「News Studio」)の再生処理を実行している際、再生制御画面170を更新するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばリモートコントローラ3の表示部11に初期メニュー画面70を表示している状態で、パーソナルビデオレコーダ2が任意のテレビ番組の録画処理の実行を開始した際、当該パーソナルビデオレコーダ2によってリモートコントローラ3の表示部11に表示中の初期メニュー画面70を、例えば図37に示すような初期メニュー画面70Yへ強制的に更新することにより、パーソナルビデオレコーダ2において録画処理の実行が開始された旨をユーザに対して通知するようにしても良い。このように、パーソナルビデオレコーダ2によってリモートコントローラ3の表示部11に表示される種々のパーソナルビデオレコーダ画面を強制的に更新し得ることにより、当該パーソナルビデオレコーダ2における様々な処理の処理状況をユーザに対して能動的に通知することができる。
【0249】
さらに上述の実施の形態においては、情報提供サーバ8が新たな広告画像AP2の広告画像データをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信することにより、リモートコントローラ3の表示部11に表示されていた広告画像AP1を更新する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、情報提供サーバ8が、例えばイベント(抽選プレゼント等)に関する情報やこの他種々の情報が記されたデータをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信することにより、リモートコントローラ3の表示部11にこれら種々の情報を適宜更新して表示するようにしても良い。これにより、例えば情報提供サーバ8の運営業者等はユーザに伝えたい種々の情報を当該ユーザに対して能動的に提示することができる
【0250】
さらに上述の実施の形態においては、情報提供サーバ8が、パーソナルビデオレコーダ2によって新たな広告画像が存在するか否か確認するように要求されたとき(ステップSP117(図36))、新たな広告画像の広告画像データがハードディスクドライブ54における広告画像記憶領域に記憶されているかを確認し(ステップSP118(図36))、当該確認の結果、新たな広告画像の広告画像データが存在したとき、これをリモートコントローラ3に対して送信する(ステップSP119(図36))場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、情報提供サーバ8は、当該情報提供サーバ8の運営業者等によって新しい広告画像の広告画像データがハードディスクドライブ54の広告画像記憶領域に対してアップデートされたとき、当該新しい広告画像の広告画像データをパーソナルビデオレコーダ2に対して送信するようにしても良い。
【0251】
さらに上述の実施の形態においては、HTMLソースコードSRC2(図17)及びSRC4(図24)におけるアニメーション表示の形態を規定するための属性項目「Animation-type」に対して、アニメーション表示対象を下側方向へ移動させることを意味する「MoveFromTop」やアニメーション表示対象を上側に移動させることを意味する「MoveToTop」を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アニメーション表示対象をズームイン表示させることを意味する「Zoomin」や、アニメーション表示対象を右側又は左側に移動させることを意味する「MoveToRight」又は「MoveToLeft」等を設定するようにしても良い。
【0252】
またこの属性項目「Animation-type」だけでなく、例えばアニメーション表示の速度変化を規定するための属性項目「Velocity-Type」やアニメーション表示の開始を遅らせるための属性項目「Wait」を設け、この属性項目「Velocity-Type」に対しては、例えば常に一定の速度でアニメーション表示させることを意味する属性値「Linear」や、アニメーション表示開始時の速度が速くてアニメーション表示終了時の速度が遅いことを意味する属性値「FirstInSlowOut」を設定するようにしたり、また、属性項目「Wait」に対しては、例えば属性値「1s」を設定することによりアニメーション表示の開始を一秒遅らせるようにしても良い。
【0253】
そしてこれら属性項目「Animation-type」、属性項目「Velocity-Type」及び属性項目「Wait」のそれぞれ又はこれらの組み合わせを、リンク先のWebページを指定するためのタグ「<A>」の内部や、画像データを指定するためのタグ「<IMG>」の内部に記述することにより、タグ「<A>」によって指定されたリンク先のWebページを様々な形態でアニメーション表示させたり、タグ「<IMG>」によって指定された画像データに基づく画像を様々な形態でアニメーション表示させるようにしても良い。従って、リモートコントローラ3の表示部11を介して種々のパーソナルビデオレコーダ画面をユーザに視認させる際、当該パーソナルビデオレコーダ画面における種々の文字及び画像をアニメーション表示させることができ、これにより種々の文字及び画像からなる特定の情報をユーザに注視させることができる。
【0254】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2が新たな電子メールを受信して電子メール受信処理を終了した際、リモートコントローラ3において、LED12を発光させると共に、スピーカ27から電子メール受信通知音楽を出力するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、リモートコントローラ3の内部にバイブレータを配設し、パーソナルビデオレコーダ2が新たな電子メールを受信して電子メール受信処理を終了した際、かかるバイブレータを駆動することによってリモートコントローラ3を振動させるようにしても良い。また、パーソナルビデオレコーダ2が新たな電子メールを受信して電子メール受信処理を終了した際、リモートコントローラ3の表示部11全体を発光させるようにしても良い。このように、バイブレータや表示部11等、この他種々の通知手段を用いるようにしても良く、これらLED12の発光、スピーカ27から電子メール受信通知音楽の出力、バイブレータの駆動及び表示部11の発光等のそれぞれを単独又は組み合わせて用いるようにしても良い。
【0255】
さらに上述の実施の形態においては、リモートコントローラ3によって操作される電子機器として、パーソナルビデオレコーダ2を適用し、主表示情報としてのテレビ番組に係る情報をテレビ5に表示している状況で、パーソナルビデオレコーダ2に対して各種操作が行われると、副表示情報としての当該各種操作に関する種々の情報をリモートコントローラ3の表示部11に表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ビデオテープレコーダや衛星放送チューナー装置(CS(Communications Satellite)チューナー装置)等のテレビに接続されて利用され当該テレビに対してテレビ番組を表示するためのテレビ番組制御装置や、エアコン(Air Conditioner)又は電子レンジ(Microwave Oven)等の電子機器をリモートコントローラ3の操作対象として適用するようにしても良い。この場合、かかるテレビ番組制御装置においては、例えば、主表示情報としてテレビ番組に係る情報をテレビ5に表示しつつ、副表示情報として当該テレビ番組制御装置に対する各種操作についての種々の情報をリモートコントローラ3の表示部11に表示しても良く、一方、エアコン又は電子レンジ等のこの他種々の電子機器においては、例えば、主表示情報として当該電子機器における所定の処理の処理状況を示す情報(例えば、エアコンであれば「送風中」等の情報)を電子機器に設けられた表示部に表示しつつ、副表示情報として当該電子機器に対する各種操作についての種々の情報をリモートコントローラ3の表示部11に表示しても良い。
【0256】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ画面の画面定義データとして、HTMLソースコード及びそれに付随するGIF形式の各種画像データによって構成されたWebページを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ画面の画面定義データを、XML(eXtensible Markup Language)やCompactHTML等によって記述されたソースコード及びそれに付随するJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式でなる各種画像データ等によって構成しても良く、この他種々の形式でなるデータによってパーソナルビデオレコーダ画面の画面定義データを構成するようにしても良い。
【0257】
さらに上述の実施の形態においては、WWWサーバとして機能するパーソナルビデオレコーダ2が、当該パーソナルビデオレコーダ2の操作に関連したパーソナルビデオレコーダ画面をWebページとして提供するようにしたことにより、例えば図38に示すように、操作端末としてのリモートコントローラ3の表示部11に限らず、ブルートゥースに準拠した無線通信方式によって通信可能且つWebページ閲覧可能な携帯電話機300の表示部301やPDA(Personal Digital Assistance)310の表示部311等にかかるパーソナルビデオレコーダ画面を表示させることができ、かくしてユーザは、携帯電話機300やPDA310等の種々の携帯情報処理端末をパーソナルビデオレコーダ2の操作端末として適用することができる。
【0258】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2が、配信予定提供装置としてのEPG配信局から送出された地上放送波を地上放送受信アンテナ6を介して受信することにより、配信予定情報としてのEPG情報を取得する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2が、インターネット7に接続されているEPG情報を配信するための図示しないEPG配信サーバから当該インターネット7を介してEPG情報を取得するようにしても良い。
【0259】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2が新たな電子メールを受信して電子メール受信処理を終了した際、リモートコントローラ3におけるLED12を発光させると共に、スピーカ27から電子メール受信通知音楽を出力する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2が新たなテレビ番組を録画する録画処理を終了した際、リモートコントローラ3におけるLED12を発光させると共に、スピーカ27から所定の通知音楽を出力するようにしても良い。このように、パーソナルビデオレコーダ2におけるこの他種々の処理が終了した際に、リモートコントローラ3におけるLED12を発光させると共に、スピーカ27から所定の通知音楽を出力するようにしても良い。
【0260】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2のハードディスクドライブ34におけるパーソナルビデオレコーダ画面記憶領域に対して、種々のパーソナルビデオレコーダ画面がWebページとして予め記憶されている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2に対してパーソナルビデオレコーダ画面のWebページを生成するためのプログラム(以下、これをWebページ生成プログラムと呼ぶ)をインストールしておき、リモートコントローラ3がパーソナルビデオレコーダ2に対してパーソナルビデオレコーダ画面のWebページを要求したとき、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30が、Webページ生成プログラムに従って当該要求に応じたWebページを生成するようにしても良い。
【0261】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2によって電子メールの管理(パーソナルビデオレコーダ2宛の電子メールを受信する電子メール受信処理等)や新規情報の管理(お勧め情報の取得等)を行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2をルータとして機能させ、情報提供サーバ8によって電子メールの管理や新規情報の管理を行うようにしても良い。
【0262】
さらに上述の実施の形態においては、情報提供サーバ8が、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組お勧め情報を送信するように要求を受けると、当該テレビ番組お勧め情報をパーソナルビデオレコーダ2に対して送信し、パーソナルビデオレコーダ2は、情報提供サーバ8からかかる要求に応じたテレビ番組お勧め情報を受信すると、当該受信したテレビ番組お勧め情報に基づいてお勧め情報画面120のWebページを生成してこれをリモートコントローラ3に対して送信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、情報提供サーバ8が、パーソナルビデオレコーダ2からテレビ番組お勧め情報を送信するように要求を受けることなく、テレビ番組お勧め情報の内容が記されたWebページをパーソナルビデオレコーダ2を介しリモートコントローラ3に対して直接送信するようにしても良い。
【0263】
さらに上述の実施の形態においては、ユーザによって操作入力部24を介してリモートコントローラ3の表示部11に表示している任意のテレビ番組のタイトルが選択された際、当該選択されたテレビ番組のタイトルをリモートコントローラ3の表示部11のみにおいてアニメーション表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ユーザによって操作入力部24を介してリモートコントローラ3の表示部11に表示している任意のテレビ番組のタイトルが選択された際、当該選択されたテレビ番組のタイトルをリモートコントローラ3の表示部11の下側から上側に向ってアニメーション表示すると共に、このとき、パーソナルビデオレコーダ2が所定の映像信号をテレビ5に対して供給することにより、テレビ5においてテレビ番組の映像を表示するための枠を下側から上側に向ってアニメーション表示させるようにし、当該枠の全てがテレビ5に表示されたとき、当該枠の中に対してかかるユーザによって選択されたテレビ番組を再生するようにしても良い。このようにすれば、ユーザによって選択されたテレビ番組の再生場所を当該ユーザに対して容易に認識させることができ、かくして、理解し易く使い勝手の良いユーザインターフェースを提供することができる。
【0264】
さらに上述の実施の形態においては、HTMLソースコードにおいて、タグ「<A>」の内部に属性項目「mode」が記述され、当該属性項目「mode」に対して「control」が設定されていると、HTTPヘッダのみを送信することにより、当該タグ「<A>」の内部における属性項目「HREF」に対して設定された属性値、例えば「予約する-Control.html」をパーソナルビデオレコーダ2に対して伝達し、当該パーソナルビデオレコーダ2は、リモートコントローラ3からHTTPヘッダを受信することにより例えば属性値「予約する-Control.html」を認識すると、これをテレビ番組「News Studio」の録画予約命令と判断し、テレビ番組「News Studio」を録画予約する録画予約処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2に対して録画予約処理を実行するためのCGIプログラムを予めインストールしておくと共に、HTMLソースコードにおいて、例えば、属性項目「HREF」に対する属性値として録画予約処理を実行するためのCGIアプリケーションを指定しておくようにしても良い。
【0265】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2が、種々のパーソナルビデオレコーダ画面のWebページを提供するためのサーバとして機能する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルビデオレコーダ2をインターネット7と接続するためのルータとして機能させても良い。このようにすれば、インターネット7に接続されている図示しないこの他種々のWWWサーバが提供しているWebページを、リモートコントローラ3を用いて閲覧することができる。このとき、パーソナルビデオレコーダ2に対して、例えばテレビ5に表示されたテレビ番組における様々なキーワードからインターネット検索できるようなCGIアプリケーションをインストールしておくと共に、リモートコントローラ3に対してかかるキーワードを入力するためのデバイスを設ければ、リモートコントローラ3を用いてテレビ番組に関する種々のWebページを閲覧することができる。
【0266】
さらに上述の実施の形態においては、1台のリモートコントローラ3によって1台のパーソナルビデオレコーダ2を操作する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、サーバとして機能する複数台のパーソナルビデオレコーダを所定のネットワーク(例えば、LAN等)に接続しておき、クライアントとして機能する例えば1台のリモートコントローラ3によってかかる複数台のパーソナルビデオレコーダのそれぞれを操作するようにしても良い。
【0267】
このとき、ユーザの近くに存在するパーソナルビデオレコーダにより、所定のネットワークに接続されている他のパーソナルビデオレコーダによって録画されたテレビ番組を再生するようにしても良い。この場合、ユーザの近くに存在するパーソナルビデオレコーダに対して、ネットワークを介して他のパーソナルビデオレコーダに録画されたテレビ番組を再生するためのCGIプログラムをインストールしておくことにより、ユーザはリモートコントローラ3を用いてユーザの近くに存在するパーソナルビデオレコーダを操作して、所定のネットワークに接続されている他のパーソナルビデオレコーダに録画されたテレビ番組を再生することができる。
【0268】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2のハードディスクドライブ34にパーソナルビデオレコーダ画面のWebページが予め格納されていると共に、パーソナルビデオレコーダ2のROM32に操作画面生成プログラムが予め格納されている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、種々のデザイン又は仕様からなるパーソナルビデオレコーダ画面、及び種々のデザイン又は仕様からなるパーソナルビデオレコーダ画面を生成するための操作画面生成プログラムを保持する画面定義データ更新装置としての画面更新サーバ(図示せず)をインターネット7に接続させ、当該画面更新サーバによってパーソナルビデオレコーダ2のハードディスクドライブ34及びROM32に予め格納されているパーソナルビデオレコーダ画面のWebページ及び操作画面生成プログラムを、新たなパーソナルビデオレコーダ画面のWebページ及び新たな操作画面生成プログラムに更新するようにしても良い。
【0269】
これにより、ユーザに対してリモートコントローラ3を買い換えさせることなく、例えば新たなデザインのパーソナルビデオレコーダ画面を追加する等、リモートコントローラ3の表示部11に表示するパーソナルビデオレコーダ操作画面の画面仕様を簡易に変更することができ、また、パーソナルビデオレコーダ2を使用するユーザの要望に応じて、当該ユーザが視認し易いと感じるパーソナルビデオレコーダ画面を容易に提供することができる。
【0270】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2からブルートゥースに準拠した無線通信方式に従って受信した所定形式でなる画面定義データを解読する画面定義データ解読手段として、リモートコントローラ3のCPU20を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、画面定義データを解読する機能を有したマイクロコンピュータ(microcomputer)等、この他種々の画面定義データ解読手段を適用することができる。
【0271】
さらに上述の実施の形態においては、画面定義データ解読手段の解読結果に基づくパーソナルビデオレコーダ画面を表示部11に表示する表示制御手段として、リモートコントローラ3の表示制御部26を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ビデオカード等のこの他種々の表示制御手段を適用することができる。
【0272】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2の操作に関する情報を記したWebページをブルートゥースに準拠した無線通信方式に従ってリモートコントローラ3に対して送信することにより、パーソナルビデオレコーダ2の操作に関する情報を記したパーソナルビデオレコーダ画面をリモートコントローラ3の表示部11に表示させる画面定義データ送信手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及び無線通信処理部36等を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の画面定義データ送信手段を適用するようにしても良い。
【0273】
さらに上述の実施の形態においては、画面定義データとしてのWebページを記憶保持する画面定義データ記憶手段として、ハードディスクドライブ34を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、半導体メモリを画面定義データ記憶手段として適用するようにしても良い。
【0274】
さらに上述の実施の形態においては、表示部11に表示したパーソナルビデオレコーダ2の操作に関する情報に基づいて、パーソナルビデオレコーダ2に所定の処理を実行させるための制御情報を入力させる入力手段として、十字キー13、決定キー14、メニューキー15及び電源キー16からなる操作入力部24を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、タッチスクリーンや、ポインティングデバイス等、この他種々の入力手段を適用するようにしても良い。
【0275】
さらに上述の実施の形態においては、かかる制御情報をブルートゥースに準拠した無線通信方式に従ってパーソナルビデオレコーダ2に対して送信する制御情報送信手段として、リモートコントローラ3のCPU20及び無線通信処理部29を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の制御情報送信手段を適用するようにしても良い。
【0276】
さらに上述の実施の形態においては、リモートコントローラ3からブルートゥースに準拠した無線通信方式に従ってかかる制御情報を受信する制御情報受信手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及び無線通信処理部36を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の制御情報受信手段を適用するようにしても良い。
【0277】
さらに上述の実施の形態においては、かかる制御情報に応じて自動録画処理や録画予約処理等の所定の処理を実行する処理実行手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ等のこの他種々の処理実行手段を適用するようにしても良い。
【0278】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2における所定の処理の実行中又は実行終了後、当該所定の処理の処理状況又は処理結果の内容を記した副表示情報をブルートゥースに準拠した無線通信方式に従ってリモートコントローラ3に対して送信する処理情報送信手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及び無線通信処理部36を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の処理情報送信手段を適用するようにしても良い。
【0279】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2とインターネット7を介して接続されており、新たな副表示情報をインターネット7を介してパーソナルビデオレコーダ2に対して送信する新規情報提供手段として、新規情報提供装置としての情報提供サーバ8のCPU50及びネットワークインターフェース55を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ(Microcomputer)及びモデム(MODEM)等、この他種々の新規情報送信手段を適用するようにしても良い。
【0280】
さらに上述の実施の形態においては、情報提供サーバ8から新たな副表示情報として新たな広告画像(例えば、広告画像AP2)を受信する度に、当該新たな広告画像をリモートコントローラ3に対して送信し、当該リモートコントローラ3の表示部11に表示されている広告画像を新たな広告画像に逐次更新させる更新手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及び無線通信処理部36を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の更新手段を適用するようにしても良い。
【0281】
さらに上述の実施の形態においては、所定の通信路としてのインターネット7を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)又は専用線等の有線や、PDC(Personal Digital Cellular Telecommunication System)方式等に準拠した無線を所定の通信路として適用するようにしても良い。
【0282】
さらに上述の実施の形態においては、映像コンテンツとしてテレビ番組を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、インターネット7を介して配信される動画像データ等を映像コンテンツとして適用しても良い。
【0283】
さらに上述の実施の形態においては、映像コンテンツを配信する配信局として放送衛星(図示せず)を適用する場合について述べたが、例えば、インターネット7を介して動画像データ等の映像コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ等を適用しても良い。
【0284】
さらに上述の実施の形態においては、放送衛星から配信されるテレビ番組(すなわち、テレビ放送波)を受信する映像コンテンツ受信手段としてチューナー部38を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、インターネット7を介して動画像データ等の映像コンテンツを受信するためのネットワークインターフェース等を適用するようにしても良い。
【0285】
さらに上述の実施の形態においては、映像コンテンツを主表示情報として所定の表示手段としてのテレビ5に表示する映像コンテンツ表示制御手段として、表示制御部37を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ビデオカード等を適用するようにしても良い。
【0286】
さらに上述の実施の形態においては、表示履歴情報としての再生履歴情報を記憶する表示履歴記憶手段として、ハードディスクドライブ34を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、半導体メモリ等を適用するようにしても良い。
【0287】
さらに上述の実施の形態においては、表示履歴情報を副表示情報としてリモートコントローラ3に対して送信する表示履歴送信手段、電子メールの内容が記されてなる副表示情報をリモートコントローラ3に対して送信する電子メール内容送信手段、配信予定情報を副表示情報としてリモートコントローラ3に対して送信する配信予定送信手段、要求対象関連情報を副表示情報としてリモートコントローラ3に対して送信する関連情報送信手段、録画済映像コンテンツタイトル情報を副表示情報としてリモートコントローラ3に対して送信する録画済映像コンテンツタイトル送信手段、録画予約済映像コンテンツタイトル情報を副表示情報としてリモートコントローラ3に対して送信する録画予約済映像コンテンツタイトル送信手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及び無線通信処理部36を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びIrDA規格に準拠した赤外線通信を行うための通信処理部等、この他種々の更新手段を適用するようにしても良い。
【0288】
さらに上述の実施の形態においては、複数種類の映像コンテンツのそれぞれに対応した関連情報としてのテレビ番組詳細情報を記憶する関連情報記憶手段として、関連情報提供装置としての情報提供サーバ8におけるハードディスクドライブ54を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、半導体メモリ等を適用するようにしても良い。
【0289】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルビデオレコーダ2からの要求に応じた要求対象関連情報としてのテレビ番組詳細情報をインターネット7を介してパーソナルビデオレコーダ2に対して提供する関連情報提供手段として、情報提供サーバ8のCPU50及びネットワークインターフェース55等を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びインターネット7と接続するためのこの他種々の通信制御装置等を適用するようにしても良い。
【0290】
さらに上述の実施の形態においては、表示制御部36によってテレビ5に表示中のテレビ番組に対応するテレビ番組詳細情報を要求対象関連情報として情報提供サーバ8に対して要求する要求手段、電子メールを受信する電子メール受信手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30及びネットワークインターフェース40等を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ及びインターネット7と接続するためのこの他種々の通信制御装置等を適用するようにしても良い。
【0291】
さらに上述の実施の形態においては、映像コンテンツを記憶するための映像コンテンツ記憶手段として、パーソナルビデオレコーダ2のハードディスクドライブ34を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、半導体メモリ等を適用するようにしても良い。
【0292】
さらに上述の実施の形態においては、配信局から配信される複数種類の映像コンテンツの中から任意の映像コンテンツを録画予約対象として指定する指定手段、映像コンテンツを録画する録画手段として、パーソナルビデオレコーダ2のCPU30を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マイクロコンピュータ等を適用するようにしても良い。
【0293】
【発明の効果】
上述のように本願発明によれば、電子機器と、当該電子機器を操作するために用いられる操作端末機器とによって構成される電子機器操作システムにおいて、電子機器は、主表示情報に関連した又は当該主表示情報から独立した副表示情報をWebページに対応するHTMLソースコードにHTTPヘッダを付加して上記操作端末機器に送信し、操作端末機器は、当該操作端末機器に設けられた表示部に対して電子機器から受信したWebページに対応するHTMLソースコードに基づいて副表示情報を表示し、表示された上記副表示情報の属性項目に対して設定された属性値が設定されているとき、HTTPヘッダのみを電子機器に対して送信することにより、当該属性値に従った処理を電子機器に実行させるようにしたことにより、電子機器に対してHTTPヘッダのみの送信で属性項目に対する属性値を伝達できるので、画面データをすべて記憶する大容量の記憶装置を設ける必要がなく、操作端末機器において電子機器を操作するユーザに対して主表示情報の表示を阻害することなくより視認し易い表示を行うことができ、かくして電子機器を操作するユーザに対して主表示情報の表示を疎外することなくより視認し易い表示し得る電子機器操作システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのパーソナルビデオレコーダ操作システムの全体構成を示す略線図である。
【図2】リモートコントローラの外観構成を示す略線図である。
【図3】リモートコントローラの回路構成を示す略線図である。
【図4】リモートコントローラのソフトウェア構成を示す略線図である。
【図5】パーソナルビデオレコーダの回路構成を示す略線図である。
【図6】パーソナルビデオレコーダのソフトウェア構成を示す略線図である。
【図7】情報提供サーバの回路構成を示す略線図である。
【図8】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(1)を示すシーケンスチャートである。
【図9】リクエストメッセージ及びレスポンスメッセージの構成を示す略線図である。
【図10】パーソナルビデオレコーダ画面の表示遷移(1)を示す略線図である。
【図11】パーソナルビデオレコーダ画面の表示遷移(2)を示す略線図である。
【図12】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(2−1)を示すシーケンスチャートである。
【図13】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(2−2)を示すシーケンスチャートである。
【図14】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(3−1)を示すシーケンスチャートである。
【図15】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(3−2)を示すシーケンスチャートである。
【図16】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(3−3)を示すシーケンスチャートである。
【図17】お勧め情報画面のHTMLソースコードを示す略線図である。
【図18】アニメーション表示の様子(1)を示す略線図である。
【図19】録画予約設定画面及びそのHTMLソースコードを示す略線図である。
【図20】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(4)を示すシーケンスチャートである。
【図21】パーソナルビデオレコーダ画面の表示遷移(3)を示す略線図である。
【図22】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(5−1)を示すシーケンスチャートである。
【図23】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(5−2)を示すシーケンスチャートである。
【図24】再生制御画面及びそのHTMLソースコードを示す略線図である。
【図25】アニメーション表示の様子(2)を示す略線図である。
【図26】新たな再生制御画面を示す略線図である。
【図27】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(6−1)を示すシーケンスチャートである。
【図28】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(6−2)を示すシーケンスチャートである。
【図29】パーソナルビデオレコーダ画面の表示遷移(4)を示す略線図である。
【図30】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(7−1)を示すシーケンスチャートである。
【図31】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(7−2)を示すシーケンスチャートである。
【図32】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(8)を示すシーケンスチャートである。
【図33】パーソナルビデオレコーダ画面の表示遷移(5)を示す略線図である。
【図34】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(9−1)を示すシーケンスチャートである。
【図35】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(9−2)を示すシーケンスチャートである。
【図36】パーソナルビデオレコーダ画面表示処理シーケンス(9−3)を示すシーケンスチャートである。
【図37】他の実施の形態(1)を示す略線図である。
【図38】他の実施の形態(2)を示す略線図である。
【符号の説明】
1……パーソナルビデオレコーダ操作システム、2……パーソナルビデオレコーダ、3……リモートコントローラ、5……テレビジョン、7……インターネット、8……情報提供サーバ、11……表示部、20、30、50……CPU、24……操作入力部、29、36……無線通信処理部、40、55、65……ネットワークインターフェース。
Claims (15)
- 電子機器と、当該電子機器を操作するために用いられる操作端末機器とによって構成される電子機器操作システムにおいて、
上記電子機器は、
主表示情報に関連した又は当該主表示情報から独立した副表示情報をWebページに対応するHTML(Hyper Text Markup Language)ソースコードにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダを付加して上記操作端末機器に送信し、
上記操作端末機器は、
当該操作端末機器に設けられた表示部に対して上記電子機器から受信した上記Webページに対応する上記HTMLソースコードに基づいて上記副表示情報を表示し、
上記表示された上記副表示情報の属性項目に対して設定された属性値が設定されているとき、上記HTTPヘッダのみを上記電子機器に対して送信することにより、当該属性値に従った処理を上記電子機器に実行させる
電子機器操作システム。 - 上記操作端末機器は、
上記電子機器から上記HTTPヘッダに従って受信した画面定義データを解読する画面定義データ解読手段と、
上記画面定義データ解読手段の解読結果に基づく画面を上記表示部に表示する表示制御手段と
を具え、
上記電子機器は、
上記副表示情報の内容を記した上記画面定義データを上記HTTPヘッダに従って上記操作端末機器に対して送信することにより、当該副表示情報の内容を記した上記画面を上記操作端末機器の上記表示部に表示させる画面定義データ送信手段
を具える請求項1に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
上記画面定義データ送信手段によって上記操作端末機器に対して送信される上記副表示情報の内容を記した上記画面定義データを記憶保持する画面定義データ記憶手段
を具え、
上記電子機器操作システムは、
所定の通信路を介して上記電子機器と接続される画面定義データ更新装置
を有し、
上記画面定義データ更新装置は、
新たな副表示情報の内容を記した上記画面定義データを上記通信路を介して上記電子機器に対して送信し、当該電子機器の上記画面定義データ記憶手段に記憶保持されている上記副表示情報の内容を記した上記画面定義データを上記新たな副表示情報の内容を記した上記画面定義データに更新させる画面定義データ更新手段
を具える請求項2に記載の電子機器操作システム。 - 上記操作端末機器は、
上記表示部に表示した上記副表示情報に基づいて、上記電子機器に所定の処理を実行させるための制御情報を入力させる入力手段と、
上記制御情報を上記HTTPヘッダに従って上記電子機器に対して送信する制御情報送信手段と
を具え、
上記電子機器は、
上記操作端末機器から上記HTTPヘッダに従って上記制御情報を受信する制御情報受信手段と、
上記制御情報に応じた上記所定の処理を実行する処理実行手段と
を具える請求項1に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
当該電子機器における所定の処理の実行中又は実行終了後、当該所定の処理の処理状況又は処理結果の内容を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記所定の処理の処理状況又は処理結果の内容を表示させる処理情報送信手段
を具える請求項1に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器操作システムは、
新たな副表示情報を所定の通信路を介して上記電子機器に対して提供する新規情報提供手段を有する新規情報提供装置
を具え、
上記電子機器は、
上記新規情報提供装置から上記通信路を介して上記新たな副表示情報が提供される度に、当該新たな副表示情報を上記操作端末機器に対して送信し、当該操作端末の上記表示部に表示されている上記副表示情報を上記新たな副表示情報に逐次更新させる更新手段
を具える請求項1に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
所定の配信局から配信される映像コンテンツを受信する映像コンテンツ受信手段と、
上記映像コンテンツ受信手段によって受信した上記映像コンテンツを上記主表示情報として所定の表示手段に表示する映像コンテンツ表示制御手段と
を具える請求項1に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
上記映像コンテンツ表示制御手段による上記映像コンテンツの表示履歴を表示履歴情報として記憶する表示履歴記憶手段と、
上記表示履歴情報を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記表示履歴情報を表示させる表示履歴送信手段と
を具える請求項7に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
所定の通信路を介して電子メールを受信する電子メール受信手段と、
上記電子メール受信手段によって受信した上記電子メールの内容が記されてなる上記副表示情報を上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記電子メールの内容を表示させる電子メール内容送信手段と
を具える請求項7に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器操作システムは、
上記配信局から配信される上記映像コンテンツの配信予定が記された配信予定情報を所定の通信路を介して上記電子機器に対して提供する配信予定提供手段を有する配信予定提供装置
を具え、
上記電子機器は、
上記配信予定提供装置から上記通信路を介して提供された上記配信予定情報を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記配信予定情報を表示させる配信予定送信手段
を具える請求項7に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器操作システムは、
上記配信局から配信される複数種類の上記映像コンテンツのそれぞれに対応した関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、上記関連情報記憶手段によって記憶している複数の上記関連情報のうち上記電子機器からの要求に応じた要求対象関連情報を所定の通信路を介して上記電子機器に対して提供する関連情報提供手段とを有する関連情報提供装置
を具え、
上記電子機器は、
上記映像コンテンツ表示制御手段によって上記表示手段に表示中の上記映像コンテンツに対応する関連情報を上記要求対象関連情報として上記関連情報提供装置に対して要求する要求手段と、
上記関連情報提供装置から上記通信路を介して提供された上記要求対象関連情報を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記要求対象関連情報を表示させる関連情報送信手段
を具える請求項7に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
上記映像コンテンツ受信手段によって受信した上記映像コンテンツを記憶するための映像コンテンツ記憶手段と
上記配信局から配信される複数種類の上記映像コンテンツの中から任意の映像コンテンツを録画予約対象として指定する指定手段と、
上記映像コンテンツ受信手段を制御することにより、上記録画予約対象として指定された上記映像コンテンツを受信すると共に、当該受信した上記映像コンテンツを上記映像コンテンツ記憶手段に記憶させることにより、当該映像コンテンツを録画する録画手段と
を具える請求項7に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
上記録画手段によって録画済みの上記映像コンテンツのタイトルが記されてなる録画済映像コンテンツタイトル情報を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記録画済映像コンテンツタイトル情報を表示させる録画済映像コンテンツタイトル送信手段
を具える請求項12に記載の電子機器操作システム。 - 上記電子機器は、
上記指定手段によって録画予約対象として指定済みの上記映像コンテンツのタイトルが記されてなる録画予約済映像コンテンツタイトル情報を上記副表示情報として上記操作端末機器に対して送信することにより、当該操作端末機器の上記表示部に上記録画予約済映像コンテンツタイトル情報を表示させる録画予約済映像コンテンツタイトル送信手段
を具える請求項12に記載の電子機器操作システム。 - 受信したWebデータのHTMLソースコードに基づいて情報を表示するための表示部を有する操作端末機器によって操作される電子機器において、
主表示情報に関連した又は当該主表示情報から独立した副表示情報を上記Webデータの上記HTML(Hyper Text Markup Language)ソースコードにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダを付加して上記操作端末機器に対して送信することにより、上記操作端末機器の上記表示部に上記HTMLソースコードの上記HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ヘッダに従って上記副表示情報を表示させる
電子機器。
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