JP4164549B2 - 偏心軸継手構造とその偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプ - Google Patents

偏心軸継手構造とその偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプ Download PDF

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Description

この発明は、高圧の環境下において偏心した回転2軸間の動力伝達、たとえば一軸偏心ねじポンプのロータへ電動モータからの回転力を伝達する場合に、高圧下で偏心した軸継手を介して行うための偏心軸継手構造とその偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプに関する。
周知のように、一般的な一軸偏心ねじポンプは、雄ねじ形ロータを、雌ねじ形ステータ内に嵌挿して偏心回転させることにより、被移送液(液・粘性液)を移送するものである。このロータを回転駆動するドライブシャフトは、自在継手およびカップリングロッドを介して、ロータに連結される構造が一般的である(たとえば、特許文献1参照)。
つまり、一軸偏心ねじポンプにおいては、図8に示すように、ロータ31の端部にクロスジョイント、ギアジョイント、ピンジョイントなどの自在継手32を介してカップリングロッド33の一端部を連結し、このカップリングロッド33の他端部にも同様に自在継手34を介してドライブシャフト35の端部に連結している。このように自在継手32・34およびカップリングロッド33を用いるのは、ロータ31がドライブシャフト35に対し偏心して回転するため、ロータ31とドライブシャフト35とを直結することができないからである。
また、ロータ端部31aとカップリングロッド端部33aとの間隙やカップリングロッド端部とドライブシャフト端部との間隙には、図9(a)に示すように、被移送液が自在継手(ピンジョイント)32周辺に浸入するのを防止するためにゴムカバー36を取り付けたり、リング状シール部材(図示せず)を取り付けたりしている。自在継手がクロスジョイント37の場合、たとえば図9(b)に示すように、2軸の端部31a・33a間に跨ってクロスジョイント37の周囲全体を覆うように蛇腹式のゴムカバー38を取り付けている。そして、ゴムカバー36および38やシール部材で封止された自在継手32および37を含む空間部内には、潤滑油やグリースを充填することによって被移送液の浸入を確実に阻止し、かつ自在継手の動きを円滑にしている。
さらに、一軸偏心ねじポンプに限らず、図10に示すように高低差のある位置に配置された駆動軸41と従動軸42との間を、両端部に自在継手43・44を備えたロッド45にて接続することにより、駆動軸41の回転力を従動軸42に伝達する、偏心した2軸間の動力伝達構造が一般に使用されている。
特公昭59−04558号公報(第3、4頁およびFig.1)
しかしながら、上記した自在継手の周辺部に潤滑油やグリースを充填して封入する従来の構造では、次のような課題がある。すなわち、
1) ゴムカバーやシール部材で封止した空間部内に、潤滑油やグリースを充填して封入する際に、空気が残留する。一方、空気が残留しないように空気を完全に除去するためには、自在継手自体を潤滑油浴槽で組み立てるなど、特殊な組立工法を採用するか、特別に空気が抜けやすい構造にするかしなければならない。
2) 潤滑剤がグリースの場合、完全に空気を除去して組み立てることがさらに難しく不可能に近い。
3) 一軸偏心ねじポンプにあってはポンプケーシング内が高圧になる場合があるので、空気が残留した状態の偏心軸継手が高圧下におかれると、ゴムカバーやシール部材が外部から圧され、変形して破損しやすい。偏心軸継手が高圧下におかれる機会があるのは、一軸偏心ねじポンプに限らず、図10に示す動力伝達構造でも同様である。
4) ゴムカバーやシール部材が破損すると内部の潤滑油やグリースが被移送液中に漏れ出すので、とくに被移送液が食品であると、食品に対する安全面や衛生面で問題になる。また、外部から異物が混入し、自在継手内の潤滑状態が不良になり、自在継手が早期に劣化するおそれがある。一軸偏心ねじポンプの場合、ポンプが故障する原因になる。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、ゴムカバーやシール部材内の空間部に空気が残留しても、高圧下でゴムカバーやシール部材が収縮、変形せず、破損することがなく、常圧下と同程度の寿命を確保できる偏心軸継手構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明に係る偏心軸継手構造は、二軸間を自在継手を介して一体回転可能かつ全方向に揺動可能に接続する偏心軸継手構造であって、一方の前記軸端部を他方の前記軸端部に前記自在継手により接続する箇所において前記二軸の各軸端部間の隙間および前記他方の軸端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、前記一方の軸端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路の少なくとも一部をピストンの摺動孔に形成し、前記摺動孔にピストンを摺動自在に嵌挿して前記ピストンより内方の前記連通路および前記空間部内に潤滑剤を充填し、前記ピストンを挟んで前記空間部内の圧力と前記一方の軸の外部圧力との差圧により前記ピストンが低圧側に摺動して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る偏心軸継手構造は、二軸間を自在継手を介して一体回転可能かつ全方向に揺動可能に接続する偏心軸継手構造であって、一方の前記軸端部を他方の前記軸端部に前記自在継手により接続する箇所において前記二軸の各軸端部間の隙間および前記他方の軸端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、前記一方の軸端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路内に同連通路の外部とを仕切る隔膜を設け、前記隔膜より内方の前記連通路および前記空間部内に前記潤滑剤を充填し、前記隔膜を挟んで前記空間部内の圧力と前記一方の軸の外部圧力との差圧により前記隔膜が低圧側に変形して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする。
上記の構成を有する偏心軸継手構造によれば、駆動軸から従動軸への回転力伝達時に自在継手が高圧の環境下におかれて弾性カバーやシール部材に外側から高圧力(たとえば数気圧〜数十気圧)が作用した場合には、自在継手部に設けられたピストン摺動孔内のピストンまたは隔膜により空間部内に充填された潤滑剤を介して弾性カバーやシール部材の内側に外側と等しい圧力が作用するので、弾性カバーやシール部材が内側へ押し付けられて変形することがないか、あるいは変形しても微少な変形しか伴わない。こうした均圧作用は前記空間部の潤滑剤中に空気が含まれている場合にとくに有効である。
本発明に係る一軸偏心ねじポンプは、ステータ内で偏心回転するロータとこのロータを回転駆動するドライブシャフトとがそれぞれ自在継手を介してカップリングロッドにより接続される一軸偏心ねじポンプであって一方の前記カップリングロッドの端部を前記ロータまたはドライブシャフトの端部に前記自在継手により接続する箇所において前記各軸端部間の隙間および前記ロータまたはドライブシャフトの端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーおよびシール部材の少なくとも一方を備え、前記カップリングロッド端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路の少なくとも一部をピストンの摺動孔に形成し、前記摺動孔にピストンを摺動自在に嵌挿して前記ピストンより内方の前記連通路および前記空間部内に潤滑剤を充填し、前記ピストンを挟んで前記空間部内の圧力と前記カップリングロッドの外部圧力との差圧により前記ピストンが低圧側に摺動して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする。
このように構成することにより、弾性カバーやシール部材に外面側に高圧力が作用すると、ピストンを挟んで外側から同一の圧力がピストンに作用して潤滑剤の充填された空間部内の容積を縮小する方向にピストンが移動する。これにより、空間部内の圧力が上昇し、外部圧力と等しくなるので、弾性カバーやシール部材は常圧下と同様に変形することがない。一方、ポンプの運転を中止し、弾性カバーやシール部材の外面側に作用していた圧力が減少し、常圧に戻ると、ピストンの外側に作用していた圧力も常圧に戻り、ピストンは空間部内の容積を拡大する方向に移動し、空間部内の圧力が降下して常圧に戻るので、外部圧力と等しくなるので、弾性カバーやシール部材は変形しないか、あるいは変形しても微少な変形しか伴わない。
本発明の請求項4に係る一軸偏心ねじポンプは、ステータ内で偏心回転するロータとこのロータを回転駆動するドライブシャフトとがそれぞれ自在継手を介してカップリングロッドにより接続される一軸偏心ねじポンプであって一方の前記カップリングロッドの端部を前記ロータまたはドライブシャフトの端部に前記自在継手により接続する箇所において前記各軸端部間の隙間および前記ロータまたはドライブシャフトの端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーおよびシール部材の少なくとも一方を備え、前記カップリングロッド端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路内に同連通路の外部とを仕切る隔膜を設け、前記隔膜より内方の前記連通路および前記空間部内に前記潤滑剤を充填し、前記隔膜を挟んで前記空間部内の圧力と前記カップリングロッドの外部圧力との差圧により前記隔膜が低圧側に変形して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする偏心軸継手構造を備えたことを特徴とする。なお、上記請求項1〜4における弾性カバーとは弾力性と可撓性を具備したゴム製や合成樹脂製のカバーを云う。
このように構成することにより、弾性カバーやシール部材に外面側に高圧力が作用すると、隔膜を挟んで外側から同一の圧力が隔膜に作用して潤滑剤の充填された空間部内の容積を縮小する方向に隔膜が変形する。これにより、空間部内の圧力が上昇し、外部圧力と等しくなるので、弾性カバーやシール部材は常圧下と同様に変形しないか、あるいは変形しても微少な変形しか伴わない。
本発明に係る偏心軸継手構造および一軸偏心ねじポンプは上記の構成からなるので、下記のような優れた効果を奏する。
高圧下においても弾性カバーやシール部材の外側に高圧力が作用すると、ピストン、隔膜などの均圧機構を介して弾性カバーやシール部材の内部側も外部側と同一の圧力に保たれるので、弾性カバーやシール部材は常圧下と同様に変形することがないか、あるいは変形しても微少な変形しか伴わず、したがって長期にわたり安定して使用できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施例に示す偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプは、食品・薬品およびケミカル液・固形物含有液・スラリー・高粘度液などの低粘度液から高粘度液に至るまでの各種対象液の移送・充填・汲出を行う一軸偏心ねじポンプで、(a)食品やケミカル液を移送する移送ポンプ、(b)ディスペンサ(充填ポンプ)、(c)ディスチャージャ(汲出ポンプ)など、特に高圧力で移送するものに適用できるものである。
図1は一軸偏心ねじポンプにおける偏心軸継手構造の実施例を示す断面図で、図5に示す従来の一軸偏心ねじポンプのロータとドライブシャフト間のカップリングロッドに適用したもので、カップリングロッドと両端の偏心軸継手構造を示すものである。
図1に示すように、本発明に係る一軸偏心ねじポンプ1は、カップリングロッド3とロータ2およびドライブシャフト4とをそれぞれジョイントピン14を介して接続した偏心軸継手構造5・6を備えている。カップリングロッド3は、両側部分11・13と中間部分12とに三分割されている。ロータ2の端部2aおよびドライブシャフト4の端部4aはそれぞれ一端を開口した円筒状に形成され、一方、両側部分11・13の端部11a・13aはそれぞれ略球体状に形成され、ロータ端部2a内に一側部分11の端部11aが、ドライブシャフト端部4a内に一側部分13の端部13aがそれぞれ遊嵌されて両者を貫通するピン孔2c・11cおよびピン孔4c・13cが穿設されている。各ピン孔2c・11cおよびピン孔4c・13cには一連にジョイントピン14が挿入され、それぞれ一体回転可能かつ全方向に揺動可能に連結されている。
ロータ端部2aとカップリングロッド端部11aとの間には、筒状のゴムカバー18が両者間に跨って取り付けられ、隙間を封止している。なお、18aはゴムカバー18の止めリングである。また、カップリングロッド端部13aとドライブシャフト端部4aとの隙間には、Oリングシール19が介装されて封止している。さらに、ロータ端部2aおよびドライブシャフト端部4aの外側面には環状溝2b・4bがそれぞれ形成されている。各環状溝2b・4bにスリーブカバー15がOリング15a・15bを介して嵌着され、ジョイントピン14の抜け止めを図っている。
中間部分12の両側端部12a・12bは、一側部分11の他端部11bおよび一側部分13の他端部13bに比べて外径を大きく形成するとともに、一端を開口した円筒状に形成されている。そして、中間部分12の両側端部12a・12bの内周に雌ねじが加工され、一側部分11の他端部11bおよび一側部分13の他端部13bの外周に雄ねじが加工され、中間部分12と両側の部分11・13とはそれぞれねじ締結構造16により一体に連結されている。なお、ねじ締結構造16の各ねじの向きは、ポンプ1の正回転時に締まる方向に設定されている。また、一側部分11の他端部11bおよび一側部分13の他端部13bには、それぞれ一端を開口した円筒状のピストン孔11d・13dが形成されている。各一側部分11・13の軸心部において、ピストン孔11d・13dからピン孔11c・13cにかけて連通孔11e・13eがそれぞれ穿設されている。
また、各連通孔11e・13eに対して一側部分11・13の外側壁より給油孔11f・13fが直交して穿設されており、各給油孔11f・13fには給油栓11g・13gが取り外し可能に螺着されている。
さらに、中間部分12の両側端部12a・12bの円筒状部(内腔部)底端から軸心部に沿って外部連通孔12c・12dがそれぞれ穿設され、各外部連通孔12c・12dは直交する複数の連通孔12e・12fに接続されて外部に臨んでいる。また、円筒状のピストン孔11d・13d内には、ピストン17がそれぞれOリング17aを介して摺動可能に嵌挿されている。なお、ピストン孔11d・13dと外部連通孔12c・12dとの接続部には口径の差異による段差が設けられており、この段差がピストン17のストッパーとなって機能する。そして、各給油孔11f・13fから本例では潤滑油jが空間部s内に充填され、封入されている。なお、本実施例では、ピストン孔11d・13d、連通孔11e・13e、給油孔11f・13f、給油栓11g・13g、外部連通孔12c・12d、直交する複数の連通孔12e・12fおよびピストン17などで均圧機構が構成される。
以上のようにして本実施例に係る偏心軸継手構造5・6を備えた一軸偏心ねじポンプ1が構成されるが、この一軸偏心ねじポンプ1の作動を偏心軸継手構造5・6を中心に説明する。なお、本例の一軸偏心ねじポンプ1は偏心軸継手構造5・6を除いて基本構造については図8の一軸偏心ねじポンプと共通しているので、図8の括弧付き符号を参照して説明する。
図8に示すように、このポンプ1は、設置状態では、ポンプ1の長手方向が水平方向となる横置きで、ロータ(2)がステータ(7)内を偏心回転するポンプ本体(8)を有する。ロータ(2)は、減速機付き電動モータ(図示せず)によりドライブシャフト(4)が回転駆動されカップリングロッド(3)を介して回転駆動される。ポンプ本体(8)の一端部にはエンドスタッド(8a)が設けられ、他端部には筒状のポンプケーシング(9)の一端部が連結されている。そのポンプケーシング(9)内で、カップリングロッド(3)が偏心軸継手構造(5)・(6)を介してロータ(2)の偏心回転を許容して一体的に回転する。また、ポンプケーシング(9)には、吐出口(9a)が形成されている。
エンドスタッド(8a)側の吸込口から被移送液がステータ(7)内に吸い込まれ、ポンプケーシング(9)内を経て吐出口(9a)より吐出される。この状態で、ポンプケーシング(9)内は高圧下におかれており、図1に示すように左右の偏心軸継手構造5・6には高圧力pが作用している。つまり、ゴムカバー18およびOリングシール19には高圧力pが作用するが、一方、連通孔12e・12f、外部連通孔12c・12dからピストン17にもポンプケーシング(9)内と同様の高圧力pが作用し、ゴムカバー18およびOリングシール19で封入された空間部sの内部も潤滑油jを介して圧力pに保たれる。したがって、ゴムカバー18およびOリングシール19には内外から圧力pが作用し、均圧状態に保たれているので、ゴムカバー18やOリングシール19が変形することがな
い。なお、ゴムカバー18およびOリングシール19は弾性部材の剛性をある程度高めて、圧力pの作用時にピストン17の摺動抵抗の方が小さくなるようにし、ピストン17の摺動がゴムカバー18およびOリングシール19の変形前に開始されるようにしている。なお、ロータ(2)の回転方向を逆向きにしてエンドスタッド(8a)側から被移送液を吐出する場合は、ポンプケーシング(9)内の圧力はやや低下するが、同様にゴムカバー18やOリングシール19の変形は起こらない。
図2は本発明の一軸偏心ねじポンプの第2実施例を示す断面図である。本例の一軸偏心ねじポンプ1−1では一側部分11の一端周囲および中間部分12の一端周囲にそれぞれ外向きのフランジ11h・12hを一体に形成し、一側部分11と中間部分12をフランジ11h・12hで突き合わせ、一方のフランジ12hの孔12iを貫通するボルト20を他方のフランジ11hのねじ孔11iに螺合して締め付けることにより一体に結合している。図示は省略するが、反対側の部分13と中間部分12の結合構造も同一構造が採用されている。その他の構成および作用については上記実施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。
図3は本発明の一軸偏心ねじポンプの第3実施例を示す断面図である。本例の一軸偏心ねじポンプ1−2では、ピストン17に代えてゴム製の隔膜10を使用し、一側部分11(13)と中間部分12とを突き合わせて隔膜10の周囲を挟み込んで取り付けている。なお、一側部分11(13)と中間部分12とを結合する構造は第2実施例と共通し、またその他の構成および作用についても上記第1実施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。
図4は本発明の一軸偏心ねじポンプの第4実施例を示す断面図である。本例の一軸偏心ねじポンプ1−3では、一側部分11と中間部分12の突き合わせ部付近に設けた環状溝11mにストッパーリング26を嵌着している。その他の構成および作用については上記第1実施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。
図5〜図7は自在継手部に均圧機構を設けた第5実施例〜第7実施例を示す一部を断面で表した側面図で、いずれも自在継手がクロスジョイントの場合において、対をなすジョイント部の一方に均圧機構を設けている。すなわち、図5に示す一軸偏心ねじポンプ1−4では、ロータ2とカップリングロッド3の間に介設されたクロスジョイント21を構成する一対のジョイント部22・23のうちの一方のジョイント部23からロッド部23aを一体に延設している。このロッド部23aの端部とカップリングロッド3の端部に外向きのフランジ23h・3hをそれぞれ設けて両フランジ間をボルト20で一体に結合し、ロッド部23aにクロスジョイント21内に連通する連通孔23cおよびピストン孔23bを一連に設けている。また、カップリングロッド3端部にはピストン孔23bに連通する外部連通孔3b・3cを設けている。なお、符号17はピストン孔23b内に摺動自在に嵌挿されたピストン、24はゴムカバーで、ロータ2とロッド部23a間に跨ってクロスジョイント21を覆うように取り付けられており、ゴムカバー24内に潤滑油が充填されている。その他の構成および作用については上記第1実施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。
図6に示す一軸偏心ねじポンプ1−5では、クロスジョイント21を構成する一対のジョイント部22・23のうちの一方のジョイント部22からロッド部22aを一体に延設し、このロッド部22aの端部とロータ2の端部に外向きのフランジ22h・2hをそれぞれ設けて両フランジ間をボルト20で一体に結合し、ロッド部22aにクロスジョイント21内に連通する連通孔22cおよびピストン孔22bを一連に設けている。また、ロータ2端部にはピストン孔22bに連通する外部連通孔2b・2cを設けている。なお、符号25は蛇腹式ゴムカバーで、ロッド部22aとカップリングロッド3端部間に跨ってクロスジョイント21を覆うように取り付けられており、ゴムカバー25内に潤滑油が充填されている。その他の構成および作用については上記第5実施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。
図7に示す一軸偏心ねじポンプ1−6では、クロスジョイント21を構成する一対のジョイント部22・23からそれぞれロッド部22a・23aを一体に延設し、ロッド部22aの端部とロータ2の端部に外向きのフランジ22h・2hを、ロッド部23aの端部とカップリングロッド3の端部に外向きのフランジ23h・3hをそれぞれ設け、両フランジ間をボルト20で一体に結合している。そして、一方のロッド部22aの外部からクロスジョイント21内に連通する外部連通孔22dおよびピストン孔22bを一連に設けて、ピストン17をピストン孔22b内に摺動自在に嵌挿している。その他の構成および作用については上記第6施例と共通するので説明を省略し、共通の部材は同一の符号を用いて示す。



以上に偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプに関する3つの実施例を示したが、本発明に係る偏心軸継手構造は一軸偏心ねじポンプに限られるものではなく、たとえば従来例として示した偏心2軸間の回転力伝達装置(図10)にも適用でき、この場合には駆動軸41端部、従動軸42端部あるいはロッド45の両端部に均圧機構が設けられる。そのほか、図示は省略するが均圧機構をロータ2側もしくはドライブシャフト4側に設けることもできる。さらに、カップリングロッド3の一方(たとえばロータ2側)にだけ本発明の偏心軸継手構造を採用し、他方には従来の一般的な偏心軸継手構造を用いることもできる。
本発明の実施例に係る偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプを示す一部を省略して示す側方視断面図である。 本発明の一軸偏心ねじポンプの第2実施例を示す一部を省略して表した側方視断面図である。 本発明の一軸偏心ねじポンプの第3実施例を示す一部を省略して表した側方視断面図である。 本発明の一軸偏心ねじポンプの第3実施例を示す一部を省略して表した側方視断面図である。 自在継手部に均圧機構を設けた本発明の第5実施例を示す一部を断面で表した側面図である。 自在継手部に均圧機構を設けた本発明の第6実施例を示す一部を断面で表した側面図である。 自在継手部に均圧機構を設けた本発明の第7実施例を示す一部を断面で表した側面図である。 従来の一般的な横置き式一軸偏心ねじポンプを示す側方視断面図である。 図9(a)はピンジョイントを用いた従来の一般的な偏心軸継手構造を示す断面図、図9(b)はクロスジョイントを用いた従来の一般的な偏心軸継手構造を示す断面図である。 従来の典型的な偏心した2軸間の動力伝達構造を示す側面図である。
符号の説明
1、1−1〜1−6 一軸偏心ねじポンプ
2 ロータ
3 カップリングロッド
4 ドライブシャフト
5・6 偏心軸継手
(7)ステータ
(8)ポンプ本体
(8a)エンドスタッド
(9)ポンプケーシング
(9a)吐出口
10 隔膜(均圧機構)
11・13 一側部分
11d・13d ピストン孔
12 中間部分
14 ジョイントピン
17 ピストン(均圧機構)
18 ゴムカバー
19 Oリングシール
20 ボルト
26 ストッパーリング

Claims (4)

  1. 二軸間を自在継手を介して一体回転可能かつ全方向に揺動可能に接続する偏心軸継手構造であって、
    一方の前記軸端部を他方の前記軸端部に前記自在継手により接続する箇所において前記二軸の各軸端部間の隙間および前記他方の軸端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、
    前記一方の軸端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路の少なくとも一部をピストンの摺動孔に形成し、
    前記摺動孔にピストンを摺動自在に嵌挿して前記ピストンより内方の前記連通路および前記空間部内に潤滑剤を充填し、前記ピストンを挟んで前記空間部内の圧力と前記一方の軸の外部圧力との差圧により前記ピストンが低圧側に摺動して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする偏心軸継手構造。
  2. 二軸間を自在継手を介して一体回転可能かつ全方向に揺動可能に接続する偏心軸継手構造であって、
    一方の前記軸端部を他方の前記軸端部に前記自在継手により接続する箇所において前記二軸の各軸端部間の隙間および前記他方の軸端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、
    前記一方の軸端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路内に同連通路の外部とを仕切る隔膜を設け、
    前記隔膜より内方の前記連通路および前記空間部内に前記潤滑剤を充填し、前記隔膜を挟んで前記空間部内の圧力と前記一方の軸の外部圧力との差圧により前記隔膜が低圧側に変形して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする偏心軸継手構造。
  3. ステータ内で偏心回転するロータとこのロータを回転駆動するドライブシャフトとがそれぞれ自在継手を介してカップリングロッドにより接続される一軸偏心ねじポンプであって、
    一方の前記カップリングロッドの端部を前記ロータまたはドライブシャフトの端部に前記自在継手により接続する箇所において前記各軸端部間の隙間および前記ロータまたはドライブシャフトの端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、
    前記カップリングロッド端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路の少なくとも一部をピストンの摺動孔に形成し、
    前記摺動孔にピストンを摺動自在に嵌挿して前記ピストンより内方の前記連通路および前記空間部内に潤滑剤を充填し、前記ピストンを挟んで前記空間部内の圧力と前記カップリングロッドの外部圧力との差圧により前記ピストンが低圧側に摺動して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプ。
  4. ステータ内で偏心回転するロータとこのロータを回転駆動するドライブシャフトとがそれぞれ自在継手を介してカップリングロッドにより接続される一軸偏心ねじポンプであって、
    一方の前記カップリングロッドの端部を前記ロータまたはドライブシャフトの端部に前記自在継手により接続する箇所において前記各軸端部間の隙間および前記ロータまたはドライブシャフトの端部と前記自在継手との隙間をそれぞれ封止する弾性カバーまたはシール部材の少なくとも一方を備え、
    前記カップリングロッド端部の外部から前記弾性カバーまたはシール部材で密封される空間部内に臨む連通路を設けるとともに、この連通路内に同連通路の外部とを仕切る隔膜を設け、
    前記隔膜より内方の前記連通路および前記空間部内に前記潤滑剤を充填し、前記隔膜を挟んで前記空間部内の圧力と前記カップリングロッドの外部圧力との差圧により前記隔膜が低圧側に変形して内外の圧力が等しくなるようにしたことを特徴とする偏心軸継手構造を備えた一軸偏心ねじポンプ
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