JP4164294B2 - 表示方法、表示システム、および情報配信システム - Google Patents

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克哉 入江
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モバイル環境で情報を閲覧するユーザに対して提供する表示環境に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話装置、PHS電話装置、またはPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型端末装置は、従来のデスクトップパソコンに匹敵する処理能力および通信能力を備えるようになった。これに伴い、従来デスクトップパソコンで行っていた作業を、携帯型端末装置を使用して行うユーザ(いわゆるモバイルユーザ)が増えている。携帯型端末装置によって、例えば、電子メール、Webページ(WWWページ)の閲覧、ゲーム、株式の売買、またはオンラインバンキングなどを、時または場所を問わず行うことができる。
【0003】
一方、デスクトップパソコンを時間単位で貸し出すインターネットカフェのような公共の施設が増えている。また、客室ごとにデスクトップパソコンを設置し、サービスの向上を図るホテルも増えている。これにより、ユーザは、外出しているときでも、自宅のデスクトップパソコンと同じような感覚で容易にWebページの閲覧などを行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、携帯型端末装置はユーザが携帯するのに適したコンパクトなサイズに設計されているので、当然、その画像表示パネルのサイズは、デスクトップパソコンの表示装置の表示面に比べて非常に小さい。また、携帯型端末装置は、充電池の消耗を抑えるために、消費電力が少なくなるように制御されている。よって、画像表示パネルの性能が十分に引き出されない場合がある。
【0005】
そこで、ユーザは、外出しているときに、携帯型端末装置の代わりに公共の施設のデスクトップパソコンを利用する場合がある。しかし、公共の施設ではどのようなセキュリティ対策が講じられているのか分からないので、ユーザは、予期せぬトラブルに遭うおそれがある。例えば、入力した氏名や住所などの個人情報がキャッシュファイルとしてデスクトップパソコンに残ってしまい、他のユーザに知られるおそれがある。または、Webブラウザのセキュリティホールが原因で、オンラインバンキングの口座番号やクレジットカードの番号などをインターネット上の誰かに盗み取られて悪用されるおそれがある。
【0006】
したがって、Webページの閲覧のようにセキュリティを気にする必要のない作業は公共の施設のデスクトップパソコンの大きな画面で行うことができるが、上記のようなセキュリティ上の注意を要する作業は、結局、信頼できる自分の携帯型端末装置の小さな画面で行わなければならない。このような理由から、携帯型端末装置による作業であっても大きな画面を見ながら行うことができる環境が望まれる。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑み、携帯型端末装置による作業を大きな画面を見ながら行うことができる表示環境を提供することを目的とする。
【0008】
本発明に係る表示方法は、情報を配信する情報配信システムと当該情報を表示する1台または複数台の表示装置とを有してなる表示システムにおける表示方法であって、前記情報配信システムに、前記表示装置ごとの仕様を記憶させておき、前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶させておき、前記情報配信システムに、ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付処理と、前記受付処理によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信処理と、を実行させ、前記表示装置に、当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信処理、または、ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信処理、のいずれかを実行させ、前記受信処理または前記第二の受信処理によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示処理、を実行させ、送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、前記送信処理の代わりに、当該画面データを当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する第二の送信処理を前記情報配信システムに実行させる。
【0009】
本発明に係る表示システムは、情報を配信する情報配信システムと、当該情報を表示する1台または複数台の表示装置と、を有してなる表示システムであって、前記情報配信システムには、前記表示装置ごとの仕様を記憶する仕様記憶手段と、前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、が設けられ、前記表示装置には、当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信手段と、ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信手段と、前記受信手段または前記第二の受信手段によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示手段と、が設けられ、前記送信手段は、送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する。
【0010】
本発明の他の形態に係る表示システムは、情報を配信する情報配信システムと、当該情報を表示する1台または複数台の表示装置と、を有してなる表示システムであって、前記情報配信システムには、前記表示装置の仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、ユーザが閲覧を希望する前記情報の指定および当該ユーザが使用する前記表示装置の仕様を示す仕様情報を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定とともに受け付けた前記仕様情報に示される仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、が設けられ、前記表示装置には、当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信手段と、ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信手段と、前記受信手段または前記第二の受信手段によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示手段と、が設けられ、前記送信手段は、送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する。
【0011】
本発明に係る情報配信システムは、携帯型端末装置から画面データを受信する手段と画面データに基づいて情報を表示する手段とネットワークを介して画面データを受信する手段とを有する1台または複数台の表示装置が設けられた表示システムに用いられる情報配信システムであって、前記表示装置の仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、ユーザが使用する前記表示装置および閲覧を希望する前記情報の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、受け付けた前記指定に係る前記表示装置に応じた、当該指定に係る前記情報を表示するための画面データを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、を有し、前記送信手段は、前記指定に係る前記情報を表示するための画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該指定に係る前記表示装置に送信する。
【0012】
本発明の他の形態に係る情報配信システムは、携帯型端末装置から画面データを受信する手段と画面データに基づいて情報を表示する手段とネットワークを介して画面データを受信する手段とを有する1台または複数台の表示装置が設けられた表示システムに用いられる情報配信システムであって、前記表示装置ごとの仕様を記憶する仕様記憶手段と、前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、を有し、前記送信手段は、前記指定に係る前記情報を表示するための画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該指定に係る前記表示装置に送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る大画面表示システム1の構成の例を示す図、図2は端末装置4のハードウェア構成の例を示す図、図3は表示装置3のハードウェア構成の例を示す図、図4は管理サーバ21などのハードウェア構成の例を示す図、図5は表示装置3および端末装置4の機能的構成の例を説明する図、図6は管理サーバ21、コンテンツ配信サーバ22、およびアプリケーション配信サーバ23の機能的構成の例を説明する図、図7は登録ユーザテーブルTB3の構成の例を示す図、図8は表示装置テーブルTB1の構成の例を示す図、図9は仕様テーブルTB2の構成の例を示す図、図10は表示装置3などのタイプごとに用意されたファイル71の組合せの例を示す図、図11は大画面表示システム1の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
【0017】
図1に示すように、本発明に係る大画面表示システム1は、情報配信システム2、表示装置3、端末装置4、6、および通信回線5などによって構成される。情報配信システム2は、管理サーバ21、コンテンツ配信サーバ22、およびアプリケーション配信サーバ23によって構成される。通信回線5として、インターネット、ADSLまたは携帯電話回線などの公衆回線、またはLANまたはWANなどの専用回線などが用いられる。
【0018】
端末装置4は、図2に示すように、MPU(Micro Processing Unit )4a、グラフィックコントローラ4b、RAM(メインメモリ)4c、ROM4d、通信制御装置4e、表示データ変換器4f、I/Oコントローラ4g、および無線インタフェース4hなどによって構成される携帯電話装置またはPHS電話装置である。端末装置4は、電話局にダイアルアップし、通信回線5に接続することができる。ROM4dには、OS(オペレーティングシステム)、Webブラウザまたは動画再生ソフトなどのアプリケーション(プログラム)、および端末装置4自身の携帯電話番号および仕様などの情報が記憶されている。アプリケーションは、使用するたびにアプリケーション配信サーバ23などからダウンロードし、RAM4cにロードしてもよい。
【0019】
アプリケーションを実行すると、端末装置4の表示面(ディスプレイパネル)には、その実行結果が表示される。例えば、コンテンツ配信サーバ22などからダウンロードしたHTMLファイルに基づいてWebブラウザのプログラムを実行すると、Webページ(ホームページ)が表示される。
【0020】
また、端末装置4は、無線インタフェース4hを介して表示装置3と接続することができる。無線インタフェース4hとして、Bluetoothまたは無線LAN(IEEE802.11)などが用いられる。無線インタフェース4hを有しない旧式の端末装置4の場合は、I/Oコントローラ4gを介して無線インタフェースのオプションを追加すればよい。または、無線インタフェース4hの代わりに、USBまたはIEEE1394などを用いてもよい。この場合は、端末装置4と表示装置3とは、ケーブルで接続される。端末装置4として、図2のような携帯電話装置またはPHS電話装置のほか、ノート型パソコンまたはPDA(Personal Digital Assistant)などを用いてもよい。
【0021】
表示装置3は、図3に示すように、ディスプレイ駆動回路3a、グラフィックコントローラ3b、メモリ3c、MPU3d、および電源3eなどによって構成される。また、表示装置3には、セットトップボックス3tが外付けされ、または、これに相当するものが内蔵されている。セットトップボックス3tは、通信回線5と接続するための通信インタフェースおよび端末装置4と通信を行うためのBluetooth、無線LAN、またはUSBなどのインタフェースが設けられている。通信インタフェースとして、ADSLまたは100Base−Tなどが用いられる。操作リモコン3fは、電源のオンオフの切換え、画面調整、またはチャンネルの切換えなどの操作のために使用される。
【0022】
メモリ3cには、画像表示および通信などを制御する制御プログラム、Webブラウザまたは動画再生ソフトなどのアプリケーション、および表示装置3自身の解像度、カラーモード、画面サイズ、またはリフレッシュレートなどの機能または仕様に関する情報が記憶されている。
【0023】
表示装置3として、プラズマディスプレイ(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、またはブラウン管ディスプレイ(CRTディスプレイ)など大画面のディスプレイ装置が用いられる。または、図3に示す機能を有する一式のパーソナルコンピュータ(パソコン)を用いてもよい。喫茶店、インターネットカフェ、ホテルの客室または会議室、官公庁または会社の応接室または会議室、学校の視聴覚教室などの様々な場所には、その場所に適したタイプの表示装置3が設置される。例えば、ホテルの客室またはインターネットカフェの座席などには、17インチ程度のパネルを有する表示装置3が設置される。数十人を収容する会議室などには、50〜100インチ程度のパネルを有する表示装置3が設置される。以下、本実施形態の大画面表示システム1には、図9に示すようなタイプA、B、C…の表示装置3があるものとする。
【0024】
これらの場所を訪れたユーザは、自分の端末装置4が受信した情報をその端末装置4の表示面に表示させる代わりに、その場所に設置されている表示装置3の表示面に表示させることができる。または、端末装置4が実行したプログラムの実行結果を表示装置3の表示面に表示させることができる。つまり、端末装置4において、表示装置3の表示面を仮想し、仮想された表示面に適した画像データを出力することができる。これについては、後に詳しく説明する。
【0025】
コンテンツ配信サーバ22は、経済情報、技術情報、学術情報、地域情報、娯楽情報、地図、ニュース、または天気予報などの種々の情報をユーザに提供する。これらの情報は、一般に、Webコンテンツまたはマルチメディアコンテンツなどと呼ばれることがある。以下、これらの情報を単に「コンテンツ」と記載することがある。これらの情報(コンテンツ)は、ユーザの端末装置4に対して、文字、図表、写真、または音声などからなるWebページを送信し、またはマルチメディアデータをストリーミング配信することによってユーザに提供される。
【0026】
アプリケーション配信サーバ23は、ゲーム、占い、株式の売買、またはオンラインバンキングなどのサービスを実行するためのアプリケーションをユーザの端末装置4に送信する。これらのアプリケーションは、HTML(Hypertext Markup Language )、XML(Extensible Markup Language)、またはJAVA(登録商標)などによって記述される。
【0027】
管理サーバ21は、様々な場所に設置されている表示装置3の管理、コンテンツ配信サーバ22およびアプリケーション配信サーバ23などとの連携の処理、およびユーザが提供を受けたコンテンツまたはサービスの料金および表示装置3の利用料金についての管理などを行う。この管理サーバ21の運営および管理は、ISP(Internet Service Provider )などの企業が行っている。
【0028】
管理サーバ21、コンテンツ配信サーバ22、およびアプリケーション配信サーバ23に用いられるサーバ機は、図4に示すように、MPU2a、RAM2b、ROM2c、磁気記憶装置2d、および各種インタフェースなどによって構成される。各サーバの磁気記憶装置2dには、OSおよび後に説明する処理を実行するために必要なプログラムおよびデータなどが記憶されている。例えば、管理サーバ21の磁気記憶装置2dには、課金用プログラムおよびサーバ管理用プログラムなどが記憶されている。コンテンツ配信サーバ22の磁気記憶装置2dには、WWWサーバ用プログラムおよびストリーミングサーバ用プログラムなどが記憶されている。
【0029】
なお、図1の例では、管理サーバ21、コンテンツ配信サーバ22、およびアプリケーション配信サーバ23として、それぞれ異なるサーバ機が用いられているが、これらを1台の高性能のサーバ機によって構成してもよい。逆に、図1の例よりも多くのサーバ機に分散して構成してもよい。例えば、コンテンツ配信サーバ22のWWWサーバの機能およびストリーミングサーバの機能を別々のサーバ機によって構成してもよい。
【0030】
このような構成により、図5に示すように、端末装置4には、コンテンツ要求部401、コンテンツ受信部402、ユーザ情報送信部403、表示制御部404、およびコンテンツ転送部405などの機能が実現される。表示装置3には、ユーザ認証要求部301、使用状況記録部302、第一のコンテンツ受信部303、第二のコンテンツ受信部304、表示制御部305、および使用状況送信部306などの機能が実現される。
【0031】
また、図6に示すように、管理サーバ21には、ユーザ認証部211、表示装置情報記憶部212、タイプ検索部213、課金処理部214、およびユーザ情報記憶部215などの機能が実現される。コンテンツ配信サーバ22には、コンテンツ送信部221、コンテンツ記憶部222、送信要求受付部223、およびコンテンツ料金請求部224などの機能が実現される。アプリケーション配信サーバ23には、プログラム送信部231、プログラム記憶部232、送信要求受付部233、およびサービス料金請求部234などの機能が実現される。
〔ユーザ認証のための処理〕
図6において、ユーザ情報記憶部215は、登録ユーザテーブルTB3を記憶している。登録ユーザテーブルTB3には、図7に示すように、大画面表示システム1の登録ユーザのユーザ名、ユーザID、所有する端末装置4の携帯電話番号、および表示装置3などの利用に対する料金(請求金額)などの情報が格納されている。登録ユーザテーブルTB3に登録されているユーザでなければ、表示装置3を使用する権利を有しない。
【0032】
登録ユーザであるか否かの認証は、つぎのような手順で行われる。ユーザは、これから使用しようとする表示装置3の近くに寄り、自分のユーザIDを端末装置4に入力する。このとき、図5において、端末装置4のユーザ情報送信部403は、ユーザが入力したユーザIDを表示装置3に送信する。表示装置3のユーザ認証要求部301は、このユーザIDに示されるユーザが正規の登録ユーザであるか否かを管理サーバ21に対して問い合わせる。
【0033】
すると、図6において、管理サーバ21のユーザ認証部211は、そのユーザIDが登録ユーザテーブルTB3に登録されているか否かを確認する。ユーザIDが登録されている場合は、正規の登録ユーザである旨を表示装置3に回答する。そして、表示装置3は、そのユーザに対して使用を許可する。ユーザIDが登録されていない場合は、認証に失敗した旨を表示装置3に回答する。この場合は、ユーザは表示装置3を使用することができない。なお、ユーザIDの代わりに端末装置4に割り当てられている携帯電話番号を用いてユーザ認証を行ってもよい。または、表示装置3に自動精算機を設けておき、自動精算機に投入された金額に応じた時間だけ表示装置3を使用できるように構成してもよい。
【0034】
または、ユーザ認証要求部301に相当する機能を端末装置4に設けてもよい。この場合は、管理サーバ21は、端末装置4のユーザが正規の登録ユーザであることを確認すると、その端末装置4に対して認証キーを発行する。表示装置3は、端末装置4から認証キーが送信されてきた場合に、そのユーザに対して使用を許可する。
〔情報(コンテンツ)を表示するための処理〕
管理サーバ21の表示装置情報記憶部212は、表示装置テーブルTB1および仕様テーブルTB2などを記憶している。表示装置テーブルTB1は、図8に示すように、各表示装置3(31、32、…)のネットワークアドレスおよびタイプに関する情報が格納されている。ネットワークアドレスとして、例えば、IPアドレスが用いられる。仕様テーブルTB2は、図9に示すように、表示装置テーブルTB1に示されるタイプごと(タイプA、B、C、…)の解像度、カラーモード、表示領域のサイズ、およびリフレッシュレートなど機能または仕様に関する情報が格納されている。
【0035】
コンテンツ配信サーバ22のコンテンツ記憶部222は、ユーザに提供する情報(コンテンツ)をWebページとして表示するためのファイル71および動画像または音声をストリーミング配信するためのマルチメディアデータ72などを記憶している。
【0036】
ファイル71には、HTMLまたはXMLなどの言語で記載されたハイパーテキストファイルのほか、GIFまたはJPEGなどの形式の画像ファイル、WAVまたはMP3などの形式の音声ファイル、またはMPEGなどの形式の動画像ファイルなどがある。このファイル71は、コンテンツの表示先となる表示装置3または端末装置4のタイプごとに用意されている。例えば、図10に示すように、「スポーツニュース(6月1日)」というコンテンツについて、タイプごとに適したファイル71が用意されている。高解像で表示色数の多いタイプCの場合は、1つの画面の中に多くの文字および画像を同時に表示することができるので、1つのコンテンツを表示するためのファイル71の個数は多く、また、各ファイル71のサイズは大きい。逆に、タイプX(携帯電話装置)の場合は、タイプCの場合よりも表示できる文字数または画像サイズが限られているので、1つのコンテンツを表示するためのファイル71の個数は少なく、各ファイル71のサイズは小さい。
【0037】
動画像または音声によるコンテンツを再生するためのマルチメディアデータ72も、ファイル71と同様に、それぞれの装置のタイプに適したものが用意されている。または、1つのコンテンツに対して1つのマルチメディアデータ72を用意しておき、表示先の装置に応じて画像のサイズを小さくし、画質または音質を落とし、またはコマを間引くなどの編集を行ってからストリーミング配信を行うようにしてもよい。
【0038】
アプリケーション配信サーバ23のプログラム記憶部232には、端末装置4においてゲーム、占い、株式の売買、またはオンラインバンキングなどのサービスを実行するためのプログラム81が記憶されている。プログラム81も、上述のファイル71の場合と同様に、表示装置3または端末装置4のタイプごとに適したものが用意されている。
【0039】
これらのファイル71、マルチメディアデータ72、およびプログラム81は、コンテンツ製作業者の端末装置6によって作成され、コンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23にアップロードされる。
【0040】
ユーザは、所望するコンテンツを閲覧しまたはサービスの提供を受けるために、そのコンテンツまたはサービスのURL(Uniform Resource Locators )を自分の端末装置4に指定する。すると、図5のコンテンツ要求部401は、ダイアルアップを行って通信回線5への接続を開始し、指定されたURLに基づいてコンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23に対してコンテンツまたはサービスのデータを要求する。ユーザは、表示装置3を使用してコンテンツの閲覧などを行う場合は、端末装置4を操作してその旨の指示を与える。すると、コンテンツ要求部401は、データの要求とともに、その表示装置3を識別する情報(例えばIPアドレス)をコンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23に送信する。
【0041】
図6において、送信要求受付部223は、端末装置4からコンテンツの送信の要求を受け付ける。コンテンツ送信部221は、要求されたコンテンツのためのファイル71を次のような手順で端末装置4に送信する。
【0042】
コンテンツのデータの要求すなわちURLの指定とともに表示装置3のIPアドレスが指定された場合は、その表示装置3のタイプを管理サーバ21に対して問い合わせる。
【0043】
すると、管理サーバ21のタイプ検索部213は、指定されたIPアドレスに対応するタイプを表示装置テーブルTB1の中から検索し(図8参照)、その結果を回答する。そして、コンテンツ送信部221は、要求されたコンテンツを表示するためのファイル71のうち、タイプ検索部213による検索結果に示されるタイプに適したファイル71をコンテンツ記憶部222から抽出し、要求元の端末装置4に送信する。
【0044】
また、動画像または音声のコンテンツを要求された場合は、コンテンツ送信部221は、次のような手順で要求元の端末装置4に対してストリーミング配信を行う。まず、ファイル71の送信の場合と同様に、コンテンツの表示に使用される表示装置3のタイプの検索を行う。検索されたタイプに適した画像のサイズ、画質または音質、またはコマ数になるように動画像または音声の編集を行う。例えば、タイプC(図9参照)のように高性能の表示装置3が使用される場合は、画像のサイズを大きくし、高画質にし、1秒当たりのコマ数が多くなるように編集を行う。タイプAの場合は、タイプCの場合よりも画像のサイズを小さくしまたは画質を落とすなどの編集を行う。編集された動画像は、パケット化され、ストリーミングデータ73として端末装置4に送信される。
【0045】
アプリケーション配信サーバ23の送信要求受付部233およびプログラム送信部231も、コンテンツ配信サーバ22の送信要求受付部223およびコンテンツ送信部221と同様の処理を行う。すなわち、サービスの要求を受け付けると、使用される表示装置3に適したプログラム81を要求元の端末装置4に送信する。
【0046】
使用される表示装置3のIPアドレスが指定されなかった場合は、コンテンツ送信部221およびプログラム送信部231は、表示装置として端末装置4が使用されるものとみなし、端末装置4に対応したファイル71、ストリーミングデータ73、またはプログラム81を送信する。
【0047】
表示装置3のIPアドレスの代わりに表示環境(表示モード)を指定してもよい。例えば、表示装置3の表示環境を、「解像度=XGA、カラーモード=256色」のように指定する。この場合、コンテンツ送信部221は、指定された表示環境に最も適したファイル71をコンテンツ記憶部222の中から抽出し、端末装置4に送信する。または、指定された表示環境に適した動画像の編集を行い、ストリーミング配信を行う。同様に、プログラム送信部231は、指定された表示環境に最も適したプログラム81を送信する。
【0048】
図5において、端末装置4のコンテンツ受信部402は、コンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23から送信されたファイル71、ストリーミングデータ73、またはプログラム81を受信する。
【0049】
端末装置4に表示装置3が接続されていない場合は、表示制御部404は、受信したファイル71に基づいてWebページを生成して表示面に表示し、ストリーミングデータ73に基づいてリアルタイム再生した動画像を表示し、またはプログラム81を実行しその結果を表示する。
【0050】
端末装置4に表示装置3が接続されている場合は、コンテンツ転送部405は、受信したファイル71、ストリーミングデータ73、またはプログラム81を、その表示装置3に転送する。表示装置3において、これらのファイル71などは、コンテンツ受信部303によって受信される。表示制御部305は、端末装置4の表示制御部404と同様に、受信されたこれらのデータに基づいて表示面HGにWebページ、動画像、またはプログラムの実行結果を表示する。なお、プログラムの実行は、端末装置4によって行ってもよい。この場合は、端末装置4は、プログラム81を転送する代わりに、プログラムの実行結果を表示装置3に送信する。
【0051】
このように、閲覧したいコンテンツまたは提供を受けたいサービスの画面を端末装置4の小さな表示面の代わりに表示装置3の大きな表示面HGに表示させることができるので、ユーザは、端末装置4の操作を楽に行うことができる。しかも、コンテンツを表示するためのファイル71などは、その表示装置3のタイプに合わせて選択されダウンロードされるので、表示装置3の表示機能が十分に発揮される。よって、ユーザは、携帯型の端末装置4を使用しながら、快適な表示環境を得ることができる。
【0052】
なお、コンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23以外のインターネット上のWebサーバから提供されるWebページも、上記のように表示装置3に表示させることができる。すなわち、ユーザが所望するWebページのURLを端末装置4に入力すると、そのURLに基づいてHTMLファイルおよび画像ファイルなどがWebサーバから端末装置4に送信され、さらに表示装置3に転送される。表示装置3は、転送されてきたファイルに基づいてWebページを表示する。
〔データ通信の回線の切換え〕
上に説明したように、コンテンツ配信サーバ22およびアプリケーション配信サーバ23は、端末装置4を介してファイル71などのデータを表示装置3に送信する。しかし、端末装置4が携帯電話装置またはPHS電話装置である場合は、通信速度が64kbps(PHS回線)〜数百kbps(IMT−2000)程度なので、端末装置4を介して大きなサイズのデータを送信すると時間が掛かる。したがって、例えば、高画質の動画像のデータを送信すると、画像の表示が遅れたり止まったりする場合がある。これに対して、表示装置3の回線は、8Mbps(ADSL)〜100Mbps(100BASE−T)であり、非常に高速である。
【0053】
そこで、図6のコンテンツ送信部221またはプログラム送信部231は、端末装置4に送信しようとするファイル71、ストリーミングデータ73、またはプログラム81のサイズをチェックし、所定の値よりも大きいと判別した場合は、これらのデータを端末装置4に送信せずに表示装置3に直接送信する。このとき、表示装置3の第二のコンテンツ受信部304(図5参照)がファイル71などを受信する。表示制御部305は、第二のコンテンツ受信部304によって受信されたファイル71などに基づいてWebページなどを表示面HGに表示する。
【0054】
または、データのサイズの大小に関わらず、ユーザによって通信回線の切換えの指令がなされたときに、表示装置3に直接データを送信するようにしてもよい。これにより、使用料の高い携帯電話回線またはPHS回線の使用を抑えることができる。また、端末装置4での処理の実行を最小限にして充電池の消費を抑えることができる。
〔課金のための処理〕
管理サーバ21の課金処理部214は、ユーザに対する課金の処理を行う。ユーザは、表示装置3を使用した場合、コンテンツ配信サーバ22からコンテンツの提供を受けた場合、およびアプリケーション配信サーバ23からサービスの提供を受けた場合に、料金の支払いを請求される。
【0055】
コンテンツおよびサービスの提供料金の基準は、それぞれの提供業者が予め設定しておく。例えば、同じタイトルのコンテンツであっても、高画質(解像度の高いまたは色数の多い画像)で表示されるコンテンツの料金のほうが低画質で表示されるコンテンツの料金よりも高くなるように設定しておいてもよい。このように設定することによって、コンテンツの価値またはコンテンツの製作の労力などに応じて公平な課金を行うことができる。
【0056】
コンテンツ料金請求部224およびサービス料金請求部234は、ユーザに提供したコンテンツまたはサービスの料金を提供業者による設定に基づいて算出し、算出結果をそのユーザのユーザIDとともに管理サーバ21に送信する。すると、課金処理部214は、受信した算出結果に示される料金を、ユーザIDに対応する請求金額に加算する(図7の登録ユーザテーブルTB3参照)。
【0057】
表示装置3の使用料金の基準は、表示装置3の管理業者によって設定されている。例えば、表示装置3と端末装置4との接続時間、表示装置3が端末装置4から受信したファイル71などのデータ量、使用時の表示モード(解像度、カラーモード、またはリフレッシュレートなど)、画像の表示時間、または表示装置3と通信回線5との接続時間(すなわちADSL回線などの使用時間)など、表示装置3の使用状況に応じた使用料金の基準が設定されている。
【0058】
図5において、使用状況記録部302は、ユーザの表示装置3の使用状況に関する情報を記録する。使用状況送信部306は、表示装置3を使用したユーザのユーザIDとともに、使用状況記録部302に記録された情報を使用状況情報74として管理サーバ21に送信する。または、使用状況情報74を一旦ユーザの端末装置4に記憶させておき、端末装置4が使用状況情報74を送信するようにしてもよい。図6の課金処理部214は、受信した使用状況情報74および管理業者が設定した基準に基づいて表示装置3の使用料金を算出し、ユーザIDに対応する請求金額に加算する(図7の登録ユーザテーブルTB3参照)。
【0059】
このようにして求められた請求金額は、ユーザが指定する銀行またはクレジットカード会社に通知される。銀行またはクレジットカード会社がユーザから徴収した代金は、コンテンツまたはサービスを提供する提供業者および表示装置3を管理する管理業者に分配される。管理サーバ21を運営する企業は、各提供業者または管理業者から所定の手数料の支払いを受ける。
【0060】
次に、大画面表示システム1の処理の流れを、図11に示すフローチャートを参照して説明する。例えば、外出中のユーザが、端末装置4によって受信している情報(コンテンツ)を大きな画面で閲覧したくなり、表示装置3が設置されているインターネットカフェに立ち寄ったとする。
【0061】
ユーザは、自分に与えられた席に着くと、その席に設置されている表示装置3に端末装置4を接続し、自分のユーザIDを入力する(#1)。表示装置3は、このユーザが正規の登録ユーザであるか否かを認証するように管理サーバ21に対して要求する。正規の登録ユーザであることが認証されると(#2)、ユーザは表示装置3の使用を開始することができる。
【0062】
ユーザは、所望するコンテンツまたはサービスのURLを端末装置4に入力する。すると、端末装置4は、コンテンツ配信サーバ22またはアプリケーション配信サーバ23に対してそのコンテンツまたはサービスのためのデータを要求する(#3)。コンテンツ配信サーバ22は、要求されたコンテンツを表示装置3に表示するためのファイル71またはストリーミングデータ73を表示装置3に送信する。ただし、これらのデータは、端末装置4の携帯電話回線により送信可能なサイズであれば(#4でNo)、一旦端末装置4に送信され(#5)、表示装置3に転送される(#6)。サイズが大きく端末装置4の携帯電話回線による送信が難しい場合は(#4でYes)、端末装置4を介さずに表示装置3に送信される(#7)。端末装置4を介して送信するか否かは、ユーザが指定する場合もある。アプリケーション配信サーバ23も、ユーザからの要求に従ってステップ#4〜#7と同様の処理を行う。
【0063】
各サーバ21〜23は、ステップ#4〜#7の処理と同時にまたは並行して、コンテンツの提供料金を課金する処理を行う(#8)。
表示装置3は、受信したファイル71などに基づいてWebページなどを表示する(#9)。また、ステップ#1〜#9の処理の間、表示装置3の使用状況を適宜記録する(#10)。表示装置3の利用が終了した場合は(#11でYes)、記憶された使用状況に基づいて使用料金が求められ、課金の処理が行われる(#12)。使用を継続する場合は(#11でNo)、ステップ#3からの処理を繰り返す。
【0064】
本実施形態によると、ユーザは、携帯型の端末装置4による作業を表示装置3の大きな画面を見ながら容易に行うことができる。また、表示装置3を使用している間もオンラインバンキングの口座番号の入力などの操作を端末装置4によって行うことができるので、通常のモバイル通信と同じレベルのセキュリティが確保される。
【0065】
コンテンツまたはサービスの提供業者は、従来のパソコンユーザに加え、モバイルユーザに対しても高画質のコンテンツを提供することができるので、従来よりも多くの売上を得ることができる。
【0066】
表示装置3にデータを送信する回線を端末装置4の回線から表示装置3の回線に切り替えることによって、データの送信の速度を高めかつ端末装置4の消費電力を低減させることができる。
【0067】
従来は、表示装置に資料を映しながらプレゼンテーションを行うユーザは、資料のデータをフロッピディスクなどの可搬媒体に記憶させて会議室に持参し、さらに会議室の表示装置にパソコンを接続する作業を行わなければならなかった。これに対して、本実施形態の大画面表示システム1によると、ユーザは、資料のデータをサーバに記憶させておけば、端末装置4を持参するだけで簡単にプレゼンテーションを行うことができる。
【0068】
管理サーバ21の運営者は、表示装置3を不特定多数の人が集まる場所に設置してもよい。例えば、大画面かつ高精細の表示装置3を駅の構内またはホテルのロビーなどに設置しておく。すると、端末装置4に表示される画面と同じ画面が表示装置3に表示され、不特定多数の人の目に触れる。これにより、この運営者が提供しているサービスを不特定多数の人に宣伝し、需要の開拓を促進することができる。
【0069】
その他、大画面表示システム1、情報配信システム2、管理サーバ21、コンテンツ配信サーバ22、アプリケーション配信サーバ23、表示装置3、端末装置4の全体または各部の構成、表示装置テーブルTB1、仕様テーブルTB2、登録ユーザテーブルTB3などのデータベースの構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0070】
【発明の効果】
本発明によると、携帯型端末装置による作業を大きな画面を見ながら行うことができる表示環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大画面表示システムの構成の例を示す図である。
【図2】端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。
【図3】表示装置のハードウェア構成の例を示す図である。
【図4】管理サーバなどのハードウェア構成の例を示す図である。
【図5】表示装置および端末装置の機能的構成の例を説明する図である。
【図6】管理サーバ、コンテンツ配信サーバ、およびアプリケーション配信サーバの機能的構成の例を説明する図である。
【図7】登録ユーザテーブルの構成の例を示す図である。
【図8】表示装置テーブルの構成の例を示す図である。
【図9】仕様テーブルの構成の例を示す図である。
【図10】表示装置などのタイプごとに用意されたファイルの組合せの例を示す図である。
【図11】大画面表示システムの処理の流れの例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 大画面表示システム(表示システム)
2 情報配信システム
3 表示装置
4 端末装置(携帯型端末装置)
5 通信回線(ネットワーク)
71 ファイル(画面データ)
73 ストリーミングデータ(画面データ)
81 プログラム(画面データ)
214 課金処理部(料金処理部)
221 コンテンツ送信部(送信手段)
222 コンテンツ記憶部(画面データ記憶手段)
223 送信要求受付部(受付手段)
231 プログラム送信部(送信手段)
232 プログラム記憶部(画面データ記憶手段)
233 送信要求受付部(受付手段)
301 ユーザ認証要求部(使用可否確認手段)
303 第一のコンテンツ受信部(受信手段、通信手段)
304 第二のコンテンツ受信部(第二の受信手段)
305 表示制御部(表示手段)
401 コンテンツ要求部(指定手段)
402 コンテンツ受信部(受信手段)
405 コンテンツ転送部(転送手段)

Claims (6)

  1. 情報を配信する情報配信システムと当該情報を表示する1台または複数台の表示装置とを有してなる表示システムにおける表示方法であって、
    前記情報配信システムに、
    前記表示装置ごとの仕様を記憶させておき、前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶させておき、
    前記情報配信システムに、
    ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信処理と、を実行させ、
    前記表示装置に、
    当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信処理、または、ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信処理、のいずれかを実行させ、
    前記受信処理または前記第二の受信処理によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示処理、を実行させ、
    送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、前記送信処理の代わりに、当該画面データを当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する第二の送信処理を前記情報配信システムに実行させる、
    ことを特徴とする表示方法。
  2. 情報を配信する情報配信システムと当該情報を表示する1台または複数台の表示装置とを有してなる表示システムにおける表示方法であって、
    前記情報配信システムに、
    前記表示装置の仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶させておき、
    前記情報配信システムに、
    ユーザが閲覧を希望する前記情報の指定および当該ユーザが使用する前記表示装置の仕様を示す仕様情報を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定とともに受け付けた前記仕様情報に示される仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信処理と、を実行させ、
    前記表示装置に、
    当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信処理、または、ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信手段、のいずれかを実行させ、
    前記受信処理または前記第二の受信処理によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示処理、を実行させ、
    送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、前記送信処理の代わりに、当該画面データを当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する第二の送信処理を前記情報配信システムに実行させる、
    ことを特徴とする表示方法。
  3. 情報を配信する情報配信システムと、当該情報を表示する1台または複数台の表示装置と、を有してなる表示システムであって、
    前記情報配信システムには、
    前記表示装置ごとの仕様を記憶する仕様記憶手段と、
    前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、
    ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、が設けられ、
    前記表示装置には、
    当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信手段と、
    ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信手段と、
    前記受信手段または前記第二の受信手段によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示手段と、が設けられ、
    前記送信手段は、送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する、
    ことを特徴とする表示システム。
  4. 情報を配信する情報配信システムと、当該情報を表示する1台または複数台の表示装置と、を有してなる表示システムであって、
    前記情報配信システムには、
    前記表示装置の仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、
    ユーザが閲覧を希望する前記情報の指定および当該ユーザが使用する前記表示装置の仕様を示す仕様情報を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定とともに受け付けた前記仕様情報に示される仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、が設けられ、
    前記表示装置には、
    当該表示装置が設置されている場所に訪れた前記ユーザの携帯型端末装置が前記情報配信システムから受信した前記画面データを、当該携帯型端末装置から受信する受信手段と、
    ネットワークを介して前記情報配信システムから前記画面データを受信する第二の受信手段と、
    前記受信手段または前記第二の受信手段によって受信された前記画面データに基づいて前記情報を表示する表示手段と、が設けられ、
    前記送信手段は、送信しようとする前記画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該ユーザが使用する前記表示装置に送信する、
    ことを特徴とする表示システム。
  5. 携帯型端末装置から画面データを受信する手段と画面データに基づいて情報を表示する手段とネットワークを介して画面データを受信する手段とを有する1台または複数台の表示装置が設けられた表示システムに用いられる情報配信システムであって、
    前記表示装置の仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、
    ユーザが使用する前記表示装置および閲覧を希望する前記情報の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、
    受け付けた前記指定に係る前記表示装置に応じた、当該指定に係る前記情報を表示するための画面データを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、前記指定に係る前記情報を表示するための画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該指定に係る前記表示装置に送信する、
    ことを特徴とする情報配信システム。
  6. 携帯型端末装置から画面データを受信する手段と画面データに基づいて情報を表示する手段とネットワークを介して画面データを受信する手段とを有する1台または複数台の表示装置が設けられた表示システムに用いられる情報配信システムであって、
    前記表示装置ごとの仕様を記憶する仕様記憶手段と、
    前記仕様ごとに応じた、前記情報を表示するための画面データを記憶する、画面データ記憶手段と、
    ユーザが閲覧を希望する前記情報および当該ユーザが使用する前記表示装置の指定を当該ユーザの携帯型端末装置から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指定に係る前記情報の前記画面データのうちの、当該指定に係る前記表示装置の仕様に応じたものを、前記ユーザの携帯型端末装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記指定に係る前記情報を表示するための画面データが所定のサイズよりも大きい場合は、当該画面データを、当該携帯型端末装置に送信する代わりに当該指定に係る前記表示装置に送信する、
    ことを特徴とする情報配信システム。
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