JP4164244B2 - 自動ドアの開閉制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射型光センサによる自動ドアの開閉制御方法に関し、さらに詳しく言えば、分割レンズ方式でありながら、補助センサによることなくドアウエイ上をも監視可能とした自動ドアの開閉制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多くの場合、自動ドア用光センサには、ドア付近の床面に向けて光(赤外線)を照射する発光部と、その反射光を受光する受光部とを有する反射型光センサが用いられており、床面から受光部に入射される反射レベル(受光量)の変化により人などの被検出物体が検出される。反射レベルは人や動物のみならず、移動するものであれば変化する。例えば、自動ドア自体の動きによっても反射レベルは変化する。
【0003】
通常の反射型光センサは、もっぱらコスト的な面から、分割レンズを用いてより少ない発光素子数でより多くのスポット光を得るようにしているため、監視床面からの全体的な反射レベルの変動は検出し得るものの、各スポット光単位でのレベル変化は検出できない。したがって、分割レンズ方式の光センサでは、ドアの移動方向は検出できず、ドアも他の物体と同じとして検出してしまう。
【0004】
そこで、従来においては図6に示すように、例えばドア1が引き戸式であるとして、その動きを拾わないようにするため、室内側と室外側とにそれぞれ光センサ2a,2bをドアウエイ上を避けて配置するとともに、それらの監視領域の間に安全光線としての光ビームを水平方向に照射する補助センサ3を例えば方立部分に所定数設けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の制御装置では、光センサ2a,2bのほかに補助センサ3を必要とするため、全体的にコスト高となり、低コスト化が望まれていた。また、補助センサ3にしても、物理的にドアウエイ上には設置できず、ドアウエイ上から外れた位置、すなわち方立の室内側(もしくは室外側)に設置されているため、ドアウエイ上は不感帯となり危険でもある。
【0006】
なお、ドアの移動方向を検出可能(ドアを認識可能)とするには、発光部および受光部ともに単眼レンズを使用し、発光部側ではその単眼レンズの周りに複数の発光素子を配置するとともに、受光部側では単眼レンズの周りに同数の受光素子を発光部側の発光素子と1対1の関係となるように配置すれば、各スポット光単位でのレベル変化を検出することが可能となるため、ドアの移動方向が分かることになるが、これには数多くの発光素子と受光素子を必要とし、コスト面での負担が大きくなる。
【0007】
また、従来のドア開閉制御において、室内側の光センサ2aと室外側の光センサ2bによるドアの開閉はそれぞれ独立しており、各センサ2a,2b間で特に信号の遣り取りはない。例えば、室内側の光センサ2aが人を検出してドア1を開いても、室外側の光センサ2bは依然としてドア閉信号のままである。これを防止するには、信号線で各センサ2a,2b間をつなげばよいのであるが、それには壁や無目などに孔を開けて信号線を通す配線作業が必要となり施工上好ましくない。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、分割レンズ方式でありながら、ドアの動きを他の物体の動きと識別でき、補助センサによることなくドアウエイ上をも監視可能とした自動ドアの開閉制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、発光部および受光部を有し、駆動手段により開閉される引き戸式ドアの上方に配置される反射型の光センサと、上記光センサから出力される物体検出信号に基づいて上記駆動手段を制御して上記ドアを開閉する制御手段とを含み、上記発光部には分割レンズが設けられ、発光素子の出射光が上記分割レンズを介して床面上に複数のスポット光として照射される自動ドアの開閉制御方法において、上記光センサは、1列当たり上記ドアの移動方向と平行に配列された所定数の上記スポット光を含む複数の監視列を有し、その内の一つがドアウエイ監視列として上記ドアのドアウエイ上に配置されるとともに、他の監視列が上記ドアから離れる方向に所定間隔で平行に配置され、上記制御手段は、上記ドアを強制的に開位置から閉位置に移動させて、そのとき上記ドアウエイ監視列から出力される反射レベル変動に含まれる最高値と最低値とに所定の補正値を加味したウィンドコンパレータ的な閉上限値と閉下限値とからなる閉イニシャルデータを取得し、以後、上記閉イニシャルデータを参照して、上記ドアウエイ監視列から出力される物体検出信号が上記ドアの動きによるものか、検出対象物によるものかを判断することを特徴としている。
【0010】
本発明において、上記閉イニシャルデータを、反射レベル変動の最高値と最低値に所定の補正値を加味してなるウインドコンパレータ的な閉上限値と閉下限値としているのは、誤検出防止および安全性を考慮してのことである。
【0011】
また、本発明において、上記制御手段は、上記ドアを強制的に開位置とし、そのときに上記ドアウエイ監視列から出力される反射レベルに基づいて開イニシャルデータをさらに取得し、以後、上記開イニシャルデータを参照して、上記ドアが開かれた状態で、検出対象物が存在するか否かを判断するようにしている。これによれば、他のセンサから情報をもらわなくてもドア開であることを認識でき、この点も本発明の特徴の一つである。
【0012】
開イニシャルデータも閉イニシャルデータと同様、反射レベルに所定の補正値を加味してなるウインドコンパレータ的な開上限値と開下限値とからなることが好ましい。
【0013】
閉イニシャルデータは、ドア開状態から閉移動に伴なう反射レベルの最高値と最低値とを基準とし、これに対して、開イニシャルデータはドア開時の床面反射レベルを基準とするため、開イニシャルデータの閾値幅は閉イニシャルデータの閾値幅よりも狭く設定される。すなわち、開イニシャルデータの方が閉イニシャルデータよりも検出感度を高くでき、ドア開時はドアウエイ上の検出感度を他の監視列と同等にすることができる。
【0014】
このことを踏まえて、上記制御手段は、上記ドアウエイ監視列の物体検出基準データとして、ドアが閉状態のときには閉イニシャルデータを採用し、ドアが開状態のときには開イニシャルデータを採用するようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の制御方法が適用された自動ドア装置の斜視図で、これには光センサによる監視列が模式的に示されている。
【0016】
この実施形態において、自動ドア装置は左右1対の引き戸式ドア1を有する両開き式であり、その無目2の中央部に反射型の光センサ10が取り付けられている。なお、図1が室内側であるとすると、図示されていないが室外側の無目2にも同じく光センサが設けられる。
【0017】
光センサ10は発光部11と受光部12とを備え、この実施形態では、ドア近傍の床面を4列の監視列LA1〜LA4によって監視するようにしている。各監視列LA1〜LA4は、ドア1の移動方向に対して平行で、ドア1から離れる方向に所定の間隔で配列されているが、この場合、第1監視列LA1はドアウエイ監視列としてドアウエイ上に設定されている。
【0018】
この実施形態において、各監視列LA1〜LA4には、楕円形で示す8つのスポット光SP1〜SP8がそれぞれ含まれている。図2に発光部11に設けられている1監視列あたりの構成を示す。
【0019】
この実施形態では、1監視列あたり2個の発光素子111,112が割り当てられ、この発光素子111,112からの光を4分割レンズ113を通すことにより、8つのスポット光SP1〜SP8を得ている。したがって、発光部11には、発光素子111,112と4分割レンズ113とが4列分設けられている。
【0020】
図示されていないが、受光部12側にも各監視列LA1〜LA4の各列ごとに集光レンズおよび所定数の受光素子が配置されており、受光部12から各列単位で検出信号が制御部としてのCPU20に与えられる。CPU20は、その検出信号に基づいて図示しないドア駆動手段に開閉信号を出力する。
【0021】
次に、図3のフローチャートおよび図4および図5のタイミングチャートを参照して、本発明の動作について説明する。なお、第2〜第4監視列LA2〜LA4については、従来と同じく所定幅の閾値が設定され、監視領域からの反射レベルが閾値内のときにはドア閉(リレーOFF)、閾値外のときにはドア開(リレーON)信号がCPU20から出力される。
【0022】
これに対して、ドアウエイ監視列(第1監視列)LA1には、人や犬猫などの物体の他にドア1をも認識可能とするため、自動ドアの電源投入時に、開イニシャルデータおよび閉イニシャルデータが設定される。この設定は、あらかじめ設定されたプログラムにしたがってCPU20が行う。
【0023】
まず、図4のタイミングチャートを参照して、開イニシャルデータの取得について説明する。電源投入時に、リレーON信号を出力してドア1を強制的に開とし(ステップST1)、すべての監視列LA1〜LA4の反射レベルが安定したならば(ステップST2)、その反射レベルを基準値Obsとして記憶するとともに、この基準値Obsに所定の補正値を加味してウインドコンパレータ的な開上限値Othと開下限値Otlを求めて、これを開イニシャルデータとして記憶する(ステップST3)。
【0024】
なお、この実施形態では、例えば反射レベルが継続して5秒間安定したときに基準値Obsを記憶するようにしている。また、この実施形態では、反射レベルをA/D変換器により取得しており、基準値に対する補正値を±Nビット相当値としている。
【0025】
次に、閉イニシャルデータを得る。これを図5のタイミングチャートを参照して説明する。開イニシャルデータを設定したならば、リレーOFF信号を出力してドア1を強制的に閉じる(ステップST4)。
【0026】
このとき、第2〜第4監視列LA2〜LA4で物体が検出されたかどうかを判断するが(ステップST5)、ドアウエイ監視列LA1については、その反射レベルがドア1の移動によって変動してリレーON状態となっても、ドア1のハンチングを防止するため、それを無視してドア1をそのまま閉じる。
【0027】
CPU20は、この強制的なドア1の移動中のレベル変動を含めてドアウエイ監視列LA1の反射レベルを記憶し、ドア1が閉じられてすべての監視列LA1〜LA4の反射レベルが例えば5秒間安定したならば(ステップST6)、それまでのドアウエイ監視列LA1の反射レベルの中から最高値Maxと最低値Minを検出する(ステップST7)。
【0028】
そして、最高値Maxには+Kビット相当値、最低値Minには−Lビット相当値を加算してウインドコンパレータ的な閉上限値Cthと閉下限値Ctlを求めて、これを閉イニシャルデータとして記憶する(ステップST8)。また、CPU20は、この閉イニシャルデータの取得時にも、反射レベルが継続して5秒間安定したときの値を基準値Cbsとして記憶する。
【0029】
この閉イニシャルデータの取得中に、ステップST5で他の監視列である第2〜第4監視列LA2〜LA4からリレーONとする反射レベルが出力された場合には、それを優先してドア1を開かせてステップST1に戻り、再び開イニシャルデータを求めてから、閉イニシャルデータの取得モードに入る。
【0030】
しかる後、物体検出モード(ステップST9)に入るが、ドアウエイ監視列LA1の閾値については、リレーOFFでドア1が閉じられるときは、閉イニシャルデータの閉上限値Cthと閉下限値Ctlとが採用され、リレーONでドア1が開かれるときは開イニシャルデータの開上限値Othと開下限値Otlとが採用される。
【0031】
なお、閉イニシャルデータは反射レベル変動の最高値Maxと最低値Minとを基準とし、これに対して、開イニシャルデータはドア開時の床面反射レベルを基準とするため、開イニシャルデータの閾値幅は閉イニシャルデータの閾値幅よりも狭く設定される。すなわち、開イニシャルデータの方が閉イニシャルデータよりも検出感度が高い。
【0032】
また、この物体検出モード時において、この実施形態では、閾値を床面状況に追随させるため、物体を検知していないことを条件として、所定時間間隔ごとに各監視列の閾値が更新(上書き)される(ステップST9a)。
【0033】
この場合、ドアウエイ監視列LA1においては、ドア1が閉じているときに所定時間間隔ごとに検出される基準値Cbsが変動した場合には、その変動量に応じて、その閉上限値Cthと閉下限値Ctlとを適宜補正する。また同様に、ドア1が開いているときに所定時間間隔ごとに検出される基準値Obsが変動した場合には、その変動量に応じて、その開上限値Othと開下限値Otlとを適宜補正する。
【0034】
ステップST9において、いずれかの監視列で物体が検出されると、リレーON(ドア開)信号が出されてドア1が開けられる(ステップST10)。そして、ステップST11で物体が検出されている間リレーON信号が保持され(ステップST11a)、その間、上記ステップST9aと同様に各監視列の閾値の更新が行われる(ステップST11b)。
【0035】
ステップST11で検出すべき物体が存在しないと判断されると、そのときのドア開状態における基準値Obsと開上限値Othおよび開下限値Otlとが開イニシャルデータとして上書きされた後(ステップST12)、リレーOFF(ドア閉)信号が出されてドア1が閉じられる(ステップST13)。
【0036】
ドア1の移動により、ドアウエイ監視列LA1の反射レベルは変動するが、このとき、ドアウエイ監視列LA1の閾値には閉イニシャルデータの閉上限値Cthと閉下限値Ctlとが採用されるため、ドアウエイ監視列LA1から得られる反射レベルが閉上限値Cthと閉下限値Ctlとの間に納まっていれば(ステップST14)、CPU20は、その反射レベル変動はドア1によるものと判断しドア1を閉める。
【0037】
このドア閉時においても、閉イニシャルデータの上書きが行われ(ステップST15)、しかる後、ステップST9に戻る。なお、ドア1を閉じていく際、ステップST14で、ドアウエイ監視列LA1から得られる反射レベルが、閉上限値Cthもしくは閉下限値Ctlの少なくとも一方を超えた場合、CPU20はドア以外の物体によるものと判断して、ステップST10に移行し、リレーON信号を出力してドア1を開かせる。
【0038】
上記の動作は、図1に示されている室内側の光センサ10にて物体を検出した場合であるが、図示されていない室外側の光センサで物体が検出されてもドア1が開く。これにより、ドアウエイ監視列LA1の反射レベルが、開イニシャルデータの開上限値Othと開下限値Otlの間に入るため、これをもってCPU20はドア1が開になったことを知り、ドアウエイ監視列LA1の閾値に開イニシャルデータを採用する。
【0039】
このようにして、本発明によれば、室外側センサと室外側センサとを信号線で結ばなくても、相手方センサのオンオフを認識することができる。また、ドア1が開いたときに、ドアウエイ監視列LA1には、開イニシャルデータが採用されるため、物体の検出感度が高感度となりドアウエイ上の安全性が高められる。
【0040】
また、電源投入後において取得した開イニシャルデータと閉イニシャルデータとが例えば同じ閾値を示す場合には、本来ドアウエイ上に設定されるべき第1監視列LA1がドアウエイから外れて設定されていると判断でき、早期に設置ミスなどにも気づくことができる。
【0041】
以上、本発明を上記実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、監視列は4列に限定されない。発光素子数、受光素子数および分割レンズによるスポット光数も限定されない。ドアウエイ監視列以外の監視列については、列単位監視でなくてもよい。
【0042】
また、センサ取り付け時の初電源投入時に、開イニシャルデータと閉イニシャルデータを例えば不揮発性メモリにセーブしておくことにより、毎回電源投入時のイニシャルデータ取得作業を省略することもできる。本発明は、建物の出入り口に設けられている自動ドアだけでなく、建物内の自動ドアにも当然に適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、分割レンズによる複数のスポット光を含む監視列をドアウエイ上に設定し、電源投入時に、ドアを強制的に開位置から閉位置に移動させて、そのときドアウエイ監視列から出力される反射レベル変動に基づいて閉イニシャルデータをあらかじめ取得し、以後、その閉イニシャルデータを参照して、ドアウエイ監視列から出力される物体検出信号がドアの動きによるものであるかどうかを判断するようにしたことにより、分割レンズ方式でありながら、ドアの動きを他の物体の動きと識別でき、補助センサによることなくドアウエイ上をも監視可能とした自動ドアの開閉制御方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動ドア装置の模式的斜視図。
【図2】本発明に用いられる光センサの発光部の構成を示す模式図。
【図3】本発明の動作フローチャート。
【図4】本発明における開イニシャルデータ取得時のタイミングチャート。
【図5】本発明における閉イニシャルデータ取得時のタイミングチャート。
【図6】従来例としての自動ドア装置を示した模式的側面図。
【符号の説明】
1 ドア
2 無目
10 反射型光センサ
11 発光部
111,112 発光素子
113 分割レンズ
12 受光部
20 制御部(CPU)
Claims (4)
- 発光部および受光部を有し、駆動手段により開閉される引き戸式ドアの上方に配置される反射型の光センサと、上記光センサから出力される物体検出信号に基づいて上記駆動手段を制御して上記ドアを開閉する制御手段とを含み、上記発光部には分割レンズが設けられ、発光素子の出射光が上記分割レンズを介して床面上に複数のスポット光として照射される自動ドアの開閉制御方法において、
上記光センサは、1列当たり上記ドアの移動方向と平行に配列された所定数の上記スポット光を含む複数の監視列を有し、その内の一つがドアウエイ監視列として上記ドアのドアウエイ上に配置されるとともに、他の監視列が上記ドアから離れる方向に所定間隔で平行に配置され、
上記制御手段は、上記ドアを強制的に開位置から閉位置に移動させて、そのとき上記ドアウエイ監視列から出力される反射レベル変動に含まれる最高値と最低値とに所定の補正値を加味したウィンドコンパレータ的な閉上限値と閉下限値とからなる閉イニシャルデータを取得し、以後、上記閉イニシャルデータを参照して、上記ドアウエイ監視列から出力される物体検出信号が上記ドアの動きによるものか、検出対象物によるものかを判断することを特徴とする自動ドアの開閉制御方法。 - 上記制御手段は、上記ドアを強制的に開位置とし、そのときに上記ドアウエイ監視列から出力される反射レベルに基づいて開イニシャルデータをさらに取得し、以後、上記開イニシャルデータを参照して、上記ドアが開かれた状態で、検出対象物が存在するか否かを判断する請求項1に記載の自動ドアの開閉制御方法。
- 上記開イニシャルデータが、上記反射レベルに所定の補正値を加味してなるウインドコンパレータ的な開上限値と開下限値とからなる請求項2に記載の自動ドアの開閉制御方法。
- 上記制御手段は、上記ドアウエイ監視列の物体検出基準データとして、上記ドアが閉状態のときには上記閉イニシャルデータを採用し、上記ドアが開状態のときには上記開イニシャルデータを採用する請求項2または3に記載の自動ドアの開閉制御方法。
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