JP4163768B2 - 圧搾ロール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、対抗面と相俟って形成されるプレスニップに沿って延びるプレスシューと、該プレスシューを介してガイドされるプレスジャケットと、定置の支持体に支持されてロール軸線の方向で互いに相前後して配置されていて夫々圧力流体によって作動されかつシリンダ−ピストンユニットによって構成された複数の動力エレメントとを有しており、前記動力エレメントの可動のピストンによって前記プレスシューが、プレスジャケットを対抗面に押圧するために負荷される形式の、前記プレスニップ内で材料ウェブを処理するための圧搾ロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記形式の圧搾ロールは例えば欧州特許第0345501号明細書に基づいて公知である。このような圧搾ロールの場合、製作費及び組立経費は、処理すべき材料ウェブ、特に紙匹又はカートンウェブの全幅にわたって横切るプレスニップに沿っての線荷重分布の所望の均一度に著しく関連している。プレスシューが、ロール軸線の方向で間隔tをおいて相前後して個別に配置された複数の動力エレメントによつて支持されている場合、動力エレメント間のプレスシューの最大撓みはf=c・PL・t4である。但し関係式中、cはプレスシューの弾性的な可撓性を考慮する定数、PLは線荷重、tは動力エレメント間のスパン幅である。
【0003】
最大撓みを規定する関係式に基づいて、均等な線荷重分布に関してはスパン幅が特にデリケートであることが判る。つまり線荷重は、プレスシューが撓む部位で小さくなる。撓みが大きくなり、かつプレスニップを通走する材料ウェブの圧縮性が小さくなる場合、線荷重は動力エレメント間の中点では零に低下することすらある。
【0004】
不都合に高い撓みに対抗するために、前掲の欧州特許第0345501号明細書に基づいて公知になっている圧搾ロールでは、動力エレメントは2列に配列されており、しかも2列の平行な動力エレメント列は夫々、材料ウェブに対して直角な横方向にロール軸線に沿って延びている。動力エレメントの単列形又は単行形配列に対比して、公知の2列形配列は、個々のピストンによって全体的に形成されるピストン面が等しい場合には動力エレメント間の支持間隔がロール軸線の方向で半分になるという利点をもたらすことになる。とは云え、各シリンダ−ピストンユニットによって構成される動力エレメントの数は4倍に増加する。しかも、より小形のシリンダと、より小さなピストン面とを有する、比較的小さく設計された4つの動力エレメントは、それ相応に大形のシリンダとそれに相応した大形のピストンとを有する、比較的大きく設計された1つの動力エレメントよりも著しくコスト高になる。より多数の動力エレメントの組立は必然的に時間がかかる。更に又、公知の圧搾ロールの場合にプレスシューを支持するために使用されるピストン棒は、比較的広い半径方向スペースを要求する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の圧搾ロールを改良して、構造をコンパクトにし、特に半径方向の所要スペースを最小限にし、かつ動力エレメント数を最小限に抑えると共に、特に動力エレメントピッチがロールに応じて異なる場合でも、材料ウェブに対して横方向での最適の線荷重分布をプレスニップ全体にわたって保証することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の構成手段は、ピストン及びプレスシュー又はその何れかが、ロール軸線Xの方向で相互間隔を有する不連続的な、しかも支持力を集中せしめる凸状の少なくとも2つの離隔した接触面を備えており、それによって少なくとも1つの動力エレメントのピストン及びプレスシューの対向領域又はその何れかが、前記のピストンとプレスシューとの間に発生する支持力を、ロール軸線に対して垂直なピストン中心平面の異なった側で互いに対向して位置するピストン周縁領域において少なくとも実質的に集中させるように、構成されている点にある。
【0007】
【作用】
従って本発明の思想は実質的に、各動力エレメントのピストンをプレスシューに対して中央で支持するのではなくて、ピストンとプレスシューとの間の支持力を、程度の差こそあれロール軸線の逆方向でピストン周縁の方向に集中させることである。この結果、動力エレメント間の有効スパン幅が縮小され、ひいては冒頭で述べた関係式に従って支持点間におけるプレスシューの最大撓みは冪数4だけ著しく減少することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
所望の支持力集中を得るための有利な実施形態では、ピストン及びプレスシュー又はその何れかが、ロール軸線の方向で相互間隔を有する不連続的な、しかも支持力を集中せしめる凸状の少なくとも2つの離隔した接触面を備えている。この場合少なくとも各接触面は、例えば接着された、或いは電鍍により薄膜成層された滑りライニングを有しているのが有利であり、該滑りライニングは、金属対抗面に対して特に低い摩擦係数を有する材料層、例えば滑剤で含浸された織布層から成り、前記滑剤はPTFE、モリブデン亜硫酸塩、ポリエチレン又は成層カーボンであってもよい。
【0009】
不連続的に離隔した両接触面の面重心間の、ロール軸線の方向で測定した間隔が、ロール軸線の方向で相前後して配置された複数の動力エレメントのピストンのピストンピッチの少なくとも1/2に等しいか又は前記ピストンピッチの1/2よりも大であり、互いに隣り合ったピストンの隣接した接触面の面重心間の軸方向間隔が、前記ピストンピッチの1/2よりも小さくなるように構成されている場合には、最適の成績が得られる。
【0010】
1つのピストンにおける不連続的に離隔した接触面間の比較的大きな間隔を補償するために、両接触面間で、殊にピストン中心領域に配置された少なくとも1つの静圧ポケットが設けられているので、如何なる場合にもピストン中心領域における有害な撓みは排除されている。
【0011】
別の実施形態では、ピストン周縁領域に支持力を集中させるために、ピストンとプレスシューとの間で殊にピストン内に1つの環状の静圧ポケットが配置されている。
【0012】
ピストン内に設けられた各静圧ポケットは絞りを介して、シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメントのシリンダ圧力室と連通されているか、或いは前記シリンダ圧力室とは無関係に圧力流体で負荷することもできる。
【0013】
ピストン周縁領域に支持力を集中させる1つの環状の静圧ポケットを使用する場合には、環状の静圧ポケットの内部領域で、ピストン内に形成された無圧ポケットが設けられており、該無圧ポケット内に、外部へ通じる放圧孔が開口している。
【0014】
殊にピストン棒を備えていない平形ピストンとして構成されたピストンは、該ピストンと定置の支持体もしくはシリンダ底との間でピストン軸線に対して偏心配置された少なくとも1つの弾性的な支材によって回動を防止されている。
【0015】
本発明の圧搾ロールの更に別の有利な実施形態は特許請求の範囲の請求項の記載から明らかである。
【0016】
【実施例】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0017】
図1及び図2には、対抗面と相俟って形成されるプレスニップ(図示せず)において特に紙匹又はカートンウェブのような材料ウェブを処理するために使用される圧搾ロール10の一部分が図示されている。
【0018】
このために圧搾ロール10は、プレスニップに沿って延びるプレスシュー12と、該プレスシュー12を介してガイドされるプレスジャケット(図示せず)と、ロール軸線Xの方向で互いに相前後して配置されていて夫々圧力流体によって作動されかつシリンダ−ピストンユニットによって構成された複数の動力エレメント14(図面に図示されているのは1つだけ)とを有しており、前記動力エレメント14の可動のピストン16によってプレスシュー12は、プレスジャケットを対抗面に押圧するために負荷される。該対抗面は対抗ロールによって構成することができる。前記動力エレメント14は、プレスシュー12から離反した方の側で定置の支持体18に固定されている。
【0019】
ピストン棒を備えていない平形ピストンとして構成された各ピストン16は、動力エレメント14のフラットな無底のシリンダ部分20内でガイドされている。このフラットな無底のシリンダ部分20は下側で(図1参照)定置の支持体18に支持され、かつ、ピストン16を負荷する圧力室を形成するために該支持体18によって密閉されている。このために無底のシリンダ部分20と定置の支持体18との間にはリングパッキン24が設けられている。
【0020】
シリンダ部分20は、プレスシュー12に対面した方の上端部に内向き鍔26を備え、該内向き鍔26は、内向きに開いた環状溝28を有し、該環状溝28内には、ピストン16の外周面に接するリングパッキン30が挿嵌されている。シリンダ部分20自体は、定置の支持体18内に対応成形された溝状受容部32内に挿嵌されており、該溝状受容部32はロール軸線Xの方向に延びている。
【0021】
ところで動力エレメント14のピストン16は、該ピストン16とプレスシュー12との間で発生する支持力を、ロール軸線Xに対して垂直なピストン中心平面34を挟んだ両側に互いに対向して位置するピストン周縁領域において少なくとも実質的に集中させるように、構成されている。
【0022】
このためにピストン16は、ロール軸線Xの方向で相互間隔を有する不連続的な、しかも支持力を集中せしめる凸状の2つの離隔した接触面を備え、この両接触面は本例では、交換可能な接触プレート36によって形成されている。図示の実施例ではピストン中心平面34の両側に夫々、前記のような接触プレート36が配置されている。更に有利には各接触プレート36は、例えば電鍍によって被着された滑りライニングを有している。しかも本例では図2から判るように接触プレート36は、大体において腎臓形の形状を有している。
【0023】
接触プレート36によって離隔形成された2つの不連続的な接触面の面重心S間の、ロール軸線Xの方向で測定した間隔2aは、ロール軸線Xの方向で相前後して配置された複数の動力エレメント14のピストン16のピストンピッチtの少なくとも1/2に等しい。この場合、両面重心S間の前記間隔2aを、ピストンピッチtの1/2よりも大きく構成して、互いに隣り合ったピストン16の隣接した接触面の面重心S間の軸方向間隔sが、ピストンピッチtの1/2よりも小さくなるようにするのが殊に有利である。図2に示した符号aは、各面重心Sとピストン中心平面34との間の間隔である。
【0024】
ロール軸線Xの方向で離隔配置された両接触プレート36の間でピストン16は、ピストン中心領域に配置された静圧ポケット38を有し、該静圧ポケット38はその外周を、ピストン16に紛失不能に設けられた、プレスシュー12に弾性的に圧着される滑り兼シールリング40によって包囲されている。該滑り兼シールリング40は保持リング42によって紛失不能にピストン16に確保される。
【0025】
ピストン16はロール軸線Xの方向では比較的高い曲げ剛さを有し、該曲げ剛さは、プレスシュー12の曲げ剛さに少なくとも等しいのが有利である。
【0026】
ピストン16内に設けられた静圧ポケット38は、殊に絞りとして有利に作用する孔44を介して、シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント14の圧力室22と連通されている。該圧力室22には、定置の支持体18内に設けられた通路46を介して圧力流体が供給され、前記通路46自体は、支持体18を貫通する圧力流体導管と接続することができる。
【0027】
従って圧力室22を介してピストン16にも静圧ポケット38にも圧力流体が供給される。しかし原理的には、圧力室22とは無関係に静圧ポケット38に給圧することも考えられる。
【0028】
ピストン16は、該ピストン16と定置の支持体18との間でピストン軸線に対して偏心配置された弾性的な支材によって相対回動を防止されており、該支材は本例ではハンマーヘッド50を備えた板ばね48によって構成されており、該板ばね48のハンマーヘッド寄り端部はピストン側の孔52内に挿嵌されており、また該板ばね48の他端部は締め代をもって、定置の支持体18内に穿設された孔54内にプレス嵌めされている。図1では板ばね48は45゜だけ転回して図示されている。
【0029】
本実施例では、前記のようなシリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント14の、シリンダつまりフラットなシリンダ部分20とピストン16とは夫々円筒形横断面を有している。
【0030】
図3及び図4に示した圧搾ロール10の第2実施例が、図1及び図2に示した第1実施例と相違している点は主として、2つの接触プレートの代わりに、ピストン16とプレスシュー12との間でピストン周縁領域に支持力を集中させる1つの静圧ポケット56がピストン16内に環状に配置されていることである。この環状の静圧ポケット56は、1つの保持リング58によって夫々紛失不能にピストン16に支承されて弾性的にプレスシュー12に圧着される内側シールリング60と外側シールリング62とによってシールされている。前記保持リング58は複数本のねじ64によってピストン16に緊定されている。シリンダ部分20は複数本のねじ66によって定置の支持体18に緊定されている。
【0031】
図3に基づいて判るように、環状の静圧ポケット56は、やはり絞りとして作用する孔68を介して圧力室22と連通している。
【0032】
環状の静圧ポケット56の内部には、ピストン16の中央領域に形成された無圧ポケット70が設けられており、該無圧ポケット70には、外部へ通じる放圧孔72が開口している。
【0033】
第2実施例は、その他の点では少なくとも実質的に、図1及び図2に示した第1実施例と同等の構成を有している。
【0034】
図5の部分縦断面図では、3つの隣り合った動力エレメント14を備えた定置の支持体18が示されており、該動力エレメント14は、定置の支持体18を中心として回転するプレスジャケット73にプレスシュー12を圧着する。前記プレスジャケット73の上には、搾水すべき紙匹が単独でか、或いは支持するフェルトベルトと共にサンドイッチ74として載っている。動力エレメント14のプレス力に対抗して対抗エレメント76の支持力が作用する。該対抗エレメント76は殊に、回転するロールとして構成されているか、或いはプレスジャケット73′を有するプレスシュー12′として構成されている。更にまた図5では、通路46とは独立して静圧ポケット38に通じる圧力流体供給導管75又は75′が設けられている。なお図5において符号Xはロール軸線、符号tは動力エレメント14の間隔つまりピストンピッチ、符号sは互いに隣り合ったピストンの隣接した支持面36の面重心間の軸方向間隔、符号aは各支持面36の面重心とピストン中心平面34との間の間隔である。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力エレメントの領域で示した本発明の第1実施例による圧搾ロールの部分的な概略断面図である。
【図2】プレスシューの図示を省いて図1に示した動力エレメントのピストンの平面図である。
【図3】動力エレメントの領域で示した本発明の第2実施例による圧搾ロールの部分的な概略断面図である。
【図4】プレスシューの図示を省いて図3に示した動力エレメントのピストンの平面図である。
【図5】隣接した3つのシリンダ−ピストンユニットを備えた圧搾ロールの縦断面図である。
【符号の説明】
10 圧搾ロール、 12,12′ プレスシュー、 14 動力エレメント、 16 ピストン、 18 定置の支持体、 20 無底のシリンダ部分、 22 圧力室、 24 リングパッキン、 26 内向き鍔、 28 環状溝、 30 リングパッキン、 32 溝状受容部、 34 ピストン中心平面、 36 接触プレート又は支持面、 38 静圧ポケット、 40 滑り兼シールリング、 42 保持リング、 44 孔、 46 通路、 48 板ばね、 50 ハンマーヘッド、 52,54 孔、 56 静圧ポケット、 58 保持リング、 60 内側シールリング、 62 外側シールリング、 64,66 ねじ、 68 孔、 70 無圧ポケット、 72 放圧孔、 73,73′ プレスジャケット、 74 サンドイッチ、 75,75′ 圧力流体供給導管、76 対抗エレメント、 a 各面重心とピストン中心平面との間の間隔、 2a 面重心間の間隔、 S 面重心、 X ロール軸線、 t ピストンピッチ、 s 互いに隣り合ったピストンの隣接した接触面の面重心間の軸方向間隔
Claims (20)
- 対抗面と相俟って形成されるプレスニップに沿って延びるプレスシュー(12)と、該プレスシュー(12)を介してガイドされるプレスジャケットと、定置の支持体(18)に支持されてロール軸線(X)の方向で互いに相前後して配置されていて夫々圧力流体によって作動されかつシリンダ−ピストンユニットによって構成された複数の動力エレメント(14)とを有しており、前記動力エレメントの可動のピストン(16)によって前記プレスシュー(12)が、プレスジャケットを対抗面に押圧するために負荷される形式の、前記プレスニップ内で材料ウェブを処理するための圧搾ロール(10)において、ピストン(16)及びプレスシュー(12)又はその何れかが、ロール軸線Xの方向で相互間隔を有する不連続的な、しかも支持力を集中せしめる凸状の少なくとも2つの離隔した接触面(36)を備えており、それによって少なくとも1つの動力エレメント(14)のピストン(16)及びプレスシュー(12)の対向領域又はその何れかが、前記のピストン(16)とプレスシュー(12)との間に発生する支持力を、ロール軸線(X)に対して垂直なピストン中心平面(34)の異なった側で互いに対向して位置するピストン周縁領域において少なくとも実質的に集中させるように、構成されていることを特徴とする、圧搾ロール。
- 接触面が、交換可能な接触プレート(36)によって形成されている、請求項1記載の圧搾ロール。
- 少なくとも接触面(36)が、金属に対比して低い摩擦係数を有する滑りライニングで夫々被覆されている、請求項1又は2記載の圧搾ロール。
- 不連続的に離隔した両接触面(36)の面重心(S)間の、ロール軸線(X)の方向で測定した間隔(2a)が、ロール軸線(X)の方向で相前後して配置された複数の動力エレメント(14)のピストン(16)のピストンピッチ(t)の少なくとも1/2に等しいか又は前記ピストンピッチ(t)の1/2よりも大であり、互いに隣り合ったピストン(16)の隣接した接触面(36)の面重心(S)間の軸方向間隔(s)が、前記ピストンピッチ(t)の1/2よりも小さくなるように構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)が、ロール軸線(X)の方向で相互間隔をおいて離隔配置された凸状の両接触面(36)間で、ピストン中心領域に配置された静圧ポケット(38)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)がロール軸線(X)の方向で、プレスシュー(12)の曲げ剛さに少なくとも等しい値の曲げ剛さを有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)とプレスシュー(12)との間でピストン周縁領域に支持力を集中させる1つの静圧ポケット(56)がピストン(16)内に環状に配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)内に設けられた少なくとも1つの静圧ポケット(38,56)が絞り(44,68)を介して、シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント(14)のシリンダ圧力室(22)と連通している、請求項1から7までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)内に設けられた少なくとも1つの静圧ポケットが、シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント(14)のシリンダ圧力室(22)には無関係に圧力流体によって負荷される、請求項1から8までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストンに配設された少なくとも1つの静圧ポケット(38,56)が、定置の支持体(18)を貫通する圧力流体導管を介して負荷可能に設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- 少なくとも1つの静圧ポケット(38,56)が、ピストン(16)とプレスシュー(12)との間に紛失不能に配置されて当該対抗面に弾性的に圧着される少なくとも1つの滑り兼シールリング(40;60,62)によって包囲されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン周縁領域に支持力を集中させる環状の静圧ポケット(56)が、夫々紛失不能にかつ弾性的に当該対抗面に圧着される内側シールリング(60)と外側シールリング(62)とによってシールされている、請求項1から11までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- 環状の静圧ポケット(56)の内部領域で、ピストン(16)内に形成された無圧ポケット(70)が設けられており、該無圧ポケット内に、外部へ通じる放圧孔(72)が開口している、請求項1から12までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)が、ピストン棒を備えていない平形ピストンとして構成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント(14)のシリンダが、定置の支持体(18)に支持されたフラットな無底のシリンダ部分(20)から成り、該シリンダ部分が、ピストン(16)を負荷する圧力室(22)を形成するために、前記定置の支持体(18)によって密閉されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)が、ピストン軸線を中心とする回動を防止されている、請求項1から15までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
- ピストン(16)が、該ピストンと定置の支持体(18)もしくはシリンダ底との間でピストン軸線に対して偏心配置された少なくとも1つの弾性的な支材(48)によって回動を防止されている、請求項16記載の圧搾ロール。
- 弾性的な支材が、ハンマーヘッド(50)を備えた板ばね(48)から成り、該板ばねのハンマーヘッド寄り端部がピストン側の孔(52)内に挿嵌されており、また該板ばねの他端部は、定置の支持体(18)又はシリンダ底に固定されている、請求項17記載の圧搾ロール。
- 弾性的な支材(48)が弾性バーから成り、該弾性バーの一端が、ピストン側の孔(52)内に、また他端が、定置の支持体(18)又はシリンダ底に穿設した孔(54)内に遊嵌されている、請求項17記載の圧搾ロール。
- シリンダ−ピストンユニットによって構成された動力エレメント(14)のシリンダ及びピストンが夫々、円筒形横断面を有している、請求項1から19までのいずれか1項記載の圧搾ロール。
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