JP4162770B2

JP4162770B2 - Insecticidal equipment

Info

Publication number: JP4162770B2
Application number: JP24418298A
Authority: JP
Inventors: 聡樹黒澤; 康浩富岡; 悟石坂; 林宮沢; 玉喜叶; 淳柴山; 茂吉垣
Original assignee: Ikari Shodoku Co Ltd
Current assignee: Ikari Shodoku Co Ltd
Priority date: 1998-08-28
Filing date: 1998-08-28
Publication date: 2008-10-08
Anticipated expiration: 2018-08-28
Also published as: JP2000069893A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハエ、甲虫、ガ、羽虫等の殺虫に用いられる殺虫装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の殺虫装置の方式としては、吸引式、粘着式または電撃式がある。ここで、上記吸引式の殺虫装置は、波長が約３７０ｎｍの紫外線を放射する誘虫灯と、該誘虫灯により誘虫された昆虫（ハエ、甲虫等）に対して低電圧を印加する低電圧印加部と、この低電圧により気絶した昆虫をエアー等により吸引する吸引部とから概略構成されている。
【０００３】
上記構成において、電源がオンにされると、誘虫灯からは、約３７０ｎｍの波長を有する紫外線が放射される。この紫外線は、昆虫を誘引する作用を有している。これにより、吸引式の殺虫装置の周囲に飛翔している昆虫は、上記紫外線により誘引され、低電圧印加部に接触することにより、気絶する。そして、気絶した昆虫は、吸引部により吸引された後、捕虫ボックスに集められて殺虫剤等により捕殺される。
【０００４】
また、粘着式の殺虫装置は、上述した誘虫灯と、該誘虫灯の近傍に配設され、シートに粘着材が塗布されてなる捕虫紙とから概略構成されている。
上記構成において、誘虫灯により誘虫された昆虫は、捕虫紙に粘着されることにより、所定時間経過後に捕殺される。
【０００５】
さらに、電撃式の殺虫装置は、上述した誘虫灯と、該誘虫灯により誘虫された昆虫に対して高電圧を印加する高電圧印加部とから概略構成されている。
上記構成において、誘虫灯により誘虫された昆虫が高電印加部に接触すると、該昆虫は、即死するとともに、ばらばらに分解される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の吸引式の殺虫装置においては、低電圧印加部に常時電圧を供給しなければならないため、消費電力が大きいという問題があった。
また、従来の粘着式の殺虫装置においては、捕虫率を一定に保持すべく、定期的に捕虫紙の交換をしなければならず、メンテナンスが面倒であるという問題があった。
さらに、電撃式の殺虫装置においては、高電圧を発生するための昇圧トランス等が必要となるため、コストが高いとともに、消費電力が大きいという問題があった。
また、電撃式の殺虫装置においては、捕虫時に昆虫の死骸の一部が周囲に飛び散ってしまうため、衛生的ではないという欠点があった。
さらに、電撃式の殺虫装置においては、高電圧印加部の下方に配設されている受け皿に溜まった昆虫の死骸から食虫性の害虫が二次的に発生する場合がある。
本発明はこのような背景の下になされたもので、消費電力およびコストを低減することができ、しかも衛生的に殺虫することができる殺虫装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の発明は、開口部を有する本体と、前記開口部を覆うように配設され、所定幅のスリットが形成され、かつ透明部材からなる透明カバーと、前記本体と前記透明カバーとの間に形成された内部空間に設けられ、殺虫すべき昆虫の誘虫に適した所定波長の光を放射する誘虫灯と、前記内部空間に配設され前記誘虫灯の熱により蒸散する殺虫薬剤と、を具備し、前記透明カバーの前面に前記スリットが水平方向に延在するように形成されていることを特徴とする殺虫装置を提供する。
また、請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の殺虫装置において、内部空間に設けられ、前記スリットから前記内部空間に侵入した前記昆虫を計数する計数器を具備することを特徴とする。
また、請求項３に記載の発明は、請求項１または２に記載の殺虫装置において、前記スリット幅は、１０ｍｍ以下であることを特徴とする。
また、請求項４に記載の発明は、請求項１〜３のいずれかに記載の殺虫装置において、前記本体は、底部と、該底部の両端部より上方に延びる右側部および左側部と、前記底部の一端縁より上方へ延びる奥側部と、該奥側部の一端縁より直角方向に延びる天井部とが一体に形成されてなることを特徴とする。
また、請求項５に記載の発明は、請求項４記載の殺虫装置において、前記誘虫灯は、その長手方向が前記スリットに対して平行をなすように取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項６に記載の発明は、請求項１〜３のいずれかに記載の殺虫装置において、前記本体は、長方形状の本体基板と、該本体基板の上縁に直角方向に取り付けられた一部切欠円板形状の天井板と、前記本体基板の下縁に直角方向であって、かつ前記天井板と対をなすように取り付けられた底板とから構成され、前記透明カバーは、前記天井板の周縁および前記底板の周縁に沿うように設けられており、前記スリットは前記透明カバーの長手方向と直角方向に形成されていることを特徴とする。
また、請求項７に記載の発明は、請求項６記載の殺虫装置において、前記誘虫灯は、その長手方向が前記スリットと直角をなすように設けられていることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】
＜第１実施形態＞
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図１は本発明の第１実施形態による殺虫装置１０の構成を示す斜視図である。図２は図１に示すＸ−Ｘ線視断面図である。
図１に示す殺虫装置１において、２は、本体であり、底部２ａと、該底部２ａの両端部より上方に延びる右側部２ｂおよび左側部２ｃと、図２に示す底部２ａの一端縁より上方へ延びる奥側部２ｄと、奥側部２ｄの一端縁より直角方向に延びる天井部２ｅとが一体に形成されてなる。上記右側部２ｂおよび左側部２ｃには、電気回路等が内蔵されている。
【０００９】
３は、底部２ａに同図に示す矢印Ａ方向に移動可能に配設されたトレーであり、捕殺された昆虫の受け皿としての役目をしている。４は、トレー３（または、本体２内部）に載置された殺虫薬剤であり、昆虫に対する神経興奮成分、殺虫成分からなる。上記神経興奮成分および殺虫成分は、熱により蒸散する。
【００１０】
５は、左側部２ｃの全面パネルに取り付けられたスイッチであり、電源のオフ／オンに用いられる。６および７は、右側部２ｂと左側部２ｃとの間に長手方向であって、かつ平行をなすように各々取り付けられた誘虫灯であり、誘虫性が非常に高い約３７０ｎｍの波長の紫外線Ｐ（図２参照）を放射する。
【００１１】
８は、図２に示す本体２の開口部２ｆを覆うように配設された透明カバー８であり、プラスチック等の透明部材からなる。この透明カバー８の前面には、誘虫灯６および誘虫灯７に対して平行をなすように、一定間隔をおいて都合３つのスリット８ａ、８ａ、・・・が形成されている。ここで、スリット８ａのスリット幅ｄ1は、３ｍｍとされており、発明者の実験に基づき、ハエ類等の昆虫を最も効果的に捕殺できる値である。
また、本体２内部は、透明カバー８より気密性が高い内部空間９とされている。
【００１２】
上記構成において、図１に示すスイッチ５がオンにされると、誘虫灯６および７が点灯される。これにより、誘虫灯６および誘虫灯７からは、図２に示す紫外線Ｐが放射され、この紫外線Ｐは、透明カバー８を透過して外部空間に放射される。ここで、殺虫装置１の外部から見れば、スリット８ａ、８ａ、・・・部分が他の部分に比較して、紫外線Ｐが強い。
【００１３】
また、誘虫灯６および７の熱により、内部空間９の温度が上昇する。これにより、殺虫薬剤４からは、神経興奮成分および殺虫成分が蒸散され、内部空間９に充満するとともに、神経興奮成分および殺虫成分の一部は、スリット８ａ、８ａ、・・・から外部へ漏れる。
すなわち、この状況においては、神経興奮成分により、スリット８ａ付近の昆虫が、紫外線Ｐに敏感に反応することで、走行性が高まりスリット８ａから内部空間９へ侵入しやすい。
なお、スリット８ａ、８ａ、・・・のスリット幅ｄ1が最適値とされているので、該スリット８ａから漏れ出す神経興奮成分および殺虫成分の量は、内部空間９における神経興奮成分および殺虫成分の充満に影響を与えない程度の量である。
【００１４】
そして、殺虫装置１の周囲に飛翔している昆虫Ｉ（図２参照）は、上記紫外線Ｐにより誘虫され、透明カバー８の外側表面に張り付いた状態で歩行する。このとき、スリット８ａ、８ａ、・・・から漏れだしている神経興奮成分により、昆虫Ｉの走行性が増し、活発に活動する。そして、昆虫Ｉは、最も紫外線Ｐが強いスリット８ａ、８ａ、・・・から、矢印Ｂの経路を通って殺虫成分が充満している内部空間９へ侵入する。
そして、内部空間９に侵入した昆虫Ｉには、徐々に殺虫成分が作用し、所定時間経過すると、昆虫Ｉは、トレー３上に死骸として落下する。
【００１５】
ここで、上述した殺虫装置１の捕殺効果を試すために行った、試験結果を以下に示す。

【００１６】
以上説明したように、上述した第１実施形態による殺虫装置１によれば、従来の吸引式および電撃式の殺虫装置のように、低電圧印加部および高電圧印加部を必要としないので、消費電力を低減することができる。
また、上述した第１実施形態による殺虫装置１によれば、従来の粘着式の殺虫装置のように、捕虫紙を必要としないため、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、上述した第１実施形態による殺虫装置１によれば、従来の電撃式の殺虫装置のように捕虫時に昆虫の死骸が周囲に飛び散らないため、衛生的に捕殺することができる。
加えて、上述した第１実施形態による殺虫装置１によれば、殺虫成分が内部空間９に充満しているため、トレー３に溜まった昆虫の死骸から食虫性の害虫が二次的に発生することがない。
【００１７】
また、上述した第１実施形態による殺虫装置１によれば、上述した効果に加えて、図３に示すように従来の殺虫装置に比較して、捕殺数を向上させることができる。図３に示すように、第１日目〜第３日目のいずれも、殺虫装置１の捕殺数は、従来の殺虫装置の捕殺数に比して多いことがわかる。
【００１８】
さらに、図１に示すスリット８ａのスリット幅ｄ1を３ｍｍにした場合と、６ｍｍにした場合の捕殺数の相違を以下に示す。
＜スリット幅ｄ1＞＜第１回目捕殺数＞＜第２回目捕殺数＞＜合計＞
６ｍｍ２０５１８４３８９
３ｍｍ３１２１２４４３６
このように、スリット幅ｄ1が３ｍｍの場合は、６ｍｍの場合に比較して捕殺数が多いことがわかる。これは、スリット幅ｄ1を３ｍｍとした場合には、内部空間９における殺虫成分の充満率を６ｍｍの場合に比して高くすることができるとともに、内部空間９に侵入した昆虫がスリット８ａから外部へ出にくくなるからである。
【００１９】
＜第２実施形態＞
図４は、本発明の第２実施形態による殺虫装置２０の構成を示す斜視図である。この図に示す殺虫装置２０において、２１は、長方形状の本体基板である。２２1は、本体基板２１の上縁に直角方向に取り付けられた一部切欠円板形状の天井板である。２２2は、本体基板２１の下縁に直角方向であって、かつ天井板２２1と対をなすように取り付けられた底板である。この底板２２2は、天井板２２1と同形状とされている。
【００２０】
２３は、本体基板２１、天井板２２1および底板２２2から構成される本体の開口部を覆うように設けられた透明カバーである。すなわち、透明カバー２３は、天井板２２1の周縁２２1aおよび底板２２2の周縁２２2aに沿うように設けられている。また、透明カバー２３には、長手方向と直角方向にスリット幅ｄ2が３ｍｍのスリット２３ａが形成されている。
【００２１】
２４は、本体基板２１の一面２１ａに長手方向であって、かつスリット２３ａと直角をなすように取り付けられた誘虫灯であり、３７０ｎｍの波長の紫外線Ｐを放射する。２５は、誘虫灯２４の下方に配設されたテーパ状の漏斗であり、捕虫された昆虫を集めて、落とし口２５ａから下方へ落とす役目をしている。２６は、落とし口２５ａから落下した昆虫を計数する計数器である。２７は、底板２２2に載置された殺虫薬剤であり、殺虫成分および神経興奮成分からなる。
【００２２】
上記構成において、図示しないスイッチがオンにされると、図４に示す誘虫灯２４が点灯される。これにより、誘虫灯２４からは、紫外線Ｐが放射され、この紫外線Ｐは、透明カバー２３を透過して外部空間に放射される。ここで、殺虫装置２０の外部から見れば、スリット２３ａ部分が他の部分に比較して、紫外線Ｐが強い。
【００２３】
また、誘虫灯２４の熱により、内部空間の温度が上昇する。これにより、殺虫薬剤２７からは、神経興奮成分および殺虫成分が蒸散され、内部空間に充満するとともに、神経興奮成分および殺虫成分の一部は、スリット２３ａから外部へ漏れる。そして、殺虫装置２０の周囲に飛翔している昆虫は、上記紫外線Ｐにより誘虫され、透明カバー２３の外側表面に張り付いた状態で歩行する。このとき、スリット２３ａ・・・から漏れだしている神経興奮成分により、昆虫の走行性が増し、活発に活動する。そして、昆虫は、最も紫外線Ｐが強いスリット２３ａから、殺虫成分が充満している内部空間へ侵入する。
【００２４】
そして、内部空間に侵入した昆虫には、徐々に殺虫成分が作用し、所定時間経過すると、昆虫は、漏斗２５を介して落とし口２５ａから落下する。このとき、計数器２６により上記昆虫がカウントされる。
【００２５】
以上説明したように、上述した第２実施形態による殺虫装置２０によれば、第１実施形態による殺虫装置１と同様の効果が得られるとともに、計数器２６により簡単に捕虫（捕殺）された昆虫の数をカウントすることができる。
【００２６】
以上本発明の実施形態による殺虫装置について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【００２７】
また、上述した実施形態による殺虫装置においては、小バエ類を捕虫対象とする場合に、スリット８ａおよび２３ａのスリット幅ｄ1およびｄ2の最適値を３ｍｍとした例について説明したが、この値に限定されることなく、捕虫対象の種類により適宜可変される。例えば、このスリット幅ｄ1およびｄ2としては、１０ｍｍ以下の数値が挙げられる。
【００２８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来の吸引式および電撃式の殺虫装置のように、低電圧印加部および高電圧印加部を必要としないので、消費電力を低減することができるという効果が得られる。
また、本発明によれば、従来の粘着式の殺虫装置のように、捕虫紙を必要としないため、メンテナンス性を向上させることができるという効果が得られる。
さらに、本発明によれば、従来の電撃式の殺虫装置のように捕虫時に昆虫の死骸が周囲に飛び散らないため、衛生的に捕殺することができるという効果が得られる。
加えて、本発明によれば、殺虫薬剤の殺虫成分が本体の内部空間に充満しているため、捕殺された昆虫の死骸から食虫性の害虫が二次的に発生することがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態による殺虫装置１の構成を示す斜視図である。
【図２】図１に示すＸ−Ｘ線視断面図である。
【図３】本発明の第１実施形態による殺虫装置１および従来の殺虫装置の捕殺数を示すグラフである。
【図４】同第２実施形態による殺虫装置２０の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
１殺虫装置
２本体
２ｆ開口部
３トレー
４殺虫薬剤
６、７誘虫灯
８透明カバー
８ａスリット
２０殺虫装置
２１本体基板
２２1 天井板
２２2 底板
２２2a 周縁
２３透明カバー
２３ａスリット
２４誘虫灯
２５漏斗
２６計数器
２７殺虫薬剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insecticidal apparatus used for insecticides such as flies, beetles, moths, and wingworms.
[0002]
[Prior art]
As a method of a conventional insecticidal apparatus, there are a suction type, an adhesive type, and an electric shock type. Here, the suction type insecticidal apparatus includes an insect lamp that emits ultraviolet light having a wavelength of about 370 nm, and a low voltage application unit that applies a low voltage to insects (fly, beetle, etc.) attracted by the insect lamp. And a suction section for sucking insects stunned by this low voltage with air or the like.
[0003]
In the above configuration, when the power is turned on, ultraviolet light having a wavelength of about 370 nm is emitted from the insect light. This ultraviolet ray has an action of attracting insects. As a result, insects flying around the suction-type insecticidal device are attracted by the ultraviolet rays and faint when they come into contact with the low voltage application unit. The stunned insects are sucked by the suction part, collected in an insect trap box, and killed by an insecticide or the like.
[0004]
The adhesive insecticidal apparatus is roughly composed of the above-mentioned insect lamp and insect trapping paper that is disposed in the vicinity of the insect lamp and is coated with an adhesive material on a sheet.
In the above configuration, the insect attracted by the attracting light is killed after a predetermined time by sticking to the insect trapping paper.
[0005]
Furthermore, the electric shock type insecticidal apparatus is generally configured by the above-described insect lamp and a high voltage application unit that applies a high voltage to the insect attracted by the insect lamp.
In the above configuration, when an insect attracted by the insect light comes into contact with the high power application unit, the insect is instantly killed and broken apart.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional suction-type insecticidal apparatus has a problem that power consumption is large because a voltage must be constantly supplied to the low voltage application unit.
Further, in the conventional adhesive insecticidal apparatus, there has been a problem that maintenance of the insect catching paper is troublesome because the insect catching paper must be periodically replaced in order to keep the catching rate constant.
Furthermore, since the electric shock type insecticidal device requires a step-up transformer or the like for generating a high voltage, there are problems that the cost is high and the power consumption is large.
In addition, the electric shock type insecticidal device has a drawback that it is not hygienic because a part of the insect dead body scatters around when catching insects.
Furthermore, in the electric shock type insecticidal apparatus, there are cases where insectivorous pests are secondarily generated from dead bodies of insects accumulated in a receiving tray disposed below the high voltage application unit.
The present invention has been made under such a background, and an object of the present invention is to provide an insecticidal device that can reduce power consumption and cost and can be hygienically killed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a main body having an opening, a transparent cover that is disposed so as to cover the opening, is formed with a slit having a predetermined width, and is made of a transparent member, and the main body and the transparent cover An insect lamp that emits light of a predetermined wavelength suitable for the insect attractant to be killed, and an insecticide that is disposed in the interior space and is evaporated by the heat of the insect lamp. And an insecticidal device characterized in that the slit is formed on the front surface of the transparent cover so as to extend in the horizontal direction .
The invention described in claim 2 is the insecticidal apparatus according to claim 1, further comprising a counter provided in the internal space and counting the insects that have entered the internal space from the slit. To do.
The invention described in claim 3 is the insecticidal apparatus according to claim 1 or 2, wherein the slit width is 10 mm or less.
The invention according to claim 4 is the insecticidal device according to any one of claims 1 to 3, wherein the main body includes a bottom portion, a right side portion and a left side portion extending above both end portions of the bottom portion, A back side portion extending upward from one end edge of the bottom portion and a ceiling portion extending in a direction perpendicular to the one end edge of the back side portion are integrally formed.
The invention described in claim 5 is characterized in that, in the insecticidal device described in claim 4, the insect lamp is attached so that its longitudinal direction is parallel to the slit.
The invention according to claim 6 is the insecticidal device according to any one of claims 1 to 3, wherein the main body is attached to a rectangular main body substrate and an upper edge of the main body substrate in a perpendicular direction. A ceiling plate having a partially cut disc shape, and a bottom plate that is perpendicular to the lower edge of the main body substrate and that is paired with the ceiling plate. It is provided along the periphery of the plate and the periphery of the bottom plate, and the slit is formed in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the transparent cover.
The invention described in claim 7 is characterized in that in the insecticidal device described in claim 6, the insect lamp is provided such that its longitudinal direction is perpendicular to the slit.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<First Embodiment>
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an insecticidal apparatus 10 according to a first embodiment of the present invention. 2 is a cross-sectional view taken along line XX shown in FIG.
In the insecticidal apparatus 1 shown in FIG. 1, reference numeral 2 denotes a main body, which is a bottom 2a, a right side 2b and a left side 2c extending upward from both ends of the bottom 2a, and an upper end of one end edge of the bottom 2a shown in FIG. The rear side portion 2d that extends inward and the ceiling portion 2e that extends in the direction perpendicular to the one end edge of the rear side portion 2d are integrally formed. The right side 2b and the left side 2c contain an electric circuit or the like.
[0009]
Reference numeral 3 denotes a tray disposed on the bottom 2a so as to be movable in the direction of arrow A shown in the figure, and serves as a saucer for killed insects. Reference numeral 4 denotes an insecticide placed on the tray 3 (or inside the main body 2), and is composed of a nerve excitable component and an insecticidal component for insects. The nerve excitable component and the insecticidal component are evaporated by heat.
[0010]
Reference numeral 5 denotes a switch attached to the entire panel of the left side 2c, and is used to turn off / on the power. Reference numerals 6 and 7 denote insect lamps that are longitudinally arranged between the right side portion 2b and the left side portion 2c, and are each attached so as to be parallel to each other. (See FIG. 2).
[0011]
Reference numeral 8 denotes a transparent cover 8 disposed so as to cover the opening 2f of the main body 2 shown in FIG. 2, and is made of a transparent member such as plastic. Three slits 8 a, 8 a,... Are formed on the front surface of the transparent cover 8 at regular intervals so as to be parallel to the insect lamp 6 and the insect lamp 7. Here, the slit width d1 of the slit 8a is 3 mm, which is a value that can most effectively kill insects such as flies based on the experiments of the inventors.
The inside of the main body 2 is an internal space 9 that is more airtight than the transparent cover 8.
[0012]
In the above configuration, when the switch 5 shown in FIG. 1 is turned on, the insect lamps 6 and 7 are turned on. As a result, the ultraviolet light P shown in FIG. 2 is emitted from the insect light 6 and the insect light 7, and the ultraviolet light P is transmitted through the transparent cover 8 and emitted to the external space. Here, when viewed from the outside of the insecticidal apparatus 1, the slits 8a, 8a,...
[0013]
Further, the temperature of the internal space 9 rises due to the heat of the insect lamps 6 and 7. Thereby, from the insecticide 4, the nerve excitable component and the insecticidal component are transpired to fill the internal space 9, and part of the nerve excitable component and the insecticidal component leaks to the outside from the slits 8a, 8a,. .
That is, in this situation, insects in the vicinity of the slit 8a react sensitively to the ultraviolet rays P due to the nerve excitation component, so that traveling performance is improved and the slit 8a easily enters the internal space 9.
Since the slit width d1 of the slits 8a, 8a,... Is the optimum value, the amount of the neural excitatory component and the insecticidal component leaking from the slit 8a is the amount of the neural excitable component and the insecticidal component in the internal space 9. The amount does not affect the charge.
[0014]
The insect I (see FIG. 2) flying around the insecticidal apparatus 1 is attracted by the ultraviolet light P and walks in a state of sticking to the outer surface of the transparent cover 8. At this time, the nerve excitable component leaking from the slits 8a, 8a,. Then, the insect I enters the internal space 9 filled with the insecticidal component from the slits 8a, 8a,.
The insecticidal components gradually act on the insect I that has entered the internal space 9, and when a predetermined time has passed, the insect I falls as a dead body on the tray 3.
[0015]
Here, the test results performed to test the killing effect of the insecticidal apparatus 1 described above are shown below.

[0016]
As described above, according to the insecticidal apparatus 1 according to the first embodiment described above, the low voltage applying unit and the high voltage applying unit are not required unlike the conventional suction type and electric shock type insecticidal apparatuses. Electric power can be reduced.
Moreover, according to the insecticidal apparatus 1 by 1st Embodiment mentioned above, since the insect trap paper is not required like the conventional adhesive type insecticidal apparatus, maintainability can be improved.
Furthermore, according to the insecticidal apparatus 1 according to the first embodiment described above, since dead bodies of insects are not scattered around at the time of catching as in the conventional electric shock type insecticidal apparatus, sanitary killing can be performed.
In addition, according to the insecticidal apparatus 1 according to the first embodiment described above, since the insecticidal components are filled in the internal space 9, carnivorous pests are secondarily generated from the dead bodies of the insects accumulated in the tray 3. There is nothing to do.
[0017]
Moreover, according to the insecticidal apparatus 1 by 1st Embodiment mentioned above, in addition to the effect mentioned above, as shown in FIG. 3, compared with the conventional insecticidal apparatus, the number of killing can be improved. As shown in FIG. 3, it is understood that the number of kills of the insecticidal apparatus 1 is larger than the number of kills of the conventional insecticidal apparatus on the first day to the third day.
[0018]
Furthermore, the difference in the number of kills when the slit width d1 of the slit 8a shown in FIG. 1 is 3 mm and when it is 6 mm is shown below.
<Slit width d1><Number of first killing><Number of second killing><Total>
6mm 205 184 389
3mm 312 124 436
Thus, it can be seen that when the slit width d1 is 3 mm, the number of kills is larger than when the slit width d1 is 6 mm. This is because when the slit width d1 is 3 mm, the filling rate of the insecticidal component in the internal space 9 can be made higher than in the case of 6 mm, and insects that have entered the internal space 9 are externally connected from the slit 8a. Because it becomes difficult to go out.
[0019]
Second Embodiment
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of an insecticidal apparatus 20 according to the second embodiment of the present invention. In the insecticidal apparatus 20 shown in this figure, 21 is a rectangular main body substrate. Reference numeral 221 denotes a partially-notched disk-shaped ceiling plate attached to the upper edge of the main body substrate 21 in a perpendicular direction. Reference numeral 22 2 denotes a bottom plate that is attached to the lower edge of the main board 21 in a direction perpendicular to the ceiling board 22 1. The bottom plate 22 2 has the same shape as the ceiling plate 22 1.
[0020]
Reference numeral 23 denotes a transparent cover provided so as to cover the opening of the main body composed of the main body substrate 21, the ceiling plate 221, and the bottom plate 222. That is, the transparent cover 23 is provided along the peripheral edge 22 1a of the ceiling plate 22 1 and the peripheral edge 22 2a of the bottom plate 22 2. The transparent cover 23 is formed with a slit 23a having a slit width d2 of 3 mm in a direction perpendicular to the longitudinal direction.
[0021]
Reference numeral 24 denotes an insect lamp which is attached to the one surface 21a of the main body substrate 21 in the longitudinal direction and perpendicular to the slit 23a, and emits ultraviolet light P having a wavelength of 370 nm. 25 is a taper-shaped funnel arranged below the insect light 24, and serves to collect the insects caught and drop them downward from the drop opening 25a. 26 is a counter which counts the insect which fell from the drop mouth 25a. Reference numeral 27 denotes an insecticide placed on the bottom plate 22 2, which is composed of an insecticidal component and a nerve excitable component.
[0022]
In the above configuration, when a switch (not shown) is turned on, the insect light 24 shown in FIG. 4 is turned on. Thereby, the ultraviolet light P is radiated from the insect light 24, and the ultraviolet light P is radiated to the external space through the transparent cover 23. Here, when viewed from the outside of the insecticidal device 20, the ultraviolet ray P is stronger in the slit 23a portion than in other portions.
[0023]
Further, the temperature of the internal space rises due to the heat of the insect light 24. Thereby, from the insecticidal agent 27, the nerve excitable component and the insecticidal component are transpired to fill the internal space, and part of the nerve excitable component and the insecticidal component leaks to the outside from the slit 23a. Insects flying around the insecticidal device 20 are attracted by the ultraviolet rays P and walk while sticking to the outer surface of the transparent cover 23. At this time, the nerve excitability component leaking from the slits 23a. Insects enter the internal space filled with the insecticidal component from the slit 23a having the strongest ultraviolet light P.
[0024]
The insecticidal component gradually acts on the insect that has entered the internal space, and when a predetermined time has elapsed, the insect falls through the funnel 25 from the drop opening 25a. At this time, the insects are counted by the counter 26.
[0025]
As described above, according to the insecticidal apparatus 20 according to the second embodiment described above, the same effects as those of the insecticidal apparatus 1 according to the first embodiment can be obtained, and insects that are easily captured (caught) by the counter 26. Can be counted.
[0026]
As mentioned above, the insecticidal apparatus according to the embodiment of the present invention has been described in detail. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention, Included .
[0027]
Further, in the insecticidal apparatus according to the above-described embodiment, the example in which the optimum values of the slit widths d1 and d2 of the slits 8a and 23a are set to 3 mm when small flies are to be captured is limited to this value. Without being changed, it is appropriately changed depending on the type of insect trapping target. For example, the slit widths d1 and d2 include numerical values of 10 mm or less.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, unlike the conventional suction type and electric shock type insecticidal devices, a low voltage application unit and a high voltage application unit are not required, so that power consumption can be reduced. An effect is obtained.
In addition, according to the present invention, unlike the conventional adhesive insecticidal device, there is no need for insect trapping paper, so that it is possible to improve the maintainability.
Furthermore, according to the present invention, since dead bodies of insects do not scatter around when catching insects as in the conventional electric shock type insecticidal device, an effect of sanitary killing can be obtained.
In addition, according to the present invention, since the insecticidal component of the insecticide is filled in the internal space of the main body, the effect that the insectivorous pests do not occur secondarily from the dead bodies of the killed insects. Is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an insecticidal apparatus 1 according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line XX shown in FIG.
FIG. 3 is a graph showing the number of kills of the insecticidal apparatus 1 according to the first embodiment of the present invention and the conventional insecticidal apparatus.
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of an insecticidal device 20 according to the second embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Insecticide apparatus 2 Main body 2f Opening part 3 Tray 4 Insecticide 6 and 7 Insect lamp 8 Transparent cover 8a Slit 20 Insecticide apparatus 21 Main board 221 Ceiling board 222 Bottom plate 22a Perimeter 23 Transparent cover 23a Slit 24 Insect lamp 25 Funnel 26 Counter 27 Insecticide

Claims

A main body having an opening, a transparent cover that is disposed so as to cover the opening, is formed with a slit having a predetermined width, and is formed of a transparent member, and an internal space formed between the main body and the transparent cover An insect lamp that emits light of a predetermined wavelength suitable for attracting insects to be killed, and an insecticide disposed in the internal space and transpired by the heat of the insect lamp ,
An insecticidal device , wherein the slit is formed in a front surface of the transparent cover so as to extend in a horizontal direction .

The insecticidal apparatus according to claim 1, further comprising a counter that is provided in the internal space and counts the insects that have entered the internal space from the slit.

The insecticidal apparatus according to claim 1 or 2, wherein the slit width is 10 mm or less.

The main body (2) extends above the bottom (2a), the right side (2b) and the left side (2c) extending upward from both ends of the bottom (2a), and one end edge of the bottom (2a). The back side part (2d) and the ceiling part (2e) extending in a direction perpendicular to one end edge of the back side part (2d) are integrally formed. The described insecticidal device.

The insecticidal apparatus according to claim 4, wherein the insect-lighting lamp (6, 7) is attached such that its longitudinal direction is parallel to the slit.

The main body includes a rectangular main board (21), a partially-cut disk-shaped ceiling board (221) attached to an upper edge of the main board (21) in a direction perpendicular to the main board (21), and the main board (21). A bottom plate (222) perpendicular to the lower edge and attached to the ceiling plate (221) to make a pair,
The transparent cover (23) is connected to a peripheral edge (22 of the ceiling plate (221). 1 A) and a peripheral edge (222a) of the bottom plate (222) are provided, and the slit is formed in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the transparent cover (23). Insecticide apparatus in any one of -3.

The insecticidal device according to claim 6, characterized in that the insect lamp (24) is provided such that its longitudinal direction is perpendicular to the slit (23a).