JP4161520B2 - 補聴器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、装用者の耳に装用される装用ユニットにスピーカ、マイクの両方を設けたいわゆる耳穴型または耳掛け型の補聴器に関し、特に両耳用の装用ユニットを有する両耳型の補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】
耳穴内に挿入して使用されるいわゆる耳穴型の補聴器は、小型で目立ちにくいうえ、マイクが本来の耳の位置にあるため、音像の定位や臨場感に優れているという利点から多く用いられている。また、この耳穴型の補聴器を両方の耳に装用すれば正常な聴覚を有する者と同じような音像の定位・臨場感が得られるという利点がある。この音像定位、臨場感については、両耳に掛けて使用する耳掛け型の補聴器もほぼ同様の機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記耳穴型の補聴器、耳掛け型の補聴器は、構造上マイクとスピーカが至近距離(数ミリメートル〜数センチメートル)にあるため、ハウリングが生じやすいという問題点がある。ハウリングは、スピーカから出力された音響がマイクに帰還し、アンプのゲインによって自励発振を起こしてしまう現象である。補聴器のゲインが20dB程度であれば、ハウリングは殆ど起こらないが、高度難聴者用にゲインをそれ以上、たとえば40dB程度まであげると耳穴に放音された音響が耳穴外部に洩れてマイクに伝わりハウリングが生じてしまう。
【0004】
この対策としては、補聴器の構造や材質を工夫することによって耳穴との密着度を上げて耳穴を密閉し、これによって、スピーカから外耳道に放音される音響の外部への漏れを無くすようにすることが考えられる。
【0005】
しかし、耳穴型や耳掛け型の補聴器と耳穴との間の密着度を上げることは、各装用者毎に耳穴の大きさや形状が異なるため汎用の補聴器では困難であり、各装用者毎に装用ユニットの形状を変更することは実際上不可能であった。また、密着度の高い補聴器は装用者にとって装用感の良いものではなかった。
【0006】
この発明は、耳穴の密閉度を高くしなくてもハウリングが起こらない補聴器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、右耳用、左耳用の装用ユニットを有する両耳用の補聴器において、各装用ユニットは、マイクと、該マイクから入力された信号を出力するスピーカと、前記マイクから入力された信号を他方の装用ユニットに伝送するとともに、他方の伝送ユニットから伝送された信号を前記スピーカに供給するクロス伝送手段と、を備え、各装用ユニットの前記クロス伝送手段は、他方の装用ユニットに伝送する信号または他方の装用ユニットから伝送された信号を所定時間遅延する遅延手段を含むことを特徴とする。
【0008】
この発明は、両耳用の補聴器において、左耳用の装用ユニット(左耳ユニット)のマイクから入力された信号は左耳ユニットのスピーカに供給されるが、この信号をクロス伝送手段を介して右耳ユニットにも伝送する。同様に、右耳ユニットのマイクから入力された信号は右耳ユニットのスピーカに供給されるが、この信号をクロス伝送手段を介して左耳ユニットにも伝送する。そして、各装用ユニットでは反対側の装用ユニットから伝送されてきた信号をスピーカに供給する。スピーカから放音する音響のゲインは、同じ装用ユニットのマイクから入力された信号の場合、ハウリングを防止するため20dB程度以上にあげることは困難であるが、反対側の装用ユニットから伝送されてきた信号の場合、ハウリングのおそれが殆どないため、他の条件が許す範囲内で自由なゲインにあげることができる。この場合において、同じ装用ユニットのマイクから入力された信号のゲインは上記の20dBに限定されることはなく、装用時にハウリングを起こさない範囲で自由に設定すればよい。
【0010】
また、上記構成では、入力されたマイクと反対側のスピーカから音響が放音されるため、音像の定位が反転してしまう可能性がある。しかし、人間の聴覚は、音声が入力されたとき最初の数ミリ秒〜数十ミリ秒間の信号に反応して定位を判断するというハース効果(先行効果)が働くことが知られている。そこで、クロス伝送手段に、信号を数ミリ秒〜数十ミリ秒遅延させる遅延手段を含めることにより、装用者はクロス系統の信号のゲインが大きくても信号源の定位を反転することなく判断することが可能になる。なお、人間の左右の耳の距離に対応する音波の伝搬遅延時間は約0.5ミリ秒であるため、遅延時間はこれよりも長く設定することが好ましく、また遅延時間をあまり長くすると信号がエコーのようになって聞こえるため、遅延時間は50ミリ秒以下に設定することが好ましい。
【0011】
この発明は、上記発明において、各装用ユニットの前記クロス伝送手段は、他方の装用ユニットに伝送する信号または他方の装用ユニットから伝送された信号のレベルを調整するレベル調整手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
クロス伝送手段を介して伝送される反対側のマイクの信号は、上記のように音響ゲインを大きくするため寄与するが、その反面、音像の定位を反転させてしまう可能性も持ったものである。そこで、クロス伝送手段が伝送する反対側の信号のレベルを調整できるようにすることにより、ゲインを重視した設定と、定位を重視した設定に切り換えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態である両耳用補聴器のブロック図である。この両耳用補聴器は、同じ側のマイクから入力された音声であるストレート系Aの信号と、反対側のマイクから入力された音声であるクロス系Bの信号を、両方のスピーカ(レシーバ)から出力するものであり、ストレート系Aの信号は小さいレベルで増幅し、クロス系Bの信号は0.5〜50ms遅延させて大きなレベルで増幅するようにしたことにより、密閉度を上げずに大ゲインを実現し、且つ音源の定位が反転しないようにしたものである。
この両耳用補聴器は耳穴型のものでもよく、また、耳掛け型のものでもよい。この補聴器は、左耳に装用される装用ユニットである左耳ユニット1L、右耳に装用される装用ユニットである右耳ユニット1Rからなっているが、内部構成は全く同様である。そこで、以下では左耳ユニット1Lについて説明する。
【0014】
マイク3Lは、装用ユニット1Lが装用者に装用されたときにも外部空間に向くように設けられている。マイク3Lに入力された外部音声はヘッドアンプ4Lで増幅されたのち、アッテネータ5Lを介して加算器8Lにストレート信号として入力される。加算器8の後段には出力アンプ9L−スピーカ(レシーバ)10Lが設けられている。アッテネータ5Lは、ストレート信号をスピーカ10Lから放音するときのレベル(ゲイン)を設定する。
【0015】
また、ヘッドアンプ4Lの出力は、伝送路11Lを介して右耳ユニット1Rに伝送される。同様に右耳ユニット1Rからはクロス伝送路11Rを介してマイク3Rから入力され、ヘッドアンプ4Rで増幅された信号が伝送されてきて、これがクロス信号として遅延回路7Lに入力される。遅延回路7Lは、クロス信号を数ms〜数十ms遅延し、アッテネータ6Lを介して加算器8Lに入力する。アッテネータ6Lは、クロス信号をスピーカ10Lから放音するときのレベル(ゲイン)を設定する。
【0016】
加算器8Lは、上記レベル設定されたストレート信号およびクロス信号を加算する。加算された信号は出力アンプ9Lに入力される。出力アンプ9Lは、この加算された信号を増幅してスピーカ10Lに入力する。スピーカ10Lは、装用者の左耳の外耳道に増幅された音響を放音する。出力アンプ9Lには、装用者の特性に合わせてダイナミックレンジ、周波数特性、左右バランスなどを調整するフィッティング回路が内蔵されている。このフィッティング回路には周波数特性を調整するイコライザ回路を含んでいる。
【0017】
なお、アッテネータ5L,6Lのレベル設定は、ユーザがスイッチの切り換えなどによってその場で自由に調整することができる。ストレート信号のレベルは、装用時にハウリングが起きない程度のレベル(20dB程度)を上限として調節可能にし、クロス信号のレベルは、ハウリングを考慮する必要がないため、構成部品であるスピーカや駆動用の電源電圧/容量などの制約の範囲で自由に設定することができる。
【0018】
遅延回路7(7L,7R)でクロス信号を遅延させることにより、両耳のスピーカ10(10L,10R)からは、ストレート信号が一瞬早く外耳道に放音されるため、ハース効果により、装用者は音像を正しい定位で認識することが可能になる。クロス信号のレベルを大きくすれば音量優先モードとなり、クロス信号の成分を小さくすれば定位優先モードとなる。なお、遅延回路7の遅延時間は、上記のように数十ms以下であるため、DSPを用いたデジタル処理をしなくても、たとえばスイッチドキャパシタ回路などのアナログ回路で実現することも可能であり、補聴器そのものをデジタル補聴器、アナログ補聴器いずれで実現することもできる。
【0019】
なお、この補聴器の用途が正面の発音源に限定される場合には上記遅延回路を省略しても、定位の反転の心配がない。また、テレビ鑑賞や特定個人との会話などに限定される場合には、視覚による補正効果があるため、上記遅延回路を省略しても大きな不具合や不自然さが生じない。
【0020】
なお、アッテネータ6および遅延回路7を反対側のクロス信号を入力した側に設けているが、このアッテネータ6および遅延回路7を反対側にクロス信号を送る側に設けてもよい。また、アッテネータは可変抵抗器で構成してもよく、複数の抵抗器をスイッチで切り換える構成にしてもよい。また、ヘッドアンプをストレート信号用、クロス信号用別々に設け、アッテネータに代えて、各ヘッドアンプのゲインを調整することでストレート信号およびクロス信号のレベルを設定するようにしてもよい。
【0021】
図2は上記補聴器の外観図である。この補聴器は有線型の例を示している。左耳ユニット1L、右耳ユニット1Rはケーブル12で接続されている。装用者はこのケーブルを後頭部または顎の下に回して各ユニットを両耳に装用する。なおこのケーブル12の中央部に操作ユニット13を設け、この操作ユニット13にアッテネータ6L,6Rを内蔵して、レベル調整操作子を露出し、装用者がアッテネータ6L,6Rのレベル設定を自由に調整できるようにしてもよい。
【0022】
また左耳ユニット1Lと右耳ユニット1Rとの間を無線で接続するようにしてもよい。その場合、左耳ユニット1LのPLの部分および右耳ユニット1RのPRの部分に図3に示すような送受信部を設ける。
【0023】
以下、再び左耳ユニット1Lについて説明する。送信回路15Lは、左耳ユニット1Lから右耳ユニット1Rに送信するクロス信号でキャリア信号をFM変調する。このFM変調されたキャリア信号は、アイソレータ17Lを介してアンテナ18Lに供給される。アンテナ18Lで輻射されたキャリア信号は右耳ユニット1Rのアンテナ18Rに受波される。一方、アンテナ18Lが受波した右耳ユニット1Rからのクロス信号は、アイソレータ17Lを介して受信回路16Lに入力される。受信回路16Lは、FM変調されたキャリア信号からクロス信号を復調して遅延回路7Lに入力する。なお、この変調方式としてPCM等のデジタル信号を使用したデジタル方式を用いることも可能である。
【0024】
なお、この実施形態では、耳穴型の補聴器について説明したが、この発明は、耳掛け型の補聴器にも同様に適用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、装用ユニットにマイクを設けた臨場感の高い補聴器において、ハウリングを起こすことなくゲインを上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である補聴器のブロック図
【図2】同補聴器の外観の例を示す図
【図3】同補聴器を無線型にした場合の送受信部の構成を示す図
【符号の説明】
1…装用ユニット、3…マイク、4…ヘッドアンプ、5…(ストレート信号の)アッテネータ、6…(クロス信号の)アッテネータ、7…遅延回路、8…加算器、9…出力アンプ、10…スピーカ(レシーバ)、11…クロス伝送路、12…ケーブル、13…操作ユニット、15…送信回路、16…受信回路、17…アイソレータ、18…アンテナ
Claims (2)
- 右耳用、左耳用の装用ユニットを有する両耳用の補聴器において、
各装用ユニットは、マイクと、該マイクから入力された信号を出力するスピーカと、前記マイクから入力された信号を他方の装用ユニットに伝送するとともに、他方の伝送ユニットから伝送された信号を前記スピーカに供給するクロス伝送手段と、を備え、
各装用ユニットの前記クロス伝送手段は、他方の装用ユニットに伝送する信号または他方の装用ユニットから伝送された信号を所定時間遅延する遅延手段を含む補聴器。 - 各装用ユニットの前記クロス伝送手段は、他方の装用ユニットに伝送する信号または他方の装用ユニットから伝送された信号のレベルを調整するレベル調整手段を設けた請求項1に記載の補聴器。
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