JP4160429B2 - ネットワーク運用監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク運用監視装置に関し、更に詳しくはネットワーク等を構成するネットワーク機器及びネットワーク運用監視装置の保守運用サービスを行なうネットワーク運用監視装置に関する。
【0002】
各種インターネットサービスに関するIP通信市場が拡大する昨今では、IPネットワークを構築する場合、ネットワークを構成する機器数がたとえ当初はスモールスタートであっても、徐々に増加していく上に、ユーザサービスも多様になってきている。このため、ネットワーク管理/保守者が各機器の構成定義・ユーザサービス定義(いわゆるコンフィギュレーション定義)を個々に設定する作業は稼働が増えるばかりでなく設定ミス等も多発し、またネットワーク構成変更やユーザの増減等に対応する保持業務も個々の機器の構成定義を確認しながら行なうため、保守運用業務の遂行に多大な労力を費やすことになっていた。
【0003】
このようなネットワーク保守運用業務の品質向上、労力削減のためにも、ネットワーク機器装置の構成定義(コンフィギュレーション定義)は、可能な限り自動化を推進していくことが望まれる。
【0004】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、OSI管理で規定された通信方式を適用し、集中処理方式から分散処理方式まで、幅広い構成で対応可能な交換ノードを複数混在して収容する保守運用システムの通信制御装置において、交換ノードの一元的且つ集中的な監視を実現し、通信サービスの安定供給を実現するシステムが実現されている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
IPネットワーク等を構成するネットワーク機器は、各々の機器に対して運用上必要となる実装パッケージの装備、及び実装パッケージや運用条件に即した構成定義(コンフィギュレーション定義)の作成及び装置への設定が必要となる。また、ユーザサービス条件に応じた構成定義の作成及び装置への設定やトラヒック量や運用形態変更による構成定義の変更等が運用中に随時必要となる。
【0006】
この時、保守者は、オフライン上で管理している運用条件や設備条件やユーザサービス条件等の情報を元に構成定義コマンド一覧を作成し、装置へ手動設定していた。また、運用条件変更やユーザ追加等にも、追加・削除となるパッケージの移動作業と共にネットワーク機器への構成定義の追加・削除を同時に行なう必要があった。更に、トラヒック量見合いの運用条件変更や設備設計上の運用条件変更時には、机上計算を元に構成定義変更を検討し、構成定義コマンド一覧を作成する必要があった。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−307552号公報(第3頁、第4頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、これらの保守者が行なう構成定義コマンド投入作業は、常にコマンド投入ミス(保守者が気づくことのできるコマンドエラーのみならず、コマンド投入結果が設備条件と不一致となる等、運用後に検出されるような不具合を含む)の可能性を含んでおり、机上の運用条件・設備条件・サービス条件と常に目視確認を行なったり、ネットワーク装置から通知される障害メッセージ(装置未定義等のTRAPメッセージ等)を元に保守者が構成定義コマンド投入漏れを判断し、再度構成定義の検討及びコマンド投入を行なう必要があった。
【0009】
従って、IPネットワーク等のネットワークを構築し保守運用管理していくには、机上で検討された設備設計条件を元に、保守者が実装パッケージの確認及び1つ1つ構成定義(コンフィギュレーション定義)への変換を行ない、ネットワーク構成定義への設定を行ない、実装構成と構成定義が一致していることを逐一確認する必要があり、設定誤り等があると、問題追跡や解析に相当な稼働が取られ、保守運用作業に多大な労力がかかる原因となっていた上、構成定義設定ミスに気づかないまま運用開始となることもあり、サービスの信頼性を阻害する要因ともなっていた。
【0010】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、構成定義が行われていないネットワーク機器の実装装置に対して自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、ネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なうことができるネットワーク運用監視装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1記載の発明は、ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、構成定義が未定義のパッケージ又は回線インタフェースを検出した時、ネットワーク機器からネットワーク運用監視装置に対して不明な装置通知を行なう手段と、前記不明な装置通知を受けると、該当パッケージ又は回線インタフェースの装置情報が未定義であることを確認後、前記装置情報に応じた構成定義プロトタイプを生成する手段と、
生成された構成定義プロトタイプを表示部に表示する手段と、保守者に対して必要な構成定義の入力を促し、保守者が構成定義を入力すると、保守者により更新された構成定義プロファイル情報を元にネットワーク機器への構成定義コマンド設定を行なう手段と、構成定義完結時にはネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なう手段と、を有することを特徴とする。
図1は本発明の原理ブロック図である。図において、10はネットワーク管理機器で、正面と裏面とを示している。30はネットワーク機器10と接続されるネットワークである。100はネットワーク30と接続されるネットワーク運用監視装置である。
【0012】
ネットワーク運用監視装置100において、5000はHMI管理部、6000は装置構成定義管理部、7000は該装置構成定義管理部6000と接続されるガイダンス制御部である。該ガイダンス制御部7000は、ネットワーク機器10と接続されている。HMI管理部5000は、構成管理部1000、障害管理部2000、機能管理部3000及び機密管理部4000より構成されている。5001は、HMI管理部5000内に設けられたビュー管理部である。40はネットワーク運用監視装置100の表示部である。ガイダンス制御部7000が、請求1の「ネットワーク機器に実装されたシステム情報を元に自動的に構成定義プロトタイプを生成する手段」と、「保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なう手段」を構成している(以下、同様)。
【0013】
請求項1記載の発明では、ネットワーク運用監視装置100が、構成定義が行なわれていないネットワーク機器の実装装置に対して、ネットワーク機器10に実装されているシステム情報(ハード情報又はソフト情報)を元にして、自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器10に対して構成定義要求の自動投入を行なうことが可能となる。
(2)請求項2記載の発明は、ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、構成定義が定義済みのパッケージ又は回線インタフェースの障害を検出した時、又はネットワーク機器にてパッケージ抜去又は回線インタフェース断が行われたが対応する構成定義で定義済みの時、ネットワーク機器からネットワーク運用監視装置に対して障害装置通知を行なう手段と、前記障害装置通知を受けると、該当装置又は回線インタフェースの装置情報が構成定義済みであることを確認後、該当装置定義を削除するのに必要となる構成定義プロトタイプを生成する手段と、生成された構成定義プロトタイプを表示部に表示する手段と、保守者により確認若しくは一部確認された構成定義ファイルを元にネットワーク機器への構成定義削除コマンド設定を行なう手段と、該構成定義削除コマンド設定が完了したらネットワーク機器へ削除設定した構成定義プロファイル情報の削除依頼を行なう手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明では、ネットワーク運用監視装置100が、構成定義が存在するネットワーク機器の未実装装置又は障害装置に対して、請求項1にて収集管理した構成定義を基にして、自動的に構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時にはネットワーク機器に対して構成定義削除要求の自動投入を行なうことが可能となる
【0016】
(3)請求項記載の発明は、関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成する手段を有することを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成することが可能となる。
【0018】
また、この発明において、ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、ネットワーク機器を監視することにより収集したトラヒック統計情報を元に、各ネットワーク機器の構成替えに関する構成定義を自動的に生成する手段と、保守者に対して構成定義変更可否を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義変更の自動投入を行なう手段と、を有することを特徴とする。
【0019】
この発明では、ネットワーク機器を監視することにより収集したトラヒック統計情報を元に、各ネットワーク機器の構成替えに関する構成定義を自動的に生成すると共に、保守者に対して構成定義変更可否を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義変更の自動投入を行なうことが可能となる。
【0020】
また、この発明において、定期的に自ら管理する構成定義情報と各ネットワーク機器の構成定義情報の一致化処理を行なう手段を設けたことを特徴とする。
【0021】
この発明では、定期的に自ら管理する構成定義情報と各ネットワーク機器の構成定義情報との一致化処理を行なうことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0023】
先ず、図1に示す原理ブロック図について説明する。この発明では、ネットワーク運用監視装置100が、構成定義が行われていないネットワーク機器10の実装装置に対して、ネットワーク機器10に実装されているシステム情報(ハードウェア情報又はソフト情報)を元にして、自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器10に対して構成定義要求の自動投入を行なうことが可能となるため、手作業による入力ミスや、定義名称検討工数を削除できる上にガイダンス機能を用いて必要情報を認識できるので、構成定義の投入漏れを防ぎ、また保守稼働の軽減が期待できる。
【0024】
IPネットワークを構成するネットワーク機器10とネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えばSNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。
【0025】
ネットワーク機器10のシステムリスタートの際、構成定義が未定義のパッケージ又は回線インタフェースを検出した時、又はネットワーク機器10にてパッケージ挿入又は回線インタフェース接続が行われたが、対応する構成定義が未定義の時、該当パッケージ又は回線インタフェースのハード実装情報を収集し、ネットワーク運用監視装置100に対して該当パッケージ又は回線インタフェースの「不明な装置通知」を行なう。
【0026】
SNMPインタフェースの場合は、装置定義無しのTRAPメッセージ定義無し通知を受信したネットワーク運用監視装置100は、通常は障害管理部2000が受付処理を行ない、HMI管理部5000を経由してネットワーク運用監視装置100のディスプレイ装置に定義無しメッセージの表示(及び必要であればアラーム点灯等)を行なう。
【0027】
本発明では、ネットワーク運用監視装置100のガイダンス制御部7000にて「不明な装置通知」を受信し、該当装置又は回線インタフェースの装置情報及び種別を元に(ネットワーク機器10からのTRAP情報にシステム依存情報無しの場合は、ネットワーク運用監視装置100よりネットワーク機器10のシステム依存情報(ハード固有情報やソフト固有情報等)を運用コマンドにて読み出した後)、装置構成定義管理部6000に問い合わせを行なう。
【0028】
装置構成定義管理部6000は、該当装置又は回線インタフェースの装置情報が未定義であることを確認後、種別に応じた必要となる構成定義プロトタイプ型を抽出し、装置情報より算出可能な構成定義を生成し、ガイダンス制御部7000へ構成定義プロトタイプ情報として報告する。ガイダンス制御部7000は、報告を受けた構成定義プロトタイプ情報を元にHMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。
【0029】
HMI管理部5000は、ビュー管理部5001に対してビューイメージを作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報の必須情報の書き込み完了を確認した時に、更新された構成定義プロファイル情報をガイダンス制御部7000へ通知する。ガイダンス制御部7000は、保守者により更新された構成定義プロファイル情報を元にネットワーク機器10へ設定する構成定義コマンド情報に変換した後、ネットワーク機器10への構成定義コマンド設定を行なう。
【0030】
ネットワーク機器10への構成定義コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000へネットワーク機器10へ設定した構成定義プロファイル情報の登録依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、登録依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理する。
【0031】
この発明によれば、ネットワーク運用監視装置100が、構成定義が行なわれていないネットワーク機器の実装装置に対して、ネットワーク機器10に実装されているシステム情報を元にして、自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器10に対して構成定義要求の自動投入を行なうことができる。
【0032】
IPネットワークを構成するネットワーク機器10とネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えば、SNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。
【0033】
本発明では、ネットワーク運用監視装置100が構成定義が存在するネットワーク機器の未実装装置又は障害装置に対して、収集管理した構成定義を元にして、自動的に構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時には、ネットワーク機器10に対して構成定義削除要求の自動投入を行なうことが可能となるため、手作業による入力ミスや、定義名称検索工数を削減できる上に、ガイダンス機能を用いて必要情報を認識できるので、構成定義の浮き(削除漏れ)を防ぎ、また保守稼働の軽減が期待できる。
【0034】
ネットワーク機器10のシステムリスタートの際、構成定義が定義済みのパッケージ又は回線インタフェースの障害を検出した時、又はネットワーク機器10にてパッケージ抜去又は回線インタフェース断が行なわれたが対応する構成定義が定義済みの時、ネットワーク運用監視装置100に対して該当パッケージ又は回線インタフェースの「障害装置通知」を行なう(SNMPインタフェースの場合は、装置障害のTRAPメッセージ)。
【0035】
障害装置通知を受信したネットワーク運用監視装置100は、通常は障害管理部2000が受付処理を行ない、HMI管理部5000を経由してネットワーク運用監視装置100のディスプレイに装置障害メッセージの表示(及び必要であればアラーム点灯等)を行なう。
【0036】
本発明では、ネットワーク運用監視装置100のガイダンス制御部7000にて「装置障害通知」を受信し、該当装置又は回線インタフェースの装置情報及び装置種別を元に装置構成定義管理部6000に問い合わせを行なう。装置構成定義管理部6000は、該当装置又は回線インタフェースの装置情報が構成定義済みであることを確認後、該当装置定義を削除するのに必要となる構成定義プロトタイプ型を抽出し、構成定義削除プロトタイプを生成し、ガイダンス制御部7000へ構成定義プロトタイプ情報として報告する。ガイダンス制御部7000は、報告を受けた構成定義プロトタイプ情報を元にHMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。
【0037】
HMI管理部5000は、ビュー管理部5001に対してビューイメージの作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報の「確認」もしくは「一部確認」の書き込み完了を確認した時に更新された(確認された構成定義のみを情報として持つ)構成定義プロファイル情報をガイダンス制御部7000へ通知する。
【0038】
ガイダンス制御部7000は、保守者により「確認」もしくは「一部確認」された構成定義プロファイル情報を元にネットワーク機器10へ設定する構成定義削除コマンド情報に変換した後、ネットワーク機器10への構成定義削除コマンド設定を行なう。ネットワーク機器10への構成定義削除コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000へネットワーク機器10へ削除設定した構成定義プロファイル情報の削除依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、削除依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースから削除する。
【0039】
この発明では、ネットワーク運用監視装置100が、構成定義が存在するネットワーク機器の未実装装置又は障害装置に対して、請求項1にて収集管理した構成定義を基にして、自動的に構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時にはネットワーク機器に対して構成定義削除要求の自動投入を行なうことが可能となる。
【0040】
図2は本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、10,20はネットワーク機器であり、100はネットワーク運用監視装置、1000は構成管理部、2000は障害管理部、3000は性能管理部、4000は機密管理部、5000はHMI管理部、6000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備される装置構成定義管理部、7000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるガイダンス制御機能部、8000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるネットワーク構成定義管理部、5001は本発明にてネットワーク運用監視装置100内のHMI管理部5000に具備されるビュー管理部である。
【0041】
IPネットワークを構成するネットワーク機器10と、ネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えば、SNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)をしておく。また、保守者はネットワーク機器10に対して、ネットワーク運用情報を事前に登録しておく。ここで、ネットワーク運用情報とは、ネットワーク運用に関わる設備設計情報や、サービス設計情報をいう。IPネットワークの例では、ルータ等のネットワーク設備に使用するIPアドレスやユーザ毎やサービス毎に使用するIPアドレス群(パブリック・プライベート)やVPN(仮想私設網)等を想定する。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0042】
以下の発明では、ネットワーク運用監視装置100が、保守者がユーザサービスに関する構成定義を追加する時に、ネットワーク機器に実装されているシステム情報(ハード情報又はソフト情報)を元にして、ターゲットとなるネットワーク機器10,20の構成定義に関連する他ネットワーク機器の実装装置に対する構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対してユーザサービス構成定義入力を促し、構成定義完結時には各ネットワーク機器10,20に対して、構成定義要求の自動投入を行なうことが可能となるため、手作業による入力ミスや、定義名称検討工数を削減できる上に、ガイダンス機能を用いてネットワークとして設定すべき必要情報を認識することができるので、構成定義の投入漏れを防ぎ、またネットワーク設備設計の机上誤りもフィードバックでき、更に保守稼働の削減が期待できる。
【0043】
保守者が装置構成定義又はユーザ構成定義を追加する場合、ネットワーク運用監視装置100のHMI管理部5000に対して、ガイダンスビューを要求し、HMI管理部5000はビュー管理部5001から「ガイダンスビュー画面」を取得し、保守者に必要なサービス情報(ネットワーク装置に対する構成定義追加の場合はネットワーク装置識別子、ユーザサービスに対する構成定義追加の場合はサービス識別子等)を入力させる。
【0044】
HMI管理部5000は、入力されたサービス情報をガイダンス制御部7000へ報告すると、ガイダンス制御部7000はサービス情報を元に、装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000に対し、サービス情報種別に応じた、必要となる構成定義プロトタイプ型の抽出及び構成定義推奨値の抽出を依頼し、構成定義プロトタイプ情報として取得する。
【0045】
ガイダンス制御部7000は、取得した構成定義プロトタイプ情報を元にHMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。HMI管理部5000は、ビュー管理部5001に対してビューイメージの作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。保守者は、表示されたビューイメージを元に選択可能な構成定義値を決定し、構成定義情報を確定する。
【0046】
HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報の必須情報の書き込み完了を確認した時に更新された構成定義プロファイル情報をガイダンス制御部7000へ通知する。ガイダンス制御部7000は、保守者により更新された構成定義プロファイル情報を元に各ネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定する構成定義コマンド情報に変換した後、各ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定を行なう。
【0047】
ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000へネットワーク機器(10及び又は20)へ設定した構成定義プロファイル情報の登録依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、登録依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理し、ネットワーク構成定義管理部8000は登録依頼を受けたネットワーク構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理する。
【0048】
この発明では、ネットワーク運用監視装置100が、保守者がユーザサービスに関する構成定義を追加する時に、ネットワーク機器に実装されているシステム情報(ハード情報又はソフト情報)を元にして、ターゲットとなるネットワーク機器の構成定義に関連する他ネットワーク機器の実装装置に対する構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対してユーザサービス構成定義入力を促し、構成定義完結時に各ネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なうことが可能となる。
【0049】
また、IPネットワークを構成するネットワーク機器10と、ネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えばSNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。また、保守者はネットワーク機器10に対して、ネットワーク運用情報を事前に登録しておく。ここで、ネットワーク運用情報とは、ネットワーク運用に関わる設備設計情報やサービス設計情報のことである。IPネットワークの例では、ルータ等のネットワーク設備に使用するIPアドレスやユーザ毎やサービス毎に使用するIPアドレス群(パブリック・プライベート)やVPN(仮想私設網)情報等を想定する。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0050】
以下の発明では、保守者が構成定義を削除する時に、ネットワーク運用監視装置100が、収集管理した構成定義を元にして、ターゲットとなるネットワーク機器の構成定義に関連する他ネットワーク機器10,20の実装装置に対する構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義削除の自動投入を行なうことが可能となるため、手作業による入力ミスや、定義名称検索工数を削減できる上に、ガイダンス機能を用いてネットワークとして削除すべき必要情報を認識できるので、構成定義の浮き(削除漏れ)を防ぎ、またネットワーク設備の机上誤りもフィードバックでき、更に保守稼働の削減が期待できる。
【0051】
保守者が装置構成定義又はユーザ構成定義を削除する場合、ネットワーク運用監視装置100のHMI管理部5000に対して、ガイダンスビューを要求し、HMI管理部5000は、ビュー管理部5001から「ガイダンスビュー画面」を取得し、保守者に必要なサービス情報(ネットワーク装置に対する構成定義削除の場合はネットワーク装置識別子、ユーザサービスに対する構成定義削除の場合はサービス識別子等)を入力させる。
【0052】
HMI管理部5000は、入力されたサービス情報をガイダンス制御部7000へ報告すると、ガイダンス制御部7000はサービス情報を元に装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000に対し、サービス情報種別に応じた定義済みの構成定義プロトタイプ型及び構成定義の抽出を依頼し、構成定義プロトタイプ情報として取得する。
【0053】
ガイダンス制御部7000は、取得した構成定義プロトタイプ情報を元にHMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。HMI管理部5000はビュー管理部5001に対してビューイメージの作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。保守者は、表示されたビューイメージを元に選択可能な削除対象構成定義を決定し、構成定義情報を確定する。
【0054】
HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報の削除対象構成定義情報の書き込み完了を確認した時に、更新された構成定義プロトタイプ情報をガイダンス制御部7000へ通知する。ガイダンス制御部7000は、保守者により更新された構成定義プロファイル情報を元に各ネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定する構成定義削除コマンド情報に変換した後、各ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義削除コマンド設定を行なう。
【0055】
ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義削除コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000へネットワーク機器(10及び/又は20)へ削除設定した構成定義プロファイル情報の削除依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、削除依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースから削除し、ネットワーク構成定義管理部8000は削除依頼を受けたネットワーク構成定義プロファイル情報をデータベースから削除する。
【0056】
この発明によれば、保守者が構成定義を削除する時に、ネットワーク運用監視装置が、収集管理した構成定義を基にして、ターゲットとなるネットワーク機器の構成定義に関連する他ネットワーク機器の実装装置に対する構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可否判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義削除の自動投入を行なうことが可能となる。
【0057】
図3は本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、10はネットワーク機器、100はネットワーク運用監視装置、1000は構成管理部、2000は障害管理部、3000は性能管理部、4000は機密管理部、5000はHMI管理部、6000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備される装置構成定義管理部、7000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるガイダンス制御部である。
【0058】
8000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるネットワーク構成定義管理部、9000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるトラヒック状態管理部、5001は本発明にてネットワーク運用監視装置100内のHMI管理部5000に具備されるビュー管理部である。
【0059】
また、IPネットワークを構成するネットワーク機器10とネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えば、SNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。また、保守者はネットワーク機器10に対して、ネットワーク運用情報を事前に登録しておく。ここで、ネットワーク運用情報とは、ネットワーク運用に関わる設備設計情報をいう。IPネットワークの例では、ルータ等のネットワーク設備に使用するIPアドレスや、ユーザ毎やサービス毎に使用するIPアドレス群(パブリック・プライベート)や、VPN(仮想私設網)情報等を想定する。
【0060】
以下の発明では、関連ネットワーク機器10,20のトラヒック統計情報を元に、推奨する構成定義プロトタイプを自動生成することが可能となるので、机上の設備設計では、ネットワーク輻輳を引き起こす可能性のあるサービス定義や、ネットワーク定義の追加を事前に判断でき、保守稼働の軽減及びユーザクレームの事前回避が期待できる。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0061】
ネットワーク運用監視装置100のトラヒック状態管理部9000は、定期的に障害管理部2000からネットワーク機器(10及び/又は20)の障害状態リストを収集し、性能管理部3000からネットワーク機器(10及び/又は)のトラヒック流量リストを収集する。トラヒック状態管理部9000は、装置構成定義管理部6000にネットワーク機器(10及び/又は20)毎の構成定義状態を収集し、構成定義状態と障害状態リスト及びトラヒック流量リストを元にネットワーク内トラヒック状態を更新する。
【0062】
保守者がネットワーク内構成定義変更を行いたい場合はHMI管理部5000に対してガイダンスビューを依頼する。HMI管理部5000は、ビュー管理部5001から「ガイダンスビュー画面」を取得し、保守者に必要なネットワーク情報(ネットワーク内構成定義変更の場合はネットワーク識別子、ユーザサービスに対する構成定義変更の場合はサービス識別子等)、及びトラヒック状態情報を入力させる。
【0063】
HMI管理部5000は、入力されたネットワーク情報をガイダンス制御部7000へ報告すると、ガイダンス制御部7000はネットワーク識別子を元に、ネットワーク構成定義管理部8000及び装置構成定義管理部6000から構成定義プロファイル群情報を収集し、またトラヒック情報要の場合はトラヒック状態管理部9000に対してネットワーク識別子に対応するトラヒック情報を収集し、HMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。
【0064】
HMI管理部5000は、ビュー管理部50001に対してビューイメージの作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。保守者は、表示されたビューイメージを元に選択可能な構成定義値を決定し、構成定義情報を確定する。HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報群の必須情報の書き込み完了を確認した時に、更新された構成定義プロファイル情報群をガイダンス制御部7000へ通知する。
【0065】
ガイダンス制御部7000は、保守者により更新された構成定義プロファイル情報群を元に各ネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定する構成定義コマンド情報に変換した後、各ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定を行なう。
【0066】
ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000へネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定した構成定義プロファイル情報の登録依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、登録依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理し、ネットワーク構成定義管理部8000は登録依頼を受けたネットワーク構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理する。
【0067】
この発明によれば、関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成することが可能となる。
【0068】
また、IPネットワークを構成するネットワーク機器10とネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えばSNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。また、保守者はネットワーク機器10に対して、ネットワーク運用情報を事前に登録しておく。ここで、ネットワーク運用情報とは、ネットワーク運用に関わる設備設計情報やサービス情報をいう。IPネットワークの例では、ルータ等のネットワーク設備に使用するIPアドレスやユーザ毎やサービス毎に使用するIPアドレス群(パブリック・プライベート)やVPN(仮想私設網)情報等を想定している。
【0069】
以下の発明では、ネットワーク機器10,20を監視することにより、収集したトラヒック統計情報を元に、各ネットワーク機器の構成替えに関する構成定義を自動的に生成すると共に、保守者に対して構成定義変更可否を促し、可判断時には、各ネットワーク機器に対して構成定義変更の自動投入を行なうことが可能となるので、ネットワーク輻輳を引き起こす可能性のあるサービス定義やネットワーク定義を、問題が起こる前に定義変更の判断ができ、保守稼働の軽減及びユーザクレームの事前回避が期待できる。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0070】
ネットワーク運用監視装置100のトラヒック状態管理部9000は、定期的に障害管理部2000からネットワーク機器(10及び/又は20)の障害状態リストを収集し、性能管理部3000からネットワーク機器(10及び/又は20)のトラヒック流量リストを収集する。トラヒック状態管理部9000は、装置構成定義管理部6000にネットワーク機器(10及び/又は20)毎の構成定義状態を収集し、構成定義状態と障害状態リスト及びトラヒック流量リストを元にネットワーク内トラヒック状態を更新する。
【0071】
ネットワーク内トラヒック状態が規定値を超えている場合は、ネットワーク識別子を用いてガイダンス制御部7000経由でHMI管理部5000への保守者通知を依頼する。HMI管理部5000は、ネットワーク識別子を用いてビュー管理部5001のHMI情報を元に保守者へネットワーク内トラヒック状態警告を出力する。保守者は、表示されたネットワーク内トラヒック状態警告の表示を確認し、更にネットワーク内構成定義変更を行ないたい場合は、HMI管理部5000に対してガイダンスビューを依頼する。
【0072】
HMI管理部5000は、ビュー管理部5001から「ガイダンスビュー画面」を取得し、保守者に必要なネットワーク情報(ネットワーク内構成定義変更の場合はネットワークを識別し、ユーザサービスに対する構成定義変更の場合はサービス識別子等)及びトラヒック状態要否を入力させる。HMI管理部5000は、入力されたネットワーク情報をガイダンス制御部7000へ報告すると、ガイダンス制御部7000はネットワーク識別子を元に、ネットワーク構成定義管理部8000及び装置構成定義管理部6000から構成定義プロファイル群情報を収集する。
【0073】
また、トラヒック状態要の場合は、トラヒック状態管理部9000からネットワーク識別子に対応するトラヒック状態情報を収集し、HMI管理部5000に対してディスプレイへの表示を依頼する。HMI管理部5000は、ビュー管理部5001に対してビューイメージの作成依頼を行ない、その結果をディスプレイに表示する。
【0074】
保守者は、表示されたビューイメージを元に選択可能な構成定義値を決定し、構成定義情報を確定する。HMI管理部5000は、保守者から構成定義プロトタイプ情報群の必須情報の書き込み完了を確認した時に更新された構成定義プロファイル情報群をガイダンス制御部7000へ通知する。ガイダンス制御部7000は、保守者により更新された構成定義プロファイル情報群を元に各ネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定する構成定義コマンド情報に変換した後、各ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定を行なう。
【0075】
ネットワーク機器(10及び/又は20)への構成定義コマンド設定が完了を判断したガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000及び/又はネットワーク構成定義管理部8000へネットワーク機器(10及び/又は20)へ設定した構成定義プロファイル情報の登録依頼を行ない、装置構成定義管理部6000は、登録依頼を受けた構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理し、ネットワーク構成定義管理部8000は、登録依頼を受けたネットワーク構成定義プロファイル情報をデータベースに登録管理する。
【0076】
この発明によれば、ネットワーク機器を監視することにより収集したトラヒック統計情報を元に、各ネットワーク機器の構成替えに関する構成定義を自動的に生成すると共に、保守者に対して構成定義変更可否を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義変更の自動投入を行なうことが可能となる。
【0077】
図4は本発明の第3の実施の形態例を示すブロック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、10,20はネットワーク機器であり、100はネットワーク運用監視装置、1000は構成管理部、2000は障害管理部、3000は性能管理部、4000は機密管理部、5000はHMI管理部、6000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備される装置構成定義管理部、7000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるガイダンス制御部である。
【0078】
8000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるネットワーク構成定義管理部、9000は本発明にてネットワーク運用監視装置100に具備されるトラヒック状態管理部、5001は本発明にてネットワーク運用監視装置100内のHMI管理部5000に具備されるビュー管理部である。
【0079】
また、IPネットワークを構成するネットワーク機器(10及び/又は20)と、ネットワーク運用監視装置100とを保守インタフェース設定(例えばSNMPプロトコル等の保守インタフェースによりエージェント・クライアント設定)しておく。また、保守者はネットワーク機器(10及び/又は20)に対して、ネットワーク運用情報を事前に登録しておく。ここで、ネットワーク運用情報とは、ネットワーク運用に関わる設備設計情報や、サービス情報をいう。IPネットワークの例では、ルータ等のネットワーク設備に使用するIPアドレスやユーザ毎や、サービス毎に使用するIPアドレス群(パブリック・プライベート)やVPN(仮想私設網)等を想定する。
【0080】
以下の発明では、定期的に自ら管理する構成定義情報と、各ネットワーク機器10,20の構成定義情報との一致化処理を行なうことが可能となるため、請求1〜5の効果を自動的に得ることが期待できる。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0081】
ネットワーク運用監視装置100内のガイダンス制御部7000は、一定周期毎に、ネットワーク機器(10及び/又は20)に対し、構成定義情報収集を行ない、収集した構成定義情報と、装置構成定義管理部6000及びネットワーク構成定義管理部8000で管理している構成定義情報との差分チェックを行なう。
【0082】
ガイダンス制御部7000は、構成定義情報との差分チェックで差分を検出した時には、装置構成定義管理部6000又はネットワーク構成定義管理部8000に対して、ネットワーク機器(10及び/又は20)の構成定義にあわせるように、構成定義変更依頼をかける。
【0083】
この発明によれば、定期的に自ら管理する構成定義情報と各ネットワーク機器の構成定義情報との一致化処理を行なうことが可能となる。
【0084】
図5は本発明の第4の実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図では、ネットワーク30としてIP網が用いられている場合を示している。
【0085】
ネットワーク機器10にパッケージが挿入されると、このパッケージは未定義である。先ず、ネットワーク機器10からIP網30を介してネットワーク運用監視装置100に対して、構成定義無しの装置通知が行なわれる(▲1▼)。この通知情報としては、例えばネットワーク機器種別、挿入パッケージスロット位置、挿入パッケージ種別、挿入パッケージ情報等が用いられる。この通知種別としては、構成定義不一致の場合も同様である。
【0086】
ネットワーク機器10より保守インタフェース(SNMP)にて、構成定義無しTRAPを受信したネットワーク運用監視装置100内のガイダンス制御部7000は、TRAPパラメータよりネットワーク機器種別、挿入パッケージスロット位置、挿入パッケージ種別、挿入パッケージ情報を取り出し、装置構成定義管理部6000に対して装置構成定義チェックを依頼する(▲2▼)。
【0087】
装置構成定義管理部6000では、該当パッケージ位置が未定義であることを判断し、装置構成定義プロトタイプ型定義を生成する。図に示すように、装置構成定義プロトタイプ型情報は、構成状態と、構成定義型と、装置定義型と、通常モード型と、パラメータ範囲より構成されている。
【0088】
装置構成定義プロトタイプ型定義を収集したガイダンス制御部7000は、HMI管理部5000に対してガイダンスビュー表示依頼(装置定義無し)を通知する(▲3▼)。その通知内容は、ネットワーク機器種別、構成状態、未定義パッケージスロット位置、パッケージ種別である。HMI管理部5000では、ガイダンスビュー表示依頼(装置定義無し)を受け付けると、ビュー管理部5001に装置定義無しビューを要求し、それを元にディスプレイに31のように表示する。
【0089】
保守者より「構成定義追加」要求を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に対して応答(構成定義追加要求)を返送する。ガイダンス制御部7000は、ガイダンスビュー表示依頼(ガイダンス装置定義)をHMI管理部5000に通知する(▲4▼)。このガイダンスビュー表示依頼は、ネットワーク機器種別と、構成定義型と、装置定義型と、通常モード型と、パラメータ範囲から構成されている。
【0090】
HMI管理部5000は、ガイダンスビュー表示依頼(ガイダンス装置定義)を受け付けると、ビュー管理部5001にガイダンス装置定義ビューを要求し、それを元にディスプレイに32のように表示する。保守者により「構成定義確定要求」を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に応答(構成定義追加確定)を返送する。ガイダンス制御部7000は、「構成定義追加確定」を受け付けると、ネットワーク機器10に対して、確定した構成定義コマンドを発行すると共に、装置構成定義管理部6000に対して構成定義更新依頼を行なう(▲5▼)。
【0091】
図6は本発明の第5の実施の形態例を示すブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、パッケージではなくて、回線インタフェースがネットワーク機器10に挿入される場合を示している。図5に示す場合と同様のシーケンスをとり、ネットワーク運用監視装置100には、31’,32’に示すような装置定義未定義ビューとガイダンス構成定義ビューが表示される。
【0092】
図7は本発明の第6の実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。この例では、回線インタフェースが抜去される場合を示している。回線インタフェースが抜去されると、ネットワーク機器10からIP網30を介してネットワーク運用監視装置100に回線抜去の通知が行なわれる(▲1▼)。この通知情報としては、例えばネットワーク機器種別、パッケージスロット位置、IP装置種別、回線装置種別等が用いられる。
【0093】
ネットワーク機器10より、保守インタフェース(SNMP)を介して装置抜去通知TRAP又は回線抜去通知TRAPを受信したネットワーク運用監視装置100内のガイダンス制御部7000は、TRAPパラメータよりネットワーク機器種別、抜去パッケージスロット位置、抜去パッケージ種別、抜去パッケージ情報を取り出して、装置構成定義管理部6000に対して装置構成定義チェックを依頼する(▲2▼)。
【0094】
装置構成定義管理部6000では、該当パッケージ位置が構成定義済みであることを判断し、装置構成定義プロトタイプ型定義を生成する。図に示すように、装置構成定義プロトタイプ型情報は、定義状態と、構成定義型と、装置定義型と、ポート定義型と、リンク定義型と、通常モード型と、パラメータ範囲より構成されている。
【0095】
装置構成定義プロトタイプ型定義を収集したガイダンス制御部7000は、HMI管理部5000に対してガイダンスビュー表示依頼(装置無し)を通知する。HMI管理部5000では、ガイダンスビュー表示依頼(装置無し)を受け付けると、ビュー管理部5001に装置無しビューを要求し、それを元にディスプレイに33に示すように表示する(▲3▼)。
【0096】
保守者より「構成定義削除」要求を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に応答(構成定義削除要求)を返送する。ガイダンス制御部7000は、ガイダンスビュー表示依頼(ガイダンス装置定義)をHMI管理部5000に通知する。該HMI管理部5000は、ガイダンスビュー表示依頼(ガイダンス装置定義)を受け付けると、ビュー管理部5001にガイダンス装置定義ビューを要求し、それを元にディスプレイに34に示すように表示する(▲4▼)。
【0097】
保守者より「構成定義削除確定」要求を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に応答(構成定義削除確定)を返送する。ガイダンス制御部7000は、「構成定義削除確定」を受け付けると、ネットワーク機器10に対して、確定した構成定義コマンドを発行する(▲5▼)と共に、装置構成定義管理部6000に対して構成定義更新依頼を行なう。
【0098】
図8は本発明の第7の実施の形態例を示すブロック図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例では、回線インタフェースではなくて、パッケージが抜去される場合を示している。図7に示すと同様のシーケンスをとり、ネットワーク運用監視装置100には、33’,34’に示すような装置抜去通知と、ガイダンス構成定義ビューが表示される。
【0099】
図9,図10は本発明の第8の実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。保守者よりネットワーク構成定義追加要求時(▲1▼)に、HMI管理部5000よりネットワーク構成定義要求を受信したガイダンス制御部7000は、要求パラメータよりネットワーク機器種別、挿入パッケージスロット位置、挿入パッケージ種別、ユーザサービス識別子(本例ではVPN)を取り出し、装置構成定義管理部6000に対して装置構成定義チェックを依頼する(▲2▼)。
【0100】
装置構成定義管理部6000では、該当パッケージ位置が構成定義済みであることを判断し、装置構成定義プロトタイプ型情報を生成する。装置構成定義プロトタイプ型情報を収集したガイダンス制御部7000は、更にネットワーク構成定義管理部8000に対し、ネットワーク構成定義チェック(VPN名)を依頼する。ネットワーク構成定義管理部8000は、ユーザサービス識別子(VPN名)が定義済みであり、かつ該当装置構成に対するネットワーク構成定義(VPN定義)が未定義であることを判断し、ネットワーク構成定義プロトタイプ型情報を生成する。
【0101】
ガイダンス制御部7000は、HMI管理部5000に対してガイダンスビュー表示依頼(装置定義有り)を通知する(▲3▼)。HMI管理部5000では、ガイダンスビュー表示依頼(装置定義有り)を受け付けると、ビュー管理部5001に装置定義ビューを要求し、それを元にディスプレイに35に示すように表示する。保守者より「ネットワーク構成定義確定」要求を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に応答(ネットワーク構成定義確定)を返送する。
【0102】
ガイダンス制御部7000は、ネットワーク構成定義要求に対して構成定義コマンドを生成し、ネットワーク機器(10及び/又は20)に対して、ネットワーク構成定義(VPN定義)を発行する(▲5▼)。それと共に、装置構成定義管理部6000及びネットワーク構成定義管理部8000に対して構成定義更新依頼を行なう。
【0103】
図11,図12は本発明の第9の実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。保守者よりネットワーク構成定義削除要求時(▲1▼)に、HMI管理部5000よりネットワーク構成定義削除要求を受信したガイダンス制御部7000は、要求パラメータよりネットワーク機器種別、挿入パッケージスロット位置、挿入パッケージ種別、ユーザサービス識別子(本発明ではVPN)を取り出し、装置構成定義管理部6000に対して装置構成定義チェックを依頼する(▲2▼)。
【0104】
装置構成定義管理部6000では、該当パッケージ位置が構成定義済みであることを判断し、装置構成定義プロトタイプ型情報を生成する。装置構成定義プロトタイプ型情報を収集したガイダンス制御部7000は、更にネットワーク構成定義管理部8000に対してネットワーク構成定義チェック(VPN名)を依頼する。
【0105】
ネットワーク構成定義管理部8000は、ユーザサービス識別子(VPN)が定義済みであり、かつ該当装置構成に対するネットワーク構成定義(VPN定義)が定義済みであることを判断し、ネットワーク構成定義削除プロトタイプ型情報を生成する。ガイダンス制御部7000は、HMI管理部5000に対してガイダンスビュー表示依頼(装置定義有り)を通知する。
【0106】
HMI管理部5000では、ガイダンスビュー表示依頼(装置定義有り)を受け付けると、ビュー管理部5001に装置定義ビューを要求し、それを元にディスプレイに36に示すように表示する(▲3▼)。保守者より「ネットワーク構成定義削除確定」要求を受け付けたHMI管理部5000は、ガイダンス制御部7000に応答(ネットワーク構成定義削除確定)を返送する。
【0107】
ガイダンス制御部7000は、ネットワーク構成定義要求に対して構成定義削除コマンドを生成し、ネットワーク機器(10及び/又は20)に対してネットワーク構成定義削除(VPN定義)を発行する(▲5▼)と共に、装置構成定義管理部6000及びネットワーク構成定義管理部8000に対して構成定義更新依頼を行なう。
【0108】
図13は本発明の第10の実施の形態例を示すブロック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例では、ネットワーク運用監視装置100が装置定義追加要求を行なうと(▲1▼)、トラヒック状態管理部9000は、障害管理部2000から装置状態の収集(障害情報)を行ない(▲2▼)、性能管理部3000から装置状態の収集(トラヒック)を行ない(▲3▼)、ガイダンス制御部7000から構成定義変更ガイダンス要求を行なう(▲4▼)。
【0109】
トラヒック状態管理部9000が、定期的に実施する、各ネットワーク機器(10及び/又は20)の障害状態及びトラヒック状態の定期収集フローを示す。
【0110】
このフローは、先ず装置定義情報の収集を行ない(S1)、装置状態の収集(障害)を行ない(S2)、装置状態の収集(トラヒック)を行なう(S3)。そして、次に障害があるか又はトラヒック量>しきい値であることを判断し(S4)、そうである場合、構成定義変更ガイダンス要求を行なう(S5)。
【0111】
保守者が構成定義追加要求時に、ガイダンス制御部7000が該当する装置構成についてトラヒック状態管理部9000に対してトラヒック状態を収集し、トラヒック量と、トラヒック量に応じた変更方式を収集し、装置構成定義管理部6000に対して、通常の装置構成定義プロトタイプと同時に代替装置構成定義プロトタイプを収集し、HMI管理部5000に対して通常パターンの代替パターンの装置構成定義ビューの表示依頼を行なう。以下は、図7,図9の実施の形態例と同様である。
【0112】
図14は本発明の第11の実施の形態例を示すブロック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。装置構成定義管理部6000がトラヒック状態管理部9000に構成定義情報収集を行なうと(▲1▼)、トラヒック状態管理部9000は、障害管理部2000にアクセスして装置状態の収集(障害情報)を行ない(▲2▼)、性能管理部3000にアクセスして装置状態の収集(トラヒック量)の管理を行なう(▲3▼)。次に、トラヒック状態管理部9000は、ガイダンス制御部7000に対して構成定義変更ガイダンス要求を行なう(▲4▼)。次に、ガイダンス制御部7000は、HMI管理部5000に対して構成定義変更推奨ガイダンス要求を行なう(▲5▼)。ネットワーク運用監視装置100には、装置定義変更推奨ガイダンスが表示される(▲6▼)。
【0113】
トラヒック状態管理部9000が定期的に実施する各ネットワーク機器(10及び/又は20)の障害状態及びトラヒック状態の定期収集フローを示す。このフローでは、先ず装置定義情報の収集を行ない(S1)、次に装置状態の収集(障害)を行なう(S2)。次に、装置状態の収集(トラヒック)を行ない(S3)、障害有りか又はトラヒック>しきい値であるかチェックする(S4)。そうであった場合には、構成定義変更推奨要求を行なう(S5)。
【0114】
本トラヒック状態の定期処理フローにてしきい値を超えるトラヒック量を規定回数分検出時に、ガイダンス制御部7000に対して、構成定義変更推奨を要求する。ガイダンス制御部7000は、該当装置にリンクする構成定義の推奨値を予め決められた変更方式により決定し、HMI管理部5000に対して構成定義変更推奨ビュー表示を要求する。
【0115】
ここで、前記決定は、事前にプライマリ/セカンダリ(代替)ルートをネットワーク運用監視装置100に登録時にはプライマリルートからセカンダリルートへの登録変更等がある。セカンダリ(代替)ルートの帯域をプライマリよりも大又は小に設定することで、トラヒック量が規定値を超えた場合(又は下回った場合)、プライマリルートへの変更を推奨する。
【0116】
図15は本発明の第12の実施の形態例を示すブロック図である。図4と同一のものは、同一の符号を付して示す。ガイダンス制御部7000は、装置構成定義管理部6000から構成定義情報の収集を行なう(▲1▼)。次に、ネットワーク構成定義管理部8000は、ガイダンス制御部7000に対してネットワーク構成定義情報を与える(▲2▼)。次に、ガイダンス制御部7000は、ネットワーク機器(10及び/又は20)に対して装置構成定義の収集を行なう(▲3▼,▲4▼)。
【0117】
図中、ガイダンス制御部7000が定期的に実施する、各ネットワーク機器(10及び/又は20)との装置定義状態一致化処理フローを示す。
【0118】
先ず、装置定義情報の収集を行なう(S1)。次に、ネットワーク構成定義の収集を行なう(S2)。次に、装置構成定義の構成定義の収集(装置種別)を行なう(S3)。次に、ネットワーク構成定義の収集(サービス種別)を行なう(S4)。そして、装置構成定義が一致しているかどうかチェックする(S5)。一致していない場合には、構成定義変更要求を装置構成定義管理部6000に対して行なう(S6)。
【0119】
一致している場合には、ネットワーク構成定義が一致しているかどうかチェックする(S7)。一致していない場合には、ネットワーク構成定義変更要求をネットワーク構成定義管理部8000に対して行なう(S8)。一致している場合には、処理は終了する。
【0120】
図16は本発明に具備される装置構成定義管理部6000にて管理する管理テーブルの構成例を示す図である。管理テーブルは、ネットワーク機器毎に設けられている。そして、ネットワーク機器のシステム情報より収集して、下位装置、系、実装情報、構成定義等を得る。
【0121】
図17は本発明にて具備されるネットワーク構成定義管理部8000にて管理する管理テーブルの構成例を示す図である。管理テーブルは、ユーザ毎に設けられている。該管理テーブルは、ネットワーク機器、VPNアドレス範囲、定義数、構成定義位置、定義コマンド、削除コマンドより構成されている。ユーザサービス定義とVPNアドレス範囲は、運用開始前又は運用中に保守者により登録される。
【0122】
上述の実施の形態例では、ネットワークとしてIP網を用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限るものではなく、LAN等、他の種類のネットワークを用いることができる。
【0123】
(付記1) ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
構成定義が行なわれていないネットワーク機器の実装装置に対して、該ネットワーク機器に実装されたシステム情報を元に自動的に構成定義プロトタイプを生成する手段と、
保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なう手段と、
を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
【0124】
(付記2) ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
構成定義が存在するネットワーク機器の未実装装置又は障害装置に対して、自動的に構成定義を削除するプロトタイプを生成する手段と、
保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時にはネットワーク機器に対して構成定義削除要求の自動投入を行なう手段と、
を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
【0125】
(付記3) ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
保守者が構成定義を追加する時にターゲットとなるネットワーク機器の構成定義に関連する他ネットワーク機器の実装装置に対する構成定義プロトタイプを生成する手段と、
保守者に対して構成定義入力を促し、構成定義完結時には各ネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なう手段と、
を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
【0126】
(付記4) ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
保守者が構成定義を削除する時にターゲットとなるネットワーク機器の構成定義に関連する他ネットワーク機器の実装装置に対する構成定義を削除するプロトタイプを生成する手段と、
保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義削除の自動投入を行なう手段と、
を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
【0127】
(付記5) 関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成する手段を有することを特徴とする付記1又は3の何れかに記載のネットワーク運用監視装置。
【0128】
(付記6) ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
ネットワーク機器を監視することにより収集したトラヒック統計情報を元に、各ネットワーク機器の構成替えに関する構成定義を自動的に生成する手段と、
保守者に対して構成定義変更可否を促し、可判断時には各ネットワーク機器に対して構成定義変更の自動投入を行なう手段と、
を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
【0129】
(付記7) 定期的に自ら管理する構成定義情報と各ネットワーク機器の構成定義情報の一致化処理を行なう手段を設けたことを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載のネットワーク運用監視装置。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、ネットワーク運用監視装置が、構成定義が行なわれていないネットワーク機器の実装装置に対して、ネットワーク機器に実装されているシステム情報(ハード情報及び/又はソフト情報)を元にして、自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、保守者に対して必要な構成定義入力を促し、構成定義完結時にはネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なうことが可能となる。
(2)請求項2記載の発明では、ネットワーク運用監視装置が、構成定義が存在するネットワーク機器の未実装装置又は障害装置に対して、請求項1にて収集管理した構成定義を基にして、自動的に構成定義を削除するプロトタイプを生成すると共に、保守者に対して構成定義削除可否の判断を促し、可判断時にはネットワーク機器に対して構成定義削除要求の自動投入を行なうことが可能となる。
(3)請求項3記載の発明では、関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成することが可能となる。
【0131】
このように、本発明によれば、構成定義が行われていないネットワーク機器の実装装置に対して自動的に構成定義プロトタイプを生成すると共に、ネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なうことができるネットワーク運用監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態例を示すブロック図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態例を示すブロック図である。
【図12】本発明の第9の実施の形態例を示すブロック図である。
【図13】本発明の第10の実施の形態例を示すブロック図である。
【図14】本発明の第11の実施の形態例を示すブロック図である。
【図15】本発明の第12の実施の形態例を示すブロック図である。
【図16】装置構成定義管理部の管理テーブルの構成例を示す図である。
【図17】ネットワーク構成定義部の管理テーブルの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク機器
30 ネットワーク
40 画面表示例
100 ネットワーク運用監視装置
1000 構成管理部
2000 障害管理部
3000 性能管理部
4000 機密管理部
5000 HMI管理部
5001 ビュー管理部
6000 装置構成定義管理部
7000 ガイダンス制御部

Claims (3)

  1. ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
    構成定義が未定義のパッケージ又は回線インタフェースを検出した時、ネットワーク機器からネットワーク運用監視装置に対して不明な装置通知を行なう手段と、
    前記不明な装置通知を受けると、該当パッケージ又は回線インタフェースの装置情報が未定義であることを確認後、前記装置情報に応じた構成定義プロトタイプを生成する手段と、
    生成された構成定義プロトタイプを表示部に表示する手段と、
    保守者に対して必要な構成定義の入力を促し、保守者が構成定義を入力すると、保守者により更新された構成定義プロファイル情報を元にネットワーク機器への構成定義コマンド設定を行なう手段と、
    構成定義完結時にはネットワーク機器に対して構成定義要求の自動投入を行なう手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
  2. ネットワーク機器を監視するネットワーク運用監視装置において、
    構成定義が定義済みのパッケージ又は回線インタフェースの障害を検出した時、又はネットワーク機器にてパッケージ抜去又は回線インタフェース断が行われたが対応する構成定義で定義済みの時、
    ネットワーク機器からネットワーク運用監視装置に対して障害装置通知を行なう手段と、
    前記障害装置通知を受けると、該当装置又は回線インタフェースの装置情報が構成定義済みであることを確認後、該当装置定義を削除するのに必要となる構成定義プロトタイプを生成する手段と、
    生成された構成定義プロトタイプを表示部に表示する手段と、
    保守者により確認若しくは一部確認された構成定義ファイルを元にネットワーク機器への構成定義削除コマンド設定を行なう手段と、
    該構成定義削除コマンド設定が完了したらネットワーク機器へ削除設定した構成定義プロファイル情報の削除依頼を行なう手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク運用監視装置。
  3. 関連ネットワーク機器のトラヒック統計情報を元に推奨する構成定義プロトタイプを自動生成する手段を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク運用監視装置。
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