JP4159807B2

JP4159807B2 - Envelope cover and envelope binding tool

Info

Publication number: JP4159807B2
Application number: JP2002166300A
Authority: JP
Inventors: 真澄美藤田
Original assignee: 株式会社エム・アンド・エフ
Priority date: 2002-06-06
Filing date: 2002-06-06
Publication date: 2008-10-01
Anticipated expiration: 2022-06-06
Also published as: JP2004010112A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書類等を収納して保管する封筒に使用される封筒カバーおよび封筒綴じ具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、書類等を整理、保管する方法として、既存の書類ファイルに綴じて保管されることが知られている。また、書類等が封筒に入れられ郵送されてくる場合では、その封筒を有効利用するため、封筒を書類ファイルとして使用する場合もある。その際、封筒内から書類等が飛び出さないように封筒のフラップで封筒開口部を閉じた状態とし、また、収納された書類等の内容が封筒外部から判別できるように、封筒の表面または裏面に書類等の内容を判別するためのタイトル等を記載することが行なわれている。そして、封筒を書類ファイルとして使用するときは、書類等を、２つ穴を形成するパンチで穴をあけ、金属製あるいはプラスッチク製のファスナにより綴じた状態として、封筒に入れて保管している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、封筒に入れられ郵送されてきた書類等を、既存の書類ファイルに綴じて保管する場合には、書類等の保管のために、わざわざ、別途、書類ファイルを購入する必要があった。また、その書類ファイルを廃棄する場合には、書類等を綴じているファスナは金属製のものが多いために、ファスナを分別して廃棄する必要があった。そのためには、ファイルを開き、ファスナから書類等を外し、ファスナをファイルから外して廃棄する等の作業が必要であり、また、ファスナが簡単に外れないようなこともあり、時間がかかるという問題があった。
【０００４】
また、書類等を封筒により保管する場合では、封筒が複数あると、机または棚等に平積み（横積み）、または縦に並べて保管されることが多かった。そのため、封筒を平積みまたは縦に並べた場合には、封筒の表面または裏面に記載されたタイトル等が、他の封筒に隠されて、外部から判別できないという問題があった。そのため、封筒１つ１つのタイトル等を確認する必要があり、目的とする書類等を捜すのに時間がかかった。また、封筒内に収納されている書類等がファスナにより綴じられている場合には、書類からファスナを外して廃棄する必要があり、扱いが面倒であった。
【０００５】
そこで、紙資源である封筒を大切に有効利用するために、封筒に取り付けて、その封筒に優れた書類等の保管性、判別性を持たせる封筒カバーおよび封筒綴じ具が要望されていたが、今日までそのようなものは知られていなかった。
【０００６】
そこで、本発明は、上記問題を解決すべく創案されたもので、その目的は書類等を封筒で保管する際に、封筒を有効利用するために、封筒に取り付けて、その封筒に優れた書類等の保管性、判別性を持たせる封筒カバーおよび封筒綴じ具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、封筒の側端に設けられるシート状の封筒カバーであって、前記封筒カバーは、長手方向が封筒の本体上端から本体下端までの大きさを有し、その長手方向に沿って中央部に設けられた複数の折線部と、この折線部により折り曲げられることにより形成される背表紙部およびその背表紙部の左右側に屈曲して対向するように配置される一対の挟持部と、この挟持部の内面側に設けられ前記封筒の表裏面に粘着するための粘着部とを備え、前記粘着部は、前記封筒のフラップを閉じた状態におけるフラップ下端から封筒の本体下端までの間で設けられている封筒カバーとして構成したものである。
【０００８】
前記の構成において、封筒カバーは、その折線部に沿って折り曲げて、背表紙部の両側に挟持部が対向するように配置して、その背表紙部が、封筒の側端に位置するように、挟持部の粘着部を封筒の側端近傍における表裏面に貼り付けることで封筒に取り付けられる。そのため、封筒カバーが取り付けられた封筒を書棚に複数並べた場合や、平積みした場合でも、封筒カバーの背表紙部が常に認識できる位置となる。また、封筒カバーの粘着部は、封筒のフラップの位置にはないので、そのフラップを有効に利用できる。しかも、フラップ側端部が挟持部によって挟持されるため、フラップの開口をある程度制限する。
【０００９】
また、請求項２に記載の発明は、前記背表紙部および両挟持部に亘って、その封筒カバーの短手方向に沿って設けられた切断線を有する封筒カバーとして構成したものである。前記構成において、封筒カバーに切断線が設けられていることにより、封筒カバーの長手方向の長さが、封筒の側端に対応した長さに切断され調整される。
【００１０】
また、前記請求項１または請求項２の構成に加えて、前記封筒カバーの四隅の少なくとも一隅に着色部を有することにより、他の封筒（書類ファイル）との区別が明確になる。
【００１１】
また、請求項３に記載の発明は、封筒の側端に設けられるシート状の封筒カバーおよびこの封筒カバーに取り付けられる透明性材料からなるクリップからなる封筒綴じ具であって、前記封筒カバーは、長手方向が封筒の本体上端から本体下端までの大きさを有し、その長手方向に沿って中央部に設けられた複数の折線部と、この折線部により折り曲げられることにより形成される背表紙部およびその背表紙部の左右側に屈曲して対向するように配置される一対の挟持部と、この挟持部の内面側に設けられ前記封筒の表裏面に粘着するための粘着部とを備え、前記粘着部は、前記封筒のフラップを閉じた状態におけるフラップ下端から封筒の本体下端までの間で設けられ、前記クリップは、前記背表紙部に沿って設けられる背板部と、この背板部の左右側に屈曲して対向し、両端辺が互いに近接する方向に付勢されて設けられる側板部を備え、前記クリップの側板部の両端辺で前記封筒カバーを挟持する封筒綴じ具として構成したものである。
【００１２】
前記の構成において、クリップは、前記封筒カバーの背表紙部に沿って設けられる背板部の両側に側板部が対向するように配置して、その側板部の互いに近接する方向に付勢された両端辺で前記封筒カバーを挟持することで、前記封筒カバーに取り付けられる。そのため、封筒内部に収納された書類等が封筒内の側端で強く保持または固定される。また、クリップが透明性材料で作製されていることにより、封筒カバーの背表紙部に記載されたタイトル等が外部から透かして見える。また、書類等を廃棄する際には、クリップを封筒カバーの上側または下側にスライドすることにより、封筒カバーから簡単に取り除かれる。
【００１３】
また、請求項４に記載の発明は、前記封筒カバーは、その背表紙部および両挟持部に亘って、その封筒カバーの短手方向に沿って設けられた切断線を有する封筒綴じ具として構成したものである。前記構成において、封筒カバーに切断線が設けられていることにより、封筒カバーの長手方向の長さが、封筒の側端に対応した長さに切断され調整される。
【００１４】
また、前記請求項３または請求項４の構成に加えて、封筒カバーに前記した着色部を設けることにより、他の封筒（書類ファイル）との区別が明確になる。さらに、前記粘着部を封筒のフラップ下端位置から封筒の本体下端までの間に設けることにより、フラップを有効に利用できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図１は封筒カバーの表面の正面図、図２は封筒カバーの裏面の正面図、図３は封筒カバーの使用状態を示す斜視図、図４（ａ）、（ｂ）は封筒カバーの折曲時の部分拡大斜視図、図５（ａ）、（ｂ）は封筒カバーの他の形態を示す斜視図、図６はクリップの斜視図、図７（ａ）はクリップの平面図、（ｂ）、（ｃ）はクリップの他の形態の平面図、図８は封筒綴じ具の使用状態を示す斜視図である。
【００１６】
本発明の第１の実施形態は、図１〜図３に示すように、封筒Ｅの高さ方向に沿って、その封筒Ｅの側端に設けられ、着色部８を有するシート状の封筒カバー１であって、その中央部に設けられた複数の折線部２で折り曲げられることにより、背表紙部３と、その背表紙部３の左右側に屈曲して対向するように配置された一対の挟持部４、４とを形成し、前記挟持部４、４の内面側に粘着部５、５が設けられている。
【００１７】
封筒カバー１は、紙またはプラスチック等から構成され、好ましくは紙製である。封筒カバー１が紙製の場合は、封筒Ｅおよび収納された書類等と共に、分別することなく廃棄することができる。また、用途により、プラスチック等で構成しても良い。また、封筒Ｅを縦置きした際に、封筒Ｅに屈曲が生じないように、封筒カバー１が適度な強度を有することが好ましく、板紙、例えば、白板紙、色ボール紙等で封筒カバー１を作製することが好ましい。
【００１８】
また、封筒カバー１の大きさは、挟持部４、４で挟持される封筒Ｅの大きさ、例えばＪＩＳＳ５５０２に規定された長形、角形、洋形の封筒の大きさによって設定され、かつ、封筒Ｅの側端を挟持できる大きさに適宜設定する。好ましくは、長さＬ１は封筒Ｅの長さ（側端部）にほぼ等しく、幅Ｗ１は長さＬ１の約１／３程度の長さを有する。例えば、使用頻度の高いＡ４版書類用の角形２号封筒（横２４０ｍｍ×縦３３２ｍｍ）に使用する封筒カバー１の大きさは、横（幅Ｗ１）１０８ｍｍ×縦（長さＬ１）３２８ｍｍである。
【００１９】
なお、背表紙部３および両挟持部４、４に亘って、その封筒カバー１の短手方向に沿って切断線９を設け、封筒カバー１を、その切断線９で切断して、封筒Ｅの側端に対応する長さに調整しても良い。
【００２０】
また、この切断線９は、ミシン目で構成することが好ましいが、印刷等によって切断線９を封筒カバー１に表示し、ハサミ等で切断しても良い。また、切断線９は、直線形状に限定されず、図１に示すように、切断線９の両端部分を曲線で形成した形状でも良い。
【００２１】
また、封筒カバー１の厚みは、封筒カバー１に適度の強度を付与する厚みに設定されることが好ましい。すなわち、図３、図４に示すように、封筒カバー１を折線部２で折り曲げることにより形成した背表紙部３と、その両端の挟持部４、４からなる形状が保持される強度を有する。これにより、前記した封筒Ｅを縦置きした際の屈曲も防止できる。一例として、具体的には約０．５ｍｍ程度が好ましい。
【００２２】
折線部２は、図１、図２に示すように、封筒カバー１の長手方向に沿って中央部に設けられ、背表紙部３、挟持部４、４を形成するために、少なくとも２本の折線からなる。また、図３、図４に示すように、挟持部４、４で挟持される封筒Ｅの厚みに対応できるように２種類の折線、小幅用折線２ａ、大幅用折線２ｂを設けるのが好ましい。また、折線部２は、従来公知の加工方法、例えば、ローラ加工によって作製される。
【００２３】
背表紙部３は、図１〜図４に示されように、封筒カバー１を折線部２で折り曲げることにより形成され、その幅は、前記折線部２間の幅に相当し、かつ、挟持部４、４で挟持される封筒Ｅの厚みに相当する。そして、前記したように折線部２を２種類設けることにより、背表紙部３の幅も２種類の幅が設定される。例えば、小幅用折線２ａ、２ａで形成される背表紙部３の幅Ｗ２は約１０ｍｍであり、大幅用折線２ｂ、２ｂで形成される背表紙部３の幅Ｗ３は約２６ｍｍである。そして、背表紙部３は見出し部３ａ、３ａを有し（図１、図３参照）、封筒Ｅ内に収納される書類等の内容を判別するタイトル等が記載される。そして、複数の封筒Ｅが平積みまたは縦に並べられても、この背表紙部３によりタイトル等を認識できるので、封筒Ｅの判別性が優れたものとなる。なお、見出し部３ａの数は、特に限定されないが、上下２段が好ましい。
【００２４】
挟持部４、４は、図１〜図４に示されるように、封筒カバー１を折線部２で折り曲げることにより形成され、その幅は｛（封筒カバー１の幅Ｗ１）−（背表紙部３の幅Ｗ２またはＷ３）｝／２で規定され、封筒Ｅの側端を挟持できる大きさに設定される。例えば、角形２号封筒Ｅを挟持する場合には、小幅用折線２ａの使用（封筒Ｅに収納される書類等が少ない場合）で４９ｍｍ、大幅用折線２ｂの使用（封筒Ｅに収納される書類等が多い場合）で４１ｍｍとなる。そして、挟持部４、４の上部には副見出し部４ａ、４ａ、４ａが所定間隔を置いて複数（ここでは３つ）設けられ、前記見出し部３ａ、３ａを補足する内容が記載される。副見出し部４ａの幅、所定間隔、数は、特に限定されないが、例えば、幅約８ｍｍ程度の副見出し部４ａを約８ｍｍ間隔で３つ設けることが好ましい。また、挟持部４、４が、封筒Ｅの側端を挟持することにより、封筒ＥのフラップＥａの側端部も挟持される。その結果、フラップＥａの開口がある程度制限され、封筒Ｅが本来有している書類等の保管機能が向上する。
【００２５】
粘着部５、５は、図１〜図３に示すように、封筒カバー１を封筒Ｅの表裏面に粘着できれば、使用される粘着剤の種類は特に限定されず、従来公知の粘着剤が使用される。例えば、図２に示されるような両面粘着テープの使用が好ましいが、剥離紙６、６を必要としない粘着剤の使用を妨げるものではない。
【００２６】
また、粘着部５、５は、挟持部４、４を封筒Ｅの表裏面に粘着できる所定の長さで、封筒ＥのフラップＥａを閉じた状態におけるフラップＥａの下端Ｅｂの位置から封筒Ｅの本体下端までの間に対応する位置に設けられる。そして、閉じた状態におけるフラップＥａの下端Ｅｂの位置に対応する位置から所定の長さに、封筒Ｅの本体下端位置に対応する位置から所定の長さに、または、閉じた状態におけるフラップＥａの下端Ｅｂの位置と本体下端位置の中間部に所定の長さで、連続的に、または不連続的に設けられている。なお、挟持部４（封筒カバー１）の上端部の、封筒ＥのフラップＥａに対応する位置（余白部７）には、粘着部が存在しない。この余白部７により、フラップＥａが開封自在となり、フラップ部Ｅａから書類等の出し入れが可能となる。そのため、従来の書類ファイルのように、書類ファイルを開いて、ファスナを取り外して、書類等の出し入れをするような面倒な手間を省くことができる。
【００２７】
また、粘着部５、５の幅は、封筒カバー１を封筒Ｅの表裏面に粘着できれば、特に限定されないが、角形２号の封筒に使用する場合で約６ｍｍが好ましい。さらに、粘着部５、５の挟持部４、４での位置についても、封筒Ｅの側端を挟持できれば、特に限定されないが、図２に示すように挟持部４、４の端部に設けるのが好ましい。
【００２８】
また、封筒カバー１は挟持部４、４の側端４ｂ、４ｂが直線形状（図１〜図３）の封筒カバー１だけでなく、図５（ａ）（ｂ）に示すように、挟持部４、４の側端４ｂ、４ｂに凸部４ｃまたは凹部４ｄを有する凹凸形状を有する封筒カバー１でも良い。
【００２９】
さらに、図１、図３に示すように、封筒カバー１の四隅の少なくとも一隅に着色部８を設け、その着色部８の色彩は着色部８以外の色彩と異なるものとする。また、着色部８の大きさは、外部から他の封筒と容易に判別できる機能を有すれば、特に限定されない。例えば、横７０ｍｍ×縦４０ｍｍが好ましい。なお、着色部８は、封筒カバー１を使用しており、他の書類ファイルとは異なることを示す目安としてここでは使用されている。
【００３０】
次に、封筒カバー１の使用方法について説明する。図３に示すように、
（１）封筒カバー１の見出し部３ａ、３ａに、封筒Ｅに収納された書類等のタイトル等を記載する。また、挟持部４、４の副見出し部４ａ、４ａ、４ａへ記載する事項があれば記載する。なお、必要であれば、切断線９によって、封筒カバー１の長さを、封筒Ｅの側端に対応する長さに調整する。
（２）封筒Ｅの厚みに対応する封筒カバー１の折線部２（小幅用折線２ａまたは大幅用折線２ｂ）を選択して、封筒カバー１を折線部２で折り曲げ、背表紙部３および挟持部４、４を形成する。背表紙部３の内側に設けられた粘着部５、５に剥離紙６、６（図２参照）が用いられている場合には、剥離紙６、６を剥がす。
（３）封筒カバー１の挟持部４、４で封筒Ｅの側端を挟持し、挟持部４、４の内面側に設けた粘着部５、５で封筒カバー１を封筒Ｅの表裏面に粘着して、封筒Ｅに封筒カバー１を取り付ける。
なお、（１）の見出し部３ａまたは副見出し部４ａへの記載は、（３）の挟持部４、４での封筒Ｅへの取付後に行なっても良い。
【００３１】
次に、本発明の第２の実施形態について説明する。なお、前記構成と同じ部材は同じ符号を付して説明を省略する。図８に示すように、封筒カバー１およびこの封筒カバー１の外側に取り付けられる透明性材料からなるクリップ１０からなる封筒綴じ具である。封筒カバー１は前記に記載した通りであって、クリップ１０は、図６〜図８に示すように、背板部１１と、その背板部１１の左右側に屈曲して対向するように配置され、両端辺１３、１３が互いに近接する方向に付勢された側板部１２、１２を備えている。そして前記クリップ１０の側板部１２、１２の両端辺１３、１３で前記封筒カバー１を挟持している。
【００３２】
クリップ１０は、再生ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等のポリオレフィンからなる透明性材料で作製される。クリップ１０が透明性を有することにより、封筒カバー１の背表紙部３に沿って設けられた背板部１１から、前記封筒カバー１の背表紙部３（見出し部３ａ、３ａ）に記載されたタイトル等が外部から透かして見える（視認することができる）。そのため、複数の封筒Ｅが平積みまたは縦に並べられても、背板部１１から収納された書類等のタイトル等が認識できるので、書類等の判別性が優れたものとなる。また、図７（ａ）に示すように、側板部１２、１２の両端辺１３、１３で封筒カバー１が挟持されることにより、封筒Ｅ内に収納された書類等が封筒Ｅ内の側端で強く保持または固定され、書類等の保管性が優れたものとなる。そして、図７（ｂ）に示すように、両端辺１３、１３の近傍に内面側に突出した凹陥部１４、１４を形成しても良い。
【００３３】
また、クリップ１０の大きさは、封筒カバー１を挟持して、封筒Ｅ内に収納された書類等が封筒Ｅ内の側端で強く保持または固定できる大きさに設定される。好ましくは、図６、図７に示すように、長さＬ２は封筒カバー１の長さＬ１にほぼ等しく、例えば、角形２号封筒の使用（封筒カバー１の長さＬ１が３２８ｍｍ）でＬ２＝２９８ｍｍである（後記するように、長さＬ１よりも短い長さＬ２を有するクリップ１０を複数使用しても良い）。また、幅Ｗ４（背板部１１の内側の幅）は封筒カバー１の背表紙部３の幅（封筒Ｅの厚さ）にほぼ等しく、例えば、角形２号封筒の使用（封筒カバー１の背表紙部３の幅１０ｍｍ）でＷ４＝１０．５ｍｍである。さらに、使用前（封筒カバー１を挟持前）の背板部１１から側板部１２、１２の両端辺１３、１３までの幅Ｗ５は、封筒カバー１（挟持部４）を外側から挟持できる大きさを有し、例えば、封筒カバー１の挟持部４の長さ４９ｍｍで幅Ｗ５＝１１ｍｍである。
【００３４】
また、クリップ１０の厚みＴは、クリップ１０を構成する材料によるが、使用時に封筒Ｅ内の書類等を保持または固定できる挟持力が側板部１２、１２（両端辺１３、１３）に付与されるように設定される。また、この挟持力は、封筒カバー１が取り付けられた封筒Ｅの差込により、互いに近接した側板部１２、１２の両端辺１３、１３が容易に（通常の力で）開くことが可能な強さに設定する。例えば、挟持される封筒Ｅの厚みが８ｍｍ程度である場合、厚みＴが０．８ｍｍ程度のポリプロピレン製の板材でクリップ１０を作製することが好ましい。ここで、近接とは両端辺間の距離が１ｍｍ以下の状態を言う。
【００３５】
クリップ１０の封筒カバー１への取付個数は１つに限定されず、封筒Ｅ内の書類等を保持または固定できれば、複数のクリップ１０、１０・・・を使用しても良い。例えば、クリップ１０の長さＬ２が封筒カバーの長さＬ１の半分以下の複数のクリップ１０を用いて、封筒カバー１の上端部と下端部の２箇所、または上端部、中間部、下端部の３箇所に取り付ける形態でも良い。
【００３６】
また、図７（ｃ）に示すように、クリップ１０の背板部１１の左右両端部に、他のクリップ１０と接続するための互いに係合する係合手段（凸部１５ａまたは凹部１５ｂ）を設けても良い。この係合手段により、収納された書類等の種類ごとに、複数の封筒Ｅを１つにまとめて保管できる。
【００３７】
次に、封筒綴じ具の使用方法について説明する。図８に示すように、
（Ａ）前記したように封筒Ｅの側端に封筒カバー１を取り付ける。
（Ｂ）封筒Ｅ内の書類等を封筒Ｅ内の側端に寄せる。
（Ｃ）前記（Ｂ）の封筒カバー１の上端部または下端部を、クリップ１０の側板部１２、１２の両端辺１３、１３に当接し、クリップ１０の背板部１１の内面側に当接するまで差し込む。クリップ１０の側板部１２、１２の両端辺１３、１３が外方に開き、さらに封筒カバー１を挟持する。
（Ｄ）クリップ１０を、封筒カバー１の上端部から下端部（または下端部から上端部）へ封筒カバー１の側端に沿って、クリップ１０をスライドすることにより、封筒カバー１にクリップ１０を取り付ける。これにより、封筒Ｅ内の書類等が、その封筒Ｅの外側からクリップ１０により強く保持または固定される。
【００３８】
なお、クリップ１０を使用することにより、封筒Ｅの反対側の側端および下端をハサミ等で開放することで、その封筒Ｅ自体を書類ファイルの表裏表紙として使用することもでき、別途、書類ファイルを購入する必要もないので、コスト面において優れたものとなる。
【００３９】
また、書類等を廃棄する場合には、クリップ１０をスライドするだけで簡単に封筒カバー１から取り外すことができるので、書類等の廃棄が容易である。また、取り外したクリップ１０は再利用することができる。さらに、クリップ１０を生分解性プラスチックにより形成すれば、廃棄する場合にクリップ１０を取り外す必要がなく都合が良い。
【００４０】
【発明の効果】
以上の通り、本発明においては、封筒カバーが、その中央部に設けられた折線部と、この折線部により形成される背表紙部および一対の挟持部と、この挟持部の内面側の粘着部とを備えることにより、書類等を封筒で保管する際に、書類等の保管性および判別性が優れたものとなり、廃棄処分が容易なものとなる。また、フラップの開閉により簡単に書類等を出し入れできるので、使い勝手の良いものとなる。さらに、郵送されてきた封筒自体を使用することから、紙資源の保護にもつながる。
【００４１】
また、本発明においては、封筒綴じ具が、封筒カバーおよびこの封筒カバーに取り付けられるクリップからなり、封筒カバーが前記構成を備え、クリップが、背板部と、その両端辺が近接する方向に付勢された側板部とを備え、前記クリップの側板部の両端辺で前記封筒カバーを挟持することにより、書類等を封筒で保管する際に、書類等の保管性および判別性が優れたものとなり、また、書類の廃棄処分が容易なものとなる。また、封筒自体が書類ファイルとなるので、別途、書類ファイルを購入する必要がない、また、クリップ自体を再利用できるので、コスト面で優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の封筒カバーの表面の正面図である。
【図２】本発明の封筒カバーの裏面の正面図である。
【図３】本発明の封筒カバーの使用状態を示す斜視図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は本発明の封筒カバーの折曲時の部分拡大斜視図である。
【図５】（ａ）、（ｂ）は本発明の封筒カバーの他の形態を示す斜視図である。
【図６】本発明のクリップの斜視図である。
【図７】（ａ）は本発明のクリップの平面図、（ｂ）、（ｃ）はクリップの他の形態を示す平面図である。
【図８】本発明の封筒綴じ具の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１封筒カバー
２折線部
３背表紙部
３ａ見出し部
４挟持部
５粘着部
９切断線
１０クリップ
１１背板部
１２側板部
１３両端辺
Ｅ封筒
Ｅａフラップ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an envelope cover and an envelope binding tool used for an envelope for storing and storing documents and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method for organizing and storing documents and the like, it is known that they are stored in an existing document file. In addition, when a document or the like is put in an envelope and mailed, the envelope may be used as a document file in order to effectively use the envelope. At that time, the envelope opening is closed with the flap of the envelope so that the document does not jump out of the envelope, and the contents of the stored document can be distinguished from the outside of the envelope A title or the like for discriminating the contents of a document or the like is described in When an envelope is used as a document file, a document or the like is stored in an envelope in a state in which a hole is punched with a punch that forms two holes and bound with a fastener made of metal or plastic.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when storing documents that have been mailed in envelopes in an existing document file, it is necessary to purchase a separate document file in order to store the document. Further, when discarding the document file, since many fasteners binding the documents are made of metal, it is necessary to separate and discard the fasteners. To do so, it is necessary to open the file, remove the document from the fastener, remove the fastener from the file and dispose of it, and the fastener may not be easily removed, which takes time. was there.
[0004]
Further, when documents are stored in envelopes, if there are a plurality of envelopes, they are often stored flatly (horizontally) or vertically arranged on a desk or shelf. For this reason, when envelopes are stacked or arranged vertically, the titles and the like written on the front or back surface of the envelope are hidden by other envelopes and cannot be distinguished from the outside. Therefore, it was necessary to check the title of each envelope, and it took time to search for the target document. Further, when a document or the like stored in an envelope is bound by a fastener, it is necessary to remove the fastener from the document and discard it, which is troublesome.
[0005]
Therefore, in order to cherish and effectively use envelopes, which are paper resources, there has been a demand for envelope covers and envelope binding tools that are attached to envelopes and have excellent storability and discriminating ability for documents, etc. To date, no such thing has been known.
[0006]
Therefore, the present invention was devised to solve the above problems, and the purpose of the invention is to attach the envelope to the envelope in order to effectively use the envelope when storing the document or the like in the envelope. It is an object of the present invention to provide an envelope cover and an envelope binding tool that can be stored and discriminated.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to claim 1, a sheet-like envelope cover provided on a side end of the envelope, the envelope cover the longitudinal direction to the main body bottom from the body the edge of the envelope has a size, and a plurality of fold lines part provided in the central portion along the longitudinal direction thereof, the spine portion and which is formed by being bent by the polygonal line portion is bent to the left and right side of the spine portion A pair of sandwiching portions arranged to face each other, and an adhesive portion provided on the inner surface side of the sandwiching portion for adhering to the front and back surfaces of the envelope, wherein the adhesive portion closed the flap of the envelope This is configured as an envelope cover provided between the lower end of the flap in the state and the lower end of the main body of the envelope.
[0008]
In the above-described configuration, the envelope cover is bent along the fold line portion and disposed so that the sandwiching portions face each other on both sides of the spine cover portion so that the spine cover portion is positioned at the side edge of the envelope. The adhesive part of the sandwiching part is attached to the envelope by sticking to the front and back surfaces in the vicinity of the side edge of the envelope. Therefore, even when a plurality of envelopes to which the envelope cover is attached are arranged on the bookshelf or when they are stacked, the back cover portion of the envelope cover can be always recognized. Moreover, since the adhesion part of an envelope cover is not in the position of the flap of an envelope, the flap can be utilized effectively. Moreover, since the flap side end is clamped by the clamping unit, the opening of the flap is limited to some extent.
[0009]
The invention according to claim 2 is configured as an envelope cover having a cutting line provided along a short direction of the envelope cover over the spine portion and the sandwiching portions. The said structure WHEREIN: By providing the cutting line in an envelope cover, the length of the longitudinal direction of an envelope cover is cut | disconnected and adjusted to the length corresponding to the side edge of an envelope.
[0010]
Moreover, in addition to the structure of the said Claim 1 or Claim 2, by having a colored part in at least one corner of the four corners of the said envelope cover, distinction with another envelope (document file) becomes clear.
[0011]
The invention according to claim 3 is an envelope binding tool comprising a sheet-like envelope cover provided at a side end of the envelope and a clip made of a transparent material attached to the envelope cover, and the envelope cover includes: The longitudinal direction has a size from the upper end of the main body of the envelope to the lower end of the main body, a plurality of folding lines provided at the center along the longitudinal direction, and a spine portion formed by being bent by the folding lines And a pair of sandwiching portions arranged to be bent and opposed to the left and right sides of the spine portion, and an adhesive portion that is provided on the inner surface side of the sandwiching portion and adheres to the front and back surfaces of the envelope, the adhesive portion is provided between the flap lower edge to the main body bottom of the envelope in the closed state of the said envelope flap, said clip includes a back plate portion provided along the spine portion, the back plate A side plate portion that is bent and opposed to the left and right sides, and is biased in a direction in which both end sides are close to each other, and is configured as an envelope binding tool that sandwiches the envelope cover at both end sides of the side plate portion of the clip. Is.
[0012]
In the above configuration, the clip is arranged so that the side plate portions face both sides of the back plate portion provided along the spine portion of the envelope cover, and is urged in the direction in which the side plate portions approach each other. The envelope cover is attached to the envelope cover by sandwiching the envelope cover at both ends. Therefore, a document or the like stored in the envelope is strongly held or fixed at the side end in the envelope. Further, since the clip is made of a transparent material, the title and the like written on the back cover portion of the envelope cover can be seen through from the outside. When discarding a document or the like, the clip is easily removed from the envelope cover by sliding the clip to the upper side or the lower side of the envelope cover.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, the envelope cover is configured as an envelope binding tool having a cutting line provided along a short direction of the envelope cover over the spine portion and both sandwiching portions. It is a thing. The said structure WHEREIN: By providing the cutting line in an envelope cover, the length of the longitudinal direction of an envelope cover is cut | disconnected and adjusted to the length corresponding to the side edge of an envelope.
[0014]
Moreover, in addition to the structure of the said Claim 3 or Claim 4, distinction with another envelope (document file) becomes clear by providing the above-mentioned coloring part in an envelope cover. Furthermore, a flap can be utilized effectively by providing the said adhesion part between the flap lower end position of an envelope, and the main body lower end of an envelope.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a front view of the front surface of the envelope cover, FIG. 2 is a front view of the back surface of the envelope cover, FIG. 3 is a perspective view showing the usage state of the envelope cover, and FIGS. 4 (a) and 4 (b) are bent views of the envelope cover. 5 (a) and 5 (b) are perspective views showing other forms of the envelope cover, FIG. 6 is a perspective view of the clip, FIG. 7 (a) is a plan view of the clip, and FIG. (C) is a top view of the other form of a clip, FIG. 8: is a perspective view which shows the use condition of an envelope binding tool.
[0016]
As shown in FIGS. 1 to 3, the first embodiment of the present invention is a sheet-like envelope cover that is provided at a side end of an envelope E along the height direction of the envelope E and has a colored portion 8. 1 and a pair of folding back portions 3 arranged so as to be bent and opposed to the left and right sides of the spine cover portion 3 by being bent at a plurality of folding line portions 2 provided in the central portion thereof. The sandwiching portions 4 and 4 are formed, and the adhesive portions 5 and 5 are provided on the inner surface side of the sandwiching portions 4 and 4.
[0017]
The envelope cover 1 is made of paper or plastic, and is preferably made of paper. When the envelope cover 1 is made of paper, the envelope cover 1 can be discarded together with the envelope E and the stored documents without being separated. Moreover, you may comprise with a plastic etc. depending on a use. Further, it is preferable that the envelope cover 1 has an appropriate strength so that the envelope E is not bent when the envelope E is placed vertically, and the envelope cover 1 is made of paperboard, for example, white paperboard or colored cardboard. It is preferable to produce it.
[0018]
The size of the envelope cover 1 is set by the size of the envelope E sandwiched between the sandwiching portions 4 and 4, for example, the size of a long, square, or western envelope defined in JIS S5502. The size is set appropriately so that the side edge of the envelope E can be clamped. Preferably, the length L1 is substantially equal to the length (side end portion) of the envelope E, and the width W1 is about 1/3 of the length L1. For example, the size of the envelope cover 1 used for a square No. 2 envelope (240 mm wide × 332 mm high) for frequently used A4 size documents is horizontal (width W1) 108 mm × vertical (length L1) 328 mm.
[0019]
In addition, a cutting line 9 is provided along the short direction of the envelope cover 1 over the spine cover 3 and the sandwiching parts 4 and 4, and the envelope cover 1 is cut along the cutting line 9 to obtain an envelope E You may adjust to the length corresponding to the side edge.
[0020]
The cutting line 9 is preferably composed of perforations, but the cutting line 9 may be displayed on the envelope cover 1 by printing or the like and cut with scissors or the like. Further, the cutting line 9 is not limited to a linear shape, and may be a shape in which both end portions of the cutting line 9 are formed as curves as shown in FIG.
[0021]
Moreover, it is preferable that the thickness of the envelope cover 1 is set to a thickness that gives the envelope cover 1 an appropriate strength. That is, as shown in FIGS. 3 and 4, the envelope cover 1 has a strength to hold the shape of the spine cover portion 3 formed by folding the envelope cover 1 at the fold line portion 2 and the sandwiching portions 4, 4 at both ends thereof. Thereby, the bending at the time of placing the above-mentioned envelope E vertically can also be prevented. As an example, specifically, about 0.5 mm is preferable.
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 2, the fold line portion 2 is provided in the center portion along the longitudinal direction of the envelope cover 1, and at least two fold line portions 2 are formed to form the spine portion 3 and the sandwiching portions 4 and 4. It consists of a broken line. Also, as shown in FIGS. 3 and 4, it is preferable to provide two types of folding lines, a narrow folding line 2a, and a large folding line 2b so as to correspond to the thickness of the envelope E sandwiched between the sandwiching portions 4 and 4. Moreover, the broken line part 2 is produced by a conventionally well-known processing method, for example, roller processing.
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 4, the spine portion 3 is formed by folding the envelope cover 1 at the fold line portion 2, and the width corresponds to the width between the fold line portions 2, and the clamping portion This corresponds to the thickness of the envelope E held between 4 and 4. Then, as described above, by providing two types of folding line portions 2, two types of widths are set for the spine portion 3. For example, the width W2 of the spine portion 3 formed by the small folding lines 2a and 2a is about 10 mm, and the width W3 of the spine portion 3 formed by the large folding lines 2b and 2b is about 26 mm. The spine portion 3 has headings 3a and 3a (see FIGS. 1 and 3), on which titles and the like for determining the contents of documents stored in the envelope E are described. Even if a plurality of envelopes E are stacked or arranged vertically, the back cover 3 can recognize the title and the like, so that the discriminability of the envelope E is excellent. The number of headings 3a is not particularly limited, but two upper and lower stages are preferable.
[0024]
As shown in FIGS. 1 to 4, the sandwiching portions 4, 4 are formed by folding the envelope cover 1 at the fold line portion 2, and its width is {(width W1 of the envelope cover 1) − (back cover portion 3 Width W2 or W3)} / 2, and is set to a size that can sandwich the side edge of the envelope E. For example, when sandwiching a square No. 2 envelope E, use of the small folding line 2a (when there are few documents stored in the envelope E), 49 mm, use of the large folding line 2b (documents stored in the envelope E) Etc.) is 41 mm. A plurality (three in this case) of sub headings 4a, 4a, 4a are provided at predetermined intervals on the upper portions of the sandwiching parts 4, 4, and the contents supplementing the headings 3a, 3a are described. The width, the predetermined interval, and the number of the sub heading portions 4a are not particularly limited. For example, it is preferable to provide three sub heading portions 4a having a width of about 8 mm at intervals of about 8 mm. Further, when the sandwiching portions 4 and 4 sandwich the side end of the envelope E, the side end portion of the flap Ea of the envelope E is also sandwiched. As a result, the opening of the flap Ea is limited to some extent, and the function of storing documents and the like that the envelope E originally has is improved.
[0025]
As long as the adhesive parts 5 and 5 can adhere the envelope cover 1 to the front and back surfaces of the envelope E as shown in FIGS. 1 to 3, the type of the adhesive used is not particularly limited, and a conventionally known adhesive is used. Is done. For example, the use of a double-sided pressure-sensitive adhesive tape as shown in FIG. 2 is preferable, but this does not preclude the use of a pressure-sensitive adhesive that does not require the release papers 6 and 6.
[0026]
The adhesive portions 5 and 5 have a predetermined length that allows the sandwiching portions 4 and 4 to adhere to the front and back surfaces of the envelope E, and the envelope E from the position of the lower end Eb of the flap Ea when the flap Ea of the envelope E is closed. It is provided at a position corresponding to the bottom of the main body. The flap Ea in the closed state from the position corresponding to the position of the lower end Eb in a predetermined length, the body lower end a predetermined length from a position corresponding to the position of the envelope E, or a closed flap Ea in the state A predetermined length is provided continuously or discontinuously at a middle portion between the position of the lower end Eb and the lower end position of the main body. In addition, the adhesion part does not exist in the position (blank part 7) corresponding to the flap Ea of the envelope E of the upper end part of the clamping part 4 (envelope cover 1). The blank portion 7 allows the flap Ea to be opened, and allows documents and the like to be taken in and out of the flap portion Ea. As a result, it is possible to save troublesome work such as opening a document file, removing a fastener, and putting in and out a document etc. like a conventional document file.
[0027]
Further, the width of the adhesive portions 5 and 5 is not particularly limited as long as the envelope cover 1 can be adhered to the front and back surfaces of the envelope E, but is preferably about 6 mm when used for the square No. 2 envelope. Further, the position of the adhesive portions 5 and 5 at the sandwiching portions 4 and 4 is not particularly limited as long as the side end of the envelope E can be sandwiched, but it is provided at the end portions of the sandwiching portions 4 and 4 as shown in FIG. Is preferred.
[0028]
Further, the envelope cover 1 is not limited to the envelope cover 1 in which the side ends 4b and 4b of the clamping portions 4 and 4 are linear (FIGS. 1 to 3), but also as shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b). The envelope cover 1 having a concavo-convex shape having convex portions 4c or concave portions 4d at the side ends 4b and 4b of the fourth and fourth sides may be used.
[0029]
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, a colored portion 8 is provided in at least one corner of the envelope cover 1, and the color of the colored portion 8 is different from colors other than the colored portion 8. The size of the colored portion 8 is not particularly limited as long as it has a function that can be easily distinguished from other envelopes from the outside. For example, the width 70 mm × length 40 mm is preferable. The coloring portion 8 uses the envelope cover 1 and is used here as a guide indicating that it is different from other document files.
[0030]
Next, a method for using the envelope cover 1 will be described. As shown in FIG.
(1) In the headings 3a and 3a of the envelope cover 1, the titles of documents and the like stored in the envelope E are written. In addition, if there are matters to be described in the sub headings 4a, 4a, 4a of the sandwiching parts 4, 4, they are described. If necessary, the length of the envelope cover 1 is adjusted to the length corresponding to the side edge of the envelope E by the cutting line 9.
(2) The folding line part 2 (small width folding line 2a or large folding line 2b) of the envelope cover 1 corresponding to the thickness of the envelope E is selected, the envelope cover 1 is bent at the folding line part 2, and the spine cover part 3 and the clamping part 4 and 4 are formed. When the release papers 6 and 6 (see FIG. 2) are used for the adhesive portions 5 and 5 provided inside the spine cover portion 3, the release papers 6 and 6 are peeled off.
(3) The side edges of the envelope E are clamped by the clamping parts 4 and 4 of the envelope cover 1, and the envelope cover 1 is adhered to the front and back surfaces of the envelope E by the adhesive parts 5 and 5 provided on the inner surface side of the clamping parts 4 and 4. Then, the envelope cover 1 is attached to the envelope E.
In addition, you may perform description to the heading part 3a or the subheading part 4a of (1) after the attachment to the envelope E in the clamping parts 4 and 4 of (3).
[0031]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In addition, the same member as the said structure attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits description. As shown in FIG. 8, the envelope binding tool includes an envelope cover 1 and a clip 10 made of a transparent material attached to the outside of the envelope cover 1. The envelope cover 1 is as described above, and the clip 10 is disposed so as to be bent and face the back plate portion 11 and the left and right sides of the back plate portion 11 as shown in FIGS. The side plates 12 and 12 are biased in a direction in which both end sides 13 and 13 approach each other. The envelope cover 1 is sandwiched between both side edges 13 and 13 of the side plate portions 12 and 12 of the clip 10.
[0032]
The clip 10 is made of a transparent material made of polyolefin such as recycled polyethylene terephthalate or polypropylene. Since the clip 10 has transparency, it is described in the back cover part 3 (heading parts 3a, 3a) of the envelope cover 1 from the back plate part 11 provided along the back cover part 3 of the envelope cover 1. Titles are visible through the outside (can be seen). Therefore, even when a plurality of envelopes E are stacked or arranged vertically, the titles of documents and the like stored from the back plate portion 11 can be recognized, so that the discrimination of documents and the like is excellent. Further, as shown in FIG. 7A, the envelope cover 1 is sandwiched between the side edges 13 and 13 of the side plate portions 12 and 12, so that the documents stored in the envelope E can be transferred to the side edges in the envelope E. It is strongly held or fixed at the top, and the storage property of documents etc. is excellent. Then, as shown in FIG. 7 (b), recesses 14, 14 projecting toward the inner surface may be formed in the vicinity of both side edges 13, 13.
[0033]
Further, the size of the clip 10 is set such that a document or the like stored in the envelope E can be strongly held or fixed at the side end in the envelope E by sandwiching the envelope cover 1. Preferably, as shown in FIGS. 6 and 7, the length L2 is substantially equal to the length L1 of the envelope cover 1. For example, when a square No. 2 envelope is used (the length L1 of the envelope cover 1 is 328 mm), L2 = 298 mm (as will be described later, a plurality of clips 10 having a length L2 shorter than the length L1 may be used). Further, the width W4 (the inner width of the back plate portion 11) is substantially equal to the width of the back cover portion 3 of the envelope cover 1 (the thickness of the envelope E). For example, the use of a square No. 2 envelope (the back of the envelope cover 1). W4 = 10.5 mm at the width of the cover portion 3 (10 mm). Furthermore, the width W5 from the back plate part 11 before use (before the envelope cover 1 is clamped) to the side edges 13 and 13 of the side plate parts 12 and 12 is large enough to clamp the envelope cover 1 (clamp part 4) from the outside. For example, the length of the sandwiching portion 4 of the envelope cover 1 is 49 mm and the width W5 = 11 mm.
[0034]
Further, the thickness T of the clip 10 depends on the material constituting the clip 10, but a clamping force capable of holding or fixing a document or the like in the envelope E during use is applied to the side plate portions 12 and 12 (both sides 13 and 13). Is set as follows. Further, this clamping force is strong enough that both end sides 13 and 13 of the side plate portions 12 and 12 that are close to each other can be easily opened (by a normal force) by inserting the envelope E to which the envelope cover 1 is attached. Set to For example, when the thickness of the sandwiched envelope E is about 8 mm, the clip 10 is preferably made of a polypropylene plate material having a thickness T of about 0.8 mm. Here, the proximity means a state in which the distance between both ends is 1 mm or less.
[0035]
The number of clips 10 attached to the envelope cover 1 is not limited to one, and a plurality of clips 10, 10... May be used as long as a document or the like in the envelope E can be held or fixed. For example, by using a plurality of clips 10 in which the length L2 of the clip 10 is less than or equal to half of the length L1 of the envelope cover, the upper end portion and the lower end portion of the envelope cover 1 or the upper end portion, the intermediate portion, and the lower end portion A form attached to three places may be used.
[0036]
Moreover, as shown in FIG.7 (c), the engagement means (convex part 15a or recessed part 15b) for mutually engaging for connecting with the other clip 10 is provided in the right-and-left both ends of the backplate part 11 of the clip 10. As shown in FIG. It may be provided. By this engagement means, a plurality of envelopes E can be stored together for each type of stored document or the like.
[0037]
Next, the usage method of an envelope binding tool is demonstrated. As shown in FIG.
(A) The envelope cover 1 is attached to the side edge of the envelope E as described above.
(B) The document in the envelope E is brought close to the side edge in the envelope E.
(C) The upper end portion or the lower end portion of the envelope cover 1 of (B) is in contact with both side edges 13 and 13 of the side plate portions 12 and 12 of the clip 10 and is in contact with the inner surface side of the back plate portion 11 of the clip 10. Plug in. Both side edges 13 and 13 of the side plate portions 12 and 12 of the clip 10 are opened outward, and the envelope cover 1 is further sandwiched.
(D) By sliding the clip 10 along the side edge of the envelope cover 1 from the upper end of the envelope cover 1 to the lower end (or from the lower end to the upper end), the clip 10 is attached to the envelope cover 1. Install. As a result, the document or the like in the envelope E is strongly held or fixed by the clip 10 from the outside of the envelope E.
[0038]
In addition, by using the clip 10, the side edge and the lower end on the opposite side of the envelope E can be opened with scissors or the like, so that the envelope E itself can be used as the front and back cover of the document file. Since it is not necessary to purchase, the cost is excellent.
[0039]
Further, when discarding a document or the like, it can be easily removed from the envelope cover 1 simply by sliding the clip 10, so that the document or the like can be easily discarded. The removed clip 10 can be reused. Furthermore, if the clip 10 is formed of a biodegradable plastic, it is not necessary to remove the clip 10 when it is discarded.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the envelope cover includes a fold line portion provided at the center thereof, a spine cover portion and a pair of nip portions formed by the fold line portion, and an adhesive portion on the inner surface side of the nip portion. When the document is stored in an envelope, the storage and discrimination of the document are excellent and the disposal is easy. In addition, since documents can be easily put in and out by opening and closing the flaps, it is easy to use. Furthermore, since the envelope itself sent by mail is used, it leads to protection of paper resources.
[0041]
In the present invention, the envelope binding tool includes an envelope cover and a clip attached to the envelope cover. The envelope cover has the above-described configuration, and the clip is attached in a direction in which the back plate portion and both ends thereof are close to each other. When the document is stored in an envelope, the storability and the discriminating property of the document become excellent by sandwiching the envelope cover between both ends of the side plate of the clip. Also, disposal of documents becomes easy. Further, since the envelope itself becomes a document file, there is no need to purchase a separate document file, and the clip itself can be reused, which is excellent in terms of cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of the surface of an envelope cover according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the back surface of the envelope cover of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a usage state of the envelope cover of the present invention.
FIGS. 4A and 4B are partially enlarged perspective views of the envelope cover according to the present invention when folded.
FIGS. 5A and 5B are perspective views showing another embodiment of the envelope cover of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of the clip of the present invention.
7A is a plan view of a clip of the present invention, and FIG. 7B and FIG. 7C are plan views showing other forms of the clip.
FIG. 8 is a perspective view showing a usage state of the envelope binding tool of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Envelope cover 2 Folding line part 3 Back cover part 3a Heading part 4 Clamping part 5 Adhesion part 9 Cutting line 10 Clip 11 Back board part 12 Side board part 13 Both ends E Envelope Ea Flap

Claims

A sheet-like envelope cover provided at a side edge of the envelope,
The envelope cover has a longitudinal direction having a size from the upper end of the main body of the envelope to the lower end of the main body, and is formed by being bent by the fold line portions and a plurality of fold line portions provided at the center along the longitudinal direction And a pair of sandwiching portions disposed so as to be bent and opposed to the left and right sides of the spine cover portion, and an adhesive for adhering to the front and back surfaces of the envelope provided on the inner surface side of the sandwich portion With
The envelope cover is provided between the lower end of the flap when the flap of the envelope is closed and the lower end of the main body of the envelope.

The envelope cover according to claim 1, further comprising a cutting line provided along a short direction of the envelope cover over the spine cover portion and both sandwiching portions.

An envelope binding tool comprising a sheet-like envelope cover provided at a side end of an envelope and a clip made of a transparent material attached to the envelope cover,
The envelope cover has a longitudinal direction having a size from the upper end of the main body of the envelope to the lower end of the main body, and is formed by being bent by the fold line portions and a plurality of fold line portions provided at the center along the longitudinal direction And a pair of sandwiching portions disposed so as to be bent and opposed to the left and right sides of the spine cover portion, and an adhesive for adhering to the front and back surfaces of the envelope provided on the inner surface side of the sandwich portion With
The adhesive portion is provided between the lower end of the flap in a state where the flap of the envelope is closed and the lower end of the main body of the envelope,
The clip includes a back plate portion provided along the spine portion and a side plate portion which is bent and opposed to the left and right sides of the back plate portion and is urged in a direction in which both end sides are close to each other. ,
The envelope binding tool, wherein the envelope cover is sandwiched between both side edges of the side plate portion of the clip.

The envelope binding tool according to claim 3, wherein the envelope cover has a cutting line provided along a short direction of the envelope cover over the spine portion and both sandwiching portions.