JP4158089B2 - Ultrasonic diagnostic equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用等の超音波診断装置に係り、特にディジタル変換された受信信号を整相処理する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波診断装置は、探触子を介して例えば生体等の被検体内に超音波を送信し、これに対するエコー信号に基づいて、例えば診断画像等の有用な情報を得るものである。
【0003】
超音波診断装置の探触子は通常複数の振動子を有して構成され、被検体からのエコー信号は個々の振動子において音響信号から電気的な信号に変換され、後段の処理に供される。このとき、各振動子がエコー信号を受信するタイミングはエコー信号の反射源から個々の振動子までの超音波の伝播距離の違いに起因してずれる。そこで、各振動子にそれぞれ対応するチャネルの受信信号にそれぞれ異なった時間遅延を与えて各チャネルの波形の位相を揃え、これを加算して受信ビーム信号を得る整相処理が行われている。
【0004】
一方、近年超音波診断装置のディジタル化が進められており、上述した整相処理をディジタル化された受信信号に対して行うことが提案されている。このようなディジタル化された受信信号に対して整相処理を行なう場合、サンプリングされたサンプル点間のデータを各チャネル毎に補間演算することによって所望の整相遅延時間におけるデータを求め、これを加算することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した補間処理を伴なうディジタル整相においては、複雑な補間回路がチャネルの数だけ必要となる結果、装置の回路構成が複雑化してしまう。具体的には、補間は一般に乗算によって行う場合が多いから、補間出力のビット数は増加し、これは信号ライン本数の増加をもたらす。このため、演算処理を簡単化することが要望されている。
【0006】
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、演算処理を簡単化することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の振動子を有してなる超音波探触子と、超音波探触子を介して被検体内に超音波を送信する送信部と、超音波探触子を介して被検体から複数の振動子に対応する複数チャネルの受信信号を受信する受信部と、複数チャネルの受信信号をディジタル化するとともに各チャネル間の位相のずれを補正する受信ビーム生成部と、受信ビーム生成部の出力信号に基づいて画像情報を生成する信号処理部と、画像情報を表示する表示部とを有してなり、受信ビーム生成部は、各チャネル毎に周期的なサンプリング期間にわたって前記受信信号をオーバーサンプリングして当該期間中に得たデータ列をメモリに書込むディジタル化変換部と、各チャネルのデータ列を読み出して加算する加算部とを有し、各チャネルのサンプリング期間はチャネル毎に定められた遅延時間だけ相互にタイミングがずらされてなり、ディジタル変換部はデルタ−シグマ変調手段を含んでなる構成とすることによって上述した課題を解決する。
【0008】
本発明によれば、受信信号をオーバサンプリングすることによって時間間隔が密であるサンプルを得ることができるから、補間処理をしなくても異なったタイミングでサンプリングされたデータをチャネル間で加算することによって整相精度を確保することができる。このため、補間演算が不要となり、演算処理を簡単化できる効果がある。ちなみに、オーバサンプリングとは、ディジタル信号処理において、所定の標本化周波数よりも高いサンプリング周波数を用いることをいう。
【0009】
ところで、近年デルタ−シグマ(ΔΣ)変調方式を超音波診断装置に適用することが提案されている。ΔΣ変調方式とは、少ないビット数によって広いダイナミックレンジが得られるアナログ−ディジタル(A/D)変換方式である。これは、アナログ信号をオーバサンプリングしてディジタル化し、ノイズシェーピングを行うものである。
【0010】
このようなΔΣ変調方式は、元来オーバサンプリングをするものであるから、本発明の超音波診断装置のアナログ−ディジタル変調方式として好適である。
【0011】
また、ΔΣ変調方式は1ビット構成としてもよいが、マルチビット構成とすれば、回路構成は1ビット構成の場合より大型化してしまうが装置の作動周波数を低くしてハードウェアの負荷を低くすることができる。
【0013】
ところで、このようなオーバサンプリングを行うと、サンプルデータ数が多くなるため、これを一時的に記憶するシフトレジスタ等のメモリ長を長くしなければならず、回路規模や消費電力が大きくなってしまう場合がある。
【0015】
これに対し、ディジタルフィルタを用いたデシメーション処理に必要なフィルタ演算においては、所望のサンプル点の前後に当該ディジタルフィルタのタップ数のサンプル個数があれば足りる。そこで、本発明によれば、フィルタ演算に使用されないデータの記憶をしなくてもよいから、メモリ長の短縮化による回路規模のコンパクト化および消費電力の低減が図れる。
【0016】
なお、このときデータ列がそれぞれ前記画像上における異なった画素位置に対応するようにすると、メモリに記憶するデータ量を画像を生成するのに必要最低限な量に近づけることができるからよい。
【0017】
また、本発明においては各チャネルの受信信号間の整相精度または受信フォーカス精度はオーバサンプリングのサンプリング周波数または周期に依存し、最大で該サンプリング周期に相当する整相誤差が生ずることとなる。一方、通常整相誤差Δτとして、例えば超音波の中心周波数の1/16程度、好ましくは1/32程度まで許容されることが知られている。そこで、オーバサンプリングのサンプリング周波数が超音波の中心周波数の16倍以上、好ましくは32倍以上であるするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用してなる超音波診断装置の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、超音波診断装置は、図示しない複数の振動子を有する探触子1と、探触子1を介して図示しない被検体に超音波を送信する送信部3と、送信部3に被検体内に送信される超音波ビーム信号を供給する送信整相部5を有する。さらに、超音波診断装置は、探触子1を介して被検体からの受信信号を受信する受波回路7を有し、また送信部3からの送信信号を探触子1に送るとともに、探触子1からの受信信号を受波回路7に送る送受分離部9が設けられている。探触子1と送受分離部9との間には、探触子1が有する複数の振動子のうち選択された口径に対応する振動子を切換える切換スイッチ11が設けられている。また、受波回路7から出力されたアナログの受信信号をディジタル化するとともに、複数の振動子に対応する複数チャネルの受信振動を整相して受信ビーム信号を生成する受信ビーム生成部13が設けられている。そして、受波整相部13から出力された受信ビーム信号に基づいて、画像生成等の信号処理を行なう信号処理部15と、信号処理部15が生成した画像を表示するモニタ17とが設けられている。また、上述した各要素を統括的に制御する図示しない制御装置が設けられている。
【0019】
次に、超音波診断装置の受信ビーム生成部13の参考例の詳細な構成について説明する。図2は、受信ビーム生成部13の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示すように、受信ビーム生成部13は、切換スイッチ11によって選択された口径に対応する複数の振動子に対応する受信信号チャネルがそれぞれ入力されるデルタ−シグマ(ΔΣ)変調器19を有する。つまり、この受信信号のチャネル数がnである場合には、ΔΣ変調器19もまたn個設けられる。さらに、受信ビーム生成部13は、個々のΔΣ変調器19からの出力信号がそれぞれ入力されるn個のメモリ21と、メモリ21から読み出された信号を加算する加算器23と、加算器23の出力信号に対してフィルタ処理およびデシメーション処理をするローパスフィルタ(LPF)25とを有する。そして、それぞれのΔΣ変調器19にサンプリングクロックを供給するとともに、その出力信号のメモリ21への書込みを制御するサンプリングクロック発生器27が設けられている。また、それぞれのメモリ23に対して整相遅延時間を考慮した異なった読出しタイミングを指示する図示しない読出し制御部が設けられている。
【0020】
次に、上述した構成の超音波診断装置の動作について説明する。はじめに、送信整相部5は、制御装置からの指示に応じて、被検体に送信される整相処理がなされた超音波ビーム信号を生成し、送信部3に供給する。この超音波ビーム信号には、個々の振動子に対して異なった遅延時間を与えることによって超音波ビームを集束させる送信フォーカス処理が施される。送信部3において、超音波ビーム信号は増幅され、この送信信号は送受分離部9を介して切換スイッチ11に送られる。そして、切換スイッチ11は、この送信信号を、探触子1の選択された構成に対応する振動子に供給する。
【0021】
探触子1を構成する個々の振動子は圧電素子を有してなり、図示しない被検体に対向して列状または面状に並べて配置されている。これらの振動子は、電気的な送信信号が入力されることによってそれぞれ振動し、超音波を発生する。そして、複数の振動子が超音波を発生することによって、各振動子からの超音波の波面が一致する方向に進行する超音波ビームが被検体内に形成される。そして、このような超音波ビームは被検体内を伝播し、例えば臓器の表面等の音響インピーダンスが変化する箇所において反射する。この反射波またはエコーの一部は被検体内を伝播して再び探触子1の各振動子に戻り、ここで音響信号から電気信号に変換されて受信される。したがって、この段階での受信信号は、受信用に選択された口径に対応する振動子の個数と同じチャネル数を有する複数チャネルの信号である。これら各チャネルの受信信号は、切換スイッチ11および送受分離部9を経て受波回路7に入力され、ここで増幅されてから受信ビーム生成部13に入力される。
【0022】
ところで、このような複数チャネルの受信信号は、被検体内のエコーの反射源から個々の振動子までの距離の違いに起因して、相互に受信タイミングおよび位相のずれを有している。図3は、複数の振動子と被検体内の受信信号反射源との位置関係の一例を示す模式図である。図3に示すように、探触子1は、1からbまでのb個の振動子を直列に配列してなる振動子アレイを有する場合、この振動子アレイの中心部に配置される基準となるべき振動子をn+1、隣接する振動子間の間隔、つまり振動子ピッチがP0、振動子アレイの長手方向と直交し基準振動子n+1を通る直線に対するフォーカス点Q0の方向(角度)がθ0、基準振動子n+1とフォーカス点Q0との距離がr0とすると、振動子アレイの一方の短に位置する振動子1からフォーカス点Q0までの距離は、式1によって示される。
【式1】
このとき、被検体内の媒質中の音速をv0とすると、基準振動子n+1と振動子1との間の受信信号の受信タイミングの時間差τ0は、式2によって示される。
【式2】
そこで、超音波診断装置においては通常このような時間差に対応して各チャネルの受信信号を異なった遅延時間を考慮して処理し、各チャネル間の受信信号の位相およびタイミングを揃える整相処理を行なっている。このような整相処理は、受信フォーカス処理と称されることもある。そして、本実施形態の超音波診断装置においては、このような整相処理を受信ビーム生成手段13において行っている。
【0023】
先ず、受信ビーム生成手段13に入力された複数チャネルのアナログ受信信号は、それぞれ対応するΔΣ変調器19に入力される。そして、ΔΣ変調器19において、各チャネルの受信信号は、サンプリングクロック発生器27から供給されるサンプリングクロックにおいてオーバサンプリングされる。このサンプリング周波数fsは、受信信号の基本波成分の周波数または中心周波数f0に対して例えば32倍以上に設定されている。
【0024】
ΔΣ変調器19は、図示しない積分器である予測フィルタと、減算器と、比較器とを有して構成されている。比較器は、入力されるアナログ受信信号と、予測フィルタから出力される1サンプル前のアナログ受信信号とを比較する。そして、比較結果が所定のしきい値よりも大きい場合には比較後の出力を「1」とし、小さい場合には比較後の出力を「0」とする。すなわち、ΔΣ変調器19の出力信号は、「1」または「0」の1ビット信号列である。そして、予測フィルタからのアナログ受信信号と入力されるアナログ受信信号との差が小さくなるような負帰還動作が行われる。例えば、サンプリング周波数が20MHzであって、32倍のオーバサンプリングを行った場合には、サンプリング周波数640MHzでサンプリングすることになる。したがって、デルタΣ変調器19の1ビットディジタル出力の最小間隔は、Ts1=1/640MHzのディジタル列となる。
【0025】
図4は、アナログ受信信号とオーバサンプリングされたディジタル信号との関係を示す図である。図4において、実線の正弦波形がアナログ受信信号の信号強度を示す。そして、オーバサンプリングされたサンプリングポイントを白丸印で示している。なお、サンプリングポイントは図示の明瞭のため実際よりも少なく示しており、実際には正弦波形の1周期中に32点以上のサンプリングがなされる。そして、受信信号は高速標本化1ビット信号として出力される。この信号は、サンプリングクロック発生器から出力される書込みクロックWに従って対応するチャネルのメモリ21に、連続したデータ列として記録される。なお、本参考例においては、書込みクロックWは各チャネル間において共用しており、同一のタイミングとなっている。
【0026】
そして、各チャネルのメモリ21に書込まれた各チャネルのディジタル受信信号は、読出し制御部からの各チャネルへの指示信号R1、R2、・・Rnに従って、それぞれ個別に設定されたタイミングにおいて読み出される。これらの指示信号は、上述した受信信号の反射源と各振動子までの伝播距離の違いに起因する各チャネル間の受信信号の位相のずれを考慮して設定される。このような読出しは、メモリがSRAMである場合には、指示信号によりアドレスを指定することによって行われ、またメモリがFIFOである場合には、各指示信号を出力クロックとして構成することによって実現できる。そして、読み出された各チャネルの受信信号は加算器23において加算され、受信ビーム信号としてLPF25に入力される。なお、この加算器23の出力信号は、加算の結果、ビット数が例えばaビットに増加する。LPF25において、入力された1ビットディジタル信号列からなる受信信号はローパスフィルタによってフィルタ処理およびデシメーション(間引き)処理が施され、通常必要なビット数、例えばkビットのディジタル受信ビーム信号として出力される。図5は、オーバサンプリングされたサンプル点と、デシメーション後のサンプル点との関係を示す図である。図中、曲線はアナログ受信信号の波形を示し、丸印はオーバサンプリングされたサンプル点を示している。そして、丸印のうち白抜き丸印で示したサンプル点がデシメーション後のサンプル点である。デシメーション後のサンプル信号間隔Ts2は、例えば超音波の中心周波数f0の1周期の1/4である。なお、図示の明瞭化のため、オーバサンプリングされたサンプル点は実際よりも疎に描かれている。ディジタル信号列は、LPF25においてフィルタ処理がなされることによって、1ビットであった量子化ノイズが小さくなる。例えば、7ビットの信号対ノイズ(S/N)が得られるとすると、さらにデシメート(間引き)して32個に1個データを取ることによって20MHzサンプル7ビットの出力が得られる。
【0027】
以上のように、図2の受信ビーム生成部13によれば、アナログ受信信号を超音波の中心周波数の32倍以上の周波数でオーバサンプリングしているから、時間間隔が許容される整相遅延誤差の範囲内となるサンプルを得ることができ、その結果補間処理をしなくても異なったタイミングでサンプリングされたデータをチャネル間で加算することによって整相精度を確保することができる。このため、補間回路が不要となり、回路構成を簡単化することができる。
【0028】
次に、図2の受信ビーム生成部13の他の参考例の受信ビーム生成部13’の構成ブロック図を図6に示す。以下、図2の受信ビーム生成部13と同様の要素については同一の符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。図6の受信ビーム生成部13’は、図2の1ビットΔΣ変調器19に代えて、例えばaビットのマルチビットΔΣ変調器19’を適用したことを特徴とする。ΔΣ変調器19’の出力信号はa(aは2以上の自然数)ビットのディジタル信号であり、その結果メモリ21’もaビットの深さをもったものであり、また加算器23’の出力信号もm+aビットとなる。
【0029】
図6の受信ビーム生成部13’によれば、受信ビーム生成部13内の信号線の本数が増える等の理由によって回路規模は増加するが、回路の作動周波数を低くできるからハードウェアの負荷を低くできる効果がある。
【0030】
次に、本発明を適用してなる超音波診断装置の受信ビーム生成部の実施形態について説明する。図7は、本実施形態の超音波診断装置の受信ビーム生成手段13”の構成を示すブロック図である。本実施形態についても、図2の受信ビーム生成部との相違点についてのみ説明する。本実施形態は、ΔΣ変調器19が出力するオーバサンプリングされたディジタルデータを間欠的にメモリ21”に記録し、これによってメモリ21”の容量を低減していることを特徴とする。図7に示すように、本実施形態においては、各チャネルの読出しクロックはRで一定であり、各チャネル間の位相の補正は、各チャネルの書込みクロックW1、W2、・・Wnを異ならせることによって行う。これらの書込みクロックは、図示しない書込みクロック制御部から供給される。そして、書込みクロックWi(i=1、2、・・n)を受けたメモリは、各チャネル間の受信信号の遅延を考慮して定められた受波波形のポイントP1、P2、・・Pnのサンプルと、その前後に所定の長さにわたって連続するサンプルとからなるデータ列であるパケットを記録する。そして、先の書込みクロックに基づいて記録されるパケットの末尾と後の書込みクロックに基づいて記録されるパケットの先端との間隔にあるデータは記録されず、その結果メモリ21”にはサンプルの書込みが間欠的になされることになる。図8は、本実施形態におけるメモリへのサンプルの記録方法を示す図である。図8において、実線の曲線は受波回路7から入力されるアナログの受信信号波形を示し、ΔΣ変調器19においてオーバサンプリングされたサンプル点を丸印で示す。そして、丸印のうち特に中黒丸印で示すポイントP1およびP2は、それぞれ遅延を考慮した受波波形のポイントである。換言すれば、これらがデシメーション処理後のディジタル受信ビーム信号の生成に必要なサンプル点の位置である。そして、図8の場合には、P1とP2との間隔には21個のサンプル点が有する。そして、P1に係るパケットは、P1に先立つ6つのサンプル点と、P1と、P1に続く6つのサンプル点との合計13個のサンプル点に係るデータ列からなる。P2についても同様に13個のサンプル点に係るデータ列からなる。このような各パケットのデータ列に含まれるサンプル点数は、ディジタルフィルタであるLPF25”のフィルタ係数の個数、つまりタップ数以上のサンプル点数が、所望のサンプル点P1、P2・・Pnの前後にそれぞれ有するように決定される。つまり、フィルタ演算するにあたり、これ以外のサンプル点のデータはなくてもよいからである。
【0031】
ここで、図8に示すように、P1に係るパケットとP2に係るパケットとの間には9個のサンプル点が存在するが、これらに係るデータ列はメモリ21”に記憶されない。そして、メモリ21”にそれぞれ蓄積された各チャネルのそれぞれのパケットに係るデータ列は、チャネル間共通の読出しクロックRにおいて読み出され、加算器23”において加算される。これによって受信ビーム信号の整相がなされる。そして、LPF25”は、パケットに係るデータが加算器23”入力されている期間中は周期Ts2において動作し、フィルタ処理およびデシメーション処理を行い、P1、P2、・・Pnといった必要なサンプル点のデータを出力する。また、本実施形態において、パケット時間がTdの1/2以上となる場合には、上述した図2の受信ビーム生成部のように、メモリに連続的にΔΣ変調器19の出力信号を記録すればよい。なお、本実施形態においては、サンプル点P1、P2、・・Pnは、それぞれモニタに表示される画像の画素位置と対応するように設定されている。
【0032】
以上のように、本実施形態によれば、上述した図2の受信ビーム生成部と同様の効果に加え、隣接するパケット間隔内に存在するΔΣ変調器19の出力信号はメモリに記憶しなくてもよいから、メモリの規模を低減し、回路構成を低減できる効果がある。また、これによって消費電力が低減される効果もある。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、演算処理を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる超音波診断装置の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の超音波診断装置の受信ビーム生成部の参考例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の超音波診断装置の探触子が有する複数の振動子と被検体内の受信信号反射源との位置関係の一例を示す模式図である。
【図4】アナログ受信信号とオーバサンプリングされたディジタル信号との関係を示す図である。
【図5】オーバサンプリングされたサンプル点とデシメーション後のサンプル点の関係を示す図である。
【図6】図1の超音波診断装置の受信ビーム生成部の他の参考例の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用してなる超音波診断装置の実施形態の受信ビーム生成部の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の超音波診断装置におけるメモリへのサンプルの記録方法を示す図である。
【符号の説明】
1 探触子
3 送信部
5 送信整相部
7 受波回路
13 受信ビーム生成部
15 信号処理部
17 モニタ
19 ΔΣ変調器
21 メモリ
23 加算器
25 ローパスフィルタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus for medical use, and more particularly to an ultrasonic diagnostic apparatus that performs phasing processing on a digitally converted received signal.
[0002]
[Prior art]
An ultrasonic diagnostic apparatus transmits ultrasonic waves into a subject such as a living body via a probe, and obtains useful information such as diagnostic images based on echo signals corresponding thereto.
[0003]
The probe of an ultrasonic diagnostic apparatus is usually configured with a plurality of transducers, and echo signals from the subject are converted from acoustic signals to electrical signals in each transducer and used for subsequent processing. The At this time, the timing at which each transducer receives the echo signal is shifted due to the difference in the propagation distance of the ultrasonic wave from the echo signal reflection source to each transducer. Therefore, phasing processing is performed in which the received signals of the channels corresponding to the respective transducers are given different time delays to align the phases of the waveforms of the channels and are added to obtain a received beam signal.
[0004]
On the other hand, in recent years, digitization of ultrasonic diagnostic apparatuses has been promoted, and it has been proposed to perform the above-described phasing process on a digitized reception signal. When phasing processing is performed on such a digitized received signal, data at a desired phasing delay time is obtained by interpolating the data between the sampled sample points for each channel. It has been proposed to add.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the digital phasing accompanied by the above-described interpolation processing, as many complex interpolation circuits as the number of channels are required, so that the circuit configuration of the apparatus becomes complicated. Specifically, since interpolation is generally performed by multiplication, the number of bits of the interpolation output increases, which leads to an increase in the number of signal lines. For this reason, it is desired to simplify the arithmetic processing.
[0006]
In view of the above problems, an object of the present invention is to simplify arithmetic processing.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to an ultrasonic probe having a plurality of transducers, a transmitter for transmitting ultrasonic waves into a subject via an ultrasonic probe, and a subject via an ultrasonic probe. A reception unit that receives a reception signal of a plurality of channels corresponding to a plurality of transducers from a specimen, a reception beam generation unit that digitizes the reception signal of the plurality of channels and corrects a phase shift between the channels, and a reception beam generation A signal processing unit that generates image information based on an output signal of the unit, and a display unit that displays the image information. The reception beam generation unit is configured to receive the received signal over a periodic sampling period for each channel. the oversampling has a digitizing converter unit writing data string obtained during the period in the memory, and an addition unit that adds reads the data string of each channel, the sampling period for each channel switch Another would be offset timing delay time determined for each channel, the digital converting section delta - for solving the above problems by adopting a configuration comprising a sigma modulating means.
[0008]
According to the present invention, it is possible to obtain samples with a fine time interval by oversampling the received signal, so that data sampled at different timings can be added between channels without performing interpolation processing. Therefore, phasing accuracy can be ensured. This eliminates the need for an interpolation calculation and has the effect of simplifying the calculation process. Incidentally, oversampling means using a sampling frequency higher than a predetermined sampling frequency in digital signal processing.
[0009]
Incidentally, in recent years, it has been proposed to apply a delta-sigma (ΔΣ) modulation method to an ultrasonic diagnostic apparatus. The ΔΣ modulation method is an analog-digital (A / D) conversion method in which a wide dynamic range can be obtained with a small number of bits. In this method, an analog signal is oversampled and digitized to perform noise shaping .
[0010]
Such a ΔΣ modulation method is inherently oversampling, and is therefore suitable as an analog-digital modulation method for the ultrasonic diagnostic apparatus of the present invention.
[0011]
In addition, the ΔΣ modulation method may have a 1-bit configuration. However, if the multi-bit configuration is used, the circuit configuration becomes larger than that in the case of the 1-bit configuration, but the operating frequency of the device is lowered to reduce the hardware load. be able to.
[0013]
By the way, when such oversampling is performed, the number of sample data increases, so the memory length of a shift register or the like for temporarily storing the data must be increased, resulting in an increase in circuit scale and power consumption. There is a case.
[0015]
On the other hand, in the filter calculation necessary for the decimation process using the digital filter, it is sufficient that there are the number of samples equal to the number of taps of the digital filter before and after the desired sample point. Therefore, according to the present invention, since it is not necessary to store data that is not used for the filter operation, the circuit size can be reduced and the power consumption can be reduced by shortening the memory length.
[0016]
At this time, if the data strings correspond to different pixel positions on the image, the amount of data stored in the memory can be made close to the minimum amount necessary for generating the image.
[0017]
In the present invention, the phasing accuracy or reception focus accuracy between the received signals of each channel depends on the sampling frequency or cycle of oversampling, and a phasing error corresponding to the sampling cycle occurs at the maximum. On the other hand, it is known that the normal phasing error Δτ is allowed, for example, to about 1/16, preferably about 1/32 of the center frequency of the ultrasonic wave. Therefore, the sampling frequency of oversampling may be 16 times or more, preferably 32 times or more of the center frequency of the ultrasonic wave.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The following describes embodiment of the ultrasonic diagnostic apparatus to which the present invention is applied. FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus of the present embodiment. As shown in FIG. 1, the ultrasonic diagnostic apparatus includes a
[0019]
Next, a detailed configuration of a reference example of the reception
[0020]
Next, the operation of the ultrasonic diagnostic apparatus having the above configuration will be described. First, the
[0021]
Each transducer constituting the
[0022]
By the way, such reception signals of a plurality of channels have a reception timing and a phase shift from each other due to a difference in distance from the reflection source of the echo in the subject to each transducer. FIG. 3 is a schematic diagram illustrating an example of a positional relationship between a plurality of transducers and a reception signal reflection source in a subject. As shown in FIG. 3, when the
[Formula 1]
At this time, if the sound velocity in the medium in the subject is v0, the time difference τ0 of the reception timing of the reception signal between the reference transducer n + 1 and the
[Formula 2]
Therefore, in an ultrasonic diagnostic apparatus, the received signal of each channel is usually processed in consideration of different delay times corresponding to such a time difference, and a phasing process for aligning the phase and timing of the received signal between each channel is performed. Is doing. Such phasing processing is sometimes referred to as reception focus processing. In the ultrasonic diagnostic apparatus of the present embodiment, such phasing processing is performed in the reception beam generating means 13.
[0023]
First, the analog reception signals of a plurality of channels input to the reception
[0024]
The
[0025]
FIG. 4 is a diagram illustrating a relationship between an analog reception signal and an oversampled digital signal. In FIG. 4, the solid sine waveform indicates the signal strength of the analog reception signal. The oversampled sampling points are indicated by white circles. It should be noted that the number of sampling points is smaller than the actual number for the sake of clarity of illustration, and actually 32 or more points are sampled during one cycle of the sine waveform. The received signal is output as a high-speed sampling 1-bit signal. This signal is recorded as a continuous data string in the
[0026]
Then, the digital reception signal of each channel written in the
[0027]
As described above, according to the reception
[0028]
Next, FIG. 6 shows a configuration block diagram of a reception
[0029]
According to the reception
[0030]
Next, an embodiment of a reception beam generation unit of an ultrasonic diagnostic apparatus to which the present invention is applied will be described. FIG. 7 is a block diagram showing the configuration of the reception beam generating means 13 ″ of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the present embodiment. Only the differences from the reception beam generating unit of FIG. The present embodiment is characterized in that the oversampled digital data output from the
[0031]
Here, as shown in FIG. 8, there are nine sample points between the packet related to P1 and the packet related to P2, but the data string related to these is not stored in the
[0032]
As described above, according to the present embodiment, in addition to the same effect as that of the reception beam generation unit of FIG. 2 described above, the output signal of the
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, arithmetic processing can be simplified.
[Brief description of the drawings]
1 is a block diagram showing the overall structure of the implementation form of the ultrasonic diagnostic apparatus to which the present invention is applied.
2 is a block diagram showing a configuration of a reference example of a reception beam generation unit of the ultrasonic diagnostic apparatus in FIG. 1; FIG.
3 is a schematic diagram showing an example of a positional relationship between a plurality of transducers included in the probe of the ultrasonic diagnostic apparatus of FIG. 1 and a reception signal reflection source in a subject. FIG.
FIG. 4 is a diagram illustrating a relationship between an analog reception signal and an oversampled digital signal.
FIG. 5 is a diagram illustrating the relationship between oversampled sample points and sample points after decimation.
6 is a block diagram showing a configuration of another reference example of the reception beam generation unit of the ultrasonic diagnostic apparatus in FIG . 1; FIG.
7 is a block diagram showing a configuration of a reception beam generator of the implementation form of the ultrasonic diagnostic apparatus to which the present invention is applied.
8 is a diagram showing a method of recording a sample in a memory in the ultrasonic diagnostic apparatus of FIG.
[Explanation of symbols]
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