JP4157763B2 - Ipdlにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法 - Google Patents

Ipdlにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システムにおける高速データ伝送のための方法に関する。より詳細には、本発明は、IPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイドバンドコードマルチプルアドレス(WCDMA)システムにおいて、移動局を見つけるために利用可能な複数のアプローチがある。それらの1つは、信号が異なる基地局から到達した場合に移動局が時間差を測定するという方法で達成されている。信号が他の基地局から到達した場合に移動局がその時間を測定することを容易にし、すぐ近くのサービス基地局と移動局との任意の干渉を避け、そして遠隔の基地局からの信号の受信感度を向上させるために、移動局が存在するセルにある基地局は干渉を低減するために一時的に閉鎖されるべきである。閉鎖中のダウンリンク伝送の時間(すなわち、IPDL)は、通常タイムスロットの半分である。IPDLは、通常100ms毎に発生する。移動局は、IPDLによって信号が他の基地局から到達した場合の時間を測定し、それにより移動局は自身を見つけることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ダウンリンク中のアイドルは、システム性能を犠牲にして実現される。IPDL中に、基地局はダウンリンクを伝送する信号を閉鎖し、従って基地局の範囲におけるすべての移動局は100ms毎にタイムスロットの半分で信号を受信することができない。これは、すべての移動局がタイムスロットの半分で情報を失うことを意味する。故障に対する耐久性および低速度のトラフィック(例えば、音声)に関して、このような深い減衰のような(deep−attenuation−like)一時的な損失は、長い伝送時間間隔(TTI)に起因するTTIエラー訂正コードで補正され得る。しかし、高速データトラフィック(例えば、10Mbps)に関して、半分のタイムスロットにおけるデータ損失は、3333ビットに達する。さらに、このようなデータ損失は、単にエラー訂正コードで補正することはできない。なぜなら、高速データトラフィックについてのTTIは、1タイムスロットほどの長さしかないかもしれないからである。同時に、データを切り換えたパケットは、ゼロエラーデータ伝送を必要とし、訂正不可能なデータは再伝送され、それゆえIPDLはチャネルの利用率を低下させる。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、IPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法を提供し、データトラフィックおよびシステム能力のIPDLへの影響を抑え、データを受信する際の遅延を低減し、そしてチャネルの利用率を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法は、(1)ネットワークがIPDLの発生時間を取得し、該IPDLの発生時間を判定するステップであって、該時間が専用物理制御チャネル(DPCH)で発生する場合、下記のステップ(2)に進行し、該時間が高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)で発生する場合、下記のステップ(5)に進行する、ステップと、(2)該IPDLが該DPCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定するステップであって、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(3)に進行し、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(4)に進行する、ステップと、(3)拡大されたスペクトルファクタはIPDLにより占められるタイムスロット中の信号の半分にされ、伝送パワーが増大され、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、(4)IPDLによりわたされた先のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第1の半分のタイムスロットにあり、IPDLによりわたされた次のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第2の半分のタイムスロットにあり、先の該第1の半分のタイムスロット中の信号および次の該第2の半分のタイムスロット中の信号のために伝送パワーを増大し、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、(5)該IPDLが該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定するステップであって、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(6)に進行し、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(7)に進行する、ステップと、(6)該IPDLが存在する位置に統合空タイムスロットを挿入し、次いでステップ(8)に進行するステップと、(7)該IPDLによりわたされた該先のタイムスロットおよび該次のタイムスロットを2つの半分のタイムスロットにそれぞれ分割するステップであって、該先のタイムスロットの第1の半分中の信号は正常に伝送され、該先のタイムスロットの第2の半分中の信号は該次のタイムスロットの第2の半分のほうにシフトされ、該次のタイムスロット中の信号は1タイムスロット遅延されて伝送されるステップと、(8)該IPDL中にプロセスを終了するステップとを包含する。
【0006】
本発明のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法は、前記ステップ(3)および前記ステップ(4)において、前記伝送パワーは2倍であってもよい。
【0007】
本発明のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法は、前記ステップ(4)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されていることをさらに含んでもよい。
【0008】
本発明のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法は、前記ステップ(6)は、前記空タイムスロット中に伝送される信号はないことをさらに含んでもよい。
【0009】
本発明のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法は、前記ステップ(7)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されていることをさらに含んでもよい。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、以下のステップを含む:
(1)ネットワークがIPDLの発生時間を取得し、該IPDLの発生時間を判定するステップであって、該時間が専用物理制御チャネル(DPCH)で発生する場合、下記のステップ(2)に進行し、該時間が高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)で発生する場合、下記のステップ(5)に進行する、ステップと、
(2)該IPDLが該DPCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定するステップであって、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(3)に進行し、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(4)に進行する、ステップと、
(3)拡大されたスペクトルファクタはIPDLにより占められるタイムスロット中の信号の半分にされ、伝送パワーが増大され、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、
(4)IPDLによりわたされた先のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第1の半分のタイムスロットにあり、IPDLによりわたされた次のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第2の半分のタイムスロットにあり、先の該第1の半分のタイムスロット中の信号および次の該第2の半分のタイムスロット中の信号のために伝送パワーを増大し、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、
(5)該IPDLが該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定するステップであって、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(6)に進行し、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(7)に進行する、ステップと、
(6)該IPDLが存在する位置に統合空タイムスロットを挿入し、次いでステップ(8)に進行するステップと、
(7)該IPDLによりわたされた該先のタイムスロットおよび該次のタイムスロットを2つの半分のタイムスロットにそれぞれ分割するステップであって、該先のタイムスロットの第1の半分中の信号は正常に伝送され、該先のタイムスロットの第2の半分中の信号は該次のタイムスロットの第2の半分のほうにシフトされ、該次のタイムスロット中の信号は1タイムスロット遅延されて伝送されるステップと、
(8)該IPDL中にプロセスを終了するステップと
を包含するIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法を提供する。
【0011】
前記ステップ(3)および前記ステップ(4)において、前記伝送パワーは2倍であってもよい。
【0012】
前記ステップ(4)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されていることをさらに含んでもよい。
【0013】
前記ステップ(6)は、前記空タイムスロット中に伝送される信号はないことをさらに含んでもよい。
【0014】
前記ステップ(7)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されていることをさらに含んでもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、制御チャネルについて拡大したスペクトルファクタを半分にし、そしてデータチャネルにおける伝送を調整するか、またはチャネル(DPCHまたはHS−DSCH)およびIPDLが発生する位置に従って全体のタイムスロットの信号伝送を閉鎖する。従って、本発明は、他のユーザとの干渉およびIPDL中のデータ損失がなく、IPDLの要件を実現する。このようにして、本発明は、データトラフィックおよびシステム能力へのIPDLへの影響を低減し、データを受信する際の遅延を低減し、そしてチャネルの利用率を向上させることに貢献する。
【0016】
本発明は、図面および実施形態に従って、さらに詳細に説明される。
【0017】
高速データトラフィックダウンリンクは、データ情報および対応する制御情報を搬送する。通常、制御情報は専用物理制御チャネル(DPCH)によって伝送され、データ情報は高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)によって伝送される。DPCHは、専有される各ユーザに割り当てられるが、HS−DSCHはすべてのユーザに共有され、異なるユーザのデータはHS−DSCHにおける時間分割およびコード分割にわたって識別される。HS−DSCHにおけるユーザの制御情報は、予めHS−DSCHのデータに関する変調および符号化フォーマットが分かるように、ユーザのDPCHにより前もっていくつかのTTI移動局に伝送される。そしてデータが到着すると、訂正復調および復号化が実施され得る。従って、IPDLは現在のHS−DSCHのデータ損失となるばかりでなく、現在のDPCHの制御情報の損失にもなり、結果として、次のデータの訂正復調および復号化に影響を与える。
【0018】
上記の分析に基づいて、IPDLがDPCHで発生した場合、IPDLに隣接する2つのタイムスロットの拡大されたスペクトルファクタは半分にされ、IPDLがHS−DSCHで発生した場合、タイムスロットについての信号伝送は調整され得るか、またはIPDLの位置に従って全体が閉鎖され得る。IPDLの影響を低減することができる。
【0019】
IPDLはタイムスロットの半分を占め、そして任意の位置で発生し得るので、1つのタイムスロットのみを占めるか、または2つのタイムスロットにわたることとなり得る(本発明の図2を参照)。高速データトラフィックの伝送は、この2つのケースに従って制御される。
【0020】
図1は、本発明による方法の実施形態のフローチャートである。図1によれば、最初に、IPDLの発生時間がステップ(1)で得られる。次いで、ステップ(2)でIPDLの発生時間を判定する。その時間が専用物理制御チャネル(DPCH)で発生した場合、ステップ(3)に進行し、IPDLを処理する。DPCHに関して、拡大されたスペクトルファクタは通常256または512であるので、コードリソースが十分である場合、この拡大されたスペクトルファクタは半分にされて、それぞれの元のタイムスロット中のデータは第1の半分および第2の半分で反復することが可能になる(図3を参照)。図3において、成分21および22は、2つを統合したタイムスロットである。IPDLが発生すると、タイムスロット番号nについての拡大されたスペクトルファクタは半分にされ、従ってタイムスロット番号nは同じ内容の2つの部分的成分23および24に分割される。成分のそれぞれは、タイムスロットの半分を占める。このようにして、全体の成分(スロット21)は、受信の終了時にマージする成分23および24によってのみ回復され得る。成分21および22と比較して品質の高いものを受信することを保証するために、この半分の拡大されたスペクトルファクタが伝送されると、成分23および24の伝送は伝送パワー補償を追加する必要がある。
【0021】
IPDLが2つのタイムスロットにわたるDPCHに関して、両方のタイムスロットは、半分の拡大されたスペクトルで処理される(図4を参照)。成分21(すなわち、タイムスロット番号n)は、半分の拡大されたスペクトルで処理された後に成分23に変化し、そしてそれは第1の半分のタイムスロットにある。成分22(すなわち、タイムスロット番号n+1)は、半分の拡大されたスペクトルで処理された後に成分25に変化し、そしてそれは第2の半分のタイムスロットにある。成分23の第2の半分のタイムスロットおよび成分25の第1の半分のタイムスロットは、IPDLがある位置にあり、そしてそれらは図4において成分26としてマークされる。成分26がNULLを設定する場合、信号は伝送を停止する。従って、DPCHにおいて1つのタイムスロットについて伝送される信号はなく、そのため他のユーザとの干渉はこの時間内で低減され、IPDLを閉鎖する要求が満たされる。同時に、情報の損失は、半分の拡大されたスペクトルファクタにより取り除かれ得る。同様に、この半分の拡大されたスペクトルファクタに関する伝送パワーはまた、増加されることが必要である。
【0022】
従って、ステップ(3)において、IPDLがDPCHの2つのタイムスロットにわたるか否かが連続的に判定される。IPDLがDPCHの2つのタイムスロットにわたらない場合、ステップ(4)に進む。ステップ(4)では、IPDLにより占められるタイムスロット中の信号は、半分の拡大されたスペクトルファクタで処理され、伝送パワーが増加され、次いで現在のIPDLにおける処理が終了する。IPDLが2つのチャネルにわたると判定された場合、ステップ(5)に進行し、IPDLによってわたされた先のタイムスロットは半分の拡大されたスペクトルファクタで処理され、この処理されたタイムスロットは第1の半分のタイムスロットにある。IPDLによってわたされた次のタイムスロットは半分の拡大されたスペクトルファクタで処理され、この処理されたタイムスロットは第2の半分のタイムスロットにある。先のタイムスロットの第1の半分および次のタイムスロットの第2の半分における信号の伝送パワーが増加され、先のタイムスロットの第2の半分および次のタイムスロットの第1の半分における信号が伝送され、次いで現在のIPDLについてのプロセスが終了する。
【0023】
ステップ(4)およびステップ(5)において、上記伝送パワーは2倍である。
【0024】
ステップ(2)において、IPDLがHS−DSCHで発生すると判定されると、このプロセスはステップ(6)に進行し、HS−DSCHの特性に従ってIPDLを処理する。
【0025】
HS−DSCHについて、拡大されたスペクトルファクタは、重い高速データトラフィックのために小さい(通常16)。多くのコードフラグメントが占有されると、拡大されたスペクトルファクタを半分にし、データ伝送パワーを増加させることができなくなる。HS−DSCHにおけるリソースは時間分割マルチプレキシングにより異なるユーザに割り当てられるので、データパケットは、IPDLがチャネルリソースの割り当てにあるタイムスロットの分だけ遅延され得る。
【0026】
IPDLが1つのタイムスロットを占有する場合では(図5を参照)、統合空タイムスロットは、基地局がHS−DSCHを送信するときに存在する位置に挿入される。そのタイムスロットでは、信号はHS−DSCHから伝送されない。HS−DSCHは、他のユーザとの干渉を低減し得る。IPDLが2つのタイムスロットにわたる場合では(図6を参照)、タイムスロット番号nは2つの部分に分割される。第1の半分は、元のタイムスロット番号nの第1の半分で伝送される。第2の半分は、元のタイムスロット番号n+1の第2の半分で伝送される。
タイムスロット番号n+1は、伝送される前に1つのタイムスロットの分だけ遅延される。元のタイムスロット番号nの第2の半分および元のタイムスロット番号n+1の第1の半分は、NULLが設定される。NULLは、1つのタイムスロットにおいて他のユーザとの干渉を低減し得る。
【0027】
従って、ステップ(6)において、IPDLがHS−DSCHの2つのタイムスロットにわたるか否かが判定される。IPDLがHS−DSCHの2つのタイムスロットにわたらない場合、ステップ(7)に進み、統合空タイムスロットが、IPDLがある位置に挿入される。このタイムスロットでは、信号は伝送されず、次いで現在のIPDLについてのプロセスが終了する。IPDLがHS−DSCHの2つのタイムスロットにわたると判定された場合、ステップ(8)に進行し、IPDLによりわたされた2つのタイムスロット(先のタイムスロットおよび次のタイムスロット)は、2つの部分にそれぞれ分割される。先のタイムスロットの第1の半分における信号は、正常に伝送される。先のタイムスロットの第2の半分における信号は、次のタイムスロットの第2の半分のほうにシフトされて伝送される。そして、次のタイムスロット中の信号は、伝送される前に1つのタイムスロットの分だけ遅延される。先のタイムスロットの第2の半分および次のタイムスロットの第1の半分は伝送を停止し、最後に現在のIPDLのプロセスが終了する。
【0028】
本発明は、IPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法を開示する。この方法は、以下を含む。IPDLがDPCHチャネル中で発生した場合、拡大されたスペクトルファクタはIPDLにより占められたタイムスロット中の信号のために半分にされ、そして伝送パワーが増加されるか、あるいはIPDLによりわたされた第1のタイムスロットおよび第2のタイムスロットの拡大されたスペクトルファクタが半分にされ(正確な位置は、先のタイムスロットの第1の半分および次のタイムスロットの第2の半分である)、そして伝送パワー補償が加えられる。IPDLがHS−DSCHチャネル中で発生した場合、空タイムスロットが、IPDLがある位置に挿入されるか、あるいはIPDLによりわたされた先のタイムスロットおよび次のタイムスロットは2つの半分のタイムスロットにそれぞれ分割される。先のタイムスロットの第1の半分中の信号は、正常に伝送される。先のタイムスロットの第2の半分における信号は、次のタイムスロットの第2の半分のほうにシフトされて伝送される。次のタイムスロット中の信号は、伝送される前に1つのタイムスロットの分だけ遅延される。本発明は、データトラフィックおよびシステム能力へのIPDLへの影響を低減し、データを受信する際の遅延を低減し、そしてチャネルの利用率を向上させることに有用である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の方法によって、IPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御するための方法を提供し、データトラフィックおよびシステム能力のIPDLへの影響を抑え、データを受信する際の遅延を低減し、そしてチャネルの利用率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による方法の実施形態のフローチャートである。
【図2】図2は、IPDLが発生する位置を示す。
【図3】図3は、IPDLがDPCHの1つのタイムスロットを占める位置を示す。
【図4】図4は、IPDLがDPCHの2つのタイムスロットにわたる位置を示す。
【図5】図5は、IPDLがHS−DSCHの1つのタイムスロットを占める位置を示す。
【図6】図6は、IPDLがHS−DSCHの2つのタイムスロットにわたる位置を示す。
【符号の説明】
21 成分

Claims (7)

  1. IPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法であって、
    (1)ネットワークがIPDLの発生時間を取得し、該IPDLの発生時間を判定、該時間が専用物理制御チャネル(DPCH)で発生する場合、下記のステップ(2)に進行し、該時間が高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)で発生する場合、下記のステップ(5)に進行するステップと、
    (2)該IPDLが該DPCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(3)に進行し、該DPCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(4)に進行するステップと、
    (3)拡大されたスペクトルファクタIPDLにより占められるタイムスロット中の信号に対して半分にされ、伝送パワーが増大され、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、
    (4)IPDLによりわたされた先のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第1の半分のタイムスロットにあり、IPDLによりわたされた次のタイムスロットの該拡大されたスペクトルファクタを半分にし、処理された該タイムスロットは第2の半分のタイムスロットにあり、タイムスロットの第1の半分の信号および次のタイムスロット第2の半分の信号に対する伝送パワーを増大し、次いで下記のステップ(8)に進行するステップと、
    (5)該IPDLが該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたるか否かを判定、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたらない場合、下記のステップ(6)に進行し、該HS−DSCH中の2つのタイムスロットにわたる場合、下記のステップ(7)に進行するステップと、
    (6)該IPDLが存在する位置に統合空タイムスロットを挿入し、次いでステップ(8)に進行するステップと、
    (7)該IPDLによりわたされた該先のタイムスロットおよび該次のタイムスロットを2つの半分のタイムスロットにそれぞれ分割するステップであって、該先のタイムスロットの第1の半分中の信号は正常に伝送され、該先のタイムスロットの第2の半分中の信号は該次のタイムスロットの第2の半分シフトされ、該次のタイムスロット中の信号は1タイムスロット遅延されて伝送されるステップと、
    (8)該IPDL中にプロセスを終了するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記ステップ(3)および前記ステップ(4)において、前記伝送パワー2倍にされる、請求項1に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
  3. 前記ステップ(4)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されことをさらに含む、請求項1に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
  4. 前記ステップ(6)は、前記空タイムスロット中に伝送される信号はないことをさらに含む、請求項1に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
  5. 前記ステップ(7)は、前記先のタイムスロットの第2の半分および前記次のタイムスロットの第1の半分中の信号の伝送が停止されことをさらに含む、請求項1に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
  6. 前記ステップ(3)は、前記処理されたタイムスロット中の信号が、前記第1の半分のタイムスロットおよび前記第2の半分のタイムスロットにおいて複製されることをさらに含む、請求項1に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
  7. 前記高速データトラフィックの伝送の受信端において、前記処理され たタイムスロット中の信号は、前記第1の半分のタイムスロットおよび前記第2の半分のタイムスロットにおいて複製された信号をマージすることによって回復される、請求項6に記載のIPDLにおける高速データトラフィックの伝送を制御する方法。
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