JP4157650B2 - Sidewalk pavement structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩道部舗装構造に関し、特に路面に降った雨水を表層部の下方に貯留する機能を備えた歩道部舗装構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
道路の歩道部(重量車両の通過しない自転車道、遊歩道等も含む。)の舗装に雨水が降った場合の排水は、一般に、歩道の側方に側溝等の排水施設を設け、この排水施設に雨水を流入させて歩道の外部に排水する方法が採用されている。また、歩道部には、重量車両等による大きな繰り返し載荷重は負荷されず、従って路盤や路床には高い支持力や耐久性が要求されないことから、路面に降った雨水をそのまま下方の路盤や路床に浸透させて地中に還元するようにした透水性舗装が採用される場合もある。
【0003】
一方、雨水は天然の有用な資源であり、これを積極的に有効利用することが望ましいが、かかる雨水をそのまま配水施設に排除したり、地中に浸透させたのでは、歩道の清掃や植生等、周囲の環境のために利用する際に、地下水として地中の深いところから汲み上げたり、遠方にある貯留施設から給送してくる必要を生じ、雨水を効率良く利用できていなかった。
【0004】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたもので、舗装面に降った雨水を表層部の下方に貯留して、効率良く利用することを可能にする歩道部舗装構造を提供することを目的とする。
【0005】
また、本発明は、植生や昆虫、微生物等の生息に良好な影響を与えると共に、歩行者にやすらぎを与える地表空間を形成することのできる歩道部舗装構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、舗装面に降った雨水を表層部の下方に貯留する機能を備えた歩道部舗装構造であって、路床部と路盤部との間、若しくは路盤部内に遮水性シートを凹状に敷設し、該遮水性シートによる凹状部に粒状材を骨材間隙率が30%以上となるように充填しつつ、修正CBRが30以上の強度と1×10-1cm/sec以上の透水係数とを備える路盤部を前記遮水性シートによる凹状部に形成し、該路盤部の表面に不織布等による砂流下防止材を敷設すると共に砂等からなるクッション材を敷設し、該クッション材の表面に透水係数が1×10-2cm/sec以上の透水性ブロックを敷並べて表層部を形成することにより構成され、該表層部を通過して下方に浸透する雨水を前記遮水性シートによる凹状部に粒状材が充填されて形成された路盤部による雨水貯留槽に貯留することを特徴とする歩道部舗装構造を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0007】
また、本発明の歩道部舗装構造は、前記凹状部を形成する遮水性シートを前記表層部に近接する高さ位置まで延設して、前記凹状部内の雨水の水位を前記表層部の近傍まで上昇可能な高水位雨水貯留槽を形成することが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0008】
さらに、本発明の歩道部舗装構造は、前記高水位雨水貯留槽の上方の表層部には帯状開口を設けると共に、該帯状開口の下側に貯留された雨水の水位よりも下方に位置する底盤部を配設して、高水位雨水貯留槽の雨水が流入するオープン水路を前記底盤部と帯状開口とによって形成することが好ましい(請求項3記載の発明)。
【0009】
さらにまた、本発明の歩道部舗装構造は、前記高水位雨水貯留槽を歩道部の縦断方向に間隔をおいて複数設け、また前記オープン水路は、隣接する前記高水位雨水貯留槽を互いに接続するように設け、歩道部の縦断勾配に従って、上流側の高水位雨水貯留槽から下流側の高水位雨水貯留槽に向かって貯留された雨水を前記オープン水路を介して自然流下させるようにすることもできる(請求項4記載の発明)。
【0010】
なお、上記記載において、透水係数は、JIS A 1218に規定する試験方法により測定されるものである。また、修正CBRは、KODAN A 1211に規定する試験方法により測定されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態の一般貯留槽部(図4参照)における歩道部舗装構造10は、図1に示すように、例えば幹線道路の車道部11に沿って設けられる歩道部12を形成する際に採用されたものである。なお、車道部11は、いわゆる排水性舗装であって、車道部11に降った雨水を、舗装部13を介して歩道部12の下方に一部流入させ、また公知の雨水排水施設によって歩道部12の外側に排除することができるようになっている。
【0012】
本実施形態の歩道部舗装構造10は、図1及び図2に示すように、原地盤を凹状に掘削し、整地することにより形成された路床面14に沿って遮水性シート15を凹状に敷設し、この遮水性シート15による凹状部に粒状材16を充填しつつ、修正CBRが30以上の強度と1×10-1cm/sec以上の透水係数とを備える路盤部17を形成する。そして、この路盤部17の表面に不織布18を砂流下防止材として敷設すると共に、粗目砂によるサンドクッション19を敷設し、このサンドクッション19の表面に透水係数が1×10-2cm/sec以上の透水性ブロック20を敷並べて表層部27を形成することによって構成される。この歩道部舗装構造10によれば、路盤部17は、遮水性シート15による凹状部に骨材間隙率が30%以上となるように粒状材16を充填することによって形成されていて、この高い空隙率によって多量の雨水を貯留可能な雨水貯留槽21を形成している。
【0013】
ここで、路床面14を形成する路床部は、掘削底面に所定の厚さ(例えば5cm程度)の路床材料(例えば砂)を敷設して形成することもできるが、掘削地盤の地質が路床材料に適する場合には、当該掘削地盤を路床部として、これの上方に路盤部17を直接形成することもできる。
【0014】
遮水性シート15は、例えば1.5mm程度の厚さの土木用の遮水性シートとして公知のもので、耐久性及び経済性に優れるものを使用することが好ましい。凹状に敷設された遮水性シート15の内部には、粒状材16が充填されて路盤部17が形成されることにより、遮水性シート15は、路床部と路盤部17との間に介在する。
【0015】
本実施形態によれば、路盤部17を形成する粒状材16として、汚泥より製造された固化再生骨材(ポリナイト)や樹脂系産業廃棄物(塩化ビニル等)を混入した再生骨材からなる産業廃棄物粒状材が用いられる。この産業廃棄物粒状材は、充填・締固め後の骨材間隙率が40%程度となるように粒度調整され、これを用いて形成される路盤部17は、クラッシャラン等の粒状材料を用いた一般的な歩道路盤と同等の強度である修正CBRが30以上の強度を備え、かつ1×10-1cm/sec以上の透水係数を有することになる。なお、本実施形態によれば、路盤部17は、30〜80cm程度の厚さで形成されている。
【0016】
この路盤部17の表面に敷設される不織布18は、サンドクッション19を構成する粗目砂が、舗装部13からの雨水の流入に伴って路盤部17内に流下侵入するのを防止するもので、単位体積重量が300g/m2 程度の高耐久性の不織布18を路盤部17の上面に敷設して使用する。
【0017】
サンドクッション19は、表層部27を構成する透水性ブロック20の敷並べ作業を容易にすると共に、透水性ブロック20に負荷される上載荷重を分散して路盤部17に伝える機能を果たすもので、不織布18を通過しにくいように粗目砂を用いて、路盤部17の上面に例えば3mm程度の厚さで敷設される。
【0018】
サンドクッション19の上面に設けられる表層部21は、透水係数が1×10-2cm/sec以上、曲げ強度が4N/mm2 以上の矩形状の透水性ブロック20を縦横に多数敷並べて6cm程度の厚さで形成される。この透水性ブロック20は、ポリマー等の補強混和材料を用いて300〜500kg/m2 の陶磁器くずを混入しつつ形成され、20%程度の空隙率を備えている。
【0019】
なお、本実施形態によれば、遮水性シート15は、車道部11側においては、当該車道部11の路盤層29の上端面と略等しい高さまで敷設され、排水性を備える車道部11の舗装部13から雨水貯留槽21へ向けて、車道部11に降った雨水の一部を流入を可能としていると共に、車道部11と反対側においては、当該反対側に設置された片面浸透側溝22の上端の高さと略等しい高さまで敷設され、雨水貯留槽21からオーバーフローした雨水は、この片面浸透側溝22を介して雨水貯留槽21の外側に排除することができるようになっている。
【0020】
また、歩道部舗装構造10の上部中央部分には、歩道部12の延長方向に帯状開口24が形成される共に、これの下側には側壁部25を介して底盤部26が設けれることにより、後述するように、隣接する高水位雨水貯留槽31間を互いに接続するオープン水路23が設けられている。
【0021】
本実施形態によれば、舗装面を構成する表層部27に降った雨水は、表層部27の透水性により路盤部17に浸透して雨水貯留槽21に貯留される。雨水貯留槽21に貯留された雨水は、例えば晴天時において必要に応じて適宜取り出され、緑化施設(法面、植生、緑化防音壁等)へ供給したり、路面清掃用水、防災用水として、周囲の環境のために効率良く利用することが可能になる。また、歩道部12の路面下に雨水が貯留されていることにより、晴天時には貯留水を蒸発させ、その気化熱によってヒートアイランド化を抑制し、熱循環を自然な状態に近づけることが可能になる。
【0022】
さらに、本実施形態によれば、路盤部17を形成する粒状材16として、産業廃棄物粒状材を用いることにより、産業廃棄物に費やしている処分費用を低減して、社会的便益に寄与することが可能になると共に、透水性ブロック20の構成材料として産業廃棄物である陶磁器くずを用いることにより、社会的便益に一層寄与することになる。
【0023】
図3は、本発明の他の実施形態の高水位貯留槽部(図4参照)における歩道部舗装構造30を示すもので、この歩道部舗装構造30によれば、上記一般貯留槽部における歩道部舗装構造10と略同様の構成を備えているが、凹状の路床面14に沿って敷設される遮水性シート15は透水性ブロック20による表層部27に近接する高さ位置まで延設している点が相違し、これによって、遮水性シート15の内部に貯留される雨水の水位を表層部27の近傍まで上昇可能とした高水位雨水貯留槽31を形成するものである。
【0024】
また、高水位雨水貯留槽31の上方の表層部27には、各高水位雨水貯留槽31の端部から隣接する高水位雨水貯留槽31の端部に亘って、一般貯留槽部における歩道部舗装構造10の上部を縦断するようにして、隣接する上下流側の高水位雨水貯留槽31を互いに接続するオープン水路23が設けられている。すなわち、オープン水路23は、縦断方向に沿って表層部19に設けられた帯状開口24と、例えばコンクリート製の側壁部25を介して帯状開口24の直下部に配置されたコンクリート盤等からなる底盤部26とからなり、且つ底盤部26は高水位雨水貯留槽31内の雨水の水位よりも下方に位置している。
【0025】
従って、オープン水路23は、図4に示すように、歩道部12の縦断方向に間隔をおいて一般貯留槽部の雨水貯留槽21と交互に設けられた高水位雨水貯留槽31を互いに接続し、歩道部12の縦断勾配に従って、貯留された雨水を、上流側の高水位雨水貯留槽31から下流側の高水位雨水貯留槽31に向かってオープン水路23を介して自然流下させる。なおこのオープン水路23には、天然石を敷き並べ、自然の小川に近い状態としておく。
【0026】
このように貯留された雨水がオープン水路23によって導水されることにより、当該雨水は礫間浄化されつつ下流側に繰り返し送られると共に、植生や昆虫、微生物等の生息に良好な影響を与え、また歩行者にやすらぎを与えるせせらぎが創出されることになる。
【0027】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、オープン水路は必ずしも設ける必要はなく、路盤部を構成する粒状材は必ずしも産業廃棄物粒状材である必要はない。また、隣接する車道部は必ずしも排水性舗装である必要はない。さらに車道部に隣接させることなく遊歩道等として歩道部舗装構造を単独で設けることもできる。さらにまた、遮水性シートは路床部と路盤部との間の境目に設ける必要は必ずしもなく、路盤部内に凹状に埋設して雨水貯留槽を形成することもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の歩道部舗装構造によれば、舗装面に降った雨水を表層部の下方に貯留して、必要に応じて適宜取り出して用いることにより、緑化施設(法面、植生、緑化防音壁等)へ供給したり、路面清掃用水、防災用水として、周囲の環境のために効率良く利用することが可能になると共に、晴天時には貯留水を蒸発させて、その気化熱によってヒートアイランド現象を抑制することが可能になる。また、例えばオープン水路を設けることにより、植生や昆虫、微生物等の生息に良好な影響を与えると共に、歩行者にやすらぎを与える地表空間を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る歩道部舗装構造を示す、図4の一般貯留槽部におけるA−Aに沿った断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る歩道部舗装構造の構成を拡大して示す略示断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る歩道部舗装構造を示す、図4の高水位貯留槽部におけるB−Bに沿った断面図である。
【図4】オープン水路の配設状況を示す平面図である。
【符号の説明】
10,30 歩道部舗装構造
11 車道部
12 歩道部
13 車道部における舗装部
14 路床面
15 遮水性シート
16 粒状材
17 路盤部
18 不織布(砂流下防止材)
19 サンドクッション
20 透水性ブロック
21 雨水貯留槽
23 オープン水路
24 帯状開口
26 底盤部
27 表層部
31 高水位雨水貯留槽[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sidewalk pavement structure, and more particularly to a sidewalk pavement structure having a function of storing rainwater that has fallen on a road surface below a surface layer part.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
When rainwater falls on the pavement of road sidewalks (including bicycle roads and promenades where heavy vehicles do not pass), drainage facilities such as side grooves are generally installed on the side of the sidewalks. A method is adopted in which rainwater flows in and drains outside the sidewalk. In addition, the sidewalk is not subjected to heavy repeated loading by heavy vehicles, and therefore the roadbed and roadbed are not required to have high support and durability. In some cases, a water-permeable pavement that is allowed to permeate the roadbed and return to the ground is used.
[0003]
On the other hand, rainwater is a useful natural resource, and it is desirable to actively utilize it. However, if such rainwater is directly removed from the water distribution facility or penetrated into the ground, cleaning of the sidewalks and vegetation will occur. When using it for the surrounding environment, it was necessary to pump it up from the deep underground as groundwater, or to feed it from a storage facility in the distance, and rainwater could not be used efficiently.
[0004]
The present invention was made in view of such conventional problems, and provides a sidewalk pavement structure that allows rainwater falling on the pavement surface to be stored below the surface layer part and used efficiently. Objective.
[0005]
It is another object of the present invention to provide a sidewalk pavement structure that can form a ground surface space that has a good influence on the inhabiting of vegetation, insects, microorganisms, and the like, and that gives peace to pedestrians.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a sidewalk pavement structure having a function of storing rainwater that has fallen on a pavement surface below a surface layer part, and a water-impervious sheet is recessed between the roadbed part and the roadbed part or in the roadbed part. Laying and filling the concave part of the water-impervious sheet with the granular material so that the aggregate porosity is 30% or more, the modified CBR has a strength of 30 or more and a water permeability coefficient of 1 × 10 -1 cm / sec or more. A roadbed portion comprising a water-impervious sheet is formed into a concave portion, and a sandflow prevention material such as a nonwoven fabric is laid on the surface of the roadbed portion, and a cushion material made of sand or the like is laid on the surface of the cushion material. It is configured by laying out water permeable blocks having a water permeability coefficient of 1 × 10 −2 cm / sec or more to form a surface layer portion, and rainwater that passes through the surface layer portion and permeates downward is formed into a concave portion by the water shielding sheet. rainwater by roadbed section granular material is formed by filling By providing a pavement section pavement structure, characterized by storing the Tomeso it is obtained by achieving the above object (the invention according to claim 1).
[0007]
Moreover, the sidewalk pavement structure of the present invention extends the water-impervious sheet that forms the concave portion to a height position close to the surface layer portion, and the rainwater level in the concave portion reaches the vicinity of the surface layer portion. It is preferable to form a high-water-level rainwater storage tank capable of ascending (the invention according to claim 2).
[0008]
Furthermore, the sidewalk portion pavement structure of the present invention is provided with a belt-like opening in the surface layer portion above the high-water-level rainwater storage tank, and a bottom plate located below the water level of rainwater stored below the belt-like opening. It is preferable that an open water channel into which rainwater flows in the high water level rainwater storage tank is formed by the bottom plate portion and the belt-like opening .
[0009]
Furthermore, the sidewalk pavement structure of the present invention is provided with a plurality of the high water level rainwater storage tanks spaced in the longitudinal direction of the sidewalk part, and the open water channel connects the adjacent high water level rainwater storage tanks to each other. According to the longitudinal gradient of the sidewalk, the rainwater stored from the upstream high water level rainwater storage tank toward the downstream high water level rainwater storage tank may be allowed to flow naturally through the open water channel. it (the invention of claim 4).
[0010]
In the above description, the hydraulic conductivity is measured by a test method specified in JIS A1218. The corrected CBR is measured by a test method defined in KODAN A1211.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The sidewalk
[0012]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0013]
Here, the roadbed portion forming the
[0014]
The water-
[0015]
According to this embodiment, as the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
In addition, according to this embodiment, the water-
[0020]
In addition, a band-
[0021]
According to the present embodiment, rainwater that has fallen on the
[0022]
Furthermore, according to the present embodiment, by using an industrial waste granular material as the
[0023]
FIG. 3 shows a
[0024]
Further, the
[0025]
Therefore, as shown in FIG. 4, the
[0026]
The rainwater stored in this way is guided by the
[0027]
Note that the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made. For example, it is not always necessary to provide an open water channel, and the granular material constituting the roadbed portion does not necessarily need to be an industrial waste granular material. Moreover, the adjacent roadway part does not necessarily need to be drainage pavement. Further, a sidewalk pavement structure can be provided alone as a promenade without being adjacent to the roadway. Furthermore, it is not always necessary to provide the water-impervious sheet at the boundary between the roadbed portion and the roadbed portion, and the rainwater storage tank can be formed by being embedded in the roadbed portion in a concave shape.
[0028]
【The invention's effect】
According to the sidewalk portion pavement structure of the present invention, rainwater that has fallen on the pavement surface is stored below the surface layer portion, and is appropriately taken out and used as needed. ), And can be efficiently used for the surrounding environment as road cleaning water and disaster prevention water, and the water can be evaporated in fine weather to suppress the heat island phenomenon by the heat of vaporization. Is possible. In addition, for example, by providing an open water channel, it is possible to form a ground surface space that has a good influence on the inhabiting of vegetation, insects, microorganisms, and the like, and gives peace to pedestrians.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along line AA in the general storage tank portion of FIG. 4, showing a sidewalk pavement structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing an enlarged configuration of a sidewalk pavement structure according to an embodiment of the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along the line BB in the high water level storage tank part of FIG. 4 showing a sidewalk part pavement structure according to another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing the arrangement of open water channels.
[Explanation of symbols]
10, 30 Sidewalk part pavement structure 11
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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