JP4155752B2 - 燃料油組成物 - Google Patents

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料油組成物に関し、詳しくは、特定された成分組成及び特定された蒸留性状を有する、加速性、運転性に優れた燃料油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高オクタン価基材であるメチルターシャリーブチルエーテル(MTBE)を配合した高オクタン価ガソリンが提案され、上市されてきた。また、平成12年1月からはガソリン中のベンゼン含有量を1容量%以下とすることが、日本工業規格(JIS)に盛り込まれ、国内ではそれ以降ベンゼンが1容量%以下のガソリンが生産・販売されている。
このような状況の中、MTBEの環境面への影響が懸念され、ガソリンへのMTBE配合について規制する方向で検討が進められている。国内では、平成13年以降にプレミアムガソリンへのMTBEの配合が自粛されている。
このMTBEは、軽質で高オクタン価という特徴を生かし、オクタンブースターとして広くプレミアムガソリン基材として用いられてきており、MTBEが配合できない場合、他の高オクタン価基材を用いたガソリンを処方設計することが求められる。
このようなガソリンとしては、脱ベンゼン接触改質ガソリンを用い、特定の蒸留性状及び成分組成を有するガソリン(特開平7−207286号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このガソリンは、リサーチ法オクタン価(RON)100を満足させるため、MTBE使用時に比し、主要基材である、脱ベンゼン重質接触改質ガソリンあるいは脱ベンゼン接触改質ガソリンを高RON化して採取使用するため、ガソリンの蒸留性状が重質化し、芳香族分も増加する。この重質化に伴い、ガソリンの50容量%留出温度(T50)が高くなり、運転性に影響を与えることが懸念されている。
このため、MTBE無配合化に伴う重質化(T50の上昇)を抑え運転性能の優れたガソリンの登場が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような状況下、本発明者らは、上述のような観点から鋭意研究を重ねた結果、脱ベンゼン重質接触改質ガソリンや脱ベンゼン接触改質ガソリンに比べ、高オクタン価、低沸点基材であるトルエンを選定し、トルエンの特定量と他の特定の基材を用いることにより燃料油中の全芳香族含有量を従来と同様に抑えつつ重質化を抑制し、さらに細かく蒸留性状、組成を規定することにより極めて優れた性能を有する燃料油組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、基材であるトルエンを4〜30容量%、他の基材として、脱ベンゼン重質接触改質ガソリンを10〜50容量%、軽質接触分解ガソリン10〜40容量%、アルキレートを5〜30容量%、脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンを5〜25容量%含み、かつ、50容量%留出温度(T50)80〜105℃、15℃における密度0.783g/cm以下、リード蒸気圧(RVP)44〜93kPa、リサーチ法オクタン価(RON)97〜102、モーター法オクタン価(MON)86以上、70℃の留出量(E70)25〜45容量%、芳香族分45容量%以下、オレフィン分25容量%以下、及びベンゼン含有量1容量%未満の性状を有することを特徴とする燃料油組成物(以下、燃料油組成物(1)という。)を提供するものである。
【0005】
また、本発明は、基材であるトルエンを4〜30容量%、他の基材として、脱ベンゼン接触改質ガソリンを10〜50容量%、軽質接触分解ガソリン10〜40容量%、アルキレートを5〜30容量%含み、かつ、50容量%留出温度(T50)80〜105℃、15℃における密度0.783g/cm以下、
リード蒸気圧(RVP)44〜93kPa、リサーチ法オクタン価(RON)97〜102、モーター法オクタン価(MON)86以上、70℃の留出量(E70)25〜45容量%、芳香族分45容量%以下、オレフィン分25容量%以下、及びベンゼン含有量1容量%未満の性状を有することを特徴とする燃料油組成物(以下、燃料油組成物(2)という。)を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内容をさらに詳細に説明する。
本発明の燃料油組成物(1)に使用されるトルエンは、接触改質ガソリン、あるいはエチレン製造に際して併産される分解ガソリン等から、スルフォラン法やユデックス法等の溶剤抽出法によって得られるもので、純度が97質量%以上、好ましくは98質量%以上、RONが約120、RVPが約7kPa、沸点が約110℃のものである。
本発明の燃料油組成物(1)におけるトルエンの含有量は、4〜30容量%、好ましくは4〜20容量%である。トルエンが4容量%未満ではT50の低下効果が殆ど見込めず、また、30容量%を超えると上記した範囲内の性状を得ることが困難になり好ましくない。
【0007】
脱ベンゼン重質接触改質ガソリンは、重質の直留ナフサなどを接触改質法(プラットフォーミング法、マグナフォーミング法、アロマイジング法、レニフォーミング法、フードリフォーミング法、ウルトラフォーミング法、パワーフォーミング法等)により、水素気流中で高温・加圧下で触媒(例えば、アルミナ担体に白金やロジウムと塩素とを担持したもの等)と接触処理して得られた改質ガソリンを蒸留により、軽質留分、ベンゼン留分、重質留分に分けた重質留分である。本発明で用いる脱ベンゼン重質接触改質ガソリンは、RONが101以上、好ましくは103以上、RVPが3kPa以上、好ましくは5kPa以上、MONが90以上、好ましくは92以上、沸点範囲が100〜200℃、T50が115℃以上、好ましくは120℃以上、芳香族分が98容量%以下、好ましくは96容量%以下、オレフィン分が2容量%以下、好ましくは1容量%以下のものが望ましい。
本発明の燃料油組成物(1)における脱ベンゼン重質接触改質ガソリンの含有量は、10〜50容量%であり、好ましくは20〜50容量%である。
【0008】
脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンは、上記方法から得られた軽質分であり、本発明で用いる脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンは、RONが75以上、好ましくは78以上、RVPが75kPa以上、好ましくは80kPa以上、MONが70以上、好ましくは72以上、沸点範囲が25〜160℃、T50が40℃以上、好ましくは43℃以上、芳香族分が25容量%以下、好ましくは21容量%以下、オレフィン分が3容量%以下、好ましくは2容量%以下のものが望ましい。
本発明の燃料油組成物(1)における脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンの含有量は、5〜25容量%であり、好ましくは5〜20容量%である。
【0009】
軽質接触分解ガソリンは、灯・軽油から常圧残油に至る石油留分、好ましくは重質軽油や減圧軽油を、従来から知られている接触分解法、特に流動接触分解法(UOP法、シェル二段式法、フレキシクラッキング法、ウルトラオルソフロー法、テキサコ法、ガルフ法、ウルトラキャットクラッキング法、RCC法、HOC法等)により、固定酸触媒(例えば、シリカ・アルミナにゼオライトを配合したもの等)で分解して得られた接触分解ガソリンを蒸留して得られる軽質分である。本発明で用いる軽質接触分解ガソリンは、RONが93〜97、好ましくは94〜97、MONが79以上、好ましくは80以上、沸点範囲が20〜130℃、T50が40℃以上、好ましくは45℃以上、E70が85容量%以上、好ましくは90容量%以上、芳香族分が3容量%以下、好ましくは2容量%以下、オレフィン分が65容量%以下、好ましくは60容量%以下の性状を有するものが望ましい。
本発明の燃料油組成物(1)における軽質接触分解ガソリンの含有量は、10〜40容量%であり、好ましくは20〜40容量%である。
【0010】
アルキレートは、イソブタンと低級オレフィン(ブテン、プロピレン等)を原料として、酸触媒(硫酸、フッ化水素、塩化アルミニウム等)の存在下で反応させて得られるものである。本発明で用いるアルキレートは、各種のアルキレートを用いることが出来るが、C8留分が65容量%以上、好ましくは70容量%以上のもので、イソオクタン(2,2,4−トリメチルペンタン)が28容量%以上、好ましくは30容量%以上であることが好ましい。また、該アルキレートは、RONが93以上、好ましくは94以上、MONが89以上、好ましくは90以上、T50が104℃以上、好ましくは105℃以上のものが望ましい。
本発明の燃料油組成物(1)におけるアルキレートの含有量は、5〜30容量%であり、好ましくは5〜20容量%である。
【0011】
燃料油組成物(2)は、燃料油組成物(1)のトルエン、軽質接触分解ガソリン、アルキレートと、脱ベンゼン接触改質ガソリンからなるものである。
脱ベンゼン接触改質ガソリンは、重質の直留ナフサなどを接触改質法(プラットフォーミング法、マグナフォーミング法、アロマイジング法、レニフォーミング法、フードリフォーミング法、ウルトラフォーミング法、パワーフォーミング法等)により、水素気流中で高温・加圧下で触媒(例えば、アルミナ担体に白金やロジウムと塩素とを担持したもの等)と接触処理して得られた改質ガソリンからベンゼン留分を蒸留により取り除いたものであり、本発明で用いられる脱ベンゼン接触改質ガソリンは、RONが100以上、好ましくは101以上、RVPが30kPa以上、好ましくは35kPa以上、MONが88以上、好ましくは90以上、沸点範囲が30〜200℃、T50が105℃以上、好ましくは110℃以上、E70が8容量%以上、好ましくは10容量%以上、芳香族分が80容量%以下、好ましくは75容量%以下、オレフィン分が2容量%以下、好ましくは1容量%以下の性状を有するものが望ましい。
【0012】
本発明の燃料油組成物(2)においては、トルエンを4〜30容量%、好ましくは5〜20容量%、脱ベンゼン接触改質ガソリンを10〜50容量%、好ましくは20〜50容量%、軽質接触分解ガソリン10〜40容量%、好ましくは20〜40容量%、アルキレートを5〜30容量%、好ましくは5〜25容量%含む。
上記の成分を含有してなる燃料油組成物(1)及び(2)は、T50が80〜105℃、好ましくは85〜98℃、密度が0.783g/cm以下、好ましくは0.73〜0.78g/cm、RVPが44〜93kPa、好ましくは55〜93kPa、さらに好ましくは55〜83kPa、RONが97〜102、MONが86以上、E70が25〜45容量%、好ましくは27〜40容量%、芳香族分が45容量%以下、好ましくは42容量%以下、オレフィン分が25容量%以下、好ましくは22容量%以下、ベンゼン含有量が1容量%未満の性状を有するものである。
【0013】
燃料油組成物(1)及び(2)のT50あるいはE70が上記範囲外では、始動性、加速性、運転性に不具合を生じる場合があり、好ましくない。また、芳香族分が上記範囲以上になると、排気ガス中の有害成分が増加する場合があり、オレフィン分が上記範囲を超えると、酸化安定性が劣る場合があるため好ましくない。
本発明の燃料油組成物(1)及び(2)には、さらに必要に応じて、各種の添加剤を適宜配合することが出来る。このような添加剤としては、フェノール系、アミン系等の酸化防止剤、チオアミド化合物等の金属不活性剤、有機リン系化合物等の表面着火防止剤、コハク酸イミド、ポリアルキルアミン、ポリエーテルアミン、ポリイソブチレンアミン等の清浄分散剤、多価アルコール及びそのエーテル等の氷結防止剤、有機酸のアルカリ金属やアルカリ土類金属塩、高級アルコールの硫酸エステル等の助燃剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤等の帯電防止剤、アルケニル琥珀酸エステル等の錆止め剤、及びアゾ染料等の着色剤等、公知の燃料添加剤が挙げられる。これらを1種または数種組み合わせて添加することが出来る。これら燃料添加剤の添加量は任意であるが、通常、その合計添加量が0.1重量%以下とすることが好ましい。
【0014】
また、さらに、本発明の燃料油組成物に、必要に応じて、原油や粗油等の常圧蒸留時、改質ガソリン製造時、又は分解ガソリン製造時等に蒸留して得られるブタン、ブテン類を主成分としたC4留分、直鎖の低級パラフィン系炭化水素の異性化によって得られるアイソメレート、軽質ナフサ好ましくは脱硫軽質ナフサ、改質ガソリン等から得られるもの、あるいはアイソメレートを精密蒸留して得られるイソペンタン等を配合することも可能である。
【0015】
【実施例】
以下に本発明の内容を実施例及び比較例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。
【0016】
(実施例1)
接触分解装置、接触改質装置又は常圧蒸留装置から生成するC4留分(ブタン、ブテン類)とRVPが38kPa、RONが104.5、MONが92、T50が126.0℃、E70が13.5容量%、芳香族分が73容量%、オレフィン分が1容量%、沸点範囲が40〜193℃の脱ベンゼン接触改質ガソリン、RONが94.5、MONが81、T50が49.5℃、E70が91容量%、芳香族分が1.3容量%、オレフィン分が51.3容量%、沸点範囲が29〜84℃の軽質接触分解ガソリン、RONが95.3、MONが93、T50が105.5℃で、C8留分が72容量%以上で、イソオクタン(2,2,4−トリメチルペンタン)が30容量%以上のアルキレート及びトルエン(純度99質量%)を表1に示す配合比で配合することにより表1に記載する性状のガソリンを得た。
【0017】
(実施例2及び実施例3)
実施例1に記載のC4留分(ブタン、ブテン類)と、RVPが5.5kPa、RONが106.4、MONが94.4、T50が123.0℃、芳香族分が87.8容量%、オレフィン分が0.4容量%、沸点範囲が104〜187℃の脱ベンゼン重質接触改質ガソリン、RVPが81.5kPa、RONが86.5、MONが80、T50が55.0℃、芳香族分が20.6容量%、オレフィン分が1.2容量%、沸点範囲が32〜158℃の脱ベンゼン軽質接触改質ガソリン、実施例1記載の軽質接触分解ガソリン及びアルキレートとトルエンの配合により、表1に示す性状のガソリンを得た。
【0018】
(比較例1)
実施例1に記載のブタン、ブテン類、脱ベンゼン接触改質ガソリン、軽質接触分解ガソリン、アルキレートの配合により、表2の性状のガソリンを得た。
(比較例2)
実施例1に記載のブタン、ブテン類、軽質接触分解ガソリン、アルキレートと実施例2及び3に記載の脱ベンゼン重質接触改質ガソリン、脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンの配合により、表2記載の性状のガソリンを得た。
【0019】
(比較例3)
実施例1に記載のブタン、ブテン類、軽質接触分解ガソリン、アルキレートと実施例2及び3記載の脱ベンゼン接触改質ガソリンの配合により、表2記載の性状のガソリンを得た。
(比較例4)
実施例1に記載のブタン、ブテン類、脱ベンゼン接触改質ガソリン、軽質接触分解ガソリン、アルキレート、トルエンの配合により、表2記載の性状のガソリンを得た。
【0020】
これら、実施例と比較例のガソリンを用いて、以下に述べる各種の性能評価試験を行った。その方法を以下に記し、結果を表1及び表2に示す。
(加速性試験)
代表的な国産乗用車(総排気量1.5L、MPI方式、オートマチックトランスミッション(AT))を用いて、室温35℃、湿度50%の条件で、30km/hになった時にアクセルを全開して100km/hになるまでの時間(加速時間)を測定し、(1)式を用いて加速時間増加率を求めた。
【数1】
加速時間増加率(%)={(キーオフソーク後加速時間(sec)−基準加速時間(sec))/基準加速時間(sec)}×100・・・(1)
(運転性)
CRC Report No.483準拠して、常温運転性(20℃)を評価した。評価内容は、サージ、もたつき、息つき、バックファイヤー、ストール等が中心である。
評価方法としては、発生した現象の程度によって与えられるデメリット点数により判断した。評点が小さい方が性能が優れていることを示す。
【0021】
【表1】
Figure 0004155752
【0022】
【表2】
Figure 0004155752
表1及び表2において、添数字は、以下の意味を示す。
(1)JIS K2280による。
(2)JIS K2258による。
(3)JIS K2249による。
(4)JIS K2254による。
(5)JIS K2536による。
(6)石油学会法JPI−5S−90による。
表1及び表2において、Bzはベンゼンの略号である。
【0023】
【発明の効果】
本発明による燃料油組成物は、蒸留性状(T50)を改善し、かつ、優れた加速性、運転性などを発揮することができる。

Claims (2)

  1. 基材であるトルエンを4〜30容量%、他の基材として、脱ベンゼン重質接触改質ガソリンを10〜50容量%、軽質接触分解ガソリン10〜40容量%、アルキレートを5〜30容量%、脱ベンゼン軽質接触改質ガソリンを5〜25容量%含み、かつ、50容量%留出温度(T50)80〜105℃、15℃における密度0.783g/cm以下、リード蒸気圧(RVP)44〜93kPa、リサーチ法オクタン価(RON)97〜102、モーター法オクタン価(MON)86以上、70℃の留出量(E70)25〜45容量%、芳香族分45容量%以下、オレフィン分25容量%以下、及びベンゼン含有量1容量%未満の性状を有することを特徴とする燃料油組成物。
  2. 基材であるトルエンを4〜30容量%、他の基材として、脱ベンゼン接触改質ガソリンを10〜50容量%、軽質接触分解ガソリン10〜40容量%、アルキレートを5〜30容量%含み、かつ、50容量%留出温度(T50)80〜105℃、15℃における密度0.783g/cm以下、
    リード蒸気圧(RVP)44〜93kPa、リサーチ法オクタン価(RON)97〜102、モーター法オクタン価(MON)86以上、70℃の留出量(E70)25〜45容量%、芳香族分45容量%以下、オレフィン分25容量%以下、及びベンゼン含有量1容量%未満の性状を有することを特徴とする燃料油組成物。
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