JP4153928B2 - ジグビーネットワークデバイス、および、アドレス割り当て方法 - Google Patents

ジグビーネットワークデバイス、および、アドレス割り当て方法 Download PDF

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本発明は、ジグビーネットワーク環境に属するジグビーネットワークデバイス、および、該デバイスへのアドレス割り当て方法に関し、より詳細には、クラスタツリー構造のジグビーネットワーク環境でネットワークパラメータを個別に設定して、アドレスを割り当てるジグビーネットワークデバイス、および、そのアドレス割り当て方法に関する。
ジグビー(Zigbee)(登録商標)は、ブルートゥース(bluetooth)に比べて低電力化が可能で、かつソフトウェアや関連部品のサイズを小型化することでコストをブルートゥースの2分の1に抑えることができる無線通信技術であり、制御とセンサとを基本とするホームネットワークに適している。
ジグビーに関するネットワーク標準規格v0.85[1]は、PAN(Personal Area Network)内の全てのデバイスを網羅するクラスタツリー構造(Cluster tree structure)を定義している。このクラスタツリー構造に加入する全てのデバイスには、ツリー構造に応じたアドレスが割り当てられる。この割り当てられたアドレスは、ジグビーネットワーク環境でのルーティングに使用される。
アドレス割り当てのためには、ジグビーコーディネータは、ネットワーク全体の大きさを考慮して、2つのネットワークパラメータCmおよびLmを定義する。Cmとは、各デバイスに接続することができるデバイス(以下、下位デバイスとする)の最大個数、Lmはツリー構造のレベルの最深度を示す。
ジグビーネットワーク環境での従来のアドレス割り当て方法では、アドレスは各デバイスに割り当てられる。この場合、ジグビーコーディネータは、各デバイスに下位デバイスが接続されることを考慮して、アドレスを割り当てる。例えば、ジグビーコーディネータは自分のアドレスがsである場合、最初に接続されたデバイスにアドレスs+1を割り当てる。2番目に接続されたデバイスのアドレスには、s+1+CskipLsと割り当てる。その後、接続されるデバイスのアドレスは、s+1+2・CskipLsと割り当てる。すなわち、Cm番目に接続されるデバイスのアドレスはs+1+(Cm−1)・CskipLsとなる。ここで、CskipLsは下記の式で表現できる。
Figure 0004153928
式中、BLは、ネットワーク全体のアドレスの大きさ、Lsはアドレスsを有するジグビーコーディネータのレベルナンバーを意味する。ここでBLはCmおよびLmを用いて下記の式を用いて演算する。
Figure 0004153928
ジグビーコーディネータは、自身が定義したCmおよびLmを各デバイスに与える。これにより、各デバイスも自分の下位デバイスに対して前記の方式でアドレスを割り当てる。
図1は、前記の方式でアドレスが割り当てられた従来のジグビーネットワーク環境を示す模式図である。図1によれば、デバイスAがトップジグビーコーディネータになる。デバイスAのアドレスは0となり、CmおよびLmはそれぞれ4に定義される。一方、デバイスAには、下位デバイスB、C、Dが接続される。数式14によれば、トップジグビーコーディネータで使用可能なアドレス全体の大きさBLは341と求められる。これを用いて数式13による演算を行うと、トップジグビーコーディネータのCskipは85と求められる。これにより、下位デバイスB、C、Dそれぞれのアドレスは85の間隔を有する。具体的には、最初に接続されたデバイスBのアドレスは1となり、2番目に接続されたデバイスCは86、デバイスDは、171のアドレスが割り当てられる。一方、数式14を用いて、第1のレベル(Ls=1)に属するデバイスB、C、DのCskipを演算すれば、21となる。これにより、第2のレベル(Ls)に属するデバイスE〜Jそれぞれのアドレスは21の間隔を有する。
図1のアドレス割り当て方式では、ジグビーネットワーク全体の各デバイスには、固定したCmおよびLmを使用してアドレスが割り当てられる。すなわち、各デバイスは、自身の上位デバイスからCmおよびLmを受け取った後、前記数式13、14を用いて自身の下位デバイスのアドレスを割り当てる。
一方、下位デバイスが接続できない終端デバイスを、ジグビークラスタツリーの中間レベルに接続することがある。この終端デバイスにも同一な方式でアドレスが割り当てられれば、アドレス資源を浪費する問題が生じる。すなわち、図1でEが終端デバイスであれば、Eの下位デバイスを確保したアドレスブロック{3〜28}を、任意のデバイスで使用されることができない。したがって、アドレスを浪費して、効率的に使用することができなくなる。
こうした問題点を解決するために、ルーティング機能を有する下位デバイスの最大個数を示すパラメータRmを新たに定義して、アドレス割り当て時に活用する方法を創案した。この場合、下記の式を用いてCskipLsを求める。
Figure 0004153928
すなわち、各デバイスが、ルーティング機能を備え、他のデバイスに対してコーディネータとして動作する場合には、その下位デバイスを考慮したアドレス空間が確保される。一方、終端デバイスである場合には連続的なアドレスが付与される。
図2は、こうした方式によるジグビーアドレス割り当て方法を説明するための模式図である。図2では、Rm=2、Cm=4、Lm=3と定義される。Rmが2であるため、トプジグビーコーディネータAには、ルーティング機能を有する2個のデバイスB、Cと、ルーティング機能を有しない2個のデバイスD、Eとを接続することができる。デバイスB、Cに対してはそれぞれアドレスブロック{1〜13}、および、{14〜26}が割り当てられる。一方、デバイスD、Eに対しては、それぞれ連続的なアドレス27、28が割り当てられる。この方式でアドレスを割り当てれば、アドレス空間の浪費を低減させることができる。しかしながら、図2に示す方式でも、ルーティング機能を有する全てのデバイスに対して、同一なCmおよびLmが付与されている。しかし、実際にはデバイス毎に特性が異なり、使用環境も相違するため、接続可能な下位デバイス個数も異なってしまう。したがって、固定のCmおよびLmを使用する限り、アドレス空間が必然的に浪費される問題が発生してしまう。
本発明は、前記のような問題を解決するためになされたものであって、ジグビーネットワーククラスタツリー構造に属するデバイス別に、異なるネットワークパラメータを設定してアドレスを割り当てることによって、アドレス空間の浪費を防止することが可能なジグビーネットワーククラスタツリー構造のアドレス割り当て方法を提供する。
このような問題を解決するために草案された本発明のジグビーネットワークデバイスは、上位または下位デバイスと接続し、通信を行う通信部と、接続可能な下位デバイスの最大個数を示すCm、および、前記下位デバイスの中にルーティング機能を備えたデバイスの最大個数を示すRmのうち少なくとも1つをネットワークパラメータとして設定するパラメータ設定部と、記ネットワークパラメータを用いて前記下位デバイスに対して割り当てるアドレスの間隔を演算し、演算された間隔を用いて前記下位デバイスに割り当てるアドレスを演算する演算部と、前記演算部で演算したアドレスを前記下位デバイスに割り当てる制御部と、を備える。
らに、演算部は、
Figure 0004153928
を用いてアドレスを演算できる。上記の式で、smは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔を示す。
加えて、パラメータ設定部は、使用可能な電力容量および周辺デバイスの個数のうち少なくとも1つに従って、CmおよびRmのうち少なくとも1つを設定することができる。
また、パラメータ設定部は、クラスタツリー構造上でのレベルの深さに従ってRmを設定することができる。
また、ネットワークパラメータが入力されるための入力部をさらに備えることができる。この場合、パラメータ設定部は、入力部を通じて入力された値でCmおよびRmのうち少なくとも1つを設定することができる。
一方、本発明のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法は、ネットワークパラメータを設定する段階と、接続可能な前記下位デバイスの最大個数を示すCm、および、前記下位デバイスの中にルーティング機能を備えたデバイスの最大個数を示すRmのうち少なくとも1つをネットワークパラメータとして設定する段階と、前記ネットワークパラメータを用いて、前記下位デバイスに対して割り当てるアドレスの間隔を演算し、演算された間隔を用いて前記下位デバイスのアドレスを演算する段階と、前記下位デバイスの接続順序に応じて、演算したアドレスを前記下位デバイスに割り当てる段階と、を含む。
らに、アドレスを演算する段階は、
Figure 0004153928
を用いることができる。上記の式で、smは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔を示す。
加えて、ネットワークパラメータを設定する段階は、デバイスの電力容量および周辺デバイスの個数のうち少なくとも1つに従って、CmおよびRmのうち少なくとも1つを設定することができる。
また、ネットワークパラメータを設定する段階は、クラスタツリー構造上でデバイスの属するレベルの深さに従ってRmを設定することができる。
さらに、ネットワークパラメータを設定する段階は、外部から入力された値を用いてCmおよびRmのうち少なくとも1つを設定することができる。
以上のように、本発明によれば、クラスタツリー構造よりなるジグビーネットワーク環境で、各ジグビーネットワークデバイスが自身に接続されることが可能な下位デバイスの最大個数、ルーティング機能を備えた下位デバイスの最大個数などのネットワークパラメータを設定できる。これにより、設定されたネットワークパラメータを用いて、自身の下位デバイスに対してアドレスを割り当てることによって、アドレス全体の空間を効率的に使用することができる。その結果、アドレスの浪費を防止できる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に関して詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る、アドレスが割り当てられるクラスタツリー構造のジグビーネットワーク環境の構成を示す模式図である。図3によれば、トップジグビーコーディネータ1は、アドレス全体の大きさを考慮して、下位デバイス2および3にアドレスを割り当てる。例えば、トップジグビーコーディネータ1のアドレスがsであれば、最初に接続されたデバイス2のアドレスはs+1、2番目に接続されたデバイス3のアドレスはs+1+Cskip1となる。ここで、Cskip1はトップジグビーコーディネータ1に接続可能な下位デバイスの間のアドレス間隔を意味する。Cskip1は下記の式を用いて求めることができる。
Figure 0004153928
式中、Cm1はトップジグビーコーディネータ1に接続可能な下位デバイスの最大個数、BLはトップジグビーコーディネータ1で使用可能なアドレス全体の大きさを示す。
Lは、トップジグビーコーディネータ1のCm1を前記数式14に代入して求めることができる。トップジグビーコーディネータ1は、自身の性能および特性によってCm1を設定できる。一方、トップジグビーコーディネータ1はクラスタツリー構造全体のレベルの深さLmも設定できる。
一方、デバイス2は、自身の性能および特性などを考慮してCm2を個別に設定する。これにより、トップジグビーデバイスで使用されたCskip1およびCm2を用いて、Cskip2を算出できる。Cskip2は下記の式を用いて求めることができる。
Figure 0004153928
式中、所定の下位デバイスAに対して一般化された式である。すなわち、前記式のAに2を代入すれば、Cskip2を求めることができる。一方、CskipAPは下位デバイスAの上位デバイスで使用されたCskipを示す。従って、Aが2である場合、CskipAPはCskip1になる。数式19によってCskip2が演算されれば、デバイス2は自分の下位デバイス4、5、6、7、8に対して、それぞれs+2、s+2+Cskip2、s+2+2・Cskip2、s+2+3・Cskip2、s+2+4・Cskip2のアドレスを割り当てる。
さらに、他の下位デバイス3も数式19を用いてCskip3を演算する。この場合、Cm3を個別に設定するので、Cskip3はCskip2と異なる値になる。結果として、デバイス3の下位デバイスである9、10に対してはs+2+Cskip1、s+2+Cskip1+Cskip3のアドレスが割り当てられる。以上のように、デバイス毎に使用するアドレスブロックの大きさを設定できるため、アドレス全体を効率的に使用することができる。
一方、下位デバイスの中にルーティング機能を備えたデバイスの最大個数、Rmもデバイス毎に個別に設定できる。この場合、数式18および19は下記の式のように変換できる。
Figure 0004153928
トップジグビーコーディネータとして動作する場合は、
Figure 0004153928
式中、CmAは、デバイスAに接続可能な下位デバイスの最大個数、RmAはルーティング機能を有した下位デバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイス間のアドレス間隔、CskipAPは上位デバイスで使用したアドレス間隔、また、BLはトップジグビーコーディネータで使用可能なアドレス全体の大きさを示す。Rmまで考慮してCskipを演算することによって、アドレスをより効率的に使用できる。
次いで、各デバイスに対してアドレスが割り当てられれば、ルーティングが行われる。クラスタツリー構造内の所定デバイスR(図示せず)がデバイスDを目的地に指定したパケットを受信する場合を例に挙げて具体的に説明をする。先ず、デバイスRは自身が目的地であるかどうかをチェックする。自身が目的地であれば、受信したパケット内容を確認して、それに対応する動作を行う。一方、自分が目的地ではなければ、デバイスDが自身に割り当てられたアドレスブロック内に属するかどうかを判断する。アドレスブロック内に属する場合、自身の下位デバイスの中におけるデバイスDのクラスタの最上位デバイスにパケットを転送する。アドレスブロック内に属していない場合、自分の上位デバイスにパケットを転送する。これにより、デバイスDにパケットを送達する。
図4は、本発明の一実施形態に係るジグビーネットワークデバイスの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、ジグビーネットワークデバイス100は、通信部110と、演算部120と、パラメータ設定部130と、制御部140と、入力部150と、を備える。
通信部110は、上位または下位デバイスと接続し、通信を行う役割を果たす。具体的には、IEEE802.15.4規格による通信を行うことができる。通信部110は、変調復調(MODEM)チップ、メディアアクセスコントロール(MAC)チップ、アンテナチップなどを組み合せることにより実装することができる。
演算部120は、ネットワークパラメータを用いて、通信部110に接続される下位デバイスに割り当てるアドレスを求める。具体的には、演算部120は前記数式18、19、20、21を用いてCskipを算出する。これにより、Cskipを用いて各下位デバイスに割り当てるアドレスを演算する。すなわち、自身のデバイスのアドレスがsであれば、CmA番目の下位デバイスに割り当てられるアドレスsmはs+1+(CmA−1)・CskipAとなる。
パラメータ設定部130は、前記数式18、19、20、21の演算時に使用されるCm、Rmなどのネットワークパラメータを設定する役割を果たす。パラメータ設定部130は、ジ-グビーネットワークデバイスの特性を考慮してCmおよびRmのうち少なくとも1つを設定できる。設定方式は、(1)上位デバイスで使用したCm、Rmをそのまま用いる方式、(2)通信部110の通信容量に比例してCm、Rmを設定する方式、(3)周辺デバイスの個数をチェックして、その個数に比例してCm、Rmを設定する方式、(4)外部アドレス制御装置の制御によってCm、Rmを設定する方式、(5)Rmの場合、クラスタツリー構造のレベルの深さに従って、設定する方式、(6)外部から手動で入力する方式、(7)前記方式を組み合せてCm、Rmを設定する方式などがある。
設定方式1は、ジグビーネットワークデバイス自身の特性が上位デバイスと類似している場合に適用することができる。すなわち、上位デバイスからアドレスが割り当てられた場合に、上位デバイスのCm、Rmなども同時に受け取って、アドレス演算時に使用する。
設定方式2によれば、ジグビーネットワークがいくつの下位デバイスを管理できるかどうかに基づいてCm、Rmを設定する。具体的には、使用する電源がバッテリーであるか、外部AC電源であるかに基づき設定する。すなわち、バッテリーを使用する場合には、容量が限定されるため、Cm、Rmを小さく設定する。この場合、バッテリー容量が何パーセント残っているかによってもCm、Rmを相違に設定できる。一方、外部AC電源を使用する場合は、Cm、Rmを大きく設定できる。
設定方式3によれば、周辺デバイスの個数、すなわち密度によってCm、Rmを設定する。すなわち、クラスタツリー構造を形成するためにはアソシエーションリクエストおよび応答が必要である。従って、アソシエーションリクエストの受信回数が多ければ周辺デバイスの個数も多いと見なす。周辺デバイスの個数が多ければ、下位デバイスに接続されるデバイスの数も多くなるので、Cm、Rmを大きく設定することが好ましい。
設定方式4によれば、アドレス制御装置によってCm、Rmが決定される。アドレス制御装置とは、クラスタツリー構造の各デバイスの特性を考慮してCm、Rmを任意に設定した後、提供する役割を果たす。アドレス制御装置には、ジグビークラスタツリー構造に属する全デバイスを統合的に管理する中央型アドレス制御装置を用いてもよく、あるいは各デバイス別に管理する分散型アドレス制御装置を用いてもよい。
設定方式5は、ネットワークパラメータの中にRmをクラスタツリー構造のレベル深さに従って設定する方式である。すなわち、クラスタツリー構造の全体レベルの深さLmは、トップジグビーコーディネータによって決定される。従って、クラスタツリー構造上で下位レベルに属するほど、ルーティング機能を有する下位デバイスと接続される必要性が少なくなる。従って、Rmを小さく設定できる。反面、クラスタツリー構造上で上位レベルに属する場合にはRmを相対的に大きく設定できる。
設定方式6は、入力部150を通じて使用者がCm、Rmなどを任意に設定する方式である。入力部150には、ジグビーネットワークデバイス100の本体に備えられたボタンなどを通じてCm、Rmが入力される。
制御部140は、演算部120で算出したアドレスを各下位デバイスの接続順序に応じて割り当てる。これにより、通信部110で所定デバイスを目的地とするパケットが受信されれば、前記方式でルーティング作業を行う。
図5は、本発明の一実施形態によるアドレス割り当て方法を説明するためのフローチャートである。図5によれば、ジグビーネットワークデバイスは、先ず自身のネットワークパラメータを設定する(S510)。ネットワークパラメータCm、Rmは、前記(1)〜(7)方式で設定することができる。
次いで、このデバイスに下位デバイスが接続されれば(S520)、既に設定したネットワークパラメータを用いて下位デバイスに割り当てるアドレスを算出する(S530)。この場合、前記数式18、19、20、21を用いることができる。
次に、各下位デバイスに対して、その接続順序に応じてアドレスを割り当てる(S540)。一方、各下位デバイスも個別にCm、Rmを設定して、自分の下位デバイスに対するアドレスを求めることができる。
以上説明したように、本発明によれば、クラスタツリー構造を有するジグビーネットワーク環境で、ジグビーネットワークデバイスが自身に接続される下位デバイスの最大個数、ルーティング機能を備えた下位デバイスの最大個数などのネットワークパラメータを設定することができる。次いで、設定されたネットワークパラメータを用いて、自身の下位デバイスに対してアドレスを割り当て、その結果、アドレス全体の空間を効率的に使用することができ、アドレスの浪費を防止することできる。
以上、本発明を図面に示した実施形態を用いて説明したが、これらは例示的なものに過ぎず、本技術分野の当業者ならば、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能なことは理解できるであろう。
従来方式によってアドレスが割り当てられたジグビーネットワーク環境を示す模式図である。 従来方式によってアドレスが割り当てられたジグビーネットワーク環境を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る方式よってアドレスが割り当てられたジグビーネットワーク環境を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るジグビーネットワークデバイスの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 ジグビーネットワークデバイス
110 通信部
120 演算部
130 パラメータ設定部
140 制御部
150 入力部

Claims (12)

  1. 上位または下位デバイスと接続し、通信を行う通信部と、
    接続可能な下位デバイスの最大個数を示すCm、および、前記下位デバイスの中にルーティング機能を備えたデバイスの最大個数を示すRmのうち少なくとも1つをネットワークパラメータとして設定するパラメータ設定部と、
    記ネットワークパラメータを用いて前記下位デバイスに対して割り当てるアドレスの間隔を演算し、演算された間隔を用いて前記下位デバイスに割り当てるアドレスを演算する演算部と、
    前記演算部で演算したアドレスを前記下位デバイスに割り当てる制御部と、
    を備えることを特徴とするジグビーネットワークデバイス。
  2. 前記演算部は、下記の式を用いて前記アドレスを演算することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイス。
    Figure 0004153928
    Figure 0004153928
    トップジグビーコーディネータとして動作する場合
    Figure 0004153928
    前記式でsmは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔、CskipAPは上位デバイスで使用したアドレス間隔、また、BLはトップジグビーコーディネータで使用可能なアドレス全体の大きさを示す。
  3. 前記演算部は、下記の式を用いて前記アドレスを演算することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイス。
    Figure 0004153928
    Figure 0004153928
    トップジグビーコーディネータとして動作する場合
    Figure 0004153928
    前記式でsmは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、RmAは下位デバイスの中にルーティング機能を有したデバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔、CskipAPは上位デバイスで使用したアドレス間隔、また、BLはトップジグビーコーディネータで使用可能なアドレスの全体の大きさを示す。
  4. 前記パラメータ設定部は、使用可能な電力容量および周辺デバイスの個数のうち少なくとも1つに従って、前記Cmおよび前記Rmのうち少なくとも1つを設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイス。
  5. 前記パラメータ設定部は、前記クラスターツリー構造上でのレベルの深さに従って、前記Rmを設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイス。
  6. 所定値を入力するための入力部をさらに備え、前記パラメータ設定部は、前記入力部を通じて入力された値で前記Cmおよび前記Rmのうち少なくとも1つを設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイス。
  7. クラスタツリー構造のジグビーネットワーク環境に属するジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当てる方法であって、
    ネットワークパラメータを設定する段階と、
    接続可能な前記下位デバイスの最大個数を示すCm、および、前記下位デバイスの中にルーティング機能を備えたデバイスの最大個数を示すRmのうち少なくとも1つをネットワークパラメータとして設定する段階と、
    前記ネットワークパラメータを用いて、前記下位デバイスに対して割り当てるアドレスの間隔を演算し、演算された間隔を用いて前記下位デバイスのアドレスを演算する段階と、
    前記下位デバイスの接続順序に応じて、演算したアドレスを前記下位デバイスに割り当てる段階と、
    を含むことを特徴とするジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
  8. 前記アドレスを演算する段階は、下記の式を用いることを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
    Figure 0004153928
    Figure 0004153928
    トップジグビーコーディネータに動作する場合
    Figure 0004153928
    前記式でsmは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔、CskipAPは前記クラスタツリー構造上での上位デバイスが使用したアドレス間隔、そしてBLはトップジグビーコーディネータで使用可能なアドレス全体の大きさを示す。
  9. 前記アドレスを演算する段階は、下記の式を用いることを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
    Figure 0004153928
    Figure 0004153928
    トップジグビーコーディネータとして動作する場合
    Figure 0004153928
    前記式でsmは下位デバイスに割り当てるアドレス、sは自身のアドレス、CmAは下位デバイスの最大個数、RmAは下位デバイスの中にルーティング機能を有したデバイスの最大個数、CskipAは各下位デバイスのアドレス間隔、CskipAPは前記クラスタツリー構造上での上位デバイスが使用したアドレス間隔、また、BLはトップジグビーコーディネータで使用可能なアドレス全体の大きさを示す。
  10. 前記ネットワークパラメータを設定する段階は、前記デバイスの電力容量および周辺デバイスの個数のうち少なくとも1つに従って、前記Cmおよび前記Rmのうち少なくとも1つを設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
  11. 前記ネットワークパラメータを設定する段階は、前記クラスタツリー構造上で前記デバイスの属するレベルの深さに従って、前記Rmを設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
  12. 前記ネットワークパラメータを設定する段階は、外部から入力された値で設定することを特徴とする請求項に記載のジグビーネットワークデバイスのアドレス割り当て方法。
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