JP4152393B2 - 計量機 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を計量する計量機において、簡易な構成で、少量品、多品種混合品等の計量に対応できるようにするための技術に関する。
個々の重量にバラツキのある物品や、粒状物、塊状物の計量を効率的に行うために、従来から、組合せ計量機が用いられている。
組合せ計量機は、複数の計量部に被計量物を供給し、各計量部の計量値の組合せのうち、合計重量が所望値に等しいか最も近い組合せを選定し、その選定された被計量物を計量部から排出してひとまとめにする。
近年では、上記のように一種類の物品を所望重量分ひとまとめにするという単純な計量だけでなく、多品種の物品をそれぞれ所望重量分がひとまとめにされた多品種混合品の計量も要求されている。
上記のような多品種混合品を効率的に且つ精度よく製造するためには、計量部の数を多くする必要があり、それに伴って各計量部に被計量物を供給する供給ラインの数も増加しなければならない。
小型で供給ラインを多くする方法として、多列型のコンベアで計量機の供給部を構成することが考えられるが、上記のような計量機の動作モードの多様化に対応するためには、コンベアの各列のベルトを独立に駆動できるものでなければならない。
このような要求を満たすコンベアとして、従来から図10のようなコンベア1が知られている。
このコンベア1は3列構造のもので、そのフレーム2は平行に対向する側板3、4と、側板3、4の間を連結する連結部材5により構成され、側板3、4の前部間に横架された軸6に、3つの従動ローラ7が回動自在に取り付けられ、後部間に横架設された軸8に3つの駆動ローラ9が取り付けられ、従動ローラ7と駆動ローラ9の間にベルト10がそれぞれ掛け渡されている。軸8の一端側には駆動モータ11が連結されている。
軸8は駆動モータ11によって回転駆動され、その回転力を駆動ローラ9に伝達するが、各駆動ローラ9にはクラッチ機構が設けられていて、3つの駆動ローラ9のうち任意のものについてクラッチ接続することでその駆動ローラを回転駆動することができ、3列を同時駆動したり、任意の2列を同時駆動したり、任意の1列を駆動することができる。
しかしながら、上記のコンベア1では、供給ライン毎に構造が複雑で高価なクラッチ機構を必要とするため、メンテナンス性が低く、コスト高になるという問題があった。また、複数の駆動ローラが共通の軸8にクラッチ接続される構造であるため、必然的に各駆動ローラの回転速度は同一となってしまい、供給ライン毎に搬送速度を変えることができないという不便さがあった。
また、駆動モータ11としては、3列分の搬送力を得るために大型のものが必要となり、しかも、その駆動モータ11をコンベア1の側部に取り付けた構造であるため、コンベア1を複数個並列に配置した場合、各コンベア1の間に大きな無駄なスペースが生じ、占有面積当たりの供給ライン数を多くすることができないという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決し、メンテナンス性が高く、低コストに構成でき、複数の供給ラインを任意の速度で駆動でき、しかも、並列に複数組設ける場合でも、少ない占有面積で多くの供給ライン数を得ることができる計量機を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の計量機は、
横一列に並んだ複数Nの計量ホッパ(45)で被計量物を上方から受けてそれぞれ計量する計量部(30)と、該計量部の上部に配置され、被計量物を搬送して前記計量部の前記各計量ホッパに供給する複数N列のコンベア型の供給部(60)とを有する計量機において、
前記計量部は、
略直方体のケース(31)と、
前記ケースの内部に設けられた複数Nの荷重センサ(32)と、
前記ケースの前端面に横一列に突設されて前記各計量ホッパをそれぞれ支持し、該計量ホッパの荷重を前記ケース内の各荷重センサにそれぞれ伝達する複数Nの支持部(34、35、41)と、
前記ケースの内部で該ケースの所定側面に沿って前後方向に所定間隔で並び、該所定側面からそれぞれの駆動軸を突出させた複数Nの駆動モータ(55)と、
前ケースの前所定側面から突出する前記各駆動軸にそれぞれ固定された複数Nの平型の駆動ギア(56)とを備え、
前記供給部は、
平行に対向する側板(62〜64)を有し、前記側板が前記計量部の前記ケースの側面にほぼ平行となる状態で前記計量部の上部に着脱自在に支持されたフレーム(61)と、
前記フレームの前端側の前記側板間に所定間隔で同軸に並び、回動自在に支持された複数Nの従動ローラ(82)と、
前記フレームの側板のうち、前記計量部の前記ケースの前記所定側面寄りの一方の側板にそれぞれの一端側が回動自在に支持され、前記一方の側板の長さ方向に所定間隔をあけて平行に取り付けられた複数Nの駆動軸(90、94、96)と、
前記各駆動軸にそれぞれ一つずつ設けられ、且つ前記各従動ローラにそれぞれ対応する位置に固定されて、前記駆動軸と一体的に回転する複数Nの駆動ローラ(91、95、97)と、
前記従動ローラと該従動ローラに対応する前記駆動ローラとの間にそれぞれ掛け渡された複数Nのベルト(101〜103)と、
前記所定側板の外側で前記各駆動軸に同心に連結され、前記計量部の前記各駆動ギアにそれぞれ噛合し、該各駆動ギアの回転力を前記駆動ローラに伝達する複数Nの平型の従動ギア(100)とを備えている。
また、本発明の請求項2の計量機は、請求項1記載の計量機において、
前記一つの計量部と該計量部の上部に支持された前記供給部とを一組の計量ユニットとし、該計量ユニットを基台(21)に前記計量部のケースの前端面が面一となる状態で複数ユニット横一列に並んだ状態で配置したことを特徴としている。
また、本発明の請求項3の計量機は、請求項2記載の計量機において、
前記基台には、前記計量部の各計量ホッパから搬出された被計量物をそれぞれ受けるホッパ(200)が支持されていることを特徴としている。
上記のように本発明の計量機は、計量部の上に供給部が重なり合うように支持され、且つ、計量部の所定側面側に複数の駆動ギアが一列に並べられ、供給部にも計量部の所定側面と同一側面側に複数の従動ギアが一列に並べられ、駆動ギアと従動ギア同士を噛合させ、各駆動モータの回転力を駆動ローラに伝達させてベルトを駆動している。
このため、装置全体として駆動のための平型のギア群が一方の側面側に平面的に配置された構造となり、少ない幅寸法で多列計量を実現できる。また、クラッチ機構が不要となり、メンテナンス性が高く、低コストに製造でき、しかも、複数のベルトをそれぞれ任意の速度で独立に駆動できる。
また、計量ユニットとして複数組並列に配置する場合でも、ユニット間に無駄な隙間を生じさせることがなく、少ない幅で多列計量が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明を適用した計量機20の全体構造と要部の構造を示している。
これらの図において、実施形態の計量機20は、計量部30と供給部60によって構成されている。
図1、図3、図4に示しているように、計量部30は、上板31a、底板31b、前板31c、後板31d、右側板31e、左側板31fからなる直方体のケース31を有している。
ケース31の内部には、図3、図4に示しているように、複数(この場合3)の荷重センサ(例えばロードセル)32が前板31cに沿って横一列に並んでいる。これらの荷重センサ32の後端は、上板31aに固定されたL字状の支持板33にそれぞれ支持されている。各荷重センサ32の先端には荷重受板34の上部がそれぞれ固定されている。
各荷重受板34の下部には、軸受35の後部とソレノイド支持板36の前部が固定されている。各軸受35の前部は、前板31aに設けられた穴37からそれぞれ前方に突出している。
各ソレノイド支持板36の後部には、ソレノイド38がそれぞれ固定されている。各ソレノイド38は、通電されたときに駆動軸38aを内部に引き込む構造を有し、その駆動軸38aの中心線が軸受35と同心となる位置にそれぞれ固定されている。各駆動軸38aの先端には、軸受35内をそれぞれ通過する軸体39が連結されている。また、ソレノイド38と荷重受板34との間には、軸体39を前方へ押し出す方向に付勢するコイルバネ40が取り付けられている。各軸体39の先端には、後述するシャッタ47のピン53、53を前後から挟む鍔部39a、39bが設けられている。
各軸受35の先端には、計量ホッパ45をそれぞれ支持するためのホッパ支持板41の下部が固定されている。各ホッパ支持板41は、上方に向かう程前板31cから遠ざかるように傾斜して延びており、その先端側の両側部には、幅広部41a、41bが形成されている。
前記荷重受板34、軸受35およびホッパ支持板41は、計量ホッパ45を支持するとともに、その荷重を荷重センサ32に伝達する支持部材を構成している。
計量ホッパ45は、図5に示しているように、角筒状のホッパ本体46とシャッタ47とを有している。ホッパ本体46は、前板46a、左側板46b、右側板46cおよび後板46dからなり、後板46dは上部が逆V字状に折り曲げ形成され、左右の側板46b、46cの後端側から前板46aに近づく方向に傾斜している。また、その下端は前板46aの下端より高い位置に形成されている。
左右の側板46b、46cの間隔はホッパ支持板41の幅より僅かに広く、また幅広部41a、41bの幅より狭く形成されており、側板46b、46cの後部には、ホッパ支持板41の幅広部41a、41bを受け入れる傾斜スリット48、48が形成されている。
計量ホッパ45は、この傾斜スリット48と幅広部41a、41bとの係合により、ホッパ支持板41に対して左右方向に位置ずれしない状態で支持される。また、側板46b、46cの傾斜スリット48の下部には穴49、49が設けられている。
一方、シャッタ47は、側板46b、46cの間隔より僅かに狭い幅で、前板46aの下端と後板46dの下端との距離より長い略長方形に形成され、ホッパ本体46の下側開口を開閉できるように取り付けられている。
シャッタ47の下面側には、互いに平行に対向する支持板51、51が設けられ、支持板51、51の間の上部にはシャッタ軸52が取り付けられている。このシャッタ軸52の両端には伸縮自在なピン52a、52bが設けられており、このピン52a、52bがホッパ本体46の穴49、49に進入して、シャッタ47がホッパ本体46に対して回動自在に支持される。
また、支持板51、51の下部の内側には、軸体39の先端の2つの鍔部39a、39bの隙間に入り込んで、軸体39とシャッタ47との間を連結させるピン53、53が突設されている。
したがって、ソレノイド38に通電されていないときには、コイルバネ40に付勢されて軸体39が前方に押し出されシャッタ47が閉じ、ソレノイド38に通電されると軸体39が引き込まれてシャッタ47が開く。
一方、図4に示しているように、ケース31の内側後部には、3つの駆動モータ55が側板31fの長さ方向(前後方向)に沿って所定間隔で一列に並んでいる。各駆動モータ55の駆動軸55aは、右側板31fの外側に突出しており、各駆動軸55aには、それぞれ平型の駆動ギア56が取り付けられている。なお、駆動ギア56およびこれに噛合する後述の従動ギア100の外周の歯部は図示しない。
また、ケース31の左右の側板31e、31fの前後には、供給部60を支持するための前フック板57、57と後フック板58、58が固定されている。
前フック板57の上部には、前方からU字状に切欠かれた切欠部57aが設けられ、後フック板58の上部には、後方からU字状に切欠かれた切欠部58aが設けられている。なお、前フック板57の切欠部57aは、後フック板58の切欠部58aより高い位置に形成されている。
なお、ケース31の前板31cに設けられた各穴37は、軸体39の移動を妨げることなく穴37への水等の浸入を防ぐために、軸受35の長さ方向に伸縮自在な蛇腹状のカバー59によって覆われている。
供給部60は、図1、図2、図6に示しているように、計量部30のケース31とほぼ同一の幅と長さを有するフレーム61を有し、そのフレーム61が計量部30のケース31の上に重なり合う状態で支持されている。
フレーム61は、右側板62と、右側板62の前部と同一形状で平行に対向する第1左側板63と、右側板62の後部と同一形状で平行に対向する第2左側板64と、右側板62と第1左側板63の前端間に横架された前連結軸65と、右側板62の中間部と第1左側板63の後端部の間に上下に横架された中間連結軸66、67、右側板62の後端部と第2左側板64の後端部の間に上下に横架された後連結軸68、69を有している。
なお、ここでは左側板63、64の間に隙間を設けて、後述するベルト101〜103の取り付け、取り外しを簡単に行えるようにしているが、左側の側板を右側板62と同一形状にしてもよい。
右側板62の中間よりやや前方の位置には前後方向に延びた長穴62aが形成され、第1左側板63にも、この長穴62aに対応する位置に同一形状の長穴63aが設けられている。そして、長穴62a、63aには、テンション軸70が挿通し、前後方向に移動できるように支持されている。
右側板62の前部と第1左側板63との間には、3つの可動フレーム80が横並びに支持されている。
各可動フレーム80は、互いに平行に対向する一対のベルト受板81、81、そのベルト受板81、81の前端間に回動自在に取り付けられた従動ローラ82、ベルト受板81、81の後端間に横架された連結軸83とを有している。従動ローラ82の中央外周にはベルト外れを防止するための溝82aが設けられている。
ベルト受板81、81は、従動ローラ82を回動自在に支持するとともにベルトの垂れ下がりを防止するためのものであり、所定厚さで外形が長円形に形成されている。ベルト受板81の従動ローラ82よりやや後方の位置には、フレーム61の前連結軸65を通過させる前後方向に延びた長穴81aが形成されている。また、連結軸83よりやや前方の位置には、テンション軸70を通過させる前後方向に延びた長穴81bが形成されている。
各可動フレーム80は、ベルト受板81の長穴81a、81bを通過する前連結軸65とテンション軸70により、上下方向の移動が規制され、前後方向にはスライド移動できる状態でフレーム61に支持されている。なお、前連結軸65およびテンション軸70には、フレーム61の右側板62と右端の可動フレーム80との隙間、隣り合う可動フレーム80同士の隙間および第1左側板63と左端の可動フレーム80との隙間を、一定に保持するスペーサ85が取り付けられている。
各可動フレーム80の連結軸83とテンション軸70との間にはバネ86が掛けられている。したがって、例えばフレーム61に対してテンション軸70が前方に移動すれば、その力はバネ86を介して各可動フレーム80に伝達され、可動フレーム80も前方へ移動することになる。ただし、後述するように、各可動フレーム80の従動ローラ82には、それぞれ後方に位置する駆動ローラ91、95、97との間にベルト101〜103が掛け渡されるので、可動フレーム80の位置は、ベルト張力とバネ86の張力とが釣り合う位置に保持される。
第1左側板63の後端と右側板62との間には第1駆動軸90が回動自在に支持されている。この第1駆動軸90の左端で、左端の可動フレーム80の従動ローラ82の後方位置には、第1駆動ローラ91が取り付けられている。また、第1駆動軸90の中央で、中央の可動フレーム80の従動ローラ82の後方位置には中間ローラ92が取り付けられ、第1駆動軸90の右端で、右端の可動フレーム80の従動ローラ82の後方位置には中間ローラ93が取り付けられている。第1駆動ローラ91は第1駆動軸90と一体に回転するように固定されているが、2つの中間ローラ92、93は、第1駆動軸90に対して回転自在に取り付けられている。これらの中間ローラ92、93はベルト102、103の垂れ下がりを防止する。
また、第1駆動軸90の後方には、第2駆動軸94が平行に配置されている。第2駆動軸94の一端側は右側板62に支持され、その他端側で、中央の可動フレーム80の従動ローラ82の後方位置には、第1駆動軸90と一体に回転する第2駆動ローラ95が取り付けられている。さらに、第2駆動軸94の後方には、第3駆動軸96が平行に配置されている。第3駆動軸96の一端側は右側板62に支持され、その他端側で、右端の可動フレーム80の従動ローラ82の後方位置には、第3駆動軸96と一体に回転する第3駆動ローラ97が取り付けられている。
各駆動ローラ91、95、97と中間ローラ92、93の中央外周には、ベルト外れ防止用の溝91a、95a、97a、92a、93aがそれぞれ設けられている。
なお、図6において、符号72、73は、右側板62から中間連結軸66、67とそれぞれ同一高さで第1駆動軸90と第2駆動軸94の間に延びた支軸、符号74、75は、右側板62から中間連結軸66、67とそれぞれ同一高さで第2駆動軸94と第3駆動軸96の間に延びた支軸である。また、符号76は、一端側が中間連結軸66、67の中間部に固定され、中間部が支軸72、73の先端に固定され、他端側で第2駆動軸94の先端を支持する駆動軸支持板、符号77は、一端側が支軸72、73の中間部に固定され、中間部が支軸74、75の先端に固定され、他端側で第3駆動軸96の先端を支持する駆動軸支持板である。
右側板62の外側に突出している各駆動軸90、94、96の先端には、平型で前記計量部30の各駆動ギア56にそれぞれ螺合する従動ギア100が取り付けられている。
また、左端の可動フレーム80の従動ローラ82と第1駆動ローラ91の間には、無端状の第1ベルト101が掛け渡され、中央の可動フレーム80の従動ローラ82と第2駆動ローラ95の間には、無端状の第2ベルト102が掛け渡され、右端の可動フレーム80の従動ローラ82と第3駆動ローラ97の間には、無端状の第3ベルト103が掛け渡されている。
ベルト101〜103の内周面の中央には、従動ローラ82、駆動ローラ91、95、97および中間ローラ92、93の各溝に係合するリブ101a、102a、103a突設されている。また、ベルト101〜103の外周面の両縁には、搬入物品の側方へのこぼれを防止するためのリブ101b、102b、103bが突設されている。
各ベルト101〜103は、それぞれの長さは異なるが、幅や断面形状が等しく、前記したように、各可動フレーム80が前方に付勢されると、各ベルトに適度な張力がかかるようになっている。
このように構成された供給部60は、そのテンション軸70の両端を計量部30の前フック板57の切欠部57aに係合させた状態で後方へ引いて、後連結軸69の両端を後フック板58の切欠部58aに係合させることで、図1に示しているように計量部30の上に重なり合うように支持され、この状態で駆動ギア56と従動ギア100とがそれぞれ噛合する。
そして、計量部30の各駆動モータ55を駆動して、駆動ギア56を時計回り(図1において)に回転駆動すれば、従動ギア100および駆動ローラ91、95、97が反時計回りに回動して、各ベルト101〜103が計量ホッパ45側に搬送駆動され、各ベルトの後部に搬入された物品を計量ホッパ45に収容することができる。
計量ホッパ45に収容された物品の荷重は荷重センサ32により検出され、検出信号が図示しない制御装置に出力される。制御装置は、検出信号に基づき物品の重量を算出し、算出した重量に対する組合せ演算等、所定の演算処理を行ない、排出すべき物品を選定し、その物品を収容している計量ホッパ45に対応するソレノイド38を通電駆動して、シャッタ47を開き、物品を排出させる。
このように実施形態の計量機20は、計量部30の上に供給部60が重なり合うように支持され、且つ、計量部30の所定側面側に複数の駆動ギア56が一列に並べられ、供給部60にも計量部30の所定側面と同一側面側に複数の従動ギア100が一列に並べられ、駆動ギア56と従動ギア100同士を噛合させ、各駆動モータ55の回転力を駆動ローラ91、95、97に伝達させてベルト101〜103を駆動している。
このため、装置全体として駆動のための平型のギア群が一方の側面側に平面的に配置されているので、少ない幅寸法で多列計量を実現できる。また、各ベルト101〜103をそれぞれ任意の速度で独立に駆動できるので、一つの供給部60から複数の品種を計量部30の各計量ホッパ45に分けて供給する場合に、品種毎に供給速度や供給量を任意に設定でき、多品種混合品への対応が容易である。なお、上記計量機20は3列型であったが、2列あるいは4列以上に構成することもできる。
また、ライン数を増やす場合には、上記の計量部30と供給部60を1組の計量ユニットとし、これを複数ユニット分並列に設けることで容易に実現できる。
例えば、図7〜図9に示す計量機20′のように、4組の計量ユニットを計量部30の前端面が面一となるように基台21の上に横並びに配置することで、12列型とすることができる。
ここで、前記したように、計量部30の各駆動ギア56および供給部60の従動ギア100は一方の側面側に集中し、且つ平面的に設けられているので、上記のように横並びに複数組配置する場合でも、無駄な隙間を生じさせることなく、近接した状態で配置することができ、ライン1列当たりの占有面積を極めて小さくすることができ、多種の物品の組合せ計量が可能となる。
なお、計量ホッパ45から排出された計量済み被計量物は、コンベア型あるいはシュート型の集合器(図示せず)により所定位置でひとまとめにされ、梱包ラインへ搬出されるが、図8、図9で示しているように、計量ホッパ45の下方にホッパ200を設けた構造にしてもよい。
このホッパ200は種々の使用形態をとることができる。単純な使用形態としては、ホッパ200の並び方向に沿ったコンベアで物品を集合させる場合において、組合せ計量モードで組合せに選定された被計量物を一旦収容し、これらの被計量物がコンベア上でひとかたまりとなるように順番に排出する動作である。
また、組合せ計量モードで、計量済みの被計量物をホッパ200に一旦収容し、このホッパ200に収容された被計量物を含めて組合せ選定を行い、組合せに選定された被計量物をホッパ200から排出する動作である。この場合、ホッパ200に収容されている被計量物の重量またはこの被計量物とその上の計量ホッパ45に収容されている被計量物のとの合計重量を組合せ演算に参加させることができ、精度の高い計量が行える。
また、上記実施形態では説明していないが、一つの供給部60に複数の品種を搬入する場合には、ベルト101〜103の間に仕切り部材を設けて供給部60内で異なる品種の被計量物が混じり合わないようにする。この仕切り部材の構造は任意であるが、供給部60のフレーム61に着脱自在に取り付けられる構造が望ましい。
また、前記計量機20では、計量ホッパ45を支持するための軸受35の内部を通過する軸体39を計量部30内のソレノイド38で引き込んで、計量ホッパ45のシャッタ47を開いていたが、計量ホッパ45のシャッタ開閉構造や駆動源は任意である。例えば、ソレノイドの代わりにモータを駆動源とすることもでき、また、ホッパに対して進退する軸で開閉せずに、カムの回転によりシャッタを開閉する機構であってもよい。
本発明の実施形態の側面図 本発明の実施形態の平面図 本発明の実施形態の計量部の内部構造を示す拡大側面図 本発明の実施形態の計量部の内部構造を示す拡大平面図 本発明の実施形態の計量ホッパの構造を示す拡大斜視図 本発明の実施形態の供給部の構造を示す拡大平面図 本発明の実施形態の計量機を複数組並列に設けた実施形態の平面図 本発明の実施形態の計量機を複数組並列に設けた実施形態の正面図 本発明の実施形態の計量機を複数組並列に設けた実施形態の側面図 従来の多列コンベア型の供給装置の概略構造を示す図
符号の説明
20、20′……計量機、21……基台、30……計量部、31……ケース、32……荷重センサ、34……荷重受板、35……軸受、41……ホッパ支持板、45……計量ホッパ、55……駆動モータ、56……駆動ギア、57……前フック板、58……後フック板、60……供給部、61……フレーム、62……右側板、63……第1左側板、64……第2左側板、70……テンション軸、80……可動フレーム、81……ベルト受板、82……従動ローラ、90……第1駆動軸、91……第1駆動ローラ、94……第2駆動軸、95……第2駆動ローラ、96……第3駆動軸、97……第3駆動ローラ、100……従動ギア、101〜103……ベルト、200……ホッパ

Claims (3)

  1. 横一列に並んだ複数Nの計量ホッパ(45)で被計量物を上方から受けてそれぞれ計量する計量部(30)と、該計量部の上部に配置され、被計量物を搬送して前記計量部の前記各計量ホッパに供給する複数N列のコンベア型の供給部(60)とを有する計量機において、
    前記計量部は、
    略直方体のケース(31)と、
    前記ケースの内部に設けられた複数Nの荷重センサ(32)と、
    前記ケースの前端面に横一列に突設されて前記各計量ホッパをそれぞれ支持し、該計量ホッパの荷重を前記ケース内の各荷重センサにそれぞれ伝達する複数Nの支持部(34、35、41)と、
    前記ケースの内部で該ケースの所定側面に沿って前後方向に所定間隔で並び、該所定側面からそれぞれの駆動軸を突出させた複数Nの駆動モータ(55)と、
    前ケースの前所定側面から突出する前記各駆動軸にそれぞれ固定された複数Nの平型の駆動ギア(56)とを備え、
    前記供給部は、
    平行に対向する側板(62〜64)を有し、前記側板が前記計量部の前記ケースの側面にほぼ平行となる状態で前記計量部の上部に着脱自在に支持されたフレーム(61)と、
    前記フレームの前端側の前記側板間に所定間隔で同軸に並び、回動自在に支持された複数Nの従動ローラ(82)と、
    前記フレームの側板のうち、前記計量部の前記ケースの前記所定側面寄りの一方の側板にそれぞれの一端側が回動自在に支持され、前記一方の側板の長さ方向に所定間隔をあけて平行に取り付けられた複数Nの駆動軸(90、94、96)と、
    前記各駆動軸にそれぞれ一つずつ設けられ、且つ前記各従動ローラにそれぞれ対応する位置に固定されて、前記駆動軸と一体的に回転する複数Nの駆動ローラ(91、95、97)と、
    前記従動ローラと該従動ローラに対応する前記駆動ローラとの間にそれぞれ掛け渡された複数Nのベルト(101〜103)と、
    前記所定側板の外側で前記各駆動軸に同心に連結され、前記計量部の前記各駆動ギアにそれぞれ噛合し、該各駆動ギアの回転力を前記駆動ローラに伝達する複数Nの平型の従動ギア(100)とを備えたことを特徴とする計量機。
  2. 前記一つの計量部と該計量部の上部に支持された前記供給部とを一組の計量ユニットとし、該計量ユニットを基台(21)に前記計量部のケースの前端面が面一となる状態で複数ユニット横一列に並んだ状態で配置したことを特徴とする請求項1記載の計量機。
  3. 前記基台には、前記計量部の各計量ホッパから搬出された被計量物をそれぞれ受けるホッパ(200)が支持されていることを特徴とする請求項2記載の計量機。
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