JP4151463B2 - 流体供給部品の検査方法および検査装置 - Google Patents

流体供給部品の検査方法および検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体供給部品の検査方法および検査装置に関し、特に流体供給品から吐出される流量を計測する検査方法および検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体供給部品の検査装置としては、例えば自動車用内燃機関に用いられ燃料ポンプの製品検査項目の一つとして、タンクからテスト油を汲み上げ、吐出する吐出流量を検査する検査装置が知られている。この種の検査装置は、検査対象の燃料ポンプの吐出流量を計測する流量計測手段としての流量センサと、燃料ポンプから吐出する流体の流体圧を所定圧力に設定する背圧調整弁とを含んで構成されている。
【0003】
燃料ポンプの吐出流量を検査する場合、図3に示すように、まず、燃料ポンプを駆動させてテスト油を吸上げ吐出させることで、燃料ポンプから流量センサを経て背圧調整弁までのテスト油の流体供給経路のエア抜き(図3中のエア抜き工程A)をする。そして、燃料ポンプからテスト油の吐出流量が安定化した(図3中の安定化工程B)後に、流量センサを用いて、所定時間内T3内における流量を計測する(図3中の計測工程C)。なお、図3において、横軸は経過時間を示し、横並びする縦線間の間隔は単位時間を表す。エア抜き工程A、安定化工程B、および計測工程Cにおけるそれぞれの時間は、T1、T2、T3である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術の構成では、ワークとしての燃料ポンプを検査装置に取付けた時点では流量センサへのテスト油の供給はなく、ワークを駆動するため通電を開始するとワークからテスト油が吐出されて流量センサへ流入される。そのため、流量センサへ入力されるテスト油の流れがその立上りにて過渡的に増加し、その後テスト油の流れがワーク自身が有する出力流量に収束する。その結果、一つの検査対象の燃料ポンプにおける吐出流量の計測を開始するまでに、ワークから吐出される流量が過渡的に増加することで遅れる遅れ時間と、その後のワーク自身の出力流量に収束するまでの安定時間との時間分だけ、余分にかかる。
【0005】
一方、流量センサに流入するテスト油の流れが、図4に示すように、燃料ポンプの通電によるON動作直後から出力流量になった場合であっても、流量センサ自身の出力信号としての計測信号は、入力信号であるテスト油の流れに対して、立上り時の応答遅れ時間T21と、その後の計測信号のダンピングが減衰するまでの安定時間T22とが、流量センサによって流量計測を開始するまでの時間として余分にかかる。場合によってはその応答遅れ時間T21および安定時間T22を含めた安定化時間T2が、実際に計測する計測時間T3の数倍になる場合がある。この対策として、高速タイプの流量センサを用いることが考えられるが、その流量センサのコストは高価である。また、流量センサの感度を調整する方法が考えられる。この感度調整する方法では立上り時間の短縮化は可能であるが、逆にダンピング減衰時間が延長されるため、結果として、応答遅れ時間T21は短縮されるが、安定時間T22は延長されので、安定化時間T2の短縮化にはさほど効果はない。
【0006】
近年、生産性向上の要求の高まりにより、一定期間内に検査可能な被検査体の数量を増大させられる検査方法および検査装置が望まれている。また、設備のコスト低減のため、所定期間に検査する被検査体の要求数量に対応するための検査装置数および設備数の低減が図れる検査方法および検査装置が望まれている。
【0007】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、被検査体としての吐出動作を伴う流体供給部品の流量計測に係る検査時間の短縮化が可能な流体供給部品の検査方法および検査装置を提供することにある。
【0008】
また、別の目的は、一定期間内に検査可能な被検査体の数量を増大させられる流体供給部品の検査方法および検査装置を提供することにある。
【0009】
さらに、別の目的は、所定期間に検査する被検査体の要求数量に対応するための検査装置数および設備数の低減が図れる流体供給部品の検査方法および検査装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によると、被検査体としての流体供給部品から吐出される流体の流量を、流量計測手段としての流量センサを用いて計測する流体供給部品の検査方法において、流体供給部品は、燃料の供給により駆動される駆動源に搭載される燃料供給部品であって、燃料供給部品は、燃料を圧送するポンプ部と、ポンプを駆動するモータ部を備え、流体供給部品から流体を吐出すべく流体供給部品を吐出動作させる前に、予め、外部圧送ポンプを用いて流量センサへ流体を流し、流体供給部品を吐出動作させるとき、外部圧送ポンプから流量センサへの流体の流れを遮断する。
【0011】
これにより、流量センサには、流体供給部材から吐出された流体が入力される前に、ワークとしての流体供給部品とは別に設けられている外部圧送ポンプから吐出された流体が予め入力されている。その結果、従来のように流体供給部品の吐出開始により流量が零から立上って過渡的に増加するのではなく、予め外部圧送ポンプから吐出されていた所定流量から、例えば過渡的に増加するため、ワーク自身が有する出力流量に到達するまでの遅れ時間を短縮することができる。
【0012】
本発明の請求項2によると、燃料供給部品から吐出された流体が流量センサへ流れる第1の流体供給経路が形成され、第1の流体供給経路内の流体の流れを流通、遮断する第1の開閉手段と、第1の流体供給経路のうち、第1の開閉手段と流量センサとの間の流体供給経路部から分岐して外部圧送ポンプに接続する第2の流体供給経路が形成され、第2の流体供給経路内の流体の流れを流通、遮断する第2の開閉手段とを設けることができる。
【0013】
この様な第1の開閉手段および第2の開閉手段を有する構成であっても、流体供給部品を吐出動作させ、流体を吐出させる際に、第1の開閉手段および第2の開閉手段をそれぞれ遮断動作から流通動作、流通動作から遮断動作に切換えるときに生じる流体供給経路部のダンピングの影響を緩和することができる。従って、流体供給経路部内に流れる流体の流量を計測する流量センサの計測信号の安定化が図れる。さらに、ダンピングが減衰するまでの安定時間の短縮化が図れる。
【0014】
本発明の請求項3によると、外部圧送ポンプから吐出される流体の基準流量と流体供給部品から吐出される出力流量の差は、所定の流量差の範囲内に設定することが好ましい。
【0015】
これにより、基準流量がワークの出力流量と比較して大きいか、小さいかに係らず、その所定の流量差を小さくすることで、ワークの吐出直後から出力流量に達するまでの遅れ時間を、その所定の流量差に応じて短縮することができる。さらに、第1の開閉手段および第2の開閉手段をそれぞれ遮断動作から流通動作、流通動作から遮断動作に切換えるときに生じる流体供給経路部のダンピングの影響を緩和し、結果として、流量センサの計測信号の安定化が図れ、ダンピングが減衰するまでの安定時間を短縮することができる。
【0016】
更に本発明の請求項1に記載の如き、被検査体として、流体供給部品は、燃料の供給により駆動される内燃機関等の駆動源に搭載されるものであって、燃料を圧送するポンプ部と、ポンプを駆動するモータ部を備えた燃料ポンプ等の燃料供給部品に好適である。
【0017】
本発明の請求項4によると、モータ部へ電流を供給、供給停止するワーク駆動手段を備え、ワーク駆動手段のOFF動作によりモータ部へ電流の供給を停止中は、外部圧送ポンプから流量センサへ流体を流し、ワーク駆動手段のON動作によりモータ部へ電流を供給するときには、外部圧送ポンプから流量センサへの流体の流れを遮断することができる。
【0018】
本発明の請求項5によると、流体の低圧側から吸上げ吐出する被検査体としての流体供給部品と、流体の流量を計測する流量計測手段としての流量センサとを備え、流体供給部品と流量センサとが流体の低圧側から流体が流れる第1の流体供給経路内に直列して接続されて、流体供給部品から吐出される流量を計測する検査装置において、第1の流体供給経路のうち、流体供給部品と流量センサとの間に設けられ、流体の流れを流通、遮断する第1の開閉手段と、第1の流体供給経路のうち、第1の開閉手段と流量センサとの間に形成された流体供給経路部と、流体供給経路部から分岐し、流体の低圧側に接続する第2の流体供給経路と、第2の流体供給経路の途中に設けられ、流体を吐出する外部圧送ポンプと、第2の流体供給経路のうち、外部圧送ポンプの吐出側に設けられ、流体の流れを流通、遮断する第2の開閉手段と、第1の開閉手段および第2の開閉手段を、流体供給部品から流体が吐出される前にはそれぞれ遮断動作、流通動作させるとともに、流体供給部品から流体が吐出されるようにするときにはそれぞれ流通動作、遮断動作に切換える切換え手段とを備え
流体供給部品は、燃料の供給により駆動される駆動源に搭載される燃料供給部品であって、燃料供給部品は、燃料を圧送するポンプ部と、ポンプを駆動するモータ部を備えている。
【0019】
これにより、流体供給部品から吐出される流体は、第1の流体供給経路内を流れ、流体の流通、遮断を行なう第1の開閉手段を介して、流量センサに流入可能である。また、第1の流体供給経路のうち、第1の開閉手段と流量センサとの間に形成された流体供給経路部から分岐した第2の流体供給経路が設けられる。そして、第2の流体供給経路内を流量センサへ流れる流体は、流体の流通、遮断を行なう第2の開閉手段を介して、外部圧送ポンプから供給されるように構成される。
【0020】
さらに、第1の開閉手段および第2の開閉手段のそれぞれの流通動作、遮断動作を切換える切換え手段を備え、流体供給部品から流体が吐出される前には切換え手段によって第1の開閉手段および第2の開閉手段をそれぞれ遮断動作、流通動作させるので、外部圧送ポンプから吐出された流体を、第2の流体供給経路を通じて流量センサへ流入させることができる。そして、流体供給部品から流体が吐出されるときには、切換え手段によって第1の開閉手段および第2の開閉手段をそれぞれ流通動作、遮断動作に切換えるので、外部圧送ポンプから流量センサへ流入する流体の流れを遮断し、流体供給部品から吐出される流体を流量センサへ流入させることができる。
【0021】
その結果、従来のように流体供給部品の吐出開始により流量が零から立上って過渡的に増加するのではなく、予め外部圧送ポンプから吐出されていた所定流量から、例えば過渡的に増加するため、ワーク自身が有する出力流量に到達するまでの遅れ時間を短縮することができる。
【0022】
本発明の請求項7によると、第1の流体供給経路は、流体を所定の圧力に調整する背圧調整弁を介して流体の低圧側へ戻る。これにより、被検査体として、流体の所定の圧力における流量を検査するものに好適である。なお、背圧調整弁によって調整される所定圧力を、大気圧より僅かに大きくすることで、例えばワークとしての流体供給部品を第1の流体供給経路に取付け後、エア抜きを効率的に行なうことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の流体供給部品の検査装置および検査方法を、具体化した実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の流体供給部品の検査装置の構成を示す構成図である。図2は、本実施形態に係る流量計測手段としての流量センサに流入する流体の流れと流量センサの出力信号としての計測信号との時間経過特性を表すグラフである。なお、図3は、被検査体としての流体供給部品における検査手順の概略を説明する模式図である。
【0024】
図1に示すように、流体供給部品の検査装置1は、被検査体としての流体供給部品9から吐出される流量を計測する。この検査装置1では、流体の低圧側から吸上げ吐出する機能を有する流体供給部品9を製造する製造工程において、ワークとしての流体供給部品9の検査項目の一つとして、製造されたワーク9の出力流量を検査する。
【0025】
流体供給部品9としては、流体の低圧側から吸上げ吐出する機能を有するものであればいずれの部品、製品、あるいは装置であってもよい。例えば燃料の供給により駆動される内燃機関等の駆動源に搭載される燃料ポンプ等の燃料供給部品、あるいは車両のフロントガラス等に向けてウォッシャ液を噴出するウォッシャポンプ等であってもよい。なお、以下本実施形で説明する流体供給部品9は、内燃機関へ燃料を供給するため、燃料タンクから燃料を汲み上げ、吐出する燃料ポンプとする。
【0026】
燃料ポンプ9は、図示しないインペラ等の羽根車からなるポンプ部(図示せず)と、ポンプ部を駆動するモータ部(図示せず)を含んで構成されており、モータ部へ電流を供給することで、モータ部の電機子(図示せず)と一体回転するインペラを回転させる。その結果、インペラの回転に従い、燃料の低圧側にある燃料タンクから燃料を吸上げ、吐出する。
【0027】
図1に示すように、検査装置1は、流体としてのテスト油を吐出する被検査体としての燃料ポンプ9と、テスト油の流れの流量を計測する流量計測手段としての流量センサ2と、テスト油の流れを所定の圧力に調整する背圧調整弁(以下、リリーフ弁と呼ぶ)3と、第1の開閉手段4と、第2の開閉手段40と、外部圧送ポンプ70と、制御装置100とを含んで構成されている。なお、テスト油は、製品としての燃料ポンプ9が吐出する流体すなわち燃料相当の油性状を有するものであればいずれの油、液体であってもよい。燃料相当の油性状とは、例えば流量計測の検査に必要な動粘度等が燃料と同じ性状を有するものであれば、燃料に比べて可燃性が低い液体を用いることが好ましい。
【0028】
流量センサ2は、例えばコリオリ式流量計等の機能を有する周知構造のセンサであって、テスト油等の流体の流れが入力されると、出力信号として流量に比例する計測信号を出力する。そして、この計測信号を図示しない増幅器等のオペアンプで流量に較正することで、流体の流れの流量を計測する。なお、この種のオペアンプは、一般に、周知の感度調整機能を有し、計測信号の立上り時間および減衰時間の調整がある程度可能である。なお、流量センサ2とオペアンプは、テスト油の流れの流量を計測する流量計測手段を構成している。
【0029】
燃料ポンプ9と流量センサ2とは、図1に示すように、テスト油の低圧側にあるタンク6からテスト油が流れる第1の流体供給経路5内に直列して接続されている。リリーフ弁3は、第1の流体供給経路5の流量センサの下流側に設けられており、流量センサ2に流入するテスト油を所定圧力に設定する。なお、リリーフ弁3の圧力調整は、例えば流量センサ2のテスト油流れの上流に配置されたブルドン管等の圧力計3aを確認しながら調整する構成であってもいずれの構成でもよい。さらになお、ワークとしての燃料ポンプ9を取付けるため、タンク6内のテスト油は、周囲雰囲気に対して開放されているため、流量センサ2のテスト油の入力側には、フィルタ8を設けることが好ましい。テスト油に混入する可能性のある塵芥、異物等をフィルタ8で捕捉し、流量センサ2に流入する前に除去する。
【0030】
第1の開閉手段4は、図1に示すように、第1の流体供給経路5のうち、燃料ポンプ9と流量センサ2との間に設けられ、燃料ポンプ9から流量センサ2へ吐出されるテスト油の流れの流通、遮断を行なう。
【0031】
第2の流体供給経路50は、図1に示すように、第1の流体供給経路5のうち、燃料ポンプ9と流量センサ2との間に形成された流体供給経路部5aから分岐し、テスト油の低圧側のメインタンク60に接続している。また、外部圧送ポンプ70は、第2の流体供給通路50の途中に設けられており、メインタンク60内のテスト油を吸上げ、第2の流体供給経路50を通じて流量センサ2側へテスト油を吐出する。
【0032】
外部圧送ポンプ70は、トロコイドポンプ等の周知構造の圧送ポンプであって、メインタンク60から汲み上げたテスト油を、第2の流体供給経路および流体供給部5aを経由して再びメインタンク60へ戻して循環させるだけの吐出能力があればよい。
【0033】
第2の開閉手段40は、図1に示すように、第2の流体供給経路50のうち、外部圧送ポンプ70の吐出側に設けられており、外部圧送ポンプ70から流量センサ2へ吐出されるテスト油の流れの流通、遮断を行なう。なお、第2の流体供給経路50のうち、第2の開閉手段40のテスト油流れの上流側には流量調整弁71が設けられていることが好ましい。第2の開閉手段40が流通動作したとき、第2の流体供給通路50およびこれに接続している流体供給通路5a内を流れるテスト油の流量を、所定流量(以下、基準流量と呼ぶ)Q2(図2参照)に設定することができる。
【0034】
制御装置100は、図1に示すように、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40の、それぞれの流通動作、遮断動作を切換える。また、この制御装置100は、燃料ポンプ9のモータ部に電流を供給、供給停止する。
【0035】
なお、ここで、制御装置100は、燃料ポンプ9のモータ部に電流を供給、供給停止するワーク駆動手段を構成している。制御装置100は、システムとして、システム機能の一つであるワーク駆動手段をON動作させて、モータ部へ電流を供給するようにする。一方、ワーク駆動手段をOFF動作させて、モータ部へ電流の供給を停止する。
【0036】
さらに、制御装置100は、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40は、それぞれの流通動作、遮断動作を切換える手段を構成している。制御装置100は、燃料ポンプ9からテスト油を吐出すべく、ワーク駆動手段をON動作させて燃料ポンプ9を吐出動作させる前に、第1の開閉手段4、第2の開閉手段40をそれぞれ遮断動作、流通動作させる。一方、ワーク駆動手段をON動作させて燃料ポンプ9を吐出動作させるときには、第1の開閉手段4、第2の開閉手段40をそれぞれ流通動作、遮断動作に切換える。
【0037】
なお、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40は、流体の流れを流通、遮断する構造を有するものであれば、流体供給経路を開閉する周知構造の切換え弁、遮断弁等のいずれであってもよい。また、流体供給経路を開閉する駆動手段としては、工場エア等の圧力源を用いる。なお、ソレノイド等の電磁力発生装置を用いてもよい。
【0038】
さらになお、第1の流体供給経路5および第2の流体供給経路50は、周知の配管で構成さている。なお、これらの材料としては銅材を用い、配管と、配管あるいは装置等とを繋ぐ配管の継手部は、スリーブ式の締結構造を有する。なお、第1の流体供給経路5および第2の流体供給経路50のうち、テスト油に接する部分については電気的な導通が確保できる構造とし、電気的に接地または同電位に保持されていることが好ましい。
【0039】
さらになお、タンク6はメインタンク60から分岐しており、メインタンク60に貯留されているテスト油の補給を受ける。なお、メインタンク60には、貯留しているテスト油の温度を調整する温度調整装置60aを有することが好ましい。被検査体の燃料ポンプを吐出動作させてテスト油の圧送を続けると、燃料ポンプ自身発熱によりテスト油の温度が上昇する。テスト油の流量は温度の影響を受け易いからである。
【0040】
上述の構成を有する検査装置1の全体動作について、図1および図2に従って以下説明する。なお、図3は、燃料ポンプの流量計測を行なうための検査装置の全体動作を、主要な工程で説明したものである。燃料ポンプの製造工程においてワークとしての燃料ポンプ9の流量(以下、出力流量と呼ぶ)Q1(図2参照)を検査する場合、被検査体のワーク9を検査装置1(詳しくはタンク6)に取付けてエア抜きするエア抜き工程Aと、ワーク9を吐出動作させ、テスト油が流体センサ2へ流入直後の安定化工程Bと、流体センサ2を用いて実際にテスト油の流量つまりワーク9の出力流量を計測する計測工程Cとからなる。以下、本発明の特徴には関係ないエア抜き工程Aおよび計測工程Cの詳細説明は省略し、安定化工程Bについて説明する。
【0041】
まず、検査装置1におけるテスト油の流れ経路として、図1に示すように、被検査体としての燃料ポンプ9から吐出されるテスト油は、テスト油の流通および遮断を切換える第1の開閉手段4を介して、第1の流体供給経路5を経て、流体供給部5a内へ流れることが可能である。その結果、第1の開閉手段4が流通動作すると、燃料ポンプ9から吐出されるテスト油の流れは、流体センサ2に流入する。第1の開閉手段4が遮断動作すると、燃料ポンプ9から吐出されるテスト油は、流体センサ2へは流入しない。
【0042】
また、図1に示すように、第1の流体供給経路5を構成する流体供給経路部5aから分岐した第2の流体供給経路50が外部圧送ポンプ70に接続するように構成されている。そして第2の流体供給経路50を流れるテスト油は、外部圧送ポンプ70から供給され、テスト油の流通および遮断を切換える第2の開閉手段40を介して、流体供給部5a内へ流れることが可能である。その結果、第2の開閉手段40が流通動作すると、外部圧送ポンプ70から吐出されるテスト油の流れは、流体センサ2に流入する。第2の開閉手段40が遮断動作すると、外部圧送ポンプ70から吐出されるテスト油は、流体センサ2へは流入しない。
【0043】
次に、検査装置1の全体動作として、ワーク9をタンク6に取付けた後、ワーク9を吐出動作させる前には、制御装置100によって、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40をそれぞれ遮断動作、流通動作に切換える。その結果、外部圧送ポンプ70から吐出されたテスト油を、流量センサ2に流入させることができる(図2に示すI状態を参照)。そして、ワーク9を吐出動作させるときには、制御装置100によって、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40をそれぞれ遮断動作、流通動作に切換える。その結果、外部圧送ポンプ70から流量センサ2へ流入するテスト油の流れを遮断し、ワーク9から吐出されるテスト油を流量センサ2へ流入させることができる(図2に示すII状態を参照)。
したがって、流量センサ2には、図2に示すように、ワーク9から吐出されたテスト油が入力される前に、ワーク9とは別に設けられている外部圧送ポンプ70から吐出されたテスト油が予め入力されていることになる。その結果、
従来のようにワーク9の吐出開始により流量が零から立上って過渡的に増加するのではなく、予め外部圧送ポンプから吐出されていた基準流量Q2(本実施例では、例えばQ2>Q1)から、過渡的に減少するだけでよいので、ワーク自身が有する出力流量Q1に到達するまでの遅れ時間T21を短縮することができる。
【0044】
なお、基準流量Q2と出力流量の関係がQ2>Q1である場合で説明したが、逆に基準流量Q2と出力流量の関係がQ2<Q1である場合であってもよい。この場合、予め外部圧送ポンプから吐出されていた基準流量Q2から過渡的に増加するため、従来のワーク9の吐出開始により流量が零から立上って過渡的に増加する場合に比べて、ワーク自身が有する出力流量Q1に到達するまでの遅れ時間T21を短縮することができる。
【0045】
さらになお、本実施形態では、基準流量Q2と出力流量Q1の差は、所定の流量差の範囲内にあるように設定することが好ましい。
【0046】
これにより、流量センサ2に流入するテスト油の流量として、外部圧送ポンプ70による基準流量Q2がワークの出力流量Q1と比較して大きいか、小さいかに係らず、その所定の流量差(詳しくは、図2に示す|ΔQ|=|Q2−Q1|)を小さくすることで、ワーク9の吐出直後から出力流量Q1に達するまでの遅れ時間T21を、その所定の流量差に応じて短縮することができる。
【0047】
さらに、第1の開閉手段および第2の開閉手段をそれぞれ遮断動作から流通動作、流通動作から遮断動作に切換えるときに生じる流体供給経路部のダンピングの影響を緩和し、結果として、流量センサの計測信号の安定化が図れ、ダンピングが減衰するまでの安定時間T22を短縮することができる。
【0048】
なお、従来方法のワーク9の吐出開始により流量が零から立上って過渡的に増加する場合、流入センサ2が設けられ、内部を流れる流量が計測される第1の流体供給経路5(詳しくは、流体供給経路部5a)に流入するテスト油の流量が零から出力流量Q1の間の幅で変化するため、例えば流量センサ2の感度を調整して立上り時間つまり応答遅れ時間T21(図4参照)を小さくしようとすると、ダンピングが減衰するまでの安定時間T22(図4参照)が延長される。結果として、安定化時間T2の短縮の効果は望めなかった。これに対して、本実施形態では、図2に示すように、流量変化幅を|ΔQ|(|ΔQ|<Q1)と従来方法の流量変化幅(Q1)に比べて小さくすることができるため、流量変化幅の大きさに応じてダンピングの影響を緩和することができる。その結果、従来の流量検出手段を構成する流量センサ2およびオペアンプにおける感度調整する方法に比べて、ダンピングの影響を小さくすることができるので、流量センサ2の計測信号の安定化が図れる。さらに、ダンピングが減衰するまでの安定時間T22の短縮化が図れる。
【0049】
なお、ここで、流体供給経路部5aへ流れるテスト油の供給源を外部圧送ポンプ70からワーク9に切換える場合において、第1の開閉手段4および第2の開閉手段40をそれぞれ遮断動作から流通動作、流通動作から遮断動作に切換える。このとき、流体供給経路部5aへ流れるテスト油の流量が変化するため、ダンピングを生じる要因となる場合がある。しかしながら、上記所定の流量差つまり流量変化幅(|ΔQ|)で設定するため、この様な第1の開閉手段および第2の開閉手段を有する構成であっても、流量変化幅の大きさに応じてダンピングの影響を緩和することができ、従って安定時間T22の短縮化が図れる。
【0050】
以上説明した本実施形態によると、流体供給部品としての燃料ポンプ9から流体としてのテスト油を吐出すべく燃料ポンプ9を吐出動作させる前に、予め、外部圧送ポンプ70を用いて流量センサ2へテスト油を流し、燃料ポンプ9を吐出動作させるとき、外部圧送ポンプ70から流量センサ2へのテスト油の流れを遮断するので、安定化工程Bにおける安定化時間T2を構成する遅れ時間T21および安定時間T22をそれぞれ短縮化するが可能である。したがって、一定期間内に検査可能な燃料ポンプ9の数量を増大させることが可能である。
【0051】
以上説明した本実施形態において、図1において、検査装置部1aは、タンク6、ワーク9、流量センサ2、およびリリーフ弁3等から構成されている。これら構成は従来の検査装置の構成と略同じと考えられる。なお、タンク6のテスト油は、メインタンク60で温度調節されたテスト油が補充されることから、タンク6はメインタンク60の一部と考えてもよい。したがって、本実施形態では、従来の検査装置に比べて、外部圧送ポンプ70、その外部圧送ポンプ70から流量センサ2へテスト油が供給される第2の流体供給経路50、第1の開閉手段4、および第2の開閉手段50の構成を追加するだけため、検査装置1を構成する装置および設備の大幅変更を防止することができる。結果として、所定期間に検査する燃料ポンプの要求数量に対応するための検査装置数および設備数の低減が図れる。
【0052】
なお、以上説明した本実施形態において、図1に示すように、外部圧送ポンプ70の吐出側には、第2の流体供給経路50と並列に分岐する第3の流体供給経路150を設けてよい。第3の流体供給経路150には、図1に示すように、直列に第3の開閉手段140および第2の流量調整弁171が配置されている。この様な構成にすることで、例えば第2の開閉手段40の遮断動作によって第2の流体供給経路50内の外部圧送ポンプ70のテスト油の流れが遮断されているとき、第3の開閉手段140を流通動作に切換え、第3の流体供給経路150内へ外部圧送ポンプ70のテスト油を流してもよい。これにより、外部圧送ポンプ70は常時運転され、外部圧送ポンプ70がメインタンク60から汲み上げたテスト油は、第2の流体供給経路5と第3の流体供給経路150のいずれか一方によって再びメインタンク60へ循環される。したがって、メインタンク60内のテスト油の油量は常にほほ一定にすることができ、メインタンク60内のテスト油の温度管理が容易となる。結果として、燃料ポンプ9を吐出動作させて流量センサ2を用いて出力流量を計測するときのテスト油の温度の安定化が図れる。燃料ポンプ9の出力流量を計測する計測精度の向上が図れる。
【0053】
さらになお、本実施形態では、少なくとも安定化工程Bの安定化時間T2の短縮化が図れるため、燃料ポンプ9を吐出動作させ、流量センサ2による実際の計測が終了するまでの時間(T2+T3)が短くすることができ、燃料ポンプ9の吐出動作時間を短くすることができる。そのため、燃料ポンプ9の吐出動作によるテスト油の温度上昇を小さくする相乗効果がある。これによっても、燃料ポンプ9の出力流量を計測する計測精度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の流体供給部品の検査装置の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る流量計測手段としての流量センサに流入する流体の流れと流量センサの出力信号としての計測信号との時間経過特性を表すグラフである。
【図3】被検査体としての流体供給部品における検査手順の概略を説明する模式図である。
【図4】従来の計測方法による流量センサに流入する流体の流れと流量センサの計測信号との時間経過特性を表すグラフである。
【符号の説明】
1 検査装置
2 流量センサ(流量検出手段)
3 リリーフ弁(背圧調整弁)
4 第1の開閉手段
5 第1の流体供給経路
5a 流体供給経路部
6 タンク
9 燃料ポンプ(流体供給部品、ワーク)
40 第2の開閉手段
50 第2の流体供給経路
60 メインタンク
70 外部圧送ポンプ
100 制御装置

Claims (7)

  1. 被検査体としての流体供給部品から吐出される流体の流量を、流量計測手段としての流量センサを用いて計測する流体供給部品の検査方法において、
    前記流体供給部品は、燃料の供給により駆動される駆動源に搭載される燃料供給部品であって、前記燃料供給部品は、燃料を圧送するポンプ部と、前記ポンプを駆動するモータ部を備え、
    前記流体供給部品から流体を吐出すべく前記流体供給部品を吐出動作させる前に、予め、外部圧送ポンプを用いて前記流量センサへ流体を流し、
    前記流体供給部品を吐出動作させるとき、前記外部圧送ポンプから前記流量センサへの流体の流れを遮断することを特徴とする流体供給部品の検査方法。
  2. 前記燃料供給部品から吐出された流体が前記流量センサへ流れる第1の流体供給経路が形成され、前記第1の流体供給経路内の流体の流れを流通、遮断する第1の開閉手段と、前記第1の流体供給経路のうち、前記第1の開閉手段と前記流量センサとの間の流体供給経路部から分岐して前記外部圧送ポンプに接続する第2の流体供給経路が形成され、前記第2の流体供給経路内の流体の流れを流通、遮断する第2の開閉手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の流体供給部品の検査方法。
  3. 前記外部圧送ポンプから吐出される流体の基準流量と前記流体供給部品から吐出される出力流量の差は、所定の流量差の範囲内にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体供給部品の検査方法。
  4. 前記モータ部へ電流を供給、供給停止するワーク駆動手段を備え、
    前記ワーク駆動手段のOFF動作により前記モータ部へ電流の供給を停止中は、前記外部圧送ポンプから前記流量センサへ流体を流し、
    前記ワーク駆動手段のON動作により前記モータ部へ電流を供給するときには、前記外部圧送ポンプから前記流量センサへの流体の流れを遮断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流体供給部品の検査方法。
  5. 流体の低圧側から吸上げ吐出する、被検査体としての流体供給部品と、流体の流量を計測する流量計測手段としての流量センサとを備え、前記流体供給部品と前記流量センサとが流体の低圧側から流体が流れる第1の流体供給経路内に直列して接続されて、前記流体供給部品から吐出される流量を計測する検査装置において、
    前記第1の流体供給経路のうち、前記流体供給部品と前記流量センサとの間に設けられ、流体の流れを流通、遮断する第1の開閉手段と、
    前記第1の流体供給経路のうち、前記第1の開閉手段と前記流量センサとの間に形成された流体供給経路部と、
    前記流体供給経路部から分岐し、流体の低圧側に接続する第2の流体供給経路と、
    前記第2の流体供給経路の途中に設けられ、流体を吐出する外部圧送ポンプと、
    前記第2の流体供給経路のうち、前記外部圧送ポンプの吐出側に設けられ、流体の流れを流通、遮断する第2の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段および前記第2の開閉手段を、前記流体供給部品から流体が吐出される前にはそれぞれ遮断動作、流通動作させるとともに、前記流体供給部品から流体が吐出されるようにするときにはそれぞれ流通動作、遮断動作に切換える切換え手段とを備え、
    前記流体供給部品は、燃料の供給により駆動される駆動源に搭載される燃料供給部品であって、
    前記燃料供給部品は、燃料を圧送するポンプ部と、前記ポンプを駆動するモータ部を備えていることを特徴とする流体供給部品の検査装置。
  6. 前記外部圧送ポンプから吐出される流体の基準流量と前記流体供給部品から吐出される出力流量の差は、所定の流量差の範囲内にあることを特徴とする請求項5に記載の流体供給部品の検査装置。
  7. 前記第1の流体供給経路は、流体を所定の圧力に調整する背圧調整弁を介して流体の低圧側へ戻ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の流体供給部品の検査装置。
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