JP4150606B2

JP4150606B2 - Tile adhesive applicator

Info

Publication number: JP4150606B2
Application number: JP2003028252A
Authority: JP
Inventors: 高清和田; 光興荒井; 利充小林; 勝吉今泉; 晋武天野; 毅大塚
Original assignee: Nishimatsu Construction Co Ltd
Current assignee: Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority date: 2003-02-05
Filing date: 2003-02-05
Publication date: 2008-09-17
Anticipated expiration: 2023-02-05
Also published as: JP2004237195A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイルに接着剤を塗布する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
タイル工事として従来から、張り付けモルタルを塗布した下地にタイルを張り付けるか、裏面に張り付けモルタルまたは有機系弾性接着剤を塗布したタイルを下地に張り付けるかしていた。このようなタイル工事は、モルタルの調合、モルタルまたは接着剤の塗布厚さ、タイルの張り付けに至るまで、長い経験と高い技量を必要とする。
なお、タイル張り付け用として、型枠への接着剤塗布装置が開示され（特許文献１参照）、また、基板への樹脂塗布装置が開示されている（特許文献２参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平９−３２８８９３号公報
【特許文献２】
特開平１０−４０８号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
タイル工事においては、モルタルの調合、モルタルまたは接着剤の塗布厚さの管理が重要であり、塗布厚さの不足に起因してタイルの剥離や剥落になることが多い。特に有機系弾性接着剤は流動性に乏しく塗布厚さの管理が極めて重要となる。
なお、特許文献１及び特許文献２に開示の塗布装置は、塗布厚さを管理できるが、型枠や基板に対する塗布装置であることから、大きなものであり、現場で大きなスペースを必要とする問題があった。
【０００５】
本発明の課題は、現場において、タイルに塗布する接着剤の厚さを管理でき、しかも、接着剤塗布作業がスペース的にも有利に行えるようにすることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、タイル用接着剤塗布装置であって、
例えば、図１から図４、図７及び図８、図１１から図１４に示すように、
接着剤を収納し、下方に開口する接着剤供給口２２を有する接着剤収納容器２０と、
この接着剤収納容器２０内の接着剤を前記接着剤供給口２２から押し出す接着剤押出機構３０と、
この接着剤押出機構３０により前記接着剤供給口２２から押し出された接着剤を受ける接着剤受け溝４１を外周面に有する接着剤供給ローラ４０と、
接着剤塗布面を上面にして載せたタイルＴを前記接着剤供給ローラ４０の下方に送るタイル送りベルト６０と、
前記接着剤供給口２２を開閉する開閉部材２３と、
前記接着剤供給ローラ４０の回転動作中は前記開閉部材２３を開状態に保持し、前記接着剤供給ローラ４０が一回転した時点で前記開閉部材２３を閉動作させる開閉機構８０とを備えることを特徴とする。
【０００７】
請求項１に記載の発明によれば、押出機構により収納容器の下方に開口した供給口から押し出される接着剤が、回転する供給ローラ外周の受け溝に受け止められる。そして、供給ローラの回転に伴い受け溝内の接着剤が、送りベルト上のタイル上面に塗布される。
また、請求項１に記載の発明によれば、接着剤収納容器の接着剤供給口は、開閉部材の操作等で開状態または閉状態となる。
そして、請求項１に記載の発明によれば、開閉機構により供給ローラの回転動作中は開閉部材が開状態に保持されることで、接着剤収納容器の接着剤供給口が開状態に保持される。また、供給ローラが一回転した時点で開閉部材が閉動作して、接着剤供給口が閉状態となる。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載のタイル用接着剤塗布装置であって、
例えば、図１０に示すように、
前記接着剤供給ローラ４０の外周面に当接して前記接着剤受け溝４１内に接着剤を保持させる接着剤定量化ローラ５０を備えることを特徴とする。
【０００９】
請求項２に記載の発明によれば、供給ローラの外周面に定量化ローラが当接することにより、供給ローラ外周の受け溝内に接着剤が保持されることで、接着層の厚さが一様となる。すなわち、供給される接着剤が一定量に計量される。
【００１０】
請求項３に記載の発明は、請求項１または請求項２に記載のタイル用接着剤塗布装置であって、
例えば、図６に示すように、
前記接着剤供給ローラ４０に対し下方から前記接着剤受け溝４１内の接着剤を剥がして、前記タイル送りベルト６０上のタイルＴ上面に接着剤を塗布させる接着剤剥がし部材４５を備えることを特徴とする。
【００１１】
請求項３に記載の発明によれば、供給ローラ外周の受け溝内の接着剤が、下方から剥がし部材により剥がされて、送りベルト上のタイル上面に層状に塗布される。
【００１２】
請求項４に記載の発明は、請求項１から請求項３のいずれか一項に記載のタイル用接着剤塗布装置であって、
例えば、図１及び図４に示すように、
前記接着剤供給ローラ４０の回転動作と前記タイル送りベルト６０の送り動作とを同期させる連動機構７０を備えることを特徴とする。
【００１３】
請求項４に記載の発明によれば、連動機構により供給ローラの回転と送りベルトの送りが同期して動作するので、送りベルト上のタイル上面に接着剤が一様に塗布される。
【００１４】
請求項５に記載の発明は、請求項４に記載のタイル用接着剤塗布装置であって、
例えば、図１及び図３に示すように、
前記連動機構７０を駆動する駆動部材７７１、７８１を備えることを特徴とする。
【００１５】
請求項５に記載の発明によれば、駆動部材の操作等で連動機構を駆動することにより、供給ローラの回転と送りベルトの送りが同期して動作する。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態において、タイル用接着剤塗布装置は、図１から図４に示すように、フレーム１０に接着剤収納容器２０、接着剤押出機構３０、接着剤供給ローラ４０、接着剤定量化ローラ５０、タイル送りベルト６０、連動機構７０及び開閉機構８０を備えている。
【００２１】
具体的には、フレーム１０は左右一対のプレートにより構成され、フレーム１０の外側面上部にキャリングハンドル１１が取り付けられている。
このようなプレートによる左右一対のフレーム１０内に接着剤収納容器２０、接着剤供給ローラ４０、接着剤定量化ローラ５０及びタイル送りベルト６０等が組み込まれている。また、フレーム１０外の一側面に連動機構７０等が組み付けられて、他側面に開閉機構８０が組み付けられている。
【００２２】
接着剤収納容器２０は横に細長い箱形タンク状のもので、フレーム１０の上部内に架設した前後２本のロッド１２に挟まれるようにして保持されている。接着剤収納容器２０は、図６及び図７に拡大して示すように、底部が後側を傾斜面として前後厚みを漸次小さくした形状となっており、この底部には左右の幅方向にわたって円筒部２１が設けられている。この円筒部２１の下部に沿って連続する細長孔による接着剤供給口２２が形成されている。
円筒部２１内には、図８に示すように、回転軸による開閉部材２３が回転自在に組み込まれている。開閉部材２３には、直径方向に貫通する長孔による接着剤通路２４が軸方向に沿って等間隔に多数（図示例では６個）形成されている。この開閉部材２３は軸端部が、図５に示したように、フレーム１０に組み付けた軸受ブロック２５に保持されている。軸受ブロック２５には半径方向の切欠溝２６が形成されている。
【００２３】
さらに、軸受ブロック２５には、フレーム１０の外側面において、開閉操作レバー２７と着脱操作つまみ２８が組み付けられている。
開閉操作レバー２７を回動操作すると、開閉部材２３が一体に回動して接着剤通路２４が接着剤供給口２２に一致する位置と接着剤供給口２２から隠れる位置とに切り替わる。
着脱操作つまみ２８を引っ張り操作すると、開閉部材２３の軸端部との連結が解除されて、開閉部材２３の軸端部を軸受ブロック２５の切欠溝２６に沿って挿入・取り出しできる。これにより、フレーム１０に対し開閉部材２３と一緒に接着剤収納容器２０を着脱できる。
【００２４】
そして、接着剤収納容器２０は上面の開口部に着脱自在な開閉蓋２９を備える。開閉蓋２９は前後左右４個の留め金により接着剤収納容器２０上部に固定される。
以上の接着剤収納容器２０上に接着剤押出機構３０が備えられている。
【００２５】
接着剤押出機構３０は開閉蓋２９上に設置されたエアシリンダ３１とピストン３３及びウエイト３５等により構成される。
図７に示したように、エアシリンダ３１はエア通路３２が開口する底部を開閉蓋２９に対し気密に固定したものである。なお、開閉蓋２９は接着剤収納容器２０に対し図示しないパッキンを介して気密に固定され、このとき、エア通路３２は接着剤収納容器２０に連通状態となっている。
ピストン３３上には、ピストンロッド３４が挿入される中心孔を有するウエイト３５が載せられており、ピストンロッド３４上端にＴ字型取っ手３６が設けられている。Ｔ字型取っ手３６はピストンロッド３４上端に対し着脱可能である。ウエイト３５の着脱はピストンロッド３４上端からＴ字型取っ手３６を取り外して行う。
なお、エア通路３２を開閉自在とするコック３７が設けられている。
【００２６】
また、図４及び図５に示すように、接着剤収納容器２０底部の円筒部２１の直下に接着剤供給ローラ４０が近接して配置されている。接着剤供給ローラ４０はＰＯＭ（ポリアセタール）製で外周面に接着剤受け溝４１が多数（図示例では６本）形成されている。この接着剤供給ローラ４０は軸端部４２が、図５に示したように、フレーム１０に組み付けた軸受ブロック４３に保持されている。軸受ブロック４３には半径方向の切欠溝４４が形成されている。
【００２７】
そして、接着剤供給ローラ４０の下方に横長の板材による接着剤剥がし部材４５が近接して配置されている。接着剤剥がし部材４５は接着剤供給ローラ４０の接着剤受け溝４１に下方かつ後側から先端がそれぞれ当接する剥がしヘラ４６を多数（図示例では６枚）有している。この接着剤剥がし部材４５は両側のフレーム１０に対し揺動自在に組み付けられて、コイルスプリング４７のばね力により剥がしヘラ４６が接着剤受け溝４１に進入するよう常時付勢されている。
【００２８】
さらに、接着剤供給ローラ４０に対し前方かつ斜め上方から当接する接着剤定量化ローラ５０が配置されている。接着剤定量化ローラ５０もＰＯＭ製で軸端部が、フレーム１０に組み付けた軸受ブロック５１に保持されている。軸受ブロック５１にも図示しないが半径方向の切欠溝が形成されている。
【００２９】
そして、接着剤定量化ローラ５０の下方に横長の板部材５５が近接して配置されている。板部材５５は、図１０に示すように、接着剤定量化ローラ５０の外周面に対し接着剤供給ローラ４０との当接部分近傍で下方かつ前側から先端が当接するヘラ５６を有している。この板部材５５は両側のフレーム１０に対し揺動自在に組み付けられて、コイルスプリング５７のばね力によりヘラ５６が接着剤定量化ローラ５０の外周面に当接するよう常時付勢されている。
【００３０】
タイル送りベルト６０は、両側のフレーム１０の下部内側面にそれぞれ固定された前後方向に長いブラケット６１に備えたチェーンスプロケット機構に設けられている。すなわち、フレーム１０から前方に大きく伸びて後方に若干突出した左右一対のブラケット６１の前後にスプロケット６２、６３がそれぞれ備えられており、この前後のスプロケット６２、６３にチェーン６４が掛け渡されている。
そして、図９に示すように、左右のチェーン６４のそれぞれには取付金具６５を介して横長のベルト部材６６が掛け渡されている。このベルト部材６６は実施例では樹脂製であり、適所のベルト部材６６の両端部上にはストッパ金具６７が設けられている。
なお、ブラケット６１の上方には、フレーム１０に固定されてタイル送りベルト６０を案内支持するサイドガイド６８が配置されている。
以上のタイル送りベルト６０はフレーム１０の下端面より浮いた状態で回転する。
【００３１】
次に、連動機構７０は、一方のフレーム１０の外側面に組み付けられたもので、図１及び図６に示すように、第１歯車７１と、この第１歯車７１に噛み合う第２歯車７２と、この第２歯車７２に前上方から噛み合う第３歯車７３と、第２歯車７２に下方から噛み合う第４歯車７４と、Ｖベルト７５及びプーリ７６等から構成される。
すなわち、第１歯車７１に噛み合う第２歯車７２は、接着剤供給ローラ４０と軸受ブロック４３を介して同軸上に設けられるもので、軸受ブロック４３には、第２歯車７２の外側に突出する着脱操作つまみ４８が設けられている。この着脱操作つまみ４８を引っ張り操作すると、接着剤供給ローラ４０の軸端部４２との連結が解除されて、軸端部４２を軸受ブロック４３の切欠溝４４に沿って挿入・取り出しできる。これにより、フレーム１０に対し接着剤供給ローラ４０を着脱できる。
【００３２】
第２歯車７２に前上方から噛み合う第３歯車７３は、接着剤定量化ローラ５０と軸受ブロック５１を介して同軸上に設けられるもので、軸受ブロック５１には、第３歯車７３の外側に突出する着脱操作つまみ５３が設けられている。この着脱操作つまみ５３を引っ張り操作すると、接着剤定量化ローラ５０の軸端部との連結が解除されて、その軸端部を軸受ブロック５１の切欠溝に沿って挿入・取り出しできる。これにより、フレーム１０に対し接着剤定量化ローラ５０を着脱できる。
第２歯車７２に下方から噛み合う第４歯車７４の内側には、図示しないプーリが同軸上に設けられており、そのプーリにＶベルト７５が掛けられている。このＶベルト７５は、スプロケット６３と同軸上に設けたプーリ７６に掛け渡されている。
【００３３】
そして、第１歯車７１の外側には同軸上に一体的なフライホイール７７が設けられており、このフライホイール７７の外側面に折り畳み自在な操作ハンドル７７１が備えられている。この操作ハンドル７７１が連動機構７０の駆動部材をなす。
また、第４歯車７４の外側にも同軸上に一体的なフライホイール７８が設けられており、このフライホイール７８には折り畳み収納自在な操作ハンドル７８１が備えられている。この操作ハンドル７８１も連動機構７０の駆動部材をなす。
【００３４】
以上の連動機構７０において、接着剤供給ローラ４０が所定回転すると回転を止める図示しないストッパ機構が内蔵されている。実施例では、接着剤供給ローラ４０が１回転した時点で、例えばラチェット機構等によるストッパ機構が動作して回転が止められる。そのストッパ機構による連動機構７０の回転停止状態は、図１に示すように設けられたストップ解除レバー７９の操作により解除される。すなわち、ストップ解除レバー７９に設けられた解除操作つまみ７９１を手で掴んで、ストップ解除レバー７９を若干角度だけ回動動作すると、ストッパ機構による回転停止状態が解除されて連動機構７０が動作可能状態となる。
【００３５】
そして、実施例では、第１歯車７１と第２歯車７２のギヤ比を１：３とし、第２歯車７２と第４歯車７４のギヤ比を１：１としている。つまり、フライホイール７７から起こした操作ハンドル７７１を手で握って回転操作することにより第１歯車７１を３回転すると、第２歯車７２を一体的に接着剤供給ローラ４０が１回転する。また、フライホイール７８から起こした操作ハンドル７８１を手で回転操作して第４歯車７４を１回転すると、接着剤供給ローラ４０が１回転する。
なお、第２歯車７２と第３歯車については、接着剤供給ローラ４０の外周面に接着剤定量化ローラ５０の外周面が密着して両ローラが互いにスリップ無く回転するよう適切なギヤ比に設定されている。
【００３６】
次に、開閉機構８０は、他方のフレーム１０の外側面に組み付けられたもので、図２及び図１１に示すように、第１回転コマ８１及び第２回転コマ８２と、第１カム８３、第２カム８５及び第３カム８６等から構成される。
すなわち、第１回転コマ８１及び第２回転コマ８２は、接着剤供給ローラ４０と軸受ブロック４３を介して同軸上に２枚重ねて設けられるもので、軸受ブロック４３に設けた着脱操作つまみ４８は、第２回転コマ８２の外側に突出している。そして、第１回転コマ８１と第２回転コマ８２は、図示のように所定角度離れた端面に押圧子８１１、８２１を備えている。
【００３７】
第１カム８３は、接着剤供給ローラ４０の軸受ブロック４３と開閉部材２３の軸受ブロック２５との中間位置において支軸８４周りに回転自在なレバー状のものである。そして、第１カム８３は、第２回転コマ８２の押圧子８２１が当接可能な傾斜面８３１を一端側に有し、他端側に長孔８３２を有している。
第２カム８５は、開閉部材２３と軸受ブロック２５を介して同軸上に設けられるもので、軸受ブロック２５に設けた着脱操作つまみ２８は、第２カム８５の外側に突出している。そして、第２カム８５は、第１カム８３の長孔８３２に係合するピン８５１を一端側に備えている。
【００３８】
第３カム８６は、接着剤供給ローラ４０の軸受ブロック４３に対し側方位置でかつ開閉部材２３の軸受ブロック２５に対し下方位置において支軸８７周りに回動自在なベルクランク状のものである。そして、第３カム８６は、第１カム８３の一側面８３３が当接可能な突部８６１を一端側に有し、第１回転コマ８１の押圧子８１１が当接可能な傾斜面８６２を他端側に有している。
さらに、第３カム８６の側方にはストッパピン８８が設けられている。このストッパピン８８に第３カム８６の一側面８６３が当接可能となっている。
【００３９】
ここで、以上の構成によるタイル用接着剤塗布装置は、実施例において、縦横３００ｍｍの紙等のシートに表面を貼り付けて縦横等間隔に多数のタイルを並べたユニットタイル（図９に示したシートＳ及びタイルＴ参照）用のもので、現場の足場上に載せることが可能な幅となっている。その縦横３００ｍｍのユニットタイル用として、接着剤供給ローラ４０は１回転で３００ｍｍとなる外径に設定されており、連動機構７０は接着剤供給ローラ４０と同期してタイル送りベルト６０が３００ｍｍ進んだ時点でストップするよう設定されている。
そして、実施例では、タイル用の有機系弾性接着剤として１液性のセラミックボンドを用いており、接着剤収納容器２０は１袋のセラミックボンド３Ｋｇが入る容量に設定されている。また、接着剤供給ローラ４０の接着剤受け溝４１の深さはタイル張り付け時に圧力が加わって接着層の厚さが規定（建築学会の施工指針による）の１ｍｍになるように設定されている。
【００４０】
次に、以上のタイル用接着剤塗布装置を用いた作業を説明する。
まず、接着剤収納容器２０の留め金を外して開閉蓋２９を取り外し、図示しないセラミックボンド１袋分３Ｋｇを接着剤収納容器２０内に投入する。これ先立ち、開閉操作レバー２７を手で回して開閉部材２３の接着剤通路２４が接着剤供給口２２から隠れる位置に切り換えておく。
セラミックボンド投入後、接着剤収納容器２０上に開閉蓋２９を載せて留め金により固定する。続いて、開閉蓋２９に設けられたコック３７をひねってエア通路３２を開く。これにより、開閉蓋２９上に一体化された接着剤押出機構３０が動作し、すなわち、エアシリンダ３１内のウエイト３５を載せたピストン３３により加圧されたエアが、エア通路３２から接着剤収納容器２０内のセラミックボンドに作用する。
【００４１】
以上の準備を行ってから、前述した縦横３００ｍｍのユニットタイルを、そのシートＳを下面にし接着剤塗布面を上面にして、フレーム１０に対し手前側において、タイル送りベルト４０の上に載せる。そして、解除操作つまみ７９１を手で掴みストップ解除レバー７９を若干引き上げる等してストッパ機構による連動機構７０の回転停止状態を解除させる。
その後、フライホイール７７から起こした操作ハンドル７７１を手で握って３回転すると、第１歯車７１及び第２歯車７２を介して接着剤供給ローラ４０が１回転する。同時に、第２歯車７２及び第３歯車７３を介して接着剤定量化ローラ４０も回転するとともに、第１歯車７４内側のプーリからＶベルト７５及びプーリ７６を介してスプロケット６３も回転する。
なお、前述したようなフライホイール７７の操作ハンドル７７１の３回転操作に代え、フライホイール７８から起こした操作ハンドル７８１を手で１回転させても、第４歯車７４及び第２歯車７２を介して接着剤供給ローラ４０が１回転する。但し、この場合は操作荷重が重いものとなる。
【００４２】
また、操作ハンドル７７１（または操作ハンドル７８１）の回転と同時に、開閉機構８０が動作して開閉部材２３の接着剤通路２４が接着剤収納容器２０の接着剤供給口２２と一致する位置に切り替わる。
すなわち、回転始動した接着剤供給ローラ４０と同軸一体化の第２回転コマ８２の接触子８２１が第１カム８３の傾斜面８３１を押す。これにより、図１１から図１２に示したように、第１カム８３が支軸８４を中心に回転するとともに、その長孔８３２に係合したピン８５１を押して第２カム８５を介し開閉部材２３が回転する。この結果、接着剤通路２４が接着剤供給口２２に一致する。なお、第１カム８３の一側面８３３が突部８６１が押して第３カム８６が支軸８７を中心に回動し、その一側面８６３がストッパピン８８に当接する。
従って、前述した接着剤押出機構３０による加圧エアの作用によって接着剤収納容器２０内のセラミックボンドが接着剤供給口２２に開口した各接着剤通路２５が搾り出される。実施例では、６個の接着剤通路２５から各々搾り出されたセラミックボンドが、直下に位置した接着剤供給ローラ４０の６本の接着剤受け溝４１にそれぞれ受け止められる。
【００４３】
そして、接着剤受け溝４１に受け止められたセラミックボンドは、回転する接着剤供給ローラ４０の外周面に密着して回転する接着剤定量化ローラ５０の外周面により定量化される。その直後において、接着剤定量化ローラ５０の外周面に僅かに付着しても、その付着したセラミックボンドは、図１０に示したように、板部材５５のヘラ５６により剥ぎ取られて接着剤供給ローラ４０の接着剤受け溝４１内に戻される。
こうして接着剤受け溝４１内の定量化されたセラミックボンドは、回転する接着剤定量化ローラ５０の下側において、図６に示したように、接着剤剥がし部材４５の各ヘラ４６によりそれぞれ剥がし落とされる。このとき、直下には、図９に示したように、タイル送りベルト６０によりユニットタイルが接着剤供給ローラ４０の回転と同期して移動しているので、接着剤受け溝４１から剥がし落とされたセラミックボンドはシートＳ上に整列状態にある各タイルＴの上面に層状にそれぞれ塗布されていく。
【００４４】
その後、接着剤供給ローラ４０が１回転した時点でストッパ機構が動作して連動機構７０の回転が止められ、すなわち、接着税供給ローラ４０とタイル送りベルト６０の回転が止められる。
このとき、開閉機構８０も閉動作する。すなわち、図１２から図１３の状態を経過した後、図１４に示したように、接着剤供給ローラ４０と同軸一体化の第１回転コマ８１の接触子８１１が第３カム８６の傾斜面８６１を押す。これにより、第３カム８６が支軸８７を中心に回転して突部８６１が第１カム８３の一側面８３３を押す。これにより、第１カム８３が支軸８４を中心に回転するとともに、その長孔８３２に係合したピン８５１を押して第２カム８５を介し開閉部材２３が回転する。この結果、接着剤通路２４が接着剤供給口２２から隠れた位置に切り替わる。その直後、開閉機構８０は図１１に示した状態に復帰する。
【００４５】
以上で１回目の接着剤塗布が終了する。続いて２回目以降の接着剤塗布を前述した操作の繰り返しにより順次行っていく。その場合、最初のユニットタイルに繋げるようにして次のユニットタイルをタイル送りベルト６０の上に置いておく。
従って、２回目以降のユニットタイルはそのシートＳ上に整列状態にある全ての各タイルＴの上面にセラミックボンドが層状にそれぞれ塗布される。こうしてセラミックボンドを塗布したユニットタイルをタイル送りベルト６０から取り上げて現場での所定のタイル貼り作業を行う。
以上のように現場において、経験や技量によらずに、接着剤の厚さを管理しながらスペース上有利にタイルに接着剤を塗布できる。
ここで、ユニットタイルのサイズ変更に応じて接着剤供給ローラ４０等を交換すれば良い。また、メンテナンスは各部品を分解・組立することで対応できる。
【００４６】
なお、以上の実施の形態においては、連動機構７０の駆動を手動によるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、連動機構７０を電動モータで駆動しても良い。
また、接着剤収納容器は箱形タンク状のものに限らず、接着剤押出機構もエアシリンダタイプのものに限らない。例えば、接着剤封入袋をそのまま入れて挟み込むタイプの収納容器兼押出機構としても良い。すなわち、接着剤を収納し、下方に開口する接着剤供給口を有する収納容器であれば良く、そのような容器から接着剤を押し出す機能を有する押出機構であれば良い。
さらに、各部の寸法については実施例に限られず任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【００４７】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、収納容器の供給口から押し出される接着剤を供給ローラ外周の受け溝に受け止めてから、その受け溝内の接着剤を送りベルト上のタイル上面に塗布できる。従って、経験や技量によらずに、現場において、タイルに塗布する接着剤の厚さを管理できるようになる。
また、タイルに接着剤を塗布する装置であって、接着剤の収納容器、押出機構及び供給ローラと、タイルの送りベルトを備えるコンパクトな構成なので、現場において、スペース上有利にタイルへの接着剤塗布作業を行える。
また、請求項１に記載の発明によれば、接着剤の供給口を、供給ローラの回転動作中は開状態に保持しておいて、供給ローラが一回転した時点で閉状態にできる。
【００４８】
請求項２に記載の発明によれば、定量化ローラの当接により供給ローラ外周の受け溝内に接着剤を保持して接着層の厚さを一様にでき、すなわち、供給される接着剤を一定量に計量できる。従って、タイルに塗布する接着剤の厚さを適正に管理できる。
【００４９】
請求項３に記載の発明によれば、供給ローラ外周の受け溝内の接着剤を、下方から剥がし部材により剥がして、送りベルト上のタイル上面に層状に塗布できる。
【００５０】
請求項４に記載の発明によれば、供給ローラの回転動作と送りベルトの送り動作を同期させることで、送りベルト上のタイル上面に接着剤を一様に塗布できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した一実施の形態の構成を示すもので、装置を操作部側から見た概略斜視図である。
【図２】同装置を操作部側と反対側から見た概略斜視図である。
【図３】同装置をタイル送り側から見た概略斜視図である。
【図４】同装置をタイル送り側と反対側から見た概略斜視図である。
【図５】図４の接着剤供給ローラの一端部側を拡大して示した斜視図である。
【図６】接着剤供給ローラ及び接着剤剥がし部材の関係等を示した概略側面図である。
【図７】接着剤収納容器部分を示した縦断側面図である。
【図８】接着剤供給口の開閉部材を示した平面図である。
【図９】接着剤供給ローラ及び接着剤剥がし部材とタイル送りベルト及びタイルとの関係を示した正面図である。
【図１０】接着剤供給ローラと接着剤定量化ローラ及びヘラの関係を示した概略側面図である。
【図１１】図２の開閉機構部分を拡大して示すもので、閉状態から開状態に切り替わる直前の状態を示した側面図である。
【図１２】図１１の状態から開動作した直後の状態を示した側面図である。
【図１３】図１２の状態から開動作の保持状態を示した側面図である。
【図１４】図１３の状態から閉状態に切り替わる直前の状態を示した側面図である。
【符号の説明】
１０フレーム
１１キャリングハンドル
２０接着剤収納容器
２２接着剤供給口
２３開閉部材
２４接着剤通路
３０接着剤押出機構
３１エアシリンダ
３２エア通路
３３ピストン
３５ウエイト
４０接着剤供給ローラ
４１接着剤受け溝
４５接着剤剥がし部材
５０接着剤定量化ローラ
６０タイル送りベルト
６１ブラケット
６２、６３スプロケット
６４チェーン
６５取付金具
６６ベルト部材
６７ストッパ金具
７０連動機構
７１、７２、７３、７４歯車
７５Ｖベルト
７６プーリ
７７、７８フライホイール
７７１、７８１駆動部材
７９ストップ解除レバー
７９１解除操作レバー
８０開閉機構
８１、８２回転コマ
８１１、８２１押圧子
８３、８５、８３カム
８４、８７支軸
８８ストッパピン
Ｓシート
Ｔタイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for applying an adhesive to a tile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as tile construction, a tile is pasted on a base coated with a mortar, or a tile coated with a mortar or an organic elastic adhesive is pasted on the back. Such tile work requires long experience and high skill, ranging from mortar formulation, mortar or adhesive application thickness, and tile pasting.
Note that an adhesive application device for a mold is disclosed for tile attachment (see Patent Document 1), and a resin application device for a substrate is disclosed (see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-328893
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-408
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In tile construction, it is important to prepare the mortar and control the coating thickness of the mortar or adhesive, and the tile is often peeled off or peeled off due to the lack of the coating thickness. In particular, organic elastic adhesives have poor fluidity, and management of coating thickness is extremely important.
In addition, although the coating apparatus disclosed by patent document 1 and patent document 2 can manage coating thickness, since it is a coating apparatus with respect to a formwork or a board | substrate, it is a big thing and the problem which requires a big space on the spot was there.
[0005]
An object of the present invention is to be able to manage the thickness of an adhesive applied to a tile in the field, and to perform an adhesive application work advantageously in terms of space.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 is an adhesive application device for tiles,
For example, as shown in FIGS. 1 to 4, 7 and 8, and FIGS. 11 to 14,
An adhesive storage container 20 having an adhesive supply port 22 for storing an adhesive and opening downward;
An adhesive extrusion mechanism 30 for extruding the adhesive in the adhesive storage container 20 from the adhesive supply port 22;
An adhesive supply roller 40 having an adhesive receiving groove 41 on the outer peripheral surface for receiving the adhesive pushed out from the adhesive supply port 22 by the adhesive extrusion mechanism 30;
A tile feed belt 60 for feeding the tile T placed with the adhesive application surface as an upper surface to the lower side of the adhesive supply roller 40;
An opening and closing member 23 for opening and closing the adhesive supply port 22;
An opening / closing mechanism 80 that holds the opening / closing member 23 open during the rotation of the adhesive supply roller 40 and that closes the opening / closing member 23 when the adhesive supply roller 40 rotates once. Features.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, the adhesive pushed out from the supply port opened below the storage container by the extrusion mechanism is received in the receiving groove on the outer periphery of the rotating supply roller. Then, as the supply roller rotates, the adhesive in the receiving groove is applied to the upper surface of the tile on the feed belt.
According to the first aspect of the present invention, the adhesive supply port of the adhesive storage container is opened or closed by operating the opening / closing member or the like.
According to the first aspect of the present invention, the opening / closing member is held open during the rotation operation of the supply roller by the opening / closing mechanism, whereby the adhesive supply port of the adhesive container is held open. The Further, when the supply roller makes one rotation, the opening / closing member is closed, and the adhesive supply port is closed.
[0008]
Invention of Claim 2 is the adhesive agent coating apparatus for tiles of Claim 1, Comprising:
For example, as shown in FIG.
An adhesive quantification roller 50 is provided, which is in contact with the outer peripheral surface of the adhesive supply roller 40 and holds the adhesive in the adhesive receiving groove 41.
[0009]
According to the second aspect of the present invention, since the quantification roller contacts the outer peripheral surface of the supply roller, the adhesive is held in the receiving groove on the outer periphery of the supply roller, so that the thickness of the adhesive layer is uniform. It becomes like. That is, the supplied adhesive is metered in a certain amount.
[0010]
Invention of Claim 3 is the adhesive agent coating apparatus for tiles of Claim 1 or Claim 2, Comprising:
For example, as shown in FIG.
An adhesive peeling member 45 that peels off the adhesive in the adhesive receiving groove 41 from below to the adhesive supply roller 40 and applies the adhesive to the upper surface of the tile T on the tile feed belt 60 is provided. And
[0011]
According to the third aspect of the present invention, the adhesive in the receiving groove on the outer periphery of the supply roller is peeled off from below by the peeling member and applied in a layered manner on the upper surface of the tile on the feed belt.
[0012]
Invention of Claim 4 is the adhesive agent applicator for tiles as described in any one of Claims 1-3,
For example, as shown in FIGS.
An interlocking mechanism 70 that synchronizes the rotation operation of the adhesive supply roller 40 and the feeding operation of the tile feeding belt 60 is provided.
[0013]
According to the fourth aspect of the invention, since the rotation of the supply roller and the feed belt are operated in synchronization by the interlocking mechanism, the adhesive is uniformly applied to the upper surface of the tile on the feed belt.
[0014]
The invention according to claim 5 is the tile adhesive application device according to claim 4,
For example, as shown in FIGS.
Drive members 771 and 781 for driving the interlocking mechanism 70 are provided.
[0015]
According to the fifth aspect of the present invention, the rotation of the supply roller and the feed belt are operated in synchronization by driving the interlocking mechanism by operating the drive member or the like.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In the present embodiment, as shown in FIGS. 1 to 4, the tile adhesive application device includes an adhesive container 20, an adhesive push-out mechanism 30, an adhesive supply roller 40, and an adhesive quantification roller 50 on the frame 10. The tile feed belt 60, the interlocking mechanism 70, and the opening / closing mechanism 80 are provided.
[0021]
Specifically, the frame 10 is composed of a pair of left and right plates, and a carrying handle 11 is attached to the upper part of the outer surface of the frame 10.
An adhesive container 20, an adhesive supply roller 40, an adhesive quantification roller 50, a tile feed belt 60, and the like are incorporated in a pair of left and right frames 10 made of such plates. Further, the interlocking mechanism 70 and the like are assembled on one side surface outside the frame 10, and the opening / closing mechanism 80 is assembled on the other side surface.
[0022]
The adhesive container 20 has a horizontally long box-like tank shape, and is held so as to be sandwiched between two front and rear rods 12 installed in the upper part of the frame 10. As shown in an enlarged view in FIGS. 6 and 7, the adhesive container 20 has a shape in which the bottom portion has a rear surface as an inclined surface and the front and rear thicknesses are gradually reduced. A portion 21 is provided. An adhesive supply port 22 is formed by a continuous elongated hole along the lower portion of the cylindrical portion 21.
As shown in FIG. 8, an opening / closing member 23 using a rotation shaft is rotatably incorporated in the cylindrical portion 21. A large number (six in the illustrated example) of adhesive passages 24 are formed in the opening / closing member 23 at equal intervals along the axial direction. As shown in FIG. 5, the opening / closing member 23 is held by a bearing block 25 assembled to the frame 10 as shown in FIG. 5. A radial notch groove 26 is formed in the bearing block 25.
[0023]
Further, an opening / closing operation lever 27 and an attaching / detaching operation knob 28 are assembled to the bearing block 25 on the outer surface of the frame 10.
When the opening / closing operation lever 27 is turned, the opening / closing member 23 is rotated together to switch between the position where the adhesive passage 24 coincides with the adhesive supply port 22 and the position where the adhesive supply port 22 is hidden.
When the attaching / detaching operation knob 28 is pulled, the connection with the shaft end portion of the opening / closing member 23 is released, and the shaft end portion of the opening / closing member 23 can be inserted / removed along the notch groove 26 of the bearing block 25. Thereby, the adhesive storage container 20 can be attached to and detached from the frame 10 together with the opening / closing member 23.
[0024]
The adhesive container 20 includes an openable / closable lid 29 at the opening on the upper surface. The opening / closing lid 29 is fixed to the upper part of the adhesive container 20 by four clasps on the front, rear, left and right.
An adhesive extrusion mechanism 30 is provided on the adhesive storage container 20 described above.
[0025]
The adhesive extruding mechanism 30 includes an air cylinder 31, a piston 33, a weight 35, and the like installed on the opening / closing lid 29.
As shown in FIG. 7, the air cylinder 31 is airtightly fixed to the opening / closing lid 29 at the bottom where the air passage 32 opens. The open / close lid 29 is airtightly fixed to the adhesive storage container 20 via a packing (not shown). At this time, the air passage 32 is in communication with the adhesive storage container 20.
A weight 35 having a central hole into which the piston rod 34 is inserted is placed on the piston 33, and a T-shaped handle 36 is provided at the upper end of the piston rod 34. The T-shaped handle 36 can be attached to and detached from the upper end of the piston rod 34. The weight 35 is attached and detached by removing the T-shaped handle 36 from the upper end of the piston rod 34.
A cock 37 is provided to open and close the air passage 32.
[0026]
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, an adhesive supply roller 40 is disposed close to the cylindrical portion 21 at the bottom of the adhesive container 20. The adhesive supply roller 40 is made of POM (polyacetal), and has a large number (6 in the illustrated example) of adhesive receiving grooves 41 on the outer peripheral surface. As shown in FIG. 5, the adhesive supply roller 40 has a shaft end portion 42 held by a bearing block 43 assembled to the frame 10. A radial notch 44 is formed in the bearing block 43.
[0027]
An adhesive stripping member 45 made of a horizontally long plate material is disposed in the vicinity of the adhesive supply roller 40. The adhesive stripping member 45 has a number of strippers 46 (six in the illustrated example) whose tips are in contact with the adhesive receiving groove 41 of the adhesive supply roller 40 from below and from the rear side. The adhesive peeling member 45 is assembled so as to be swingable with respect to the frames 10 on both sides, and is always urged so that the peeling spatula 46 enters the adhesive receiving groove 41 by the spring force of the coil spring 47.
[0028]
Further, an adhesive quantification roller 50 that is in contact with the adhesive supply roller 40 from the front and obliquely upward is disposed. The adhesive quantification roller 50 is also made of POM, and the shaft end portion is held by a bearing block 51 assembled to the frame 10. Although not shown, the bearing block 51 is also formed with a notch in the radial direction.
[0029]
A horizontally long plate member 55 is arranged close to the adhesive quantification roller 50 below. As shown in FIG. 10, the plate member 55 has a spatula 56 whose tip is in contact with the outer peripheral surface of the adhesive quantification roller 50 in the vicinity of the contact portion with the adhesive supply roller 40 from below and from the front side. . The plate member 55 is swingably assembled to the frames 10 on both sides, and the spatula 56 is always urged by the spring force of the coil spring 57 so that the spatula 56 contacts the outer peripheral surface of the adhesive quantification roller 50.
[0030]
The tile feed belt 60 is provided in a chain sprocket mechanism provided in a bracket 61 that is fixed to the lower inner side surfaces of the frames 10 on both sides and is long in the front-rear direction. That is, sprockets 62 and 63 are respectively provided on the front and rear of a pair of left and right brackets 61 that extend greatly forward from the frame 10 and slightly protrude rearward, and a chain 64 is stretched around the front and rear sprockets 62 and 63. .
As shown in FIG. 9, a horizontally long belt member 66 is stretched around each of the left and right chains 64 via a mounting bracket 65. The belt member 66 is made of resin in the embodiment, and stopper fittings 67 are provided on both ends of the belt member 66 at appropriate positions.
A side guide 68 that is fixed to the frame 10 and guides and supports the tile feed belt 60 is disposed above the bracket 61.
The tile feed belt 60 described above rotates in a state where it floats from the lower end surface of the frame 10.
[0031]
Next, the interlocking mechanism 70 is assembled to the outer surface of one frame 10, and as shown in FIGS. 1 and 6, a first gear 71 and a second gear 72 that meshes with the first gear 71. The third gear 73 meshes with the second gear 72 from the front upper side, the fourth gear 74 meshes with the second gear 72 from below, the V belt 75, the pulley 76, and the like.
That is, the second gear 72 that meshes with the first gear 71 is provided coaxially via the adhesive supply roller 40 and the bearing block 43, and is attached to and detached from the bearing block 43 to the outside of the second gear 72. An operation knob 48 is provided. When the attaching / detaching operation knob 48 is pulled, the connection with the shaft end portion 42 of the adhesive supply roller 40 is released, and the shaft end portion 42 can be inserted / removed along the notch groove 44 of the bearing block 43. Thereby, the adhesive supply roller 40 can be attached to and detached from the frame 10.
[0032]
The third gear 73 that meshes with the second gear 72 from the front upper side is provided coaxially via the adhesive quantification roller 50 and the bearing block 51, and the bearing block 51 protrudes outside the third gear 73. An attaching / detaching operation knob 53 is provided. When the attaching / detaching operation knob 53 is pulled, the connection with the shaft end portion of the adhesive quantifying roller 50 is released, and the shaft end portion can be inserted / removed along the notch groove of the bearing block 51. As a result, the adhesive quantification roller 50 can be attached to and detached from the frame 10.
A pulley (not shown) is coaxially provided inside a fourth gear 74 that meshes with the second gear 72 from below, and a V belt 75 is hung on the pulley. The V-belt 75 is stretched around a pulley 76 provided coaxially with the sprocket 63.
[0033]
An outer flywheel 77 is provided coaxially on the outside of the first gear 71, and a foldable operation handle 771 is provided on the outer surface of the flywheel 77. The operation handle 771 serves as a driving member for the interlock mechanism 70.
Further, an integrated flywheel 78 is also provided coaxially outside the fourth gear 74, and the flywheel 78 is provided with an operation handle 781 that can be folded and stored. The operation handle 781 also serves as a drive member for the interlock mechanism 70.
[0034]
The interlocking mechanism 70 described above incorporates a stopper mechanism (not shown) that stops the rotation when the adhesive supply roller 40 rotates a predetermined amount. In the embodiment, when the adhesive supply roller 40 makes one rotation, for example, a stopper mechanism such as a ratchet mechanism is operated to stop the rotation. The rotation stop state of the interlocking mechanism 70 by the stopper mechanism is released by operating a stop release lever 79 provided as shown in FIG. That is, when the release operation knob 791 provided on the stop release lever 79 is grasped by hand and the stop release lever 79 is rotated by a slight angle, the rotation stop state by the stopper mechanism is released and the interlocking mechanism 70 is operable. It becomes.
[0035]
In the embodiment, the gear ratio between the first gear 71 and the second gear 72 is 1: 3, and the gear ratio between the second gear 72 and the fourth gear 74 is 1: 1. That is, when the first gear 71 is rotated three times by gripping and rotating the operation handle 771 raised from the flywheel 77, the adhesive supply roller 40 rotates one time integrally with the second gear 72. Further, when the operation handle 781 raised from the flywheel 78 is rotated by hand and the fourth gear 74 is rotated once, the adhesive supply roller 40 is rotated once.
The second gear 72 and the third gear are set to appropriate gear ratios so that the outer peripheral surface of the adhesive quantifying roller 50 is in close contact with the outer peripheral surface of the adhesive supply roller 40 and both rollers rotate without slipping from each other. Has been.
[0036]
Next, the opening / closing mechanism 80 is assembled to the outer surface of the other frame 10, and as shown in FIGS. 2 and 11, a first rotary piece 81, a second rotary piece 82, a first cam 83, The second cam 85 and the third cam 86 are configured.
That is, the first rotary piece 81 and the second rotary piece 82 are provided so as to be coaxially overlapped with each other via the adhesive supply roller 40 and the bearing block 43, and the attaching / detaching operation knob 48 provided on the bearing block 43 is The second rotating piece 82 protrudes outside. The first rotary piece 81 and the second rotary piece 82 are provided with pressers 811 and 821 on end surfaces separated by a predetermined angle as shown in the figure.
[0037]
The first cam 83 has a lever-like shape that is rotatable around the support shaft 84 at an intermediate position between the bearing block 43 of the adhesive supply roller 40 and the bearing block 25 of the opening / closing member 23. The first cam 83 has an inclined surface 831 with which the presser 821 of the second rotary piece 82 can abut on one end side and a long hole 832 on the other end side.
The second cam 85 is provided coaxially via the opening / closing member 23 and the bearing block 25, and the attachment / detachment operation knob 28 provided on the bearing block 25 protrudes to the outside of the second cam 85. The second cam 85 includes a pin 851 that engages with the long hole 832 of the first cam 83 on one end side.
[0038]
The third cam 86 has a bell crank shape that is rotatable around the support shaft 87 at a position lateral to the bearing block 43 of the adhesive supply roller 40 and a position below the bearing block 25 of the opening / closing member 23. . The third cam 86 has a protrusion 861 on one end side with which one side 833 of the first cam 83 can abut, and an inclined surface 862 on which the pressing element 811 of the first rotating piece 81 can abut. It is on the end side.
Further, a stopper pin 88 is provided on the side of the third cam 86. One side surface 863 of the third cam 86 can come into contact with the stopper pin 88.
[0039]
Here, the tile adhesive applicator having the above configuration is a unit tile (shown in FIG. 9) in which a surface is attached to a sheet of paper or the like of 300 mm in length and width and a large number of tiles are arranged at equal intervals in the embodiment. Sheet S and tile T), and has a width that can be placed on a scaffold in the field. For the unit tile of 300 mm in length and width, the adhesive supply roller 40 is set to an outer diameter of 300 mm in one rotation, and the interlocking mechanism 70 advances the tile feed belt 60 by 300 mm in synchronization with the adhesive supply roller 40. It is set to stop at the moment.
In the embodiment, a one-component ceramic bond is used as the organic elastic adhesive for tiles, and the adhesive container 20 is set to have a capacity for containing 1 kg of ceramic bond 3 kg. Further, the depth of the adhesive receiving groove 41 of the adhesive supply roller 40 is set so that a pressure is applied at the time of tiling and the thickness of the adhesive layer is 1 mm as defined (according to construction guidelines of the Architectural Institute).
[0040]
Next, an operation using the above tile adhesive applicator will be described.
First, the clasp of the adhesive storage container 20 is removed, the opening / closing lid 29 is removed, and 3 kg of one ceramic bond (not shown) is put into the adhesive storage container 20. Prior to this, the opening / closing operation lever 27 is turned by hand to switch to a position where the adhesive passage 24 of the opening / closing member 23 is hidden from the adhesive supply port 22.
After the ceramic bond is inserted, an opening / closing lid 29 is placed on the adhesive container 20 and fixed by a clasp. Subsequently, the air passage 32 is opened by twisting the cock 37 provided on the opening / closing lid 29. As a result, the adhesive pushing mechanism 30 integrated on the opening / closing lid 29 operates, that is, the air pressurized by the piston 33 on which the weight 35 in the air cylinder 31 is placed is stored in the adhesive from the air passage 32. It acts on the ceramic bond in the container 20.
[0041]
After the above preparation, the above-mentioned unit tile of 300 mm in length and width is placed on the tile feed belt 40 on the front side of the frame 10 with the sheet S as the bottom surface and the adhesive application surface as the top surface. Then, the release operation knob 791 is grasped by hand, and the stop release lever 79 is slightly lifted to release the rotation stop state of the interlocking mechanism 70 by the stopper mechanism.
Thereafter, when the operation handle 771 raised from the flywheel 77 is grasped by hand and rotated three times, the adhesive supply roller 40 rotates once through the first gear 71 and the second gear 72. At the same time, the adhesive quantification roller 40 also rotates through the second gear 72 and the third gear 73, and the sprocket 63 also rotates from the pulley inside the first gear 74 through the V belt 75 and the pulley 76.
Instead of the three-turn operation of the operation handle 771 of the flywheel 77 as described above, even if the operation handle 781 raised from the flywheel 78 is rotated once by hand, the fourth gear 74 and the second gear 72 are used. The adhesive supply roller 40 rotates once. However, in this case, the operation load is heavy.
[0042]
Simultaneously with the rotation of the operation handle 771 (or the operation handle 781), the opening / closing mechanism 80 operates to switch the adhesive passage 24 of the opening / closing member 23 to a position that coincides with the adhesive supply port 22 of the adhesive container 20.
That is, the contact 821 of the second rotating piece 82 coaxially integrated with the adhesive supply roller 40 that has started rotating pushes the inclined surface 831 of the first cam 83. Accordingly, as shown in FIGS. 11 to 12, the first cam 83 rotates around the support shaft 84, and the pin 851 engaged with the elongated hole 832 is pushed to open and close the opening / closing member 23 via the second cam 85. Rotates. As a result, the adhesive passage 24 coincides with the adhesive supply port 22. Note that one side surface 833 of the first cam 83 is pushed by the protrusion 861 and the third cam 86 rotates around the support shaft 87, and the one side surface 863 contacts the stopper pin 88.
Accordingly, each adhesive passage 25 in which the ceramic bond in the adhesive container 20 is opened to the adhesive supply port 22 is squeezed out by the action of pressurized air by the adhesive push-out mechanism 30 described above. In the embodiment, the ceramic bonds squeezed from the six adhesive passages 25 are respectively received by the six adhesive receiving grooves 41 of the adhesive supply roller 40 located immediately below.
[0043]
The ceramic bond received in the adhesive receiving groove 41 is quantified by the outer peripheral surface of the adhesive quantifying roller 50 that rotates in close contact with the outer peripheral surface of the rotating adhesive supply roller 40. Immediately after that, even if it slightly adheres to the outer peripheral surface of the adhesive quantification roller 50, the adhered ceramic bond is peeled off by the spatula 56 of the plate member 55 as shown in FIG. It is returned into the adhesive receiving groove 41 of the roller 40.
Thus, the quantified ceramic bond in the adhesive receiving groove 41 is peeled off by the spatula 46 of the adhesive peeling member 45 on the lower side of the rotating adhesive quantifying roller 50 as shown in FIG. It is. At this time, as shown in FIG. 9, the unit tile is moved by the tile feed belt 60 in synchronization with the rotation of the adhesive supply roller 40 and is peeled off from the adhesive receiving groove 41 immediately below. The ceramic bonds are applied in layers on the upper surfaces of the tiles T that are aligned on the sheet S.
[0044]
Thereafter, when the adhesive supply roller 40 makes one rotation, the stopper mechanism operates to stop the rotation of the interlocking mechanism 70, that is, the adhesion tax supply roller 40 and the tile feed belt 60 are stopped.
At this time, the opening / closing mechanism 80 also closes. That is, after the state of FIGS. 12 to 13 has elapsed, as shown in FIG. 14, the contact 811 of the first rotating piece 81 coaxially integrated with the adhesive supply roller 40 is inclined surface 861 of the third cam 86. Press. As a result, the third cam 86 rotates about the support shaft 87, and the protrusion 861 presses the one side surface 833 of the first cam 83. As a result, the first cam 83 rotates about the support shaft 84, and the opening / closing member 23 rotates via the second cam 85 by pressing the pin 851 engaged with the elongated hole 832. As a result, the adhesive passage 24 is switched to a position hidden from the adhesive supply port 22. Immediately thereafter, the opening / closing mechanism 80 returns to the state shown in FIG.
[0045]
Thus, the first adhesive application is completed. Subsequently, the second and subsequent adhesive applications are sequentially performed by repeating the above-described operation. In that case, the next unit tile is placed on the tile feed belt 60 so as to be connected to the first unit tile.
Therefore, the ceramic tiles are applied in layers on the upper surfaces of all tiles T in the aligned state on the sheet S in the second and subsequent unit tiles. In this way, the unit tile to which the ceramic bond is applied is picked up from the tile feed belt 60 and a predetermined tile attaching operation is performed on site.
As described above, the adhesive can be applied to the tiles advantageously in terms of space while managing the thickness of the adhesive on the site, regardless of experience and skill.
Here, the adhesive supply roller 40 and the like may be replaced according to the size change of the unit tile. Maintenance can be handled by disassembling and assembling each part.
[0046]
In the above embodiment, the interlock mechanism 70 is driven manually. However, the present invention is not limited to this, and the interlock mechanism 70 may be driven by an electric motor.
The adhesive container is not limited to a box-shaped tank, and the adhesive push-out mechanism is not limited to an air cylinder type. For example, it is good also as a storage container and extrusion mechanism of the type which puts an adhesive agent enclosure bag as it is and pinches. That is, any storage container may be used as long as it contains an adhesive and has an adhesive supply port that opens downward, and may be an extrusion mechanism having a function of extruding the adhesive from such a container.
Furthermore, the dimensions of the respective parts are not limited to those in the embodiments, and other specific details such as detailed structures can of course be changed as appropriate.
[0047]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, after the adhesive pushed out from the supply port of the storage container is received in the receiving groove on the outer periphery of the supply roller, the adhesive in the receiving groove can be applied to the upper surface of the tile on the feed belt. . Therefore, the thickness of the adhesive applied to the tile can be managed in the field regardless of experience and skill.
In addition, it is a device for applying an adhesive to a tile, and has a compact configuration including an adhesive container, an extrusion mechanism and a supply roller, and a tile feeding belt. Application work can be performed.
According to the first aspect of the present invention, the adhesive supply port is kept open during the rotation of the supply roller, and can be closed when the supply roller makes one rotation.
[0048]
According to the second aspect of the present invention, the adhesive can be held in the receiving groove on the outer periphery of the supply roller by the contact of the quantification roller, and the thickness of the adhesive layer can be made uniform. Can be measured to a certain amount. Therefore, the thickness of the adhesive applied to the tile can be properly managed.
[0049]
According to the third aspect of the present invention, the adhesive in the receiving groove on the outer periphery of the supply roller can be peeled off from the lower side by the peeling member and applied in layers to the upper surface of the tile on the feed belt.
[0050]
According to the fourth aspect of the present invention, the adhesive can be uniformly applied to the upper surface of the tile on the feed belt by synchronizing the rotation operation of the supply roller and the feed operation of the feed belt.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of an apparatus according to an embodiment to which the present invention is applied, as viewed from the operation unit side.
FIG. 2 is a schematic perspective view of the apparatus viewed from the side opposite to the operation unit side.
FIG. 3 is a schematic perspective view of the apparatus as seen from the tile feeding side.
FIG. 4 is a schematic perspective view of the apparatus as viewed from the side opposite to the tile feeding side.
5 is an enlarged perspective view of one end portion side of the adhesive supply roller of FIG. 4;
FIG. 6 is a schematic side view showing a relationship between an adhesive supply roller and an adhesive peeling member.
FIG. 7 is a longitudinal side view showing an adhesive container portion.
FIG. 8 is a plan view showing an opening / closing member of an adhesive supply port.
FIG. 9 is a front view showing a relationship among an adhesive supply roller and an adhesive peeling member, a tile feed belt, and a tile.
FIG. 10 is a schematic side view showing the relationship between an adhesive supply roller, an adhesive quantification roller, and a spatula.
FIG. 11 is an enlarged side view of the opening / closing mechanism portion of FIG. 2, and is a side view showing a state immediately before switching from a closed state to an open state.
12 is a side view showing a state immediately after the opening operation from the state of FIG.
13 is a side view showing a holding state of the opening operation from the state of FIG. 12. FIG.
14 is a side view showing a state immediately before the state shown in FIG. 13 is switched to the closed state.
[Explanation of symbols]
10 frames
11 Carrying handle
20 Adhesive container
22 Adhesive supply port
23 Opening / closing member
24 Adhesive passage
30 Adhesive extrusion mechanism
31 Air cylinder
32 Air passage
33 piston
35 weights
40 Adhesive supply roller
41 Adhesive receiving groove
45 Adhesive stripping member
50 Adhesive quantification roller
60 Tile Feed Belt
61 Bracket
62, 63 Sprocket
64 chain
65 Mounting bracket
66 Belt member
67 Stopper bracket
70 interlocking mechanism
71, 72, 73, 74 gears
75 V belt
76 pulley
77, 78 Flywheel
771, 781 Driving member
79 Stop release lever
791 Release control lever
80 Opening and closing mechanism
81, 82 Rotating top
811, 821 Presser
83, 85, 83 cams
84, 87
88 Stopper pin
S sheet
T tile

Claims

An adhesive storage container for storing an adhesive and having an adhesive supply port that opens downward;
An adhesive extrusion mechanism for extruding the adhesive in the adhesive storage container from the adhesive supply port;
An adhesive supply roller having an adhesive receiving groove on the outer peripheral surface for receiving the adhesive extruded from the adhesive supply port by the adhesive extrusion mechanism;
A tile feed belt for feeding a tile placed with the adhesive application surface as an upper surface to the lower side of the adhesive supply roller;
An opening and closing member for opening and closing the adhesive supply port;
An opening / closing mechanism that holds the opening / closing member open during rotation of the adhesive supply roller, and closes the opening / closing member when the adhesive supply roller makes one rotation; Adhesive application device.

2. The tile adhesive application device according to claim 1, further comprising an adhesive quantification roller that contacts an outer peripheral surface of the adhesive supply roller and holds the adhesive in the adhesive receiving groove.

2. An adhesive stripping member that peels off the adhesive in the adhesive receiving groove from below with respect to the adhesive supply roller and applies the adhesive to the upper surface of the tile on the tile feed belt. Or the adhesive agent coating apparatus for tiles of Claim 2.

4. The tile adhesive application device according to claim 1, further comprising an interlocking mechanism that synchronizes a rotation operation of the adhesive supply roller and a feed operation of the tile feed belt. 5. .

The tile adhesive application device according to claim 4, further comprising a drive member that drives the interlocking mechanism.