JP4150582B2 - 携帯通信機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み型の携帯通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話には伸縮式の外部アンテナとしてヘリカルアンテナが用いられている。ところが、このようなヘリカルアンテナは外部に突出した形状のため、携帯電話を落下した際の耐衝撃性の低下や携帯電話の設計自由度の低下という問題を有している。そこで、上記問題を解決するために、現在、携帯電話の内部に、逆Fアンテナ等の内蔵アンテナを設置するという方法が採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−136015号公報
【特許文献2】
特開平11−177485号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような方法をキーパッドやマイク等を備える操作筐体と液晶表示部やスピーカ等を備える表示筐体とがヒンジ部によって連結された折り畳み型の携帯電話に採用する際には、現実的に、操作筐体の内部に収納された回路基板あるいは表示筐体の内部に収納された回路基板のどちらか一方に上記内蔵アンテナが設置されている。アンテナが上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板とのどちらか一方に設置されていること及び上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板とがその一部を使用周波数においてハイインピーダンスである細い線路によって電気的に接続されていることによって、逆Fアンテナ等の不平衡型アンテナ動作時に地板に励起される放射電流の大部分は、アンテナが設置された回路基板にのみ励起されるため、結果として上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板とに流れる放射電流の差に起因する電位差が生じる。
【0005】
このような携帯電話を折り畳んだ状態にすると、上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板との間の放射電流の差に起因する電界が大きくなり、上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板との間に位置する各種デバイスは、上記電界中に配置された損失物体として振舞い、結果、上記内蔵アンテナの放射効率を悪化させるという問題点が生じる。また、上記内蔵アンテナは、ヘリカルアンテナに比べ各回路基板に励起される放射電流が大きいため、その影響が顕著となる。
【0006】
また、上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板とがその一部を使用周波数においてハイインピーダンスとなる細い線路によって電気的に接続されているため、逆Fアンテナ等の不平衡型アンテナ動作時に地板に励起される放射電流の大部分は、アンテナが設置された回路基板のみに励起される。このように回路基板に流れる放射電流はアンテナが設置された回路基板に集中する。このため、携帯通信機器が放射する電磁波の人体頭部による吸収量の指標である局所SAR(Specific Absorption Rate)は、上記操作筐体に収納された回路基板と上記表示筐体に収納された回路基板とが使用周波数おいて完全に電気的に接続されている携帯通信機器と比較して大きくなる。
【0007】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、以下の点を目的とするものである。
(1)折り畳み型の携帯通信機器の第1の筐体に収納される回路基板と第2の筐体に収納される回路基板とに生じる電位差を抑制することによって内蔵アンテナの放射効率を向上させる。
(2)折り畳み型の携帯通信機器の設計自由度を向上させる。
(3)回路基板に流れる放射電流を分散させることによって局所SARを低下させる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、第1の回路基板が収納される第1の筐体と、上記第1の回路基板と電気的に接続された第2の回路基板が収納される第2の筐体とがヒンジ部によって連結された折り畳み型の携帯通信機器であって、上記第1の回路基板に設置される第1の回路基板用アンテナと、上記第2の回路基板に設置されると共に上記第1の筐体と上記第2の筐体とが折り畳まれた際に上記第1の回路基板用アンテナと対峙する第2の回路基板用アンテナと、上記第1の回路基板用アンテナ及び上記第2の回路基板用アンテナにおいて同じ出力の電波が放射されるように上記第1の回路基板及び上記第2の回路基板に信号源から出力された電気信号を分配する電力分配器と、を備え、上記第1の回路基板用アンテナと上記第2の回路基板用アンテナとの体積は、同一であるという構成を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る携帯通信機器の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、携帯通信機器は、携帯電話として説明する。
【0012】
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図であり、(a)は、携帯電話を折り畳んだ状態の概略を示す図であり、(b)は、携帯電話を開いた状態の概略を示す図である。これらの図において、符号1は表示用回路基板(第1の回路基板)、2は操作・制御用回路基板(第2の回路基板)、3はフイルムケーブル、4はヒンジ部、5は第1のアンテナ(第1の回路基板用アンテナ)、6は第2のアンテナ(第2の回路基板用アンテナ)、7は信号源、8は電力分配器である。
【0013】
表示用回路基板1は、折り畳み型の携帯電話の液晶表示部やスピーカ等が設置される表示筐体(第1の筐体)の内部に収納されているものであり、例えば液晶表示部に画像を表示させるための回路である。操作・制御用回路基板2は、キーパッドやマイク等が設置される操作筐体(第2の筐体)に収納されているものであり、例えばキーパッドに入力された操作指令を操作信号として各種デバイスに出力するための回路である。ヒンジ部4は、上記表示筐体と操作筐体とをヒンジ部4の回転軸Lを中心とする回転移動できるように接続するものである。また、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とは、フイルムケーブル3によって、電気的に接続されている。このフイルムケーブル3は、使用周波数においてハイインピーダンスであり、容易に形状変更可能な細い線路である。このフイルムケーブル3は、ヒンジ部4に連結された上記表示筐体と操作筐体のヒンジ部4の回転軸Lを中心とする回転移動に伴って、その形状を変化されるものである。
【0014】
第1のアンテナ5は、入力された電気信号を電波として外部に向けて放射すると共に、外部の電波を受信するアンテナであり、図示するように、上記ヒンジ部4の近傍の表示用回路基板1上に設置されている。また、第2のアンテナ6は、上記第1のアンテナ5と同様の特性を有するアンテナであり、図示するように、上記ヒンジ部4の近傍の操作・制御用回路基板2上に設置されている。そして、携帯電話を折り畳んだ状態において、第1のアンテナ5と第2のアンテナが対峙するように設置されている。また、上記第1のアンテナ5と上記第2のアンテナ6の体積は各々同一に設定されており、第1のアンテナ5と上記第2のアンテナ6との体積を合わせた総体積は、携帯電話が使用している必要帯域の電波を捕らえられる体積に設定されている。
【0015】
信号源7は、上記第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6に電気信号を電力分配器8を介して給電するものであり、上記操作・制御用回路基板2上に設置されている。電力分配器8は、上記信号源7から出力された電気信号を上記第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6に同様に分配するものであり、図示するように、上記信号源7近傍の操作・制御用回路基板2上に設置されている。
【0016】
信号源7から出力された電気信号は、電力分配器8によって、同様に分配されて、各々、上記第1のアンテナ5と第2のアンテナ6に給電される。ここで、第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6は、第1のアンテナ及び第2のアンテナにおいて同じ出力の電波が放射されるように分配された電気信号を給電されることによって、同じ出力の電波を放射する。すなわち、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起され、さらに第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の各々が対峙するように設置されているので表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制される。
【0017】
表示用回路基板1と操作・制御回路基板2との間に位置する各種デバイスは、携帯電話が折り畳まれた際に、表示用回路基板1と操作・制御回路基板2との間の電界中に配置された損失物体として振舞うが、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されることによって、上記電界も抑制されるため、損失は少なくなる。よって、信号源7から出力された電気信号は、電力損失が少ない状態で上記第1及び第2のアンテナ5,6に給電される。
【0018】
すなわち、本第1実施形態に係る携帯電話によれば、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されるので、携帯電話が折り畳まれた状態において、第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の放射効率を低下させるような電界が抑制される。その結果、携帯電話が折り畳まれた際の第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の放射効率を向上させることができる。
【0019】
さらに、本第1実施形態に係る携帯電話によれば、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起されるため、表示用回路基板1あるいは操作・制御用回路基板2の何れかのみにアンテナが配置された場合と比較し、回路基板に励起される放射電流の密度は低下する。その結果、携帯通信機器が放射する電磁波の人体頭部による吸収量の指標である局所SARを低下させることができる。
【0020】
(第2実施形態)
図2は、本第2実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図である。
【0021】
本第2実施形態に係る携帯電話は、図示するように、第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6が、上記第1実施形態に係る携帯電話のヒンジ部4から離れた状態で、各々表示用回路基板1及び操作・制御用回路基板2上に設置されている。なお、本第2実施形態における第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6も、第1実施形態と同様に、携帯電話を折り畳んだ場合に対峙するように各々設置されている。そのため、本構成の場合も表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起され、さらに第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の各々が対峙するように設置されているので表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制される。
【0022】
したがって、上記第1実施形態と同様に、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との間に位置する各種デバイスは、携帯電話が折り畳まれた際に、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との間の電界中に配置された損失物質として振舞うが、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されることによって、上記電界も抑制されるため、上記各種デバイスによる損失は少なくなる。よって、信号源7から出力された電気信号は、電力損失が少ない状態で上記第1及び第2のアンテナ5,6に給電される。
【0023】
すなわち、本第2実施形態においても上記第1実施形態と同様、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されるので、携帯電話が折り畳まれた状態において、第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の放射効率を低下させるような電界も同じく抑制される。その結果、携帯電話を折り畳んだ際の第1のアンテナ5及び第2のアンテナ6の放射効率を向上させることができる。
【0024】
さらに、本第2実施形態においても上記第1実施形態と同様、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起されるため、表示用回路基板1あるいは操作・制御用回路基板2の何れかのみにアンテナが配置された場合と比較し、回路基板に励起される放射電流の密度は低下する。その結果、携帯通信機器が放射する電磁波の人体頭部による吸収量の指標である局所SARを低下させることができる。
【0025】
(第3実施形態)
図3は、本第3実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図である。この図において、符号9は第1の電力分配器、10は第2の電力分配器、11は第3の電力分配器である。
【0026】
第1のアンテナ5a,5bは、図示するように、ヒンジ部4の近傍及び離れた位置の表示用回路基板1上に各々設置されている。第2のアンテナ6a,6bは、ヒンジ部4の近傍及び離れた位置の操作・制御用回路基板2上に各々設置されている。また、これら第1のアンテナ5a,5b及び第2のアンテナ6a,6bの体積は各々同一に設定されており、第1のアンテナ5a,5bと上記第2のアンテナ6a,6bの体積を合わせた総体積は、携帯電話が使用している必要帯域の電波を捕らえられる体積に設定されている。また、上記第1のアンテナ5a,5bと第2のアンテナ6a,6bとは、上述した第1実施形態及び第2実施形態と同様、携帯電話を折り畳んだ場合に各々が対峙するように設置されている。
【0027】
第1の電力分配器9は、信号源7から出力された電気信号を同様に2つに分配するものであり、上記操作・制御用回路基板2上に設置されている。第2の電力分配器10は、上記第1の電力分配器9によって、分配された電気信号の一方をさらに同様に2つに分配して、上記第1のアンテナ5a,5bに各々給電するものであり、上記表示用回路基板1上に設置されている。第3の電力分配器11は、第1の電力分配器9によって、分配された電気信号の他方をさらに同様に2つに分配して、上記第2のアンテナ6a、6bに各々給電するものであり、上記操作・制御用回路基板2上に設置されるものである。
【0028】
つまり、信号源7から出力された電気信号は、第1の電力分配器9によって、同様に2つ分配され、その分配された一方の電気信号は、さらに第2の電力分配器10によって同様に分配されて各々第1のアンテナ5a,5bに給電される。また、第1の電力分配器9によって分配された他方の電気信号は、さらに第3の電力分配器11によって、同様に分配されて各々第2のアンテナ6a,6bに給電される。そして、各第1及び第2のアンテナ5a,5b,6a,6bに給電された電気信号は、各々の第1及び第2のアンテナ5a,5b,6a,6bによって、電波として外部に放射される。そのため、本構成の場合も表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起され、さらに第1のアンテナ5a,5b及び第2のアンテナ6a,6bの各々が対峙するように設置されているので表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制される。
【0029】
したがって上記第1及び第2実施形態と同様に、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との間に位置する各種デバイスは、携帯電話が折り畳まれた際に、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との間の電界中に配置された損失物体として振舞うが、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されることによって、上記電界も抑制されるため、上記各種デバイスによる損失は少なくなる。よって、信号源7から出力された電気信号は、電力損失が少ない状態で、上記各々の第1及び第2のアンテナ5a,5b,6a,6bに給電される。
【0030】
すなわち、本第3実施形態に係る携帯電話によれば、上記第1及び第2実施形態と同様に表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2との電位差が抑制されるので、携帯電話が折り畳まれた状態において、第1のアンテナ5a,5b及び第2のアンテナ6a,6bの放射効率を低下させるような電界も同じく抑制される。その結果、携帯電話が折り畳まれた際の第1のアンテナ5a,5b及び第2のアンテナ6a,6bの放射効率を向上させることができる。
【0031】
さらに、本第3実施形態においても上記第1及び第2実施形態と同様に、表示用回路基板1と操作・制御用回路基板2とに同位相及び同振幅の放射電流が励起されるため、表示用回路基板1あるいは操作・制御用回路基板2の何れかのみにアンテナが配置された場合と比較し、回路基板に励起される放射電流の密度は低下する。その結果、携帯通信機器が放射する電磁波の人体頭部による吸収量の指標である局所SARを低下させることができる。
【0032】
また、本第3実施形態に係る携帯電話によれば、各々の第1及び第2のアンテナ5a,5b,6a,6bの体積を小さくすることができるので、携帯電話の設計自由度を向上させることができる。
【0033】
なお、本発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形例も考えられる。
(1)上記第1〜第3実施形態において、表示用回路基板1及び操作・制御用回路基板2に、各々1つまたは2つのアンテナを設置した。しかしながら、アンテナの総体積が携帯電話の必要帯域を捕らえられる体積で、かつ、表示用回路基板1に設置される第1のアンテナと操作・制御用回路基板2に設置される第2のアンテナが、携帯電話を折り折り畳んだ場合に対峙するように設置されていれば良い。すなわち、アンテナを分散して設置できるため、携帯電話の設計自由度を向上させることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の回路基板が収納される第1の筐体と、上記第1の回路基板と電気的に接続された第2の回路基板が収納される第2の筐体とがヒンジ部によって連結された折り畳み型の携帯通信機器であって、上記第1の回路基板と上記第2の回路基板との電位差が抑制されるように、上記第1の回路基板には第1の回路基板用アンテナを設置し、上記第2の回路基板には第2の回路基板アンテナを設置し、上記第1の回路基板と上記第2の回路基板に同様の放射電流を励起させるので、折り畳み型の携帯通信機器の第1の筐体に収納される回路基板と第2の筐体に収納される回路基板とに生じる電位差を抑制することによって内蔵アンテナの放射効率を向上させ、設計自由度を向上させ、局所SARを低下させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本第1実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図であり、(a)は、携帯電話を折り畳んだ状態の概略を示す図であり、(b)は、携帯電話を開いた状態の概略を示す図である。
【図2】 本第2実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図である。
【図3】 本第3実施形態に係る携帯電話の内部構造の概略を示す概略図である。
【符号の説明】
1……表示用回路基板(第1の回路基板)
2……操作・制御用回路基板(第2の回路基板)
3……フイルムケーブル
4……ヒンジ部
5……第1のアンテナ(第1の回路基板用アンテナ)
6……第2のアンテナ(第2の回路基板用アンテナ)
7……信号源
8……電力分配器
9……第1の電力分配器
10……第2の電力分配器
11……第3の電力分配器
Claims (1)
- 第1の回路基板が収納される第1の筐体と、前記第1の回路基板と電気的に接続された第2の回路基板が収納される第2の筐体とがヒンジ部によって連結された折り畳み型の携帯通信機器であって、
前記第1の回路基板に設置される第1の回路基板用アンテナと、
前記第2の回路基板に設置されると共に前記第1の筐体と前記第2の筐体とが折り畳まれた際に前記第1の回路基板用アンテナと対峙する第2の回路基板用アンテナと、
前記第1の回路基板用アンテナ及び前記第2の回路基板用アンテナにおいて同じ出力の電波が放射されるように前記第1の回路基板及び前記第2の回路基板に信号源から出力された電気信号を分配する電力分配器と、
を備え、
前記第1の回路基板用アンテナと前記第2の回路基板用アンテナとの体積は、同一であることを特徴とする携帯通信機器。
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