JP4147933B2 - 端末装置、個人認証方法及び個人認証プログラム - Google Patents

端末装置、個人認証方法及び個人認証プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作キーを使用して個人認証を行う端末装置、個人認証方法及び個人認証プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の移動体通信端末装置の大幅な普及により、紛失、盗難等による移動体通信端末装置の不正使用や個人情報の漏洩等が懸念されている。このような、移動体通信端末装置の不正使用等を防止するため、ユーザが移動体通信端末装置の具備する操作キーを使用してパスワードを入力し、該入力したパスワードと、あらかじめ移動体通信端末装置内部に設定されたパスワードとが一致するか否かを判定することで、所有者本人の認証を可能としたものがある。
【0003】
しかしながら、移動体通信端末装置から入力されたパスワードを基に所有者本人の認証を行う方法では、以下のような問題が生じる虞がある。
第1の問題点として、パスワードは、決して所有者本人以外の者に知られてはならない。また、所有者本人以外の者に、類推されることのない複雑なパスワードでなくてはならないことが重要な要件となる。また、パスワード自体を定期的に変更することも重要な要件となる。
【0004】
さらに、一人で複数のパスワードを保持することは、珍しいことではなく、この場合、複数のパスワードの中から1つのパスワードが、移動体通信端末装置の所有者本人以外の者に漏洩された場合には、移動体通信端末装置の不正使用等による被害の拡散を最小限にとどめるために、新たなパスワードを移動体通信端末装置に設定することが好ましい。
【0005】
しかしながら、複雑なパスワードを移動体通信端末装置の所有者本人が把握していることは困難であり、また、パスワードを把握していたとしても、パスワードの変更を繰り返す中で、どのパスワードが現在の移動体通信端末装置に設定されたパスワードなのか、また、どのパスワードがどの機器に設定されたパスワードなのか、等の情報を、移動体通信端末装置の所有者本人が正確に把握することは困難である。このため、パスワードの変更を行わずに、同じパスワードを使用し続けたり、全てのパスワード入力に対して同じパスワードを登録したり、パスワードをメモ等に記録して保持することになり、実質的なセキュリティの低下の原因になっている。
【0006】
また、本発明と類似する従来技術として、入力音声を基にして携帯電話端末の所有者本人である認証を、秘匿性を保持しながら行う携帯電話端末がある(特許文献1参照)。
この特許文献1における携帯電話端末は、あらかじめ携帯電話端末に登録された複数組のキーワードと該キーワードに1対1で対応するパスワードとの中から、ランダムに1組のキーワードとパスワードとのペアを選択し、該選択したキーワードとペアとなるパスワードを発声させる。そして、該発声させたパスワードの音声認識結果を基に、ユーザから発声されたパスワードと携帯電話端末にあらかじめ登録されたキーワードと対になるパスワードとの同一性を照合して、携帯電話端末の使用者本人の認証を行うものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002―312318号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1における携帯電話端末においては、1対1に対応する1あるいはそれ以上のキーワードとパスワードとの組を携帯電話端末に登録するものであり、キーワードとパスワードとが1対1に対応しているため、携帯電話端末の所有者以外の者により、パスワードを推測することが容易となり、携帯電話端末の所有者以外の者による不正使用がなされる虞がある。
【0009】
また、この不正使用を防止するために、あらかじめ携帯電話端末に登録した1対1に対応する複数組のキーワードとパスワードとのペアの中から、乱数を使用してランダムに選択し、該選択したキーワードに対応するパスワードを用いて個人認証を行うことにより、パスワードの推測が困難となり、安全性、並びに、秘匿性の高い、確実な個人認証を実現できるものであると記載されている。
しかしながら、乱数を使用して、ランダムにキーワードとパスワードとの組を選択するため、複数のキーワードとパスワードとの組を選択するには、逐一乱数を用いて選択することとなり、個人認証処理に時間がかかることとなる。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、端末装置の所有者本人が容易にパスワード入力を行うことが可能で、且つ、端末装置の不正使用を防止し、更に、個人認証の処理時間を削減した端末装置、個人認証方法及び個人認証プログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明は以下のような特徴を有する。
本発明にかかる端末装置は、
所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、を記憶する認証情報記憶手段と、
前記認証情報記憶手段に記憶されたキーワード情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードを入力するパスワード入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力された複数のパスワードが、前記認証情報記憶手段に記憶された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、を有し、
前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して記憶し、
前記判定手段は、前記登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする。
【0015】
また、本発明にかかる端末装置は、
所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、を記憶する認証情報記憶手段と、
前記認証情報記憶手段に記憶されたキーワード情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードを入力するパスワード入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力された複数のパスワードから前記認証情報記憶手段に記憶された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0016】
また、本発明にかかる端末装置は、
所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、を記憶する認証情報記憶手段と、
前記認証情報記憶手段に記憶された複数のキーワード情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードを入力する入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力された各キーワード情報に対応するパスワードから前記認証情報記憶手段に記憶されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0017】
また、本発明にかかる端末装置において、
前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする。
【0020】
また、本発明にかかる個人認証方法は、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードが、前記端末装置に登録された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定工程と、
前記判定工程による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御工程と、を行い、
前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して登録し、
前記判定工程は、前記端末装置に登録された登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする。
【0022】
また、本発明にかかる個人認証方法は、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力された複数のパスワードから前記端末装置に登録された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得工程と、
前記取得工程により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御工程と、
を行うことを特徴とする。
【0023】
また、本発明にかかる個人認証方法は、
個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
前記端末装置に登録された複数のキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力されたパスワードから前記端末装置に登録されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得工程と、
前記取得工程により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御工程と、
を行うことを特徴とする。
【0024】
また、本発明にかかる個人認証方法において、
前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする
【0027】
また、本発明にかかる個人認証プログラムは、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードが、前記端末装置に登録された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定処理と、
前記判定処理による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御処理と、を実行させ、
前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して登録し、
前記判定処理は、前記端末装置に登録された登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする。
【0029】
また、本発明にかかる個人認証プログラムは、
個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードから前記端末装置に登録された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得処理と、
前記取得処理により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御処理と、
を実行させることを特徴とする。
【0030】
また、本発明にかかる個人認証プログラムは、
個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
前記端末装置に登録された複数のキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力されたパスワードから前記端末装置に登録されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得処理と、
前記取得処理により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御処理と、
を実行させることを特徴とする。
【0031】
また、本発明にかかる個人認証プログラムにおいて、
前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする
【0034】
【発明の実施の形態】
(本発明の特徴)
まず、図1を参照しながら本発明にかかる移動体通信端末装置について説明する。
本発明にかかる移動体通信端末装置は、移動体通信端末装置自身にあらかじめパスワードとキーワードとを登録しておき、パスワード入力時に、移動体通信端末装置の具備するパスワード入力画面にキーワードを表示し、移動体通信端末装置の使用者本人が該表示したキーワードを見ることで、個人認証に用いられる複雑なパスワードを思い出すことを支援する移動体通信端末装置である。
まず、個人認証情報の登録時に、個人認証情報登録手段1により、個人認証情報となるキーワードとパスワードとを個人認証情報記憶手段2に登録し保存する。これにより、個人認証情報記憶手段2に保存されたキーワードは移動体通信端末装置の具備するパスワード入力画面に表示されるため、移動体通信端末装置の所有者本人は、個人認証を行う際に、パスワード入力画面に表示されたキーワードを見て、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードを思い出すことが可能となる。
【0035】
なお、個人認証情報記憶手段2に保存されるキーワードに対して複数のパスワードが登録できるように設定することで、パスワードの順番も加味して個人認証の可否を判定することが可能となる。これにより、更にセキュリティの高い個人認証を行うことが可能となる。
【0036】
また、個人認証情報記憶手段2に保存されるパスワードにスコア情報を付加して登録することで、パスワードによる個人認証の際に取得したスコア情報により移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能に制限をかけることが可能となる。また、複数のパスワードに対してスコア情報を付加して登録することで、そのパスワードから取得したスコア情報の合計により、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能に制限をかけることが可能となる。
【0037】
このスコア情報の付加方法は、個人認証情報記憶手段2に保存されるキーワードに対して設定される複数のパスワードに対し、同一または異なるスコア情報を付加することとする。これにより、パスワード入力手段3からパスワードを個人認証情報処理手段4に入力し、個人認証情報処理手段4において、該入力したパスワードと、個人認証情報記憶手段2に保存されるキーワードに対して設定されたパスワードと、が一致したと判定した場合に、パスワードに付加されたスコア情報を取得することとする。なお、パスワード入力手段3から個人認証情報処理手段4にパスワードを入力する際には、個人認証情報記憶手段2に保存されるキーワードを移動体通信端末装置の具備するパスワード入力画面に表示することで、該表示されたキーワードをユーザが見て、キーワードに対応するパスワードを思い出すこととなる。
そして、複数のパスワードの入力が終了した際に、取得したスコア情報の合計により、移動体通信端末にアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能に制限をかけることが可能となる。
このように、本発明にかかる移動体通信端末装置は、キーワードに対して複数のパスワードの登録を可能とすることで、移動体通信端末装置の所有者本人以外の者によるパスワードの推測を困難なものとし、また、そのパスワードの登録の順番も個人認証の可否判断として利用できるため、セキュリティの高い個人認証を可能とする移動体通信端末装置を提供することが可能となる。また、キーワードに付加されたスコア情報により、移動体通信端末装置の利用制限を変更することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明にかかる実施の形態について詳細に説明する。
【0038】
(第1の実施の形態)
まず、図1を参照しながら本発明にかかる移動体通信端末装置の構成について説明する。
本発明にかかる移動体通信端末装置は、個人認証情報登録手段1と、個人認証情報記憶手段2と、パスワード入力手段3と、個人認証情報処理手段4と、を有して構成される。上記構成からなる各手段は、以下のような機能を有する。
【0039】
個人認証情報登録手段1は、個人認証情報となるキーワードとパスワードとを移動体通信端末装置の具備する入力画面に表示し、ユーザが移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて入力画面に入力した個人認証情報であるキーワードとパスワードとを個人認証情報記憶手段2に登録する。
なお、個人認証情報となるパスワードは、1つのキーワードに対して複数のパスワードを登録することも可能である。
また、1つのキーワードに対応する複数のパスワードはそのパスワードの登録順番の情報を保持することも可能である。
また、これらのキーワードとパスワードとの組を複数組登録することも可能である。
また、パスワードに対してスコア情報を付加することも可能である。なお、パスワードに付加するスコア情報の設定方法については特に限定されるものではなく、様々な設定方法が適用される。
【0040】
個人認証情報記憶手段2は、個人認証情報となるキーワードとパスワードとを保存しておくもので、必要に応じて各手段により個人認証情報記憶手段2にアクセスされる。
例えば、図2に示す個人認証情報記憶手段2に保存される構成例は、キーワードに対して、複数のパスワードが登録された構成をとる。また、パスワードに対してスコア情報が付加されている。例えば、キーワードK1に対して、複数のパスワードP1−1と、P1−2と、が登録されており、またパスワードP1−1にはスコア情報S1−1が付加されており、パスワードP1−2にはスコア情報S1−2が付加されている。
【0041】
パスワード入力手段3は、個人認証を行う際にユーザに対してパスワードの入力を求めるもので、個人認証情報として個人認証情報記憶手段2に登録されたキーワードがパスワード入力画面に表示される。
なお、パスワード入力画面に表示されたキーワードに対して複数のパスワードの登録が行われる場合は、パスワード入力手段3から複数のパスワードの入力が行われる。
【0042】
なお、個人認証情報として、複数のキーワードが個人認証情報記憶手段2に登録されている場合は、パスワード入力手段3が、1つのキーワードに対するパスワードの入力処理を複数のキーワードに対して行い、個人認証情報処理手段4において複数のパスワードの個人認証処理を行うことも可能である。また、1つのキーワードに対するパスワードの入力処理を複数のキーワードに対して行い、該入力処理により入力されたパスワードをキーワード毎にスペース等の区切り文字で区切り、複数のキーワードに対して入力された複数のパスワードを1度の操作で個人認証処理手段4に入力し、個人認証情報処理手段4において複数のパスワードの個人認証処理を行うことも可能である。
【0043】
個人認証情報処理手段4は、パスワード入力手段3から入力されたパスワードと個人認証情報記憶手段2に保存するパスワードとが一致するか否かを判定する。
なお、複数のパスワードの入力が行われた場合には、パスワード入力手段3から入力されたパスワードの入力順番も加味して個人認証の可否の判定が行われる。
これは、あらかじめ1つのキーワードに対して登録された複数のキーワードの登録順番情報を個人認証情報記憶手段2に保持しておき、パスワード入力手段3から入力されたパスワードが、個人認証情報記憶手段2に保持された登録順番情報と同じ順に入力されることで、個人認証の可否を判定することとする。
この場合、パスワード入力手段3から入力される全てのパスワードが、個人認証情報記憶手段2に登録された登録順番情報と同じ順に入力されることで個人認証が成立したとすることも可能である。なお、パスワード入力手段3から入力されるパスワードが、個人認証情報記憶手段2に登録された登録順番情報の登録順のパスワードと一致しないと判定した段階で個人認証の不成立とすることも可能である。
【0044】
また、パスワード入力手段3から、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードの登録数だけパスワードを順に入力し、該順に入力したパスワードと個人認証情報記憶手段2に登録された登録順のパスワードとが一致するパスワードの数を求め、一致したと判定したパスワードの数が、一定の閾値を越えていると判定した場合に、個人認証が成立したとすることも可能である。なお、該順に入力したパスワードと個人認証情報記憶手段2に登録された登録順のパスワードとが一致するパスワードの数が一定の閾値を越えることがないと認定された段階で、個人認証の不成立を決定することも可能である。
【0045】
また、パスワードにスコア情報が付加されている場合、パスワード入力手段3から入力されたパスワードと、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードと、が一致したと判定したパスワードのスコア情報により、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用制限を設定することが可能となる。
【0046】
また、パスワード入力手段3から複数のパスワードの入力が行われる場合は、そのスコア情報の合計で、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用制限を設定することが可能となる。
なお、上記各手段の機能をプログラムに記録して移動体通信端末装置において実行することも可能である。
【0047】
次に、図1を参照しながら、本発明にかかる移動体通信端末装置における個人認証の処理動作について詳細に説明する。
ここで、個人認証の処理動作を実行する前に、ユーザは、事前に個人認証情報となるキーワードとパスワードとを移動体通信端末装置の具備する操作キーから個人認証情報登録手段1に入力する必要がある。
なお、パスワードは、PIN(Personal Identifier Number)も含めた一般的なパスワードと同じものが適用される。また、キーワードは、ユーザが個人認証用のパスワードの入力を行う際に、パスワード入力画面に表示され、ユーザがパスワードを思い出すために利用されるものである。
【0048】
まず、ユーザは、個人認証情報となるキーワードとパスワードとを移動体通信端末装置の具備する操作キーから個人認証情報登録手段1に入力する。なお、該入力されたキーワードとパスワードとは、入力画面に表示される。ここで、個人認証情報登録手段1にキーワードを入力する際には、移動体通信端末装置の所有者本人が独自にルール付けしたパスワードをキーワードと共に個人認証情報登録手段1に入力され、該入力されたパスワードとキーワードとは、個人認証情報記憶手段2に登録される。なお、キーワードとパスワードとのルール付けについては特に規定はしないが、移動体通信端末装置の所有者本人以外の者に対して安易に推測されないものであることが条件となる。これは、安易なキーワードとパスワードとのルール付けでは、セキュリティの低下を招くからである。
【0049】
例えば、キーワードとして「誕生日」という情報を個人認証情報記憶手段2に登録し、パスワードとして「自分の誕生日である数字(0926)」という情報を個人認証情報記憶手段2に登録していた場合、移動体通信端末装置の所有者以外の者が移動体通信端末装置の具備するパスワード入力画面に表示されるキーワード(誕生日)を見て、個人認証情報記憶手段2に登録したパスワードがユーザの誕生日(0926)である旨を容易に推測することができるためである。なお、キーワードとパスワードとのルール付けは、移動体通信端末装置の所有者本人が把握しておくものであり、移動体通信端末装置に記憶しておくものではない。なお、キーワードとしては、文字情報、記号情報、画像等が挙げられるが、入力画面に表示できるものであれば特に限定されるものではなく、様々な情報をキーワードとして個人認証情報記憶手段2に登録することが可能である。
【0050】
また、キーワードと共に登録するパスワードに対してスコア情報を付加することも可能である。なお、パスワードに付加するスコア情報の設定方法については、特に限定されるものではなく、様々な設定方法が適用されることとなる。
例えば、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いてスコア情報を個人認証情報登録手段1に入力し、該入力したスコア情報をパスワードに付加して個人認証情報記憶手段2に登録する。あるいは、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて個人認証情報登録手段1に入力したパスワードの文字列長を基に個人認証情報登録手段1が自動的にスコア情報を付加して個人認証情報記憶手段2に登録することが考えられる。
【0051】
また、1つのキーワードに対して複数のパスワードを個人認証情報記憶手段2に登録することも可能である。また、1つのキーワードに対応する複数のパスワードを個人認証情報記憶手段2に登録した場合、そのパスワードの登録順番情報を個人認証情報記憶手段2に保持することも可能である。
【0052】
このように、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて個人認証情報登録手段1に入力された個人認証情報(キーワード、パスワード、スコア情報)は個人認証情報記憶手段2に保存される。
なお、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて個人認証情報の登録操作を複数回繰り返すことで、個人認証情報記憶手段2に複数の個人認証情報を保存することができる。
【0053】
次に、移動体通信端末装置における個人認証の処理動作について詳細に説明する。
パスワード入力手段3は、個人認証を行う際に、ユーザに対してパスワードの入力を求めるもので、まず、移動体通信端末装置の具備する操作キーにより、パスワード入力手段3を実行させ、個人認証情報として個人認証情報記憶手段2に登録されたキーワードをパスワード入力画面に表示させる。
これにより、ユーザは、パスワード入力画面に表示されたキーワードから、移動体通信端末装置の所有者本人が把握しているキーワードとパスワードとのルール付けを思い出し、移動体通信端末装置の具備する操作キーからパスワード入力手段3にパスワードを入力することができる。
次に、パスワード入力手段3に入力されたパスワードは、個人認証情報処理手段4に入力される。そして、個人認証情報処理手段4は、パスワード入力手段3から入力されたパスワードと個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードとが一致するか否かを判定する。該判定により、パスワードが一致すると判定した場合は、移動体通信端末装置の具備する機能の制限を解除することとする。
【0054】
ここで、1つのキーワードに対して、複数のパスワードが登録されている場合は、移動体通信端末装置の具備する操作キーから複数のパスワードがパスワード入力手段3に入力され、該入力された複数のパスワードが個人認証情報処理手段4に入力される。そして、個人認証情報処理手段4は、パスワード入力手段3から入力された複数のパスワードと個人認証情報記憶手段2に登録された複数のパスワードとが一致するか否かを判定する。該判定により、複数のパスワードが一致すると判定した場合は、移動体通信端末装置の具備する機能の制限を解除することとする。
【0055】
なお、個人認証情報記憶手段2に登録された1つのキーワードに対して登録された複数のパスワードの登録順番情報が個人認証情報記憶手段2に登録されている場合は、パスワード入力手段3から入力された複数のパスワードの入力順番と、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードの登録順番と、が一致するか否かを判定することで個人認証の可否を判定する判断材料として利用することも可能となる。
【0056】
例えば、移動体通信端末装置の具備する操作キーからパスワードを1つパスワード入力手段3に入力する。そして個人認証情報処理手段4において、パスワード入力手段3に入力されたパスワードと、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードと、が一致するか否かの判定を行い、パスワードが一致したと判定した場合に、次のパスワード入力処理を実行させる。そして、全てのパスワードが一致した場合に、個人認証が成立したと判定する。
【0057】
なお、パスワード入力手段3に入力されたパスワードと、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードと、が一致するか否かの判定を行う際に、パスワードが一致しないと判定した際には、個人認証処理を終了するように設定することも可能である。
【0058】
また、複数のキーワードが個人認証情報記憶手段2に登録されている場合は、移動体通信端末装置の具備する操作キーからパスワード入力手段3にパスワードを入力する際に、パスワード入力画面に表示されるキーワードを移動体通信端末装置側で任意に個人認証情報記憶手段2から選択するように設定することも可能である。また、ユーザが移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて、個人認証情報記憶手段2に登録されている複数のキーワードの中から選択するように設定することも可能である。
【0059】
このように、複数のキーワードが個人認証情報記憶手段2に登録されている場合は、移動体通信端末装置の具備する操作キーから複数のキーワードに対する複数のパスワードがパスワード入力手段3に入力され、個人認証処理の手続きを複数回繰り替えさせるように設定することも可能である。
【0060】
また、個人認証情報記憶手段2に登録されるパスワードにスコア情報が付加されている場合は、パスワード入力手段2から入力されたパスワードと、個人認証記憶手段2に登録されたパスワードと、が一致したと判定したパスワードに付加されたスコア情報により、個人認証情報処理手段4は、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用権限を設定することが可能となる。
【0061】
また、複数のキーワードが個人認証情報記憶手段2に登録されている場合は、各キーワードに対応するパスワードにスコア情報が付加され、パスワード入力手段3から入力されたパスワードと、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードと、が一致するか否かの判定を各キーワードに対して行い、該判定により一致したと判定した場合に取得するスコア情報の合計により、個人認証情報処理手段4は、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用制限を設定することが可能となる。
【0062】
また、個人認証情報記憶手段2に登録される複数のパスワードに対してスコア情報が付加されている場合は、パスワード入力手段3から入力された複数のパスワードの一致により取得したスコア情報の合計により、個人認証情報処理手段4は、移動体通信端末装置の具備する機能の利用権限を設定することが可能となる。
なお、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用制限は、従来の一般的な移動体通信端末装置のユーザ権限に相当するものである。従来の一般的な移動体通信端末装置は、ユーザ権限毎にユーザIDとパスワードとの組を登録しておく必要があったが、本発明にかかる移動体通信端末装置では、スコア情報(または、スコア情報の合計)により、ユーザ権限のレベルが変更されることを意味する。
【0063】
(第2の実施の形態)
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態における移動体通信端末装置は、1つのキーワードに対し複数のパスワードを入力させることで、移動体通信端末装置の所有者本人以外の第3者によるパスワードの推測を困難なものとした。第2の実施の形態における移動体通信端末装置は、1つのキーワードに対し複数のパスワードを入力させる際に、移動体通信端末装置に入力される複数のパスワードが所定の閾値を越えて一致しているか否かを判定することで、パスワードの正当性が立証されることとした。これにより、キーワードとパスワードとの組を個人認証情報とする特性を活かした移動体通信端末装置を提供することとする。
【0064】
まず、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて個人認証情報となる1つのキーワードに対して複数(j個)のパスワードを個人認証情報登録手段1に入力する。該入力されたキーワードと複数(j個)のパスワードとは、個人認証情報記憶手段2に登録され保存される。
次に、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いてパスワード入力手段3を実行させ、個人認証情報記憶手段2に保存されたキーワードを読み出し、パスワード入力画面にキーワードを表示する。そして、ユーザに対して複数(k個、但しj≧k)回のパスワード入力を求める。
そして、移動体通信端末装置の具備する操作キーを用いて複数(k個)回のパスワードがパスワード入力手段3に入力される。該入力された複数(k個)回のパスワードは、個人認証情報処理手段4に入力される。
次に、個人認証情報処理手段4は、パスワード入力手段3から入力された複数(k個)回のパスワードと、個人認証情報記憶手段2に登録されたパスワードとが一致したパスワードの数が所定の閾値(m個、但し、k≧m)を越えていると判定した場合に、個人認証の成立とみなし、移動体通信端末装置からアクセスできる情報及び移動体通信端末装置の具備する機能の利用制限を解除することが可能となる。
このように、パスワード入力手段3から入力された複数(k個)回のパスワードが、所定の閾値を越えていると判定した場合に個人認証の成立とみなすことで、ユーザがいくつか(k−m個)のパスワードを間違えたりあるいはパスワードを忘れても個人認証の成立が可能となる。
また、所定の閾値(m個)を越えることがないとみなした段階で、不正なユーザからのパスワード入力が行われているとみなし、即座に移動体通信端末装置の具備する機能をロックするように設定することも可能である。これにより、移動体通信端末装置の所有者以外の者による不正使用を防止でき、移動体通信端末装置のセキュリティを高めることも可能となる。
【0065】
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明は以下のような効果を奏する。
第1の効果として、個人認証情報となるキーワードと該キーワードに対応した複数のパスワードとを移動体通信端末装置に登録することで、パスワードの入力の際にパスワード入力画面に表示されたキーワードから、移動体通信端末装置の所有者本人が把握しているキーワードとパスワードとのルール付けを思い出し、キーワードに対応した少なくとも1つのパスワードを入力して、個人認証を行うことが可能となる。また、1つのキーワードに対して、複数のパスワードを登録することで、移動体通信端末装置の不正使用を防止し、更に、個人認証の処理時間を削減することが可能となる。
この時、キーワードに対応した複数のパスワードにスコア情報を付加することで、パスワードの一致により取得するスコア情報の合計により、移動体通信端末装置の利用権限のレベルを変更することが可能となる。
【0067】
第2の効果として、キーワードに対応したパスワードと共にパスワードの登録順番を移動体通信端末装置に登録し、該登録した登録順にパスワードが入力したか否かを判定し、登録順にパスワードが入力したと判定した場合に、個人認証の成立とみなし、移動体通信端末装置の具備する機能の制限を解除することが可能となることで、移動体通信端末装置の不正使用を防止することが可能となる。
【0068】
第3の効果として、キーワードに対応する複数(k個)回のパスワード入力に対して、いくつか(m個)の正しいパスワードが入力された時、正当なユーザと認めるような仕組みを提供できるためである。また、複数(k個)のパスワード入力に対して、所定の閾値(m個)を越えることがないとみなした段階で、不正なユーザからのパスワード入力が行われているとみなし、移動体通信端末装置の具備する機能をロックしてセキュリティを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる移動体通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における個人認証情報記憶手段の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 個人認証情報登録手段
2 個人認証情報記憶手段
3 パスワード入力手段
4 個人認証情報処理手段

Claims (12)

  1. 所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
    個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、を記憶する認証情報記憶手段と、
    前記認証情報記憶手段に記憶されたキーワード情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記パスワード入力手段により入力された複数のパスワードが、前記認証情報記憶手段に記憶された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、を有し、
    前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して記憶し、
    前記判定手段は、前記登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする端末装置。
  2. 所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
    個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、を記憶する認証情報記憶手段と、
    前記認証情報記憶手段に記憶されたキーワード情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記パスワード入力手段により入力された複数のパスワードから前記認証情報記憶手段に記憶された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  3. 所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う端末装置であって、
    個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、を記憶する認証情報記憶手段と、
    前記認証情報記憶手段に記憶された複数のキーワード情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードを入力する入力手段と、
    前記パスワード入力手段により入力された各キーワード情報に対応するパスワードから前記認証情報記憶手段に記憶されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  4. 前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする請求項または請求項3記載の端末装置。
  5. 個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
    前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードが、前記端末装置に登録された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定工程と、
    前記判定工程による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御工程と、を行い、
    前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して登録し、
    前記判定工程は、前記端末装置に登録された登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする個人認証方法。
  6. 個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
    前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力された複数のパスワードから前記端末装置に登録された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御工程と、
    を行うことを特徴とする個人認証方法。
  7. 個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証を行う個人認証方法であって、
    前記端末装置に登録された複数のキーワード情報を表示手段に表示する表示工程と、
    前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力されたパスワードから前記端末装置に登録されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御工程と、
    を行うことを特徴とする個人認証方法。
  8. 前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする請求項または請求項7記載の個人認証方法。
  9. 個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードの登録順と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
    前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードが、前記端末装置に登録された登録順と一致する場合に、個人認証の成立と判定する判定処理と、
    前記判定処理による判定結果に応じて前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御処理と、を実行させ、
    前記複数のパスワードに対して同一のまたは異なるスコア情報を付加して登録し、
    前記判定処理は、前記端末装置に登録された登録順と一致するパスワードに付加したスコア情報を取得し、該取得したスコア情報の合計が所定の値を満たしている場合に、個人認証の成立と判定することを特徴とする個人認証プログラム。
  10. 個人認証の際に用いるキーワード情報と、該キーワード情報に対応する複数のパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
    前記端末装置に登録されたキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
    前記表示手段に表示されたキーワード情報に対応する複数のパスワードが前記端末装置に入力された場合に、該入力された複数のパスワードから前記端末装置に登録された複数のパスワードと一致するパスワードを取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記端末装置の機能の利用制限を制御する制御処理と、
    を実行させることを特徴とする個人認証プログラム。
  11. 個人認証の際に用いる複数のキーワード情報と、各キーワード情報に対応するパスワードと、該パスワードに付加するスコア情報と、が登録された端末装置において、所定の操作を行う操作キーを使用して個人認証処理を実行させる個人認証プログラムであって、
    前記端末装置に登録された複数のキーワード情報を表示手段に表示する表示処理と、
    前記表示手段に表示された各キーワード情報に対応するパスワードが前記端末装置に入力された場合に、前記端末装置に入力されたパスワードから前記端末装置に登録されたパスワードと一致するパスワードを取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得したパスワードに付加されたスコア情報を基に個人認証の成立判定を行い、前記通信端末の機能の利用制限を制御する制御処理と、
    を実行させることを特徴とする個人認証プログラム。
  12. 前記パスワードには、同一のまたは異なるスコア情報を付加することを特徴とする請求項10または請求項11記載の個人認証プログラム。
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