JP4146010B2 - 合成樹脂製の容器及びその製造方法 - Google Patents

合成樹脂製の容器及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、合成樹脂製容器と、その製造方法に関するもである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ねじ部を備えた合成樹脂製容器は、そのねじ部と容器本体とが一体に成形することが一般的である。ところが、このねじ部の形状は容器本体に比して複雑であり、その成形用の金型の形状も複雑であり、成形加工も困難である。また、容器のねじ部の形状は変化させる必要がないにもかかわらず、容器本体の形状が変われば、ねじ部を形成する金型のねじ部形成部分も制作し直す必要が生じるものであり、デザインの多用化に充分に対応し得ない。また、ねじ部は、蓋体とのねじの螺合の良好性や密封性が要求され、他方、容器本体は、デザイン、質感、強度が要求され、内容物によっては、耐薬品性が要求される。さらに、今日においては、安全性や環境ホルモンの問題にも対応する必要が生じている。その結果、両者を同時に満足し得る樹脂は、限られており、両者を一体に成形する以上、全ての要求を満たすことが極めて困難となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、上記の事情に鑑み、ねじ部の成形を確実に行うことができ、容器全体のコストを低減できると同時に、容器本体のデザイン変更や多用化に即座に対応でき、しかも、蓋体とのねじの螺合の良好性や密封性等と言ったねじ部に対する要求と、デザイン、質感、強度、耐薬品性、安全性、環境ホルモンの影響への配慮等と言った容器本体に対する要求との、双方に対する要求を同時に満足させることができる合成樹脂性容器とその製造方法の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明にあっては、開口部を備えた容器本体1と、この容器本体1の開口部を閉じる蓋体に螺合するねじ部とを備えた合成樹脂製の容器において、容器本体1の内面を構成する内面部材3と、この内面部材3の外側に充填空間6を形成して組み合わされる中子部材4と、内面部材3と中子部材4との少なくとも何れか一方に支持された状態で組み合わされるねじ部材2との少なくとも3つの部材を備え、上記のねじ部材2は、その外周面にねじ部21を有し、その内周面が内面部材3の外側に配位され、ねじ部材2の下端が中子部材4の上端に載置され、このねじ部材2と内面部材3との間に上記の充填空間6が延長されたものであると共に、内面部材3の上端には係止部33が設けられて、この係止部33とねじ部材2の上端とが係合しており、このねじ部材2と内面部材3と中子部材4との少なくとも3つの部材が組み合わされ、この中子部材4の外側に外面部材5が樹脂成形されたものであると共に、中子部材4の内外を導通するように設けられた導通路43から上記の充填空間6に外面部材5の樹脂51が充填されたものである合成樹脂製容器を提供する。
本願の請求項2に係る発明にあっては、開口部11を備えた容器本体1と、この容器本体1の開口部11に設けられたねじ部21とを備えた合成樹脂製の容器の製造方法において、容器本体1の内面を構成する内面部材3と、この内面部材3の外側に充填空間6を形成して組み合わされる中子部材4と、内面部材3と中子部材4との少なくとも何れか一方に支持された状態で組み合わされるねじ部材2との少なくとも3つの部材を用意するものであり、上記のねじ部材2は、その外周面にねじ部21を有し、その内周面が内面部材3の外側に配位され、このねじ部材2と内面部材3との間に上記の充填空間6が延長され、このねじ部材2と内面部材3と中子部材4との少なくとも3つの部材を組み合わせ金型内に配位して、インサート成形し、この中子部材4の外側に外面部材5を樹脂成形すると同時に、中子部材4の内外を導通するように設けられた導通路43から上記の充填空間6に外面部材5の樹脂51を充填することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は、本願発明の実施の形態に係る容器の断面図であり、図2は同容器の内面部材の断面図であり、図3は同容器の中子部材の断面図であり、図4は同容器のねじ部材の断面図である。
【0006】
この容器は、開口部11を備えた容器本体1と、この容器本体1の開口部11に設けられたねじ部21とを備えた合成樹脂製の容器であり、このねじ部21に蓋体7のめねじ部71が螺合され、開口部11が閉じられるものである。そして、この容器本体1とねじ部21とは別部材によって形成されている。
そして、この容器は、容器本体1の内面を構成する内面部材3と、この内面部材3の外側に充填空間6を形成して組み合わされる中子部材4と、内面部材3と中子部材4との少なくとも何れか一方に支持された状態で組み合わされるねじ部材2との少なくとも3つの部材を用意し、この少なくとも3つの部材を組み合わせ、中子部材4の外側に外面部材5を成形すると同時に、中子部材4の内外を導通するように設けられた導通路43から上記の充填空間6に外面部材5の樹脂51を充填することによって、製造されている。
【0007】
各部について、具体的に説明する。まず、容器本体1は、内面部材3と、中子部材4と、外面部材5とから形成され、この開口部11にねじ部材2が配位され一体化されている。
【0008】
内面部材3は、合成樹脂製の部材であり、図2に示すように、有底の筒状を成しており、容器の内周面を構成して、容器の内容物の収納空間を規定する。この内面部材3は、筒部31と底部32とを備え、両者を一体に形成しているが、別体に形成することも可能であり、また、3以上の部材に分割することも可能である。この内面部材3の上端、即ち筒部31の上端には、径外方向に突出する係止部33が、この例では、全周に渡って形成されている。
【0009】
中子部材4は、合成樹脂製の部材であり、内面部材3の外側に配位される部材である。中子部材4と内面部材3との間には、図1に示すように、外面部材5の樹脂が充填される充填空間6を形成しておくことが望ましく、その内径は、内面部材の外径よりも、充填空間6の空間分だけ小さく形成される。充填空間6を形成しない場合には、両径は、略同一とすれば良い。また、充填空間6と同様の空間を形成するも、樹脂を充填せず空間として残しておくことも可能である。尚、中子部材4の内周面と、内面部材3の外周面との少なくとも何れか一方に、充填空間6のための間隔を維持するスペーサを形成してもよい。このスペーサは、中子部材4や内面部材3にリブ等の突起として、一体に形成してもよく、別体のスペーサを両者の間に配位してもよい。
【0010】
この中子部材4は、筒部41と底部42とを備え、両者を一体に形成しているが、別体に形成することも可能であり、また、3以上の部材に分割することも可能である。この中子部材3の適宜箇所、この例では、底部42には、充填空間6に外面部材の樹脂51を導入するための導通路43が、中子部材4の内外を貫通して形成されている。
【0011】
次に、ねじ部材2は、外周面にねじ部21を有した合成樹脂製の部材であり、筒状をなす。ねじ部材2の内周面は、容器本体1の開口部の内周面を構成するようにしてもよいが、この例では、内面部材3によって容器内面の全体を構成するようにしているため、ねじ部材2の内周面は内面部材3の外側に位置している。尚、両者の間には、上記の充填空間6を延長しておくことも望ましく、その場合には、両者2,3との間に空間を形成しておく。また、両者2,3の間に、中子部材4の一部が配位されるようにしてもよい。
【0012】
このねじ部材2は、内面部材3と中子部材4との少なくとも何れか一方、この例では両者3,4に支持された状態で組み合わされる。即ち、ねじ部材2は、内面部材3の外側に組み合わされる。そして、この例では、前述のように内面部材3の上端には係止部33が設けられているため、この係止部33とねじ部材2の上端とが係合する。他方、ねじ部材2の下端は、中子部材4の上端に載置される。この例では、ねじ部材2の下端と、中子部材4の上端との組合せが確実となるように、両者には、互いに係合する凹凸を形成している。尚、上記の係止部33は、ねじ部材2の上端に位置して、蓋体7との密封性を保つため、断面山形等として、蓋体7との線接触を図るようにしておくことが望ましい。
【0013】
ねじ部材2と内面部材3と中子部材4とが組み合わされた状態で、これらの部材は、外面部材5を形成する型内に配位され、外面部材5の成形がなされる。その際、外面部材5を形成する樹脂の一部は、導通路43から充填空間6内に導びかれ充填される。その結果、ねじ部材2と内面部材3と中子部材4とが充填された樹脂51を介して強固に一体化される。
【0014】
これらの各部材の樹脂は、同一の樹脂を用いてもよく、異なる樹脂を用いてもよく、容器の使用目的等によって種々変更して実施し得る。例えば、ねじ部材2と内面部材3と中子部材4には、安定性が高く、人体に悪影響を及ぼすおそれのある成分の溶出がないポリプロピレンを用い、外面部材5には、高級で重量感のあるABS樹脂やスチロール系樹脂を用いることができる。同様に、内面部材3には、顔料を添加せずに、他の外面部材5等には顔料を添加して着色を施すようにすることもできる。また、ねじ部材2には、良好な螺合感を得るために、ナイロン系の樹脂を用いることができる。さらに、内容物が比較的高温の状態で容器内に充填されるものの場合には、少なくとも内面部材3に耐熱樹脂を用い、他の部材については、耐熱樹脂ではなく、上記のような通常の樹脂を用いることもできる。またさらに、中子部材4には、炭酸カルシウム等の無機物を含有した易焼却性の樹脂を用いることによって、容器全体の燃焼カロリーを低く抑えることもできる。
【0015】
また、図5、図6、図7、図8に示すように、容器本体1の形状を変化させるに際しても、ねじ部材2のみ、或いは、ねじ部材2と内面部材3との形状を同じものとして、同じ成形型を用いて成形し、他の部材についてはのみ、異なる形状の型を用いることにより、デザイン変更を容易で安価なものとすることができるものである。尚、図5〜図8では、容器の大きさを略同じものとしているが、容器の高さのみを変更したり、外周や内周を変更したりすることも可能である。
【0016】
製造方法に関しては、上記の例の他、ねじ部材2と内面部材3と中子部材4と外面部材5とを夫々、別体に形成した後、これらの4部材を嵌合して、組み合わせることもできる。その際、導通路43から充填空間6内に樹脂を導くことは実質的に不可能であるため、これらの導通路43や充填空間6は設けないか、或いは、設けておいても、外面部材5については、上記の充填される樹脂51の部分を設けずに実施すればよい。また、ねじ部材2と内面部材3と中子部材4と外面部材5の各部材は、強制嵌合としてもよいが、接着剤等によって接合しておいてもよい。
【0017】
次に、図9は、他の実施の形態に係る容器の断面図である。この例では、中子部材4を用いずに、ねじ部材2と内面部材3と外面部材5との3部材によって、容器を構成したものである。詳しくは、内面部材3の上端寄りには、ねじ部材2を受容する凹部34が、周方向に連続して形成されている。この内面部材3の上端、即ち、凹部34の上端には、先の実施の形態と同様に、径外方向に突出する係止部33が設けられ、ねじ部材2が強制嵌合されて、この係止部33とねじ部材2の上端とが係合する。他方、凹部34の下端と、ねじ部材2の下端との間には、僅かな隙間が形成されている。そして、組み合わされたねじ部材2と内面部材3とが、外面部材5の成形用の金型内に配位され、外面部材5が成形される。その際、上記の隙間に外面部材5の樹脂が入り込み、この隙間に係合する凸部52が、外面部材の上端の内周面に形成されることとなり、ねじ部材2と内面部材3とを強固に結合する。また、ねじ部材2の下端と、外面部材5の上端との結合が確実となるように、両者には、互いに係合する凹凸が形成されている。
【0018】
製造方法に関しては、容器本体1の内面を構成する内面部材3と、この内面部材3に組み合わされるねじ部材2との少なくとも2つの部材を用意し、この少なくとも2つの部材を組み合わせ、これらの部材を外面部材5の成形用型内に配位して、容器本体1の外面を構成する外面部材5を成形することによって、容器本体1とねじ部材2とが別体に形成された合成樹脂製容器を製造する方法を挙げることができる。また、この方法の他、ねじ部材2と内面部材3と外面部材5とを夫々、別体に形成した後、これらの3部材を嵌合して、組み合わせることもできる。また、ねじ部材2と内面部材3と外面部材5の各部材は、強制嵌合としてもよいが、接着剤等によって接合しておいてもよい。
尚、この図9に示す実施の形態や、図1に示す実施の形態では、外面部材5以外の部材同士は、別個に形成したものを組合せて、外面部材5の金型内に配位してインサート成形したが、他の部材同士もインサート成形してもよい。例えば、ねじ部材2を、内面部材3の型内に配位して、インサート成形してもよい。
尚、上記の各例において、外面部材5を先に成形しておき、ねじ部材2と、又は、ねじ部材2と中子部材4と、夫々組み合わせて、内面部材3を形成する型内に配位して、インサート成形してもよい。
【0019】
次に、図10は、他の実施の形態に係る容器の断面図である。この例では、内面部材3と外面部材5とを一体化して本体部材101としたものである。即ち、本体部材101とねじ部材2との2部材によって、容器を構成したものである。詳しくは、本体部材101の上端寄りには、ねじ部材2を受容する凹部102が、周方向に連続して形成されている。この本体部材101の上端、即ち、凹部102の上端には、先の実施の形態と同様に、径外方向に突出する係止部103が設けられ、ねじ部材2が強制嵌合されて、この係止部103とねじ部材2の上端とが係合する。他方、凹部102の下端と、ねじ部材2の下端との間には、互いに係合する凹凸が形成されている。製造に際しては、本体部材101とねじ部材2とを別個に形成して、両者を強制嵌合等よって組み合わせたり、必要に応じて接着して固定したりする他、ねじ部材2を成形した後、本体部材101の金型内に配位してインサート成形してもよい。
【0020】
これらの例においても、各部材の樹脂は、同一の樹脂を用いてもよく、異なる樹脂を用いてもよく、容器の使用目的等によって種々変更して実施し得ることは、先の第1の実施の形態の場合と同様である。
【0021】
【発明の効果】
以上、本願の第1の発明は、ねじ部を備えたねじ部材と他の部材とを別体に成形するものであるため、ねじ部の成形を確実に行うことができ、容器全体のコストを低減できると同時に、容器本体のデザイン変更や多用化に即座に対応でき、しかも、蓋体とのねじの螺合の良好性や密封性等と言ったねじ部に対する要求と、デザイン、質感、強度、耐薬品性、安全性、環境ホルモンの影響への配慮等と言った容器本体に対する要求との、双方に対する要求を同時に満足させることができる合成樹脂性容器を提供することができたものである。
また、本願の第2の発明は、上記の特徴を備えた合成樹脂性容器を製造する方法を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図2】同容器の内面部材の断面図である。
【図3】(A)は同容器の中子部材の断面図であり、(B)と同平面図である。
【図4】同容器のねじ部材の断面図である。
【図5】本願発明の他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図6】本願発明のさらに他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図7】本願発明のさらに他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図8】本願発明のさらに他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図9】本願発明のさらに他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【図10】本願発明のさらに他の実施の形態に係る容器の断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 ねじ部材
3 内面部材
4 中子部材
5 外面部材
6 充填空間

Claims (2)

  1. 開口部を備えた容器本体(1) と、この容器本体(1) の開口部
    を閉じる蓋体に螺合するねじ部とを備えた合成樹脂製の容器において、
    容器本体 (1) の内面を構成する内面部材 (3) と、
    この内面部材 (3) の外側に充填空間 (6) を形成して組み合わされる中子部材 (4) と、
    内面部材 (3) と中子部材 (4) との少なくとも何れか一方に支持された状態で組み合わされるねじ部材 (2) との少なくとも3つの部材を備え、
    上記のねじ部材 (2) は、その外周面にねじ部 (21) を有し、その内周面が内面部材 (3) の外側に配位され、ねじ部材 (2) の下端が中子部材 (4) の上端に載置され、
    このねじ部材 (2) と内面部材 (3) との間に上記の充填空間 (6) が延長されたものであると共に、内面部材 (3) の上端には係止部 (33) が設けられて、この係止部 (33) とねじ部材 (2) の上端とが係合しており、
    このねじ部材 (2) と内面部材 (3) と中子部材 (4)
    との少なくとも3つの部材が組み合わされ、この中子部材 (4) の外側に外面部材 (5) が樹脂成形されたものであると共に、中子部材 (4) の内外を導通するように設けられた導通路 (43) から上記の充填空間 (6) に外面部材 (5) の樹脂 (51) が充填されたものであることを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 開口部 (11) を備えた容器本体 (1) と、
    この容器本体 (1) の開口部 (11) に設けられたねじ部 (21) とを備えた合成樹脂製の容器の製造方法において、
    容器本体 (1) の内面を構成する内面部材 (3) と、
    この内面部材 (3) の外側に充填空間 (6) を形成して組み合わされる中子部材 (4) と、
    内面部材 (3) と中子部材 (4) との少なくとも何れか一方に支持された状態で組み合わされるねじ部材 (2) との少なくとも3つの部材を用意するものであり、
    上記のねじ部材 (2) は、その外周面にねじ部 (21) を有し、その内周面が内面部材 (3) の外側に配位され、
    このねじ部材 (2) と内面部材 (3) との間に上記の充填空間 (6) が延長され、
    このねじ部材 (2) と内面部材 (3) と中子部材 (4)
    との少なくとも3つの部材を組み合わせ金型内に配位して、インサート成形し、
    この中子部材 (4) の外側に外面部材 (5) を樹脂成形すると同時に、中子部材 (4) の内外を導通するように設けられた導通路 (43) から上記の充填空間 (6) に外面部材 (5) の樹脂 (51) を充填することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法。
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