JP4145401B2 - トラクタの作業機連結装置 - Google Patents

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ例えば、農業用トラクタ側のPTO(Power Take-off Output) ドライブシャフト端部に設けたスプライン孔に作業機側のスプライン付きPIC(Power In-take Coupling)シャフトを軸線方向に摺動自在にスプライン嵌合することによってトラクタと作業機を着脱自在に連結するトラクタの作業機連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような農業用トラクタは、田畑の境界まで達したとき作業機をリフトして方向転換するため作業機リフトリンク機構を有する。このような作業機リフトリンク機構としては、図1に示すように、トップリンク1と、1対のロワーリンク2とにより3点支持したトラクタ側A型フレーム3を有し、このトラクタ側A型フレーム3のトップリンク側に設けたフック4を作業機側(図示せず)の吊り金具を引っ掛けてリンク機構を操作することによって作業機をリフトする。
【0003】
従来のトラクタの作業機連結装置においては、スプライン孔5Aを設けたPTOドライブシャフト5の端部は、軸受ケーシング6に溶接したコの字状ブラケット7にやはり溶接したトラニオン8を、トラクタ側A型フレーム3の支持プレート9に設けた収容溝に収容させ、このトラクタ側A型フレーム3に支持するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のトラクタの作業機連結装置においては、PTOドライブシャフト5の端部のスプライン孔と、PICシャフトのスプラインが単にスプライン嵌合しているだけで、長手方向には固定されておらず、作業中PTOドライブシャフトとPICシャフトとが常に長手方向に相対移動をするため、スプラインの磨耗が激しく、寿命が短いという欠点及びトラブルの原因となるという欠点があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、互いにスプライン嵌合するPTO側及びPIC側のシャフト相互の長手方向移動をロックし、また構造及び組立が簡単かつ確実にトラクタ側A型フレームに支持することができるトラクタの作業機連結装置を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明トラクタの作業機連結装置は、前記PTOドライブシャフト端部に、このPTOドライブシャフト端部を作業機リフトリンク機構に回転自在に連結する支持手段であって、前記PTOドライブシャフト端部の周囲に配置した軸受ユニットと、この軸受ユニットの周囲を挟持する1対の互いに対向する円弧状のカバー部材と、これらカバー部材の両側の端部からそれぞれ半径方向外方に突出する延長部分相互を緊締する鍔付き止環と、前記軸受ユニットの軸線方向の移動を阻止するC形クリップと、前記軸受ユニットと前記C型クリップとの間に配置した抜け止めリングとにより構成し、前記止環を作業機リフトリンク機構の支持プレートに設けた収容溝に掛合して支持するようにした、該支持手段と
前記スプライン付きPICシャフトをスプライン孔内に釈放自在にロックする複数個のボールを有するクイックセット手段と
を設け、前記PICシャフトのスプラインの外周に前記ボールが嵌合する周方向溝を設け、前記クイックセット手段は、
前記PTOドライブシャフト端部の側面に周方向に等間隔離れた位置で貫通させた半径方向横孔に収容した少なくとも1個のボールと、このボールの半径方向外方移動を阻止するボール阻止位置に向けて軸線方向にばね負荷されるリング状のボール押さえと、このボール押さえをばね力に抗して軸線方向にボール釈放位置に移動したとき前記ボール押さえをこのボール釈放位置に一時的に保持するよう半径方向ばね負荷を付与されるボール押さえ保持リングと、これらボール押さえ、軸線方向ばね、半径方向ばね及びボール押さえ保持リングを収容する摺動スリーブと、及びボール押さえをボール阻止位置に保持するストッパとにより構成した
ことを特徴とする。
【0007】
本発明トラクタの作業機連結装置によれば、クイックセット手段は、PTOドライブシャフトの端部に設けた複数個のボールがPICシャフトのスプライン部の周方向溝に嵌合し、PTO側及びPIC側のシャフト相互を迅速かつ簡単にロックして双方の軸線方向の相対移動を阻止するとともに、PT0ドライブシャフトを作業機リフトリンク機構に回転自在に支持する。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、図面につき本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0009】
図2は、トラクタ10のPTO側ドライブシャフト11と、作業機12のPICシャフト13との連結状態の線図的説明図である。PTO側ドライブシャフト11の端部14は、支持手段15(図3参照)を介してトラクタ側A型フレーム16に支持する。
【0010】
トラクタ側A型フレーム16は、トップリンク16A及び1対のロワーリンク16Bを有し、これらのリンクを操作することによって、トラクタ側A型フレーム16のトップリンク16A側にあるフック17を、作業機12に設けた吊り金具18に引っ掛けることにより、作業機12がトラクタ側A型フレーム16に引き寄せられ、PICシャフト13のスプラインがPTO側ドライブシャフト11の端部14のスプライン孔14A(図3参照)に自動的に嵌合する。
【0011】
PICシャフト13のスプラインを図2の(b)に示す。この図面に示すように、PICシャフト13のスプラインの周囲に周方向溝13Aを設ける。PICシャフト13のスプラインをPTO側ドライブシャフト11の端部14のスプライン孔14Aにスプライン嵌合させると、クイックセット手段19の少なくとも1個の、図示の実施の形態では3個のボール20がPICシャフト13のスプラインの周方向溝13Aに嵌合してこのPICシャフト13をPTO側ドライブシャフト11の端部14にロックし、両者の軸線方向相対移動を阻止する。
【0012】
支持手段15は、図3の(a),(b)に示すように、例えば、PTO側ドライブシャフト11の端部としての図示の実施例におけるユニバーサルジョイントのヨークの首部14の周囲に軸受ユニット15Aを装着し、抜け止めリング21を介在させ、C形クリップ22によって固着する。軸受ユニット15Aはヨークの首部に形成した肩部14SとC形クリップ22との間に抜け止めリング21を介在させて固定する。
【0013】
この構成によれば、PTOドライブシャフトの中間部例えば、雄雌のレモンチューブ(図示せず)間の伸縮時に大きなスラスト力が発生しても、抜け止めリング21が軸受ユニット15AとC形クリップ22との間に介在するため、C形クリップ22の幅狭部分が軸受ユニット15Aのコーナーに挟まって変形することが回避され、従って、この変形による軸受ユニット15Aの移動を回避することができる。
【0014】
軸受ユニット15Aの周囲を1対の互いに対向する円弧状のカバー部材23により挟持する。これらカバー部材23の両側の端部からそれぞれ半径方向外方に突出する延長部分23A相互を鍔付き止環24により緊締する。この鍔付き止環24は、作業機リフトリンク機構の支持プレート9(図1参照)に設けた収容溝に掛合することによって作業機リフトリンク機構のトラクタ側A型フレーム16に支持する。
【0015】
クイックセット手段19は、図4に示すように、例えば、PTOドライブシャフト端部としての図示の実施例におけるユニバーサルジョイントのヨークの首部14の遊端の近傍の側面に貫通させた1個の、又は周方向に等間隔離れた位置で貫通させた半径方向横孔に収容した複数個(図示の実施例では3個)のボール20と、これらボールの半径方向外方移動を阻止するボール阻止位置に向けて軸線方向にばね負荷されるリング状のボール押さえ25と、このボール押さえ25を軸線方向ばね26のばね力に抗して軸線方向にボール釈放位置に移動したときボール押さえ25をこのボール釈放位置に一時的に保持するよう半径方向ばね27によりばね負荷を付与されるボール押さえ保持リング28と、これらボール押さえ25、軸線方向ばね26、半径方向ばね27及びボール押さえ保持リング28を収容する摺動スリーブ29と、及びボール押さえ25をボール阻止位置に保持するストッパ30とにより構成する。
【0016】
本発明の好適な実施例によれば、半径方向ばね27を、図5に示すように、角錐ばね27とする。この角錐ばね27によれば、狭い限定されたスペースにおけるコイルの巻き数をできるだけ多く確保でき、これにより、ボール押さえ保持リング28の動作が機敏になり、また泥水が侵入しても動作の衰えがなくなる。
【0017】
本発明によれば、トラクタ側A型フレーム16の上部にあるフック17を作業機吊り金具18に引っ掛けて作業機リフトリンク機構を操作するとき、作業機12がトラクタ側A型フレーム16に引き寄せられ、PICシャフト13のスプラインがPTO側ドライブシャフト11の端部14のスプライン孔14Aに自動的に嵌合すると同時に、作業機側に設けた作用部31(図2参照)が摺動スリーブ29に掛合し、摺動スリーブ29を軸線方向ばね26のばね力に抗してボール押さえ25を図3及び図4に示すボール阻止位置からボール釈放位置まで(図3及び図4で見て左方向に)移動する。
【0018】
この状態で、更に作業機リフトリンク機構を操作することにより、PICシャフト13のスプラインの先端がボール20の位置を越えてスプライン孔14A内にボール20とPICシャフト13のスプラインの窪み13Aが整列する位置までPICシャフト13を一層引き込む。
【0019】
次に、作業機リフトリンク機構を操作して作業機吊り金具18からトラクタ側A型フレーム16の上部にあるフック17を外すと、作業機側の作用部31が摺動スリーブ29から離脱し、以下に詳細に説明するクイックセット手段の動作によりPICシャフト13のスプラインの窪み13Aにボール20が嵌合した状態でロックされる。
【0020】
作業機側に作用部31を設けない場合には、手操作により摺動スリーブ29をボール釈放位置に軸線方向ばね26の力に抗して押し込んでおく。これにより、半径方向ばね27の作用によってボール押さえ保持リング28を半径方向に押圧し、図6の(a)に示すように、摺動スリーブ29に対して偏心した位置に偏倚させる。この偏倚により、ボール押さえ保持リング28はボール押さえ25をボール阻止位置に保持するストッパ30に掛合してこの状態に保持される。
【0021】
この状態で、上述したように作業機リフトリンク機構を操作し、トラクタ側A型フレーム16の上部にあるフック17を作業機吊り金具18に引っ掛け、作業機12をトラクタ側A型フレーム16に引き寄せ、またPICシャフト13のスプラインの先端をボール20の位置を越えてスプライン孔14A内にボール20とPICシャフト13のスプラインの窪み13Aが整列する位置までPICシャフト13を引き込み、次にトラクタ側A型フレーム16の上部にあるフック17を作業機吊り金具18から外す操作をする。
【0022】
1個又は周方向に互いに等間隔離して配置した複数個のボール20がPICシャフト13のスプラインの窪み13Aに嵌合すると、これらボール20によってボール押さえ保持リング28は図6の(b)に示すように、摺動スリーブ29に対して同心状の状態に変位し、これによってストッパ30との掛合から離脱し、軸線方向ばね26の作用によりボール押さえ25及び従って摺動スリーブ29を図3及び図4に示すボール阻止位置に自動的に復帰する。これにより、PICシャフト13のスプラインはPTOドライブシャフト端部に即ち、図示の実施例ではユニバーサルジョイントのヨークの首部14にロックされる。
【0023】
更に、作業機側に作用部31を設ける代わりに、トラクタ側に摺動スリーブ29をボール釈放位置に移動させる他のアクチュエータ例えば、電磁装置又は摺動スリーブ操作用のリンク機構を設けることもできる。
【0024】
このようにPICシャフト13のスプラインがPTOドライブシャフト端部に連結した状態で、PTOドライブシャフト端部14は、支持手段15のカバー部材23の延長部分23Aにおける鍔付き止環24を介して作業機リフトリンク機構のトラクタ側A型フレーム16の支持プレート9に保持されるとともに、支持手段15の軸受ユニット15Aにより回転自在となる。
【0025】
逆に、PICシャフト13をPTO側ドライブシャフト11の端部14のスプライン孔14Aから取り外して作業機2を切り離す場合には、やはり作業機リフトリンク機構を操作し、トラクタ側A型フレーム16の上部にあるフック17を作業機吊り金具18に引っ掛け、作用部31又は他のアクチュエータにより、若しくは手操作によって摺動スリーブ29をボール釈放位置に軸線方向ばね26の力に抗してボール釈放位置に押し込み、ボールによるロックを解除する。
【0026】
このとき、半径方向ばね27の作用によってボール押さえ保持リング28を半径方向に押圧し、図6の(a)に示すように、摺動スリーブ29に対して偏心した位置に偏倚し、ボール押さえ保持リング28はボール押さえ25をボール阻止位置に保持するストッパ30に掛合してこの状態に保持される。次に、PTO側ドライブシャフト11の端部14のスプライン孔14AからPICシャフト13を引き抜くよう作業機リフトリンク機構を操作する。
【0027】
この引き抜き動作により、窪み13A内のボールは、PICシャフトのスプラインの外周面に乗り上がって半径方向外方に押しやられ、これらボールの半径方向外方移動によりボール押さえ保持リング28は図6の(b)に示すように摺動スリーブ29に対して同心状の状態に変位し、ストッパ30との掛合から離脱し、PICシャフト13がボール20との接触から離れたとき、ボール20は制限範囲内で半径方向に移動可能となり、軸線方向ばねの作用によりボール押さえ25及び摺動スリーブ29はボール阻止位置に復帰する。
【0028】
【発明の効果】
本発明トラクタの作業機連結装置によれば、PTOドライブシャフトの端部の支持手段及びクイックセット装置の双方を作業機リフトリンク機構に関連させて設けたため、作業機リフトリンク機構によって作業機をPTOドライブシャフトに自動装着することができ、PTOドライブシャフトの端部とPICを自動ロックすることができるため、スプライン部の軸線方向の摺動がなく、従って、スプライン部の磨耗をなくすことができるとともに、ドライブシャフト全体の動きに好影響を与え、ドライブシャフト全体の寿命を大幅に伸ばすことができる。
【0029】
更に、クイックセット装置の半径方向ばねを角錐ばねとする実施例によれば、動作性が向上し、泥水が侵入してもボール押さえ保持リングの動作に影響を与えることがなくなる。
【0030】
更に、本発明による好適な実施例の支持手段によれば、組み立てが簡単となりかつ小型軽量にすることができ、コストを低減することができるとともに、量産に適するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の作業機リフトリンク機構を説明する斜視図である。
【図2】(a)は本発明によるトラクタの作業機連結装置のPTO側ドライブシャフトと作業機のPICシャフトとの連結状態の線図的説明図であり、(b)はPICシャフトの端部の側面図である。
【図3】(a)は本発明によるトラクタの作業機連結装置のPTO側ドライブシャフトの端部における一部断面とする部分側面図であり、(b)は(a)のZ−Z線上の断面図、(c)は(a)のW−W線上から見た端面図である。
【図4】図3におけるPTO側ドライブシャフトの端部における一部断面とする拡大部分側面図である。
【図5】クイックセット手段のボール押さえ保持リングのための半径方向ばねの実施例の角錐ばねを示し、(a)は端面図、(b)は縦断面図である。
【図6】クイックセット手段の摺動スリーブとボール押さえ保持リングと半径方向ばねとの動作状況を示す説明図であり、(a)は摺動スリーブがボール釈放位置に移動したときの状態の説明図、(b)はボールがPICシャフトの外周面に乗り上ったときの状態の説明図である。
【符号の説明】
1 トップリンク
2 ロワーリンク
3 トラクタ側A型フレーム
4 フック
5A スプライン孔
5 PTOドライブシャフト
6 軸受ケーシング
7 コの字状ブラケット
8 トラニオン
9 支持プレート
10 トラクタ
11 PTO側ドライブシャフト
12 作業機
13 PICシャフト
14 PTO側ドライブシャフトの端部(ユニバーサルジョイントヨーク首部)
14A スプライン孔
15 支持手段
16 トラクタ側A型フレーム
16A トップリンク
16B ロワーリンク
17 フック
18 吊り金具
13A 周方向溝
19 クイックセット手段
20 ボール
15A 軸受ユニット
21 抜け止めリング
22 C形クリップ
14S 肩部
23 カバー部材
23A 延長部分
24 鍔付き止環
25 ボール押さえ
26 軸線方向ばね
27 半径方向ばね
28 ボール押さえ保持リング
29 摺動スリーブ
30 ストッパ
31 作用部

Claims (2)

  1. トラクタ側のPTOドライブシャフト端部に設けたスプライン孔に作業機側のスプライン付きPICシャフトを軸線方向に摺動自在にスプライン嵌合することによってトラクタと作業機を着脱自在に連結するトラクタの作業機連結装置において、
    前記PTOドライブシャフト端部に、このPTOドライブシャフト端部を作業機リフトリンク機構に回転自在に連結する支持手段であって、前記PTOドライブシャフト端部の周囲に配置した軸受ユニットと、この軸受ユニットの周囲を挟持する1対の互いに対向する円弧状のカバー部材と、これらカバー部材の両側の端部からそれぞれ半径方向外方に突出する延長部分相互を緊締する鍔付き止環と、前記軸受ユニットの軸線方向の移動を阻止するC形クリップと、前記軸受ユニットと前記C型クリップとの間に配置した抜け止めリングとにより構成し、前記止環を作業機リフトリンク機構の支持プレートに設けた収容溝に掛合して支持するようにした、該支持手段と
    前記スプライン付きPICシャフトをスプライン孔内に釈放自在にロックする複数個のボールを有するクイックセット手段と
    を設け、前記PICシャフトのスプラインの外周に前記ボールが嵌合する周方向溝を設け、前記クイックセット手段は、
    前記PTOドライブシャフト端部の側面に周方向に等間隔離れた位置で貫通させた半径方向横孔に収容した少なくとも1個のボールと、このボールの半径方向外方移動を阻止するボール阻止位置に向けて軸線方向にばね負荷されるリング状のボール押さえと、このボール押さえをばね力に抗して軸線方向にボール釈放位置に移動したとき前記ボール押さえをこのボール釈放位置に一時的に保持するよう半径方向ばね負荷を付与されるボール押さえ保持リングと、これらボール押さえ、軸線方向ばね、半径方向ばね及びボール押さえ保持リングを収容する摺動スリーブと、及びボール押さえをボール阻止位置に保持するストッパとにより構成した
    ことを特徴とするトラクタの作業機連結装置。
  2. 前記半径方向ばね負荷を角錐状コイルばねにより発生するようにした請求項1記載のトラクタの作業機連結装置。
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