JP4145368B2 - Information reading system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関する情報を収集し、記憶する情報記憶装置と情報記憶装置に記憶されている情報を読出可能な情報読出装置を備えた情報読出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の情報記憶装置として従来から一般的に知られているものに、たとえば、遊技機に関する情報を収集、記憶する情報記憶装置があった。そして、この種の従来の情報記憶装置においては、停電の発生に備えて、遊技者に補償するために必要な情報、たとえば遊技者が遊技中に獲得している持点が記憶されるように構成されていた。したがって、遊技場の営業時間中に停電が発生した場合であっても、停電復旧後、情報記憶装置の記憶内容に基づいて遊技者は停電発生前の持点を用いて再び遊技が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、長時間にわたって停電状態が継続し、たとえば、営業時間中に復旧する見込みのない場合には、遊技者に対して獲得した持点などに応じた何らかの補償を行なう必要がある。
【0004】
しかしながら、従来の情報記憶装置では、停電復旧後でなければ、たとえば遊技者の獲得した持点などを特定できないために、各遊技者に対して公平な補償を行なうことができず、これが原因で遊技場と遊技者との間でトラブルが生じ得るという不都合があった。
【0005】
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、停電の継続中においても遊技者に公平な補償行為を行なうために役立つ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、停電時に遊技者に補償するために必要な情報を前記遊技機から収集し、記憶する情報記憶手段を含む情報記憶装置と、電源を内蔵して該電源により動作し、前記情報記憶装置に対して前記情報記憶手段に記憶されている記憶情報の出力を指令する情報出力指令手段を含む情報読出装置と、を備え、前記情報記憶装置は、前記情報出力指令手段からの指令に応じて前記情報記憶手段が記憶している記憶情報を前記情報読出装置に対して出力する記憶情報出力手段と、停電が発生したときにその旨を検知する停電検知手段と、該停電検知手段により停電の発生が検知されたときに、前記記憶情報出力手段が記憶情報を出力するための電力を供給する予備電源手段と、を備え、前記情報読出装置は、前記記憶情報出力手段から出力される記憶情報を入力するための記憶情報入力手段と、該記憶情報入力手段に入力された記憶情報を表示する記憶情報表示手段と、を含み、前記情報記憶装置は、さらに、前記停電検知手段で停電が検知されている間は前記記憶情報出力手段による記憶情報の出力処理以外の処理を停止する停電時処理手段を含むことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記情報読出装置は、前記記憶情報入力手段に入力された記憶情報を印字するための記憶情報印字手段を含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の本発明によれば、情報読出装置は電源を内蔵して該電源により動作し、その情報読出装置に含まれる情報出力指令手段が、情報記憶装置に対して情報記憶手段に記憶されている記憶情報の出力を指令する。記憶情報出力手段の働きにより、情報出力指令手段からの指令に応じて情報記憶手段が記憶している記憶情報が情報読出装置に対して出力される。また、停電検知手段の働きにより、停電が発生したときにその旨が検知される。また、予備電源手段の働きにより、該停電検知手段により停電の発生が検知されたときに、前記記憶情報出力手段が記憶情報を出力するための電力が供給される。また、記憶情報入力手段の働きにより、前記記憶情報出力手段から出力される記憶情報が入力される。また、記憶情報表示手段の働きにより、該記憶情報入力手段に入力された記憶情報が表示される。停電時処理手段の働きにより、前記停電検知手段で停電が検知されている間は前記記憶情報出力手段による記憶情報の出力処理以外の処理が停止される。
【0011】
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、記憶情報印字手段により、前記記憶情報入力手段に入力された記憶情報が印字される。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る遊技用装置の全体の概略を示すシステムブロック図である。
【0016】
本発明に係る遊技用装置で管理される遊技場1には、たとえば複数の封入玉式パチンコ機(以下、単に遊技機という。)8が設置されている。遊技機8は、図3で後述するように、その内部に封入されたパチンコ玉が循環して遊技に使用されるタイプの遊技機である。したがって、この遊技機8で遊技を行なう遊技者は、パチンコ玉を直接手にすることはなく、遊技機8に表示される持点に基づいて遊技を行なう。
【0017】
各遊技機8には、共通カード処理機7が設けられている。この共通カード処理機7に遊技者所有の共通カードを挿入して所定の玉貸処理を行なうことにより、玉貸処理に基づいて遊技者に付与された持点を用いた遊技機8での遊技が可能となる。
【0018】
共通カードとは、共通カードシステムに加盟している遊技場であれば全国どこの遊技場であっても共通に使用できる、遊技機専用のプリペードカードのことである。この共通カードは、共通カード発行会社から遊技場1に出荷される。
【0019】
共通カードを持合わせていない遊技者は、たとえば遊技場1に設置されている共通カード販売機5において共通カードを購入することが可能である。遊技者が共通カード販売機5で共通カードを購入すれば、共通カード販売情報が共通カード販売機5からホール用管理コンピュータ13へ送信される。ホール用管理コンピュータ13とは、遊技場1がその経営に役立てるために所有している管理コンピュータである。また、共通カード販売機5は共通カード販売情報をターミナルボックス17を介して外部の共通カード管理センター2へも送信する。共通カード管理センター2は、前述した共通カード発行会社の管理下にあるセンターである。共通カード管理センター2には、共通カード販売機5を含めて、遊技場1から送信される種々の情報を受信し管理するための管理装置が設置されている。なお、共通カード販売情報には、遊技者が購入した共通カードの額面,購入の日時,遊技場1を識別するための識別情報などが含まれている。すなわち、共通カード管理センター2では、複数の遊技場1を管理している。
【0020】
遊技者が遊技機8で遊技を行なうためには、メンバーズカード163もしくはビジターカード164(図4参照)を会員カード処理装置9へ挿入しなければならない。メンバーズカード163とは、遊技者を特定可能なカード識別情報が記録されたカードであり、メンバーズカード163の発行を希望する遊技者は、たとえば、遊技場1のサービスカウンタにおいて会員登録を申し出て、遊技者の氏名や住所、その他遊技者本人に関する所定の事項を所定の書面などに記載する。すると、たとえば後日、遊技者の自宅にメンバーズカード163が郵送される。このメンバーズカード163は、遊技場1とは異なる会員カード発行会社において管理・発行されている。したがって、メンバーズカード163を発行するにあたって遊技者が開示した種々の個人情報は、会員カード発行会社において管理されている。このような会員情報を管理するためのセンターが会員カード管理センター3である。会員カード管理センター3には、会員情報を管理するための管理装置が設置されている。会員カード管理センター3では、複数の遊技場1における会員情報を各遊技場1毎に管理している。また、遊技場1においては、自店の会員に関する会員情報は、会員カード管理コンピュータ14を介してホール用管理コンピュータ13で管理可能である。なお、会員カード管理コンピュータ14は、会員カード管理センター3の管理下にあるため、遊技場1がその内容を改変できないように構成されている。会員カード管理コンピュータ14と会員カード管理センター3とは相互に通信可能であり、会員に関する種々の情報がやり取りされる。
【0021】
メンバーズカード163を所持しない遊技者が遊技機8で遊技を行ないたい場合には、その旨を遊技場1のサービスカウンタなどに申し入れれば、遊技者にビジターカード164が手渡される。ビジターカード164には、メンバーズカード163と同様にカードを識別可能なカード識別情報が記録されており、会員カード管理コンピュータ14および会員カード管理センター3では、この識別情報を手掛かりにして、ビジターカード164の管理が行なわれている。ただし、ビジターカード164は、メンバーズカード163と異なり、不特定多数の遊技者に使用されるため、前述の会員情報は管理されていない。
【0022】
遊技者がメンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9に挿入しない場合は、遊技機8での遊技を行なうことができないが、遊技を行なえるようにしてもよい。この場合は、遊技者が遊技を終了したいときに持点があれば、メンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9に挿入するようにすればよい。なお、会員カード処理装置9は後述するように情報開示装置10と一体的に構成されており、各遊技機8毎に設けられている。
【0023】
メンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9に挿入した状態で共通カード処理機7に共通カードを挿入して所定の玉貸操作を行なえば、共通カードから所定額が減算されるのと引換えに遊技者に所定数の持点が付与され、その持点が遊技機8に表示される。また、共通カードの引落額に関する共通カード引落額情報がターミナルボックス17を介して共通カード管理センター2へ送信される。なお、会員カード処理装置9にメンバーズカード163またはビジターカード164が挿入された場合にそのカード識別情報が会員カード管理コンピュータ14および会員カード管理センター3に送信されるように構成されている。これにより、重複したカード識別情報を有するカードを用いて不正遊技が行なわれていないか否かを管理することが可能となる。
【0024】
遊技者が自己の持点を使用して遊技機8で遊技を行なえば、遊技状態に応じて発生するさまざまな情報が遊技機8から台管理装置11へ送信される。たとえば、パチンコ玉が弾発発射される毎に利益球数情報が台管理装置11へ送信される。また、弾発発射されたパチンコ玉が所定の入賞口へ入賞して遊技者に持点が付与されれば、それに応じて不利益球数情報が台管理装置11へ送信される。遊技状態に応じていわゆる大当りが発生すれば、大当り情報が台管理装置11へ送信される。このように、遊技機8の遊技状況を表わすための各種情報を遊技情報と呼ぶ。パチンコ遊技機8から送信されるさまざまな遊技情報は台管理装置11において各遊技情報の種類毎に集計され、管理される。なお、台管理装置11は、遊技機8毎に設けられており、対応する遊技機の遊技情報を管理している。
【0025】
台管理装置11は、対応する遊技機8が設置されている遊技機設置島に設けられた島管理装置12と接続されている。島管理装置12は、遊技機設置島毎に設けられており、遊技機設置島に設置されている複数の遊技機8に関する遊技情報を管理する。具体的には、遊技機設置島に設置された遊技機8と対応して設けられている台管理装置11より各遊技機8の遊技情報を受信して各遊技機8毎にその遊技情報を管理している。さらに島管理装置12は、ホール用管理コンピュータ13と接続されている。島管理装置12はホール用管理コンピュータ13へ各遊技設置島毎に設置された遊技機8の遊技情報を送信する。ホール用管理コンピュータ13は、複数の島管理装置12より送信される遊技情報を受信して遊技機設置島毎に各遊技機8の遊技情報を管理する。このように遊技機8の遊技情報は、ホール用管理コンピュータ13,島管理装置12,台管理装置11により階層的に管理されている。
【0026】
情報開示装置10には、遊技者の操作によりさまざまな情報を表示させることが可能である。たとえば、テレビ放送番組、遊技情報を表示させることが可能に構成されている。遊技者が遊技を行なっている遊技機8の遊技情報を表示させるための所定の操作を行なえば、遊技機8の遊技情報が台管理装置11から情報開示装置10へ送信され、情報開示装置10でその遊技情報が表示される。会員カード処理装置9にメンバーズカード163が挿入されている場合には、自己の遊技機8以外の他の遊技機8に関する遊技情報を表示させることも可能である。その場合には、島管理装置12あるいはホール用管理コンピュータ13から必要な遊技情報が台管理装置11を介して情報開示装置10へ送信される。なお、会員カード処理装置9にビジターカード164が挿入されている場合には、他の遊技機8に関する遊技情報を表示させることはできないように構成されている。
【0027】
なお、遊技情報は、所定の操作により情報開示装置10から遊技者所有の携帯用情報開示装置74(図9参照)に転送させることも可能である。
【0028】
その他、情報開示装置10を操作することにより、遊技機8での遊技を中断させることも可能である。これにより、特定の遊技機8においての遊技をする権利を有した状態で当該遊技機8から席を立ち、たとえば昼食に出向くことなどが可能である。遊技者が、このような中断操作を行なえば、中断情報が会員カード処理装置9から会員カード管理コンピュータ14へ送信される。会員カード管理コンピュータ14は中断情報を会員カード管理センター3へ送信する。これにより会員カード管理センター3は、ある遊技場1に設置された特定の遊技機8において特定の遊技者が遊技を中断していることを把握することが可能である。なお、会員カード管理コンピュータ14からホール用管理コンピュータ13へは、必要に応じて中断情報などが送信される。これにより、ホール用管理コンピュータ13でも、遊技者の遊技状況などを把握することが可能である。
【0029】
持点を有した状態で遊技を終了し、さらに、その持点を用いて他の遊技機8でさらに遊技を行ないたい場合には、会員カード処理装置9からカードを返却させるための処理を行なえばよい。情報開示装置10には、遊技者の持点が「持玉」として表示されており、遊技者が所定のカード返却操作を行なえば、持点数すなわち持玉数を特定するための持玉情報が会員カード処理装置9から会員カード管理コンピュータ14へ送信される。会員カード管理コンピュータ14では、カードの識別情報別に持玉情報を記憶する。また、会員カード管理コンピュータ14は会員カード管理センター3へその持玉情報を送信する。会員カード管理センター3では、カードの識別情報別に持玉情報を記憶する。したがって、カード返却操作を行なった遊技者が他の遊技機8で再び遊技を開始するために自己のカードを他の遊技機8に対応した会員カード処理装置9へ挿入すれば、会員カード管理コンピュータ14よりそのカードに対応した持玉情報が読出されて会員カード処理装置9へ送信される。これにより、遊技者は前の遊技機8における遊技で獲得した持点を使用して再遊技が可能である。なお、獲得した持点をこのように「持玉」として処理した場合には、当該持玉は当日のみ有効なものとして取扱われる。すなわち、日が変われば会員カード管理コンピュータ14に記憶されている持玉情報はすべて消去され、その消去情報が会員カード管理センター3へ送信される。これにより会員カード管理センター3でも持玉情報が消去されることになる。
【0030】
一方、会員カード処理装置9にビジターカード164ではなくメンバーズカード163が挿入されている場合には、獲得した持点を「貯玉」することが可能である。「貯玉」とは、持点を遊技場預かりとして累積的に保管された持点、またはそのように保管させるための行為をいう。本実施形態では、持点を貯玉することにより、遊技行為当日のみならず過去において獲得した持点を累積的に保管できるように構成されている。しかしながら、前述した持玉として処理する場合と異なり、貯玉を直接用いた遊技はできないように構成されている。一方、貯玉を繰返し行なうことにより、遊技者は、一度の遊技では獲得することが困難な景品交換額の大きな景品を獲得することが可能となる。なお、景品交換額の大きな景品の一例として前述した携帯用情報開示装置74をその例に挙げることができる。
【0031】
メンバーズカード163を有する遊技者は、獲得した持点のうち、任意の大きさの持点を貯玉することができる。所定の大きさの持点を貯玉するための操作を行なえば、その大きさに相当する持点が会員カード処理装置9内で減算更新されるとともに貯玉の加算更新が行なわれる。
【0032】
一方、遊技者は会員カード処理装置9において、景品交換のための操作を行なうことも可能である。なお、メンバーズカード163のみならずビジターカード164を使用している場合も景品交換操作を行なうことかできる。所定の景品交換操作を行なうことにより、獲得した持点または既に遊技者が所有している貯玉を使用して所望の景品を選択・指定することができる。景品を指定すれば、その交換額分だけ持玉または貯玉が会員カード処理装置9内で減算される。また、遊技者の指定した景品の種類および景品の数が会員カード処理装置9内に一時的に記憶される。
【0033】
遊技者が景品交換操作や貯玉操作を終えた後、前述のカード返却操作を行なえば、会員カード処理装置9から会員カード管理コンピュータ14へ各種情報が送信される。景品交換が行なわれていれば、遊技者の指定した景品の種類および景品の数を特定するための景品情報が送信される。メンバーズカード163を用いた遊技が行なわれていた場合には、貯玉数を特定するための貯玉情報が送信される。なお、景品交換を行なうことにより、過去に所有していたすべての貯玉が使用し尽くされている場合には、貯玉数が「0」である旨の貯玉情報が送信されることになり、獲得した持点を一旦貯玉にした後、貯玉を使用した景品交換が行なわれておれば景品交換に基づいて減算更新された後の最終的な貯玉数を特定するための貯玉情報が送信されることになる。また、貯玉あるいは景品交換を終えてカード返却操作を行なった際に、持点が残っておれば、その持点を特定するための持玉情報が送信される。
【0034】
会員カード管理コンピュータ14は会員カード処理装置9より送信された各種情報を記憶する。貯玉情報または持点情報を受信すれば、それぞれの情報に含まれるカード識別情報を認識してカード識別情報毎に持玉情報または貯玉情報を更新して記憶する。これにより、持玉や貯玉の数が遊技者毎に管理される。会員カード処理装置9から景品情報を受信した会員カード管理コンピュータ14は、景品情報に含まれるカード識別情報を認識して、カード識別情報毎に景品情報を記憶する。これにより、各遊技者の獲得した景品の種類および数が管理される。
【0035】
会員カード管理コンピュータ14は、会員カード処理装置9から受信する情報を会員カード管理センター3およびホール用管理コンピュータ13へ送信する。会員カード管理センター3では、会員カード管理コンピュータ14から送信される各種情報を受信することにより、カード識別情報毎に貯玉数,持玉数,遊技者の獲得した景品を管理する。具体的には、たとえば、過去から現在に至るまでの各遊技者の貯玉数の変化や持玉数の変化などを経時的に管理し、必要に応じて各遊技者の貯玉数の変化などに関する履歴を出力可能なように構成されている。
【0036】
一方、会員カード処理装置9で所定の景品交換操作を終えた後、所定のカード返却操作を行なえば、会員カード処理装置9よりメンバーズカード163またはビジターカード164が排出されるとともに、景品の種類および数の記録された景品交換用レシートが発行される。サービスカウンタなどで景品交換用レシートをメンバーズカード163またはビジターカード164とともに係員に提示することにより、景品交換用レシートと引換えに所望の景品が遊技者に手渡される。
【0037】
遊技で獲得した持玉または貯玉を換金したい遊技者は、まず、持玉または貯玉を共通カードと交換する必要がある。景品処理装置15は、持玉あるいは貯玉を共通カードと交換するための専用の装置である。メンバーズカード163またはビジターカード164を景品処理装置15へ挿入して所定の共通カード交換操作を行なうことにより、遊技者の所有する持玉数あるいは貯玉数の範囲内で、交換すべき共通カードの額面を選択することが可能である。なお、遊技者が貯玉に加えて持玉も所有している場合には、両者を合わせた数の範囲内で共通カードと交換することができる。景品処理装置15にメンバーズカード163またはビジターカード164を挿入して所定の操作を行なえば、会員カード管理コンピュータ14から景品処理装置15へカードに対応した貯玉情報あるいは持玉情報が送信される。そして、景品処理装置15に遊技者の所有している持玉数あるいは貯玉数が表示される。遊技者が、共通カードの額面を指定して所定の払出操作を行なえば、所望の額面の共通カードが共通カード払出機16より払出される。
【0038】
共通カード払出機16より共通カードが払出されれば、共通カード払出機16からターミナルボックス17を介して共通カード管理センター2へ共通カード交換情報が送信される。この共通カード交換情報には、景品処理装置15の設置されている遊技場1を特定するための情報,払出された共通カードの額面を特定するための情報,払出が行なわれた日時を特定するための情報などが送信される。なお、これらの情報に加えて、払出の行なわれたメンバーズカード163を特定するためのカード識別情報も送信されるように構成してもよい。
【0039】
また、共通カード払出機16より共通カードが払出されれば、景品処理装置15内に一時記憶されている遊技者の持玉数または貯玉数が減算更新される。そして、遊技者が共通カードの払出操作を終えて所定のカード(メンバーズカード163またはビジターカード164)返却操作を行なえば、景品処理装置15から会員カード管理コンピュータ14へ減算更新後の持玉数または貯玉数を特定するための持玉情報または貯玉情報が送信される。会員カード管理コンピュータ14はこれを受信して、カード識別情報に対応する貯玉情報または持玉情報を更新して記憶する。さらに会員カード管理コンピュータ14は、景品処理装置15より送信されてきた貯玉情報あるいは持玉情報を会員カード管理センター3へ送信する。会員カード管理センター3はこれらの情報を受信して、前述と同様にして記憶する。また、会員カード管理コンピュータ14は、ホール用管理コンピュータ13へもこれらの情報を送信する。
【0040】
共通カードを所有する遊技者は、換金所4で共通カードを換金することが可能である。換金所4には、共通カードを換金するための共通カード買取機18が設置されている。共通カードを共通カード買取機18に挿入して所定の換金操作を行なえば、共通カードの額面に相当する現金が遊技者に払出される。共通カード買取機18で換金が発生すれば、共通カード買取機18からターミナルボックス17を介して共通カード管理センター2へ共通カード買取情報が送信される。この共通カード買取情報には、換金所4を特定するための情報,買取られた共通カードの額面を特定するための情報,換金が行なわれた日時を特定するための情報などが含まれている。
【0041】
共通カード払出機16から払出された共通カードを用いて遊技機8で再び遊技を行なうことも可能である。したがって、遊技機8で獲得した持点をすべて貯玉として処理した遊技者がその貯玉を利用して遊技を行ないたい場合には、景品処理装置15において貯玉を共通カードと交換すればよい。すなわち、遊技者が再度遊技を行なうべく、共通カード処理機7へ交換した共通カードを挿入すればよい。メンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9へ挿入すれば、会員カード処理装置9でカードに記録されているカード識別情報が読出される。そして、読出されたカード識別情報が会員カード処理装置9から会員カード管理コンピュータ14へ送信される。会員カード管理コンピュータ14はこれを認識して、そのカード識別情報に対応する持玉情報または貯玉情報を会員カード処理装置9へ送信する。遊技者は所定の操作を行なうことにより、自己が所有している持玉数や貯玉数を情報開示装置10に表示させることが可能であり、持玉が存在しておれば、その持玉を使用して遊技を開始することが可能である。なお、盗難などによりメンバーズカード163が他人に使用されてしまうことを防止するために、パスワードの入力の後、遊技が可能になるように構成してもよい。
【0042】
遊技の進行状況に応じて逐次変化する持点を特定するための持点情報は、遊技機8から会員カード処理装置9へ定期的に送信されている。会員カード処理装置9は、停電などの異常事態に備えてこの持点情報を記憶している。したがって、遊技中に停電などの異常事態が発生して、遊技者の獲得していた持点数を遊技機8で把握不可能となった場合であっても、会員カード処理装置9に記憶されている持点に基づいて遊技者に補償を行なうことが可能である。このように、会員カード処理装置9は、不測の事態に備えての持点のバックアップ装置としての機能をも有する。
【0043】
以上において、共通カード管理センター2へは、共通カード販売機5から共通カード販売情報が、共通カード処理機7からは共通カード引落額情報が、共通カード払出機16からは共通カード交換情報が、共通カード買取機18からは共通カード買取情報が、それぞれ送信されている。共通カード管理センター2では、これらの情報を各遊技場1毎に各情報別に管理している。たとえば、ある遊技場1から送信される共通カード販売情報に基づいて、共通カードが販売された日時,販売された共通カードの額面などを認識して、共通カードの販売履歴などを管理する。同様にして、引落額情報,共通カード交換情報,共通カード買取情報に基づいて、それぞれ、共通カードの使用状況履歴,共通カードの交換履歴,共通カードの買取履歴などを管理している。したがって共通カード管理センター2では、遊技機8に関する遊技場1の売上および支出を把握可能であり、遊技場1の収支を明朗にすることができる。これにより、遊技場1で行なわれ得る不正行為を共通カード管理センター2が監視する機能を有することになり、遊技場経営の健全化を図ることができる。たとえば、遊技場のこれまでの履歴からして、通常では考えられないような共通カードの買取額が1日で発生している場合には、不正行為のあったことが推認できるからである。
【0044】
一方、会員カード管理センター3へは、会員カード管理コンピュータ14を介して、会員カード処理装置9および景品処理装置15から持玉情報および貯玉情報が送信されている。したがって、会員カード管理センター3では、遊技者利益、すなわち、遊技場の支出を管理可能である。さらに会員カード管理センター3では、カード識別情報毎に遊技者利益を管理しているとともにその遊技者利益の変化状況を経時的に履歴として管理しているために、メンバーズカード163が改ざんして使用されていることを発見しやくすなる。通常では考えられないような大きさの遊技者利益が1日で発生しているような場合には、改ざんされている可能性が高いと考えられるからである。したがって、このような不正行為が行なわれることを極力防止可能である。
【0045】
さらに、遊技の開始、終了、景品交換など、遊技に関連して行なわれるすべての行為がメンバーズカード163を介在して行なわれるために、会員毎の詳細かつ正確な情報を収集可能となる。遊技場1は、たとえばホール用管理コンピュータ13を利用してこれらの情報を集計することにより、遊技者のニーズを適確に把握である。
【0046】
また、換金を行なう際にも共通カードが使用されるため、共通カードの流通量が増すことになる。また、従来においては、換金することを目的として持玉や貯玉を特殊景品に交換してしまった場合には、交換後に気が変わって遊技を続行することを望む場合であっても、当該特殊景品を直接用いた遊技を行なうことは不可能であった。しかしながら、図1に示す構成によれば、換金するに際しても共通カードが使用されるために、換金を目的として払出した共通カードを用いて再遊技を行なうことが可能となる。これにより、遊技者の利用の便が向上されるとともに、遊技機8の稼動率の向上を図ることが可能となる。また、実質的に遊技者の換金行為を極力低減することができるため、遊技場1の実質的な支出を低減できる。
【0047】
このように、図1の構成によれば、会員カード管理センター3により遊技場1の支出のすべてが管理され、共通カード管理センター2により遊技場1の売上のすべてが管理できる。したがって、遊技場1の収支が外部機関に明らかとなり、遊技場経営の健全化を図ることが可能となる。
【0048】
図2は、図1に示した遊技機8,共通カード処理機7,情報開示装置10および情報開示装置10と一体的に設けられている、会員カード処理装置9の配置関係を説明するための図である。
【0049】
遊技機8は、遊技機設置台6に並列して設置され、遊技機8を挟んで共通カード処理機7が設けられている。情報開示装置10は、各遊技機8と対応して、その上部に設けられている。情報開示装置10に表示される表示内容は遊技用椅子607に座した遊技者が視認可能に構成されている。そして、情報開示装置10の操作に応じて各種遊技情報等が情報開示装置10の表示画面に表示される。したがって、従来のように専用のカウンタなどに設けられた情報開示装置に出向かなくても、遊技者は遊技を行なうその場で各種遊技情報等を入手できる。また、前述のように、情報開示装置10において景品交換処理や持玉,貯玉に関する処理が行なえるため、遊技者の利便性が向上される。
【0050】
図3は、遊技機8および共通カード処理機7の正面図である。共通カード処理機7に設けられた連結方向指示器67の点灯状況により、遊技を行ないたい遊技機8に対応する共通カード処理機7を把握でき、共通カードをカード挿入・排出口65に挿入すれば、その共通カードの残高がカードリーダライトユニット72により読出される。また、共通カードが挿入されることにより、カード挿入表示器68が点灯する。読出されたカード残額は、遊技機8に設けられている操作部41の所定位置に表示される。操作部41は、前面に突出する態様で設けられており、上面の平面部分(図には現れていない)には、共通カードの残額を表示する表示器の他、各種表示器や各種操作スイッチが設けられている。
【0051】
遊技者がメンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9へ挿入して、遊技機8での遊技が可能な状態になればその旨がパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101に入力される。これにより、共通カード処理装置7を用いた玉貸操作が可能となる。遊技者が操作部41に設けられている玉貸スイッチを操作して所定の玉貸操作を行なえば、予め入力設定されている貸出単位額分の残高が減額されるとともに、共通カード引落額情報が情報出力部71より出力される。そして、貸出単位額分の持点が操作部41に設けられている持点表示器(図示省略)に加算更新して表示される。共通カード処理装置7には、端数表示スイッチ66が設けられており、この端数表示スイッチ66を押圧操作することにより、たとえば、エラーが発生した場合のエラーコードなどの情報を前述持点表示器に表示させることが可能である。
【0052】
持点の存在する状態で、遊技者が打球操作ハンドル37を操作して遊技を開始すれば、打玉が一発ずつ遊技領域46に発射されるとともに、持点表示器より持点が減算表示される。遊技領域46に打込まれた打玉が通常入賞口57,55に入賞すれば、所定数の持点が持点表示器に加算表示される。一方、打玉が始動入賞口58に入賞すれば、可変表示装置47において図柄の可変表示が開始される。なお、可変表示装置47の可変表示中に打玉が始動入賞口58に入賞すれば、その入賞が記憶される。そして、前回の可変表示が終了した後に、その記憶に基づいた可変表示が開始される。可変表示装置47の可変表示結果が予め定められた特定の組合せ(たとえば図示する状態)となれば、いわゆる大当りが発生する。大当りが発生すれば、ソレノイド51が励磁されて可変入賞球装置48に設けられている開閉板50が開成し、可変入賞球装置48内に打玉を入賞させることが可能な遊技者にとって有利な第1の状態となる。また、大当りの発生とともに、効果音がスピーカ42あるいはスピーカ40より発せられる。また、サイドランプ61が点滅表示される。
【0053】
可変入賞球装置48の前記第1の状態は、開閉板50が開成状態となった後に、30秒が経過するか、または、可変入賞球装置48の大入賞口49に打玉が10個入賞するかのうちのいずれか早い方の条件が成立することにより終了して開閉板50が閉成状態となり、可変入賞球装置48に打玉を入賞させることが不可能な遊技者にとって不利な第2の状態となる。大入賞口49に入賞した打玉は、その内部に設けられた入賞玉検出器54により検出される。
【0054】
大入賞口49の内側の左側部分には、通常「Vポケット」と呼ばれる特定入賞領域が設けられている。打玉がこの特定入賞領域に入賞すれば、その入賞が特定入賞玉検出器53により検出される。特定入賞玉が検出されると、その回の可変入賞球装置48の前記第1の状態が終了するのを待って、再度、可変入賞球装置48を前記第1の状態に駆動制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御により、可変入賞球装置48は最大16回連続して前記第1の状態となる。大当りが発生した後、この繰返し継続制御が行なわれている遊技状態を、特に特定遊技状態という。繰返し継続制御の終了後、可変入賞球装置48は、前記第1の状態から前記第2の状態に変化する。
【0055】
56は、ワープ入口であり、進入した打玉を始動入賞口58の上方部分に案内して解放する。
【0056】
一方、遊技領域46に打込まれた後、いずれの入賞口にも入賞しなかった打玉はアウト口60より回収される。また、発射勢いが弱すぎて遊技領域にまで到達しなかった打玉はファウル玉戻り口73より回収されてファウル玉検出器45で検出される。ファウル玉検出器45で検出された打玉数に相当する得点は前記得点表示器で加算表示される。なお、44は発射玉検出器であり、弾発発射された打玉が検出される。
【0057】
遊技場側で予め定めたラッキーナンバーにより、大当りが発生した場合には、いわゆる持玉遊技が可能となる。持玉遊技とは、大当りに基づいて遊技者に付与された得点を用いて、その大当りの終了後、継続して遊技を行なうことが可能となるという、遊技者への特典の1つである。ラッキーナンバーで大当りが発生すれば、ラッキーナンバーで大当りしたことを遊技場の係員が確認し、リセットキースイッチ38に所定のキーを挿入して操作することにより、その操作をリセット操作検出器38aが検出し、遊技続行許容表示器39が点灯する。その後、持玉遊技ができなくなるか、その遊技者が遊技をやめる場合、もう一度リセットキースイッチ38を操作すれば遊技続行許容表示器39は消灯する。
【0058】
遊技領域46に打込まれた後、回収された打玉は、遊技機8内を循環して、再び弾発発射可能位置に導かれるように構成されている。前面枠34には、操作部41が一体的に設けられた前面板36を開閉するための錠穴が設けられている。遊技場の係員などが、この錠穴に所定の鍵を差込んで解錠操作した後、前面板開閉部62を操作すれば、前面板36が開成する。前面枠34を開成させることにより、玉出レバー部63を操作することが可能となる。玉出レバー部63を操作することにより、遊技機8内で循環して使用されている封入玉を玉出穴64より取出すことが可能である。
【0059】
遊技機8には、遊技場の係員などにより、その開閉が自在となるガラス扉35が設けられている。
【0060】
遊技機8の裏面には、遊技情報を出力するための情報出力端子(図示省略)が設けられている。この情報出力端子から前述した台管理装置11へ各種遊技情報が出力される。すなわち、大当りの成立を示す大当り情報、始動入賞の発生を示す始動入賞情報、打玉が弾発発射されたことを示す打込玉情報などが出力される。
【0061】
図4は、情報開示装置10の構成を示す図である。情報開示装置10には、メンバーズカード163およびビジターカード164を処理するための、前述の会員カード処理装置9が一体的に設けられている。前面板114には、たとえばテレビ放送に関する音声情報を出力するためのイヤホン端子26が設けられている。その他、前面板114には、遊技場の係員を呼出す際に使用する呼出スイッチ25、ランプ基板113aが設けられた飾りカバー118、ランプ基板113bが設けられた飾りカバー基板19、情報入力部33および情報出力部32を覆う飾りカバー20、開口22を有しランプ基板113a,113bの一部を覆う態様で設けられた飾りカバー21が取付けられている。そして前面板114は取付基板112により、遊技機8の上部に取付けられている。
【0062】
開口22には、画像表示装置117の表示画面が臨んでいる。画像表示装置117は、表示器ユニット115として、取付基板112に一体的に設けられている。画像表示装置117の表示画面はタッチパネル116で構成されており、遊技者が指で触れることにより、タッチパネル116に表示される各種メニューの選択が可能である。角度調節ダイヤル27を操作すれば、表示器ユニット115が回動してタッチパネル116の角度が変化する。これにより、遊技者は見やすい位置にタッチパネル116を調節することが可能である。画像表示装置117は、たとえば液晶表示装置により構成されている。
【0063】
遊技者が呼出スイッチ25を操作すれば、ランプ基板113a,113bに設けられているLED集合体24やランプ23a,23bが点滅表示される。その他、ランプ23a,23bおよびLED集合体24は、遊技において大当りが発生した場合などに所定の点滅表示を行なう。
【0064】
さらに前面板114には、景品交換用のレシートや遊技データを発行するためのプリンタ30が取付けられており、飾りカバー21には、プリント物を出力するための発行口が設けられている。
【0065】
カード挿入・排出口29にカードが未挿入の状態においては、タッチパネル116には、メインメニューおよびカードの挿入を促す表示からなる初期画面が表示されている。そして、カードが挿入されるまで、各メニューの機能を説明するための画面が繰返し表示されている。なお、カードの挿入前であっても、タッチパネル116を操作することにより、景品の種類などや当該情報開示装置10に対応する遊技機8に関する遊技データなどを確認可能である。したがって、たとえば、カードの挿入前に当該遊技機8の遊技データを確認し、そのデータに基づいて遊技予想を立てて遊技を行なうか否かを判断することが可能である。
【0066】
メンバーズカード163またはビジターカード164をカード挿入・排出口29に挿入すれば、遊技機8を使用した遊技が可能となる。このように、メンバーズカード163のみならず、ビジターカード164をも利用できるために、会員以外の者や会員の登録を申請したばかりでカードの発行を終えていない者、あるいはメンバーズカード163を自宅などに忘れた者でも遊技が可能である。
【0067】
メンバーズカード163またはビジターカード164をカード挿入・排出口29に挿入した後、共通カード処理機7に挿入された共通カードを使用して玉貸操作を行なうことにより、弾球遊技が可能となる。なお、遊技者が、メンバーズカード163またはビジターカード164により特定される持玉を所持している場合には、図1に示した会員カード管理コンピュータ14よりその持玉情報を呼出して、その持玉を用いた遊技が可能である。
【0068】
メンバーズカード163がカード挿入・排出口29に挿入されている場合には、タッチパネル116を操作して、遊技場に設置されたすべての遊技機8に関する遊技データ(全台情報)を参照可能である。なお、ビジターカード164が挿入されている場合には、全台情報を表示させる操作は行なえないように構成されている。全台情報は、操作によりプリンタ30からプリントアウトさせることも可能である。また、前述のとおり、メンバーズカード163を使用して遊技を行なった場合にのみ貯玉操作が可能なように構成されている。
【0069】
このように本実施形態に係る会員カード処理装置9は、会員登録の有無にかかわらず遊技機8における遊技を許可して遊技対象者層を広げる一方で、会員登録した者にのみ種々の特典を付与することにより会員登録の促進を図ることが可能となるように構成されている。
【0070】
また、前述のように、遊技者は遊技の中断操作を行なうことも可能である。メンバーズカード163またはビジターカード164がカード挿入・排出口29に挿入されている状態でタッチパネル116を用いて所定の中断操作を行なえば、中断前に遊技者が獲得している持点を特定するための持玉情報と中断情報とが会員カード管理コンピュータ14へ送信される。そして、遊技機8に表示されていた持点がクリアされるとともに、遊技機8での遊技が禁止される。タッチパネル116には、カード挿入・排出口29に挿入されているカードが排出され、タッチパネル116上に遊技中断中である旨の表示がなされる。この状態で、他の遊技者が自己のメンバーズカード163や他のビジターカード164をカード挿入・排出口29に挿入した場合には、カードが排出され、遊技が許可されることはない。したがって、遊技中断時までに獲得した自己の持点が、遊技の中断中に他人に盗まれてしまうなどといった不都合を防止できる。なお、遊技の中断時から所定期間を経過しても再遊技がなされない場合には、遊技の中断状態が解除され、他の遊技者が当該遊技機8を用いて遊技可能となる。また、遊技中断時までに遊技者が獲得していた持点は無効とされる。もちろん、当日に限ってのみ、その持点を有効として取扱うように構成してもよい。
【0071】
タッチパネル116に表示される遊技データは、遊技者所有の携帯用情報開示装置74(図9参照)にダウンロードすることも可能である。遊技者が、タッチパネル116に表示されているメインメニューの中から「データ出力」を選択して所定の操作を行なうことにより、外部機器との光通信が可能な状態となる。
【0072】
情報入力部33および情報出力部32は、外部機器との光通信を行なうための光通信部である。遊技者の操作に応じて遊技データが情報出力部32から携帯用情報開示装置74へ送信される。
【0073】
会員カード処理装置9内には、前述したように、遊技機8における遊技中の遊技者の持点がバックアップされている。停電などの発生により、遊技機8内に記憶されていた遊技者の持点数がリセットされてしまった場合には、会員カード処理装置9内に記憶されているバックアップデータを用いて、その持点を把握可能である。前記バックアップデータは、情報出力部32より外部へ出力される。出力されたバックアップデータは、たとえば図10に示す携帯用レシート発行装置80で受信される。
【0074】
景品交換を行ないたい遊技者は、タッチパネル116のメニューの中から景品交換のメニューを選択して、景品交換メニューの表示指示に従って所望の景品の種類および数を指定可能である。景品の指定を終了した後、カード返却操作を行なうことにより、指定された景品の種類および数を特定するための景品交換用レシートがプリンタ30より出力される。
【0075】
このように、この情報開示装置10およびカード処理装置9を利用することにより、遊技が終了したその場で景品交換処理を行なうことができ、利便性が向上する。また、遊技データを確認するために、わさわざ専用の装置が設置されたカウンタなどに出向く手間が省けるので、遊技の利便性が向上されることに伴って遊技機の稼働率が向上することが期待できる。遊技者が遊技機8から席を立つ機会が少なくなるからである。また、持玉が残っている場合には、当該持玉を獲得した当日のみ有効とされることを条件としながらも、獲得した遊技機8以外の他の遊技機8においてその持玉を直接用いて再遊技可能であるために、遊技開始時の手間が省け、遊技の利便性が向上する。なお、本実施形態では、貯玉を直接使用した遊技は許可されておらず、貯玉を利用して遊技を行なう場合には一旦共通カードと交換しなければならないように構成したが、貯玉を直接使用した遊技を許可するように構成してもよい。この場合には、たとえば、貯玉のうち所定数を手数料としてとるか、または、1日で直接遊技に使用できる貯玉の数を制限するようにしてもよい。
【0076】
図5は、表示器ユニット115を含む、情報開示装置10の一部断面図である。情報開示装置10は取付基板112により、遊技機設置島台6に取付けられている。表示器ユニット115には、ギア部91が一体的に設けられている。一方、取付基板112には、ギア部91の一方端と噛合する歯車92が軸支されており、歯車92には角度調節ダイヤル27が一体的に取付けられている。さらに取付基板112には、ギア部91の他方端と一体成形され軸受90によりその回動角が制限される軸89が設けられている。すなわち、表示ユニット115は、ギア部91を介して軸89により、取付基板112に軸支されている。そして、ギア部91の一方端が噛合する歯車92が角度調節ダイヤル27の操作に応じて回転することにより、ストッパ90aにより制限される範囲内において表示ユニット115が開口22より外部へ傾動する。なお、軸受90と軸89との間に働く摩擦力により、表示器ユニット115は所定の傾動位置に保持される。
【0077】
再度調節ダイヤル27を適当に操作することにより、遊技者は遊技用椅子607に座した状態あるいは起立状態において視認しやすい角度に表示ユニット115のタッチパネルを調整できる。これにより、表示ユニット115の表示画面が液晶により構成されていた場合でも、視野角の問題で遊技者が画面を見づらくなるなどという不都合を回避できる。
【0078】
図6は、共通カード販売機5の全体正面図である。共通カード販売機5では、額面かそれぞれ1000円,2000円,3000円,5000円,10000円である共通カードの中から所望の共通カードを選択可能である。いずれかの種類の共通カードが売り切れた場合には、売り切れ額面に対応する売り切れ表示器151aが点灯する。また、カード販売機5に異常が生ずるなどして共通カードの販売が不可能な状態にある場合には、中止表示器155が点灯する。一方、共通カードの販売が可能な状態にある場合には、販売中表示器154が点灯している。
【0079】
所定の額面の紙幣を紙幣投入口156へ投入すれば、紙幣選別計数機構157により、投入された紙幣の識別が行なわれ、偽札などの不正な紙幣であった場合には返却され、適正な紙幣であった場合には取込まれる。そして、投入された紙幣の額面が金額表示部152に表示される。共通カード販売機5には、購入する共通カードの額面を特定するためのカード選択ボタン150a〜150eが設けられている。投入額の範囲内でいずれかのカード選択ボタン150a〜150eを押圧操作すれば、対応する共通カードがカード払出口158より排出されるとともに、釣銭が釣銭払出口160より払出される。紙幣を紙幣投入口156へ投入した後、共通カードの購入を取消たい場合には、取消ボタン153を押圧操作すれば、紙幣投入口156より紙幣が返却される。なお、共通カードが売切れた場合には、売切れた共通カードの額面に対応して売切表示器151a〜151eが点灯する。
【0080】
162は、共通カード販売機5の制御部であり、紙幣選別計数機構157,カード払出機構159,釣銭払出機構161を制御する。また、制御部162は、販売された共通カードの額面,販売日時,共通カード販売機5が設置されている遊技場1を特定するための情報などをターミナルボックス17(図1参照)を介して共通カード管理センター2(図1参照)へ送信するとともに、ホール用管理コンピュータ13へも送信する。
【0081】
なお、共通カード販売機5において、硬貨の使用を可能とするための硬貨投入口を設けてもよい。また、購入する共通カードの枚数を選択するための枚数選択ボタンを設けてもよい。
【0082】
図7は、景品処理装置15の全体正面図である。景品処理装置15には、情報開示装置10と同様にタッチパネル131よりなる表示部130が設けられている。販売中表示器134が点灯していることを確認してメンバーズカード163またはビジターカード164をカード挿入口136へ挿入すれば、当該カードの情報がカードリーダライタ139により読取られる。挿入したカードがメンバーズカード163である場合には、タッチパネル131上に暗証番号の入力を促す表示がなされる。そして、タッチパネル131に入力された暗証番号が適正であることを条件に持玉数や貯玉数がタッチパネル131上に表示される。なお、挿入されたカードがビジターカード164の場合には、遊技者所有の持玉が当日獲得されたものであることを条件に合計持玉数が表示される。さらに、持玉や貯玉をすべて共通カードに交換した場合の共通カードの交換額である「カード交換額」が併わせて表示される。図のタッチパネル131上には、ビジターカード164を挿入した場合の表示例が示されている。すなわち、遊技者の合計持玉が「2500個」であって、その持玉を共通カードに交換した際のカード交換額が「6000円」である旨が示されている。なお、「残り玉数」とは、共通カードに交換した際の持玉の端数である。以上の表示内容より、持玉1個当たりの換金額は「(2500−100)/6000=2.5(円)」であることがわかる。なお、この換金率は、会員カード管理コンピュータ14(図1参照)で設定され、その設定値が景品処理装置15に入力される。前述のように、会員カード管理コンピュータ14は会員カード管理センター3(図1参照)が管理している。したがって、遊技場1側では、勝手にこの換金率を変更することはできない。なお、景品処理装置15で換金率を設定でき、遊技場側で設定し、その設定値を会員カード管理コンピュータ14に景品処理装置15から送信するようにしてもよい。
【0083】
図示する状態で確認ボタン132を押圧操作すれば、カード交換額に相当する共通カードが共通カード払出口137より払出される。一方、共通カードとの交換を取り止めたい場合には、取消ボタン133を押圧操作すればよい。共通カードへの交換がなされないまま、カード挿入口136へ挿入したカードが遊技者へ返却される。
【0084】
なお、図示するように残り玉数が存在する状態で共通カード交換操作を行なった場合には、その残り玉数を特定するための情報が記録されたレシートがレシート発行口166より発行される。遊技者は、発行されたレシートに基づいて景品交換カウンタなどにおいて所望の景品と残り玉とを交換可能である。
【0085】
138は制御部であり、タッチパネル131の表示やカードリーダライタ139、共通カード払出機16(図1参照)を含む共通カード払出機構140,レシート発行機構165を制御する。
【0086】
図示する景品処理装置15では、遊技者の所有する持玉と貯玉との合計に基づいて、交換する共通カードの額面が自動的に決定づけられるように構成した。しかしながら、これに代えて、遊技者が共通カード交換額を任意に決定できるように構成してもよい。この場合には、たとえば、タッチパネル131を使用して所望の交換額を入力するように構成することなどが考えられる。
【0087】
また、図示する景品処理装置15では、1000円を最低額面としてそれに満たない持玉などを残り玉数として表示するように構成した。しかしながら、これに代えて100円を最低額面として100円の価値を有する共通カードも払出されるように構成してもよい。あるいは、端数については、直接硬貨が払出されるように構成してもよい。
【0088】
また、交換処理が済んで持玉数がなくなったビジターカード164については当該カードを回収するように構成してもよい。
【0089】
さらに、景品処理装置15において共通カード以外の景品と持玉などとを交換するための景品交換処理が可能であるように構成してもよい。そして、指定された景品の種類および数を特定するための景品交換用レシートがレシート発行口166より発行されるように構成してもよい。
【0090】
図8は、共通カード買取機18の全体正面図である。使用可ランプ145が点灯して共通カード買取機18における換金が可能であることを確認した上で共通カードをカード挿入口147へ挿入すれば、その共通カードが適正であることを条件にカード額面が金額表示部142に表示される。次に、確認ボタン143を押圧操作すれば金額表示部142に表示されている金額に相当する紙幣が紙幣払出口149より払出される。一方、取消ボタン144を押圧操作することにより、カード挿入口147に挿入した共通カードが返却される。141は制御部であり、カードリーダライタ146および紙幣払出機構148を制御している。
【0091】
なお、硬貨払出口を設けて、1000円に満たない額面の共通カードが挿入された場合に、その額面に相当する硬貨をも払出可能としてもよい。また、本実施形態では、未使用の共通カードに限ってのみ、その換金が可能であるように構成されている。しかしながら、これに代えて、使用された共通カードであっても残高に応じて換金が可能であるように構成してもよい。
【0092】
図9は、携帯用情報開示装置74の構成を示す全体概略図である。携帯用情報開示装置74には、遊技データ発信源との光通信を行なうための情報出力部78および情報入力部79と、タッチパネル76よりなる液晶表示器77と、電源スイッチ75より構成されている。遊技者の操作に応じて情報開示装置10から出力される各種遊技データは携帯用情報開示装置74の情報入力部79より入力される。入力された遊技データは、タッチパネル76を操作することにより表示させることが可能である。
【0093】
図10は、携帯用レシート発行装置80の構成を示す全体概略図である。携帯用レシート発行装置80は、会員カード処理装置9内にバックアップデータとして記憶されている遊技機8の持点を読出すための専用装置である。
【0094】
遊技場の営業時間帯において停電が発生し、遊技機8に記憶されていた遊技者の持点がリセットされた場合であっても、会員カード処理装置9内に当該遊技者の持点がバックアップされているため、停電の復旧後、当該バックアップデータに基づいて遊技者に遊技を再開させることも可能である。しかしながら、たとえば停電の復旧の見込みがない場合など、営業の再開時期に見通しが立たない場合には、遊技者に対して相当の補償行為を行なう必要が生ずる。そこで、本実施形態においては、前述バックアップデータを読出可能な携帯用レシート発行装置80を利用することにより、遊技者の遊技状況に応じてそれぞれ異なる持点に基づいた遊技者に対する公平な補償行為を行なうことを可能としたのである。
【0095】
携帯用レシート発行装置80には、情報開示装置10の情報入力部33および情報出力部32と光通信を行なうための情報入力部88および情報出力部87と、前記バックアップデータとして記憶されている持点情報を受信するための受信スイッチ84と、電源スイッチ83と、紙送りスイッチ85と、送り停止スイッチ86と、情報開示装置10より受信した持点情報を表示するための液晶表示器82と、液晶表示器82に表示された持点情報をプリントアウトするためのプリントアウト口81とが設けられている。
【0096】
遊技場の係員などがこの携帯用レシート発行装置80を操作することにより、たとえば、図11に示すようなプリントアウト結果を得ることができる。プリントアウト結果には、当該結果を出力した日付,時刻,カードナンバー,遊技機8の台番を示す番台と、最終持玉数および合計持玉数とが印字される。最終持玉とは、持玉遊技を行なうことが可能な持玉であり、合計持玉に含まれている。したがって、合計持玉から最終持玉を差し引いた持玉数は、持玉遊技を行なうことができない持玉の数となる。
【0097】
遊技場1では、このプリントアウト結果に基づいて、各遊技者に公平に所定の補償行為を行なうことができる。たとえば、合計持玉数に相当する景品を遊技者に手渡すようにしてもよく、合計持玉から最終持玉を差し引いた持玉数に相当する景品を遊技者に手渡すとともに、後日、最終持玉に相当する持点を予め遊技者に付与した状態で遊技させるようにしてもよい。
【0098】
なお、会員カード処理装置9内のバックアップデータとして、遊技状態(特定遊技状態であるか否かなど)も記憶されるように構成してもよく、さらには大当りに基づく繰返し継続制御が何回目であるかに至るまでの情報を記憶するように構成してもよい。そして、それらの情報も含めて携帯用レシート発行装置80で受信され、表示およびプリントアウトされるように構成してもよい。この場合には、携帯用レシート発行装置80側で、どのような情報を表示させるのかを選択可能に構成してもよい。このように構成することにより、各遊技者に対して、より一層公平な形で補償行為を行なうことが可能となる。
【0099】
また、情報開示装置10に設けられたプリンタ30より直接、図11に示したような結果がプリントアウトされるように構成してもよい。
【0100】
図12は、情報開示装置10および会員カード処理装置9からなる会員カード処理ユニットと、会員カード管理コンピュータ14と、遊技機8と、台管理装置11との接続を示すブロック図である。
【0101】
遊技機8で遊技を行ないたい遊技者が自己のメンバーズカード163またはビジターカード164を会員カード処理装置9へ挿入すれば、そのカードに記録されている記録情報がカードリーダライタ111により読取られる。カードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109は、その記録情報を会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107へ出力する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、受信された記録情報に基づいてカード識別情報を読取る。そして、会員カード管理コンピュータ14に対して、カード識別情報に対応した各種情報の送信要求を行なう。すると、会員カード管理コンピュータ14から会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107へ、会員カード識別情報に対応した遊技者所有の持玉情報や貯玉情報などが送信される。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107はこれを受信してカード識別情報とともに記憶する。そして、情報表示制御用マイクロコンピュータ103へ、必要に応じて持玉情報や貯玉情報を出力する。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、これを受信して画面表示装置117上に遊技者の持玉数や貯玉数を表示させる制御が可能となる。
【0102】
遊技機8で遊技が開始され、パチンコ玉が弾発発射されれば、その弾発発射ごとに不利益球数情報がパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101から台管理装置11に出力される。また、弾発発射したパチンコ玉が所定の入賞口に入賞すれば、賞球信号がゲーム制御用マイクロコンピュータ102からパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101へ送信される。パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101はこれを受信して、利益球数情報を台管理装置11へ送信する。また、遊技状況に応じて刻々と変化する遊技者の持点を特定するための持点情報がパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101から会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107へ定期的に出力される。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、この持点情報をバックアップ用データとして記憶する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107には、バックアップ用電源110が設けられている。したがって、停電などが発生した場合であってもバックアップ用電源110の電源容量の限りにおいて会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は稼動可能であり、その内部に記憶されているバックアップ用データは保持される。
【0103】
遊技機8で大当りが発生すれば、遊技情報の一例となる大当り情報がゲーム制御用マイクロコンピュータ102から台管理装置11へ送信される。また、始動入賞口58へ打玉が始動入賞すれば、遊技情報の一例となる始動入賞情報がゲーム制御用マイクロコンピュータ102から台管理装置11へ送信される。その他、遊技機8の遊技状況を通知するさまざまな遊技情報がゲーム制御用マイクロコンピュータ102から台管理装置11へ送信されている。台管理装置11は、ゲーム制御用マイクロコンピュータ102により受信した遊技情報を集計して遊技データとして記憶する。そして、情報表示制御用マイクロコンピュータ103からの送信要求に応じてこれを送信する。
【0104】
なお、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107内に記憶されている持玉情報とバックアップデータとしての持点情報との違いは、以下のとおりである。すなわち、持点情報は、遊技中に停電が発生して遊技機8で記憶されていた持点数がリセットされた場合に、その持点数を把握するために用いられる。したがって、タッチパネル116の操作により景品交換処理や貯玉処理が行なわれたとしても、その情報は変化しないのである。したがって、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107内に記憶されている持点情報は、パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101より定期的に送信される持点情報に基づいてのみ更新されるものである。一方、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107内に記憶されている持玉情報は、遊技者の貯玉操作や景品交換操作に応じてその情報内容が更新される。以上のように、持点情報と持玉情報とはその内容が異なっている。
【0105】
呼出スイッチ25の押圧操作があれば、その操作検出信号が情報表示制御用マイクロコンピュータ103に入力される。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、呼出スイッチ25からの検出信号などに応答してランプ23a,23bまたはLED24の表示制御を行なう。
【0106】
画面表示装置117のタッチパネル116で各種操作が行なわれれば、その操作信号が情報表示制御用マイクロコンピュータ103に入力される。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、操作信号に応じて画面表示装置117を制御して、その表示を変化させるとともに操作検出信号に応じて各種機器を制御する。たとえば、タッチパネル116でテレビ放送の画面表示を行なうための操作が検出されれば、その操作内容に応じてチューナ104を制御して、遊技者が選択した放送が画面表示装置117に表示されるようにする。選択されたテレビ放送に応答する音声信号がチューナ104からアンプ105を介してイヤホン端子26に出力される。遊技者が、タッチパネル116を操作して音量の調節を行なえば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103の制御によりアンプ105で音量の調節がなされる。イヤホン端子26にイヤホン120を接続することにより、遊技者は音声情報を楽しむことが可能となる。
【0107】
タッチパネル116を用いて遊技データを外部出力させるための所定の操作が行なわれれば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103は台管理装置11より遊技データを受信する。そして、遊技者所有の携帯用情報開示装置74からの送信要求に応じて遊技データを光通信部(情報出力部)32より出力する。
【0108】
遊技データを画面表示装置117に表示させるための操作がタッチパネル116で行なわれれば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103はこれを検出して台管理装置11より遊技データを受信する。そして、受信した遊技データを画面表示装置117へ出力して画面表示させる。
【0109】
タッチパネル116を用いて貯玉が行なわれれば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103は会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に対して指定された貯玉数を特定するための情報を送信する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107には、遊技者所有の貯玉数や持玉数が記憶されており、情報表示制御用マイクロコンピュータ103からの情報に基づいて持玉数を減算更新するとともに貯玉数を加算更新する。そして、更新後の値を情報表示制御用マイクロコンピュータ103へ送信する。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、これを受信して、画面表示装置117に更新後の持玉数や貯玉数を表示させる。
【0110】
タッチパネル116で景品交換処理が行なわれれば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103は会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に遊技者が指定した景品の種類と数を特定するための情報を送信する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は情報表示制御用マイクロコンピュータ103より受信した情報に基づいて貯玉数あるいは持玉数を減算更新するとともに、景品に関する情報を記憶する。そして、更新後の持玉数および貯玉数を情報表示制御用マイクロコンピュータへ送信する。情報表示制御用マイクロコンピュータ103はこれを受信して、画面表示装置117に更新後の貯玉数や持玉数を表示させる。さらに、情報表示制御用マイクロコンピュータ103はプリンタ制御用マイクロコンピュータ106に対して遊技者の指定した景品の種類と数とが印字された景品交換用レシートを発行させるための制御を行なう。これに応じて、プリンタ制御用マイクロコンピュータ106はプリンタ30に印字制御用信号を出力する。これにより、プリンタ30から景品交換用レシートが発行される。
なお、景品交換レシートの発行は、カード返却操作が行なわれたタイミングで行なわれる。
【0111】
また、遊技者が画面表示装置117に表示させた遊技データを印字させるための操作をタッチパネル116で行なえば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103はプリンタ制御用マイクロコンピュータ106に対して、遊技データを印字させるための制御信号を送出する。プリンタ制御用マイクロコンピュータ106はこれを受けてプリンタ30に印字制御信号を出力する。これにより、プリンタ30から遊技データが印字出力される。
【0112】
タッチパネル116上で遊技の中断操作が行なわれれば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103は台管理装置11へ遊技中断情報を送信する。台管理装置11はパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101へ遊技操作不能動化信号を出力する。パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101は、この情報を受信して遊技機8の遊技を不能動化する。たとえば、打球操作ハンドル37を固定させる。
【0113】
さらに情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、遊技中断情報を会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107へも送信する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、この情報を受信してカードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109に対してカード排出指令信号を出力する。カードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109は、この情報を受信することにより、カードリーダライタ111からカードを排出させる。また、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、通信部108より会員カード管理コンピュータ14に遊技中断情報を送信する。会員カード管理コンピュータ14は、この情報に基づいて遊技が中断されている遊技機8および使用されているカード識別情報を特定して記憶する。
【0114】
一方、遊技中断時から所定時間内にカードが会員カード処理装置9に挿入されれば、そのカード識別情報がカードリーダライタ111を介してカードリーダライタ制御用マイクロコンピュータから会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に出力される。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107には、遊技中断時に挿入されていたカードの識別情報が記憶されており、カードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109より受信した識別情報との比較を行なう。そして、一致しない場合には、カードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109に対してカード排出指令信号を送出する。一方、一致する場合には、会員カード管理コンピュータ14に遊技の中断が解除される旨の情報を出力するとともに、情報表示制御用マイクロコンピュータ103に遊技が再開される旨の情報を送信する。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、台管理装置11に対して、遊技再開情報を送信する。台管理装置11はこれを受けてパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101に操作不能動化解除信号を送出する。パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101はこれを受けて、遊技機8の遊技不能動化状態を解除する。
【0115】
一方、遊技中断時から所定期間内に遊技が再開されなかった場合には、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、遊技状態をリセットさせるための処理を行なう。すなわち、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107内に記憶されているカード識別情報やバックアップデータとして記憶されている持点情報をリセットし、会員カード管理コンピュータ14および情報表示制御用マイクロコンピュータ103に対してリセット情報を出力する。情報表示制御用マイクロコンピュータ103は、画面表示装置の表示を初期状態に制御するとともに台管理装置11にリセット情報を送信する。台管理装置11はリセット情報をパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101に送信する。これにより、遊技機8がリセットされる。
【0116】
遊技を終えた遊技者がタッチパネル116上でカード返却操作を行なえば、情報表示制御用マイクロコンピュータ103は会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に返却情報を送信する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、その内部に記憶していた景品情報,貯玉情報,持玉情報を通信部108から会員カード管理コンピュータ14へ送信する。そして、カードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ109にカード排出指令信号を出力した後、記憶していた持玉情報,貯玉情報,景品情報およびバックアップデータ(持点情報)をクリアする。
【0117】
図13は、会員カード処理装置9の一部を示すブロック図および携帯用レシート発行装置80の構成を示すブロック図である。
【0118】
会員カード処理装置9において、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、バックアップ用電源110を介して電源の供給を受けている。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、CPU129,ROM127,RAM128を含み、前述したバックアップデータがRAM128内に記憶されている。CPU129は会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107の制御を行ない、遊技機8や情報表示制御用マイクロコンピュータ103との処理を行なう。なお、それらの詳細な説明については図12において前述したため、ここではその説明および図示を省略する。
【0119】
バックアップ用電源110には、電源の供給が遮断された旨を検知するための停電検知回路126が用いられている。停電が発生すれば、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107はバックアップ用電源110の電力の供給を受けて稼動することになるとともに、停電検知回路126より出力される停電検知信号を受信する。停電検知信号を受信した会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、信号の受信時に行なっていたすべての処理を中断するとともに、情報表示制御用マイクロコンピュータ103やパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101より入力される各種指令信号などを破棄する。さらに会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、情報表示制御用マイクロコンピュータ103に対して画面表示装置117の表示制御を終了させるための信号を送出する。これにより、画面表示装置117の表示が終了する。
【0120】
そして、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、RAM128内にバックアップデータとして記憶されている持点情報を外部出力するための処理を行なう。すなわち、携帯用レシート発行装置80から送信される持点情報出力要求信号に応じて持点情報を光通信部(情報出力部)32,33より出力可能な状態とする。
【0121】
以上のように、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、停電検知回路126からの停電検知信号が入力されれば、バックアップデータを外部へ送信するための処理以外のすべての処理を停止する。これにより、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107の消費電力を極力抑えることができ、RAM128内に記憶されているバックアップデータを極力長期にわたり保持できる。
【0122】
このように、停電発生時には、携帯用レシート発行装置80を用いて各遊技機8毎にその持点を会員カード処理装置9より読出すことが可能である。携帯用レシート発行装置80の電源スイッチ83を投入することにより、電源回路124を介してレシート発行制御用マイクロコンピュータ121,紙送り機構122,印字機構123,表示部82にそれぞれ電力が供給される。表示部82はタッチパネルの機能を有している。持点情報の受信を行なうためには、表示部82を操作してデータ受信モードに切換えた後、データの受信対象である遊技機8を指定する。そして、受信印字スイッチ85を押圧操作することにより、光通信部を構成する情報出力部87より持点情報出力要求信号が出力される。
【0123】
一方、持点情報出力要求信号は、会員カード処理装置9を含む情報開示装置10に設けられた光通信部(情報入力部)33に入力される。
【0124】
会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は入力された持点情報出力要求信号が自己の制御にかかわる遊技機8を対象としているものであるか否かを判断する。対象としていない場合には、その情報を破棄する。一方、対象としている場合には、RAM128内に記憶されているバックアップデータ(持点情報)を読出して外部出力するための処理を行なう。すなわち、会員カード処理装置9に挿入されているカードの識別情報と遊技機8のユニットナンバー(台番)を特定するためのユニット情報とを持点情報に付加する。そして、カード情報およびユニット情報が付加された持点情報を情報出力部32より外部へ出力する。
【0125】
携帯用レシート発行装置80は、情報出力部32より出力された持点情報を情報入力部88で受信して、レシート発行制御用マイクロコンピュータ121に入力する。レシート発行制御用マイクロコンピュータ121は、入力された持点情報を記憶するとともにこれを複製して通信結果確認用情報として発信元の会員カード処理装置9へ送信する。
【0126】
通信結果確認用情報を受信した会員カード処理装置9はこれを会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に入力する。会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、入力された通信結果確認用情報中に含まれる持点情報がRAM128内に記憶されている持点情報と一致しているか否かを確認する。そして、一致しているか否かを通知するための通信結果情報を情報出力部32より外部へ出力する。
【0127】
通信結果情報は携帯用レシート発行装置80で受信され、通信結果が良好であったか否かがレシート発行制御用マイクロコンピュータ121で判断される。すなわち、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に入力された通信結果確認用情報内の持点情報とRAM128内の持点情報とが一致していない場合には、データの送信途中でデータ化けなどの不都合が生じたことになり、通信エラーが生じたこととなる。
【0128】
通信結果が良好である旨の通信結果情報を受けたレシート発行制御用マイクロコンピュータ121は、記憶している持点情報に基づいてその情報内容を表示部82に表示させるとともに、印字機構123よりプリントアウトさせる。プリントアウト結果、あるいは表示内容は前述した図11に示されている。
【0129】
一方、通信結果が良好でなかった場合には、記憶していた持点情報を破棄するとともに表示部82に通信エラーが生じた旨を表示させる。
【0130】
なお、メモリバックアップ125には、受信したデータがバックアップされている。
【0131】
以上において、会員カード処理装置9と携帯用レシート発行装置80との通信手順には、持点情報の受信途中に通信エラーが生じて持点情報に誤りが生じていないかどうかを確認するための手順が含まれているので、携帯用レシート発行装置80で受信された持点情報の信頼性が非常に高いものとなる。
【0132】
なお、復電したことが確認されれば、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は会員カード管理コンピュータ14(図1参照)へ停電情報を送信する。この停電情報には、停電が発生した日時と回復した日時とが含まれている。会員カード管理コンピュータ14は停電情報を記憶するとともに会員カード管理センター3へ送信する。
【0133】
図14〜図28は、情報開示装置10に設けられたタッチパネル116の操作に基づいて行なわれる制御の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに基づく制御用プログラムは、図12に示した情報表示制御用マイクロコンピュータ103または会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に記憶されている。
【0134】
また、図36〜図66は、以下に説明するフローチャートのフロー途中でタッチパネル116に表示される画像表示例を示す図である。
【0135】
以下において、図36〜図66を必要に応じて参照しつつ、図14〜図28のフローチャートの説明を順に行なう。
【0136】
図14(a),(b)は、タッチパネル116の操作に関し、そのメインルーチンを説明するためのフローチャートである。遊技者が、タッチパネル116を何ら操作していない場合には、S1において初期画面表示がなされる。この初期画面表示の画像表示例を図36に示す。画面の上段には、会員カード処理装置9へのカードの挿入を促すメッセージが点滅表示されている。なお、この表示は、メンバーズカード163もしくはビジターカード164が挿入されることに伴って消失する。メッセージの下方には、遊技者の操作により選択が可能な各種メニューが表示されている。
【0137】
次にS2に進み、遊技者がいずれかのメニューの選択を行なったか否かが判断される。遊技者がいずれかのメニューの選択を行なった場合には、選択メニューに応じて各種処理へ分岐する。遊技者が「遊技データ」を選択した場合には、図15において後述する遊技データ表示処理の処理手順が行なわれる。「精算」を選択した場合には、図16において後述する精算処理が実行される。「中断」を選択した場合には、図23において後述する、中断処理が実行される。「全台情報」を選択した場合には、図24において後述する全台情報処理が実行される。「データ出力」が選択された場合には、図26において後述するデータ出力処理が実行される。「テレビ」が選択された場合には、図28において後述するテレビ放送処理が実行される。「機能説明」が選択された場合には、図27において後述する機能説明処理が実行される。
【0138】
一方、S2において、いずれのメニューも選択されなかった場合には、S3に進み、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、再びS1に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、S4に進み、機能説明画面の表示がなされる。機能説明画面の表示例を図37に示す。
【0139】
図37を参照して、メニュー上に矢印が表示され、矢印が指し示すメニューの内容説明が表示される。そして、所定時間毎に矢印が各メニュー上に移動して、移動先のメニューの説明表示が行なわれる。
【0140】
再び、図14(a)を参照して、S5において、「戻る」のメニューが押圧操作されたか否かが判断される。「戻る」が押圧操作されれば、S1に戻る。一方、押圧操作されていない場合には、S6に進む。そして、機能説明表示が終了したか否かが判断される。機能説明表示が終了していない場合には、S4に戻る。一方、終了している場合には、S1に戻る。
【0141】
図15は、遊技データ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S7において、当日の遊技データが画面に表示される。この画面表示例を図38に示す。
【0142】
図38を参照して、「大当り回数」とは、大当りの発生した回数である。「総スタート回数」とは、可変表示装置47(図3参照)の可変表示回数である。「大当り確率」とは可変表示回数に対して大当りが発生した確率であり、(大当り回数/総スタート回数)で算出されている。「スタート回数」とは、大当りから大当りまでの可変表示回数である。「打込み」とは、遊技機8の遊技領域46に打込まれたパチンコ玉の総数である。「出玉」とは、遊技者に付与された得点(賞球)の総数である。「差玉」とは、「打込み」と「出玉」との差数である。
【0143】
次に、S8に進み、メニューの選択操作が行なわれた否かが判断される。具体的には、図38を参照して、画面下方に表示されている、「当日」〜「戻る」のメニューの中からいずれかが選択されたか否かが判断される。選択されていない場合には、S7に戻る。一方、いずれかのメニューの選択がなされた場合には、その選択メニューに応じて、処理が分岐する。
【0144】
「当日」が選択された場合には、S9に進み、当日の遊技データを表示する画面が現れる。すなわち、既に説明した図38に示す画面である。「前日」が選択されれば、S10に進み、前日の遊技データが表示される。なお、遊技データの表示フォーマットは、図38と同様である。「前前日」が操作されれば、S11に進み、前前日の遊技データが画面表示される。なお、前前日の遊技データの表示フォーマットは、図38と同様である。「戻る」が選択操作された場合には、図14(a)のS1に復帰する。
【0145】
S9〜S11の処理が実行された後、S12に進む。S12では、「当日」〜「戻る」のうち、いずれかのメニューが再度選択されたか否かが判断される。選択された場合には、その選択に応じて、S9〜S11の処理が実行されるか、または、図14(a)のS1に復帰する。一方、S12において、いずれのメニューの選択もなされない場合には、S13に進み、遊技データが継続して表示され、S12に進む。
【0146】
いずれかの遊技データ画面が表示されている状態で、「戻る」が選択されることにより、メインツリーである図14(a)のS1に復帰することになる。
【0147】
図16は、精算処理の処理手順を示すフローチャートである。まずS14において、精算方法選択画面が表示される。精算方法選択画面の表示例を図39に示す。
【0148】
図39を参照して、「最終持玉」とは、図11において前述したように、遊技者が当該遊技機8で遊技に使用可能な持玉数、すなわち、持玉遊技可能な玉数のことである。また、「合計持玉」とは、持玉遊技できない玉数と前記最終持玉の玉数との合計数である。さらに、「貯玉」とは、前述のように、遊技機8で獲得した持点を遊技場預かりとして累積的に保管された持点のことである。
【0149】
さらに画面には、「景品交換」,「貯玉」,「戻る」,「返却」の選択メニューが表示されている。
【0150】
次に、図16において、S15に進み、選択メニューの中からいずれかのメニューが選択されたか否かが判断される。メニューの選択がない場合には、S14に戻る。一方、メニューの選択があった場合には、選択されたメニューの種類に応じて、処理が分岐する。「景品交換」が選択されれば、図17において後述する景品交換処理に進む。「貯玉」が選択されておれば、図22において後述する貯玉処理に進む。「戻る」が選択されれば、図14(a)に示したメインツリーのS1に復帰する。
【0151】
一方、「返却」が選択されれば、S16に進む。S16では、会員カード処理装置9にカードが挿入されているか否かが判断される。メンバーズカード163またはビジターカード164が挿入されていない場合には、図14(a)に示すメインツリーのS1に復帰する。一方、カードが挿入されている場合には、S17に進み、データ送信が行なわれる。具体的には、会員カード処理装置9から会員カード管理コンピュータ14へ、貯玉情報,持玉情報,景品情報が送信される。また、この際に景品交換レシートが発行される。次に、S18に進み、カードの排出処理が実行される。次にS19に進み、結果画面が表示される。結果画面の表示例を図40に示す。
【0152】
図40を参照して、遊技者の最終的な持玉数と貯玉数とが表示される。
次に、S20に進み、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S19に戻り、引続き、結果画面が表示される。一方、所定時間が経過したことを条件に図14(a)のS1に復帰する。
【0153】
図17〜図21は、景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、図17のS21において、品目選択画面1が表示される。品目選択画面1の表示例を図41に示す。
【0154】
図41を参照して、画面には、「煙草」や「バッグ」などといった景品の種類が表示される。また、画面の右上方には、遊技者の合計持玉数と貯玉数とが表示される。さらに、景品の種類以外に、「次頁」,「戻る」といった選択メニューが表示される。
【0155】
次に、S22に進み、いずれかの選択メニューの選択操作が行なわれたか否かが判断される。選択操作が行なわれていない場合には、S21に戻る。一方、選択操作が行なわれている場合には、選択メニューの種類に応じて処理が分岐する。
【0156】
「戻る」が選択された場合には、図16のS14に復帰する。「次頁」が選択された場合には、S23に進み、品目選択画面2が表示される。品目選択画面2の表示例を図42に示す。
【0157】
図42を参照して、「日用品」や「おもちゃ」など、品目選択画面1では表示しきれなかった景品の種類が表示される。その他、選択メニューとして、「前頁」が表示されている。
【0158】
次に、S24に進み、選択操作が行なわれたか否かが判断される。選択操作が行なわれていない場合には、S23に戻る。一方、「前頁」が選択操作されれば、S21に戻る。
【0159】
S24において、いずれかの景品の品目が選択された場合、またはS22においていずれかの景品の品目が選択された場合には、S25に進み、景品画面1が表示される。景品画面1の表示例を図43に示す。
【0160】
図43を参照して、「煙草」が選択された場合の表示例が示されている。図43には、煙草の銘柄名「A」とそのパッケージが表示されている。さらに、一度に景品交換可能な個数が破線部に表示されている。また、遊技者の所有している合計持玉数および貯玉数が表示されるとともに、煙草「A」1つを景品として交換する際に必要な玉数が「景品交換玉数」として表示されている。さらに、遊技者の選択操作可能なメニューとして、「次頁」,「決定」,「戻る」が表示されている。
【0161】
次に、S26に進み、いずれかの選択メニューの操作があったか否かが判断される。操作がなければS25に戻る。一方、操作がなされた場合には、操作メニューの種類に応じて処理が分岐する。
【0162】
「戻る」が選択されれば、S21に復帰する。「次頁」が操作されれば、S27に進む。S27では、景品画面2が表示される。景品画面の表示例を図44に示す。
【0163】
図44を参照して、景品画面2には、景品交換可能な他の煙草の銘柄「B」およびそのパッケージが表示されている。なお、画面左上方には、頁数が表示されている。その他、メニューの表示内容などは図43と同様である。
【0164】
次にS28に進み、いずれかの選択メニューの選択がなされたか否かが判断される。選択がなされていない場合には、S27に戻る。一方、選択があった場合には、選択されたメニューの種類に応じて処理が分岐する。
【0165】
図18(a)を参照して、「戻る」が選択されれば、図17のS21に戻る。「前頁」が選択されれば、図17のS25に戻る。「次頁」が選択されれば、S29に進み、景品画面3が表示される。景品画面3とは、「A」および「B」とは異なる銘柄の煙草が表示された画面である。その表示構成は、たとえば図44と同様であるので、その図示を省略する。次にS30に進み、いずれかのメニューの選択操作が行なわれたか否かが判断され、選択操作が行なわれていなければS29に戻る。一方、「前頁」が選択されれば、図17のS27に戻る。また、「戻る」が選択されれば、図17のS21に戻る。
【0166】
一方、図17のS26またはS28または図18のS30において、「決定」が選択されれば、図18(b)のS31に進む。S31では、会員カード処理装置9にメンバーズカード163またはビジターカード164が挿入されているか否かが判断される。カードが挿入されていない場合には、S32に進み、メッセージ画面1が表示される。メッセージ画面1の表示例を図46に示す。
【0167】
図46を参照して、カードの挿入を促すメッセージが表示される。
次にS33に進み、メッセージ画面1を表示してから所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S32に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、メッセージ画面1の表示前の画像を表示させるべく、図17のS25またはS27または図18(a)のS29に戻る。
【0168】
一方、S31においてカードが挿入中であると判断された場合には、S34に進み、合計持玉数と貯玉数との合計数が景品交換玉数よりも多いかまたは等しい状態にあるか否かが判断される。合計持玉数と貯玉数との合計数が景品交換玉数よりも少ない場合には、S35に進み、許容個数オーバー画面が表示される。許容個数オーバー画面の表示例を図47に示す。
【0169】
図47を参照して、景品交換を行なうには持玉数が足りない旨のメッセージが表示される。
【0170】
次に、S36に進み、許容個数オーバー画面を表示してから所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S35に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、許容個数オーバー画面が表示される前の画面を表示させるべく、図17のS25またはS27または図18(a)のS29に戻る。
【0171】
一方、S34において、合計持玉数と貯玉数との合計数が景品交換玉数よりも少なくない場合には、S37に進む。S37では、個数入力画面が表示される。個数入力画面の表示例を図45に示す。
【0172】
図45を参照して、遊技者が景品の個数を入力するためのテンキー、景品の個数を確定するための「決定」キー、景品の個数を訂正するための「訂正」キー、景品の選択を取消すための「取消」キー、貯玉数と持玉数との合計数の範囲において景品交換可能な最大限の景品数を設定するための「全部」キーが表示されている。遊技者のキー操作に応じて画面上に景品個数が表示される。なお、景品交換個数の初期値は「1」となっている。また、景品個数が入力されることにより、画面の左下方部分に景品交換に必要な玉数が表示される。
【0173】
次に、S38に進み、遊技者の選択操作がなされたか否かが判断される。選択操作がなされていない場合には、S37に戻る。一方、選択操作がなされた場合には、選択操作の種類に応じて処理が分岐する。
【0174】
図19を参照して、テンキーが操作された場合には、S39に進み、入力操作に応じて画面上に交換個数を表示させるとともにその交換個数に必要な景品交換玉数が更新される。次に、S40に進み、合計持玉数と貯玉数との合計数が入力設定された景品交換玉数よりも少なくないか否かが判断される。少ない場合には、図18(b)のS37に戻る。一方、少なくない場合には、S41に進み、許容個数オーバー画面を表示させる。許容個数オーバー画面の表示例を図48に示す。
【0175】
図48を参照して、遊技者の入力した景品個数が多すぎるために、画面の左下方位置に「持玉数が足りません」というメッセージが表示される。
【0176】
次にS42に進み、許容個数オーバー画面を表示してから所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S41に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、S43に進む。S43では、遊技者が入力した交換個数と景品交換玉数とを「0」に更新する処理が行なわれる。この更新処理がなされた後、図18(b)のS37に戻る。
【0177】
図18(b)のS38において「訂正」が選択操作されれば、図19のS45aに進む。S45aでは、画面表示されている交換個数および景品交換玉数が0に更新される。そして、更新後、図18(b)のS37に戻る。
【0178】
図18(b)のS38において、「取消」が選択されれば、図19のS46aに進み、入力されているデータがクリアされる。そして図17のS21に戻る。
【0179】
図18(b)のS38において、「全部」が選択されれば、図19のS47aに進む。S47では、交換個数および景品交換玉数が最大値に更新される。更新後、図18(b)のS37に戻る。
【0180】
図18(b)のS38において、「決定」が選択されれば、図19のS44aに進む。S44aでは、遊技者の入力設定した交換個数が0であるか否かが判断される。0である場合には、図18(b)のS37に戻る。一方、0でない場合には、図20のS44bに進む。
【0181】
図20のS44bにおいて、景品決定画面の表示がなされる。景品決定画面の表示例を図49に示す。
【0182】
図49を参照して、遊技者の選択した景品の種類とその個数、および景品交換後の遊技者の合計持玉数および貯玉数が表示されている。また、画面の下方位置には、遊技者の操作が可能な4つのキーが表示されている。「決定」は、画面表示の内容で景品交換を行なうことを決定する際に操作するためのキーである。「修正」は、画面表示されている景品の交換個数を修正する際に操作するためのキーである。「追加」は、交換する景品の種類を追加する際に操作するためのキーである。「貯玉で」は、遊技者所有の貯玉を優先的に景品交換に割当てることを望む場合に操作するキーである。「貯玉で」を操作しない場合には、合計持玉が優先的に景品の交換に使用される。図49の場合には、2種類の景品で合計3600個の玉が合計持玉から差し引かれた状態が表示されている。すなわち、4000個の合計持玉から3600個の玉が景品交換に使用される状態である。「貯玉で」を操作することにより、1000個の貯玉が優先して景品交換に割当てられることになる。したがって、「貯玉で」を押圧操作した後は、貯玉が0個に更新表示され、合計持玉が1400個に更新表示されることになる。なお、「貯玉で」を押圧操作した後、再度「貯玉で」を押圧操作すれば、合計持玉が優先的に景品交換に使用される状態に戻る。また、「合計持玉」は、前述したように持玉遊技可能な最終持玉と持玉遊技不可能な持玉との合計数であるが、合計持玉が景品交換に使用される際には、最終持玉以外の持玉が優先して使用される。
【0183】
次に、S45bに進み、いずれかのキーを使用した選択操作がなされたか否かが判断される。選択操作がなされていない場合には、S44bに戻る。一方、選択操作がなされている場合には、設定の種類に応じて処理が分岐する。
【0184】
「貯玉で」が操作されれば、S58に進み、合計持玉および貯玉が更新された後、S44bに戻る。
【0185】
「追加」が操作されれば、図17のS21に戻る。
「決定」が操作されれば、S46bに進み、メンバーズカード163が会員カード処理装置9に挿入されているか否かが判断される。メンバーズカード163が挿入されていない場合には、すなわち、ビジターカード164が挿入されていることになる。したがって、景品交換は合計持玉でのみ行なわれ、貯玉が使用されていることはあり得ない。したがって、ビジターカード164が挿入されている場合には、景品交換で余った合計持玉を貯玉とするか否かについて遊技者に確認する必要はない。そこで、S46bにおいてメンバーズカード163が挿入されていない場合には、合計持玉の減算更新がなされた後、後述するS51に進む。
【0186】
一方、S46bにおいて、メンバーズカード163が挿入されている場合には、合計持玉あるいは貯玉、またはその双方の減算更新がなされた後、S47bに進む。S47bでは、残り玉・貯玉変換画面を表示させる。残り玉・貯玉変換画面の表示例を図50に示す。
【0187】
図50を参照して、景品交換で余った合計持玉(残り玉)を全部貯玉するか否かを遊技者に問うメッセージが表示されている。さらに、画面の下方には、貯玉するか否かを決定するためのキーが表示されている。
【0188】
次に、S48に進み、遊技者の選択操作がなされたか否かが判断される。選択操作がなされていない場合には、S47bに進む。一方、「はい」キーの選択がなされた場合には、S49に進み、残り玉を貯玉に加算更新する処理が実行される。そして、次にS51に進む。一方、S48において「いいえ」キーが選択された場合には、S49の処理が実行されることなく、S51に進む。
【0189】
S51では、景品選択終了画面が表示される。景品選択終了画面の表示例を図51に示す。
【0190】
図51を参照して、景品交換処理が終了したことを遊技者に示唆させるメッセージが表示されるとともに、景品の受渡し方法についての説明が表示される。
【0191】
次にS52に進み、景品選択終了画面が表示されてから所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S51に戻る。一方、所定時間が経過した場合には、図14(a)のS1に戻る。なお、一連の景品交換が終了した後、遊技者が図14(a)のS2において「精算」を選択し、さらに図16の精算処理のS15において、「返却」を選択すれば、S18においてカードが排出されるが、このカード排出のタイミングで、遊技者の選択した景品の種類とその個数が記録された景品交換用レシートがプリンタ30(図4参照)より出力される。また、遊技者の選択した景品の種類およびその個数、遊技者の最終的な貯玉数および最終持玉数については、前述したように、図16のS17において、それぞれ景品情報,貯玉情報,持玉情報として、会員カード管理コンピュータ14に送信されることになる。
【0192】
一方、図20のS45bにおいて、「修正」が選択されれば、S53に進む。S53では、景品修正画面1が表示される。景品修正画面1の表示例を図52に示す。
【0193】
図52を参照して、遊技者が既に指定した景品個数を修正するためのテンキー、修正内容を確定するための「決定」キー、修正内容を再度訂正するための「訂正」キー、景品交換自体を取止めるための「全部取消」キーが表示されている。遊技者はテンキーを操作して、まず、修正すべき景品の番号を入力しなければならない。たとえば、煙草Aの景品個数を修正するためには、「1」を入力する必要がある。「1」を入力することにより、煙草Aの景品個数を修正することが可能となる。すなわち、破線で囲む部分に「1」が表示されれば、テンキーの操作により煙草Aの現在の景品個数「10」を修正可能となる。
【0194】
次に、S54に進み、遊技者がいずれかのキーを選択したか否かが判断される。選択がなければS53に戻る。一方、選択があった場合には、選択されたキーの種類に応じて、処理が分岐する。
【0195】
まず、テンキーを操作して番号の入力があればS55に進み、景品の選択番号が更新される。更新後、S53に戻る。
【0196】
「訂正」が選択されれば、選択番号が0に更新された後、S53に戻る。
「全部取消」が選択されれば、S57に進み、画面表示がすべてクリアされて図16のS14に戻る。すなわち、景品交換処理自体が取消されることになる。
【0197】
「決定」の操作があれば図21のS59に進む。
図21のS59において、景品修正画面2が表示される。景品修正画面2の表示例を図53に示す。
【0198】
図53を参照して、この表示例は、前画面(図52参照)で、煙草Aの選択番号「1」が選択決定された後の画面である。画面には、景品個数を新たに入力するためのテンキーと、新たに入力した景品交換数を確定するための「決定」キーと、テンキーで入力した景品交換個数を訂正するための「訂正」キーと、景品交換する景品の種類自体を取消すための「取消」キーとが表示されている。遊技者のテンキーの操作に応じて、破線で囲まれた表示部分の景品交換個数「10」や、景品交換玉数の「600」、合計持玉数「400」、貯玉数「1000」の値が変化する。
【0199】
次に、S60に進み、遊技者のキー選択操作が行なわれたか否かが判断される。選択操作が行なわれていない場合には、S59に戻る。一方、選択操作が行なわれた場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0200】
テンキーの操作が行なわれた場合には、S61に進み、景品交換個数が更新される。また、これに併わせて、景品交換玉数や合計持玉数、貯玉数が更新される。次にS62に進み、合計持玉数と貯玉数との合計玉数が景品交換玉数よりも少なくないか否かが判断される。少なくない場合には、S59に戻る。一方、少ない場合には、S63に進み、許容個数オーバー画面が表示される。許容個数オーバー画面の表示例を図54に示す。
【0201】
図54を参照して、持玉数が足りない旨のメッセージが表示される。
次に、S64に進み、許容個数オーバー画面の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S63に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、S65に進む。S65では、景品交換個数、および景品交換玉数が0に更新される。具体的には、図53において、図53において、煙草Aの景品交換個数と景品交換玉数とが0に更新されることになる。この更新処理が終了した後、S59に戻る。
【0202】
「決定」が操作されれば、S66に進み、修正後の景品交換個数が0個であるか否かが判断される。0個である場合には、S59に戻る。一方、0個でない場合には、図20のS44bに戻る。
【0203】
「訂正」が操作されれば、S67に進み、景品交換個数が0に更新される。なお、この更新に伴って、景品交換玉数なども更新される。この更新処理が終了した後、S59に戻る。
【0204】
「取消」が操作されれば、S68に進み、指定されている景品の選択がクリアされる。たとえば、図53においては、煙草Aの景品交換が取消されることになる。指定された景品がクリアされた後、図20のS44bに戻る。
【0205】
図22は、貯玉処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S69において、会員カード処理装置9にカードが挿入されているか否かが判断される。カードが挿入されていない場合には、S70に進み、メッセージ画面1を表示させる。メッセージ画面1の表示例を図46に示す。
【0206】
図46を参照して、カードが挿入されていないために貯玉処理を行なうことができない旨、およびカードの挿入を促す表示がなされる。
【0207】
次に、S71に進み、メッセージ画面1の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S70に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図16のS14に戻る。
【0208】
一方、S69においてカードが挿入されていると判断された場合には、S72に進む。S72では、挿入されているカードがメンバーズカード163であるか否かが判断される。メンバーズカード163が挿入されていない場合には、S84に進み、メッセージ画面2が表示される。メッセージ画面2の表示例を図57に示す。
【0209】
図57を参照して、メンバー(会員)以外は貯玉はできない旨のメッセージが表示される。
【0210】
次に、S85に進み、メッセージ画面2の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S84に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図16のS14に戻る。
【0211】
一方、S72において、メンバーズカード163が挿入されていると判断された場合には、S73に進む。S73では貯玉数決定画面が表示される。貯玉数決定画面の表示例を図55に示す。
【0212】
図55を参照して、遊技者の現在の最終持玉数と合計持玉数と貯玉数とが表示されている。さらに、画面には、新たに貯玉に変換する持玉数を指定するためのテンキーと、指定した貯玉数を確定するための「決定」キーと、指定した貯玉数を修正するための「修正」キーと、精算方法選択画面の表示(図39参照)に移行するための「戻る」キーと、すべての持玉を貯玉に変換するための「全部」キーとが表示されている。
【0213】
次に、S74に進み、遊技者のキーの選択操作がなされたか否かが判断される。選択操作がなされていない場合には、S73に戻る。一方、選択操作がなされた場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0214】
「テンキー」が操作されれば、S75に進み、操作に応じて変換個数が更新される。次にS76に進み、合計持玉数が変換個数よりも小さいか否かが判断される。小さくない場合には、S73に戻る。一方、小さい場合には、S77に進み、許容個数オーバー画面が表示される。許容個数オーバー画面の表示例を図58に示す。
【0215】
図58を参照して、持玉数が足りない旨のメッセージが表示される。
次に、S78で許容個数オーバー画面の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S77に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、S79に進む。S79では、追加貯玉数が0に更新される。この更新処理の後、S73に戻る。
【0216】
「決定」が操作されれば、S80に進み、貯玉終了画面が表示される。貯玉終了画面の表示例を図56に示す。
【0217】
図56を参照して、貯玉処理が終了した旨を示すメッセージが表示される。
次にS81に進み、貯玉終了画面の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S80に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図14のS1に戻る。
【0218】
「修正」が選択されれば、S82に進み、入力された貯玉個数が0に更新された後、S73に戻る。
【0219】
「戻る」が選択されれば、図16のS14に戻る。
「全部」が選択されれば、S83に進み、合計持玉数がすべて貯玉数に加算更新表示される。そして、その後、S73に戻る。
【0220】
図23は、中断処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S86にいおて、カードが挿入中であるか否かが判断される。すなわち、メンバーズカード163またはビジターカード164が会員カード処理装置9に挿入されているか否かが判断される。挿入されていない場合には、S87に進み、メッセージ画面1が表示される。メッセージ画面1は、前述のように、図46に示されている。
【0221】
次にS88に進み、メッセージ画面の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S87に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図14(a)のS1に戻る。
【0222】
一方、S86においてカードが挿入中であると判断された場合には、S89に進み、データ送信処理が実行される。具体的には、図12に示した会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107から会員カード管理コンピュータ14に遊技中断情報が送信される。
【0223】
次にS90に進み、遊技機8での打球発射が禁止される。具体的には、図12に示した会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107から情報表示制御用マイクロコンピュータ103に遊技中断情報が送信され、情報表示制御用マイクロコンピュータ103から台管理装置11に遊技中断情報が送信され、台管理装置11からパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101に遊技操作不能動化信号が送信される。これにより、遊技機8の遊技が不能動化される。
【0224】
次にS91に進み、会員カード処理装置9に挿入されているメンバーズカード163またはビジターカード164が排出される。次にS92に進み、中断画面が表示される。中断画面の表示例を図59に示す。
【0225】
図59を参照して、遊技者が休息中である旨、および他の遊技者は遊技できない旨を示すメッセージが表示される。また、画面の右上方部分に、遊技中断時点から何分経過したかが表示されている。
【0226】
次に、S93に進み、会員カード処理装置9にカードが挿入されたか否かが判断される。カードが挿入されていない場合には、S94に進み、遊技の中断から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過している場合には、後述するS99に進む。一方、所定時間が経過していない場合には、S95に進み、遊技中断時間の計数をカウントアップする。次にS96に進み、画面の時間表示を1分毎に表示更新する。表示更新の後、S92に戻る。一方、S93においてカードが挿入されていると判断された場合には、S97に進み、データの照合が行なわれる。具体的には、会員カード処理装置9に記憶されているカード識別情報と挿入されたカードのカード識別情報とが一致するか否かが判断される。次にS98に進み、データが一致していないと判断された場合には、S100に進む。S100では、挿入されたカードの排出処理が行なわれる。カードの排出処理がなされた後、S92に戻る。一方、S98において、データが一致していると判断された場合には、S99に進む。S99では、遊技機8の打玉発射禁止を解除する制御が行なわれる。具体的には、図12において、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107から情報表示制御用マイクロコンピュータ103に中断解除情報が送信され、情報表示制御用マイクロコンピュータ103から台管理装置11に中断解除情報が送信され、台管理装置11からパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101に不能動化解除信号が送信される。これにより、遊技機8の遊技不能動化状態が解除される。なお、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107は、会員カード管理コンピュータ14へ中断解除情報を送信する。
【0227】
S99の処理が終了した後、図14(a)のS1に戻る。
図24,図25は、全台情報の表示処理に関するフローチャートである。まず、S101において、会員カード処理装置9にカードが挿入中であるか否かが判断される。カードが挿入されていない場合には、S102に進み、メッセージ画面1が表示される。メッセージ画面1の表示例は前述したように図46に示されている。次にS103に進み、メッセージ画面1の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S102に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図14(a)のS1に戻る。
【0228】
S101において、カードが挿入中であると判断された場合には、S104に進む。S104では、挿入されているカードがメンバーズカード163であるか否かが判断される。メンバーズカード163ではない場合には、S105に進む。S105では、メッセージ画面2が表示される。メッセージ画面2は、前述したように、図57に示されている。次にS106に進み、メッセージ画面2の表示から所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、S105に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、図14(a)のS1に戻る。
【0229】
S104ではメンバーズカード163が挿入されていると判断された場合には、S107に進む。S107では、機種選択画面1が表示される。機種選択画面1の表示例を図60に示す。
【0230】
図60を参照して、遊技場1に設置されている遊技機を機種別に分類した選択キーが表示されている。また、「次頁」キーは、機種Hに後続する機種I,機種J,…のキーを表示させるための選択キーである。また、「戻る」キーは、図36に示す初期画面に表示を切換えるために使用するキーである。
【0231】
次に、S108に進み、いずれかのキーが選択されたか否かが判断される。キーの選択がなされていない場合には、S107に戻る。一方、キーの選択がなされた場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0232】
「戻る」が選択された場合には、図14(a)のS1に戻る。
「次頁」が選択された場合には、S111に進み、機種選択画面2が表示される。なお、機種選択画面2の表示例の図示は省略する。次に、S112に進み、キーの選択操作がなされたか否かが判断される。選択がなされていない場合には、S111に戻る。一方、「前頁」の選択があった場合には、S107に戻る。また、いずれかの機種キーI,J,…が選択された場合には、後述するS109に進む。
【0233】
S108またはS112において、いずれかの機種キーが選択された場合には、S109に進む。S109では、大当り回数画面1が表示される。当日の大当り回数画面1の表示例を図61に示す。
【0234】
図61を参照して、各遊技機の台番毎の大当り回数が表示されている。たとえば、1番台では、1日に10回大当りが発生していることが確認できる。また、画面の下方には、遊技者の操作可能な複数種類のキーが表示されている。「当日」キーは、図61に示す大当り回数画面1として、操作当日のデータを表示させるためのキーである。「前日」は、大当り回数画面1として、操作前日のデータを表示させるためのキーである。「前前日」は、大当り回数画面1として、操作前前日のデータを表示させるためのキーである。「台指定」は、遊技機の台番を指定するとともに指定した遊技機の差玉の変化推移をグラフ表示させるためのキーである。「次頁」は、1画面では表示しきれない他の台番の大当り回数を表示させるべく、頁を進めるためのキーである。「戻る」は、図60に示した機種選択画面1の画面表示に戻るためのキーである。「プリント」は、表示されている画面をプリントアウトするためのキーである。
【0235】
次に、S110に進み、いずれかのキーが選択されたか否かが判断される。選択がない場合には、S109に戻る。一方、選択があった場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0236】
「当日」が選択されれば、図25(a)において、図24のS109に戻る処理が実行される。
【0237】
「前日」が選択されれば、図25(a)のS113に進む。そして、大当り回数画面1として、操作前日のデータが表示される。なお、この表示フォーマットは先に説明した図61と同様であるので、図示および説明を省略する。大当り回数画面1が表示された後、図24のS109に戻る。
【0238】
「前前日」が選択されれば、図25(a)のS114に進む。S114では、大当り回数画面1として、操作前前日のデータが表示される。なお、この表示フォーマットは、先に説明した図61の大当り回数画面1と同様であるので、その図示および説明を省略する。この大当り回数画面1が表示された後、図24のS109に処理が戻る。
【0239】
「プリント」が選択されれば、図25(a)のS120に進む。S120では、表示画面を出力する処理が実行される。これにより、情報開示装置10のプリンタ30から表示画面がプリントアウトされる。画面の出力処理が終了した後、図24のS109に戻る。
【0240】
「戻る」が選択されれば、図25(a)において、図24のS107に戻る処理が実行される。
【0241】
「次頁」が選択されれば、図25(a)のS115に進み、大当り回数画面2が表示される。
【0242】
大当り回数画面2は、たとえば先に説明した図61の表示フォーマットにおいて、11番台以降の遊技機の大当り回数が表示された画面である。したがって、図61に例示した表示画面と同様の各種キーが表示されている。ここでは、その図示を省略する。次に、S116に進み、キーの選択操作がなされたか否かが判断される。キーの選択操作がなされていない場合には、S115に戻る。一方、選択操作がなされている場合には、そのキーの選択に応じた処理が実行される。
【0243】
「当日」が選択されれば、S115に戻る。
「前日」が選択操作されれば、S117に進み、大当り回数画面2として操作前日のデータが表示された後、処理がS115に戻る。
【0244】
「前々日」が選択されれば、S118に進み、大当り回数画面2として操作前々日のデータが表示された後、処理がS115に戻る。
【0245】
「前ページ」が選択されれば、図24のS109に戻る。
「プリント」が選択されれば、S119に進み、その表示画面を出力する処理が実行された後、S115に進む。
【0246】
「戻る」が選択されれば、図24のS107に戻る。
一方、S116において「台指定」が選択された場合、または、図24のS110において「台指定」が選択された場合には、処理が図25(b)のS121に進む。S121では、「台指定」キーにより選択指定された台番の遊技機に関し、その差玉の変化推移を表わすグラフ画面が表示される。なお、「台指定」キーが操作された画面が当日の大当り回数を表示する画面である場合には、当日の差玉の推移を表わすグラフ画面が表示される。また、前日の大当り回数を表示する画面であった場合には、前日の差玉の推移を表わすグラフ画面が表示される。さらに、前々日の大当り回数を表示する画面であった場合には、前々日の差玉の推移を表わすグラフ画面が表示されることになる。このグラフ画面の表示例を図62に示す。
【0247】
図62を参照して、たとえば、機種Aの1番台の遊技機に関する差玉の推移が表示されている。グラフの下方には、複数種類のキーが表示されている。「当日」は、当日の1番台の遊技機に関する差玉の推移を表示させるためのキーである。「前日」は、前日の差玉の推移を表示させるためのキーである。「前々日」は、前々日の差玉の推移を表示させるためのキーである。「戻る」は、大当り回数画面1の表示に戻るためのキーである。「プリント」は、表示画面をプリントアウトするためのキーである。
【0248】
次に、S122に進み、キー選択操作が行なわれたか否かが判断される。選択がない場合には、S121に戻る。一方、選択があった場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0249】
「当日」が選択された場合には、S121に戻る。
「前日」が選択された場合には、S123に進み、前日のグラフ画面が表示される。そして処理がS121に戻る。
【0250】
「前々日」が選択された場合には、S124に進み、前々日のグラフ画面が表示される。そして処理がS121に戻る。
【0251】
「プリント」が選択された場合には、S125に進み、その画面を出力するための処理が実行される。これにより、情報開示装置10のプリンタ30から表示画面がプリントアウトされる。出力処理の後、処理がS121に戻る。
【0252】
「戻る」が選択されれば、図24のS109に処理が戻る。
図26は、データ出力処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S126において、データ出力画面が表示される。データ出力画面の表示例を図63に示す。
【0253】
図63を参照して、携帯データ器(携帯用情報開示装置)74の受信準備を促すメッセージが表示されている。また、画面の下方には、2種類の選択操作可能なキーが表示されている。「確認」は、データの受信を行なう際に操作するためのキーである。「戻る」は、図14(a)のS1において説明した初期画面に戻るためのキーである。
【0254】
次に、S127に進み、キーの選択がなされたか否かが判断される。選択がなされていない場合には、S126に戻る。一方、選択があった場合には、その選択キーの種類に応じて、処理が分岐する。
【0255】
「戻る」が選択された場合には、図14(a)のS1に処理が戻る。
「確認」が選択された場合には、S128に進み、データ送信が実行される。具体的には、情報開示装置10の情報出力部32よりデータが出力される。次にS129に進み、データ送信画面が表示される。データ送信画面の表示例を図64に示す。
【0256】
図64を参照して、遊技者に対してデータ送信中である旨のメッセージが表示されている。
【0257】
次に、S130に進み、すべてのデータ送信が終了したか否かが判断され、終了していない場合には、S128に戻る。一方、すべてのデータ送信が終了している場合には、S131に進む。S131では、データ送信終了画面が表示される。データ送信終了画面の表示例を図65に示す。
【0258】
図65を参照して、遊技者にデータ送信が終了した旨のメッセージが表示されている。
【0259】
S131の表示処理が終了した後、図14(a)のS1に戻る。
図27は、機能説明処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S132において、機能説明画面が表示される。機能説明画面の表示例が前述の図37に示されている。
【0260】
次にS133に進み、「戻る」が押圧操作されたか否かが判断される。押圧操作された場合には、図14(a)のS1に戻る。一方、押圧操作されていない場合には、S134に進み、すべての機能の説明が終了したか否かが判断される。すべての機能の説明が終了していない場合には、S132に戻る。一方、すべての機能説明が終了している場合には、図14(a)のS1に戻る。
【0261】
図28は、テレビ放送表示の処理手順を示すフローチャートである。まず、S135において、映像受信画面が表示される。映像受信画面の表示例を図66に示す。
【0262】
図66を参照して、その図示を省略しているが、画面には所定のテレビ番組が表示されている。また、その音声情報が情報開示装置10のイヤホン端子26(図4参照)に出力されている。さらに画面には、音量調節用のキーとチャンネル選択用のキーが設けられている。「戻る」は、図36に示した初期画面に戻るためのキーである。
【0263】
次に、S136に進み、キー操作が行なわれたか否かが判断される。キーの選択操作が行なわれていない場合には、S135に戻る。一方、キーの選択操作が行なわれた場合には、選択されたキーの種類に応じて処理が分岐する。
【0264】
「音量」の「−」が選択された場合には、S137に進み、音量が下げられる。次に、S135に戻る。
【0265】
「音量」の「+」が操作された場合には、S138に進み、音量が上げられる。次に、S135に戻る。
【0266】
「チャンネル」の「−」が操作された場合には、S139に進み、チャンネルが1つ下位に調整される。その後、S135に戻る。
【0267】
「チャンネル」の「+」が操作されれば、S140に進み、チャンネルが1つ上位に調整される。次に、S135に戻る。
【0268】
「戻る」が操作されれば、図14(a)のS1に戻る。
図29は、共通カード販売機5の処理手順を示すフローチャートである。まず、SA1において、販売可能な状態であるか否かが判断される。何らかのトラブルにより、販売が不可能である場合には、SA2に進み、中止表示器155(図6参照)が点灯して中止表示が行なわれた後、SA1に戻る。一方、販売可能状態である場合には、SA3に進む。そして、販売中表示器154を点灯して販売中である旨の表示がなされる。次にSA4に進み、すでに売り切れている共通カードがないか否かが判断される。売切れている共通カードがある場合には、SA5に進み、売切れている共通カードの種類に応じてそれぞれ売切れ表示器151a〜151eが点灯表示される。そして、SA6に進む。一方、売切れている共通カードが存在しない場合には、そのままSA6に進む。
【0269】
SA6では、紙幣の投入があったか否かが判断される。投入がない場合には、SA6の判断が繰返し実行されている。一方、紙幣の投入があった場合には、SA7に進む。SA7では、投入された紙幣が正規のものであるか否かが判断される。正規のものでない場合には、SA8に進み、紙幣が返却された後、SA6に戻る。一方、紙幣が正規のものである場合には、SA9に進み、紙幣に対応した金額を記憶する。次にSA10に進みその金額を金額表示部152(図6参照)に表示させる。次にSA11に進み、カード選択ボタン150a〜150eが押圧操作されたか否かが判断される。操作されていない場合には、SA11に戻り、押圧操作されるまで繰返しSA11の処理が実行される。一方、カード選択ボタンが押圧された場合には、SA12に進む。そして、押圧されたカード選択ボタンに対応する共通カードは売切れであるか否かが判断される。売切れている場合には、SA11に戻る。一方、売切れていない場合には、SA13に進む。SA13では、投入金額が選択されている共通カードの額面よりも小さくないか否かが判断される。小さい場合には、SA11に戻る。一方、小さくない場合には、SA14に進む。SA14では、取消ボタン153(図6参照)が押圧操作されたか否かが判断される。押圧操作された場合には、SA11に戻る。一方、押圧操作されていない場合には、SA15に進む。SA15では、対応する共通カードをカード払出口158(図6参照)より排出する処理が実行される。次にSA16に進み、釣銭があるか否かが判断される。ない場合には、SA1に戻る。一方、釣銭がある場合には、SA17に進む。SA17では、釣銭払出口160より釣銭を払出す処理が実行される。そのしてその後、SA1に戻る。なお、共通カードの排出とともに、共通カード販売情報がホール用管理コンピュータ13および共通カード管理センター2へ送信される。
【0270】
図30,図31(a),図31(b)は、景品処理装置15(図7参照)におけるカード精算の処理手順を示すフローチャートである。まず、SB1においてカード精算の機能にトラブルが生じていないか否か、すなわち本機が使用可能であるか否かが判断される。使用可能でない場合には、SB2に進み、中止表示器135(図7参照)を点灯表示させて中止表示する。一方、使用可能である場合には、SB3に進む。そして、カードが挿入されたか否かが繰返し継続して判断される。カードが挿入されればSB4に進み、カードに記録されているデータが読込まれる。次にSB5に進み、挿入されたカードがメンバーズカード163であるか否かが判断される。メンバーズカード163でない場合には、SB6に進み、ビジタカード164であるか否かが判断される。ビジタカード164でない場合には、SB7に進み、カードが排出された後、SB1に戻る。
【0271】
一方、SB6において、ビジタカード164であると判断された場合には、SB8に進み、有効期限内であるか否かが判断される。すなわち、ビジタカード164が当日、遊技場1から遊技者に手渡されたものであるか否かが判断される。この判断は、たとえば、カードに記録されているカード識別情報に基づいて行なわれる。有効期限内でない場合には、SB9に進み、表示部130(図7参照)に有効期限外表示を行なう。次にSB10に進み、カードを排出する。そして次にSB1に戻る。
【0272】
一方、SB5の判断において、メンバーズカード163であると判断された場合には、SB11に進む。そして、表示部130(図7参照)に暗証番号の入力を促すメッセージが表示されるとともに暗証番号が入力されたか否かが判断される。そして、暗証番号の入力がなされるまで、SB11の処理が繰返し実行される。
【0273】
一方、SB11において暗証番号の入力があった場合、またはSB8において有効期限内であると判断された場合には、SB12に進む。SB12では、データ送信処理が実行される。具体的には、カードの識別番号、およびメンバーズカード163が挿入されている場合にはSB11で入力された暗証番号が景品処理装置15から共通カード管理コンピュータ14へ送信される。これらのデータを受信した会員カード管理コンピュータ14は、予め記憶しているカード識別番号との照合を行なう。なお、暗証番号が送信されている場合には、暗証番号の照合も行なう。照合の結果、データが一致する場合には、そのカードに対応して会員カード管理コンピュータ14に予め記憶されている貯玉情報や持玉情報を照合結果一致情報とともに景品処理装置15へ送信する。また、照合の結果、データが一致しない場合には、照合不一致情報を景品処理装置15へ送信する。
【0274】
次にSB13に進み、会員カード管理コンピュータ14から送信されたデータを受信する。次にSB14に進み、データに異常がないか否かが判断される。すなわち、照合結果一致情報が受信されたか否か、照合結果一致情報が受信されている場合には貯玉情報なども併せて受信されているか否かが判断される。データに異常がある場合には、SB15に進む。そして、暗証番号のみに異常が発生しているか否かが判断される。暗証番号のほかにも異常が発生している場合には、SB16に進む。SB16では、表示部130に異常の発生を報知する画面が表示される。次にSB17に進み、景品処理装置15が使用不能状態に制御される。そして、SB1に戻る。
【0275】
一方、SB15におてい暗証番号のみ異常であると判断された場合には、図31(b)のSB26に進む。SB26では、カウンタNの値が加算更新される。なお、カウンタNの初期値は0である。次にSB27に進み、カウンタNの値が2よりも大きいか否かが判断される。2よりも大きくない場合には、SB30に進み、再度遊技者に暗証番号の入力の機会が付与され、暗証番号が入力されたか否かが判断される。暗証番号が入力されればSB31に進み、再度、暗証番号の照合処理が実行される。暗証番号の照合処理の結果、一致していない場合には、SB26に戻る。一方、一致している場合には、後述する図30のSB18に進む。
【0276】
さらに、SB27において、カウンタNの値が2よりも大きいと判断された場合には、SB28に進み、表示部130に異常発生を報知する表示がなされる。次にSB29に進み、景品処理装置15が使用不能状態に制御される。次に図30のSB1に戻る。
【0277】
一方、図30のSB14において、データに異常がないと判断された場合には、SB18に進む。SB18では、会員カード管理コンピュータ14より受信した情報に基づいて玉数および換金額が表示される。次にSB19に進み、取消ボタン133(図7参照)が押圧操作されたか否かが判断される。押圧された場合には、SB20に進み、カード挿入口136に挿入されているカードが排出される。そして、SB1に戻る。一方、押圧操作されていない場合には、SB21に進み、確認ボタン132(図7参照)が押圧操作されたか否かが判断される。そして、確認ボタン132が押圧されるまで、この処理が繰返し実行される。確認ボタン132が押圧されれば、SB22に進む。そして、遊技者の合計持玉数などに対応する額面の共通カードが共通カード払出口137より払出される。次に図31(a)のSB23に進み、データ送信処理が実行される。具体的には、共通カードの払出に伴って遊技者の合計持玉数などが減算更新されるが、その減算更新後の持玉情報、貯玉情報が会員カード管理コンピュータ14に送信される。また、払出された共通カードの額面を特定可能な共通カード交換情報が共通カード管理センター2へ送信される。次にSB24に進み、カード挿入口136に挿入されていたメンバーズカード163またはビジタカード164が排出される。そして、その後、図30のSB1に戻る。
【0278】
図32は、図12に示した会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107が実行する持点更新制御の処理手順を示すフローチャートである。まず、SD1において、持点更新タイミングであるか否かが判断される。持点更新タイミングでない場合には、そのまま処理が終了する。一方、持点更新タイミングである場合には、SD2に進む。SD2では、パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101(図12参照)に持点情報出力指令信号が出力される。次にSD3に進み、パチンコ機制御用マイクロコンピュータ101から持点情報が入力されたか否かが判断される。そして入力があるまで繰返しこの処理が実行される。次にSD4に進み、持点情報を更新する。具体的には、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107(図13参照)内のRAM128に記憶されている持点情報が更新される。持点情報が更新された後、処理が終了する。
【0279】
図33は、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107(図13参照)が行なう停電検知処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、SD5において、停電が検知されたか否かが判断される。具体的には、停電検知回路126(図13参照)から停電検知信号が入力されたか否かが判断される。停電が検知されない場合には、そのまま処理が終了する。一方、停電が検知された場合には、SD6に進む。SD6では、光通信制御以外の処理が停止される。そしてその後、処理が終了する。
【0280】
図34は、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107(図13参照)が実行する光通信制御の処理手順を示すフローチャートである。まず、SD7において、携帯用レシート発行装置80(図13参照)より持点情報出力要求信号が入力されたか否かが判断される。入力のない場合には、そのまま処理が終了する。一方、持点情報出力要求信号の入力があった場合には、SD8に進む。SD8では、会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107内のRAM128に記憶されている持点情報のほか、会員カード処理装置9に挿入されているカードのカード識別情報、遊技機8を特定するためのユニット情報が光通信部33に出力される。次にSD9に進み、通信結果確認用情報が携帯用レシート発行装置80より入力されたか否かが判断される。入力のない場合には、SD10に進み、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、SD9に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、SD14に進む。SD14では、通信失敗情報が光通信部33に出力される。そしてその後、処理が終了する。
【0281】
一方、SD9において通信結果確認用情報が入力された場合には、SD11に進む。SD11では、出力した持点情報と入力された持点情報とが比較される。次にSD12に進み、情報が一致するか否かが確認される。そして、情報が一致しない場合には、前述のSD14に進む。一方、情報が一致する場合には、SD13に進む。そして、通信成功情報を光通信部33に出力した後、処理が終了する。
【0282】
図35は、携帯用レシート発行装置80(図13参照)が実行する、光通信・印字制御の処理手順を示すフローチャートである。まず、SC1において、受信印字スイッチ85(図13参照)の操作が行なわれたか否かが判断される。操作のない場合には、そのまま処理が終了する。一方、操作があった場合には、SC2に進む。SC2では、持点情報出力要求信号が光通信部87に出力される。次にSC3に進み、会員カード処理装置9から持点情報などが入力されたか否かが判断される。入力のない場合には、SC4に進み、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合には、SC3に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、SC5に進み、通信エラー表示を表示部82(図13参照)に表示させた後、処理が終了する。一方、SC3において、持点情報などの入力が在った場合には、SC6に進む。SC6では、入力された持点情報などが暫定的に記憶される。次にSC7に進み、入力された情報が通信結果確認用情報として光通信部87から出力される。次にSC8に進み、通信結果情報が入力されたか否かが判断される。入力のない場合には、SC9に進み、所定時間が経過したか否かかが判断される。所定時間が経過していない場合には、SC8に戻る。一方、所定時間が経過している場合には、SC10に進み、通信エラー表示を表示部82に行なった後、処理を終了する。
【0283】
一方、SC8において通信結果情報の入力があった場合には、SC11に進む。SC11では、入力された情報が通信成功情報であるか否かが判断される。通信成功情報でない場合には、SC15に進み、暫定的に記憶しておいた情報が破棄される。次にSC16に進み、表示部82に通信エラー表示を行なった後、処理を終了する。
【0284】
一方、SC11において通信成功情報であると判断された場合には、SC12に進む。SC12では、暫定的に記憶しておいた情報が正規の情報として記憶される。次にSC13に進み、入力情報が表示部82に表示される。次にSC14に進み、入力情報が印字機構123(図13参照)により印字出力される。そしてその後、処理が終了する。
【0285】
次に、以上説明した発明の実施形態についての特徴点や変形例を以下に列挙する。
【0286】
(1) 共通カード販売機5,共通カード処理機7,共通カード払出機16,共通カード買取機18,共通カード管理センタ2において、取扱われるカードは、全国どこの遊技場でも使用可能な共通カードである。しかしながら、共通カードに代えて、いわゆるハウスカードにより、図1に示したようなシステムを構成してもよい。この場合には、図1に示した共通カード管理センターには、特定の遊技場1のみで使用されたハウスカードの管理を行なうように構成することになる。しかしながら、ハウスカードの一部の記録情報を全国で統一して、その統一された情報に基づいて、共通カード管理センター2が複数の遊技場を管理できるように構成してもよい。
【0287】
(2) 図1において、会員カード管理コンピュータ14を設置することなく、直接、会員カード管理センター3へ情報が遊技場1から送信されるように構成してもよい。
【0288】
(3) 停電などの異常状態が継続して、遊技の再開が不可能となった場合には、遊技者の獲得した持点が携帯用レシート発行装置80より出力可能に構成した。しかしながら、携帯用レシート発行装置80から出力されるのに代えて、各遊技機8毎に設けられている情報開示装置10のプリンタ30から各々出力されるように構成してもよい。
【0289】
(4) メンバーズカード163およびビジタカード164には、カード識別情報のみが記録されており、持玉情報や貯玉情報は記録されないように構成した。しかしながら、これに代えて、メンバーズカード163やビジタカード164にも、貯玉情報や持玉情報が記録されるように構成してもよい。
【0290】
(5) 図59において、遊技者が遊技を中断してから経過した時間が画面上に表示されるように構成した。しかしながら、これに代えて、遊技を中断した時点で予め定められた時間が画面に表示されるようにして、時間の経過とともにその表示されている時間が減算更新表示されるように構成してもよい。これにより、他の遊技者は、後何分たてば当該遊技機で遊技を行なうことが可能となるかが判断できる。
【0291】
(6) ビジターカード164に関し、既に会員登録が終了してメンバーズカード163が手渡されている遊技者と、会員の登録を行なっていない遊技者とでは、それぞれ異なる種類のビジターカード164が遊技場1より遊技者に貸出されるように構成してもよい。すなわち、メンバーズカード163を遊技場1に持って来るのを忘れた遊技者に貸出されるビジターカード164と、会員登録を行なっていない遊技者に貸出されるビジターカード164とが異なるように構成するのである。このように構成することにより、遊技場1で遊技を行なう遊技者のうち、会員登録を行なっていない遊技者の延べ人数を把握できる。これにより、たとえば、メンバーズカード163の遊技者にとっての利用価値の程度などを把握することができる。そして、この情報に基づいて、会員へのサービスを拡大したり、あるいは縮小させるなどして、会員数の増大を図るための適度なサービスを行なうことができる。
【0292】
(7) 本実施形態においては、会員登録を行なった者に発行されたメンバーズカード163のみならず、会員以外の者あるいはメンバーズカード163を自宅などに置き忘れた者に貸与されるビジターカード164を使用した遊技も可能である。しかしながら、このような運用形態に代えて、会員登録を行なった者のみが遊技機8で遊技可能であるように構成してもよい。すなわち、メンバーズカード163を利用する場合に限って、遊技が可能であるように構成してもよい。
【0293】
(8) 本実施形態の特徴の1つは、遊技者が遊技を行なったその場所で貯玉処理を行なえる点にある。これにより、遊技者は、遊技で獲得した持点を遊技場に貯玉として預けることができ、また、既に遊技場預かりの貯玉を保有する遊技者は、その貯玉に対して持点を加算更新することができる。さらに、遊技者はその貯玉を利用して遊技を行なったその場所で景品交換の処理を行なうことも可能であり、この場合には、貯玉の減算更新が行なわれることになる。
【0294】
なお、遊技を終えた遊技者が自己の持点を貯玉として処理しない場合(本実施形態ではビジターカード164利用の場合には貯玉処理はできない)でも、その持点は持玉情報として会員カード管理コンピュータ14に記憶される。そして、再遊技の際にはその持玉を使用した遊技が可能であり、遊技状況に応じてその持玉数が減産更新され、あるいは加算更新されることになる。
【0295】
しかしながら、このような持玉処理はあくまでも遊技者が遊技当日に保有している持玉に基づいて行なわれる点において、先の貯玉処理とはその処理内容が異なっている。すなわち、遊技者が保有している持玉は当日限り有効であり、日が変われば無効とされるのである。したがって、持玉を用いた再遊技も持玉を保有した当日に限ってのみ可能である。
【0296】
一方、先の貯玉処理によれば遊技行為当日のみならず前日において獲得した持点を累積的に保管できる。したがって、メンバーズカード163を利用して遊技を行なう遊技者は、1日の遊技を最終的に終了する際には、自己の獲得している持点のすべてを景品として使用する場合を除き、当該持点を貯玉として処理する必要がある。そして、この貯玉処理が、本実施形態によれば遊技を行なったその場所で会員カード処理装置9を利用して行なえるのである。
【0297】
【課題を解決するための手段の具体例】
図12に示した会員カード処理装置9により、遊技機に関する情報を収集、記憶する情報記憶装置が構成されている。また、図12に示した遊技機8により、前記遊技機が構成されている。
【0298】
図13に示した会員カード処理装置9内に構成されているRAM128により、前記遊技機から収集した情報を記憶するための情報記憶手段が構成されている。また、図12に示した遊技機8のパチンコ機制御用マイクロコンピュータ101から会員カード処理装置9の会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107に入力される持点情報により、停電時に遊技者に補償するために前記遊技機から収集した情報が構成されている。
【0299】
図13に示したバックアップ用電源110により、前記情報記憶手段が記憶している記憶情報を保持するための記憶情報保持手段が構成されている。
【0300】
図4に示した情報出力部32、図12に示した情報出力部(光通信部)32により、停電時に前記情報記憶手段が記憶している記憶情報を外部へ出力可能な記憶情報出力手段が構成されている。
【0301】
図10,図12,図13に示した携帯用レシート発行装置80により、情報記憶装置に記憶されている記憶情報を読出可能な情報読出装置が構成されている。
【0302】
図13に示した携帯用レシート発行装置80のレシート発行制御用マイクロコンピュータ121,図35に示したフローチャートのSC2により、前記情報記憶装置に記憶されている記憶情報の出力指令を行なうための出力指令信号を出力可能な情報出力指令手段が構成されている。また、図35に示したフローチャートのSC2に示される持点情報出力要求信号により、前記出力指令信号が構成されている。
【0303】
図10,図13に示した情報入力部(光通信部)88により、前記出力指令信号を受けて前記情報記憶装置より出力される記憶情報を入力するための記憶情報入力手段が構成されている。
【0304】
図10,図13に示した表示部82により、前記記憶情報入力手段に入力された記憶情報を表示可能な記憶情報表示手段が構成されている。
【0305】
図13に示した停電検知回路126により、停電が発生した場合にその旨を検知する停電検知手段が構成されている。
【0306】
図13に示したバックアップ用電源110により、停電時に利用される予備電源部が構成されている。
【0307】
図33に示したフローチャートに、前記停電検知手段で停電が検知されている間は前記記憶情報出力手段による情報の出力処理以外の処理が制限される構成が示されている。
【0308】
図10のプリントアウト口81および図13の印字機構123により、前記記憶情報入力手段に入力された記憶情報を印字するための記憶情報印字手段が構成されている。
【0309】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】
請求項1に関しては、停電時に、予備電源手段を用いて、情報記憶装置の情報記憶手段に記憶されている遊技者に補償するために必要な情報を情報読取装置に出力し、記憶情報表示手段によって表示することができるため、停電が発生した場合にも、その復旧を待たずして、遊技者に対し公平な補償行為を行なうことができる。また、停電検知手段で停電が検知されている間は記憶情報出力手段による記憶情報の出力処理以外の処理が停止されるために、停電時に利用される予備電源部の消費電力を極力抑えることができ、これにより情報記憶手段に記憶されている記憶情報を極力長期にわたり保持可能となる。
【0310】
請求項2に関しては、請求項1に関する効果に加えて、前記記憶情報入力手段に入力された記憶情報が印字されるために、補償の目安となる前記記憶情報が印字された印字物を各遊技者に手渡すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技用装置の全体構成を示すシステムブロック図である。
【図2】情報開示装置10と遊技機8、および共通カード処理機7との対応関係を示す図である。
【図3】遊技機8の全体正面図である。
【図4】情報開示装置10の構成を示す図である。
【図5】情報開示装置10に設けられる表示ユニット115の取付状態を示す断面図である。
【図6】共通カード販売機5の全体正面図である。
【図7】景品処理装置15の全体正面図である。
【図8】共通カード買取機18の全体正面図である。
【図9】携帯用情報開示装置74の構成を示す斜視図である。
【図10】携帯用レシート発行装置80の構成を示す斜視図である。
【図11】携帯用レシート発行装置80から出力される出力データ例である。
【図12】情報開示装置10(会員カード処理装置9を含む)と台管理装置11と遊技機8と会員カード管理コンピュータ14との接続構成を示すブロック図である。
【図13】会員カード処理装置9および携帯用レシート発行装置80のブロック図である。
【図14】情報開示装置10に設けられたタッチパネル116の操作に応じた情報開示装置10(会員カード処理装置9を含む)の制御手順を説明するためのフローチャート(メインルーチン)である。
【図15】遊技データ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】精算処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図18】景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図19】景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図20】景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】景品交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】貯玉処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図23】中断処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図24】全台情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図25】全台情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図26】データ出力制御処理手順を示すフローチャートである。
【図27】機能説明の処理手順を示すフローチャートである。
【図28】テレビ放送表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図29】共通カード販売機5のカード販売に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図30】景品処理装置15のカード精算に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図31】景品処理装置15のカード精算処理に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図32】会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107において行なわれる持点更新制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図33】会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107において行なわれる停電検知処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図34】会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ107において行なわれる光通信制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図35】携帯用レシート発行装置80において行なわれる光通信・印字制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図36】情報開示装置10に表示される初期画面の表示例を示す図である。
【図37】情報開示装置10において表示される機能説明画面の表示例を示す図である。
【図38】情報開示装置10に表示される遊技データ画面の表示例を示す図である。
【図39】情報開示装置10に表示される精算方法選択画面の表示例を示す図である。
【図40】情報開示装置10に表示される結果画面の表示例を示す図である。
【図41】情報開示装置10に表示される品目選択画面1の表示例を示す図である。
【図42】情報開示装置10に表示される品目選択画面2の表示例を示す図である。
【図43】情報開示装置10に表示される景品画面1の表示例を示す図である。
【図44】情報開示装置10に表示される景品画面2の表示例を示す図である。
【図45】情報開示装置10に表示される個数入力画面の表示例を示す図である。
【図46】情報開示装置10に表示されるメッセージ画面1の表示例を示す図である。
【図47】情報開示装置10に表示される許容個数オーバー画面の表示例を示す図である。
【図48】情報開示装置10に表示される許容個数オーバー画面の表示例を示す図である。
【図49】情報開示装置10に表示される景品決定画面の表示例を示す図である。
【図50】情報開示装置10に表示される残り玉、貯玉変換画面の表示例を示す図である。
【図51】情報開示装置10に表示される景品選択終了画面の表示例を示す図である。
【図52】情報開示装置10に表示される景品修正画面1の表示例を示す図である。
【図53】情報開示装置10に表示される景品修正画面2の表示例を示す図である。
【図54】情報開示装置10に表示される許容個数オーバー画面の表示例を示す図である。
【図55】情報開示装置10に表示される貯玉数決定画面表示の表示例を示す図である。
【図56】情報開示装置10に表示される貯玉終了画面の表示例を示す図である。
【図57】情報開示装置10に表示されるメッセージ画面2の表示例を示す図である。
【図58】情報開示装置10に表示される許容個数オーバー画面の表示例を示す図である。
【図59】情報開示装置10に表示される中断画面表示の表示例を示す図である。
【図60】情報開示装置10に表示される機種選択画面1の表示例を示す図である。
【図61】情報開示装置10に表示される大当り回数画面1の表示例を示す図である。
【図62】情報開示装置10に表示されるグラフ画面の表示例を示す図である。
【図63】情報開示装置10に表示されるデータ出力画面の表示例を示す図である。
【図64】情報開示装置10に表示されるデータ送信画面の表示例を示す図である。
【図65】情報開示装置10に表示されるデータ送信終了画面の表示例を示す図である。
【図66】情報開示装置10に表示される映像受信画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1は遊技場、2は共通カード管理センター、3は会員カード管理センター、4は換金所、5は共通カード販売機、6は遊技機設置島台、8は遊技機、7は共通カード処理機、9は会員カード処理装置、10は情報開示装置、11は台管理装置、12は島管理装置、13はホール用管理コンピュータ、14は会員カード管理コンピュータ、15は景品処理装置、16は共通カード払出機、17はターミナルボックス、18は共通カード買取機、115は表示器ユニット、116はタッチパネル、117は画像表示装置、30はプリンタ、32は情報出力部、33は情報入力部、163はメンバーズカード、164はビジタカード、74は携帯用情報開示装置、78は情報出力部、79は情報入力部、76はタッチパネル、80は携帯用レシート発行装置、82は液晶表示器、87は情報出力部、88は情報入力部、103は情報表示制御用マイクロコンピュータ、107は会員カード処理装置制御用マイクロコンピュータ、101はパチンコ機制御用マイクロコンピュータ、102はゲーム制御用マイクロコンピュータ、110はバックアップ用電源、126は停電検知回路、121はレシート発行制御用マイクロコンピュータ、85は受信印字スイッチである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is an information storage for collecting and storing information about gaming machines.Equipment and informationInformation reading device capable of reading information stored in storage deviceThe present invention relates to an information reading system comprising:
[0002]
[Prior art]
Conventionally known information storage devices of this type include, for example, information storage devices that collect and store information about gaming machines. In this type of conventional information storage device, in preparation for the occurrence of a power failure, information necessary for the player to compensate, for example, the points that the player has acquired during the game is stored. Was composed. Therefore, even if a power failure occurs during business hours of the game hall, after the power failure is restored, the player can play again using the points before the power failure based on the contents stored in the information storage device. It was.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, if the power outage state continues for a long time and, for example, it is not expected to recover during business hours, it is necessary to perform some compensation according to the points earned for the player.
[0004]
However, in the conventional information storage device, since the player's points earned, for example, cannot be specified unless the power failure is restored, it is not possible to perform fair compensation for each player. There is a disadvantage that troubles may occur between the game arcade and the player.
[0005]
The present invention has been conceived in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a device that is useful for performing a fair compensation action for a player even during a power outage.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention described in
[0007]
The present invention described in claim 2In addition to the configuration of the invention described in
[0010]
[Action]
According to the present invention as set forth in
[0011]
According to the invention as claimed in
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a system block diagram showing an outline of the entire gaming apparatus according to the present invention.
[0016]
For example, a plurality of encapsulated ball-type pachinko machines (hereinafter simply referred to as game machines) 8 are installed in a
[0017]
Each
[0018]
A common card is a prepaid card dedicated to a gaming machine that can be used in common at any game hall in the country as long as it is a game hall that is a member of a common card system. This common card is shipped from the common card issuing company to the
[0019]
A player who does not have a common card can purchase the common card at the common
[0020]
In order for a player to play a game on the
[0021]
If a player who does not have the member's
[0022]
If the player does not insert the member's
[0023]
When a
[0024]
When a player plays a game on the
[0025]
The
[0026]
Various information can be displayed on the
[0027]
The game information can also be transferred from the
[0028]
In addition, it is possible to interrupt the game on the
[0029]
If you want to finish the game with the points you have and then use the points to play more games on
[0030]
On the other hand, when the
[0031]
A player having the members'
[0032]
On the other hand, the player can also perform an operation for exchanging prizes in the member
[0033]
If the player performs the above-described card return operation after completing the prize exchange operation or the storage ball operation, various information is transmitted from the member
[0034]
The membership
[0035]
The membership
[0036]
On the other hand, if a predetermined card return operation is performed after the member
[0037]
A player who wants to exchange money or a stored ball acquired in a game must first exchange the ball or the stored ball for a common card. The
[0038]
When the common card is dispensed from the
[0039]
Further, when the common card is paid out from the
[0040]
A player who owns the common card can exchange the common card at the
[0041]
It is also possible to play the game again with the
[0042]
The score information for specifying the score that sequentially changes in accordance with the progress of the game is periodically transmitted from the
[0043]
In the above, the common
[0044]
On the other hand, to the member
[0045]
Furthermore, since all actions performed in connection with the game, such as the start and end of the game and the exchange of prizes, are performed through the
[0046]
Moreover, since a common card is used also when performing cash exchange, the circulation amount of a common card will increase. In addition, in the past, if you have exchanged your possession balls or storage balls for special purposes for the purpose of cashing, even if you change your mind after the exchange and wish to continue the game, It was impossible to play a game using the prizes directly. However, according to the configuration shown in FIG. 1, since a common card is used for cashing, it is possible to play a game again using the common card paid out for the purpose of cashing. As a result, the convenience of use by the player is improved and the operating rate of the
[0047]
As described above, according to the configuration of FIG. 1, all of the spending of the
[0048]
FIG. 2 is a view for explaining the arrangement relationship of the membership
[0049]
The
[0050]
FIG. 3 is a front view of the
[0051]
When the player inserts the member's
[0052]
If the player starts playing the game by operating the batting operation handle 37 in the state where there is a point, the hit ball will be shot into the
[0053]
In the first state of the variable winning
[0054]
A special winning area called “V pocket” is usually provided on the left side inside the big winning
[0055]
[0056]
On the other hand, after being struck into the
[0057]
If a big hit occurs due to a lucky number predetermined on the game hall side, a so-called game with a ball is possible. Mochidama game is one of the benefits to the player that it is possible to continue playing the game after the big hit, using the points given to the player based on the big hit. . If a big hit occurs at the lucky number, a game staff member confirms that the big hit at the lucky number is inserted, and a predetermined key is inserted into the reset
[0058]
After being driven into the
[0059]
The
[0060]
An information output terminal (not shown) for outputting game information is provided on the back surface of the
[0061]
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of the
[0062]
A display screen of the
[0063]
When the player operates the
[0064]
Further, the
[0065]
When no card is inserted into the card insertion /
[0066]
If the member's
[0067]
After the member's
[0068]
When the member's
[0069]
As described above, the member
[0070]
Further, as described above, the player can also perform a game interruption operation. If a predetermined interruption operation is performed using the
[0071]
The game data displayed on the
[0072]
The
[0073]
In the member
[0074]
A player who wants to exchange prizes can select a prize exchange menu from the menu on the
[0075]
In this way, by using the
[0076]
FIG. 5 is a partial cross-sectional view of the
[0077]
By appropriately operating the
[0078]
FIG. 6 is an overall front view of the common
[0079]
If a banknote of a predetermined face value is inserted into the
[0080]
A
[0081]
The common
[0082]
FIG. 7 is an overall front view of the
[0083]
If the
[0084]
As shown in the figure, when a common card exchange operation is performed in a state where there are remaining balls, a receipt in which information for specifying the remaining balls is recorded is issued from the
[0085]
A
[0086]
The
[0087]
In addition, the
[0088]
Moreover, you may comprise so that the card | curd may be collect | recovered about the visitor card |
[0089]
Further, the
[0090]
FIG. 8 is an overall front view of the common
[0091]
A coin payout exit may be provided so that when a common card with a face value less than 1000 yen is inserted, a coin corresponding to the face value may be paid out. Further, in the present embodiment, only the unused common card can be exchanged. However, instead of this, even a common card used may be configured to be exchangeable according to the balance.
[0092]
FIG. 9 is an overall schematic diagram showing the configuration of the portable
[0093]
FIG. 10 is an overall schematic diagram showing the configuration of the portable
[0094]
Even if a power failure occurs in the game hall business hours and the player's score stored in the
[0095]
In the portable
[0096]
A game attendant or the like operates the portable
[0097]
In the
[0098]
It should be noted that the game state (whether or not it is a specific game state, etc.) may also be stored as backup data in the member
[0099]
Further, the result shown in FIG. 11 may be printed out directly from the
[0100]
FIG. 12 is a block diagram showing the connection between the member card processing unit including the
[0101]
When a player who wants to play a game on the
[0102]
When a game is started on the
[0103]
When a big hit occurs in the
[0104]
The difference between the possession information stored in the membership card processing
[0105]
If there is a pressing operation of the
[0106]
When various operations are performed on the
[0107]
When a predetermined operation for outputting game data to the outside is performed using the
[0108]
If an operation for displaying game data on the
[0109]
When the stored balls are stored using the
[0110]
When the prize exchange process is performed on the
The issue exchange receipt is issued at the timing when the card return operation is performed.
[0111]
If the player performs an operation on the
[0112]
If a game interruption operation is performed on the
[0113]
Further, the information display control microcomputer 103 also transmits the game interruption information to the membership card processing
[0114]
On the other hand, if a card is inserted into the member
[0115]
On the other hand, if the game is not resumed within a predetermined period from the time when the game is interrupted, the membership card processing
[0116]
When the player who has finished the game performs a card return operation on the
[0117]
FIG. 13 is a block diagram showing a part of the membership
[0118]
In the membership
[0119]
The
[0120]
The membership card processing
[0121]
As described above, when the power failure detection signal from the power
[0122]
As described above, when a power failure occurs, it is possible to read the points from the member
[0123]
On the other hand, the point information output request signal is input to an optical communication unit (information input unit) 33 provided in the
[0124]
The membership card processing
[0125]
The portable
[0126]
The member
[0127]
The communication result information is received by the portable
[0128]
Upon receipt of the communication result information indicating that the communication result is good, the receipt
[0129]
On the other hand, if the communication result is not good, the stored score information is discarded and a message indicating that a communication error has occurred is displayed on the
[0130]
Note that the received data is backed up in the
[0131]
In the above, the communication procedure between the membership
[0132]
If it is confirmed that the power has been restored, the member card processing
[0133]
14 to 28 are flowcharts illustrating a control processing procedure performed based on an operation of the
[0134]
36 to 66 are diagrams showing examples of image display displayed on the
[0135]
Hereinafter, the flowcharts of FIGS. 14 to 28 will be described in order with reference to FIGS. 36 to 66 as necessary.
[0136]
FIGS. 14A and 14B are flowcharts for explaining the main routine regarding the operation of the
[0137]
Next, proceeding to S2, it is determined whether or not the player has made any menu selection. When the player selects one of the menus, the process branches to various processes according to the selected menu. When the player selects “game data”, a game data display processing procedure described later in FIG. 15 is performed. When “settlement” is selected, a settlement process described later in FIG. 16 is executed. When “suspend” is selected, a suspension process, which will be described later with reference to FIG. 23, is executed. When “all-device information” is selected, all-device information processing described later in FIG. 24 is executed. When “data output” is selected, a data output process described later in FIG. 26 is executed. When “TV” is selected, TV broadcast processing described later in FIG. 28 is executed. When “function explanation” is selected, a function explanation process described later in FIG. 27 is executed.
[0138]
On the other hand, if no menu is selected in S2, the process proceeds to S3 and it is determined whether or not a predetermined time has elapsed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S1 again. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process proceeds to S4, and the function explanation screen is displayed. A display example of the function explanation screen is shown in FIG.
[0139]
Referring to FIG. 37, an arrow is displayed on the menu, and a description of the menu content indicated by the arrow is displayed. Then, the arrow moves onto each menu at predetermined time intervals, and an explanation display of the destination menu is performed.
[0140]
Referring to FIG. 14A again, in S5, it is determined whether or not the “return” menu has been pressed. If “return” is pressed, the process returns to S1. On the other hand, if the pressing operation is not performed, the process proceeds to S6. Then, it is determined whether or not the function explanation display has ended. If the function explanation display has not ended, the process returns to S4. On the other hand, if it has been completed, the process returns to S1.
[0141]
FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure of game data display processing. First, in S7, game data for the day is displayed on the screen. An example of this screen display is shown in FIG.
[0142]
Referring to FIG. 38, the “number of jackpots” is the number of times jackpots have occurred. The “total number of start times” is the number of variable display times of the variable display device 47 (see FIG. 3). The “big hit probability” is a probability that a big hit has occurred with respect to the variable display count, and is calculated by (number of big hits / total number of starts). The “start count” is a variable display count from big hit to big hit. “Drive-in” is the total number of pachinko balls that have been driven into the
[0143]
Next, in S8, it is determined whether or not a menu selection operation has been performed. Specifically, with reference to FIG. 38, it is determined whether or not one of the menus “current day” to “return” displayed at the bottom of the screen has been selected. If not selected, the process returns to S7. On the other hand, when any menu is selected, the process branches according to the selected menu.
[0144]
If “current day” is selected, the process proceeds to S9, and a screen for displaying game data for the current day appears. That is, the screen shown in FIG. 38 already described. If “Previous Day” is selected, the process proceeds to S10 and game data for the previous day is displayed. Note that the game data display format is the same as in FIG. If “Previous Day” is operated, the process proceeds to S11, and the game data of the previous day is displayed on the screen. The game data display format of the previous day is the same as in FIG. If “return” is selected, the process returns to S1 of FIG.
[0145]
After the processes of S9 to S11 are executed, the process proceeds to S12. In S <b> 12, it is determined whether one of the menus “from the day” to “return” is selected again. If selected, the processing of S9 to S11 is executed according to the selection, or the process returns to S1 of FIG. On the other hand, if no menu is selected in S12, the process proceeds to S13, game data is continuously displayed, and the process proceeds to S12.
[0146]
When “return” is selected in a state where any game data screen is displayed, the process returns to S1 of FIG. 14A, which is the main tree.
[0147]
FIG. 16 is a flowchart showing the processing procedure of the settlement process. First, in S14, a settlement method selection screen is displayed. A display example of the settlement method selection screen is shown in FIG.
[0148]
Referring to FIG. 39, the “final holding ball” is the number of balls that a player can use for a game on the
[0149]
In addition, on the screen, a selection menu of “Giveaway Exchange”, “Pickup”, “Return”, and “Return” is displayed.
[0150]
Next, in FIG. 16, the process proceeds to S15, where it is determined whether any menu is selected from the selection menu. If no menu is selected, the process returns to S14. On the other hand, when a menu is selected, the process branches according to the type of the selected menu. If “exchange prize” is selected, the process proceeds to a prize exchange process described later in FIG. If “storing ball” is selected, the process proceeds to a storing ball process described later in FIG. If “return” is selected, the process returns to S1 of the main tree shown in FIG.
[0151]
On the other hand, if “return” is selected, the process proceeds to S16. In S16, it is determined whether or not a card is inserted in the member
[0152]
Referring to FIG. 40, the player's final number of possessed balls and the number of accumulated balls are displayed.
Next, it progresses to S20 and it is judged whether predetermined time passed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S19, and the result screen is continuously displayed. On the other hand, the process returns to S1 in FIG. 14A on condition that a predetermined time has elapsed.
[0153]
FIG. 17 to FIG. 21 are flowcharts showing the processing procedure of the gift exchange process. First, in S21 of FIG. 17, the
[0154]
Referring to FIG. 41, the type of premium such as “cigarette” or “bag” is displayed on the screen. In the upper right part of the screen, the total number of balls and the number of accumulated balls of the player are displayed. In addition to the type of prize, a selection menu such as “next page” or “return” is displayed.
[0155]
Next, in S22, it is determined whether or not any selection menu selection operation has been performed. If the selection operation has not been performed, the process returns to S21. On the other hand, when a selection operation is performed, the process branches according to the type of selection menu.
[0156]
If “return” is selected, the process returns to S14 of FIG. If “next page” is selected, the process proceeds to S23, and the
[0157]
Referring to FIG. 42, the types of premiums that could not be displayed on
[0158]
Next, proceeding to S24, it is determined whether or not a selection operation has been performed. If the selection operation has not been performed, the process returns to S23. On the other hand, if “previous page” is selected, the process returns to S21.
[0159]
If any premium item is selected in S24, or if any premium item is selected in S22, the process proceeds to S25 and the
[0160]
Referring to FIG. 43, a display example when “cigarette” is selected is shown. In FIG. 43, the brand name “A” of the cigarette and its package are displayed. Further, the number of prizes that can be exchanged at one time is displayed in the broken line portion. In addition, the total number of possessed balls and the number of stored balls owned by the player are displayed, and the number of balls necessary for exchanging one cigarette “A” as a free gift is displayed as “the number of free gift exchange balls”. Yes. Further, “next page”, “decision”, and “return” are displayed as menus that can be selected by the player.
[0161]
Next, the process proceeds to S26, and it is determined whether or not any selection menu has been operated. If there is no operation, the process returns to S25. On the other hand, when an operation is performed, the process branches according to the type of the operation menu.
[0162]
If “return” is selected, the process returns to S21. If “next page” is operated, the process proceeds to S27. In S27, the
[0163]
Referring to FIG. 44, on the
[0164]
Next, in S28, it is determined whether any selection menu has been selected. If no selection has been made, the process returns to S27. On the other hand, if there is a selection, the process branches according to the type of the selected menu.
[0165]
Referring to FIG. 18A, if “return” is selected, the process returns to S21 in FIG. If “Previous Page” is selected, the process returns to S25 of FIG. If “next page” is selected, the process proceeds to S29, and the
[0166]
On the other hand, if “determine” is selected in S26 or S28 of FIG. 17 or S30 of FIG. 18, the process proceeds to S31 of FIG. In S31, it is determined whether or not the
[0167]
Referring to FIG. 46, a message prompting insertion of a card is displayed.
In step S33, it is determined whether a predetermined time has elapsed since the
[0168]
On the other hand, if it is determined in S31 that a card is being inserted, the process proceeds to S34, and whether or not the total number of the total number of possessed balls and the number of accumulated balls is greater than or equal to the number of prize exchange balls. Is judged. When the total number of the total number of balls and the number of stored balls is smaller than the number of prize exchange balls, the process proceeds to S35, and the allowable number over screen is displayed. A display example of the allowable number excess screen is shown in FIG.
[0169]
Referring to FIG. 47, a message indicating that there are not enough balls to exchange prizes is displayed.
[0170]
Next, the process proceeds to S36, where it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the allowable number over screen was displayed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S35. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process returns to S25 or S27 in FIG. 17 or S29 in FIG. 18A to display the screen before the allowable number over screen is displayed.
[0171]
On the other hand, if it is determined in S34 that the total of the total number of possessed balls and the number of stored balls is not less than the number of prize exchange balls, the process proceeds to S37. In S37, the number input screen is displayed. A display example of the number input screen is shown in FIG.
[0172]
Referring to FIG. 45, a numeric keypad for the player to input the number of prizes, a “decision” key for confirming the number of prizes, a “correction” key for correcting the number of prizes, and selection of prizes A “cancel” key for canceling, and an “all” key for setting the maximum number of prizes that can be exchanged in the range of the total number of stored balls and the number of possessed balls are displayed. The number of prizes is displayed on the screen according to the player's key operation. Note that the initial value of the number of prizes exchanged is “1”. Further, by inputting the number of prizes, the number of balls necessary for prize exchange is displayed in the lower left part of the screen.
[0173]
Next, it progresses to S38 and it is judged whether selection operation of the player was performed. If the selection operation has not been performed, the process returns to S37. On the other hand, when a selection operation is performed, the process branches according to the type of the selection operation.
[0174]
Referring to FIG. 19, when the numeric keypad is operated, the process proceeds to S39, where the number of exchanged balls is displayed on the screen according to the input operation, and the number of prize exchange balls necessary for the exchanged number is updated. Next, the process proceeds to S40, and it is determined whether or not the total number of the total number of possessed balls and the number of stored balls is not less than the number of prize exchange balls set as input. If it is less, the process returns to S37 in FIG. On the other hand, if not, the process proceeds to S41, and an allowable number over screen is displayed. FIG. 48 shows a display example of the allowable number over screen.
[0175]
Referring to FIG. 48, since the number of prizes input by the player is too large, a message “Insufficient number of balls” is displayed at the lower left position of the screen.
[0176]
Next, in S42, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the allowable number over screen was displayed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S41. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process proceeds to S43. In S43, a process of updating the number of exchanges input by the player and the number of prize exchange balls to “0” is performed. After this update process is performed, the process returns to S37 in FIG.
[0177]
If “correction” is selected in S38 of FIG. 18B, the process proceeds to S45a of FIG. In S45a, the number of exchanges and the number of prize exchange balls displayed on the screen are updated to zero. Then, after the update, the process returns to S37 in FIG.
[0178]
If “Cancel” is selected in S38 of FIG. 18B, the process proceeds to S46a of FIG. 19 and the input data is cleared. And it returns to S21 of FIG.
[0179]
If “all” is selected in S38 of FIG. 18B, the process proceeds to S47a of FIG. In S47, the number of exchanges and the number of prize exchange balls are updated to the maximum values. After the update, the process returns to S37 in FIG.
[0180]
If “determine” is selected in S38 of FIG. 18B, the process proceeds to S44a of FIG. In S44a, it is determined whether or not the number of exchanges set by the player is zero. If it is 0, the process returns to S37 in FIG. On the other hand, if it is not 0, the process proceeds to S44b of FIG.
[0181]
In S44b of FIG. 20, a premium determination screen is displayed. FIG. 49 shows a display example of the prize determination screen.
[0182]
Referring to FIG. 49, the type and number of prizes selected by the player, and the total number of possessed balls and the number of accumulated balls of the player after prize exchange are displayed. In addition, four keys that can be operated by the player are displayed at the lower position of the screen. “Determination” is a key for operating when it is decided to exchange prizes according to the contents of the screen display. “Correction” is a key used for correcting the number of exchanged prizes displayed on the screen. “Add” is a key for operation when adding a type of a prize to be exchanged. “In a storage ball” is a key operated when it is desired to preferentially allocate a player-owned storage ball to a prize exchange. In the case of not operating “in storage”, the total holding ball is preferentially used for exchanging prizes. In the case of FIG. 49, a state in which a total of 3600 balls are deducted from the total holding balls in two types of prizes is displayed. In other words, 3600 balls are used for prize exchange from a total of 4000 balls. By operating “with a storage ball”, 1000 storage balls are preferentially allocated for prize exchange. Therefore, after the operation of pressing “with stored balls” is performed, the stored balls are updated and displayed as 0, and the total holding balls are updated and displayed as 1400. In addition, after pressing “with storage ball”, if “with storage ball” is pressed again, the total holding ball returns to a state where it is used preferentially for prize exchange. In addition, as described above, the “total possession” is the total number of the last possession that can be possessed and the possession that cannot be possessed, but when the total possession is used for prize exchange. Are used preferentially for holding balls other than the last holding ball.
[0183]
Next, proceeding to S45b, it is determined whether or not a selection operation using any key has been performed. If the selection operation has not been performed, the process returns to S44b. On the other hand, when a selection operation is performed, the process branches according to the type of setting.
[0184]
If “with stored ball” is operated, the process proceeds to S58, and after the total holding ball and the stored ball are updated, the process returns to S44b.
[0185]
If “add” is operated, the process returns to S21 of FIG.
If “determine” is operated, the process proceeds to S46b, and it is determined whether or not the member's
[0186]
On the other hand, if the member's
[0187]
Referring to FIG. 50, a message is displayed asking the player whether or not to save all the remaining balls (remaining balls) remaining due to the prize exchange. Furthermore, at the bottom of the screen, a key for determining whether or not to collect balls is displayed.
[0188]
Next, it progresses to S48 and it is judged whether selection operation of the player was performed. If the selection operation has not been performed, the process proceeds to S47b. On the other hand, if the “Yes” key is selected, the process proceeds to S49, and a process of adding and updating the remaining balls to the stored balls is executed. Then, the process proceeds to S51. On the other hand, if the “NO” key is selected in S48, the process proceeds to S51 without executing the process in S49.
[0189]
In S51, a premium selection end screen is displayed. A display example of the prize selection end screen is shown in FIG.
[0190]
Referring to FIG. 51, a message is displayed to suggest to the player that the prize exchange process has been completed, and an explanation of a prize delivery method is displayed.
[0191]
Next, in S52, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed after the premium selection end screen is displayed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S51. On the other hand, when the predetermined time has elapsed, the process returns to S1 of FIG. If the player selects “settlement” in S2 of FIG. 14 (a) after a series of prize exchanges is completed, and further selects “return” in S15 of the settlement process of FIG. 16, the card is selected in S18. At this card ejection timing, a prize replacement receipt in which the type and number of prizes selected by the player is recorded is output from the printer 30 (see FIG. 4). Further, as described above, the type and number of prizes selected by the player, the final number of balls and the final number of possessions of the player, respectively, in S17 of FIG. Information is transmitted to the membership
[0192]
On the other hand, if “correction” is selected in S45b of FIG. 20, the process proceeds to S53. In S53, the
[0193]
Referring to FIG. 52, a numeric keypad for correcting the number of prizes already designated by the player, a “decision” key for confirming correction contents, a “correction” key for correcting correction contents again, and prize exchange itself A "Cancel All" key is displayed to cancel. The player must first input the number of the prize to be corrected by operating the numeric keypad. For example, in order to correct the number of prizes of tobacco A, “1” needs to be input. By inputting “1”, the number of prizes of tobacco A can be corrected. That is, if “1” is displayed in a portion surrounded by a broken line, the current number of gifts “10” of the cigarette A can be corrected by operating the numeric keypad.
[0194]
Next, proceeding to S54, it is determined whether or not the player has selected any key. If there is no selection, the process returns to S53. On the other hand, if there is a selection, the process branches according to the type of the selected key.
[0195]
First, if a numeric key is input by operating the numeric keypad, the process proceeds to S55, and the prize selection number is updated. After updating, the process returns to S53.
[0196]
If “correction” is selected, the selection number is updated to 0, and then the process returns to S53.
If “Cancel All” is selected, the process proceeds to S57, the screen display is all cleared, and the process returns to S14 in FIG. That is, the prize exchange process itself is cancelled.
[0197]
If there is an operation of “decision”, the process proceeds to S59 in FIG.
In S59 of FIG. 21, the
[0198]
Referring to FIG. 53, this display example is a screen after the selection number “1” of tobacco A is selected and determined on the previous screen (see FIG. 52). On the screen, a numeric keypad for entering the number of new prizes, a “decision” key for confirming the number of new prize exchanges, and a “correction” key for correcting the number of prize exchanges entered with the numeric keypad And a “cancel” key for canceling the type of the prize to be exchanged. The value of the prize exchange number “10”, the prize exchange number “600”, the total number of held balls “400”, and the number of accumulated balls “1000” in the display part surrounded by a broken line according to the operation of the player's numeric keypad. Changes.
[0199]
Next, proceeding to S60, it is determined whether or not a player has performed a key selection operation. If the selection operation has not been performed, the process returns to S59. On the other hand, when a selection operation is performed, the process branches according to the type of the selected key.
[0200]
If the numeric keypad is operated, the process proceeds to S61, and the number of prize exchanges is updated. Along with this, the number of premium exchange balls, the total number of balls, and the number of balls are updated. Next, the process proceeds to S62, where it is determined whether or not the total number of balls and the total number of stored balls is less than the number of prize exchange balls. If not, the process returns to S59. On the other hand, when the number is small, the process proceeds to S63, and an allowable number over screen is displayed. A display example of the allowable number excess screen is shown in FIG.
[0201]
Referring to FIG. 54, a message indicating that there are not enough balls is displayed.
Next, in S64, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the display of the allowable number overscreen. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S63. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process proceeds to S65. In S65, the number of prize exchanges and the number of prize exchange balls are updated to zero. Specifically, in FIG. 53, the number of gift exchanges and the number of gift exchange balls for tobacco A are updated to 0 in FIG. After this update process is completed, the process returns to S59.
[0202]
If “determine” is operated, the process proceeds to S66, and it is determined whether or not the number of corrected prize exchanges is zero. If it is zero, the process returns to S59. On the other hand, if it is not zero, the process returns to S44b of FIG.
[0203]
If “correction” is operated, the process proceeds to
[0204]
If “Cancel” is operated, the process proceeds to S68, and the selection of the designated prize is cleared. For example, in FIG. 53, the gift exchange of the cigarette A is cancelled. After the designated prize is cleared, the process returns to S44b of FIG.
[0205]
FIG. 22 is a flowchart showing the processing procedure of the ball storage process. First, in S69, it is determined whether or not a card is inserted in the member
[0206]
Referring to FIG. 46, a message is displayed indicating that the storage process cannot be performed because no card is inserted, and that a card is urged to be inserted.
[0207]
Next, proceeding to S71, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the
[0208]
On the other hand, if it is determined in S69 that a card is inserted, the process proceeds to S72. In S72, it is determined whether or not the inserted card is the member's
[0209]
Referring to FIG. 57, a message is displayed that only members (members) can save money.
[0210]
Next, in S85, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the
[0211]
On the other hand, if it is determined in S72 that the member's
[0212]
Referring to FIG. 55, the player's current final number of balls, total number of balls, and number of balls are displayed. In addition, on the screen, a numeric keypad for specifying the number of new balls to be converted into a stored ball, a “decision” key for confirming the specified number of stored balls, and a “correction” for correcting the specified number of stored balls A key, a “return” key for shifting to the display of the settlement method selection screen (see FIG. 39), and an “all” key for converting all the possessed balls into stored balls are displayed.
[0213]
Next, the process proceeds to S74, where it is determined whether or not a player's key selection operation has been performed. If the selection operation has not been performed, the process returns to S73. On the other hand, when a selection operation is performed, the process branches according to the type of the selected key.
[0214]
If the “numeric keypad” is operated, the process proceeds to S75, and the number of conversions is updated according to the operation. Next, in S76, it is determined whether or not the total number of balls is smaller than the converted number. If not, the process returns to S73. On the other hand, if it is smaller, the process proceeds to S77 and an allowable number over screen is displayed. A display example of the allowable number excess screen is shown in FIG.
[0215]
Referring to FIG. 58, a message indicating that there are not enough balls is displayed.
Next, in S78, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the display of the allowable number excess screen. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S77. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process proceeds to S79. In S79, the number of additional storage balls is updated to zero. After this update process, the process returns to S73.
[0216]
If “determine” is operated, the process proceeds to S80, and a storage end screen is displayed. A display example of the storage end screen is shown in FIG.
[0217]
Referring to FIG. 56, a message indicating that the storage process has been completed is displayed.
Next, it progresses to S81 and it is judged whether predetermined time passed from the display of the storage end screen. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S80. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process returns to S1 of FIG.
[0218]
If “correct” is selected, the process proceeds to S82, and the input number of stored balls is updated to 0, and then the process returns to S73.
[0219]
If “return” is selected, the process returns to S14 of FIG.
If “all” is selected, the process proceeds to S83, and the total number of possessed balls is added to the number of stored balls and updated. Then, the process returns to S73.
[0220]
FIG. 23 is a flowchart illustrating a processing procedure of interruption processing. First, in S86, it is determined whether or not a card is being inserted. That is, it is determined whether the member's
[0221]
Next, in S88, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the message screen was displayed. If the predetermined time has not elapsed, the process returns to S87. On the other hand, if the predetermined time has elapsed, the process returns to S1 of FIG.
[0222]
On the other hand, if it is determined in S86 that a card is being inserted, the process proceeds to S89, where data transmission processing is executed. Specifically, game interruption information is transmitted from the member card processing
[0223]
Next, the process proceeds to S90, and the hitting of the hit ball with the
[0224]
Next, in S91, the
[0225]
Referring to FIG. 59, a message indicating that the player is resting and that other players cannot play is displayed. In the upper right part of the screen, how many minutes have passed since the game interruption is displayed.
[0226]
Next, in S93, it is determined whether or not a card has been inserted into the member
[0227]
After the process of S99 is completed, the process returns to S1 in FIG.
24 and 25 are flowcharts relating to the display processing of all-vehicle information. First, in S101, it is determined whether or not a card is being inserted into the member
[0228]
If it is determined in S101 that a card is being inserted, the process proceeds to S104. In S104, it is determined whether or not the inserted card is the
[0229]
If it is determined in S104 that the member's
[0230]
Referring to FIG. 60, a selection key that classifies gaming machines installed in
[0231]
Next, proceeding to S108, it is determined whether any key has been selected. If no key has been selected, the process returns to S107. On the other hand, when a key is selected, the process branches according to the type of the selected key.
[0232]
If “return” is selected, the process returns to S1 of FIG.
If “next page” is selected, the process proceeds to S111, and the
[0233]
If any model key is selected in S108 or S112, the process proceeds to S109. In S109, the big
[0234]
Referring to FIG. 61, the number of jackpots for each game machine number is displayed. For example, it can be confirmed that in the first car, big hits occur 10 times a day. A plurality of types of keys that can be operated by the player are displayed at the bottom of the screen. The “today” key is a key for displaying data on the operation day as the
[0235]
Next, proceeding to S110, it is determined whether any key has been selected. If there is no selection, the process returns to S109. On the other hand, if there is a selection, the process branches according to the type of the selected key.
[0236]
If “today” is selected, the process of returning to S109 in FIG. 24 is executed in FIG.
[0237]
If “Previous Day” is selected, the process proceeds to S113 in FIG. Then, the data on the day before the operation is displayed as the big
[0238]
If “Previous Day” is selected, the process proceeds to S114 in FIG. In S114, data on the previous day before the operation is displayed as the big
[0239]
If “print” is selected, the process proceeds to S120 in FIG. In S120, processing for outputting a display screen is executed. As a result, the display screen is printed out from the
[0240]
If “return” is selected, the process of returning to S107 in FIG. 24 is executed in FIG.
[0241]
If “next page” is selected, the process proceeds to S115 in FIG. 25A, and the big
[0242]
The
[0243]
If “today” is selected, the process returns to S115.
If “Previous Day” is selected and operated, the process proceeds to S117, and the data of the day before the operation is displayed as the big
[0244]
If “Previous Day” is selected, the process proceeds to S118, and the data of the day before the operation is displayed as the big
[0245]
If “Previous page” is selected, the process returns to S109 in FIG.
If “print” is selected, the process proceeds to S119, and after the process of outputting the display screen is executed, the process proceeds to S115.
[0246]
If “return” is selected, the process returns to S107 in FIG.
On the other hand, if “specify machine” is selected in S116, or if “designate machine” is selected in S110 of FIG. 24, the process proceeds to S121 of FIG. In S121, a graph screen showing the change transition of the difference ball is displayed for the game machine of the machine number selected and designated by the “machine designation” key. If the screen on which the “specify table” key is operated is a screen that displays the number of jackpots on that day, a graph screen showing the transition of the difference on that day is displayed. Further, in the case of a screen displaying the number of big hits on the previous day, a graph screen showing the transition of the difference ball on the previous day is displayed. Furthermore, in the case of a screen displaying the number of big hits the day before the last day, a graph screen showing the transition of the difference ball the day before the last day will be displayed. A display example of this graph screen is shown in FIG.
[0247]
Referring to FIG. 62, for example, the transition of the difference ball related to the first game machine of model A is displayed. A plurality of types of keys are displayed below the graph. “Today” is a key for displaying the transition of the difference ball relating to the first game machine of the day. “Previous day” is a key for displaying the transition of the difference of the previous day. “Previous day” is a key for displaying the transition of the difference between two days ago. “Return” is a key for returning to the display of the big
[0248]
Next, in S122, it is determined whether or not a key selection operation has been performed. If there is no selection, the process returns to S121. On the other hand, if there is a selection, the process branches according to the type of the selected key.
[0249]
If “today” is selected, the process returns to S121.
If “Previous Day” is selected, the process proceeds to S123, and the previous day graph screen is displayed. Then, the process returns to S121.
[0250]
When “Previous Day” is selected, the process proceeds to S124, and the graph screen of the previous day is displayed. Then, the process returns to S121.
[0251]
If “print” is selected, the process proceeds to S125, and processing for outputting the screen is executed. As a result, the display screen is printed out from the
[0252]
If “return” is selected, the process returns to S109 in FIG.
FIG. 26 is a flowchart illustrating a processing procedure of data output processing. First, in S126, a data output screen is displayed. A display example of the data output screen is shown in FIG.
[0253]
Referring to FIG. 63, a message prompting preparation for reception of portable data device (portable information disclosure apparatus) 74 is displayed. Two types of selectable keys are displayed at the bottom of the screen. “Confirm” is a key for operating when receiving data. “Return” is a key for returning to the initial screen described in S1 of FIG.
[0254]
Next, proceeding to S127, it is determined whether or not a key has been selected. If no selection has been made, the process returns to S126. On the other hand, if there is a selection, the process branches according to the type of the selection key.
[0255]
If “return” is selected, the process returns to S1 of FIG.
If “confirm” is selected, the process proceeds to S128, and data transmission is executed. Specifically, data is output from the
[0256]
Referring to FIG. 64, a message indicating that data is being transmitted to the player is displayed.
[0257]
Next, it progresses to S130, it is judged whether all the data transmission was complete | finished, and when not complete | finished, it returns to S128. On the other hand, if all data transmission has been completed, the process proceeds to S131. In S131, a data transmission end screen is displayed. A display example of the data transmission end screen is shown in FIG.
[0258]
Referring to FIG. 65, a message indicating that the data transmission has ended is displayed to the player.
[0259]
After the display process of S131 is completed, the process returns to S1 of FIG.
FIG. 27 is a flowchart illustrating the processing procedure of the function explanation processing. First, in S132, a function explanation screen is displayed. A display example of the function explanation screen is shown in FIG.
[0260]
Next, in S133, it is determined whether or not “return” has been pressed. When the pressing operation is performed, the process returns to S1 of FIG. On the other hand, if the pressing operation has not been performed, the process proceeds to S134, where it is determined whether or not the explanation of all functions has been completed. If all the functions have not been described, the process returns to S132. On the other hand, when all the functional descriptions have been completed, the process returns to S1 in FIG.
[0261]
FIG. 28 is a flowchart showing a processing procedure for television broadcast display. First, in S135, a video reception screen is displayed. A display example of the video reception screen is shown in FIG.
[0262]
Although not shown in FIG. 66, a predetermined television program is displayed on the screen. In addition, the sound information is output to the earphone terminal 26 (see FIG. 4) of the
[0263]
Next, proceeding to S136, it is determined whether or not a key operation has been performed. If no key selection operation has been performed, the process returns to S135. On the other hand, when a key selection operation is performed, the process branches according to the type of the selected key.
[0264]
If “-” of “volume” is selected, the process proceeds to S137 and the volume is lowered. Next, the process returns to S135.
[0265]
When “+” of “volume” is operated, the process proceeds to S138, and the volume is increased. Next, the process returns to S135.
[0266]
When “-” of “Channel” is operated, the process proceeds to S139, and the channel is adjusted to one level lower. Thereafter, the process returns to S135.
[0267]
If “+” of “Channel” is operated, the process proceeds to S140, and the channel is adjusted to one level higher. Next, the process returns to S135.
[0268]
If “return” is operated, the process returns to S1 of FIG.
FIG. 29 is a flowchart showing the processing procedure of the common
[0269]
In SA6, it is determined whether or not a bill has been inserted. If there is no input, the determination of SA6 is repeatedly executed. On the other hand, if a bill is inserted, the process proceeds to SA7. In SA7, it is determined whether or not the inserted banknote is genuine. If not, the process proceeds to SA8, and after the banknote is returned, the process returns to SA6. On the other hand, if the banknote is genuine, the process proceeds to SA9 and the amount corresponding to the banknote is stored. Next, the process proceeds to SA10 and the amount is displayed on the amount display unit 152 (see FIG. 6). Next, proceeding to SA11, it is determined whether or not the
[0270]
FIG. 30, FIG. 31 (a), and FIG. 31 (b) are flowcharts showing the card payment processing procedure in the prize processing device 15 (see FIG. 7). First, in SB1, it is determined whether or not a trouble has occurred in the card checkout function, that is, whether or not the apparatus can be used. If it is not usable, the process proceeds to SB2, and the stop display 135 (see FIG. 7) is turned on to display the stop. On the other hand, if it is usable, the process proceeds to SB3. Then, it is repeatedly determined whether or not a card has been inserted. If a card is inserted, the process proceeds to SB4, and data recorded on the card is read. Next, proceeding to SB5, it is determined whether or not the inserted card is the member's
[0271]
On the other hand, if it is determined at SB6 that the card is the
[0272]
On the other hand, if it is determined in SB5 that the card is the member's
[0273]
On the other hand, if a password is entered in SB11, or if it is determined in SB8 that it is within the expiration date, the process proceeds to SB12. In SB12, a data transmission process is executed. Specifically, the identification number of the card and the personal identification number input in
[0274]
In step SB13, data transmitted from the member
[0275]
On the other hand, if it is determined in SB15 that only the password is abnormal, the process proceeds to SB26 in FIG. In SB26, the value of the counter N is added and updated. Note that the initial value of the counter N is 0. Next, proceeding to SB27, it is determined whether or not the value of the counter N is larger than 2. If it is not greater than 2, the process proceeds to SB30, where the player is again given an opportunity to enter a personal identification number, and it is determined whether the personal identification number has been entered. If the code number is input, the process proceeds to SB31, and the code number collation process is executed again. If the result of the password collation is not the same, the process returns to SB26. On the other hand, if they match, the process proceeds to SB18 in FIG.
[0276]
Further, when it is determined in SB27 that the value of the counter N is larger than 2, the process proceeds to SB28, and a display for notifying the occurrence of abnormality is made on the display unit 130. Next, proceeding to SB29, the
[0277]
On the other hand, if it is determined in SB14 of FIG. 30 that there is no abnormality in the data, the process proceeds to SB18. In
[0278]
FIG. 32 is a flowchart showing a procedure for holding point update control executed by the membership card processing
[0279]
FIG. 33 is a flowchart showing a processing procedure of a power failure detection process performed by the membership card processing apparatus control microcomputer 107 (see FIG. 13). First, in SD5, it is determined whether or not a power failure has been detected. Specifically, it is determined whether or not a power failure detection signal is input from power failure detection circuit 126 (see FIG. 13). If a power failure is not detected, the process ends. On the other hand, if a power failure is detected, the process proceeds to SD6. In SD6, processes other than the optical communication control are stopped. Then, the process ends.
[0280]
FIG. 34 is a flowchart showing a processing procedure of optical communication control executed by the membership card processing device control microcomputer 107 (see FIG. 13). First, in SD7, it is determined whether or not a score information output request signal is input from the portable receipt issuing device 80 (see FIG. 13). If there is no input, the process ends. On the other hand, if a point information output request signal has been input, the process proceeds to SD8. In SD8, in addition to the point information stored in the
[0281]
On the other hand, when the communication result confirmation information is input in SD9, the process proceeds to SD11. In SD11, the output score information is compared with the input score information. Next, the process proceeds to SD12 to check whether the information matches. And when information does not correspond, it progresses to above-mentioned SD14. On the other hand, if the information matches, the process proceeds to SD13. Then, after the communication success information is output to the
[0282]
FIG. 35 is a flowchart showing a processing procedure of optical communication / printing control executed by the portable receipt issuing device 80 (see FIG. 13). First, at SC1, it is determined whether or not the reception print switch 85 (see FIG. 13) has been operated. If there is no operation, the process ends. On the other hand, if there is an operation, the process proceeds to SC2. In SC <b> 2, a point information output request signal is output to the
[0283]
On the other hand, if the communication result information is input in SC8, the process proceeds to SC11. In SC11, it is determined whether or not the input information is communication success information. If it is not the communication success information, the process proceeds to SC15 and the information temporarily stored is discarded. Next, the process proceeds to SC16, a communication error is displayed on the
[0284]
On the other hand, if it is determined in SC11 that the communication is successful information, the process proceeds to SC12. In SC12, the information temporarily stored is stored as regular information. Next, proceeding to SC13, the input information is displayed on the
[0285]
Next, features and modifications of the embodiment of the invention described above are listed below.
[0286]
(1) In the common
[0287]
(2) In FIG. 1, the information may be directly transmitted from the
[0288]
(3) When an abnormal state such as a power failure continues and the game cannot be resumed, the player's points earned can be output from the portable
[0289]
(4) Only the card identification information is recorded on the
[0290]
(5) In FIG. 59, the time elapsed since the player interrupted the game was displayed on the screen. However, instead of this, a predetermined time may be displayed on the screen when the game is interrupted, and the displayed time may be subtracted and updated as time passes. Good. As a result, the other player can determine how many minutes later it will be possible to play the game on the gaming machine.
[0291]
(6) With regard to the
[0292]
(7) In the present embodiment, not only the
[0293]
(8) One of the features of the present embodiment is that the player can perform a saving process at the place where the player has played a game. As a result, the player can deposit the points earned in the game as a storage ball in the game hall, and the player who already holds the storage ball stored in the game hall adds and updates the score to the storage ball. be able to. Furthermore, the player can also perform a prize exchange process at the place where the game is played using the stored balls, and in this case, the stored balls are subtracted and updated.
[0294]
Even if the player who has finished the game does not process his / her points as savings (in this embodiment, the savings cannot be processed when the
[0295]
However, such a ball processing is different from the previous ball processing in that the ball processing is performed based on the ball that the player has on the game day. That is, the possession ball possessed by the player is valid only for the day, and invalidated if the date changes. Therefore, replay using the holding ball is possible only on the day when the holding ball is held.
[0296]
On the other hand, according to the previous saving process, the points earned not only on the day of the game act but also on the previous day can be accumulated. Therefore, a player who plays a game using the member's
[0297]
[Specific examples of means for solving the problems]
The member
[0298]
Information storage means for storing information collected from the gaming machine is configured by the
[0299]
The
[0300]
By the
[0301]
The portable
[0302]
An output command for issuing an output command of stored information stored in the information storage device by the receipt issuing
[0303]
The information input unit (optical communication unit) 88 shown in FIGS. 10 and 13 constitutes storage information input means for receiving the output command signal and inputting storage information output from the information storage device. .
[0304]
10 and 13 constitute storage information display means capable of displaying the storage information input to the storage information input means.
[0305]
The power
[0306]
The
[0307]
The flowchart shown in FIG. 33 shows a configuration in which processing other than information output processing by the stored information output means is restricted while a power failure is detected by the power failure detection means.
[0308]
The
[0309]
[Effects of specific examples of means for solving the problems]
With respect to claim 1, at the time of a power failure, the information necessary for compensating the player stored in the information storage means of the information storage device is output to the information reading device using the standby power supply means, and the stored information display means Therefore, even in the event of a power failure, the player can be compensated fairly without waiting for the recovery.In addition, while the power failure detection means detects a power failure, processing other than the storage information output processing by the storage information output means is stopped, so that the power consumption of the standby power supply unit used in the event of a power failure can be minimized. This makes it possible to retain the stored information stored in the information storage means as long as possible.
[0310]
Regarding
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system block diagram showing the overall configuration of a gaming apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a correspondence relationship between the
FIG. 3 is an overall front view of the
4 is a diagram illustrating a configuration of an
FIG. 5 is a cross-sectional view showing an attached state of a
6 is an overall front view of the common
7 is an overall front view of the
8 is an overall front view of a common
9 is a perspective view showing a configuration of a portable
10 is a perspective view showing a configuration of a portable
11 is an example of output data output from the portable
12 is a block diagram showing a connection configuration of an information disclosure device 10 (including a member card processing device 9), a
13 is a block diagram of a member
14 is a flowchart (main routine) for explaining a control procedure of the information disclosure apparatus 10 (including the membership card processing apparatus 9) in response to an operation of the
FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure of game data display processing.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure of a settlement process.
FIG. 17 is a flowchart showing a processing procedure for a gift exchange process;
FIG. 18 is a flowchart showing a processing procedure of a gift exchange process.
FIG. 19 is a flowchart showing a processing procedure of a gift exchange process.
FIG. 20 is a flowchart showing a processing procedure of a gift exchange process.
FIG. 21 is a flowchart showing a processing procedure for a gift exchange process;
FIG. 22 is a flowchart showing a processing procedure for storing ball processing;
FIG. 23 is a flowchart illustrating a processing procedure of interruption processing.
FIG. 24 is a flowchart showing a processing procedure of all-device information display processing.
FIG. 25 is a flowchart showing a processing procedure of all-device information display processing.
FIG. 26 is a flowchart showing a data output control processing procedure.
FIG. 27 is a flowchart showing a processing procedure for explaining functions;
FIG. 28 is a flowchart showing a processing procedure of a television broadcast display process.
FIG. 29 is a flowchart showing a processing procedure related to card sales of the common
FIG. 30 is a flowchart showing a processing procedure related to card settlement in the
FIG. 31 is a flowchart showing a processing procedure related to card settlement processing of the
FIG. 32 is a flowchart showing a procedure for holding point update control performed in the membership card processing
FIG. 33 is a flowchart showing a processing procedure of a power failure detection process performed in the membership card processing
FIG. 34 is a flowchart showing a processing procedure of optical communication control performed in the membership card processing
FIG. 35 is a flowchart showing a processing procedure of optical communication / printing control performed in the portable
36 is a diagram showing a display example of an initial screen displayed on the
FIG. 37 is a diagram showing a display example of a function explanation screen displayed on the
38 is a diagram showing a display example of a game data screen displayed on the
FIG. 39 is a diagram showing a display example of a payment method selection screen displayed on the
40 is a diagram showing a display example of a result screen displayed on the
41 is a diagram showing a display example of an
42 is a diagram showing a display example of an
43 is a diagram showing a display example of a
44 is a diagram showing a display example of a
45 is a diagram showing a display example of a number input screen displayed on the
46 is a diagram showing a display example of the
47 is a diagram showing a display example of an allowable number excess screen displayed on the
48 is a diagram showing a display example of an allowable number excess screen displayed on the
49 is a diagram showing a display example of a prize determination screen displayed on the
50 is a diagram showing a display example of a remaining ball and storage ball conversion screen displayed on the
51 is a diagram showing a display example of a prize selection end screen displayed on the
52 is a diagram showing a display example of a
FIG. 53 is a diagram showing a display example of a
54 is a diagram showing a display example of an allowable number excess screen displayed on the
55 is a diagram showing a display example of a stored ball number determination screen displayed on the
FIG. 56 is a diagram showing a display example of a storage ball end screen displayed on the
57 is a diagram showing a display example of a
58 is a diagram showing a display example of an allowable number over-screen displayed on the
59 is a diagram showing a display example of an interruption screen display displayed on the
60 is a diagram showing a display example of a
61 is a diagram showing a display example of a big
62 is a diagram showing a display example of a graph screen displayed on the
63 is a diagram showing a display example of a data output screen displayed on the
FIG. 64 is a diagram showing a display example of a data transmission screen displayed on the
65 is a diagram showing a display example of a data transmission end screen displayed on the
66 is a diagram showing a display example of a video reception screen displayed on the
[Explanation of symbols]
1 is a game hall, 2 is a common card management center, 3 is a membership card management center, 4 is a cash office, 5 is a common card vending machine, 6 is a game machine installation island, 8 is a gaming machine, and 7 is a common card processing machine , 9 is a member card processing device, 10 is an information disclosure device, 11 is a stand management device, 12 is an island management device, 13 is a hall management computer, 14 is a member card management computer, 15 is a prize processing device, and 16 is a common card Dispensing machine, 17 terminal box, 18 common card purchase machine, 115 display unit, 116 touch panel, 117 image display device, 30 printer, 32 information output unit, 33 information input unit, 163 members Card, 164 is a visitor card, 74 is a portable information disclosure device, 78 is an information output unit, 79 is an information input unit, 76 is a touch panel, and 80 is a portable receipt Row device, 82 is a liquid crystal display, 87 is an information output unit, 88 is an information input unit, 103 is an information display control microcomputer, 107 is a membership card processing device control microcomputer, 101 is a pachinko machine control microcomputer, 102 Is a game control microcomputer, 110 is a backup power supply, 126 is a power failure detection circuit, 121 is a receipt issue control microcomputer, and 85 is a reception print switch.
Claims (2)
電源を内蔵して該電源により動作し、前記情報記憶装置に対して前記情報記憶手段に記憶されている記憶情報の出力を指令する情報出力指令手段を含む情報読出装置と、
を備え、
前記情報記憶装置は、
前記情報出力指令手段からの指令に応じて前記情報記憶手段が記憶している記憶情報を前記情報読出装置に対して出力する記憶情報出力手段と、
停電が発生したときにその旨を検知する停電検知手段と、
該停電検知手段により停電の発生が検知されたときに、前記記憶情報出力手段が記憶情報を出力するための電力を供給する予備電源手段と、
を備え、
前記情報読出装置は、
前記記憶情報出力手段から出力される記憶情報を入力するための記憶情報入力手段と、
該記憶情報入力手段に入力された記憶情報を表示する記憶情報表示手段と、を含み、
前記情報記憶装置は、さらに、前記停電検知手段で停電が検知されている間は前記記憶情報出力手段による記憶情報の出力処理以外の処理を停止する停電時処理手段を含むことを特徴とする、情報読出システム。An information storage device including information storage means for collecting and storing information necessary to compensate the player in the event of a power failure from the gaming machine;
An information reading device including an information output commanding unit that has a built-in power supply and operates with the power supply, and commands the information storage device to output stored information stored in the information storage unit;
With
The information storage device includes:
Storage information output means for outputting the stored information stored in the information storage means to the information reading device in response to a command from the information output command means;
A power failure detection means for detecting when a power failure occurs,
When the occurrence of a power outage is detected by the power outage detection means, a standby power supply means for supplying power for the storage information output means to output storage information;
With
The information reading device comprises:
Storage information input means for inputting storage information output from the storage information output means;
Storage information display means for displaying the storage information input to the storage information input means,
The information storage device further includes a power failure time processing means for stopping processing other than the storage information output processing by the storage information output means while a power failure is detected by the power failure detection means. Information reading system.
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