JP4143604B2 - ポリマー組成物、その製造及び使用 - Google Patents

ポリマー組成物、その製造及び使用 Download PDF

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Description

本発明は、一次粒子径が非常に小さく、水に溶解又は膨潤して均質で透明なゲルを形成できるポリマー粉末、及び、このポリマーの製造に関する。
水溶性又は水膨潤性増粘ポリマーを添加することによる水性組成物の増粘は、従来から実施されている。このポリマーは、個々が一次粒子であってよい、又は、水中に混合すると崩壊する一次粒子集合体であってよい粉末状(すなわち乾燥した粒状物質)にすることが望ましい場合が多い。
水溶性又は水膨潤性ポリマー粉末粒子は、バルク重合後に粉砕する方法、溶液重合後に(例えばスプレー乾燥によって)乾燥させる方法、沈殿重合後に沈殿を回収して乾燥させる方法、一次粒子を小さくする必要がある場合には逆相ビーズ重合(reverse phase bead polymerisation)後に乾燥ビーズを回収して粉砕する方法、及び、乳化重合後にエマルションからポリマーを回収する方法を含む様々な重合方法によって製造できる。(好ましくは粉末が全て150μmより大きいような)粗くて吸収性の高い粉末が得られるバルク重合及びビーズ重合の例が特許文献1中に記載されているが、これらの方法では粗いビーズが個々に完全性を維持しているため、均質で透明なゲルは得られない。
上記各方法で得られる粉末状物質は、それぞれ物理的形態(形及び大きさ等)が異なり、また、不純物混入の種類及び程度が異なる。一次粒子径を非常に小さく(粉末全てを20μm未満に)する必要がある場合には、沈殿重合及び逆相乳化重合が一般的に好ましい。
重合方法及び重合するモノマーの選択は、重合の結果決定する(分子量分布を含む)分子量にも影響を及ぼす。例えば、分子量特性が良好で不純物混入の少ないポリマーが得られる沈殿重合等の方法によってアニオン性ポリマーを都合よく製造できる場合がある。しかしながら、このような方法は、カチオン性モノマーに対してはあまり十分でない傾向がある。カチオン性モノマーを使用して最適な分子量特性を得るためには逆相乳化重合の使用が一般的に好ましいが、これによって得られるエマルション又は粉末状物質には、最終的に得られるゲルの透明性を損なう物質が混入する傾向がある。
ゲルが透明であることは、化粧組成物及び局所用医薬組成物等のパーソナルケア組成物において特に望ましい。例えば特許文献2及び3中に記載されるように、上記組成物中における増粘ポリマーはカチオン性ポリマーである場合が多い。透明性については特許文献4中に記載されている。この開示中には安定なエマルション状のカチオン性増粘剤について記載されているが、本出願人らによる出願は、微細化粉末状の増粘剤の提供に関する。
ヨーロッパ特許No.A−872491 米国特許No.A−4,806,345 米国特許No.A−5,603,926 ヨーロッパ特許No.A−824914
従って、透明性の良好なゲルを得ることができる非常に微細なポリマー粉末を製造するための改善された方法を得ることが望ましいであろう。また、ポリマーがカチオン性ポリマーである場合には、この方法を得ることが特に望ましいであろう。
本発明のある態様によれば、本出願人らは、
水に溶解又は膨潤してゲルを形成する水溶性又は水膨潤性ポリマーの一次粒子又は一次粒子集合体からなる乾燥粉末を、以下の工程:
水性モノマーのエマルションを非水性の液体中に、任意に乳化剤の存在下で、形成する工程、
重合を開始する工程、及び、重合を完了する工程、
エマルションから水を蒸留してエマルションをほぼ乾燥させる工程であって、上記蒸留は、エマルションの破壊を防ぐのに十分な量の非水性の液体を維持しながら実施する工程、
ほぼ乾燥したエマルション、又は、これから分離した乾燥ポリマー粒子のスラリー若しくは固体を揮発性有機溶媒で洗浄することを含む方法によって、非水性の液体をポリマー粒子から分離する工程であって、上記揮発性有機溶媒は、非水性の液体及び(使用する場合には)乳化剤のための溶媒であって、ポリマー粒子を溶解又は膨潤させず、かつ、本質的に水と混和する溶媒である工程、
洗浄したポリマー粒子を、上記溶媒で湿潤した粒子の固体又はスラリーとして分離する工程、並びに、
固体又はスラリーから溶媒を蒸発させて乾燥粉末を得る工程:
を含み、前記非水性の液体は、重合後、及び、エマルションから水を蒸留する前又はその間にエマルションに添加する方法によって製造する。
ポリマーは、水溶性又は水膨潤性のエチレン性不飽和モノマー又はモノマー混合物を逆相乳化重合することによって製造する。従来の任意のカチオン性、ノニオン性及びアニオン性エチレン性不飽和モノマー及びモノマー混合物も使用できる。
ポリマーは、カチオン性のものが好ましい。上記方法は、カチオン性粉末増粘剤を作る際に、特に透明なゲルが得られるような増粘剤を作る際に、特に有利である。従って、重合するモノマー又はモノマー混合物は、一種以上のカチオン性エチレン性不飽和モノマー、又は、このモノマーとノニオン性モノマー及び/若しくはアニオン性モノマーとのモノマー混合物を含むことが好ましい。カチオン性モノマーの量としては、モノマーの大部分がカチオン性モノマーであることが好ましい。
本発明の別の態様によれば、本出願人らは、
水溶性又は水膨潤性ポリマーの一次粒子又は一次粒子集合体からなる粉末であって、
上記粉末はゲル化pHで水に溶解又は膨潤してゲルを形成し、
上記一次粒子は、大きさが20μm未満であること、及び、逆相乳化重合で製造したポリマー粒子に特徴的なほぼ球状の構造を有することが好ましく、
上記物質を0.5%含む水とのゲルが得られ、このゲルは430nmにおいて少なくとも90%の透明度を有する(下記に説明する)粉末を製造する。透明度は少なくとも93%又は95%であることが好ましく、少なくとも97%又は98%であることが最も好ましい。
ポリマー粒子が(逆相乳化重合で製造した粒子の形状を含む)特徴的なほぼ球状の構造を有しているかどうかは、顕微鏡で容易に調べることができる。スプレー乾燥で製造した粒子はほぼ球状である可能性があるが、この粒子を顕微鏡で調べると非常に多孔質で貝殻状であることが観察できるため、この粒子は割れた貝殻状の破片を含んでいる。溶液重合、バルク重合又は沈殿重合で製造した粒子はいずれも、特徴的な非球状の形態である。逆相乳化重合で製造した粒子は、乾燥状態での大きさが一般的に0.5〜20μmの範囲内であり、1〜10μmである場合が多く、顕微鏡で観察すると固体の球が大部分を占めている。例えば、任意の特定の顕微鏡像において、割れたり、洋ナシのような形になったり何らか変形した固体粒子も少量存在する可能性があるが、粒子の少なくとも80(重量)%は一般的に正確な球状又はほぼ球状である。従って、本発明の一次粒子は上記の一般的な特性を有する。平均粒子径は通常0.5〜10μmの範囲内であり、通常少なくとも1μm、通常5μm未満であり、例えば1〜2μmであってよい。一般的に、粒子はほぼ全て(例えば少なくとも95重量%)は20μm未満であり、好ましくは10μm未満である。
通常の方法でモノマーの逆相乳化重合を実施すると、逆相乳化重合法に必須であるが、曇りを生じさせる不純物が相当量粒子に混入する。例えば、通常は、相当量の乳化剤を使用して最初にエマルションを安定させ、また、通常は、特にその後のエマルションから水を蒸発させる工程でエマルションの安定性を改善するために連続相として非水性の液体を選択し、更にポリマー安定剤を任意に選択して、これらの一部が粒子上に残留する。
本発明の粉末状物質は、曇りを生じさせる量のポリマー安定剤、炭化水素及び乳化剤を含まないことが好ましい。
逆相乳化重合でポリマー粒子を製造すると、結果的に最終的な増粘特性を容易に最適化することができる。というのは、逆相乳化重合法を使用すると、一般常識によれば他の種類の重合法を使用して達成できるよりもずっと容易に、特にポリマーがカチオン性ポリマーである場合に、上記最適化が実施できるためである。
好ましいカチオン性モノマーはアクリル酸又はメタクリル酸のカチオン性エステルであり、カチオン性メタクリル酸エステルであることが好ましい。従って、ポリマーは一般的に、メタクリル酸の水溶性カチオン性エステル50〜100モル%及び他の水溶性エチレン性不飽和モノマー0〜50モル%のポリマーである。コモノマーが存在する場合、コモノマーはノニオン性(例えばアクリルアミド)であってよい、又は、少量のアニオン性コモノマーが存在してよい場合がある。
好ましいカチオン性モノマーはジアルキルアミノエチルメタクリレートの酸付加物又は4級アンモニウム塩であり、最も好ましくはジメチルアミノエチルメタクリレートの塩化メチル4級塩である。
ポリマーは線状ポリマーであってよいが、通常は軽度に架橋しているため、通常は架橋剤の存在下で形成される。従来と同様に、この架橋剤はポリエチレン性の不飽和の物質であってよい。架橋剤は、膨潤した粒子が分離又は部分的に分離して残留するのではなく、粉末粒子が水に膨潤及び溶解して均質で透明なゲルを形成できるように、その量は通常少量である。一般的に、架橋剤はポリエチレン性の不飽和の物質であり、その量はモノマーに対して200重量ppm未満であり、130重量ppm未満である場合が多く、例えば50〜100重量ppmである。
好ましいポリマーは、通常0.001〜0.1モル%(好ましくは130重量ppm未満)のポリエチレン性不飽和架橋剤と共重合したメタクリル酸のカチオン性エステルのホモポリマーである。
適切な架橋剤は、メチレンビスアクリルアミド、又は、膨潤できる増粘性ポリマーの製造に使用する任意の従来の共有結合性架橋剤である。
非水性の液体は揮発性であることが好ましく、炭化水素であることが好ましい。好ましい炭化水素は脂肪族炭化水素であり、分岐状又は線状のイソパラフィンであることが好ましい。これらの好ましい沸点は常圧で200℃未満であり、最も好ましくは150〜180℃の範囲内である。常圧での沸点は90℃より高いことが好ましく、100℃より高い又は120℃より高いことが最も好ましい。これによって、非水性の液体を揮発させずに、ポリマーの質にとって最適な温度で重合発熱を実施できる。適切な非水性の液体の例としては、Isopar G及びMultipar Gという商品名の物質が挙げられる。
エマルションの連続相は、本質的に炭化水素又は他の非水性の液体のみからなることが好ましい。連続相は、不揮発性の非水性の液体及び/又はポリマー安定剤(両方とも従来の方法では通常使用されている)を全く又は本質的に含まないことが好ましい。
エマルションを容易に形成及び安定させるために通常は乳化剤をある程度含むことが望ましいが、本発明においては、相当するポリマーを逆相重合で製造する場合の通常の希釈度よりも更に薄いモノマー溶液を使用して重合することによって、安定剤の量を最小限とすることが好ましい。従来の方法においては、モノマー濃度(モノマーと水との合計重量に対するモノマーの重量)は通常約72%より高く、また、エマルション中の水の総量は、エマルションの総重量に対して約15%である場合が多い。しかしながら本発明において、本出願人らにとっては、エマルション中により多くの水を使用してモノマー水溶液を更に薄くすることが好ましい。
一般的にモノマーの濃度は70%未満であり、通常50〜68%の範囲内である(モノマーと水との合計重量に対して)。水の量は、エマルションの総重量に対して通常20〜40%の範囲内であり、22〜30%の範囲内であることが好ましい。ポリマーの量は一般的に35〜55%であり、約40又は45%〜50%である場合が多い。また、揮発性の非水性の液体の量は一般的に20〜40%であり、約25〜35%である場合が多い。
このような量であり、かつ、揮発性炭化水素又は他の非水性の液体を通常通り選択すれば、エマルションの安定性は維持しながらも、乳化剤を最小量にすることができ、更には使用しなくてよい場合もある。乳化剤を使用する場合、油中水重合に使用する従来の任意の乳化剤であって、一般的にはHLBが3.5〜6のものを使用できる。商品名Span80で市販されている物質が好ましい。上記以外の適切な乳化剤としては、モノオレイン酸グリセリン及びセスキオレイン酸ソルビタンが含まれる。
乳化剤の量は通常、エマルションの重量に対して0.1若しくは0.5〜1、1.5若しくは2%であり、また、モノマーの重量に対して0.2〜2、3%で、4%である場合もある。
油と水相とをホモジナイズすることによってエマルションを従来の方法で形成し、重合及び乾燥後のポリマーの一次粒子径が所望の値になるような(水性粒子)粒子径のエマルションを形成してもよい。
重合は、エマルションを窒素ガスで清浄にし、開始剤を添加することによって実施してよい。この添加は通常、重合反応の間の大部分又は全体に渉って実施する。開始剤がエマルション全体に迅速に容易に分布できるようにするため、開始剤の一部又は全部を、非水性の液体とのエマルション又は溶液として添加するのが好ましい。開始剤類の一部又は全部として熱開始剤を使用できるが、例えば、非水性の液体中のエマルションとして添加されているメタ重亜硫酸ナトリウム、及び、非水性の液体の溶液として添加されているt−ブチルヒドロペルオキシド又は他のレドックス対を用いたレドックス系を使用するのが適切である場合が多い。添加する割合及び時間は従来の方法と同様で実施し、重合の進行は従来の方法によって監視する。
重合が完了したと判断できたら、エマルションから水相を蒸留することによってエマルションを乾燥させる。蒸留は通常、非水性の液体を還流して水を除去しながら、減圧下で実施する。
この工程の間にエマルションが壊れないように徹底する必要がある。すなわち、エマルションは、ポリマー粒子の著しい凝結を引き起こす程度まで壊れてはいけない。エマルションの液体含量をほぼ一定に維持することによってエマルションが壊れる危険性を減らすために、蒸留する前又は蒸留中に非水性の液体を更に添加するのが望ましい場合が多い。例えば、更に添加する非水性の液体の量は、除去される水の量の0.2〜1.5倍であってよく、約0.5〜1倍である場合が多い。
蒸留は、除去される水の量が非常に少なくなるまで、好ましくは0に近くなるまで、実施する。このような状態とは、エマルションがほぼ乾燥した場合、例えば水分含量が(ポリマーの重量に対して)10重量%未満、通常5重量%未満である場合である。
その後、ほぼ乾燥したポリマー粒子を適切な揮発性溶媒で洗浄することを含む方法によって、ポリマー粒子(及びこれらの集合体)から非水性の液体を分離して乾燥させる。非水性の液体及びポリマー粒子の完全な混合物に溶媒を添加して(エマルション全体を洗浄して)よい、又は、洗浄する前に(例えばろ過又は遠心分離によって)非水性の液体の一部を分離してスラリー若しくは固体を形成し、このスラリー若しくは固体を洗浄してもよい。
溶媒の量は、ポリマーと溶媒との合計量に対してポリマーの割合が1〜50%であるような量である場合が多く、1〜15%である場合が多く、2〜10%が好ましい。
洗浄した後、通常はろ過又は遠心分離又は他の物理的な分離工程によって、ポリマー粒子から溶媒を再度分離し、固体又はスラリーを形成する。必要であれば、溶媒を更に添加して粒子を再度洗浄することができる。好ましくは、最終的に得られる粒子と溶媒との固体又はスラリー中のポリマーの含有量は少なくとも30%であり、好ましくは少なくとも45%であり、最も好ましくは少なくとも50、55又は60%で、上限70%又はそれ以上である。
その後、例えばオーブン又は他の温風乾燥によって、最終的に得られるポリマー粒子の固体又はスラリーから残留溶媒を蒸発させ、所望の乾燥粉末を得る。この乾燥粉末は主として個々の一次粒子から形成されてよいが、一般的には、扱いを容易にしてバルク密度を増大させるために、一次粒子の大部分又はほぼ全部が集合体として存在することが望ましい。集合体は、増粘させる媒質中で撹拌することによって容易に崩壊して、一次粒子を媒質中に放出することが好ましい。
一般的に、洗浄に使用する溶媒の量を増やし、また、蒸発させる溶媒の量を減らすと、透明度は良好になる。
洗浄に使用する溶媒は、エマルションの連続相の非水性の液体のための溶媒でなければならない。というのは、この溶媒によって粒子からこの非水性の液体を洗浄して除去するためである。またこの溶媒は、乳化剤を使用する場合には、粒子からこの乳化剤を洗浄して除去するために、この乳化剤のための溶媒でなければならない。任意の特定の溶媒が任意の特定の乳化剤に対して良好な溶媒であるか否かは、単純な通常の試験によって確認できる。溶媒は、最終的に得られる物質の粉体特性を損なう程度までポリマー粒子を溶解、軟化又は膨潤させてはならず、溶媒は粒子の溶解又は膨潤を全く引き起こさないことが好ましい。
溶媒は、温風又は他の適切な乾燥方法によって都合よく蒸発させることができるように、十分に揮発性でなければならない。溶媒は、乾燥させた後の粒子上にほんの少量でも残留する可能性が全くないように十分に揮発性であることが好ましい。しかしながら、どんな場合においても、粒子上に少量でも残留した溶媒が最終的に得られるゲルに曇りを生じさせないように、溶媒は水とほぼ完全に混和できることが望ましい。
通常、溶媒は極性溶媒であり、C1〜4のアルコール又はケトンであることが好ましい。メタノールは高吸収性の大きなアニオン性ポリマー粒子を洗浄できるとして先にヨーロッパ特許No.872941中で推奨されているが、メタノール及びエタノールは、本発明のポリマー(特にカチオン性ポリマー)の非常に小さな粒子の過剰な軟化又は膨潤を引き起こす傾向がある可能性があり、その結果として一次粒子が粗い顆粒へと融合して一次粒子に容易に崩壊しなくなる傾向がある可能性がある。また、アセトンも推奨されているが、いくつかのグレードのSpan80又は他の乳化剤に対して適切な溶媒ではない傾向がある。従って、予備試験により、メタノール、エタノール及びアセトンは本発明のポリマー粉末の一部又は大部分にとって完全に満足のいくものではないことが分かる場合が多いであろう。好ましい溶媒は、一般的にイソプロピルアルコールである。
任意の乳化剤のために、水と混和できる共溶媒(cosolvent)を少量、溶媒と共に含むことが望ましい場合もある。適切な共溶媒は、エトキシ鎖が長く、そのため親水性の部分によって乳化剤が揮発性溶媒中に溶解するのを容易にするような乳化剤である。一例として、一般的にエトキシ基を10個より多く有する、好ましくはエトキシ基を20個有する、エトキシ化ソルビタンモノラウレートが挙げられる。この方法において、共溶媒を添加することにより、ゲルの透明性を最後に増大させることができる。また、乾燥物質から形成されたゲルに、共溶媒の乳化剤を配合してもよい。
その後、一次粒子又は一次粒子集合体からなる乾燥物質を、従来の方法における増粘剤としてパーソナルケア組成物又は他の組成物に配合することができる。組成物は、ポリマーゲルが溶解又は膨潤したポリマー粒子のゲルを形成するpH(すなわちゲル化pH)を有するように調製するのが好ましい。カチオン性ポリマーについては、ゲル化pHは2.5程度と低い可能性がある。組成物のpHは7未満(例えば4.5〜6.8)である場合が多いが、カチオン性ポリマーの安定したゲルは、本発明のカチオン性ポリマーを使用した場合には、本発明によれば、これより高いpH(例えば上限9、10又は10.5)を有するように形成することができる。当然、至適pHは、使用するモノマー及び組成物の他の因子によって変化する。
逆相重合で形成されたにも関わらず、曇りを生じさせる量のポリマー安定剤、炭化水素又は他の非水性の液体及び乳化剤を含まない水溶性又は水膨潤性ポリマー粒子から形成された粉末状の組成物が得られた結果として、粉末状の組成物と水との透明なゲルが得られる。特に、透明度が少なくとも85%、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも93%、特に好ましくは少なくとも95%のゲルが組成物から得られるように、本発明の方法は容易に実施できる。
本明細書中において、透明度の値は全て430nm(解像度が最大)で測定している。pHを意図的に調節することなくカチオン性ポリマーを脱イオン水中に溶解することによって形成したゲルの透明度を測定するために、プロトコールを設計する。相当するポリマーが単に水に溶解した際に最適な程度まで溶解又は膨潤しない場合、pHを調節してもよい。適切なプロトコールは、Noveon Standard Test Procedure 485−D(1993年9月)中に記載されている。
更に詳細なプロトコールは、以下の通りである。
1.透明度の測定を、ポリマーを脱イオン水中に溶解した0.5%溶液について、Brinkmann Probe Colorimeter Model PC801等の色差計を使用して実施する。
2.ポリマーを80℃で1時間乾燥させる。
3.ポリマーを冷却し、計量用容器中に入れて1.0000g±0.002を分析天秤で正確に計量する。
4.脱イオン水199g±0.02gを250mlのプラスチックビーカーの中に計量する。
5.ビーカーを所定の場所に固定し、ビーカーの底の近くに設置した50mmの半径流式インペラーを使用して撹拌する。
6.凝集した粒子が存在すると支障をきたす恐れがあるため、脱イオン水中にポリマーを凝集しないようにゆっくりと添加する。
7.溶液が増粘し始めたら撹拌速度を2000rpmに上げて5分間撹拌し、完全に水和させる。
8.スパチュラを使用して、溶液の一部を50mLの遠心管中に移す。
9.遠心管を遠心分離機の中に設置し、最高設定速度で5分間遠心する。遠心分離は、支障をきたす恐れのある気泡を除去するために実施する。
10.色差計を%Tに設定して430nmのフィルターを設置し、5分間ウォームアップする。
11.1cmのキュベットに脱イオン水を満たし、読み取り値が100.0%又はこれと非常に近い値になるまで100%T粗調節つまみを調節する。Fine Controlを使用して、読み取り値が厳密に100.0%となるようにする。
12.スパチュラを使用して、空気が入らないように溶液の一部を2cmのキュベット中に移す。
13.透過率%(又は透明度)を機器から直接読み取る。
以下に本発明の例を示す。
ジメチルアミノエチルメタクリレートの塩化メチル4級塩の75%水溶液6673g、クエン酸12.8g及び脱イオン水1043g、並びに、TetralonB11.4g、メチレンビスアクリルアミド0.693g及び乳化剤としてSpan80を80.6g含むMultiparG(3227g)からエマルションを形成した。エマルションの形成は、水相と油相を別々に調製した後、冷却して温度を20℃以下に維持しながら、水相中に油相をSilverson器を使用して20分間ホモジナイズすることにより実施した。その後、エマルションを従来の重合ビンに移して30分間脱気し、窒素下において保持した。IsoparG中に形成したSMBSの0.5%エマルション及びTBHPの0.5%IsoparG溶液を毎時100ppmでエマルション中に添加し、60秒毎に温度を監視して十分な重合を確実に継続させた。
完全発熱の完了を観察した後も更に20分間、開始剤を添加し続けた。添加終了後も反応混合物を更に20分間撹拌し続け、重合を完了させた。
生成物200gを容器から取り出して50gのIsoparで希釈した後、ロータリーエバポレーターを使用し、完全真空下において温度25〜80℃で蒸留して、炭化水素中の乾燥ポリマー粒子の乾燥エマルションである最終産物を得た。
その後、ポリマーとイソプロピルアルコールとの合計重量に対して95%のイソプロピルアルコールを上記産物と混合し、ポリマー粒子を洗浄した。その後、得られた混合物をデカンテーション及び遠心分離によって分離した。得られた固体のポリマー含有量は61%であった。乾燥重量(110℃で1時間の1gm)が少なくとも90%になるまで(例えば40℃で2日間)、60℃未満のオーブン中で残留溶媒を固体から蒸発させた。
得られた粉末は、ほぼ球状の固体一次粒子及びこれらの容易に崩壊できる集合体からなるものであった。粉末は水中に容易に分布し、430nmにおける透明度が98%の透明なゲルが得られた。
他の試験においては、イソプロピルアルコールの量が98.75%で、かつ、得られた固体又はスラリーを乾燥前にポリマー含量58%まで濃縮した場合に透明度99%が得られたが、一方、イソプロピルアルコールの量が95%で、かつ、得られた固体又はスラリーをオーブン中で溶媒を最終的に蒸発させる前にはポリマー含量が46.5%しか含まれていなかった場合には透明度は75%と低かった。別の例においては、イソプロピルアルコールの量が97.5%で、かつ、オーブン中での最終的な蒸発工程の前のスラリー又は固体のポリマー含量が42.3%であった場合に、透明度95%が得られた。
イソプロピルアルコールのみを使用して透明度が88%であった別の工程においては、20モルのエトキシ化ソルビタンモノラウレートの1%溶媒を含むことにより、95%を超える透明度が達成された。

Claims (9)

  1. ポリマーの一次粒子又は一次粒子集合体からなる乾燥粉末の製造方法であって、
    前記一次粒子の大きさは20μm未満であり、
    前記粉末は水に溶解又は膨潤して透明なゲルを形成することができ、
    前記方法は以下の工程:
    水性エチレン性不飽和カチオン性モノマーのエマルションを非水性の液体中に、任意に乳化剤の存在下で、形成する工程、
    重合を開始する工程、及び、重合を完了する工程、
    エマルションから水を蒸留してエマルションをほぼ乾燥させる工程であって、前記蒸留は、エマルションの破壊を防ぐのに十分な量の非水性の液体をエマルション中に維持しながら実施する工程、
    ほぼ乾燥したエマルション、又は、これから分離した乾燥ポリマー粒子のスラリー若しくは固体を揮発性有機溶媒で洗浄することを含む方法によって、非水性の液体をポリマー粒子から分離する工程であって、前記揮発性有機溶媒は、非水性の液体及び(使用する場合には)乳化剤のための溶媒であって、ポリマー粒子を溶解又は膨潤させず、かつ、本質的に水と混和する溶媒である工程、
    洗浄したポリマー粒子を、前記溶媒で湿潤したポリマー粒子の固体又はスラリーとして分離する工程、並びに、
    固体又はスラリーから溶媒を蒸発させて乾燥粉末を得る工程:
    を含み、前記非水性の液体は、重合後、及び、エマルションから水を蒸留する前又はその間にエマルションに添加することを特徴とする方法。
  2. 前記ポリマーはカチオン性ポリマーである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ほぼ乾燥したエマルション又は乾燥エマルションから分離したポリマー粒子を洗浄するために使用する前記揮発性有機溶媒の量は、溶媒とポリマーとの合計重量に対して85〜99%である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. スラリー又は固体から蒸発させる前記揮発性溶媒の量は、溶媒とポリマーとの合計重量に対して少なくとも50重量%である
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記揮発性溶媒はイソプロピルアルコールである
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  6. エマルション中のモノマーの濃度は、モノマーと水との合計重量に対して70重量%未満であり、前記エマルションは、モノマーと揮発性の非水性の液体と水との合計重量に対してモノマーを35〜55重量%、揮発性の非水性の液体を20〜45重量%、水を20〜40重量%含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  7. 請求項1に記載の方法により製造され、カチオン性ポリマーの粒子又は粒子集合体から形成された粉末であって、
    水に溶解又は膨潤してゲルを形成することができ、
    前記粒子の大きさは20μm未満であり、
    逆相乳化重合で製造したポリマー粒子に特徴的なほぼ球状の形態であり、
    ゲル化pHにおいてこの粉末を0.5%含む水とのゲルが得られ、このゲルは430nmにおいて少なくとも90%の透明度を有する
    ことを特徴とする粉末。
  8. 前記カチオン性ポリマーは、メタクリル酸の水溶性カチオン性エステル50〜100モル%、その他の水溶性エチレン性不飽和モノマー0〜50モル%、及び、任意に架橋剤を含むカチオン性ポリマーであり、
    前記ポリマーは、ジメチルアミノエチルメタクリレートの塩化メチル4級塩の架橋性ホモポリマーであることが好ましい
    ことを特徴とする請求項に記載の粉末
  9. 請求項1に記載の方法によって製造された乾燥粉末又は請求項に記載の粉末を使用して増粘したパーソナルケア組成物。
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