JP4143186B2 - Writing instrument - Google Patents
Writing instrument Download PDFInfo
- Publication number
- JP4143186B2 JP4143186B2 JP28328398A JP28328398A JP4143186B2 JP 4143186 B2 JP4143186 B2 JP 4143186B2 JP 28328398 A JP28328398 A JP 28328398A JP 28328398 A JP28328398 A JP 28328398A JP 4143186 B2 JP4143186 B2 JP 4143186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- solid
- viscosity fluid
- solid material
- containing cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具に関する。さらに詳細には、インキ収容筒内に収容したインキの後端面にインキの消費に従い前進する追従体を設け、前記追従体が高粘度流体と該高粘度流体中に収容した円柱状の固形物とからなる筆記具に関する。
【0002】
尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とは追従体側を指す。
【0003】
【従来の技術】
従来、高粘度流体中に固形物を収容した追従体について、例えば、特開平7−61187号公報、または特開平8−58282号公報等が挙げられる。
【0004】
前記特開平7−61187号公報には、インキ収容筒内径よりも小さい外径と、インキ収容筒内径より大きい長さを有する固形物が開示されている。また、前記特開平8−58282号公報には、インキ収容筒内径と外径の差が、1.0〜1.5mmの固形物が開示されるとともに、内径7mmのインキ収容筒と長さ15mmの固形物が例示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、追従体において、固形物の長手寸法を、充填された高粘度流体全体の長手寸法よりも長く設定すると、固形物が高粘度流体から突出して脱落し易くなる。そのため、固形物を高粘度流体中に完全に収容し、固形物の長手寸法を、充填された高粘度流体全体の長手寸法よりも小さく設定することが好ましい。従って、固体栓の長手寸法を長くすれば、それに応じて高粘度流体の充填量も多くなる。
【0006】
また、通常、高粘度流体は、インキ消費に伴って、インキ収容筒内面に少量ずつ付着させながら前進する。従って、高粘度流体の充填量が少量であると、インキ残量が少なくなるにつれて高粘度流体から固形物が突出し脱落するおそれがある。そのため、高粘度流体は、予めその消耗分を考慮して多く充填する必要がある。
【0007】
上記のことを前提とすると、前記特開平7−61187号公報、及び特開平8−58282号公報のものは、固形物の長手寸法を、インキ収容筒の内径よりも長く設定するため、それに応じて、インキ収容筒に充填する高粘度流体の量を多く設定することになり、インキと比較して材料費の高い高粘度流体の充填量を多くして、製造コストを上昇させることになる。
【0008】
また、前記特開平8−58282号公報では、インキ収容筒内径と固形物外径との差が、1.0mm〜1.5mmと、大き過ぎ、図6に示すように、固形物6aがインキ収容筒2aの軸心から片寄った場合、インキ収容筒2a内面との高粘度流体5aの保持が不均一となり、インキ逆流防止性が低下し、衝撃等でインキ収容筒2a後端よりインキ3a及び高粘度流体5aが漏出したり、インキ3aとの追従性が低下するおそれがある。
【0009】
一方、インキ収容筒の内径と固形物の外径との差が、小さ過ぎると、インキ収容筒内にインキ及び追従体を充填した後、インキ中及び高粘度流体中の空気をインキ収容筒後端から逃がす遠心分離機による脱泡処理(いわゆる、遠心脱泡処理)を行っても、インキ中や高粘度流体中に空気を残留させがちであり、また、空気を完全に除去するのに脱泡処理時間が増し、生産効率が低下する。もし、空気がインキ中や高粘度流体中に残留すると、追従体がインキの消費に伴って滑らかに前進移動せず、筆記不良が生じる。
【0010】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、高粘度流体の充填量を少量にでき、さらに、残留空気の除去を容易にし、その結果、生産コストを低く抑えることを可能にし、しかも、追従体が十分なインキ追従性及び十分な逆流防止性を備える筆記具を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、円筒状のインキ収容筒2内に収容したインキ3の後端面にインキ3の消費に従い前進する追従体4を設け、前記追従体4が高粘度流体5と該高粘度流体5中に収容した円柱状の固形物6とからなる筆記具1であって、前記固形物6の軸方向長さLがインキ収容筒2の内径Aより小さく、前記固形物6の最大長さMがインキ収容筒2の内径Aより大きく、前記インキ収容筒2の内径Aと前記固形物6の外径Bとの差が、0.6mm〜0.9mmであることを特徴とする。
【0012】
即ち、固形物6の軸方向長さL(即ち長手寸法L)をインキ収容筒2の内径Aより小さく設定したことによって、追従体4全体を小さくでき、高粘度流体5の充填量を少量に抑え、製造コストを減少させることが可能となる。
【0013】
また、前記請求項1の発明において、前記インキ収容筒2の内径Aと前記固形物6の外径Bとの差が、0.6mm〜0.9mmであることにより、インキ3中及び高粘度流体5中に残留する空気の除去(例えば遠心脱泡処理)が容易となり、生産効率が向上する。さらに、固形物6が高粘度流体5中で片寄って配置されたとしても、固形物6外面とインキ収容筒2内面との間に高粘度流体5をほぼ均一に保持でき、逆流防止性が阻害されたり、インキ3との追従性が低下したりするおそれがない。
【0014】
仮に、インキ収容筒2の内径Aと固形物6の外径Bとの差が、0.6mmより小さい場合、インキ収容筒2内面と固形物6外面との間の隙間が小さ過ぎるため、遠心脱泡処理を行っても、インキ3中や高粘度流体5中から十分に空気を除去することが困難であり、また、空気を完全に除去するのに長い脱泡処理時間を要し、生産効率が低下する。
【0015】
また、仮に、インキ収容筒2の内径Aと固形物6の外径Bとの差が、0.9mmより大きい場合、インキ収容筒2内面と固形物6外面との間の隙間が大き過ぎるため、固形物6がインキ収容筒2の中心から片寄った場合、高粘度流体5との保持が不均一となり、追従体4が衝撃に対して弱くなって、インキ3の逆流が生じやすくなったり、追従体4のインキ3に対する追従性が低下し、追従体4がインキ3の消費に伴って円滑に前進しないおそれがある。
【0016】
【0017】
また、前記固形物6の軸方向の長さLは、極端に短くても都合が悪く、その場合、インキ収容筒2内で固形物6が横転して、高粘度流体5の保持が不十分となる。そのため、少なくとも前記固形物6の最大長さM(即ち、固形物6の前端と後端との間の最大長さ/例えば、対角線長さM)が、インキ収容筒2の内径Aよりも大きい構成により、固形物6がインキ収容筒2内で横向きにならず、円柱状固形物6の外周面と円筒状インキ収容筒2の内周面とが常に対面し、その間に高粘度流体5を均一に保持することができ、追従体4のインキ追従性及び逆流防止性が阻害されることがない。
【0018】
尚、本発明の前記固形物6は、少なくとも、インキ収容筒2内径より僅かに小さい外径(即ち最大外径)を備えた円柱である。その形状は、シンプルな円柱(図2参照)の他、その内部に、後方に開口する孔を形成したり(図4参照)、軸方向に孔を貫設させてもよい(図5参照)。また、前記固形物6の前端面を、凸面形状(図3参照)とすることもできる。また、前記固形物6の外周面に周状または軸方向の突起や溝を形成してもよい(図示せず)。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0020】
図1に本発明・筆記具1の実施例を示し、図2〜図5に、図1に適用した固形物6の具体例を示す。図1に示すように、本実施例の筆記具1は、先端にボールペンチップよりなるペン先7を備えるインキ収容筒2と、該インキ収容筒2内に収容した剪断減粘性を有するインキ3と、該インキ3の後端面に収容配置した追従体4とからなる。
【0021】
前記ペン先7を構成するボールペンチップは、金属(例えば、ステンレス鋼等)製パイプの先端近傍を内方に押圧変形させて形成した複数の内方突起よりなるボール受け座と、内方へ押圧変形させた開口縁部とによりボール(外径0.5mmまたは0.7mm)を回転可能に抱持してなるタイプのボールペン用ペン先である。前記ペン先7は、インキ収容筒2の先端に固着された合成樹脂製のペン先ホルダー8の前端に固着されている。
【0022】
前記インキ収容筒2は、筆記使用時に直接把持する軸筒を兼ねる円筒体であり、半透明性ポリプロピレン樹脂の射出成形体からなる。また、前記インキ収容筒2の先端は先細状となっている。
【0023】
前記追従体4は、ポリブテンからなる高粘度流体5と、該高粘度流体5中に浸漬される円柱状固形物6とからなる。前記固形物6の後端面は、高粘度流体5の後端面と略一致し、それにより、高粘度流体5の後端面の形状が有効に維持される。
【0024】
図2に、固形物6の具体的な例(実施例1)を示す。前記固形物6は、合成樹脂の射出成形から得られる円柱状中実体である。前記固形物6の外径Aは、4.9mm、軸方向長さLは、5.2mm、最大長さM(ここでは対角線長さ)は、6.9mmである。また、インキ収容筒2の内径は5.5mm〜5.8mmであるので、固形物6の外径との差は、0.6mm〜0.9mmmである。尚、前記インキ収容筒の円筒状部分は、後方へ向かうに従ってその内径が、5.5mmから5.8mmまで拡径するテーパ形状である。
【0025】
図3に、固形物6の具体例(実施例2)を示す。前記固形物6は、合成樹脂の射出成形から得られる略円柱状の中実体である。前記固形物6の両端面には、軸方向に僅かに突出する円錐面状の凸面61が形成されている。特に、前記固形物6の前端面に凸面61を設けたことにより、固形物6の挿入時や遠心脱泡時、空気を固形物6後方へ容易に逃がすことができ、固形物6の前端面に空気を残留させることを防止できる。また、凸面61表面が射出成形時のヒケを吸収するため、固形物6前端面(凸面61)には、凹みが発生することがない。
【0026】
前記図3の固形物6の外径Aは、4.9mm、軸方向長さLは、5.2mm、最大長さM(ここでは対角線長さ)は、6.6mmである。また、インキ収容筒2の内径は5.5mm〜5.8mmであるので、固形物6の外径との差は、0.6mm〜0.9mmである。
【0027】
図4に、固形物6の具体例(実施例3)を示す。前記固形物6は、円柱状外観を備え、その内部に後方に開口する孔62を有する有底筒体であり、合成樹脂の射出成形により得られる。
【0028】
前記図4の固形物6の外径Aは、4.9mm、軸方向長さLは、5.2mm、最大長さM(ここでは対角線長さ)は、6.9mmである。また、インキ収容筒2の内径は5.5mm〜5.8mmであるので、固形物6の外径との差は、0.6mm〜0.9mmである。
【0029】
図5に固形物6の具体例(実施例4)を示す。前記固形物6は、円柱状外観を備え、内部に軸方向の孔62(内径1.0mm)が貫設された円筒体であり、合成樹脂の射出成形により得られる。
【0030】
前記図5の固形物6の外径Aは、4.9mm、軸方向長さLは、5.2mm、最大長さM(ここでは対角線長さ)は、6.9mmである。また、インキ収容筒2の内径は5.5mm〜5.8mmであるので、固形物6の外径との差は、0.6mm〜0.9mmである。
【0031】
尚、本発明の固形物6を構成する樹脂としては、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂等を挙げることができる。
【0032】
尚、本発明の高粘度流体5は、ゲル状物、ペースト状物、グリス状物であり、インキ3に対して比較的高い粘度、比較的高い表面張力、比較的低い比重のものが好ましく、具体的には、ワセリン、シリコンオイル、シリコングリス、αオレフィン−コオリゴマー、ポリブテン等からなるものが例示できる。
【0033】
尚、本発明筆記具1に採用されるペン先7は、例えば、ボールペンペン体、繊維収束体よりなるペン体、合成樹脂の押出成形体よりなるペン体、合成樹脂製ポーラス体よりなるペン体、毛筆ペン体、製図用等のパイプ状ペン体、万年筆用等のスリット付き金属板状ペン体等が挙げられる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明により、追従体全体を小さくでき、高粘度流体の充填量を少量に抑え、製造コストを削減することが可能となる。
【0035】
請求項1の発明により、インキ中及び高粘度流体中に残留する空気の除去が容易となり、生産効率を向上させるとともに、固形物が高粘度流体中で片寄って配置されたとしても、固形物外面とインキ収容筒内面との間に高粘度流体を均一に保持でき、逆流防止性及びインキとの追従性が阻害されるおそれがない。
【0036】
請求項1の発明により、固形物がインキ収容筒内で横転することを防止し、固形物の外周面とインキ収容筒の内周面との間に高粘度流体を均一に保持することができ、十分な追従体のインキ追従性及び逆流防止性が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明筆記具1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す要部拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す要部拡大図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す要部拡大図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す要部拡大図である。
【図6】従来の不具合を説明する要部拡大図である。
【符号の説明】
1 筆記具
2 インキ収容筒
3 インキ
4 追従体
5 高粘度流体
6 固形物
61 凸面
62 孔
7 ペン先
8 ペン先ホルダー
A インキ収容筒の内径
B 固形物の外径
L 固形物の軸方向長さ
M 固形物の最大長さ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a writing instrument. More specifically, a follower that moves forward in accordance with ink consumption is provided on the rear end surface of the ink contained in the ink containing cylinder, and the follower includes a high-viscosity fluid and a cylindrical solid substance contained in the high-viscosity fluid. Concerning writing instruments consisting of
[0002]
In the present invention, “front” refers to the pen tip side, and “rear” refers to the follower side.
[0003]
[Prior art]
Conventionally, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-61187 or Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-58282 discloses a follower in which a solid is contained in a high-viscosity fluid.
[0004]
Japanese Patent Laid-Open No. 7-61187 discloses a solid material having an outer diameter smaller than the inner diameter of the ink containing cylinder and a length larger than the inner diameter of the ink containing cylinder. Japanese Patent Laid-Open No. 8-58282 discloses a solid material having a difference between the inner diameter and the outer diameter of the ink containing cylinder of 1.0 to 1.5 mm, an ink containing cylinder having an inner diameter of 7 mm, and a length of 15 mm. The solids are illustrated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Generally, in the follower, if the longitudinal dimension of the solid is set longer than the longitudinal dimension of the entire filled high-viscosity fluid, the solid will easily protrude from the high-viscosity fluid and drop off. Therefore, it is preferable that the solid matter is completely contained in the high-viscosity fluid, and the longitudinal dimension of the solid matter is set to be smaller than the longitudinal dimension of the entire filled high-viscosity fluid. Therefore, if the longitudinal dimension of the solid stopper is increased, the filling amount of the high viscosity fluid is increased accordingly.
[0006]
In general, the high-viscosity fluid moves forward while adhering to the inner surface of the ink containing cylinder little by little as the ink is consumed. Therefore, if the filling amount of the high-viscosity fluid is small, the solid matter may protrude from the high-viscosity fluid and drop off as the remaining amount of ink decreases. For this reason, it is necessary to fill a large amount of the high-viscosity fluid in consideration of the consumed amount.
[0007]
Assuming the above, the ones disclosed in JP-A-7-61187 and JP-A-8-58282 set the longitudinal dimension of the solid material longer than the inner diameter of the ink containing cylinder, and accordingly, Thus, the amount of the high-viscosity fluid to be filled in the ink containing cylinder is set to be large, and the filling amount of the high-viscosity fluid having a higher material cost than that of the ink is increased to increase the manufacturing cost.
[0008]
Further, in Japanese Patent Laid-Open No. 8-58282, the difference between the inner diameter of the ink containing cylinder and the outer diameter of the solid is too large, 1.0 mm to 1.5 mm, and as shown in FIG. When offset from the axial center of the
[0009]
On the other hand, if the difference between the inner diameter of the ink containing cylinder and the outer diameter of the solid is too small, the ink and the follower are filled in the ink containing cylinder, and then the air in the ink and the high-viscosity fluid is moved to the rear of the ink containing cylinder. Even if defoaming with a centrifuge that escapes from the end (so-called centrifugal defoaming), air tends to remain in the ink or high-viscosity fluid, and it is necessary to remove the air completely. Foam treatment time increases and production efficiency decreases. If air remains in the ink or high-viscosity fluid, the follower does not move forward smoothly as the ink is consumed, resulting in poor writing.
[0010]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, can reduce the filling amount of the high-viscosity fluid, further facilitates the removal of residual air, and as a result, keeps the production cost low. In addition, an object of the present invention is to provide a writing instrument in which the follower has sufficient ink followability and sufficient backflow prevention.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a
[0012]
That is, by setting the axial length L (that is, the longitudinal dimension L) of the
[0013]
Further, in the invention of
[0014]
If the difference between the inner diameter A of the
[0015]
Further, if the difference between the inner diameter A of the
[0016]
[0017]
Further, the length L in the axial direction of the
[0018]
The
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention /
[0021]
The ballpoint pen tip constituting the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
In FIG. 2, the specific example (Example 1) of the
[0025]
In FIG. 3, the specific example (Example 2) of the
[0026]
The outer diameter A of the
[0027]
In FIG. 4, the specific example (Example 3) of the
[0028]
The outer diameter A of the
[0029]
FIG. 5 shows a specific example (Example 4) of the
[0030]
The outer diameter A of the
[0031]
Examples of the resin constituting the
[0032]
The high-
[0033]
The
[0034]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the entire follower can be made small, the filling amount of the high-viscosity fluid can be suppressed to a small amount, and the manufacturing cost can be reduced.
[0035]
According to the first aspect of the present invention, the air remaining in the ink and the high-viscosity fluid can be easily removed, the production efficiency can be improved, and even if the solid matter is offset in the high-viscosity fluid, In addition, the high-viscosity fluid can be uniformly held between the ink storage cylinder and the inner surface of the ink containing cylinder, and there is no possibility that the backflow prevention property and the ink following property are hindered.
[0036]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to prevent the solid matter from rolling over in the ink containing cylinder, and to keep the high-viscosity fluid uniformly between the outer peripheral surface of the solid matter and the inner peripheral surface of the ink containing cylinder. Thus, sufficient ink followability and backflow prevention performance of the follower is maintained.
[Brief description of the drawings]
1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of the present invention the
FIG. 2 is an enlarged view of a main part showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged view of an essential part showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged view of a main part showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an enlarged view of a main part showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged view of a main part for explaining a conventional defect.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28328398A JP4143186B2 (en) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | Writing instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28328398A JP4143186B2 (en) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | Writing instrument |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000094881A JP2000094881A (en) | 2000-04-04 |
JP4143186B2 true JP4143186B2 (en) | 2008-09-03 |
Family
ID=17663448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28328398A Expired - Fee Related JP4143186B2 (en) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | Writing instrument |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4143186B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113147222B (en) * | 2021-05-28 | 2022-12-02 | 上海文采实业有限公司 | Preparation method of pen core, pen core and gel pen |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP28328398A patent/JP4143186B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000094881A (en) | 2000-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5803640A (en) | Applicator | |
EP0570866A1 (en) | Writing instrument with exchangeable ink refill | |
EP1634724B1 (en) | Ink occluding element in a writing implement | |
KR19990023957A (en) | Direct writing instruments | |
EP0679535B1 (en) | Ballpoint pen tip, manufacturing method therefor, and ballpoint pen using the same | |
JP2000233592A (en) | Direct ink supply writing utensil | |
JP4143186B2 (en) | Writing instrument | |
US6341914B2 (en) | Ballpoint pen tip and ballpoint pen using the same | |
JP2005324336A (en) | Ink tank interchanging type writing utensil | |
JP2005313404A (en) | Writing utensil | |
JPH11115366A (en) | Writing instrument | |
JP3917293B2 (en) | Direct liquid writing instrument | |
JP2000127672A (en) | Direct liquid type writing utensil | |
JP3376452B2 (en) | Ballpoint pen tip | |
JP4061049B2 (en) | Writing instrument | |
JP3753390B2 (en) | Ballpoint pen refill with a valve mechanism at the tip | |
JP4688348B2 (en) | Ballpoint pen | |
JP4037957B2 (en) | Nib holding structure of applicator | |
JP4137293B2 (en) | Direct liquid writing instrument | |
JP3476922B2 (en) | Ballpoint pen | |
JP3260120B2 (en) | Ballpoint pen refill | |
JP2006199024A (en) | Writing implement | |
JPH0811476A (en) | Ballpoint pen tip | |
JP2001180173A (en) | Ballpoint pen | |
JPH1159061A (en) | Ballpoint pen |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080610 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080616 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140620 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |