JP4142646B2 - ハーフトーンドット間引き - Google Patents

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Description

本発明は、ハーフトーン印刷に関し、より詳細にはハーフトーン印刷におけるプリント品質を向上する方法に関する。
ハーフトーン印刷法では、通常の印刷で使用されるスクリーニングプロセスをシミュレートすることにより、連続トーン画像をインクジェットプリンター等のバイレベル装置で描写することができる。一部のハーフトーン法では、連続トーンピクセルをハーフトーンセルで作る。ハーフトーンセルは、オンオフをすることができる多数の点を有している。特定の点を選択的にオンすることにより種々のハーフトーンドットパターンを作ることができる。例えば、より多くの点をオンとすると、ハーフトーンセルはより強く見える。したがって、強度の低いピクセル値は、より多くの点をオフとしたハーフトーンセルにより作ることができ、より強度の高いピクセル値は、より多くの点をオンとしたハーフトーンセルにより作ることができる。種々のハーフトーンモデリングアルゴリズムを使用して、作られる連続トーンピクセル値に応じて点をオンするか、オフとするかを制御することができる。
ハーフトーン画像ファイルは、ビットマップとして見ることができる。各ビットを使用して、点がオンであるか、オフであるかを示す。ハーフトーンセルを使用してハーフトーンビットマップを作る場合には、各セルは、ビットマップにおけるビットの数を定める。しかしながら、ハーフトーンビットマップは、連続トーンピクセルに相当するハーフトーンセルを生成することなく作ることができる。実際に、連続トーン画像ファイルを、個々のハーフトーンセルを生成することなくハーフトーンビットマップに変換するハーフトーンスクリーニング法が開発された。
ハーフトーン印刷装置は、典型的にはハーフトーンビットマップにしたがってインクのドットを印刷する。例えば、ビットマップにおける点がオンである場合には、印刷装置は、この点と関連した領域においてドットを印刷し、ビットマップにおける点がオフにされると、印刷装置は、この点に関連した領域にドットを印刷しない。カラーハーフトーン印刷装置では、色を形成するのに、異なるチャンネル、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)を利用する。したがって、カラーハーフトーン印刷装置では、複数の単色ビットマップを使用することがある。各単色ビットマップは、特定のチャンネルについて、ドットの有無を定める。
ハーフトーンプリントの外観は、隣接するドットにおけるインクの重なりにより悪影響を受けることがある。例えば、ハーフトーン印刷装置により印刷されたインクドットは、印刷基材上での汚れや吸い上げ作用を生じたりすることがある。さらに、インクの適用量が多過ぎると、印刷基材が過飽和となって、基材が曲がったり、裂けたりすることがある。いずれの場合にも、ハーフトーンプリントは、視覚的に不正確なものとなる。
一般的に、本発明は、ハーフトーンドットビットマップにおけるハーフトーンドットを間引くための方法に関する。ビットマップフィルターを使用して、ドットを間引くことができる。例えば、対象グリフを定めた後、ビットマップ上を通過させる。ビットマップ内のビットのいずれかのサブセットが対象グリフに一致する場合には、ビットのサブセットを、間引かれたグリフにより定められたビットで置き換えることができる。このようにして、ハーフトーンプリントのインクを、プリントの外観を高めるようにして減少させることができる。特に、本発明は、ハーフトーンドットを複数の重なりインク滴から生成するインクジェット印刷装置のプリントを改善するのに有効である。
一実施態様によれば、方法には、前記対象グリフを単色ハーフトーンビットマップ上を通過させることと、前記対象グリフとビットのサブセットの数とを比較することとが含まれる。また、この方法には、前記対象グリフがビットの特定のサブセットと一致する場合には、ビットの特定のサブセットを前記間引かれたグリフと置き換えることが含まれる。この方法を、カラー画像の異なるチャンネルについて反復して、異なるチャンネル、例えば、C、M、Y及びKに相当する種々の異なる単色ハーフトーンビットマップについてのインク間引きをおこなうことができる。
本発明の別の実施態様によれば、実行したときに、本明細書に記載されている方法の一つ以上を実施するプログラムコードを有しているコンピュータ可読媒体が提供される。本発明のさらに別の実施態様によれば、本明細書に記載されている方法の一つ以上を実施するシステムが提供される。例えば、このシステムは、単色ハーフトーンビットマップを保存するメモリーと、ビットマップフィルターを前記単色ハーフトーンビットマップに適用するプロセッサーとを含むことができる。このシステムは、間引き法を自動的に実施するプリンターでもよいし、このプリンターを駆動するコンピュータでもよい。
本発明による種々のドット間引き法には、いくつかの利点がある。例えば、一般的に、本発明によれば、ハーフトーンプリントにおける望ましくないアーチファクトを回避することにより、ハーフトーン装置により画像のより視覚的に好ましい表現を得ることができる。特に、ドット間引き法により、通常のテキストが肉太に見えないように確実にできるとともに、画像内の「偽モアレ」又は他の望ましくないアーチファクトを回避できる。さらに、ドット間引き法により、インクをより効率的に使用でき、プリント基材が確実に過飽和とならないようにすることができる。
また、本発明には、従来のドット間引き法に対していくつかの利点がある。一部の従来の方法は、ハーフトーンビットマップを生成するのに使用される入力データを含むハーフトーンセルに基づいて機能する。しかしながら、本発明による方法は、生成されたハーフトーンビットマップ自体に基づいて機能するように使用できる。このことは、数多くのシナリオにおいてアクセスすることが困難又は不可能なことがあるハーフトーンセル入力を修正する必要を回避できるので、非常に有利である。さらに、ハーフトーンビットマップを、入力としてハーフトーンセルを使用しないスクリーニングプロセスにより生成できることがある。この場合、従来の間引き法では、プリントを効果的に間引きできないことがある。しかしながら、以下で説明する方法は、ハーフトーンビットマップを生成するのに使用される手法又は入力データとは無関係にハーフトーンビットマップに基づいて機能できる。
本発明によれば、ハーフトーンドットビットマップにおけるハーフトーンドットを間引くための方法が提供される。換言すれば、本発明によれば、ハーフトーンプリントからハーフトーンドットを選択的に除去して望ましくないアーチファクトをハーフトーンプリントにおいて回避されるようにする方法が提供される。本発明による方法は、プリントを定めるハーフトーンビットマップに基づいて機能する。このため、ハーフトーンビットマップを生成するのに使用される入力データにアクセスする必要がない。
図1は、本発明によるフローシートである。図示されているように、単色ハーフトーンビットマップが生成され(102)、ビットマップフィルターを、単色ビットマップに適用する(104)。単色ハーフトーンビットマップは、単一の色材に相当するハーフトーンビットマップである。数多くのカラー印刷装置では、異なる色材、例えば、C、M、Y及びKを使用して一連の色を表す。ハーフトーン印刷法は、各色材について生成される単色ビットマップに基づいて機能することにより、独立して各色材に基づいて機能することができる。したがって、図1に示すプロセスを、単色ビットマップ数について反復できる。
単色ハーフトーンビットマップは、ラスタイメージプロセッサ(RIP)により生成できる(102)。例えば、RIP、例えば、カリフォルニア州San JoseにあるAdobe Systems社から入手可能なConfigurable PostScript Interpreter(CPSI)又はマサチューセッツ州WalthamにあるHarlequin社から入手可能なScriptWorks(登録商標)を使用して、ハーフトーンビットマップを生成できる。生成したハーフトーンビットマップに基づいて機能することにより、ビットマップを生成するのに使用される入力データにアクセスする必要がなくなる。
ビットマップフィルターを、単色ビットマップに適用して(104)、ハーフトーンドット数が減少した濾過ビットマップを生成できる。上記したように、このことにより、望ましくないアーチファクトを回避してハーフトーン装置でより視覚的に好ましい画像表現が可能となる。例えば、過剰のインクを基材に適用した場合には、「偽モアレ」又は他の望ましくないアーチファクトがプリントに現れることがある。偽モアレは、プリント内で周期構造のように見える望ましくないアーチファクトである。さらに、ドット間引き法により、インクが効率的に利用され、プリント基材が確実に過飽和とならないようにするのに役立つ。
一実施態様によれば、ビットマップフィルターを適用することは、対象グリフを単色ハーフトーンビットマップにおけるビットのサブセットと比較することと、対象グリフがビットのサブセットと一致する場合には、ビットのサブセットを間引かれたグリフと置き換えることとを含む。図2〜図9は、対象グリフの例201、301、401、501、601、701、801及び901と、対応の間引かれたグリフ202、302、402、502、602、702、802及び902を示す。対象グリフと対応の間引かれたグリフは、本明細書では、まとめて間引きグリフペアと称する。図2〜9は、説明の目的のみの図であり、間引きグリフペアは、いずれかの所望の形状にしたがって定義できることは無論である。
一般的に、対象グリフは、全てがONビット(値0又は「OFF」に対して値1を有するビット)を定める多数の点を含むものとして特徴付けられる。間引かれたグリフは、一般的に対象グリフに対応する形状を有するが、間引かれたグリフは、OFFビットを定める一つ以上の点を有している。図2〜9において、陰影領域は、ONビットを定め、非陰影領域は、OFFビットを定めている。ONビットはインクが存在することを示し、OFFビットはインクが存在しないことを示すことができる。別法として、ONビットが第一の量のインクの存在を示し、OFFビットが第二の量のインクの存在を示すことができる。ONビットとOFFビットを反対に定義できることは無論である。
対象グリフを、ビットマップにおけるビットのサブセットと比較することができる。対象グリフがビットのサブセットと一致する場合には、前記ビットのサブセットを間引かれたグリフと置き換えることができる。このようにして、プリントが対象グリフと一致するビットのサブセットを含む場合には、そのビットのサブセットを、そのサブセットを間引かれたグリフと置き換えることにより間引くことができる。場合によっては、ビットのサブセットを間引かれたグリフと置き換えるのは、そのビットのサブセットにおける一つ以上のビットの値を変更することで簡単におこなうことができる。
ビットマップフィルターを適用するのは、単色ハーフトーンビットマップの生成を終了させる前に開始することができる。換言すれば、ビットマップフィルターを、イメージングパイプラインの一部として適用できる。ビットマップにおける十分なビットが生成されたら、ビットのサブセットを対象グリフと比較することにより、ビットマップフィルターを適用できる。換言すれば、パイプライン化の実行は、RIPのハーフトーン化モジュールから入手できるようになったので、ハーフトーン点の一つ又はいくつかのラインに基づいて機能する。
別法として、ビットマップフィルターは、独立型フィルターとして適用できる。例えば、独立型フィルターは、ハーフトーンビットマップを入力として受け取ることができる。独立型フィルターの出力は、入力ビットマップと同じ寸法を有する修正ビットマップであろう。
一つの特定の実施態様によれば、対象グリフを、単色ビットマップ上を通過させる。次に、毎回、対象グリフは、特定のビットサブセットに一致する。このサブセットは、間引かれたグリフにより置き換えることができる。実際に、マルチプルパスを、種々の異なる間引きグリフペアを用いた単色ビットマップを介しておこなうことができる。
別の実施態様によれば、対象グリフを単色ビットマップ上を通過させ、ビットのサブセットを間引かれたグリフと置き換える間引きプロセスを、最初に実施する。次に、プリントを、プリントし、点検して、間引きプロセスが有効であるかどうかを決定する。プリントの品質に応じて、間引きプロセスを、異なる間引きグリフペアを用いて反復することができる。この方法において、最終的な結果を、最良の結果が得られる間引きグリフペアを使用することにより最適化することができる。
場合によっては、プリントエッジを間引きしないことが望ましいことがある。これらの場合には、間引きプロセスは、プリントのエッジを検出し、エッジに相当する一つ以上のビットを間引かれたグリフにより確実に変更しない操作を含む。例えば、垂直と水平エッジの両方を検出して、エッジのビット又はエッジ付近のビットが確実に変更されないようにする。他の場合においては、プリントの特定の領域における間引きを回避することが望ましいことがある。これらの場合、フィルターを適用する前に、マスクを適用できる。例えば、マスクを使用して、フィルターを適用する単色ハーフトーンビットマップの領域を定めることができる。
図10は、本発明による方法を示す別のフローシートである。図10の方法は、必ずしも単色ビットマップとともに使用することには限定されない。図示されるように、対象グリフを、ビットのサブセットと比較する(110)。対象グリフがビットのサブセットと一致する場合(112)、ビットのサブセットを間引かれたグリフと置き換える(114)。対象グリフがビットのサブセットと一致しない場合には(112)、このプロセスは、続いてのビットのサブセットを調べることにより継続できる。このプロセスは、最後のビットのサブセットを調査するまで継続することができる(116)。最後のビットのサブセットを調査した後、間引きハーフトーンビットマップを、定めることができる。
間引きハーフトーンビットマップを定めたら、この方法では、間引きハーフトーンビットマップにしたがって基材上にプリントを印刷することもおこなわれる。次に、プリントを調査することができる。プリントが許容できないものである場合には、対象グリフと間引かれたグリフ、すなわち、間引きグリフペアを、再規定することができる。次に、図10の方法を反復できる。この方法で、最適な間引きハーフトーンビットマップを生成し、同定できる。
図11は、本発明の実施態様によるドット間引き法の実行に好適なシステム170を示すブロック図である。図11に示すように、システム170は、プロセッサー171、ユーザー入力装置172、表示装置173、メモリー174、記憶装置175及びプリンター176を備えることができる。システム170は、電子ディスプレイ又はプリント再現のためのグラフィックイメージの生成においてグラフィックアーティスト及び他のユーザーにより使用される実質的に通常のシステムと同様であることができる。メモリー/バスコントローラー177及びシステムバス178は、プロセッサー171及びメモリー174を連結し、一方、一つ以上のI/Oコントローラー179及びI/Oバス180は、プロセッサー及びメモリーを、ユーザー入力装置172、表示装置173、記憶装置175及びプリンター176に連結する。
プロセッサー171は、汎用マイクロプロセッサーの形態をとることができ、PC、Macintosh、コンピューターワークステーション、ハンドヘルドデータターミナル、パームコンピュータ、デジタルペーパー等の一部分と一体化できるか、又はそれを構成できる。ユーザー入力装置172は、所望ならば、通常のキーボード及びポインティング装置、例えば、マウス、ペン又はトラックボールを備えることができる。メモリー174は、プロセッサー171によりアクセスされ且つ実行してドット間引き法及び場合によっては他のイメージング法を実施するランダムアクセスメモリ(RAM)記憶プログラムコードを備えることができる。
プログラムコードを、記憶装置175からメモリー174にロードできる。記憶装置175は、システム170と関連した固定ハードドライブ又はリムーバブルメディアドライブの形態をとることができる。例えば、プログラムコードは、最初に、コンピュータ読み取り可能メディア、例えば、磁気、光学、磁気光学又は他のディスク又はテープメディアで運ぶことができる。別法として、プログラムコードは、電子コンピュータ読み取り可能メディア、例えば、電気消去可能プログラマブル読出し専用メモリー(EEPROM)からメモリーにロードしてもよいし、ネットワーク接続でダウンロードすることができる。ダウンロードする場合には、プログラムコードは、最初にキャリア波に埋め込んでもよいし、電磁シグナルで送信してもよい。プログラムコードは、広範囲のイメージング機能性を提供するアプリケーションプログラムにおける特徴として表すことができる。
他の実施態様によれば、プロセッサーとメモリーを、プリンター内に含めることができる。これらの場合、プログラムコードを、プリンター内のメモリーに直接ロードできる。プリンターは、通常のホストコンピュータを使用することなく上記した方法の一つ以上を実施できる。
図12A〜12Cは、本発明による典型的なプロセスの操作を示す一連の説明図である。図12A〜12Cにまとめて示すように、対象グリフ(201、図2)を、ビットマップ上を通過させる。対象グリフを、ビットマップ上をビットごと、及びラインごとに移動するときにビットのサブセットと比較する。図8A〜図8Cに示すように、36の種々の比較をおこなう。比較の数は、ビットマップのサイズに関連することができる。ビットマップは、例えば、数百万、又は数十億の個々の点を含むことができる。
比較(8)、(10)、(15)、(17)、(20)、(22)、(27)及び(29)で、対象グリフは、ビットのサブセットと一致する。したがって、間引かれたグリフ(202、図2)により、ビットのサブセットが置き換えられる。換言すれば、プラス(+)形状のビットサブセットの中心に相当するビットをオフとする。プロセスによりオフとされる特定のビットは、個々のビットサブセットが調べられる順番に依存してもよい。例えば、プロセスが右上側コーナーで始まる場合には、一致が、異なるビットのサブセットで生じ、したがって、異なるビットがオフとされる。
処理時間は、間引かれたグリフ置換の付近での処理をスキップすることにより改善できる。例えば、比較(15)での置き換え後、比較(16)及び(21)が比較(15)での置き換え後一致を生じないので、比較(16)及び(21)をスキップできる。換言すれば、比較(15)、すなわち、間引かれたグリフがビットのサブセットと置き換わった結果、比較(16)及び(21)は一致を生じることができない。
図13は、本発明によるハーフトーンビットマップ190及び濾過ハーフトーンビットマップ192を示している。ハーフトーンビットマップ190は、図12Aの比較(1)の前のビットマップに相当する。濾過ハーフトーンビットマップ192は、図12Cの比較(36)後のビットマップに相当する。濾過ハーフトーンビットマップ192は、上記した手法を用いたハーフトーンビットマップ190から生成できる。濾過ビットマップ192により、より多くの視覚的に好ましい画像の表現を、ハーフトーンプリントにおける望ましくないアーチファクトを回避することによりハーフトーン装置により表現できる。
使用される特定の対象グリフ及び間引かれたグリフは、イメージング装置に依存できる。例えば、ビットマップ内の点の寸法に対する装置により形成されたインクスポットのスポットサイズを使用して、どの間引きグリフペアを使用するかを決定できる。例えば、図2に示すグリフペアは、有効スポットサイズ直径がビットマップにおける点の幅又は高さの最大値の二倍値より大きいか、又は等しいときに使用するのに好適なことがある。図4及び図5に示すグリフペアは、有効スポットサイズ直径が、5にビットマップにおける点の幅又は高さの最大値を乗じた値の平方根よりも大きいか、又はそれに等しいときに好適なことがある。一般的に、装置が間引かれたグリフによりドットをプリントするときには、ドットは、対象グリフにおける点の全てをカバーしなければならない。
図14は、図2の対象グリフ201及び間引かれたグリフ202の別の説明図である。インク滴(点線で表示)のスポットサイズは、直径(D)=2R(但し、Rはインク滴の半径である)により定義できる。図14に示すグリフペアは、有効スポットサイズ直径がビットマップにおける点の最大幅(W)の二倍よりも大きいか、又は等しいときに使用するのに好適なことがある。このスポット直径:点寸法比は、印刷したときに、間引きビットマップにおけるONビットが間引きビットマップにおけるOFFビットを確実に完全にカバーすることを必要とするスポット直径を考慮することにより誘導できる。所望ならば、追加のエラー因子を使用して、たとえ半径Rが幾分変化しても間引きビットマップにおけるOFFビットにおけるインクの被覆量を確実によくすることができる。換言すれば、図14に示すグリフペアは、D>2W+E(但し、Eはエラー因子である)であるときに好適なものとして定義できる。
図15は、図5の対象グリフ501及び間引かれたグリフ502の別の説明図である。図15に示すグリフペアは、有効スポットサイズ直径が、5にビットマップにおける点の最大幅(W)を乗じた値の平方根よりも大きいか、又はそれと等しいときに使用するのに好適であることができる。ここでも、このスポット直径:点寸法比は、プリントしたときに、間引きビットマップにおけるONビットが間引きビットマップにおけるOFFビットを確実に完全にカバーすることを必要とするスポット直径を考慮することにより誘導できる。換言すれば、
2=(W/2)2+W2
2=(W)2(1/4+1)
2=5/4(W)2
R=[(√5)/2]W
D=2R=(√5)W
である。
ここでも、追加のエラー因子を使用して、たとえ半径Rが多少異なっているとしても、間引きビットマップのOFFビットにおけるインク被覆量を確実に向上させるのに使用できる。換言すれば、図15におけるグリフペアを、D>(√5)W+Eのときに好適であるとして定義できる。
図2及び図14に示すグリフペアにおける+形状グリフは、多数の理由で特によく機能することができる。上記したように、図2及び図14に示すグリフペアは、有効スポットサイズ直径が、ビットマップにおける点の幅又は高さの最大値の二倍値よりも大きいか、又はそれに等しいときに使用するのに好適である。重要なことには、この前提は、数多くのハーフトーン印刷装置について同様のことが当てはまる。さらに、図2及び図14に示すグリフペアは、プリントのエッジについてビットをオフにするのに有効である一致を生じないので、有利である。したがって、エッジ検出を実施する必要性が回避できる。
どのグリフペアが一定の装置について最良の結果を生じるかを決定する比較的単純な方法が、カラーパッチを有する試験ページを印刷することによりなされる。試験ページは、種々の異なる対象グリフ及び間引かれたグリフについてプリントした後、互いに比較できる。一般的に、カラーパッチが穴(すなわち、インク被覆量が所望又は予想されるが、インクが存在しない領域)又は他のアーチファクト、例えば、偽モアレなしに印刷される場合、間引きを有効として見ることができる。
ある実施態様によれば、種々の異なるグリフペアをアクティブとしてマークすることができる。したがって、試験ページをプリントし、どのグリフペアが最も有効であるかを確認した後、これらの有効グリフを、アクティブとして選択した後、続いてのプリントについて間引きプロセスにおいて使用できる。他のグリフペアを、アクティブでないとしてマークできる。別法として、複数のグリフペアを、アクティブとしてマークし、どのグリフペアが最初に適用されるかを定めるために優先順位を決める。換言すれば、非常に数多くの異なる対象グリフをビットマップ上を通過させることにより、さらによりよい結果を得ることができる。よりアグレッシブなグリフペアに、より高い優先性を付与して、それらを、最初にビットマップ上を通過させるようにすることができる。しかしながら、本発明は、その点に関して限定されない。
場合によっては、インク滴のスポットサイズをビットマップにおける点の最大幅と比較した後に、グリフペアを、アクティブとしてマークできる。例えば、図2及び図14に示すグリフペアは、D>2W+E(但し、Eはエラー因子である)であるときに、アクティブとしてマークできる。同様に、図5及び図15に示すグリフペアは、D>(√5)W+Eのときに、アクティブとしてマークできる。
以上、本発明の多数の実施態様を説明した。例えば、ハーフトーンイメージング装置によるプリント品質を改善できるドット間引き法を説明した。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の修正をおこなうことができる。例えば、他のグリフペアを使用することができる。
本発明によるフローチャートである。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。 典型的な対象グリフ及び対応の間引かれたグリフを示す。
本発明による別のフローチャートである。 本発明によるドット間引き法を実行するのに好適であるシステムを示すブロック図である。
本発明による典型的なプロセスの操作を示す一連の説明図である。 本発明による典型的なプロセスの操作を示す一連の説明図である。 本発明による典型的なプロセスの操作を示す一連の説明図である。
本発明によるハーフトーンビットマップ、及びハーフトーンビットマップから生成できる濾過ハーフトーンビットマップを示す。 図2のグリフペアの別の説明図である。 図5のグリフペアの別の説明図である。

Claims (8)

  1. ハーフトーン印刷装置により印刷されるカラー画像のチャンネルの単色ハーフトーンビットマップを生成することと、
    対象グリフを前記単色ハーフトーンビットマップ上を通過させ、前記単色ハーフトーンビットマップにおいて対象グリフとビットのサブセットの数とを比較し、そして前記対象グリフがビットの特定のサブセットと一致する場合に、ビットの特定のサブセットを間引きされたグリフと置き換えることによって、ビットマップフィルターを前記単色ハーフトーンビットマップに適用して、濾過ビットマップを生成することと、
    を含む方法であって、ビットマップフィルターの適用が、前記単色ハーフトーンビットマップの生成を終了させる前に開始する前記方法
  2. 前記濾過ビットマップを前記ハーフトーン印刷装置に適用して減少された数のインクドットで前記カラー画像をプリントすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記単色ハーフトーンビットマップが、第一の色材に相当する第一単色ハーフトーンビットマップであり、前記方法が、
    前記カラー画像の別のチャンネルの第二単色ハーフトーンビットマップであって、第二色材に相当する第二単色ハーフトーンビットマップを生成することと、
    前記ビットマップフィルターを、前記第二単色ハーフトーンビットマップに適用することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第二対象グリフを前記単色ハーフトーンビットマップ上を通過させることと、
    前記第二対象グリフと別のビットのサブセットの数とを比較することと、
    前記第二対象グリフが、第二対象グリフと比較されるビットの特定のサブセットと一致する場合には、第二対象グリフと比較されるビットの特定のサブセットを第二の間引きされたグリフと置き換えることと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記対象グリフが+形状を構成する5個のONビットを含み、前記間引きされたグリフがプラス(+)形状を構成する4個のONビットと1個のOFFビットとを含み、前記間引きされたグリフの前記OFFビットが前記間引きされたグリフの前記4個のONビットの中心にある、請求項1に記載の方法。
  6. 前記対象グリフが3個のONビットを含み、前記間引きされたグリフが2個のONビットと1個のOFFビットとを含み、前記OFFビットが前記間引きされたグリフにおける前記2個のONビットの間に位置している、請求項1に記載の方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかの方法を実施するためのシステムであって、前記システムが、
    前記単色ハーフトーンビットマップを保存するメモリーと、
    前記ビットマップフィルターを前記単色ハーフトーンビットマップに適用して前記濾過ビットマップを生成する前記メモリーに連結したプロセッサーと、
    を含むシステム。
  8. 実行したときに、請求項1〜6のいずれかの方法を実施するプログラムコードを有しているコンピュータ可読媒体。
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