JP4142615B2 - ネットワークサービスの性能測定方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介してサービスを提供するネットワークアプリケーションの性能検証システム、及び、任意のソフトウェアをネットワークに接続された特定条件下の計算機にインストールし動作させる構成管理システムに適用して有効な技術に関するものである。
インターネットを介して、特定の地域をサービス対象地域とするサービスを提供するネットワークアプリケーションを動作させたサーバ計算機を運用する際に、前記サービス対象地域内に所在し、前記サービスを利用するクライアント計算機の利用者がストレス無くサービスを使用できるかを検証するためには、前記サービス対象地域内にあるクライアント計算機から前記サーバ上で動作しているサービスにアクセスした際のスループットやレイテンシが当該サービスを使用するのに十分であるか性能検証を行う必要がある。
この検証は、事前にサービス提供地域内に所在するデータセンタと契約し、前記データセンタ内に性能測定用のテスト用計算機を用意し、前記テスト計算機上で性能測定用プログラムを動作させ、サービスにアクセスすることでレスポンス(遅延)やスループット性能を測定し、前記測定の結果が十分かどうかを検証することで行う(例えば、非特許文献1、非特許文献2)。
「JP1 Version 7i JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」、日立製作所、2003年発行 「JP1 Version 7i JP1/NETM/DM システム構築(Windows(R)用) 」、日立製作所、2003年発行
前記従来技術では、サービス対象地域に所在するデータセンタと契約をした上で、前記データセンタ内にテスト計算機を用意し、前記テスト用計算機上で性能測定用プログラムを動作させなければならなかった。このため、性能を測定するためのテスト用計算機をサービス対象地域毎に設置する必要があり、データセンタのコスト及び管理者の労力が増大するという問題があった。
特に、地理的に分散したコンピュータをインターネットを介して接続し、コンピュータ資源を互いに共有するグリッドコンピューティング(以下、広域グリッド)により上記サービスを提供する場合に、上述のようなクライアント計算機とサーバ計算機間の性能を測定する場合では、データセンタが地球規模で分散するため、サービス対象地域ごとにテスト用計算機を設置すると、コスト及び管理者の労力がさらに増大してしまう。
そこで、本発明は性能測定のための運用コスト及び労力を低減させることを目的とする。
本発明は、ネットワークサービスを受ける複数の計算機のうち、所定の地域情報に合致する計算機を選択し、これら計算機に性能測定プログラムをインストールして動作させ、性能測定用プログラムの実行結果を得ることで、前記サービスの対象地域にある計算機がアクセスした際のサービスの性能を取得する。
したがって、本発明は、ネットワークを介して特定の地域をサービス対象とするサービスに対して、前記サービス対象地域内に所在する計算機(クライアント計算機)からサービスを提供する計算機(サーバ計算機またはホスト)へアクセスした際の性能を検証するために、前記サービスの対象地域内に性能測定用の計算機の配備を必要とせずに性能検証を行うことができ、運用コストの低減を図ることができる。
さらに、サービス対象地域内に既に所在する計算機の使用許可を計算機の管理者から得ること無しに、サービスを提供する計算機とサービスの提供を受ける計算機間の性能検証が行えるため、管理者の労力を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を広域グリッドに適用した場合のシステム構成図である。
図1には、地球上のある国家全体の地域、もしくはある国家内のある都道府県・州の地域を表す地域A320と、前記地域320とは別の、地球上のある国家全体の地域、もしくはある国家内のある都道府県・州の地域を表す地域X321がある。この他にも地域が存在するが、図1では省略している。
地域A320、地域X321を含む全地域内にはそれぞれ、複数の管理対象計算機300と、計算機330とが所在している。そして、地域A320にはネットワーク501が設置されており、地域A320内の管理対象計算機300及び計算機330がそれぞれ接続される。同様に、地域X321にはネットワーク502が設置されており、地域X321内の管理対象計算機300及び計算機330がそれぞれ接続される。
そして、各地域のネットワーク501、502はインターネット500を介して相互に接続されており、また、インターネット500には複数のサーバ計算機400と管理用計算機100が接続されている。すなわち、各地域の管理対象計算機300及び計算機330は、インターネット500を介してサーバ計算機400と管理用計算機100に接続可能となっている。
ここで、地域A320または地域X321のネットワーク501、502は、例えば、都道府県毎に設置された地域IP網などのように、国内の行政単位に対応するネットワークや、国家毎に設置されたネットワークである。
管理対象計算機300、全ての計算機330、管理用計算機100と全てのサーバ計算機400にはグローバルIPアドレスがそれぞれ割り当てられ、ネットワーク501、502及びインターネット500を介して同一ネットワーク上に接続され、任意の計算機同士での相互通信が可能である。なお、管理対象計算機300、計算機330、管理用計算機100とサーバ計算機400は、それぞれCPU、メモリ及びストレージを備えている。
全ての管理対象計算機300は広域グリッドに参加している計算機であり、管理用計算機100によって管理されている。全ての管理対象計算機300ではエージェントプログラム310が動作している。エージェントプログラム310は、ネットワーク501、502及びインターネット500を介して、管理用計算機100で動作しているプロビジョニング機構110と通信を行い、プロビジョニング機構110の指示に従ってエージェントプログラム310自身が動作している計算機300を管理する。
管理用計算機100は、広域グリッドに参加している全ての管理対象計算機330の管理を行うための計算機である。管理用計算機100では、各地域の管理対象計算機300について構成管理情報とサービス性能情報を管理するプロビジョニング機構110が動作している。
プロビジョニング機構110は、構成管理情報格納領域112内に、全ての管理対象計算機300の構成管理情報115を保管している。前記構成管理情報115内には、前記構成管理情報に対応する管理対象計算機300が所在する所在地域情報150が存在する。
また、プロビジョニング機構110は、任意の管理対象計算機300上で動作しているエージェントプログラム310と協業して、前記エージェントプログラムが動作している管理対象計算機300に対して任意のプログラムをインストールおよびアンインストールする機能と、インストールした前記プログラムを実行および停止させる機能と、前記プログラムの実行後の実行結果を管理用計算機100に収集する機能、及び前記管理対象計算機300のハードウェア情報及びソフトウェア情報を収集する機能を備える。そして、プロビジョニング機構110は、任意の管理対象計算機300から収集した前記ハードウェア情報及び前記ソフトウェア情報を、構成管理情報115として管理用計算機100に予め設けられた構成管理情報格納領域112に格納する機能を持つ。
サーバ計算機400では、ネットワークアプリケーションプログラム410が動作している。ネットワークアプリケーションプログラム410は、サーバ計算機400で動作することにより、ある特定の地域をサービス対象とし、前記サービス対象地域内に所在する計算機300からネットワーク501、502及びインターネット500を経由してアクセスされることを想定したネットワークサービス420を提供している。
図2は、本実施形態のプロビジョニング機構110のプログラム構成を示すブロック図である。
図2において、プロビジョニング機構110は、各地域の管理対象計算機300の構成管理情報115を管理する構成管理用プログラム111と、構成管理情報115を格納する構成管理情報格納領域112と、管理対象計算機300の性能測定を管理するプロビジョニング用プログラム113と、後述のサービス性能検証情報160を格納するサービス性能検証情報格納領域114と、グローバルIPアドレスの国別割当テーブル190、及び世界各国の主要地域名称テーブル200から構成され、管理対象計算機300を維持・管理している。
構成管理用プログラム111は、全ての管理対象計算機300の構成管理情報を管理するプログラムである。全ての管理対象計算機300の構成管理情報を管理するために、構成管理用プログラム111は、個々の管理対象計算機300の構成管理情報(ハードウェア情報120、ソフトウェア情報130等)を収集して構成管理情報115を作成し、作成した前記構成管理情報115を構成管理情報格納領域112に格納する。各構成管理情報115は構成管理用プログラム111及びプロビジョニング用プログラム113により参照・変更・削除される。
構成管理情報格納領域112内には、全ての管理対象計算機300に含まれる管理対象計算機300のそれぞれに対応する構成管理情報115が全て格納されている。
構成管理情報115は、各管理対象計算機300の計算機名116、ハードウェア情報120、ソフトウェア情報130、使用中フラグ140、及び所在地域情報150から構成される。
計算機名116は、個々の構成管理情報115を識別するため、及び前記構成管理情報に対応する管理対象計算機300を識別するための名称である。
ハードウェア情報120には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300を構成するハードウェア情報が格納され、例えば、後述するようにCPUの処理能力(最大クロック数)やメモリの搭載容量などから構成されている。
ソフトウェア情報121には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300にインストールされているソフトウェアの識別子、例えば、後述するように、名称やバージョンなどが格納されている。
使用中フラグ140は、プロビジョニング機構110の指示により、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300でプログラムを動作させているかどうかという真偽(True/false)値が格納されている。
所在地域情報150には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300が所在する地域の識別子が格納されている。
プロビジョニング用プログラム113は、構成管理情報115を検索することで、所定のネットワークサービス420のサービス対象地域の中に所在する管理対象計算機300を選択し、前記管理対象計算機300に性能測定プログラム162をインストールして実行させ、前記性能測定プログラム162の実行結果である性能情報を取得し、前記ネットワークサービス420の管理者に性能検証(測定)結果を通知するプログラムである。
サービス性能検証情報格納領域114には、ネットワークサービス420のサービスの性能を検証するための情報であるサービス性能検証情報160が格納されている。
また、グローバルIPアドレスの国別割当テーブル190には、グローバルIPアドレスのある範囲と、前記グローバルIPアドレスの範囲が割り当てられている国の情報が保存されている。
世界各国の主要地域名称テーブル200には、世界各国の国名と、前記国内に存在する都道府県名・州名等の行政区域などの情報が保存されている。
図3は、本実施形態の構成管理情報115に格納されるハードウェア情報120、ソフトウェア情報130、及びソフトウェア情報130内のインストール済ソフトウェア134の構成を示す図である。
図3において、ハードウェア情報120は、CPU種別121、CPUクロック122、メモリ容量123、ストレージ容量124から構成される。ソフトウェア情報130は、OS種別131、OSバージョン132、IPアドレス133及びインストール済ソフトウェア134から構成される。インストール済ソフトウェア134は、ソフトウェア名135と、ソフトウェアバージョン134を組とした複数の要素から構成される。
ハードウェア情報120のうちCPU種別121には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300が搭載しているCPUの種類が格納されている。CPUクロック122には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300が搭載しているCPUの最大動作周波数が格納されている。メモリ容量123には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300が搭載している物理メモリの容量が格納されている。ストレージ容量124には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300から使用可能なストレージの容量が格納されている。
ソフトウェア情報130のうち、OS種別131には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300で動作しているOSの種類が格納されている。OSバージョン132には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300で動作しているOSのバージョンが格納されている。グローバルIPアドレス133には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300で稼働中のOSに割り当てられているグローバルIPアドレスが格納されている。
インストール済ソフトウェア134には、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300に、プロビジョニング機構110の指令に基づいてインストールされている全てのソフトウェアのうち、それぞれのソフトウェアの名称及び前記ソフトウェアのバージョンが、それぞれソフトウェア名135及びソフトウェアバージョン136として格納されている。
図4は本実施形態の所在地情報150の構成を示す図である。
図4において、所在地情報150は、国名151及び都道府県名・州名152から構成されている。
国名151、及び都道府県名・州名152には、それぞれ、当該構成管理情報115に対応する管理対象計算機300が所在する国名、及び都道府県名・州名が格納されている、
図5は本実施形態のサービス性能検証情報160の構造を示す図である。
図5において、サービス性能検証情報160は、性能の測定を行うサービス名161、性能測定プログラム162、性能測定プログラムの動作環境163、性能測定の対象となるサービス対象地域情報165から構成される。
サービス名161は、個々のサービス性能検証情報160を識別するため、及び前記性能検証情報160を使用して検証を行うネットワークサービス420を識別するための名称である。性能測定プログラム162は、当該サービス性能検証情報160を使用して検証を行うネットワークサービス420の、サービス対象地域となる地域に所在する管理対象計算機300から、前記ネットワークサービス420にアクセスした際のスループット及びレイテンシを測定するためのプログラムである。
性能測定プログラム162の動作環境163は、全管理対象計算機300中から、性能測定プログラム162を動作させる管理対象計算機300を選択する際の選択条件であり、管理対象計算機300のハードウェア情報の条件を示す複数のハードウェア条件170、管理対象計算機300のソフトウェア情報の条件を示す複数のソフトウェア条件180、及び何台の計算機で測定を行うかという測定数164から構成される。ここで、ハードウェア条件170及びソフトウェア条件180はそれぞれ複数存在する。ある管理対象計算機300の構成管理情報115について、前記構成管理情報115内のハードウェア情報120が複数存在するハードウェア条件170中のいずれか一つの条件を満たし、かつ、前記構成管理情報115内のソフトウェア情報130が複数存在するソフトウェア環境180中のいずれか一つの条件を満たす場合、前記管理対象計算機300上で性能測定プログラム162を正常に動作させることができる。
サービス対象地域情報165は、当該サービス性能検証情報160を使用して検証を行うネットワークサービス420のサービス対象地域を示す。サービス対象地域情報165は、国名166、及び都道府県名・州名167から構成され、それぞれ当該サービス性能検証情報160を使用して検証を行うネットワークサービス420のサービス対象地域となる国家、及び当該サービス性能検証情報160を使用して検証を行うネットワークサービス420のサービス対象地域となる国家内の地域を示す。
図6は、本実施形態のサービス性能検証情報160内のハードウェア環境170、ソフトウェア環境180、及びソフトウェア環境180内のインストール済ソフトウェア条件184の構成を示す図である。
図6において、ハードウェア環境170は、性能測定を行う管理対象計算機300のCPUの種別を識別するためのCPU種別条件171と、CPU動作クロックの最低限の値を示すCPUクロック下限条件172と、メモリ容量下限条件173及びストレージ容量下限条件174から構成される。
ソフトウェア環境180は、性能測定を行うOS種別条件181、OSバージョン条件182と、インストール済ソフトウェア条件184から構成される。インストール済ソフトウェア条件184は、ソフトウェア名185とソフトウェアバージョン186を組とした複数の組から構成される。
CPU種別条件171は、性能測定プログラム162を動作させることが可能な管理対象計算機300のCPU種別を示す。CPUクロック下限条件172、メモリ容量下限条件172、ストレージ容量下限条件174はそれぞれ、性能測定プログラム162を動作させる計算機のCPUクロック数の最低条件、メモリ容量の最低条件、ストレージ容量の最低条件を示す。
OS種別条件181、OSバージョン182、インストール済ソフトウェア条件184はそれぞれ、性能測定プログラム162を動作させることが可能な計算機のOS種別の条件、OSバージョンの条件、インストール済ソフトウェアの条件を示す。
インストール済ソフトウェア条件184内のソフトウェア名185とソフトウェアバージョン186の組は、前記ソフトウェア名185を名称とするソフトウェアであって、前記ソフトウェア名185と組となるソフトウェアバージョン186をバージョンとする前記ソフトウェアがインストールされていることを条件とする。インストール済ソフトウェア条件184内のソフトウェア名185とソフトウェアバージョン186の組が複数ある場合は、全ての前記ソフトウェア名185とソフトウェアバージョン186の組について条件が成立することがインストール済みソフトウェア条件となる。
図7は、本実施形態のグローバルIPアドレスの国別割当テーブル190と、世界各国の主要地域名称テーブル200の構成例を示す図である。図7において、グローバルIPアドレスの国別割当テーブル190は、グローバルIPアドレス開始191、グローバルIPアドレス終了192及び国名193を組とした複数の組から構成される。世界各国の主要地域名称テーブル200は、国名201及び都道府県名・州名を組とした複数の要素から構成される。
グローバルIPアドレスの国別割当テーブル190内の、グローバルIPアドレス開始191、グローバルIPアドレス終了192及び国名193を組としたある一つのテーブルは、前記グローバルIPアドレス開始191から前記グローバルIPアドレス終了192までのグローバルIPアドレスの範囲が、前記国名193に割り当てられていることを示す。このテーブルの内容は、全てのグローバルIPアドレスを管理するICANNや、ICANNの下部組織であるAPNIC、ARIN、RIPE、LAPNIC、AfriNIC、及び世界各国のグローバルIPアドレス統括機関が公開しているグローバルIPアドレスの国別割当情報、及び、インターネットにおいて多国間を跨るルーティングを行っているルータのルーティング情報から作成する。
世界各国の主要地域名称テーブル200には、ある国家の国名と、前記国家に所在する主要な都 道府県・州がそれぞれ、国名201及び都道府県名・州名202の組として格納されている。
図8〜図12までは本実施形態の処理の一例を示したフローチャートである。
図8は、管理用計算機100のプロビジョニング機構110で実行される新規管理対象計算機300の登録処理の一例を示し、図9は図8の内部で使用される処理を示すフローチャート、図10はサービス性能検証情報160の登録処理を示すフローチャート、図11はサービスの性能検証処理を示すフローチャート、図12は図11の内部で使用される処理を示すフローチャートである。
図8は本実施形態において、ある計算機を広域グリッドに参加させる場合に、前記計算機330を新規の管理対象計算機300として、新規に構成管理情報115を登録する際のプロビジョニング機構110の処理内容の一例を示すフローチャートである。
まず、前提として、新規の管理対象計算機300には、予めインストールしたエージェントプログラム310が動作しているものとする。
ステップ1000では、前記新規の管理対象計算機300の管理者が、前記新規の管理対象計算機300に割り当てられているグローバルIPアドレスを入力する。
ステップ1001では、ステップ1000で入力されたグローバルIPアドレスを持つ前記新規の管理対象計算機300と通信を行い、前記新規の管理対象計算機300のハードウェア情報及びソフトウェア情報を収集する。
ステップ1002では、構成権利情報格納領域112内に新規の構成管理情報115を作成し、前記新規の構成管理情報115中に、ステップ1001で収集した計算機のハードウェア情報及びソフトウェア情報を、それぞれハードウェア情報120及びソフトウェア情報130として登録する。
ステップ1003では、ステップ1000で入力されたグローバルIPアドレスを持つ前記新規の管理対象計算機300が所在する所在地情報の入力の有無を、前記管理対象計算機の管理者が入力する。
ステップ1004では、ステップ1003で入力された所在地情報の入力の有無を調べ、入力する場合はステップ1006へ処理を移し、入力しない場合はステップ1005に処理を移す。
ステップ1005では、ステップ1000で入力されたグローバルIPアドレスに基づいて新規の管理対象計算機300の所在地情報の推定を行う。所在地情報の推定は後述する図9のシーケンスで行う。
ステップ1006では、ステップ1000で入力されたグローバルIPアドレスを持つ前記新規の管理対象計算機300が所在する所在地情報を、前記新規の管理対象計算機の管理者が入力する。
ステップ1007では、ステップ1006で入力された、もしくはステップ1005で推定された所在地情報を、ステップ1002で作成した構成管理情報115内の所在地情報150に格納する。
ステップ1008では、ステップ1002で作成した新規の構成管理情報115内の使用中フラグ141を偽(False)にして処理を終了する。
図9は本実施形態において、上記図8のステップ1004で行う所在地情報の推定を行う際のプロビジョニング機構110の処理内容を示すフローチャートである。
ステップ1100では、グローバルIPアドレスの国別割当テーブル190からステップ1000で入力されたグローバルIPアドレスを検索し、前記グローバルIPアドレスが割り当てられている国名を取得する。
ステップ1101では、図8のステップ1000で取得したグローバルIPアドレスでDNS(Domain Name System、ドメインネームシステム)サーバからドメイン名を逆引きする。逆引き結果であるFQDN(Fully Qualified Domain Name、完全修飾ドメイン名)が存在する場合はFQDNを取得する。
ステップ1102では、ステップ1101でFQDNが取得できた場合はステップ1103に処理を移し、ステップ1101でFQDNが取得できなかった場合はステップ1106に処理を移す。
ステップ1103では、世界各国の主要地域名称テーブル200から、ステップ1101で取得したドメイン名の国に存在する都道府県名・州名202を全て取得する。
ステップ1104では、ステップ1101で取得したFQDNの文字列の中に、ステップ1103で取得した都道府県名・州名202のいずれかと一致する文字列が存在するか調査する。一致する都道府県名・州名202が存在する場合はステップ1105に処理を移し、一致する都道府県名・州名202が存在しない場合はステップ1106に処理を移す。
ステップ1105では、ステップ1100で取得した国名と、ステップ1104で一致した都道府県名・州名202の双方を計算機の所在地情報とする。
ステップ1106では、都道府県名・州名202が存在しないので、ステップ1100で取得した国名のみを計算機の所在地情報とする。
以上の処理により、新規に追加する管理対象計算機300のグローバルIPアドレスから国名及び都道府県名・州名を取得することができる。
図10は本実施形態において、サービス性能検証情報160の登録を行う際のプロビジョニング機構110の処理内容の一例を示すフローチャートである。
ステップ1200では、あるネットワークサービス420を管理する管理者が、前記ネットワークサービス420の情報のうち、性能検証情報160内の全要素に対応する情報をサービス性能検証情報160として管理用計算機100から入力する。
ステップ1201では、ステップ1200で入力されたサービス性能検証情報160を用いて、新規のサービス性能検証情報160を作成し、前記新規のサービス性能検証情報160をサービス性能検証情報格納領域114に格納する。
図11は本実施形態において、特定の地域を対象としたネットワークサービス420の性能検証を行う際のプロビジョニング機構110の処理内容の一例を示すフローチャートである。
事前に、ステップ1300で入力されるサービス名に該当するネットワークサービス420のサービス性能検証情報160が、上記図10の処理で登録されているとする。
ステップ1300では、性能検証を行うネットワークサービス420のサービス名を前記ネットワークサービス420の管理者が管理用計算機100へ入力する。なお、このサービス名の入力は、管理用計算機100と地理的に異なるサーバ計算機400や管理対象計算機300から入力して管理用計算機100へ送信し、管理用計算機100がこれを受信するようにしてもよい。
ステップ1301では、サービス性能検証情報格納領域114から、ステップ1300で入力されたサービス名に対応するサービス性能検証情報160を取得する。
ステップ1302では、構成管理情報格納領域112内にある全ての構成管理情報115から、ステップ1301で取得したサービス性能検証情報160に格納されている性能測定プログラム162を動作させる管理対象計算機300の構成管理情報115を選択する。性能測定プログラム162を動作させる管理対象計算機300の構成管理情報115を選択する処理は、後述の図12のシーケンスで行う。
ステップ1303では、ステップ1302で選択された全ての構成管理情報115に対応する管理対象計算機300に、ステップ1301で取得したサービス性能検証情報160に格納されている性能測定プログラム162をインストールする。
ステップ1304では、ステップ1302で選択された全ての構成管理情報115に対応する管理対象計算機300で、ステップ1303でインストールされた性能測定プログラム162を実行するように指令を送出する。
ステップ1305では、ステップ1304で各管理対象計算機300で実行された全ての性能測定プログラム162の実行結果をプロビジョニング用プログラム113で収集し、前記実行結果をステップ1300でサービス名を入力したネットワークサービス420の管理者に通知する。なお、管理者への通知は、各管理対象計算機300の性能測定プログラム162の実行結果を所定のサーバ計算機400へ送信し、サーバ計算機400はこれらの受信した情報を管理コンソール(図示省略)などに出力する。
ステップ1306では、ステップ1302で選択された管理対象計算機300から、ステップ1303でインストールした性能測定プログラム162をアンインストールする。
ステップ1307では、ステップ1302で選択された管理対象計算機300に対応する構成管理情報115の使用中フラグ140を偽(False)にする。
次に、図12は本実施形態において、性能測定プログラム162を動作させる計算機300の構成管理情報115を選択する際のプロビジョニング機構110の処理内容の一例を示すフローチャートである。
各構成管理情報115内の使用中フラグ140の一貫性保持のため、ステップ1401からステップ1406までは排他的に処理を行う。
まず、ステップ1400では、図11のステップ1301で取得した管理対象計算機300のサービス性能検証情報160から、サービス対象地域情報165と、全てのハードウェア条件170と、全てのソフトウェア条件180と、測定数164を取得する。
ステップ1401では、構成管理情報格納領域12内に含まれる全ての構成管理情報115の中から、構成管理情報115内の所在地域情報150が示す地域が、ステップ1400で取得したサービス対象地域情報165が示す地域に含まれる構成管理情報115を選択する。
ステップ1402では、ステップ1401で選択した構成管理情報115内のハードウェア情報120が、1400で取得した全てのハードウェア条件170中で少なくとも一つのハードウェア条件170が示す条件を満たし、かつ前記構成管理情報115中のソフトウェア情報130が、ステップ1400で取得したソフトウェア情報180中で少なくとも一つのソフトウェア情報180を満たす構成管理情報115を選択する。
ステップ1403では、ステップ1402で選択した構成管理情報115のうち、使用中フラグ140が偽となる構成管理情報115を選択する。
ステップ1404では、ステップ1403で選択した構成管理情報115の数が、ステップ1400で選択した測定数164で示された数以上ある場合にはステップ1405へ進む。
一方、ステップ1403で選択した構成管理情報の数が、ステップ1400で選択した測定数164で示された数未満である場合には測定数分の管理対象計算機300を確保できなかったため、エラーを発生させ、処理を終了する。
ステップ1405では、ステップ1403で選択した構成管理情報115の中からランダムに、ステップ1400で取得した測定数164と同数の構成管理情報115を選択する。
ステップ1406では、ステップ1405で選択した構成管理情報115内の使用中フラグ140を真(True)に設定して処理を終了する。
以上の処理により、ネットワークサービス420を管理する管理者は、予め定義された性能検証用のサービス名をプロビジョニング機構110へ指示すると、プロビジョニング機構110は、サービス性能測定情報160で定義されたサービス対象地域情報165に該当する管理対象計算機300を構成管理情報115から抽出する。
そして、プロビジョニング機構110は、抽出した管理対象計算機300へサービス名に対応する性能測定プログラム162をインストールするとともに、性能測定を実行させる。管理対象計算機300上では、エージェントプログラム310が性能測定プログラム162のインストール、実行、アンインストールを管理しており、性能測定プログラム162の実行結果を管理用計算機100へ通知する。
管理用計算機100では、プロビジョニング用プログラム113が各管理対象計算機300の実行結果を収集し、測定対象地域のクライアント(管理対象計算機300)とサーバ(サーバ計算機400)間のレスポンスタイムやスループットを集計して管理者へ通知する。
こうして、前記従来例のように性能測定用の計算機をサービス対象地域ごとに設置することなく、予め登録された管理対象計算機300にエージェントプログラム310を設定するとともに、プロビジョニング機構110を機能させる管理用計算機100を1台設置すれば、地球規模での広域グリッドにおいて容易かつ迅速に、ネットワークサービス420の地域ごとの性能測定を実施することが可能となって、性能測定に要するコストを前記従来例に比して大幅に削減することができる。そして、性能の測定結果に基づいてサービス対象地域ごとに、サーバ計算機400等の最適な構成を把握することが可能となる。
そして、性能測定は、予め構成管理情報115に登録された管理対象計算機300と管理用計算機100で行われるため、性能測定のために管理者が認証を与えるなどの作業が不要となり、管理者の労力も前記従来例に比して大幅に削減できるのである。
また、各管理対象計算機300の地域情報150は、グローバルIPアドレスからFDQNを逆引きして取得するので、管理者の労力を要することなく容易に所属する地域情報150を推定することができる。
なお、上記では管理対象計算機300のグローバルIPアドレスからFDQNを逆引きすることで地域情報150を取得したが、管理用計算機100から管理対象計算機300までの経路情報で、地域情報に関連するFDQNを逆引き可能な経路上の装置のうち、最も管理対象計算機300に近い装置のFDQNから管理対象計算機300の地域情報150を推定しても良い。
図13〜図15は第2の実施形態を示し、図13は、前記第1実施形態のサーバ計算機400に代わって地域A320または地域X321内のクライアント(管理対象計算機300)でネットワークアプリケーション410を実行してネットワークサービス420を提供するようにしたものである。
また、上記図5のサービス性能検証情報160内に、図14で示すように、ネットワークアプリケーションプログラム410、ネットワークアプリケーションプログラムの動作環境463、要求性能条件468を追加したものである。その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
ネットワークアプリケーションプログラム410は、所定の管理対象計算機300上で動作させることで、同一地域内の他の管理対象計算機300にネットワークサービス420を提供する。
ネットワークアプリケーションプログラムの動作環境463は、ネットワークアプリケーションプログラム410の動作に必要な動作環境を示す。
動作計算機数464は、ネットワークアプリケーションプログラム410を動作させる管理対象計算機300の台数を示す。ネットワークアプリケーションプログラム410の動作環境463は複数のハードウェア条件470と複数のソフトウェア条件480、及び動作計算機数464から構成される。
ハードウェア条件470及びソフトウェア条件480の内容は、それぞれ前記第1実施形態のハードウェア条件170及びソフトウェア条件180と同様であり、前記ネットワークアプリケーションプログラム410を動作させることが可能な管理対象計算機300のハードウェア条件及びソフトウェア条件を示す。
要求性能条件468は、性能測定プログラム162でネットワークアプリケーションプログラム410を動作させたことにより生じるネットワークサービス420の性能を測定する際に、スループット及びレイテンシが満たすべき条件を示す。
この場合、管理対象計算機300のうちの所定の台数にネットワークアプリケーションプログラム410がインストールされ、これらの管理対象計算機300がネットワークサービス420を提供する。なお、ネットワークアプリケーションプログラム410がインストールされた管理対象計算機300には、構成管理情報115にネットワークサービス420の提供中である識別子が付与される。
そして、地域毎の性能測定は、前記第1実施形態と同様に、サービス名毎に予め設定された対象地域の管理対象計算機300が選択され、選択された管理対象計算機300に性能測定プログラム162をインストールして性能測定を実行する。
この場合、ネットワークサービス420を提供する管理対象計算機300は、動作環境463と所定の動作計算機数464が確保されるので、前記第1実施形態のサーバ計算機400を用いた場合と同等のサービスを提供することができる。
そして、性能の測定は、前記第1実施形態とは異なり、ネットワークサービス420を提供するクライアント(管理対象計算機300)が変更される可能性が高いので、プロビジョニング機構110では前記識別子からネットワークサービス420を提供する性能測定対象を選択し、クライアントとなる管理対象計算機300に測定対象を通知してから性能測定プログラム162を実行させ、その後は、前記第1実施形態と同様にして測定結果を収集し、管理者へ通知するのである。
図15は上記図13、図14の構成による処理の一例を示すフローチャートである。
前記第1実施形態の図11に示した処理でネットワークサービス420の性能検証行う前に、図15のサービス性能測定処理を行うようにしたものである。その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
図15は本実施形態において、特定の地域を対象としたネットワークサービス420を動作させ、前記ネットワークサービス420のサービス対象地域内に所在する管理対象計算機300から性能測定を行い、前記サービス420の性能が十分であるか検証を行い、性能不十分であった場合は前記ネットワークサービス420を動作させる計算機(サーバ計算機400または管理対象計算機300)を変更する処理を示すフローチャートである。
ステップ1500では、動作させるネットワークサービス420のサービス名を前記ネットワークサービス420の管理者が入力する。
ステップ1501では、サービス性能検証情報格納領域114から、ステップ1500で入力されたサービス名に対応するサービス性能検証情報160を取得する。
ステップ1502では、構成管理情報情報自覚脳領域112内にある全ての構成管理情報115から、ステップ1501で取得したサービス性能検証情報160に格納されているネットワークアプリケーションプログラム410を動作させる管理対象計算機300の構成管理情報115を選択する。
このステップ1502の処理は、図12の全ステップにおいて、性能測定プログラム162の代わりにネットワークアプリケーションプログラム410を、ハードウェア条件170の代わりにハードウェア条件470を、ソフトウェア条件170の代わりに上記図14のソフトウェア条件470を、測定数164の代わりに図14の動作計算機数464を用いた処理に変更したもので行い、図12のステップ1401は、構成管理情報格納領域112内の全ての構成管理情報115を取得する処理に置き換えるものとする。
ステップ1503では、ステップ1502で選択された全ての構成管理情報115に対応する管理対象計算機300に、ステップ1501で取得したサービス性能検証情報160に格納されているネットワークアプリケーションプログラム410をインストールし、インストールした前記ネットワークアプリケーションプログラム410を前記管理対象計算機300で動作させる。
ステップ1504では、ステップ1503でネットワークアプリケーションプログラム410を動作させたことにより生じるネットワークサービス420の性能を測定する。前記ネットワークサービス420の性能の測定は、上記図11のステップ1300の処理を、性能検証を行うサービス名を前記サービスの管理者が入力するのではなく、ステップ1500で入力されたサービス名を取得する処理に変更した図11の処理で行う。
ステップ1505では、ステップ1504で測定した性能が、ステップ1501で取得したサービス性能検証情報160内の要求性能条件468を満たすか比較を行う。ステップ1504で測定した性能が、前記要求性能条件468を満たす場合は処理を終了する。一方、ステップ1504で測定した性能が、前記要求性能条件468を満たさない場合はステップ1506へ進む。
ステップ1506では、ステップ1502で選択された管理対象計算機300から、ステップ1503でインストールしたネットワークアプリケーションプログラム410をアンインストールする。
ステップ1507では、ステップ1502で選択された管理対象計算機300に対応する構成管理情報115の使用中フラグ140を偽にする。
ステップ1508では、ステップ1500を実行開始した時点から数えて、ステップ1505の実行回数が一定回数以上、例えば5回以上になった場合に、ステップ1503でネットワークアプリケーションプログラム410を動作させたことにより生じるネットワークサービス420の管理者に対して処理が正常に行われなかった旨を伝え処理を終了する。処理を中断しなかった場合はステップ1502へ戻り上記処理を再度実行する。
最後に、ステップ1509では、ネットワークサービス420が所定の要求性能条件に達しないときには、サーバ計算機400または管理対象計算機300(ネットワークサービス420を稼動させるもの)が、所定の変更する。
以上より、ネットワークサービス420について、前記ネットワークサービス420の管理者が入力した要求性能条件468を満たす要求性能条件を発揮するように、管理対象計算機300の最適な構成を把握することができる。つまり、ホスト(ネットワークサービス420を提供する管理対象計算機300)に割り当てる管理対象計算機300、あるいは管理対象計算機300がアクセスするホストの設定を、サービス性能が最適となるように変更することができる。
このように、サービス性能が所定の要求性能条件に満たない場合には所定の複数回まで性能測定を繰り返すことで、インターネット側の負荷変動が大きい場合であっても、安定した性能測定を行うことができる。
そして、ネットワークサービス420の提供がクライアント計算機300により分散して行われる場合でも、容易かつ迅速にネットワークサービス420の性能測定を行うことが可能となる。
なお、上記第1実施形態において、本第2実施形態と同様に、要求性能条件468により判定を行って、サーバ計算機400の最適な構成を把握し、変更するようにしても良い。
<変形例1>
前記第1実施形態に示した図8のステップ1000を、新規管理対象計算機300の完全修飾ドメイン名を前記新規管理対象計算機300の管理者が入力し、前記完全修飾ドメイン名をDNSで引くことで、前記新規管理対象計算機300のIPアドレスを取得する処理とし、また、上記図9のステップ1101に示したFDQNの逆引きを、上記ステップ1000で入力された完全修飾ドメイン名を取得する処理としてもよい。
<変形例2>
上記変形例1において、上記第1実施形態の図11の処理である性能検証を行わないものとする。また、図15のステップ1502の処理(計算機の構成管理情報取得)で使用されている図12のステップ1401(サービス対象地域に該当する構成管理情報の選択)は、構成管理情報格納領域102内に含まれる全ての構成管理情報115の中から、構成管理情報115内の所在地域情報150が示す地域が、ステップ1400で取得したサービス対象地域情報165が示すサービス対象地域と一致する構成管理情報115を選択するものとする。
これにより、ネットワークアプリケーション410を、ネットワークサービス420のサービス対象地域に所在する管理対象計算機300上で動作させることが可能となる。
<変形例3>
上記各実施形態または変形例において、世界各国の主要地域名称テーブル200内に、図16で示すように、人口204を追加し、国名201、都道府県名・州名202と組にして保管する。
人口204は前記国名201に属する都道府県名・州名202に対応する地域内の人口である。これにより、世界各国の主要地域の人口分布を計算することが可能となる。
ネットワークサービス420のサービス対象地域がある国家であった場合に、図12のステップ1405において、前記国家内の主要地域の人口分布比率に従って、前記主要都市に所在する管理対象計算機300を選択する。
例えば、世界各国の主要地域名称テーブル200内で国名201を日本とする都道府県名・州名202として東京都、大阪府、愛知県の3つがあり、前記3地域の人口比率がおおよそ3:2:1であり、動作計算機数464が6台であった場合、東京都に所在する管理対象計算機から3台、大阪府に所在する管理対象計算機から2台、愛知県に所在する管理対象計算機から1台のようになる。
これにより、サービス対象地域の人口分布を考慮したプロビジョニングまたは性能検証を行うことが可能となる。
<変形例4>
上記各実施形態または変形例において、前記第1実施形態の図2に示した構成管理情報115内に、図17で示すように最終使用日時153を追加する。
最終使用日時153は、プロビジョニング機構110が当該構成管理情報115により特定される管理対象計算機300を最後に使用した日時であり、初期値はグリニッジ標準時の1970年1月1日0時0分0秒とする。
この場合、上記図12のステップ1406内に、ステップ1405で選択した構成管理情報115内の最終使用日時153に現在の日時を入れるステップを追加する。
図12のステップ1403を、選択した構成管理情報115の中で、最終使用日時153が古いものから順に、ステップ1400で取得した測定数164個の構成管理情報115を選択する処理に置き換える。
これにより、ある地域内に所在する管理対象計算機300をプロビジョニング機構110が均一に使用することが可能となる。
<変形例5>
上記第2実施形態または各変形例において、上記図14で示した要求性能条件468に代わって最良性能値を使用し、上記図15のステップ1504及びステップ1505を次のように修正する。なお、最良性能値は、測定したレスポンスタイムやスループットの最も良い値を示すものである。
ステップ1504では、前記変形例1の処理の後で、最良性能値の更新を行う処理を追加する。
前記最良性能値の更新を行う処理は、最初にステップ1504を実行する際はステップ1504で測定した性能を最良性能値とし、二回目以降にステップ1504を実行する際は、最良性能値とステップ1504で測定した性能値を比較した結果、ステップ1504で測定した性能値の方が良かった場合に、ステップ1504で測定した性能値で最良性能値469を更新する。
ステップ1505では、前記ステップ1504で最良性能値の更新が連続して一定回数、例えば5回起きなかった場合は処理を終了する。前記ステップ1504で処理を終了しない場合はステップ1506に進む。
これにより、前記ネットワークアプリケーションプログラム410を動作させる管理対象計算機300を変更することで、前記ネットワークアプリケーションプログラム410により提供されるネットワークサービス420の性能の自動最適化を行うことができる。
<変形例6>
上記第2実施形態または各変形例において、分散ストレージサービスを提供するアプリケーションをネットワークアプリケーションプログラム410として使用し、前記分散ストレージサービスが動作している管理対象計算機300と、性能測定プログラム162が動作している管理対象計算機300との間でファイルを転送する際のスループット及びレイテンシを測定し、前記スループット及び前記レイテンシができるだけ小さくなるような前記分散ストレージサービスの配置を探索する。
これにより、前記分散ストレージサービスのクライアントから前記分散ストレージにアクセスした際の性能の最適化が自動的に行われる。
<変形例7>
上記第2実施形態または各変形例において、世界各国の主要地域名称テーブル200内に、図16で示すように主要地域の緯度経度203を追加し、国名201、都道府県名・州名202と組にして保管する。また、主要地域の緯度経度203は名201に所属する都道府県名・州名202を都道府県名、または州名とする地域の中心都市の緯度及び経度である。
これにより、主要地域名称テーブル200内の任意の都市間の距離を計算することができる。
ネットワークサービス420が分散ストレージサービス等の分散サービスであった場合に、前記ネットワークサービス420のサービス対象地域だけではなく、前記サービス対象地域と一定距離以上、例えば200km以上遠くに離れた地域をランダムに選択し、前記遠くに離れた地域でも上記変形例5の図15の処理により前記ネットワークサービス420を動作させる。
さらに、前記サービス対象地域で災害が発生した場合でも、前記遠くに離れた地域でも前記ネットワークサービス420が動作しているため、災害に強いサービスを提供することが可能となる。
なお、ネットワークを介して相互に通信が可能な複数の計算機資源が所在する地域情報を含む構成管理情報を有することで前記計算機資源を管理する計算機資源管理方法であって、
全ての構成管理情報の中から特定の地域情報を含む前記構成管理情報を選択することを特徴とする計算機資源管理方法、としてもよい。
また、前記計算機資源に割り当てられたグローバルIPアドレスに基づいて、計算機資源が所在する地域情報を推定することを特徴とする計算機資源管理方法、としてもよい。
また、前記計算機資源に割り当てられた完全修飾ドメイン名に基づいて、前記計算機資源が所在する地域情報を推定することを特徴とする計算機資源管理方法、としてもよい。
また、前記計算機資源に割り当てられたグローバルIPアドレスをDNSで逆引きして得られる完全修飾ドメインに基づいて、前記新規計算機資源が所在する地域情報を推定することを特徴とする計算機資源管理方法、としてもよい。
以上、本発明によれば、サービス対象地域毎のネットワークサービスの性能を容易に測定できるで、広域グリッドの管理システムやデータセンタの管理システムに適用することができる。
第1の実施形態を示すシステムの全体構成図。 管理用計算機にインストールされたプロビジョニング機構の構成図。 プロビジョニング機構の構成管理情報の内容を示す説明図で、(A)はハードウェア情報を、(B)はソフトウェア情報を示す。 構成管理情報の所在地域情報の一例を示す説明図。 プロビジョニング機構を構成するサービス性能検証情報の内容を示す説明図。 プロビジョニング機構を構成する性能測定プログラム動作環境を示す説明図で、(A)はハードウェア条件を示し、(B)はソフトウェア条件の一例を示す説明図。 プロビジョニング機構を構成するグローバルIPアドレスと主要地域名称のテーブルを示し、(A)はグローバルIPアドレスの国別割り当てテーブルを示し、(B)は世界各国の主要地域名称テーブルを示す。 管理用計算機のプロビジョニング機構で実行される新規管理対象計算機の登録処理の一例を示すフローチャート。 同じく、図8のステップ1005で行われる所在地域情報の推定処理のサブルーチンを示すフローチャート。 サービス性能検証情報の登録処理を示すフローチャート。 サービスの性能検証処理を示すフローチャート。 図11のステップ1302で行われる対象地域から構成管理情報を選択する処理のサブルーチンを示すフローチャート。 第2の実施形態を示すシステムの全体構成図。広域構成情報管理テーブルの一例を示す説明図。 プロビジョニング機構を構成するサービス性能検証情報の内容を示す説明図。 第3の実施形態を示し、サービスの性能検証処理を示すフローチャート。 主要地域名称テーブルの他の例を示す説明図。 構成管理情報の他の一例を示す説明図。
符号の説明
100 管理用計算機
110 プロビジョニング機構
300 管理対象計算機
310 エージェントプログラム
400 サーバ計算機
410 ネットワークアプリケーションプログラム
420 サービス

Claims (18)

  1. ネットワークを介して接続された複数の計算機にサービスを提供するサーバ計算機と、前記ネットワークを介して前記複数の計算機に接続された管理計算機と、を備え、
    前記サーバ計算機が前記ネットワーク上の前記複数の計算機に提供するサービスの性能を測定するプログラムであって、
    前記複数の計算機のそれぞれについて、各計算機が所在する地域情報を含む構成管理情報を取得する処理と、
    前記地域情報に対応してサービスの性能を測定する条件を設定する処理と、
    前記測定する条件に合致する構成管理情報を選択する処理と、
    前記選択した構成管理情報に対応する計算機へ、予め設定した性能測定プログラムをインストールする処理と、
    前記性能測定プログラムをインストールした計算機に当該性能測定プログラムの起動を指令して実行させる処理と、
    前記性能測定プログラムの実行結果を前記計算機から収集する処理と、
    前記管理計算機に機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記構成管理情報を取得する処理は、
    前記計算機に付与されたグローバルIPアドレスに基づいて、完全修飾ドメイン名を取得する処理と、
    前記完全修飾ドメイン名に基づいて、前記計算機が所属する地域情報を推定する処理と、
    前記推定した地域情報を前記構成管理情報に設定する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記条件を設定する処理は、
    前記計算機がサービスの性能を測定する地域を設定する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記条件を設定する処理は、
    前記地域内で測定を行う計算機の数を設定する処理を含むことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記計算機の数を設定する処理は、前記地域毎に予め設定された人口比率に応じて前記計算機の数を設定することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記性能測定プログラムをインストールした計算機に当該性能測定プログラムの起動を指令して実行させる処理は、
    前記性能測定プログラムを最後に実行した日時を構成管理情報に記録する処理を含み、
    前記構成管理情報を選択する処理は、
    前記構成管理情報の日時が古い順に選択を行う処理を含むことを特徴とする請求項1または請求項4に記載のプログラム。
  7. 前記実行結果を収集する処理は、
    性能測定プログラムの実行結果が所定の性能を満たしたか否かを判定する処理と、
    前記所定の性能を満たしていない場合には、所定の実行回数を上限として前記性能測定プログラムを前記計算機に再度実行させる処理と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  8. ネットワークを介して接続された複数の計算機にサービスを提供するサーバ計算機と、前記ネットワークを介して前記複数の計算機に接続された管理計算機と、を備え、
    前記サーバ計算機が前記ネットワーク上の前記複数の計算機に提供するサービスの性能を測定するネットワークサービスの性能測定方法であって、
    前記管理計算機が、複数の計算機のそれぞれについて、各計算機が所在する地域情報を含む構成管理情報を取得する手順と、
    前記管理計算機が、地域情報に対応してサービスの性能を測定する条件を設定する手順と、
    前記管理計算機が、測定する条件に合致する構成管理情報を選択する手順と、
    前記管理計算機が、選択した構成管理情報に対応する計算機へ、予め設定した性能測定プログラムをインストールする手順と、
    前記管理計算機が、性能測定プログラムをインストールした計算機に当該性能測定プログラムの起動を指令して実行させる手順と、
    前記管理計算機が、性能測定プログラムの実行結果を前記計算機から収集する手順と、
    を含むことを特徴とするネットワークサービスの性能測定方法。
  9. 前記構成管理情報を取得する手順は、
    前記計算機に付与されたグローバルIPアドレスに基づいて、完全修飾ドメイン名を取得する手順と、
    前記完全修飾ドメイン名に基づいて、前記計算機が所属する地域情報を推定する手順と、
    前記推定した地域情報を前記構成管理情報に設定する手順と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  10. 前記条件を設定する手順は、
    前記計算機がサービスの性能を測定する地域を設定する手順を含むことを特徴とする請求項8に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  11. 前記条件を設定する手順は、
    前記地域内で測定を行う計算機の数を設定する手順を含むことを特徴とする請求項10に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  12. 前記計算機の数を設定する手順は、前記地域毎に予め設定された人口比率に応じて前記計算機の数を設定することを特徴とする請求項11に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  13. 前記性能測定プログラムをインストールした計算機に当該性能測定プログラムの起動を指令して実行させる手順は、
    前記性能測定プログラムを最後に実行した日時を構成管理情報に記録する手順を含み、
    前記構成管理情報を選択する手順は、
    前記構成管理情報の日時が古い順に選択を行う手順を含むことを特徴とする請求項8または請求項11に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  14. 前記実行結果を収集する手順は、
    性能測定プログラムの実行結果が所定の性能を満たしたか否かを判定する手順と、
    前記所定の性能を満たしていない場合には、所定の実行回数を上限として前記性能測定プログラムを前記計算機に再度実行させる手順と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  15. 前記計算機は、予め設定されたサーバ計算機から前記サービスの提供を受け、
    前記性能測定プログラムを計算機に実行させる手順は、当該計算機と前記サーバ計算機間の性能を測定することを特徴とする請求項8に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  16. 前記計算機は、予め設定されたクライアント計算機から前記サービスの提供を受け、
    前記性能測定プログラムを計算機に実行させる手順は、当該計算機と前記クライアント計算機間の性能を測定することを特徴とする請求項8に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  17. 前記性能測定プログラムの実行結果に基づいて、前記計算機がサービスの提供を受けるサーバ計算機を変更する手順を含むことを特徴とする請求項15に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
  18. 前記性能測定プログラムの実行結果に基づいて、前記計算機がサービスの提供を受けるクライアント計算機を変更する手順を含むことを特徴とする請求項15に記載のネットワークサービスの性能測定方法。
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