JP4142226B2 - 光ケーブル後分岐クロージャ - Google Patents

光ケーブル後分岐クロージャ Download PDF

Info

Publication number
JP4142226B2
JP4142226B2 JP36140899A JP36140899A JP4142226B2 JP 4142226 B2 JP4142226 B2 JP 4142226B2 JP 36140899 A JP36140899 A JP 36140899A JP 36140899 A JP36140899 A JP 36140899A JP 4142226 B2 JP4142226 B2 JP 4142226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
wire connection
storage
optical fiber
connection portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36140899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001174645A (ja
Inventor
仁広 秋本
四郎 桜庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP36140899A priority Critical patent/JP4142226B2/ja
Publication of JP2001174645A publication Critical patent/JP2001174645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4142226B2 publication Critical patent/JP4142226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、布設されている幹線光ケーブルの途中でシースを所定の長さ剥離して構成される光ケーブル後分岐クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ケーブル後分岐クロージャは、図11(A)〜(C)及び図12に示す構造になっていた。ここで、図11(A)(B)は従来の光ケーブル後分岐クロージャの平面図及び正面図、図11(C)は図11(B)のY−Y線断面図、図12はトレイ内での心線接続部と光ファイバ心線の余長の収納状態を示す平面図である。
【0003】
図示のように幹線光ケーブル1は、その長手方向の途中でシース2が所定の長さ剥離されてケーブルコア3が露出されている。従来の光ケーブル後分岐クロージャは、露出されたケーブルコア3を貫通させて収納するケーブルコア収納部4と、該ケーブルコア収納部4に段積みされて蝶番5で開閉自在に連結された複数のトレイ6とを備えている。露出されたケーブルコア3では、その中に収容されていた特定の光ファイバ心線が切断され、切断された一方の光ファイバ心線7aの先端が一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aの先端に一方の心線接続部10で接続され、切断された他方の光ファイバ心線7bの先端が他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aの先端に他方の心線接続部13で接続され、心線接続部10,13とこれに連なる余長部9a,12aは共通のトレイ6に一緒に収納されている。ケーブルコア収納部4と各トレイ6とは、図示しない共通のクロージャケースの中に収納されている。
【0004】
この場合、ケーブルコア3は長手方向に沿ったスペーサロッド14を備え、このスペーサロッド14の外周に周方向に所定間隔で開口させて長手方向に沿って設けられた各溝に光ファイバ心線がそれぞれ収容された構造になっている。
【0005】
ケーブルコア収納部4は、露出されたケーブルコア3の長手方向の両側で幹線光ケーブル1にクランプ具15でそれぞれ固定されている連結部材16と、この連結部材16の長手方向の途中に固設された複数の角筒状の台座17とで構成されていて、角筒状の台座17内には露出されたケーブルコア3が通されている。
【0006】
各トレイ6は、複数の台座17の上に蝶番5で幅方向の片側が開閉自在となるように段積みされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の光ケーブル後分岐クロージャでは、切断された一方側の光ファイバ心線7aとこれにつながる心線接続部10と光ファイバ心線9及びその余長部9aと、切断された他方側の光ファイバ心線7bとこれにつながる心線接続部13と光ファイバ心線12とその余長部12aが、何れかのトレイ6に収納されているので、どのトレイ6に所要の光ファイバ心線が収容されているのか判断しにくく、また一方の光ファイバ心線7aに連なる光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線7bに連なる光ファイバ心線12とが混線し易く、作業性が悪い問題点があった。
【0008】
本発明の目的は、共通のベーストレイ上に総ての光ファイバ心線が収容され、しかも一方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線とが混線しない光ケーブル後分岐クロージャを提供するものである。
【0009】
本発明の他の目的は、共通のベーストレイ上の一方の余長部収納部と他方の心線接続部収納部とのスペースを共に広くとることができ、また一方の心線接続部収納トレイと他方の心線接続部収納トレイの大きさも大きくとることができる光ケーブル後分岐クロージャを提供するものである。
【0010】
本発明の他の目的は、光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗の回数を増やすことができる光ケーブル後分岐クロージャを提供するものである。
【0011】
本発明の他の目的は、一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線の長さが短くなって一方の心線接続部と他方の心線接続部の位置が変わってもこれに対応できる一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部とを備えた光ケーブル後分岐クロージャを提供するものである。
【0012】
本発明の他の目的は、接続作業や接続替え作業の作業性のよい光ケーブル後分岐クロージャを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、幹線光ケーブル(2)の途中でシースが所定の長さ剥離され、露出されたケーブルコア(3)の中の特定の光ファイバ心線が切断され、切断された一方の光ファイバ心線(7a)の先端が一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)の先端に一方の心線接続部(10)で接続され、切断された他方の光ファイバ心線(7b)の先端が他方の分岐光ケーブル(11)の光ファイバ心線(12)の余長部(12a)の先端に他方の心線接続部(13)で接続され、露出されたケーブルコア(3)と一方及び他方の心線接続部(10)及び(13)と一方及び他方の光ファイバ心線の余長部(9a)及び(12a)とが共通のクロージャケースの中に収納されている光ケーブル後分岐クロージャを改良するものである。
【0014】
請求項1に記載の光ケーブル後分岐クロージャにおいては、クロージャケース内に、一方の心線接続部(10)と一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)と他方の心線接続部(13)と他方の分岐光ケーブル(11)の光ファイバ心線(12)の余長部(12a)とに対して共通のベーストレイ(18)が設けられて、該ベーストレイがその長手方向を露出されたケーブルコア(3)の長手方向とした状態で露出されたケーブルコア(3)に沿って配置されている。ベーストレイ(18)内には、一方の心線接続部(10)を収納する一方の心線接続部収納部(21)と、一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)を収納する一方の余長部収納部(22)と、他方の心線接続部(13)を収納する他方の心線接続部収納部(23)と、他方の分岐光ケーブルの光ファイバ心線(12)の余長部(12a)を収納する他方の余長部収納部(24)とが別個に設けられ、一方の心線接続部収納部(21)、一方の余長部収納部(22)、他方の心線接続部収納部(23)及び他方の余長部収納部(24)は、一方の心線接続部収納部(21)と一方の余長部収納部(22)及び他方の心線接続部収納部(23)と他方の余長部収納部(24)がそれぞれベーストレイ(18)の長手方向に位置を違えて配置され、かつ一方の心線接続部収納部(21)と他方の余長部収納部(24)及び前記他方の心線接続部収納部(23)と一方の余長部収納部(22)がそれぞれベーストレイ(18)の前記長手方向に対して直角な幅方向に並んで配置されるように、それぞれの位置を違えて設けられている。
【0015】
上記一方の心線接続部収納部(21)は、ベーストレイ(18)の底面に脚部(27)を介して支持されて該底面から所定の距離離して配置された一方の心線接続部収納トレイ(26)上に設けられ、他方の心線接続部収納部(23)はベーストレイ(18)の底面に脚部(30)を介して支持されて該底面から所定の距離離して配置された他方の心線接続部収納トレイ(29)上に設けられている。
【0016】
本発明においてはまた、一方の心線接続部収納トレイ(26)をベーストレイ上で他方の余長部収納部(24)と反対側に倒すことができるように脚部(27)にヒンジ部(28)が設けられ、他方の心線接続部収納トレイ(29)をベーストレイ上で一方の余長部収納部(22)と反対側に倒すことができるように他方の脚部(30)にヒンジ部(31)が設けられている。
【0017】
上記のように構成されていると、共通のベーストレイ上で、一方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線とが混線しない光ケーブル後分岐クロージャを得ることができる。また、従来のようにケーブルコア収納部を特別に設けたり、これに多数のトレイを段積みしたりする必要がなく、構造の簡略化を図ることができる。
【0018】
また上記のように構成されていると、一方の心線接続部収納部及び他方の心線接続部収納部が共通のベーストレイから離れて配置される結果、ベーストレイ上の一方の余長部収納部及び他方の余長部収納部のスペースを共に広くとることができ、また一方の心線接続部収納トレイ及び他方の心線接続部収納トレイの大きさも大きくとることができ、使い勝手がよくなる。
【0019】
また上記のように、一方の心線接続部収納トレイをベーストレイ上で他方の余長部収納部と反対側に倒すことができるように脚部27にヒンジ部28を設けるとともに、他方の心線接続部収納トレイ(29)をベーストレイ上で一方の余長部収納部(22)と反対側に倒すことができるように他方の脚部(30)にヒンジ部(31)を設けておくと、一方の心線接続部収納トレイ及び他方の心線接続部収納トレイをそれぞれベーストレイ上で他方の余長部収納部と反対側及び一方の余長部収納部(22)と反対側に倒すことができるため、これら心線接続部収納トレイが邪魔にならずに、接続作業や接続替え作業を行なうことができる。
【0020】
請求項2に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納トレイ(26)と他方の心線接続部収納トレイ(29)が露出されたケーブルコア(3)に接近させてそれぞれ配置されている
【0021】
このように構成されていると、幹線光ケーブルにつながっている一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線とに長さのゆとりが生じるため、光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗の回数を増やすことができる。
【0022】
請求項3に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納部(21)と他方の心線接続部収納部(23)が、一方の心線接続部(10)と他方の心線接続部(13)の配置位置を露出されたケーブルコア(3)の長手方向に沿って変更可能な長さをもっている。
【0023】
このように構成されていると、一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線の長さが短くなって、一方の心線接続部と他方の心線接続部の位置が変わっても、一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部は、これに対応して一方の心線接続部と他方の心線接続部を収納することができる。
【0024】
請求項4に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは一方の心線接続部収納部(21)及び他方の心線接続部収納部(23)が、ベーストレイ(18)上でそれぞれケーブルコア(3)の長手方向に沿って移動可能な構造を有している。
【0025】
このように構成されていると、一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線の長さが短くなって、一方の心線接続部と他方の心線接続部の位置が変わっても、一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部これに追従してケーブルコアの長手方向に沿って移動させることにより、一方の心線接続部及び他方の心線接続部をこれら一方の心線接続部収納部及び他方の心線接続部収納部に保持させることができる。
【0026】
請求項5に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、請求項1,2,3または4に記載の光ケーブル後分岐クロージャにおいて、ベーストレイ(18)が、露出されたケーブルコア(3)の長手方向の一端側及び他端側で幹線光ケーブル(2)に固定されている連結部材(16)に対してベーストレイの幅方向にスライド可能に支持されている。
【0027】
このように構成されていると、ベーストレイを連結部材に対して幅方向にスライドさせることにより、幹線光ケーブルからベーストレイを離して、接続作業や接続替え作業を作業性よく行なうことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1(A)(B)乃至図3は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの参考構成例を示したもので、図1(A)(B)は本例の光ケーブル後分岐クロージャにおける平面図及び正面図、図2(A)(B)は図1(A)(B)に示す光ケーブル後分岐クロージャでの心線接続部と光ファイバ心線の余長の収納状態を示す平面図及びベーストレイの縦断面図、図3は本例の光ケーブル後分岐クロージャでベーストレイを連結部材上でスライドさせた状態を示す平面図である。なお、前述した図11(A)〜(C)及び図12と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0029】
本例の光ケーブル後分岐クロージャにおいては、クロージャケース(図示せず)内に、一方の心線接続部10と一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aと他方の心線接続部13と他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aとに対して共通のベーストレイ18が、その長手方向を露出されたケーブルコア3の長手方向とした状態で、露出されたケーブルコア3に沿って配置されている。このベーストレイ18は、露出されたケーブルコア3の長手方向の両側でクランプ具15により幹線光ケーブル1に固定された連結部材16の上に載せられ、ベーストレイ18の幅方向(長手方向に対して直角な方向)に形成された長孔19に通されたネジ20にて該連結部材16上に固定され、ネジ20を緩めることによりベーストレイ18を連結部材16に対して幅方向にスライドさせることができるようになっている。
【0030】
ベーストレイ18内には、一方の心線接続部10を収納する一方の心線接続部収納部21と一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aを収納する一方の余長部収納部22と、他方の心線接続部13を収納する他方の心線接続部収納部23と他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aを収納する他方の余長部収納部24とが別個に、且つ一方の光ファイバ心線7a及びこれに連なる光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線7b及びこれに連なる光ファイバ心線12とが混線しないようにベーストレイ18内幅方向に位置を違えて設けられている。心線接続部収納部21,23では、複数の心線接続部10,13をそれぞれ収容できるように複数の接続部収容溝21a,23aが設けられている。本例では、一方の光ファイバ心線7a及びこれに連なる光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線7b及びこれに連なる光ファイバ心線12とが混線しないようにベーストレイ18上に仕切り板25が対角線方向に沿って立設されている。
【0031】
このような光ケーブル後分岐クロージャでは、露出されたケーブルコア3の中の特定の光ファイバ心線を切断し、図2に示すように、切断された一方の光ファイバ心線7aの先端を、一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aの先端と一方の心線接続部10で接続し、切断された他方の光ファイバ心線7bの先端を、他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aの先端と他方の心線接続部13で接続する。一方の心線接続部10は一方の心線接続部収納部21の接続部収容溝21aに収納し、光ファイバ心線9の余長部9aは一方の余長部収納部22にループ状にして収納する。他方の心線接続部13は他方の心線接続部収納部23の接続部収容溝23aに収納し、光ファイバ心線12の余長部12aは他方の余長部収納部24にループ状にして収納する。
【0032】
また、このような光ケーブル後分岐クロージャでは、図3に示すようにネジ20を緩めて長孔19に沿って共通のベーストレイ18を連結部材16上でその幅方向にスライドさせると、ケーブルコア3が邪魔にならずに、接続作業や余長の収納作業等を行なうことができる。
【0033】
このような光ケーブル後分岐クロージャによれば、共通のベーストレイ18上で、一方の光ファイバ心線7aに連なる光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線7bに連なる光ファイバ心線12とが混線しない光ケーブル後分岐クロージャを得ることができる。また、本例のように仕切り板25を設けると、双方の光ファイバ心線の混線を確実に防止することができる。さらに、本例によれば、従来のように特別にケーブルコア収納部を設けたり、これに多数のトレイを段積みしたりする必要がなく、構造の簡略化を図ることができる。
【0034】
図4(A)〜(C)乃至図8は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの実施の形態の一例を示したもので、図4(A)(B)は本例の光ケーブル後分岐クロージャにおける平面図及び正面図、図4(C)は図4(B)のX−X線断面図、図5(A)〜(C)は本例で用いている心線接続部収納トレイの平面図,正面図及び側面図、図6は本例の光ケーブル後分岐クロージャにおいて心線接続部収納部を退避させる動作を示す説明図、図7は図4(A)に示す光ケーブル後分岐クロージャに心線接続部と光ファイバ心線の余長とを収納した状態を示す平面図、図8は本例の光ケーブル後分岐クロージャでベーストレイを連結部材上でスライドさせた状態を示す平面図である。なお、前述した図1(A)〜(C)乃至図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0035】
本例の光ケーブル後分岐クロージャにおいては、クロージャケース(図示せず)内には露出されたケーブルコア3に沿って共通のベーストレイ18が配置されている。このベーストレイ18は、露出されたケーブルコア3の長手方向の両側でクランプ具15により幹線光ケーブル1に固定された連結部材16の上に載せられ、ベーストレイ18の幅方向に形成された長孔19に通されたネジ20にて該連結部材16上に固定され、ネジ20を緩めることによりベーストレイ18を連結部材16に対して幅方向にスライドさせることができるようになっている。
【0036】
ベーストレイ18内には、一方の心線接続部10を収納する一方の心線接続部収納部21と一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aを収納する一方の余長部収納部22と、他方の心線接続部13を収納する他方の心線接続部収納部23と他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aを収納する他方の余長部収納部24とが別個に、且つ一方の光ファイバ心線7a及びこれに連なる光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線7b及びこれに連なる光ファイバ心線12とが混線しないようにベーストレイ18内幅方向に位置を違えて設けられている。即ち、図4(A)から明らかなように、一方の心線接続部収納部21、一方の余長部収納部22、他方の心線接続部収納部23 及び他方の余長部収納部24は、一方の心線接続部収納部21と一方の余長部収納部22及び他方の心線接続部収納部23と他方の余長部収納部24がそれぞれベーストレイ18の長手方向に位置を違えて配置され、かつ一方の心線接続部収納部21と他方の余長部収納部24及び他方の心線接続部収納部23と一方の余長部収納部22がそれぞれベーストレイ18の幅方向(長手方向に対して直交する方向)に並んで配置されるように、それぞれの位置を違えて設けられている。心線接続部収納部21,23では、複数の心線接続部10,13をそれぞれ収容できるように複数の接続部収容溝21a,23aが設けられている。
【0037】
特に、本例においては、一方の心線接続部収納部21は、ベーストレイ18上にその底面から所定の距離離して配置された一方の心線接続部収納トレイ26上に設けられている。この心線接続部収納トレイ26は、脚部27でベーストレイ18上に露出されたケーブルコア3に接近する高さで支えられている。脚部27には、一方の心線接続部収納トレイ26をベーストレイ18上の幅方向の手前側に倒すヒンジ部28が設けられている。他方の心線接続部収納部23は、ベーストレイ26上にその底面から所定の距離離して配置された他方の心線接続部収納トレイ29上に設けられている。この心線接続部収納トレイ29は、脚部30でベーストレイ18上に露出されたケーブルコア3に接近する高さで支えられている。脚部30には、他方の心線接続部収納トレイ29をベーストレイ18上の幅方向の奥側に倒すヒンジ部31が設けられている。
【0038】
これら一方の心線接続部収納部21と他方の心線接続部収納部23は、一方の心線接続部10と他方の心線接続部13の配置位置を、露出されたケーブルコア3の長手方向に沿って変更可能な長さをもっている。即ち、複数の接続部収容溝21a,23aが、心線接続部10,13を露出されたケーブルコア3の長手方向に沿って移動可能な長さになっている。
【0039】
このような光ケーブル後分岐クロージャでは、露出されたケーブルコア3の中の特定の光ファイバ心線を切断し、図7に示すように、切断された一方の光ファイバ心線7aの先端を、一方の分岐光ケーブル8の光ファイバ心線9の余長部9aの先端と一方の心線接続部10で接続し、切断された他方の光ファイバ心線7bの先端を、他方の分岐光ケーブル11の光ファイバ心線12の余長部12aの先端と他方の心線接続部13で接続する。一方の心線接続部10は一方の心線接続部収納トレイ26上の一方の心線接続部収納部21における接続部収容溝21aに収納し、光ファイバ心線9の余長部9aはベーストレイ18上の一方の余長部収納部22にループ状にして収納する。他方の心線接続部13は他方の心線接続部収納トレイ29上の他方の心線接続部収納部23における接続部収容溝23aに収納し、光ファイバ心線12の余長部12aはベーストレイ18上の他方の余長部収納部24にループ状にして収納する。この場合、心線接続部収納トレイ26,29はベーストレイ18から離れて上方に存在するので、ベーストレイ18上の心線接続部収納部21,23は広くなっている。
【0040】
また、このような光ケーブル後分岐クロージャでは、図8に示すようにネジ20を緩めて長孔19に沿って共通のベーストレイ18を連結部材16上でその幅方向にスライドさせて作業を行なう。このようにすると、ケーブルコア3が邪魔にならずに、接続作業や余長の収納作業等を行なうことができる。
【0041】
この際に、心線接続部収納トレイ26,29をヒンジ部28,29でベーストレイ18から幅方向の外側に倒す。これにより、これら心線接続部収納トレイ26,29が邪魔にならずに、接続作業や接続替え作業を作業性よく行なうことができる。
【0042】
また、光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗の回数が増えると、切断された一方の光ファイバ心線7aと他方の光ファイバ心線7bの長さがだんだん短くなってくる。これにつれて一方の心線接続部10の位置は図7で左側に移動し、他方の心線接続部13の位置は図7で右側に移動する。このように心線接続部10,13の位置が露出されたケーブルコア3の長手方向に移動しても、一方の心線接続部収納トレイ26と他方の心線接続部収納トレイ29の長さが露出されたケーブルコア3の長手方向に長くなっているので、心線接続部10,13が移動した位置にこれら心線接続部10,13を保持することができる。
【0043】
また、一方の心線接続部収納トレイ26と他方の心線接続部収納トレイ29は、露出されたケーブルコア3に接近する高さで支持されているので、その分だけ一方の光ファイバ心線7aと他方の光ファイバ心線7bの長さにゆとりが生じて、光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗の回数を増やすことができる。
【0044】
図9(A)(B)及び図10(A)(B)は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの他の実施の形態を示したもので、図9(A)(B)は本例の光ケーブル後分岐クロージャで心線接続部収納トレイをケーブルコアの長手方向に沿って移動させる前の状態を示す正面図及び側面図、図10(A)(B)は本例の光ケーブル後分岐クロージャで心線接続部収納トレイをケーブルコアの長手方向に沿って移動させた後の状態を示す正面図及び側面図である。
【0045】
本例の光ケーブル後分岐クロージャでは、共通のベーストレイ18の長手方向に沿って平行対板よりなる脚ホルダー32が脚部27,30に対応してそれぞれ立設され、これら脚ホルダー32の所要の位置に脚部27,30が差し込まれ、脚部27,30の突起33が脚ホルダー32の複数の窓34の1つに差し込まれて保持されるようになっている。心線接続部収納トレイ26,29には、前述したと同様に心線接続部収納部21,23が幅方向に位置を違えた複数の接続部収容溝21a,23aをケーブルコア3の長手方向に沿って設けて形成されている。
【0046】
このようになっていると、心線接続部収納トレイ26,29をケーブルコア3の長手方向に沿って移動させることができる。このため光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗等で光ファイバ心線7a,7bの長さが短くなって心線接続部10,13の位置が変わっても心線接続部収納トレイ26,29に保持させることができる。この場合、心線接続部収納トレイ26,29はケーブルコア3の長手方向に沿った長さが短くても、長くてもいずれでもよい。
【0047】
なお、平行対板よりなる脚ホルダー32は、平行対板間の圧力だけで脚部27,30を保持する構造であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明の光ケーブル後分岐クロージャにおいては、共通のベーストレイ内に、一方の心線接続部を収納する一方の心線接続部収納部と一方の分岐光ケーブルの光ファイバ心線の余長部を収納する一方の余長部収納部と他方の心線接続部を収納する他方の心線接続部収納部と他方の分岐光ケーブルの光ファイバ心線の余長部を収納する他方の余長部収納部とを別個に、且つ一方の光ファイバ心線及びこれに連なる光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線及びこれに連なる光ファイバ心線とが混線しないようにベーストレイ内で位置を違えて設けているので、共通のベーストレイ上で、一方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線に連なる光ファイバ心線とが混線しない光ケーブル後分岐クロージャを得ることができる。また、従来のようにケーブルコア収納部を特別に設けたり、これに多数のトレイを段積みしたりする必要がなく、構造の簡略化を図ることができる。
【0049】
本発明に係わる光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納部をベーストレイ上にその底面から所定の距離離して配置された一方の心線接続部収納トレイ上に設け、他方の心線接続部収納部をベーストレイ上にその底面から所定の距離離して配置された他方の心線接続部収納トレイ上に設けたので、ベーストレイ上の一方の余長部収納部及び他方の余長部収納部のスペースを共に広くとることができ、また一方の心線接続部収納トレイと他方の心線接続部収納トレイの大きさも大きくとることができ、使い勝手がよくなる。
【0050】
本発明に係わる光ケーブル後分岐クロージャは、一方の心線接続部収納トレイ及び他方の心線接続部収納トレイをそれぞれベーストレイ上で他方の余長部収納部及び一方の余長部収納部と反対側に倒すことができるように構成されているので、これら一方の心線接続部収納トレイ及び他方の心線接続部収納トレイを倒すことにより、これら心線接続部収納トレイに邪魔されずに、接続作業や接続替え作業を作業性よく行なうことができる。
【0051】
特に請求項2に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納トレイと他方の心線接続部収納トレイを、露出されたケーブルコアに接近させてそれぞれ配置しているので、幹線光ケーブルにつながっている一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線とに長さのゆとりを生じさせて、光ファイバ心線の接続替えまたは接続失敗の許容回数を増やすことができる。
【0052】
請求項3に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部が、一方の心線接続部と他方の心線接続部の配置位置を露出されたケーブルコアの長手方向に沿って変更可能な長さをもっているので、一方の光ファイバ心線及び他方の光ファイバ心線の長さが短くなって、一方の心線接続部及び他方の心線接続部の位置が変わっても、これに対応して、該一方の心線接続部及び他方の心線接続部をそれぞれ一方の心線接続部収納部及び他方の心線接続部収納部に収納することができる。
【0053】
請求項4に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部がベーストレイ上でそれぞれケーブルコアの長手方向に沿って移動可能に支持されているので、一方の光ファイバ心線と他方の光ファイバ心線の長さが短くなって、一方の心線接続部と他方の心線接続部の位置が変わっても、一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部がこれに追従してケーブルコアの長手方向に沿って移動することにより、一方の心線接続部と他方の心線接続部をこれら一方の心線接続部収納部と他方の心線接続部収納部に保持させることができる。
【0054】
請求項5に記載の光ケーブル後分岐クロージャでは、ベーストレイが、露出されたケーブルコアの長手方向の両側で幹線光ケーブルにそれぞれ固定されている連結部材に対して幅方向にスライド可能に支持されているので、ベーストレイを連結部材に対して幅方向にスライドさせることにより、幹線光ケーブルからベーストレイを離して、接続作業や接続替え作業を作業性よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)(B)は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの参考構成例を示した平面図及び正面図である。
【図2】 (A)(B)は図1(A)(B)に示す光ケーブル後分岐クロージャでの心線接続部と光ファイバ心線の余長の収納状態を示す平面図及びベーストレイの縦断面図である。
【図3】 本例の光ケーブル後分岐クロージャでベーストレイを連結部材上でスライドさせた状態を示す平面図である。
【図4】 (A)(B)は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの実施の形態を示した平面図及び正面図、(C)は(B)のX−X線断面図である。
【図5】 (A)〜(C)は本例で用いている心線接続部収納トレイの平面図,正面図及び側面図である。
【図6】 本例の光ケーブル後分岐クロージャにおける心線接続部収納部を退避させる構造を示す横断面図である。
【図7】 図4(A)に示す光ケーブル後分岐クロージャに心線接続部と光ファイバ心線の余長とを収納した状態を示す平面図である。
【図8】 本例の光ケーブル後分岐クロージャでベーストレイを連結部材上でスライドさせた状態を示す平面図である。
【図9】 (A)(B)は本発明に係る光ケーブル後分岐クロージャの他の実施の形態を示したもので、心線接続部収納トレイをケーブルコアの長手方向に沿って移動させる前の状態を示す正面図及び側面図である。
【図10】 (A)(B)は本例の光ケーブル後分岐クロージャで心線接続部収納トレイをケーブルコアの長手方向に沿って移動させた後の状態を示す正面図及び側面図である。
【図11】 (A)(B)は従来の光ケーブル後分岐クロージャを示した平面図及び正面図である。
【図12】 図11(A)に示す光ケーブル後分岐クロージャでの心線接続部と光ファイバ心線の余長の収納状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 幹線光ケーブル
2 シース
3 ケーブルコア
4 ケーブルコア収納部
5 蝶番
6 トレイ
7a 一方の光ファイバ心線
7b 他方の光ファイバ心線
8 一方の分岐光ケーブル
9 光ファイバ心線
9a 余長部
10 一方の心線接続部
11 他方の分岐光ケーブル
12 光ファイバ心線
12a 余長部
13 他方の心線接続部
14 スペーサロッド
15 クランプ具
16 連結部材
17 台座
18 共通のベーストレイ
19 長孔
20 ネジ
21 一方の心線接続部収納部
21a 接続部収容溝
22 一方の余長部収納部
23 他方の心線接続部収納部
23a 接続部収容溝
24 他方の余長部収納部
25 仕切り板
26 一方の心線接続部収納トレイ
27 脚部
28 ヒンジ部
29 他方の心線接続部収納トレイ
30 脚部
31 ヒンジ部
32 脚ホルダー
33 突起
34 窓

Claims (5)

  1. 幹線光ケーブル(2)の途中でシースが所定の長さ剥離され、露出されたケーブルコア(3)の中の特定の光ファイバ心線が切断され、切断された一方の光ファイバ心線(7a)の先端が一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)の先端に一方の心線接続部(10)で接続され、切断された他方の光ファイバ心線(7b)の先端が他方の分岐光ケーブル(11)の光ファイバ心線(12)の余長部(12a)の先端に他方の心線接続部(13)で接続され、前記露出されたケーブルコア(3)と一方及び他方の心線接続部(10)及び(13)と一方及び他方の光ファイバ心線の余長部(9a)及び(12a)とが共通のクロージャケースの中に収納されている光ケーブル後分岐クロージャにおいて、
    前記クロージャケース内には、前記一方の心線接続部(10)と一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)と前記他方の心線接続部(13)と他方の分岐光ケーブル(11)の光ファイバ心線(12)の余長部(12a)とに対して共通のベーストレイ(18)が設けられて、該ベーストレイがその長手方向を前記露出されたケーブルコア(3)の長手方向とした状態で前記露出されたケーブルコア(3)に沿って配置され、
    前記ベーストレイ(18)内には、前記一方の心線接続部(10)を収納する一方の心線接続部収納部(21)と、一方の分岐光ケーブル(8)の光ファイバ心線(9)の余長部(9a)を収納する一方の余長部収納部(22)と、前記他方の心線接続部(13)を収納する他方の心線接続部収納部(23)と、他方の分岐光ケーブルの光ファイバ心線(12)の余長部(12a)を収納する他方の余長部収納部(24)とが別個に設けられ、
    前記一方の心線接続部収納部(21)、一方の余長部収納部(22)、前記他方の心線接続部収納部(23)及び他方の余長部収納部(24)は、前記一方の心線接続部収納部(21)と一方の余長部収納部(22)及び前記他方の心線接続部収納部(23)と他方の余長部収納部(24)がそれぞれ前記ベーストレイ(18)の長手方向に位置を違えて配置され、かつ前記一方の心線接続部収納部(21)と他方の余長部収納部(24)及び前記他方の心線接続部収納部(23)と一方の余長部収納部(22)がそれぞれ前記ベーストレイ(18)の前記長手方向に対して直角な幅方向に並んで配置されるように、それぞれの位置を違えて設けられ、
    前記一方の心線接続部収納部(21)は、前記ベーストレイ(18)の底面に脚部(27)を介して支持されて該底面から所定の距離離して配置された一方の心線接続部収納トレイ(26)上に設けられ、
    前記他方の心線接続部収納部(23)は前記ベーストレイ(18)の底面に脚部(30)を介して支持されて該底面から所定の距離離して配置された他方の心線接続部収納トレイ(29)上に設けられ、
    前記一方の心線接続部収納トレイ(26)を前記ベーストレイ上で前記他方の余長部収納部(24)と反対側に倒すことができるように前記脚部(27)にヒンジ部(28)が設けられ、
    前記他方の心線接続部収納トレイ(29)を前記ベーストレイ上で前記一方の余長部収納部(22)と反対側に倒すことができるように前記他方の脚部(30)にヒンジ部(31)が設けられていること、
    を特徴とする光ケーブル後分岐クロージャ。
  2. 前記一方の心線接続部収納トレイ(26)と前記他方の心線接続部収納トレイ(29)は前記露出されたケーブルコア(3)に接近させてそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル後分岐クロージャ。
  3. 前記一方の心線接続部収納部(21)と前記他方の心線接続部収納部(23)は前記一方の心線接続部(10)と前記他方の心線接続部(13)の配置位置を前記露出されたケーブルコア(3)の長手方向に沿って変更可能な長さをもっていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ケーブル後分岐クロージャ。
  4. 前記一方の心線接続部収納部(21)及び前記他方の心線接続部収納部(23)は、前記ベーストレイ(18)上でそれぞれ前記ケーブルコア(3)の長手方向に沿って移動可能な構造を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の光ケーブル後分岐クロージャ。
  5. 前記ベーストレイ(18)は、前記露出されたケーブルコア(3)の長手方向の一端側及び他端側で前記幹線光ケーブル(2)に固定されている連結部材(16)に対して前記ベーストレイの幅方向にスライド可能に支持されていることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の光ケーブル後分岐クロージャ。
JP36140899A 1999-12-20 1999-12-20 光ケーブル後分岐クロージャ Expired - Fee Related JP4142226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36140899A JP4142226B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 光ケーブル後分岐クロージャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36140899A JP4142226B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 光ケーブル後分岐クロージャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001174645A JP2001174645A (ja) 2001-06-29
JP4142226B2 true JP4142226B2 (ja) 2008-09-03

Family

ID=18473460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36140899A Expired - Fee Related JP4142226B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 光ケーブル後分岐クロージャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4142226B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4960047B2 (ja) * 2006-09-07 2012-06-27 株式会社ジャパンリーコム 光ケーブル接続用クロージャ
AU2009345738B2 (en) * 2009-05-06 2015-03-12 Chi, Yu-Fen Cable connection housing providing multiple methods for waterproofing main cables
JP6265482B2 (ja) * 2014-03-06 2018-01-24 日本電信電話株式会社 光ケーブル接続用クロージャ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001174645A (ja) 2001-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5647045A (en) Multi-media connection housing
US5024498A (en) Switch box for producing freely selectable optical plug connections
US9584879B2 (en) Patch panel cable retention mechanisms
TW571136B (en) Cable guide for fiber termination block
US4792203A (en) Optical fiber distribution apparatus
US7302153B2 (en) Fiber management access system
US9581781B2 (en) Patch panel pivoting tray cable retention mechanisms
EP0623225A1 (en) Fiber optic connection system
WO2008070261A1 (en) Cable slack handling device
JPS6155607A (ja) 光分配盤
CA2562008A1 (en) Non-orthogonal cable management system
CN111511153A (zh) 用于缆线布线的仪器
JP2006227041A (ja) 光ファイバ収納トレイの引出位置ロック構造、光ファイバ収納ユニット、および光配線盤
US9151920B2 (en) High density optics and electronics enclosure housing system with cable management
US20140262487A1 (en) Patch panel assembly
US20240004157A1 (en) Fiber optic splice organizer
US20230164257A1 (en) Tray tower with position indexing trays
JP4142226B2 (ja) 光ケーブル後分岐クロージャ
JPH09236709A (ja) 光分岐モジュール
US5717812A (en) Holder for fiber optic splice connectors
JPH10339823A (ja) 光配線盤
JPH07218792A (ja) 光ファイバ接続箱
JP3497274B2 (ja) 光配線架
JP5161923B2 (ja) 架台搭載式パンチダウンパネル及びパンチダウンパネル基板
JP5072610B2 (ja) 光コネクタカバーおよび光コネクタカバーを用いた光配線盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees